JP3289760B2 - 釘打機の空打ち防止装置 - Google Patents

釘打機の空打ち防止装置

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JP3289760B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釘打機の空打ちを防
止する空打ち防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の釘打機において空打ちを防止す
る手段としてコンタクトアームが設けられている例が多
い。コンタクトアームは、ノーズ部の前方へ突出配置さ
れて被打込み材に押し付け操作され、トリガレバーとの
協働により釘打機を起動させるための部材で、直状のマ
ガジン内に装填されたファスナーを前方へ付勢させるプ
ッシャと前記コンタクトアームとを係合させて、コンタ
クトアームの作動を阻止させることにより、マガジン内
のファスナーが空になったとき又は一定量以下になった
ときに釘打機を起動させないようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記機
構は釘打機にコンタクトアームが備えられていることが
前提であり、小型のタッカーや極小寸法のファスナーを
打ち込む釘打機では、釘の打ち出し部に余分な機構を付
設すると打ち込み部が見にくくなるから、コンタクトア
ームを装備するのは難しい。このため、これらの釘打機
でもマガジン内のファスナーが無くなった場合に、釘打
ち出し部からドライバが突き出して被打ち込み材面に傷
を付ける場合があり、空打ち防止の機能は必要である。
【0004】そこで、本発明は前記問題点を解消し、コ
ンタクトアームを備えることができない小型の釘打機で
あっても、空打ち防止の機構を装備できるようにした簡
単な構造の空打ち防止装置を提供することをその課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機の空打ち防止装置は、ファスナ
ーを収容するとともに上記ファスナーを打ち出し路へ押
圧付勢するプッシャを備えたマガジンと、上記打ち出し
路内を往復してファスナーを打ち出すドライバを衝撃的
に駆動する打撃機構と、上記打撃機構を起動する手動操
作可能なトリガレバーとを有する釘打機において、トリ
ガレバーを釘打機ハウジングに枢着支持するとともに、
マガジンの上部突片に設けられた軸にL字形レバーを回
動自在に支持し、トリガレバーとL字形レバーとの間に
トリガレバーの操作を可能とする第1の位置と操作を阻
止する第2の位置とに移動可能な作動部材を配置して該
作動部材の一端を上記L字形レバーの一方の片に係合可
能に設け、上記マガジン上面から突出させたプッシャの
突出部を上記L字形レバーの他方の片に係合可能に設
け、マガジン内のファスナーの減少時に上記突出部を上
記L字形レバーに係合させて回動させることにより上記
作動部材を第1の位置から第2の位置に移動させること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は通常タッカーと呼ばれ、フ
ァスナー(コ字状に曲げられたステープル)を被打込み
材中に打ち込む釘打機を示すものであって、符号1は釘
打機ハウジングで、ハウジング1内には打撃機構(図示
せず)が設けられ、このハウジング1の下方には打ち出
し部2が設けられているとともに、打ち出し部2にはマ
ガジン3が連設されている。
【0007】 打撃機構はトリガレバー4によって起動さ
れ、ここでは圧縮空気によってドライバ5を衝撃的に駆
動するもので、ドライバ5は打ち出し部2の打ち出し路
6内を往復し、下方に駆動されたときに打ち出し路6内
に供給されたファスナー7を打ち出し部2から打ち出
す。
【0008】 また、ファスナー7はマガジン3から打ち
出し部2に供給される。マガジン3にはファスナー7を
収容する案内路8と、案内路8上のファスナー7をバネ
9により打ち出し路6へ常時押圧付勢するプッシャ10
とが設けられている。
【0009】 ところで、上記打撃機構はトリガレバー4
を手動操作することによって起動される。トリガレバー
4は釘打機ハウジング1に設けられた支軸11によって
枢着支持され、打撃機構を起動させる起動バルブのバル
ブステム12を押圧可能に設けられている。また、トリ
ガレバー4の基部には突部13が形成されている。
【0010】 トリガレバー4の枢着部とプッシャ10と
の間には作動部材14が設けられている。作動部材14
の上端部はトリガレバー4の突部13の下面に係合する
第1の位置(図1の位置)とその前端面に係合する第2
の位置との間を移動可能に配置され、図示しないバネに
より第1の位置側に付勢されている。
【0011】 また、作動部材14とプッシャ10との間
には、マガジン3の上部突片17に設けられた軸18に
L字形レバー15が回動自在に支持されている。そし
て、L字形レバー15の一方の片15aは作動部材14
の下端に係合し、他方の片15bはプッシャ10の前部
上方に突出した突出部16に係合可能に設けられてい
る。突出部16はマガジン30の上面に形成された長手
方向に沿った長穴19を介してマガジン13の上方に突
出している。
【0012】 以上の構成により、起動時にトリガレバー
4を図2の反時計方向に回動させるとき、作動部材14
は第1の位置に保持されているので、トリガレバー4の
操作により起動バルブのバルブステム12を押して起動
させることができる。マガジン3内のファスナー7が少
しずつ消費されると、プッシャ10も消費された分だけ
前方に移動する。このようにして案内路8上のファスナ
ー7の残量が減少すると、図3のようにプッシャ10の
突出部16がL字形レバー15の片15bに係合し、こ
れを回動させていく。そして、残りのファスナー7が
2、3本になると、L字形レバー15の他方の片15a
が作動部材14の下端に係合し、さらに押し上げて第2
の位置に移動させる。このため、トリガレバー4を操作
しようとしてもその前端面が作動部材14の上端に係合
してしまい、回動することができないので操作が阻止さ
れる。
【0013】
【発明の効果】マガジン内のファスナーの減少時にプッ
シャの突出部をL字形部材に係合させて回動させること
により作動部材を第1の位置から第2の位置に移動させ
ることにより、釘打機を起動させるためのトリガレバー
の操作をロックさせて空打ちによる被打ち込み材の損傷
を防止することができる。したがって、コンタクトアー
ムを備えることができない小型の釘打機であっても、空
打ち防止の機構を装備することができる。
【0014】 また、従来のコンタクトアームのようなフ
ァスナーの打ち出し部の周囲に付随する部材を設ける必
要がないから、隅部や狭隘な部位への釘打ちも支障なく
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘打機の空打ち防止装置の要部の
説明図
【図2】作動部材が第1の位置にあるときの上記空打ち
防止装置の作動状態説明図
【図3】作動部材が第2の位置にあるときの上記空打ち
防止装置の作動状態説明図
【符号の説明】
1 釘打機ハウジング 3 マガジン 4 トリガレバー 5 ドライバ 6 打ち出し路 7 ファスナー 10 プッシャ 14 作動部材 16 突出部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25C 7/00 B25C 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファスナーを収容するとともに上記ファ
    スナーを打ち出し路へ押圧付勢するプッシャを備えたマ
    ガジンと、上記打ち出し路内を往復してファスナーを打
    ち出すドライバを衝撃的に駆動する打撃機構と、上記打
    撃機構を起動する手動操作可能なトリガレバーとを有す
    る釘打機において、 トリガレバーを釘打機ハウジングに枢着支持するととも
    に、マガジンの上部突片に設けられた軸にL字形レバー
    を回動自在に支持し、トリガレバーとL字形レバーとの
    間にトリガレバーの操作を可能とする第1の位置と操作
    を阻止する第2の位置とに移動可能な作動部材を配置し
    て該作動部材の一端を上記L字形レバーの一方の片に
    合可能に設け、上記マガジン上面から突出させたプッシ
    ャの突出部を上記L字形レバーの他方の片に係合可能に
    設け、マガジン内のファスナーの減少時に上記突出部を
    上記L字形レバーに係合させて回動させることにより上
    記作動部材を第1の位置から第2の位置に移動させるこ
    とを特徴とする釘打機の空打ち防止装置。
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