WO2015132864A1 - リニアモータ - Google Patents
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- H02K41/031—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
Definitions
- FIG. 3 shows a case where the linear motor 1 of the present embodiment is used in a vertically placed state, for example, arranged in the vertical direction.
- the linear motor 1 is arranged so that the stroke direction of the mover 20 is substantially the vertical direction.
- the yoke 2 is located below the field portion 22 at the lower end portion 2a of the yoke 2 so that the lower stroke end portion of the field portion 22 is close to the lower end portion 2a of the yoke 2.
- the protrusion amount d1 from the stroke end on the side is set.
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Abstract
【課題】バネ等のシャフトの保持機構を要することなく無通電時にリニアモータのシャフトを所定の位置に保持可能にする。 【解決手段】固定子10と可動子20を有するリニアモータ1であって、可動子20のストローク方向に並設された複数のコイル11を備えた筒状の電機子部12と、電機子部12の内周面に対向して配置された永久磁石11を備え、電機子部12に対して上記ストローク方向に相対移動するように構成された界磁部22と、電機子部12が内周面に固定され、電機子部12への無通電時に可動子20が移動範囲内に位置する状態で界磁部22を電機子部12の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように上記ストローク方向における界磁部22のストローク端部からの突出量d1が設定された、筒状のヨーク2と、を有する。
Description
開示の実施形態は、リニアモータに関する。
特許文献1には、円筒状のヨークと、ヨークの内側に固定され複数のコイルを軸方向に並設したコイル組立体と、コイル組立体の内側に軸方向に相対移動可能に設けられたシャフトと、シャフトに固定され複数の永久磁石を軸方向に並設した永久磁石組立体と、を有するリニアモータが記載されている。
上記従来技術のような構造のリニアモータでは、無通電時にシャフトを初期位置に戻したり、リニアモータを鉛直方向に沿って設置する場合には無通電時にシャフトの落下防止を図るために、バネ等を用いたシャフトの保持機構を設置する場合がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、バネ等を用いたシャフトの保持機構を設置することなく無通電時にシャフトを所定の位置に保持可能なリニアモータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、固定子と可動子を有するリニアモータであって、前記可動子のストローク方向に並設された複数のコイルを備えた筒状の電機子部と、前記電機子部の内周面に対向して配置された永久磁石を備え、前記電機子部に対して前記ストローク方向に相対移動するように構成された界磁部と、前記電機子部が内周面に固定され、前記電機子部への無通電時に前記界磁部の移動範囲内に位置する状態で前記界磁部を前記電機子部の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように前記ストローク方向における前記界磁部のストローク端部からの突出量が設定された、筒状のヨークと、を有するリニアモータが適用される。
また、本発明の別の観点によれば、固定子と可動子を有するリニアモータであって、筒状のヨークと、前記ヨークの内周面に固定され、前記可動子のストローク方向に並設された複数のコイルを備えた筒状の電機子部と、前記電機子部の内周面に対向して配置された永久磁石を備え、前記電機子部に対して前記ストローク方向に相対移動するように構成された界磁部と、前記電機子部への無通電時に、前記ヨークと前記界磁部との間に作用する磁気吸引力により前記可動子を前記界磁部の移動範囲内の所定位置に保持する手段と、を有するリニアモータが適用される。
本発明によれば、バネ等を用いたシャフトの保持機構を設置することなく無通電時にリニアモータのシャフトを所定の位置に保持できる。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下では、リニアモータ等の構成の説明の便宜上、上下左右等の方向を適宜使用するが、リニアモータ等の各構成の位置関係を限定するものではない。
<リニアモータの構成>
図1を用いて、本実施形態に係るリニアモータ1の構成について説明する。図1に示すように、リニアモータ1はシリンダ型のリニアモータである。図1では、リニアモータ1を例えば水平方向に配置して横置き状態で使用する場合を一例として示している。リニアモータ1は、ヨーク2と、固定子10と、可動子20と、を有する。
図1を用いて、本実施形態に係るリニアモータ1の構成について説明する。図1に示すように、リニアモータ1はシリンダ型のリニアモータである。図1では、リニアモータ1を例えば水平方向に配置して横置き状態で使用する場合を一例として示している。リニアモータ1は、ヨーク2と、固定子10と、可動子20と、を有する。
固定子10は、筒状の電機子部12を備えている。電機子部12は、可動子20のストローク方向(図1中左右方向)に並設された複数(この例では9)の環状のコイル11を有する。この電機子部12は、ヨーク2の内周面に固定されている。
可動子20は、界磁部22を備えている。界磁部22は、上記ストローク方向に並設された複数(この例では4)の永久磁石21と、磁性部材23と、を有する。永久磁石21は、電機子部12の内周面と磁気的空隙を空けて対向して配置されている。隣り合う2つの永久磁石21は、NSの磁極のうち一方の磁極が対向するように配置されている。磁性部材23は、隣り合う2つの永久磁石21の対向面の間に配置されている。これら永久磁石21及び磁性部材23の径方向中心部には、軸方向に貫通するシャフト5が設けられている。
シャフト5は、ヨーク2の軸方向一方側(図1中右側)及び他方側(図1中左側)の端部に設けられた負荷側ブラケット3及び反負荷側ブラケット4に、直動軸受6,7(例えば滑り軸受、転がり軸受、ボールスプライン等)を介して上記ストローク方向に移動自在に支持されている。これにより、界磁部22(可動子20)は、電機子部12(固定子10)に対して上記ストローク方向に相対移動するように構成されている。
ヨーク2は、磁性材料により筒状(例えば円筒状)に形成されている。なお、本実施形態では、ヨーク2がリニアモータ1のハウジングを兼ねた構成としているが、ヨーク2のさらに外周にハウジングを別に設けてもよい。
図1に示すように、ヨーク2は、上記ストローク方向における一方側(図1中右側)の端部2aが界磁部22のストローク端部と近接するように、界磁部22のストローク端部からわずかに所定の突出量d1だけ突出するように形成されている。一方、ヨーク2の上記ストローク方向における他方側(図1中左側)の端部2bは、界磁部22のストローク端部から所定の突出量d2だけ突出するように形成されている。突出量d2は、突出量d1よりも大きく設定される。その結果、リニアモータ1は、ストローク(電機子部12)の中心位置Osとヨーク2の中心位置Oyとがストローク方向にずれた構成となっている。
なお、上記「ストローク端部」とは、界磁部22がストローク方向一方側及び他方側に移動可能な範囲(以下「移動範囲」という)の端部をいう。本実施形態では、界磁部22の移動範囲は電機子部12のストローク方向の長さよりも僅かに長くなっている。
上記突出量d1は、電機子部12への無通電時に、界磁部22が移動範囲内(例えばストローク端部)に位置する状態で、ヨーク2と界磁部22との間で界磁部22を電機子部12(ヨーク2)の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように、設定される。所定の大きさは、シャフト5と軸受6,7の摩擦力等に応じて界磁部22及びシャフト5が固定子10等に対して移動可能な大きさとなるように、決定される。
上記突出量d2は、電機子部12への通電時に、界磁部22が上記他方側(図1中左側)のストローク端部に位置する状態で、ヨーク2と界磁部22との間で界磁部22を電機子部12(ヨーク2)の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力がほぼ0となる(影響が無い程度に小さくなる)ように、設定される。
上記構成により、界磁部22が上記一方側(図1中右側)のストローク端部近傍に位置する状態(図1に示す状態)で、リニアモータ1の電源が遮断された場合に、ヨーク2と界磁部22との間で作用する磁気吸引力によって界磁部22をストローク方向他方側(図1中左側)に向けて移動させ、シャフト5を所定の位置(例えば初期位置等)に戻す等が可能となる。なお、上記と反対に、界磁部22が上記他方側(図1中左側)のストローク端部近傍に位置する状態で、リニアモータ1の電源が遮断された場合には、界磁部22を電機子部12の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力は生じない。
<磁気吸引力の発生原理>
次に、図2を用いて、ヨーク2の端部2aを界磁部22のストローク端部に近接させることによる上記磁気吸引力の発生原理を説明する。図2に示すように、ヨーク2は、ストローク方向における一方側(図2中右側)の端部2aが界磁部22の一方側のストローク端部からわずかな突出量d1だけ突出している。界磁部22がストローク方向一方側に移動してストローク端部に近づくと、ヨーク2の端部2aの突出量d1が上述のように小さく設定されていることから、界磁部22の永久磁石21による磁束がストローク方向一方側の外方へ漏れ出た漏れ磁束Fが生じる。このため、界磁部22とヨーク2との間の磁気回路にストローク方向のアンバランスが発生し、上記漏れ磁束Fに起因して界磁部22を電機子部12の中心側(ヨーク2の中心側でもある)に引き込む方向に磁気吸引力が発生する。一方、界磁部22がストローク方向他方側(図2中左側)に移動してストローク端部に近づいても、上記突出量d2が上述のように大きく設定されていることから、界磁部22とヨーク2との間の磁気回路にストローク方向のアンバランスが発生せず、上記磁気吸引力は発生しない。
次に、図2を用いて、ヨーク2の端部2aを界磁部22のストローク端部に近接させることによる上記磁気吸引力の発生原理を説明する。図2に示すように、ヨーク2は、ストローク方向における一方側(図2中右側)の端部2aが界磁部22の一方側のストローク端部からわずかな突出量d1だけ突出している。界磁部22がストローク方向一方側に移動してストローク端部に近づくと、ヨーク2の端部2aの突出量d1が上述のように小さく設定されていることから、界磁部22の永久磁石21による磁束がストローク方向一方側の外方へ漏れ出た漏れ磁束Fが生じる。このため、界磁部22とヨーク2との間の磁気回路にストローク方向のアンバランスが発生し、上記漏れ磁束Fに起因して界磁部22を電機子部12の中心側(ヨーク2の中心側でもある)に引き込む方向に磁気吸引力が発生する。一方、界磁部22がストローク方向他方側(図2中左側)に移動してストローク端部に近づいても、上記突出量d2が上述のように大きく設定されていることから、界磁部22とヨーク2との間の磁気回路にストローク方向のアンバランスが発生せず、上記磁気吸引力は発生しない。
<リニアモータを縦置き配置とする場合>
図3は、本実施形態のリニアモータ1を例えば鉛直方向に配置して縦置き状態で使用する場合を示している。図3に示す例では、リニアモータ1は、可動子20のストローク方向が実質的に鉛直方向となるように配置される。この場合、ヨーク2は、界磁部22の下方側のストローク端部がヨーク2の下方側の端部2aと近接するように、ヨーク2の下方側の端部2aの界磁部22の下方側のストローク端部からの突出量d1が設定される。
図3は、本実施形態のリニアモータ1を例えば鉛直方向に配置して縦置き状態で使用する場合を示している。図3に示す例では、リニアモータ1は、可動子20のストローク方向が実質的に鉛直方向となるように配置される。この場合、ヨーク2は、界磁部22の下方側のストローク端部がヨーク2の下方側の端部2aと近接するように、ヨーク2の下方側の端部2aの界磁部22の下方側のストローク端部からの突出量d1が設定される。
上記突出量d1は、電機子部12への無通電時に、界磁部22が移動範囲内(例えばストローク下端部)に位置する状態で、界磁部22を電機子部12(ヨーク2)の中心側(すなわち鉛直方向上側)に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように、設定される。この場合における所定の大きさは、シャフト5及び界磁部22の重量や軸受6,7の摩擦力等に応じて、界磁部22及びシャフト5が固定子10等に対して所定の位置に保持されるように、決定される。このヨーク2の突出量d1以外の構成は、図1に示す構成と同様であるので説明を省略する。
上記構成により、リニアモータ1を縦置きとする場合には、界磁部22が下方側のストローク端部近傍に位置する状態(図3に示す状態)で、リニアモータ1の電源が遮断された場合に、ヨーク2と界磁部22との間で作用する磁気吸引力によって、界磁部22及びシャフト5の落下を防止することが可能となる。
以上において、突出量d1が設定されたヨーク2と界磁部22とは、電機子部12への無通電時にヨーク2と界磁部22との間に作用する磁気吸引力により可動子20を界磁部22の移動範囲内の所定位置に保持する手段の一例に相当する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、リニアモータ1が例えば水平方向に配置される場合には、ヨーク2と界磁部22との間で作用する磁気吸引力によって、無通電時に界磁部22やシャフト5を所定の位置(例えば初期位置)に戻すこと等が可能となる。また、リニアモータ1が例えば鉛直方向に配置される場合には、上記磁気吸引力によって、無通電時に界磁部22やシャフト5の落下を防止すること等が可能となる。そして、磁気吸引力を利用するので、バネ等を用いたシャフト5の保持機構を設置する必要が無い。したがって、リニアモータ1の体格を大型化することなく、無通電時にシャフト5を所定の位置に保持することができる。また、バネ等を用いた保持機構を備えたリニアモータと比べた場合、寿命部品であるバネが不要になり、且つ、設置スペースの削減及びモータ体格を小型化できるというメリットがある。
以上説明したように、本実施形態によれば、リニアモータ1が例えば水平方向に配置される場合には、ヨーク2と界磁部22との間で作用する磁気吸引力によって、無通電時に界磁部22やシャフト5を所定の位置(例えば初期位置)に戻すこと等が可能となる。また、リニアモータ1が例えば鉛直方向に配置される場合には、上記磁気吸引力によって、無通電時に界磁部22やシャフト5の落下を防止すること等が可能となる。そして、磁気吸引力を利用するので、バネ等を用いたシャフト5の保持機構を設置する必要が無い。したがって、リニアモータ1の体格を大型化することなく、無通電時にシャフト5を所定の位置に保持することができる。また、バネ等を用いた保持機構を備えたリニアモータと比べた場合、寿命部品であるバネが不要になり、且つ、設置スペースの削減及びモータ体格を小型化できるというメリットがある。
また、本実施形態では特に、ヨーク2のストローク方向における一方側の端部2aが、界磁部22のストローク方向における一方側のストローク端部と近接するように、突出量d1が設定される。これにより、界磁部22が一方側のストローク端部近傍に移動した際に、磁気回路のストローク方向のアンバランスが発生する確実性を高めることができ、その結果、ヨーク2と界磁部22との間で界磁部22を電機子部12(ヨーク2)の中心側に引き込む方向に磁気吸引力が発生する確実性を高めることができる。
また、本実施形態では特に、リニアモータ1のストローク方向が鉛直方向となるように設置された場合は、ヨーク2は、界磁部22の下方側のストローク端部がヨーク2の下方側の端部2aと近接するように、突出量d1が設定される。これにより、界磁部22が下方側のストローク端部近傍に移動した際に、界磁部22を上方側に引き上げるように磁気吸引力を発生させることができる。その結果、無通電時に界磁部22やシャフト5が落下するのを防止することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
なお、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)ヨークの両端部が界磁部のストローク両端部に近接する場合
上記実施形態では、ヨーク2は、ストローク方向における一方側の端部2aが界磁部22の一方側のストローク端部に近接するように構成されたが、ヨーク2の両端部が界磁部22の両側のストローク端部に近接するように構成されてもよい。本変形例のリニアモータの一例を図4に示す。図4において図1と同一の部材については同一の符号を付して適宜説明を省略又は簡略化する。
上記実施形態では、ヨーク2は、ストローク方向における一方側の端部2aが界磁部22の一方側のストローク端部に近接するように構成されたが、ヨーク2の両端部が界磁部22の両側のストローク端部に近接するように構成されてもよい。本変形例のリニアモータの一例を図4に示す。図4において図1と同一の部材については同一の符号を付して適宜説明を省略又は簡略化する。
図4に示すように、本変形例のリニアモータ1Aでは、ヨーク2は、ストローク方向における一方側(図4中右側)の端部2aに加えて、他方側(図4中左側)の端部2bについても、界磁部22のストローク端部と近接するように構成されている。つまり、ヨーク2は、一方側の端部2aが界磁部22のストローク端部からわずかに所定の突出量d1だけ突出すると共に、他方側の端部2bが界磁部22のストローク端部からわずかに所定の突出量d2だけ突出するように形成されている。
上記突出量d1,d2は、電機子部12への無通電時に、界磁部22が移動範囲内(例えば一方側及び他方側のストローク端部)に位置する状態で、ヨーク2と界磁部22との間で界磁部22を電機子部12(ヨーク2)の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように、設定される。一方側及び他方側の磁気吸引力の大きさを等しくする場合には突出量d1,d2は等しく設定され、磁気吸引力の大きさを異ならせる場合には突出量d1,d2も異なるように設定される。
本変形例によれば、界磁部22が一方側及び他方側のいずれのストローク端部近傍に移動した場合でも、磁気回路のストローク方向のアンバランスを発生させて、磁気吸引力により界磁部22を電機子部12の中心側に引き込むことができる。
(2)電機子部の寸法が界磁部の寸法より短い場合
上記実施形態では、電機子部12のストローク方向の長さが界磁部22より長い場合を一例として説明したが、界磁部22より短い構成としてもよい。本変形例のリニアモータの一例を図5に示す。図5において図1等と同一の部材については同一の符号を付して適宜説明を省略又は簡略化する。
上記実施形態では、電機子部12のストローク方向の長さが界磁部22より長い場合を一例として説明したが、界磁部22より短い構成としてもよい。本変形例のリニアモータの一例を図5に示す。図5において図1等と同一の部材については同一の符号を付して適宜説明を省略又は簡略化する。
図5に示すように、本変形例のリニアモータ1Bでは、界磁部22は、ストローク方向(図5中左右方向)に並設された複数(この例では4)の永久磁石21と、各永久磁石21の間に配置された複数(この例では3)の磁性部材23と、を有する。電機子部12は、ストローク方向に並設された複数(この例では3)の環状のコイル11を有する。電機子部12は、界磁部22よりもストローク方向の寸法が短く構成されている。
ヨーク2は、ストローク方向における両端部2a,2bが界磁部22のストローク両端部と近接するように構成されている。前述の図4と同様に、突出量d1,d2は、電機子部12への無通電時に、界磁部22が移動範囲内(例えば一方側及び他方側のストローク端部)に位置する状態で、ヨーク2と界磁部22との間で界磁部22を電機子部12(ヨーク2)の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように、設定される。
本変形例によれば、界磁部22が一方側及び他方側のいずれのストローク端部近傍に移動した場合でも、磁気回路のストローク方向のアンバランスを発生させて、磁気吸引力により界磁部22を電機子部12の中心側に引き込むことができる。
(3)界磁部の寸法が電機子部の寸法とほぼ等しい場合
以上では、電機子部12と界磁部22とでストローク方向の長さが異なる場合を一例として説明したが、これらの長さがほぼ等しい構成としてもよい。本変形例のリニアモータの一例を図6に示す。図6において図1等と同一の部材については同一の符号を付して適宜説明を省略又は簡略化する。
以上では、電機子部12と界磁部22とでストローク方向の長さが異なる場合を一例として説明したが、これらの長さがほぼ等しい構成としてもよい。本変形例のリニアモータの一例を図6に示す。図6において図1等と同一の部材については同一の符号を付して適宜説明を省略又は簡略化する。
図6に示すように、本変形例のリニアモータ1Cでは、界磁部22のストローク方向の寸法が、電機子部12のストローク方向の寸法と実質的に等しい。つまり、このリニアモータ1Cでは、界磁部22を電機子部12の端面よりストローク方向外方に一定量突出させつつ界磁部22を往復移動させる。このようなリニアモータ1Cは、要求されるストロークが比較的小さな場合に好適である。
本変形例によれば、同じストロークを得るのに従来の一般的な構造(電機子部を界磁部より長くする構造)と比べて電機子部12のコイル11の個数を少なくすることができる。その結果、リニアモータ1Cの全長を短くすることが可能となり、モータの小型化及び軽量化を図ることができる。また、部品点数が少なくなるので、コストを削減することができる。
(4)その他
以上では、リニアモータの界磁部22を可動子とし、電機子部12を固定子とした場合を説明したが、反対に界磁部22を固定子とし、電機子部12を可動子としてもよい。
以上では、リニアモータの界磁部22を可動子とし、電機子部12を固定子とした場合を説明したが、反対に界磁部22を固定子とし、電機子部12を可動子としてもよい。
なお、以上の説明における「等しい」とは、厳密な意味ではない。すなわち、「等しい」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に等しい」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1,1A,1B,1C リニアモータ
2 ヨーク
2a,2b 端部
10 固定子
11 コイル
12 電機子部
20 可動子
21 永久磁石
22 界磁部
d1,d2 突出量
2 ヨーク
2a,2b 端部
10 固定子
11 コイル
12 電機子部
20 可動子
21 永久磁石
22 界磁部
d1,d2 突出量
Claims (5)
- 固定子と可動子を有するリニアモータであって、
前記可動子のストローク方向に並設された複数のコイルを備えた筒状の電機子部と、
前記電機子部の内周面に対向して配置された永久磁石を備え、前記電機子部に対して前記ストローク方向に相対移動するように構成された界磁部と、
前記電機子部が内周面に固定され、前記電機子部への無通電時に前記界磁部の移動範囲内に位置する状態で前記界磁部を前記電機子部の中心側に引き込む方向に生じる磁気吸引力が所定の大きさ以上となるように前記ストローク方向における前記界磁部のストローク端部からの突出量が設定された、筒状のヨークと、
を有することを特徴とするリニアモータ。 - 前記ヨークは、
前記ストローク方向における一方側の端部が前記界磁部の前記ストローク方向における一方側のストローク端部と近接するように、前記突出量が設定される
ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。 - 前記リニアモータは、
前記ストローク方向が鉛直方向となるように設置され、
前記ヨークは、
前記界磁部の下方側のストローク端部が前記ヨークの下方側の端部と近接するように、前記突出量が設定される
ことを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。 - 前記ヨークは、
前記ストローク方向における他方側の端部が前記界磁部の前記ストローク方向における他方側のストローク端部と近接するように、前記突出量が設定される
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリニアモータ。 - 前記界磁部は、
前記ストローク方向の寸法が前記電機子部の前記ストローク方向の寸法と等しい
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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|---|---|---|---|
| PCT/JP2014/055323 WO2015132864A1 (ja) | 2014-03-03 | 2014-03-03 | リニアモータ |
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Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2014
- 2014-03-03 WO PCT/JP2014/055323 patent/WO2015132864A1/ja not_active Ceased
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