WO2009148127A1 - トルクリミッタ - Google Patents

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Abstract

 シャーバルブの径方向の外方であってシャーバルブと同一の軸方向の位置である軸部材の切断部の周方向延在部の外周面上に、環状のシャーバルブ保護部材を配置する。シャーバルブ保護部材7の操作部で、シャーバルブ保護部材の径を変動させて、周方向延在部の外周面に対して相対移動不可である緊迫状態と、周方向延在部の外周面に対して周方向に移動可能な緊迫解除状態とを適宜適切に切り換えて、シャーバルブの交換等のトルクリミッタのメンテナンス等を行う。

Description

トルクリミッタ
 本発明は、トルクリミッタに関する。
 従来、トルクリミッタとしては、特開昭62-159815号公報(特許文献1)に記載されているものがある。このトルクリミッタは、軸部材の外周面に筒部材の内周面を外嵌し、筒部材の油圧拡張室に圧油を供給し、その油圧拡張室の圧油で筒部材の内周面を縮径してその内周面を軸部材の外周面に押し付けて、軸部材と筒部材とを摩擦結合してトルクを伝達するようになっている。このトルクリミッタは、上記軸部材の切断部材を、油圧拡張室に一端部が連通しているシャーバルブの他端部に係止している。
 上記軸部材または筒部材に所定値以上の負荷がかかって、筒部材の内周面が軸部材の外周面に対してスリップして、軸部材が筒部材に対して軸回りの位置が変化したとき、切断部材で上記油抜き通路の上記他端部を構成するシャーバルブの上記他端部を切断して、油圧拡張室の圧油が外部に排出されるようになっている。これにより、筒部材の内周面が、軸部材の外周面に押し付けられなくなって、軸部材と筒部材の摩擦結合を解いて、トルクの伝達を遮断している。
 上記トルクリミッタは、複数の飛散防止カバーを有する。上記各飛散防止カバーは、キャップ状の部材であって、シャーバルブと同じ数だけ存在し、各シャーバルブを覆うように配置されている。上記キャップ状の部材は、筒部材に螺合によって固定されている。
 上記飛散防止カバーは、上記シャーバルブの上記他端部が切断されたとき、この他端部および油圧拡張室内の油が外部に飛び散るのを防止している。
 上記従来のトルクリミッタでは、軸部材が筒部材に対して軸回りの位置が変化して、シャーバルブの上記他端部が切断された後、トルクリミッタのメンテナンスをする際、上記複数の飛散防止カバーを全て取り外す作業と、新しいシャーバルブを所定の位置に嵌め込んだ後に、複数の飛散防止カバーを再度取り付け固定する作業が必要不可欠である。したがって、トルクリミッタの油圧拡張室内の油が外部に解放された後、トルクリミッタを、再度運転可能な状態にするために要する工数および労力が大きくて、迅速かつ円滑に再度運転可能な状態にすることが困難であるという問題がある。
特開昭62-159815号公報
 そこで、本発明の課題は、トルクリミッタの油圧拡張室内の油が外部に解放された後、トルクリミッタを、迅速かつ円滑に再度運転可能な状態にすることができるトルクリミッタを提供することにある。
 上記課題を解決するため、この発明のトルクリミッタは、
 軸部材と、
 上記軸部材に上記軸部材の径方向に対向する筒部材と、
 上記軸部材と上記筒部材のうちの一方の部材は、その一方の部材の周面を上記軸部材と上記筒部材のうちの他方の部材の周面に押し付けるための油圧拡張室と、
 一端が、上記油圧拡張室に連通する一方、他端が、上記一方の部材の外周面の径方向の外方に突出する一以上のシャーバルブと、
 上記シャーバルブの径方向の外方であって、上記シャーバルブと同一の軸方向の位置に配置され、かつ、上記他方の部材に連なる切断部を上記径方向に緊迫することによって上記切断部との摩擦力によって上記切断部に対して相対移動不可である緊迫状態と、上記切断部に対して周方向に移動可能な緊迫解除状態とを切り換え可能であると共に、上記シャーバルブを露出可能な一以上の貫通穴を有する帯状のシャーバルブ保護部材とを備え、
 上記シャーバルブ保護部材を上記緊迫解除状態で周方向に移動させることによって、上記シャーバルブを、上記シャーバルブ保護部材で被覆させる位置と、上記貫通穴を介して露出させる位置とに切り換え可能であることを特徴としている。
 本発明のトルクリミッタは、上記シャーバルブ保護部材の貫通穴以外の部分が、上記シャーバルブに径方向に重なって、シャーバルブが上記シャーバルブ保護部材で覆われている状態で、上記シャーバルブ保護部材を、緊迫状態にして、シャーバルブの径方向の外方の端部や、油圧拡張室内の油の飛散防止を行う。
 また、本発明のトルクリミッタは、上記シャーバルブの上記他端が切断されて、トルクの伝達が解除された際には、おおまかには、例えば、次のようにして、シャーバルブの取り換えを行う。
 先ず、上記シャーバルブ保護部材において、緊迫状態を緊迫解除状態に切り換えた後、シャーバルブ保護部材を周方向に移動させる。そして、周方向において、シャーバルブ保護部材の貫通穴の位相と、上記一方の部材の外周面にあるシャーバルブ取り付け部の位相とを合わせて、続いて、再度、上記シャーバルブ保護部材において、緊迫解除状態を緊迫状態に切り換えた後、シャーバルブの取り換えを行う。その後、上記シャーバルブ保護部材において、緊迫状態を緊迫解除状態に切り換えて、シャーバルブ保護部材を周方向に移動させる。最後に、周方向において、シャーバルブ保護部材の貫通穴の位相と、シャーバルブの位相とが異なって、シャーバルブ保護部材がシャーバルブを覆っている状態で、再度、上記シャーバルブ保護部材において、緊迫解除状態を緊迫状態に切り換える。このようにして、シャーバルブの取り換えを行う。
 本発明によれば、上記シャーバルブ保護部材は、上記他方の部材を径方向に緊迫して、上記他方の部材に対して相対移動不可になっている緊迫状態をとることができるから、トルクリミッタのトルク伝達時において、上記シャーバルブ保護部材の貫通穴以外の部分が、上記シャーバルブに径方向に重なって、シャーバルブが上記シャーバルブ保護部材で覆われている状態で、上記シャーバルブ保護部材を、緊迫状態にするだけで、上記シャーバルブ保護部材でシャーバルブを容易かつ迅速に覆うことができる。したがって、シャーバルブおよび油圧拡張室の油の飛散防止機能を容易かつ迅速に構築することができる。
 また、本発明によれば、従来例のように、シャーバルブの取り替えを行うのに、シャーバルブの数に一致する数のキャップ状の部材のねじ込みおよびねじの取り外しを一切行う必要がない。そして、上述のように、シャーバルブ保護部材の状態を、緊迫状態と、緊迫解除状態とに切り換える作業と、シャーバルブ保護部材を、周方向に移動させる作業を行うだけで、シャーバルブの取り替えを迅速かつ容易に行うことができる。
 また、一実施形態では、
 複数の上記シャーバルブを備えると共に、上記シャーバルブ保護部材は、複数の上記貫通穴を有し、
 上記複数のシャーバルブは、上記一方の部材の軸方向の位置が略同一である一方、上記一方の部材の周方向に互いに間隔をおいて位置し、
 上記一方の部材の径方向の外方からみたとき、一つの上記シャーバルブが一つの上記貫通穴内に位置している状態において、他の上記シャーバルブが、他の上記貫通穴内に位置する。
 上記実施形態によれば、複数のシャーバルブを備えると共に、シャーバルブ保護部材は、複数の貫通穴を有し、一方の部材の径方向の外方からみたとき、一つのシャーバルブが一つの貫通穴内に位置している状態で、他のシャーバルブが、他の貫通穴内に位置しているから、上述の一連のシャーバルブ保護部材の動作と全く同一の動作で、複数のシャーバルブの交換を行うことができる。したがって、従来の方法では、シャーバルブが複数存在する場合、キャップ状の部材のねじ込みおよびねじの取り外しの作業の労力が複数倍になることから、従来の装置と比較して、格段に容易かつ迅速にシャーバルブの取り換えを行うことができる。
 また、一実施形態では、
 上記シャーバルブ保護部材は、環状部材であり、
 上記シャーバルブ保護部材は、環状を保持した状態で内径を変化させることによって、上記緊迫状態と、上記緊迫解除状態とを切り換える操作部を有する。
 上記実施形態によれば、上記シャーバルブ保護部材が、環状を保持した状態で、上記緊迫状態と、上記緊迫解除状態とを切り換えできる操作部を有するから、上記シャーバルブ保護部材の状態を、上記緊迫状態から上記緊迫解除状態に切り換えた際に、シャーバルブ保護部材が、非環状の有端の部材になることがない。したがって、上記シャーバルブ保護部材の状態を、上記緊迫解除状態から上記緊迫状態に切り換える際、有端の部材を環状部材の外周面に巻き付ける等の困難な作業が発生することがない。そして、上記操作部によって、環状のシャーバルブ保護部材の径を変えることによって、上記シャーバルブ保護部材を、上記緊迫解除状態から上記緊迫状態に容易かつ迅速に行うことができる。また、特に、トルクリミッタが大型である場合に、上記シャーバルブ保護部材の状態を、上記緊迫解除状態から上記緊迫状態に切り換えを格段に迅速かつ容易に行うことができる。
 また、一実施形態では、
 上記シャーバルブ保護部材は、
 上記一以上の貫通穴を有する帯状の本体部と、
 上記本体部の外周面からその外周面の径方向の外方に突出する一以上の把持部とを備え、
 上記把持部は、上記操作部および上記一以上の貫通穴の夫々に対して周方向に間隔をおいて位置している。
 上記実施形態によれば、上記シャーバルブ保護部材は、上記一以上の貫通穴を有する帯状の本体部と、上記本体部の外周面から径方向の外方に突出する一以上の把持部とを備えるから、把持部を掴んで、把持部に力を加えることができる。したがって、把持部に力を加えることによって、シャーバルブ保護部材を周方向に容易に移動させることができる。
 本発明のトルクリミッタによれば、トルクリミッタのトルク伝達時において、シャーバルブ保護部材の貫通穴以外の部分が、シャーバルブに径方向に重なって、シャーバルブがシャーバルブ保護部材で覆われている状態で、シャーバルブ保護部材を、緊迫状態にするだけで、シャーバルブ保護部材でシャーバルブを容易かつ迅速に覆うことができる。したがって、シャーバルブの飛散防止機能を容易かつ迅速に構築することができる。
 また、本発明によれば、従来例のように、シャーバルブの取り替えを行うのに、シャーバルブの数に一致する数のキャップ状の部材のねじ込みおよびねじの取り外しを一切行う必要がない。そして、シャーバルブ保護部材の状態を、緊迫状態と、緊迫解除状態とに切り換える作業と、シャーバルブ保護部材を、周方向に移動させる作業を行うだけで、シャーバルブの取り替えを迅速かつ容易に行うことができる。
 また、本発明のトルクリミッタによれば、シャーバルブのメンテナンスと容易かつ迅速に行うことができる。
本発明の第1実施形態のトルクリミッタの軸方向の模式図である。 図1におけるシャーバルブ周辺の拡大断面図である。 図1のAA線断面におけるシャーバルブ取付穴の周辺部の拡大断面図である。 シャーバルブの飛散防止を行っている最中のトルクリミッタの一部を示す斜視図である。 シャーバルブ保護部材の操作部の構造を示す平面図である。 シャーバルブ保護部材の貫通穴の形状を示す平面図である。 シャーバルブ保護部材を、図4の軸方向の外方からみたときの平面図である。 シャーバルブを取り換え(取り付け、取り外し)している最中のトルクリミッタの一部を示す斜視図である。
 以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
 図1は、本発明の第1実施形態のトルクリミッタの軸方向の模式図である。尚、図1において、上半分は、軸方向の断面図を示し、下半分は、斜視図を示している。
 このトルクリミッタは、筒部材1、軸部材2、四つのシャーバルブ6、シャーバルブ保護部材7、玉軸受17および玉軸受18を備える。
 上記筒部材1は、第1の筒部材10と、第2の筒部材11とからなっている。上記第1の筒部材10は、軸部材2の外周面20に当接する略円筒状の内周面21を有している。上記軸部材2の外周面20と、第1の筒部材10の内周面21との間には、焼付き防止用の潤滑油(トラクションオイルやタービンオイル等)が存在している。上記第2の筒部材11は、第1の筒部材10の略円筒状の外周面23に当接する略円筒状の内周面24を有している。上記第2の筒部材11は、四つのシャーバルブ取付穴30と、環状の油圧拡張室26とを有する。
 上記油圧拡張室26は、第2の筒部材11の内周面24の軸方向の所定長さに亘って略軸部材2の軸方向に延在している。上記四つのシャーバルブ取付穴30は、第2の筒部材11の外周面において、周方向に等間隔に位置している。上記シャーバルブ6は、シャーバルブ取付穴30の数と同一の数存在している。上記各シャーバルブ6は、シャーバルブ取付穴30に嵌入されて固定されている。
 図2は、図1にbで示す図1におけるシャーバルブ6周辺の拡大断面図である。
 図2に示すように、第2の筒部材11は、油抜き孔28を有し、油抜き穴28の径方向の外方の他端は、シャーバルブ取付穴30に開口する一方、油抜き孔28の径方向の内方の一端は、油圧拡張室26に連通している。
 上記各シャーバルブ6は、内部にチューブ(通路)を有している。上記チューブは、シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、略軸部材2の径方向に延在している。図2に示すように、上記シャーバルブ6の径方向の外方の端部は、T字状の頭部37を構成している。上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、上記頭部37は、第2の筒部材11の外周面よりも径方向の外方に突出している。
 上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、上記チューブの径方向の内方の一端部は、油抜き穴28の他端に連通し、油圧拡張室26の軸方向の一端側に連通している。また、上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、上記チューブの径方向の外方の他端部は、頭部37まで延在し、第2の筒部材11の外周面よりも径方向の外方に突出している。上記チューブの径方向の外方の他端部は、密封されている。
 図1および図2に示すように、上記軸部材2における略円筒状の外周面20を有する本体部8には、切断部9が連なっている。上記切断部9は、本体部8に固定されている。上記切断部9は、断面略L字状の形状を有し、本体部8の外周面から突出している。
 図2に示すように、上記切断部9は、径方向延在部50、軸方向延在部51および周方向延在部(シャカバー)52を有する。上記径方向延在部50は、筒部材1の軸方向の一方の側の端面55に軸方向に対向すると共に、径方向に延在している。上記軸方向延在部51は、径方向延在部50につながっている。上記軸方向延在部51は、筒部材1の外周面に沿って軸方向に延在している。
 上記玉軸受17は、軸部材2の外周面に外嵌されて固定された内輪40と、第2の筒部材11の内周面に内嵌されて固定された外輪41と、内輪40の軌道面と外輪41の軌道面と間に配置された複数の玉42とを有している。また、上記玉軸受18は、軸部材2の外周面に外嵌されて固定された内輪44と、第1の筒部材10の内周面に内嵌されて固定された外輪45と、内輪44の軌道面と外輪45の軌道面と間に配置された複数の玉46とを有している。上記玉軸受17および18は、軸部材2が筒部材1に対して相対回転しているとき、軸部材2を筒部材1に対して回転自在に支持するようになっている。
 図3は、図1のAA線断面におけるシャーバルブ取付穴30の周辺部の拡大断面図である。
 図3に示すように、切断部9の周方向延在部52の軸方向の位置は、シャーバルブ6の軸方向の位置と略同一であり、周方向延在部52は、筒部材1の周方向に延在している。
 上記周方向延在部52は、シャーバルブ挿通穴90、カプラ挿通穴91、ピン挿通穴92を有する。シャーバルブ挿通穴90、カプラ挿通穴91、および、ピン挿通穴92は、周方向延在部52の周方向に互いに隣接している。また、図3に示すように、上記第2の筒部材11は、給脂口70および位置決め穴71を有している。
 図3に示すように、上記頭部37は、シャーバルブ挿通穴90内に位置している。上記位置決め穴71の周方向の位相と、ピン挿通穴92と周方向の位相が一致している状態で、ピンを、位置決め穴71およびピン挿通穴92に挿入することによって、第2の筒部材11と、周方向延在部52との間に位相ずれが生じることを防止するようになっている。
 また、上記第2の筒部材11と、周方向延在部52との位相ずれが防止されている状態で、カプラ挿通穴91の周方向の位相と、給脂口70の周方向の位相とが一致し、シャーバルブ挿通穴90の周方向の位相と、シャーバルブ取付穴30の周方向の位相とが一致するようになっている。
 上記シャーバルブ保護部材7は、環状部材であり、金属製またはゴム製等の帯状の本体部と、操作部(後に詳述)とを有している。図2および図3に示すように、上記シャーバルブ保護部材7は、周方向延在部52の外周面上を周方向に延在している。図3に示すように、上記シャーバルブ保護部材7は、シャーバルブ6の径方向の外方であって、シャーバルブ6と同一の軸方向の位置に配置されている。
 尚、図2および図3において、88は、シャーバルブ6と、シャーバルブ挿通穴90との間に介在する環状のねじ部材を示している。このねじ部材88は、シャーバルブ6を、シャーバルブ挿通穴90に安定に固定する役割を果たしている。
 図4は、シャーバルブの飛散防止を行っている最中のトルクリミッタの一部を示す斜視図である。
 図4に示すように、上記シャーバルブ保護部材7は、有端の帯状の本体部99と、操作部100と、三つの把持部101と、四つの貫通穴102とを有し、四つの貫通穴102は、本体部99に形成され、周方向に間隔をおいて配置されている。
 図5は、上記操作部100の構造を示す平面図である。
 図5に示すように、上記操作部100は、径調整部110と、連結金具止め111と、連結金具112とを有する。上記径調整部110は、本体部99の一端部に固定されている一方、上記連結金具止め111は、本端部99の他端部に固定されている。また、上記連結金具112の一端は、径調整部110のつまみ114に固定されている一方、連結金具112の他端は、連結金具止め111に固定されている。上記シャーバルブ保護部材7の有端の本体部99と、操作部100とは、環状部材を構成している。
 図4および図5を参照して、上記操作部100は、ズボン吊りのズボンの留め具と似たような構造を有している。
 すなわち、上記操作部100は、径調整部110のつまみ114の先端部116を、本体部99の外周面の法線方向に起立させるように移動させることにより、帯状の本体部99の一端と、他端との間隔を広げることができて、シャーバルブ保護部材7の径を大きくできるようになっている。以下、上記つまみ114が、起立している状態でシャーバルブ保護部材7の径がシャーバルブ保護部材7の最小径よりも大きい状態を、緊迫解除状態という。
 また、上記つまみ114の先端116が、本体部99に接触するように、つまみ114を寝かした状態にすることにより、シャーバルブ保護部材7の径を最小にするようになっている。以下、上記つまみ114が、寝た状態でシャーバルブ保護部材7の径が最小である状態を、緊迫状態という。上記シャーバルブ保護部材7の最小径は、上記周方向延在部52の外周面の外径よりも若干小さくなっている。すなわち、緊迫状態において、シャーバルブ保護部材7の内周面は、周方向延在部52の外周面に対して軽い締め代を有するようになっている。
 このことから、上記つまみ114を寝かした状態にすることにより、本体部99を、周方向延在部52の外周面に摩擦により係止できるようになっており、本体部99が周方向延在部52の外周面に対して相対移動しないようになっている。
 このように、上記シャーバルブ保護部材114は、つまみ114を起立させるか、または、寝かした状態にするかで、本体部99の内径を変化させることができるようになっている。
 図6は、上記シャーバルブ保護部材7の貫通穴102の形状を示す平面図である。また、図7は、上記シャーバルブ保護部材7を、図4の軸方向の外方からみたときの平面図である。
 図4および図6に示すように、上記各貫通穴102は、長穴形状を有している。また、上記4つの貫通穴102は、図7において、a、b、cおよびdで示す位置に存在している。すなわち、上記4つの貫通穴102は、つまみ114が本体部99に接触している状態(シャーバルブ保護部材7の径が最小である状態)で、互いにπ/4ラジアン間隔をおいて位置している。
 また、図4および図7に示すように、上記把持部101は、本体部99の外周面から径方向の外方に突出している。また、図7に示すように、上記三つの把持部101および操作部100は、シャーバルブ保護部材7の径が最小である状態で、互いにπ/4ラジアン間隔をおいて位置している。
 図8は、シャーバルブを取り換え(取り付け、取り外し)している最中のトルクリミッタの一部を示す斜視図である。尚、図8では、上記シャーバルブ保護部材7は、シャーバルブの取り換え位置に位置し、周方向延在部52の外周面に係止されている。
 図8に示すように、シャーバルブの取り換え位置においては、上記シャーバルブ保護部材7の貫通穴102の周方向の位相と、3つの挿通穴を含む挿通穴領域、すなわち、シャーバルブ挿通穴90、カプラ挿通穴91およびピン挿通穴92(図3参照)を含む周方向の挿通穴領域の周方向の位相とは、互いに一致している。
 図8に示すように、筒部材1(または軸部材2)の径方向の外方からみたとき、挿通穴領域が一つのシャーバルブ保護部材7の貫通穴102内に位置している状態において、他の挿通穴領域が、他のシャーバルブ保護部材7の貫通穴102内に位置するようになっている。
 上記構成において、上記軸部材2または筒部材1に所定値以下の負荷(トルクの伝達を行う範囲の負荷)がかかっている場合には、カプラ(図示せず)によって油圧拡張室26に注入された油圧拡張用の油で、第1の筒部材10の内周面21を縮径してその内周面21を軸部材1の外周面20に押し付けて、軸部材1と筒部材2とを摩擦結合して、軸部材1と筒部材2との間でトルクを伝達するようになっている。
 一方、上記軸部材2または筒部材1に所定値以上の負荷(トルクの伝達を行う範囲よりも大きな負荷)がかかって、軸部材2の外周面20が、第1の筒部材10の内周面21に対してスリップして、軸部材2と筒部材1の軸回りの位置が変化した場合、切断部9がシャーバルブ6の頭部37を切断して、油圧拡張室26内の油圧拡張用の油を、他端が切断されたシャーバルブ6のチューブを介して外部に排出するようになっている。このようにして、軸部材2の外周面20に対する第1の筒部材10の内周面21の押圧力をなくして、軸部材2と筒部材1の摩擦結合を解いて、トルクの伝達を遮断するようになっている。このようにして、上記軸部材2または筒部材1に過負荷が生じた場合において、トルクの伝達を遮断して、トルクリミッタ装置に連結されている高価な機械を保護するようになっている。
 また、このトルクリミッタは、以下のようにして、シャーバルブ6および油圧拡張室26内の油の飛散防止を行っている。
 すなわち、このトルクリミッタは、図4に示すように、上記シャーバルブ保護部材7の貫通穴102以外の部分が、シャーバルブ6に径方向に重なって、シャーバルブ6がシャーバルブ保護部材7で覆われている状態で、シャーバルブ保護部材7を、緊迫状態にして、シャーバルブ6の飛散防止および油圧拡張室26内の油の飛散防止を行うようになっている。
 更には、このトルクリミッタは、トルクの伝達が遮断された場合、すなわち、シャーバルブ6が破断した場合において、例えば、次のように、シャーバルブ6の取り換え、および、油圧拡張室26への油の充填を行うようになっている。
 先ず、上記シャーバルブ保護部材7において、操作部100のつまみ114を起立させて、緊迫状態を緊迫解除状態に切り換えた後、シャーバルブ保護部材7を周方向に移動させる。そして、周方向において、シャーバルブ保護部材7の貫通穴102の位相と、シャーバルブ挿通穴90、カプラ挿通穴91およびピン挿通穴92との位相を合わせる。その後、再度、シャーバルブ保護部材7において、緊迫解除状態を緊迫状態に切り換え、図8に示すように、シャーバルブ保護部材7を、周方向延在部の外周面のメンテナンス位置に軽い締め代をもって固定する。
 その後、図3を参照して、上記位置決め穴71の周方向の位相と、ピン挿通穴92と周方向の位相が一致している状態で、ピンを、位置決め穴71およびピン挿通穴92に挿入することによって、第1の筒部材11と、周方向延在部52との間に位相ずれが発生しないようにすると共に、シャーバルブ挿通穴90とシャーバルブ取付穴30、および、カプラ挿通穴91と給脂口70の位相を一致させる。
 その後、頭部37が破断している4つの使用済みのシャーバルブ6を、頭部37が密封された新しいシャーバルブ6に交換し、この後に、カプラ(図示せず)を、カプラ挿通穴91を通して給脂口70に挿通し、所定量の油を、油圧拡張室26内に封入する。
 その後、上記シャーバルブ保護部材7において、緊迫状態を緊迫解除状態に切り換えて、シャーバルブ保護部材7を周方向に移動させる。
 最後に、周方向において、シャーバルブ保護部材7の貫通穴102の位相と、シャーバルブ6の位相とが異なって、シャーバルブ保護部材7がシャーバルブ6を覆っている状態で、再度、シャーバルブ保護部材7において、緊迫解除状態を緊迫状態に切り換えて、シャーバルブ保護部材7を、トルクリミッタの使用時における周方向延在部52の外周面の所定位置に固定する。このようにして、シャーバルブ6の取り換えと、油圧拡張室26への油の再充填とを行う。
 上記実施形態のトルクリミッタによれば、上記シャーバルブ保護部材7は、軸部材2の周方向延在部52を径方向に緊迫して、周方向延在部52に対して相対移動不可になっている緊迫状態をとることができるから、トルクリミッタのトルク伝達時において、シャーバルブ保護部材7の貫通穴102以外の部分が、シャーバルブ6に径方向に重なって、シャーバルブ6がシャーバルブ保護部材7で覆われている状態で、上記シャーバルブ保護部材7を、緊迫状態にするだけで、シャーバルブ保護部材7でシャーバルブ6を容易かつ迅速に覆うことができる。したがって、シャーバルブ6の飛散防止機能を容易かつ迅速に構築することができる。
 また、上記実施形態のトルクリミッタによれば、従来例のように、シャーバルブの取り替えを行うのに、シャーバルブの数に一致する数のキャップ状の部材のねじ込みおよびねじの取り外しを一切行う必要がない。そして、上述のように、シャーバルブ保護部材7の状態を、緊迫状態と、緊迫解除状態とに切り換える作業と、シャーバルブ保護部材7を、周方向に移動させる作業を行うだけで、シャーバルブ6の取り替えを迅速かつ容易に行うことができる。
 また、上記実施形態のトルクリミッタによれば、四つのシャーバルブ6を備えると共に、シャーバルブ保護部材7は、四つの貫通穴102を有し、筒部材1の径方向の外方からみたとき、一つのシャーバルブ6が一つのシャーバルブ保護部材7の貫通穴102内に位置している状態で、他のシャーバルブ6が、他の貫通穴102内に位置しているから、シャーバルブ6が一つしかない場合での一連のシャーバルブ保護部材7の動作と全く同一のシャーバルブ保護部材7の動作で、四つのシャーバルブの交換を行うことができる。したがって、従来の方法では、シャーバルブが複数存在する場合、キャップ状の部材のねじ込みおよびねじの取り外しの作業の労力が複数倍になることから、従来の装置と比較して、格段に容易かつ迅速にシャーバルブの取り換えを行うことができる。
 また、上記実施形態のトルクリミッタによれば、上記シャーバルブ保護部材7が、環状を保持した状態で、上記緊迫状態と、上記緊迫解除状態とを切り換えできる操作部100を有するから、上記シャーバルブ保護部材7の状態を、上記緊迫状態から上記緊迫解除状態に切り換えた際に、シャーバルブ保護部材7が、非環状の有端の部材になることがない。したがって、上記シャーバルブ保護部材7の状態を、上記緊迫解除状態から上記緊迫状態に切り換える際、有端の部材を環状部材の外周面に巻き付ける等の困難な作業が発生することがない。そして、上記操作部100によって、環状のシャーバルブ保護部材7の径を変えることによって、上記シャーバルブ保護部材7を、上記緊迫解除状態から上記緊迫状態に容易かつ迅速に行うことができる。特に、トルクリミッタが大型である場合に、上記シャーバルブ保護部材7の状態を、上記緊迫解除状態から上記緊迫状態に切り換えを格段に迅速かつ容易に行うことができる。
 また、上記実施形態のトルクリミッタによれば、上記シャーバルブ保護部材7が、複数の貫通穴102を有する帯状の本体部99と、本体部99の外周面から径方向の外方に突出する複数の把持部101とを備えるから、把持部101を掴んで、把持部101に力を加えることができる。したがって、上記把持部101に力を加えることによって、シャーバルブ保護部材7を周方向に容易に移動させることができる。
 尚、上記実施形態のトルクリミッタでは、環状の油圧拡張室26が筒部材1に形成されたが、この発明では、環状の油圧拡張室が、軸部材に形成されて油圧拡張室を油圧で膨張させて、軸部材の外周面を筒部材の内周面に押圧するようにしても良い。この場合、例えば、図1において、玉軸受17の右側に、油圧拡張室に連通すると共に径方向に延在する通路を形成して、軸方向において、軸部材の玉軸受17の右側の外周面に、この通路に連通するシャーバルブ取付穴を形成すれば良い。このように、軸部材が、外部に露出する外周面を有している場合、軸部材に油圧拡張室を形成することができるのである。
 また、上記実施形態のトルクリミッタでは、把持部の数が三つであったが、この発明では、把持部が存在しなくても良く、また、把持部の数が三以外の自然数であっても良い。また、この発明では、複数の把持部を、シャーバルブ保護部材の外周面に等間隔に形成しても良いし、複数の把持部を、シャーバルブ保護部材の外周面に非等間隔に形成しても良い。
 また、上記実施形態のトルクリミッタでは、シャーバルブ取付穴30、シャーバルブ6およびシャーバルブ保護部材7の貫通穴102が四つ存在したが、この発明では、シャーバルブ取付穴およびシャーバルブの数は、4つ以外の如何なる自然数であっても良い。また、シャーバルブ保護部材の貫通穴の数も四つ以外のいかなる自然数であっても良い。また、シャーバルブ保護部材の貫通穴の数は、シャーバルブ取付穴の数以上であれば良い。
 また、上記実施形態のトルクリミッタでは、操作部100のつまみ114の先端116を起立させるか寝かすかで、シャーバルブ保護部材7の径の調整を行ったが、この発明では、例えば、バックルおよび複数の穴を有する帯状部材を有する市販のベルトの構造と同一の構造で、シャーバルブ保護部材の径の調整を行っても良い。また、この発明では、バックルおよび穴を一切有さない帯状部材を有する市販のベルトと同一の構造によって、シャーバルブ保護部材の径の調整を行っても良い。また、この発明では、シャーバルブ保護部材が、緊迫解除状態において、有端の非環状部材になる構成であっても良い。

Claims (4)

  1.  軸部材と、
     上記軸部材に上記軸部材の径方向に対向する筒部材と、
     上記軸部材と上記筒部材のうちの一方の部材は、その一方の部材の周面を上記軸部材と上記筒部材のうちの他方の部材の周面に押し付けるための油圧拡張室と、
     一端が、上記油圧拡張室に連通する一方、他端が、上記一方の部材の外周面の径方向の外方に突出する一以上のシャーバルブと、
     上記シャーバルブの径方向の外方であって、上記シャーバルブと同一の軸方向の位置に配置され、かつ、上記他方の部材に連なる切断部を上記径方向に緊迫することによって上記切断部との摩擦力によって上記切断部に対して相対移動不可である緊迫状態と、上記切断部に対して周方向に移動可能な緊迫解除状態とを切り換え可能であると共に、上記シャーバルブを露出可能な一以上の貫通穴を有する帯状のシャーバルブ保護部材とを備え、
     上記シャーバルブ保護部材を上記緊迫解除状態で周方向に移動させることによって、上記シャーバルブを、上記シャーバルブ保護部材で被覆させる位置と、上記貫通穴を介して露出させる位置とに切り換え可能であることを特徴とするトルクリミッタ。
  2.  請求項1に記載のトルクリミッタにおいて、
     複数の上記シャーバルブを備えると共に、上記シャーバルブ保護部材は、複数の上記貫通穴を有し、
     上記複数のシャーバルブは、軸方向の位置が略同一である一方、上記一方の部材の周方向に互いに間隔をおいて位置し、
     上記一方の部材の径方向の外方からみたとき、一つの上記シャーバルブが一つの上記貫通穴内に位置している状態において、他の上記シャーバルブが、他の上記貫通穴内に位置することを特徴とするトルクリミッタ。
  3.  請求項1または2に記載のトルクリミッタにおいて、
     上記シャーバルブ保護部材は、環状部材であり、
     上記シャーバルブ保護部材は、環状を保持した状態で内径を変化させることによって、上記緊迫状態と、上記緊迫解除状態とを切り換える操作部を有することを特徴とするトルクリミッタ。
  4.  請求項3に記載のトルクリミッタにおいて、
     上記シャーバルブ保護部材は、
     上記一以上の貫通穴を有する帯状の本体部と、
     上記本体部の外周面からその外周面の径方向の外方に突出する一以上の把持部とを備え、
     上記把持部は、上記操作部および上記一以上の貫通穴の夫々に対して周方向に間隔をおいて位置していることを特徴とするトルクリミッタ。
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