WO2007099744A1 - 転写補助製品 - Google Patents

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Hiroyuki Kasahara
Kazushige Kawashita
Kinya Matsushita
Shogo Kobayashi
Hideto Shima
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Kokuyo S & T Co., Ltd.
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Abstract

 被着体Zを圧着することによって被着体Zの圧着面Zaに粘着剤1を転写し得るものであって、剥離基材2上に粘着剤1を複数のドット1dに塗工してなる転写式粘着材料Aと、少なくとも柔軟性を有し転写式粘着材料Aを支持して圧着面Zaに粘着剤1を転写し得る被圧着転写面Xを形成する表紙体Hとを具備するノート型粘着製品Nである。

Description

明 細 書
転写補助製品
技術分野
[0001] 本発明は、粘着体を被着体の任意の箇所に転写し得る転写補助製品に関するも のである。
背景技術
[0002] 従来、日常生活や事務用途において、被着体を任意の箇所に止着するために、被 着体の任意の一面に粘着剤を塗工し、任意の対象面に圧着することによって止着す る態様に代わって、両面テープや転写具といった種々の粘着製品を用いて被着体を 止着することが行われている。また主に事務用途としては、粘着剤や、着色剤、マス キング材を転写すると 、つた態様が広く行われて 、る。
[0003] ここで、上述したような粘着剤や両面テープといったものと、マスキングテープを転 写する転写具等を総括して、転写補助製品ということとする。
[0004] 一方産業用途においても、例えば特許文献 1に開示しているように、粘着剤を用い て電子部品等を位置決めするためのシートが提案されている。同文献に記載のもの は、予め剥離基材に支持させておいた粘着剤をプリント基板に転写し、さらに、プリン ト基板における粘着剤が転写された箇所に電子部品を配置することにより、電子部品 の位置決めを好適に行 ヽ得るものである。
特許文献 1:特開平 5 - 154438号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] し力しながら、転写補助製品として両面テープを使用した場合では、被着体の面の 形状に合わせてテープを裁断すると言った手間を生じてしまう場合があるのみならず 、両面テープが基材の両面に粘着剤を施す構造のために当該両面テープの厚み寸 法だけ被着体と対象面との間に距離を生じてしまう。そのため例えば精密さを要する 部品組立などの用途に両面テープを用いると、当該距離が部品組立時に許容され て 、る誤差を超えてしまう場合も生じてしまうおそれがある。 [0006] 一方、粘着製品として転写具を使用する場合においては、上述の両面テープの場 合と同様、被着体の面の形状によっては、当該形状に合わせて粘着剤を転写するた めの作業に時間を要してしまうものとなる。
[0007] 他方、上述した特許文献のような転写補助製品を使用する場合は、確かに被着体 の位置決めを行うことはできるが、圧着面に対して一様に同じ大きさの粘着剤を塗布 するため、被着体の大きさによっては、被着体を十分に止着し得ないといったことが 起こり得る。
[0008] 本発明は、このような不具合に着目したものであり、粘着剤やマスキングテープとい つた粘着体を、簡便、確実且つ省力的に被着体へと転写し得る転写補助製品を提 供する。
課題を解決するための手段
[0009] 本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る転写補助製品は、被着体を圧着することによって被着体の 圧着面に粘着体を転写し得るものであって、剥離基材上に粘着体を塗工してなる転 写式粘着材料と、少なくとも柔軟性を有し転写式粘着材料を支持して圧着面に粘着 体を転写し得る被圧着転写面を形成するステージとを少なくとも具備することを特徴 とする。
[0010] ここで、ステージが転写式粘着材料を支持することによって形成される被圧着転写 面とは、平面であることに限られることはなぐ被着体の圧着面を押し付けた際に圧着 面に沿って若干変形し得るものであってもよい。また、被圧着転写面に柔軟性を付与 する態様として、ステージに柔軟性を付与する態様と転写式粘着材料に柔軟性を付 与する態様とを考えることができる。また粘着体とは、物品の止着を目的とする粘着 剤に限られることはなぐ他に着色剤やマスキング材など、被着体に転写し得る程度 の粘着性を有するものを幅広く指し示す概念である。
[0011] このようなものであれば、被圧着転写面に被着体を圧着すれば容易に粘着体を転 写することができるので、被着体の圧着面に合わせて粘着体を塗布したり別途転写 具等を用いて圧着面の形状に沿って粘着体を転写することを有効に回避して、粘着 体を圧着面の形状に沿って好適に転写することができる。 [0012] また、斯カゝる構成を利用して好適な粘着製品を提供するためには、前記粘着体を 粘着剤とし、転写式粘着材料は、剥離基材上に粘着剤を断続パターンに塗工してな るものとすれば、圧着面の形状にそって複数の断続パターンを好適に転写すること ができる。そして圧着面に転写した複数の断続パターンを所望の対象面に押圧する ことによって、当該押圧力が個々の粘着剤の断続パターン毎に集中することとなり、 それぞれの断続パターンが十分な止着力を発揮して被着体を好適に対象面へと止 着することができる。
[0013] そして個々の断続パターンが圧着面への圧着力から好適に圧着面と対象面とを止 着し得るためには、断続パターンの長径を、 0. 1mm以上 3mm以下とすることが好ま しい。
[0014] 圧着面により確実に粘着剤を転写し得るものとするためには、ステージを、圧着面 の形状に沿って変形し得るように構成することが好ま U、。
[0015] さらに、種々多様な被着体の圧着面の形状に対して好適に粘着体を転写し得るも のとするためには、ステージに、凹凸部を設けることが好ましい。ここで、凹凸部の形 状は曲線状や多角形状など、形状によって限定されるものではない。また、ステージ の他の部位よりも隆起或 、は陥没の何れか或 、は両方をなして 、ればよ 、。
[0016] 斯かる構成を有する上に、さらに事務用途として好適に利用し得るものとして、転写 式粘着材料をシート状に成形したシートを剥離部を介して複数積層した積層シート 部と、積層シート部における任意のシート間に挟み得るステージとを具備している転 写補助製品を挙げることができる。また、斯カる構成の転写補助製品を、被圧着転写 面に露出させる粘着体の塗工領域を制限し得る転写領域制限手段をさらに具備した ものとすれば、被着体に転写する粘着体の量又は占有面積を好適に調節し得るもの となる。そして収納性並びに携帯性を考慮すれば、積層シート部及びステージの一 端縁を綴じてなるものとして、いわゆるノート状とした転写補助製品とすればよい。
[0017] 一方、上述の転写式粘着材料を長尺状に成形した帯状粘着材料と当該帯状粘着 材料を卷回した卷回軸部とを少なくとも有したものを採用した場合には、当該卷回軸 部に卷回した帯状粘着材料のうち外側に露出した露出面を被圧着転写面とし、卷回 軸部又は当該卷回軸部と被圧着転写面に覆われた帯状粘着材料とによってステー ジを構成して、格別のステージを設けることを有効に回避し且つ長尺状の転写式粘 着材料を好適に収納し得る転写補助製品とすることができる。ここで卷回軸部とは、 実際に格別の部材としての軸に対して帯状粘着材料を卷回したものに限られず、帯 状粘着材料自体を棒状に卷回することによって、帯状粘着材料のみで卷回軸部を構 成した態様をも含むと 、う概念である。
[0018] 他方ステージ上での粘着物の転写を持続的に行うための構成として、転写式粘着 材料を保持し得る粘着材料保持機構と、転写式粘着材料を平面状に引き出し得る引 出機構と、平面状に引き出した転写式粘着材料を支持し被圧着転写面を形成し得る ステージとを少なくとも具備したものを挙げることができる。そして、粘着材料保持手 段を、上述したような転写式粘着材料を長尺状に成形した帯状粘着材料と当該帯状 粘着材料を卷回した卷回軸部とによって構成したものを挙げることができる。
[0019] ここで引出機構は、帯状粘着材料を引き出した状態を維持し得るものであればよく 、引き出した帯状粘着材料を巻き取る態様としても、引き出した帯状粘着材料を適宜 廃棄し得る態様としてもよい。勿論引き出す為の動力は手動である力否かを問わな い。また、「平面状に引き出す」とは引き出した帯状粘着材料によって一定面積の平 面を構成し得ると!ゝぅ概念である。
[0020] 斯カる引出機構の具体的な構成として、卷回軸部から引き出された帯状粘着材料 を巻き取り得る卷取軸を挙げることができる。ここで卷取軸部とは、実際に格別の部 材としての軸に対して帯状粘着材料を巻き取っていく態様に限られず、帯状粘着材 料自体を棒状に巻き取って ヽくことによって、帯状粘着材料のみで卷回軸部を構成 して 、く態様をも含むと 、う概念である。
[0021] そして、卷取軸部を利用して転写式粘着材料を好適にステージ上を移動させ得る ための構成として、例えばギヤやプーリを用いた機構を採用するなどして、卷回軸部 及び卷取軸部の動作を連動させ得る軸連動機構をさらに設けたものが望ましい。そ して、転写式粘着材料を正確に引き出す為の構成として、引出機構に、帯状粘着材 料を所定寸法毎に引き出し得る定寸送り手段を設ければよい。なお当該定寸送り機 構は、卷取軸に連動するダイヤルに節度機構を付与することや、引出機構に連動し 得る定寸送りボタンを別途設けるなど、既存の種々の機構を採用することができる。 [0022] そして、被着体へ粘着体を転写する際に、好適に塗工し得るようにしつつ、且つ粘 着体としての作用を十分に果たすためには、剥離基材上に塗工された粘着体の塗 ェ厚を、 5〜200 /ζ πι以下とすることが望ましぐょり好ましくは10〜120 111、さらに 好ましくは 15〜: LOO mとすることが好まし!/、。
発明の効果
[0023] 本発明によれば、被着体の圧着面に合わせて粘着体を塗布したり別途転写具等を 用いて圧着面の形状に沿って粘着体を転写することを有効に回避して、粘着体を圧 着面の形状に沿って好適に転写することができる。
図面の簡単な説明
[0024] [図 1]本発明の第一実施形態に係る平面図。
[図 2]同実施形態に係る構成説明図。
[図 3]同作用説明図。
[図 4]同実施形態の変形例に係る説明図。
[図 5]本発明の第二実施形態に係る外観図。
[図 6]同実施形態に係る上断面図。
[図 7]同側断面図。
[図 8]同実施形態の変形例に係る構成説明図。
[図 9]同実施形態の変形例に係る模式的な断面図。
[図 10]同実施形態の変形例を示す断面図。
[図 11]同実施形態の他の変形例を図 9を基に示す説明図。
[図 12]同上
[図 13]同実施形態の他の変形例に係る外観図。
[図 14]本発明の第三実施形態に係る転写補助製品を示す外観図。
[図 15]同上。
[図 16]同上。
[図 17]同実施形態に係る構造説明図。
[図 18]同実施形態に係る粘着材料移動手段を示す構成説明図。
[図 19]同上。 [図 20]同実施形態に係る構成説明図。
[図 21]同実施形態に係る他の外観図。
[図 22]同実施形態に係る作用説明図。
[図 23]同実施形態に係る他の外観図。
発明を実施するための最良の形態
[0025] 以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。なお以下の各実 施形態並びに変形例は、本発明の限定された一例として、粘着体として粘着剤を採 用した態様を示したものである。
[0026] <第一実施形態 >
本発明の第一実施形態に係る転写補助製品たるノート型粘着製品 Nを図 1、図 2、 図 3及び図 4に示す。
[0027] ここで、本実施形態に係るノート型粘着製品 Nは、例えば写真や資料と!/、つた被着 体 Zを圧着することによって被着体 Zの圧着面 Zaに粘着体たる粘着剤 1を転写するた めのものである。そして、剥離基材 2上に粘着剤 1を断続パターンに塗工してなる転 写式粘着材料 Aと、少なくとも柔軟性を有し転写式粘着材料 Aを支持して圧着面 Za に粘着剤 1を転写し得る被圧着転写面 Xを形成する表紙体 Hたるステージとを少なく とも具備することを特徴とするものである。
[0028] 以下、ノート型粘着製品 Nの構成について説明する。
[0029] ノート型粘着製品 Nは、後述するシートたる粘着シート Sを積層した積層シート部 S Sと、積層シート部 SSを表裏力も保護し得る表紙体 Hとを、それぞれ一端縁を綴じ部 Fによって綴じ込むことによってノート状に構成したものである。そして本実施形態で は、転写領域制限手段たる後述するスプレッドシート Cをさらに付帯させている。
[0030] 綴じ部 Fは、図 1に示すように、本実施形態では粘着シート S並びに表紙体 Hの一 端縁に沿って複数設けられた綴じ孔 S4、 H4にそれぞれリング Frを挿通することによ つて、積層シート部 SS並びに表紙体 Hを綴じる態様を採用しているが、当該綴じ部 F の態様は当該態様に限定されることはなぐ例えば一端縁を別途糊付けして綴じる態 様や、別途既存の綴じ具を採用して綴じる態様など、種々の態様を採用することがで きる。 [0031] 特に、この粘着シート Sを、ノート型粘着製品 Nを構成する態様の他に、 1又は複数 枚の粘着シート Sと、表紙体 Hに代わる別体のステージとをセットとし、例えば当該セ ットを袋詰めにして流通させ得る態様とした本発明に係る転写補助製品を構成するこ とも可能である。斯カる場合、これらを既存の書類等とともに綴じ込み得る態様として も良い。すなわち、既存のノートやファイルと同様の規格に準ずる寸法とし、当該ノー トゃファイルに後付して綴じ込むことによって本実施形態に斯カるノート型粘着製品 Nを構成することも可能である。また、これらを綴じ込まずに単独の転写補助製品とし て使用することも可能である。
[0032] 積層シート部 SSは、図 2に示すように、上述の粘着シート Sを複数積層させたもの である。そして当該粘着シート Sはそれぞれ図 1に示すように、剥離基材 2と、当該剥 離基材 2上に断続パターンすなわち複数のドット Idによるドットパターンをなして塗工 された粘着剤 1と、粘着剤 1の上層に当該粘着剤 1が不意に他の箇所に転写されるこ とを回避するためのシートカバー SCとによって構成している。なお各粘着シート Sの 一端縁には、上述したリング Frを挿通し得る綴じ孔 S4を設けて 、る。
[0033] 粘着剤 1は、図 1、図 3及び図 4 (a)に示すように、剥離基材 2上に例えば 5 m〜2 0 m、望ましくは 10 μ m〜120 μ mの塗工厚で、長径 0. 2mm以上 2mm以下の例 えば円形状の複数のドット Idからなるパターンをもって塗工している。
[0034] そして粘着剤 1は、本実施形態において、アクリル系重合体、具体的にはアクリル 系共重合体を含有する粘着剤組成物 10を構成する第一粘着剤組成物 11、第二粘 着剤組成物 12、第一粘着付与剤 13及び第二粘着付与剤 14を混合したものを適用 している。ここで当該粘着剤組成物 10としては、凝集力を好適に維持するためにガラ ス転移温度 (Tg)が 0°C以下に設定され、且つ重量平均分子量を 20, 000〜500, 0 00に調整されている。
[0035] また上述のものの他に、スチレン系重合体力もなる粘着剤組成物 10としてもよい。
凝集力を好適に維持するためにガラス転移温度 (Tg)が o°c以下に設定され、且つ 重量平均分子量を 20, 000-500, 000に調整された水素添加又は未添加のスチ レン系ブロック共重合体を採用してもよい。
[0036] 剥離基材 2は、本実施形態では例えば紙素材の表面に剥離処理を施したものを採 用している力 その他ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、或いはポリエチレン テレフタレート(PET)等の榭脂素材といった種々の素材を適用することができる。
[0037] シートカバー SCは、図 1に示すように、剥離基材 2上に塗工された粘着剤 1が不意 に他の箇所に付着することを回避するために設けており、例えば透明の榭脂性のフ イルムなど、からなる粘着剤 1に対して剥離性を示す素材を適宜採用することによつ て構成されている。またシートカバー SCは、不使用時に好適に粘着剤 1が剥離基材 2上に維持されるべぐ粘着剤 1に対する剥離性を、剥離基材 2よりも大きくなるように 構成している。なお本実施形態ではシートカバー SCは各粘着シート Sに設ける態様 としたが、当該態様に限定されることはなぐ例えば、積層シート部 SSの最上部にの み上述の榭脂製のフィルムを設けるとともに、剥離基材 2の裏面側を粘着剤 1に対し て、同表側よりも剥離性を高く構成することによって、当該剥離基材 2の裏面側をシ ートカバー SCとして構成してもよ 、。
[0038] 表紙体 Hは、図 2に示すように、一端縁に上述したリング Frを挿通し得る綴じ孔 H4 を設けて、リング Frによって当該ノート型粘着製品 Nの最も下層に綴じられている。ま た、積層シート部 SSの略 2倍の幅寸法を有し、幅方向略中央部に設けた折曲部 H2 を介して積層シート部 SSの下層から上側へ折り返すことによって、折曲部 H2を境に 綴じ孔 H4を有する一端側を裏表紙 H3とし、他端側を表表紙 HIとしている。折曲部 H2は、図 1に示すように、挟み込む積層シート部 SSの厚み寸法に応じて折り返し寸 法を調節し得るように、本実施形態では 3本の折り線 H21、 H22、 H23より構成して いる。すなわち図 2に示すように、折曲部 H2を複数の折り線 H21、 H22、 H23によつ て構成することにより積層シート部 SSにおける任意の粘着シート Sの下側に挟み込 み得るように構成している。なお、積層シート SSの裏面側、表表紙 HIの表面には積 層した粘着シート S同士が止着されることを回避するため、剥離処理を施すことにより 図示しな!ヽ剥離部を設けて ヽる。
[0039] そして図 2に示すように、本実施形態に係るノート型粘着製品 Nは使用に際して表 表紙 HIの外側面を粘着シート Sの下側に挟み込むものとしている。すなわち、不使 用時には表表紙 HIを積層シート部 SSの上層に位置付けて積層シート部 SSを保護 する一方で(図示せず)、使用時には同図に示すように使用する任意の粘着シート S の下側に挟み込むことによって、上側に位置する転写式粘着材料 Aとともに本発明 に係る被圧着転写面 Xを構成している。また勿論、最下層に位置する粘着シート Sを 使用する際は裏表紙 H3を使用して被圧着転写面 Xを構成すればよい。
[0040] そして特に、使用時に被着体 Zの圧着面 Zaの形状に沿って変形し得るように構成 している。具体的には、表紙体 H或いは表表紙 HIそのもの又は一部をゴムやウレタ ンなど弾性を有する素材によって構成することによって、被着体 Zを粘着剤 1に向か つて圧着した際に、圧着面 Zaに所要の弾性反発力を付与することによって好適に粘 着剤 1の各ドット Idを剥離基材 2から圧着面 Zaへと転写し得るように構成しているもの である。
[0041] スプレッドシート Cは、例えば榭脂製のシートに図示のような所定形状の成形窓 C1 を複数設けることによって、成形窓 C1の形状に沿って粘着剤 1の複数のドット Idを露 出させ得るものである。本実施形態では、例えば透明又は不透明の榭脂製の板材に よって構成しているものであり、その表面の片面又は両面を、粘着剤 1に対して剥離 基材 2よりも剥離性が高くなるよう構成している。図示の態様では粘着シート Sと略同 じ大きさのものとしている力 スプレッドシート Cの形状 ·寸法や成形窓 C1の形状は図 示の態様に限定されるものではなぐまた綴じ部 Fに対して着脱可能に構成しても良 い。
[0042] 次に、本実施形態のノート型粘着製品 Nを用いて、例えば写真等の被着体 Zの裏 面に粘着剤 1を転写する態様について、図 3等を参照して説明する。
[0043] まず、使用した!/、粘着シート Sの下層に表表紙 HIを敷 、た状態とする。そしてシー トカバー SC (図示せず)を外した状態として表出させた粘着剤 1の上に被着体 Zを載 せ、圧着することによって、同図下側に示すように被着体 Zの圧着面 Zaの略全面す なわち被着体 Zの形状に沿って粘着剤 1のドット Idを転写することができる。
[0044] 一方、被着体 Zへ所望の箇所にのみ粘着剤 1を転写したい場合は、上述同様にシ ートカバー SC (図示せず)を外した状態として表出させたスプレッドシート Cを載置す る。次に、成形窓 C1を介して露出した粘着剤 1の複数のドット Idに対して被着体 Zの 圧着面 Zaすなわち写真裏面側の角部付近を圧着する。そして、被着体 Zを粘着シー ト S力ら離間させると、図 3に示す通り、写真の角部すなわち被着体 Zの任意の箇所 に複数の粘着シート sが転写されることとなる。
[0045] 以上のような構成とすることにより、本実施形態に係るノート型粘着製品 Nは、転写 式粘着材料 Aと、少なくとも柔軟性を有し転写式粘着材料 Aを支持して圧着面 Zaに 粘着剤 1を転写し得る被圧着転写面 Xを形成する表紙体 Hたるステージとを少なくと も具備することによって、被圧着転写面 Xに被着体 Zを圧着すれば容易に粘着剤 1を 転写することができるので、被着体 Zの圧着面 Zaに合わせて粘着剤 1を塗布したり別 途転写具等を用いて圧着面 Zaへ粘着剤 1を転写することを有効に回避し得るものと なっている。また、粘着剤 1の複数の断続パターンたるドット Idを具備しているため、 被着体 Zを転写式粘着材料 Aに圧着した際には個々のドット Idが圧着力によって好 適に圧着面 Zaに付着し、続いて圧着面 Zaを図示しない所望の対象面へと止着すベ く押圧する際には圧着面 Zaに転写された複数の断続パターンたるドット Idがそれぞ れ押圧力を受けることにより、好適に止着することができる。
[0046] また、ステージたる表紙体 Hを、圧着面 Zaの形状に沿って厚み方向に変形し得るよ うに構成しているので、転写式粘着材料 Aを構成する剥離基材 2そのものに圧着面 Z aに圧着させるためのクッション性或いは弾性反発性を付与することを有効に回避し て、転写式粘着材料 Aを薄ぐ積層してもコンパクトに構成し得るものとなっている。
[0047] 特に、剥離基材 2上に塗工された粘着剤 1の塗工厚を 5 μ m以上 200 μ m以下、好 ましくは 10 μ m以上 120 μ m以下とすることによって、十分な止着力を維持しつつ被 着体 Zを止着した際の厚み寸法を抑えることを可能としている。また、断続パターンす なわち粘着剤 1の各ドット Idの長径を、 0. 1mm以上 3mm以下、好ましくは 0. 2mm 以上 2mm以下としているので、粘着剤 1を被着体 Zに圧着する際に、圧着力が各ドッ ト Idに好適に集中することによって、各ドット Id毎に好適に被着体 Zに止着し得るも のとなつている。
[0048] そして本実施形態に係るノート型粘着製品 Nは、転写式粘着材料 Aをシート状に成 形したシートを複数積層した積層シート部 SSと、積層シート部 SSにおける任意のシ ート間に挟み得る表表紙 HIとを具備した構成として、具体的には積層シート部 SS及 びステージたる表紙体 Hの一端縁を綴じて他の事務用品とともに違和感なく好適に 持ち運びや取扱 、を行うことができるものとなって 、る。 [0049] また、被圧着転写面 Xに粘着剤 1の複数のドット Idを露出すなわち表出させて転写 する粘着剤 1の領域を制限することができる転写領域制限手段たるスプレッドシート C を付帯させることにより、使用者が任意の箇所に任意の形状に粘着剤 1を転写し得る ものとなっている。
[0050] また、粘着剤 1を塗工する断続パターンはそれぞれ円形状のドット Idに限られるも のではない。
[0051] <変形例>
すなわち、粘着剤 1を塗工する断続パターンは、図 1、図 3及び図 4 (a)に示すような ドット Idの他に、図 4 (b)に示すような連結ドット ldlや、図 4 (c)に示すようなタイヤパ ターン状ドット ld2を挙げることができる。これらのような連結ドット ldlやタイヤパター ン状ドット ld2を採用しても、上記実施形態と同様の効果を得ることが出来る。また本 実施形態に係る断続パターンとは、何れか一方の方向に対して断続的に配置されて いれば良いものである。例えば、所定方向に複数の直線が延びるいわゆるボーダー 模様や、複数の平行する波線を施したようなものであってもよい。勿論、前記波線を 構成する線の角度、形状並びに曲がり具合を問うものではない。
[0052] さらに、本発明に係る転写補助製品は上述のようなノート型粘着製品に限られるも のではない。
[0053] <第二実施形態 >
続いて、本発明の第二実施形態に係る転写補助製品たるテープスタンド Tについ て、図 5、図 6及び図 7を参照して説明する。
[0054] 本実施形態に係るテープスタンド Tは、上記第一実施形態と同様の転写式粘着材 料 Aを長尺状に成形した帯状粘着材料 A1を筐体 K内に収納し、ダイヤル Q3を手動 で回転することによって後述するステージ ST上に順次表出し得るようにすることによ り、表出している部分の粘着剤 1が転写される毎に、使用者が新たな粘着剤 1を順次 表出し得るように構成して!/、るものである。
[0055] ここで、当該テープスタンド Tも勿論、被着体 Z (図示せず)を圧着することによって 被着体 Zの圧着面 Za (図示せず)に粘着剤 1を転写し得るものであって、転写式粘着 材料 Aと、少なくとも柔軟性を有し転写式粘着材料 Aを支持して圧着面 Zaに粘着剤 1 を転写し得る被圧着転写面 Xを形成するステージ STとを少なくとも具備して ヽるもの である。具体的には、筐体 K内に、転写式粘着材料 Aを長尺状に成形した帯状粘着 材料 A1と、当該帯状粘着材料 A1を卷回した卷回軸部たる巻き出しスプール SP1と によって帯状粘着材料 A1を保持し得る粘着材料保持機構 Pとし、巻き出しスプール SP1に卷回した帯状粘着材料 A1を平面状に引き出すための引出機構 Qと、平面状 に引き出した帯状粘着材料 A1を支持し被着体 Zを圧着させ得る被圧着転写面 Xを 形成するステージ STとを具備しているものである。なお、転写式粘着材料 Aすなわち 帯状粘着材料 A1の裏面側は、卷回した帯状粘着材料 A1を引き出し易くするために 、剥離処理を施して図示しない剥離部を設けている。
[0056] 以下、テープスタンド Tの具体的な構成について説明する。
[0057] テープスタンド Tは、筐体 Kと、筐体 Kの上面側を開閉し得るカバー CVと、筐体 K内 に収納された粘着材料保持機構 Pと、引出機構 Qと、ステージ STとによって主に構 成している。
[0058] 筐体 Kは、図 5及び図 6に示すように、筐体本体 K1と、開閉部 K2とを有している。
筐体本体 K1は、主に帯状粘着材料 A1を含む巻き出しスプール SP1及び巻き取りス プール SP2、並びにステージ STを収容している。開閉部 K2は、図 6に示すように、 筐体 Kの他方の側面において側ヒンジ K3を介して開閉し得る部分であり、後述する 第一駆動軸 P2及び第二駆動軸 Q2を支持している。なお筐体 Kの下側には、テープ スタンド Tを壁等に設けたフックに掛けて使用し得るフック孔 K11を設けている。
[0059] カバー CVは図 5及び図 6に示すように、筐体 Kの上面側を覆う上カバー CV1と、卷 き出しスプール SP1の上側を隠蔽する中カバー CV2とを具備している。上カバー CV 1と中カバー CV2とは、それぞれ筐体本体 K1に回動可能に取り付けられている。本 実施形態に係るテープスタンド Tは、図 7に示すように中カバー CV2を上方へ回動さ せ、且つ図 6に想像線で示すように開閉部 K2を回動することにより、筐体本体 K1に 収容した帯状粘着材料 A1を、巻き出しスプール SP1及び巻き取りスプール SP2ごと 交換し得るように構成している。なお、交換作業をさらに円滑に行うために巻き出しス プール SP1及び巻き取りスプール SP2を別異のものに収容した状態で筐体本体 K1 に充填する態様としてもょ 、。 [0060] 粘着材料保持機構 Pは、図 6に示すように、上述した巻き出しスプール SP1と、筐体 K力も突出して設け巻き出しスプール SP1を一端側力も支持する第一コア P1と、巻き 出しスプール SP1の他端側を駆動可能に支持する第一駆動軸 P2とによって構成さ れて 、る。巻き出しスプール SP1は例えば厚紙ゃ榭脂素材を適宜成形することによ つて概略円筒状に成形したものであり、当該円筒の表面の所定箇所において帯状粘 着材料 A1の一端を支持し (図示せず)、当該基端カゝら帯状粘着材料 A1を、予め卷 回しているものである。第一コア P1は、筐体 Kの一端側力も他端側へ向かって巻き 出しスプール SP1の内側を突出しており、巻き出しスプール SP1の幅方向略全域に 亘つて支持しているものである。図 6では中実を示すハッチにて模式的に図示してい る力 巻き出しスプール SP1の内径に沿った概略筒状のものとしても良い。第一駆動 軸 P2は、筐体 Kの開閉部 K2から突出している第一基端部 P21と、後述する第三ギ ャ R22に嚙合しダイヤル Q3からの駆動力を受ける第一ギヤ P22と、巻き出しスプー ル SP 1の他端部に係合して巻き出しスプール SP 1を回転させ得る第一係合部 P23と を同軸且つ一体に回転動作し得るように具備して 、るものである。
[0061] 引出機構 Qは、図 6に示すように、上述した卷取軸部たる巻き取りスプール SP2と、 使用者による操作を受けるためのダイヤル Q3と、筐体 Kから突出して設け巻き取りス プール SP2—端側力も支持する第二コア Q1と、巻き取りスプール SP2の他端側を駆 動可能に支持する第二駆動軸 Q2とによって構成されて 、る。巻き取りスプール SP2 は、上述した巻き出しスプール SP1と略同様の素材及び同様の形状を有しているも ので、表面において帯状粘着材料 A1の他端を支持し(図示せず)、当該他端から、 後述するダイヤル Q3及び第二駆動軸 Q2を介した回動動作によって卷回していくも のである。ダイヤル Q3は、図 5に示すように上カバー CV1を開けた状態において一 部が表出され使用者による駆動力を受けるものである。第二コア Q1は、筐体 Kの一 端側から他端側へ向力つて巻き取りスプール SP2の幅方向略全域に亘つて支持して いる。勿論図示例に拘わらず筒状のものとしてもよい。第二駆動軸 Q2はダイヤル Q3 に同軸且つ一体に動作し得るもので、筐体 Kの開閉部 K2から突出している第二基 端部 Q21と、ダイヤル Q3からの駆動力を第三ギヤ R22へ伝達する第二ギヤ Q22と、 巻き取りスプール SP2の他端部に係合して巻き取りスプール SP2を回転させ得る第 二係合部 Q23とを同軸且つ一体に動作し得るように具備して 、るものである。また、 本実施形態では図示しないが、ダイヤル Q3或いは第二駆動軸 Q2に節度機構を設 けるなどして帯状粘着材料 A1を所定寸法毎に引き出し得る定寸送り手段を設けるこ とも可能である。
[0062] そして同実施形態では、ダイヤル Q3の回動に伴い巻き出しスプール SP1及び巻き 取りスプール SP2を同時に回転させるベぐダイヤル Q3と同軸に設けた巻き取りスプ ール SP2の動作に巻き出しスプール SP1を連動させ得る軸連動機構 Rを具備してい る。当該軸連動機構 Rは図 7に示すように、上述の第一ギヤ P22と、第二ギヤ Q22と 、これらに嚙合する第三ギヤ R22とによって構成することにより、ダイヤル Q3の操作 による巻き取りスプール SP2の動作に応じて巻き出しスプール SP1を適宜動作させ ることにより、帯状粘着材料 A1を過度に緊張させることなく且つ弛ませることなく移動 させ得るものとなっている。すなわち、ダイヤル Q3に加えられた駆動力は、同軸に構 成される第二係合部 Q23を介して巻き取りスプール SP2へと伝達される一方で、第 二ギヤ Q22、第三ギヤ R22、第一ギヤ P22、そして第一駆動軸 P2を介して巻き出し スプール SP1へと伝達される。なお図 7の断面図において、軸連動機構 Rを構成する 第一ギヤ P22、第二ギヤ Q22並びに第三ギヤ R22を模式的に実線で誇張して示し ている。
[0063] しかして、本実施形態に係るテープスタンド Tは、帯状粘着材料 A1を支持すること によって当該帯状粘着材料 A1とともに、本発明に係る被圧着転写面 Xを構成し得る ステージ STを具備して 、る。
[0064] ステージ STは、図 7に示すように、筐体 Kの上面側且つ巻き取りスプール SP2の上 側に略水平に設け、巻き出しスプール SP1から引き出され巻き取りスプール SP2に 至るまでの帯状粘着材料 A1を下方力 支持するものである。また当該ステージ ST は、例えば筐体本体 K1に一体に設けることも可能である力 筐体 Kとは別体に構成 して使用時に被着体 Z (図示せず)の圧着面 Za (図示せず)の形状に沿ってより好適 に変形し得るように構成してもよい。具体的には、ステージ ST自体又は一部をゴムや ウレタンなど弾性を有する素材によって構成する態様を挙げることができる。
[0065] そして、斯カる構成を有するテープスタンド Tは、使用者のダイヤル Q3操作によつ て、ダイヤル Q3と同軸に設けられた巻き取りスプール SP2が回転する一方で、上述 の軸連動機構 Rを介して巻き出しスプール SP 1が回転することにより、ステージ ST上 では帯状粘着材料 A1が一定の緊張を保持されることにより、好適に被圧着転写面 X を構成し得るとともに、当該一定の緊張を保ちながら巻き取りスプール SP2側へ移動 させ得るものとなっている。
[0066] 以上のように、本発明の第二実施形態に係る転写補助製品たるテープスタンド Tは 、転写式粘着材料 Aたる帯状粘着材料 A1を平面状に引き出し得る引出機構 Qを設 け、平面状に引き出した転写式粘着材料 Aとステージ STとによって、被圧着転写面 Xを構成することにより、被圧着転写面 X上の粘着剤 1が十分に転写された状態とな れば引出機構 Qによって同じステージ ST上に新たな粘着剤 1を有する被圧着転写 面 Xを構成することができるので、同じ場所でより多くの被着体 Zへ粘着剤 1を転写す ることがでさる。
[0067] また、転写式粘着材料 Aを長尺状の帯状粘着材料 A1として保持するという単純な 構成によって、粘着材料保持機構 Pにより多くの帯状粘着材料 A1を保持させたもの となっている。
[0068] そして引出機構 Qによって引き出した帯状粘着材料 A1は巻き取りスプール SP2に 巻き取ることで、多くの帯状粘着材料 A1をよりコンパクトに収納し得るものとなってい る。
[0069] さらに、軸連動機構 Rによって巻き出しスプール SP1及び巻き取りスプール SP2を 連動させて、より好適な帯状粘着材料 A1の引出を可能なものとし、ステージ ST上に 好適に帯状粘着材料 A1を配置し得るものとなつて 、る。
[0070] また、軸連動機構 Rはギヤによって構成される態様に限定されるものではない。
[0071] <変形例>
続いて、本発明の第二実施形態の変形例に係るテープスタンド TAを図 8、図 9及 び図 10に示す。なお、同変形例特有の形状並びに構造については上記実施形態と 同様の記号の末尾に「A」を付した記号を記して!/、る。
[0072] テープスタンド TAは、図 8に示すように、巻き出しスプール SP1を有する粘着材料 保持機構 PA、巻き取りスプール SP2を有する引出機構 QA、及び筐体 KAに一体に 設けられたステージ STを具備するとともに、本発明に係る被圧着転写面 Xを構成し ている点は上記第二実施形態と概ね同様であるが、図 9に示すように、巻き出しスプ ール SP1及び巻き取りスプール SP2を連動させ得る第一駆動軸 P2A及び第二駆動 軸 Q2Aにプーリ R22Aを架け渡すことによって、軸連動機構 RAを構成していること を特徴としている。
[0073] 粘着材料保持機構 PAは、図 8及び図 9に示すように、巻き出しスプール SP1と、図 示しない第一コア P1Aと、巻き出しスプール SP1を駆動させ得る第一駆動軸 P2Aと によって構成している。第一駆動軸 P2Aは、一端側に位置付けられる巻き出しスプ ール SP1を内側力も支持する第一係合部 P23Aと、他端側においてプーリ R22Aを 取り付けている第一プーリ受け P22Aとによって構成している。なお第一コア P1Aは 図示されていないが、図 10に示す後述の第二コアと略同様の構成を有している。す なわち筐体 KAに対して回転可能に支持されるとともに巻き出しスプール SP1を内側 力 支持して 、るものである。
[0074] 引出機構 QAは、図 8、図 9及び図 10に示すように、巻き取りスプール SP2と、ダイ ャル Q3Aと、図 10に示す第二コア Q1Aと、巻き取りスプール SP2を駆動させ得る第 二駆動軸 Q2Aとによって構成している。第二コア Q1Aは、筐体 KAに対して回転可 能に支持されるとともに巻き取りスプール SP2を内側から支持しているものである。第 二駆動軸 Q2Aは一端側において巻き取りスプール SP2を内側力 支持する第二係 合部 Q23Aと、他端側においてプーリ R22Aを取り付けている第二プーリ受け Q22A とによって構成している。
[0075] 軸連動機構 RAは、特に図 9に示すように、第一プーリ受け P22A、第二プーリ受け Q22Aにプーリ R22Aを架け渡すことによって構成しているものである。なお図 9の断 面図において、軸連動機構 RAを構成する第一プーリ受け P22A、第二プーリ受け Q 22A並びにプーリ R22Aを模式的に実線で誇張して示している。
[0076] 斯カるプーリ R22Aを採用することにより、ギヤを採用する際のギヤ間の寸法誤差 による起因するバックラッシの問題など、高度な寸法調節を要求されることを有効に 回避するとともに、軸連動機構 RA自体の単純化を実現して!/ヽる。
[0077] また、図 10に示すように、ステージ STを筐体 KAの一部として、巻き出しスプール S PI (図示せず)並びに巻き取りスプール SP2を支持している段ボール素材によって 構成することにより、構造の単純か並びに低コストィ匕を実現しているものである。
[0078] そして、ステージの形状は平面状のものには限られるものではない。
[0079] <変形例>
すなわち、図 11 (a)、図 11 (b)、図 12 (a)及び図 12 (b)に示すように、本変形例斯 力るステージ STAに、それぞれ凹凸部 ST1Aを設けたものを挙げることができる。
[0080] 凹凸部 ST1Aは、具体的には図 11 (a)に示す凹曲部 ST11A、図 11 (b)に示す凹 角部 ST12A、図 12 (a)に示す凸曲部 ST13A及び図 12 (b)に示す凸角部 ST14A を挙げることができる。特に、図 11に示す ST11A並びに ST12Aは、例えば筆記具 の外周面の一部を模した形状など、それぞれ曲面及び角を有する被着体 Zの圧着面 Zaの形状に合致或いは相似する形状に構成されており、圧着する際には一定面積 の曲面又は隣接する 2面を一度に圧着面 Zaとして粘着剤 1を転写することができる。
[0081] 一方凸曲部 ST13A及び凸角部 ST14Aは、図 12に示すように、ステージ STAの 他の部位よりも突出して 、るので、図示しな!、被着体 Zが例えば窪んだ面を有し当該 窪んだ面を圧着面 Zaとしたい場合などに好適に適用することができる。
[0082] そして、図 11及び図 12に示すように、ステージ STAを設けることによって、帯状粘 着材料 A1がステージ STAから離間した箇所ができる為、実際に被着体 Zを圧着させ る際には帯状粘着材料 A1が若干寸法引っ張られる事となる。そのため、特に引出機 構 QAには図示しない逆転防止機構を設けて、一度粘着剤 1が転写された剥離基材 2の面をステージ STA上へ逆行させることを防ぐ事が望ましい。勿論、凹凸部 ST1A を設けてもステージ STAと帯状粘着材料 A1とを常に接しさせておく格別の機構を採 用しても良い。
[0083] さらに、ステージ STは巻き出しスプール SP1並びに巻き取りスプール SP2とは別体 に構成されることに限られるものではない。
[0084] <変形例>
さらに、本実施形態の他の変形例に係るテープスタンド TBを図 13に示す。なお、 同変形例特有の形状並びに構造については上記実施形態と同様の記号の末尾に「
BJを付した記号を記して 、る。 [0085] テープスタンド TBは、上記第二実施形態並びに変形例と同様に、帯状粘着材料 A 1と当該帯状粘着材料 A1を卷回した卷回軸部たる巻き出しスプール SP1及び巻き 取りスプール SP2とを有しているものである。そして、当該巻き出しスプール SP1及び 巻き取りスプール SP2に卷回した帯状粘着材料 A1において外側に露出した露出面 XIのうち、同図に薄墨を付して示す部分を本発明に係る被圧着転写面 Xとしている 。すなわち、巻き出しスプール SP1及び巻き取りスプール SP2、又は当該巻き出しス プール SP1及び巻き取りスプール SP2と被圧着転写面 Xに覆われた帯状粘着材料 A1とによって、本発明に係るステージ STBを構成して!/、るものである。
[0086] このように別途ステージを設けることなぐ単純な構成によってステージ STBを構成 することも可會である。
<第三実施形態 >
続いて、本発明の第三実施形態について詳述する。
[0087] 本実施形態に係る転写補助製品 ACを図 14及び図 15に示す。
[0088] この転写補助製品 ACは、図 14及び図 15に示すように、転写式粘着材料 TCと後 述するステージ STCとを有するものである。具体的には、転写式粘着材料 TCをステ ージ STC上に配置することによって、例えば紙片、ヮッシャ WCや後述するプレート P LC等の部品や、他の物品といった被着体をステージ STC上に圧着させて、その圧 着面 WaC、 PLaCに粘着体 gCを転写するためのものである。言い換えれば、ステー ジ STC上に、圧着面 WaC、 PLaCに粘着体 gCを転写し得る被圧着転写面 ZCを形 成しているものである。そして本実施形態で採用している転写式粘着材料 TCは、同 図に示すように、後述する卷出軸 21C並びに卷取軸 22Cに架けて卷回した帯状の 剥離基材 tC上に、粘着体 gCを間欠状たる断続パターンすなわちドットパターンで配 置しているものである。このようにすることによって、被着体の圧着面 WaC、 PLaCに ドットパターン状に粘着体 gCを転写することとなり、例えば剥離基材 tCに粘着剤を均 一塗布したものに比べて圧着面 WaC、 PLaCに対する粘着体 gCのはみ出しを有効 に回避し、所謂優れた糊切れ性能を発揮しているものである。また言い換えれば、圧 着面 WaC、 PLaCに合わせた粘着剤の型どりという手間を回避しつつ好適に圧着面 に沿って粘着体 gCを好適に転写し得るものとなっている。なお本明細書において、「 正方向」を、転写式粘着材料 TCを後述する卷出軸 21Cから卷取軸 22Cへ移動させ る方向とし、「逆方向」を、卷取軸 22C力も卷出軸 21Cへ移動させる方向とする。
[0089] 以下、転写補助製品 ACの具体的な構造について具体的に説明する。
[0090] 転写補助製品 ACは、図 14及び図 15に示すように、装置本体 A1Cと、カバー A2C とを有し、図 14においてカバー A2Cを閉めた状態、図 15においてカバー A2Cを開 けた状態を図示している。
[0091] 装置本体 A1Cは、当該装置本体 A1Cの主体をなす後に詳述する引出機構たる卷 取装置 1Cの内側に、図 16に示すホルダ 2Cを保持し、当該ホルダ 2Cに卷回軸部た る卷出軸 21C並びに卷取軸 22Cを保持してなるものである。
[0092] 卷取装置 1Cは、図 17と、図 18及び図 19とで破線で示され、卷出軸 21C並びに卷 取軸 22Cを保持する卷出軸支持手段 11C並びに卷取軸保持手段 12Cを有して 、る 。加えて、卷取装置 1Cを、移動方向として正方向並びに逆方向の 2方向へ転写式粘 着材料 TCを移動させ得るものとし、正方向へ転写式粘着材料 TCを移動させる正方 向移動部 10aCと、逆方向へ転写式粘着材料 TCを移動させる逆方向移動部 10bC とを有するものとしている。斯カる構成により、後述する正方向レバー 13C並びに逆 方向レバー 14に対する往復動作による操作力を好適に正方向又は逆方向への駆 動力へと変換し、転写式粘着材料 TCを両方向に好適に送り得るものとなっている。
[0093] 正方向移動部 10aCは、図 17及び図 18に示すように、上述の卷取軸保持手段 12 Cと、正方向レバー 13Cと、正方向駆動手段 15Cと姿勢維持手段 17Cとによって構 成している。なお図 18は、卷取装置 1Cにおける右側面付近における内部の構成を 示したものである。
[0094] 卷取軸支持手段 12Cは、図 17に示すように、卷取軸 22Cを回動可能に支持し得る ものであり、正方向駆動手段 15Cからの駆動力を卷取軸 22Cへ伝達し得る駆動力伝 達部 121Cと卷取軸支持部 122Cとを有している。駆動力伝達部 121Cは、卷取軸 2 2Cの一端側において後述する軸カバー 24Cの被取付部 244Cの内側に係り合いな 力 正方向駆動手段 15Cからの駆動力によって回動することにより、当該駆動力を 卷取軸 22Cへ伝達するものである。卷取軸支持部 122Cは卷取軸 22Cの他端側に おいて軸カバー 24Cの被取付部 244Cに係り合うとともに、節度機構 122aCを有す ることにより、卷出軸 21Cの回動位置を保持し、卷取軸 22Cの不意な反転によるたる み等を抑制するものである。
[0095] 正方向レバー 13Cは、図 17及び図 18に示すように、上下方向に係る操作カを受 け付ける入力端部 131Cと、当該入力端部 131Cが受けた動作力を正方向駆動手段 15Cへと伝達する伝達部 132Cと、回動中心を構成する取付軸部 133Cとを有するも のとしている。ここで入力端部 131Cは、図 14、図 15にも示すように、後述する弾性 部材 SPCによって、操作力を付与していない状態では回動基端部である上端に位 置付けられ且つ伝達部 132Cが正方向駆動手段 15Cと係り合わない回動許容状態( NC)をなしている。当該弾性部材 SPCにより、入力端部 131Cに上側から下側への 一方方向の操作力を付与すれば正方向レバー 13Cは往復動作をすることとなる。伝 達部 132Cは、取付軸部 133C付近に位置付けられ且つ正方向駆動手段 15Cにお ける後述する歯車部 151Cに嚙合い得る伝達歯 132aC力もなるものである。なお当 該正方向レバー 13Cは、入力端部 131Cと取付軸部 133Cとの間の入力寸法 ICを、 伝達部 132Cと取付軸部 133Cとの間の出力寸法 OCよりも大きく設定しているものと して、 ヽゎゆる「てこの原理」により小さ!/ヽ操作力により強 ヽ駆動力を出力し得るものと している。
[0096] 正方向駆動手段 15Cは、図 17及び図 18に示すように、正方向レバー 13Cが受け 付けた往復動作による操作力を卷取軸支持手段 12Cに対する正方向への駆動力へ と変換し得るものである。具体的には正方向駆動手段 15Cは、上述した伝達歯 132a Cと嚙合い得る歯車部 151Cと、歯車部 151Cと同軸に設けられるとともに、歯車の回 動のうち片側方向に係る回動のみを上述の駆動力伝達部 121Cへと伝達し得る一方 向クラッチ部 152Cとを有している。なお一方向クラッチ部 152Cの具体的な構成は、 既知の構成を採用しているため、本明細書における詳細な説明を省略するものとす る。
[0097] 姿勢維持手段 17Cは、図 18に示すように、正方向レバー 13Cを回動許容状態 (N C)に維持し得るものである。具体的には、同図に示すように、正方向レバー 13Cを 回動始端側である上端へと付勢する弾性部材 SPCによって構成している。そして上 述の通り、正方向レバー 13Cは、上端において伝達部 132Cと歯車部 151Cとが離 間した回動許容状態 (NC)となって 、る。
[0098] そして同図に示すように、正方向レバー 13Cに操作力を付与し入力端部 131Cを 下方向へ移動させると、同図に想像線で示すような駆動状態 (EC)となり、伝達歯 13 2aCが歯車部 151Cと嚙合いながら下方へ移動することにより歯車部 151Cが回動し 、当該回動に係る作用力が一方向クラッチ 152部並びに上述の駆動力伝達部 121C を介して卷取軸 22Cへと伝達され、卷取軸 22Cが回動し、転写式粘着材料 TCを卷 き取ることにより当該転写式粘着材料 TCを正方向へ移動する。一方入力端部 131C への操作力を解除すれば弾性部材 SPCによって入力端部 131Cは上端へ移動する 。このとき、当該動作に係る伝達歯 132aCの動作によって歯車 151は上記とは反対 方向へ回動することとなる力 一方向クラッチ部 152Cが上述の駆動力伝達部 121C へ当該回転を伝達させずに所謂空回りをさせることによって、卷取軸 22Cが反対の 方向へ回動することはない。
[0099] 一方、逆方向移動部 10bCは、本実施形態では、図 17及び図 19に示すように、上 述の卷出軸支持手段 11Cと、逆方向レバー 14Cと、逆方向駆動手段 16と、姿勢維 持手段 17Cとによって構成している。なお図 5は、卷取装置 1Cにおける左側面付近 における内部の構成を示したものである。
[0100] 卷出軸支持手段 11Cは、上述の卷出軸支持手段 12Cとそれぞれの配置が略反転 した構成となっている。すなわち、図 17に示すように、卷出軸 21Cを回動可能に支持 し得るものであり、逆方向駆動手段 16C力もの駆動力を卷出軸 21Cへ伝達し得る駆 動力伝達部 111Cと卷出軸支持部 112Cとを有している。駆動力伝達部 111Cは、卷 出軸 21Cの一端側において軸カバー 24Cの被取付部 244Cの内側に係り合いなが ら逆方向駆動手段 16C力もの駆動力によって回動することにより、当該駆動力を卷 出軸 21Cへ伝達するものである。卷出軸支持部 112Cは卷出軸 21Cの他端側にお いて軸カバー 24Cの被取付部 244Cに係り合うとともに、節度機構 112aCを有するこ とにより、卷出軸 21Cの回動位置を保持し、過度な回転によるたるみ等を抑制するも のである。
[0101] 逆方向レバー 14Cは、図 17及び図 19に示すように、具体的な外形を除いては上 述の正方向レバー 13Cと同様の構成を有しているものである。すなわち逆方向レバ 一 14Cは、上下方向に係る操作力を受け付ける入力端部 141Cと、当該入力端部 1 41Cが受けた動作力を逆方向駆動手段 16Cへと伝達する伝達部 142Cと、回動中 心を構成する取付軸部 143Cとを有するものとしている。ここで入力端部 141Cは弹 性部材 SPCによって、操作力を付与していない状態では回動基端部である上端に 位置付けられ且つ伝達部 142Cが逆方向駆動手段 16Cと係り合わない回動許容状 態 (NC)をなしている。当該弾性部材 SPCにより、入力端部 141Cには上側から下側 への一方方向の操作力を付与すれば逆方向レバー 14Cは往復動作をすることとな る。伝達部 142Cは、取付軸部 143C付近に位置付けられ且つ逆方向駆動手段 16C における後述する歯車部 161Cに嚙合い得る伝達歯 142aC力もなるものである。な お当該逆方向レバー 14Cについても、入力端部 141Cと取付軸部 143Cとの間の入 力寸法 ICを、伝達部 142Cと取付軸部 143Cとの間の出力寸法 OCよりも大きく設定 して!/、るものとして、 ヽゎゆる「てこの原理」により小さ!/ヽ操作力により強 、駆動力を出 力し得るものとしている。
[0102] 逆方向駆動手段 16Cは、図 17及び図 19に示すように、逆方向レバー 14Cが受け 付けた往復動作による操作力を駆動力伝達部 111Cに対する逆方向への駆動力へ と変換し得るものである。具体的には逆方向駆動手段 16Cは、上述した伝達歯 142a Cと嚙合い得る第一歯車 161aCと第二歯車 161bCとからなる歯車部 161Cと、第二 歯車 161bCと同軸に設けられるとともに、歯車の回動のうち片側方向に係る回動の みを上述の駆動力伝達部 111Cへと伝達し得る一方向クラッチ部 162Cとを有して ヽ る。
[0103] 姿勢維持手段 17Cは、図 19に示すように、逆方向レバー 14Cを回動許容状態 (N C)に維持し得るものである。具体的には、同図に示すように、逆方向レバー 14Cを 回動始端側である上端へと付勢する弾性部材 SPCによって構成している。そして上 述の通り、逆方向レバー 14Cは、上端において伝達部 142Cが第一歯車 161aCとが 離間した回動許容状態 (NC)となって 、る。
[0104] そして同図に示すように、逆方向レバー 14Cにおいても、当該逆方向レバー 14C に操作力を付与されて入力端部 141Cが下方向へ移動すると、同図に想像線で示 すよう駆動状態 (EC)となり、伝達歯 142aCが第一歯車 161aCと嚙合いながら下方 へ移動することにより第二歯車 161bCが回動し、当該回動に係る作用力が一方向ク ラッチ部 162C並びに駆動力伝達部 111Cを介して卷出軸 21Cへと伝達され、しかる 後、卷出軸 21Cが回動し、転写式粘着材料 TCを逆方向に巻き取ることにより当該転 写式粘着材料 TCを逆方向へ移動する。一方入力端部 141Cへの操作力を解除す れば弹性部材 SPCによって入力端部 141Cは上端へ移動する。このとき、当該動作 に係る伝達歯 142aCの動作によって歯車部 161Cは上記とは反対方向へ回動する こととなるが、一方向クラッチ部 162Cが駆動力伝達部 111 Cへ当該回転を伝達させ ずに所謂空回りをさせることによって、卷出軸 21Cが反対の方向へ回動することはな い。
[0105] 一方、ホルダ 2Cは、図 16及び図 20に示すように、当該ホルダ 2Cの上面部分にお いて転写式粘着材料 TCを支持する粘着材料支持部 25Cと、卷出軸 21C並びに卷 取軸 22Cを仮保持するホルダ部 26Cと、卷取軸 22C並びに卷出軸 21Cの回動位置 を保持し得る位置保持手段たる摩擦制動部 27Cとを有している。
[0106] 卷出軸 21C及び卷取軸 22Cは、図 16、図 17及び図 20に示すように、帯状粘着材 料である転写式粘着材料 TCを卷回した筒状の芯材 20Cの両端に軸カバー 24Cを 取り付けたものである。なお卷出軸 21C及び卷取軸 22Cを当該ホルダ 2Cに最初に 取り付けた状態では卷出軸 21Cは芯材 20Cに転写式粘着材料 TCを所定量卷回し た状態となり、卷取軸 22Cは転写式粘着材料 TCの先端を芯材 20Cに固定したのみ の状態となっている。そして軸カバー 24Cは、芯材 20Cに取り付ける取付部 241Cと 、後述する圧接部材 271Cに接する外周部 242Cと、ホルダ 2Cに仮支持される仮支 持部 243Cと、当該仮支持部 243Cの内側において卷出軸支持手段 11C並びに卷 取軸支持手段 12Cに取り付けられる被取付部 244Cとからなるものである。そして被 取付部 244Cの表面は卷出軸支持手段 11C並びに卷取軸支持手段 12Cに係り合つ て好適に回動し得るように凹凸形状を成している。
[0107] ホルダ部 26Cは、同図に示すように、ホルダ 2Cの外形を軸カバー 24Cの仮支持部 243Cの形状に略合致させてなるとともに、軸カバー 24Cを支持した状態において仮 支持部 243Cの脱落を防止する抜け止め突起 261Cを形成している。
[0108] 摩擦制動部 27Cは、図 20に示すように、後述する上板部 250Cの下面側に圧接部 材 271Cを取り付けてなるものである。そして当該圧接部材 271Cは、卷取軸 22C力 バー A2C並びに卷取り軸カバー 24Cの外周部 242Cに弾性反発力を蓄積した状態 で圧接し得るものである。また圧接部材 271Cは卷出軸 21C並びに卷取軸 22Cの両 端に計 4力所に設けている。
[0109] 粘着材料支持部 25Cは、図 14、図 15、図 16及び図 20に示すように、ホルダ 2Cの 上面をなす上板部 250Cと、当該上板部 250Cの中央に配置され、例えば柔軟性を 有するウレタン素材によってなるステージ STCと、後述する圧着部材 3Cを取り付ける ための圧着部材取付部 251Cとを有している。そして当該ステージ STC上に転写式 粘着材料 TCを配置することにより、被着体たる例えば図 15に示すヮッシャ WCの圧 着面 WaCや図 20に示す被着体である後述するプレート PLCの圧着面 PLaCに均一 に圧着力を付与し得るものとして、好適に粘着体 gCを転写し得る被圧着転写面 ZC を構成し得るものとなって 、る。
[0110] そして、特に図 20に示すように、当該粘着材料支持部 25Cにおける正方向並びに 逆方向の端部を、転写式粘着材料 TCを被圧着転写面の面方向に対して鋭角に折 り返して支持する正方向案内部 25aC並びに逆方向案内部 25bCとし、それぞれ鋭 角案内手段 X1C、 X2Cとしている。具体的には、これら鋭角案内手段 X1C、 X2Cを 、転写式粘着材料をステージ STCに対して 90° 以下の角度で折り返して設けたもの としている。そして望ましくは 90° 力も 30° の角度で折り返した態様が良ぐこのよう なものであれば、上述の効果を得るのみならず、転写式粘着材料を移動させる際に 要する駆動力が大きくなり過ぎることを有効に回避し得るものとなる。
[0111] そして、本実施形態に係る転写補助製品は図 21及び図 22に示すように、粘着材 料支持部における圧着部材取付部 251Cに、被圧着転写面 ZCに対して被着体を圧 着し得る圧着部材 3Cをさらに設けることも可能である。
[0112] 以下、圧着部材 3Cの構成について図 21及び図 22に示して説明する。なお、同図 は被着体としてのプレート PLの圧着面 PLaCに粘着体 gCを転写する態様を示したも のである。
[0113] 圧着部材 3Cは、支持脚 31Cと、回動脚 32Cと、圧着ローラ 33Cを有している。支持 脚 31Cは、粘着材料支持部 25Cにおいて 2箇所に設けた圧着部材取付部 251Cに 例えば弾性係合によって取り付けられるものである。回動脚 32Cは、支持脚 31Cの 先端側において当該支持脚 31Cに対して基端側を回動可能に設けられるとともに、 先端側において圧着ローラ 33Cを架設支持するものである。圧着ローラ 33Cは、両 端を回動脚 32Cに支持されることにより、転写式粘着材料 TCの上側において、移動 方向とは直交する方向に延びるように位置付けられるとともに、軸芯周りに回転可能 に設けられている。
[0114] そして本実施形態において圧着部材 3Cは、図 22に示すように、回動脚 32Cを回 動させることにより同図に実線で示す圧着状態 (PC)と、同図に破線で示す解除状 態 (RC)とをとり得るものとなっている。このように構成することにより、圧着状態 (PC) において同図に図示する薄板状のプレート PLCを転写式粘着材料 TC、すなわち被 圧着転写面 ZCと圧着ローラ 33Cとの間に挟持した状態とし、プレート PLC自体を例 えば手指等で引っ張るか、或いは上述の正方向移動部 10aC並びに逆方向移動部 10bCによりプレート PLCごと転写式粘着材料 TCを移動させることにより、プレート P LCの圧着面における圧着ローラ 33Cに対応する位置において順次被圧着転写面 Z Cに圧着されて確実に粘着体 gCが転写されて 、くようになって 、る。
[0115] また同図に示すように、プレート PLCを被圧着転写面 ZCへ圧着した状態で転写式 粘着材料 TCとともに例えば正方向へ順次移動させていくことにより、プレート PLCが 鋭角案内手段 X1Cを通過することとなる。このとき、正方向案内部 25aCの位置にお いて剥離基材 tCがプレート PLCから離間していくことによって、プレート PLCの裏面 には粘着体 gCが付着した状態で当該プレート PLCの端部のみがせり出した状態と なる為、粘着体 gCを転写したプレート PLCを手指によって好適に取り出し易いものと なっている。勿論、同図に破線で示したように、プレート PLCを逆方向へ移動させた 場合でも同様である。
[0116] また例えば、図 23に示すように、箱状の整列配置手段 4Cを適用することも可能で ある。
[0117] 整列配置手段 4Cは、箱体 41Cと、底面側に設けた整列穴 42Cとを有するものであ る。当該整列穴 42Cの形状は、使用する所要の被着体の形状に沿った形状に設定 されている。同図においては、被着体としてヮッシャ WCを配置させた態様を例示して いる。
[0118] 以上のような構成とすることにより、本発明の第三実施形態に係る転写補助製品 A Cは、上記各実施形態並びに各変形例と同様の効果を示すものとなっている。
[0119] 以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した 実施形態のみに限定されるものではなぐ本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変 形が可能である。
[0120] 例えば、上記第二実施形態では、ステージを巻き出しスプール及び巻き取りスプー ルとは別体に構成する態様と、巻き出しスプール及び巻き取りスプールを利用して構 成する態様とを記したが、これらの態様は択一的に選択する物ではなく両方の態様 を組み合わせることによって、より好適にステージを構成することも可能である。
[0121] その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなぐ本 発明の趣旨を逸脱しな 、範囲で種々変形が可能である。
産業上の利用可能性
[0122] 本発明を活用すれば、被着体の圧着面に合わせて粘着体を塗布したり別途転写 具等を用いて圧着面の形状に沿って粘着体を転写することを有効に回避して、粘着 体を圧着面の形状に沿って好適に転写することが可能となる。

Claims

請求の範囲
[1] 被着体を圧着することによって被着体の圧着面に粘着体を転写し得るものであって、 剥離基材上に前記粘着体を塗工してなる転写式粘着材料と、少なくとも柔軟性を有 し前記転写式粘着材料を支持して前記圧着面に前記粘着体を転写し得る被圧着転 写面を形成するステージとを少なくとも具備することを特徴とする転写補助製品。
[2] 前記粘着体を粘着剤とするとともに、前記転写式粘着材料を、前記剥離基材上に前 記粘着剤を断続パターンに塗工してなるものとしている請求項 1記載の転写補助製
P
PPo
[3] 前記断続パターンの長径を、 0. 1mm以上 3mm以下としている請求項 2記載の転写 補助製品。
[4] 前記ステージを、前記圧着面の形状に沿って変形し得るように構成して ヽる請求項 1
、 2又は 3記載の転写補助製品。
[5] 前記ステージを、凹凸面を有するものとしている請求項 1、 2、 3又は 4記載の転写補 助製品。
[6] 前記転写式粘着材料をシート状に成形したシートを剥離部を介して複数積層した積 層シート部と、前記積層シート部における任意のシート間に挟み得る前記ステージと を具備している請求項 1、 2、 3、 4又は 5記載の転写補助製品。
[7] 前記被圧着転写面に露出させる前記粘着体の塗工領域を制限し得る転写領域制限 手段をさらに具備している請求項 6記載の転写補助製品。
[8] 前記積層シート部及び前記ステージの一端縁を綴じてなるものとして 、る請求項 6又 は 7記載の転写補助製品。
[9] 前記転写式粘着材料を長尺状に成形した帯状粘着材料と当該帯状粘着材料を卷 回した卷回軸部とを少なくとも有し、当該卷回軸部に卷回した帯状粘着材料のうち外 側に露出した露出面を前記被圧着転写面とし、前記卷回軸部又は当該卷回軸部と 前記被圧着転写面に覆われた前記帯状粘着材料とによって前記ステージを構成し ている請求項 1、 2、 3、 4又は 5記載の転写補助製品。
[10] 前記転写式粘着材料を保持し得る粘着材料保持機構と、転写式粘着材料を平面状 に引き出し得る引出機構と、平面状に引き出した前記転写式粘着材料を支持し前記 被圧着転写面を形成し得る前記ステージとを少なくとも具備している請求項 1、 2、 3、
4又は 5記載の転写補助製品。
[11] 前記粘着材料保持機構を、前記転写式粘着材料を長尺状に成形した帯状粘着材 料と当該帯状粘着材料を卷回した卷回軸部とを少なくとも有するものとし、前記卷回 軸部に卷回した帯状粘着材料を平面状に引き出し得る前記引出機構と、平面状に 弓 Iき出した帯状粘着材料を支持し前記被圧着転写面を形成し得る前記ステージとを 少なくとも具備している請求項 10記載の転写補助製品。
[12] 前記引出機構を、前記卷回軸部から引き出された前記帯状粘着材料を巻き取り得る 卷取軸部を具備するものとして 、る請求項 11記載の転写補助製品。
[13] 前記卷回軸部及び前記卷取軸部の動作を連動させ得る軸連動機構をさらに具備す るものとしている請求項 12記載の転写補助製品。
[14] 前記引出機構を、前記帯状粘着材料を所定寸法毎に引き出し得る定寸送り手段を 具備するものとしている請求項 10、 11、 12又は 13記載の転写補助製品。
[15] 前記剥離基材上に塗工された前記粘着体の塗工厚を、 5〜200 μ mとして 、る請求 項 1、 2、 3、 4、 5、 6、 7、 8、 9、 10、 11、 12、 13又は 14記載の転写補助製品。
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