JP2013217420A - 軸連結装置およびトルクリミッタ - Google Patents

軸連結装置およびトルクリミッタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013217420A
JP2013217420A JP2012087107A JP2012087107A JP2013217420A JP 2013217420 A JP2013217420 A JP 2013217420A JP 2012087107 A JP2012087107 A JP 2012087107A JP 2012087107 A JP2012087107 A JP 2012087107A JP 2013217420 A JP2013217420 A JP 2013217420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
shaft
shaft member
peripheral surface
coupling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012087107A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihide Nagayama
彰英 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2012087107A priority Critical patent/JP2013217420A/ja
Publication of JP2013217420A publication Critical patent/JP2013217420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】油圧拡張室の破損を抑制して耐久性の高い軸連結装置およびトルクリミッタを提供する。
【解決手段】回転軸回りに回転する軸部材1と、軸部材1と同心に外周側に配置される筒部材2との間に介装され、軸部材1と筒部材2との間でトルクを伝達する軸連結装置において、軸部材1が挿入される軸孔2aが形成された略円柱状の本体部3と、本体部3から軸方向に延出する円筒部4を有し、円筒部4は、径方向外側と内側に配置された第1円筒部41と第2円筒部42とから成り、それぞれ対向する内周面41aと外周面42bの軸方向の両側を溶接して円環状に形成された油圧拡張室6と、略円筒状に形成され、軸方向の一方に開口する円筒状の凹部5aを有するスリーブ5と、を備え、スリーブ5は、凹部の内側5aに円筒部4が嵌合するとともに、軸部材1の外周面1aと筒部材2の内周面2bとの間に配置され、軸部材1と相対回転可能に筒部材2に内嵌される。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸連結装置およびトルクリミッタに関する。
軸連結装置は、回転軸回りに回転駆動される軸部材と被駆動部材との間に介装され、両部材の間でトルクを伝達する装置である。トルクリミッタは、この軸連結装置において、軸部材または被駆動部材に所定のトルク以上の過大なトルクが作用したとき、トルクの伝達を遮断することによって、機械装置を保護する装置である。例えば、圧延機の原動機に回転駆動される軸部材と被駆動部材との間に介装された軸連結装置およびトルクリミッタは、原動機のトルクを圧延機に伝達するとともに、圧延材の多重かみ込み等により、軸部材または被駆動部材に所定のトルク以上の過大なトルクが発生した場合に、トルクの伝達を瞬時に遮断して圧延機を保護している。
このような軸連結装置およびトルクリミッタとして、特許文献1には、軸部材と、軸部材の外周側に配置される筒部材と、筒部材に設けた環状の油圧拡張室とから構成される軸連結装置およびトルクリミッタが開示されている。この軸連結装置は、油圧拡張室に圧油を供給して、油圧拡張室を径方向に拡張することにより、油圧拡張室を構成する筒部材の内周面を縮径し、この内周面を軸部材の外周面に押しつけ、軸部材と筒部材とを摩擦係合させてトルクを伝達している。また、軸部材または筒部材に所定のトルク以上の過大なトルクが作用した場合は、油圧拡張室の圧油を排出して、油圧拡張室を径方向に縮小することにより、油圧拡張室を構成する筒部材の内周面を拡径し、上記摩擦係合を解除し、筒部材と軸部材を相対回転させてトルクの伝達を遮断している。油圧拡張室は、径方向の内側と外側に配置された内径の異なる2つの筒部材から成り、対向する外側の筒部材の内周面と内側の筒部材の外周面との間の軸方向の両側を溶接することにより形成されている。
特開2004−211794号公報
軸部材と筒部材とを摩擦結合させて、軸部材と筒部材との間でトルクを伝達しているとき、トルクを伝達する部材には、捻れ応力が常時作用している。このトルクを伝達する部材となる油圧拡張室を形成する径方向の内側と外側の筒部材には、軸方向の両側の溶接部に捻れ応力が作用しているので、溶接部の周辺で疲労が発生し、油圧拡張室が破損することがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、油圧拡張室の破損を抑制して耐久性の高い軸連結装置およびトルクリミッタを提供することにある。
請求項1に係わる軸連結装置の発明は、回転軸回りに回転する軸部材と、前記軸部材と同心に外周側に配置される筒部材との間に介装され、前記軸部材と前記筒部材との間でトルクを伝達する軸連結装置において、前記軸部材が挿入される軸孔が形成された略円柱状の本体部と、前記本体部から軸方向に延出する円筒部を有し、前記円筒部は、径方向外側に配置された第1円筒部と前記第1円筒部と同心に径方向内側に配置された第2円筒部とから成り、対向する前記第1円筒部の内周面と前記第2円筒部の外周面の軸方向の両側を溶接して円環状に形成された油圧拡張室と、略円筒状に形成され、軸方向の一方に開口する円筒状の凹部を有するスリーブと、を備え、前記スリーブは、前記凹部の内側に前記円筒部が嵌合するとともに、前記軸部材の外周面と前記筒部材の内周面との間に配置され、前記軸部材と相対回転可能に前記筒部材に内嵌されることを特徴とする。
上記のように構成した請求項1の発明によれば、軸部材と筒部材との間のトルクの伝達において、油圧拡張室を形成する第1円筒部および第2円筒部はトルクを伝達せず、筒部材に内嵌されたスリーブがトルクを伝達している。トルクを伝達する部材に作用する捻れ応力は、捻れ剛性の高いスリーブにより吸収されるので、油圧拡張室を形成する第1円筒部および第2円筒部には捻れ応力が作用しない。従って、油圧拡張室の破損を抑制して、軸連結装置の耐久性を高くすることができる。
請求項2に係わるトルクリミッタの発明は、請求項1に記載の軸連結装置を備え、前記油圧拡張室に圧油を供給する油圧装置と、前記油圧拡張室に連通する流路を封止した端部が前記本体部外周面から突出する封止装置と、前記軸部材に固定され、前記軸部材に対して前記本体部が回転するとともに、前記端部を剪断する係止部材とを備えたことを特徴とする。
上記のように構成した請求項2の発明によれば、軸部材または筒部材に所定のトルク以上の過大なトルクが作用したとき、軸部材に対して本体部が回転するので、係止部材が端部を剪断する。これにより、油圧拡張室に連通する流路から圧油が外部に排出される。圧油が排出された油圧拡張室は、径方向に縮小するとともに、油圧拡張室が形成された円筒部と一体に嵌合しているスリーブの内周面を拡径する。そして、スリーブの内周面の軸部材の外周面に対する押し付けをなくして、軸部材とスリーブの摩擦係合を解除する。この摩擦係合の解除により、軸部材が筒部材に対して相対回転することにより、トルクの伝達が遮断されるので、軸連結装置に連結された駆動部を確実に保護することができる。
本発明によれば、油圧拡張室の破損を抑制して耐久性の高い軸連結装置およびトルクリミッタを提供することができる。
本発明の実施形態に係る軸連結装置およびトルクリミッタを示す断面図である。 本発明の実施形態に係る軸連結装置およびトルクリミッタの変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態の軸連結装置およびトルクリミッタを図面に従って説明する。
図1に示されるように、軸連結装置およびトルクリミッタは、本体部3および円筒部4と、スリーブ7と、係止部材8と、シャーバルブ9、玉軸受14、15とから構成され、軸部材1と筒部材2との間に介装されている。
軸部材1は、図示しない機械装置の原動機に連結されて回転駆動されている。筒部材2は、軸連結装置およびトルクリミッタを介して、軸部材1のトルクが伝達される被駆動部材であり、軸部材1と同心に外周側に配置されている。
筒部材2は、軸中心に軸部材1およびスリーブ5が挿通される軸孔2aを有している。筒部材2には、スリーブ5が嵌合されている被嵌合部(内周面2b)よりも内径が小さい小径部2dが形成されており、スリーブ5は、その軸方向一端部(右端部)が被嵌合部(内周面2b)と小径部2dとの間の段部2eに当接している。小径部2dと軸部材1との間には、玉軸受15を備え、筒部材2は、玉軸受15を介して軸部材1に支持されている。また、筒部材2は歯車となっており、外周面2cに備えた歯を介して、図示しない歯車機構に連結されている。
スリーブ5は、略円筒状に形成され、軸方向の一方に開口する円筒状の凹部5aを有している。スリーブ5は、凹部5aの底面部により、高い捻れ剛性を有している。スリーブ5の外周面5cは、筒部材2の内周面2bに内嵌され、スリーブ5と筒部材2は一体となっている。また、スリーブ5の内周面5bは、軸部材1の外周面1aに当接し、軸部材1に対して相対回転可能となっている。
本体部3は、略円柱状に形成され、軸方向に延出する円筒部4を有している。本体部3の軸中心に設けられた軸孔には、軸部材1およびスリーブ5が挿通されている。本体部3と軸部材1との間には玉軸受14を備え、本体部3は、玉軸受14を介して軸部材1に支持されている。
円筒部4は、径方向外側に配置された第1円筒部41と、第1円筒部41と同心に径方向内側に配置された第2円筒部42とから構成されている。そして、対向する第1円筒部41の内周面41aと第2円筒部42の外周面42bの軸方向の両側の溶接部7を溶接し、内周面41aの軸方向の長さにわたって、軸方向に延在する略環状の油圧拡張室6を形成している。この本体部3および円筒部4を構成する第1円筒部41と第2円筒部42は、SCM420等の鋼材から成る。
円筒部4は、本体部3から軸方向に延出して、スリーブ5の凹部5aの内側形状に合わせて形成されている。この円筒部4は、スリーブ5の凹部5aの内側に焼き嵌められ、筒部材2と本体部3は一体となっている。
油圧拡張室6は、図示しない油圧装置により圧油を供給することにより、径方向に拡張し、圧油を排出することにより、径方向に縮小する。油圧拡張室6が径方向に拡張または縮小すると、油圧拡張室6が形成された円筒部4と一体に嵌合しているスリーブ5の内周面5bが縮径または拡径する。
本体部3には、シャーバルブ取付穴11が形成され、シャーバルブ9がシャーバルブ取付穴11に取り付けられている。シャーバルブ9がシャーバルブ取付穴11に取り付けられている状態で、シャーバルブ9の端部9aは、本体部3の外周面3bよりも径方向の外方に突出している。
係止部材8は、断面略L字形状に形成され、円筒部8cが軸部材1の外周面1aに嵌合して、軸部材1と一体に回転可能となっている。また、係止部材8は、略径方向に延びるとともに、本体部3の端面に軸方向に対向する径方向延在部8bと、この径方向延在部8bに連続して、本体部3の外周面3bに沿って軸方向に延在する軸方向延在部8aとを有している。シャーバルブ9の端部9aは、係止部材8の軸方向延在部8aによって、係止されている。軸部材1に対して本体部3が回転すると、係止部材8がシャーバルブ9の端部9aを剪断する。
シャーバルブ9は、封止装置であり、一端のみが開口したチューブ10を有している。このチューブ10は、シャーバルブ9がシャーバルブ取付穴11に取り付けられている状態で、軸部材1の径方向に延在している。シャーバルブ9がシャーバルブ取付穴11に取り付けられている状態で、チューブ10の閉鎖側の端部9aは、本体部3の外周面3bよりも径方向の外方に突出している。また、チューブ10の閉鎖側とは反対側の開口部は、流路12および周方向延在室13を介して、油圧拡張室6の軸方向の端部9aに連通し、油圧拡張室6のシャーバルブ9側は、密封された空間となっている。チューブ10および流路12は、油抜き孔を構成し、流路12は、油抜き孔の径方向延在部を構成している。
玉軸受14は、軸部材1の外周面1aに外嵌された内輪21と、本体部3の内周面3aに内嵌された外輪22と、内輪21の軌道面と外輪22の軌道面と間に配置された玉23とを有している。また、玉軸受15は、軸部材1の外周面1aに外嵌された内輪31と、筒部材2の小径部2dに内嵌された外輪32と、内輪21の軌道面と外輪22の軌道面と間に配置された玉33とを有している。
玉軸受14および玉軸受15は、軸部材1が筒部材2に対して相対回転しているとき、軸部材1を筒部材2に対して回転自在に支持するようになっている。
軸部材1の外周面1aとスリーブ5の内周面5bとの間には、焼付き防止用の潤滑油であるトラクションオイルが塗布されている。このトラクションオイルは、軸部材1とスリーブ5との間の接触面圧によりガラス化(固化)しやすく、その剪断抵抗により駆動力を伝達させている。また、トラクションオイルは、軸部材1とスリーブ5とが直接接触することを抑制し、軸部材1とスリーブ5との固着を防ぐとともに、油圧拡張室6の油圧の低下により液状化した場合に、容易にトルクを開放することができる。
軸部材1、筒部材2、スリーブ5、係止部材8は、例えばSCM440等の鋼材により形成されている。さらに、軸部材1の外周面1aは表面処理が施されている。
以上のように構成された軸連結装置およびトルクリミッタによれば、筒部材2は、スリーブ5を介して本体部3と一体となっており、筒部材2と軸部材1とがスリーブ5を介して摩擦係合した状態で、軸部材1は、スリーブ5を介して筒部材2と一体となっている。
この軸部材1または筒部材2に所定値以下の負荷、すなわち、トルクの伝達を行う範囲の負荷がかかっている場合には、軸連結装置およびトルクリミッタは、軸部材1と筒部材2との間でトルクを伝達する。
この場合、油圧装置により油圧拡張室6に圧油を供給し、油圧拡張室6を径方向に拡張すると、油圧拡張室6が形成された円筒部4と一体に嵌合しているスリーブ5の内周面5bが縮径する。そして、スリーブ5の内周面5bが軸部材1の外周面1aに押し付けられ、軸部材1とスリーブ5が摩擦係合する。この摩擦係合により、軸部材1と筒部材2とがスリーブ5を介して一体となり、軸部材1と筒部材2とが一体に回転することにより、軸部材1と筒部材2との間でトルクを伝達している。
このように、軸部材1と筒部材2との間のトルクの伝達において、油圧拡張室6を形成する第1円筒部41および第2円筒部42はトルクを伝達せず、筒部材2に内嵌されるスリーブ5がトルクを伝達している。トルクを伝達する部材に作用する捻れ応力は、捻れ剛性の高いスリーブ5により吸収され、油圧拡張室6を形成する第1円筒部41および第2円筒部42の溶接部7には捻れ応力が作用しない。従って、油圧拡張室6の破損を抑制して、軸連結装置の耐久性を高くすることができる。
また、軸部材1または筒部材2に所定値以上の負荷、すなわち、トルクの伝達を行う範囲よりも大きな負荷がかかっている場合には、軸連結装置およびトルクリミッタは、軸部材1と筒部材2との間のトルクの伝達を遮断する。
この場合、軸部材1の外周面1aがスリーブ5の内周面5bに対してスリップして、軸部材1と筒部材2の相対位置が変化するとともに、軸部材1に対して本体部3が回転し、係止部材8がシャーバルブ9の一端部であるチューブ10の径方向の外方の端部9aを剪断する。
これにより、チューブ10に連通する油圧拡張室6の圧油は、端部9aが剪断されたシャーバルブ6を介して外部に排出される。圧油が排出された油圧拡張室6は、径方向に縮小するとともに、油圧拡張室6が形成された円筒部4と一体に嵌合しているスリーブ5の内周面5bを拡径する。そして、スリーブ5の内周面5bの軸部材1の外周面1aに対する押し付けをなくして、軸部材1とスリーブ5の摩擦係合を解除する。この摩擦係合の解除により、軸部材1が筒部材2に対し相対回転することにより、軸部材1と筒部材2との間のトルクの伝達を遮断している。
従って、軸連結装置およびトルクリミッタは、軸部材1または筒部材2に所定のトルク以上の過大なトルクが作用した場合において、トルクの伝達を遮断して、機械装置を確実にを保護することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施形態では軸部材1の外周面1aは平坦に形成されているが、図2に示すように、外周面1aに油封止防止用の螺旋形状の溝16を設け、摩擦係合をおこなう軸部材1の外周面1aとスリーブ5の内周面5bとの間に、トラクションオイルを封入してもよい。
溝26は、軸部材1の外周面1aとスリーブ5の内周面5bとの当接部分の軸方向両端に開口しており、トルクの伝達において、余剰なトラクションオイルを溝16の開口を介して外部に排出させることにより、リリーストルクを略設計値にすることができる。
また、本発明の軸連結装置およびトルクリミッタは、低荷重用から重荷重用まで幅広い用途に適用することができる。
1:軸部材、 1a:外周面、
2:筒部材、 2a:軸孔、 2b:内周面、 2c:外周面、 2d:小径部、
2e:段部、
3:本体部、 3a:内周面、 3b:外周面、
4:円筒部、
5:スリーブ、 5a:凹部、 5b:内周面、 5c:外周面、
6:油圧拡張室、 7:溶接部、
8:係止部材、 8a:軸方向延在部、 8b:軸方向延在部
9:シャーバルブ、 9a:端部、
10:チューブ、 11:シャーバルブ取付穴、
12:流路、 13:周方向延在室、
14:玉軸受、 15:玉軸受、 16:溝、
21:内輪、 22:外輪、 23:玉、
31:内輪、 32:外輪、 33:玉、
41:第1円筒部、 41a:内周面、 41b:外周面、
42:第2円筒部、 42a:内周面、 42b:外周面

Claims (2)

  1. 回転軸回りに回転する軸部材と、
    前記軸部材と同心に外周側に配置される筒部材との間に介装され、
    前記軸部材と前記筒部材との間でトルクを伝達する軸連結装置において、
    前記軸部材が挿入される軸孔が形成された略円柱状の本体部と、
    前記本体部から軸方向に延出する円筒部を有し、
    前記円筒部は、径方向外側に配置された第1円筒部と前記第1円筒部と同心に径方向内側に配置された第2円筒部とから成り、対向する前記第1円筒部の内周面と前記第2円筒部の外周面の軸方向の両側を溶接して円環状に形成された油圧拡張室と、
    略円筒状に形成され、軸方向の一方に開口する円筒状の凹部を有するスリーブと、
    を備え、
    前記スリーブは、
    前記凹部の内側に前記円筒部が嵌合するとともに、
    前記軸部材の外周面と前記筒部材の内周面との間に配置され、
    前記軸部材と相対回転可能に前記筒部材に内嵌されることを特徴とする軸連結装置。
  2. 請求項1に記載の軸連結装置を備え、
    前記油圧拡張室に圧油を供給する油圧装置と、
    前記油圧拡張室に連通する流路を封止した端部が前記本体部外周面から突出する封止装置と、
    前記軸部材に固定され、前記軸部材に対して前記本体部が回転するとともに、前記端部を剪断する係止部材と、
    を備えたことを特徴とするトルクリミッタ。
JP2012087107A 2012-04-06 2012-04-06 軸連結装置およびトルクリミッタ Pending JP2013217420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012087107A JP2013217420A (ja) 2012-04-06 2012-04-06 軸連結装置およびトルクリミッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012087107A JP2013217420A (ja) 2012-04-06 2012-04-06 軸連結装置およびトルクリミッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013217420A true JP2013217420A (ja) 2013-10-24

Family

ID=49589760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012087107A Pending JP2013217420A (ja) 2012-04-06 2012-04-06 軸連結装置およびトルクリミッタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013217420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111878520A (zh) * 2020-05-20 2020-11-03 李涛涛 一种液压加载式内摩擦过载保护同步带轮装置
CN112228481A (zh) * 2019-07-15 2021-01-15 Ktr系统有限公司 用于传递转矩的装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130924A (ja) * 1986-11-12 1988-06-03 ヨット・エム・フォイト・ゲーエムベーハー 安全軸継手
JPS63318317A (ja) * 1987-06-19 1988-12-27 ゲレンクヴェーレンバウ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 着脱自在な結合装置
JPH03129124A (ja) * 1989-09-19 1991-06-03 Metalform Safeset Ab 継手
JP2009257382A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Jtekt Corp 軸連結装置およびトルクリミッタ
JP2010048362A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Jtekt Corp 軸連結装置およびトルクリミッタ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130924A (ja) * 1986-11-12 1988-06-03 ヨット・エム・フォイト・ゲーエムベーハー 安全軸継手
JPS63318317A (ja) * 1987-06-19 1988-12-27 ゲレンクヴェーレンバウ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 着脱自在な結合装置
JPH03129124A (ja) * 1989-09-19 1991-06-03 Metalform Safeset Ab 継手
JP2009257382A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Jtekt Corp 軸連結装置およびトルクリミッタ
JP2010048362A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Jtekt Corp 軸連結装置およびトルクリミッタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112228481A (zh) * 2019-07-15 2021-01-15 Ktr系统有限公司 用于传递转矩的装置
CN112228481B (zh) * 2019-07-15 2022-06-14 Ktr系统有限公司 用于传递转矩的装置
CN111878520A (zh) * 2020-05-20 2020-11-03 李涛涛 一种液压加载式内摩擦过载保护同步带轮装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151484B2 (ja) トルクリミッタ
US9175736B2 (en) Torque limiting clutch
JP2014521902A (ja) レリーズシステム
JP2013217420A (ja) 軸連結装置およびトルクリミッタ
JP2017020612A (ja) 逆入力遮断クラッチ
EP2837844B1 (en) Shear valve and torque limiter
JP2008082378A (ja) 動力伝達装置
JP5544941B2 (ja) 軸連結装置およびトルクリミッタ
JP2014145389A (ja) トルクリミッタ
US10151356B2 (en) Hydraulic engagement device
JP5182028B2 (ja) トルクリミッタ
US10352410B2 (en) Toroidal continuously variable transmission
JP6050043B2 (ja) 等速自在継手
US10330181B2 (en) Toroidal continuously variable transmission
JP2010116969A5 (ja)
JP5217979B2 (ja) 軸連結装置およびトルクリミッタ
JP5982291B2 (ja) トロイダル型無段変速機
EP2703670B1 (en) Torque limiter
JP6135379B2 (ja) 圧延機用スピンドル装置
JP6476942B2 (ja) トルクリミッタ
JP5488021B2 (ja) 軸連結装置およびトルクリミッタ
KR20160096543A (ko) 토크 리미터
JP5644604B2 (ja) トルクリミッタ
JP6494573B2 (ja) オイル供給構造
JP5982326B2 (ja) トロイダル型無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161101