WO2014123083A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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卓士 岸本
井上 博喜
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シャープ株式会社
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/72Radiators or antennas
    • H05B6/725Rotatable antennas

Definitions

  • FIG. 1 has shown the front perspective view of the heating cooker of 1st Embodiment of this invention.
  • a bottom tray 30 made of ceramic that transmits infrared rays is attached to the bottom of the heating chamber 10.
  • An antenna chamber 31 is provided below the bottom tray 30 of the heating chamber 10.
  • a rotating antenna 81 is rotatably mounted in the antenna chamber 31.
  • a plate-like heat insulating member 32 is disposed below the antenna chamber 31.
  • XY coordinates of the sensor unit S 0 is X0, Y0
  • XY coordinates of the sensor unit S x1 is X1, Y0
  • XY coordinates of the sensor unit S x2 is X2, Y0
  • XY coordinates of the sensor unit S x3 Is X3, Y0.
  • XY coordinates of the sensor unit S Y1 is X0, Y1
  • XY coordinates of the sensor unit S Y2 is X0, Y2.
  • the weight of the heated object 162 is 100 g in FIG. 8A
  • the weight of the heated object 163 is 200 g in FIG. 8B
  • the weight of the heated object 164 is 300 g in FIG. 8C
  • the heated object 165-1 in FIG. , 165-2 has a weight of 400 g
  • FIG. 8E shows the weight of the object to be heated 166-1
  • 166-2 is 600 g
  • Neoceram has sufficient transmittance in the infrared region as a material for the bottom tray 30 (“Glass Type Dictionary”, [December 11, 2012], Internet ⁇ URL: http: //www.glass- dictionary.com/tainetu/neoseramu>).
  • the light intensity is not changed and the light intensity does not change at the rotation angle at which the light intensity increases with the rotation of the rotating antenna 81 when the food weight is detected, the light intensity does not change. You may judge.
  • FIG. 9 shows an example in which the sensor units S1 and S2 are arranged in the left-right direction at the initial position (rotation angle 0 deg) of the rotating antenna 81.
  • FIG. 15 shows the relationship between the position of the heated object K in FIGS. 13 and 14 and the outputs of the sensor units S1 and S2.
  • the left bar graph represents the output of the sensor unit S1, and the right bar graph (filled with diagonal lines). Represents the output of the sensor unit S2.
  • the vertical axis represents the output [V] of the sensor units S ⁇ b> 1 and S ⁇ b> 2, and “no load” indicates a state where there is no object to be heated K.
  • the heating chamber 10 is provided by providing the recess 51 penetrating the heat insulating member 32 provided at an interval below the bottom tray 30 and disposing the light receiving element 52 at the bottom of the recess 51. Therefore, it is possible to prevent the light receiving element 52 from being exposed to the high temperature of the heat and reducing the reliability or damage of the light receiving element 52.

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Abstract

 底部に底トレイ(30)が取り付けられた加熱庫(10)と、加熱庫(10)の上側に設けられた光源(40)と、底トレイ(30)の下側に設けられ、光源(40)から照射された光のうちの底トレイ(30)を透過した光を受光する受光素子(52)と、受光素子(52)により検出された受光信号に基づいて、加熱庫(10)内の底トレイ(30)に載置された被加熱物(161)の有無または大きさを判定する判定部とを備える。これにより蒸気を用いた加熱調理においても、蒸気漏れを防ぎつつ加熱庫内の食品の有無を検出できる加熱調理器を提供する。

Description

加熱調理器
 この発明は、加熱調理器に関する。
 従来、加熱調理器としては、高周波発熱体を貼り付けた加熱皿を使って食品を加熱する加熱調理器において、加熱庫内を臨むように加熱庫の外部に設けられた受光素子を備え、加熱庫内の明るさを検出した受光素子の出力に基づいて、加熱庫内に加熱皿が装着されているかどうかを判定するものがある(例えば、特開2012-42146号公報(特許文献1)参照)。上記加熱調理器では、加熱皿が加熱庫内に加熱皿が装着されているか否かを判定して、加熱皿が装着されていないと判定したときに加熱出力を低下させたり停止したりできる。
特開2012-42146号公報
 しかしながら、上記加熱調理器では、食品そのものの有無を検出することができないと共に、加熱庫の壁面に開口を設けて、加熱庫の外部に受光素子を配置する必要があり、蒸気を用いて加熱調理する場合には蒸気漏れが発生して、加熱効率が低下したり信頼性が低下したりするという課題がある。
 そこで、この発明の課題は、蒸気を用いた加熱調理においても、蒸気漏れを防ぎつつ加熱庫内の食品の有無を検出できる加熱調理器を提供することにある。
 上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
 加熱庫と、
 上記加熱庫の底部に取り付けられた透光性を有する底トレイと、
 上記加熱庫の上側または上記底トレイの下側に設けられた光源と、
 上記底トレイの下側に設けられ、上記光源から照射された光のうちの上記底トレイを透過した光を受光する受光素子と、
 上記受光素子により検出された受光信号に基づいて、上記加熱庫内の上記底トレイ上に載置された被加熱物の有無または大きさを判定する判定部と
を備えたことを特徴とする。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記受光素子は複数である。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記底トレイの下側に間隔をあけて設けられた断熱部材を備え、
 上記受光素子は、上記断熱部材を貫通する窪みの底部に配置されている。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記加熱庫の上記底トレイの下側に設けられたアンテナ室と、
 上記アンテナ室内に回転可能に取り付けられ、複数の開口部を有する回転アンテナと
を備え、
 上記受光素子は、上記回転アンテナの下側に配置され、
 上記回転アンテナの外周縁よりも内側に配置された上記受光素子は、上記加熱庫内から上記底トレイを透過した光を上記回転アンテナの上記開口部の回転軌跡の領域を介して受光可能な位置にある。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記判定部は、加熱調理の開始時に、上記光源を点灯させて、上記加熱庫内の上記底トレイに載置された上記被加熱物の有無または大きさを判定する。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記加熱庫の底面に沿って前後方向に、複数の上記受光素子が少なくとも1列に間隔をあけて配置されると共に、
 上記加熱庫の底面に沿って左右方向に、複数の上記受光素子が少なくとも1列に間隔をあけて配置されている。
 以上より明らかなように、この発明によれば、加熱庫の底部に取り付けられた底トレイの下側に、光源から照射された光のうちの底トレイを透過した光を受光する受光素子を設け、その受光素子により検出された受光信号に基づいて、加熱庫内の底トレイに載置された被加熱物の有無または大きさを判定部により判定することによって、蒸気を用いた加熱調理においても、蒸気漏れを防ぎつつ加熱庫内の食品の有無を検出できる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の正面斜視図である。 図2は上記加熱調理器を正面から見た縦断面図である。 図3は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図4は上記加熱調理器を正面から見た要部の縦断面の模式図である。 図5は上記加熱調理器のフォトトランジスタを用いたセンサ部の回路図である。 図6は上記加熱調理器の回転アンテナの上面図である。 図7は上記加熱調理器の回転アンテナとセンサ部の位置を説明するための上面図である。 図8Aは上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明するための模式図である。 図8Bは上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明するための模式図である。 図8Cは上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明するための模式図である。 図8Dは上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明するための模式図である。 図8Eは上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明するための模式図である。 図8Fは上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明するための模式図である。 図9は上記回転アンテナの初期位置(回転角0deg)においてセンサ部を左右方向に配置した例を上方から見た模式図である。 図10は図9に示すセンサ部の配置において被加熱物をX軸に沿って右方向に移動させたときの状態を示す模式図である。 図11は図9に示すセンサ部の配置において被加熱物をY軸に沿って前方に移動させたときの状態を示す模式図である。 図12は図11,図12における被加熱物の位置とセンサ部の出力の関係を示す図である。 図13は上記初期位置から反時計回りに回転角144deg回転させた回転アンテナの位置において、被加熱物をX軸に沿って右方向に移動させたときの状態を示す模式図である。 図14は上記初期位置から反時計回りに回転角144deg回転させた回転アンテナの位置において、被加熱物をY軸に沿って前方に移動させたときの状態を示す模式図である。 図15は図13,図14における被加熱物の位置とセンサ部の出力の関係を示す図である。 図16は上記初期位置から反時計回りに回転角288deg回転させた回転アンテナの位置において、被加熱物をX軸に沿って右方向に移動させたときの状態を示す模式図である。 図17は上記初期位置から反時計回りに回転角288deg回転させた回転アンテナの位置において、被加熱物をY軸に沿って前方に移動させたときの状態を示す模式図である。 図18は図16,図17における被加熱物の位置とセンサ部の出力の関係を示す図である。 図19は上記初期位置から反時計回りに回転角108deg回転させた回転アンテナの位置において、センサ部を前後方向に配置した例を示す模式図である。 図20は図19に示すセンサ部の配置において、被加熱物をX軸に沿って右方向に移動させたときの状態を示す模式図である。 図21は図19に示すセンサ部の配置において、被加熱物をY軸に沿って前方に移動させたときの状態を示す模式図である。 図22は図20,図21における被加熱物の位置とセンサ部の出力の関係を示す図である。
 以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
 〔第1実施形態〕
 図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の正面斜視図を示している。
 この実施の形態の加熱調理器は、図1に示すように、直方体形状のケーシング1の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉2が取り付けられている。この扉2の上部にハンドル3を取り付けると共に、扉2の略中央に耐熱ガラス4を取り付けている。また、扉2の右側に操作パネル5を設けている。この操作パネル5は、カラー液晶表示部6とボタン群7を有している。また、ケーシング1の上側かつ右側後方に排気ダクトカバー8を設けている。さらに、ケーシング1の扉2の下方に、露受容器9を着脱自在に取り付けている。
 また、図2は上記加熱調理器の正面から見た縦断面の模式図を示している。
 図2に示すように、加熱庫10の右側方に、前面側から着脱自在に挿入された給水タンク11を配置すると共に、その給水タンク11の後面側に蒸気発生装置12を配置している。この蒸気発生装置12は、給水タンク11に接続され、ヒータ(図示せず)の加熱によって蒸気を発生する。蒸気発生装置12に蒸気供給通路13の一端が接続され、蒸気供給通路13の他端が循環ユニット14に接続されている。
 上記給水タンク11から供給された水を蒸気発生装置12で加熱して飽和水蒸気を生成する。この蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気は、蒸気供給通路13を介して蒸気供給口13aから吸込口28の下流側に供給される。この吸込口28は、加熱庫10の右側壁の中央部に設けられている。
 上記蒸気供給通路13の蒸気供給口13aを吸込口28の近傍に配置している。また、循環ユニット14内には、吸込口28に対向するように循環ファン18を配置している。この循環ファン18は、循環ファン用モータ19によって駆動される。
 上記加熱庫10の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト100を取り付けている。この蒸気ダクト100は、加熱庫10の上面側に固定された第1ダクト部110と、第1ダクト部110の左側方から下側に屈曲する屈曲部120と、加熱庫10の左側面側に固定され、屈曲部120を介して第1ダクト部110に連なる第2ダクト部130とを有している。
 この蒸気ダクト100の第1ダクト部110内に、シーズヒータなどからなる過熱蒸気生成ヒータ20を収納している。蒸気ダクト100の第1ダクト部110と過熱蒸気生成ヒータ20で過熱蒸気生成装置21を構成している。なお、過熱蒸気生成装置は、蒸気ダクトとは別に設けてもよい。
 そして、蒸気ダクト100の第1ダクト部110の右側は、循環ユニット14の上部に設けられた蒸気供給口14aに連通している。加熱庫10の天面には、複数の第1蒸気吹出口24が設けられており、蒸気ダクト100の第1ダクト部110は、第1蒸気吹出口24を介して加熱庫10内に連通している。一方、蒸気ダクト100の第2ダクト部130は、加熱庫10の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口25を介して加熱庫10内に連通している。また、加熱庫10内の左壁面および右壁面には、トレイ140の両端部を係止する係止部39a,39b,39cが上下方向に3段に設けられている。
 また、上記加熱庫10の底部に、赤外線領域の光を透過するセラミックからなる底トレイ30を取り付けている。
 上記加熱庫10と蒸気ダクト100との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫10と蒸気ダクト100は、加熱庫10の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
 上記循環ユニット14と蒸気ダクト100と加熱庫10とそれらを接続する接続部材とによって、熱媒体の循環経路が形成されている。そして、この循環経路における循環ユニット14の加熱庫10との境界部に、蒸気発生装置12で生成された飽和水蒸気が供給される。
 ここで、熱媒体は、加熱された空気であってもよいし、水蒸気を含む加熱された空気であってもよく、100℃以上に加熱された過熱水蒸気を含む空気であってもよく、さらに、100℃以上に加熱された過熱水蒸気を主とするものであってもよい。
 また、加熱庫10の下部にマイクロ波発生部の一例としてのマグネトロン80(図3に示す)を配置している。このマグネトロン80で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫10の下部中央に導かれ、回転アンテナ81によって攪拌されながら加熱庫10内の上方に向かって放射されて被加熱物160を加熱する。このマイクロ波による加熱調理の場合、被加熱物160は、加熱庫10内の底部に載置される。上記回転アンテナ81は、回転アンテナ用モータ82により駆動される。
 また、加熱庫10の右側壁の吸込口28の前面側に給気口(図示せず)を設けると共に、吸込口28の後面側に第1排気口(図示せず)を設けている。給気口は扉2(図1に示す)の近傍に配され、給気口から吹き出される外気が扉2に沿って加熱庫10内に流入する。また、加熱庫10の後面側壁面の右下側に、第1排気口よりも開口面積が小さい第2排気口(図示せず)を設けている。上記第1,第2排気口に連なる排気ダクト180の上端に排気ダクトカバー8を着脱可能に取り付けている。
 上記加熱庫10の右側面に配置された循環ユニット14に、循環ファン18を駆動する循環ファン用モータ19を取り付けている。この循環ファン18によって加熱庫10内の蒸気や空気は、吸込口28から吸い込まれて蒸気ダクト100を介して第1,第2蒸気吹出口24,25から加熱庫10内に吹き出す。また、循環ユニット14の吸込口28近傍には、加熱庫10内の熱媒体(蒸気を含む空気)の温度を検出する庫内温度センサ29(図3に示す)を配置している。
 上記加熱庫10内の被加熱物160は、蒸気ダクト100の第1ダクト部110内に配置された過熱蒸気生成ヒータ20の輻射熱によって加熱される。また、過熱蒸気生成ヒータ20によって蒸気ダクト100を通過する熱媒体(蒸気を含む空気)が加熱され、加熱された熱媒体が第1,第2蒸気吹出口24,25から吹き出される。これにより、加熱庫10内の熱媒体が所定温度に維持される。また、加熱庫10に供給される蒸気を過熱蒸気生成ヒータ20によりさらに昇温して100℃以上の過熱蒸気を生成することができる。
 ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)と、電装品部17を配置している。ケーシング1内の加熱庫10の右側方に送風ダクト(図示せず)を配置している。この送風ダクト内に、希釈ファン(図示せず)とその希釈ファンを駆動する希釈ファン用モータ(図示せず)を収納している。冷却ファン部は、冷却ファン(図示せず)と、その冷却ファンを駆動する冷却ファン用モータ16(図3に示す)とを有する。
 上記電装品部17は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。また、冷却ファンは、ケーシング1内に外気を取り込み、発熱する電装品部17やマグネトロン80を冷却する。また、冷却ファンによってケーシング1内に流入した外気の一部は、希釈ファンにより送風ダクト内に導かれると共に、残りの外気は、ケーシング1の背面等に形成された開口(図示せず)から外部に排出される。上記希釈ファンによって送風ダクト内に導かれた外気は、排気ダクト180内に合流して排気と混合されることにより、排気が希釈される。
 また、図3は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。この加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置200を電装品部17(図2に示す)内に備えている。この制御装置200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,庫内温度センサ29,解凍センサ50,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80,庫内灯40が接続されている。操作パネル5からの信号および庫内温度センサ29,解凍センサ50,食品検知用センサ群SALLからの検出信号に基づいて、制御装置200は、過熱蒸気生成ヒータ20,循環ファン用モータ19,冷却ファン用モータ16,給気ダンパ用モータ44,排気ダンパ用モータ60,操作パネル5,給水ポンプ70,蒸気発生装置12およびマグネトロン80などを制御する。
 ここで、食品検知用センサ群SALLは、図7に示すセンサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2である。
 上記制御装置200は、加熱庫10内の底トレイ30に載置された被加熱物の有無および大きさを判定する判定部200aを有する。
 上記構成の加熱調理器において、過熱蒸気によって加熱調理を行う場合には、図2に示す過熱蒸気生成ヒータ20をオンすると共に、循環ファン18を回転駆動する。そうして、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ファン18の回転によって負圧になっている循環ユニット14内に蒸気吸込口を介して吸い込まれて、蒸気供給口22から過熱蒸気生成装置21内に吹き出される。そして、過熱蒸気生成装置21の過熱蒸気生成ヒータ20によって加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の加熱庫10の天面に設けられた複数の第1蒸気吹出口24から、加熱庫10内に下方に向かって吹き出す。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気ダクト100を介して加熱庫10の第2蒸気吹出口25から加熱庫10内に吹き出す。
 そして、加熱庫10内に供給された過熱蒸気は、トレイ140上の網150に搭載された被加熱物160を加熱した後、加熱庫10の右壁面に形成された吸込口28から循環ユニット14内に吸い込まれる。そうして、再び循環経路を通って加熱庫10内に戻るという循環を繰り返す。
 これに対して、非過熱蒸気によって被加熱物160を蒸すかまたは暖める運転を行う場合には、過熱蒸気生成ヒータ20をオフすると共に、循環ファン18を停止する。そうすると、循環ファン18が停止しているため、循環経路内に循環気流が発生することがなく、蒸気発生装置12から循環ユニット14の蒸気吸込口の近傍上流側に供給された飽和水蒸気は、循環ユニット14内に強制的に吸い込まれない。これにより、蒸気圧によって自然に加熱庫10内に流れ込む飽和水蒸気により、被加熱物160を蒸すかまたは暖める。
 また、上記加熱調理器において、マイクロ波を用いた解凍調理を行う場合には、被加熱物である冷凍食品などをラップした状態で加熱庫10の底トレイ30上にそのまま載置し、後述する食品重量の検出処理により得られた食品重量に基づいて所定のマイクロ波出力で加熱を行う。
 図4は上記加熱調理器を正面から見た要部の縦断面の模式図を示している。
 図4に示すように、赤外線を透過するセラミックからなる底トレイ30を加熱庫10の底部に取り付けている。また、加熱庫10の底トレイ30の下側にアンテナ室31を設けている。このアンテナ室31内に回転アンテナ81を回転可能に取り付けている。さらに、アンテナ室31の下側に板状の断熱部材32を配置している。
 また、加熱庫10の右側壁の上側かつ外側に設けられた光源の一例としての庫内灯40を配置している。上記光源からの光が加熱庫10の右側壁に設けられた窓(図示せず)を介して加熱庫10内を照らす。この窓は、加熱庫10との間がシールされた透明ガラスなどにより覆われている。なお、庫内灯40の照射光は、加熱庫10内を照らす可視光以外に赤外線領域の成分を含む。
 そして、上記断熱部材32を貫通するABS樹脂からなる筒状の導光路51の底部に、赤外線領域にピーク感度を有する受光素子52を配置している。この筒状の導光路51は、長さを6mmとし、電波が漏れないように開口部の内径を4mmとしている。上記筒状の導光路51と受光素子52でセンサ部Sを構成している。このセンサ部Sと同じ構成のセンサ部Sx1,Sx2,Sx3を左右方向に1列に間隔をあけて配置している。
 上記断熱部材32を貫通する筒状の導光路51は、底部に受光素子が配置される窪みの一例である。
 なお、上記筒状の導光路51の内周を鏡面仕上げとすることにより、入射する光の反射率を高めて、導光路の形状や長さによらずに受光強度を保つことが可能になる。このため、導光路を横方向に折り曲げて伸ばすことにより、底部の受光素子に対する加熱庫10から高熱の影響を抑制でき、被加熱物の検出精度や信頼性を向上できる。
 図4に示す構成では、加熱庫10の底トレイ30上に配置した受光素子に比べて、被加熱物がないときの受光強度が40%程度低下したが、被加熱物があるときの受光強度とは大きな差があり、被加熱物の有無の判定が可能である。
 図5は上記加熱調理器の受光素子52の一例としてのフォトトランジスタQ1を用いたセンサ部の回路図を示している。図5に示すように、フォトトランジスタQ1のコレクタ端子に電源電圧Vccが印加され、フォトトランジスタQ1のエミッタ端子に抵抗Rを介してグランドGNDを接続している。このフォトトランジスタQ1のエミッタ端子から出力信号Voutが出力される。
 また、図6は上記加熱調理器の回転アンテナ81の上面図を示している。この回転アンテナ81は、図6に示すように、円板形状をしており、回転軸81aと、半径方向に沿って互いに間隔をあけて隣接する大型の開口部81b,81cと、周方向に配置された4つの小型の開口部81dと、小型の開口部81dの間に設けられた切り欠き81eとを有する。これらの開口部81b,81c,81dと切り欠き81eは、マグネトロン80から導波管(図示せず)を介して加熱庫10の下部中央に導かれたマイクロ波を攪拌させて、加熱庫10内の被加熱物に対して均一に照射するように設計されている。
 図7は上記加熱調理器の回転アンテナ81とセンサ部Sx1,Sx2,Sx3の位置を説明するための上面図を示している。図7において、加熱庫10(図2に示す)の底面に沿って左右方向に伸びるX軸と、加熱庫10(図2に示す)の底面に沿って前後方向に延びるY軸でXY座標を表し、そのXY座標の中心を回転アンテナ81の回転中心(回転軸81a)としている。
 図7に示すように、センサ部SのXY座標はX0,Y0、センサ部Sx1のXY座標はX1,Y0、センサ部Sx2のXY座標はX2,Y0、センサ部Sx3のXY座標はX3,Y0である。また、センサ部SY1のXY座標はX0,Y1、センサ部SY2のXY座標はX0,Y2である。
 次に、図8A~図8Fを用いて、上記加熱調理器の食品重量を検出する原理を説明する。
 図8A~図8Fでは、説明をわかりやすくするために、センサ部S、センサ部Sx1、センサ部Sx2、センサ部SY2のみを用いて、大きさ,形の異なる被加熱物162,163,164,165-1,165-2,166-1,166-2および被加熱物なしの条件で食品重量を検出する。
 まず、図8Aでは、左右方向に長い略長方形状の被加熱物162を加熱庫10(図2に示す)の底面のほぼ中央に載置したとき、センサ部S以外のセンサ部Sx1,Sx2,SY1が底トレイ30(図4に示す)を透過した庫内灯40(図4に示す)からの光を受光する。
 また、図8Bでは、被加熱物162よりも長手方向(左右方向)が大きい被加熱物163を加熱庫10(図2に示す)の底面のほぼ中央に載置したとき、センサ部S,Sx1以外のセンサ部Sx2,SY1が底トレイ30を透過した庫内灯40からの光を受光する。
 また、図8Cでは、被加熱物161や被加熱物162よりも大きい被加熱物164を加熱庫10(図2に示す)の底面のほぼ中央に載置したとき、センサ部S,SY1以外のセンサ部Sx1,SX2が底トレイ30を透過した庫内灯40からの光を受光する。
 また、図8Dでは、被加熱物162よりも大きくかつ前後方向に長い略長方形状の被加熱物165-1,165-2を加熱庫10(図2に示す)の底面のほぼ中央に左右方向に並べて載置したとき、センサ部S,Sx1,SY1以外のセンサ部SX2のみが底トレイ30を透過した庫内灯40からの光を受光する。
 また、図8Eでは、被加熱物165-1,165-2よりも大きい被加熱物166-1,166-2を加熱庫10(図2に示す)の底面のほぼ中央に左右方向に並べて載置したとき、センサ部S,Sx1,SX2,SY1のすべてが底トレイ30を透過した庫内灯40からの光を受光しない。
 さらに、図8Fでは、被加熱物が加熱庫10(図2に示す)の底面に載置されないとき、センサ部S,Sx1,SX2,SY1のすべてが底トレイ30を透過した庫内灯40からの光を受光する。
 これによって、例えば、図8Aでは被加熱物162の重量を100g、図8Bでは被加熱物163の重量を200g、図8Cでは被加熱物164の重量を300g、図8Dでは被加熱物165-1,165-2の重量を400g、図8Eでは被加熱物166-1,166-2の重量を600g、図8Fでは被加熱物なしとし、食品重量について6段階の簡易判定することが可能になる。
 したがって、上記実施形態の加熱調理器は、センサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2の構成とすることによって、食品重量について9段階の簡易判定を行うことが可能になる。
 上記構成の加熱調理器によれば、加熱庫10の底部に取り付けられた底トレイ30の下側に、庫内灯40から照射された光のうちの底トレイ30を透過した光を受光する受光素子52を設け、その受光素子52により検出された受光信号に基づいて、加熱庫10内の底トレイ30上に載置された被加熱物の有無および大きさを判定部200aにより判定することによって、受光素子52は、底トレイ30によって加熱庫10と完全に隔てられるので、蒸気を用いた加熱調理においても、蒸気漏れを防ぎつつ加熱庫10内の食品の有無および大きさを検出することができる。また、受光素子52は、加熱庫10内の汚れによる影響を直接受けることがない。
 また、上記複数の受光素子52を加熱庫10の底面に沿って間隔をあけて配列することにより、被加熱物の有無だけでなく被加熱物の大きさも検出できる。
 また、上記底トレイ30の下側に間隔をあけて設けられた断熱部材32を貫通する導光路51を設け、その導光路51の底部に受光素子52を配置することによって、加熱庫10の高熱により受光素子52がさらされて、受光素子52の信頼性が低下したり損傷したりするのを防止できる。
 また、上記アンテナ室31内に回転可能に取り付けられた回転アンテナ81の下側に受光素子52を配置し、回転アンテナ81の外周縁よりも内側のセンサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2を、加熱庫10内から底トレイ30を透過した光が回転アンテナ81の開口部の回転軌跡の領域を介して受光する位置に配置しているので、回転アンテナ81を少なくとも1回転させて、1回転中に各センサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2の受光強度を表す出力レベルが所定のしきい値以上か否かによって、回転アンテナ81の外周縁よりも内側に配置されたセンサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2で被加熱物の有無および大きさの判定することが可能となり、加熱庫10内の底面上かつ回転アンテナ81に対向する領域に載置された被加熱物を検知することができる。
 また、加熱調理の開始時に、判定部200aは、加熱スタートキーが入力された直後に庫内灯40を点灯させて、加熱庫10内の底トレイ30に載置された被加熱物の有無または大きさを判定するので、加熱調理の開始時に被加熱物がないときは加熱を停止できると共に、加熱調理の開始時に被加熱物の大きさに基づいて、加熱条件(例えば食品重量)を設定して加熱調理を行うことができる。
 また、図7に示すように、加熱庫10の底面に沿って前後方向に、複数の受光素子52を1列に間隔をあけて配置すると共に、加熱庫10の底面に沿って左右方向に、複数の受光素子52が1列に間隔をあけて配置することによって、加熱庫10内の底トレイ30に載置された被加熱物の大きさを何段階にも分けて検出することができる。
 また、回転アンテナ81の回転中心からの距離が異なる複数点に受光素子52を配置し、それぞれの位置で被加熱物が存在するか否かを判定することにより、被加熱物の有無に加えて被加熱物の大きさを判定できる。
 なお、上記第1実施形態では、加熱庫10の底面に沿って前後方向に、複数の受光素子52を1列に間隔をあけて配置すると共に、加熱庫10の底面に沿って左右方向に、複数の受光素子52が1列に間隔をあけて配置したが、受光素子の配列はこれに限らず、加熱庫の底面に沿って前後方向に、複数の受光素子を2列以上に間隔をあけて配置すると共に、加熱庫の底面に沿って左右方向に、複数の受光素子が2列以上に間隔をあけて配置してもよく、複数の受光素子を格子状に配置したり同心円状に配置したりしてもよい。
 上記第1実施形態では、底トレイ30の材料を、赤外線を透過するセラミックとしたが、例えば、近赤外線を透過するセラミック(一般的に耐熱ガラスと言われるもの)としては、オーブンやIH(Induction Heating:誘導加熱)調理器に使用されるネオセラム(日本電気硝子株式会社製の登録商標)、石英ガラス、パイレックス((コーニング社の登録商標)等がある。なお、このようなセラミックにおいて、白色のものであれば赤外線を透過することを確認したが、黒色のものは赤外線を透過せず使用できない。
 例えば、ネオセラムは、底トレイ30の材料として赤外線領域において十分な透過率を有する(“ガラスの種類辞典”、[平成24年12月11日]、インターネット<URL:http://www.glass-dictionary.com/tainetu/neoseramu>を参照)。
 また、上記第1実施形態において、光源である庫内灯40を点灯させずに食品重量の検出を行い、各受光素子52の出力データを外部からの散乱光の情報として記憶し、次に庫内灯40を点灯させて食品重量の検出を行って、最初に記憶した外乱光の出力との差分を算出して、その差分に基づいて食品重量の検出を行ってもよい。上記外部からの散乱光の情報を得るための食品重量の検出を定期的に行うことにより、底トレイ30の汚れや受光素子の受光感度の径年変化に対する補正ができ、誤認識を防止して信頼性を向上できる。
 また、上記食品重量の検出時に回転アンテナ81の回転に伴って受光強度が大きくなった回転角度において、光源である庫内灯40を消灯して、受光強度が変わらないときは、外乱光によるものと判断してもよい。
 また、調理終了後に扉が開かれたにもかかわらず、食品が加熱庫10内から取り出されない場合に、食品の有無を検出して、所定時間以上、食品があるとユーザーに表示や音声などにより報知することにより、食品の置き忘れを確実に防止できる。
 〔実測データ〕
 本発明者は、上記加熱調理器と同様の構成において、回転アンテナ81の下側に配置したセンサ部S1,S2によって、回転アンテナ81を1回転させることにより、庫内灯40から照射された光のうち、底トレイ30を透過した光(主に赤外線)を受光可能であることを実際に測定して確認した。以下に、その実測データについて説明する。
 図9~図18は回転アンテナ81の下側にセンサ部S1,S2を左右方向(X軸方向)に配置して実測した結果を示している。ここで、回転アンテナ81は、初期位置(回転角0deg)にあるものとする。
 図9は上記回転アンテナ81の初期位置(回転角0deg)においてセンサ部S1,S2を左右方向に配置した例を示している。
 まず、図10は図9に示すセンサ部S1,S2の配置において被加熱物KをX軸(左右方向)に沿って右方向に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図11は図9に示すセンサ部S1,S2の配置において被加熱物KをY軸(前後方向)に沿って前方に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図12は図11,図12における被加熱物Kの位置とセンサ部S1,S2の出力の関係を示しており、左の棒グラフがセンサ部S1の出力を表し、右の棒グラフ(斜線で塗りつぶし)がセンサ部S2の出力を表している。図12において、縦軸はセンサ部S1,S2の出力[V]を表し、「無負荷」とは被加熱物Kがない状態を表す。
 また、図13は上記初期位置から反時計回りに回転角144deg回転させた回転アンテナ81の位置において、被加熱物KをX軸(左右方向)に沿って右方向に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図14は上記初期位置から反時計回りに回転角144deg回転させた回転アンテナ81の位置において、被加熱物KをY軸(前後方向)に沿って前方に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図15は図13,図14における被加熱物Kの位置とセンサ部S1,S2の出力の関係を示しており、左の棒グラフがセンサ部S1の出力を表し、右の棒グラフ(斜線で塗りつぶし)がセンサ部S2の出力を表している。図15において、縦軸はセンサ部S1,S2の出力[V]を表し、「無負荷」とは被加熱物Kがない状態を示している。
 さらに、図16は上記初期位置から反時計回りに回転角288deg回転させた回転アンテナ81の位置において、被加熱物KをX軸(左右方向)に沿って右方向に10mm毎に移動させたときの状態を示す模式図である。
 図17は上記初期位置から反時計回りに回転角288deg回転させた回転アンテナ81の位置において、被加熱物KをY軸(前後方向)に沿って前方に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図18は図16,図17における被加熱物Kの位置とセンサ部S1,S2の出力の関係を示しており、左の棒グラフがセンサ部S1の出力を表し、右の棒グラフ(斜線で塗りつぶし)がセンサ部S2の出力を表している。図18において、縦軸はセンサ部S1,S2の出力[V]を表し、「無負荷」とは被加熱物Kがない状態を示している。
 上記センサ部S1,S2を左右方向(X軸方向)に配置された条件において、図12,図15,図18から明らかなように、回転アンテナ81のいずれかの回転位置(この測定では回転角144deg,288deg)で、庫内灯40から照射された光のうち、底トレイ30を透過した光(主に赤外線)を受光したセンサ部S1,S2から十分な出力電圧が得られ、受光していないときのセンサ部S1,S2の出力電圧と識別可能である。
 また、図19~図21は回転アンテナ81の下側にセンサ部S1,S2を前後方向(Y軸方向)に配置して実測した結果を示している。
 図19は上記初期位置から反時計回りに回転角108deg回転させた回転アンテナ81の位置において、センサ部S1,S2を前後方向(Y軸方向)に配置した例を示す模式図である。
 図20は図19に示すセンサ部S1,S2の配置において、被加熱物KをX軸(左右方向)に沿って右方向に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図21は図19に示すセンサ部S1,S2の配置において、被加熱物KをY軸(前後方向)に沿って前方に10mm毎に移動させたときの状態を示している。
 図22は図20,図21における被加熱物Kの位置とセンサ部S1,S2の出力の関係を示しており、左の棒グラフがセンサ部S1の出力を表し、右の棒グラフ(斜線で塗りつぶし)がセンサ部S2の出力を表している。図22において、縦軸はセンサ部S1,S2の出力[V]を表し、「無負荷」とは被加熱物Kがない状態を示している。
 上記センサ部S1,S2を前後方向(Y軸方向)に配置された条件において、図22から明らかなように、回転アンテナ81のいずれかの回転位置(この測定では回転角108deg)で、庫内灯40から照射された光のうち、底トレイ30を透過した光(主に赤外線)を受光したセンサ部S1,S2から十分な出力電圧が得られ、受光していないときのセンサ部S1,S2の出力電圧と識別可能である。
 〔第2実施形態〕
 次に、この発明の第2実施形態の加熱調理器について説明する。この第2実施形態の加熱調理器は、光源を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1~図7を援用する。
 上記第2実施形態の加熱調理器は、光源として庫内灯40を用いた第1実施形態とは異なり、庫内灯40とは別に、加熱庫10内に近赤外線を照射する光源の一例としての発光素子を、加熱庫10の右側壁の上側かつ外側に設ける。
 上記第2実施形態の加熱調理器によれば、加熱調理の開始時に、制御装置200の判定部200aは、庫内灯40を消灯した状態で上記発光素子を点灯させて、センサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2の出力に基づいて、加熱庫10内の底トレイ30に載置された被加熱物の有無または大きさを判定する。
 上記第2実施形態では、加熱調理中に被加熱物の有無または大きさを判定したとしても、光源である上記発光素子から照射される近赤外線は、目に見えないので、通常は消えている庫内灯40の点灯を見たユーザーが違和感を覚えるようなことがなくなり、故障などと勘違いすることも防ぐことができる。
 〔第3実施形態〕
 次に、この発明の第3実施形態の加熱調理器について説明する。この第3実施形態の加熱調理器は、発光素子の配置および回転アンテナの回転を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1~図7を援用する。
 上記第3実施形態の加熱調理器では、回転アンテナ81の上面に複数の受光素子を配置する。この場合、回転アンテナ81と共に回転する複数の受光素子は、庫内灯40からの底トレイ30を透過した光を回転アンテナ81に遮られることなく受光する。
 なお、上記加熱調理器では、回転アンテナ81を一方向(反時計方向)に回転させた第1実施形態とは異なり、回転アンテナ81を回転角360degの正回転と逆回転を交互に繰り返すようにする。これによって、回転アンテナ81と共に回転する受光素子と制御装置200との間の配線の信頼性を向上できると共に、配線構造の簡略化ができる。
 上記第3実施形態の加熱調理器によれば、回転アンテナ81と共に複数の受光素子が回転するので、例えば1つの受光素子で円または円弧状に受光位置を走査することが可能になり、少ない受光素子で被加熱物の大きさを正確に識別することができる。
 上記第3実施形態の加熱調理器において、庫内灯40の代わりに光源として複数の発光素子を回転アンテナ81の上面に配置してもよい。加熱庫上部の光源から照射された構成では、光源から遠いために光が届きにくい領域が底トレイ上に生じたり、被加熱物の高さが高いために光が遮られて死角が生じたりするのに対して、複数の発光素子を回転アンテナ81の上面に配置することによって、底トレイの下方から光を照射することにより死角がなくなり、より正確に被加熱物の大きさを検出することができる。
 〔第4実施形態〕
 次に、この発明の第4実施形態の加熱調理器について説明する。この第4実施形態の加熱調理器は、光源を除いて第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、図1~図7を援用する。
 上記第4実施形態の加熱調理器は、光源の一例としての発光素子をアンテナ室31の底部に配置している。なお、この発光素子は、底トレイ30に載置された被加熱物の底面側に対して底トレイ30の下側から赤外線を照射する。そして、回転アンテナ81の下側に配置されたセンサ部S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2の各受光素子52は、被加熱物の底面側からの反射光を底トレイ30を介して受光する。
 なお、上記第4実施形態の加熱調理器において、赤外線領域と可視光領域に跨がった波長帯の光を照射する発光素子を用いることによって、扉2を開いたときに、底トレイ30の下側から発光素子を照射して、底トレイ30上の食品載置位置の中心を照らすようにしてもよい。これにより、食品の載置位置をユーザーに喚起することができ、取扱説明書などによる指導よりも効果的にユーザーが食品を載置位置に配置しやすくなる。
 上記第1~第4実施形態では、マイクロ波を用いた解凍調理時に食品重量を検出したが、食器などを用いずに食品を加熱庫内の底トレイ上に載置する調理であれば、食品重量を検出するようにしてよい。
 また、この発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、マイクロ波加熱方式の電子レンジ、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。
 本発明の加熱調理器では、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱庫内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5~3%)である状態を指す。
 この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
 すなわち、この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
 この発明の加熱調理器は、
 加熱庫10と、
 上記加熱庫10の底部に取り付けられた透光性を有する底トレイ30と、
 上記加熱庫10の上側または上記底トレイ30の下側に設けられた光源40と、
 上記底トレイ30の下側に設けられ、上記光源40から照射された光のうちの上記底トレイ30上を透過した光を受光する受光素子52と、
 上記受光素子52により検出された受光信号に基づいて、上記加熱庫10内の上記底トレイ30上に載置された被加熱物の有無または大きさを判定する判定部200aと
を備えたことを特徴とする。
 ここで、底トレイ30は、光の全波長領域のうちの例えば赤外線領域などの一部の波長領域の光を透過する透光性があればよい。
 上記構成によれば、加熱庫10の底部に取り付けられた底トレイ30の下側に、光源40から照射された光のうちの底トレイ30を透過した光を受光する受光素子52を設け、その受光素子52により検出された受光信号に基づいて、加熱庫10内の底トレイ30上に載置された被加熱物の有無または大きさを判定部200aにより判定することによって、蒸気を用いた加熱調理においても、蒸気漏れを防ぎつつ加熱庫10内の食品の有無を検出できる加熱調理器を実現することができる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記受光素子52は複数である。
 上記実施形態によれば、複数の受光素子52を加熱庫10の底面に沿って間隔をあけて配列することにより、被加熱物の有無だけでなく被加熱物の大きさも検出できる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記底トレイ30の下側に間隔をあけて設けられた断熱部材32を備え、
 上記受光素子52は、上記断熱部材32を貫通する窪み51の底部に配置されている。
 上記実施形態によれば、底トレイ30の下側に間隔をあけて設けられた断熱部材32を貫通する窪み51を設け、その窪み51の底部に受光素子52を配置することによって、加熱庫10の高熱により受光素子52がさらされて、受光素子52の信頼性が低下したり損傷したりするのを防止できる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記加熱庫10の上記底トレイ30の下側に設けられたアンテナ室31と、
 上記アンテナ室31内に回転可能に取り付けられ、複数の開口部を有する回転アンテナ81と
を備え、
 上記受光素子52は、上記回転アンテナ81の下側に配置され、
 上記回転アンテナ81の外周縁よりも内側に配置された上記受光素子52は、上記加熱庫10内から上記底トレイ30を透過した光を上記回転アンテナ81の上記開口部の回転軌跡の領域を介して受光可能な位置にある。
 上記実施形態によれば、アンテナ室31内に回転可能に取り付けられた回転アンテナ81の下側に受光素子52を配置され、回転アンテナ81の外周縁よりも内側に配置された受光素子52を、加熱庫10内から底トレイ30を透過した光が回転アンテナ81の開口部の回転軌跡の領域を介して受光する位置にあるので、回転アンテナ81が少なくとも1回転することにより、回転アンテナ81の外周縁よりも内側に配置された受光素子52も被加熱物の有無(および/または大きさ)の判定することが可能となり、加熱庫10内の底面上かつ回転アンテナ81に対向する領域に載置された被加熱物を検知することができる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記判定部200aは、加熱調理の開始時に、上記光源40を点灯させて、上記加熱庫10内の上記底トレイ30に載置された上記被加熱物の有無または大きさを判定する。
 上記実施形態によれば、加熱調理の開始時に、判定部200aは、光源40を点灯させて、加熱庫10内の底トレイ30に載置された被加熱物の有無または大きさを判定するので、加熱調理の開始時に被加熱物がないときは加熱を停止できると共に、加熱調理の開始時に被加熱物の大きさに基づいて、加熱条件(例えば食品重量)を設定して加熱調理を行うことができる。
 また、一実施形態の加熱調理器では、
 上記加熱庫10の底面に沿って前後方向に、複数の上記受光素子52が少なくとも1列に間隔をあけて配置されると共に、
 上記加熱庫10の底面に沿って左右方向に、複数の上記受光素子52が少なくとも1列に間隔をあけて配置されている。
 上記実施形態によれば、加熱庫10の底面に沿って前後方向に、複数の受光素子52を少なくとも1列に間隔をあけて配置すると共に、加熱庫10の底面に沿って左右方向に、複数の受光素子52が少なくとも1列に間隔をあけて配置することによって、加熱庫10内の底トレイ30に載置された被加熱物の大きさを何段階にも分けて検出することができる。
 1…ケーシング
 2…扉
 3…ハンドル
 4…耐熱ガラス
 5…操作パネル
 6…カラー液晶表示部
 7…ボタン群
 8…排気ダクトカバー
 9…露受容器
 10…加熱庫
 11…給水タンク
 12…蒸気発生装置
 13…蒸気供給通路
 13a…蒸気供給口
 14…循環ユニット
 14a…蒸気供給口
 16…冷却ファン用モータ
 17…電装品部
 18…循環ファン
 19…循環ファン用ファンモータ
 20…過熱蒸気生成ヒータ
 21…過熱蒸気生成装置
 22…蒸気供給口
 24…第1蒸気吹出口
 25…第2蒸気吹出口
 28…吸込口
 29…庫内温度センサ
 30…底トレイ
 31…アンテナ室
 32…断熱部材
 39a,39b,39c…係止部
 40…庫内灯
 44…給気ダンパ用モータ
 50…解凍センサ
 51…筒状の導光路
 52…受光素子
 60…排気ダンパ用モータ
 70…給水ポンプ
 80…マグネトロン
 81…回転アンテナ
 81a…回転軸
 82…回転アンテナ用モータ
 100…蒸気ダクト
 110…第1ダクト部
 120…屈曲部
 130…第2ダクト部
 140…トレイ
 150…網
 160,162,163,164,165-1,165-2,166-1,166-2,K…被加熱物
 180…排気ダクト
 200…制御装置
 200a…判定部
 SALL…食品検知用センサ群
 S,Sx1,Sx2,Sx3,SY1,SY2,S1,S2…センサ部

Claims (5)

  1.  加熱庫(10)と、
     上記加熱庫(10)の底部に取り付けられた透光性を有する底トレイ(30)と、
     上記加熱庫(10)の上側または上記底トレイ(30)の下側に設けられた光源(40)と、
     上記底トレイ(30)の下側に設けられ、上記光源(40)から照射された光のうちの上記底トレイ(30)を透過した光を受光する受光素子(52)と、
     上記受光素子(52)により検出された受光信号に基づいて、上記加熱庫(10)内の上記底トレイ(30)上に載置された被加熱物の有無または大きさを判定する判定部(200a)と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2.  請求項1に記載の加熱調理器において、
     上記受光素子(52)は複数であることを特徴とする加熱調理器。
  3.  請求項1または2に記載の加熱調理器において、
     上記底トレイ(30)の下側に間隔をあけて設けられた断熱部材(32)を備え、
     上記受光素子(52)は、上記断熱部材(32)を貫通する窪み(51)の底部に配置されていることを特徴とする加熱調理器。
  4.  請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
     上記加熱庫(10)の上記底トレイ(30)の下側に設けられたアンテナ室(31)と、
     上記アンテナ室(31)内に回転可能に取り付けられ、複数の開口部を有する回転アンテナ(81)と
    を備え、
     上記受光素子(52)は、上記回転アンテナ(81)の下側に配置され、
     上記回転アンテナ(81)の外周縁よりも内側に配置された上記受光素子(52)は、上記加熱庫(10)内から上記底トレイ(30)を透過した光を上記回転アンテナ(81)の上記開口部の回転軌跡の領域を介して受光可能な位置にあることを特徴とする加熱調理器。
  5.  請求項1から4までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
     上記判定部(200a)は、加熱調理の開始時に、上記光源(40)を点灯させて、上記加熱庫(10)内の上記底トレイ(30)に載置された上記被加熱物の有無または大きさを判定することを特徴とする加熱調理器。
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