JP2005192389A - θリニアモータ、リニアモータ駆動ステージ及びθ−Y−Xステージ - Google Patents

θリニアモータ、リニアモータ駆動ステージ及びθ−Y−Xステージ Download PDF

Info

Publication number
JP2005192389A
JP2005192389A JP2004349410A JP2004349410A JP2005192389A JP 2005192389 A JP2005192389 A JP 2005192389A JP 2004349410 A JP2004349410 A JP 2004349410A JP 2004349410 A JP2004349410 A JP 2004349410A JP 2005192389 A JP2005192389 A JP 2005192389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear motor
stage
axis
magnetic circuit
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004349410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4582448B2 (ja
Inventor
Norio Toyosaki
則男 豊崎
Yasunori Ikeda
泰則 池田
Eijiro Hirayanagi
栄治郎 平柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Neomax Kiko Co Ltd
Original Assignee
Neomax Kiko Co Ltd
Neomax Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Neomax Kiko Co Ltd, Neomax Co Ltd filed Critical Neomax Kiko Co Ltd
Priority to JP2004349410A priority Critical patent/JP4582448B2/ja
Publication of JP2005192389A publication Critical patent/JP2005192389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4582448B2 publication Critical patent/JP4582448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 θ方向への推力が大きく薄型のθリニアモータ、及び高精度で薄型のθ−Y−Xステージを提供する。
【解決手段】 円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と多相コイルとが対向配設されて相対移動するθリニアモータを備えたθステージと、θステージ上に載置されてY軸方向に駆動するY軸リニアモータを備えたY軸ステージと、Y軸ステージ上に載置されて該Y軸リニアモータのY軸可動子と直交する方向に駆動するX軸可動子を有するX軸リニアモータを備えたX軸ステージとから構成されたθ−Y−Xステージであり、θステージの外周側に位置検出手段が配設されているθ−Y−Xステージ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば半導体製造装置、フラットディスプレイ製造装置、プリント基板製造装置あるいはこれらの各種検査装置等のアライメントステージの駆動機構として有用なθリニアモータ、リニアモータ駆動ステージ及びθ−Y−Xステージに関する。
特許文献1には、図8の断面図に示すように、走行方向がX軸方向のXリニアモータ7X上に、走行方向がY軸方向のYリニアモータ7Yを搭載し、更にその上にリニアモータ方式の揺動型θモータ7θを搭載したX−Y−θステージ装置が開示されている。このX−Y−θステージ装置はトルク減少を防止できると共に高さ方向の寸法(h)を小さくし、かつトルク減少を防止した揺動型θモータ7θを搭載した点を特徴としている。図8において、8はベース、11はキャリッジ、1はヨーク、2は永久磁石、14はモールドコイル、21は位置検出手段、15は可動子、5は固定子である。
図9はYリニアモータ7Yの断面図であり、1はヨーク、2は永久磁石、5は固定子、6は多相コイル、10は基板、13は樹脂部、14はモールドコイル、11はキャリッジ、15は可動子である。
図10はθモータ7θの平面図であり、6θは多相コイル、2θは永久磁石である。図11は図10のA−O−B線矢視断面図であり、8θはベース、9は中心軸、1θはヨーク、5θは固定子、10θは基板、11θはキャリッジ、15θは可動子である。
特許文献2には、図12の平面図に示すように、合成樹脂板210上に3組の扁平コイル206a,206b,206cが、実質的にそれらの扁平コイルの1つのコイル幅だけ順次ずらして配設されたものが開示されている。
特開2002−300766号公報(図2、3、5、6) 特公平8−13184号公報(第2図)
しかしながら、特許文献1に記載のX−Y−θステージ装置では、θモータ7θの多相コイル6θは空芯コイルをθ方向に順次並列させたものなのでθモータ7θの推力発生に寄与する有効鎖交部は6θeffに限られる。この為、θモータ7θの推力を大きくするのが困難であるという問題がある。
更にXリニアモータ7X、Yリニアモータ7Y及びθモータ7θの各々が別体の可動子及び固定子を形成して構成されているので、X−Y−θステージの高さ(h)が100mm超に厚くなり更に薄型にするのが困難であった。
更にθモータ7θのθ方向の位置決め分解能を向上する為には、X−Yステージ上に載置したθステージの外径寸法を大にし、かつその大外径部にリニアスケールを配設するのが望ましいが、θステージの外径寸法を大にするとθステージの質量増加が顕著になり、もってθステージを載置しているX−Yステージのリニアモータ推力を大きくする必要が生じてコスト上昇を招くという問題がある。
特許文献2に記載の3相扁平コイルは直線走行する可動コイル型リニアモータ用のものであり、円弧状走行路を走行する多極多相型リニアモータ用には改良を加えないと適用できないという問題があった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、θ方向への推力を大きくすると共に薄型にしたθリニアモータを提供することである。
また本発明が解決しようとする課題は、前記θリニアモータを備えたθステージと、Y軸リニアモータを備えたYステージ及び/又はX軸リニアモータを備えたXステージとで構成された、θ方向への推力が大きいと共に薄型のリニアモータ駆動ステージを提供することである。
また、本発明が解決しようとする課題は、高精度で薄型のθ−Y−Xステージを提供することである。
上記課題を解決した本発明のθリニアモータは、円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と、前記磁気回路部が形成した磁気空隙に沿って円弧状に配設された多相コイルとが、前記磁気空隙を介して対向配設されて、前記磁気回路部と前記多相コイルとがθ方向に相対移動するように構成された多極多相型のリニアモータであって、前記多相コイルは複数の扁平な平コイル及び曲げコイルから構成されており、前記扁平コイルの空芯部に該扁平コイルに隣接する他の扁平コイルの平面部が配設されることにより実質的に同一平面部からなる有効鎖交部が形成されていることを特徴とする。
本発明のθリニアモータは、多相扁平コイルの1つのコイルの空芯部に隣接する他のコイルの平面部を配設して有効鎖交部を形成し(空芯部を無くし)たことにより、従来に比べてθリニアモータの推力を大きくすることができると共に、薄型化を実現できる。
本発明のθリニアモータは可動コイル型リニアモータであるのが好ましい。また可動磁石型リニアモータであるのが好ましい。
本発明のリニアモータ駆動ステージは、円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と、前記磁気回路部が形成した磁気空隙に沿って円弧状に配設された多相コイルとが、前記磁気空隙を介して対向配設されて、前記磁気回路部と前記多相コイルとがθ方向に相対移動するように構成されており、前記多相コイルは複数の扁平な平コイル及び曲げコイルから構成され、前記扁平コイルの空芯部に該扁平コイルに隣接する他の扁平コイルの平面部が配設されることにより実質的に同一平面部からなる有効鎖交部が形成されたθリニアモータを備えたθステージと、Y軸リニアモータを備えたYステージ及び/又はX軸リニアモータを備えたXステージとで構成されたことを特徴とする。
本発明のリニアモータ駆動ステージは、θリニアモータの多相コイル構造を反映してθステージが薄型でかつトルク大のものになり、もって高精度で薄型のリニアモータ駆動ステージを提供することができる。
本発明のθ−Y−Xステージは、円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と、前記磁気回路部が形成した磁気空隙に沿って円弧状に配設された多相コイルとが、前記磁気空隙を介して対向配設されて、前記磁気回路部と前記多相コイルとがθ方向に相対移動するように構成されたθリニアモータを備えたθステージと、θステージ上に載置されてY軸方向に駆動するY軸リニアモータを備えたY軸ステージと、Y軸ステージ上に載置されて該Y軸リニアモータのY軸可動子と直交する方向に駆動するX軸可動子を有するX軸リニアモータを備えたX軸ステージとから構成されたθ−Y−Xステージであって、θステージの外周側に位置検出手段(リニアスケール等)が配設されていることを特徴とする。
本発明のθ−Y−Xステージは、θステージがY−Xステージの下側に配設されているので、θステージの外径大寸法化によりθ方向の位置決め分解能が高められると共に、θステージの外径大寸法化によるθステージの質量増加はY−Xステージのリニアモータには無関係となりY−Xステージのリニアモータの推力下限仕様を緩和することができる。また本発明のθ−Y−Xステージの全高さ(h)を100mm以下に薄型化できる。
本発明のθ−Y−Xステージにおいて、θリニアモータの固定子と可動子との間に配設された回転用軸受と、複数の永久磁石及びヨークとで形成された断面形状が略コの字状のY軸リニアモータの磁気回路部と、Y軸リニアモータのベアリングと、をX−Y平面上に投影して見たとき、回転用軸受とY軸リニアモータの磁気回路部との間にY軸リニアモータのベアリングが配設されることにより、θステージのベースに対するYプレートの平均撓み量を10μm以下に抑えることができる。更に、θリニアモータの固定子と可動子との間に配設された回転用軸受と、複数の永久磁石及びヨークとで形成された断面形状が略コの字状のX軸リニアモータの磁気回路部と、X軸リニアモータのベアリングと、をX−Y平面上に投影して見たとき、回転用軸受とX軸リニアモータの磁気回路部との間にX軸リニアモータのベアリングが配設されることにより、θステージのベースに対するYプレート及びXプレートの平均撓み量を10μm以下に抑えることができる。
本発明によれば、θ方向への推力を大きくすると共に薄型にしたθリニアモータを提供することができる。
またθ方向への推力が大きいと共に薄型のθリニアモータを有するθステージと、Y軸リニアモータを有するY軸ステージ及び/又はX軸リニアモータを有するXステージとで構成された高精度で薄型のリニアモータ駆動ステージを提供することができる。
また高精度で薄型のθ−Y−Xステージを提供することができる。
以下本発明について、図面により説明する。
図1は本発明のθ−Y−Xステージの実施形態の一例を示す矢視図である。図1において、θ−Y−Xステージ100は、θ方向に揺動するθリニアモータを有するθステージ30と、θステージ30上に配設されていると共にY軸方向に走行するY軸リニアモータを有するYステージ60と、Yステージ60上に配設されていると共にX軸方向に走行するXステージ80と、を有して構成されている。
図2は図1のA−A線矢視断面図であり、便宜的にθ−Y−Xステージ100のうちの中心軸から左側半分を図示している。
図3は、図1のXステージ80についてのB−B線矢視断面図である。
図4は、便宜的に図1からXステージ80を除外して図示した斜視図である。
図5はθステージ30を示す平面図である。
図6はθリニアモータ50の構成を説明する平面図である。
図7はY軸リニアモータ(X軸リニアモータ)の多相コイルとして好適な3相扁平コイルのコイル幅、実質的な有効鎖交部分と、界磁磁石の磁極幅との関係を説明する図である。
θステージ30について以下に詳しく説明する。
図2、5を参照して、33は強磁性鋼材製のベース(SS400製等)であり、ベース33上に配設されたコイル基板35(ガラス入りエポキシ樹脂製等)とコイル基板35上に設けたθ用3相扁平コイル36等とによりθ用固定子45が構成されている。
強磁性のSプレート64(SS400製等)と強磁性のヨーク40,39(いずれもSS400製等)とがねじ(図示省略)で接合されて断面がコの字状のヨーク接合体が構成されている。このヨーク接合体のSプレート64側表面でかつθ用固定子45の3相扁平コイル36と空隙37を介して対向する位置に界磁磁石38(株式会社NEOMAX製のNdFeB系異方性焼結磁石、HS50−AH)が配設されている。界磁磁石38は着磁されて図示のようにZ軸方向に磁極N,Sを有し、界磁磁石38と前記ヨーク接合体により断面が略コの字状の磁気回路部を形成している。該磁気回路部により磁気空隙37が形成されている。前記磁気回路部はθリニアモータ50の可動子46の一部であり、回転用軸受42(クロスローラベアリング)を介してθ方向に所定角度揺動する。即ち回転用軸受42がθリニアモータ50の揺動運動の中心軸(支点)であり、ベース33の段差部分に配設されて、外輪押さえ41及び内輪押さえ44により固定されている。43は内輪押さえ44をベース33に螺着するためのねじである。48は内輪押さえ44の切欠き部である。52は中空穴である。θステージ30のベース33の外周面にリニアスケール32が配設され、リニアスケール32と対向する位置に読取ヘッドを有したθ用エンコーダ31が設けてある。θ用エンコーダ31はYステージ60のSプレート64から延存した取付部材(図示省略)に取り付けられ、リニアスケール32と対向している。リニアスケール32をベース33の外周面に配設したことで、ベース33の外径寸法を大きくしてθ方向の位置決め分解能を顕著に高められると共に、ベース33の外径大寸法化による質量増は上側のY軸リニアモータ74及びX軸リニアモータ98に何ら悪影響を及ぼさない。
図6を参照して、θ用固定子45は、扇形のコイル基板35(ガラス入りエポキシ樹脂製等)上に、ホール素子49を介して左右対称に配設された3相扁平コイル36(台形空芯状)を有している。3相扁平コイル36は曲げコイル36a及び平コイル36bから構成されている。36aaは曲げコイルの折り曲げ位置を示している。曲げコイル36aの空芯部に隣接する平コイル36b,36bの扁平部分が同一平面を形成するように配置されて、θリニアモータ50の推力発生に寄与する有効鎖交部を形成している。3相コイル36の両端部に空芯部59が形成されて、3相コイルの総数が3の倍数に調整されて推力発生のバランスをとっている。
図6において、θ用可動子46を構成する断面形状が略コの字状の磁気回路部のうちの下側のヨーク39,40は見えているが、上側のSプレート64及び界磁磁石38(図2参照)は見えないので便宜的に界磁磁石38(台形状)を点線で図示してある。
前記3相コイルの有効鎖交部は実質的にθ用可動子46の界磁磁石38の磁極S,Nに対向する高さHaの部分である。
実質的に同一平面部を形成した3相扁平コイル36の3つのコイルにまたがる平均幅をWc、界磁磁石38の磁極の平均幅をWm及び平均高さをHmとしたとき、Ha>HmでかつWc=Wmとするのが大推力を発生する為に好ましい。(平均幅Wc)=(3相扁平コイルの3つのコイル幅の合計)+(微小空隙部58,58)であるが、(微小空隙部58,58)の占有部分は小さい。従って、(3相扁平コイルの3つのコイル幅の合計)部分がθ方向に連なり形成された前記有効鎖交部は図10の従来コイルの有効鎖交部(6θeff)の約1.8倍の占有部分を有しており、θ方向の推力を顕著に高めることができる。
平均幅Wcのコイルピッチ角度をθc、及び平均幅Wmの界磁磁石38の磁極ピッチ角度をθmとしたとき、θc=θmとするのが大推力を発生する為に好ましい。
49a,49b,49cは磁極検出手段(ホール素子等)であり、51はコイル基板35をベース33に固定するためのねじである。
このような構成の可動コイル型θリニアモータ50を搭載したθステージ30はθ方向に最大で揺動角度(θ)=20度程度迄、好ましくは1〜10度程度の高精度の揺動が可能であり、また扁平コイル36の使用により薄型化を実現した。
θリニアモータ50において、界磁磁石38の磁極と磁気空隙37を介して対向するヨーク39の表面に更に界磁磁石38と同一材質、形状でかつ異なる磁極を対向面に形成した永久磁石を配設して一対の永久磁石列を有する断面略コの字状の磁気回路部を形成した場合は推力を更に高めることができる。
θリニアモータ50において、θ用固定子45側に界磁磁石と強磁性ヨークとで形成した断面略コの字状の磁気回路部を配設し、θ用可動子46側に多相コイルを配設すれば、可動コイル型θリニアモータとなり、有用である。
図2、4を参照して、Yステージ60について詳しく説明する。
Sプレート64上にコイル基板71(ガラス入りエポキシ樹脂製等)がY軸方向に延びて配設され、その上に3相扁平コイル65が配設されてY軸リニアモータ74の固定子46が構成されている。Y軸リニアモータ74の固定子46はθリニアモータ50の可動子46を兼用しており、θ−Yステージの薄型化に寄与している。
図7を参照して、3相扁平コイル65は少なくともそれぞれ中央に空芯部を有する第1、第2、及び第3の3つの扁平コイル65a,65b,65cを有して構成されている。扁平コイル65aは平坦部からなり、扁平コイル65b及び65cは紙面の上下長手方向の中央側が平坦部で、かつ両端に折り曲げ部を有する。3相扁平コイル65aの空芯部(Wi:各扁平コイルの空芯部の幅)に扁平コイル65b,65cの平坦部(Wc’:各扁平コイルの幅)がそれぞれ配置されて実質的に同一平面部を形成し、Y軸方向に大推力を発生するようになっている。各コイル65a,65b及び65cの位相検出用として、コイル基板71の端部に3個のホール素子(図示省略)が設置してある。Wm’、Hm’はそれぞれ各界磁磁石81の磁極幅、及び高さである。Ha’は推力発生に寄与する前記扁平コイルの実質的な有効鎖交部分の高さである。実質的にWc’はWm’の1/3であり、WiはWc’の2倍である。このような寸法関係を有するので、Y軸リニアモータ74の走行方向において各扁平コイルは界磁磁石81の2つの磁極N,Sにまたがる大きさに設定されている。
強磁性のYプレート84(SS400製等)と強磁性のヨーク66,75(いずれもSS400製等)とがねじ68により接合されて断面がコの字状のヨーク接合体がY軸方向に延びて形成されている。前記コの字状ヨーク接合体のYプレート84側表面でかつY軸リニアモータ74の固定子46の扁平コイル65と空隙67を介して対向する位置にブロック状の界磁磁石81(HS50−AH)が配設されている。界磁磁石81は厚み方向に磁極を有し、このブロック状界磁磁石81の複数個が隣り合う磁極を交互に異なるようにしてY軸方向に延びて配列されている。そしてヨーク66,75、Yプレート84及び界磁磁石81により断面が略コの字状の磁気回路部が形成されている。該磁気回路部はY軸リニアモータ74の可動子90の一部を構成しており、磁気空隙67を形成している。Sプレート64の外周面に配設されたリニアスケール62と、Yプレート84の外周側にブラケット63(Al合金製等)を介して配設された、読取ヘッドを有するエンコーダ61とにより、走行方向(Y軸方向)の位置決めを高精度で行えるようになっている。
Yステージ60では、撓み抑制の為に、Yプレート84(Y軸リニアモータ74の可動子90)とSプレート64(Y軸リニアモータ74の固定子46)との接合に工夫を施してある。このようにY軸リニアモータ74は可動磁石型であり、両プレート間にはベアリング85及びレール87が配設されており、可動子90がY軸方向に高精度で走行自在になっていると共に、ベアリング85、レール87、θステージ30の回転用軸受42及びY軸リニアモータ74における断面が略コの字状の磁気回路部とをX−Y平面上に投影して見たとき、ベアリング85及びレール87をθステージ30の回転用軸受42とY軸リニアモータ74における断面が略コの字状の磁気回路部との間に配設したことにより、ベース33に対するYプレート84の平均撓み量を5μm以下に抑えることができた。更に、本発明者の検討から、同様にX−Y平面上に投影して見たとき、ベアリング85及びレール87をY軸リニアモータ74における断面が略コの字状の磁気回路部の外周側に配設した場合には前記平均撓み量が10μm超になることが確認された。
Y軸リニアモータ74において、界磁磁石81の磁極と磁気空隙67を介して対向するヨーク66の表面に更に界磁磁石81と同一材質、形状でかつ異なる磁極を対向面に形成した永久磁石を配設して一対の永久磁石列を有する断面略コの字状の磁気回路部を形成した場合は推力を更に高めることができる。
Y軸リニアモータ74において、Y用固定子46側に界磁磁石と強磁性ヨークとで形成した断面略コの字状の磁気回路部を配設し、Y用可動子90側に多相コイルを配設すれば、可動コイル型Y軸リニアモータとなり、有用である。
図1〜3を参照して、Xステージ80について以下に詳しく説明する。
強磁性のYプレート84(SS400製等)上にブロック状の界磁磁石(HS50−AH)がX軸方向に延設されていると共に、Yプレート84とヨーク83,82(いずれもSS400製等、図1では図示省略。)とがねじ(図示省略)により締結されて、断面が略コの字状の磁気回路部を形成している。該磁気回路部はX軸リニアモータ98の固定子90の一部を構成しており、磁気空隙120を形成している。X軸リニアモータ98の固定子90はY軸リニアモータ74の可動子90を兼務しており、θ−Y−Xステージ100の薄型化に寄与している。
Yプレート84上にコイル基板110(ガラス入りエポキシ樹脂製等)がX軸方向に延設され、その上に3相扁平コイル115が配設されてX軸リニアモータ98の可動子95を構成している。3相扁平コイル115の構造は図7に示される3相扁平コイル65と同様なので説明を省略する。X軸リニアモータ98は可動コイル型である。
Xステージ80では、ベアリング102、レール101、θステージ30の回転用軸受42及びX軸リニアモータ98における断面が略コの字状の磁気回路部とをX−Y平面上に投影して見たとき、ベアリング102及びレール101を、θステージ30の回転用軸受42とX軸リニアモータ98における断面が略コの字状の磁気回路部との間に配設したことにより、ベース33に対するXプレート86の平均撓み量を5μm以下に抑えることができた。更に、本発明者の検討から、同様にX−Y平面上に投影して見たとき、ベアリング102及びレール101をX軸リニアモータ98における断面が略コの字状の磁気回路部の外周側に配設した場合には前記平均撓み量が10μm超になることが確認された。
X軸リニアモータ98において、界磁磁石108の磁極と磁気空隙120を介して対向するヨーク82の表面に更に界磁磁石108と同一材質、形状でかつ異なる磁極を対向面に形成した永久磁石を配設して一対の永久磁石列を有する断面略コの字状の磁気回路部を形成した場合は推力を更に高めることができる。
X軸リニアモータ98において、X用固定子90側に多相コイルを配設し、X用可動子95側に界磁磁石と強磁性ヨークとで形成した断面略コの字状の磁気回路部を配設すれば、可動磁石型X軸リニアモータとなり、有用である。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、下記の実施例により本発明が限定されるものではない。
(実施例)
図1に示される構造の本発明のθ−Y−Xステージを作製し、性能を評価した結果を表1に示す。
(従来例)
図8〜11に示される従来構造のX−Y−θステージ装置に対し、比較の為に性能評価を行った。評価結果を表1に示す。
Figure 2005192389
表1より、本発明のθ−Y−Xステージは従来にない薄型(全高さ(h)が100mm以下)でかつ高性能の3軸位置決めステージであるのがわかる。
表1の性能に限定されず、本発明のθ−Y−Xステージでは、全高さ(h)を60〜80mmに、X軸及びY軸の推力を30〜150Nに、θ軸のトルクを2〜6N・mに、X軸及びY軸のストロークを最大100mm迄(100mm以下に)、X軸及びY軸の位置決め分解能を0.2μm以下に(好ましくは0.1μm以下に)、θ方向の位置決め分解能を0.00014度以下に(好ましくは0.00013度以下に)、X軸及びY軸の絶対位置精度を好ましくは5μm以下に、θ軸の絶対位置精度を0.0035度以下に(好ましくは0.0030度以下に)、X軸及びY軸の繰返し位置精度を好ましくは3μm以下に、θ軸の繰り返し位置精度を0.00070度以下に(好ましくは0.00060度以下に)するのが可能である。更に、表1に記したように、θ方向の位置決め分解能を0.00001度〜0.00005度程度という従来実現が困難であったレベルを実現可能である。
本発明においては、θリニアモータ、Y軸リニアモータ及びX軸リニアモータは可動磁石型であっても可動コイル型であってもよく特に限定されないが、図2等で説明した通り、Sプレート64がθリニアモータ50の可動子兼Y軸リニアモータ74の固定子であり、かつYプレート84がY軸リニアモータ74の可動子兼X軸リニアモータ98の固定子であることが薄型化を実現する為に好ましい。
また上記実施の形態及び実施例では3相コイルの場合を記載したが、2相あるいは4相以上の多相コイルの場合でも本発明のθリニアモータ及びリニアモータ駆動ステージを構成するのに何ら支障は無い。
また上記実施の形態及び実施例では台形状又は矩形状の空芯コイルであって曲げコイルと平コイルとからなる3相コイルの場合を記載したが、特に限定されず、従来周知の形状の多相コイルを用いて本発明のθリニアモータ及びリニアモータ駆動ステージを構成することができる。
また上記実施の形態及び実施例では台形状及びブロック状の永久磁石を使用したが、特に限定されず、円弧状等の適宜の形状品を用いることができる。
また上記実施の形態及び実施例ではθモータの支持摺動部材としてクロスローラベアリングを使用したが、これに限定されず、例えばクロスローラベアリングに替えてラジアル軸受けとスラスト軸受けとを組み合わせて使用してもよい。
本発明のθ−Y−Xステージの実施形態の一例を示す矢視図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 図1のXステージ80についてのB−B線矢視断面図である。 便宜的に図1からXステージ80を除外して図示した斜視図である。 θステージ30を示す平面図である。 θリニアモータ50の構成を説明する平面図である。 Y軸リニアモータ(X軸リニアモータ)の多相コイルとして好適な3相扁平コイルのコイル幅及び実質的な有効鎖交部分と、界磁磁石の磁極幅との関係を説明する図である。 従来のX−Y−θステージ装置を示す断面図である。 従来のYステージの断面図である。 従来のθステージの平面図である。 図10のA−O−B線矢視断面図である。 従来の3相扁平コイルの構造を説明する図である
符号の説明
1,1θ:ヨーク、
2,2θ:永久磁石、
3,3θ:磁気空隙、
4,4θ:支持板、
5,5θ:固定子、
6,6θ:コイル、
6tl:端末線、6p:端子ピン、
7X:Xリニアモータ、
7Y:Yリニアモータ、
7θ:θモータ、
8,8θ:ベース、
8θa:ベースケーブル穴、
9:中心軸、
10,10θ:基板、
11,11θ:キャリッジ、
11θa:キャリッジケーブル穴、
12:インサートナット、
13,13θ:樹脂部、
14,14θ:モールドコイル、
15、15θ:可動子、
16,16θ:支持摺動部材、
17:内輪押さえ板、
18:外輪押さえ板、
19:配線、20:ケーブルベア、
20a:リンクプレート、20b:穴付板、20c:穴、
20d:ケーブルベア受け、
21,21θ:位置検出手段、
21a,21θa:読取ヘッド、
21b,21θb:スケール、
30:θステージ、
31:θ用位置検出手段、
32:θ用リニアスケール、
33:ベース、
34:凹部、
35:コイル基板、
36:θ用多相コイル、
37:磁気空隙、
38:永久磁石、
39,40:ヨーク、
41:外輪押さえ、
42:回転用軸受、
43:ねじ、
44:内輪押さえ、
45:θ用固定子、
46:θ用可動子兼Y軸用固定子、
48:切り欠き部、
49:磁極検出手段、
50:θリニアモータ、
51:ねじ、
52:中空穴、
54:窓、
55:扁平コイルの折り曲げ部、
58:微小空芯部、
59:空芯部、
60:Yステージ、
61:Y軸用位置検出手段、
62:Y軸用リニアスケール、
63:ブラケット、
64:Sプレート、
65:Y用多相コイル、
66,75:ヨーク、
67:磁気空隙、
68,69:ねじ、
70a,70b:ねじ、
71:コイル基板、
74:Y軸リニアモータ、
78:ねじ、
80:Xステージ、
81:永久磁石、
82,83:ヨーク、
84:Yプレート、
85:リニアモータ用ベアリング(リニアモータ用ブロック)、
86:Xプレート、
87:レール、
88a,88b:リニアモータ用ベアリング(リニアモータ用ブロック)、
89:ねじ、
90:Y軸用可動子兼X軸用固定子、
93:カバー(Al合金製)、
95:X軸用可動子、
98:X軸用リニアモータ、
100:θ−Y−Xステージ、
101:レール、
102:ベアリング、
103:X軸用位置検出手段、
104:X軸用リニアスケール、
105:取付部材、
108:永久磁石、
110:コイル基板、
115:X用多相コイル、
120:磁気空隙、
122〜124:取付用孔、
126:給電ケーブル、
128:信号ケーブル。








Claims (7)

  1. 円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と、前記磁気回路部が形成した磁気空隙に沿って円弧状に配設された多相コイルとが、前記磁気空隙を介して対向配設されて、前記磁気回路部と前記多相コイルとがθ方向に相対移動するように構成された多極多相型のリニアモータであって、
    前記多相コイルは複数の扁平な平コイル及び曲げコイルから構成されており、前記扁平コイルの空芯部に該扁平コイルに隣接する他の扁平コイルの平面部が配設されることにより実質的に同一平面部からなる有効鎖交部が形成されていることを特徴とするθリニアモータ。
  2. 可動コイル型リニアモータである請求項1に記載のθリニアモータ。
  3. 可動磁石型リニアモータである請求項1に記載のθリニアモータ。
  4. 円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と、前記磁気回路部が形成した磁気空隙に沿って円弧状に配設された多相コイルとが、前記磁気空隙を介して対向配設されて、前記磁気回路部と前記多相コイルとがθ方向に相対移動するように構成されており、前記多相コイルは複数の扁平な平コイル及び曲げコイルから構成され、前記扁平コイルの空芯部に該扁平コイルに隣接する他の扁平コイルの平面部が配設されることにより実質的に同一平面部からなる有効鎖交部が形成されたθリニアモータを備えたθステージと、
    Y軸リニアモータを備えたYステージ及び/又はX軸リニアモータを備えたXステージとで構成されたことを特徴とするリニアモータ駆動ステージ。
  5. 円弧状に配設された複数の永久磁石及びヨークとで断面形状が略コの字状の磁気回路を形成した磁気回路部と、前記磁気回路部が形成した磁気空隙に沿って円弧状に配設された多相コイルとが、前記磁気空隙を介して対向配設されて、前記磁気回路部と前記多相コイルとがθ方向に相対移動するように構成されたθリニアモータを備えたθステージと、
    θステージ上に載置されてY軸方向に駆動するY軸リニアモータを備えたY軸ステージと、
    Y軸ステージ上に載置されて該Y軸リニアモータのY軸可動子と直交する方向に駆動するX軸可動子を有するX軸リニアモータを備えたX軸ステージとから構成されたθ−Y−Xステージであって、
    θステージの外周側に位置検出手段が配設されていることを特徴とするθ−Y−Xステージ。
  6. θリニアモータの固定子と可動子との間に配設された回転用軸受と、複数の永久磁石及びヨークとで形成された断面形状が略コの字状のY軸リニアモータの磁気回路部と、Y軸リニアモータのベアリングと、をX−Y平面上に投影して見たとき、回転用軸受とY軸リニアモータの磁気回路部との間にY軸リニアモータのベアリングが配設されている請求項5に記載のθ−Y−Xステージ。
  7. θリニアモータの固定子と可動子との間に配設された回転用軸受と、複数の永久磁石及びヨークとで形成された断面形状が略コの字状のX軸リニアモータの磁気回路部と、X軸リニアモータのベアリングと、をX−Y平面上に投影して見たとき、回転用軸受とX軸リニアモータの磁気回路部との間にX軸リニアモータのベアリングが配設されている請求項5又は6に記載のθ−Y−Xステージ。
JP2004349410A 2003-12-02 2004-12-02 θ−Y−Xステージ Active JP4582448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349410A JP4582448B2 (ja) 2003-12-02 2004-12-02 θ−Y−Xステージ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003402447 2003-12-02
JP2004349410A JP4582448B2 (ja) 2003-12-02 2004-12-02 θ−Y−Xステージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005192389A true JP2005192389A (ja) 2005-07-14
JP4582448B2 JP4582448B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=34797481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004349410A Active JP4582448B2 (ja) 2003-12-02 2004-12-02 θ−Y−Xステージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4582448B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032777A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2009219298A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nippon Thompson Co Ltd 可動コイル型リニアモータを内蔵したスライド装置
JP2009219300A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nippon Thompson Co Ltd 可動コイル型リニアモータを内蔵したスライド装置
JP2011021681A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Hosei Univ 自由運動シミュレータ装置
JP2012509055A (ja) * 2008-11-12 2012-04-12 スマートモーター アーエス 電気機械、及び電気機械のための固定子セクションの製造方法
JP2014525727A (ja) * 2011-08-29 2014-09-29 オットー−フォン−ギューリッケ−ウニヴェルジテート・マクデブルク 空芯巻線を備えた電気モータ
KR101970943B1 (ko) * 2018-10-04 2019-04-23 주식회사 유닉스엔지니어링 박형 리니어 스테이지
KR102064111B1 (ko) * 2019-04-15 2020-01-09 주식회사 유닉스엔지니어링 박형 리니어 스테이지의 베이스부 위에 형성되는 기판

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135645A (en) * 1981-02-13 1982-08-21 Mitsubishi Electric Corp Polyphase armature coil
JP2000228840A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形同期電動機
JP2000511399A (ja) * 1996-05-21 2000-08-29 ヴィジュアル・コンピューティング・システムズ・コーポレーション 組み合いセグメント状コイルアレイ
JP2002300766A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Hitachi Metals Ltd 揺動モータおよびステージ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135645A (en) * 1981-02-13 1982-08-21 Mitsubishi Electric Corp Polyphase armature coil
JP2000511399A (ja) * 1996-05-21 2000-08-29 ヴィジュアル・コンピューティング・システムズ・コーポレーション 組み合いセグメント状コイルアレイ
JP2000228840A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形同期電動機
JP2002300766A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Hitachi Metals Ltd 揺動モータおよびステージ装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009032777A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2009219298A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nippon Thompson Co Ltd 可動コイル型リニアモータを内蔵したスライド装置
JP2009219300A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nippon Thompson Co Ltd 可動コイル型リニアモータを内蔵したスライド装置
JP2012509055A (ja) * 2008-11-12 2012-04-12 スマートモーター アーエス 電気機械、及び電気機械のための固定子セクションの製造方法
EP2356735A4 (en) * 2008-11-12 2016-11-02 Smartmotor As ELECTRIC MACHINE AND METHOD FOR PRODUCING STATOR CIRCUITS THEREFOR
JP2011021681A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Hosei Univ 自由運動シミュレータ装置
JP2014525727A (ja) * 2011-08-29 2014-09-29 オットー−フォン−ギューリッケ−ウニヴェルジテート・マクデブルク 空芯巻線を備えた電気モータ
US9685830B2 (en) 2011-08-29 2017-06-20 Patentverwertungsgesellschaft Paliba Gmbh Electric motor having an iron-free winding
KR101970943B1 (ko) * 2018-10-04 2019-04-23 주식회사 유닉스엔지니어링 박형 리니어 스테이지
KR102064111B1 (ko) * 2019-04-15 2020-01-09 주식회사 유닉스엔지니어링 박형 리니어 스테이지의 베이스부 위에 형성되는 기판

Also Published As

Publication number Publication date
JP4582448B2 (ja) 2010-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4978718B2 (ja) 直曲動モータシステム
US6703806B2 (en) XYZ-axes table
US6552449B2 (en) Stage system with onboard linear motor
JP5887278B2 (ja) アライメントステージ
KR20110107352A (ko) 가동자 및 리니어 모터
JP4582448B2 (ja) θ−Y−Xステージ
US7312541B2 (en) Actuator and bonding apparatus
JP3125230B2 (ja) リニア直流モ−タ内へのリニア磁気エンコ−ダの組込み形成方法
JPH11287880A (ja) ステージ装置、およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法
JP2002359961A (ja) リニアモータおよびステージ装置
JP2002359961A5 (ja) X−Y−θステージ装置
WO2021199912A1 (ja) 昇降装置
US7250696B2 (en) Linear motor and X-Y stage
JP4581641B2 (ja) 平面ステージ
JP2002300766A (ja) 揺動モータおよびステージ装置
JP2894892B2 (ja) 2軸ステージ装置およびxyプロッタ
JP2002101636A (ja) リニアモータ
JP4513116B2 (ja) リニアモータ
JP2538981Y2 (ja) リニア磁気エンコーダを有するリニア直流モータ
JP2000333434A (ja) リニアモータ
JP4756459B2 (ja) Xy位置決め装置
JP4175076B2 (ja) コアレス形リニアモータ
JP2001025228A (ja) リニアモータ
JP4324958B2 (ja) パルスモータ
JP4826713B2 (ja) 回転検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070612

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100806

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4582448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350