WO2017204065A1 - コンデンサ - Google Patents

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Abstract

フィルムコンデンサ(1)は、所定方向に配列された10個のコンデンサ素子(110)からなるコンデンサ素子群(100)と、各コンデンサ素子(110)の上側端面電極(111)および下側端面電極(112)にそれぞれ接続される上バスバー(200)および下バスバー(300)と、コンデンサ素子群(100)に上バスバー(200)と下バスバー(300)とを接続してなるコンデンサユニット(10)を収容するケース(20)と、ケース(20)内に充填され、ケース(20)内で硬化する充填樹脂(40)と、温度検出素子(510)と、を備える。上バスバー(200)は、コンデンサ素子群(100)の中央の2つのコンデンサ素子(110a)にケース(20)の開口側において接触する中央電極端子(211a)を含み、温度検出素子(510)は、中央電極端子(211a)に配置される。

Description

コンデンサ
 本発明は、コンデンサに関する。
 従来、複数個のコンデンサ素子を並べてケースに収容し、各コンデンサ素子の両端の電極にバスバーを接続してなるコンデンサモジュールでは、コンデンサ素子に大きな電流が流れた場合、コンデンサ素子が発熱し高温になりやすい。そこで、かかるコンデンサモジュールにおいて、コンデンサ素子の温度をサーミスタで検出するようにした構成が採られ得る。たとえば、特許文献1に、かかるコンデンサモジュールの一例が記載されている。
 特許文献1のコンデンサモジュールでは、バスバーに、コンデンサ素子の発熱部位に接触する接触部と、バスバーにおける電流が流れる経路とは切り離されて接触部から別の方向に延出する延出部とが設けられ、この延出部にサーミスタが取り付けられる。
特開2014-203893号公報
 ケース内に収容された複数個のコンデンサ素子のうち、中央に位置するコンデンサ素子が、最も放熱されにくいために最も高温となる。
 上記のコンデンサモジュールでは、サーミスタが中央に位置するコンデンサ素子とは大きく離れた延出部に取り付けられるため、中央のコンデンサ素子と同じように高温にはなりにくい。よって、上記のコンデンサモジュールでは、コンデンサ素子が過熱状態にあることを的確に検出することが難しく、コンデンサ素子の温度が管理限界値を超えてコンデンサモジュールが熱暴走を起こすことが懸念される。
 かかる課題に鑑み、本発明は、コンデンサ素子が過熱状態にあることを的確に検出し得るコンデンサを提供することを目的とする。
 本発明の第1の態様に係るコンデンサは、第1の方向に3個以上配列され前記第1の方向と垂直な方向に1個以上配列された複数個のコンデンサ素子からなるコンデンサ素子群と、前記複数個のコンデンサ素子の電極に接続される第1のバスバーおよび第2のバスバーと、前記コンデンサ素子群に前記第1のバスバーと前記第2のバスバーとを接続してなるコンデンサユニットを収容するケースと、前記ケース内に充填され、前記ケース内で硬化する充填樹脂と、温度検出素子と、を備える。ここで、前記第1のバスバーは、前記コンデンサ素子群の中央に位置する前記コンデンサ素子に前記ケースの開口側において接触する接触領域部を含み、前記温度検出素子は、前記接触領域部に配置される。
 本発明によれば、コンデンサ素子が過熱状態にあることを的確に検出し得るコンデンサを提供することができる。
 本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、フィルムコンデンサの前方斜視図である。 図2(a)は、実施の形態に係る、コンデンサユニットの後方斜視図であり、図2(b)は、実施の形態に係る、コンデンサユニットの分解斜視図である。 図3(a)および(b)は、それぞれ、実施の形態に係る、ケースの前方斜視図および後方斜視図である。 図4は、実施の形態に係る、温度検出ユニットの前方斜視図である。 図5(a)および(b)は、それぞれ、実施の形態に係る、ホルダの前方斜視図および後方斜視図である。 図6(a)および(b)は、それぞれ、実施の形態に係る、図5のA-A´断面図およびB-B´断面図である。 図7(a)は、実施の形態に係る、ケース内にコンデンサユニットおよび温度検出ユニットがセットされた状態を示すフィルムコンデンサの要部の平面図であり、図7(b)は、実施の形態に係る、図7(a)のC-C´断面図である。 図8は、実施の形態に係る、充填樹脂を注入するためにフィルムコンデンサが固定治具にセットされた状態を示すフィルムコンデンサと固定治具の側面断面図である。 変更例について説明するための図である。 変更例について説明するための図である。
 以下、本発明のコンデンサの一実施形態であるフィルムコンデンサ1について図を参照して説明する。便宜上、各図には、適宜、前後、左右および上下の方向が付記されている。なお、図示の方向は、あくまでフィルムコンデンサ1の相対的な方向を示すものであり、絶対的な方向を示すものではない。
 本実施の形態において、フィルムコンデンサ1が、特許請求の範囲に記載の「コンデンサ」に対応する。また、上側端面電極111および下側端面電極112が、特許請求の範囲に記載の「電極」に対応する。さらに、上バスバー200および下バスバー300が、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「第1のバスバー」および「第2のバスバー」に対応する。さらに、中央電極端子211aが、特許請求の範囲に記載の「接触領域部」に対応する。さらに、第1押さえ部611、第2押さえ部612および第3押さえ部614が、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「第1の押さえ部」、「第2の押さえ部」および「第3の押さえ部」に対応する。さらに、上面開口613および下面開口616が、特許請求の範囲に記載の「流通口部」に対応する。
 ただし、上記記載は、あくまで、特許請求の範囲の構成と実施形態の構成とを対応付けることを目的とするものであって、上記対応付けによって特許請求の範囲に記載の発明が実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
 図1は、本実施の形態に係る、フィルムコンデンサ1の前方斜視図である。図1において、便宜上、充填樹脂40は、一部分が斜線で描かれており、残る部分が透明に描かれている。
 フィルムコンデンサ1は、コンデンサユニット10と、コンデンサユニット10が収容されるケース20と、コンデンサユニット10の温度を検出するための温度検出ユニット30と、ケース20内に充填される充填樹脂40とを備える。
 図2(a)は、本実施の形態に係る、コンデンサユニット10の後方斜視図であり、図2(b)は、本実施の形態に係る、コンデンサユニット10の分解斜視図である。
 コンデンサユニット10は、コンデンサ素子群100と、上バスバー200と、下バスバー300と、絶縁シート400とを含む。
 コンデンサ素子群100は、複数個のコンデンサ素子110により構成される。本実施の形態では、コンデンサ素子群100が、10個のコンデンサ素子110により構成される。10個のコンデンサ素子110は、両端面が上下方向を向くようにして、その短手方向(図2(a)、(b)左右方向)に配列される。本実施の形態では、コンデンサ素子110の配列は1列であり、コンデンサ素子110は、その長手方向には複数個並ばない。
 各コンデンサ素子110は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層し、扁平状に押圧することにより形成される。各コンデンサ素子110には、上側の端面に、亜鉛等の金属の吹付けにより上側端面電極111が形成され、下側の端面に、同じく亜鉛等の金属の吹付けにより下側端面電極112が形成される。なお、本実施の形態のコンデンサ素子110は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムにより形成されたが、これ以外にも、亜鉛、マグネシウム等の他の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。あるいは、コンデンサ素子110は、これらの金属のうち、複数の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよいし、これらの金属どうしの合金を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。
 上バスバー200は、導電性材料、たとえば、銅板により形成され、第1電極端子部210と第1接続端子部220とを含む。上バスバー200は、たとえば、一枚の銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、これら第1電極端子部210と第1接続端子部220が一体となっている。
 第1電極端子部210は、その基部から後方に延びる5つの第1電極端子211を有する。1つの第1電極端子211が2つのコンデンサ素子110に対応する。各第1電極端子211は、対応する2つのコンデンサ素子110の間に跨り、2つのコンデンサ素子110の上側端面電極111に接触する。各第1電極端子211には、両側にそれぞれ2つずつ接続ピン212が形成され、これら接続ピン212が、対応するコンデンサ素子110の上側端面電極111に半田付け等の接続方法によって電気的に接続される。
 コンデンサ素子群100において、その端から5個目と6個目の2つのコンデンサ素子110が中央に位置するコンデンサ素子(以下、「中央のコンデンサ素子110a」と称する)となる。5つの第1電極端子211のうち、中央のコンデンサ素子110aに接触する中央の第1電極端子(以下、「中央電極端子211a」と称する)は、上バスバー200における、中央のコンデンサ素子110aに接触する接触領域部に相当する。コンデンサ素子群100に通電されると、各コンデンサ素子110が発熱する。このとき、中央のコンデンサ素子110aが最も放熱されにくいため、これらコンデンサ素子110aが最も高温となる。よって、中央のコンデンサ素子110aの温度が直ちに伝わる中央電極端子211aは、これらコンデンサ素子110aと同じくらいに高温となる。
 中央電極端子211aには、左側の2つの接続ピン212の間の位置に、温度検出ユニット30を固定するための嵌合突部213が、上方に突出するように形成される。
 第1接続端子部220には、上端部に、左右方向にほぼ等しい間隔をあけるようにして、4つの第1接続端子221が形成される。第1接続端子221は、上方へ延びた後にほぼ直角に折れ曲がって前方へと延びる。第1接続端子221の先端部は、ケース20の前方に張り出す(図1参照)。第1接続端子221の先端部には取付孔222が形成され、この取付孔222を用いたネジ止めによって、外部機器からの端子(図示せず)が第1接続端子221に電気的に接続される。
 下バスバー300は、導電性材料、たとえば、銅板により形成され、第2電極端子部310と、中継部320と、第2接続端子部330とを含む。下バスバー300は、たとえば、一枚の銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、これら第2電極端子部310と、中継部320と、第2接続端子部330が一体となっている。
 第2電極端子部310は、その基部から後方に延びる5つの第2電極端子311を有する。1つの第2電極端子311が2つのコンデンサ素子110に対応する。各第2電極端子311は、対応する2つのコンデンサ素子110の間に跨り、2つのコンデンサ素子110の下側端面電極112に接触する。各第2電極端子311には、両側にそれぞれ2つずつ接続ピン312が形成され、これら接続ピン312が、対応するコンデンサ素子110の下側端面電極112に半田付け等の接続方法によって電気的に接続される。
 中継部320は、第2電極端子部310と第2接続端子部330との間を中継するため、各コンデンサ素子110の前側に沿うようにして各コンデンサ素子110の上部まで延びる。中継部320には、長円形状を有する5つの流通孔321が形成される。両端の流通孔321の上縁部には、前方に突出するフック部322が形成される(図8参照)。
 第2接続端子部330は、第1接続端子部220を避けるために、中継部320よりもやや前方に張り出すように形成される。第2接続端子部330には、上端部に、左右方向にほぼ等しい間隔をあけるようにして、4つの第2接続端子331が形成される。第2接続端子331は、上方へ延びた後にほぼ直角に折れ曲がって前方へと延びる。第2接続端子331の先端部は、ケース20の前方に張り出す(図1参照)。第1接続端子221と第2接続端子331は、左右方向に交互に配置される。第2接続端子331の先端部には取付孔332が形成され、この取付孔332を用いたネジ止めによって、外部機器からの端子(図示せず)が第2接続端子331に電気的に接続される。
 絶縁シート400は、絶縁紙やアクリル、シリコン等の絶縁性を有する樹脂材料により形成される。絶縁シート400は、長方形状を有し、そのサイズが上バスバー200および下バスバー300の左右方向のサイズよりも少し大きくされる。絶縁シート400は、上バスバー200と下バスバー300との間を電気的に絶縁する。
 図3(a)および(b)は、それぞれ、本実施の形態に係る、ケース20の前方斜視図および後方斜視図である。
 ケース20は、PPS等の樹脂材料により形成される。ケース20は、上面に開口20aを有する、左右に長いほぼ直方体の箱状を有する。ケース20の内後面には、左右方向に並ぶように、ケース20の内側に張り出す4個の山形の張出部21が形成される。張出部21はケース20内に収容されたコンデンサ素子群100とケース20の後面との間の空間に張り出し、これによって当該空間が減らされるため、ケース20内に充填される充填樹脂40の量を減らすことができる。
 ケース20の内底面には、前後方向に延びる支持リブ22が5か所に形成される。なお、図3(a)および(b)では、それぞれ、右端および左端の支持リブ22が隠れており、4か所の支持リブ22のみが表れている。また、ケース20の内底面には、両端の支持リブ22の前端部の位置に下バスバー300のフック部322を受ける受け部23が形成される。
 ケース20の後面上部には、中央部と右端部とのほぼ中間位置に、嵌合凹部24が形成される。嵌合凹部24は、ほぼ直方体形状を有し、上面と前面とが開口し、前面の開口24aを通じてケース20の内部と連通する。嵌合凹部24内には、底面に、左側面と右側面に接するようにして前後方向に延びる2つの台座リブ25が形成され、各台座リブ25の中央から左側面または左側面に沿うようにして、上下方向に延びる嵌合リブ26が形成される。
 図4は、本実施の形態に係る、温度検出ユニット30の前方斜視図である。図5(a)および(b)は、それぞれ、本実施の形態に係る、ホルダ600の前方斜視図および後方斜視図である。図6(a)および(b)は、それぞれ、本実施の形態に係る、図5のA-A´断面図およびB-B´断面図である。なお、図6(a)および(b)では、コネクタ530の図示が省略されている。
 温度検出ユニット30は、センサユニット500と、センサユニット500を保持するホルダ600とを備える。センサユニット500は、サーミスタ等の温度検出素子510と、温度検出素子510から延び出した2つの配線(出力信号線)521からなるハーネス520と、ハーネス520の先端に設けられるコネクタ530とを含む。温度検出素子510には、その先端部に、熱を感知する感熱部511が下方に突出するように設けられる。
 ホルダ600は、たとえば、PPS等の樹脂材料により形成され、耐熱性と絶縁性を有する。ホルダ600は、収容部610と、バスバー側固定部620と、ケース側固定部630とを含む。
 収容部610は、その途中部分に、円弧を描くように後方にほぼ直角に折れ曲る折曲部610aを有し、上方から見て、ほぼL字形状に形成される。収容部610は、ホルダ600がケース20に取り付けられたときに温度検出素子510とハーネス520とがケース20の開口20aに沿う状態でコンデンサユニット10の上方に配置されるように、温度検出素子510とハーネス520とを収容する。
 収容部610の上面は、先端部に設けられた第1押さえ部611と、折曲部610aに設けられた第2押さえ部612とを除いて開口し、その上面開口613の周縁部613aには、ハーネス520が傷つかないよう、R面となる面取り加工が施される。また、収容部610の下面は、第1押さえ部611と第2押さえ部612との間に設けられた2つの第3押さえ部614と、折曲部610aに設けられた第4押さえ部615とを除いて開口し、その下面開口616の周縁部616aにもR面となる面取り加工が施される。第3押さえ部614には、温度検出素子510の底部が嵌り込む窪み部614aが形成される。
 収容部610には、先端部の下面の2か所と折曲部610aの下面の3か所に脚部617が設けられ、基端部の左側の側面に、当該側面を上方から切り欠いてなる切欠部618が設けられる。
 バスバー側固定部620は、収容部610の先端部側に収容部610と一体に設けられる。バスバー側固定部620には、上下方向に貫通する嵌合孔621が形成される。嵌合孔621は、上バスバー200の嵌合突部213に対応する形状を有する。
 ケース側固定部630は、収容部610の基端部側に収容部610と一体に設けられる。ケース側固定部630は、上下方向に開口する円筒状の案内部631と、案内部631の下部の周囲に設けられた、外形が四角形状の嵌合部632と、案内部631の内部と収容部610の基端部を結ぶ通路633とを含む。案内部631の上側の開口周縁部631aと下側の開口周縁部631bには、ハーネス520が傷つかないよう、R面となる面取り加工が施される。通路633の収容部610側の開口周縁部633aと案内部631側の開口周縁部口633bにもR面となる面取り加工が施される。嵌合部632には、左右の側面に、上下方向に走る嵌合溝632aが形成される。
 温度検出素子510は、収容部610の先端部側に配置される。ハーネス520は、収容部610の基端部からケース側固定部630の通路633および案内部631を通って上方に引き出される。収容部610内において、温度検出素子510とハーネス520のセット500aは、当該セット500aに対して上側から第1押さえ部611と第2押さえ部612とで押さえられ、下側から第3押さえ部614で押さえられる。即ち、セット500aは、収容部610の先端部側から上、下、上の3点の支点で支持されることになるため、先端部側から基端部側への方向、即ち収容部610から抜けてしまう方向に移動しにくい。
 充填樹脂40は、熱硬化性の樹脂であり、たとえば、エポキシ樹脂である。充填樹脂40は、ウレタン樹脂であってもよい。図1に示すように、充填樹脂40は、コンデンサユニット10と温度検出ユニット30の主たる部分を覆い、これらの部分を湿気や衝撃から保護する。
 図7(a)は、本実施の形態に係る、ケース20内にコンデンサユニット10および温度検出ユニット30がセットされた状態を示すフィルムコンデンサ1の要部の平面図であり、図7(b)は、本実施の形態に係る、図7(a)のC-C´断面図である。図8は、本実施の形態に係る、充填樹脂40を注入するためにフィルムコンデンサ1が固定治具700にセットされた状態を示すフィルムコンデンサ1と固定治具700の側面断面図である。なお、図8では、コネクタ530の図示が省略されている。
 フィルムコンデンサ1が組み立てられる際には、コンデンサ素子群100に上下のバスバー200、300を結合することによりコンデンサユニット10が組み立てられ、組み立てられたコンデンサユニット10が、ケース20内に収容される。そして、コンデンサユニット10上の所定位置に温度検出ユニット30が取り付けられる。
 図7(a)に示すように、温度検出ユニット30は、ホルダ600のケース側固定部630が、上方からケース20の嵌合凹部24内に嵌合される。この際、ケース側固定部630の嵌合溝632aが嵌合凹部24の嵌合リブ26に嵌合する。また、温度検出ユニット30は、ホルダ600のバスバー側固定部620の嵌合孔621が上バスバー200の中央電極端子211aの嵌合突部213に嵌合する。このように、ケース側固定部630がケース20に固定され、バスバー側固定部620が上バスバー200に固定されることにより、ホルダ600、即ち温度検出ユニット30が、前後左右方向、即ちケース20の開口20aに沿う方向に動かないようにケース20と上バスバー200とに固定される。ホルダ600に保持された温度検出素子510は、少なくとも感熱部511のある先端部が中央電極端子211a上に配置される。図7(b)に示すように、温度検出素子510の感熱部511は、中央電極端子211aに接触した状態となる。
 図8に示すように、コンデンサユニット10および温度検出ユニット30がセットされたケース20内に充填樹脂40を充填するために、固定治具700が用いられる。固定治具700は、ベース部710と、ベース部710に結合されるカバー部720とを備え、コンデンサユニット10がケース20内の所定位置に位置決めされるように、これらコンデンサユニット10およびケース20を固定する。ケース20内において、コンデンサユニット10は、下バスバー300のフック部322がケース20の受け部23に引っ掛けられる。これにより、コンデンサユニット10が位置決めされた位置から動きにくくなる。
 固定治具700のカバー部720には、押圧部721が設けられる。ケース20内に装着された温度検出ユニット30は、ホルダ600のケース側固定部630が押圧部721によって下方に押さえ付けられることにより、上方に移動できない状態となる。これにより、温度検出素子510の感熱部511が中央電極端子211aに接触するようにホルダ600、即ち温度検出ユニット30の高さ位置が維持される。
 コンデンサユニット10および温度検出ユニット30がセットされたケース20内に液状の充填樹脂40が注入され、ホルダ600の収容部610が埋没する位置(図8の一点鎖線)まで、ケース20内に充填樹脂40が満たされる。このとき、収容部610内に上面開口613および下面開口616から充填樹脂40が流れ込み、収容部610内が充填樹脂40で満たされる。また、嵌合凹部24内にも充填樹脂40が流れ込み、嵌合凹部24内が充填樹脂40で満たされる。嵌合凹部24内では、ケース側固定部630が台座リブ25上に載り、ケース側固定部630と嵌合凹部24との間に隙間が形成される。この隙間と通路633とを通って充填樹脂40が案内部631内に流れ込むことで、案内部631内が充填樹脂40で満たされやすくなる。また、ホルダ600の収容部610には、その基端部の左側面に切欠部618が形成されているため、嵌合凹部24と収容部610の基端部との間に狭い隙間ができにくく、気泡が発生しにくい。
 さらに、下バスバー300には5つの流通孔321が形成されており、これら流通孔321を通じて下バスバー300とコンデンサ素子群100との間に充填樹脂40が行き渡りやすい。さらに、ケース20の底面の5つの支持リブ22によりコンデンサ素子群100とケース20の底面との間に隙間が設けられるので、コンデンサ素子群100とケース20の底面との間に充填樹脂40が行き渡りやすい。さらに、ホルダ600の下面の5つの脚部617によりホルダ600と上バスバー200との間に隙間が設けられるので、ホルダ600と上バスバー200との間に充填樹脂40が行き渡りやすい。
 ケース20内に充填樹脂40が充填された後にケース20が加熱されると、液状の充填樹脂40が硬化する。こうして、ケースモールド型のフィルムコンデンサ1が完成する。
 ケース20内では、ケース側固定部630を含むホルダ600全体が硬化した充填樹脂40で固定され、ホルダ600、即ち温度検出ユニット30が上方へ抜けなくなる。また、ホルダ600の収容部610内で硬化した充填樹脂40により、温度検出素子510およびハーネス520が収容部610内で固定され、コネクタ530に引っ張る力が加えられても、温度検出素子510およびハーネス520がホルダ600から抜けにくい。
 <実施の形態の効果>
 以上、本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
 コンデンサ素子群100を構成する中央のコンデンサ素子110aに接触する中央電極端子211a(上バスバー200の接触領域部)に温度検出素子510が配置されているので、通電時にコンデンサユニット10において最も高温となる部分あるいはこれに近い部分の温度を検出することができる。これにより、コンデンサ素子群100を構成する各コンデンサ素子110が過熱状態にあることを的確に検出することができるので、フィルムコンデンサ1の熱暴走を防止できる。
 また、温度検出素子510がホルダ600で保持され、ホルダ600がケース20に固定されるので、温度検出素子510をケース20内における中央電極端子211a上にしっかりと設置することができる。
 ホルダ600のケース側固定部630とケース20の嵌合凹部24との嵌合によってホルダ600をケース20の開口20aに沿う方向(前後左右方向)に固定することができる。さらに、嵌合凹部24内に充填され硬化する充填樹脂40でケース側固定部630が嵌合凹部24に固定されることによってホルダ600を嵌合方向(上下方向)に固定することができる。これにより、ホルダ600、即ち温度検出ユニット30をケース20にしっかりと固定することができる。
 バスバー側固定部620の嵌合孔621と中央電極端子211aの嵌合突部213との嵌合によって、ホルダ600がケース20のみならず上バスバー200にも固定されるので、ホルダ600、即ち温度検出ユニット30をケース20内において強固に固定することができる。
 ホルダ600の収容部610に折曲部610aが設けられているので、収容部610内を這わされたハーネス520が、折曲部610aでその内面に接触しやすく、これがハーネス520の抵抗となって温度検出素子510およびハーネス520が収容部610内で動きにくい。さらに、温度検出素子510とハーネス520とのセット500aが、第1押さえ部611、第3押さえ部614および第2押さえ部612によってホルダ600の収容部610の先端部側から上、下、上の3点の支点で支持されているので、温度検出素子510およびハーネス520が収容部610内で動きにくい。これによって、温度検出素子510が収容部610内の決められた設置位置からずれにくくすることができる。
 ホルダ600の収容部610に上面開口613および下面開口616が形成されているので、これら開口613、616を通じて収容部610内に充填樹脂40を充填することができ、硬化した充填樹脂40で収容部610に温度検出素子510およびハーネス520を固定することができる。
 <変更例>
 以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、また、本発明の適用例も、上記実施の形態の他に、種々の変更が可能である。
 たとえば、上記実施の形態では、コンデンサ素子群100が、コンデンサ素子110の短手方向に10個配列され長手方向に1個配列された10個のコンデンサ素子110により構成されている。しかしながら、コンデンサ素子群100の構成は、これに限られるものではなく、短手方向または長手方向の一方の方向に3個以上配列され他方の方向に1個以上配列された複数個のコンデンサ素子110によりコンデンサ素子群100が構成されればよい。このとき、図9(a)のように、コンデンサ素子群100において、コンデンサ素子110が短手方向に奇数個配列され、長手方向に奇数個配列される場合は、それらの中央に位置する1個のコンデンサ素子が中央のコンデンサ素子110aとなる。また、図9(b)のように、コンデンサ素子群100において、コンデンサ素子110が短手方向に偶数個配列され、長手方向に奇数個配列される場合は、それらの中央に位置する短手方向に並ぶ2個のコンデンサ素子が中央のコンデンサ素子110aとなる。さらに、図9(c)のように、コンデンサ素子群100において、コンデンサ素子110が短手方向に奇数個配列され、長手方向に偶数個配列される場合は、それらの中央に位置する長手方向に並ぶ2個のコンデンサ素子が中央のコンデンサ素子110aとなる。また、図9(d)のように、コンデンサ素子群100において、コンデンサ素子110が短手方向に偶数個配列され、長手方向に偶数個配列される場合は、それらの中央に位置する短手方向および長手方向に並ぶ4個のコンデンサ素子が中央のコンデンサ素子110aとなる。
 また、上記実施の形態では、上バスバー200の第1電極端子部210が、その基端部から2つのコンデンサ素子110に跨るように延びる第1電極端子211を有するような構成とされている。しかしながら、第1電極端子部210の構成は、これに限られるものではなく、たとえば、図10に示すように、第1電極端子部210が、コンデンサ素子群100のほぼ全体を覆い、2つのコンデンサ素子110に跨る開口214を有し、開口214の周縁部に接続ピン212が形成されるような構成とされてもよい。この場合、上バスバー200において、図10の斜線で示される、開口214の周囲の中央のコンデンサ素子110aに接触する領域部分が、接触領域部215となる
 さらに、上記実施の形態では、ホルダ600にバスバー側固定部620とケース側固定部630とが設けられており、ホルダ600がケース20と上バスバー200とに固定されている。しかしながら、強度が足りる場合には、ホルダ600にバスバー側固定部620が設けられず、ホルダ600が上バスバー200には固定されないようにしてもよい。また、ホルダ600の上バスバー200への固定の有無に限らず、補強等のために必要であれば、ケース側固定部630が、さらにネジでケース20に止められてもよい。
 さらに、上記実施の形態では、ホルダ600は、バスバー側固定部620とケース側固定部630との嵌合により上バスバー200およびケース20に固定されている。しかしながら、バスバー側固定部620とケース側固定部630とが他の固定方法により上バスバー200およびケース20に固定されてもよい。
 さらに、上記実施の形態では、ホルダ600の収容部610に上面開口613および下面開口616が形成されている。しかしながら、収容部610内に充填樹脂40が充填できれば、上面開口613および下面開口616のどちらか一方が無くされてもよい。
 さらに、上記実施の形態では、温度検出素子510の感熱部511が上バスバー200の中央電極端子211aに接触しているが、接触した場合と変わらない程度に温度が感知できれば、感熱部511と中央電極端子211aとの間に僅かに隙間が生じていてもよい。
 さらに、コンデンサ素子110は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層することで形成されたものであるが、これ以外にも、誘電体フィルムの両面にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムと絶縁フィルムとを重ね、これを巻回または積層することによりコンデンサ素子110を形成してもよい。
 さらに、上記実施の形態では、本発明のコンデンサの一例として、フィルムコンデンサ1が挙げられた。しかしながら、本発明は、フィルムコンデンサ1以外のコンデンサに適用することもできる。
 この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
 なお、上記実施の形態の説明において「上方」「下方」等の方向を示す用語は、構成部材の相対的な位置関係にのみ依存する相対的な方向を示すものであり、鉛直方向、水平方向等の絶対的な方向を示すものではない。
 本発明は、各種電子機器、電気機器、産業機器、車両の電装等に使用されるコンデンサに有用である。
 1 フィルムコンデンサ(コンデンサ)
 10 コンデンサユニット
 20 ケース
 24 嵌合凹部
 30 温度検出ユニット
 40 充填樹脂
 100 コンデンサ素子群
 110 コンデンサ素子
 110a 中央のコンデンサ素子
 111 上側端面電極(電極)
 112 下側端面電極(電極)
 200 上バスバー(第1のバスバー)
 300 下バスバー(第2のバスバー)
 211 第1電極端子
 211a 中央電極端子(接触領域部)
 500a セット
 510 温度検出素子
 520 ハーネス
 600 ホルダ
 610 収容部
 610a 折曲部
 611 第1押さえ部(第1の押さえ部)
 612 第2押さえ部(第2の押さえ部)
 613 上面開口(流通開口部)
 614 第3押さえ部(第3の押さえ部)
 616 下面開口(流通口部)
 620 バスバー側固定部
 630 ケース側固定部

Claims (8)

  1.  第1の方向に3個以上配列され前記第1の方向と垂直な方向に1個以上配列された複数個のコンデンサ素子からなるコンデンサ素子群と、
     前記複数個のコンデンサ素子の電極に接続される第1のバスバーおよび第2のバスバーと、
     前記コンデンサ素子群に前記第1のバスバーと前記第2のバスバーとを接続してなるコンデンサユニットを収容するケースと、
     前記ケース内に充填され、前記ケース内で硬化する充填樹脂と、
     温度検出素子と、を備え、
     前記第1のバスバーは、前記コンデンサ素子群の中央に位置する前記コンデンサ素子に前記ケースの開口側において接触する接触領域部を含み、
     前記温度検出素子は、前記接触領域部に配置される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  2.  請求項1に記載のコンデンサにおいて、
     前記温度検出素子を保持するホルダをさらに備え、
     前記ホルダは、前記温度検出素子を収容する収容部と、前記ケースに固定されるケース側固定部と、を含む、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  3.  請求項2に記載のコンデンサにおいて、
     前記ケースは、前記ホルダが前記ケースの開口に沿う方向に動かないよう前記ケース側固定部が嵌合される嵌合凹部を含み、
     前記嵌合凹部は前記ケースの内部と連通し、前記ケースの内部を通じて前記嵌合凹部内に前記充填樹脂が充填される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  4.  請求項2または3に記載のコンデンサにおいて、
     前記ホルダは、前記第1のバスバーに固定されるバスバー側固定部を、さらに含む、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  5.  請求項2ないし4の何れか一項に記載のコンデンサにおいて、
     前記収容部は、前記温度検出素子と前記温度検出素子から延びるハーネスとを、これらが前記ケースの開口に沿う状態となるように収容する、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  6.  請求項5に記載のコンデンサにおいて、
     前記収容部は、前記開口に沿う方向おいて折れ曲がる折曲部を有する、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  7.  請求項5または6に記載のコンデンサにおいて、
     前記収容部は、前記温度検出素子と前記ハーネスとのセットを、当該セットに対して同じ側から押さえる第1の押さえ部および第2の押さえ部と、前記第1の押さえ部および前記第2の押さえ部との間において、これら押さえ部とは前記セットに対する反対側から前記セットを押さえる第3の押さえ部とを含む、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  8.  請求項2ないし7の何れか一項に記載のコンデンサにおいて、
     前記収容部には、前記充填樹脂が流通する流通口部が形成される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
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