JP6299404B2 - シャーバルブおよびトルクリミッタ - Google Patents

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Description

この発明は、シャーバルブおよびトルクリミッタに関する。
従来、シャーバルブとしては、特開2010−53929号公報(特許文献1)に記載されたものがある。このシャーバルブは、トルクリミッタに用いられている。具体的に述べると、トルクリミッタの油圧拡張室に油を入れた後、シャーバルブにより油圧拡張室内の圧力を保持する。上記シャーバルブは、一体部品である。上記シャーバルブは、頭部と、通路とを有する。通路の一端は、上記頭部に閉鎖される一方、通路の他端は、油圧拡張室に連通している。
上記トルクリミッタに過大負荷が、発生すると、シャーバルブの頭部が、切断されて、油圧拡張室内の油が、上記通路を介して、この切断された部分から排出される。これにより、トルクリミッタは、トルクの伝達を遮断する。
特開2010−53929号公報
ところで、上記従来のシャーバルブでは、トルクリミッタに過大負荷が発生して、シャーバルブが切断されると、切断された一体のシャーバルブを、新しい一体のシャーバルブに交換する必要がある。このように、シャーバルブを、毎回、新品に交換しようとすると、ランニングコストが増加する。
そこで、この発明の課題は、切断されたことによる交換の際のランニングコストを低減できるシャーバルブおよびトルクリミッタを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のシャーバルブは、
ピン部と、
上記ピン部に取り外し可能に外嵌した筒部と
を備え、
上記ピン部は、
軸方向の一端側に位置する切断可能な被切断部と、
上記軸方向の上記一端側が上記被切断部によって閉鎖される一方、上記軸方向の他端側が開口しており、かつ、上記軸方向に沿って延在している通路と
を有することを特徴としている。
この発明のシャーバルブによれば、上記ピン部は、通路を閉鎖する被切断部(剪断部)を有し、ピン部は、筒部に取り外し可能に外嵌される。このシャーバルブをトルクリミッタに用いたとき、トルクリミッタに過大負荷が、発生して、シャーバルブのピン部の被切断部が、切断されたとする。この切断されたシャーバルブを、新しいシャーバルブに交換しようとすると、ピン部のみを新たに交換して、筒部をそのまま交換しないで使用することができる。このように、シャーバルブを新たに交換しようとすると、ピン部のみを新たに交換すればよく、ランニングコストを低減できる。
また、一実施形態のシャーバルブでは、
上記筒部の外周面は、ネジ溝を有し、
上記ピン部の外周面において上記筒部に対向する対向部分は、平滑面であり、
上記筒部の内周面において上記ピン部に対向する対向部分は、平滑面である。
この実施形態のシャーバルブによれば、上記筒部の外周面は、ネジ溝を有し、上記ピン部の対向部分と上記筒部の対向部分は、平滑面である。したがって、シャーバルブをトルクリミッタのシャーバルブ取付穴に取り付ける際に、筒部をねじ込んでいくとき、ピン部と筒部は、螺合していないので、ピン部は、筒部と供回りしない。したがって、ピン部にシール部材やバックアップリングを取り付けた場合、シール部材やバックアップリングも供回りしないので、シャーバルブ取付穴にバリ等があっても、シール部材やバックアップリングがシャーバルブ取付穴に干渉することがない。したがって、シール部材やバックアップリングの損傷を防止できる。
また、一実施形態のシャーバルブでは、
上記ピン部は、上記軸方向の上記他端側に、シール部材を嵌め込むための嵌込溝を有し、
上記ピン部の外周面において上記筒部に対向する対向部分と、上記筒部の内周面において上記ピン部に対向する対向部分とは、上記嵌込溝よりも、上記軸方向の上記一端側に位置している。
この実施形態のシャーバルブによれば、上記ピン部の対向部分と上記筒部の対向部分は、上記嵌込溝よりも、上記軸方向の上記一端側に位置している。これにより、シャーバルブをトルクリミッタのシャーバルブ取付穴に取り付けた場合、ピン部の対向部分と筒部の対向部分との間に隙間があっても、この隙間は、嵌込溝に嵌め込まれるシール部材に対して、流体圧拡張室側とは反対側に位置することになる。したがって、流体圧拡張室内の流体がこの隙間から漏れることを防止できる。
また、一実施形態のシャーバルブでは、
上記ピン部の外周面は、その外周面の周方向に延在するノッチを上記筒部よりも上記軸方向の上記一端側に有する。
尚、上記文言は、ノッチの少なくとも一部が、筒部よりも軸方向の一端側に位置すれば満たされ、ノッチの全部が、筒部よりも軸方向の一端側に位置していなくても満たされる。
また、ノッチが外周面の周方向に延在するとは、ノッチが外周面の周方向の延在成分を有する方向に延在していれば満たされるものとする。したがって、ノッチが、厳密に外周面の周方向に延在していなくても満たされ、ノッチは、例えば、外周面の軸方向の延在成分を有する方向に延在していても良い。尚、ノッチが、厳密に外周面の周方向に延在しても良いことは言うまでもない。
本発明のシャーバルブは、一体型構造でなくて分割タイプであるので、ランニングコストを低減できる。しかし、分割タイプであるから、ピンを筒部に組み込むことが必要不可欠で、ピンを筒部に組み込むことを可能にするため、ピンの被切断部を円筒状等の棒状の形状にしなければならない。詳しくは、例えば、従来公知のシャーバルブと同様に、ピンの被切断部に、軸方向に垂直な方向に延在する突出部を設けて、ピンが剪断され易くすると、ピンを筒部に組み込むことができなくなる。ここで、本願発明者は、シャーバルブの被切断部が、円筒状等、棒状の形状になってしまうことで、被切断部がトルクリミッタの作動と同時にせん断されず、被切断部が、楕円状に変形してから剪断される場合があることを見いだした。
上記実施形態によれば、ピン部の外周面が、その外周面の周方向に延在するノッチを筒部よりも上記軸方向の一端側に有する。したがって、ノッチの存在部分の強度が低くなるから、ピンの被切断部が円筒状等の棒状の形状であっても、ノッチを起点として剪断を確実かつ瞬時に行うことができる。したがって、ランニングコストを低減できるにも拘わらず、トルクリミッタの作動と同時に剪断も確実かつ瞬時に行うことができて、剪断の応答性も優れたものにできる。
また、上記実施形態によれば、シャーバルブのピン部にノッチを設けるだけで良いので、ノッチを設けない分割型のシャーバルブとの比較において、使用や作業上の変更点がなく、工数の増加も殆ど生じることがない。
また、本発明のトルクリミッタは、
軸部材と、
上記軸部材に回転可能に外嵌した筒部材と、
本発明のシャーバルブと、
を備え、
上記筒部材および上記軸部材のうちの一方の部材は、
上記一方の部材の周面を上記筒部材および上記軸部材のうちの他方の部材の周面に押し付けるための流体圧拡張室と、
上記流体圧拡張室につながるシャーバルブ取付穴と
を有し、
上記シャーバルブが、上記シャーバルブ取付穴に取り付けられた状態で、上記シャーバルブの上記被切断部は、上記一方の部材から突出し、
上記シャーバルブが、上記シャーバルブ取付穴に取り付けられた状態で、上記他方の部材は、上記他方の部材の周方向に上記シャーバルブの上記被切断部に重なる切断部を有する。
この実施形態のトルクリミッタによれば、上記シャーバルブを有するので、トルクリミッタが作動した際に生じるシャーバルブ交換のランニングコストを低減できる。
この発明のシャーバルブによれば、上記ピン部は、通路を閉鎖する被切断部を有し、ピン部と筒部は、取り外し可能である。したがって、シャーバルブの交換の際、ピン部のみ交換すればよく、ランニングコストを低減できる。
また、この発明のトルクリミッタによれば、上記シャーバルブを有するので、トルクリミッタが作動した際に生じるシャーバルブの交換のランニングコストを低減できる。
本発明の第1実施形態のトルクリミッタの軸方向の模式断面図である。 図1におけるシャーバルブ周辺の拡大断面図である。 上記シャーバルブの部分断面図である。 上記シャーバルブの分解図である。 第2実施形態のシャーバルブの図3に対応する図である。 上記シャーバルブのピン部の部分断面図である。 上記シャーバルブの筒部の部分断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のトルクリミッタの軸方向の模式断面図である。図1に示すように、このトルクリミッタは、一方の部材としての筒部材1と、他方の部材としての軸部材2と、四つのシャーバルブ6と、第1の玉軸受17と、第2の玉軸受18とを備える。
上記筒部材1は、第1の筒部材10と、第2の筒部材11とからなっている。上記第1の筒部材10は、軸部材2の外周面20に当接する略円筒状の内周面21を有している。上記軸部材2の外周面20と、第1の筒部材10の内周面21との間には、焼付き防止用の潤滑油が存在している。上記第2の筒部材11は、第1の筒部材10の略円筒状の外周面23に当接する略円筒状の内周面24を有している。上記第2の筒部材11は、四つのシャーバルブ取付穴30と、流体圧拡張室としての環状の油圧拡張室26とを有する。
上記油圧拡張室26は、第2の筒部材11の内周面24の軸方向の所定の長さの部分に沿った状態で略軸部材2の軸方向に延在している。上記四つのシャーバルブ取付穴30は、第2の筒部材11の外周面において、周方向に等間隔に位置している。上記シャーバルブ6の数は、シャーバルブ取付穴30の数と同一である。上記各シャーバルブ6は、シャーバルブ取付穴30に螺合により取り付けられている。
図2は、図1におけるシャーバルブ6の周辺の拡大断面図である。図2に示すように、第2の筒部材11は、油抜き孔28を有している。上記油抜き孔28の径方向の外方の他端部は、シャーバルブ取付穴30に開口する一方、油抜き孔28の径方向の内方の一端は、油圧拡張室26に連通している。
上記各シャーバルブ6は、内部に通路62を有している。上記通路62は、シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に固定されている状態で軸部材2の径方向に延在している。
上記シャーバルブ6の径方向の外方の端部は、被切断部61を構成している。上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に嵌入されている状態で、上記被切断部61は、第2の筒部材11の外周面よりも径方向の外方側に突出している。
上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に固定されている状態で、上記通路62の径方向の内方の一端部は、油抜き孔28の他端に連通している。上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に固定されている状態で、上記通路62の径方向の内方の一端部は、油抜き孔28を介して油圧拡張室26の軸方向の一端側に連通している。また、上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に固定されている状態で、上記通路62の径方向の外方の他端部は、被切断部61まで延在している。上記シャーバルブ6がシャーバルブ取付穴30に固定されている状態で、通路62の径方向の外方の他端部は、第2の筒部材11の外周面よりも径方向の外方に突出している。上記通路62の径方向の外方の他端部は、被切断部61により、閉鎖されている。
図1と図2に示すように、上記軸部材2は、略円筒状の外周面20を有する本体部8と、切断部9とを有している。上記切断部9は、本体部8につながっている。図2に示すように、上記本体部8は、径方向延在部50と、軸方向延在部51とを有する。上記径方向延在部50は、筒部材1の軸方向の一方の側の端面55に軸方向に対向している。上記径方向延在部50は、径方向に延在している。上記軸方向延在部51は、径方向延在部50につながっている。上記軸方向延在部51は、筒部材1の外周面に沿って軸方向に延在している。
上記切断部9は、ボルト等の締結部材により、本体部8の軸方向延在部51に固定されている。上記切断部9は、第2の筒部材11の外周面の径方向の外方側に位置する部分を有している。上記切断部9は、軸部材2の周方向に、シャーバルブ6の被切断部9に重なっている。
図1に示すように、上記第1の玉軸受17は、軸部材2の外周面に外嵌されて固定された内輪40と、第2の筒部材11の内周面に内嵌されて固定された外輪41と、内輪40の軌道面と外輪41の軌道面と間に配置された複数の玉42とを有している。また、上記第2の玉軸受18は、軸部材2の外周面に外嵌されて固定された内輪44と、第1の筒部材10の内周面に内嵌されて固定された外輪45と、内輪44の軌道面と外輪45の軌道面と間に配置された複数の玉46とを有している。
上記第1の玉軸受17および上記第2の玉軸受18は、軸部材2が筒部材1に対して相対回転しているとき、軸部材2を筒部材1に対して回転自在に支持するようになっている。
図3は、上記シャーバルブ6の部分断面図である。また、図4は、上記シャーバルブ6の分解図である。図3に示すように、上記シャーバルブ6は、ピン部60と、筒部65とを有する。図4に示すように、上記筒部65は、ピン部60に取り外し可能に外嵌されている。
図3に示すように、上記ピン部60は、ピン部60の軸方向の一端側(図中、上側)に、被切断部61を有する。上記被切断部61は、軸部材2の切断部9(図1参照)によって切断可能となっている。
上記ピン部60は、上記通路62を有する。上記通路62は、ピン部60の軸方向に沿って延在する。上記通路62の軸方向の一端側は、上記被切断部61によって閉鎖される一方、通路62の軸方向の他端側(図中、下側)は、開口している。
上記ピン部60は、軸方向の他端側に、周方向に沿って延在する環状の嵌込溝63を有する。この嵌込溝63には、シール部材71とバックアップリング72とが軸方向に隣接した状態で嵌め込まれている。シール部材71は、バックアップリング72よりも、軸方向の他端側に位置している。
上記筒部65は、頭部66と、ネジ溝67とを有する。上記頭部66は、筒部65の軸方向の一端側(図中、上側)に位置している。上記ネジ溝67は、頭部66よりも軸方向の他端側に位置している。頭部66は、例えば、平面視六角形のボルト頭である。尚、頭部は、工具を使用して締め込める形状であれば、平面視六角形以外の公知の如何なる形状でも良い。図2に示すように、上記ネジ溝67は、シャーバルブ取付穴30の内面のネジ溝59に螺合するようになっている。
再度、図3を参照して、上記ピン部60の外周面において筒部65に対向する対向部分64は、平滑面であり、上記筒部65の内周面においてピン部60に対向する対向部分68も、平滑面である。平滑面とは、ねじ溝等がなく、滑らかな面のことである。ピン部60の対向部分64と筒部65の対向部分68は、嵌込溝63よりも軸方向の一端側(軸方向の被切断部61側)に位置している。
上記ピン部60と上記筒部65とは、軸方向に沿って、互いに離脱可能である。図4を参照して、ピン部60を筒部65に対して矢印A方向に相対移動させて、ピン部60を筒部65に嵌め込んでいくと、筒部65の端面65aは、ピン部60において嵌込溝63を有する鍔部63aの軸方向の端面60aに当接するようになっている。そして、筒部65の端面65aが、鍔部63aの軸方向の端面60aに当接した後、筒部65は、それ以上、軸方向に移動しないようになっている。
次に、上記トルクリミッタの組み立てについて説明する。
図2を参照して、まず、筒部材1を軸部材2の所定の位置に外嵌により固定する。次に、シャーバルブ6の筒部65をシャーバルブ取付穴30に螺合により少し緩めた状態で取り付ける。その後、シャーバルブ取付穴30につながる油封入通路(図示しない)を介して、所定量の油を、油圧拡張室26に送り込んで封入する。このようにして、筒部材1と軸部材2とを、摩擦係合する。
その後、シャーバルブ6の筒部65をシャーバルブ取付穴30に螺合により締め付けて、シャーバルブ6をシャーバルブ取付穴30に確実に固定する。このとき、シャーバルブ6のピン部60の被切断部61は、軸部材2の周方向において、切断部9に重なる。これにより、トルクリミッタの組み立てを終了する。
この状態で、シャーバルブ6のピン部60の油圧拡張室26側の端部は、油圧を受ける。しかしながら、ピン部60の鍔部63aの軸方向の端面60aが、筒部65の端面65aに当接しているので、ピン部60は、シャーバルブ取付穴30から抜け出ない。
また、上記ピン部60の対向部分64と筒部65の対向部分68は、嵌込溝63よりも、軸方向の一端側(反油圧拡張室26側)に位置している。これにより、ピン部60の対向部分64と筒部65の対向部分68の間に隙間があっても、この隙間は、嵌込溝63に嵌め込まれるシール部材71に関して、油圧拡張室26とは反対側に位置することになる。したがって、油圧拡張室26内の油がこの隙間から漏れることを防止できる。
次に、上記トルクリミッタの作用について説明する。
軸部材2または筒部材1に所定値以下の負荷(トルクの伝達を行う範囲の負荷)がかかっている場合には、油圧拡張室26に注入された油圧拡張用の油で、第1の筒部材10の内周面21を縮径するようになっている。このようにして、その内周面21を軸部材2の外周面20に押し付けて、軸部材2と筒部材1とを摩擦結合して、軸部材2と筒部材1との間でトルクを伝達するようになっている。
一方、軸部材2または筒部材1に所定値以上の負荷(トルクの伝達を行う範囲よりも大きな負荷)がかかって、軸部材2の外周面20が、第1の筒部材10の内周面21に対して相対回転した場合には、切断部9がシャーバルブ6の被切断部61を切断するようになっている。このようにして、油圧拡張室26内の油圧拡張用の油を、他端が切断されたシャーバルブ6の通路62を介して外部に排出するようになっている。
このようにして、軸部材2の外周面20に対する第1の筒部材10の内周面21の押圧力をなくして、軸部材2と筒部材1の摩擦結合を解いて、トルクの伝達を遮断するようになっている。このようにして、軸部材2または筒部材1に過負荷が生じた場合において、トルクの伝達を遮断して、トルクリミッタに連結されている高価な機械を保護するようになっている。
また、上記被切断部61を切断されたシャーバルブ6を、新しいシャーバルブ6に交換する場合、シャーバルブ取付穴30と螺合している筒部65をシャーバルブ取付穴30から取り外すようになっている。そして、上記シャーバルブ取付穴30にシール部材71を介して接触しているピン部60をシャーバルブ取付穴30から引き抜くようになっている。
このとき、図3に示すように、ピン部60および筒部65の互いに対向する対向部分64,68は、平滑面であって、ピン部60と筒部65が、螺合していないから、ピン部60は、筒部65と供回りしない。したがって、シール部材71やバックアップリング72も供回りしないので、シャーバルブ取付穴30にバリ等があっても、シール部材71やバックアップリング72がシャーバルブ取付穴30に干渉することがない。したがって、シール部材71やバックアップリング72の損傷を防止できる。
その後、切断されたピン部60のみを新たに交換し、筒部65をそのまま交換しないで使用する。そして、新たなピン部60を元の筒部65に外嵌してから、ピン部60をシャーバルブ取付穴30に挿入しつつ、筒部65をシャーバルブ取付穴30にねじ込む。このようにして、新しいシャーバルブ6をシャーバルブ取付穴30に取り付ける。
このとき、ピン部60および筒部65の互いに対向する対向部分64,68が、平滑面であって、ピン部60と、筒部65とが、螺合していないから、筒部65を取り外す際、ピン部60は、筒部65と供回りしない。したがって、シール部材71やバックアップリング72も供回りしないので、シャーバルブ取付穴30にバリ等があっても、シール部材71やバックアップリング72がシャーバルブ取付穴30に干渉することがない。したがって、シール部材71やバックアップリング72の損傷を防止できる。
上記第1実施形態のシャーバルブ6によれば、上記ピン部60は、通路62を閉鎖する被切断部61を有し、ピン部60は、筒部65に取り外し可能に外嵌される。このシャーバルブ6をトルクリミッタに用いたとき、トルクリミッタに過大負荷が発生して、シャーバルブ6のピン部60の被切断部61が、切断されたとする。この切断されたシャーバルブ6を、新しいシャーバルブ6に交換しようとすると、ピン部60のみを新たに交換して、筒部65をそのまま交換しないで使用できる。このように、シャーバルブ6を新たに交換する場合、ピン部60のみを新たに交換すればよく、ランニングコストを低減できる。上記シャーバルブ6を、再使用する筒部65と、交換するピン部60とで構成しているから、ランニングコストを抑えることができるのである。
また、シャーバルブ6を、筒部65と、筒部65と別部品であるピン部60とで構成するから、筒部65とは無関係にピン部60の剛性を小さくできる。したがって、ピン部60の被切断部61を切断しやすくできる。また、シャーバルブ6を、筒部65と、筒部65と別部品であるピン部60とで構成するから、ピン部60とは無関係に筒部65の剛性を大きくできる。したがって、シャーバルブ6をトルクリミッタのシャーバルブ取付穴30に取り付ける際に、筒部65に大きな力をかけてねじ込むことができ、シャーバルブ6を確実に取り付けることができる。例えば、ピン部60を黄銅とし、筒部65をS45Cとできる。
また、上記第1実施形態のトルクリミッタによれば、上記シャーバルブ6を有するので、トルクリミッタが作動した際に生じるシャーバルブ6の交換のランニングコストを低減できる。
なお、この発明は上述の第1実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
上記第1実施形態では、筒部65の外周面に、ネジ溝67を設けた。しかしながら、この発明では、筒部の外周面に(凸状または凹状の)係止部を設けてもよく、この係止部が、シャーバルブ取付穴の内面に設けた(凹状または凸状の)被係止部に係止するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、シャーバルブ6は、筒部材65の外周面に取り付けられた。しかしながら、この発明では、筒部材の軸方向の端面に、シャーバルブ取付穴を設けても良く、シャーバルブを、筒部材の軸方向の端面に取り付けるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、ピン部60の対向部分64と、筒部65の対向部分68とが、平滑面であった。しかしながら、この発明では、ピン部の対向部分と、筒部の対向部分とにネジ溝を設けて、ピン部と筒部とを螺合してもよい。
また、上記第1実施形態では、筒部材1を、軸部材2の外周面20と接触する内周面21を有する第1の筒部材10と、油圧拡張用の油を封入する油圧拡張室26を有する第2の筒部材11とで構成した。しかしながら、この発明では、筒部材は、軸部材の外周面と接触する内周面と、流体圧拡張用の流体を封入する流体圧拡張室とを有する一体型の筒部材であっても良い。
また、上記第1実施形態では、上記軸部材2の外周面20と、筒部材1の内周面21との間に塗布される潤滑油は、トラクションオイルであっても良く、または、パラフィン系鉱油(タービン油)やヒンダードエステル等、トラクションオイル以外の潤滑油であっても良い。
また、上記第1実施形態では、流体圧拡張室が、環状の油圧拡張室26であり、流体圧拡張室に注入される流体が、油であった。しかしながら、この発明では、流体圧拡張室は、環状でなくても良い。また、この発明では、流体圧拡張室に注入される流体は、油以外の如何なる液体であっても良い。
また、上記第1実施形態では、四つのシャーバルブが周方向に等間隔に配置された。しかしながら、この発明では、一以上の如何なる数のシャーバルブを有しても良い。また、複数のシャーバルブを有している場合、それら複数のシャーバルブは、周方向に等間隔に配置されても良く、または、周方向に非等間隔に配置されても良い。
また、上記第1実施形態では、一方の部材が、筒部材1であって、筒部材1が、油圧拡張室26を有していた。しかしながら、この発明では、一方の部材が、軸部材であって、軸部材が、流体圧拡張室を有しても良い。また、この発明では、次の図5以下で示すように、より剪断され易い構造であっても良い。
図5は、第2実施形態のシャーバルブの図3に対応する図である。また、図6は、第2実施形態のシャーバルブ106のピン部160の部分断面図であり、図7は、第2実施形態のシャーバルブ106の筒部65の部分断面図である。尚、第2実施形態では、第1実施形態の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略することにする。また、第2実施形態では、第1実施形態と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1実施形態と異なる構成、作用効果および変形例についてのみ説明を行うことにする。
第2実施形態のシャーパル部106では、ピン部160が、被切断部161に環状のノッチ(切欠き溝)180を有する点のみが、第1実施形態のシャーバルブ6と異なる。詳しくは、図5に示すように、ピン部160は、軸方向の一端側に被切断部161を有する一方、軸方向の他方側に嵌込溝163を有する鍔部163aを有する。また、上記被切断部161は、環状のノッチ180を有する。上記ノッチ180は、ピン部160の外周面の周方向に厳密に延在している。上記筒部65の軸方向の頭部66側とは反対側の端面65aが、ピン部160の鍔部163aの軸方向の端面160aに当接している当接状態において、ノッチ180の全ての部分が、筒部65よりも軸方向の一端側(軸方向の被切断部161側)に位置している。更に詳しくは、図5に示すように、上記当接状態において、上記ノッチ180の軸方向の筒部65側の端194は、筒部65の頭部66の上面94につながっている。尚、詳述しないが、図5において、参照番号167は、筒部65のネジ溝を示している。
本発明のシャーバルブは、一体型構造でなくて分割タイプであるので、ランニングコストを低減できる。しかし、分割タイプであるから、ピン部160を筒部65に組み込むことが必要不可欠で、ピン部160を筒部65に組み込むことを可能にするため、ピン部160の被切断部161を棒状の形状にしなければならない。詳しくは、例えば、従来公知のシャーバルブと同様に、ピンの被切断部に、軸方向に垂直な方向に延在する突出部を設けて、ピンが剪断され易くなるようにすると、ピンを筒部に組み込むことができなくなる。ここで、本願発明者は、シャーバルブの被切断部が棒状の形状であると、被切断部がトルクリミッタの作動と同時にせん断されず、被切断部が、楕円状に変形してから剪断される場合があることを見いだした(尚、本発明において、ピン部にノッチがなくても、殆どの場合では、そのような楕円状の変形が起こらず、剪断を瞬時に行うことができる。)。
これに対し、上記第2実施形態のトルクリミッタによれば、ピン部160の外周面190が、外周面190の周方向に延在するノッチ180を筒部65よりも上記軸方向の一端側に有する。したがって、ノッチ180の存在箇所の強度が低くなるから、ピン部160の被切断部161が棒状の形状であっても、ノッチ180を起点として破断を確実かつ瞬時に発生させることができ、剪断を瞬時に行うことができる。したがって、ランニングコストを低減できるにも拘わらず、トルクリミッタの作動と同時に剪断も確実かつ瞬時に行うことができて、剪断の応答性も優れたものにできる。
また、上記第2実施形態によれば、シャーバルブ106のピン部160にノッチ180を設けるだけで良いので、ノッチを設けない第1実施形態の分割型のシャーバルブ6との比較において、使用や作業上の変更点がなく、工数の増加も殆ど生じることがない。
尚、上記第2実施形態では、ノッチ180が、環状であった。しかしながら、この発明では、ノッチは、環状でなくても良く、ピン部の外周面の周方向の一部の位相のみに存在しても良い。また、この場合において、ピン部は、ピン部の軸方向の同じ位置に、非環状の一つのノッチのみを有しても良く、ピン部の軸方向の同じ位置に、周方向に違いに間隔をおいて位置する複数のノッチを有しても良い。また、この発明では、軸方向の異なる位置に存在する二以上のノッチを有しても良い。
また、上記第2実施形態では、上記筒部65の軸方向の頭部66側とは反対側の端面65aが、ピン部160の鍔部163aの軸方向の端面160aに当接している当接状態において、ノッチ180の全ての部分が、筒部65よりも軸方向の被切断部161側に位置していた。また、上記当接状態において、上記ノッチ180の軸方向の筒部65側の端194が、筒部65の頭部66の上面94につながっていた。しかしながら、この発明では、筒部の軸方向の頭部側とは反対側の端面が、ピン部の鍔部の軸方向の端面に当接している当接状態において、ノッチの全ての部分が、頭部に対して軸方向に間隔をおいた状態で被切断部に存在しても良い。また、この発明では、上記当接状態で、ノッチの一部のみが、筒部よりも軸方向の被切断部側に存在しても良く、ノッチが、筒部に筒部の軸方向に重なる部分を有しても良い。
また、上記第2実施形態では、ノッチ180が、ピン部160の外周面の周方向に厳密に延在していた。しかしながら、この発明では、ノッチは、ピン部の外周面の周方向の延在成分を有する延在方向に延在していれば良く、ノッチは、ピン部の外周面の軸方向の延在成分を有する延在方向に延在しても良い。
尚、第1実施形態に記載しているように、この発明では、ピン部は、ノッチを有さなくても良い。また、上記全ての実施形態および変形例で説明した構成のうちの二以上の構成を組み合わせて新たな実施形態を形成できることは、言うまでもない。
1 筒部材
2 軸部材
6,106 シャーバルブ
9 切断部
10 第1の筒部材
11 第2の筒部材
26 油圧拡張室(流体圧拡張室)
30 シャーバブル取付穴
60,160 ピン部
61,161 被切断部
62 通路
63,163 嵌込溝
63a,163a 鍔部
64 対向部分
65 筒部
65a 端面
66 頭部
67 ネジ溝
68 対向部分
71 シール部材
72 バックアップリング

Claims (5)

  1. ピン部と、
    上記ピン部に取り外し可能に外嵌した筒部と
    を備え、
    上記ピン部は、
    軸方向の一端側に位置する切断可能な被切断部と、
    上記軸方向の上記一端側が上記被切断部によって閉鎖される一方、上記軸方向の他端側が開口しており、かつ、上記軸方向に沿って延在している通路と
    を有することを特徴とするシャーバルブ。
  2. 請求項1に記載のシャーバルブにおいて、
    上記筒部の外周面は、ネジ溝を有し、
    上記ピン部の外周面において上記筒部に対向する対向部分は、平滑面であり、
    上記筒部の内周面において上記ピン部に対向する対向部分は、平滑面であることを特徴とするシャーバルブ。
  3. 請求項1または2に記載のシャーバルブにおいて、
    上記ピン部は、上記軸方向の上記他端側に、シール部材を嵌め込むための嵌込溝を有し、
    上記ピン部の外周面において上記筒部に対向する対向部分と、上記筒部の内周面において上記ピン部に対向する対向部分とは、上記嵌込溝よりも、上記軸方向の上記一端側に位置していることを特徴とするシャーバルブ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載のシャーバルブにおいて、
    上記ピン部の外周面は、その外周面の周方向に延在するノッチを上記筒部よりも上記軸方向の上記一端側に有することを特徴とするシャーバルブ。
  5. 軸部材と、
    上記軸部材に回転可能に外嵌した筒部材と、
    請求項1乃至4のいずれか一つに記載のシャーバルブと、
    を備え、
    上記筒部材および上記軸部材のうちの一方の部材は、
    上記一方の部材の周面を上記筒部材および上記軸部材のうちの他方の部材の周面に押し付けるための流体圧拡張室と、
    上記流体圧拡張室につながるシャーバルブ取付穴と
    を有し、
    上記シャーバルブが、上記シャーバルブ取付穴に取り付けられた状態で、上記シャーバルブの上記被切断部は、上記一方の部材から突出し、
    上記シャーバルブが、上記シャーバルブ取付穴に取り付けられた状態で、上記他方の部材は、上記他方の部材の周方向に上記シャーバルブの上記被切断部に重なる切断部を有することを特徴とするトルクリミッタ。
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