WO2014080485A1 - 田植機 - Google Patents
田植機 Download PDFInfo
- Publication number
- WO2014080485A1 WO2014080485A1 PCT/JP2012/080243 JP2012080243W WO2014080485A1 WO 2014080485 A1 WO2014080485 A1 WO 2014080485A1 JP 2012080243 W JP2012080243 W JP 2012080243W WO 2014080485 A1 WO2014080485 A1 WO 2014080485A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- leveling device
- planting
- leveling
- link mechanism
- shaft
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B63/00—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
- A01B63/14—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements drawn by animals or tractors
- A01B63/24—Tools or tool-holders adjustable relatively to the frame
- A01B63/26—Tools or tool-holders adjustable relatively to the frame by man-power
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C11/00—Transplanting machines
- A01C11/003—Transplanting machines for aquatic plants; for planting underwater, e.g. rice
Abstract
Description
田植機の作業走行中に整地装置に石や異物が衝突し、整地装置の整地ロータに対して前後方向から外力が与えられた場合であっても、補強ステーの支持により、当該整地ロータがたわむことにより破損することを防止している。
植付部4における植え付け位置前方には複数のフロート14が配置される。植付部4において、フロート14の前方に整地装置20が配置されている。
図2に示すように、整地装置20は、支持リンク機構30を介して、植付部4を支持する植付フレーム15に取り付けられる。支持リンク機構30は、整地装置20を植付部4に対して昇降(回動)可能に支持する。つまり、整地装置20は、支持リンク機構30の昇降に応じて植付部4に対する高さを変更可能である。
回転軸31は、両端部において支持アーム35を介して植付フレーム15に回動自在に支持される。このように、支持リンク機構30では、回転軸31の回動に伴って、アーム32が回動して上下リンク33が上下動することで整地装置20の植付フレーム15(植付部4)に対する高さを変更可能である。
回動基部41は、回転軸31に固定される当接ブラケット42によって下方に向けて付勢されている。当接ブラケット42は、回動基部41に対して上方から当接する。当接ブラケット42と回動基部41の間にはねじりバネ43が設けられる。ねじりバネ43は、回転軸31に巻きつけられ、一端が回動基部41、他端が当接ブラケット42にそれぞれ固定される。ねじりバネ43の弾性力によって当接ブラケット42と回動基部41とが互いに当接する方向に向けて付勢されている。つまり、操作レバー40は回動基部41及び当接ブラケット42を介して回転軸31と連結され、操作レバー40の回動操作が回転軸31に連動するように構成されている。
操作レバー40の回動基部41と保持ブラケット45の下端とはバネ46によって連結されており、バネ46によって操作レバー40が上方に向けて回動するように付勢される。つまり、係合板40aを係止溝45aから外すと、バネ46の付勢力は、操作レバー40が上方に向けて回動する方向に作用する。
回転軸31に加わる回転力がねじりバネ43の弾性力よりも大きい場合、つまり大きな荷重が整地装置20に作用する場合は、当接ブラケット42が操作レバー40の回動基部41から離れることによって、操作レバー40の保持位置に依らずに整地装置20の上方への移動を許容できる。
また、アスファルト路面等の硬い路上を走行中に整地装置20をフロート14よりも下げた状態(植付部4を最下降させた状態)で、整地装置20が路面と接触しても整地装置20の上昇側への移動を許容することで、その破損を防止できる。
また、ねじりバネ43の弾性係数を適宜変更することによって、整地装置20と圃場との接地荷重を変更できる。このため、圃場条件、植付条件等に応じて最適の接地荷重を選択可能である。
植付部4は、昇降部5によって昇降可能に構成されると同時に、機体幅方向の中央を中心として左右傾斜も可能に構成されている。通常作業時は、圃場の傾斜に応じた機体走行部の左右傾斜を傾斜センサ53で検知し、その検知結果等を用いて植付部4の左右方向の傾斜を調整する。これにより、植付部4を圃場の傾斜に追従させて傾斜させて、植付部4が田面に対して水平になるようにする水平制御が実行されている。
苗継ぎ作業時には、エンジン回転数がアイドル回転数よりも低くなるように制御されるため、機体の振動が大きくなる。これにより、傾斜センサ53が誤検知することで、植付部4の傾斜角度が適切に保たれないという不具合が発生し得ることが知られている。そこで、本実施形態では、苗継ぎ作業時の傾斜センサ53による検知結果を適切に処理して、植付部4の傾斜角度を適切に保持する制御構成を提供する。
制御装置50において、設定値A、検出値B及び検出値Cに応じて植付部4の傾斜角度を決定し、出力値Dを出力する。
これにより、苗継ぎ作業時に、エンジンの振動を傾斜センサ53が左右傾斜として誤検知したり、作業者が機体上を移動する等して傾斜センサ53が不意に走行部の傾斜を検知したりしても、植付部4の設定角度を田面に対して水平になるように維持して、苗継ぎ作業をスムーズに行うことができる。
この場合、図9に示すように、ローパスフィルタ55を通過した後の検出値B1では脈動が除去されてエンジン振動に起因する傾斜センサ53の誤作動を回避できる。特に、傾斜センサ53による検知結果を無効とせずに、例えば走行部が緩やかに傾いた場合には、その傾斜に対して適切な傾斜角度に制御することができる。
なお、位置検出スイッチ51によって苗継ぎ位置を検知した場合に、植付部4の水平制御を停止させるように構成することも可能である。
図10及び図11に示すように、PTO軸7からの動力を植付部4へ伝達する植付伝動ケース8は、植付フレーム15において、機体幅方向(左右方向)に沿って設けられる上部ガイドレール61と下部ガイドレール62の間に配置されるとともに、上部ガイドレール61に対してステー63を介して着脱自在に取り付けられる。
ステー63は、上部ガイドレール61への取り付け側が複数(本実施形態では二つ)に分岐する形状に形成される。つまり、ステー63の上部と上部ガイドレール61との取付位置が二箇所以上となるように構成されている。これにより、植付伝動ケース8を上部ガイドレール61によって安定的に支持することができ、動力の出入りにより大きな負荷がかかる植付伝動ケース8を安定かつ強固に固定することができる。
なお、田植機1の条数に応じて上部ガイドレール61を左右方向に延長する場合は、ステー63に係る延長部分に対する固定部を設ける構成としても良い。
このような構成により、重量を有し、動力の出入りにより大きな負荷がかかる植付伝動ケース8を、ステー63を介して上部ガイドレール61に二点以上と、下部ガイドレール62及びローリング支点軸66とで、併せて少なくとも四点以上で支持することができ、より安定的かつ強固に固定することができる。
図12及び図13に示すように、植付条止めクラッチは、各植付爪の回転軸に連結され、動力伝達の入切を操作するユニットクラッチよりなり、各ユニットクラッチは、それぞれワイヤー21を介してモーターユニット22に接続される。各植付爪が配置される各ロータリーケースの回転軸は、各ユニットクラッチを介して植付爪駆動軸に連動連結されており、各ユニットクラッチにより植付爪駆動軸から回転軸への動力伝達が入切される。
植付条止めクラッチは、例えば図13に示す6条植えの田植機1の植付部4において、各2条毎にユニットクラッチを入り切りして田植機1が圃場の端などで苗を植え付ける際に不要な植え付けを防ぐためのものであり、前記モーターユニット22によって各ユニットクラッチに連結したワイヤー21を押し引き操作して条止めを行うように構成されている。
図14に示す整地装置50は、中央が前方に配置され、中央から両側方に向かうに従ってそれぞれ前方から後方に向けて傾斜するように配置される。つまり、中央部が他の部位よりも前方に位置するように設けられている。上面視では、整地装置50はハの字状に配置される。整地装置50の中央には整地伝動ケース74が配置され、中央から両側方に動力が伝達される。そして、ハの字状の整地装置50は、植付部4の前部であって、センターフロート14Aとサイドフロート14Bからなるフロート14の前方に設けられている。駆動軸9からの動力の一部がリアアクスルケース10を介して整地伝動軸71に分岐され、整地伝動軸71からユニバーサルジョイント72、入力軸73及び整地伝動ケース74を介して、両側方に向けて延出される駆動軸75に伝達される。各駆動軸75には、複数のロータ76が固定され、駆動軸75の回転駆動によってロータ76が回転して圃場が整地される。
このように、整地装置50の駆動系においては、整地伝動ケース74を中央に配置して、それを基点に左右両側方の駆動軸75を後方に傾斜させている。そこで、整地伝動ケース74では、入力軸73を中心として側方に駆動軸75が配置され、入力軸73と駆動軸75の間にアイドラ軸80を配置することによって、両側方に駆動軸75の回転方向を同一方向にしている。
このように、アイドラ軸80を配置することにより、入力軸73の位置を後方に寄せることができる。これにより、整地伝動ケース74をコンパクトに構成でき、不整地区間を小さくできる。
すなわち、図15に示すように、整地伝動ケース74内において、左右に配置される駆動軸75の中心軸の交点Qが入力軸73の中途部に位置する。このため、交点Qよりも後ろ側で入力軸73の傘歯車81とアイドラ軸80の傘歯車82とが噛み合うこととなり、整地伝動ケース74の前後方向の大きさをコンパクトにできる。また、アイドラ軸80を入力軸73及び駆動軸75・75の後方にオフセットさせて配置することで、整地伝動ケース74の左右方向の幅が大きくなることを防いでいる。このように、整地伝動ケース74は、前後方向の幅を小さくしつつ、左右方向の幅も小さくなるように構成されている。
また、整地装置50を傾斜状に配置することにより、進行方向と整地装置50の回転方向に傾斜を持たせることができ、夾雑物等のロータ76への噛み込みを抑制できる。さらに、田植機1の進行方向に対して傾斜した方向に整地することとなり、進行方向から見ると隣接するロータ76が一部重なった状態で整地作業が行われるため、不整地区間を少なくでき、よりきれいに均すことができる。なお、整地伝動ケース74の後方に整地用のレーキを別体として取り付けることで不整地区間が生じないようにすることも可能である。
若しくは、整地装置50によって形成されるスペースを利用して、センターフロート14Aを前方に延出することも可能であり、係る場合も同様にフロートによるセンシング精度の向上を図ることができる。
Claims (3)
- 枕地整地用の整地装置を備える田植機であって、
前記整地装置は、植付部に設けられる支持リンク機構を介して当該植付部に対して昇降可能に支持され、
前記支持リンク機構は、当該支持リンク機構を介して前記整地装置を昇降操作するための操作レバーを含み、
前記操作レバーは、当該操作レバーの操作に依らずに整地装置の上昇側への移動を許容することを特徴とする田植機。 - 前記支持リンク機構は、前記整地装置の延出方向に沿って設けられる回転軸を有し、当該回転軸の回転運動に応じて前記整地装置を昇降可能に構成され、
前記操作レバーの回動基部は、前記回転軸に回動自在に設けられ、
前記操作レバーの回動基部に、前記回転軸に固定され、前記回動基部の上方側から当接する当接ブラケットと、前記回動基部と前記当接ブラケットを互いに当接する方向に付勢する弾性部材と、が設けられる請求項1に記載の田植機。 - 前記支持リンク機構は、前記回転軸の回転運動に応じて上下方向に移動する上下リンクを備え、
前記上下リンクは、後輪の後方であって前記植付部のフロートの前方に配置されるとともに、その前面に防泥板が設けられる請求項2に記載の田植機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201280077116.4A CN104812233B (zh) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 插秧机 |
PCT/JP2012/080243 WO2014080485A1 (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 田植機 |
KR1020157015602A KR101967504B1 (ko) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 이앙기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2012/080243 WO2014080485A1 (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 田植機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2014080485A1 true WO2014080485A1 (ja) | 2014-05-30 |
Family
ID=50775690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2012/080243 WO2014080485A1 (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | 田植機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
KR (1) | KR101967504B1 (ja) |
CN (1) | CN104812233B (ja) |
WO (1) | WO2014080485A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105766166A (zh) * | 2016-04-16 | 2016-07-20 | 潍坊同方机械有限公司 | 四驱插秧机 |
IT201600091430A1 (it) * | 2016-09-09 | 2018-03-09 | Prinoth Spa | Veicolo battipista |
CN108307746B (zh) * | 2018-04-09 | 2023-09-29 | 安徽农业大学 | 一种无人驾驶插秧机栽插离合手柄自动换档装置及其控制方法 |
CN109348798B (zh) * | 2018-12-18 | 2023-09-22 | 重庆科技学院 | 一种多用途地面实时自动仿形装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0166803U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-28 | ||
JP2000270629A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Kubota Corp | 水田作業機 |
JP2005095017A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4389122B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2009-12-24 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
JP2008228598A (ja) * | 2007-03-17 | 2008-10-02 | Yanmar Co Ltd | 田植機 |
-
2012
- 2012-11-21 WO PCT/JP2012/080243 patent/WO2014080485A1/ja active Application Filing
- 2012-11-21 KR KR1020157015602A patent/KR101967504B1/ko active IP Right Grant
- 2012-11-21 CN CN201280077116.4A patent/CN104812233B/zh active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0166803U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-04-28 | ||
JP2000270629A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Kubota Corp | 水田作業機 |
JP2005095017A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104812233B (zh) | 2017-06-30 |
CN104812233A (zh) | 2015-07-29 |
KR101967504B1 (ko) | 2019-04-09 |
KR20150085006A (ko) | 2015-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4537921B2 (ja) | 田植機 | |
WO2014080485A1 (ja) | 田植機 | |
JP5772222B2 (ja) | 作業車両 | |
JP6700002B2 (ja) | 乗用型移植機 | |
JP2012244939A5 (ja) | ||
JP2007252319A (ja) | 農作業機 | |
JP2007252319A5 (ja) | ||
JP4484754B2 (ja) | 田植機 | |
JP5418537B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP2007174932A (ja) | 対地作業装置付き苗移植機 | |
JP5867558B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP4893701B2 (ja) | 乗用田植機 | |
JP2010213638A (ja) | 田植機 | |
JP6372589B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP4241738B2 (ja) | 農作業機 | |
JP5391668B2 (ja) | 苗植機 | |
JP6832772B2 (ja) | 植播系作業機 | |
JP5736842B2 (ja) | クラッチ | |
JP3717430B2 (ja) | 乗用型作業車 | |
JP5027908B2 (ja) | 作業車の作業装置昇降構造 | |
JP2004141098A (ja) | 乗用田植機の機体フレーム構造 | |
JP2007261579A (ja) | 水田作業機 | |
JP2010124730A5 (ja) | ||
JP4382677B2 (ja) | 作業車 | |
JP6837405B2 (ja) | 作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 12888965 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
|
ENP | Entry into the national phase |
Ref document number: 20157015602 Country of ref document: KR Kind code of ref document: A |
|
122 | Ep: pct application non-entry in european phase |
Ref document number: 12888965 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: JP |