JP2014029587A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが複数のサービスを利用する際の利便性を向上させる。
【解決手段】ログデータバンクは、複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、設定された公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部とを備える。本技術は、例えば、複数のネットワークサービスのログデータを管理するサーバに適用できる。
【選択図】図3

Description

本技術は、情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システムに関し、特に、複数のサービス間でログデータを共有できるようにした情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システムに関する。
近年、ソーシャルサービスの普及に伴い、他のユーザから発信される情報を閲覧したり、他のユーザと情報を共有したりすることが日常的に行われている。これに伴い、情報を発信する際に、情報を公開する範囲を柔軟に設定するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、多くのユーザは、ソーシャルサービスに限らず、電子商取引(eコマース)、パーソナライズサービス等、インターネット等のネットワークを介して提供される複数のサービス(ネットワークサービス)を利用している。
特開2008−262280号公報
しかしながら、従来、各サービスは、それぞれ個別にユーザのログデータを管理しており、複数のサービスを利用するユーザの利便性については特に考慮されていなかった。従って、例えば、ユーザがあるサービスを利用して購入した商品を、別のサービスで推薦されるような事態が発生していた。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが複数のサービスを利用する際の利便性を向上させるようにするものである。
本技術の第1の側面の情報処理装置は、複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部とを備える。
前記公開レベル設定部には、さらに公開先のサービス毎に前記公開レベルを設定させることが可能である。
前記公開レベル設定部には、さらにログデータを公開するユーザと閲覧するユーザとの関係に基づいて前記公開レベルを設定させることが可能である。
前記公開レベル設定部には、さらに公開先のサービスがログデータを公開するユーザが利用しているサービスであるか否かに基づいて前記公開レベルを設定させることが可能である。
前記公開レベル設定部には、さらにログデータの種類毎に前記公開レベルを設定させることが可能である。
前記公開レベル設定部には、さらに公開先のサービス、ログデータを公開するユーザと閲覧するユーザとの関係、公開先のサービスがログデータを公開するユーザが利用しているサービスであるか否か、及び、ログデータの種類のうちの1つ、又は、2つ以上の組み合わせに基づいて前記公開レベルを設定させることが可能である。
前記提供制御部には、前記公開レベルに基づいて、収集したログデータを各サービスに提供する範囲及び態様を制御させることが可能である。
本技術の第1の側面の情報処理方法は、情報処理装置が、複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集ステップと、収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定ステップと、設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御ステップとを含む。
本技術の第2の側面の情報処理システムは、第1のサーバ、所定のサービスを提供する複数の第2のサーバ、及び、前記第2のサーバが提供するサービスを利用する複数のクライアントを含み、前記第1のサーバは、複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部とを備える。
本技術の第1又は第2の側面によれば、複数のサービスのログデータを共有することができる。また、本技術の第1又は第2の側面によれば、ユーザが複数のサービスを利用する際の利便性が向上する。
本技術により実現されるログ共有サービスの概要について説明するための図である。 本技術を適用した情報処理システムの一実施の形態を示すブロック図である。 ログデータバンクの機能の構成例を示すブロック図である。 サービス及びユーザの第1の具体例を示す図である。 ログデータ収集処理について説明するためのフローチャートである。 プライバシレベル設定処理について説明するためのフローチャートである。 プライバシレベルの設定内容を説明するための図である。 映画再生ログと映画再生頻度ログの例を示す図である。 ログデータ提供処理について説明するためのフローチャートである。 ログデータ提供処理の具体例について説明するためのフローチャートである。 サービス及びユーザの第2の具体例を示す図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.本技術の利用形態の概要
2.実施の形態
3.変形例
<1.本技術の利用形態の概要>
まず、図1を参照して、本技術により実現されるログ共有サービスの例について簡単に説明する。
ログ共有サービスは、ログデータバンクにより提供され、サービス提供企業が提供するサービスを利用することにより発生するログデータを収集し、複数のサービス提供企業間でログデータを共有するサービスである。
サービスの種類は、インターネット等のネットワークを介して提供されるネットワークサービスであれば、特に限定されるものではない。例えば、ソーシャルサービス、電子商取引、パーソナライズサービス等が想定される。また、サービスには、ユーザが利用するものだけでなく、サービス提供企業が利用するものも含まれる。
また、ログ共有サービスで利用されるログデータの種類は、サービスを利用することにより発生するものであれば、特に限定されるものではない。例えば、サービスの利用ログ、商品等の購入ログ、コンテンツの利用ログ、ソーシャルサービス等におけるユーザ間の友人情報、ユーザから発信された各種の情報(画像、音声、コメント、位置情報等)等が想定される。また、ユーザがサービスを利用することにより発生するログデータだけでなく、サービス提供企業が他のサービス提供企業が提供するサービスを利用することにより発生するログデータも含まれる。
ログデータバンクは、ユーザ又はサービス提供企業がサービスを利用することにより発生するログデータを、そのサービスを提供するサービス提供企業から収集し、統合して保管する。
各サービス提供企業は、ログデータバンクを運営する企業と契約を結び、ログ共有サービスを利用する。また、サービス提供企業は、必要に応じてログデータバンクを運営する企業に対価を支払う。
また、各サービス提供企業は、提供するサービスをユーザ又は他のサービス提供企業が利用することにより発生するログデータをログデータバンクに提供する。一方、各サービス提供企業は、自社のサービスに関わるものであるか否かに関わらず、ログデータバンクに保管されているログデータを利用することが可能である。
これにより、各サービス提供企業は、自社のサービスだけでなく、他社のサービスのログデータも利用することができ、豊富なログデータに基づいて、より良いサービスをユーザ又は他のサービス提供企業に提供することができる。そして、ユーザ又は他のサービス提供企業は、そのサービスの恩恵を受けることができる。
例えば、電子商取引を行うサービス提供企業は、複数のサービスのログデータを利用することにより、より正確なマーケティング調査を行うことができ、よりユーザのニーズに即したサービスや商品を提供することが可能になる。
また、サービス提供企業は、例えば、新規サービスを立ち上げる場合に、豊富なユーザログを用いて、迅速にサービスを軌道に乗せることができる。例えば、新規に立ち上げた電子商取引において、開始当初から各ユーザの嗜好に合った商品を推薦することが可能になる。また、例えば、新規のSNS(Social Networking Service)を立ち上げる場合に、他のSNS等のログデータを引き継ぐことにより、開始当初から多くのユーザにより迅速にサービスを軌道に乗せることができる。
さらに、サービス提供企業は、例えば、新しいアイディアや企画の実現性や将来性等について、豊富なログデータに基づいて、そのアイディアや企画を実際に実行せずに検証することが可能になる。
また、ユーザは、例えば、パーソナライズサービスを利用する場合に、豊富な数や種類のログデータ基づいて、より個人に特化したサービスを受けることができ、利便性が向上する。
さらに、ユーザは、1つのサービスにログデータを提供すれば、他のサービスに対して同様のログデータを提供する必要がなくなる。従って、例えば、GPS(Global Positioning System)の位置情報が複数のサービスから同時に取得されることにより、ユーザが所有するスマートフォンや携帯電話機等の端末の処理が重くなるような事態を避けることができる。
また、例えば、ユーザは、利用中のサービスと同様のサービスが新規に開始された場合、その新規サービスと従来のサービスの間でログデータが共有されることにより、その新規のサービスに容易に乗り換えることが可能になる。
さらに、例えば、同様のSNSが複数存在する場合、ユーザは、UI(User Interface)等の好みに応じて自分の好きなサービスを選ぶことができ、かつ、他のサービスのユーザとの交流も可能になる。
なお、ユーザは、ログデータバンクに保管されている各サービスのログデータを引き出して、利用することも可能である。
ところで、ログデータは、ユーザのプライバシ情報を含むため、あるサービスのログデータを他のサービスに無条件に公開すると、プライバシ漏洩等の問題が発生するおそれがある。
そこで、後述するように、本技術を適用したログ共有サービスでは、ユーザがログデータの利用を許可するレベル、すなわちログデータを公開するレベルを設定することを可能にする。そして、ログデータバンクは、ユーザの許可を得た上で、各サービス提供企業に各ユーザのログデータを提供する。
<2.実施の形態>
[情報処理システムの構成例]
図2は、本技術を適用した情報処理システムの一実施の形態を示すブロック図である。
情報処理システム1は、ログデータバンク11、サーバ12−1乃至12−m、及び、クライアント13−1乃至13−nを含むように構成される。ログデータバンク11、サーバ12−1乃至12−m、及び、クライアント13−1乃至13−nは、ネットワーク14を介して相互に接続されている。
なお、以下、サーバ12−1乃至12−mを個々に区別する必要がない場合、単にサーバ12と称する。また、以下、クライアント13−1乃至13−nを個々に区別する必要がない場合、単にクライアント13と称する。
ログデータバンク11は、上述したログ共有サービスをサーバ12及びクライアント13に提供する。
サーバ12は、上述したサービス提供企業が有しており、所定のサービスをユーザ又は他のサービス提供企業に提供する。なお、1つのサーバ12により複数のサービスを提供するようにしたり、1つのサービスを複数のサーバ12により提供するようにしたりすることが可能である。
クライアント13は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、スマートフォン等、ログ共有サービス又はサーバ12が提供するサービスの利用が可能な装置により構成される。
なお、クライアント13は、必ずしもサーバ12が提供する全てのサービスを利用可能である必要はない。
[ログデータバンク11の構成例]
図3は、ログデータバンク11の機能の構成例を示すブロック図である。
ログデータバンク11は、通信部31、情報処理部32、及び、記憶部33を含むように構成される。なお、通信部31と情報処理部32の各部は、相互にアクセスすることが可能である。また、情報処理部32の各部は、記憶部33にアクセスすることが可能である。
通信部31は、ネットワーク13を介して各サーバ12及び各クライアント13と通信を行い、ログ共有サービスに関わる各種の情報や指令等の送受信を行う。この送受信される情報の中には、各サービスのログデータが含まれる。
情報処理部32は、ログ共有サービスに関わる各種の処理を行う。情報処理部32は、収集部41、ユーザ関係設定部42、公開レベル設定部43、及び、提供制御部44を含むように構成される。
収集部41は、ネットワーク14及び通信部31を介して、各サーバ12が提供する各サービスのログデータを各サーバ12から収集する。収集部41は、各サーバ12から収集したログデータを必要に応じて所定のフォーマットに統合し、記憶部33に記憶させる。また、収集部41は、ログデータに含まれる各サービスにおける友人情報をユーザ関係設定部42に供給する。
ここで、友人情報とは、あるユーザが他のユーザに対して友人登録をしているか否かを示す情報である。また、友人とは、あるユーザがサービス上で双方向にリンクする他のユーザ、すなわち、あるユーザがサービス上で双方向のつながりを持つ他のユーザのことをいう。
ユーザ関係設定部42は、各サービスにおける友人情報に基づいて、ユーザ間の友人関係を示すユーザ関係情報を更新する。ユーザ関係設定部42は、更新したユーザ関係情報を記憶部33に記憶させる。
公開レベル設定部43は、ネットワーク14及び通信部31を介して、各クライアント13において各ユーザにより設定されるプライバシレベルの設定情報を受信する。公開レベル設定部43は、受信した設定情報に基づいて、各ユーザのプライバシレベルが登録されているプライバシレベル登録情報を更新し、記憶部33に記憶させる。
また、公開レベル設定部43は、記憶部33に記憶されているプライバシレベル登録情報及びユーザ関係情報に基づいて、各ユーザのログデータの各サービスへの公開レベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ここで、プライバシレベルとは、各ユーザにより設定され、各ユーザのログデータの公開レベルの設定に用いられる。また、公開レベルとは、ログデータの公開範囲及び公開態様を定めるものである。
提供制御部44は、記憶部33に記憶されているログデータを、通信部31及びネットワーク14を介して、各サーバ12又は各クライアント13に提供する。また、提供制御部44は、公開レベル設定部43により設定された公開レベルに基づいて、各サービスにログデータを提供する範囲及び態様を制御する。
[ログデータバンク11の処理]
次に、図4乃至図10を参照して、情報処理システム1の処理について説明する。
なお、以下、説明を分かりやすくするために、図4に示されるように、各サーバ12によりサービスA乃至Cが提供され、ユーザ1乃至3が情報処理システム1を利用する場合について説明する。サービスA乃至C及びユーザ1乃至3の詳細は、以下のとおりである。
サービスAは、ユーザ間で映画の再生ログを共有するSNSであり、次の機能を有する。
・ユーザが再生したことがある映画のログ(以下、過去ログと称する)の表示
・ユーザが最近1週間に再生した映画のログ(以下、直近ログと称する)の表示。ただし、友人のみが閲覧することが可能。
・ユーザ名の表示
・ユーザ検索
・ユーザ間の友人登録
・テキストメッセージの書き込み及び表示
なお、サービスAは、映画再生ログ、テキストメッセージログ、及び、友人情報の3種類のログデータを使用する。
サービスBは、ユーザ間で楽曲の再生ログを共有するSNSであり、次の機能を有する。
・ユーザが再生したことがある楽曲のログ(以下、過去ログと称する)の表示
・ユーザが最近1週間に再生した楽曲のログ(以下、直近ログと称する)の表示。ただし、友人のみが閲覧することが可能。
・ユーザ名の表示
・ユーザ検索
・ユーザ間の友人登録
・テキストメッセージの書き込み及び表示
また、サービスBは、楽曲再生ログ、テキストメッセージログ、及び、友人情報の3種類のログデータを使用する。
サービスCは、映画と楽曲をストリーミング配信するサービスである。サービスCは、各ユーザが映画を再生すると、そのログデータである映画再生ログを記録する。また、サービスCは、各ユーザが楽曲を再生すると、そのログデータである楽曲再生ログを記録する。
ユーザ1は、サービスA乃至Cを利用しており、ユーザ2と友人である。
ユーザ2は、サービスA及びサービスCを利用しており、ユーザ1と友人である。なお、ユーザ2は、サービスBを利用していない。
ユーザ3は、サービスA乃至Cを利用しており、ユーザ1及びユーザ2とは友人でない。
なお、ユーザが利用しているサービスとは、そのユーザが利用登録や利用契約等を行い、そのユーザが利用することにより発生するログデータがそのユーザのものとして他のユーザのものと識別できるように記録されるサービスのことをいう。
なお、以下、例えば、サービスAを提供するサーバ12が何らかの処理を行う場合、単に、サービスAが処理を行うというように、サーバ12の記載を省略して表現する場合がある。
(ログデータ収集処理)
次に、図5のフローチャートを参照して、情報処理システム1により実行されるログデータ収集処理について説明する。なお、この処理は、ユーザが、クライアント13を用いて、サーバ12が提供するサービスを利用したとき開始される。
ステップS1において、サーバ12は、ログデータを生成する。
例えば、ユーザ1又はユーザ3が、サービスAを利用してテキストメッセージを生成した場合、サービスAは、そのテキストメッセージを含むテキストメッセージログを生成する。同様に、例えば、ユーザ1乃至3が、サービスBを利用してテキストメッセージを生成した場合、サービスBは、そのテキストメッセージを含むテキストメッセージログを生成する。
また、例えば、ユーザ1又はユーザ3が、サービスAを利用して他のユーザを友人登録した場合、サービスAは、その友人登録の内容を含む友人情報を生成する。同様に、例えば、ユーザ1乃至3が、サービスBを利用して他のユーザを友人登録した場合、サービスBは、その友人登録の内容を含む友人情報を生成する。
さらに、例えば、ユーザ1乃至3が、サービスCを利用して映画又は楽曲を再生した場合、サービスCは、その再生履歴を示す映画再生ログ又は楽曲再生ログを生成する。
ステップS2において、サーバ12は、生成したログデータを、ネットワーク14を介してログデータバンク11に送信する。
なお、サーバ12がログデータバンク11にログデータを送信するタイミングは任意に設定することが可能である。例えば、提供するサービスが利用され、ログデータを生成するとすぐに送信するようにしてもよいし、生成したログデータを一旦蓄積し、定期的又は一定量のログデータが蓄積される毎に送信するようにしてもよい。
ステップS3において、ログデータバンク11の収集部41は、サーバ12から送信されたログデータを、通信部31を介して受信する。
ステップS4において、収集部41は、ログデータを蓄積する。具体的には、収集部41は、受信したログデータのうち友人情報を除くデータを、必要に応じて所定のフォーマットに変換する。このフォーマットは、サービス間のログデータのフォーマットの違いを吸収し、共通化するためのものである。そして、収集部41は、ログデータを記憶部33に蓄積する。
なお、必ずしもフォーマット変換する必要はなく、受信したログデータをそのまま記憶部33に蓄積するようにしてもよい。
ステップS5において、ユーザ関係設定部42は、ユーザ関係情報を更新する。具体的には、収集部41は、受信したログデータに友人情報がある場合、その友人情報をユーザ関係設定部42に供給する。ユーザ関係設定部42は、取得した友人情報に基づいて、記憶部33に記憶されているユーザ関係情報を更新する。このユーザ関係情報は、各サービスにおけるユーザ間の友人関係を1つに集約したものである。
その後、ログ収集処理は終了する。
そして、このログ収集処理が繰り返されることにより、各サービスを利用することにより発生するログデータがログデータバンク11の記憶部33に蓄積される。また、各ユーザの友人関係を示すユーザ関係情報が更新される。
(プライバシレベル設定処理)
次に、図6のフローチャートを参照して、情報処理システム1により実行されるプライバシレベル設定処理について説明する。なお、この処理は、例えば、ユーザが、クライアント13において、プライバシレベルを設定するための操作を行ったとき開始される。
ステップS21において、クライアント13は、プライバシレベルの設定を受け付ける。具体的には、例えば、クライアント13は、プライバシレベルの設定画面を表示し、ユーザは、その設定画面に従って、プライバシレベルを設定する。クライアント13は、プライバシレベルの設定情報を取得する。
ステップS22において、クライアント13は、プライバシレベルの設定情報を、ネットワーク14を介してログデータバンク11に送信する。
ステップS23において、ログデータバンク11の公開レベル設定部43は、クライアント13から送信されたプライバシレベルの設定情報を、通信部31を介して受信する。
ステップS24において、公開レベル設定部43は、受信した設定情報に基づいて、記憶部33に記憶されているプライバシレベル登録情報に、設定対象となるユーザのプライバシレベルを登録する。
その後、プライバシレベル設定処理は終了する。
ここで、図7及び図8を参照して、図4の具体例におけるプライバシレベルの設定内容の例について説明する。
例えば、各ユーザは、映画再生ログ、楽曲再生ログ及びテキストメッセージに対するプライバシレベル(以下、第1プライバシレベルと称する)と、友人情報に対するプライバシレベル(以下、第2プライバシレベルと称する)の2種類のプライバシレベルを設定することができる。
また、第1プライバシレベルは、図7に示されるケース1乃至4について個別に設定することが可能である。なお、ケース1乃至4において、自分(公開者)とは、ログデータを公開し、閲覧される側のユーザであり、この処理においてプライバシレベルを設定するユーザのことである。
ケース1は、友人登録しているユーザ(閲覧者)が、公開者が利用しているサービスからログデータを閲覧する場合である。例えば、ユーザ2(公開者)の友人であるユーザ1(閲覧者)が、ユーザ2が利用しているサービスBからユーザ2のログデータを閲覧する場合である。
ケース2は、友人登録しているユーザ(閲覧者)が、公開者が利用していないサービスからログデータを閲覧する場合である。例えば、ユーザ2(公開者)の友人であるユーザ1(閲覧者)が、ユーザ2が利用していないサービスAからユーザ2のログデータを閲覧する場合である。
ケース3は、友人登録していないユーザ(閲覧者)が、公開者が利用しているサービスからログデータを閲覧する場合である。例えば、ユーザ2(公開者)と友人でないユーザ3(閲覧者)が、ユーザ2が利用しているサービスBからユーザ2のログデータを閲覧する場合である。
ケース4は、友人登録していないユーザ(閲覧者)が、公開者が利用していないサービスからログデータを閲覧する場合である。例えば、ユーザ2(公開者)と友人でないユーザ3(閲覧者)が、ユーザ2が利用していないサービスAからユーザ2のログデータを閲覧する場合である。
また、第1プライバシレベルは、プライバシレベル1乃至3の3段階に設定することができる。
プライバシレベル1に設定されている場合、映画再生ログ、楽曲再生ログ、及び、テキストメッセージが全て公開される。
プライバシレベル2に設定されている場合、映画再生ログは、映画の再生頻度を示す映画再生頻度ログデータに変換されて公開される。
図8は、映画再生ログと映画再生頻度ログの例を示している。映画再生ログは、映画のタイトルと再生した日時の組み合わせにより構成される。映画再生頻度ログは、映画のタイトルと再生回数の組み合わせにより構成される。
同様に、プライバシレベル2に設定されている場合、楽曲再生ログは、楽曲の再生頻度を示す楽曲再生ログに変換されて公開される。一方、テキストメッセージは全て公開される。
従って、プライバシレベル2に設定されている場合、サービスA及びサービスBにおいて、再生日時の情報が不要な映画及び楽曲の過去ログは公開されるが、再生日時の情報が必要な映画及び楽曲の直近ログは公開されなくなる。
プライバシレベル3に設定されている場合、映画再生ログ、楽曲再生ログ、及び、テキストメッセージは全て公開されない。
例えば、ケース1においてユーザ2がプライバシレベル1に設定した場合、ユーザ2の友人であるユーザ1は、ユーザ2が利用しているサービスBにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。ケース1においてユーザ2がプライバシレベル2に設定した場合、ユーザ1は、サービスBにおいて、ユーザ2の過去ログ及びテキストメッセージを閲覧できる。ケース1においてユーザ2がプライバシレベル3に設定した場合、ユーザ1は、サービスBにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができない。
ケース2においてユーザ2がプライバシレベル1に設定した場合、ユーザ2がサービスAを利用していないにもかかわらず、ユーザ2の友人であるユーザ1は、サービスAにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。ケース2においてユーザ2がプライバシレベル2に設定した場合、ユーザ1は、サービスAにおいて、ユーザ2の過去ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。ケース2においてユーザ2がプライバシレベル3に設定した場合、ユーザ1は、サービスAにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができない。
ケース3においてユーザ2がプライバシレベル1に設定した場合、ユーザ2の友人でないユーザ3は、ユーザ2が利用しているサービスBにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。例えば、ユーザ3がサービスBの検索機能でユーザ2を検索した場合等に、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージが表示されるようになる。
ケース3においてユーザ2がプライバシレベル2に設定した場合、ユーザ3は、サービスBにおいて、ユーザ2の過去ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。例えば、ユーザ3がサービスBの検索機能でユーザ2を検索した場合等に、ユーザ2の過去ログ及びテキストメッセージが表示されるようになる。
ケース3においてユーザ2がプライバシレベル3に設定した場合、ユーザ3は、サービスBにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができない。
ケース4においてユーザ2がプライバシレベル1に設定した場合、ユーザ2がサービスAを利用していないにもかかわらず、ユーザ3は、サービスAにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。例えば、ユーザ3がサービスAの検索機能でユーザ2を検索した場合等に、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージが表示されるようになる。
ケース4においてユーザ2がプライバシレベル2に設定した場合、ユーザ2がサービスAを利用していないにもかかわらず、ユーザ3は、サービスAにおいて、ユーザ2の過去ログ及びテキストメッセージを閲覧することができる。例えば、ユーザ3がサービスAの検索機能でユーザ2を検索した場合等に、ユーザ2の過去ログ及びテキストメッセージが表示されるようになる。
ケース4においてユーザ2がプライバシレベル3に設定した場合、ユーザ3は、サービスAにおいて、ユーザ2の過去ログ、直近ログ及びテキストメッセージを閲覧することができない。
一方、第2プライバシレベルは、上述したケース1乃至4とは無関係に、プライバシレベルA乃至Cの3段階に設定することが可能である。
プライバシレベルAに設定されている場合、公開者が利用しているサービスにおいて友人情報(公開者の友人に関する情報)が公開される。例えば、ユーザ2がプライバシレベルAに設定した場合、ユーザ1及びユーザ3は、ユーザ2が利用しているサービスBにおいて、ユーザ2の友人情報を閲覧することができる。一方、ユーザ1及びユーザ3は、ユーザ2が利用していないサービスAにおいて、ユーザ2の友人情報を閲覧することができない。
プライバシレベルBに設定されている場合、公開者が利用しているサービスとその友人が利用しているサービスにおいて友人情報が公開される。例えば、ユーザ2がプライバシレベルBに設定した場合、ユーザ1及びユーザ3は、ユーザ2が利用しているサービスBにおいて、ユーザ2の友人情報を閲覧することができる。また、ユーザ1は、ユーザ2と友人であるため、ユーザ1が利用しているサービスAにおいて、ユーザ2が利用していないにもかかわらず、ユーザ2の友人情報を閲覧することができる。一方、ユーザ3は、ユーザ2と友人でないため、ユーザ2が利用していないサービスAにおいて、ユーザ2の友人情報を閲覧することができない。
プライバシレベルCに設定されている場合、全てのサービスにおいて友人情報が公開される。例えば、ユーザ2がプライバシレベルCに設定した場合、ユーザ1及びユーザ3は、ユーザ2が利用しているサービスBにおいて、ユーザ2の友人情報を閲覧することができる。また、ユーザ1及びユーザ3は、サービスAにおいて、ユーザ2が利用していないにもかかわらず、ユーザ2の友人情報を閲覧することができる。
以上のようにして、各ユーザは、プライバシレベルを設定することにより、自分のログデータを公開するレベルを設定することができる。
(ログデータ提供処理)
次に、図9のフローチャートを参照して、ログデータバンク11により実行されるログデータ提供処理について説明する。
例えば、あるユーザ(閲覧者)が、クライアント13において、サーバ12が提供するサービスを利用して、他のユーザ(公開者)のログデータを表示する操作した場合、そのログデータの送信の要求が、ネットワーク14を介して、そのサーバ12に送信される。なお、以下、閲覧者が利用しているサービスを対象サービスと称し、対象サービスを提供するサーバ12を対象サーバと称する。また、以下、閲覧者が利用しているクライアント13を対象クライアントと称する。
対象サーバは、閲覧者、公開者、対象サービスを示す情報とともに、公開者のログデータの送信の要求を、ネットワーク14を介してログデータバンク11に送信する。そして、ログデータバンク11の公開レベル設定部43が、通信部31を介して、上記の情報及び要求を受信したとき、図9の処理が開始される。
ステップS41において、公開レベル設定部43は、公開者のプライバシレベルを記憶部33に記憶されているプライバシレベル登録情報から読み込む。
ステップS42において、公開レベル設定部43は、閲覧者の友人情報を記憶部33に記憶されているユーザ関係情報から読み込む。
ステップS43において、公開レベル設定部43は、取得した友人情報に基づいて、閲覧者と公開者が友人であるか否かを判定する。閲覧者と公開者が友人であると判定された場合、処理はステップS44に進む。
ステップS44において、公開レベル設定部43は、公開者が対象サービスを利用しているか否かを判定する。公開者が対象サービスを利用していると判定された場合、処理はステップS45に進む。この場合、閲覧者は公開者と友人であり、かつ、公開者は対象サービスを利用しているため、図7のケース1に該当する。
ステップS45において、公開レベル設定部43は、ケース1のプライバシレベルに基づいて公開レベルを設定する。具体的には、公開レベル設定部43は、公開者がケース1において設定しているプライバシレベルに基づいて、対象サービスにおいて閲覧者に対して公開者のログデータを公開するレベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS46において、提供制御部44は、公開レベルに基づくログデータを提供する。具体的には、提供制御部44は、公開者のログデータを記憶部33から読み出し、設定された公開レベルに基づいて、必要に応じてログデータの加工を行う。そして、提供制御部44は、通信部31及びネットワーク14を介して、対象サーバにログデータを送信する。
対象サーバは、ログデータを受信し、受信したログデータを、必要に応じて対象サービスで利用できるように加工する。そして、対象サーバは、ネットワーク14を介して、ログデータを対象クライアントに送信する。
対象クライアントは、対象サービスの利用画面において、受信したログデータを表示する。これにより、公開者のログデータが、ケース1のプライバシレベルに基づく公開レベルで閲覧者に提示される。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
一方、ステップS44において、公開者が対象サービスを利用していないと判定された場合、処理はステップS47に進む。この場合、閲覧者は公開者と友人であり、かつ、公開者は対象サービスを利用していないため、図7のケース2に該当する。
ステップS47において、公開レベル設定部43は、ケース2のプライバシレベルに基づいて公開レベルを設定する。具体的には、公開レベル設定部43は、公開者がケース2において設定しているプライバシレベルに基づいて、対象サービスにおいて閲覧者に対して公開者のログデータを公開するレベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS48において、ステップS46と同様の処理により、公開レベルに基づくログデータが提供される。これにより、公開者のログデータが、ケース2のプライバシレベルに基づく公開レベルで閲覧者に提示される。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
一方、ステップS43において、閲覧者と公開者が友人でないと判定された場合、処理はステップS49に進む。
ステップS49において、ステップS44の処理と同様に、公開者が対象サービスを利用しているか否かが判定される。公開者が対象サービスを利用していると判定された場合、処理はステップS50に進む。この場合、閲覧者は公開者と友人でなく、かつ、公開者は対象サービスを利用しているため、図7のケース3に該当する。
ステップS50において、公開レベル設定部43は、ケース3のプライバシレベルに基づいて公開レベルを設定する。具体的には、公開レベル設定部43は、公開者がケース3において設定しているプライバシレベルに基づいて、対象サービスにおいて閲覧者に対して公開者のログデータを公開するレベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS51において、ステップS46と同様の処理により、公開レベルに基づくログデータが提供される。これにより、公開者のログデータが、ケース3のプライバシレベルに基づく公開レベルで閲覧者に提示される。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
一方、ステップS49において、公開者が対象サービスを利用していないと判定された場合、処理はステップS52に進む。この場合、閲覧者は公開者と友人でなく、かつ、公開者は対象サービスを利用していないため、図7のケース4に該当する。
ステップS52において、公開レベル設定部43は、ケース3のプライバシレベルに基づいて公開レベルを設定する。具体的には、公開レベル設定部43は、公開者がケース4において設定しているプライバシレベルに基づいて、対象サービスにおいて閲覧者に対して公開者のログデータを公開するレベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS53において、ステップS46と同様の処理により、公開レベルに基づくログデータが提供される。これにより、公開者のログデータが、ケース4のプライバシレベルに基づく公開レベルで閲覧者に提示される。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
(ログデータ提供処理の具体例)
次に、図10のフローチャートを参照して、図9を参照して上述したログデータ提供処理の具体例について説明する。
なお、以下、ユーザ1又はユーザ3が、サービスA又はサービスBにおいてユーザ2の映画再生ログ又は楽曲再生ログを閲覧する場合の例について説明する。また、以下、ユーザ2のプライバシレベルが、ケース1においてプライバシレベル1に設定され、ケース2及びケース3においてプライバシレベル2に設定され、ケース4においてプライバシレベル3に設定されているものとする。
ステップS71において、公開レベル設定部43は、公開者であるユーザ2のプライバシレベルを記憶部33に記憶されているプライバシレベル登録情報から読み込む。
ステップS72において、公開レベル設定部43は、閲覧者の友人情報を記憶部33に記憶されているユーザ関係情報から読み込む。
ステップS73において、公開レベル設定部43は、閲覧者とユーザ2が友人であるか否かを判定する。閲覧者がユーザ1である場合、閲覧者とユーザ2が友人であると判定され、処理はステップS74に進む。
ステップS74において、公開レベル設定部43は、ユーザ2が対象サービスを利用しているか否かを判定する。対象サービスがサービスBである場合、ユーザ2が対象サービスを利用していると判定され、処理はステップS75に進む。これはケース1の場合である。
ステップS75において、公開レベル設定部43は、プライバシレベル1に基づいて公開レベルを設定する。すなわち、公開レベル設定部43は、対象サービスであるサービスBにおいて閲覧者であるユーザ1に対してユーザ2の楽曲再生ログを全て公開するように公開レベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS76において、提供制御部44は、ユーザ2の再生ログを提供する。具体的には、提供制御部44は、ユーザ2の楽曲再生ログを記憶部33から読み込む。そして、提供制御部44は、通信部31及びネットワーク14を介して、サービスBを提供するサーバ12に、ユーザ2の楽曲再生ログを送信する。
楽曲再生ログを受信したサーバ12は、ネットワーク14を介して、受信した楽曲再生ログを、ユーザ1のクライアント13に送信する。
楽曲再生ログを受信したクライアント13は、サービスBの利用画面において、ユーザ2の楽曲再生の過去ログ及び直近ログを表示する。これにより、ユーザ1は、サービスBにおいて、ユーザ2の楽曲再生の過去ログ及び直近ログを閲覧することができる。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
一方、ステップS74において、対象サービスがサービスAである場合、ユーザ2が対象サービスを利用していないと判定され、処理はステップS77に進む。これはケース2の場合である。
ステップS77において、公開レベル設定部43は、プライバシレベル2に基づいて公開レベルを設定する。すなわち、公開レベル設定部43は、対象サービスであるサービスAにおいて、閲覧者であるユーザ1に対してユーザ2の映画再生ログを映画再生頻度ログに変換して公開するように公開レベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS78において、提供制御部44は、ユーザ2の再生ログを再生頻度ログに変換して提供する。具体的には、提供制御部44は、ユーザ2の映画再生ログを記憶部33から読み込み、映画再生頻度ログに変換する。そして、提供制御部44は、通信部31及びネットワーク14を介して、サービスAを提供するサーバ12に、ユーザ2の映画再生頻度ログを送信する。
映画再生頻度ログを受信したサーバ12は、ネットワーク14を介して、受信した映画再生頻度ログを、ユーザ1のクライアント13に送信する。
映画再生頻度ログを受信したクライアント13は、サービスAの利用画面において、ユーザ2の映画再生の過去ログを表示する。これにより、ユーザ1は、サービスAにおいて、ユーザ2の映画再生の過去ログを閲覧することができる。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
一方、ステップS73において、閲覧者がユーザ3である場合、閲覧者とユーザ2が友人でないと判定され、処理はステップS79に進む。
ステップS79において、ステップS74の処理と同様に、ユーザ2が対象サービスを利用しているか否かを判定する。対象サービスがサービスBである場合、ユーザ2が対象サービスを利用していると判定され、処理はステップS80に進む。これはケース3の場合である。
ステップS80において、公開レベル設定部43は、プライバシレベル2に基づいて公開レベルを設定する。すなわち、公開レベル設定部43は、対象サービスであるサービスBにおいて、閲覧者であるユーザ3に対してユーザ2の楽曲再生ログを楽曲再生頻度ログに変換して公開するように公開レベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS81において、提供制御部44は、ユーザ2の再生ログを再生頻度ログに変換して提供する。具体的には、提供制御部44は、ユーザ2の楽曲再生ログを記憶部33から読み込み、楽曲再生頻度ログに変換する。そして、提供制御部44は、通信部31及びネットワーク14を介して、サービスBを提供するサーバ12に、ユーザ2の楽曲再生頻度ログを送信する。
楽曲再生頻度ログを受信したサーバ12は、ネットワーク14を介して、受信した楽曲再生頻度ログを、ユーザ3のクライアント13に送信する。
楽曲再生頻度ログを受信したクライアント13は、サービスBの利用画面において、ユーザ2の楽曲再生の過去ログを表示する。これにより、ユーザ3は、サービスBにおいて、ユーザ2の楽曲再生の過去ログを閲覧することができる。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
一方、ステップS79において、対象サービスがサービスAである場合、ユーザ2が対象サービスを利用していないと判定され、処理はステップS82に進む。これはケース4の場合である。
ステップS82において、公開レベル設定部43は、プライバシレベル3に基づいて公開レベルを設定する。すなわち、公開レベル設定部43は、対象サービスであるサービスAにおいて、閲覧者であるユーザ3に対してユーザ2の映画再生ログを公開しないように公開レベルを設定する。公開レベル設定部43は、設定した公開レベルを提供制御部44に通知する。
ステップS81において、提供制御部44は、ユーザ2のログデータを提供しない。従って、ユーザ3は、サービスAにおいて、ユーザ2の映画再生の過去ログ及び直近ログを閲覧することはできない。
その後、ログデータ提供処理は終了する。
以上のようにして、各サービスのログデータを、複数のサービスで共有することができる。これにより、図1を参照して上述したように、サービスを提供するサービス提供企業、及び、サービスを利用するユーザの双方に利益がもたらされる。例えば、サービス提供企業は、豊富なログデータを用いてより優れたサービスを提供することが可能になり、ユーザにとっては、複数のサービスを利用する際の利便性が向上する。
また、各ユーザは、プライバシレベルを設定することにより、閲覧者及び公開先のサービスに応じてログデータの公開範囲や公開態様を制限することができる。より具体的には、各ユーザは、閲覧者が自分の友人であるか否か、及び、公開先のサービスが自分が利用しているサービスであるか否かに応じて、ログデータの公開範囲や公開態様を制限することができる。その結果、複数のサービス間でログデータを共有することによるプライバシ情報の漏洩等のリスクを軽減することができる。
<3.変形例>
以下、上述した本技術の実施の形態の変形例について説明する。
[変形例1:プライバシレベル及び公開レベルの変形例]
上述したプライバシレベルの設定内容は、その一例であり、上述した例に限定されるものではない。例えば、第1プライバシレベルの設定内容を以下のように変更することが可能である。
プライバシレベル1’:ログデータを全て公開する。
プライバシレベル2’:ログデータを映画・楽曲の頻度情報に変換して公開する。
プライバシレベル3’:ログデータの一部をランダムに選択して公開する。
プライバシレベル4’:ログデータを映画・楽曲の再生の有無情報に変換して公開する。
プライバシレベル5’:ログデータを、映画・楽曲が所属するグループの系列として公開する。
また、プライバシレベルにより、ログデータを公開する期間を設定できるようにしてもよい。例えば、ログデータの公開期間を、直近の1週間、1ヶ月、1年等に制限できるようにしてもよい。
さらに、プライバシレベルを、ログデータの種類毎に設定できるようにしてもよい。これにより、例えば、映画再生ログと音楽再生ログの公開レベルを変えることが可能になる。また、例えば、ログデータの性質により公開態様が異なるため、各ログデータの公開態様に応じた公開レベルを設定することができるようになる。例えば、性質が異なるコンテンツの再生ログと商品の購入ログで公開レベルを変えることが可能になる。
また、公開先のサービス毎にプライバシレベルを設定できるようにしてもよい。これにより、例えば、公開者の利用の有無に関わらず、サービスAとサービスBに対する公開レベルを変えることが可能になる。
さらに、サービス毎にプライバシレベルを設定可能にする場合、サービス毎にケース1乃至4に分けて、プライバシレベルを設定できるようにしてもよい。ただし、この場合、サービスが決まると、自分(公開者)が利用しているか否かが定まるため、友人登録しているユーザによる閲覧か否かの2ケースのみに分けて、サービス毎にプライバシレベルを設定するようにすることも可能である。
また、各ケース間で整合性が取れるように、プライバシレベルの設定に制約条件を課すようにしてもよい。例えば、以下のように制約条件を課すことが考えられる。
ケース1のプライバシレベル≦ケース2のプライバシレベル
ケース1のプライバシレベル≦ケース3のプライバシレベル
ケース2のプライバシレベル≦ケース4のプライバシレベル
ケース3のプライバシレベル≦ケース4のプライバシレベル
例えば、ケース1は友人にログデータを公開する場合であり、ケース3は友人以外のユーザにログデータを公開する場合なので、2番目の式に示されるように、ケース1のプライバシレベルはケース3のプライバシレベル以下に設定される。換言すれば、ケース1のログデータの公開範囲は、ケース3のログデータの公開範囲と同じ又はそれより広く設定される。
さらに、上記の制約条件を満たすように、ユーザが既に設定したケースのプライバシレベルに基づいて他の未設定のケースのプライバシレベルを自動的に設定し、ユーザ設定を補助するようにしてもよい。また、例えば、上記の制約条件を満たすように、設定済みの各ケースのプライバシレベルを修正するようにしてもよい。
また、図7の例では、公開者と閲覧者との関係の種類として友人関係のみを考慮してケースを分類する例を示したが、友人関係以外のユーザ間の関係の種類を用いて分類するようにしてもよい。例えば、2人のユーザが一方向にリンクするいわゆるフォロワー(follower)とフォロイー(followee)の関係にある場合に、友人関係と異なるケースを設けるようにしてもよい。また、例えば、友人関係を複数のレベルに分類し、レベル毎にケースを分類するようにしてもよい。これにより、公開者と閲覧者との関係により、より細かく公開レベルを設定することが可能になる。
さらに、例えば、図7において、自分(公開者)が利用しているサービスであるか否か、又は、友人登録しているユーザによる閲覧であるか否かの一方のみに基づいて、ケースを分類するようにすることも可能である。
また、以上の説明では、公開レベルによりログデータの公開態様を変更する例として、再生ログを再生頻度ログに変換して公開する例を示したが、この例に限定されるものではない。例えば、ログデータの内容を上位概念化して公開したり、表示形式を変換(例えば、図式化や数値化等)して公開することが考えられる。
なお、以上に述べたプライバシレベル及び公開レベルの実施の形態及び変形例は、互いに組み合わせて用いたり、単独で用いたりすることが可能である。
[変形例2:サービスの変形例]
ログ共有サービスを利用するサービスの種類は、上述した例に限定されるものではなく、インターネット等のネットワークを介して提供されるネットワークサービスであれば、特に限定されるものではない。また、例えば、ユーザに直接提供されないサービスでも、ログ共有サービスを利用することが可能である。
図11は、図4の具体例に、さらにサービスDを追加した例を示している。サービスDは、例えば、楽曲の聴取状況の統計(週間聴取ランキングなど)を取り、公開するサービスであり、ユーザに直接提供されるサービスではない。このサービスDのように、ユーザに直接提供されないサービスでも、ログ共有サービスを利用することが可能である。
なお、サービスDはユーザに利用されないため、図7に示されるケースに分けてプライバシレベルを設定するのは適当ではない。従って、各ユーザが、サービスA乃至Cとは別に、サービスDに対するプライバシレベルを設定できるようにすることが望ましい。
例えば、サービスDに対しては、サービスA乃至Cとは別に、ケース1乃至4の区別をせずに、各ユーザがプライバシレベル1又は3を設定できるようにすることが考えられる。例えば、プライバシレベル1に設定したユーザのログデータをログデータバンク11からサービスDに公開し、プライバシレベル3に設定したユーザのログデータをログデータバンク11からサービスDに公開しないようにすることができる。
また、例えば、ケース1乃至4以外に、ユーザが利用しないサービスにログデータを公開する場合をケース5として追加して、ケース1乃至4とは別にプライバシレベルを設定できるようにしてもよい。
[変形例3:ログデータの形式の変形例]
図8に示したログデータの形式は、その一例であり、本技術では任意の形式を採用することが可能である。例えば、図8に示されるようなシンボル時系列のログデータ以外に、実数ベクトル時系列のログデータを採用することも可能である。実数ベクトル時系列のログデータとは、例えば、位置情報の時系列のログデータであり、(34.5, 135.4, 2012/7/25 10:00),(34.4, 135.2, 2012/7/25 10:05)・・・のような形式で表されるデータのことである。なお、このデータは、(緯度,経度,日時)の組み合わせで表されている。
[変形例4:その他の変形例]
以上の説明では、ログデータバンク11が、各サービスの友人情報を収集し、ユーザ間の友人関係を1つに集約する例を示したが、各ユーザがログ共有サービスにおいて直接友人関係を登録できるようにしてもよい。
また、以上の説明では、クライアント13からログデータバンク11にプライバシレベルの設定情報を送信する例、すなわち、各ユーザがログデータバンク11に対してプライバシレベルを設定する例を示したが、例えば、各ユーザがサーバ12が提供する各サービスを利用してプライバシレベルを設定するようにしてもよい。この場合、例えば、各クライアント13から各サーバ12を経由してプライバシレベルの設定情報がログデータバンク11に送信される。
[コンピュータの構成例]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図12は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
さらに、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、例えば、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、
収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、
設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部と
を備える情報処理装置。
(2)
前記公開レベル設定部は、さらに公開先のサービス毎に前記公開レベルを設定することが可能である
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記公開レベル設定部は、さらにログデータを公開するユーザと閲覧するユーザとの関係に基づいて前記公開レベルを設定することが可能である
前記(1)又は(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記公開レベル設定部は、さらに公開先のサービスがログデータを公開するユーザが利用しているサービスであるか否かに基づいて前記公開レベルを設定することが可能である
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記公開レベル設定部は、さらにログデータの種類毎に前記公開レベルを設定することが可能である
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記公開レベル設定部は、さらに公開先のサービス、ログデータを公開するユーザと閲覧するユーザとの関係、公開先のサービスがログデータを公開するユーザが利用しているサービスであるか否か、及び、ログデータの種類のうちの1つ、又は、2つ以上の組み合わせに基づいて前記公開レベルを設定することが可能である
前記(1)に記載の情報処理装置。
(7)
前記提供制御部は、前記公開レベルに基づいて、収集したログデータを各サービスに提供する範囲及び態様を制御する
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
情報処理装置が、
複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集ステップと、
収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定ステップと、
設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御ステップと
を含む情報処理方法。
(9)
第1のサーバ、所定のサービスを提供する複数の第2のサーバ、及び、前記第2のサーバが提供するサービスを利用する複数のクライアントを含み、
前記第1のサーバは、
複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、
収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、
設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部と
を備える情報処理システム。
1 情報処理システム, 11 ログデータバンク, 12−1乃至12−m サーバ, 13−1乃至13−n クライアント, 41 収集部, 42 ユーザ関係設定部, 43 公開レベル設定部, 44 提供制御部

Claims (9)

  1. 複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、
    収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、
    設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記公開レベル設定部は、さらに公開先のサービス毎に前記公開レベルを設定することが可能である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記公開レベル設定部は、さらにログデータを公開するユーザと閲覧するユーザとの関係に基づいて前記公開レベルを設定することが可能である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記公開レベル設定部は、さらに公開先のサービスがログデータを公開するユーザが利用しているサービスであるか否かに基づいて前記公開レベルを設定することが可能である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記公開レベル設定部は、さらにログデータの種類毎に前記公開レベルを設定することが可能である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記公開レベル設定部は、さらに公開先のサービス、ログデータを公開するユーザと閲覧するユーザとの関係、公開先のサービスがログデータを公開するユーザが利用しているサービスであるか否か、及び、ログデータの種類のうちの1つ、又は、2つ以上の組み合わせに基づいて前記公開レベルを設定することが可能である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記提供制御部は、前記公開レベルに基づいて、収集したログデータを各サービスに提供する範囲及び態様を制御する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置が、
    複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集ステップと、
    収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定ステップと、
    設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御ステップと
    を含む情報処理方法。
  9. 第1のサーバ、所定のサービスを提供する複数の第2のサーバ、及び、前記第2のサーバが提供するサービスを利用する複数のクライアントを含み、
    前記第1のサーバは、
    複数のサービスから複数のユーザのログデータを収集する収集部と、
    収集したログデータの各サービスへの公開レベルをユーザ毎に設定することが可能な公開レベル設定部と、
    設定された前記公開レベルに基づいて、収集したログデータの複数のサービスへの提供を制御する提供制御部と
    を備える情報処理システム。
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