WO2009119250A1 - 集光素子及び熱アシスト磁気記録光ヘッド - Google Patents

集光素子及び熱アシスト磁気記録光ヘッド Download PDF

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Abstract

 単一な波長で且つ一方向に偏光された光を透過し、スポット光を形成する集光素子(1)において、光を透過する光導波路(1)と、光導波路(1)を透過した光が出射する側に配置され、金属と光透過体からなるヘッド部(3)とを備え、ヘッド部(3)は、光導波路(1)側から反対側まで貫通し、一方向の寸法が光の波長よりも小さい金属微小開口(4)と、金属微小開口(4)に対して一方向の両側に設けられた付属微小開口(5)と、を有することを特徴とする。

Description

集光素子及び熱アシスト磁気記録光ヘッド
 本発明は、微小開口を透過することで発生する近接場光を利用した集光素子及び熱アシスト磁気記録光ヘッドに関する。
 近年、ハードディスクドライブ(以下HDDとする)、近接場光顕微鏡(NSOM)、レジスト露光又はレーザ加工等の分野では、微小な光スポットの形成が求められている。
 熱アシスト磁気記録の光ヘッドの従来技術として、金属の微小開口から微小スポットの近接場光を得る手法が提案されている。しかし円や長方形といった単純な形状の金属微小開口から得られる近接場光微小スポットはその開口の大きさ程度かそれ以上の大きさであり、非常に小さい近接場光スポットを得ようとすると金属微小開口が小さくなりすぎるため光透過率が減少し、実用上においては光量不足となるという問題があった。
 この問題を解決するために、金属微小開口の形状を、単一の突起を持つC型や、2つの突起を微小な間隔で向かい合わせたI型やBow Tie型と呼ばれるような複雑な形状にした先端部をもつ光ヘッドが提案されている(特許文献1参照)。
 開口の形状をこれらのように突起による微小ギャップを持つ構造とすることで、その開口が比較的大きくてもその突起部分のみで表面プラズモンによる光増強が起こるために、突起間の微小ギャップ部分のみで微小な近接場光スポットが得られる。この微小ギャップが狭いほど、強度が高く微小な近接場光スポットとなる。
 また、金属膜における矩形状の開口とその開口を中心とする円形のスリット有する光アシスト磁気ヘッドが提案されている(特許文献2参照)。開口とスリット内側の壁面までの距離は、表面プラズモンの共鳴波長程度とされている。その金属膜の両面で表面プラズモンが励起され、その表面プラズモンがスリットの内側の壁面で反射され、開口に向けて収束することが必要とされている。
特開2004-109965号公報 特開2006-351091
 しかし、このような微小なギャップを持つ開口を形成するには精度の高い加工方法が必要であり、電子ビームリソグラフィや集光イオンビームといった量産に向かない加工プロセスを使うこととなる。さらに、このプロセスの問題点は、これらの複雑な形状の開口を作成する手段が光素子の出射面に対する電子ビームリソグラフィや集光イオンビームによる掘り込みなどであることである。
 つまり、ウェハから薄膜ヘッドを切り出した後に、その切り出し面に微小開口を掘り込むこととなる。薄膜磁気ヘッドを作成する際に行われる露光によるリソグラフィとは別の方向からのリソグラフィが必要ということである。これらの製造方法は量産に向かない。
 本発明は、上記課題を解決するためのものであって、容易に作成できる構造で、高い光透過率と微小なスポット光の達成を両立させる集光素子を提供することを目的とする。また、薄膜磁気ヘッドの成膜プロセスとリソグラフィプロセスとの整合性が高いプロセスでも作製でき(もちろん集光イオンビームを用いても作製できる)、全体として薄型である金属微小開口による熱アシスト磁気記録光ヘッドを提供する。
 そのために本発明は、単一な波長で且つ一方向に偏光された光を透過し、スポット光を形成する集光素子において、前記光を透過する光導波路と、前記光導波路を透過した光が出射する側に配置され、金属と光透過体からなるヘッド部とを備え、前記ヘッド部は、前記光導波路側から反対側まで貫通し、前記一方向の寸法が前記光の波長よりも小さいスリットと、前記スリットに対して前記一方向の両側に設けられた開口と、を有することを特徴とする。
 また、前記開口は、底を有する穴であることを特徴とする。
 また、前記金属微小開口と前記付属微小開口の間の距離は、前記光の波長の1/4よりも小さいことを特徴とする。
 また、前記スリットは、前記一方向に対して垂直な方向において、出射面に向かって傾斜したテーパ部を有することを特徴とする。
 また、前記金属微小開口は、矩形であることを特徴とする。
 また、前記付属微小開口は、矩形であることを特徴とする。
 また、前記付属微小開口は、前記金属微小開口に対して対称に配置されることを特徴とする。
 また、前記光導波路は、前記金属微小開口側に、高さが前記光導波路より低く、前記金属微小開口より高い段部を有することを特徴とする。
 また、以下の式(1)を満足することを特徴とする。
  400nm≦λ≦1.55μm           (1)
ただし、λは前記光の波長である。
 また、以下の式(2)を満足することを特徴とする。
  1≦n≦3.5                  (2)
ただし、nは前記金属微小開口及び前記付属微小開口を構成する材料の屈折率である。
 また、以下の式(3)を満足することを特徴とする。
  0.05λ≦Hx≦0.177λ          (3)
ただし、Hxは、前記付属微小開口の幅、
    λは前記光の波長
 さらに、本発明の熱アシスト磁気記録光ヘッドは、記録媒体に記録する記録ヘッドと、前記記録ヘッドよりも記録媒体回転方向の上流側に配置されている集光素子と、を備えたことを特徴とする。
 それによって、本発明は、容易に作成できる構造で、高い光透過率と微小な光スポットを両立させる集光素子を提供することが可能となる。
本実施形態の集光素子の斜視図である。 スリットから近接場光が漏れ出し、微小光スポットを形成した状態を示す図である。 本実施形態の集光素子の寸法を表す図である。 実施例の集光素子1と観測部材10との関係を示す図である。 スリット幅が400nmの場合のホール幅Hxに対するFWHM及びピーク強度の関係を示す実施例1-1のグラフである。 スリット幅が340nmの場合のホール幅Hxに対するFWHM及びピーク強度の関係を示す実施例1-2のグラフである。 ホール深さに対するFWHM及びピーク強度の関係を示す実施例2のグラフである。 スリット幅が400nmの場合のスリットからホールまでの距離に対するFWHM及びピーク強度の関係を示す実施例3-1のグラフである。 スリット幅が340nmの場合のスリットからホールまでの距離に対するFWHM及びピーク強度の関係を示す実施例3-2のグラフである。 実施例4の集光素子の寸法を表す図である。 実施例4-1の場合のホール幅Hxに対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。 ホール内部材料の屈折率を変化させた際のホール幅Hxに対するx-FWHMの関係を示す実施例4-2のグラフである。 ホール内部材料の屈折率を変化させた際のホール幅Hxに対するz-FWHMの関係を示す実施例4-2のグラフである。 ホール内部材料の屈折率を変化させた際のホール幅Hxに対するピーク強度の関係を示す実施例4-2のグラフである。 幅cに対するFWHM、及び導波路幅c=80nm(0.0941)を基準としたピーク強度の関係を示す実施例5のグラフである。 スリットの形状を変更した実施例6の構造を示す図である。 図16に示した実施例6におけるスリット幅に対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。 集光素子を熱アシスト磁気記録装置に用いた状態を示す図である。
発明を実施するための形態
 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の集光素子の斜視図である。図1において、1は集光素子、2は光導波路、3はヘッド部、4は金属微小開口としてのスリット、5は付属微小開口としてのホール、Lは光、Lzは偏光である。
 集光素子1は、光導波路2及びヘッド部3を有し、図示しない半導体レーザ等の光源から射出する可視光から近赤外線の間の波長をもつレーザ光Lを入射させ光導波路2及びヘッド部3を介して近接場光を発生させるものである。なお、レーザ光Lとしては単色性の高いコヒーレント光が望ましく、化合物半導体から成る各種半導体レーザ、YAGレーザ、He-Neレーザ、Arレーザ等を用いることができる。なお、光の波長λは、以下の式(1)を満足することが好ましい。
  400nm≦λ≦1.55μm           (1)
 スリット4は光源の前記一方向の偏光方向成分のみを透過するため、光源はほとんど透過しない前記一方向と垂直な偏光方向成分を含んでいてもよい。もしくは、光源と集光素子1との間には、光源からのレーザ光Lを図1に示す矢印で示した偏光Lz方向(z方向)に偏光するための図示しない光学素子が設けられていてもよい。
 スリット4は入射される光を、金属と誘電体の境界を伝播する表面プラズモンポラリトンが2つの境界を波長以下に近づけることで結合するプラズモンモードとして伝播させる必要があるので、光の偏光方向と同一方向の寸法が原理的に波長以下である必要がある。
 光導波路2は光Lを透過する透明基体である。透明基体に用いられる材料には、光Lの波長が可視光領域であれば、SiO2、Al23、Ta25、SiN、SiON、SiAlON、AlN、ZnS、MgF、TaO、ポリカーボネート、アクリル等を利用できる。更に、透明基体での反射を軽減するために光源波長に対応した単層又は多層の誘電体の反射防止膜を付加してもよい。
 光導波路2を透過した光Lの出射側にヘッド部3が配置されている。ヘッド部3は、複素誘電率の実部が負のプラズモン活性媒質からなり、導電率の高い金、銀、銅、アルミ等の金属により形成され、略中央にスリット4を有し、スリット4に対してz方向の両側にホール5を有する。なお、ホール5はスリット4に対して対称に配置されるのが好ましい。
 スリット4及びホール5は、透明材料や空気等の誘電体で満たされている。スリット4及びホール5を構成する材料の屈折率nは、以下の式(2)を満足することが好ましい。
  1≦n≦3.5                  (2)
 更に、ヘッド部3の出射側の面には保護層としての誘電体膜を付加してもよい。
 このような構造の集光素子1に対して、光導波路2からレーザ光Lをヘッド部3に照射することで、図2に示すように、スリット4から近接場光が漏れ出し、微小光スポットLsが形成される。
 また、ホール5をスリット4に対してz方向の両側に設けることで、スリット4とホール5の間の部分が鋭端化され、電界強度が増強され、光スポットのピーク光強度が増加されると共に、ホール5に不要な光が流れ込むことで、スポット径を減少させることが可能となる。
 さらに、本発明にかかる実施形態では、スリット4からホール5までの距離tは、波長850nmのレーザ光Lを利用したときには表面プラズモンの共鳴波長よりも十分小さい15nm~100nm(0.0176λ~0.118λ)に設定すると好ましい。
 表面プラズモンの共鳴波長よりも十分小さいので、その距離tの金属表面上を伝播し、反射する表面プラズモンポラリトン生成に起因する正電荷の最大の局在状態と負電荷の最小の局在状態が両方同時には存在し得ず反射による影響は極めて小さい。むしろ局在表面プラズモンによる光局在効果が優位に働き増強された微小光スポットを形成することを特徴としているため、原理的に特許文献2と全く異なる。
 距離tの下限に関して、距離tが金属の表皮厚さ程度より小さくなっていくとスリット4を伝播する光の一部が、スリット4とホール5を隔てる厚さtの金属から漏れてしまうので、スリット4を通して伝播される光が減少してしまう。そのため距離tは金属の表皮厚さに比べて極端に薄くないことが好ましい。一例として金の表皮厚さは可視光波長において概ね15nm程度である。
 次に、実施例について説明する。図3は、集光素子1の寸法を表す図である。ヘッド部3は、偏光Lz方向に対して垂直な方向(x方向)にX、z方向にZとする。光導波路2は、長さaとする。スリット4は、z方向に細長い高さSz、x方向に幅Sxを有し、y方向の長さをSyとする。また、ホール5は、x方向に幅Hx、y方向に深さHy、z方向に高さHz、とする。また、スリット4とホール5との間隔は、tとする。
 図4は、実施例の集光素子1と観測部材10との関係を示す図である。観測部材10は磁気記録における磁気記録層を含む記録媒体である。本実施例は、金基板11の上方に磁気記録層としてのコバルト層12を有する観測部材10を用い、集光素子1と観測部材10との間を距離dだけ離間させた状態で波長λ=850nmのレーザ光Lを照射し、観測部材10でのスポット光の半値幅(FWHM)及びピーク強度を観測する。
 図5乃至図9、図11及び図17は各実施例でのピーク光強度、x方向の半値幅(FWHM)及びz方向の半値幅(FWHM)を示したものである。各グラフ中、◆はピーク光強度、■はx方向のFWHM、▲はz方向のFWHMをそれぞれ示している。なお、光強度は電界の二乗に比例する値である。
 まず、実施例1-1について説明する。図5は、スリット幅Sxが400nm(0.471λ)の場合のホール幅Hxに対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。図5(a)は、FWHMをnm単位で表したグラフ、図5(b)は、FWHMをλで規格化したグラフである。実施例1-1では、ホール幅Hxを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表1に示す。
 表1-1
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm~約1mm(約11.8λ~約1180λ)
  b=400nm(0.471λ)
  Sx=400nm(0.471λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=変化
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=30nm(0.0353λ)
  d=15nm(0.0177λ)
 図5に示すように、Hxが0に近い場合、又は、Hxがヘッド部3の幅X=400nm(0.471λ)に近い場合と比較して、Hx=120nm(0.141λ)に近づくにつれて、x方向のFWHM及びz方向のFWHMは小さくなり、ピーク強度は大きくなることがわかる。なお、Hx=120nm(0.141λ)の時にx方向のFWHMは55nm(0.056λ)、z方向のFWHMは115nm(0.164λ)、ピーク強度は0.139[V/m]2であった。
 このように、ホール5を設けることにより、高い光透過率と微小な光スポットを両立させることができる。また、Hx=100nm~150nm(0.118λ~0.177λ)とすると、より好ましい。
 次に、実施例1-2について説明する。図6は、スリット幅Sxが340nm(0.4λ)の場合のホール幅Hxに対するFWHM及びピーク強度の関係をλで規格化したグラフである。実施例1-2では、ホール幅Hxを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表1に示す。
 表1-2
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm~約1mm(約11.8λ~約1180λ)
  b=400nm(0.471λ)
  Sx=340nm(0.4λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=変化
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=20nm(0.0235λ)
  d=15nm(0.0177λ)
 図6に示すように、Hxが0に近い場合、又は、Hxがヘッド部3の幅X=340nm(0.4λ)に近い場合と比較して、Hx=80nm(0.0941λ)に近づくにつれて、x方向のFWHM及びz方向のFWHMは小さくなり、ピーク強度は大きくなることがわかる。なお、Hx=80nm(0.0941λ)の時にx方向のFWHMは46nm(0.0541λ)、z方向のFWHMは82nm(0.0965λ)、ピーク強度はホール5がない場合に比べて4.87倍であった。
 このように、ホール5を設けることにより、高い光透過率と微小な光スポットを両立させることができる。また、Hx=0.06λ~0.16λとすると、より好ましい。
 次に、実施例2について説明する。図7は、ホール深さHyに対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。図7(a)は、FWHMをnm単位で表したグラフ、図7(b)は、FWHMをλで規格化したグラフである。実施例2では、ホール深さHyを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表2に示す。
 表2
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm (約11.8λ)
  b=400nm(0.471λ)
  Sx=400nm(0.471λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=90nm(0.106λ)
  Hy=変化
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=30nm(0.0353λ)
  d=15nm(0.0177λ)
 図7に示すように、Hyが0に近い場合と比較して、Hy=50nm(0.0588λ)より大きくなると、x方向のFWHM及びz方向のFWHMは小さくなり、ピーク強度は大きくなることがわかる。なお、Hyは、底を有する穴である場合でも、Hyが光導波路2に貫通した場合でも、好結果を得ていることもわかる。
 次に、実施例3-1について説明する。図8は、スリット4からホール5までの距離tに対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。図8(a)は、FWHMをnm単位で表したグラフ、図8(b)は、FWHMをλで規格化したグラフである。実施例3-1では、スリット4からホール5までの距離tを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表3-1に示す。
 表3-1
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm(約11.8λ)
  b=400nm(0.471λ)
  Sx=400nm(0.471λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=90nm(0.106λ)
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=変化
  d=15nm(0.0177λ)
 図8に示すように、距離tが約30nm(0.0353λ)から約50nm(0.0588λ)の間をピークに、距離tが小さくなるにつれてピーク強度が小さくなり、距離tが大きくなるにつれてピーク強度が小さくなる。また、距離tが大きくなるにつれてx方向のFWHM及びz方向のFWHMが共に大きくなる。
 このように、距離tは20nm~100nm(0.0235λ~0.118λ)に設定すると、高い光透過率と微小な光スポットを両立させることができ、好ましい。さらに、距離tは30nm~50nm(0.0353λ~0.0588λ)に設定するとより好ましい。
 次に、実施例3-2について説明する。図9は、スリット4からホール5までの距離tに対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。実施例3-2では、スリット4からホール5までの距離tを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表3-2に示す。
 表3-2
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm(約11.8λ)
  b=400nm(0.471λ)
  Sx=340nm(0.4λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=90nm(0.106λ)
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=変化
  d=15nm(0.0177λ)
 図9に示すように、距離tが約15nm(0.0176λ)から約30nm(0.0353λ)の間をピークに、距離tが小さくなるにつれてピーク強度が小さくなり、距離tが大きくなるにつれてピーク強度が小さくなる。また、距離tが大きくなるにつれてx方向のFWHM及びz方向のFWHMが共に大きくなる。
 このように、距離tは15nm~100nm(0.0176λ~0.118λ)に設定すると、高い光透過率と微小な光スポットを両立させることができ、好ましい。さらに、距離tは15nm~30nm(0.0176λ~0.0353λ)に設定するとより好ましい。
 次に、実施例4-1について説明する。図10は、集光素子1の寸法を表す図である。ヘッド部3は、偏光Lz方向に対して垂直な方向(x方向)にX、z方向にZとする。光導波路2は、長さa、z方向に高さbとする。光導波路2はスリット4への光導入効率を向上させるために、高さbとSzの間の大きさである高さcの箇所、すなわち、高さが前記光導波路より低く、前記金属微小開口より高い段部2aを設けてある。スリット4は、z方向に細長い高さSz、x方向に幅Sxを有し、y方向の長さをSyとする。また、ホール5は、x方向に幅Hx、y方向に深さHy、z方向に高さHz、とする。また、スリット4とホール5との間隔は、tとする。
 図11は、ホール幅Hxに対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。実施例4-1では、実施例1とスリット幅Sxの寸法及び光導波路2の形状を異ならせて、実施例1と同様にホール幅Hxを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表4-1に示す。
 表4-1
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm(約11.8λ)
  b=200nm(0.235λ)
  c=80nm(0.0941λ)
  Sx=340nm(0.4λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=変化
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=30nm(0.0353λ)
  d=15nm(0.0177λ)
 図11に示すように、ホール幅Hxが0に近い場合、又は、ホール幅Hxがヘッド部3の幅X=400nmに近い場合と比較して、ホール幅Hx=約90nm~150nmの間で、x方向のFWHM及びz方向のFWHMは小さくなり、ピーク強度は大きくなることがわかる。なお、ホール幅Hx=90nmの時にx方向のFWHMは47.5nm、z方向のFWHMは105nm、効率65%であった。また、ピーク強度の最大値は約0.806[V/m]2であり、ホール5のない場合と比較して約2.5倍の強度が得られた。
 このように、ホール幅Hxは50nm~250nmに設定すると、高い光透過率と微小な光スポットを両立させることができ、好ましい。さらに、ホール幅Hxは70nm~130nmに設定するとより好ましい。
 次に、実施例4-2について説明する。図12及び図13は、ホール内部材料の屈折率を変化させた際のホール幅Hxに対するx-FWHMおよびz-FWHMの関係を示すグラフである。図14は、ホール内部材料の屈折率を変化させた際のホール幅Hxに対するピーク強度の関係を示すグラフである。実施例4-2では、実施例1とスリット幅Sxの寸法及び光導波路2の形状を異ならせて、実施例1と同様にホール幅Hxを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法とホール内部材料の屈折率nは、以下の表4-2に示す。
 表4-2
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm(約11.8λ)
  b=200nm(0.235λ)
  c=80nm(0.0941λ)
  Sx=340nm(0.4λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=変化
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=20nm(0.0235λ)
  d=15nm(0.0177λ)
  n=1,1.75,2.1,3.6611+0.004i
 図12に示すように、x方向FWHMの極小値を与えるHxは屈折率が大きいほど小さくなる。しかし、x方向のFWHMの最小値は屈折率2.1の材料をホール内部材料として用いた際に得られた。図13に示すようにz方向のFWHMは、屈折率が3.6611と極端に高い場合を除いてHxが0.05λ以上のときに小さい値が得られる。
 図14に示すように、各屈折率におけるピーク強度の極大値は図12におけるFWHMの極大値をもたらすHxにおいて得られている。もっとも高いピーク強度は屈折率2.1の際のFWHMの最小値をもたらすHxにおいて得られた。
 ホールの幅Hxと屈折率n及び波長λは、ほぼn×Hx=λ/5の関係にあることが好ましい。したがって、ホール内部材料の屈折率を2.1程度に設定し、ホールの幅Hxが、以下の式(3)を満足すると、高いピーク強度と微小光スポットを両立する上で好ましい。
  0.05λ≦Hx≦0.177λ          (3)
ただし、Hxは、付属微小開口の幅、
    λは光の波長
である。
 また、ホール幅Hxを0.1λに設定すると、さらに好ましい。
 次に、実施例5について説明する。図15は、幅cに対するFWHM、及び導波路幅c=80nm(0.0941)を基準としたピーク強度の関係を示すグラフである。導波路幅cを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は以下に示す。
 表5
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm(約11.8λ)
  b=200nm(約0.235λ)
  c=変化
  Sx=340nm(0.4λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=80nm(0.0941λ)
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=20nm(0.0235λ)
  d=15nm(0.0177λ)
 導波路幅c=80nm(0.0941λ)を最大値として、ピーク強度は、その前後で減少している。つまり、c=200nm(約0.235λ)もしくはc=20nm(0.0235λ)の場合は、cの値はその前もしくは後の導波路幅となるが、その間の値にcを設定して階段状の構造とすることでピーク光強度を向上させることができる。
 次に、実施例6について説明する。図16は、スリット4の形状を変更した実施例6の構造を示す図である。実施例6では、スリット4に光導波路2から開口端4aに向けてスリット幅Sxを小さくするテーパ部4bを形成したものである。テーパ部4bの角度は45度である。
 図17は、実施例6におけるスリット幅に対するFWHM及びピーク強度の関係を示すグラフである。実施例6では、スリット幅Sxの開口端4aの寸法eを変化させ、コバルト層内でのスポット光のFWHM及びピーク強度を観測した。各寸法は、以下の表6に示す。
 表6
  X=500nm(0.588λ)
  Z=400nm(0.471λ)
  a=約10μm(約11.8λ)
  b=200nm(0.235λ)
  c=80nm(0.0941λ)
  Sx=340nm(0.4λ)
  Sy=260nm(0.306λ)
  Sz=20nm(0.0235λ)
  Hx=90nm(0.106λ)
  Hy=140nm(0.165λ)
  Hz=60nm(0.0706λ)
  t=30nm(0.353λ)
  d=15nm(0.0177λ)
  e=変化
 図16に示すように、テーパ部4bを設けることにより、e=70nm(0.0824λ)で、x方向のFWHMは52.5nm(0.0618λ)、z方向のFWHMは87.5nm(0.103λ)、効率47%のスポット光Lsを得た。
 このように、スリット4やホール5の形状(開口形状および内部形状)を操作することで、さらに集光素子1の集光性能が向上することが期待できる。
 図18は、集光素子1を熱アシスト磁気記録装置100に用いた状態を示す図である。101は集光素子、102は再生ヘッド、103は記録ヘッド、111は記録媒体である。
 集光素子101は、再生ヘッド102と記録ヘッド103の間の記録ヘッド103よりも記録媒体111の回転方向の上流側に配置されている。集光素子101は、記録の瞬間に記録媒体111の記録スポットに光を照射することで加熱し昇温させ、記録スポットの保持力のみを瞬間的に小さくし、その保持力の小さくなった間に、記録ヘッド103が磁気記録を行うものである。
 このような熱アシスト磁気記録装置100に本実施形態の高い光透過率と微小な光スポットを両立させた集光素子1を用いることにより、記録密度を高めることができる。
 本発明は、容易に作成できる構造で、高い光透過率と微小な光スポットを両立させる集光素子を提供する。

Claims (12)

  1.  単一な波長で且つ一方向に偏光された光を透過し、スポット光を形成する集光素子において、
     前記光を透過する光導波路と、前記光導波路を透過した光が出射する側に配置され、金属と光透過体からなるヘッド部とを備え、
     前記ヘッド部は、
     前記光導波路側から反対側まで貫通し、前記一方向の寸法が前記光の波長よりも小さい金属微小開口と、
     前記金属微小開口に対して前記一方向の両側に設けられた付属微小開口と、
    を有することを特徴とする集光素子。
  2.  前記付属微小開口は、底を有する穴であることを特徴とする請求項1に記載の集光素子。
  3.  前記金属微小開口と前記付属微小開口の間の距離は、前記光の波長の1/4よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の集光素子。
  4.  前記金属微小開口は、前記一方向に対して垂直な方向において、出射面に向かって傾斜したテーパ部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の集光素子。
  5.  前記金属微小開口は、矩形であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の集光素子。
  6.  前記付属微小開口は、矩形であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の集光素子。
  7.  前記付属微小開口は、前記金属微小開口に対して対称に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の集光素子。
  8.  前記光導波路は、前記金属微小開口側に、高さが前記光導波路より低く、前記金属微小開口より高い段部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の集光素子。
  9.  以下の式(1)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の集光素子。
      400nm≦λ≦1.55μm           (1)
    ただし、λは前記光の波長である。
  10.  以下の式(2)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の集光素子。
      1≦n≦3.5                  (2)
    ただし、nは前記金属微小開口及び前記付属微小開口を構成する材料の屈折率である。
  11.  以下の式(3)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の集光素子。
      0.05λ≦Hx≦0.177λ          (3)
    ただし、Hxは、前記付属微小開口の幅、
        λは前記光の波長
    である。
  12.  記録媒体に記録する記録ヘッドと、前記記録ヘッドよりも記録媒体回転方向の上流側に配置されている請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の集光素子と、を備えたことを特徴とする熱アシスト磁気記録光ヘッド。
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