WO2006132278A1 - 打込み工具 - Google Patents

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WO2006132278A1
WO2006132278A1 PCT/JP2006/311435 JP2006311435W WO2006132278A1 WO 2006132278 A1 WO2006132278 A1 WO 2006132278A1 JP 2006311435 W JP2006311435 W JP 2006311435W WO 2006132278 A1 WO2006132278 A1 WO 2006132278A1
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Kouji Kubo
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Max Co., Ltd.
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C7/00Accessories for nailing or stapling tools, e.g. supports
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure

Definitions

  • One or more embodiments of the present invention provide a driving tool capable of freely switching an operation method in accordance with a type of work and a work place.
  • FIG. 1 is a perspective view partially showing a cross-section of an example of a nailing machine according to an exemplary embodiment of the present invention.
  • FIG. 2 is a side view of the nailing machine.
  • FIG. 6 is an explanatory diagram showing an operating state when the trigger is pulled without being pressed at the first position.
  • FIG. 11 is an explanatory diagram showing an operating state when a trigger is pulled when there is a material to be driven. Explanation of symbols
  • the lower contact member 11 may be any member that can move in parallel with the axis of the nose portion 4, that is, along the injection path. Therefore, the lower shaft body 14b, the connecting arm 17, and the operating arm 19 are not limited to their shapes and connecting modes as long as they are configured to be linked in the vertical direction.

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Abstract

  ノーズ部4に対して相対的に上方に移動させることによりトリガの操作を有効にするコンタクト機構において、下部コンタクト部材11を、上記ノーズ部4の近傍に上下に設けられた2つのバネ23、24の間に保持し、上部バネ23によって下部コンタクト部材11の下端を上記ノーズ部の下端よりも下方に突出するように付勢するとともに、上部バネ23に抗して上記下部コンタクト部材11を上方位置に保持する第1の位置と、下部バネ24に抗して上記コンタクト部材を下方位置に保持する第2の位置と、コンタクト部材の移動を規制しない第3の位置とに切替え可能な切り替え装置28を設けた。

Description

明 細 書
打込み工具
技術分野
[0001] 本発明は、釘打機ゃネジ打ち機などの打込み工具において、押し付けのストローク が不要な方式 (以下、ストローク不要方式と 、う)とコンタクト方式とに切替え可能な打 込み工具に関し、特に打込み工具のコンタクト機構に関する。
背景技術
[0002] 打込み工具は釘ゃネジなどのファスナーを木材やコンクリートに打込むものである。
打込み工具には、ファスナーの射出路を有するノーズ部に沿って摺動可能に設けら れてコンタクト部材(一般にコンタクトアームとかコンタクトノーズのように称される)を被 打込み材に押し付けることによって初めて打込み工具が起動するコンタクト方式のも のと、押し付けなくても打込み工具を起動させることができるストローク不要方式のも のとが存在する。
[0003] コンタクト方式の打込み工具は、釘の射出路を有するノーズ部に沿って相対的に移 動可能なコンタクト部材を被打込み材に押し付けたときにのみ上記打込み工具を起 動するトリガバルブの起動操作を有効にするものである。コンタクト部材は常時はノー ズ部の先端よりも打ち込み方向に突出するようにパネ付勢されており、ファスナーを 打込むときにノーズ部の先端が被打込み材の打込み部に当るまでコンタクト部材の 先端を被打込み材に押し付けることにより相対的に押し付け方向と反対側に移動し、 この移動によってノーズ部の先端が被打込み材に当てられたことを検出してトリガの 操作を有効にすることができる。この場合のみ打込み工具は起動する。
[0004] これに対し、ストローク不要方式は、コンタクト部材を上死点側に保持してノーズ部 の先端よりも突出しないようにしたもので、ノーズ部の先端を被打込み材に当ててトリ ガを引き操作すれば打込み工具は起動する。そして、被打込み材に当てずにトリガ を引いたときは、コンタクト部材が突出するだけで、トリガの操作は無効になる。したが つて、作業効率がよい。
[0005] なお、特開 2002— 283253公報は、コンタクト部材を上死点付近に固定する押圧 手段を備えた釘打機を開示する。
[0006] コンタクト方式は、コンタクト部材はノーズ部の先端よりも打込み方向に突出するよう にパネ付勢されているため、被打込み材に押し付けるときはパネ荷重以上の力によ つて強く押し付けることになる。パネ荷重が高いことは、作業者に対して誤作動でない ことを認知させる上で有効であり、作業者にとってもこのように押し付けて打つという 操作は無意識に身にっ 、たものになって 、る。
[0007] ところが、コンタクト部材はノーズ部の先端よりも打込み方向に突出するようにパネ 付勢されているため、被打込み材に押し付けるときはパネ荷重以上の力によって強く 押し付けることになる。したがって、例えば幅木の溝にピンネイルを打込む場合、ノー ズ部の先端は上記溝に係合するように細くなつているので、押し付けたときの衝撃に よって被打込み材の表面に傷や圧痕などが付くことがある。このため、打ち込み前の 安全作業として、パネ力よりもわずかに大きい程度の力でコンタクト部材を押し付けな ければならず、作業者はその押し付けの加減に細かな注意力を要求され、作業が煩 わしいものになっていた。
[0008] これに対し、ストローク不要方式の場合、コンタクト部材を押し付けると!/、う動作は不 要なので作業効率はよい。しかし、コンタクト部材が上死点に保持されているので、初 めにコンタクト部材の先端を被打込み材に当てるときにパネによるクッション性は全く な!、から、上述の幅木などの化粧材のように柔らカ 、被打込み材に打ち込むときは 傷や凹みが付くのは避けられない。
[0009] また、ストローク不要方式は、トリガに配置されたコンタクトレバーの一端の枢支部と 他端との間の中間部の上部に起動用トリガバルブのトリガノ レプステムの下端が係 合する構造であるから、トリガの動きが小さくても、コンタクト部材自体のストロークを大 きく取れるという特徴がある。ところが、この点はこの方式にとって逆にマイナスの点で もある。すなわち、コンタクト部材は上下に長い一体構成であるから、釘打ち込みにあ たりトリガを引き操作すると、トリガの動きはダイレクトにコンタクト部材に伝達されるが 、コンタクト部材はその先端が被打込み材に当っていて動かない。このため、トリガを わずかに引いただけでトリガバルブステムが押し込まれて釘打機が起動してしまうこと がある。この場合、釘打機のノーズ部を十分に強く被打込み材に押し付けないうちに 釘打機が起動することになるので、その反力で釘打機が持ち上がり、釘が十分に打 込まれないだけでなぐ釘打機がグリップを中心に回動するようにモーメントが働くの で、打込み不良が生じたり座屈が生じたりして打込みが不安定になるおそれがある。 発明の開示
[0010] 本発明の一または一以上の実施例は、作業の種類や作業場所に応じて作動方式 を自由に切り替えることができる、打込み工具を提供する。
[0011] また、本発明の一または一以上の実施例は、ストローク不要方式を採用したときに、 トリガの引き操作にゆとりをもたせて打込みを安定させ、操作性や作業性を改善する ことができる打込み工具を提供する。
[0012] 本発明の一または一以上の実施例によれば、打込み工具は、 工具本体の下部に 設けられてファスナーを打ち込むノーズ部と、上記ノーズ部の射出路に沿って上下方 向に移動可能に設けられたコンタクト部材と、上記ノーズ部の近傍に設けられ上記コ ンタクト部材を保持する上部および下部パネと、上記上部パネに抗して上記コンタク ト部材の下端を上記ノーズ部の先端と略同じ上方位置に保持する第 1の位置と、上 記下部パネに抗して上記コンタクト部材の下端を上記ノーズ部の先端よりも下方に突 出する下方位置に保持する第 2の位置と、上記コンタ外部材の移動を規制しない第 3の位置とに、上記コンタクト部材の位置を切替える切り替え装置と、を備える。
[0013] 第 1の位置では、コンタクト部材は上方位置に保持されるので、打ち込みにあたつ ては、コンタクト部材の先端を被打込み材に接触させてトリガを引けばよい。このよう に、コンタクト部材の押し付け操作が不要なストローク不要方式で操作できる。したが つて、被打込み材の表面に沿ってノーズ部の先端を当てたまま引きずりながら打ち込 むズリ打ちをしたいときや、高所で押し付けにくい体勢のときなどの場合は、押し付け にパネ荷重が不要なので、作業効率がよい。
[0014] 第 2の位置では、コンタクト部材は下方位置に保持されるので、打ち込みにあたつ ては、コンタクト部材を被打込み材に押し付けた後にトリガを引き操作したきにのみ、 実際の打ち込みが可能となる。トリガバルブのバルブステムにより上記コンタクト部材 をさらに下部パネに抗して下方に移動させるから、トリガを引いても起動しない。した がって、コンタクト方式で作業でき、安全性が確保される。 [0015] また、フロア材にさね打ちをする場合などのように、必要以上に上から荷重がかかる 体勢で釘打ち込み作業をするときは、コンタクト方式によれば、クッション性を高め、 押し付け荷重を上げることで釘打機に必要以上に荷重を与えることになるので、反動 によって狙い箇所力 ずれが生じるのを有効に防止して正確な狙い打ちが可能とな る。
[0016] 第 3の位置では、コンタクト部材は上下の 2つのパネの間に保持されているので、そ れ自体力クッション性があり、実際に打ち込む場合のコンタクト部材のストロークは短 くてよいから押し付けるときの力のコントロールも容易である。したがって、柔らかい素 材の被打込み材にファスナーを打ち込むときも、傷や凹みなどがつきにくぐし力も操 作性もよい。
[0017] このように、コンタクト部材による作動方式を自由に切り替え選択することができるの で、作業の種類や場所に応じて、仕上げ、作業の迅速、確実な打ち込みなど、その 時、その場所での作業の重要性にしたがって最適な打ち込みが可能となるので、利 便性が高い。
[0018] また、本発明の一または一以上の実施例によれば、上記上部パネと下部パネを上 記コンタクト部材と一体的に上下動する共通の軸体上に配設するとともに、上記切り 替え装置を、上記軸体の外側に配置したカバーに上記第 1の位置と第 2の位置と第 3の位置とに対応するように形成された切り替え溝と、上記軸体とともに上下動しかつ 上記切り替え溝に係合可能に設けられた切り替えレバーとから構成してもよい。
[0019] 従って、切り替えレバーによって上記軸体を上下に移動させながら係合溝に係合さ せることによってコンタクト部材を第 1の位置、第 2の位置又は第 3の位置に容易確実 に切替えることができる。
[0020] また、本発明の一または一以上の実施例によれば、上記コンタクト部材を上部コン タクト部材と下部コンタクト部材に分割し、これらの上下部コンタクト部材をそれぞれ上 方に付勢し、上記トリガに一端が枢支されたコンタクトレバーの他端を上記上部コンタ タト部材の上端に係合し、中央部を上記トリガバルブのバルブステムに係合させるとと もに、上記コンタクト部材の下端が上記ノーズ部の先端と略同じ位置にあるときに、上 記上部コンタクト部材の下端と下部コンタクト部材の上端との間にはクリアランスを形 成し、上記トリガを引き上げ時に、上記コンタクトレバーは上記ノ レブステムの先端に 係合した部分を中心にして回動して上記上部コンタクト部材を上記クリアランス分だ け下方に移動して下部コンタクト部材の上端に係合させるとともに、上記コンタクト部 材が下方に移動可能なときは、上記コンタクトレバーは上記ノ レブステムの先端に係 合した部分を支点に回動し、上記下部コンタクト部材が下方に移動不可能なときは、 上記コンタクトレバーは上記上部コンタクト部材の先端に係合した部分を支点に回動 して上記バルブステムを上方に押し込むようにしてもょ 、。
[0021] この構成によれば、上部コンタクト部材のパネ荷重を下部コンタクト部材のパネ荷重 に比べて小さくすることができるから、トリガを引き操作したときの上部コンタクト部材 の押し込み荷重は軽ぐさらに下部コンタクト部材と一体となったときの押し込み荷重 は高くなる。このため、トリガを引いていくときに、最初は軽ぐ次いで重くなり、重くな つたときに釘が打ち出されるので、感覚的に釘の打込みタイミングがよくわかる。この ように、上部コンタクト部材と下部コンタクト部材との間にクリアランスを設けることにより トリガの引き操作にゆとりが生じるので、打込みが安定し、操作性や作業性を改善す ることがでさる。
[0022] さらにいえば、上部コンタクト部材のパネは低荷重のものでもよいので、コンパクトな パネを使用することができるため、パネの配置が容易となる。
[0023] その他の特徴および効果は、実施例の記載および添付のクレームより明白である。
図面の簡単な説明
[0024] [図 1]本発明の典型的実施例に係る釘打機の一例を一部断面で示した斜視図である [図 2]上記釘打機の側面図である。
[図 3]軸体を図 2の X—X線に沿う断面で示した説明図である。
[図 4]第 1の位置に保持した場合の要部の説明図である。
[図 5]第 1の位置における釘の打ち込み態様を示す説明図である。
[図 6]第 1の位置で押し付けずにトリガを引いた場合の作動状態を示す説明図である
[図 7]第 2の位置に保持した場合の要部の説明図である。 [図 8]第 2の位置における釘の打ち込み態様を示す説明図である。
[図 9]第 1の位置において上下部のコンタクト部材の間にクリアランスを設けた状態の 要部の説明図である。
[図 10]被打込み材がないときにトリガを引いた場合の作動状態を示す説明図である。
[図 11]被打込み材があるときにトリガを引いた場合の作動状態を示す説明図である。 符号の説明
[0025] 1 釘打機
4 ノーズ部
12 トリガバルブ
10 バルブステム
11 コンタクト部材
23 上部パネ
24 下部パネ
30 切り替え溝
31 切り替えレバー
発明を実施するための最良の形態
[0026] 以下、図面を参照し、本発明の典型的実施例に関して説明する。
[0027] 図 1および図 2において符号 1は釘打機(打込み工具)を示す。この釘打機 1は、打 撃機構を備えた工具本体 2と、工具本体 2から後方に配置されたグリップ 3と工具本 体 2の下端に設けられたノーズ部 4と、ノーズ部 4に連結釘 (ピンネイル)を供給する長 方形状のマガジン 5とを備え、マガジン 5からノーズ部 4の射出路に供給された先頭 の釘を上記打撃機構を構成する打撃ピストン 6と一体に結合したドライバ 7によって打 ち出すものである。なお、射出路はノーズ部 4の前壁を構成するドライバガイド 8と後 壁を構成するウェアプレート 9との間に形成されている。
[0028] 釘を打ち出すにあたっては、トリガ 10を引いて起動用トリガバルブ 12を作動させる ことにより、エアコンプレッサ力 供給された圧縮空気を打撃機構に送ってそのエア 圧によって上記先頭釘を打ち出すのである力 上記トリガ 10の引き操作は、コンタクト 機構として次に示すコンタクトアーム機構 Aを介してトリガバルブ 12を作動させること ができるように構成されて 、る。
[0029] なお、トリガバルブ 12は、従来公知のものと同じで、エアコンプレッサ力 圧縮空気 が供給されたときは、ノ レブステム 13を下方に押し出し、このバルブステム 13をトリガ 10によって上方に押し込むことによって起動するように作動するものである。
[0030] コンタクトアーム機構 Aは、図 4に示されるように、ノーズ部 4の軸心と平行に移動す る軸体 14と一体的に設けられた下部コンタクト部材 11と、その上部の上部コンタクト 部材 15等とから構成されている。また、軸体 14は、図 3のように上部軸体 14aと下部 軸体 14bとを一体的に螺合したもので、下部軸体 14bは上部軸体 14aに対して回転 しないように設けられている。また、上部軸体 14aの上部にはアジャストダイヤル 16が 螺合し、アジャストダイヤル 16を回転することによって連結アーム 17の上下位置を調 整できるようになつている。
[0031] 下部コンタクト部材 11は図 4に示されるように、上記軸体 14と軸体 14の下部から前 方に設けられた連結アーム 17を介して下向きに配置されたコンタクト部 18と、上記軸 体 14の下部から直角に屈曲した作動アーム 19とから構成されている。なお、ウェア プレート 9の先端は薄肉に形成され、コンタクト部 18はその後面に沿って上下動可能 に配置されている。
[0032] そして、マガジン 5には、図 3に示されるように、軸体 14の上下部に対応する位置に パネ受け 21、 22が形成され、上下各パネ受け 21、 22と上記作動アーム 19との間に 各々上部パネ 23と下部パネ 24とが配設されている。これにより、下部コンタクト部材 1 1は上部パネ 23と下部パネ 24との間に保持され、上部パネ 23に抗して上方に移動 し、下部パネ 24に抗して下方に移動することができるようになつている。下部コンタク ト部材 11の上記停止位置から下部の移動端までのストロークは従来のストロークの半 分程度に設定されている。
[0033] 図 4に示されるように、上部コンタクト部材 15は上下動可能に配置され、パネ 25に より上方に位置するように付勢されている。上部コンタクト部材 15は通常は作動ァー ム 19の上部に係合して!/、る。
[0034] 上部コンタクト部材 15の上部にはトリガ 10が配置されている。トリガ 10の内部にはコ ンタクトレバー 26が支軸 27を中心に回動可能に配置されて!、る。コンタクトレバー 26 の先端 26aは上記上部コンタクト部材 15の上端 15aに係合可能に設けられている。
[0035] コンタクトレバー 26の中間は起動用のトリガバルブ 12のバルブステム 13の下方に 位置している。そして、上部コンタクト部材 15が上動した状態でコンタクトレバー 26の 先端側を押し上げることによりトリガ 10を引き上げ操作したときに、下部コンタクト部材 11が上記バルブステム 13を押し込んでトリガバルブ 12を作動させるように構成され ている。
[0036] 次に、上記コンタクトアーム機構 Aには、上記上部パネ 23に抗して上記下部コンタ タト部材 11を上方位置に保持する第 1の位置と、上記下部パネ 24に抗して上記下部 コンタクト部材 11を下方位置に保持する第 2の位置と、上記下部コンタクト部材 11を 中間位置に保持する第 3の位置とに切替え可能な切り替え装置 28が設けられている
[0037] 切り替え装置 28は、図 2に示されるように、上記軸体 14の外側に配置したカバー 2 9に上記第 1の位置と第 2の位置と第 3の位置とに対応するように形成された切り替え 溝 30と、上記軸体 14とともに上下動しかつ上記切り替え溝 30に係合可能に設けら れた切り替えレバー 31とから構成されている。
[0038] すなわち、カバー 29は上記下部コンタクト部材 11と一体的に上下動する軸体 14の 外側に配置されている力 このカバー 29には、上記位置と第 2の位置と第 3の位置と に対応する位置にそれぞれ切り替え溝 30が連続形成されて ヽる。この切り替え溝 30 は上段溝 30aと縦溝 30bと下段溝 30cとから Z字形に形成されて 、る。上段溝 30aは 、上記上部パネ 23に抗して上記下部コンタクト部材 11を上方位置に保持する位置 に対応し、下段溝 30cは上記下部パネ 24に抗して上記下部コンタクト部材 11を下方 位置に保持する第 2の位置に対応し、また縦溝 30bは上記下部コンタクト部材 11を 中間位置に保持する第 3の位置に対応するように開口形成されて!、る。
[0039] また、切り替えレバー 31は上記軸体 14の上部軸体 14aのパネ受け 21、 22の間に 上下動かつ回転可能に配置されている。上部軸体 14aは回転可能であるとともに、 下部コンタクト部材 11と一体的に上下動する。切り替えレバー 31は上記切り替え溝 3 0を貫通して外部から操作でき、連続的に動力して上段溝 30aと縦溝 30bと下段溝 3 Ocの 、ずれかに選択的に係合させることができるようになって!/、る。 [0040] 上記構成において、切り替えレバー 31を手で上下に移動させながら切り替え溝 30 に係合させることによって下部コンタクト部材 11を第 1の位置、第 2の位置又は第 3の 位置のいずれかの選択位置に容易確実に切替えることができる。
[0041] まず、切り替えレバー 31を上段溝 30aに係合させて第 1の位置に保持することによ り、図 4に示されるように、パネ受け 21が上方に移動するので、上部パネ 23は橈んだ 状態でロックされ、下部コンタクト部材 11は下部パネ 24により、コンタクト部 18の下端 はノーズ部 4の先端と略同じ上方位置に保持される。
[0042] この状態で釘を打ち込むときは、図 5に示されるように、まず下部コンタクト部材 11 のコンタクト部 18を被打込み材 aに当てる。そして、トリガ 10を引き操作すると、コンタ クトレバー 26はトリガバルブ 12のバルブステム 13との係合部を支点にして回動し、そ の先端 26aは上部コンタクト部材 15をパネ 25に抗して押し下げようとする。ところが、 上部コンタクト部材 15の下端 15bは上記作動アーム 19に係合し、それ以上下がるこ とはできない。このため、コンタクトレバー 26は上部コンタクト部材 15の上端との係合 を支点にして回動するから、その中間部は上記バルブステム 13を上方に押し込み、 トリガバルブ 12が作動して釘打機 1が起動し、釘が打ち込まれる。
[0043] なお、コンタクト部 18を被打込み材 aに当てないでトリガ 10を引き上げ操作すると、 図 6に示されるように、トリガノ レブ 12のバルブステム 13は圧縮空気により下方に押 し出されているから、コンタクトレバー 26はバルブステム 13との係合部を支点として回 動し、その先端 26aは上部コンタクト部材 15をパネ 25に抗して押し下げる。上部コン タクト部材 15の下端は作動アーム 19に係合しているから、作動アーム 19とともに軸 体 14とコンタクト部 18も下部パネ 24に抗してさらに下方に突出する。したがって、こ のとき釘打機 1は起動しな 、。
[0044] このように、切り替えレバー 31を上段溝 30aに係合させて位置に保持した状態で打 ち込みするときは、下部コンタクト部材 11の先端を被打込み材 aに接触させてトリガを 引けばよ!、から、下部コンタクト部材 11の押し付け操作が不要なストローク不要方式 で操作できる。
[0045] したがって、被打込み材 aの表面に沿ってノーズ部の先端を当てたまま引きずりな 力 打ち込むズリ打ちをしたいときや、高所で押し付けにくい体勢のときには、押し付 けに必要なパネ荷重は作業性を妨げるため、上記ストローク不要方式で作業をする のがよい。
[0046] 次に、切り替えレバー 31を下段溝 30cに係合させて第 2の位置に保持することによ り、図 7に示されるように、パネ受け 22が下方に移動するので、下部パネ 24は橈んだ 状態でロックされ、下部コンタクト部材 11は上部パネ 23により、コンタクト部 18の下端 を上記ノーズ部 4の先端よりも下方に突出する位置に保持する。このとき、作動ァー ム 19と上部コンタクト部材 15とは離間する。
[0047] この状態で打ち込みするときは、図 8に示されるように、下部コンタクト部材 11の先 端を被打込み材 aに押し付ける。これにより、作動アーム 19は上部コンタクト部材 15 の下端に係合する。その後にトリガを引き操作すると、コンタクトレバー 26はトリガバ ルブ 12のバルブステム 13との係合部を支点にして回動して上部コンタクト部材 15を パネ 25に抗して押し下げようとする。ところが、上部コンタクト部材 15の下端 15cは上 記作動アーム 19に係合し、それ以上下がることはできない。このため、コンタクトレバ 一 26は上部コンタクト部材 15の上端との係合を支点にして回動するから、その中間 部は上記バルブステム 13を上方に押し込み、トリガバルブ 12が作動して釘打機が起 動し、釘が打ち込まれる。
[0048] なお、コンタクト部 18を被打込み材 aに当てないでトリガ 10を引き上げ操作すると、 図 7に示されるように、トリガノ レブ 12のバルブステム 13は圧縮空気により下方に押 し出されているから、コンタクトレバー 26はバルブステム 13との係合部を支点として回 動し、その先端 26aは上部コンタクト部材 15の上端 15aに当り、パネ 25に抗して押し 下げるが、上部コンタクト部材 15の下端 15bは作動アーム 19に係合するだけであり、 上部コンタクト部材 15は空振り状態となる。したがって、バルブステム 13を押し込むこ とはできないから、釘打機 1は起動しない。
[0049] 上述のように、下部コンタクト部材 11の先端を被打込み材 aに押し付けることで初め て実際の打ち込みが可能となる。し力も、下部パネ 24は橈んだ状態で固定され、そ の分上部パネ 23の作動範囲が大きくなるから、下部コンタクト部材 11のストロークは 大きくなる。したがって、この場合は完全なコンタクト方式で操作することができるので 、安全性が確保できる。 [0050] また、たとえばフロア材にさね打ちをするときは、腰を曲げた体勢で先端を被打込 み材 aに当てるが、このような体勢では必要以上に上力 荷重が力かるため、ストロー ク不要方式や後述の低荷重コンタクト方式では、被打込み材 aに圧痕が付いたり打ち 込み時の反動で狙ったところ力 外れて被打込み材 aの表面を傷つけたりするおそ れがある。し力し、この場合のコンタクト方式の釘打ち込みによれば、クッション性を高 め、押し付け荷重を上げることで釘打機に必要以上に荷重を与えることになるので、 反動によって狙い箇所力 ずれが生じるのを有効に防止して正確な狙い打ちが可能 となる。
[0051] さらに、切り替えレバー 31を縦溝 30bに係合させて第 3の位置に保持することにより 、下部コンタクト部材 11は上下方向に移動可能となる。この状態では、図 3に示され るように、下部コンタクト部材 11には上部パネ 23と下部パネ 24の両方のパネ作用が 及ぶので、下部コンタクト部材 11の先端コンタクト部 18がノーズ部 4から突出する出 量は、図 2に示すように、第 2の位置に保持した場合 (図 7の場合)よりも小さい。また、 下部コンタクト部材 11の押し付け荷重も第 2の位置に保持した場合よりも小さい。
[0052] 釘を打ち込むときは、切り替えレバー 31を第 2の位置に保持した場合を示す図 5の 例と同様に、まず下部コンタクト部材 11のコンタクト部 18を被打込み材 aに押し付け た後にトリガ 10を引き操作すればよい。なお、下部コンタクト部材 11の押し付けの移 動量と押し付け荷重は、第 2の位置に保持した場合よりも小さい。
[0053] なお、コンタクト部 18を被打込み材 aに当てな 、でトリガ 10を引き上げ操作した場合 は釘打機が起動しないのも、第 2の位置に保持した場合と同様である。
[0054] 上述のように、第 3の位置における作動方式では、ノーズ部先端からの下部コンタク ト部材 11の突出度合 、は位置における場合よりも小さ 、から、ストローク不要方式と コンタクト方式とを合わせたショートストローク方式ということができる。
[0055] そして、下部コンタクト部材 11は上下の 2つのパネ 23、 24の間に保持されているの で、それ自体力 Sクッション性があり、実際に打ち込む場合の下部コンタクト部材 11の ストロークは短ぐ強い力で押し付ける必要がないから、コントロールも容易である。し たがって、柔らかい素材の被打込み材 aに釘を打ち込むときも、傷や凹みなどがつき にくぐしかも操作性もよい。 [0056] 上述のように、切り替えレバー 31の操作により、ストローク不要方式とコンタクト方式 とショートストローク方式の 3つの作動方式の中から自由に選択することができるので 、作業の種類や場所に応じて、仕上げ、作業の迅速、確実な打ち込みなど、その時、 その場所での作業の重要性にしたがって最適な打ち込みが可能となるので、利便性 が高い。
[0057] 次に、ストローク不要方式を選択した場合、上部コンタクト部材 15と下部コンタクト部 材 11とは一体に動く例に限定されない。例えば図 9のように、上部コンタクト部材 15 の下端と下部コンタクト部材 11の上端との間にはクリアランス dを形成してもよい。これ により、トリガ 10を引き上げ回動時に、コンタクトレバー 26はバルブステム 13の先端 に係合した部分を中心にして回動して上部コンタクト部材 15を上記クリアランス d分だ け下方に移動して下部コンタクト部材 11の上端に係合させるようにする。
[0058] なお、上部コンタクト部材 15は下部コンタクト部材 11に比べて衝撃が小さいので、 軽量な部材で足りるため、上部コンタクト部材 15を上方に付勢するパネ 25のパネ荷 重は、下部コンタクト部材 11を上方に付勢するパネ 24よりも低く設定されている。
[0059] そして、上記下部コンタクト部材 11が下方に移動可能なときは、図 10に示したよう に、コンタクトレバー 26はバルブステム 13との係合部を支点として回動し、その先端 2 6aは上部コンタクト部材 15をパネ 25に抗して押し下げる。上部コンタクト部材 15の下 端は作動アーム 19に係合して 、るから、作動アーム 19とともに軸体 14とコンタクト部 18も下部パネ 24に抗してさらに下方に突出する。したがって、このとき釘打機 1は起 動しない。
[0060] これに対し、下部コンタクト部材 11の先端が被打込み材 aに係合して下方に移動不 可能なときは、図 11に示されるように、トリガ 10を引き操作すると、コンタクトレバー 26 は上部コンタクト部材 15の上端との係合を支点にして回動するから、その中間部は バルブステム 13を上方に押し込み、トリガノ レブ 12が作動して釘打機 1が起動し、釘 が打ち込まれる。
[0061] このように、上部コンタクト部材 15のパネ荷重を下部コンタクト部材 11のパネ荷重に 比べて小さくすることができるから、トリガ 10を引き操作したときの上部コンタクト部材 1 5の押し込み荷重は軽ぐさらに下部コンタクト部材 11と一体となって移動するときの 押し込み荷重は高くなる。このため、釘の打込み時に、トリガ 10を引いていくときに、 最初は軽ぐ次いで重くなり、重くなつたときにバルブステム 13が押し込まれて起動し 、釘が打ち出されるので、感覚的に釘の打込みタイミングがよくわかる。つまり、上部 コンタクト部材 15と下部コンタクト部材 11との間にクリアランス dを設けることにより、トリ ガ 10の引き操作にクリアランス d分のゆとりが生じ、従来のようにトリガを少し引いただ けで起動するということがない。し力も、トリガ 10の引き荷重も最初に低荷重、次に高 荷重となるので操作性がよぐ打込みが安定する。このため作業性も改善することが できる。
[0062] ところで、上部コンタクト部材と下部コンタクト部材 11との間のクリアランス dは 1〜2 mmが好ましい。 2mm以上だとトリガ 10の引き量が大きくなりすぎ、操作感がよくなく 、短時間で疲労しやすぐ作業能率が悪くなるとともに、釘打機本体が大きくなつてし まうからである。 1ミリ以下では、従来と同じぐトリガ 10の引き量がわずかでも釘打機 が起動してしまうからである。
[0063] また、上部コンタクト部材 15のパネ 25は低荷重のものでもよいので、コンパクトなバ ネを使用することができるため、パネの配置が容易となる。
[0064] さらに、従来の一体構成のコンタクトアームは途中が屈曲した一体構成部材である から、一点を押したときには各部の摺動抵抗が異なることによりモーメントが作用し、 円滑に摺動しにくい。このため、全体を均一に同じ方向に円滑に移動させるため、複 雑な摺動対策が必要となる。これに対し、上記コンタクト部材は上下に分割されてい るから、摺動抵抗が小さい。したがって、摺動対策が容易である。
[0065] また、図示しないが、上記作動アーム 19は水平方向に回動可能として、その先端 にマガジンの釘供給路内に突出する突出部を設け、マガジン内に釘があるときは上 部コンタクト部材 15に係合可能な位置にあり、マガジン内に釘がなくなったときには 突出部が釘供給路内に飛び込むと同時に作動アーム 19が回動して上部コンタクト部 材 15と係合しない位置に移動して、トリガ 10の操作を無効にする空打ち防止機構を 採用する場合には、クリアランス dにより作動アーム 19の回動は上部コンタクト部材 15 との干渉を受けることがな 、から、確実に作動することができる。
[0066] なお、下部コンタクト部材 11の先端のコンタクト部 18は、ノーズ部の一部を構成す るものでも、あるいはノーズ部とは別体であってもよ 、。
[0067] また、下部コンタクト部材 11はノーズ部 4の軸心と平行に、つまり射出路に沿って移 動できるものであればよい。したがって、下部軸体 14bと連結アーム 17と作動アーム 19とは上下方向に連動する構成であればよぐその形状や連結態様に限定されな い。
[0068] さらに、切り替え装置は必ずしも Z字形切り替え溝と切り替えレバーとから構成され ている必要はない。例えば切り替え溝を I字形としてもよい。切り替えレバーはボタン 状に形成してもよい。
[0069] さらに、図 9〜図 11のストローク不要方式はコンタクト方式と切り換えるのではなぐ 単独のストローク不要方式として構成してもよ 、。
[0070] また、本発明は釘の打ち込みに限定されない。打ち込みネジゃステープルなどの ファスナーの打ち込み工具にも適用することができる。また、空気圧工具だけでなぐ 電力によって駆動される打ち込み工具にも適用することができる。
[0071] 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲 を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明ら かである。
[0072] 本出願は、 2005年 6月 8日出願の日本特許出願(特願 2005— 168523)、
2006417日出願の日本特許出願 (特願 2006— 113793)に基づくものであり、その 内容はここに参照として取り込まれる。
産業上の利用可能性
[0073] 本発明は、釘打機ゃネジ打ち機などの打込み工具に利用可能である。

Claims

請求の範囲
[1] 工具本体の下部に設けられてファスナーを打ち込むノーズ部と、
上記ノーズ部の射出路に沿って上下方向に移動可能に設けられたコンタクト部材と 上記ノーズ部の近傍に設けられ、上記コンタクト部材を保持する、上部および下部 パネと、
上記上部パネに抗して上記コンタクト部材の下端を上記ノーズ部の先端と略同じ上 方位置に保持する第 1の位置と、上記下部パネに抗して上記コンタクト部材の下端を 上記ノーズ部の先端よりも下方に突出する下方位置に保持する第 2の位置と、上記コ ンタクト部材の移動を規制しない第 3の位置とに、上記コンタクト部材の位置を切替え る切り替え装置と、
を具備する、打込み工具。
[2] 上記上部パネと下部パネとは、上記コンタクト部材と一体的に上下動する共通の軸 体上に配設され、
上記切り替え装置は、
上記軸体の外側に配置したカバーに上記第 1の位置と第 2の位置と第 3の位置とに 対応するように形成された切り替え溝と、
上記軸体とともに上下動しかつ上記切り替え溝に係合可能に設けられた切り替えレ バーと、
を備える、
請求項 1の打込み工具。
[3] 更に、トリガバルブと、
上記トリガバルブを作動するトリガと、
コンタクトレノ一と、
を具備し、
上記コンタクト部材は、上部コンタクト部材と下部コンタクト部材とを備え、 上部および下部コンタクト部材は、それぞれ上方に付勢され、
上記コンタクトレバーは、上記トリガに枢支された一端と、上記上部コンタクト部材の 上端に係合する他端と、上記トリガバルブのバルブステムに係合する中央部と、を備 え、
上記コンタクト部材の下端が上記ノーズ部の先端と略同じ位置にあるときに、上記 上部コンタクト部材の下端と下部コンタクト部材の上端との間にはクリアランスが形成 され、
上記トリガを引き上げ時に、上記コンタクトレバーは上記バルブステムの先端に係 合した部分を中心にして回動して、上記上部コンタクト部材を上記クリアランス分だけ 下方に移動して下部コンタクト部材の上端に係合させ、
上記コンタクト部材が下方に移動可能なときは、上記コンタクトレバーは上記バルブ ステムの先端に係合した部分を支点に回動し、
上記下部コンタクト部材が下方に移動不可能なときは、上記コンタクトレバーは上記 上部コンタクト部材の先端に係合した部分を支点に回動して上記ノ レブステムを上 方に押し込む、
請求項 1の打込み工具。
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