JP2506784Y2 - 打込機の安全装置 - Google Patents

打込機の安全装置

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JP2506784Y2
JP2506784Y2 JP1990123475U JP12347590U JP2506784Y2 JP 2506784 Y2 JP2506784 Y2 JP 2506784Y2 JP 1990123475 U JP1990123475 U JP 1990123475U JP 12347590 U JP12347590 U JP 12347590U JP 2506784 Y2 JP2506784 Y2 JP 2506784Y2
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JP
Japan
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push lever
stopper
main body
tip
trigger
Prior art date
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JP1990123475U
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JPH0479070U (ja
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雅雄 浜田
勇 丹治
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は止具を打込む打込機の安全装置に関するもの
である。
〔考案の背景〕
第3図〜第6図で、従来技術の安全装置を備えた打込
機について説明する。第3図において打込機は、止具を
打込む図示しないピストンを内蔵する本体1と、止具を
収納するマガジン2と、本体1との間に設けられた圧縮
ばね3により下方に押圧されているプッシュレバー4
と、該プッシュレバー4と連動してピストンの動作を制
御するスイッチ部5等から構成されている。
打込機で止具を打込む際は、プッシュレバー4の先端
6を木材等の被打込材13に押し付けることにより、プッ
シュレバー4が前記圧縮ばね3の下方への押圧力に打ち
勝ちトリガアーム7を押し上げ、そしてトリガ8を引き
上げることによりスイッチ部5が作動してピストンが衝
撃的に下降し止具を打込む。またトリガ8を先に引いて
プッシュレバー先端6を後から被打込材13に押し付けて
も同様に打込むことができる。この時プッシュレバー4
が必要以上に押し上げられることを防止するためにプッ
シュレバー第1突き当て部9が本体第1突き当て部10に
突き当たるように設けられている(第4図)。しかしこ
の構造ではプッシュレバー第1突き当て部9からスイッ
チ部5に連動しているプッシュレバー端14までの形状が
複雑かつ長くなる。通常本体1の質量を極力小さくする
目的でプッシュレバー4は薄い板材または細い棒材等で
形成されているため、使用中に本体1が落下等するとプ
ッシュレバー4が変形してしまいプッシュレバー第1突
き当て部9とプッシュレバー端14との寸法Lが狂ってし
まい、打込機が誤動作してしまうという欠点があった。
また前記寸法Lを正確に管理する必要があり、そのため
プッシュレバー4を精度よく形成しなければならず、生
産性向上の阻害要因となっていた。
また第5図、第6図に示す他の従来技術の打込機の安
全装置では、プッシュレバー4が押し上げられた時、プ
ッシュレバー第2突き当て部11が本体第2突き当て部12
に突き当たりプッシュレバー4の上昇が止まるようにし
ている(第6図)。
この構造ではプッシュレバー第2突き当て部11からプ
ッシュレバー端14までの形状は短かく単純なものの、プ
ッシュレバー先端6からプッシュレバー第2突き当て部
11までの形状が複雑かつ長いためプッシュレバー先端6
を被打込材13に押し付けた時にプッシュレバー4全体が
変形してしまいプッシュレバー4が破損しやすいという
欠点があった。また第6図に示す状態に打込機が落下等
した場合、プッシュレバー4の図中横方向の長さに比例
するモーメントがプッシュレバー第2突き当て部11近傍
に作用し、プッシュレバー4が変形する恐れがあった。
またこれを解消するためにプッシュレバー4を強度が大
きい材料で形成すると重量が重くなると共に高価な安全
装置ひいては高価な打込機となってしまうという欠点が
あった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
この種の打込機の安全装置の寿命を向上させ併せて生産
性のよい安価な安全装置を提供することである。
〔考案の概要〕
本考案は、止具を打込む際にプッシュレバー先端を被
打込材に押し付けた時、必要以上にプッシュレバーが上
がりすぎることを防止するプッシュレバーの突き当て部
を、プッシュレバーの寿命及び生産性を向上させる目的
で止具を打ち出すアジャスタのほぼ真上とピストンの動
作を制御するスイッチ部のほぼ真下の2個所に設けたこ
とを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
第1図、第2図に示す実施例により本考案を具体的に
説明する。図において、打込機は止具を打込む図示しな
いピストンを内蔵する本体1と、止具を収納するマガジ
ン2と、本体1との間に設けられた圧縮ばね3により下
方へ押圧されているプッシュレバー4と、プッシュレバ
ー4と連動して前記ピストンを制御するスイッチ部5か
ら構成されている。
止具を打込む際は、プッシュレバー先端6を被打込材
13に押し付けることにより、圧縮ばね3の本体1下方へ
押圧力に打ち勝ちトリガアーム7を押し上げ、そしてト
リガ8を引き上げることによりスイッチ部5が作動して
ピストンが衝撃的に下降し止具を打込む。トリガ8を先
に引いてプッシュレバー4を後から被打込材13に押し付
けても同様に打込む。
プッシュレバー先端6は、止具を打込む射出口16のよ
り近くに設けると使用しやすく、止具を打ち込む射出口
16の真上には、止具を打ち出すピストンを内蔵する出力
部が設けられているため、プッシュレバー4と連動して
ピストンを制御するスイッチ部5は、必然的に射出口16
から水平方向に離れた位置に設けなければならない。そ
のためプッシュレバー4も止具の打ち出し方向だけでな
く水平方向にも伸びた複雑な形状となり、一端を射出口
16の近くに配設され(プッシュレバー先端6)、他端を
スイッチ部5の近くに配設され(プッシュレバー端14)
ている。更に本体1の止具を打ち込む打込力が大きすぎ
る時、止具が被打込材13に必要以上に打ち込まれるのを
防止するためにプッシュレバー4のほぼ中間部にプッシ
ュレバー4の下端高さ位置を調整する周知構成のアジャ
スタ15が設けられており、アジャスタ15を回転させるこ
とにより、プッシュレバー先端6が射出口16先端よりも
突出した状態にして止具を打ち込むようにしている(第
2図)。プッシュレバー4を被打込材13に押し付けた時
プッシュレバー4が必要以上に上がりすぎるのを防止す
るために、アジャスタ15のほぼ真上にプッシュレバー第
1突き当て部9を設けると共にプッシュレバー端14のほ
ぼ真下にプッシュレバー第2突き当て部11を設けてい
る。プッシュレバー第1突き当て部9及びプッシュレバ
ー第2突き当て部11が夫々本体第1突き当て部10及び本
体第2突き当て部12に突き当たり、プッシュレバー4が
止まりその状態で止具が打込まれる。
上記実施例によれば、プッシュレバー4の突き当て部
9、11を2個設け、落下時等に第2突き当て部11近傍に
前記モーメントが作用しないようにしたので、プッシュ
レバー4が破損変形することがなくなると共にプッシュ
レバー4を比較的強度の劣る安価な材料で形成すること
が可能となり、生産性のよいプッシュレバー4とするこ
とができる。また第4図に示す寸法Lの寸法公差のマー
ジンも大きくなるので、精度もあまり要求されることが
なくなり生産性が更に向上し、結果として安価な打込機
を提供することが可能となる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、止具を打込む際にプッ
シュレバー先端を被打込材に押し付けた時、必要以上に
プッシュレバーが上がることを防止するためのプッシュ
レバーの突き当て部を本体の止具を打ち出すアジャスタ
のほぼ真上と、プッシュレバーの動作と連動してピスト
ンの動作を制御するスイッチ部のほぼ真下の2個所に設
けたため、設計、製作上比較的強度の劣る安価な材料を
使用でき、生産性のよいプッシュレバーとすることがで
きると共に使用中等のプッシュレバーの破損変形を防
ぎ、安全装置の寿命を向上できる。また何らかの理由に
より、1個所の突き当て部が正常に作動しなくても、他
方が正常に作動するため打込機の誤動作を防止できるよ
うになる等の作用効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案打込機の一実施例を示す側面図、第2図
は第1図でプッシュレバー先端を被打込材に押し付ける
ことによりプッシュレバー全体が押し上げられている状
態を示す側面図、第3図、第5図は従来の打込機を示す
側面図、第4図、第6図は夫々第3図、第5図でプッシ
ュレバー先端を被打込材に押し付けることによりプッシ
ュレバー全体が押し上げられている状態を示す側面図で
ある。 図において、1は本体、2はマガジン、3は圧縮ばね、
4はプッシュレバー、5はスイッチ部、6はプッシュレ
バー先端、9はプッシュレバー第1突き当て部、10は本
体第1突き当て部、11はプッシュレバー第2突き当て
部、12は本体第2突き当て部、13は被打込材である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃式、火薬、電気または圧縮性流体等を
    動力源として、止具を打込むピストンを内蔵する本体
    と、本体のピストン下方に設けられ、止具を打出す射出
    口と、止具を収納するマガジンと、本体と一体に設けら
    れ、横方向に延びたハンドルと、ハンドルに設けられた
    スイッチ部と、スイッチ部を動作させるトリガアーム及
    びトリガと、下端が射出口先端に上下動可能に保持さ
    れ、上端がトリガアームを上昇させる如くトリガ近傍ま
    で延び、下端と上端を結ぶ中間部をハンドルとほぼ同じ
    方向に延びたプッシュレバーと、プッシュレバーの下端
    高さ位置を調整するアジャスタと、プッシュレバーを下
    方に押圧するスプリングとを有する打込機において、 止具を打込む際に前記プッシュレバー先端を木材等の被
    打込材に押し付けることにより、前記プッシュレバーが
    前記圧縮ばねの本体下方への押圧に打ち勝ち押し上げら
    れる時、前記プッシュレバーが必要以上に上がることを
    防止する突き当て部をアジャスタのほぼ真上及びスイッ
    チ部のほぼ真下の2個所に設けたことを特徴とする打込
    機の安全装置。
JP1990123475U 1990-11-22 1990-11-22 打込機の安全装置 Expired - Lifetime JP2506784Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0479070U JPH0479070U (ja) 1992-07-09
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