JPH10264052A - 固着具打込機のトリガ装置 - Google Patents

固着具打込機のトリガ装置

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JPH10264052A
JPH10264052A JP7006997A JP7006997A JPH10264052A JP H10264052 A JPH10264052 A JP H10264052A JP 7006997 A JP7006997 A JP 7006997A JP 7006997 A JP7006997 A JP 7006997A JP H10264052 A JPH10264052 A JP H10264052A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続打込動作と単発打込動作とを切換えるこ
とができる固着具打込機において、トリガレバー全体を
移動させることなく、連続打込動作も単発打込動作も確
実に行うことができる。 【解決手段】 トリガ装置9の打込動作切換レバー23
は、トリガレバー11の軸部19に近い位置に該軸部1
9とほぼ平行に延びる旋回軸22に旋回可能に支持さ
れ、旋回軸22から安全アーム15の先端27及びトリ
ップレバー14の先端29に係合するように延びた連続
打込動作部分25と、連続打込動作部分25に旋回軸の
軸方向に並んで旋回軸22から安全アーム先端及びトリ
ップレバー先端に係合するように延びるが連続打込動作
部分より短く形成された単発打込動作部分26とを備え
ている。打込動作切換レバー23を旋回軸22の軸方向
に移動させて連続打込動作部分25を有効にする連続打
込動作位置または単発打込動作部分26を有効にする単
発打込動作位置に選択的に支持する選択部材31が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、釘打機のよう
な固着具打込機、特に、固着具打込機におけるトリガ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】固着具打込機の本体に根元部が軸支され
たトリガレバーと、トリガレバーの先端側に軸支され、
トリガバルブのバルブピンを押さえ得るようにトリガレ
バーの根元部の方に延びたトリップレバーと、固着具打
込機のノーズの先端部からトリガレバー近くまで延び、
ノーズ先端部が打込対象物に押しつけられない限りトリ
ップレバーをトリガバルブピンを押込める有効作動位置
には保持しない安全アームとを有する固着具打込機のト
リガ装置は知られている。安全アームが設けられるの
は、固着具が打ち込まれる対象物に打込機のノーズが押
し当てられていない状態では固着具が打ち出される事故
を防止するためである。安全アームは打込機のノーズ先
端からトリガレバー付近まで延びており、トリガレバー
側の先端は打込機のノーズがパネル等の対象物に押し付
けられたときトリガレバー側に移動してトリップレバー
を有効作動位置に保持してトリガ装置の作動を可能にす
る。
【0003】かかる安全アームを有する打込機において
は、その安全アームの機能を利用して2つの打込み方法
がある。すなわち、一般に単発打ちと呼ばれるトリガレ
バーを引くたびに1本ずつ打込む方法と、連続打ちと呼
ばれる安全アームを押しつけるたびに打込む方法があ
る。単発打ちは、打込対象物にノーズ先端部を押しつけ
た後にトリガレバーを引き、棒状の打撃部材を駆動して
釘等の固着具を打込対象物に打込み、次にトリガレバー
を解放してノーズの押しつけも解除し、トリガレバーを
引くたびに1発ずつ釘等を打込む。連続打ちは、トリガ
レバーを引いた状態で打込対象物の所定の位置にノーズ
先端部を押しつけるものである。この場合には、トリガ
レバーが予め引いてあるのでノーズ先端部を押しつける
たびに釘等を打込むことができ、押しつけだけで多数の
固着具を連続的に打込むことができる。この連続打ち
は、打込みの時間が短縮できるので多用されている。し
かし、打込対象物が打込み時の振動を吸収できずに打込
んだときの反動でノーズが打込対象物から一旦離れて直
ぐに打込対象物に再押付けされる場合には、打撃部材が
一旦復帰して次の釘等を同じ箇所に打込んでしまう惧れ
がある。これは、打込対象物を傷つけたり、工具の中で
釘等が詰まってしまって、その修復に手間がかかった
り、更には工具を駄目にしてしまうこともある。このた
め、打込対象物及び作業の状況に応じて、連続打ちと単
発打ちとが選択される。
【0004】上記のように、安全アームを利用して単発
打ちと連続打ちとを選択することができるが、連続打ち
では作業効率が重視され、単発打ちの場合には、二重打
ちという誤射の防止が重視される。しかし、単発打ちの
場合であっても、打込対象物が相当に硬いものなどの場
合、瞬時ではあってもノーズが打込対象物から離れて上
がっていた安全アームが一旦下がって直ぐに上がる動作
をすることがある。これは、連続打ちのときの二重打ち
と同じ結果となり好ましくない。すなわち、単発打ちで
も連続打ちの場合のような二重打ちの惧れがある。この
ような、単発打ちにおける二重打ちを防止するため、ト
リガレバーの引き代を調整して、トリガバルブのバルブ
ピンの押込み長さを調整するトリガ装置がある。このト
リガ装置では、単発打ちにおいて二重打ちの不具合を防
止できるものの、トリガレバーを引いた後において安全
アームを動作させると固着具を1発発射してしまう。単
発打ちの場合、安全アームの動作の前にトリガレバーを
引いても、固着具は発射されるべきでないから、このト
リガ装置の単発打ち動作は、不完全なものとなってい
る。
【0005】単発打ちにおける二重打ちを防止して単発
打ちをより確実にできるようにし、安全性の向上を図る
固着具打込機が、特開平3−111179号公報に開示
されている。この特開平3−111179号公報に記載
のトリガ装置には、トリガレバーを旋回可能に支持する
軸部を、トリガレバーの先端の方に一定長さずらす移動
手段が設けられ、この移動手段が、トリガレバーをひい
たままノーズ先端部を打込対象物に押付ける毎に固着具
を打込む連続打ち動作とノーズ先端部を打込対象物に押
付けて且つトリガレバーの引き操作を行うときにだけ固
着具を打込む単発打ち動作とを切換える打込動作切換手
段となっている。特に、トリガレバーの支持軸部をトリ
ガレバーの先端側に移動させた単発打込動作位置におい
ては、トリガレバーを引いたままでノーズの押しつけが
解除されるとトリップレバーが非有効作動位置に移動
し、単発打ちにおける二重打ちを防止している。このト
リガ装置では、トリガレバーを引いた後において安全ア
ームを動作させても固着具を発射することはなく、単発
打ち動作を確実に行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報掲載のトリガ装置は、トリガレバーの旋回中心となる
軸部が移動するのでトリガレバー全体が移動することに
なる。このため、作業者は単発打込動作と連続打込動作
とを切換えるたびに操作感覚に違和感があり、打込操作
に狂いを生じることがある。また、トリガレバーの移動
に伴ってトリップレバーの位置も移動しその旋回範囲が
変化することとなるため、駆動するバルブピンに対する
位置が相対的に変化することになる。この変化に対処す
るための構成は、各部材の寸法精度を厳しくすることを
要求し、組立の精度も厳しくなっている。更に、単発打
込動作を行う場合、トリガレバーを先に引いた後にノー
ズ先端を打込対象物に押圧したとき、固着具の打込みは
ないのであるが、ノーズ先端を打込対象物に押圧したま
まで、トリガレバーを解放して再度トリガレバーを引い
ても、固着具の打込みをできないことが分かった。その
ため、トリガレバーの解放だけでなく、ノーズ先端を打
込対象物から離して、打込動作を最初からやり直すとい
う面倒さがあった。
【0007】従って、本発明の目的は、連続打込動作と
単発打込動作とを切換えることができる固着具打込機に
おいて、単発打込動作を確実に行うだけでなく、トリガ
レバーの旋回中心を移動させる形式のトリガ装置の課題
を解消することにある。
【0008】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するため、本発
明は、固着具打込機の本体に根元部が軸支されたトリガ
レバーと、トリガレバーの先端側に軸支され、トリガバ
ルブのバルブピンを押込み得るようにトリガレバーの根
元部の方に延びたトリップレバーと、固着具打込機のノ
ーズの先端部からトリガレバー近くまで延び、ノーズ先
端部が打込対象物に押しつけられない限りトリップレバ
ーをトリガバルブピンを押込める有効作動位置には保持
しない安全アームと、トリガレバーをひいたままノーズ
先端部を打込対象物に押付ける毎に固着具を打込む連続
打ち動作とノーズ先端部を打込対象物に押付けて且つト
リガレバーの引き操作を行うときにだけ固着具を打込む
単発打ち動作とを切換える打込動作切換手段とを有する
固着具打込機のトリガ装置であって、前記打込動作切換
手段は、トリガレバーの軸部に近い打込機本体において
該軸部とほぼ平行に延びる旋回軸に旋回可能に支持され
た打込動作切換レバーから成り、該打込動作切換レバー
は、前記旋回軸から安全アームの先端及びトリップレバ
ーの先端に係合するように延びた連続打込動作部分と、
該連続打込動作部分に前記旋回軸の軸方向に並んで旋回
軸から安全アームの先端及びトリップレバーの先端に係
合するように延びるが前記連続打込動作部分より短く形
成された単発打込動作部分とを備え、更に、該打込動作
切換レバーを前記旋回軸の軸方向に移動させて前記連続
打込動作部分を有効にする連続打込動作位置または前記
単発打込動作部分を有効にする単発打込動作位置に選択
的に支持する選択手段が設けられていることを特徴とす
る固着具打込機のトリガ装置を提供する。
【0009】上記の通り、本発明によるトリガ装置にお
いて、トリガレバーの支持軸部は固定したままであるの
で、連続打込動作と単発打込動作とを切換えても、操作
感覚に違和感を生ずることはなく、駆動のためのトリッ
プレバーの旋回範囲が変化することもない。更に、単発
打込動作を行う場合、トリガレバーを先に引いた後にノ
ーズ先端を打込対象物に押圧したとき、ノーズ先端を打
込対象物に押圧したままで、トリガレバーを解放して再
度トリガレバーを引くと、固着具の単発打ちを可能にし
ている。
【0010】請求項2に記載のトリガ装置において、前
記連続打込動作部分の先端は、安全アーム先端の運動が
トリップレバーの先端に伝達されるように安全アームの
先端とトリップレバーの先端とに係合できる位置にあっ
て、トリガレバーをひいたままノーズ先端部を打込対象
物に押付けるとトリガバルブのバルブピンが駆動されて
固着具を打込むことができ、また、ノーズ先端を打込対
象物に押付けた状態でトリガレバーの引き操作を行って
もバルブピンが駆動されて固着具を打込むことができ
る。すなわち、連続打込動作が確実にできる。
【0011】請求項3に記載のトリガ装置において、前
記単発打込動作部分の先端は、安全アーム先端に係合で
きる位置であって、且つ安全アームが該単発打込動作部
分の先端を押圧係合した状態でトリガレバーを引き操作
したときだけトリップレバーの先端に係合する位置にあ
り、ノーズ先端を打込対象物に押付けた状態でトリガレ
バーの引き操作を行うときだけバルブピンが駆動される
ので、確実に、単発打込動作ができる。
【0012】請求項4に記載のトリガ装置において、単
発打込動作部分の長さは、トリガレバーの引き操作を行
った後にノーズ先端を打込対象物に押付けた場合、安全
アーム先端が該単発打込動作部分を押圧係合しても該部
分はトリップレバーには係合せず、またノーズ先端を打
込対象物に押付けたままの状態でトリガレバーを解放す
るとトリップレバーが該単発打込動作部分の先端を越え
てバルブピン側に旋回できる長さであって、更に、この
トリップレバーが旋回した状態でのトリガレバーの再引
き操作によって単発打込動作部分の先端が旋回したトリ
ップレバーの先端に係合してバルブピンを駆動すること
ができる長さであるので、単発打込動作において、トリ
ガレバーを先に引いた後にノーズ先端を打込対象物に押
圧したときは、ノーズ先端を打込対象物に押圧したまま
で、トリガレバーを解放して再度トリガレバーを引くこ
とによって固着具が対象物に打込まれる。従って、作業
者には一旦ノーズを対象物から離して再度位置決めする
手間が必要でなくなる。
【0013】請求項5に記載のトリガ装置において、前
記選択手段は、打込動作切換レバーを、その旋回軸の軸
方向に、前記連続打込動作位置と前記単発打込動作位置
との間で移動させるように、打込機本体にスライド可能
に設けた棒状の選択部材で形成され、該棒状選択部材に
は、打込動作切換レバーを選択した前記位置に保持する
保持手段が係合しているので、打込動作の切換えは、棒
状選択部材をスライドさせるだけの簡単な操作で行え
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図につい
て説明する。先ず、図1を参照すると、固着具打込機の
一例である釘打機1は、内部にシリンダを有する本体2
を備え、該本体2と一体的にハンドル3が取付けられて
いる。周知のように、本体2内のシリンダには、固着具
(本例では釘)を打込むための打撃部材5を支持するピ
ストンが、図1の上下方向にスライド可能に収容されて
いる。本体2の先端(下端)には、ノーズ6が設けら
れ、打撃部材5はこのノーズ6を貫通して移動し、ノー
ズ6に給送される釘をノーズ先端から対象物に打ち込
む。ハンドル3には、固着具の一例である釘の連結体を
コイル状に収容するマガジン7が支持される。ノーズ6
には送り機構によりマガジン7から釘が送り込まれる。
これらの機構はよく知られているので、これ以上の詳細
な説明は省略する。
【0015】図2及び図3に詳細に示すように、ハンド
ル3には、打撃部材5を打込むのを制御するためにトリ
ガ装置9が設けられている。トリガ装置9は、ハンドル
3に設けられたトリガバルブ10と、本体2に根元部が
軸支されたトリガレバー11とを包含しており、基本的
には、トリガレバー11の操作によって、トリガバルブ
10から本体2の上部のメインバルブに加圧空気を送っ
たり加圧空気を排気したりして、打撃部材5の打込み及
び復帰を制御している。また、打込対象物に釘打機のノ
ーズが押し当てられていない状態では釘の打ち出しを阻
止する安全機構が設けられている。その機構は、トリガ
レバー11の先端側に軸支され、トリガバルブ10のバ
ルブピン13を押さえ得るようにトリガレバー11の根
元部の方に延びたトリップレバー14と、ノーズ6の先
端部からトリガレバー11まで延び、ノーズ先端部が打
込対象物に押しつけられない限りトリップレバー14を
トリガバルブピン13を押し上げる有効作動位置には保
持しない安全アーム15とを含む。トリップレバー14
の枢支ピン17には、トリップレバー14の先端を上方
に軽く付勢するばね18が設けられており、ばね18の
他側は、トリガレバー11の指当て部の内壁に当接して
いる。従って、トリップレバー14の先端側は常時バル
ブピン13に軽く当接している。また、このばね18の
作用により、本体2の枢支用軸部19を中心に旋回する
トリガレバー11が、非操作時には、図1〜3において
時計方向に付勢され、トリガレバー11の先端は下方に
位置する。安全アーム15の上端側と本体2との間には
コイルばね21が設けられて安全アーム15を下方に付
勢しており、安全アーム15を押上げる力すなわちノー
ズ6の先端を打込対象物に押付ける力が加わらない限
り、安全アーム15は、図1〜3に示す、下方に下げた
位置にある。なお、バルブピン13にはコイルばね13
aが設けられ、通常時はバルブピン13を下方に押下げ
るように付勢している。
【0016】トリガ装置9には、トリガレバー11をひ
いたままノーズ6の先端部を打込対象物に押付ける毎に
釘を打込む連続打込動作と、ノーズ先端部を打込対象物
に押付けて且つトリガレバー11の引き操作を行うとき
にだけ固着具を打込む単発打ち動作とを切換える打込動
作切換手段が設けられている。本発明において、打込動
作切換手段は、釘打機本体2の、トリガレバー11の枢
支用軸部19に近い位置に、該軸部19とほぼ平行に延
びる旋回軸22に旋回可能に支持された打込動作切換レ
バー23で成る。この打込動作切換レバー23は、旋回
軸22に旋回可能に支持されるだけでなく、旋回軸22
の軸方向にスライド可能に支持されている。打込動作切
換レバー23は、上記のように、連続打込動作と単発打
込動作とを切換えるものであり、そのために、連続打込
動作部分25と単発打込動作部分26とを有し、本実施
例では両部分25及び26は一体成形されている。連続
打込動作部分25は、旋回軸22から安全アーム15の
先端27及びトリップレバー14の先端29に係合する
ように長く延びて形成されている。単発打込動作部分2
6は、旋回軸22の軸方向にみて連続打込動作部分25
に並んで形成されており、旋回軸22から安全アーム先
端27及びトリップレバー先端29に係合するように延
びているが、連続打込動作部分25より短く形成されて
いる。すなわち、連続打込動作部分25は、単発打込動
作部分26より、突出部分30の分だけ長い。なお、打
込動作切換レバー23の旋回軸22には、ばね22aが
設けられており、該レバー23の先端側の部分を安全ア
ーム15の先端27の側に押付けるように付勢してい
る。
【0017】更に詳しくは、連続打込動作部分25は、
先端の突出部分30が、安全アーム15の上昇運動をト
リップレバー14に伝達するように安全アーム先端27
とトリップレバー先端29とに係合できる位置にある。
従って、トリガレバー11をひいたままノーズ6の先端
部を打込対象物に押付けると、アーム先端27に押上げ
られた連続打込動作部分25の突出部分30がトリップ
レバー14を介してトリガバルブ10のバルブピン13
を駆動する。また、ノーズ先端を打込対象物に押付けた
状態でトリガレバー11の引き操作を行っても同様にバ
ルブピン13が駆動される。
【0018】短い長さの単発打込動作部分26は、その
先端が、安全アーム先端27に係合できる位置で且つ該
安全アーム先端27によって押圧された状態でトリガレ
バー11を引き操作したときだけトリップレバー14の
先端29に係合する位置にある。従って、ノーズ6の先
端を打込対象物に押付けた状態でトリガレバー11の引
き操作を行うときだけバルブピン13が駆動される。そ
して、単発打込動作部分26の長さは、先にトリガレバ
ー11の引き操作を行った後にノーズ先端を打込対象物
に押付けるとトリップレバー14の先端29には係合せ
ず、前記操作の後トリガレバー11を解放するとトリッ
プレバー14が該単発打込動作部分の先端を越えてバル
ブピン13側に旋回できる程度の短さではあるが、その
旋回後のトリップレバーの先端には係合できる長さに形
成されている。従って、トリガレバー11の再引き操作
によって単発打込動作部分26の先端は、トリップレバ
ー14の先端29にバルブピン13を駆動するように係
合できる。
【0019】更に、打込動作切換レバー23を、旋回軸
22に沿ってスライドさせて、連続打込動作部分25ま
たは単発打込動作部分26を選択的に有効にする選択手
段が設けられている。この選択手段は本体2にスライド
可能に設けた棒状の選択部材31で成る。選択部材31
は、旋回軸22に隣接して該旋回軸22に平行にスライ
ドするように、本体2に設けられている。選択部材31
には、打込動作切換レバー23の根元部分の突出部33
を受け入れる凹部34が形成されて、選択部材31は、
そのスライドによって打込動作切換レバー23を旋回軸
22の軸方向にスライドできるように打込動作切換レバ
ー23に連結される。これによって、打込動作切換レバ
ー23を、旋回軸22の軸方向に、連続打込動作部分2
5がトリップレバー14の先端29に係合可能な連続打
込動作位置と、単発打込動作部分26がトリップレバー
14の先端29に係合可能な単発打込動作位置との間で
移動させることができる。例えば、図2の矢印35の方
向に選択部材31をスライドさせると、打込動作切換レ
バー23は、連続打込動作部分25を有効にする連続打
込動作位置になる。図3の矢印37の方向に選択部材3
1をスライドさせると、打込動作切換レバー23は、単
発打込動作部分26を有効にする単発打込動作位置にな
る。更に、図2に示されるように、棒状の選択部材31
には、打込動作切換レバー23を選択した位置(連続打
込動作位置または単発打込動作位置)に保持する手段が
設けられている。図示の実施例では、選択部材31の連
続打込動作位置及び単発打込動作位置に対応した位置に
は、切込み38及び39が形成され、これらの切込みに
係合するボール41と、ボール41を切込み38及び3
9の方向に押圧するばね42とから成るボールクリック
手段が、本体2の側に設けられている。
【0020】動作について、先ず、連続打込動作の場合
を、図4(a) 〜(e) 及び図5(a) 〜(e) を参照しながら
説明する。連続打込動作の場合、棒状の選択部材31が
図2の矢印35の方向に押圧され、図2のように、打込
動作切換レバー23が、連続打込動作部分25を有効に
する連続打込動作位置にされる。従って、図4及び図5
においては、打込動作切換レバー23の連続打込動作部
分25だけを示している。図4(a) は連続打込動作の初
期状態を示す。この初期状態において、連続打込動作部
分25の先端(突出部分30)は安全アーム15の先端
(27)に係合し、トリップレバー14の先端(29)
はトリガバルブのバルブピン13に接触している。図4
(b) 〜(e) は、トリガレバー11をひいたままノーズ6
の先端部を打込対象物に押付けたり離したりして、安全
アーム15を押上げたり戻したりする連続打込動作を示
している。(b) においてトリガレバー11を引き操作
し、(c) において安全アーム15を押上げると、この押
上げ運動は、連続打込動作部分25を反時計方向に旋回
させ、この連続打込動作部分25の突出部分30によっ
てトリップレバー14の先端が押圧されて、トリップレ
バー14が枢支ピン17を中心に時計方向に回動しバル
ブピン13を駆動させる。これによって、図1の本体2
のメインピストンの背面に圧縮空気が供給され、打撃部
材5が釘をノーズ6から打ち出して打込対象物に打込
む。図4(d) において、ノーズの先端部を打込対象物か
ら離して安全アーム15を下方に戻すと、連続打込動作
部分25もばね22a(図3参照)によって時計方向に
旋回し、トリップレバー14の押圧がなくなり、バルブ
ピン13が戻って、打撃部材5が復帰する。(e) におい
て、再度、安全アーム15を押上げると、連続打込動作
部分25が再度反時計方向に旋回し、トリップレバー1
4の先端が押圧されてバルブピン13を駆動させ、打撃
部材5が釘を打込む。このようにして、トリガレバー1
1をひいたままノーズ先端部を打込対象物に押付けたり
離したりすることによって連続打込動作が行われる。
【0021】図5の(a) 〜(e) は、ノーズ先端を打込対
象物に押付けた状態でトリガレバー11を引いたり離し
たりする連続打込動作を示している。図5(a) は図4
(a) と同じ初期状態を示す。図5(b) において、ノーズ
先端を打込対象物に押圧して安全アーム15を押上げ、
連続打込動作部分25を反時計方向に旋回させ、その先
端をトリップレバー14の先端に係合させる。次に、
(c) においてトリガレバー11を引くとトリップレバー
14は連続打込動作部分25に係合した先端を中心に時
計方向に回動上昇して、バルブピン13を駆動させる。
これによって、打撃部材5が駆動されて釘がノーズ6か
ら打ち出され打込対象物に打込まれる。(d)において、
トリガレバー11を解放すると、トリップレバー14が
下降して(b)と同じ状態に戻り、トリップレバー14の
押圧がなくなり、バルブピン13が戻って、打撃部材5
が復帰する。(e) において、再度トリガレバー11を引
くと、トリップレバー14が再度上昇し、バルブピン1
3を駆動させ、打撃部材5が釘を打込む。このようにし
て、ノーズ先端を打込対象物に押付けた状態でトリガレ
バーを引いたり離したりすることにより、連続打込動作
が行われる。
【0022】単発打込動作の場合を、図6(a) 〜(f) 及
び図7(a) 〜(e) を参照しながら説明する。単発打込動
作の場合、棒状の選択部材31が図3の矢印37の方向
に押圧され、図3のように、打込動作切換レバー23
が、単発打込動作部分26を有効にする単発打込動作位
置にされる。従って、図6及び図7においては、打込動
作切換レバー23の、短いほうの単発打込動作部分26
だけを示している。図6(a) 及び図7(a) は、いずれも
単発打込動作の初期状態を示す。この初期状態におい
て、単発打込動作部分26の先端は安全アーム15の先
端に係合し、トリップレバー14からは大きく離れてい
る。また、トリップレバー14はバルブピン13に接触
している。
【0023】単発打込動作とは、ノーズ先端部を打込対
象物に押付け且つトリガレバーの引き操作を行うときに
だけ釘等の固着具を打込む動作である。先ず、図6の
(b) において、釘打機1のノーズ6が、打込対象物に押
し当てられて、安全アーム15が押上げられて、単発打
込動作部分26を反時計方向に旋回させる。しかし、単
発打込動作部分26は短いので、この状態では、単発打
込動作部分26の先端はトリップレバー14の先端に係
合していない。次に、(c) において、トリガレバー11
を引くと、トリガレバー11は枢支用軸部19を中心に
旋回し、トリップレバー14の全体がその旋回に伴って
旋回し、この旋回によってトリップレバー14の先端が
単発打込動作部分の先端に係合する。トリガレバー11
の旋回の続行により、単発打込動作部分の先端に係合し
たトリップレバー14は、単発打込動作部分に係合した
先端部を中心に反時計方向に回動上昇し、バルブピン1
3を駆動させ、これによって、打撃部材5が駆動されて
1発の釘がノーズ6から打ち出され打込対象物に打込ま
れる。次に、ノーズ先端を打込対象物から離すと、安全
アーム15が下方に移動し、単発打込動作部分26も時
計方向に旋回する。この旋回によって、トリップレバー
14の先端との係合が外れて、バルブピン13のコイル
ばね13aの押下げ力によって、バルブピン13はトリ
ップレバー14とともに下方に復帰して、打撃部材5も
復帰する。この状態から、(e) に示すように、トリガレ
バー11を解放すると、(a) の初期状態となる。しか
し、釘を打込んだときの反動等でノーズが打込対象物か
ら一旦離れて直ぐに打込対象物に再度押しつけられる場
合がある。(f) はその再押付けを示している。トリガレ
バー11引いたままの状態でのノーズの再押付けによっ
て、安全アーム15が押上げられて、単発打込動作部分
26が反時計方向に旋回しても、(f) に示すように、既
にトリップレバー14の先端は単発打込動作部分26の
先端より下方に位置しており、単発打込動作部分26は
トリップレバー14に係合せず、釘が発射されることは
ない。すなわち、単発打込動作が確実に保証されてい
る。
【0024】次に、単発打込動作において、図7(a) の
初期状態から、図7(b) に示すようにトリガレバー11
を先に引いた場合を説明する。(b) において、トリガレ
バー11を引くと、トリガレバー11は軸部19を中心
に旋回し、トリップレバー14の全体がその旋回に伴っ
て旋回しようとするが、バルブピン13のコイルばね1
3aの押下げ力によって、トリップレバー14が押下げ
られる。次に、(c) において、ノーズを打込対象物に押
し当てて安全アーム15を押上げると、単発打込動作部
分26は反時計方向に旋回する。単発打込動作部分26
は既述の通り短く形成されているので、単発打込動作部
分26の先端は、トリップレバー14の先端に係合しな
いまま、トリップレバー14を越えて上方に移動する。
従って、トリガバルブのバルブピン13は駆動されず、
釘の打込みはなされない。これによって、トリガレバー
を先に引いた状態でノーズ先端を何かに押付けた場合の
不用意な釘の発射(すなわち誤射)を防止できる。
【0025】(a) (b) (c) (d) (e) (f) ノーズ先端を打込対象物に適正に押付けた状態において
は、その押付けを維持したまま、トリガレバーの操作だ
けで単発打込動作が可能になるのが望ましい。本発明に
おいては、トリガレバーの枢支位置を変化するのでな
く、安全アームとトリップレバーとを関連付ける打込動
作切換レバー23を本体2に設け、打込動作切換レバー
23の単発打込動作部分26を既述の通り一定の短い長
さに形成することによって、単発打込動作位置におい
て、ノーズ先端を打込対象物に押付けたままでも、トリ
ガレバーの操作だけで単発打込動作を可能にしている。
図7の(c) のノーズ先端を打込対象物に押付けた後、図
7(d) に示すように、トリガレバー11を解放すると元
の位置に戻るように旋回する。この旋回によって、トリ
ップレバー14も一緒に移動し、トリップレバー先端
が、単発打込動作部分26の先端を越えた位置でバルブ
ピン13に接触する。その後、(e) に示すように、トリ
ガレバー11を再度引き操作すると、トリガレバー11
は軸部19を中心に旋回し、トリップレバー14も全体
が旋回し、トリップレバー14の先端が単発打込動作部
分の先端に係合する。トリガレバー11の旋回を続行す
れば、単発打込動作部分の先端に係合したトリップレバ
ー14は単発打込動作部分26に係合した先端部を中心
に反時計方向に回動上昇して、バルブピン13を駆動さ
せ、打撃部材5が駆動されて1発の釘が打込対象物に打
込まれる。従って、ノーズ先端を打込対象物に押付けた
ままで、トリガレバーを引いたり離したりする操作で単
発打込動作を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、連続打込動作と単発打
込動作とを切換えることができる固着具打込機におい
て、単発打込動作を確実に行うことができ、トリガレバ
ーの支持軸部は固定したままであるので、トリガレバー
全体を移動させることがなく、連続打込動作と単発打込
動作とを切換えても、操作感覚に違和感を生ずることは
なく、駆動のためのトリップレバーの旋回範囲が変化す
ることもない。また、連続打込動作は確実に行い、且
つ、確実に、単発打込動作もできる。更に、単発打込動
作を行う場合、二重打込みは確実に防止でき、それだけ
でなく、トリガレバーを先に引いた後にノーズ先端を打
込対象物に押圧したとき、ノーズ先端を打込対象物に押
圧したままで、トリガレバーを解放して再度トリガレバ
ーを引くと、固着具の単発打ちを可能にしている。従っ
て、作業者は対象物へのノーズを対象物から離して再度
位置決めする手間がない。
【0027】そして、打込動作切換レバーの動作位置選
択手段は、打込動作切換レバーを、その旋回軸の軸方向
に、前記連続打込動作位置と前記単発打込動作位置との
間で移動させるように、打込機本体にスライド可能に設
けた棒状の選択部材で形成することができ、打込動作の
切換えを、棒状選択部材をスライドさせるだけの簡単な
操作で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す釘打機の一部を破断し
た正面図である。
【図2】図1の釘打機のトリガ装置であって、連続打込
動作位置にあるトリガ装置の破断斜視図である。
【図3】単発打込動作位置にある図2のトリガ装置の斜
視図である。
【図4】図2のトリガ装置の連続打込動作においてトリ
ガレバーを引いてからノーズを打込対象物に押付ける場
合の動作順を示す説明図である。
【図5】図2のトリガ装置の連続打込動作においてノー
ズを打込対象物に押付けてからトリガレバーを引く場合
の動作順を示す説明図である。
【図6】図3のトリガ装置の単発打込動作においてノー
ズを打込対象物に押付けてからトリガレバーを引く場合
の動作順を示す説明図である。
【図7】図3のトリガ装置の単発打込動作においてトリ
ガレバーを引いてからノーズを打込対象物に押付ける場
合の動作順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 固着具打込機としての釘打機 2 釘打機本体 3 ハンドル 5 打撃部材 6 ノーズ 7 マガジン 9 トリガ装置 10 トリガバルブ 11 トリガレバー 13 バルブピン 14 トリップレバー 15 安全アーム 17 枢支ピン 18 ばね 19 トリガレバーの枢支軸部 22 打込動作切換レバーの旋回軸 23 打込動作切換レバー 25 連続打込動作部分 26 単発打込動作部分 30 突出部分 31 棒状選択部材 38、39 選択部材の切込み 41 ボール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固着具打込機の本体に根元部が軸支され
    たトリガレバーと、トリガレバーの先端側に軸支され、
    トリガバルブのバルブピンを押込み得るようにトリガレ
    バーの根元部の方に延びたトリップレバーと、固着具打
    込機のノーズの先端部からトリガレバー近くまで延び、
    ノーズ先端部が打込対象物に押しつけられない限りトリ
    ップレバーをトリガバルブピンを押込める有効作動位置
    には保持しない安全アームと、トリガレバーをひいたま
    まノーズ先端部を打込対象物に押付ける毎に固着具を打
    込む連続打ち動作とノーズ先端部を打込対象物に押付け
    て且つトリガレバーの引き操作を行うときにだけ固着具
    を打込む単発打ち動作とを切換える打込動作切換手段と
    を有する固着具打込機のトリガ装置において、 前記打込動作切換手段は、トリガレバーの軸部に近い打
    込機本体において該軸部とほぼ平行に延びる旋回軸に旋
    回可能に支持された打込動作切換レバーから成り、該打
    込動作切換レバーは、前記旋回軸から安全アームの先端
    及びトリップレバーの先端に係合するように延びた連続
    打込動作部分と、該連続打込動作部分に前記旋回軸の軸
    方向に並んで旋回軸から安全アームの先端及びトリップ
    レバーの先端に係合するように延びるが前記連続打込動
    作部分より短く形成された単発打込動作部分とを備え、
    更に、該打込動作切換レバーを前記旋回軸の軸方向に移
    動させて前記連続打込動作部分を有効にする連続打込動
    作位置または前記単発打込動作部分を有効にする単発打
    込動作位置に選択的に支持する選択手段が設けられてい
    ることを特徴とする固着具打込機のトリガ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトリガ装置において、
    前記連続打込動作部分の先端は、安全アーム先端の運動
    がトリップレバーの先端に伝達されるように安全アーム
    の先端とトリップレバーの先端とに係合できる位置にあ
    って、トリガレバーをひいたままノーズ先端部を打込対
    象物に押付けるとトリガバルブのバルブピンが駆動さ
    れ、及び、ノーズ先端を打込対象物に押付けた状態でト
    リガレバーの引き操作を行うとバルブピンが駆動される
    ことを特徴とするトリガ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のトリガ装置において、
    前記単発打込動作部分の先端は、安全アーム先端に係合
    できる位置であって、且つ安全アームが該単発打込動作
    部分の先端を押圧係合した状態でトリガレバーを引き操
    作したときだけトリップレバーの先端に係合する位置に
    あり、ノーズ先端を打込対象物に押付けた状態でトリガ
    レバーの引き操作を行うときだけバルブピンが駆動され
    ることを特徴とするトリガ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のトリガ装置において、
    前記単発打込動作部分の長さは、トリガレバーの引き操
    作を行った後にノーズ先端を打込対象物に押付けた場
    合、安全アーム先端が該単発打込動作部分を押圧係合し
    ても該部分はトリップレバーには係合せず、またノーズ
    先端を打込対象物に押付けたままの状態でトリガレバー
    を解放するとトリップレバーが該単発打込動作部分の先
    端を越えてバルブピン側に旋回できる長さであって、更
    に、このトリップレバーが旋回した状態でのトリガレバ
    ーの再引き操作によって単発打込動作部分の先端が旋回
    したトリップレバーの先端に係合してバルブピンを駆動
    することがきる長さであることを特徴とするトリガ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4項のいずれかに記載のトリ
    ガ装置において、前記選択手段は、打込動作切換レバー
    を、前記旋回軸の軸方向に、前記連続打込動作位置と前
    記単発打込動作位置との間で移動させるように、打込機
    本体にスライド可能に設けた棒状の選択部材で形成さ
    れ、該棒状選択部材には、打込動作切換レバーを選択し
    た前記位置に保持する保持手段が係合していることを特
    徴とするトリガ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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