JP2021158766A - リニアモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】基板とコイルとの位置精度を向上させることができるリニアモータを提供する。【解決手段】リニアモータは、複数のティース部31bと、複数のボビン33と、複数のコイル35と、基板37と、を備える。複数のティース部31bは一方向に沿って並ぶ。複数のボビン33は、各ティース部31bに装着される。複数のコイル35は、複数のボビン33に装着される。基板37は、複数のボビン33に固定され、ボビン33が装着されるボビン装着部55を有する。複数のボビン33の各々は、ボビン突出部47と、2つの端子49とを備える。ボビン突出部47は、基板37に向かって突出するとともにボビン装着部55に装着される。2つの端子49は、コイル35に接続されて基板37に向かって突出するとともにボビン突出部47とは異なる位置で基板37に接続される。【選択図】図3
Description
本発明は、リニアモータに関する。
従来から、一方向に沿って並ぶ複数のティース部と、各ティース部に装着されたボビンと、ボビンに装着されたコイルと、ボビンから延びるコイル端子に接続された接続基板と、を備えるリニアモータの固定子が知られている。各ティース部は、一方向と直交する方向に延びている。ボビンは、2つのコイル端子と、2つのコイル端子の間に設けられた突状部と、によって接続基板に接している。
ところで、上記したようなリニアモータでは、複数のボビンは、配列方向(一方向)に沿った直線状に並んで設けられた各コイル端子及び突状部によって接続基板に接している。これにより、接続基板は複数のボビンと接触する直線状の接触部位以外で各ボビンとは接触せず、接続基板と各ボビンとの相対位置が不安定になる可能性があった。
そこで、本発明は、基板とコイルとの位置精度を向上させることができるリニアモータを提供する。
上記の課題を解決するために、本発明に係るリニアモータは、一方向に沿って並び、前記一方向と交差する方向に延びる複数のティース部と、前記複数のティース部に装着された複数のボビンと、前記複数のボビンに装着された複数のコイルと、前記複数のボビンに固定され、前記ボビンが装着されるボビン装着部を有する基板と、を備え、前記複数のボビンの各々は、前記基板に向かって突出するとともに前記基板の前記ボビン装着部に装着されるボビン突出部と、前記基板に向かって突出するとともに前記コイルに接続され、前記ボビン突出部とは異なる位置で前記基板に接続された少なくとも1つの端子と、を備える。
上記構成では、前記ボビン突出部は、前記基板の厚さ方向での前記ボビン側の表面に接触する接触部を備えてもよい。
上記構成では、前記少なくとも1つの端子は、前記基板の厚さ方向での前記ボビン側の表面に接触する端子接触部と、前記端子接触部から前記基板の内部に向かって突出するとともに前記基板に設けられた端子装着部に装着される端子先端部と、を備えてもよい。
本発明によれば、基板と各ボビンとを複数のボビンが並ぶ一方向とは異なる方向での異なる位置のボビン突出部及び端子により接触させることができる。このため、例えば単一の部位により接触するのみの場合に比べて、基板とコイルとの位置精度を向上させることが可能となる。
以下、発明の実施形態に係るリニアモータについて、添付図面を参照しながら説明する。
<リニアモータ>
図1は、リニアモータ1をX軸方向から見た図である。なお、以下では、3次元空間で互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各軸方向は、各軸に平行な方向である。例えば、リニアモータ1の駆動方向は、X軸方向と平行である。リニアモータ1の上下方向は、Z軸方向と平行である。リニアモータ1の駆動方向及び上下方向に直交する方向は、Y軸方向と平行である。各図中の各軸の矢印方向を正方向、正方向とは反対方向を負方向とする。つまり、例えばZ軸方向の正方向は図中上方向である。Z軸方向の上下方向は、紙面の上下方向と一致している。X軸方向は、請求項における一方向に相当する。
図1は、リニアモータ1をX軸方向から見た図である。なお、以下では、3次元空間で互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各軸方向は、各軸に平行な方向である。例えば、リニアモータ1の駆動方向は、X軸方向と平行である。リニアモータ1の上下方向は、Z軸方向と平行である。リニアモータ1の駆動方向及び上下方向に直交する方向は、Y軸方向と平行である。各図中の各軸の矢印方向を正方向、正方向とは反対方向を負方向とする。つまり、例えばZ軸方向の正方向は図中上方向である。Z軸方向の上下方向は、紙面の上下方向と一致している。X軸方向は、請求項における一方向に相当する。
リニアモータ1は、架台11と、架台11に対して移動する可動子13と、架台11に設けられた固定子15と、可動子13の位置を検出するエンコーダ17と、を備える。
架台11は、可動子13の駆動方向でのスライド移動をガイドするガイドレール部19を備える。ガイドレール部19の外形は、例えば駆動方向に沿って形成されたレール状等である。
架台11は、可動子13の駆動方向でのスライド移動をガイドするガイドレール部19を備える。ガイドレール部19の外形は、例えば駆動方向に沿って形成されたレール状等である。
<可動子>
可動子13は、リニアモータ1の駆動方向であるX軸方向からみてY軸方向に沿って延びるとともにY軸正方向の端部からZ軸負方向(下方)に沿って延びるL字状の支持部21と、X軸方向からみて支持部21のY軸方向に延びる箇所に設けられた複数の磁石23、界磁ヨーク25及びスライド部27と、を備える。
支持部21は、界磁ヨーク25及びスライド部27を支持する。
複数の磁石23は、X軸方向からみて支持部21のY軸負方向の端部側に配置され、かつX軸方向に沿って等間隔に配置されている。複数の磁石23は、例えば永久磁石である。各磁石23の外形は、例えば矩形板状の角型等である。
可動子13は、リニアモータ1の駆動方向であるX軸方向からみてY軸方向に沿って延びるとともにY軸正方向の端部からZ軸負方向(下方)に沿って延びるL字状の支持部21と、X軸方向からみて支持部21のY軸方向に延びる箇所に設けられた複数の磁石23、界磁ヨーク25及びスライド部27と、を備える。
支持部21は、界磁ヨーク25及びスライド部27を支持する。
複数の磁石23は、X軸方向からみて支持部21のY軸負方向の端部側に配置され、かつX軸方向に沿って等間隔に配置されている。複数の磁石23は、例えば永久磁石である。各磁石23の外形は、例えば矩形板状の角型等である。
各磁石23の磁化方向は厚さ方向であるZ軸方向と平行である。複数の磁石23のうち駆動方向で隣り合う磁石23同士の磁化方向は反転している。駆動方向(X軸方向)で隣り合う2つの磁石23同士は磁極の向きが逆向きである。複数の磁石23のうち磁化方向の一方側(例えば、Z軸負方向側)がN極に着磁された磁石23と磁化方向の一方側(例えば、Z軸負方向側)がS極に着磁された磁石23とは、駆動方向に沿って交互に並んでいる。
界磁ヨーク25は、駆動方向に沿って並ぶ複数の磁石23を固定子15の複数のコイル35に向い合わせて固定する。界磁ヨーク25の外形は、例えばX−Y平面と平行な板状等である。界磁ヨーク25は、複数の磁石23のうち磁化方向のコイル35側がN極に着磁された磁石23と磁化方向のコイル35側がS極に着磁された磁石23とを、駆動方向に沿って交互に並べて固定する。
スライド部27は、支持部21に界磁ヨーク25とY軸方向で並んで配置されている。スライド部27とZ軸方向で対向するようにガイドレール部19が設けられており、このガイドレール部19にスライド部27が装着されている。スライド部27は、ガイドレール部19にガイドされながら駆動方向に沿ってスライド移動する。
<固定子>
図2は、リニアモータ1の固定子15の一部を示す斜視図である。図3は、リニアモータ1の固定子15における一部の内部構造を示す斜視面である。
図1から図3に示すように、固定子15は、架台11の界磁ヨーク25とZ軸方向で対向する位置に設けられている。固定子15は、ステータコア31と、ステータコア31に装着された複数のボビン33と、複数のボビン33に装着された複数のコイル35と、複数のボビン33に固定された基板37と、基板37に接続されたワイヤーハーネス39と、を備える。
図2は、リニアモータ1の固定子15の一部を示す斜視図である。図3は、リニアモータ1の固定子15における一部の内部構造を示す斜視面である。
図1から図3に示すように、固定子15は、架台11の界磁ヨーク25とZ軸方向で対向する位置に設けられている。固定子15は、ステータコア31と、ステータコア31に装着された複数のボビン33と、複数のボビン33に装着された複数のコイル35と、複数のボビン33に固定された基板37と、基板37に接続されたワイヤーハーネス39と、を備える。
ステータコア31は、X軸方向に沿って長いヨーク部31aと、ヨーク部31aからZ軸正方向(つまり、可動子13の磁石23側)に向かって突出する複数のティース部31bと、を備える。ヨーク部31aの外形は、例えばX軸方向に沿って形成された矩形柱状等である。ヨーク部31aは、例えば図示しないボルトの締結等によって架台11に固定されている。
各ティース部31bの外形は、Z軸方向に沿って長い矩形柱状等である。各ティース部31bの中心軸線は各磁石23の磁化方向と平行である。複数のティース部31bは、X軸方向に沿って等間隔に配置されている。
各ティース部31bの外形は、Z軸方向に沿って長い矩形柱状等である。各ティース部31bの中心軸線は各磁石23の磁化方向と平行である。複数のティース部31bは、X軸方向に沿って等間隔に配置されている。
図4は、リニアモータ1の固定子15におけるボビン33の斜視図である。
図3、図4に示すように、各ボビン33は、筒状部41と、筒状部41のZ軸方向両端に一体成形された第1鍔部43及び第2鍔部45と、を備える。筒状部41の外形は、例えばステータコア31のティース部31bの一部を覆う矩形筒状等である。筒状部41の中心軸線とティース部31bの中心軸線とは同一軸線又は平行である。第1鍔部43及び第2鍔部45の各々の外形は、例えば筒状部41の外周面41Aから中心軸線に直交する外方に張り出す鍔状等である。
図3、図4に示すように、各ボビン33は、筒状部41と、筒状部41のZ軸方向両端に一体成形された第1鍔部43及び第2鍔部45と、を備える。筒状部41の外形は、例えばステータコア31のティース部31bの一部を覆う矩形筒状等である。筒状部41の中心軸線とティース部31bの中心軸線とは同一軸線又は平行である。第1鍔部43及び第2鍔部45の各々の外形は、例えば筒状部41の外周面41Aから中心軸線に直交する外方に張り出す鍔状等である。
第1鍔部43は、筒状部41のZ軸正方向(つまり、可動子13の磁石23側)の端部に形成されている。筒状部41がティース部31bに装着された状態で第1鍔部43のZ軸正方向の端面43Aは、ステータコア31のティース部31bのZ軸正方向の端面31Bよりも所定距離だけZ軸負方向に位置する。つまり、ティース部31bの先端はボビン33からZ軸正方向に所定距離だけ突出している。
第1鍔部43は、Y軸負方向に向かって突出するボビン突出部47を備える。ボビン突出部47は、接触部47aと、先端部47bと、を備える。接触部47aの外形は、例えば先端部47bの基端側でX軸方向の両側に張り出すX−Y平面と平行な板状等である。
先端部47bの外形は、例えば接触部47aよりも基板37の内部に向かってY軸負方向側に向かって突出する凸型板状等である。
先端部47bの外形は、例えば接触部47aよりも基板37の内部に向かってY軸負方向側に向かって突出する凸型板状等である。
第2鍔部45は、筒状部41のZ軸負方向(つまり、Z軸方向の第1鍔部43とは反対側)の端部に形成されている。第2鍔部45は、2つの端子49を備える。2つの端子49はボビン33に装着されたコイル35に接続されている。2つの端子49は、複数のボビン33の配列方向(X軸方向)に沿って所定間隔をあけて並んでいる。2つの端子49は、Y軸負方向に向かって突出する。
各端子49は、端子接触部49aと、端子接触部49aのY軸負方向の端部に一体成形された端子先端部49bと、を備える。
端子接触部49aの外形は、例えば端子先端部49bの基端側でX軸方向の両側に張り出す鍔状等である。端子先端部49bの外形は、例えば端子接触部49aよりも基板37の内部に向かってY軸負方向に向かって突出する凸状等である。
端子接触部49aの外形は、例えば端子先端部49bの基端側でX軸方向の両側に張り出す鍔状等である。端子先端部49bの外形は、例えば端子接触部49aよりも基板37の内部に向かってY軸負方向に向かって突出する凸状等である。
複数のコイル35は、各ボビン33にそれぞれ装着されている。各コイル35の中心軸線は、各ボビン33の筒状部41の中心軸線と同一軸線である。各コイル35の両端末は、各ボビン33の2つの端子49に接続されている。
<基板>
図5及び図6は、図3に示す固定子15及び基板37の一部の拡大図である。図7は、リニアモータ1の固定子15における一部の内部構造をY軸方向から見た面である。図8は、リニアモータ1の固定子15における一部の内部構造をZ軸方向から見た面である。
図3、図5から図8に示すように、基板37は、各ボビン33の接触部47a及び各端子49の突出方向(Y軸負方向)に配置されている。基板37は、各コイル35を結線するための配線基板である。基板37の外形は、例えばX−Z平面と平行で、かつX軸方向に長い板状である。基板37は、複数のコイル35からY軸負方向に所定距離だけ離れている。
図5及び図6は、図3に示す固定子15及び基板37の一部の拡大図である。図7は、リニアモータ1の固定子15における一部の内部構造をY軸方向から見た面である。図8は、リニアモータ1の固定子15における一部の内部構造をZ軸方向から見た面である。
図3、図5から図8に示すように、基板37は、各ボビン33の接触部47a及び各端子49の突出方向(Y軸負方向)に配置されている。基板37は、各コイル35を結線するための配線基板である。基板37の外形は、例えばX−Z平面と平行で、かつX軸方向に長い板状である。基板37は、複数のコイル35からY軸負方向に所定距離だけ離れている。
基板37には、複数のコイル35に対応した複数対の端子装着部51が形成されている。複数対の端子装着部51は、基板37のZ軸負方向側の部位である接続部53でX軸方向に沿って並んで形成されている。各端子装着部51は、例えば基板37を厚さ方向に貫通するスルーホール等である。基板37は複数対の端子装着部51を所定に接続する接続パターンを備える。各ボビン33の2つの端子49のうち、端子先端部49bは、各対の端子装着部51に装着され、例えばはんだ付け等によって固定されている。複数のコイル35は各対の端子装着部51及び端子49の端子先端部49bによって所定の接続パターンで接続されている。
また、基板37の端子装着部51に端子49の端子先端部49bが装着されることによって、基板37の厚さ方向でのボビン33側の表面37Aに、端子49の端子接触部49aの突出方向の先端が接触される(突き当たる)。これにより、基板37及びボビン33のY軸方向での相対的な変位が規制される。
さらに、基板37の表面37Aにボビン33の接触部47aが突き当たる。ここで、ボビン33の接触部47a及び各端子49の端子接触部49aの各々の先端のY軸方向での位置は同一であり、基板37の表面37AはX−Z平面と平行である。
さらに、基板37の表面37Aにボビン33の接触部47aが突き当たる。ここで、ボビン33の接触部47a及び各端子49の端子接触部49aの各々の先端のY軸方向での位置は同一であり、基板37の表面37AはX−Z平面と平行である。
また、基板37には、複数のボビン33に対応した複数のボビン装着部55が形成されている。複数のボビン装着部55は、基板37のZ軸方向正方向側の端部37aでX軸方向に沿って並んで形成されている。各ボビン装着部55は、例えば基板37を厚さ方向に貫通するとともにZ軸方向の正方向側の端面37Bから負方向側に凹む溝等である。各ボビン装着部55には、各ボビン33のボビン突出部47の先端部47bが装着されている。先端部47bは、基板37のボビン装着部55に装着されることによって基板37及びボビン33のX軸方向での相対的な変位を規制する。
基板37に接続されたワイヤーハーネス39は、基板37及び複数のボビン33を介して複数のコイル35に接続されている。
固定子15のステータコア31、複数のボビン33、複数のコイル35、基板37及びワイヤーハーネス39は、例えば射出成形による熱硬化性樹脂の成形体61によって一体に固定されている。成形体61のZ軸方向正方向側の端面61Aは、例えばステータコア31のティース部31bのZ軸方向正方向側の端面31Bと同一面を形成する。つまり、ティース部31bの端面31Bは成形体61の端面61Aから露出している。
図1に戻り、エンコーダ17は、例えば架台11と可動子13の支持部21のうちZ方向に延びる箇所との間に配置されている。エンコーダ17は、例えば光学型又は磁気型のリニアエンコーダである。エンコーダ17は、リニアモータ1の駆動方向であるX軸方向での可動子13の絶対位置又は相対位置の検出信号を出力する。
このような構成のもと、エンコーダ17によって出力された検出信号は、図示しない制御部に入力される。制御部は、各コイル35への通電タイミングを制御する。通電されたコイル35が装着されたティース部31bは磁界を発生する。この磁界と可動子13の磁石23(界磁ヨーク25)との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、可動子13がX軸方向に沿って移動(駆動)する。
以上説明したように、実施形態のリニアモータ1では、複数のボビン33の各々は、基板37のボビン装着部55に装着されるボビン突出部47と、ボビン突出部47とは異なる位置の2つの端子49とによって基板37と接続される。これにより、例えば基板37にボビン装着部55が設けられずに、複数のボビン33が複数の端子49のみで基板37と接続される場合等に比べて、複数のボビン33と基板37との相対位置を安定させることができる。よって、複数のコイル35と基板37との位置精度を向上させることができる。
ボビン突出部47は、基板37の表面37Aに突き当てられる接触部47aを備える。このため、各ボビン33と基板37との相対位置の安定性を向上させることができる。
基板37のボビン装着部55が溝状であることによって、ボビン装着部55に装着されるボビン突出部47の先端部47bを、装着方向(例えば、Y軸方向等)に沿ってボビン装着部55から確認することができる。これにより、各ボビン33と基板37との接続作業が簡略化され、作業効率を向上させることができる。
基板37のボビン装着部55が溝状であることによって、ボビン装着部55に装着されるボビン突出部47の先端部47bを、装着方向(例えば、Y軸方向等)に沿ってボビン装着部55から確認することができる。これにより、各ボビン33と基板37との接続作業が簡略化され、作業効率を向上させることができる。
端子49は、基板37の表面37Aに突き当てられる端子接触部49aを備える。このため、各ボビン33と基板37との相対位置の安定性を向上させることができる。
基板37のボビン装着部55に、各ボビン33のボビン突出部47が装着される。このため、各ボビン33と基板37との相対位置を安定させることができる。よって、各ボビン33の端子49と基板37との接続作業が簡略化され、作業効率を向上させることができる。
基板37のボビン装着部55に、各ボビン33のボビン突出部47が装着される。このため、各ボビン33と基板37との相対位置を安定させることができる。よって、各ボビン33の端子49と基板37との接続作業が簡略化され、作業効率を向上させることができる。
例えば、各ボビン33の2つの端子49をはんだ付けによって基板37に接続する場合、基板37を貫通する溝状のボビン装着部55を通してボビン突出部47の先端部47bを視認することができる。このため、ボビン装着部55に、ボビン突出部47の先端部47bを容易に装着することができる。溝状のボビン装着部55にボビン突出部47の先端部47bが装着されることによって、X軸方向及びZ軸方向での基板37の相対的な位置及び姿勢が安定される。基板37にボビン突出部47の接触部47a及び端子接触部49aが突き当てられることによって、Y軸方向での基板37の相対的な位置及び姿勢が安定される。これらによって、各端子49を基板37の端子装着部51に容易に装着することができる。
接触部47a及び端子接触部49aによって、各コイル35と基板37との間に所定間隔が設けられている。このため、所望の作業スペースを確保することができ、作業効率を向上させることができる。
接触部47a及び端子接触部49aによって、各コイル35と基板37との間に所定間隔が設けられている。このため、所望の作業スペースを確保することができ、作業効率を向上させることができる。
[変形例]
以下、実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態では、コイル35を備える電機子を固定子15とした。しかしながらこれに限られるものではなく、コイル35を備える電機子を可動子とし、複数の磁石23及び界磁ヨーク25を固定子としてもよい。
以下、実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態では、コイル35を備える電機子を固定子15とした。しかしながらこれに限られるものではなく、コイル35を備える電機子を可動子とし、複数の磁石23及び界磁ヨーク25を固定子としてもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…リニアモータ、13…可動子、15…固定子、31b…ティース部、33…ボビン、35…コイル、37…基板、39…ワイヤーハーネス、41…筒状部、43…第1鍔部、45…第2鍔部、47…ボビン突出部、47a…接触部、47b…先端部、49…端子、49a…端子接触部、49b…端子先端部、51…端子装着部、53…接続部、55…ボビン装着部
Claims (3)
- 一方向に沿って並び、前記一方向と交差する方向に延びる複数のティース部と、
前記複数のティース部に装着された複数のボビンと、
前記複数のボビンに装着された複数のコイルと、
前記複数のボビンに固定され、前記ボビンが装着されるボビン装着部を有する基板と、
を備え、
前記複数のボビンの各々は、
前記基板に向かって突出するとともに前記基板の前記ボビン装着部に装着されるボビン突出部と、
前記基板に向かって突出するとともに前記コイルに接続され、前記ボビン突出部とは異なる位置で前記基板に接続された少なくとも1つの端子と、
を備える
ことを特徴とするリニアモータ。 - 前記ボビン突出部は、前記基板の厚さ方向での前記ボビン側の表面に接触する接触部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。 - 前記少なくとも1つの端子は、
前記基板の厚さ方向での前記ボビン側の表面に接触する端子接触部と、
前記端子接触部から前記基板の内部に向かって突出するとともに前記基板に設けられた端子装着部に装着される端子先端部と、
を備える
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリニアモータ。
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