WO2016166829A1 - エレベーター制御システム - Google Patents
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Abstract
火災発生時に、短時間で昇降路内の安全確認を行うエレベーター制御システムを得る。 エレベーターを備える建物(1)の昇降路(4)に対向し、前記昇降路(4)を昇降する前記エレベーターのかご(5)に設けられ、火災により発生し前記昇降路(4)内の空気中に浮遊している異物を検出するかご検出器(11)と、前記昇降路4を昇降する釣り合いおもり(6)に設けられ、前記昇降路(4)内の空気中に浮遊している前記異物を検出するおもり検出器(12)と、前記建物(1)で火災発生を検出した場合に、火災発生を検出した火災発生階から上方に前記釣り合いおもり(6)を停止させるとともに前記釣り合いおもり(6)が停止している階床とは異なる階床に前記かご(5)を停止させる制御盤(10)とを備える。
Description
この発明は、火災発生時に、建物内の避難者の避難支援を行うエレベーター制御システムに関する。
避難用エレベーターは、建物で火災が発生すると、通常運転から、建物内にいる避難者を予め決められた避難階(例えば、玄関階)へ避難させる避難運転に切り換わる。従来の避難用エレベーターは、かごの昇降路に面した上面及び下面に検出器等のセンサを備え、火災発生後、避難運転に切り換わる前に、当該かごを昇降させて昇降路内の煙等の状態を検出して昇降路内の安全を確認する(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載の避難用エレベーターにあっては、センサは、かごのみに設けられるため、安全確認に時間がかかっていた。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、火災発生時に、短時間で昇降路内の安全確認を行うエレベーター制御システムを得る。
この発明に係るエレベーター制御システムは、エレベーターを備える建物の昇降路に対向し、前記昇降路を昇降する前記エレベーターのかごに設けられ、火災により発生し前記昇降路内の空気中に浮遊している異物を検出するかご検出器と、前記昇降路を昇降する釣り合いおもりに設けられ、前記昇降路内の空気中に浮遊している前記異物を検出するおもり検出器と、前記建物で火災発生を検出した場合に、火災発生を検出した火災発生階から上方に前記釣り合いおもりを停止させるとともに前記釣り合いおもりが停止している階床とは異なる階床に前記かごを停止させる制御盤とを備える。
この発明によれば、かご及び釣り合いおもりに設けた検出器がそれぞれ異なる階床における昇降路内の状態を検出するので、昇降路内の安全確認に要する時間を短縮できる。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態におけるエレベーター制御システムを備える建物1の概略図である。建物1には、例えば、1階から5階までが設けられる。建物1には、1階から5階までを貫く昇降路4が設けられる。1階は、エレベーターの乗場扉(図示せず)のある階床のうち最も下方に位置する最下階1dであり、5階は、乗場扉のある階床のうち最も上方に位置する最上階1eである。なお、昇降路4は、全階床を貫く構成でなくても良く、例えば、図1において、1階から4階までを貫く構成としても良い。建物1において、3階は、最下階1dと最上階1eとの中間に位置する中間階1cである。なお、建物1において、最下階1dと最上階1eとの中間に位置する階床が複数ある場合、中間階1cは、当該中間に位置する階床のうち下方に位置する階床である。建物1には、火災発生時に建物1内にいる避難者が建物1の外へ避難できる避難階1aが予め決められている。避難階1aは、例えば、玄関階としても良いし、その他の階床としても良い。図1の例では、避難階1aは、玄関階に定められており、かつ、玄関階が最下階1dであるので、避難階1a及び最下階1dは、同一階床である。
図1は、この実施の形態におけるエレベーター制御システムを備える建物1の概略図である。建物1には、例えば、1階から5階までが設けられる。建物1には、1階から5階までを貫く昇降路4が設けられる。1階は、エレベーターの乗場扉(図示せず)のある階床のうち最も下方に位置する最下階1dであり、5階は、乗場扉のある階床のうち最も上方に位置する最上階1eである。なお、昇降路4は、全階床を貫く構成でなくても良く、例えば、図1において、1階から4階までを貫く構成としても良い。建物1において、3階は、最下階1dと最上階1eとの中間に位置する中間階1cである。なお、建物1において、最下階1dと最上階1eとの中間に位置する階床が複数ある場合、中間階1cは、当該中間に位置する階床のうち下方に位置する階床である。建物1には、火災発生時に建物1内にいる避難者が建物1の外へ避難できる避難階1aが予め決められている。避難階1aは、例えば、玄関階としても良いし、その他の階床としても良い。図1の例では、避難階1aは、玄関階に定められており、かつ、玄関階が最下階1dであるので、避難階1a及び最下階1dは、同一階床である。
建物1の各階床には、火災の発生を検出すると火災検出信号を出力する火災検出器2が設けられる。火災検出信号は、各火災検出器2からエレベーターの制御盤10へ直接出力される構成としても良いし、各火災検出器2から建物1内の設備等の監視を行うビルマネージメントシステムへ出力してから制御盤10へ転送される構成としても良いし、その他の構成としても良い。
ここで、4階で火災が発生した場合、4階は、火災発生階1bとなる。なお、4階以外の階床で火災が発生した場合、当該火災が発生した階床が火災発生階1bである。また、複数階床で火災が発生した場合、火災発生階1bは、複数存在する。
避難階1aには、診断運転スイッチ3が設けられる。診断運転スイッチ3は、火災検出器2のいずれかが火災発生を検出した場合に、後述する診断運転を開始する際に操作される。診断運転スイッチ3は、操作されると、制御盤10へ診断運転開始信号を出力する。診断運転スイッチ3は、例えば、スプリングバック式のスイッチであり、操作されると閉成して診断運転開始信号を制御盤10へ出力し、操作を解除されると開放状態に戻って診断運転開始信号の出力を停止する。
昇降路4内において、かご5及び釣り合いおもり6は、ロープ7に釣支される。ロープ7は、巻上機8及びそらせ車9に巻き掛けられる。エレベーターの運転を制御する制御盤10が巻上機8を回転駆動させると、ロープ7が移動し、かご5及び釣り合いおもり6が昇降する。
かご5には、昇降路4に対向する位置に、かご検出器11が設けられる。釣り合いおもり6には、おもり検出器12が設けられる。かご検出器11及びおもり検出器12は、火災検出器2のいずれかが火災発生を検出すると、後述する診断運転において、火災により発生し昇降路4内の空気中に浮遊している異物、例えば、煙を検出する。かご検出器11は、かご伝送ケーブル13により制御盤10と接続する。おもり検出器12は、おもり伝送ケーブル14により制御盤10と接続する。かご伝送ケーブル13には、電力供給に使用される電源ケーブル13aと信号の伝送に使用される信号ケーブル13bとが含まれる。また、おもり伝送ケーブル14には、電力供給に使用される電源ケーブル14aと信号の伝送に使用される信号ケーブル14bとが含まれる。なお、図1において、かご検出器11は、かご5の上面に設けられるが、これに限らず、例えば、かご5の下面に設けても良い。
図2は、この実施の形態におけるエレベーター制御システムの機能ブロック図である。エレベーター制御システムは、火災検出器2、診断運転スイッチ3、かご5、制御盤10、かご検出器11、おもり検出器12、駆動装置15を備える。
制御盤10は、制御部101、電源102、かごリレースイッチ103、おもりリレースイッチ104を備える。制御部101は、火災検出器2、診断運転スイッチ3、かご5、かごリレースイッチ103、おもりリレースイッチ104、駆動装置15と接続する。また、制御部101は、信号ケーブル13bを介してかご検出器11の検出部11bと接続する。さらに、制御部101は、信号ケーブル14bを介しておもり検出器12の検出部12bと接続する。電源102は、かごリレースイッチ103、おもりリレースイッチ104と接続する。かごリレースイッチ103は、電源ケーブル13aを介してかご検出器11の電源11aと接続する。おもりリレースイッチ104は、電源ケーブル14aを介しておもり検出器12の電源12aと接続する。
制御部101は、建物1において火災が発生した場合に、火災管制運転、診断運転、避難運転の各運転モードにおいて、駆動装置15を制御して巻上機8を回転駆動させることでエレベーターの運転を制御する。ここで、火災管制運転は、火災検出器2のいずれかが火災発生を検出した場合に、かご5内に乗車している避難者を避難階1aに避難させる運転モードである。診断運転は、昇降路4内の煙を検出し、安全に避難運転を行えるか診断する運転モードである。診断運転は、火災管制運転終了後に、診断運転スイッチ3が操作されると開始する。避難運転は、診断運転終了後に、診断運転においてエレベーターを避難手段として使用可能と判断した階床にいる避難者を、エレベーターを使用して避難階へ避難させる運転モードである。
制御部101は、かごリレースイッチ103、おもりリレースイッチ104のON/OFFを切り換える。制御部101は、かごリレースイッチ103をONに切り換えることにより、電源102からかごリレースイッチ103及び電源ケーブル13aを介してかご検出器11の電源11aへ電力を供給させる。制御部101は、かごリレースイッチ103をOFFに切り換えると、電源11aへの電力供給を遮断させる。同様に、制御部101は、おもりリレースイッチ104をONに切り換えることにより、電源102からおもりリレースイッチ104及び電源ケーブル14aを介しておもり検出器12の電源12aへ電力を供給させる。制御部101は、おもりリレースイッチ104をOFFに切り換えると、電源12aへの電力供給を遮断させる。
かご5は、かごボタン51、かご扉駆動装置52、かごスピーカー53を備える。かごボタン51は、かご5内に複数設けられ、避難運転時に、避難者の避難を誘導する避難誘導員または消防士がかご呼び登録を行う場合に操作される。かご扉駆動装置52は、制御部101から出力される戸開閉指令信号により、後述するかご扉54を開閉させる。かごスピーカー53は、かご報知装置であり、かご5内に設けられ、火災管制運転時及び避難運転時に、制御部101から出力されるアナウンス制御信号により、かご5内にいる避難者に対し、避難を誘導するアナウンスを流す。
かご検出器11は、電源11a及び検出部11bを備える。電源11aは、電源102から電力を供給されると、かご検出器11を作動させる。検出部11bは、かご検出器11作動時に、昇降路4内の煙を検出し、検出結果を信号ケーブル13bを介して制御部101に出力する。
おもり検出器12は、電源12a及び検出部12bを備える。電源12aは、電源102から電力を供給されると、おもり検出器12を作動させる。検出部12bは、おもり検出器12作動時に、昇降路4内の煙を検出し、検出結果を信号ケーブル14bを介して制御部101に出力する。
駆動装置15は、巻上機8に電力を供給して巻上機8を回転駆動させるインバータである。
図3は、この実施の形態におけるかご5出入口の正面図である。かご5内には、かごボタン51、かごスピーカー53、かご扉54が設けられる。かご扉54は、かご5の出入口に設けられ、前述のかご扉駆動装置52により移動してかご5の出入口を開閉する。
図4は、この実施の形態における制御部101のハードウェア構成図である。制御部101は、CPU101a、ROM101b、RAM101c、入力回路101d、出力回路101eで構成される。CPU101aは、中央演算装置である。ROM101bは、読み出しメモリであり、各運転モードを実行する動作プログラムを記憶する。RAM101cは、CPU101aがROM101bに記憶される動作プログラムを実行するために必要なデータを記憶するメモリである。入力回路101dは、火災検出器2、信号ケーブル13b、14bと接続し、入力信号を制御部101に対応する信号に変換する。出力回路101eは、かごリレースイッチ103、おもりリレースイッチ104、駆動装置15と接続し、出力信号を出力先の機器に対応する信号に変換する。
各運転モードは、CPU101aがROM101bに記憶される動作プログラムを実行することにより実施される。火災検出器2が火災発生を検出した階床、かご検出器11及び釣り合いおもり検出器12が出力した検出結果及び当該検出結果に基づく診断結果は、RAM101cに記憶される。火災検出器2、かごボタン51、検出部11b、12bから制御部101への入力信号は、入力回路101dにより制御部101に対応する信号に変換される。制御部101からかごスピーカー53、かごリレースイッチ103、おもりリレースイッチ104への出力信号は、出力回路101eにより出力先の機器に対応する信号に変換される。
次に、図5から図7に基づいて、火災検出器2が火災発生を検出した場合の制御部101の動作を説明する。図5は、この実施の形態における建物1において火災発生を検出した場合における火災管制運転時の制御部101のフローチャートである。図6は、火災発生階1bが中間階1cよりも上方の場合における診断運転時の制御部101のフローチャートである。図7は、火災発生階1bが中間階1cまたは中間階1cよりも下方の場合における診断運転時の制御部101のフローチャートである。
図5において、ステップ(以下、Sと称す。)1で、制御部101は、火災検出器2が火災発生を検出したか判断する。火災発生を検出した場合、S2に進み、火災発生を検出していない場合、S1に戻る。
S2で、制御部101は、エレベーターの運転モードを通常運転から火災管制運転モードに切り換える。制御部101が運転モードを切り換えると、S3に進む。
S3で、制御部101は、かご5を避難階1aへ移動させる。制御部101がかご5を移動させる制御信号を駆動装置15に出力するとS4に進む。
S4で、制御部101は、かご5が避難階1aに到着したか判断する。かご5が避難階1aに到着した場合、S5に進み、かご5が避難階1aに到着していない場合、S4に戻る。
S5で、制御部101は、かご扉駆動装置52に、かご扉54を開く戸開指令信号を出力する。制御部101が戸開指令信号を出力すると、S6に進む。
S6で、制御部101は、かご5に乗車している避難者に対し、かごスピーカー53からアナウンスを流す。制御部101は、例えば「火災が発生しておりますので、避難してください。」等のアナウンスをかごスピーカー53から流す。制御部101がかごスピーカー53からアナウンスを流すとS7に進む。
S7で、制御部101は、戸開指令信号を出力していから一定時間が経過したか判断する。一定時間が経過した場合、S8に進み、経過していない場合、S6に戻る。
S8で、制御部101は、かご扉駆動装置52に、かご扉54を閉める戸閉指令信号を出力する。制御部101が戸閉指令信号を出力すると、火災管制運転のフローを終了する。
次に、図6に基づいて、火災発生階1bが中間階1cよりも上方の場合における診断運転時の制御部101の動作を説明する。制御部101は、建物1で火災が発生すると、火災検出器2から出力される火災検出信号を受信すると、当該火災検出信号から火災発生階1bが中間階1cよりも上方であるか否かを判断する。火災発生階1bが中間階1cよりも上方の場合、制御部101は、図5に示す火災管制運転を終了した後に、診断スイッチ3が操作されると、図6に示す診断運転を実行する。
図6において、S11で、制御部101は、避難階1aに設けられる診断運転スイッチ3から診断運転開始信号を受信したか判断する。診断運転開始信号を受信した場合、S12に進み、診断運転開始信号を受信していない場合、S11に戻る。
S12で、制御部101は、釣り合いおもり6が火災発生階1bに位置するようにかご5を移動させる。例えば、建物1には1階から5階まであり、4階が火災発生階1bの場合、制御部101は、釣り合いおもり6が火災発生階1bである4階に位置するように、かご5を2階に移動させる。制御部101がかご5を移動させると、S13に進む。
S13で、制御部101は、かごリレースイッチ103及びおもりリレースイッチ104をOFFに切り換える。これにより、制御部101は、かご検出器11及びおもり検出器12への電力供給を遮断する。制御部101がかごリレースイッチ103及びおもりリレースイッチ104をOFFに切り換えると、S14に進む。
S14で、制御部101は、かご検出器11の検出部11b及びおもり検出器12の検出部12bから検出結果を受信していないか判断する。検出部11b、12bから検出結果を受信していない場合、S15に進み、検出部11b、12bから検出結果を受信している場合、S14に戻る。
S15で、制御部101は、かごリレースイッチ103及びおもりリレースイッチ104をONに切り換える。これにより、制御部101は、電源102に、かご検出器11及びおもり検出器12へ電力を供給させる。制御部101がかごリレースイッチ103及びおもりリレースイッチ104をONに切り換えると、S16に進む。
S16で、制御部101は、検出部11b、12bから出力された検出結果を記憶する。制御部101が検出結果を記憶するとS17に進む。
S17で、制御部101は、S16で記憶した検出結果に基づき、かご5及び釣り合いおもり6がそれぞれ停止している階床を避難運転の対象にできるか判断し、判断結果を記憶する。制御部101が判断結果を記憶すると、S18に進む。
S18で、制御部101は、かご5が建物1の最下階1dに到着したことを検出したか判断する。かご5が最下階1dに到着している場合、フローを終了し、かご5が最下階1dに到着していない場合、S19に進む。
S19で、制御部101は、かご5を一つ下の階床へ移動させる。制御部101がかごを移動させると、S13に戻る。制御部101は、かご5が最下階1dに到着するまで、S13からS19までの処理を繰り返す。
かご5が最下階1dに到着すると、制御部101は、診断運転のフローを終了する。制御部101は、診断運転のフローを終了すると、運転モードを避難運転に切り換える。
次に、図7に基づいて、火災発生階1bが中間階1cまたは中間階1cよりも下方の場合における診断運転時の制御部101の動作を説明する。制御部101は、建物1で火災が発生すると、火災検出器2から出力される火災検出信号を受信すると、当該火災検出信号から火災発生階1bが中間階1cよりも上方であるか否かを判断する。火災発生階1bが中間階1cまたは中間階1cよりも下方の場合、すなわち、火災発生階1bが中間階1cから下方の場合、制御部101は、図5に示す火災管制運転を終了した後に、診断スイッチ3が操作されると、図7に示す診断運転を実行する。
図7において、S21の処理は、図6におけるS11の処理と同様である。
S22で、制御部101は、かご5を建物1の中間階1cに移動させる。例えば、建物1には1階から5階まであり、3階が火災発生階1bの場合、制御部101は、かご5を3階に移動させる。あるいは、建物1には1階から6階まであり、2階が火災発生階1bの場合、制御部101は、かご5を3階に移動させる。制御部101がかごを移動させると、S23に進む。
S23からS29までの処理は、図6におけるS13からS19の処理と同様である。
制御部101は、図7に示す診断運転のフローを終了すると、図6の場合と同様に、運転モードを避難運転に切り換える。
制御部101は、図6または図7に示す診断運転を終了すると、建物1内に取り残された避難者を避難階1aに誘導する避難運転を実行する。避難運転において、制御部101は、かごボタン51のうちS17またはS27で避難運転の対象にできないと判断した階床に該当するボタンが操作された場合、当該かごボタン51の操作によるかご呼び登録を無効にする。
以上述べたように、この実施の形態におけるエレベーター制御システムは、火災発生時に、かご5に設けたかご検出器11と釣り合いおもり6に設けたおもり検出器12とで、昇降路4内の互いに異なる階床における煙を検出するので、昇降路4内の安全を確認する診断運転に要する時間を短縮することができる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムは、火災発生階1bが中間階1cより上方の場合、火災発生階1bから上方における煙の検出をおもり検出器12で行うので、煙がかご5に侵入する恐れがなく、より安全に診断運転を行うことができる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムは、エレベーターを備える建物1の昇降路4に対向し、昇降路4を昇降するエレベーターのかご5に設けられ、火災により発生し昇降路4内の空気中に浮遊している異物を検出するかご検出器11と、昇降路4を昇降する釣り合いおもり6に設けられ、昇降路4内の空気中に浮遊している異物を検出するおもり検出器12とを備える。さらに、エレベーター制御システムは、建物1で火災発生を検出した場合に、火災発生を検出した火災発生階から上方に釣り合いおもり6を停止させるとともに釣り合いおもり6が停止している階床とは異なる階床にかご5を停止させる制御盤10を備える。これにより、エレベーター制御システムは、かご検出器11とおもり検出器12とでそれぞれ異なる階床における昇降路4内の状態を検出するので、昇降路4内の安全確認に要する時間を短縮できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、制御盤10は、かご検出器11及びおもり検出器12の検出結果に基づいてエレベーターの使用可否を階床ごとに判断する診断運転を実行する。これにより、エレベーター制御システムは、階床ごとにエレベーターを避難手段として使用可能か否かを判断できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては制御盤10は、火災発生階1bが建物1の中央に位置する中間階1cより上方の場合、診断運転において、火災発生階1bから上方における昇降路4内の空気中に浮遊している異物をおもり検出器12に検出させる。これにより、エレベーター制御システムは、火災発生階1bから上方の煙をおもり検出器により検出するので、かご5内に煙が侵入する恐れがなく、より安全に昇降路4内の煙を検出できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、制御盤10は、火災発生階1bが中間階1cから下方の場合、診断運転において、中間階1cから上方における昇降路4内の空気中に浮遊している異物をおもり検出器12に検出させる。これにより、エレベーター制御システムは、昇降路4内において煙が集まりやすい上方における煙をおもり検出器12で検出するので、かご5内に侵入する煙の量を低減でき、より安全に昇降路4内の煙を検出できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、制御盤10は、診断運転においてかご検出器11が最下階における昇降路4内の空気中に浮遊している異物を検出すると当該診断運転を終了して建物1内にいる避難者を予め決められた避難階1aへエレベーターで誘導する避難運転を実行し、診断運転時にエレベーターを使用可能と判断した階床を避難運転の対象とする。これにより、エレベーター制御システムは、診断運転終了後に、安全な階床を対象に避難運転を制御することができるので、避難者をより安全に避難階1aへ誘導できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、制御盤10は、診断運転において、かご5を停止させ、かご検出器11及びおもり検出器12をリセットした後に昇降路4内の空気中に浮遊している異物を検出させる。これにより、エレベーター制御システムは、かご検出器11及びおもり検出器12への電力供給を遮断してから再度電力を供給することで、階床ごとにかご検出器11及びおもり検出器12をリセットするので、先に検出した階床における検出結果の影響を受けることなく、煙を検出できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、制御盤10は、建物1で火災が発生した場合に、かご5を避難階1aへ移動させてかご5内にいる避難者を避難させた後に、診断運転を実行する。これにより、エレベーター制御システムは、火災発生時にかご5内に避難者がいる場合、当該避難者を避難階1aに誘導してから昇降路4内の煙の検出を行うので、より安全に昇降路4内の煙を検出できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、診断運転スイッチ3を備え、制御盤10は、建物1で火災発生を検出した場合に診断運転スイッチ3が操作されると、診断運転を制御する。これにより、エレベーター制御システムは、避難誘導員または消防士がかご5内に避難者がいないことを確認してから診断運転を開始できるので、より安全に昇降路4内の煙を検出できる。
また、この実施の形態におけるエレベーター制御システムにあっては、かご5内に設けられるかごスピーカー53を備え、制御盤10は、かご5が避難階1aに到着すると、かご5内にいる避難者に対し避難誘導をかごスピーカー53に報知させる。これにより、エレベーター制御システムは、かご5が避難階1aに到着すると、かご5内にいる避難者に対して避難を誘導するアナウンスを流すので、避難者の避難を支援できる。
なお、この実施の形態におけるエレベーター制御システムは、煙を検出し、検出した結果から避難運転対象階を決定するとしたが、これに限らず、例えば、有害ガスを検出する構成としても良いし、その他の構成としても良い。
なお、火災発生階1bが建物1の中間階1cより上方に複数存在する場合、図6のS11において、制御部101は、複数の火災発生階1bのうち中間階1cに最も近い火災発生階1bに位置するようにかご5を移動させる。
なお、火災発生階1bが建物1の中間階1cより上方及び中間階1cから下方それぞれに存在する場合、制御部101は、図7に示すフローに基づいて診断運転を制御する。
なお、図6に示す診断運転において、制御部101は、まず、釣り合いおもり6が火災発生階に位置するようにかご5を移動させ、かご5を下降させながら煙を検出するとしたが、これに限らず、まず、かご5を最下階1dに移動させ、釣り合いおもり6が火災発生階に位置するまでかご5を上昇させながら煙を診断する構成としても良い。
なお、図7に示す診断運転において、制御部101は、まず、かご5を中間階1cへ移動させ、かご5を下降させながら煙を検出するとしたが、これに限らず、まず、かご5を最下階1dに移動させ、かご5を中間階1cまで上昇させながら煙を診断する構成としても良い。
なお、図6に示す診断運転において、制御部101は、火災発生階1bから上方の全ての階床における煙をおもり検出器12で検出するとしたが、これに限らず、例えば、火災発生階1bの煙のみを検出する構成としても良い。
なお、図7に示す診断運転において、制御部101は、中間階1cから上方の全ての階床における煙をおもり検出器12で検出するとしたが、これに限らず、例えば、火災発生階1bの煙のみをかご検出器11またはおもり検出器12で検出する構成としても良い。
なお、診断運転スイッチ3は、避難階1aの乗場に設けられるとしたが、これに限らず、例えば、避難階1a以外の複数の階床に設けられる構成としても良いし、かご5内に設けられる構成としても良いし、その他の構成としても良い。または、診断運転スイッチ3を設けず、制御部101は、火災管制運転を終了すると自動で診断運転を開始する構成としても良い。
なお、図5に示す火災管制運転において、制御部101は、かご5を避難階1aに移動させ戸開指令信号を出力してから一定時間が経過すると戸閉指令信号を出力するとしたが、これに限らず、例えば、かご5に乗車人数検出器を設け、避難階1aにおいてかご5内に乗車している避難者全員が降車したことを検出すると、制御部101は、戸閉指令信号を出力する構成としても良い。ここで、乗車人数検出器は、例えば、かご5の負荷荷重から乗車人数を検出する構成としても良いし、かご内に設けたカメラで取得した画像から乗車人数を検出する構成としても良いし、その他の構成としても良い。
なお、シャトルエレベーターのように全ての階床に乗場扉を設けない場合、制御部101は、乗場扉のない階床を診断運転の対象外としても良い。
なお、かご5内には、かご報知装置としてのかごスピーカー53が設けられるとしたが、これに限らず、例えば、かご5内にディスプレーを設け、当該ディスプレーに避難を誘導するメッセージを表示させても良いし、その他の構成としても良い。
1 建物、1a 避難階、1b 火災発生階、1c 中間階、1d 最下階、2 火災検出器、3 診断運転スイッチ、4 昇降路、5 かご、53 かごスピーカー、6 釣り合いおもり、7 ロープ、8 巻上機、9 そらせ車、10 制御盤、101 制御部、102 電源、103 かごリレースイッチ、104 おもりリレースイッチ、11 かご検出器、12 おもり検出器、13 かご伝送ケーブル、14 おもり伝送ケーブル、15 駆動装置
Claims (9)
- エレベーターを備える建物の昇降路に対向し、前記昇降路を昇降する前記エレベーターのかごに設けられ、火災により発生し前記昇降路内の空気中に浮遊している異物を検出するかご検出器と、
前記昇降路を昇降する釣り合いおもりに設けられ、前記昇降路内の空気中に浮遊している前記異物を検出するおもり検出器と、
前記建物で火災発生を検出した場合に、火災発生を検出した火災発生階から上方に前記釣り合いおもりを停止させるとともに前記釣り合いおもりが停止している階床とは異なる階床に前記かごを停止させる制御盤と
を備えるエレベーター制御システム。 - 前記制御盤は、前記かご検出器及び前記おもり検出器の検出結果に基づいて前記エレベーターの使用可否を階床ごとに判断する診断運転を実行する請求項1に記載のエレベーター制御システム。
- 前記制御盤は、前記火災発生階が前記エレベーターの乗場扉のある階床のうち最も上方に位置する最上階と前記乗場扉のある階床のうち最も下方に位置する最下階との中央に位置する中間階より上方の場合、前記診断運転において、前記火災発生階から上方における前記昇降路内の空気中に浮遊している前記異物を前記おもり検出器に検出させる請求項2に記載のエレベーター制御システム。
- 前記制御盤は、前記火災発生階が前記中間階から下方の場合、前記診断運転において、前記中間階から上方における前記昇降路内の空気中に浮遊している前記異物を前記おもり検出器に検出させる請求項2または請求項3に記載のエレベーター制御システム。
- 前記制御盤は、前記診断運転において前記かご検出器が最下階における前記昇降路内の空気中に浮遊している前記異物を検出すると当該診断運転を終了して前記建物内にいる避難者を予め決められた避難階へエレベーターで誘導する避難運転を実行し、前記診断運転時に前記エレベーターを使用可能と判断した階床を前記避難運転の対象とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のエレベーター制御システム。
- 前記制御盤は、前記診断運転において、前記かごを停止させ、前記かご検出器及び前記おもり検出器をリセットした後に前記昇降路内の空気中に浮遊している前記異物を検出させる請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のエレベーター制御システム。
- 前記制御盤は、前記建物で火災が発生した場合に、前記かごを前記避難階へ移動させて前記かご内にいる避難者を避難させた後に、前記診断運転を実行する請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のエレベーター制御システム。
- 診断運転スイッチを備え、
前記制御盤は、前記建物で火災発生を検出した場合に前記前記診断運転スイッチが操作されると、前記診断運転を制御する請求項2から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーター制御システム。 - 前記かご内に設けられるかご報知装置を備え、
前記制御盤は、前記かごが前記避難階に到着すると、前記かご内にいる避難者に対し避難誘導を前記かご報知装置に報知させる請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーター制御システム。
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