WO2020217910A1 - ガラス板の製造装置および製造方法 - Google Patents

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Abstract

切断室3と、切断室3内で縦姿勢のガラス板4から不要部4aを切断して分離させる切断機構6とを備えたガラス板の製造装置1について、切断前後で不要部4aの保持が可能な第一保持部材8を備え、切断室3が、切断後の不要部4aを室外に排出して廃棄するための廃棄口12を有し、廃棄口12は、第一保持部材8の保持の解除に伴って落下する切断後の不要部4a(廃棄対象不要部4x)を受け入れるように配置される構成とした。

Description

ガラス板の製造装置および製造方法
 本発明は、ガラス板の製造装置および製造方法に関する。
 周知のように、ガラス板を製造するための手法としては、オーバーフローダウンドロー法、スロットダウンドロー法、リドロー法に代表されるダウンドロー法を利用した手法や、フロート法を利用した手法が広く採用されている。これらの手法を利用したガラス板の製造工程の一例としては、以下のようなものが挙げられる。
 はじめに、溶融ガラスからガラスリボンを連続的に成形する。このとき、ガラスリボンの幅方向の両端部には、中央部と比較して厚みの大きい耳部と称される部位が形成される。次に、ガラスリボンを所定の長さ毎に幅方向に切断することで、ガラスリボンから製品ガラス板の元となるガラス板を繰り返し切り出す。次に、これらのガラス板から耳部を含む不要部(製品にならない部位)を切断して分離させる。その後、不要部を分離させたガラス板に対して、研削・研磨加工や洗浄処理等の各種工程を施すことで、製品ガラス板が製造される。
 ここで、ダウンドロー法を利用してガラス板を製造する場合には、成形後のガラスリボンが縦姿勢(鉛直姿勢)をとった状態にある。そのため、平面的なスペースを省略する観点等から、縦姿勢のガラスリボンから切り出したガラス板について、これを縦姿勢のまま搬送すると共に、その搬送経路上にてガラス板から不要部を切断する場合がある(特許文献1を参照)。
特開2017-206407号公報
 ところで、上述のような態様の下、縦姿勢のガラス板から不要部を切断して分離させる場合には、製品ガラス板の生産性を向上させる観点等から、分離後の不要部を効率的に廃棄することが要求される。しかしながら、このような要求を満足させる手法が確立されていないという問題があった。
 上記の事情に鑑みなされた本発明は、縦姿勢のガラス板から切断により分離させた不要部について、その効率的な廃棄を可能とすることを技術的な課題とする。
 上記の課題を解決するための本発明は、切断室と、切断室内で縦姿勢のガラス板から不要部を切断して分離させる切断機構とを備えたガラス板の製造装置であって、切断前後で不要部の保持が可能な第一保持部材を備え、切断室が、切断後の不要部を室外に排出して廃棄するための廃棄口を有し、廃棄口は、第一保持部材の保持の解除に伴って落下する切断後の不要部を受け入れるように配置されることに特徴付けられる。
 本製造装置では、切断前後で不要部を保持する第一保持部材が、そのまま切断後の不要部を廃棄口に向けて落下させ、これに伴って不要部が切断室外に排出されて廃棄される。その結果、不要部を効率的に廃棄することが可能となる。なお、本製造装置によれば、副次的に下記のような効果をも得ることができる。すなわち、不要部の廃棄先よりも切断室が上方に位置するため、例えば、落下させた不要部に起因してガラス粉が発生した場合でも、このガラス粉が切断室内に侵入することを抑制できる。従って、製造されるガラス板の品質を向上させる上でも有利となる。
 上記の構成では、落下中の不要部を廃棄口に案内するための案内部材を備え、案内部材が、廃棄口上で上下方向に延びていることが好ましい。
 このようにすれば、案内部材を備えることで、廃棄口に不要部を案内しやすくなるため、より正確な廃棄の実行が可能となる。また、案内部材が廃棄口上で上下方向に延びていることから、廃棄のための設備を設置するにあたり、平面的なスペースを可及的に省略することができる。
 上記の構成では、第一保持部材が、切断前後で不要部の吸着保持が可能な吸着部を備え、案内部材は、吸着保持の解除時に吸着部から噴射される真空破壊ガスの噴射方向の下流側に少なくとも配置されることが好ましい。
 このようにすれば、吸着保持の解除時に吸着部から不要部に対して噴射される真空破壊ガスにより、不要部が速やかかつ確実に吸着部から分離する。また、不要部は、吸着部から遠ざかりながら落下するので、落下中の不要部と吸着部との接触を好適に回避できる。加えて、真空破壊ガスの噴射方向の下流側に案内部材が位置するので、不要部は廃棄口に確実に案内される。
 上記の構成では、切断後の不要部を第一保持部材から受け取り切断室外に取り出すための取出機構を備えることが好ましい。
 このようにすれば、取出機構により、切断後の不要部を切断室外に取り出すことができる。これにより、不要部の切断面を評価でき、これに付随して切断状態の良否の評価を行うことが可能となる。さらに、不要部の強度評価・管理も行うことができる。
 上記の構成では、取出機構が、切断後の不要部の保持および保持の解除が可能な第二保持部材を備え、第二保持部材が、第一保持部材から切断後の不要部を受け取る受取位置と、第一保持部材による不要部の移送経路から離間した退避位置との間を移動可能であることが好ましい。
 このようにすれば、第一保持部材から不要部を受け取った第二保持部材が退避位置に移動することで、不要部(後に切断室外に取り出される不要部)を第一保持部材による不要部の移送経路から離間させることができる。これに伴って、後続のガラス板(不要部と未分離の状態にあるガラス板)を新たに切断機構に搬入し、不要部の切断を行うことが可能となる。つまり、新たなガラス板から不要部を切断して分離させる作業を中断することなく、切断後の不要部を切断室外に取り出す作業を行うことができる。
 上記の構成では、切断室が、切断後の不要部を室外に取り出すための取出口を有し、取出口が、切断室内で上下方向に延びる取出経路の終端に配置され、取出機構が、切断後の不要部の保持および保持の解除が可能な第三保持部材を備え、第二保持部材と第三保持部材との少なくとも一方が、取出経路に沿って上下動が可能であることが好ましい。
 このようにすれば、第二保持部材と第三保持部材とのうち、取出経路に沿って上下動が可能である保持部材が、不要部を保持した状態で上下動することにより、不要部を取出経路に沿って送ることができる。これにより、例えば、不要部が上下方向に沿って長尺であるような場合でも、送りに伴って取出口に到達した不要部の部位を順次に切り出していくことが可能となり、不要部を複数の小部位に分割しながら取り出すことができる。
 上記の構成では、退避位置および取出経路が、廃棄口上に位置していることが好ましい。
 このようにすれば、取出し作業中に不要部が割れてガラス片が発生したような場合でも、落下したガラス片が廃棄口を通じて切断室外に排出されるため、切断室内の汚染を好適に防止することが可能となる。
 また、上記の課題を解決するための本発明は、切断室内で縦姿勢のガラス板から不要部を切断して分離させる切断工程を備えたガラス板の製造方法であって、切断室が、切断後の不要部を室外に排出して廃棄するための廃棄口を有し、切断前後で不要部の保持が可能な第一保持部材を用い、第一保持部材による切断後の不要部の保持を解除するのに伴って、切断後の不要部を廃棄口に向けて落下させる廃棄工程を実行することに特徴付けられる。
 本製造方法によれば、上記のガラス板の製造装置に係る説明で既述の作用・効果を同様に得ることが可能である。
 本発明に係るガラス板の製造装置および製造方法によれば、縦姿勢のガラス板から切断により分離させた不要部について、その効率的な廃棄が可能となる。
ガラス板の製造装置および製造方法を示す断面図である。 ガラス板の製造装置および製造方法を示す平面図である。 ガラス板の製造装置を用いた切断工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた切断工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた廃棄工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。 ガラス板の製造装置を用いた取出工程の態様を示す斜視図である。
 以下、本発明の実施形態に係るガラス板の製造装置および製造方法について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の説明で参照する複数の図面の相互間において、X方向同士、Y方向同士、及びZ方向同士は、同方向である。また、X方向、Y方向、及びZ方向は、互いに直交する方向である。
 図1及び図2に示すように、本実施形態に係るガラス板の製造方法(以下、本製造方法と表記)の実行には、ガラス板の製造装置1(以下、単に製造装置1と表記)を用いる。
 製造装置1は、廃棄室2と、切断室3とを備える。製造装置1は、複数階建て構造の建築物に設けられ、廃棄室2は、下階に位置し、切断室3は、廃棄室2の上階に位置する。この製造装置1は、切断室3内にてガラス板4から製品にならない不要部4aを切断して分離させるように構成されている。さらに、製造装置1は、切断後の不要部4aについて、(1)落下による廃棄室2への廃棄、(2)切断室3外への取出し、のいずれかを行う構成となっている。そのため、製造装置1は、廃棄のための動作(以下、廃棄動作と表記)と、取出しのための動作(以下、取出動作と表記)との切り換えが可能となっている。
 ここで、以下の説明では、切断後に廃棄される不要部4aを廃棄対象不要部4xと表記し、切断後に取り出される不要部4aを取出対象不要部4yと表記して区別する。さらに、両者4x,4yに共通する説明については、両者4x,4yを区別せずに単に不要部4aと表記する。
 製造装置1は、上記の廃棄室2および切断室3と、切断室3内でガラス板4を縦姿勢の状態で搬送経路R1(ガラス板4の幅方向)に沿って搬送するための搬送機構5と、切断室3内で縦姿勢のガラス板4から不要部4aを切断して分離させるための切断機構6と、切断前後で不要部4aを保持する第一保持部材8と、第一保持部材8から切断後の取出対象不要部4yを受け取って切断室3外に取り出すための取出機構7とを、主たる構成要素として備えている。
 ここで、ガラス板4は、一対の不要部4a,4aと、これら不要部4aとは異なって製品になる製品部4bとを有する。一対の不要部4a,4aは、それぞれ搬送中にガラス板4の先頭部となる部位および最後部となる部位であり、これら一対の不要部4a,4aの相互間に存する部位が製品部4bである。なお、一対の不要部4a,4aの各々には、他の部位と比較して厚みの大きい耳部と称される部位が含まれている。しかしながら、この限りではなく、不要部4aに耳部が含まれない場合もある。
 切断室3は、天井壁9と床壁10と側壁11とを有する。床壁10には、切断後の廃棄対象不要部4xを廃棄室2に排出して廃棄するための廃棄口12が形成されている。この廃棄口12を通じて切断室3と廃棄室2とが空間的に繋がっている。なお、切断室3内は、廃棄室2内よりも気圧が高くなるように調節されている。側壁11には、切断後の取出対象不要部4yを切断室3外に取り出すための取出口13が形成されている。
 廃棄室2は、天井壁14と床壁15と側壁16とを有する。床壁15には、切断室3から落下してくる廃棄対象不要部4xを収容するための箱型の収容容器17が配置されている。この収容容器17は廃棄口12の真下に配置されている。
 廃棄口12は、平面視で(Z方向から視て)ガラス板4の搬送経路R1から離間した位置で開口している。この廃棄口12上には、落下中の廃棄対象不要部4xを廃棄口12に案内するための案内部材18が上下方向(Z方向)に延びるように設置されている。案内部材18は、上下方向に直交する断面形状がL字状であると共に、その下端部が廃棄口12の縁部に沿って固定されている。なお、案内部材18の上端部は、落下前の廃棄対象不要部4xの上端部と略同一高さに位置している。しかしながら、この限りではなく、案内部材18の上端部が、落下前の廃棄対象不要部4xの上端部よりも低位置にあってもよいし、高位置にあってもよい。
 取出口13は、切断室3内で上下方向に延びる取出経路R2の終端(取出経路R2の下流端)に配置されている。取出経路R2は、その経路全長が廃棄口12上に位置している。さらに、取出口13は、案内部材18の上端部よりも更に上方に位置している。
 搬送機構5は、ガラス板4の上辺部(製品部4bの上辺部)を把持する複数の把持部材19を備えている。複数の把持部材19は、X方向に延びた図示省略のレールに沿って移動が可能となっている。これにより、複数の把持部材19によってガラス板4を吊り下げ支持した状態でX方向に搬送することが可能となっている。
 切断機構6は、ガラス板4の搬送経路R1上に配置されており、相対的に搬送経路R1の上流側に配置されたスクライブ機構20と、相対的に搬送経路R1の下流側に配置された折割機構21とを備えている。
 スクライブ機構20は、搬送機構5により搬入されてくるガラス板4に切断の起点となるスクライブ線Sを形成するための機構である。このスクライブ機構20は、ガラス板4の表面上を不要部4aと製品部4bとの境界Lに沿って転動しながらスクライブ線Sを形成するスクライブホイール22と、ガラス板4を裏面側から支持することによってスクライブホイール22でのスクライブ線Sの形成を補助する補助バー23とを備えている。なお、スクライブ線Sの形成後のガラス板4は、搬送機構5によりスクライブ機構20から搬出された後、搬送経路R1の下流側に搬送されて折割機構21に搬入される。
 折割機構21は、スクライブ線Sを形成済みのガラス板4を折り割って切断するための機構である。この折割機構21は、ガラス板4の製品部4bにおけるスクライブ線Sの近傍を表裏から挟んで支持する一対の支持バー24,24と、矢印Aで示すようにガラス板4の不要部4aを表面側から裏面側に押し込むのに伴い、スクライブ線Sの周辺部を表面側が凸となるように湾曲させて曲げ応力を作用させる折割バー25とを備えている。なお、詳細は後述するが、不要部4aと分離させた後のガラス板4(製品部4bのみでなるガラス板4)は、切断後の不要部4aとの衝突を回避しつつ、搬送経路R1の下流側に搬送される。
 第一保持部材8は、折割機構21に併設されている。この第一保持部材8は、切断前後で不要部4aを縦姿勢のまま保持することが可能である。これにより、第一保持部材8は、折割機構21に搬入されたガラス板4について、当該ガラス板4の折割前から不要部4aを保持すると共に、折割中および折割後においても不要部4aを保持する構成となっている。折割中における第一保持部材8は、折割バー25による不要部4aの押し込み動作に付随して、スクライブ線Sを中心に旋回する。
 第一保持部材8は、不要部4aの保持のために、当該不要部4aの吸着保持が可能な複数の吸着部26を備えている。これら複数の吸着部26は上下複数段に並べて配置されている。各吸着部26は、図示省略の負圧発生手段(例えば真空ポンプ)と接続されており、負圧発生手段の稼働に伴ってガラス板4の不要部4aを裏面側から吸着保持することが可能である。さらに、吸着部26は、吸着保持の解除時において、不要部4aに対して裏面側から表面側に流れる向きに真空破壊ガスとしての吸着破壊ガスG(例えば空気)を噴射することが可能である。
 なお、本実施形態においては、第一保持部材8が、吸着部26による吸着保持に伴って不要部4aを保持する構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば、不要部4aの保持のために、第一保持部材8に開閉動作を行う一対の爪部を設け、一対の爪部を閉じることで不要部4aを表裏から把持する構成としてもよい。
 以下、折割における第一保持部材8の動作について説明する。
 前述の通り、折割中における第一保持部材8は、スクライブ線Sを中心に旋回する。その際、分離した不要部4aがガラス板4と接触するのを防止するため、第一保持部材8は、不要部4aの表面側から裏面側に向かって移動すると共に、搬送経路R1に沿ってガラス板4から離間するように移動する。これにより、不要部4aの高さ位置を変化させることなく、不要部4aが矢印Bに沿って第一保持部材8により運ばれ、不要部4aが廃棄位置P1に到達する。なお、廃棄位置P1は、廃棄口12の真上に位置しており、ガラス板4の搬送経路R1から離間した位置となっている。製造装置1が取出動作を行う場合、廃棄位置P1は取出機構7の受取位置となる。このため、廃棄位置P1に到達する時点までは、製造装置1が廃棄動作を行う場合と、取出動作を行う場合とで、製造装置1の動作が共通している。
 次に、製造装置1が廃棄動作を行う場合には、吸着部26による廃棄対象不要部4xの吸着保持を解除するのに伴い、廃棄対象不要部4xを縦姿勢のまま廃棄口12に向けて落下させる。また、吸着保持の解除時に、吸着部26が廃棄対象不要部4xに対して吸着破壊ガスG(ここでは案内部材18側に流れる向きのガス)を噴射することで、廃棄対象不要部4xを矢印Cに示すように噴射方向の下流側に配置される案内部材18側に誘導する。なお、吸着部26による吸着保持の解除後の第一保持部材8は、ガラス板4を折り割って切断する前の位置に復帰し、新たなガラス板4が折割機構21に搬入されてくるまで待機する。
 一方、製造装置1が取出動作を行う場合には、取出機構7に備わった第二保持部材27が、取出対象不要部4yの保持を完了するまでの間、吸着部26による取出対象不要部4yの吸着保持を維持する。第二保持部材27による取出対象不要部4yの保持が完了すると、吸着部26が取出対象不要部4yの吸着保持を解除する。このとき、吸着部26は取出対象不要部4yに対して吸着破壊ガスGを噴射し、迅速な吸着保持の解除が図られる。なお、吸着部26による吸着保持の解除後の第一保持部材8は、ガラス板4を折り割って切断する前の位置に復帰し、新たなガラス板4が折割機構21に搬入されてくるまで待機する。
 取出機構7は、上記の第二保持部材27と、第三保持部材28(図1及び図2では図示省略、図8~図16を参照)とを備えている。
 第二保持部材27および第三保持部材28の各々は、取出対象不要部4yの縦姿勢での保持および保持の解除が可能である。また、両保持部材27,28のそれぞれは、取出対象不要部4yの保持および保持の解除のために、開閉動作が可能な一対の爪部27a,27a(28a,28a)を備えている。ここで、以下の説明では、一対の爪部27a,27a(28a,28a)が取出対象不要部4yの保持のために閉じた状態(取出対象不要部4yを表裏から把持した状態)を閉状態と表記し、保持の解除のために開いた状態を開状態と表記する。
 第二保持部材27は、上下方向(Z方向)に延びる軸の周りを旋回することが可能となっており、旋回に伴って受取位置P1と退避位置P2との間の移動が可能である(図2参照)。これにより、第二保持部材27は、受取位置P1(廃棄位置P1)にて取出対象不要部4yを第一保持部材8から受け取った後、取出対象不要部4yの高さ位置を変化させることなく、取出対象不要部4yを矢印Dに沿って運んで退避位置P2に到達させる。なお、退避位置P2は、廃棄口12の真上に位置しており、ガラス板4の搬送経路R1から離間した位置となっている。また、退避位置P2は、上記の取出経路R2の始端(取出経路R2の上流端)でもある。
 ここで、本実施形態においては、上記の受取位置P1と退避位置P2との双方が、ガラス板4の搬送経路R1から離間して位置しているが、これに限定されるものではない。例えば、受取位置P1と退避位置P2とのうち、退避位置P2のみがガラス板4の搬送経路R1から離間して位置していてもよい。廃棄動作や取出動作を行いながらガラス板4を搬出することによって製造効率を高める観点では、受取位置P1(廃棄位置P1)と退避位置P2との双方が、ガラス板4の搬送経路R1から離間して位置していることが好ましい。
 第三保持部材28は、取出経路R2に沿って上下動が可能である。詳細には、第三保持部材28は、上下動する範囲の下限であるストローク下端と、上限であるストローク上端との間を移動することが可能である。なお、第三保持部材28の上下動のための機構の一例としては、シリンダー機構が挙げられる。これにより、第三保持部材28は、一対の爪部28a,28aを閉状態として取出対象不要部4yを保持した状態で、自身が上方に移動するのに伴い、取出対象不要部4yを退避位置P2から上方に持ち上げて取出経路R2の下流側に送る。
 ここで、本実施形態では、第三保持部材28とは異なり、第二保持部材27は上下動が不可能になっており、常に同一高さに位置している。そして、取出対象不要部4yを保持した第三保持部材28の移動中には、第二保持部材27は一対の爪部27a,27aを開状態に維持する。本実施形態の変形例として、第三保持部材28に代えて、第二保持部材27の上下動が可能な構成としてもよいし、第三保持部材28に加えて、第二保持部材27も上下動が可能な構成としてもよい。つまり、第二保持部材27と第三保持部材28との少なくとも一方が、取出経路R2に沿って上下動が可能であればよい。
 以下、製造装置1を用いた本製造方法の具体的な態様について説明する。なお、以下の説明で参照する各図面では、各図面で説明する工程にて主として機能する部材以外は、断りなく図示を省略している。また、本製造方法において、搬送中にガラス板4の先頭部となる側の不要部4aと、最後部となる側の不要部4aとの取り扱いは同様であるので、先頭部となる側の不要部4aにのみ着目して説明する。
 本製造方法においては、はじめに、切断室3内で縦姿勢のガラス板4から不要部4aを切断して分離させる切断工程を実行する。
 切断工程の実行にあたり、スクライブ線Sが形成済みのガラス板4が折割機構21に搬入されてくると、第一保持部材8の吸着部26が不要部4aの吸着保持を開始する。さらに、図3に示すように、製品部4bにおけるスクライブ線Sの近傍を一対の支持バー24,24により支持しつつ、折割バー25により不要部4aを裏面側に押し込む。これにより、表面側(スクライブ線Sが形成された面側)が凸となるようにスクライブ線Sの周辺部が湾曲し、やがて図4に示すように、ガラス板4が折り割られて切断される。この時点でガラス板4から不要部4aが分離される。以上により切断工程が完了する。切断後の不要部4aは、依然として第一保持部材8により保持された状態にある。
 切断工程が完了すると、次いで、切断後の不要部4aを廃棄対象不要部4xとして廃棄室2に廃棄する廃棄工程、若しくは、切断後の不要部4aを取出対象不要部4yとして切断室3外に取り出す取出工程のいずれかを実行する。まず、廃棄工程を実行する場合について説明する。
 廃棄工程の実行にあたっては、図5に示すように、まず、第一保持部材8が保持した廃棄対象不要部4xを移送経路に沿って受取位置P1まで移動させる。次に、第一保持部材8が吸着部26による廃棄対象不要部4xの吸着保持を解除すると共に、吸着部26から案内部材18に向かう方向に吸着破壊ガスGを噴射する。これに伴って、廃棄対象不要部4xを縦姿勢のまま案内部材18側に誘導しつつ廃棄口12に向けて落下させる。このようにして廃棄口12を通じて切断室3から廃棄室2に排出された廃棄対象不要部4xは、廃棄室2に配置された収容容器17内に収容される。以上により廃棄工程が完了する。なお、廃棄対象不要部4xと分離させた後のガラス板4は、廃棄対象不要部4xが搬送経路R1から離間した受取位置P1に移動した後、折割機構21から搬出して搬送経路R1の下流側に搬送される。これにより、廃棄対象不要部4xと、これと分離後のガラス板4との衝突が回避される。
 次いで、取出工程を実行する場合について説明する。なお、取り出した後の取出対象不要部4yは、例えば、切断面(製品部4bと分断された面)の検査に付し、スクライブ線Sの深さや、深さの均一性等の検査を行う。
 取出工程の実行にあたっては、まず、上記の廃棄工程の実行時と同様にして、第一保持部材8が保持した取出対象不要部4yを移送経路に沿って受取位置P1(廃棄位置P1)まで移動させる。次に、図6に示すように、受取位置P1で待機した第二保持部材27が、一対の爪部27a,27aを開状態から閉状態に移行させ、取出対象不要部4yを保持する。この時点においては、第一保持部材8と第二保持部材27との双方が取出対象不要部4yを保持した状態にある。なお、取出対象不要部4yと分離させた後のガラス板4は、取出対象不要部4yが搬送経路R1から離間した受取位置P1に移動した後、折割機構21から搬出して搬送経路R1の下流側に搬送される。
 次に、図7に示すように、第一保持部材8が吸着部26による取出対象不要部4yの吸着保持を解除すると共に、吸着部26から吸着破壊ガスGを噴射する。これに伴って、第一保持部材8から第二保持部材27に取出対象不要部4yが受け渡される。その後は、第一保持部材8から取出対象不要部4yを受け取った第二保持部材27が、受取位置P1から退避位置P2まで移動する。これにより、取出対象不要部4yが取出経路R2の始端に到達する。
 次に、図8に示すように、第二保持部材27が取出対象不要部4yを保持した状態の下、ストローク下端で待機した第三保持部材28が、一対の爪部28a,28aを開状態から閉状態に移行させ、取出対象不要部4yを保持する。この時点においては、第二保持部材27と第三保持部材28との双方が取出対象不要部4yを保持した状態にある。
 次に、図9に示すように、第二保持部材27が、一対の爪部27a,27aを閉状態から開状態に移行させ、第二保持部材27が取出対象不要部4yの保持を解除する。これに伴い、第二保持部材27から第三保持部材28に取出対象不要部4yが受け渡される。取出対象不要部4yを受け渡した後の第二保持部材27は、一対の爪部27a,27aを開状態に維持して待機する。
 次に、図10に示すように、取出対象不要部4yを保持した状態の第三保持部材28が、ストローク下端から上方に移動を開始し、取出対象不要部4yを持ち上げて取出経路R2の下流側に送る。そして、第三保持部材28がストローク上端に到達すると移動が停止し、取出対象不要部4yの上部が取出口13に面した状態となる。つまり、取出対象不要部4yの上部が取出経路R2の終端に到達する。取出口13の外(切断室3の外)には、取出対象不要部4yを複数の小部位に切断するための作業者が待機している。
 次に、図11に示すように、一対の爪部27a,27aを開状態として待機していた第二保持部材27が、再び一対の爪部27a,27aを開状態から閉状態に移行させ、第二保持部材27が取出対象不要部4yを保持する。これにより、再び第二保持部材27と第三保持部材28との双方が取出対象不要部4yを保持した状態となる。
 次に、図12に示すように、第三保持部材28が、一対の爪部28a,28aを閉状態から開状態に移行させ、第三保持部材28が取出対象不要部4yの保持を解除する。これに伴って、第三保持部材28から第二保持部材27に取出対象不要部4yが受け渡される。取出対象不要部4yを受け渡した後の第三保持部材28は、一対の爪部28a,28aを開状態に維持する。
 次に、図13に示すように、第三保持部材28が、一対の爪部28a,28aを開状態に維持しつつ、ストローク上端からストローク下端まで下方に移動する。その後は、図14に示すように、ストローク下端に到達した第三保持部材28が、再び一対の爪部28a,28aを開状態から閉状態に移行させ、第三保持部材28が取出対象不要部4yを保持する。これにより、再び第二保持部材27と第三保持部材28との双方により取出対象不要部4yが保持される。
 次に、図15に示すように、取出口13の外で待機していた作業者が、取出口13を通じて取出対象不要部4yの上部を切断すると共に、切断後の上部を採取対象部4yaとして採取する。この上部の切断は、例えば、取出対象不要部4yの幅方向(X方向)に沿ってスクライブ線を形成すると共に、スクライブ線に沿って取出対象不要部4yを折り割って切断することで行う。切断後の採取対象部4yaは、作業者が取出口13を通じて切断室3の外に取り出す。
 その後、図16に示すように、再び一対の爪部27a,27aを閉状態から開状態に移行させ、第二保持部材27が取出対象不要部4yの保持を解除すると共に、第三保持部材28をストローク下端からストローク上端まで上方に移動させる。これに伴い、再び第三保持部材28が取出対象不要部4yを持ち上げ、その上部が取出口13に面した状態となる。以降については、既述の動作を第二保持部材27と第三保持部材28と作業者とが繰り返すことで、取出対象不要部4yの上部を繰り返し採取対象部4yaとして切り出していく。これにより、最終的には、取出対象不要部4yの全体を複数の小部位(複数の採取対象部4ya)に分割した上で取出口13から取り出す。以上により取出工程が完了する。
 ここで、上記の切断工程および廃棄工程は、取出工程と並行して実行することが好ましい。詳述すると、取出工程において、取出対象不要部4yを第二保持部材27に受け渡した後の第一保持部材8は、再び廃棄対象不要部4xの保持および保持の解除を行うことが可能な状態となる。従って、受け渡し後に第二保持部材27と第三保持部材28と作業者とで取出工程における残りの作業を継続しつつ、これと並行して第一保持部材8を利用して新たなガラス板4を対象とする切断工程および廃棄工程を実行することが可能である。
 さらに、取出工程の途中の段階において、例えば、取出対象不要部4yに割れが発生したような場合、或いは、割れが発見されたような場合には、第二保持部材27および第三保持部材28の双方について、取出対象不要部4yの保持の解除を行い、取出対象不要部4yを落下させてもよい。すなわち、取出工程を中止しても構わない。このとき、取出経路R2が廃棄口12上に位置していることから、落下した取出対象不要部4yは廃棄口12を通じて廃棄室2に排出されて廃棄される。
 以下、製造装置1および本製造方法による主たる作用・効果について説明する。
 製造装置1および本製造方法によれば、切断前後で不要部4aを保持する第一保持部材8が、そのまま切断後の不要部4aを廃棄対象不要部4xとして廃棄口12に向けて落下させ、これに伴って廃棄対象不要部4xが切断室3外に排出されて廃棄される。その結果、廃棄対象不要部4xを効率的に廃棄することが可能となる。
 ここで、本発明に係るガラス板の製造装置および製造方法は、上記の実施形態で説明した構成や態様に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では、作業者が取出対象不要部4yの上部を切断して分離させているが、公知の切断装置を用いて上部の切断を行ってもよい。また、上記の実施形態では、取出対象不要部4yの保持のために、第二保持部材27(第三保持部材28)が一対の爪部27a,27a(28a,28a)を備える構成となっているが、この限りではない。第二保持部材27(第三保持部材28)が取出対象不要部4yの保持のために、吸着部を備える構成としてもよい。
 上記の実施形態では、搬送中にガラス板4の先頭部となる側の不要部4aと、最後部となる側の不要部4aのそれぞれについて、第一保持部材8の保持の解除に伴って落下する不要部4aを受け入れる廃棄口12を設けるが、先頭部となる側の不要部4aと最後部となる側の不要部4aのいずれか一方のみを、落下に伴って廃棄口12で受け入れる構成としてもよい。
 上記の実施形態では、搬送中にガラス板4の先頭部となる側の不要部4aと、最後部となる側の不要部4aのそれぞれについて、取出機構7を設けるが、先頭部となる側の不要部4aと最後部となる側の不要部4aのいずれか一方のみを取出機構7で取り出す構成としてもよい。
 1     ガラス板の製造装置
 3     切断室
 4     ガラス板
 4a    不要部
 4x    廃棄対象不要部
 4y    取出対象不要部
 4ya   採取対象部
 6     切断機構
 7     取出機構
 8     第一保持部材
 12    廃棄口
 13    取出口
 18    案内部材
 26    吸着部
 27    第二保持部材
 28    第三保持部材
 B     移送経路
 G     吸着破壊ガス
 P1    受取位置(廃棄位置)
 P2    退避位置
 R1    搬送経路
 R2    取出経路

Claims (8)

  1.  切断室と、前記切断室内で縦姿勢のガラス板から不要部を切断して分離させる切断機構とを備えたガラス板の製造装置であって、
     切断前後で前記不要部の保持が可能な第一保持部材を備え、
     前記切断室が、切断後の前記不要部を室外に排出して廃棄するための廃棄口を有し、
     前記廃棄口は、前記第一保持部材の保持の解除に伴って落下する切断後の前記不要部を受け入れるように配置されることを特徴とするガラス板の製造装置。
  2.  落下中の前記不要部を前記廃棄口に案内するための案内部材を備え、
     前記案内部材が、前記廃棄口上で上下方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のガラス板の製造装置。
  3.  前記第一保持部材が、切断前後で前記不要部の吸着保持が可能な吸着部を備え、
     前記案内部材は、吸着保持の解除時に前記吸着部から噴射される真空破壊ガスの噴射方向の下流側に少なくとも配置されることを特徴とする請求項2に記載のガラス板の製造装置。
  4.  切断後の前記不要部を前記第一保持部材から受け取り前記切断室外に取り出すための取出機構を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のガラス板の製造装置。
  5.  前記取出機構が、切断後の前記不要部の保持および保持の解除が可能な第二保持部材を備え、
     前記第二保持部材が、前記第一保持部材から切断後の前記不要部を受け取る受取位置と、前記第一保持部材による前記不要部の移送経路から離間した退避位置との間を移動可能であることを特徴とする請求項4に記載のガラス板の製造装置。
  6.  前記切断室が、切断後の前記不要部を室外に取り出すための取出口を有し、
     前記取出口が、前記切断室内で上下方向に延びる取出経路の終端に配置され、
     前記取出機構が、切断後の前記不要部の保持および保持の解除が可能な第三保持部材を備え、
     前記第二保持部材と前記第三保持部材との少なくとも一方が、前記取出経路に沿って上下動が可能であることを特徴とする請求項5に記載のガラス板の製造装置。
  7.  前記退避位置および前記取出経路が、前記廃棄口上に位置していることを特徴とする請求項6に記載のガラス板の製造装置。
  8.  切断室内で縦姿勢のガラス板から不要部を切断して分離させる切断工程を備えたガラス板の製造方法であって、
     前記切断室が、切断後の前記不要部を室外に排出して廃棄するための廃棄口を有し、
     切断前後で前記不要部の保持が可能な第一保持部材を用い、前記第一保持部材による切断後の前記不要部の保持を解除するのに伴って、切断後の前記不要部を前記廃棄口に向けて落下させる廃棄工程を実行することを特徴とするガラス板の製造方法。
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