WO2008075543A1

WO2008075543A1 - 配信装置、配信方法及びコンピュータプログラム

Info

Publication number: WO2008075543A1
Application number: PCT/JP2007/072941
Authority: WO
Inventors: Satoru Kamoto; Yasuhiro Yamada
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 2006-12-18
Filing date: 2007-11-28
Publication date: 2008-06-26
Also published as: US8533756B2; JP4872650B2; EP2096547A1; CA2671992A1; KR20090100336A; JP2008152561A; CN101563678B; CN101563678A; EP2096547B1; US20090287770A1; EP2096547A4

Abstract

　本発明は、表示端末装置（１）での再生開始時間とクリエイティブデータの取得先を示す取得先データとを含むプレイリストを生成するステップと、通常中継サーバ装置（３０）とスーパー中継サーバ装置（２０）とを介して表示端末装置（１）へプレイリスト及びクリエイティブデータを送信するステップとを備える。プレイリストを生成するステップでは、通常中継サーバ装置（３０）よりスーパー中継サーバ装置（２０）に対して優先的にクリエイティブデータを配信し、通常中継サーバ装置（３０）がクリエイティブデータをスーパー中継サーバ装置（２０）から取得するように取得先データを決定しプレイリストを生成する。これにより、クリエイティブデータを配信する配信装置への負荷を少なくする。

Description

明細書

配信装置、配信方法及びコンピュータプログラム

技術分野

[0001] 本発明は、中継サーバ装置を介して表示端末装置に広告データと言ったクリエィテイブデータを配信する配信装置、配信方法及びコンピュータプログラムに関する。本出願は、日本国において 2006年 12月 18日に出願された日本特許出願番号 20 06— 340236を基礎として優先権を主張するものであり、これら出願は参照することにより、本出願に援用される。

背景技術

[0002] 人が多く集まる駅、広場、ロビー等には、宣伝広告用の表示装置が設置されることが多い。この表示装置では、広告代理店等が作成した広告データが動画又は静止画で表示される。この表示装置に表示される広告は、視聴者に対して一方的に流すものであり、仮に、視聴者が広告された一の商品の詳細を知りたいと思っても、即座に知ることはできない。また、広告主としても、所定場所に設置された表示装置を用いて行った広告の効果確認をすることもできない。特に、広告主は、表示装置が設置された所定場所と広告効果とを関連づけることはできない。

この表示装置で表示される広告データは、通常、配信サーバよりネットワークを介して配信されることが多い。し力、しながら、多くの表示装置からの広告データの取得要求が集中すると、広告データを配信する配信サーバに対する負荷が大きくなりすぎ、時間通りの広告データの配信を行うことができなくなってしまう。なお、本件出願の関連文献としては、特開 2002— 298025号公報がある。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] 本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、広告データと言ったクリエィティブデータを配信する配信装置への負荷を少なくし、クリエィティブデータを時間通りに表示端末装置に配信できるようにする配信装置、配信方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。本発明に係る配信装置は、中継サーバ装置を介してクリエィティブデータを配信し表示端末装置でクリエィティブデータを再生できるようにする。

ここで、上記中継サーバ装置には、上記表示端末装置への配信が可能であるとともに他の中継サーバ装置への上記クリエィティブデータの中継が不能な通常中継サーバ装置と、上記表示端末装置への配信が可能であるとともに他の中継サーバ装置への上記クリエィティブデータの中継が可能なスーパー中継サーバ装置とがある。そして、本発明に係る配信装置は、上記複数のクリエィティブデータを蓄積する蓄積手段と、少なくとも、上記表示端末装置での再生開始時間と上記クリエィティブデータの取得先を示す取得先データとを含むプレイリストを生成するスケジュール手段と、上記通常中継サーバ装置と上記スーパー中継サーバ装置とを介して上記表示端末装置へ上記プレイリスト及び上記クリエィティブデータを送信する通信手段とを備える。そして、上記スケジュール手段は、上記通常中継サーバ装置より上記スーパ一中継サーバ装置に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、上記通常中継サーバ装置が上記クリエィティブデータを上記スーパー中継サーバ装置から取得するように上記取得先データを決定し上記プレイリストを生成する。

また、本発明に係る配信方法は、少なくとも、上記表示端末装置での再生開始時間と上記クリエィティブデータの取得先を示す取得先データとを含むプレイリストを生成するステップと、上記通常中継サーバ装置と上記スーパー中継サーバ装置とを介して上記表示端末装置へ上記プレイリスト及び上記クリエィティブデータを送信するステップとを備える。そして、上記プレイリストを生成するステップでは、上記通常中継サーバ装置より上記スーパー中継サーバ装置に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、上記通常中継サーバ装置が上記クリエィティブデータを上記スーパー中継サーバ装置から取得するように上記取得先データを決定し上記プレイリストを生成する。

更に、本発明は、上記方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであ本発明によれば、通常中継サーバ装置よりスーパー中継サーバ装置に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、通常中継サーバ装置がクリエィティブデータをス一パー中継サーバ装置から取得するようにしたので、クリエィティブデータを配信するに当たっての負荷を小さくすることができる。

図面の簡単な説明

[0004] [図 1]図 1は、本発明を適用した配信システムの構成を示す図である。

[図 2]図 2は、プレイリストを示す図である。

[図 3]図 3は、クリエィティブデータの配信例を示す図であり、図 3Aは参考図、図 3B は本発明を適用した図である。

[図 4]図 4は、本発明のクリエィティブデータの配信例を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

[0005] 以下、本発明が適用された広告データの配信システムを、図面を参照して説明す図 1に示すように、本発明が用いられる配信システムでは、コンビニエンスストア CS 1 - 1 , 1 - 2, · · · , 2- 1 , 2— 2 · · ·に設置された表示端末装置 la, lb, lc, Id, le

, If, lg, lh (以下、単に表示端末装置 1とも言う。）に対して広告データを、配信装置 10から、ネットワークを介してスーパー中継サーバ装置 20、通常中継サーバ装置 30を介して配信するシステムである。

ここで、コンビニエンスストア CS 1— 1 , 1 2とは、例えば、同じフランチャイズチェーンに属する店舗であって、それぞれがフランチャイジとなっている。したがって、コンビニエンスストア CS1— 1に設置された表示端末装置 la, lbとコンビニエンスストア CS 1— 2に設置された表示端末装置 lc, Idとは、ほぼ同じ広告データが再生されるようになつている。

また、コンビニエンスストア CS2— 1 , 2— 2は、上述のコンビニエンスストア CS1— 1 , 1 2とは別のフランチャイズチェーンに属する店舗であって、それぞれがフランチャイジとなっている。したがって、コンビニエンスストア CS2— 1に設置された表示端末装置 le, Ifとコンビニエンスストア CS2— 2に設置された表示端末装置 lg, lhとは、ほぼ同じ広告データが再生されるようになっており、また、コンビニエンスストア CS1 1 , 1 2で再生される広告データとは異なる広告データとなっている。配信装置 10は、ネットワーク上のスーパー中継サーバ装置 20、通常中継サーバ装置 30を介して表示端末装置 1に配信する広告データを一元的に管理しており、それぞれの表示端末装置 1に所定の広告データを配信する。

ここで、広告データは、個々の商品やサービスの宣伝広告のための動画や音声データで構成されたクリエィティブデータを集合して構成されており、表示端末装置 1で時間的に連続して再生されるようになっている。

このような配信システムで用いられる配信装置 10は、スーパー中継サーバ装置 20 、通常中継サーバ装置 30を介して表示端末装置 1に対して所定の広告データを配信するための配信スケジュールを生成するサービスサーバ 11と、広告データを構成する複数のクリエィティブデータを蓄積するクリエィティブサーバ 16とを備えている。サービスサーバ 11は、ソフトウェア、ハードウェア等によって構成されており、クリエィティブデータのスケジュールを組み立て、プレイリストを生成するスケジュール部 12 と、配下のスーパー中継サーバ装置 20、通常中継サーバ装置 30に対してプレイリストを配信する通信部 13とを備えている。

スケジュール部 12は、配下のスーパー中継サーバ装置 20や通常中継サーバ装置 30や表示端末装置 1のプレイリストを動的に、すなわちその時々のネットワーク環境に応じて生成する。プレイリストは、表示端末装置 1の何れかのプレイリストを示しているものであって、例えば、図 2に示すように、各クリエィティブデータについて、再生開始時間となるシーン開始時間と再生終了時間となるシーン終了時間、クリエィティブデータのネットワーク上の所在（URL : Uniform Resource Locator)等が記述されている。ここで用いられる URLは、スキーム名「http」、サーバ名「〃www.aaa.co.jp」、フォルダ名「contents」等で構成され、最後がファイル名「contentl」となっており、例えば、異なるサーバ装置にキャッシュされているクリエィティブデータでも、ファイル名が同じとき、同じデータとなるように定義されている。 URLは、クリエィティブデータの取得先であり、取得先が、スーパー中継サーバ装置 20、通常中継サーバ装置 30に分散して記述される。

なお、シーン開始時間やシーン終了時間は、番組編成に基づいて、クリエィティブデータ毎にスケジュール部 12に入力される。

スケジュール部 12は、以上のようなプレイリストを、各クリエィティブデータの再生開始時間、各クリエィティブデータがスーパー中継サーバ装置 20にキャッシュされている力、、スーパー中継サーバ装置 20の負荷等を考慮して、スーパー中継サーバ装置 2 0、通常中継サーバ装置 30に対する負荷を分散するように、デフォルトがクリエィティブサーバ 16となっている URLを動的に変更してプレイリストを生成する。プレイリストの URLは、動的に変更されるものである力 URL中のファイル名に関し、同じフアイル名には、同じ内容のクリエィティブデータを格納するようにすることで、ファイル名より前のパスが変更されても、表示端末装置 1には、常に所望のクリエィティブデータが酉己信されるようになって!/、る。

通信部 13は、クリエィティブデータのスケジュールを組み立て、プレイリストを生成するスケジュール部 12と、配下のスーパー中継サーバ装置 20、通常中継サーバ装置 30に対してプレイリストを配信する。また、通信部 13は、スーパー中継サーバ装置 20の通信状態、負荷の状態 (例えば、接続数 Xデータ量）、故障しているか等を確認し、通信状態を、スケジュール部 12に出力して、スケジュール部 12がスーパー中継サーバ装置 20の通信状態を参照してプレイリストを生成できるようにする。また、通信部 13は、配下の通常中継サーバ装置 30にキャッシュされているクリエィティブデータを検索し、結果をスケジュール部 12に入力し、プレイリスト作成時に参照できるようにする。

クリエィティブサーバ 16は、蓄積部に、この配信システムで再生される広告データを構成する複数のクリエィティブデータを蓄積している。そして、クリエィティブサーバ 16は、プレイリストの配信を契機に、スーパー中継サーバ装置 20や通常中継サーバ装置 30からの要求に応じてクリエィティブデータを送信する。

以上のように構成された配信装置 10は、スーパー中継サーバ装置 20に対して通常中継サーバ装置 30より優先的にクリエィティブデータが配信されるようにプレイリストを生成する。

ここで、通常中継サーバ装置 30は、他の通常中継サーバ装置へ中継が不可能なサーバであって、表示端末装置 1のみがアクセス可能な装置である。図 1の例では、通常中,継サーノ装置 30a, 30b, 30cは、スーノ一中,継サーノ装置 20a, 20bの酉己下にあり、例えば、通常中継サーバ装置 30aは、他の通常中継サーバ装置 30b〜3 Ofに接続不能となっている。また、通常中継サーバ装置 30d, 30e, 30fは、スーパ一中継サーバ装置 20c, 20dの配下にあり、例えば、通常中継サーバ装置 30dは、他の通常中継サーバ装置 30e, 30f、更に 30a〜30cに接続不能となっている。なお、同じフランチャイズチェーンに属するコンビニエンスストア CSに広告データを配信するためのスーパー中継サーバ装置 20の台数は、特に限定されるものではなぐ図 1の台数に限定されるものではない。また、スーパー中継サーバ装置 20の配下となる通常中継サーバ装置 30の台数も、特に限定されるものではなぐ図 1の台数に限定されるものではない。また、同じフランチャイズチェーンに属するコンビニエンスストア CSの表示端末装置 1の台数も図 1の例に限定されるものではない。

スーパー中継サーバ装置 20は、中継サーバ装置 30へのクリエィティブデータの中継が可能な装置である。そして、スーパー中継サーバ装置 20には、接続可能中継サーバ装置と、中継可能サーバ装置と、中継決定サーバ装置とがある。このスーパー中継サーバ装置 20は、ソフトウェアによって、次に説明する接続可能中継サーバ装置と、中継可能サーバ装置と、中継決定サーバ装置のポリシーが決定され、また、ハ一ドウエア的にも、通常中継サーバ装置 30より優れた装置となっている。

接続可能中継サーバ装置は、通常中継サーバ装置 30の立場から、接続を許可されているスーパー中継サーバ装置であって、図 1の例では、通常中継サーバ装置 30 a, 30b, 30cから見てスーパー中継サーバ装置 20a, 20bが接続可能中継サーバ装置であり、スーパー中継サーバ装置 20c, 20dは、接続可能中継サーバ装置とはならない。スーパー中継サーバ装置 20a, 20bを通常中継サーバ装置 30a, 30bの接続可能中継サーバ装置とするのは、スーパー中継サーバ装置 20a, 20bの配下に、コンビニエンスストア CS 1 - 1 , 1 - 2の表示端末装置 la〜； Idが接続される通常中継サーバ装置 30a, 30b力 Sあり、他のフランチャイズチェーンのコンビニエンスストア CS 2— 1 , 2— 2の表示端末装置 le〜； lhが接続される通常中継サーバ装置 30c, 30d がアクセスすると、管理が煩雑化するためである。

中継可能サーバ装置は、通常中継サーバ装置 30の立場から、接続可能中継サーバ装置中で、中継してほしいクリエィティブデータをキャッシュしているスーパー中継サーバ装置 20である。中継決定サーバ装置は、通常中継サーバ装置 30の立場から中継可能サーバ装置の中から選択される実際にクリエィティブデータを中継するスーパー中継サーバ装置 20である。中継可能サーバ装置及び中継決定サーバ装置は、図 1のコンビニエンスストア CS1— 1 , 1—2の系列を見たとき、スーパー中サーバ装置 20a, 20bがなり得る。

上述したスケジュール部 12では、以上のような配信システムにおいて、具体的に、スケジュール部 12では、次のような判断を行って、プレイリストのクリエィティブデータの取得先である URLを決定して!/、る。

1. 通常中継サーバ装置 30よりスーパー中継サーバ装置 20に対して優先的にクリエイティブデータを配信し、通常中継サーバ装置 30がクリエィティブデータをスーパー中継サーバ装置 20から取得するように URLを決定する。

2. クリエィティブデータの再生開始時間が一定時間を切っているとき、このクリエィティブデータの URLをクリエィティブサーバ 16とし、直接配信する。

3. サービスサーバ 11よりプレイリストを送信するとき、プレイリストの各々のクリエィティブデータがスーパー中継サーバ装置 20にキャッシュされている力、を検索し、タリエイティブデータがキャッシュされているとき、キャッシュされているスーパー中継サーバ装置 20を中継可能サーバ装置とし、この中継可能サーバ装置の内の幾つかを負荷分散のためランダムに選択し、実際にクリエィティブデータの中継を行う中継決定サーバ装置とし、 URLを、この中継決定サーバ装置とする。なお、中継決定サーバ装置は、規則的に決定するようにしても良い。

4. 上記 3.でランダムに選択された中継可能サーバ装置が既に他のクリエィティブデータの中継決定サーバ装置になっているとき、この中継可能サーバ装置を当該クリエィティブデータの中継決定サーバ装置とし、 URLを、同じ中継決定サーバ装置とする。

5. 上記 3.で選択された中継可能サーバ装置を既に当該中継可能サーバ装置の配下の表示端末装置 1〜4が URLで指定しているとき、この中継可能サーバ装置を中継決定サーバ装置とし、 URLを、同じ中継決定サーバ装置とする。

6. クリエィティブデータの中継を開始するとき、スーパー中継サーバ装置 20の負荷を調べ、負荷が所定以上のとき、このクリエィティブデータの URLをクリエィティブサーバ 16とし、直接配信する。

7. 通常中継サーバ装置 30がスーパー中継サーバ装置 20からクリエィティブデータを取得できないとき、このクリエィティブデータの URLをクリエィティブサーバ 16 とし、直接配信する。

以上のような規則に従って、配信装置 10は、スーパー中継サーバ装置 20や通常中継サーバ装置 30との間で定期的に行われるステータス確認等と同時又は異なるタイミングにプレイリストやクリエィティブデータをスーパー中継サーバ装置 20や通常中継サーバ装置 30に配信し、また、スーパー中継サーバ装置 20や通常中継サーバ装置 30は、表示端末装置 1との間で定期的に行われるステータス確認等と同時に又は異なるタイミングにプレイリストやクリエィティブデータを表示端末装置 1に配信する。ここで、図 3Aに、スーパー中継サーバ装置 20を用いない配信システムでクリエィテイブデータを表示端末装置 1に配信する例を参考例として示し、この参考例との比較において、図 3Bに、本発明を適用した配信システムでクリエィティブデータを表示端末装置 1に配信する例を示す。

図 3Aに示す参考例では、同図に示すように、表示端末装置 103a〜； 103ηでクリエィティブデータ C1〜C4を再生するように配信を行う例において、サービスサーバ 10 0は、以下のようにクリエィティブサーバ 101からクリエィティブデータ C1〜C4が配信されるようにする。

具体的に、クリエィティブサーバ 101は、中継サーバ装置 102aに対してクリエィティブデータ CI , C2に配信し、中継サーバ装置 102bに対してクリエィティブデータ C1 , C2, C3に配信し、中継サーバ装置 102cに対してクリエィティブデータ C2, C3, C4 を配信する。そして、中継サーバ装置 102aは、表示端末装置 103a, 103bに対してクリエィティブデータ C1を配信し、表示端末装置 103cに対してクリエィティブデータ C2を配信する。また、中継サーバ装置 102bは、表示端末装置 103d, 103eに対してクリエィティブデータ C1を配信し、表示端末装置 103f, 103gに対してクリエィティブデータ C2を配信し、表示端末装置 103h, 103iに対してクリエィティブデータ C3を配信する。更に、中継サーバ装置 102cは、表示端末装置 10¾, 103kに対してタリエイティブデータ C2を配信し、表示端末装置 1031, 103mに対してクリエィティブデータ C3を配信し、表示端末装置 103ηに対してクリエィティブデータ C4を配信する。すなわち、図 3Aの例では、それぞれの中継サーバ装置 102a〜； 102cに対して、それぞれの中継サーバ装置 102a〜102cの配下の表示端末装置 1で再生されるクリエィティブデータ Cの全ての種類がキャッシュされることになる。例えば、中継サーバ装置 102aでは、表示端末装置でクリエィティブデータ CI , C2が再生されることから、クリエイティブデータ CI , C2がキャッシュされることになる。この結果、図 3Aの場合において、クリエィティブサーバ 101が中継サーバ装置 103a〜； 103cに対してクリエィティブデータを配信する数は、「8」となる。

これに対して、図 3Bに示す本発明を適用した配信システムにおいて、図 3Aの場合と同様に、表示端末装置 la〜； Inでクリエィティブデータ C1〜C4を再生するように配信を行う場合を説明する。

具体的に、クリエィティブサーバ 16は、スーパー中継サーバ装置 20に対して優先的にクリエィティブデータ CI , C2, C3に配信し、通常中継サーバ装置 30yに対してクリエィティブデータ C4を配信する。そして、スーパー中継サーバ装置 20は、通常中継サーバ装置 30xに対してクリエィティブデータ CI , C2を配信し、通常中継サーバ装置 30xにクリエィティブデータ CI , C2力 Sキャッシュされるようにし、通常中継サーバ装置 30yに対してクリエィティブデータ C2, C3を配信し、通常中継サーバ装置 30y にクリエィティブデータ C2, C3, C4がキャッシュされるようにする。

なお、点線で囲まれたクリエィティブデータ CI , C2, C3は、スーパー中継サーバ装置 20にキャッシュされたデータを示している。

そして、図 3Bでは、通常中継サーバ装置 30xからは、表示端末装置 la, lbに対してクリエィティブデータ C1を配信し、表示端末装置 lcに対してクリエィティブデータ C 2を配信する。また、スーパー中継サーバ装置 20からは、表示端末装置 Id, leに対してクリエィティブデータ C1を配信し、表示端末装置 If, lgに対してクリエィティブデータ C2を配信し、表示端末装置 lh, liに対してクリエィティブデータ C3を配信する。更に、通常中継サーバ装置 30yからは、表示端末装置 lj , lkに対してクリエィティブデータ C2を配信し、表示端末装置 11, lmに対してクリエィティブデータ C3を配信し、表示端末装置 Inに対してクリエィティブデータ C4を配信する。図 3Bの場合において、クリエィティブサーバ 16は、通常中継サーバ装置 30χ, 30 yよりスーパー中継サーバ装置 20に対して優先的にクリエィティブデータ CI , C2, C 3を配信し、通常中継サーバ装置 30yにのみクリエィティブデータ C4を配信するようにし、スーパー中継サーバ装置 20がクリエィティブデータ CI , C2を通常中継サーバ装置 30xに送信するようにするとともにクリエィティブデータ C2, C4を通常中継サーバ装置 30yに送信するようにして!/、る。

換言すると、表示端末装置 la〜； lcを配下に持つ通常中継サーバ装置 30xは、タリエイティブデータ CI , C2を、スーパー中継サーバ装置 20から取得するようにし、タリエイティブサーバ 16にアクセスしないようになっている。また、表示端末装置 lj〜； In を配下に持つ通常中継サーバ装置 30yも、クリエィティブサーバ 16からはクリエィテイブデータ C4のみを取得するようにし、クリエィティブデータ C2, C3はスーパー中継サーバ装置 20から取得するようにして!/、る（上記 1 ·の場合)。

この結果、クリエィティブサーバ 16がスーパー中継サーバ装置 20及び中継サーバ装置に対してクリエィティブデータを配信する数を、図 3Aの例より半分の「4」とすることができ、スーパー中継サーバ装置 20への配信数を減らすことができる。

なお、図 3Bの例において、仮に、表示端末装置 laがクリエィティブデータ C1をス一パー中継サーバ装置 20から取得するとき、表示端末装置 lbもスーパー中継サーバ装置 20からクリエィティブデータ C1を取得するようにして、これら 2つのプレイリストの URLを同じにして、同じ経路でクリエィティブデータ C1を取得するようにしても良い（上記 5.の場合)。

更に、図 4を参照して、表示端末装置 1でクリエィティブデータ C1〜C4を再生するように配信を行う例において、クリエィティブデータ Cの配信方法を説明する。この図 4の処理は、サービスサーバ 11によってプレイリスト Pが配信されたのを契機に開始される。なお、図 4の例では、 6台分の表示端末装置 1のプレイリスト P—A、 P— B、 P- C、 P— D、 P— E、 P— Fがあり、各プレイリスト Pでは、対応する表示端末装置 1で再生されるクリエィティブデータ C1〜C4が再生開始時刻の速い順に並べられている。そして、サービスサーバ 11は、図 4に示すようにクリエィティブデータ C1〜C4が各表示端末装置 1に配信されるように各プレイリスト P— A〜P— Fの URLを決定する。また、スーパー中継サーバ装置 20— 1 , 20— 2は、接続可能中継サーバ装置であり、時間帯によって、接続可能中継サーバ装置から選ばれる中継可能サーバ装置となり、更に、中継決定サーバ装置となる装置である。

具体的に、第 1の時間帯 T1において、クリエィティブサーバ 16は、プレイリスト P— Aに従って、スーパー中継サーバ装置 20— 1に対して、再生開始時間順に、クリエィティブデータ CI , C2, C3を配信する。また、第 1の時間帯 T1と同じ若しくは少し遅れた第 2の時間帯 T2において、クリエィティブサーバ 16は、プレイリスト P— Bに従つて、スーパー中継サーバ装置 20— 2に対して、再生開始時間順に、クリエィティブデータ CI , C2, C3を配信する。すなわち、クリエィティブサーバ 16は、ほぼ同じ第 1及び第 2の時間帯 Tl , T2において、スーパー中継サーバ装置 20— 1 , 20— 2に対してクリエィティブデータ CI , C2, C3を配信する。

力、くして、プレイリスト P— Aに従って広告データを再生する表示端末装置 1は、スーパー中継サーバ装置 20— 1よりクリエィティブデータ CI , C2, C3が配信されることによって、クリエィティブデータ CI , C2, C3の再生を行うことが可能になる。また、プレイリスト P— Bに従って広告データを再生する表示端末装置 1は、スーパー中継サーバ装置 20— 2よりクリエィティブデータ CI , C2, C3が配信されることによって、クリエィティブデータ CI , C2, C3の再生を行うことが可能となる。

そして、スーパー中継サーバ装置 20— 1は、第 2の時間帯 T2より遅れた第 3の時間帯 T3において、プレイリスト P— Cに従って、通常中継サーバ装置 30— 1に対してクリエイティブデータ CI , C2, C3を配信する。また、スーパー中継サーバ装置 20— 2 は、第 3の時間帯 T3と略同じ第 4の時間帯 T4において、プレイリスト P— Dに従って、通常中継サーバ装置 30— 2に対してクリエィティブデータ CI , C2, C3を配信する。力、くして、プレイリスト P— Cに従って広告データを再生する表示端末装置 1は、通常中継サーバ装置 30— 1よりクリエィティブデータ CI , C2, C3力己信されることによつて、クリエィティブデータ CI , C2, C3の再生を行うことが可能となる。また、プレイリスト P— Dに従って広告データを再生する表示端末装置 1は、通常中継サーバ装置 3 0— 2よりクリエィティブデータ CI , C2, C3が配信されることによって、クリエィティブデータ CI , C2, C3の再生を行うことが可能となる。また、クリエィティブサーバ 16は、第 1の時間帯 T1に次ぐ第 5の時間帯 T5において、プレイリスト P— Eに従って、スーパー中継サーバ装置 20— 1に対して、再生開始時間順に、クリエィティブデータ C4, C5を配信する。すなわち、サービスサーバ 11では、プレイリスト P— Eを配信する前に、スーパー中継サーバ装置 20— 2を検索し、既に第 1の時間帯 T1において、クリエィティブデータ C2, C3がキャッシュされていることを検出し、中継可能サーバ装置の内の幾つ力、からランダムに選ばれる中継決定サーバ装置とする（上記 3.の場合)。なお、図中点線で囲まれたクリエィティブデータ C2 , C3は、キャッシュ済みクリエィティブデータを示している。

そして、スーパー中継サーバ装置 20— 2は、第 5の時間帯 T5に次ぐ第 6の時間帯 T6において、プレイリスト P— Fに従って、通常中継サーバ装置 30— 2に対して、タリエイティブデータ C2を配信する。また、スーパー中継サーバ装置 20— 1は、プレイリスト P— Fに従って、通常中継サーバ装置 30— 2に対して、クリエィティブデータ C4, C3, C5を配信する。ここで、通常中継サーバ装置 30— 2に対してクリエィティブデータ C2をスーパー中継サーバ装置 20— 1ではなくスーパー中継サーバ装置 20— 2が配信するのは、スーパー中継サーバ装置 20— 2が既に第 2の時間帯 T2において、クリエィティブデータ CI , C2を配信する中継決定サーバ装置になっているためである（上記 4. の場合)。

力、くして、プレイリスト P— Eに従って広告データを再生する表示端末装置 1は、スーパー中継サーバ装置 20— 1よりクリエィティブデータ C2, C4, C3, C5が配信されることによって、クリエィティブデータ C2, C4, C3, C5の再生を行うことが可能となる。また、プレイリスト P— Fに従って広告データを再生する表示端末装置 1は、通常中継サーバ装置 30— 2よりクリエィティブデータ C2, C4, C3, C5力己信されることによつて、クリエィティブデータ C2, C4, C3, C5の再生を行うことが可能となる。

なお、図 4では図示しないが、クリエィティブデータ Cを配信する際に、配信するタリエイティブデータ Cのシーン開始時間が一定時間を切っているとき、このクリエィティブデータの URLをクリエィティブサーバ 16とし、直接配信する（上記 2· の場合)。また、図 4では図示しないが、選択された中継可能サーバ装置を既に当該中継可能サーバ装置の配下の表示端末装置 1が指定しているとき、この中継可能サーバ装置を中継決定サーバ装置とし、ここから表示端末装置 1に配信する（上記 5.の場合）更に、図 4では図示しないが、クリエィティブサーバ 16は、クリエィティブデータの配信を開始するとき、スーパー中継サーバ装置 20の負荷を調べ、負荷が所定以上のとき、自身力も直接配信する (上記 6.の場合)。

更にまた、図 4では図示しないが、通常中継サーバ装置 30がスーパー中継サーバ装置 20からクリエィティブデータを取得できな!/、とき、自身から直接配信する（上記 7 •の場合)。

以上のような配信装置 10を用いたクリエィティブデータの配信方法によれば、通常中継サーバ装置 30よりスーパー中継サーバ装置 20に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、通常中継サーバ装置 30がクリエィティブデータをスーパー中継サーバ装置 20から取得するようにしたことで、サービスサーバ 11、クリエィティブサーバ 16を含む配信装置 10の負荷を少なくすることができるとともに、スーパー中継サーバ装置 20の負荷も少なくすることができる。

また、サービスサーバ 11は、クリエィティブデータの再生開始時間が一定時間を切つて!/、るとき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置としたプレイリストを生成し、クリエィティブサーバ 16が直接配信するようにしたので、確実に表示端末装置 1にクリエィティブデータを配信することができる。

更に、プレイリストを送信するとき、プレイリストの各々のクリエィティブデータがスーパー中継サーバ装置 20にキャッシュされている力、を検索し、クリエィティブデータがキャッシュされているとき、キャッシュされているスーパー中継サーバ装置 20を中継可能サーバ装置とし、当該中継可能サーバ装置の内の幾つかをランダムに選択し、実際にクリエィティブデータの中継を行う中継決定サーバ装置とすることで、効率的にクリエイティブデータ Cを配信することができる。また、選択された中継可能サーバ装置が既に他のクリエィティブデータの中継決定サーバ装置になっているとき、この中継可能サーバ装置を当該クリエィティブデータの中継決定サーバ装置とすることで、タリエイティブデータの中継ルートを同じにすることができ、効率的にクリエィティブデータ Cを酉己信すること力 Sできる。更に、選択された中継可能サーバ装置を既に当該中継可能サーバ装置の配下の表示端末装置 1が URLで指定しているとき、この中継可能サーバ装置を中継決定サーバ装置とすることで、クリエィティブデータの中継ルートを同じにすることができ、効率的にクリエィティブデータ Cを配信することができる。

更に、スーパー中継サーバ装置の負荷を調べ、負荷が過大のときや、故障等で通常中継サーバ装置 30がスーパー中継サーバ装置 20からクリエィティブデータを取得できないとき、クリエィティブサーバ 16が直接配信するようにしたので、確実に表示端末装置 1にクリエィティブデータを配信することができる。

Claims

請求の範囲

[1] 1. 中継サーバ装置を介してクリエィティブデータを配信し表示端末装置でクリエィテイブデータを再生できるようにする配信装置において、

上記中継サーバ装置には、上記表示端末装置への配信が可能であるとともに他の中継サーバ装置への上記クリエィティブデータの中継が不能な通常中継サーバ装置と、上記表示端末装置への配信が可能であるとともに他の中継サーバ装置への上記クリエィティブデータの中継が可能なスーパー中継サーバ装置とがあり、

上記複数のクリエィティブデータを蓄積する蓄積手段と、

少なくとも、上記表示端末装置での再生開始時間と上記クリエィティブデータの取得先を示す取得先データとを含むプレイリストを生成するスケジュール手段と、上記通常中継サーバ装置と上記スーパー中継サーバ装置とを介して上記表示端末装置へ上記プレイリスト及び上記クリエィティブデータを送信する通信手段とを備え、

上記スケジュール手段は、上記通常中継サーバ装置より上記スーパー中継サーバ装置に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、上記通常中継サーバ装置が上記クリエィティブデータを上記スーパー中継サーバ装置から取得するように上記取得先データを決定し上記プレイリストを生成することを特徴とする配信装置。

[2] 2.上記スケジュール手段は、上記クリエィティブデータの再生開始時間が一定時間を切っているとき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置とし、直接配信することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の配信装置。

[3] 3.上記スケジュール手段は、上記プレイリストを送信するとき、上記プレイリストの各々のクリエィティブデータが上記スーパー中継サーバ装置にキャッシュされているかを検索し、上記クリエィティブデータがキャッシュされているとき、キャッシュされているスーパー中継サーバ装置を中継可能サーバ装置とし、当該中継可能サーバ装置の内の幾つかを、実際にクリエィティブデータの中継を行う中継決定サーバ装置とし、上記取得先データを、この中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の配信装置。

[4] 4.上記スケジュール手段は、上記クリエィティブデータがキャッシュされている中継可能サーバ装置の中からランダムに中継決定サーバ装置を選択し、上記取得先データを、この中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 3項記載の配信装置。

[5] 5.上記スケジュール手段は、上記選択された中継可能サーバ装置が既に他のタリエイティブデータの中継決定サーバ装置になっているとき、この中継可能サーバ装置を当該クリエィティブデータの中継決定サーバ装置とし、上記取得先データを、同じ中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 4項記載の配信装置。

[6] 6.上記スケジュール手段は、上記選択された中継可能サーバ装置を既に当該中継可能サーバ装置の配下の上記表示端末装置が取得先データで指定して!/、るとき、この中継可能サーバ装置を中継決定サーバ装置とし、上記取得先データを、同じ中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 4項記載の配信装置。

[7] 7.上記スケジュール手段は、上記クリエィティブデータの配信を開始するとき、上記スーパー中継サーバ装置の負荷を調べ、負荷が所定以上のとき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置とし、直接配信することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の配信装置。

[8] 8.上記スケジュール手段は、上記通常中継サーバ装置が上記スーパー中継サーバ装置からクリエィティブデータを取得できな!/、とき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置とし、直接配信することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の配信装置。

[9] 9. 中継サーバ装置を介してクリエィティブデータを配信し表示端末装置でクリエィテイブデータを再生できるようにする配信方法であって、

少なくとも、上記表示端末装置での再生開始時間と上記クリエィティブデータの取得先を示す取得先データとを含むプレイリストを生成するステップと、

上記通常中継サーバ装置と上記スーパー中継サーバ装置とを介して上記表示端末装置へ上記プレイリスト及び上記クリエィティブデータを送信するステップとを備え上記プレイリストを生成するステップでは、上記通常中継サーバ装置より上記スーパー中継サーバ装置に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、上記通常中継サーバ装置が上記クリエィティブデータを上記スーパー中継サーバ装置から取得するように上記取得先データを決定し上記プレイリストを生成することを特徴とする配信方法。

[10] 10.上記プレイリストを生成するステップでは、上記クリエィティブデータの再生開始時間が一定時間を切ってレ、るとき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置とし、直接配信することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の配信方法。

[11] 11.上記プレイリストを生成するステップでは、上記プレイリストを送信するとき、上記プレイリストの各々のクリエィティブデータが上記スーパー中継サーバ装置にキヤッシュされているかを検索し、上記クリエィティブデータがキャッシュされているとき、キヤッシュされているスーパー中継サーバ装置を中継可能サーバ装置とし、当該中継可能サーバ装置の内の幾つかを、実際にクリエィティブデータの中継を行う中継決定サーバ装置とし、上記取得先データを、この中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 9項記載の配信方法。

[12] 12.上記プレイリストを生成するステップでは、上記クリエィティブデータがキャッシュされている中継可能サーバ装置の中からランダムに中継決定サーバ装置を選択し、上記取得先データを、この中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 11項記載の配信方法。

[13] 13.上記プレイリストを生成するステップでは、上記選択された中継可能サーバ装置が既に他のクリエィティブデータの中継決定サーバ装置になっているとき、この中継可能サーバ装置を当該クリエィティブデータの中継決定サーバ装置とし、上記取得先データを、同じ中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 12項記載の配信方法。

[14] 14.上記プレイリストを生成するステップでは、上記選択された中継可能サーバ装置を既に当該中継可能サーバ装置の配下の上記表示端末装置が取得先データで指定しているとき、この中継可能サーバ装置を中継決定サーバ装置とし、上記取得先データを、同じ中継決定サーバ装置とすることを特徴とする請求の範囲第 12項記載の配信方法。

[15] 15.上記プレイリストを生成するステップでは、上記クリエィティブデータの配信を開始するとき、上記スーパー中継サーバ装置の負荷を調べ、負荷が所定以上のとき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置とし、直接配信することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の配信方法。

[16] 16.上記プレイリストを生成するステップでは、上記通常中継サーバ装置が上記スーパー中継サーバ装置からクリエィティブデータを取得できないとき、このクリエィティブデータの取得先データを自身の装置とし、直接配信することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の配信方法。

[17] 17. 中継サーバ装置を介してクリエィティブデータを配信し表示端末装置でクリエィティブデータを再生できるようにする配信方法を配信サーバ装置に実行させるコンビユータプログラムであって、

上記配信方法は、

上記通常中継サーバ装置と上記スーパー中継サーバ装置とを介して上記表示端末装置へ上記プレイリスト及び上記クリエィティブデータを送信するステップとを備え上記プレイリストを生成するステップでは、上記通常中継サーバ装置より上記スーパー中継サーバ装置に対して優先的にクリエィティブデータを配信し、上記通常中継サーバ装置が上記クリエィティブデータを上記スーパー中継サーバ装置から取得するように上記取得先データを決定し上記プレイリストを生成することを特徴とするコ