WO2015005444A1 - インホイールモータ搭載ev車両の端子ボックス - Google Patents
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- a power line side terminal Tw electrically connected to the tip of the power line W from the battery side, and an in-wheel motor side terminal Tm electrically connected to the winding of the motor unit are fastened together with bolts 20B.
- the terminal box 100 is attached to the wall surface 300C on the side far from the output side rotating member with relatively little vibration, the cover of the power line W is cracked or the plug is pulled out by vibration. As a result, it is possible to obtain a motor drive device having excellent safety and high reliability.
- a terminal box for EV vehicles equipped with in-wheel motors (4) An in-wheel motor-equipped EV vehicle terminal box having the above-described configuration (2) or (3), wherein the in-wheel motor side terminal is accommodated in at least one of a bottom portion and a side wall of the terminal block.
- At least one of the bottom (20D) and the side wall (20S) of the terminal block (20) is provided with a recess (20M2, 20M3) having a terminal thickness for accommodating the in-wheel motor side terminal (Tm).
- the terminal box (10) of the EV vehicle equipped with the in-wheel motor is provided with a recess (20M2, 20M3) having a terminal thickness for accommodating the in-wheel motor side terminal (Tm).
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Abstract
インホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)は、ケーシング(30)内に少なくとも端子台(20)の一部が収容され、端子ボックス(10)が、底部と頂部とに開口が設けられたボックス本体(10H)と、ボックス本体(10H)の頂部側開口を覆う取り外し可能なカバー(10C)とを有し、ボックス本体(10H)の底部開口側が端子台(20)の上方を覆うように端子ボックス(10)がケーシング(30)の外面に取り付けられている。
Description
本発明は、インホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスに関するものである。
〈端子ボックスの役割〉
インホイールモータは、電気自動車などの車輪のハブ内部に搭載された電気モータであり、円筒状空洞を有するケーシングと、その円筒状空洞の周壁内面に設けられるステータと、そのステータの内側空間にそのステータと僅かの空隙を介して回転可能に設けられるロータとから構成される。
そして、バッテリからインホイールモータに給電するため、ケーシングの外側に端子ボックスが設けられる。この端子ボックスにおいて、インホイールモータ側端子と動力線側端子とがボルト締結されて、電気的接続が完了し、バッテリからの電力がインホイールモータに供給される。
インホイールモータは、電気自動車などの車輪のハブ内部に搭載された電気モータであり、円筒状空洞を有するケーシングと、その円筒状空洞の周壁内面に設けられるステータと、そのステータの内側空間にそのステータと僅かの空隙を介して回転可能に設けられるロータとから構成される。
そして、バッテリからインホイールモータに給電するため、ケーシングの外側に端子ボックスが設けられる。この端子ボックスにおいて、インホイールモータ側端子と動力線側端子とがボルト締結されて、電気的接続が完了し、バッテリからの電力がインホイールモータに供給される。
〈ケーシング300の構成〉
図4Aは端子ボックスがインホイールモータのケーシングの外側に設けられた特許文献1に記載の平面図であり、図4Bは図4AのB4-B4矢視断面図である。
図4Aにおいて、ケーシング300は、円筒状のケーシング本体300Hと、円筒状のケーシング本体300Hの両端開口をそれぞれ塞ぐ円盤状の壁面300C(図中では、出力側回転部材から遠い側の壁面300Cが描かれている。)と、ケーシング本体300Hと壁面300Cとをボルト締結するボルト300Bとで構成されている。
図4Aは端子ボックスがインホイールモータのケーシングの外側に設けられた特許文献1に記載の平面図であり、図4Bは図4AのB4-B4矢視断面図である。
図4Aにおいて、ケーシング300は、円筒状のケーシング本体300Hと、円筒状のケーシング本体300Hの両端開口をそれぞれ塞ぐ円盤状の壁面300C(図中では、出力側回転部材から遠い側の壁面300Cが描かれている。)と、ケーシング本体300Hと壁面300Cとをボルト締結するボルト300Bとで構成されている。
〈ケーシング300の中〉
図4Bにおいて、ケーシング300の中には、モータ側回転部材300Rを回転駆動するインホイールモータ(ステータ40とロータ50)とモータ側回転部材300Rの回転を減速して出力側回転部材に伝達する減速部(図示していない)とが保持されている。
円盤状の壁面300Cには、中心にモータ側回転部材300Rを回転可能に支持する軸受300Jが収容され、かつ、中心から半径方向の所定の箇所に厚さ方向にインホイールモータ側端子が貫通する貫通孔300Lがあけられている。なお、300Kは潤滑油路である。
このケーシング300の壁面300Cの外側に、次に説明する端子ボックス100が配置されている。
図4Bにおいて、ケーシング300の中には、モータ側回転部材300Rを回転駆動するインホイールモータ(ステータ40とロータ50)とモータ側回転部材300Rの回転を減速して出力側回転部材に伝達する減速部(図示していない)とが保持されている。
円盤状の壁面300Cには、中心にモータ側回転部材300Rを回転可能に支持する軸受300Jが収容され、かつ、中心から半径方向の所定の箇所に厚さ方向にインホイールモータ側端子が貫通する貫通孔300Lがあけられている。なお、300Kは潤滑油路である。
このケーシング300の壁面300Cの外側に、次に説明する端子ボックス100が配置されている。
〈特許文献1の端子ボックス100〉
図4Bにおいて、端子ボックス100はこのケーシング300の壁面300Cの外側に配置されるもので、ボックス本体100Hとこのボックス本体100Hを塞ぐカバー100Cとから成っている。
図4Bにおいて、端子ボックス100はこのケーシング300の壁面300Cの外側に配置されるもので、ボックス本体100Hとこのボックス本体100Hを塞ぐカバー100Cとから成っている。
〈ボックス本体100H〉
ボックス本体100Hは、底部と1つの側壁部とを欠いた金属製直方体である。そして、ボックス本体100Hの底部側が円盤状の壁面300Cの貫通孔300Lに対向するように置かれ、ボルト100B1で壁面300Cにボルト締めされている。
ボックス本体100Hの側壁部を欠いた側面部は、カバー100Cで覆われる。
ボックス本体100Hは、底部と1つの側壁部とを欠いた金属製直方体である。そして、ボックス本体100Hの底部側が円盤状の壁面300Cの貫通孔300Lに対向するように置かれ、ボルト100B1で壁面300Cにボルト締めされている。
ボックス本体100Hの側壁部を欠いた側面部は、カバー100Cで覆われる。
〈カバー100C〉
カバー100Cは、ボックス本体100Hの長方形開口部を塞ぐ長方形をした金属板であり、ボルト100B2でボックス本体100Hにボルト締めされる。
カバー100Cで覆われたボックス本体100Hの側面部に対向する側壁部100Sには、動力線貫通孔100Wがあけられている。この動力線貫通孔100Wに、動力線Wおよびこの動力線Wの周囲を囲んでシールドするシールドケースSの先端が挿入される。シールドケースSのフランジSFは、ボルト100B3でボックス本体100Hにボルト締めされる。
ボックス本体100Hの内部空間では、バッテリ側からの動力線Wの先端に電気的に接続される動力線側端子Twと、モータ部の巻線に電気的に接続されるインホイールモータ側端子Tmとが、互いにボルト20Bで共締めされている。
カバー100Cは、ボックス本体100Hの長方形開口部を塞ぐ長方形をした金属板であり、ボルト100B2でボックス本体100Hにボルト締めされる。
カバー100Cで覆われたボックス本体100Hの側面部に対向する側壁部100Sには、動力線貫通孔100Wがあけられている。この動力線貫通孔100Wに、動力線Wおよびこの動力線Wの周囲を囲んでシールドするシールドケースSの先端が挿入される。シールドケースSのフランジSFは、ボルト100B3でボックス本体100Hにボルト締めされる。
ボックス本体100Hの内部空間では、バッテリ側からの動力線Wの先端に電気的に接続される動力線側端子Twと、モータ部の巻線に電気的に接続されるインホイールモータ側端子Tmとが、互いにボルト20Bで共締めされている。
上記構成によれば、相対的に振動の少ない出力側回転部材から遠い側の壁面300Cに端子ボックス100が取り付けられたことにより、振動によって動力線Wの被覆に亀裂が生じたり、プラグが抜けたりするのを防止することができ、その結果、安全性に優れ、信頼性の高いモータ駆動装置を得ることができる、というものである。
〈特許文献1の端子ボックス100の持つ課題〉
しかしながら、端子ボックス100のカバー100Cが円盤状の壁面300Cの径方向側にあるので、電線の取り付けおよび取り外し作業のたびにカバー100Cを外して動力線側端子Twとインホイールモータ側端子Tmとの締結部分にアクセスすることになる。そこで、電線の取り付けおよび取り外し作業は、径方向からの作業となるので、車両に取り付けられているホイールが邪魔となり、作業効率が落ちる恐れがあった。そこで、作業効率を上げるためには、ホイールを車両から取り外す必要性があった。
また、インホイールモータ側端子Tmが、インホイールモータ側から壁面300Cの貫通孔300Lを通って動力線側端子Twとの締結部位まで途中が支持されずに支持部材フリーの状態である。そのため、インホイールモータの強い振動によってインホイールモータ側端子Tmが曲がって破損する恐れがあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、ホイールを取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業の作業効率が上がり、しかも強い振動でも端子の曲がり破損の生じない端子ボックスを提供することを目的としている。
しかしながら、端子ボックス100のカバー100Cが円盤状の壁面300Cの径方向側にあるので、電線の取り付けおよび取り外し作業のたびにカバー100Cを外して動力線側端子Twとインホイールモータ側端子Tmとの締結部分にアクセスすることになる。そこで、電線の取り付けおよび取り外し作業は、径方向からの作業となるので、車両に取り付けられているホイールが邪魔となり、作業効率が落ちる恐れがあった。そこで、作業効率を上げるためには、ホイールを車両から取り外す必要性があった。
また、インホイールモータ側端子Tmが、インホイールモータ側から壁面300Cの貫通孔300Lを通って動力線側端子Twとの締結部位まで途中が支持されずに支持部材フリーの状態である。そのため、インホイールモータの強い振動によってインホイールモータ側端子Tmが曲がって破損する恐れがあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、ホイールを取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業の作業効率が上がり、しかも強い振動でも端子の曲がり破損の生じない端子ボックスを提供することを目的としている。
前述した目的は、下記(1)~(4)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスにより達成される。
(1)インホイールモータを収容するケーシングの外面に取り付けられて、インホイールモータ側端子と動力線側端子とが、内部でボルト締結されるインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記ケーシング内に少なくとも端子台の一部が収容され、前記端子ボックスが、底部と頂部とに開口が設けられたボックス本体と、前記ボックス本体の頂部側開口を覆う取り外し可能なカバーとを有し、前記ボックス本体の底部開口側が前記端子台の上方を覆うように前記端子ボックスが前記ケーシングの外面に取り付けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(2)上記(1)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記ボックス本体の一側壁部には、バッテリ側からの動力線を通す動力線貫通孔が設けられ、前記動力線貫通孔を通ったバッテリ側からの動力線の先端の前記動力線側端子と前記インホイールモータ側からの前記インホイールモータ側端子とが、前記ボックス本体内の前記端子台の上面においてボルト締結されているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(3)上記(2)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記端子台には、前記インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが少なくとも前記端子台の頂部に設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(4)上記(2)又は(3)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記端子台の底部および側壁の少なくともどちらか一方には、前記インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(1)インホイールモータを収容するケーシングの外面に取り付けられて、インホイールモータ側端子と動力線側端子とが、内部でボルト締結されるインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記ケーシング内に少なくとも端子台の一部が収容され、前記端子ボックスが、底部と頂部とに開口が設けられたボックス本体と、前記ボックス本体の頂部側開口を覆う取り外し可能なカバーとを有し、前記ボックス本体の底部開口側が前記端子台の上方を覆うように前記端子ボックスが前記ケーシングの外面に取り付けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(2)上記(1)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記ボックス本体の一側壁部には、バッテリ側からの動力線を通す動力線貫通孔が設けられ、前記動力線貫通孔を通ったバッテリ側からの動力線の先端の前記動力線側端子と前記インホイールモータ側からの前記インホイールモータ側端子とが、前記ボックス本体内の前記端子台の上面においてボルト締結されているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(3)上記(2)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記端子台には、前記インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが少なくとも前記端子台の頂部に設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
(4)上記(2)又は(3)の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、前記端子台の底部および側壁の少なくともどちらか一方には、前記インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
以上のように、上記(1)の構成によれば、端子ボックスのカバーを外すだけで、ボックス本体の頂部開口および底部開口から端子台にアクセスできる。そこで、ホイールを取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業ができ、作業効率が向上する。
上記(2)の構成によれば、動力線側端子とインホイールモータ側端子とが、端子台の上面においてボルト締結されている。そこで、ボルトの締結方向が端子ボックスの開口部から端子台へのアクセス方向と一致しているため、作業性が良い。
上記(3)の構成によれば、端子台には、インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが少なくとも頂部に設けられている。そこで、その凹みにインホイールモータ側端子が収容されることにより、強い振動でも端子の曲がり破損が生じないようになる。
上記(4)の構成によれば、端子台の底部および側壁の少なくともどちらか一方の凹みにもインホイールモータ側端子が収容されることになる。そこで、インホイールモータ側端子の動きがさらに規制されることになり、より確実に端子の曲がり破損が防止できる。
上記(2)の構成によれば、動力線側端子とインホイールモータ側端子とが、端子台の上面においてボルト締結されている。そこで、ボルトの締結方向が端子ボックスの開口部から端子台へのアクセス方向と一致しているため、作業性が良い。
上記(3)の構成によれば、端子台には、インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが少なくとも頂部に設けられている。そこで、その凹みにインホイールモータ側端子が収容されることにより、強い振動でも端子の曲がり破損が生じないようになる。
上記(4)の構成によれば、端子台の底部および側壁の少なくともどちらか一方の凹みにもインホイールモータ側端子が収容されることになる。そこで、インホイールモータ側端子の動きがさらに規制されることになり、より確実に端子の曲がり破損が防止できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、ホイールを取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業の効率が上がり、しかも強い振動でも端子の曲がり破損の生じない本発明に係る端子ボックスについて、図1A~図2を用いて説明する。
〈本実施形態に係るケーシング30〉
図1Aにおいて、ケーシング30は、円筒状のケーシング本体30Hと、円筒状のケーシング本体30Hの両端開口をそれぞれ塞ぐ円盤状の両壁面30C(図中では、出力側回転部材から遠い側の壁面30Cが描かれている。)と、ケーシング本体30Hと壁面30Cとをボルト締結するボルト30Bとで構成されている。このように、端子ボックス10は、両壁面のうち、出力側回転部材から遠い側の壁面30Cの外側に配置されている。そこで、端子ボックス10は振動の震源から遠く離れており、端子ボックス10には振動が伝わり難い。
ケーシング本体30Hの壁面30C側(図1B参照)、および壁面30C(図1B参照)には、次に説明する端子台20(図1B参照)を収容するための端子台収容孔30T(図1B参照)がそれぞれあけられている。
図1Aにおいて、ケーシング30は、円筒状のケーシング本体30Hと、円筒状のケーシング本体30Hの両端開口をそれぞれ塞ぐ円盤状の両壁面30C(図中では、出力側回転部材から遠い側の壁面30Cが描かれている。)と、ケーシング本体30Hと壁面30Cとをボルト締結するボルト30Bとで構成されている。このように、端子ボックス10は、両壁面のうち、出力側回転部材から遠い側の壁面30Cの外側に配置されている。そこで、端子ボックス10は振動の震源から遠く離れており、端子ボックス10には振動が伝わり難い。
ケーシング本体30Hの壁面30C側(図1B参照)、および壁面30C(図1B参照)には、次に説明する端子台20(図1B参照)を収容するための端子台収容孔30T(図1B参照)がそれぞれあけられている。
〈端子台20〉
端子台20は、本実施形態によって設けられたもので、バッテリ側からの動力線Wの先端の動力線側端子と、モータ部の巻線に電気的に接続されるインホイールモータ側端子とを互いに電気的接続するための略直方体状の絶縁樹脂台である。
端子台20は、本実施形態によって設けられたもので、バッテリ側からの動力線Wの先端の動力線側端子と、モータ部の巻線に電気的に接続されるインホイールモータ側端子とを互いに電気的接続するための略直方体状の絶縁樹脂台である。
図2において、本実施形態に係る端子台20は、端子台20の頂部(上面)がケーシング本体30Hおよび壁面30Cから外部に露出するように端子台収容孔30Tに埋設され、ケーシング30内に少なくとも一部が収容されている。
端子台20には、インホイールモータ側端子Tmを収容する端子厚み分の凹み(溝)が、底部20Dから側壁20Sを経て頂部20Cまでに亘って設けられている。
端子台20には、インホイールモータ側端子Tmを収容する端子厚み分の凹み(溝)が、底部20Dから側壁20Sを経て頂部20Cまでに亘って設けられている。
図3Aの斜視図において、端子台20の底部20Dに凹み20M1が形成され、端子台20の側壁20Sに凹み20M2が形成され、端子台20の頂部20Cに凹み20M3が形成されている。これらの凹み20M1,20M2,20M3は、それぞれ繋がって形成されている。
一方、インホイールモータ側端子Tmは、図3Aのように略Z字状に曲折されており、底部水平部T1、垂直連結部T2、頂部水平部T3を備えて成る。
一方、インホイールモータ側端子Tmは、図3Aのように略Z字状に曲折されており、底部水平部T1、垂直連結部T2、頂部水平部T3を備えて成る。
そして、Z字状のインホイールモータ側端子Tmの底部水平部T1、垂直連結部T2、頂部水平部T3が、それぞれ端子台20の凹み20M1、20M2、20M3内に収容される。そこで、インホイールモータに強い振動が生じても、インホイールモータ側端子Tmは3箇所の凹み20M1~20M3内でそれぞれ動きが規制されるため、曲がって破損するようなことがない。
端子台20の頂部20Cには、四角ナット20Nが埋設されている。
この端子台20の上を覆うように次に述べる端子ボックス10が取り付けられる。
端子台20の頂部20Cには、四角ナット20Nが埋設されている。
この端子台20の上を覆うように次に述べる端子ボックス10が取り付けられる。
〈端子ボックス10〉
図2において、本実施形態に係る端子ボックス10は、ボックス本体10Hと、このボックス本体10Hを塞ぐカバー10Cと、ボックス本体10Hとカバー10Cとをボルト締結するボルト10B2とから成っている。
図2において、本実施形態に係る端子ボックス10は、ボックス本体10Hと、このボックス本体10Hを塞ぐカバー10Cと、ボックス本体10Hとカバー10Cとをボルト締結するボルト10B2とから成っている。
〈ボックス本体10H〉
ボックス本体10Hは、底部と頂部とを欠いた金属製直方体(すなわち、四角筒)に形成されており、その底部側開口が端子台20を覆うように被せられて壁面30Cに取り付けられ、その頂部側開口はカバー10Cで覆われて、ボルト10B2で締結される。
ボックス本体10Hは、底部と頂部とを欠いた金属製直方体(すなわち、四角筒)に形成されており、その底部側開口が端子台20を覆うように被せられて壁面30Cに取り付けられ、その頂部側開口はカバー10Cで覆われて、ボルト10B2で締結される。
ボックス本体10Hの側壁部(一側壁部)10Sには、動力線貫通孔10Wがあけられている。
この動力線貫通孔10Wには、動力線Wの先端にカシメられた動力線側端子Twが挿入される。なお、動力線Wは、軸方向の中心に位置する芯線WSとこの芯線WSを被覆する被覆部WHとから成り、一端はバッテリ(図示していない)側に接続され、その他端近傍は絶縁樹脂製のコネクタJがモールド成形され、シールドケースSで覆われる。そして、シールドケースSのフランジSFは、ボルト10B3でボックス本体10Hの側壁部10Sにボルト締めされる。
この動力線貫通孔10Wには、動力線Wの先端にカシメられた動力線側端子Twが挿入される。なお、動力線Wは、軸方向の中心に位置する芯線WSとこの芯線WSを被覆する被覆部WHとから成り、一端はバッテリ(図示していない)側に接続され、その他端近傍は絶縁樹脂製のコネクタJがモールド成形され、シールドケースSで覆われる。そして、シールドケースSのフランジSFは、ボルト10B3でボックス本体10Hの側壁部10Sにボルト締めされる。
ボックス本体10Hの内部空間には、端子台20の頂部20Cが壁面30Cから露出しており、その端子台20の頂部20Cの凹み20M3に埋設されたインホイールモータ側端子Tmと、バッテリ側からの動力線Wの先端の動力線側端子Twとが、ボルト20Bで四角ナット20Nに共締めされている。
これにより、動力線側端子Twとインホイールモータ側端子Tmとが、ボックス本体10H内の端子台20の上面においてボルト締結されて電気的接続され、バッテリからの電力がインホイールモータに供給される。
これにより、動力線側端子Twとインホイールモータ側端子Tmとが、ボックス本体10H内の端子台20の上面においてボルト締結されて電気的接続され、バッテリからの電力がインホイールモータに供給される。
〈カバー10C〉
カバー10Cは、四角筒に形成されたボックス本体10Hの他端の開口部を塞ぐ長方形をした金属板であり、ボルト10B2でボックス本体10Hにボルト締めされる。図2から判るように、カバー10Cは端子台20の真上に位置しているので、カバー10Cを外すだけでインホイールモータ側端子Tmと動力線側端子Twとをボルト締結するボルト20Bにアクセスすることができる。しかもボルト20Bにアクセスする方向には、車両に取り付けられているホイールはない。そこで、ホイールが邪魔にならず、ホイールを車両から取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業ができる。
カバー10Cは、四角筒に形成されたボックス本体10Hの他端の開口部を塞ぐ長方形をした金属板であり、ボルト10B2でボックス本体10Hにボルト締めされる。図2から判るように、カバー10Cは端子台20の真上に位置しているので、カバー10Cを外すだけでインホイールモータ側端子Tmと動力線側端子Twとをボルト締結するボルト20Bにアクセスすることができる。しかもボルト20Bにアクセスする方向には、車両に取り付けられているホイールはない。そこで、ホイールが邪魔にならず、ホイールを車両から取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業ができる。
以上のように、円盤状の両壁面30Cの垂直方向からそれぞれの端子締結部のボルト20Bへアクセスできる(特許文献1のような円盤状の壁面300Cの半径方向からではない)ので、ホイールの大きさに関わらずホイールを外さないで電線の取り付けおよび取り外し作業ができ、したがって作業効率が上がる。さらに、ボルト20Bの締結方向が、端子ボックス10のカバー10Cを外してできた開口部から端子台20へのアクセス方向と一致しているため、作業性が良い。
なお、以上の実施形態では、ボックス本体10Hは、底部と頂部とを欠いた四角筒で説明したが、本発明のボックス本体は四角筒に限定されるものではなく、三角筒、円筒でもよい。
また、底部と頂部とを欠いていなくてもよく、底部と頂部との一部が開口しているものであってもよい。
また、インホイールモータ側端子Tmが端子台20の凹み20M1,20M2,20M3内に沿って配置されているため、振動に強く、端子の曲がり等の破損が発生しにくい。
また、底部と頂部とを欠いていなくてもよく、底部と頂部との一部が開口しているものであってもよい。
また、インホイールモータ側端子Tmが端子台20の凹み20M1,20M2,20M3内に沿って配置されているため、振動に強く、端子の曲がり等の破損が発生しにくい。
〈まとめ〉
本実施形態のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス10によれば、円盤状の両壁面30Cの垂直方向からそれぞれの端子締結部分へアクセスできるので、ホイールの大きさに関わらずホイールを外さないで電線の取り付けおよび取り外し作業ができ、したがって作業効率が上がる。
ボルト20Bの締結方向が端子ボックス10の開口部から端子台20へのアクセス方向と一致しているため、作業性が良い。
インホイールモータ側端子Tmが端子台20の凹み20M1,20M2,20M3内に沿って配置されているため、振動に強く、端子の曲がり等の破損が発生しにくい。
本実施形態のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス10によれば、円盤状の両壁面30Cの垂直方向からそれぞれの端子締結部分へアクセスできるので、ホイールの大きさに関わらずホイールを外さないで電線の取り付けおよび取り外し作業ができ、したがって作業効率が上がる。
ボルト20Bの締結方向が端子ボックス10の開口部から端子台20へのアクセス方向と一致しているため、作業性が良い。
インホイールモータ側端子Tmが端子台20の凹み20M1,20M2,20M3内に沿って配置されているため、振動に強く、端子の曲がり等の破損が発生しにくい。
ここで、上述した本発明に係るインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] インホイールモータを収容するケーシング(30)の外面に取り付けられて、インホイールモータ側端子(Tm)と動力線側端子(Tw)とが、内部でボルト締結されるインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記ケーシング(30)内に少なくとも端子台(20)の一部が収容され、
前記端子ボックス(10)が、底部(20D)と頂部(20C)とに開口が設けられたボックス本体(10H)と、前記ボックス本体(10H)の頂部側開口を覆う取り外し可能なカバー(10C)とを有し、
前記ボックス本体(10H)の底部開口側が前記端子台(20)の上方を覆うように前記端子ボックス(10)が前記ケーシング(30)の外面に取り付けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[2] 上記(1)に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記ボックス本体(10H)の一側壁部(側壁部10S)には、バッテリ側からの動力線(W)を通す動力線貫通孔(10W)が設けられ、
前記動力線貫通孔(10W)を通ったバッテリ側からの動力線(W)の先端の前記動力線側端子(Tw)と前記インホイールモータ側からの前記インホイールモータ側端子(Tm)とが、前記ボックス本体(10H)内の前記端子台(20)の上面においてボルト締結されているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[3]上記[2]に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記端子台(20)には、前記インホイールモータ側端子(Tm)を収容する端子厚み分の凹み(20M1)が少なくとも前記端子台(20)の頂部(20C)に設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[4]上記[2]又は[3]の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記端子台(20)の底部(20D)および側壁(20S)の少なくともどちらか一方には、前記インホイールモータ側端子(Tm)を収容する端子厚み分の凹み(20M2,20M3)が設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[1] インホイールモータを収容するケーシング(30)の外面に取り付けられて、インホイールモータ側端子(Tm)と動力線側端子(Tw)とが、内部でボルト締結されるインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記ケーシング(30)内に少なくとも端子台(20)の一部が収容され、
前記端子ボックス(10)が、底部(20D)と頂部(20C)とに開口が設けられたボックス本体(10H)と、前記ボックス本体(10H)の頂部側開口を覆う取り外し可能なカバー(10C)とを有し、
前記ボックス本体(10H)の底部開口側が前記端子台(20)の上方を覆うように前記端子ボックス(10)が前記ケーシング(30)の外面に取り付けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[2] 上記(1)に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記ボックス本体(10H)の一側壁部(側壁部10S)には、バッテリ側からの動力線(W)を通す動力線貫通孔(10W)が設けられ、
前記動力線貫通孔(10W)を通ったバッテリ側からの動力線(W)の先端の前記動力線側端子(Tw)と前記インホイールモータ側からの前記インホイールモータ側端子(Tm)とが、前記ボックス本体(10H)内の前記端子台(20)の上面においてボルト締結されているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[3]上記[2]に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記端子台(20)には、前記インホイールモータ側端子(Tm)を収容する端子厚み分の凹み(20M1)が少なくとも前記端子台(20)の頂部(20C)に設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
[4]上記[2]又は[3]の構成のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)であって、
前記端子台(20)の底部(20D)および側壁(20S)の少なくともどちらか一方には、前記インホイールモータ側端子(Tm)を収容する端子厚み分の凹み(20M2,20M3)が設けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス(10)。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、本出願は、2013年7月12日出願の日本特許出願(特願2013-146962)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
また、本出願は、2013年7月12日出願の日本特許出願(特願2013-146962)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスによれば、端子ボックスのカバーを外すだけで、ボックス本体の頂部開口および底部開口から端子台にアクセスできる。そこで、ホイールを取り外さなくても電線の取り付けおよび取り外し作業ができ、作業効率が向上するインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスを提供できる。
10 端子ボックス
10H ボックス本体
10C カバー
10B1~10B3 ボルト
10S 側壁部(一側壁部)
10W 動力線貫通孔
20 端子台
20D 底部
20S 側壁
20C 頂部
20M1、20M2、20M3 凹み(溝)
20B ボルト
20N 四角ナット
30 ケーシング
30H ケーシング本体
30B ボルト
30C 壁面
30T 端子台収容孔
W 動力線
WS 芯線
WH 被覆部
Tw 動力線側端子
Tm インホイールモータ側端子
T1 底部水平部
T2 垂直連結部
T3 頂部水平部
S シールドケース
SF フランジ
10H ボックス本体
10C カバー
10B1~10B3 ボルト
10S 側壁部(一側壁部)
10W 動力線貫通孔
20 端子台
20D 底部
20S 側壁
20C 頂部
20M1、20M2、20M3 凹み(溝)
20B ボルト
20N 四角ナット
30 ケーシング
30H ケーシング本体
30B ボルト
30C 壁面
30T 端子台収容孔
W 動力線
WS 芯線
WH 被覆部
Tw 動力線側端子
Tm インホイールモータ側端子
T1 底部水平部
T2 垂直連結部
T3 頂部水平部
S シールドケース
SF フランジ
Claims (4)
- インホイールモータを収容するケーシングの外面に取り付けられて、インホイールモータ側端子と動力線側端子とが、内部でボルト締結されるインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックスであって、
前記ケーシング内に少なくとも端子台の一部が収容され、
前記端子ボックスが、底部と頂部とに開口が設けられたボックス本体と、前記ボックス本体の頂部側開口を覆う取り外し可能なカバーとを有し、
前記ボックス本体の底部開口側が前記端子台の上方を覆うように前記端子ボックスが前記ケーシングの外面に取り付けられているインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。 - 前記ボックス本体の一側壁部には、バッテリ側からの動力線を通す動力線貫通孔が設けられ、
前記動力線貫通孔を通ったバッテリ側からの動力線の先端の前記動力線側端子と前記インホイールモータ側からの前記インホイールモータ側端子とが、前記ボックス本体内の前記端子台の上面においてボルト締結されている請求項1に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。 - 前記端子台には、前記インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが少なくとも前記端子台の頂部に設けられている請求項2に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
- 前記端子台の底部および側壁の少なくともどちらか一方には、前記インホイールモータ側端子を収容する端子厚み分の凹みが設けられている請求項2又は3に記載のインホイールモータ搭載EV車両の端子ボックス。
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2014
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2015
- 2015-12-10 US US14/964,840 patent/US20160090053A1/en not_active Abandoned
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