JPH0724213Y2 - 打込機の圧縮ばねはずれ防止構造 - Google Patents

打込機の圧縮ばねはずれ防止構造

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JPH0724213Y2
JPH0724213Y2 JP1988048059U JP4805988U JPH0724213Y2 JP H0724213 Y2 JPH0724213 Y2 JP H0724213Y2 JP 1988048059 U JP1988048059 U JP 1988048059U JP 4805988 U JP4805988 U JP 4805988U JP H0724213 Y2 JPH0724213 Y2 JP H0724213Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
compression spring
main body
safety arm
recess
piston
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988048059U
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English (en)
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JPH01155183U (ja
Inventor
末治 立原
彰 宇野
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は打込機の圧縮ばねはずれ防止構造に関するもの
である。
〔考案の背景〕
第1図は打込機の全体側面図で、第4図が従来技術の一
例を示した圧縮ばね7の取付部を断面した拡大図であ
る。従来、セフティアーム4を常に本体1下方へ押圧さ
れる圧縮ばね7の取付けは、第4図に示す如く、圧縮ば
ね7の外径D5より若干大きい穴15や、圧縮ばね7の内径
D4より若干小さい取付片16等で保持している例が多く、
セフティアーム4の動きと関係なく、圧縮ばね7を圧縮
させることができ、圧縮ばね7の圧縮高さが、本体1の
取付部10とセフティアーム4の取付部12間の距離Hより
小さくなると、圧縮ばね7は簡単にはずれる。従って、
圧縮ばね7が被打込材や周囲の物等に接触すると簡単に
はずれやすく、また圧縮ばね7を作業者等が外す恐れが
ある。
圧縮ばね7が無い状態では、セフティアーム4を本体1
下方へ押圧する力がなくなり、本体1を上向きにした
り、下向きにした時に、セフティアームの先端4′が被
打込材等に接触して本体1上方へ押上げられたものが、
セフティアームの先端4′を離しても摺動抵抗等により
本体1下方へ復帰しない場合がある。この状態でトリガ
18を引くと、意図しない操作であってもピストン2が駆
動されてしまい、ピストン2が下降し止具5が打ち出さ
れてしまうので、非常に危険であるという問題があっ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の問題点をなくし、
安価で簡便な構造でこの種の打込機の安全性を向上する
ことである。
〔考案の概要〕
本考案は、圧縮ばねと係合する本体及びセフティアーム
の少なくとも一方の圧縮ばねの取付部に、圧縮ばねの巻
端側の一部又は数巻が嵌まり込む凹部を設けると共に該
凹部に対応する圧縮ばねの巻端を前記凹部に引掛けるよ
うに形成することを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図は打込機の全体側面図で、第2図は本考案の一実
施例を示す。図において、打込機は止具5を打撃打込む
ピストン2を内蔵する本体1と、止具5を収納するマガ
ジン6を、本体1とセフティアーム4間に配設した圧縮
ばね7により、常に本体1下方へ押圧されているセフテ
ィアーム4と、該セフティアーム4と連動してピストン
2を制御するスイッチ部3からなる。
上記打込機で止具5を打込む際は、セフティアーム4の
先端4′を木材等の被打込材に押し付けることにより、
本体1とセフティアーム4間に配設した圧縮ばね7の本
体1下方への押圧に打ち勝ち、バルブ8を押し上げ、そ
してトリガ18を引くことにより、ピストン2が衝撃的に
下降し止具5を打込む。トリガ18を先に引いてセフティ
アーム4を後から被打込材に押し付けても同様に打込
む。
前記圧縮ばね7は第2図に示す如く、両巻端14の巻径D3
を中央部分の巻径D4より小さくし、本体1の取付部10に
設けた凹部11の径D1と、セフティアーム4の取付部12に
設けた凹部13の幅W2を圧縮ばね7の両巻端14の巻径D3
ほぼ同じくしている。また、凹部11、13以外の取付部寸
法D2、W1は圧縮ばね7の中央部分の巻径D4より若干小さ
い寸法にしている。圧縮ばね7を取付ける際は、両巻端
14の巻径D3より大きい取付部(寸法D3、W1)を巻径D3
ひろげながら通過させて凹部11、13に嵌まり込ませるの
で、一度組立てると簡単にははずれなくなる。
上記第1実施例においては、圧縮ばね7の内径側と接す
る凹部11、13を設けたが、第3図の取付部10に示したよ
うに、圧縮ばね7の外径側と接するように凹部11を設け
圧縮ばね7の一端または両巻端14の巻径D7を中央部分の
巻径D6より大きくし、凹部11に嵌まり込むようにしても
効果は同じである。
また、第1実施例及び第2実施例では圧縮ばね7の両端
部14の巻径を中央部分の巻径と変えて凹部11に嵌まり込
むようにしたが、第3図の取付部12に示すように、圧縮
ばね7の巻径は変えず、取付部12に設けた凹部13に嵌ま
り込むようにしても効果は同じである。
第1、第2実施例で述べてきた取付部10、12は、本体1
側は円筒形の柱、穴、セフティアーム4側は板状のもの
で説明したが、取付部10、12の形状がどのような形状で
も本考案の効果は同じであり、圧縮ばね7の取付場所と
取付部10、12の形状は関係ない。
また、第1、第2実施例では、圧縮ばね7の両方の取付
部10、12にはずれ防止を施すことで述べてきたが、本体
1側、または、セフティアーム4側のいずれか一方のは
ずれる可能性の大きい方のみに本構造を採用しても同様
の効果を得られる。
上記のように構成したので、ロールピン等の他の部品を
介在させて圧縮ばね7のはずれを防止するものとは異な
り、部品点数、組立工数が増えると共に重量が増す恐れ
がなく、常にセフティアーム4が下方に押圧されている
ので、トリガ18の意図しない引き操作でピストン2が駆
動されることがなくなり、安全で安価な打込機を提供で
きるようになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、本体またはセフティアームの圧縮ばね
取付部に、圧縮ばねの両端部の一部または数巻が嵌まり
込む凹部を設けたので、圧縮ばねが簡単にははずれない
ため、本体の上下、左右の向きに関係なくセフティアー
ムが常に本体下方へ押圧される。従って安価で作業性を
良く安全性を向上した打込機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は打込機の側面図、第2図は本考案の一実施例を
示す圧縮ばね部関係寸法図、第3図は本考案の他の実施
例を示す圧縮ばね部断面図、第4図は従来の圧縮ばね部
の一例を示す断面図である。 図において、1は本体、2はピストン、3はスイッチ
部、4はセフティアーム、5は止具、6はマガジン、7
は圧縮ばね、10、12は取付部、11、13は凹部、14は巻端
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃式、火薬、電気、または圧縮性流体等
    を動力源として、止具を打撃打込むピストンを内蔵する
    本体と、止具を収納するマガジンと、本体とセフティア
    ーム間に配設された圧縮ばねにより、常に本体下方に押
    圧されているセフティアームと連動してピストンの動作
    を制御するスイッチ部を有する打込機において、 少なくとも前記圧縮ばねと係合する本体かまたはセフテ
    ィアームの圧縮ばね取付部に、圧縮ばねの巻端側の一部
    または数巻が嵌まり込む凹部を設けると共に、該凹部に
    対応する圧縮ばねの両端部を、前記凹部に引掛けられる
    ように形成したことを特徴とする打込機の圧縮ばねはず
    れ防止構造。
JP1988048059U 1988-04-08 1988-04-08 打込機の圧縮ばねはずれ防止構造 Expired - Lifetime JPH0724213Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01155183U JPH01155183U (ja) 1989-10-25
JPH0724213Y2 true JPH0724213Y2 (ja) 1995-06-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539007U (ja) * 1976-07-08 1978-01-25

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JPH01155183U (ja) 1989-10-25

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