JP2004135077A - 動画再生可能なコンテンツの配信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、ネットワーク上のサーバコンピュータによる動画再生可能なコンテンツの配信方法であって、閲覧を希望するコンテンツをユーザに複数選択させて、該選択にしたがうコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成し、該再生リストの順番に所定のコンテンツを送信するようにした動画再生可能なコンテンツの配信方法である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画再生可能なコンテンツの配信方法および配信されたコンテンツの再生方法ならびにこれらの方法を実現するためのコンテンツ配信システムに関する。
【0002】
【従来技術】
インターネットを介して相互に接続されるコンピュータは、メールシステムやWWWシステムなどのさまざまなシステムを利用することにより、情報をやり取りすることができる。
【0003】
このWWWシステムは、クライアント/サーバモデルとして表現されるシステムであり、クライアントコンピュータ上のブラウザプログラムとサーバコンピュータ上のWebサーバプログラムとの間で、所定の通信プロトコルにしたがってテキスト、音声、画像データ(動画像データを含む)といったさまざまな情報資源をやり取りすることができる。
【0004】
例えば、従来、サーバコンピュータ上で提供されている動画像データを、ユーザが閲覧しようとする場合には、典型的には、ユーザは、そのサーバコンピュータにアクセスして、クライアントコンピュータ側の記憶装置にその動画像データ全体をダウンロード、蓄積した後、ブラウザに組み込まれたまたは関連づけられたプレーヤと呼ばれる動画再生プログラムにより再生される動画像を閲覧(視聴)していた。このような動画像データの再生形態を、ここでは「蓄積型再生方式」と呼ぶことにする。この蓄積型再生方式では、動画像データの再生を開始するためには、動画像データ全体がダウンロードされ、蓄積される必要があるため、再生までに時間がかかりすぎるという問題がある。
【0005】
このため、近年は、この蓄積型再生方式に代わり、動画像データをダウンロードしながら、同時に再生を行うストリーミング再生方式が普及しつつある。このストリーミング再生方式では、プレーヤは、数秒程度のデータバッファリングを行った後、ストリーミング再生を開始する。このようなストリーミング再生方式に関する技術としては、例えば、特開平2001−54090号や特開平2002−142209号が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなストリーミング再生方式では、ユーザは、プレーヤに再生指示を与えてから数秒程度のバッファリング時間を待ってから再生される動画像を閲覧(視聴)することが可能である。
【0007】
しかしながら、閲覧したい動画像データが複数ある場合、ユーザは、1つの動画像データを選択してストリーミング再生を行わせ、これが終了した後、改めて次の動画像データを選択し、ストリーミング再生を繰り返していくという操作が必要であった。
【0008】
ところで、インターネット上に構築されたいわゆる商用サイトでは、収益を確保するためのさまざまなビジネスモデルが提案されている。例えば、その商用サイト上の広告枠をスポンサーに提供する広告収入もその一つであり、上述のようなストリーミング再生方式の動画像データを提供するサイトも、全部またはその一部について広告収入を目論むものが多い。このような広告収入を目論むサイトの場合、商用サイト側から見れば、自身のサイトにアクセスしにくるユーザに対して、広告コンテンツをいかに確実かつ多く効果的に見せるかが、広告収入のアップにつながる関心事項である。
【0009】
例えば、個々のニュースコンテンツのような動画像データ(動画再生可能なコンテンツ)を集めたサイトにおいては、ユーザに提供すべきニュースコンテンツの見出し項目とともに、広告枠に割り当てられた広告コンテンツ(いわゆるバナー広告)が閲覧状態に供されている。ユーザは、興味のあるニュースコンテンツに対応する見出し項目を選択することで、そのニュースコンテンツのストリーミング再生を閲覧することができる。一方、バナー広告については、ユーザが能動的にそれを選択することで、そのバナー広告に関連するサイトを訪れることができる。
【0010】
このようなニュースコンテンツそれ自体は、一般に、再生時間が比較的短いものである。したがって、サイト運営側としては、このようなショートクリップのニュースコンテンツに広告コンテンツを付加する形では、全体のストリーミング再生に占める広告コンテンツの割合が高くなってしまい、ユーザに違和感を与え、その結果、ユーザ離れを引き起こすという懸念を抱えていた。
【0011】
そこで、本発明は、再生時間が比較的短いコンテンツのストリーミング再生をユーザに提供するようなサイトにおいて、ユーザに広告コンテンツを違和感なく提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の観点にしたがう本発明は、ネットワーク上のサーバコンピュータによる動画再生可能なコンテンツの配信方法であって、複数の主コンテンツに対応する項目をそれぞれクライアントコンピュータ上の画面に提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す提示段階と、前記クライアントコンピュータから送信される、前記ユーザにより選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成する作成段階と、前記作成した再生リストを前記クライアントコンピュータに送信する再生リスト送信段階と、前記再生リストにしたがって前記クライアントコンピュータから順次に送信されるコンテンツ個別送信要求に基づいて、所定のコンテンツを前記クライアントコンピュータに順次に送信するコンテンツ送信段階と、を備える動画再生可能なコンテンツの配信方法である。
【0013】
ここで、前記作成段階は、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツの再生項目が所定数連続するように前記再生リストを作成することが好ましい。
【0014】
また、前記再生リストは、前記広告コンテンツの再生項目の少なくとも1つが先頭に登録されたものであることが好ましい。
【0015】
さらに、第2の観点にしたがう本発明は、ネットワークを介してクライアントコンピュータとサーバコンピュータとが接続されて形成されるコンテンツ配信システムにおける動画再生可能なコンテンツの配信方法であって、前記サーバコンピュータが、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を構成する画面データをクライアントコンピュータに送信する段階と、前記クライアントコンピュータが、前記画面データに基づいてコンテンツ選択画面を表示して、ユーザに複数の項目の選択を促す段階と、前記クライアントコンピュータが、前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けた場合に、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を、前記サーバコンピュータに送信する段階と、前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから送信されるコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成する段階と、前記サーバコンピュータが、前記作成した再生リストを前記クライアントコンピュータに送信する段階と、前記クライアントコンピュータが、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する段階と、前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから送信される前記コンテンツ個別送信要求で示される所定のコンテンツを前記クライアントコンピュータに送信する段階と、前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する段階と、を備える動画再生可能なコンテンツの配信方法である。
【0016】
ここで、前記クライアントコンピュータは、前記所定のコンテンツを再生している間に、前記再生リストに示される次のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信することが好ましい。
【0017】
また、第3の観点にしたがう本発明は、ネットワーク上のサーバコンピュータに対して動画再生可能なコンテンツの送信を要求し、前記サーバコンピュータから送信される前記コンテンツの再生を行うクライアントコンピュータによるコンテンツ再生方法であって、前記サーバコンピュータから送信される画面データに基づいて、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す段階と、前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けて、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を前記サーバコンピュータに送信する段階と、前記コンテンツ連続送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを受け付ける段階と、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する段階と、前記コンテンツ個別送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する段階と、を備えるコンテンツ再生方法である。
【0018】
上記の方法として把握された発明は、物(装置またはプログラム)の発明としても把握される。
【0019】
すなわち、本発明は、動画再生可能なコンテンツの配信を行うサーバコンピュータであって、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を構成する画面データを、前記クライアントコンピュータに送信する手段と、前記コンテンツ選択画面に基づいて前記ユーザにより複数の項目が選択されることで前記クライアントコンピュータから送信される、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を受け付ける手段と、前記クライアントコンピュータから送信されるコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成する手段と、前記作成した再生リストを前記クライアントコンピュータに送信する手段と、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記クライアントコンピュータから受け付ける手段と、前記受け付けたコンテンツ個別送信要求で示される所定のコンテンツを前記クライアントコンピュータに送信する手段と、を備えるサーバコンピュータとしても成立する。
【0020】
また、本発明は、ネットワーク上のサーバコンピュータに対して動画再生可能なコンテンツの送信を要求し、前記サーバコンピュータから送信される前記コンテンツの再生を行うクライアントコンピュータであって、前記サーバコンピュータから送信される画面データに基づいて、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す手段と、前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けて、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を前記サーバコンピュータに送信する手段と、前記コンテンツ連続送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを受け付ける段階と、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する手段と、前記コンテンツ個別送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する手段と、を備えるクライアントコンピュータとしても成立する。
【0021】
さらに、本発明は、ネットワークを介してサーバコンピュータに接続可能なクライアントコンピュータに所定の機能を実現させるプログラムであって、前記プログラムは、前記サーバコンピュータから送信される画面データに基づいて、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す機能と、前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けて、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を前記サーバコンピュータに送信する機能と、前記コンテンツ連続送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを受け付ける機能と、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する機能と、前記コンテンツ個別送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する機能と、を前記クライアントコンピュータに実現させるプログラムとしても成立する。
【0022】
なお、本明細書において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0024】
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る動画コンテンツの配信方法を実現する全体システムを説明するための図である。
【0025】
同図に示すように、動画コンテンツ配信システムは、典型的には、インターネット上のWWWシステムを利用したクライアント/サーバシステムとして実現される。なお、本実施形態では、サーバ側のシステムは、要求された動画再生可能な主コンテンツをユーザに配信するための中核的な処理を行うサーバコンピュータ1Aと、要求された主コンテンツの配信にあたり広告コンテンツをあわせて配信する広告サーバコンピュータ1Bとから構成される。これらのサーバコンピュータ1Aと広告サーバコンピュータ1Bとは、物理的に1台のコンピュータによって構成されてもよいし、同一または異なるサイト内の複数のコンピュータによって構成されてもよい。
【0026】
サーバコンピュータ1Aは、少なくともWebサーバプログラム11、Webページ12、CGIプログラム(スクリプト)13および主コンテンツデータベース14を備え、一方、サーバコンピュータ1Bは、少なくともWebサーバプログラム11および広告コンテンツデータベース15を備えている。また、クライアントコンピュータ2は、広告コンテンツデータベース15を備えており、このブラウザプログラム16には、動画再生可能なコンテンツを再生するためのプレーヤプログラムが組み込まれている。ブラウザプログラム16に付加的な機能を組み込むこのようなプログラムは、一般に、ブラグインと呼ばれているが、このように組み込むのではなく、独立のプログラムとして関連づけたものでもよい。
【0027】
Webサーバプログラム11は、ユーザのクライアントコンピュータ2から送られるHTTPによるリクエストメッセージを受け付けて、そのリクエストメッセージに対応した処理を行う。例えば、Webサーバプログラム11は、クライアントコンピュータ2からURLによって指定されるWebページにアクセスするためのメッセージを受け付けた場合には、これに応答して、そのユーザのクライアントコンピュータ2にそのWebページを送信する。Webサーバプログラム11は、典型的には、httpdと呼ばれるデーモンプログラムとしてサーバコンピュータ1に実装される。
【0028】
Webページ12は、例えばHTMLなどのページ記述言語を用いて設計される、ユーザに提供すべき画面を構成する画面データである。Webページ2は、クライアントコンピュータ2のブラウザプログラムによって解釈され、ビジュアルなWeb画面としてクライアントコンピュータ2上に提示される。図2は、本実施形態に係るWebページ12に基づくWeb画面の一例を示す図である。このWeb画面については後述する。なお、Webページは、静的なデータとして予め用意されているものの他、CGIプログラム13などによって動的に生成されるものであってもよい。
【0029】
CGIプログラム13は、いわゆるCGI機能を実現するプログラムである。CGI機能とは、Webサーバプログラム11がHTTPにより特定のリクエストメッセージを受け付けた場合に、所定のプログラムインターフェースにしたがって他のプログラムを呼び出して実行し、所期の結果を達成するものである。CGI機能と同等または類似のものとして例えばASPと呼ばれるものがあるが、ここではそのようなものを含む広い意味で用いている。CGIプログラム13は、典型的にはPerlやC++などのプログラム言語により記述される。本実施形態では、主コンテンツの連続送信のためのリクエストメッセージ(コンテンツ連続送信要求)に対して、広告コンテンツを含めた一連のコンテンツ群を連続的に送信するためのプログラムが用意されている。
【0030】
主コンテンツデータベース14は、サーバコンピュータ1によって構築されたサイトがユーザに提供しようとする動画再生可能な主コンテンツを所定のメディアタイプごとに所定のファイル形式で格納、管理している。図3は、本実施形態に係る主コンテンツデータベース14のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、主コンテンツデータベース14は、コンテンツIDごとに主コンテンツデータ、そのメディアタイプおよびそのURLを関連づけて記憶している。主コンテンツは、そのサイトの種類や目的等に応じたものが適宜に収集、格納されている。例えば、ニュース等の情報を提供するサイトであれば、ニュースコンテンツがこれに該当する。主コンテンツのそれぞれは、その動画再生時間については特に制限はないが、ここでは、比較的短いもの(ショートクリップ;例えば30秒〜数分程度)を想定している。
【0031】
広告サーバコンピュータ1Bは、サーバコンピュータ1Aと連動しながら、動画再生可能な広告コンテンツをクライアントコンピュータ2に送信するためのものである。広告サーバコンピュータ1Bは、Webサーバプログラム11および広告コンテンツデータベース15を備えている。広告サーバコンピュータ1BのWebサーバプログラム11は、上述したものと同じであってよい。
【0032】
広告コンテンツデータベース15は、クライアントコンピュータ2に送信すべき動画再生可能な広告コンテンツをファイル形式で格納している。広告コンテンツデータベース15のデータ構造も、基本的には上述した主コンテンツデータベース14と同じであるため説明を省略する。広告コンテンツは、例えば、スポンサー企業から広告代理店を経由して供給されるものである。広告コンテンツのそれぞれについても、その動画再生時間については特に制限はないが、主コンテンツとのバランスから、ここでは、比較的短いもの(ショートクリップ;例えば30秒〜数分程度)を想定している。なお、本実施形態では、サーバコンピュータ1Aと広告サーバコンピュータ1Bとを同一のサイト運営者が管理・運営するものとしてるが、特にこれにこだわるものでなく、異なるサイト運営者がそれぞれに管理・運営するようにしてもかまわない。例えば、広告サーバコンピュータ1Bおよび/または広告コンテンツデータベース15を広告代理店が管理・運営する形態が考えられる。
【0033】
以上のように構成される動画コンテンツ配信システムにおいて動画コンテンツの配信方法の概略について説明する。以下では、主コンテンツがニュースコンテンツであるものとしている。
【0034】
まず、動画コンテンツの閲覧を希望するユーザは、ブラウザ16を操作してサーバコンピュータ1Aにアクセスし、図2に示したようなWeb画面を表示させる。このWeb画面には、動画再生可能なものを含むニュースコンテンツの見出し項目リストがチェックボックス形式で表示されている。ここでは、このWeb画面をコンテンツ選択画面と呼ぶことにする。このコンテンツ選択画面を構成するWebページ12は、所定の処理を行うスクリプト(例えば、JAVA(登録商標)スクリプト等)を含んでいることが好ましい。ニュースコンテンツの見出しにはそれぞれコンテンツIDが割り当てられている。
【0035】
ユーザは、より詳細な内容をみたいニュースコンテンツに対応する1以上のチェックボックスを選択した後、送信指示としての「まとめてみる」ボタンを選択する。また、このとき、ユーザのクライアントコンピュータ2に実装されているプレーヤの種類および通信速度といったシステム環境を選択することができるようになっている。ユーザが「まとめてみる」ボタンを選択すると、クライアントコンピュータ2は選択されたニュースコンテンツの送信要求をコンテンツ連続送信要求としてサーバコンピュータ1Aに送信する。
【0036】
サーバコンピュータ1Aは、クライアントコンピュータ2からコンテンツ連続送信要求を受け付けると、これに応答してそのクライアントコンピュータ2に再生リストを渡す。この再生リストには、広告コンテンツが含まれている。クライアントコンピュータ2はこの再生リストを受け付けると、その再生リストにしたがって1つずつ順番にコンテンツの送信要求を送信していく。
【0037】
クライアントコンピュータ2が個々のコンテンツの送信要求を行うタイミングは、前のコンテンツの再生が完了する前であることが好ましい。この場合、クライアントコンピュータ2がコンテンツの送信要求を送信する先は、コンテンツの種類、つまりニュースコンテンツであるか広告コンテンツであるかにより切り替えられる。したがって、サーバコンピュータ1Aが、クライアントコンピュータ2からコンテンツの送信要求を受け付けると、これに応答してニュースコンテンツを送信し、また、広告サーバコンピュータ1Bがクライアントコンピュータ2からコンテンツの送信要求を受け付けると、これに応答して広告コンテンツを送信する。つまり、ユーザからみれば、連続的に送信されてくるニュースコンテンツの合間に時折、広告コンテンツが差し込まれる形になっている。なお、サーバコンピュータ1Aがクライアントコンピュータ2からのコンテンツの送信要求に応答してニュースコンテンツを送信しながら、所定のタイミングで広告コンテンツが広告サーバコンピュータ1Bから送信されるように所定の制御を行うようにしてもよい。
【0038】
このようにして、本実施形態では、ユーザが複数のニュースコンテンツの連続的な再生を希望した場合には、サーバ側は、そのニュースコンテンツをユーザの途中の操作を介在させることなしに連続的に送信するとともに、その合間に広告コンテンツを差し込む形で送信しているので、ユーザにとっては逐一ニュースコンテンツの選択、再生という操作を繰り返す手間を省くことができる一方、サーバ側は広告コンテンツをユーザに提供することができるようになる。
【0039】
図4は、本実施形態に係るクライアントコンピュータ2における処理の流れを説明するためのフローチャートである。このような処理は、Webページ12に埋め込まれたスクリプト等により実現することができる。
【0040】
なお、以下では、処理の流れをシーケンシャルに説明するが、特にこれにこだわるものではない。従って、動作に矛盾が生じない限り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するように構成しても良い。
【0041】
まず、ユーザがブラウザ16を操作してサーバコンピュータ1Aにアクセスすることにより、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1Aから送信されるWebページに基づいて図2に示したようなコンテンツ選択画面を表示し、ユーザに入力を促す(STEP401)。このコンテンツ選択画面に対して、ユーザはユーザインターフェースを操作して、動画再生を希望するニュースコンテンツを選択する。
【0042】
ユーザがニュースコンテンツを複数選択した後、「まとめてみる」ボタンを選択すると(STEP402のYes)、クライアントコンピュータ2は、選択されたニュースコンテンツの総数が所定数以上(例えば3以上)であるか否かをチェックする(STEP403)。これは、ユーザに提供する広告コンテンツの数に比してニュースコンテンツが少なくなり、ユーザに違和感を与えることがないようにするためであるが、少なくとも1つ選択されていればよいというようにしてもかまわない。クライアントコンピュータ2は、所定数以上でないと判断する場合には、所定のエラー処理を行った後(STEP406)、再度、ユーザに入力を促す。
【0043】
クライアントコンピュータ2は、選択されたニュースコンテンツの数が所定数以上であると判断する場合、その選択されたニュースコンテンツに割り当てられたコンテンツIDを含むコンテンツ連続送信要求メッセージを作成し、これをサーバコンピュータ1Aに送信する(STEP404)。
【0044】
図5は、本実施形態に係るコンテンツ連続送信要求メッセージのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、コンテンツ連続送信要求メッセージは、メッセージヘッダ51、コンテンツID52およびメディアタイプ53とを含んで構成されている。メッセージヘッダ51は、このリクエストメッセージがコンテンツ連続送信要求であることを示すものである。コンテンツID52は、ユーザが選択したニュースコンテンツに対応する識別情報である。メディアタイプ53とは、ユーザのプレーヤの種別を、そのプレーヤが解釈しうるメディアタイプという観点で規定したものである。ここでは、さらに通信速度を加味した形で指定される。例えば、現在、主流の動画再生プレーヤとして知られるリアルプレーヤやメディアプレーヤについて、それぞれ低速、高速といった通信速度を加味して指定される。このようなコンテンツ連続送信要求メッセージは、代表的な通信プロトコルであるHTTPにしたがえば、例えば、GETメソッドにより実現することができる。
【0045】
クライアントコンピュータ2は、コンテンツ連続送信要求メッセージを送信すると、これに応答してサーバコンピュータ1Aから送信される図6に示すような再生リストを受け付けて、この再生リストにしたがって連続送信要求/再生処理を行う(STEP405)。この再生リストにしたがう連続送信要求/再生処理の詳細については後述する。
【0046】
図7は、本実施形態に係るサーバコンピュータ1Aにおける再生リスト項目処理を説明するためのフローチャートである。このような処理は、例えば、CGIプログラム13およびそれに関連付けられたプログラムによって実現される。
【0047】
同図に示すように、サーバコンピュータ1Aは、クライアントコンピュータ2からコンテンツ連続送信要求メッセージを受け付けると、まず、そこに含まれるメディアタイプを判別する(STEP701)。以降の処理では、この判別されたメディアタイプに応じたコンテンツが選択されることとなる。サーバコンピュータ1Aは、次に、コンテンツ連続送信要求メッセージに含まれるコンテンツIDの数、つまりユーザが選択したコンテンツの数を取得し、これを内部変数MAXにセットする(STEP702)。続いて、サーバコンピュータ1Aは、再生リストをクリエートし、そこに最初の広告コンテンツのURLを再生項目として登録する(STEP703)。
【0048】
後述するように、再生リストに登録されたURLで示されるコンテンツがその登録された順番にユーザのプレーヤにより再生されるので、ユーザには、再生開始時点で広告コンテンツが提供されることになる。したがって、このような再生開始時点での広告コンテンツの提供をサーバ側が希望しない場合には、STEP703の処理を省略すればよい。
【0049】
そして、サーバコンピュータ1Aは、選択されたコンテンツのURLを再生リストにすべて登録するまで(i=MAXの条件を満たすまで)ループ処理を行う。
【0050】
すなわち、サーバコンピュータ1Aは、作成中の再生リストにコンテンツ連続送信要求メッセージに含まれるコンテンツIDで示されるそのURLを順番に登録していく(STEP704)。ここで、サーバコンピュータ1Aは、コンテンツ連続送信要求メッセージに含まれるコンテンツのURLを例えば3つ連続して登録したか否かを判断し(STEP705)、そうであるならば、次の広告コンテンツで示されるURLを登録する(STEP706)。つまり、ニュースコンテンツが3つ連続するごとに1つの広告コンテンツが差し込まれることになるが、特にこれに限定するものではない。ただし、広告コンテンツの差し込み頻度を高めると、ユーザにとっては無理矢理それを見せられているという意識が強くなり、違和感を与えるようになるので、そのような観点から連続数が設定されることが好ましい。
【0051】
サーバコンピュータ1Aは、以上のループ処理を繰り返して、図6に示したような再生リストを作成すると、これをクライアントコンピュータ2に送信する(STEP707)。
【0052】
図8は、本実施形態に係るクライアントコンピュータ2におけるコンテンツ連続送信要求/再生処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0053】
同図に示すように、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1Aから再生リストを受け取ると、その再生リストを解析して、送信要求/再生すべきコンテンツの数(再生コンテンツ数)を取得し、これを内部変数nにセットする(STEP801)。再生コンテンツ数は、その再生リストに含まれるURLの数である。クライアントコンピュータ2は、再生リストに示されるURLの順番に、コンテンツの送信要求を送信する(STEP802)。コンテンツの送信要求は、そのURLにしたがって、サーバコンピュータ1Aまたは広告サーバコンピュータ1Bに向けられる。コンテンツの送信要求を受け取ったサーバコンピュータ1Aまたは広告サーバコンピュータ1Bは、その送信要求で示されるコンテンツをクライアントコンピュータ2に送信する。なお、本実施形態では、動画再生可能なコンテンツデータとともに、それに関連するテキストデータが合わせて送信されるようになっている。
【0054】
クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1Aまたは広告サーバコンピュータ1Bから送信されるコンテンツ(動画コンテンツおよびテキスト)を受け付けて、所定のプレーヤで再生する(STEP803)。図9は、本実施形態に係る動画コンテンツの再生画面(ウィンドウ)の一例を示している。同図に示すように、本実施形態では、プレーヤの再生画面は、動画コンテンツ再生領域とテキスト表示領域とから構成されており、動画コンテンツの再生に加え、そのコンテンツに関連づけられたテキスト情報が表示されるようになっている。クライアントコンピュータ2は、再生リストに示されるすべてのコンテンツを再生するまで上記の処理(STEP802〜803)を繰り返す。
【0055】
クライアントコンピュータ2は、コンテンツの再生処理にあたっては、受信したコンテンツを所定のバッファリング領域にバッファリングしながら、再生処理を行う。したがって、最初のコンテンツ、すなわち広告コンテンツについては、受信を開始して、十分な量のデータをバッファリングした後に、実際の再生が開始される。この場合、クライアントコンピュータ2は、上記の処理とは並列的に、そのバッファリング領域の空き状況を監視しており、現在再生中のコンテンツのすべてのデータを受信し終え、かつ、バッファリング領域に空き領域が存在する場合には、現在再生中のコンテンツの再生完了を待たずに、次に再生すべきコンテンツの送信要求を行うようになっている。
【0056】
以上のように、本実施形態によれば、以下に示すような利点のいずれかを少なくとも有する。
【0057】
すなわち、ユーザは閲覧を希望する動画再生可能なコンテンツをあらかじめ複数選択することにより、何ら途中の操作を要求されずに、それら選択したコンテンツを連続的に閲覧することができるようになる。
【0058】
また、サーバ側は、ニュースコンテンツのようなショートクリップのコンテンツを複数まとめた上でそれに広告コンテンツを適宜に差し込み、かつ、それらを自動的・連続的にユーザに提供しているので、ユーザに違和感なく広告コンテンツを提供することができ、効果的な広告の実現を期待することができるようになる。
【0059】
したがって、動画再生可能なコンテンツをユーザが逐一選択し、再生を繰り返す従来型の環境では、サイト側がそもそも広告コンテンツを提供することが困難であったが、これを自動的・連続的に行えるようにすることで、動画再生可能なコンテンツを提供するサイトにいわゆる広告枠を新たに設定することができ、これによる広告収入を期待することができるようになる。
【0060】
[第2の実施形態]
本実施形態は、上記実施形態の変形であり、ユーザに提供すべき広告コンテンツを、予め収集したユーザ情報に基づいて選択し、提供するようにしたことを特徴としている。
【0061】
ユーザ情報は、所定のWeb画面上において、ユーザに回答してもらうことにより収集してもよいし、いわゆるクリックストリームにより収集してもよい。クリックストリームとは、Webサイトにおけるユーザのクリック行動を記録したデータソースである。Webサイトの運営者は、Web上のユーザのクリック行動を捕捉、追跡し、これをクリックストリームとして収集し、分析することで、有益な情報として活用することができる。
【0062】
サーバコンピュータ1Bは、上述のような方法により収集したユーザ情報に基づいてそのユーザが欲しているであろうジャンルの広告コンテンツが提供されるように、再生リストを作成する。これにより、クライアントコンピュータ2がこの再生リストにしたがって個別にコンテンツの送信要求をした場合には、そのユーザに適した広告コンテンツが送信され、それを再生することになる。
【0063】
[第3の実施形態]
本実施形態は、第1の実施形態の変形であり、広告サーバコンピュータ1Bをサーバコンピュータ1Aのバックエンドのコンピュータとして機能させることを特徴としている。
【0064】
図10は、本実施形態に係る動画コンテンツの配信方法を実現する全体システムを説明するための図である。図1において示した全体システムと異なる点は、広告サーバコンピュータ1Bが、連携サーバプログラム101を介してサーバコンピュータ1Aと協働する点にある。なお、図10では、サーバコンピュータ1Aと広告サーバコンピュータ1Bとが直接接続される形態をとっているが、特にこれにこだわるものでなく、インターネットを介する形態をとってもよい。
【0065】
本実施形態におけるサーバコンピュータ1Aは、第1の実施形態と同様に、再生リストを作成して、クライアントコンピュータ2に送信するが、その再生リストに含まれる広告コンテンツのURLは、ユーザからの見かけ上、自身(サーバコンピュータ1A)のリソースを示すものである。そして、サーバコンピュータ1Aは、広告コンテンツのURLにしたがうコンテンツの送信要求をクライアントコンピュータ2から受け付けた場合には、それを連携サーバプログラム101に通知して、そこを介して広告コンテンツを取得し、それをクライアントコンピュータ2に送信する。
【0066】
[その他の実施形態]
上記各実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができ、各実施形態のコンビネーションもその用紙に含まれる。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、再生時間が比較的短いコンテンツのストリーミング再生をユーザに提供するようなサイトにおいて、ユーザに広告コンテンツを違和感なく提供することができ、効果的な広告を実現することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る動画コンテンツの配信方法を実現する全体システムを説明するための図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るWebページに基づくWeb画面の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る主コンテンツデータベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るクライアントコンピュータにおける処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係るコンテンツ連続送信要求メッセージのデータ構造の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る再生リストの一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るサーバコンピュータにおける再生リスト項目処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態に係るクライアントコンピュータにおけるコンテンツ連続送信要求/再生処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態に係る動画コンテンツの再生画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る動画コンテンツの配信方法を実現する全体システムを説明するための図である。
【符号の説明】
1A…サーバコンピュータ
1B…広告サーバコンピュータ
11…Webサーバプログラム
12…Webページデータ
13…CGIプログラム
14…主コンテンツデータベース
15…広告コンテンツデータベース
16…ブラウザプログラム
2…クライアントコンピュータ
Claims (10)
- ネットワーク上のサーバコンピュータによる動画再生可能なコンテンツの配信方法であって、
複数の主コンテンツに対応する項目をそれぞれクライアントコンピュータ上の画面に提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す提示段階と、
前記クライアントコンピュータから送信される、前記ユーザにより選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成する作成段階と、
前記作成した再生リストを前記クライアントコンピュータに送信する再生リスト送信段階と、
前記再生リストにしたがって前記クライアントコンピュータから順次に送信されるコンテンツ個別送信要求に基づいて、所定のコンテンツを前記クライアントコンピュータに順次に送信するコンテンツ送信段階と、を備える動画再生可能なコンテンツの配信方法。 - 前記作成段階は、
前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツの再生項目が所定数連続するように前記再生リストを作成する請求項1に記載された動画再生可能なコンテンツの配信方法。 - 前記再生リストは、
前記広告コンテンツの再生項目の少なくとも1つが先頭に登録されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載された動画再生可能なコンテンツの配信方法。 - ネットワークを介してクライアントコンピュータとサーバコンピュータとが接続されて形成されるコンテンツ配信システムにおける動画再生可能なコンテンツの配信方法であって、
前記サーバコンピュータが、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を構成する画面データをクライアントコンピュータに送信する段階と、
前記クライアントコンピュータが、前記画面データに基づいてコンテンツ選択画面を表示して、ユーザに複数の項目の選択を促す段階と、
前記クライアントコンピュータが、前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けた場合に、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を、前記サーバコンピュータに送信する段階と、
前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから送信されるコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成する段階と、
前記サーバコンピュータが、前記作成した再生リストを前記クライアントコンピュータに送信する段階と、
前記クライアントコンピュータが、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する段階と、
前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから送信される前記コンテンツ個別送信要求で示される所定のコンテンツを前記クライアントコンピュータに送信する段階と、
前記クライアントコンピュータが、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する段階と、を備える動画再生可能なコンテンツの配信方法。 - 前記クライアントコンピュータが、
前記所定のコンテンツを再生している間に、前記再生リストに示される次のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する請求項4記載の動画再生可能なコンテンツの配信方法。 - ネットワーク上のサーバコンピュータに対して動画再生可能なコンテンツの送信を要求し、前記サーバコンピュータから送信される前記コンテンツの再生を行うクライアントコンピュータによるコンテンツ再生方法であって、
前記サーバコンピュータから送信される画面データに基づいて、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す段階と、
前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けて、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を前記サーバコンピュータに送信する段階と、
前記コンテンツ連続送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを受け付ける段階と、前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する段階と、
前記コンテンツ個別送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する段階と、を備えるコンテンツ再生方法。 - 前記所定のコンテンツを再生している間に、前記再生リストに示される次のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する請求項6記載のコンテンツ再生方法。
- 動画再生可能なコンテンツの配信を行うサーバコンピュータであって、
複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を構成する画面データを、前記クライアントコンピュータに送信する手段と、
前記コンテンツ選択画面に基づいて前記ユーザにより複数の項目が選択されることで前記クライアントコンピュータから送信される、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を受け付ける手段と、
前記クライアントコンピュータから送信されるコンテンツ連続送信要求に基づいて、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを作成する手段と、
前記作成した再生リストを前記クライアントコンピュータに送信する手段と、
前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記クライアントコンピュータから受け付ける手段と、
前記受け付けたコンテンツ個別送信要求で示される所定のコンテンツを前記クライアントコンピュータに送信する手段と、を備えるサーバコンピュータ。 - ネットワーク上のサーバコンピュータに対して動画再生可能なコンテンツの送信を要求し、前記サーバコンピュータから送信される前記コンテンツの再生を行うクライアントコンピュータであって、
前記サーバコンピュータから送信される画面データに基づいて、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す手段と、
前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けて、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を前記サーバコンピュータに送信する手段と、
前記コンテンツ連続送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを受け付ける段階と、
前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する手段と、
前記コンテンツ個別送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する手段と、を備えるクライアントコンピュータ。 - ネットワークを介してサーバコンピュータに接続可能なクライアントコンピュータに所定の機能を実現させるプログラムであって、
前記プログラムは、
前記サーバコンピュータから送信される画面データに基づいて、複数の主コンテンツに対応する項目を選択するためのコンテンツ選択画面を提示して、ユーザに複数の項目の選択を促す機能と、
前記ユーザにより複数の項目が選択されたことを受け付けて、前記選択された複数の項目にそれぞれ対応する主コンテンツを連続的に再生するためのコンテンツ連続送信要求を前記サーバコンピュータに送信する機能と、
前記コンテンツ連続送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される、広告コンテンツの再生項目を含む所定の再生リストを受け付ける機能と、
前記再生リストにしたがって、所定のコンテンツの送信を要求するためのコンテンツ個別送信要求を前記サーバコンピュータに送信する機能と、
前記コンテンツ個別送信要求に応答して、前記サーバコンピュータから送信される所定のコンテンツを再生する機能と、を前記クライアントコンピュータに実現させるプログラム。
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