WO2016117674A1 - 血液浄化装置 - Google Patents
血液浄化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- WO2016117674A1 WO2016117674A1 PCT/JP2016/051820 JP2016051820W WO2016117674A1 WO 2016117674 A1 WO2016117674 A1 WO 2016117674A1 JP 2016051820 W JP2016051820 W JP 2016051820W WO 2016117674 A1 WO2016117674 A1 WO 2016117674A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- blood
- layer
- air
- replacement fluid
- trap chamber
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/14—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
- A61M1/16—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis with membranes
- A61M1/1654—Dialysates therefor
- A61M1/1656—Apparatus for preparing dialysates
- A61M1/1658—Degasification
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3621—Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3624—Level detectors; Level control
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/14—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3621—Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3627—Degassing devices; Buffer reservoirs; Drip chambers; Blood filters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3672—Means preventing coagulation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D19/00—Degasification of liquids
- B01D19/0021—Degasification of liquids by bringing the liquid in a thin layer
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/33—Controlling, regulating or measuring
- A61M2205/3306—Optical measuring means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/33—Controlling, regulating or measuring
- A61M2205/3375—Acoustical, e.g. ultrasonic, measuring means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/33—Controlling, regulating or measuring
- A61M2205/3379—Masses, volumes, levels of fluids in reservoirs, flow rates
- A61M2205/3389—Continuous level detection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2247/00—Details relating to the separation of dispersed particles from gases, air or vapours by liquid as separating agent
- B01D2247/08—Means for controlling the separation process
Abstract
エアトラップチャンバ内の補液の不足を素早く、且つ、正確に把握することができる血液浄化装置を提供する。 血液回路1と、血液回路1を流れる血液を浄化し得るダイアライザ2と、動脈側血液回路1aに配設されて血液回路内で血液を送液するための血液ポンプP1と、血液回路1を流れる血液に含まれた空気を捕集し得るエアトラップチャンバ5とを具備した血液浄化装置において、エアトラップチャンバ5は、補液を注入し得るしごきポンプP3(補液注入手段)が接続され、血液層の上部に補液層を形成可能とされるとともに、当該エアトラップチャンバ5に形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段6を具備し、当該血液界面検知手段6により検知された血液層と補液層との界面に基づいてエアトラップチャンバ5内の補液の不足を検知可能とされたものである。
Description
本発明は、ダイアライザを使用した透析治療など、患者の血液を体外循環させつつ浄化するための血液浄化装置に関するものである。
一般に、透析治療時においては、採取した患者の血液を体外循環させて再び体内に戻すための血液回路が用いられており、かかる血液回路は、例えば中空糸膜を具備したダイアライザ(血液浄化手段)と接続し得る動脈側血液回路及び静脈側血液回路から主に構成されている。これら動脈側血液回路及び静脈側血液回路の各先端には、動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針が取り付けられ、それぞれが患者に穿刺されて透析治療における血液の体外循環が行われることとなる。
このうち、動脈側血液回路には、しごき型の血液ポンプが配設されており、動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針を患者に穿刺した状態において当該血液ポンプを駆動させることにより、患者の体内から採取された血液を体外循環させつつダイアライザに送り込み得るようになっている。さらに、動脈側血液回路及び静脈側血液回路には、動脈側エアトラップチャンバ及び静脈側エアトラップチャンバがそれぞれ接続されており、体外循環した血液が除泡(気泡の除去)された後に患者の体内に戻されるよう構成されている。
従来のエアトラップチャンバとして、例えば特許文献1、2にて開示されているように、上から順に空気層、補液層(生理食塩液等の層)及び血液層を形成し得る収容空間を有したチャンバから成り、血液回路にて流通する血液に含まれる空気を空気層で捕捉して除去するものが挙げられる。すなわち、血液層と空気層との間に補液層を介在させることにより、血液層の血液が空気層の空気に直接触れてしまうのを回避することができ、血液凝固を抑制することができるのである。
上記従来の血液浄化装置においては、以下の問題があった。
すなわち、血液を血液回路にて体外循環させる過程で、エアトラップチャンバ内の補液層の補液が血液層の血液に徐々に拡散して補液が不足してしまい、血液凝固を防止する効果が低減してしまう虞がある。しかしながら、従来の血液浄化装置においては、医療従事者等がエアトラップチャンバを目視して補液の不足を把握するものであったため、補液の不足を素早く、且つ、正確に把握することができず、補液の不足に対する対処が遅れてしまうという不具合があった。
すなわち、血液を血液回路にて体外循環させる過程で、エアトラップチャンバ内の補液層の補液が血液層の血液に徐々に拡散して補液が不足してしまい、血液凝固を防止する効果が低減してしまう虞がある。しかしながら、従来の血液浄化装置においては、医療従事者等がエアトラップチャンバを目視して補液の不足を把握するものであったため、補液の不足を素早く、且つ、正確に把握することができず、補液の不足に対する対処が遅れてしまうという不具合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、エアトラップチャンバ内の補液の不足を素早く、且つ、正確に把握することができる血液浄化装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、動脈側血液回路及び静脈側血液回路を有するとともに、当該動脈側血液回路の先端から静脈側血液回路の先端まで患者の血液を体外循環させ得る血液回路と、該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化し得る血液浄化手段と、前記動脈側血液回路に配設されて血液回路内で血液を送液するための血液ポンプと、前記血液回路に接続され、当該血液回路を流れる血液に含まれた空気を捕集し得るエアトラップチャンバとを具備した血液浄化装置において、前記エアトラップチャンバは、補液を注入し得る補液注入手段が接続され、血液層の上部に補液層を形成可能とされるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段を具備し、当該血液界面検知手段により検知された血液層と補液層との界面に基づいて前記エアトラップチャンバ内の補液の不足を検知可能とされたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の血液浄化装置において、前記エアトラップチャンバ内の補液の不足が検知された際、所定の報知を行わせ得ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の血液浄化装置において、前記エアトラップチャンバ内の補液の不足が検知された際、前記血液ポンプ又は補液注入手段を制御して前記血液層を減少又は前記補液層を増大させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1~3の何れか1つに記載の血液浄化装置において、前記血液界面検知手段は、前記エアトラップチャンバの外部側面から非接触、且つ、所定のデューティー比をもって前記血液層と補液層との界面を検知し得ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1~4の何れか1つに記載の血液浄化装置において、前記エアトラップチャンバは、前記補液層の上部に空気層を形成可能とされ、当該空気層に対して空気を注入又は排出し得る空気量調整手段が接続されるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される補液層と空気層との界面を検知し得る空気界面検知手段を具備したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、エアトラップチャンバは、補液を注入し得る補液注入手段が接続され、血液層の上部に補液層を形成可能とされるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段を具備し、当該血液界面検知手段により検知された血液層と補液層との界面に基づいて前記エアトラップチャンバ内の補液の不足を検知可能とされたので、エアトラップチャンバ内の補液の不足を素早く、且つ、正確に把握することができる。
請求項2の発明によれば、エアトラップチャンバ内の補液の不足が検知された際、所定の報知を行わせ得るので、エアトラップチャンバ内の補液の不足をより素早く、且つ、正確に把握することができる。
請求項3の発明によれば、エアトラップチャンバ内の補液の不足が検知された際、血液ポンプ又は補液注入手段を制御して血液層を減少又は補液層を増大させるので、エアトラップチャンバ内の補液の不足を自動的に解消させることができる。
請求項4の発明によれば、血液界面検知手段は、エアトラップチャンバの外部側面から非接触、且つ、所定のデューティー比をもって血液層と補液層との界面を検知し得るので、血液ポンプの駆動により生じる脈動等によって補液の不足を誤検出してしまうのを抑制でき、精度をより向上させることができる。
請求項5の発明によれば、エアトラップチャンバは、補液層の上部に空気層を形成可能とされ、当該空気層に対して空気を注入又は排出し得る空気量調整手段が接続されるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される補液層と空気層との界面を検知し得る空気界面検知手段を具備したので、空気量調整手段によってエアトラップチャンバ内の空気層の界面を適正な位置とすることができ、補液層を適切に確保することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る血液浄化装置は、透析治療を行うための透析装置から成り、図1~3に示すように、血液回路1と、血液浄化器としてのダイアライザ2と、エアトラップチャンバ5と、血液界面検知手段6と、空気界面検知手段7と、空気量調整手段8と、モニタM(図2、3参照)及び制御部E等を具備した透析装置本体Aとを有して構成されている。なお、図1中符号Gは、血液凝固阻止剤を血液回路1内に注入するためのシリンジを示している。
本実施形態に係る血液浄化装置は、透析治療を行うための透析装置から成り、図1~3に示すように、血液回路1と、血液浄化器としてのダイアライザ2と、エアトラップチャンバ5と、血液界面検知手段6と、空気界面検知手段7と、空気量調整手段8と、モニタM(図2、3参照)及び制御部E等を具備した透析装置本体Aとを有して構成されている。なお、図1中符号Gは、血液凝固阻止剤を血液回路1内に注入するためのシリンジを示している。
ダイアライザ2は、微小孔(ポア)が形成された複数の中空糸を筐体部に収容して成るものであり、その筐体部に、血液導入ポート2a、血液導出ポート2b、透析液導入ポート2c及び透析液導出ポート2dが形成されている。また、血液回路1は、先端に動脈側穿刺針が取り付け可能とされた動脈側血液回路1aと、先端に静脈側穿刺針が取り付け可能とされた静脈側血液回路1bとを有した可撓性チューブから構成されたもので、動脈側血液回路1aの基端がダイアライザ2の血液導入ポート2aに接続されるとともに、静脈側血液回路1bの基端がダイアライザ2の血液導出ポート2bに接続されている。
さらに、本透析装置には、ダイアライザ2に透析液を導入する透析液導入チューブL1と、ダイアライザ2から透析液(排液)を導出する透析液導出チューブL2とを取り付け可能とされており、透析液導入チューブL1の先端がダイアライザ2の透析液導入ポート2cに接続されるとともに、透析液導出チューブL2の先端がダイアライザ2の透析液導出ポート2dに接続されている。また、本実施形態においては、透析液導入チューブL1と静脈側血液回路1bとを接続する補液導入チューブL3が形成されている。なお、血液回路1を構成する動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1b、透析液導入チューブL1、透析液導出チューブL2並びに補液導入チューブL3は、何れも液体が流通し得る可撓性チューブから成るものである。
またさらに、動脈側血液回路1aの途中には、血液ポンプP1が配設されている。かかる血液ポンプP1は、ケースCが取り付けられる部位(図3参照)に配設されたもので、ステータの内周面内で回転するロータと、ロータに形成された一対のローラとを具備して構成されており、液体の流通方向にロータが回転して動脈側血液回路1aに接続された被しごき用可撓性チューブD1を一対のローラがそれぞれしごくことにより送液可能とされたしごき型ポンプから成る。
また、図3に示すように、被しごき用可撓性チューブD2は、透析液導入チューブL1の途中に接続されるとともに、被しごき用可撓性チューブD3は、補液導入チューブL3の途中に接続され、本透析装置に配設されたしごき型ポンプP2、P3にそれぞれ取り付けられる。さらに、被しごき用可撓性チューブD4は、透析液導出チューブL2の途中に接続され、本透析装置に配設されたしごき型ポンプP4に取り付けられる。そして、しごき型ポンプP4の駆動によって排液を系外に排出し得るよう構成されている。
しごき型ポンプP2~P4は、血液ポンプP1と同様、ケースCが取り付けられる部位(図3参照)に配設されたもので、ステータの内周面内で回転するロータと、ロータに形成された一対のローラとを具備して構成されており、液体の流通方向にロータが回転して流路に接続された被しごき用可撓性チューブ(D2~D4)を一対のローラがそれぞれしごくことにより送液可能とされたものである。なお、しごき型ポンプP2~P4の具体的な構成については、血液ポンプP1と同様であるため、詳細な説明を省略する。
このように、本透析装置には、血液ポンプP1及びしごき型ポンプ(P2~P4)が配設されるとともに、ケースCには、各流路が接続された状態の被しごき用可撓性チューブ(D1~D4)が形成されており、本透析装置にケースCを取り付けると、被しごき用可撓性チューブD1が血液ポンプP1に対してセット状態とされるとともに、被しごき用可撓性チューブ(D2~D4)がしごき型ポンプP2~P4に対してそれぞれセット状態とされるようになっている。
しかして、ケースCを本透析装置における血液ポンプP1及びしごき型ポンプP2~P4が配設された部位(ステータ)に嵌合して取り付け(図2、3参照)、カバーHを閉じることにより、被しごき用可撓性チューブ(D1~D4)が血液ポンプP1及びしごき型ポンプ(P2~P4)に一括して取り付けられるようになっている。そして、動脈側穿刺針及び静脈側穿刺針を患者に穿刺した後、血液ポンプP1(血液ポンプ)を駆動させると、動脈側血液回路1a及び静脈側血液回路1bにおいて患者の血液を体外循環させ得るようになっている。
一方、透析液導入チューブL1の基端には、ダイアライザ2に供給するための透析液を収容した収容バッグB1が接続されている。なお、透析液導入チューブL1の途中には、透析液を加温するための加温バッグ(不図示)等が接続されている。そして、しごき型ポンプP2を駆動させると、収容バッグB1の透析液がダイアライザ2に向かって流れるとともに、ダイアライザ2の透析液(排液)が透析液導出チューブL2を流れて外部に排出されることとなる。収容バッグB1は、本透析装置に形成されたフックFにそれぞれ引っ掛けられるとともに、重量計3にてリアルタイムに重量が計測されるよう構成されている。これにより、設定された流量にて透析液をダイアライザ2に供給し、当該ダイアライザ2から透析液を排出させることができる。
本実施形態においては、透析液導入チューブL1から分岐した補液導入チューブL3に被しごき用可撓性チューブD3が接続されており、この被しごき用可撓性チューブD3がしごき型ポンプP3に取り付けられている。そして、しごき型ポンプP2、P3を駆動させることにより、収容バッグB1の透析液を静脈側血液回路1bに接続されたエアトラップチャンバ5に供給して補液層を形成することができるようになっている。しごき型ポンプP3は、本発明における「補液を注入し得る補液注入手段」に相当する。なお、動脈側血液回路1aにエアトラップチャンバ5を接続するよう構成し、そのエアトラップチャンバ5に補液導入チューブL3の先端を接続して透析液を供給するようにしてもよい。
エアトラップチャンバ5は、図2、3に示すように、ケースCに取り付けられており、補液導入チューブL3及び血液回路1(静脈側血液回路1b)がそれぞれ接続されるようになっている。かかるエアトラップチャンバ5は、血液を流通させる血液回路1(静脈側血液回路1b)に接続されて上から順に空気層、補液層及び血液層を形成し得る収容空間を有したチャンバから成り、当該血液回路1にて流通する血液に含まれる空気を空気層で捕捉して除去するためのもので、図4に示すように、血液流入口5a及び血液流出口5bと、補液流入口5cと、空気流出入口5dとを有して構成されている。
血液流入口5a及び血液流出口5bは、静脈側血液回路1bとの接続部位から成り、エアトラップチャンバ5内に血液を流入又は流出させる部位である。補液流入口5cは、補液導入チューブL3との接続部位から成り、エアトラップチャンバ5内に補液を流入させる部位である。さらに、エアトラップチャンバ5の上部(空気層)には、空気を流通させるための空気流通チューブL4が接続されてり、空気流出入口5d、当該空気流通チューブL4との接続部位から成る。
空気流通チューブL4には、空気層に対して空気を注入又は排出し得る空気量調整手段8が接続されている。例えば、空気流通チューブL4は、先端が大気開放状態とされた可撓性チューブ等の流路から成り、その途中に、しごきポンプから成る空気量調整手段8を配設している。かかる空気量調整手段8は、正転駆動及び逆転駆動可能なしごき部を有し、当該しごき部が空気流通チューブL4をその長手方向に向かってしごくことで、エアトラップチャンバ5の上部に対する空気の注入又は排出を任意に行い得るよう構成されている。
しかして、空気量調整手段8を正転駆動(エアトラップチャンバ5に空気を注入する方向の回転)させると、空気流通チューブL4の先端から空気が吸引されるので、エアトラップチャンバ5に空気が注入されて空気層の界面の位置を下降させるとともに、空気量調整手段8を逆転駆動(エアトラップチャンバ5から空気を排出する方向の回転)させると、空気流通チューブL4の先端から空気が排出されるので、エアトラップチャンバ5から空気が排出されて空気層の界面の位置を上昇させることができる。本実施形態に係る空気量調整手段8は、上記の如く正転駆動又は逆転駆動可能なしごき部を有するものとされているが、本発明はこれに限定されず、エアトラップチャンバ5の空気層に対して空気を注入又は排出し得るものであれば、他の形態のものであってもよい。
上記のエアトラップチャンバ5に代えて、例えば図5に示すようなエアトラップチャンバ5’としてもよい。かかるエアトラップチャンバ5’は、血液流入口5’a及び補液流入口5’cが当該エアトラップチャンバ5の内部に位置するとともに、補液流入口5’cの方が血液流入口5’aより高い位置に形成されている。なお、血液流出口5’b及び空気流出入口5’dは、上記のエアトラップチャンバ5と同様である。このようなエアトラップチャンバ5’によっても、その収容空間内において上から順に空気層、補液層及び血液層を形成することができる。
血液界面検知手段6は、エアトラップチャンバ5に形成される血液層と補液層との界面を検知し得るもので、本実施形態においては、エアトラップチャンバ5の外部側面から非接触にて血液層と補液層との界面を検知し得る光センサにて構成されている。具体的には、血液界面検知手段6は、エアトラップチャンバ5を挟んで水平方向(エアトラップチャンバ5の径方向)に配設された一対の発光素子及び受光素子を有して構成されている。
発光素子は、例えば近赤外線を照射し得るLED(近赤外線LED)から成り、受光素子は、フォトダイオードから成るものとされている。そして、発光素子から光を照射すると、その光がエアトラップチャンバ5を径方向に通過して受光素子で受光されるよう構成(所謂透過型センサの構成)されている。そして、補液と血液とでは光の透過量が相違するので、受光素子で生じた受光電圧に基づき、血液層と補液層との界面を検知することができるのである。なお、本実施形態においては、血液界面検知手段6が上記の如き所謂透過型センサにて構成されているが、エアトラップチャンバ5内で反射した光を受光して血液層と補液層との界面を検知する構成(所謂反射型センサの構成)としてもよい。なお、血液界面検知手段6を超音波センサから成るものとし、超音波の透過又は反射を検出することにより、血液層と補液層との界面を検知するよう構成してもよい。
さらに、本実施形態においては、受光素子で生じた受光電圧に対し、所定のデューティー比をもって血液層と補液層との界面を検知し得るよう構成されている。これにより、血液ポンプP1の駆動により生じた脈動によって血液層と補液層との界面が周期的に上下しても、誤検出を防止して精度よく界面を検知することができる。また、血液層の血液から空気層に向かって気泡(空気)が上昇する際、その気泡に僅かな血液が伴って補液層に上昇することがあり、界面を誤検出してしまう虞があるが、所定のデューティー比をもって血液層と補液層との界面を検知すれば、当該誤検出を抑制できる。
空気界面検知手段7は、エアトラップチャンバ5に形成される補液層と空気層との界面を検知し得るもので、本実施形態においては、エアトラップチャンバ5の外部側面から非接触にて補液層と空気層との界面を検知し得る超音波センサにて構成されている。具体的には、空気界面検知手段7は、エアトラップチャンバ5を挟んで水平方向(エアトラップチャンバ5の径方向)に配設された一対の超音波振動素子及び超音波受信素子を有して構成されている。
そして、エアトラップチャンバ5に向けて超音波振動素子から超音波を照射させ得るとともに、その振動を超音波受信素子にて受け得るようになっている。この超音波受信素子は、その受信した振動に応じて電圧が変化するよう構成されており、当該電圧に基づいてエアトラップチャンバ5に形成される補液層と空気層との界面を検知し得るよう構成されている。すなわち、補液に比べ空気の方が超音波の減衰率が高いので、超音波受信素子により検出された電圧に基づいて補液層と空気層との界面を検知することができるのである。
空気界面検知手段7は、図6に示すように、上部に配設された一対の超音波振動素子及び超音波受信素子から成る上部位置センサ7aと、下部に配設された一対の超音波振動素子及び超音波受信素子から成る下部位置センサ7bとを有するものとしてもよい。この場合、上部位置センサ7aは、空気層の上限位置に設定されるとともに、下部位置センサ7bは、空気層の下限位置に設定されるよう構成されている。
さらに、本実施形態においては、超音波受信素子により検出された電圧に対し、所定のデューティー比をもって補液層と空気層との界面を検知し得るよう構成されている。これにより、血液ポンプP1の駆動により生じた脈動によって補液層と空気層との界面が周期的に上下しても、誤検出を防止して精度よく界面を検知することができる。なお、空気界面検知手段7を光センサから成るものとし、光の透過又は反射を検出することにより、補液層と空気層との界面を検知するよう構成してもよい。
またさらに、血液界面検知手段6又は空気界面検知手段7は、上記の如く光センサや超音波センサに限らず、エアトラップチャンバ5の外部側面を撮像し、その画像を分析することによって血液層と補液層との界面又は補液層と空気層との界面を検知するよう構成してもよい。この場合であっても、分析された画像に対し、所定のデューティー比をもって血液層と補液層との界面又は補液層と空気層との界面を検知するのが好ましい。
ここで、本実施形態においては、血液界面検知手段6、空気界面検知手段7、空気量調整手段8、血液ポンプP1及びしごき型ポンプP3(補液注入手段)は、それぞれ制御部Eに電気的に接続されている。制御部Eは、透析装置本体Aに配設されたマイコン等から成るもので、血液界面検知手段6により検知された血液層と補液層との界面に基づいてエアトラップチャンバ5内の補液の不足を検知し得るとともに、エアトラップチャンバ5内の補液の不足が検知された際、所定の報知を行わせ得るものである。かかる所定の報知は、例えば透析装置本体Aに配設されたモニタMにて補液が不足している旨の表示を行わせたり、或いは警告灯の点灯又は点滅、スピーカからの警告音の出力等によって行われる。
さらに、制御部Eは、エアトラップチャンバ5内の補液の不足が検知された際、血液ポンプP1又はしごき型ポンプP3(補液注入手段)を制御して当該エアトラップチャンバ5内の血液層を減少又は補液層を増大させるようになっている。すなわち、血液ポンプP1の駆動を停止又は血液の流量を低下させることにより、エアトラップチャンバ5内の血液層を減少させることにより、補液層を相対的に増大させて補液不足の解消を図ることができるとともに、しごき型ポンプP3(補液注入手段)の駆動を開始又は補液の流量を増加させることにより、補液層を直接的に増大させて補液不足の解消を図ることができるのである。
上記実施形態に係る血液浄化装置よれば、エアトラップチャンバ5は、補液を注入し得るしごき型ポンプP3(補液注入手段)が接続され、血液層の上部に補液層を形成可能とされるとともに、当該エアトラップチャンバ5に形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段6を具備し、当該血液界面検知手段6により検知された血液層と補液層との界面に基づいてエアトラップチャンバ5内の補液の不足を検知可能とされたので、エアトラップチャンバ5内の補液の不足を素早く、且つ、正確に把握することができる。
また、エアトラップチャンバ5内の補液の不足が検知された際、所定の報知を行わせ得るので、エアトラップチャンバ5内の補液の不足をより素早く、且つ、正確に把握することができる。さらに、エアトラップチャンバ5内の補液の不足が検知された際、血液ポンプP1又はしごき型ポンプP3(補液注入手段)を制御して血液層を減少又は補液層を増大させるので、エアトラップチャンバ5内の補液の不足を自動的に解消させることができる。
またさらに、血液界面検知手段6は、エアトラップチャンバ5の外部側面から非接触、且つ、所定のデューティー比をもって血液層と補液層との界面を検知し得るので、血液ポンプP1の駆動により生じる脈動等によって補液の不足を誤検出してしまうのを抑制でき、精度をより向上させることができる。加えて、エアトラップチャンバ5は、補液層の上部に空気層を形成可能とされ、当該空気層に対して空気を注入又は排出し得る空気量調整手段8が接続されるとともに、当該エアトラップチャンバ5に形成される補液層と空気層との界面を検知し得る空気界面検知手段7を具備したので、空気量調整手段8によってエアトラップチャンバ5内の空気層の界面を適正な位置とすることができ、補液層を適切に確保することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図7に示すように、しごき型ポンプP3(補液注入手段)を駆動させることにより、収容バッグB2に収容された生理食塩液等の補液を静脈側血液回路1bに接続されたエアトラップチャンバ5に供給して補液層を形成し得るとともに、エアトラップチャンバ5に形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段6を具備したものとしてもよい。
また、血液界面検知手段6により検知された血液層と補液層との界面に基づいてエアトラップチャンバ5内の補液の不足を検知可能であれば足り、エアトラップチャンバ5内の補液の不足が検知された際、所定の報知のみ行わせて血液ポンプP1又はしごき型ポンプP3(補液注入手段)の駆動を制御しないもの、所定の報知を行わせずに血液ポンプP1又はしごき型ポンプP3(補液注入手段)の駆動を制御するものとしてもよい。また、エアトラップチャンバ5内の補液の不足が検知された際、その補液の不足を解消すべき何らかの対処を可能とするものであれば、所定の報知、血液ポンプP1又はしごき型ポンプP3(補液注入手段)の駆動の制御を何れも行わないものであってもよい。
またさらに、血液界面検知手段6又は空気界面検知手段7は、光センサ及び超音波センサに限らず、電磁波を照射して非接触にて界面を検知し得るものであれば、他の形態のものであってもよく、所定のデューティー比をもたずに界面を検知するものであってもよい。なお、本実施形態においては、血液透析治療時に用いられる透析装置に適用しているが、患者の血液を体外循環させつつ浄化し得る他の装置(例えば血液濾過透析法、血液濾過法、AFBFで使用される血液浄化装置、血漿吸着装置など)に適用してもよい。
エアトラップチャンバは、補液を注入し得る補液注入手段が接続され、血液層の上部に補液層を形成可能とされるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段を具備し、当該血液界面検知手段により検知された血液層と補液層との界面に基づいてエアトラップチャンバ内の補液の不足を検知可能とされた血液浄化装置であれば、他の機能を有するもの等にも適用することができる。
1 血液回路
2 ダイアライザ(血液浄化器)
3 重量計
5 エアトラップチャンバ
6 血液界面検知手段
7 空気界面検知手段
8 空気量調整手段
P1 血液ポンプ
P3 しごき型ポンプ(補液注入手段)
2 ダイアライザ(血液浄化器)
3 重量計
5 エアトラップチャンバ
6 血液界面検知手段
7 空気界面検知手段
8 空気量調整手段
P1 血液ポンプ
P3 しごき型ポンプ(補液注入手段)
Claims (5)
- 動脈側血液回路及び静脈側血液回路を有するとともに、当該動脈側血液回路の先端から静脈側血液回路の先端まで患者の血液を体外循環させ得る血液回路と、
該血液回路の動脈側血液回路及び静脈側血液回路の間に介装されて当該血液回路を流れる血液を浄化し得る血液浄化手段と、
前記動脈側血液回路に配設されて血液回路内で血液を送液するための血液ポンプと、
前記血液回路に接続され、当該血液回路を流れる血液に含まれた空気を捕集し得るエアトラップチャンバと、
を具備した血液浄化装置において、
前記エアトラップチャンバは、補液を注入し得る補液注入手段が接続され、血液層の上部に補液層を形成可能とされるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される血液層と補液層との界面を検知し得る血液界面検知手段を具備し、当該血液界面検知手段により検知された血液層と補液層との界面に基づいて前記エアトラップチャンバ内の補液の不足を検知可能とされたことを特徴とする血液浄化装置。 - 前記エアトラップチャンバ内の補液の不足が検知された際、所定の報知を行わせ得ることを特徴とする請求項1記載の血液浄化装置。
- 前記エアトラップチャンバ内の補液の不足が検知された際、前記血液ポンプ又は補液注入手段を制御して前記血液層を減少又は前記補液層を増大させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の血液浄化装置。
- 前記血液界面検知手段は、前記エアトラップチャンバの外部側面から非接触、且つ、所定のデューティー比をもって前記血液層と補液層との界面を検知し得ることを特徴とする請求項1~3の何れか1つに記載の血液浄化装置。
- 前記エアトラップチャンバは、前記補液層の上部に空気層を形成可能とされ、当該空気層に対して空気を注入又は排出し得る空気量調整手段が接続されるとともに、当該エアトラップチャンバに形成される補液層と空気層との界面を検知し得る空気界面検知手段を具備したことを特徴とする請求項1~4の何れか1つに記載の血液浄化装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201680006722.5A CN107206141B (zh) | 2015-01-23 | 2016-01-22 | 血液净化装置 |
EP16740281.7A EP3248629B1 (en) | 2015-01-23 | 2016-01-22 | Blood purification device |
US15/654,880 US10441699B2 (en) | 2015-01-23 | 2017-07-20 | Blood purification apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015-011338 | 2015-01-23 | ||
JP2015011338A JP6517023B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 血液浄化装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
US15/654,880 Continuation US10441699B2 (en) | 2015-01-23 | 2017-07-20 | Blood purification apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2016117674A1 true WO2016117674A1 (ja) | 2016-07-28 |
Family
ID=56417204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/051820 WO2016117674A1 (ja) | 2015-01-23 | 2016-01-22 | 血液浄化装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10441699B2 (ja) |
EP (1) | EP3248629B1 (ja) |
JP (1) | JP6517023B2 (ja) |
CN (1) | CN107206141B (ja) |
WO (1) | WO2016117674A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7387644B2 (ja) | 2018-05-17 | 2023-11-28 | ガンブロ・ルンディア・エービー | 気体分離デバイスのレベル制御を有する処理装置及び方法 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6516559B2 (ja) | 2015-05-21 | 2019-05-22 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP6685089B2 (ja) * | 2015-06-01 | 2020-04-22 | 日機装株式会社 | 医療用液圧検出装置 |
WO2016208705A1 (ja) | 2015-06-24 | 2016-12-29 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP6111351B1 (ja) | 2016-01-25 | 2017-04-05 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP6998112B2 (ja) | 2016-09-12 | 2022-01-18 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP6826852B2 (ja) | 2016-09-23 | 2021-02-10 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP7081085B2 (ja) | 2017-04-26 | 2022-06-07 | 株式会社ジェイ・エム・エス | チャンバ及び血液透析装置 |
JP6483874B1 (ja) | 2018-01-18 | 2019-03-13 | 日機装株式会社 | 圧力検出器の調整装置 |
JP6571234B1 (ja) * | 2018-03-26 | 2019-09-04 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP6637107B2 (ja) | 2018-05-16 | 2020-01-29 | 日機装株式会社 | 圧力検出器 |
JP6637108B2 (ja) | 2018-05-16 | 2020-01-29 | 日機装株式会社 | 圧力検出器 |
JP6639559B2 (ja) | 2018-05-16 | 2020-02-05 | 日機装株式会社 | 圧力検出器 |
JP6694475B2 (ja) | 2018-06-22 | 2020-05-13 | 日機装株式会社 | 医療器具の製造方法及び製造装置 |
JP6775056B2 (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-28 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
CN113244473A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-13 | 中南大学湘雅医院 | 一种利用超声探头检测透析器的凝血预警装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003093503A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-02 | Jms Co Ltd | 血液回路自動脱気システム |
JP2003290342A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-14 | Jms Co Ltd | 体外循環血液回路システム |
WO2009004777A1 (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Jms Co., Ltd. | 血液透析装置 |
JP2012095842A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化装置のエアートラップチャンバ及び血液浄化装置のプライミング方法 |
JP2014184108A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-10-02 | Kawasumi Lab Inc | 液面レベル調整装置 |
Family Cites Families (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848248U (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-01 | 日機装株式会社 | ドリツプチヤンバ− |
JPS60153138A (ja) | 1984-01-20 | 1985-08-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 自動プロ−バのウエハアライメント機構 |
US6044691A (en) | 1998-08-26 | 2000-04-04 | Aksys, Ltd. | Blood tubing set integrity tests for extracorporeal circuits |
US6689083B1 (en) | 2000-11-27 | 2004-02-10 | Chf Solutions, Inc. | Controller for ultrafiltration blood circuit which prevents hypotension by monitoring osmotic pressure in blood |
JP4250712B2 (ja) | 2002-06-19 | 2009-04-08 | 株式会社北九州バイオフィジックス研究所 | 自動血液透析装置 |
EP1519764B1 (en) | 2002-06-24 | 2009-03-25 | Gambro Lundia AB | Gas separation devices |
US7488301B2 (en) | 2002-09-11 | 2009-02-10 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Method for returning blood from a blood treatment device, and device for carrying out this method |
JP4286165B2 (ja) | 2004-03-10 | 2009-06-24 | 旭化成クラレメディカル株式会社 | 血液浄化装置のプライミング方法および血液浄化装置 |
JP4397342B2 (ja) | 2005-04-04 | 2010-01-13 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
WO2007059476A2 (en) | 2005-11-15 | 2007-05-24 | Luminous Medical, Inc. | Blood analyte determinations |
JP4889297B2 (ja) | 2005-12-19 | 2012-03-07 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液透析装置 |
DE102006012087B4 (de) | 2006-03-14 | 2008-10-02 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Verfahren zum zumindest teilweise Entleeren eines extrakorporalen Blutkreislaufs und Hämodialysegerät zur Anwendung des Verfahrens |
JP4656427B2 (ja) | 2006-04-14 | 2011-03-23 | 日機装株式会社 | プライミング液用ドリップチャンバの液面調整方法 |
JP2007007435A (ja) | 2006-08-28 | 2007-01-18 | Kita Kyushu Seimei Joho Kagakuin:Kk | 自動血液透析装置 |
JP3128724U (ja) | 2006-09-15 | 2007-01-25 | 川澄化学工業株式会社 | ドリップチャンバ |
JP5188780B2 (ja) | 2007-11-08 | 2013-04-24 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそれによる治療終了の報知方法 |
JP5205036B2 (ja) | 2007-11-29 | 2013-06-05 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP2010000161A (ja) | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Sepi Koko:Kk | 人工透析における血液回路及びダイアライザのプライミング方法 |
JP5294985B2 (ja) | 2008-12-16 | 2013-09-18 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
DE102009008346B4 (de) | 2009-02-11 | 2014-11-13 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Verfahren zum Entfernen von Blut aus einem extrakorporalen Blutkreislauf für eine Behandlungsvorrichtung nach Beenden einer Blutbehandlungssitzung und Vorrichtung zum Ausführen desselben |
EP2421581B1 (de) | 2009-04-23 | 2020-02-19 | Fresenius Medical Care Deutschland GmbH | Behandlungsvorrichtung zur extrakorporalen blutbehandlung eines patient |
JP5342323B2 (ja) | 2009-05-25 | 2013-11-13 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP5594714B2 (ja) | 2009-05-27 | 2014-09-24 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP2011120821A (ja) | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化装置 |
JP5431199B2 (ja) | 2010-02-10 | 2014-03-05 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
JP5707190B2 (ja) | 2011-03-17 | 2015-04-22 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP5220171B2 (ja) * | 2011-08-17 | 2013-06-26 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
JP2013048803A (ja) | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化装置 |
JP5748280B2 (ja) | 2011-09-09 | 2015-07-15 | 日機装株式会社 | 透析液取出装置 |
JP5914106B2 (ja) | 2012-03-30 | 2016-05-11 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
CN104379186B (zh) | 2012-08-09 | 2016-05-04 | 日机装株式会社 | 血液净化装置及其预充方法 |
JP5734262B2 (ja) | 2012-11-14 | 2015-06-17 | 日機装株式会社 | 血液浄化システム |
EP2934618B1 (en) * | 2012-12-20 | 2020-01-15 | Gambro Lundia AB | Blood set component connection detection |
JP5808062B2 (ja) | 2013-11-11 | 2015-11-10 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
-
2015
- 2015-01-23 JP JP2015011338A patent/JP6517023B2/ja active Active
-
2016
- 2016-01-22 CN CN201680006722.5A patent/CN107206141B/zh active Active
- 2016-01-22 EP EP16740281.7A patent/EP3248629B1/en active Active
- 2016-01-22 WO PCT/JP2016/051820 patent/WO2016117674A1/ja active Application Filing
-
2017
- 2017-07-20 US US15/654,880 patent/US10441699B2/en active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003093503A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-02 | Jms Co Ltd | 血液回路自動脱気システム |
JP2003290342A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-14 | Jms Co Ltd | 体外循環血液回路システム |
WO2009004777A1 (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Jms Co., Ltd. | 血液透析装置 |
JP2012095842A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Nikkiso Co Ltd | 血液浄化装置のエアートラップチャンバ及び血液浄化装置のプライミング方法 |
JP2014184108A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-10-02 | Kawasumi Lab Inc | 液面レベル調整装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7387644B2 (ja) | 2018-05-17 | 2023-11-28 | ガンブロ・ルンディア・エービー | 気体分離デバイスのレベル制御を有する処理装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6517023B2 (ja) | 2019-05-22 |
JP2016135184A (ja) | 2016-07-28 |
CN107206141B (zh) | 2020-01-03 |
US20170312412A1 (en) | 2017-11-02 |
EP3248629A4 (en) | 2018-07-04 |
US10441699B2 (en) | 2019-10-15 |
CN107206141A (zh) | 2017-09-26 |
EP3248629B1 (en) | 2020-04-29 |
EP3248629A1 (en) | 2017-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016117674A1 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP5914106B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP4868772B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP4726045B2 (ja) | 血液透析装置 | |
JP2007105149A (ja) | 血液浄化装置及びその再循環率算出方法 | |
US10940252B2 (en) | Blood purification apparatus | |
JP6545485B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP6067620B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP5243097B2 (ja) | 血液浄化装置及びその血液浄化手段の判別方法 | |
JP5301259B2 (ja) | 血液透析装置 | |
JP6559484B2 (ja) | 血液浄化装置及びその血液浄化装置によるアクセス血管の流量算出方法 | |
JP5222706B2 (ja) | 血液浄化装置及びその血液流量演算方法 | |
JP6017712B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP6017711B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP6062580B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP6017713B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP5931128B2 (ja) | 血液浄化装置 | |
JP2019187888A (ja) | 血液浄化装置 | |
JP2016036534A (ja) | 血液浄化装置 | |
JP5237007B2 (ja) | 血液浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 16740281 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
|
REEP | Request for entry into the european phase |
Ref document number: 2016740281 Country of ref document: EP |