JP2734331B2 - 打込機の空打ち防止装置 - Google Patents

打込機の空打ち防止装置

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JP2734331B2
JP2734331B2 JP9012493A JP9012493A JP2734331B2 JP 2734331 B2 JP2734331 B2 JP 2734331B2 JP 9012493 A JP9012493 A JP 9012493A JP 9012493 A JP9012493 A JP 9012493A JP 2734331 B2 JP2734331 B2 JP 2734331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は打込機の止具がなくなっ
たのに気付かずに打ち込んでしまう空打ちを事前に防止
する打込機の空打ち防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空打ち防止装置の一例を図7、図
8に示す。図に示す空打ち防止装置は特開平4−210
387号公報に記載のように、上下方向に移動可能に設
けられたトリガ5及びトリガ5と一体に形成されたスト
ッパ部材15を有、止具が残り少なくなった時ある
いはなくなった時に、フィーダ12の一部12bがス
ッパ部材15の凹部15aに嵌合し、ストッパ部材15
及びトリガ5の移動を阻止して打込みを行わないように
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の空打ち
防止装置では、図に示すようにストッパ部材15とトリ
ガ5が一体形成されているため、トリガ5を作する度
に一緒にストッパ部材15も引き上げなければならず、
トリガ5を引く荷重が重いため連続作業をする場合作業
者が疲れてしま、操作性が悪いという欠点があった。
また、トリガ5の上方への移動をトリガ5に設けられた
ストッパ部材15の凹部15aにフィーダ12の一部1
2aを嵌合させ阻止する構造であるため、トリガ5の引
き荷重が高いものであるとストッパ部材15の凹部15
aあるいはフィーダ12の一部12aが変形してしま
い、トリガ5が誤って引けてしまう場合があるといった
欠点があった。この場合はマガジン内に止具がない状態
であるため、打込棒2はフィーダ12を打撃しフィーダ
12が破損してしまう。本発明の目的は、上記した欠点
解消し、確実に空打ちを防止することができると共に
トリガの引き操作に支障のない操作性のい打込機の空
打ち防止装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下降した時
に上端がトリガに設けられた係止部に係合してトリガの
回動を阻止するロックレバーと、マガジンに回動可能に
設けられ、ビットガイド側先端がロックレバーの下端と
係合し、フィーダが所定量前進した時に回動してロック
レバーを下降させるロックプレートとを設けることによ
り達成される。
【0005】
【作用】上記のように構成された空打ち防止装置は、
ィーダが所定量前進した時、すなわちマガジン内の止具
の残り数量が少なくなったあるいはなくなった時に、ロ
ックプレートが回動してロックレバーを下降させ、トリ
ガの回動を阻止するようにしたので、止具の残り数量が
少なくなったあるいはなくなった時にはトリガを操作す
ることができなくなり、打込みが行われることがなくな
【0006】
【実施例】図1〜図3に本発明空打ち防止装置の一実施
例を示す。図1に示すように、打込機は止具8を収納す
るマガジン3と、圧縮空気または 電気等を動力源として
作動し止具8を打撃する打込棒2を内蔵する本体1と
込棒2の動作を制御する制御バルブ4と、本体1に回
動可能に保持され、回動することで制御バルブ4を操作
するトリガ5とを有し、トリガ5を操作することによ
、打込棒2がマガジン3近傍のビットガイド6の打出
し部7内の止具8を打出す。本発明空打ち防止装置は
ガジン3の側面に回動可能に設けられたロックプレー
ト9、ロックプレート9のビットガイド6側先端に係合
したロックレバー10、ロックプレート9を付勢するス
プリング11、止具8をビットガイド6側に押圧し、順
次送り出すフィーダ12から構成される。
【0007】図1に示すように、マガジン3内に止具8
がある時は、ロックプレート9はスプリング11の押圧
力のため回動中心9cを支点に右回りに維持されてお
り、ピン9aは持ち上げられ、ロックレバー10の上端
10aはトリガ5の係止部5aの上方へ位置してトリガ
5の操作が可能な状態となっている。図2は図1のA−
A線断面図である。ロックプレート9とロックレバー1
とはピン9aによって回動自在に連結されていると共
に、フィーダ12に設けられた押圧部12aロックプ
レート9のピン9bとは同一線上に位置する。
【0008】図3はマガジン3内に止具8がなくなった
状態を示し、フィーダ12がビットガイド6に突き当た
ると、それと同時にフィーダ12の押圧部12aがロッ
クプレート9のピン9bをスプリング11に抗して押圧
中心9cを支点に左回りにロックプレート9を回動さ
る。ロックプレート9の回動によってロックレバー1
は下降し、ロックレバー上端10aトリガ係止部5
aとは係合する。上記のように構成された空打ち防止装
置は、トリガ5の引き操作時に、ロックレバー10の引
き操作を伴う必要がなくなるため、トリガ5の引き操作
の荷重を低減できるので、操作性が向上する。またトリ
ガ5の回動を阻止する位置を操作位置の近傍に設けてロ
ックプレート9の支点作用間の距離を配慮することに
より、微少なフィーダ12の移動量を増幅させるので、
確実な阻止位置とすることができ、部材の変形等による
誤操作を確実に防止することができる。
【0009】図1〜図3に示すような構成とすることに
より、次のような問題点があるのが分かった。上記した
ような構成の空打ち防止装置は、ロックプレート9のピ
ン9bでロックレバー10の質量を支持する構造であ
ため、実際にはロックレバー10の質量によってロック
プレート9が回動しロックレバー10が常に下降した状
態となり、打込機本体1を被打込材14に押し付けて打
準備に入った時、ロックレバー10の上端10a
トリガ係止部5aと係合しているため、トリガ5の操
作ができず打込みが行えないといった問題があった。上
記問題点を解決するために、図4に示すように、ロック
レバー10の質量とロックプレート9の回動中心9cよ
ビットガイド6側の質量を合わせた質量を持つ重垂9
dをロックプレート9の回動中心9cよりビットガイド
6の反対側に設けた。すなわちマガジン3内に止具8が
ある時は、ロックレバー10の上端10aはトリガ5の
係止部5aの上方へ必ず位置するようになるので、確実
にトリガ5の操作が可能な状態にすることができる。
【0010】更に、本発明空打ち防止装置においては、
マガジン5内の最後の止具8を打出し部7内に送った
時、フィーダ12がビットガイド6近傍にあるため、打
込棒2がフィーダ12を打撃してしまいフィーダ12が
破損する恐れがある。そこで、図5、図6に示すよう
に、トリガ5のロックレバー10との係止部5a上部に
斜面5bを設け、トリガ5を引き操作する度にロックレ
バー上端10aが斜面5bを上り、ロックレバー10が
上方に移動してフィーダ12を押し戻すようにすれば、
最後の止具8を打込む時に打込棒2がフィーダ12を打
撃する恐れがなくなる。また斜面5bはロックレバー上
端10aに設けても同様の効果が得られる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、下降した時に上端がト
リガ係止部に係合してトリガが操作されないようにする
ロックレバーと、ビットガイド側先端がロックレバーの
下端と係合し、フィーダが所定量前進した時に回動し
ックレバーを下降させるロックプレートを設けたの
で、操作性が良く、マガジン内止具の残数が少なくな
たあるいはなくなったは確実に打込みを防止する
ことができる打込機の空打ち防止装置を提供できるよう
になる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明打込機の空打ち防止装置の一実施例を
示す要部拡大面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 マガジン内の止具がなくなった状態を示す
1の打込機
【図4】 本発明空打ち防止装置の他の実施例を示す要
部拡大面図。
【図5】 本発明空打ち防止装置の他の実施例を示す要
部拡大面図。
【図6】 図5の打ち防止装置の動作図。
【図7】 従来の打込機の空打ち防止装置の一例を示す
要部拡大断面図。
【図8】 マガジン内の止具がなくなった状態を示す
7の打込機
【符号の説明】
1は打込機、2は打込棒、3はマガジン、5はトリガ、
6はビットガイド、8は止具、9はロックプレート、1
0はロックレバー、12はフィーダである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マガジン内の止具をビットガイドに送り
    込むフィーダと、トリガ操作により上下動してビットガ
    イド内の止具を打出す打込棒とを有する打込機におい
    て、 下降した時に上端がトリガ係止部に係合してトリガが操
    作されないようにするロックレバーと、ビットガイド側
    先端が該ロックレバーの下端と係合し、前記フィーダが
    所定量前進した時に回動して前記ロックレバーを下降さ
    せるロックプレートを設けたことを特徴とする打込機の
    空打ち防止装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックレバーの質量とロックプレー
    トの回動中心から先端側の質量とを合わせた質量の重垂
    を前記ロックプレートの回動中心から後方に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の打込機の空打ち防止装置。
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