JPH077883U - 固着具打込機の打込深度調整装置 - Google Patents

固着具打込機の打込深度調整装置

Info

Publication number
JPH077883U
JPH077883U JP3700493U JP3700493U JPH077883U JP H077883 U JPH077883 U JP H077883U JP 3700493 U JP3700493 U JP 3700493U JP 3700493 U JP3700493 U JP 3700493U JP H077883 U JPH077883 U JP H077883U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
piston
driving
fastener
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3700493U
Other languages
English (en)
Inventor
三郎 杉田
Original Assignee
兼松日産農林株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 兼松日産農林株式会社 filed Critical 兼松日産農林株式会社
Priority to JP3700493U priority Critical patent/JPH077883U/ja
Publication of JPH077883U publication Critical patent/JPH077883U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、調整も簡単な打込深度調整装
置を備えた固着具打込機を提供する。 【構成】 固着具打込機の打込深度調整装置22は、バ
ンパー16の直下にスライド可能に取付けられ且つバン
パーの下面を支持するように形成されたバンパー支持部
材23と、このバンパー支持部材の下部とノーズとの間
に形成された貯油空間34に圧油を供給する油圧シリン
ダ装置37とから成り、油圧シリンダ装置37からの圧
油の供給量に従って、メインピストン6が当接するバン
パーの高さ位置を定め、これにより、打込部材5の下死
点におけるノーズ先端からの突出長さを調整できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、打込部材の下死点におけるノーズからの突出長さを調整することに よって固着具の対象物への打込深度を調整する打込深度調整装置を備えた固着具 打込機に関する。
【0002】
【従来の技術】
メインシリンダ内を上部のメインバルブと下部のバンパーとの間で上下動する メインピストンに取付けられた打込部材が、メインシリンダの下側のノーズにあ る固着具を、ノーズ下端に進めて対象物に打込むように構成された固着具打込機 は、釘打機等によってよく知られている。この固着具打込機において、打込部材 の下死点におけるノーズからの突出長さを調整することによって固着具の対象物 への打込深度を調整する打込深度調整装置が設けられていることもよく知られて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
打込深度調整装置には、代表的なものとして、ノーズ先端に設けられた安全ア ームのノーズ先端からの突出長さを調整して、ノーズ全体としての長さの調整を するものがある。この形式の打込深度調整装置は手軽で構造も比較的簡単である という利点があるが、スパナ等の工具を用いてその突出長さを調整し、その位置 にロックする作業が必要であった。また、ねじやカム機構等を利用した構成で工 具を使用せずにノーズ先端からの突出長さを調整するものもあるが、構造が複雑 になるという欠点があった。
【0004】 従って、本考案の目的は、構造が簡単でありながら、調整も簡単にできる打込 深度調整装置を備えた固着具打込機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成するため、本考案によれば、メインシリンダ内を上部のメイ ンバルブと下部のバンパーとの間で上下動するメインピストンに取付けられた打 込部材が、メインシリンダの下側のノーズにある固着具を、ノーズ下端に進めて 対象物に打込むように構成されており、打込部材の下死点におけるノーズ先端か らの突出長さを調整することによって固着具の対象物への打込深度を調整する打 込深度調整装置を備えた固着具打込機であって、前記打込深度調整装置が、バン パーの直下で上下にスライドできるように取付けられ且つ上面がバンパーの下面 を支持するように形成されたバンパー支持部材と、このバンパー支持部材の下部 とノーズとの間に形成された貯油空間に、圧油を供給する油圧シリンダ手段とか ら成り、該油圧シリンダ手段からの圧油の供給量に従って、メインピストンが当 接するバンパーの高さ位置を定めることができ、これにより、打込部材の下死点 におけるノーズ先端からの突出長さを調整できることを特徴とする固着具打込機 が提供される。
【0006】 本考案において、油圧シリンダ手段をシリンダとピストンとピストンロッドと 該ピストンロッドの端部に設けられた雄ねじ部材とこの雄ねじに螺合する前記シ リンダの延長部に形成された雌ねじとから構成し、雄ねじ部材の回転によってピ ストンの位置を定めて、前記貯油空間への圧油の量を定めることができるように することができる。この場合において、油圧シリンダ手段から貯油空間に延びる 圧油通路に絞り用オリフィスを設け、固着具打込時のメインピストンの下降に伴 う油圧シリンダ手段への衝撃を緩衝することができる。この緩衝において、油圧 シリンダ手段のピストンロッドと雄ねじ部材とはピストンを一定の長さ移動でき る遊びをもって連結し、ピストンと雄ねじ部材との間に、ばね、ゴムバンパーま たはエアクッション等の弾性手段を設けてもよい。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案に係る固着具打込機の実施例について説明 する。固着具打込機(代表的には釘打機)1はハンドル2が一体成形されたハウ ジング3を備え、このハウジング3にはハンドル2の側から加圧空気が供給され ている。ハウジング3の内部にはメインシリンダ4が設けられ、そのメインシリ ンダ4の内部には打込部材5が取付けられたメインピストン6が往復動自在に配 置されている。メインシリンダ4の上端にはメインバルブ7が設けられ、このメ インバルブは、メインシリンダ4の上端をシールしてハウジング3内の加圧空気 をメインシリンダ内に供給しない静止位置(図1に示す位置)と、メインシリン ダ4の上端のシールを解除してハウジング3から加圧空気を供給する打込位置( 図示せず)とをとる。メインバルブ7の打込位置はメインバルブ7が矢印8の方 向に上昇した位置であり、この打込位置においては、矢印9のように、メインバ ルブ7とメインシリンダ4の上端との隙間から加圧空気がメインピストン6の上 方のメインシリンダ室に供給され、メインピストン6が下方に強く且つ急激に押 下げられる。
【0008】 この押下げによって、打込部材5がノーズ10にある固着具を打撃して板等の 対象物に打込む。この打込みの際、同時に、メインシリンダ4の下部と該メイン シリンダの外周のハウジング3との間に形成されたリターンエアチャンバ11に 加圧空気を供給する。下降しつつあるメインピストン6が未だメインシリンダ上 部にある間は、メインピストン6の下方の空気が、メインシリンダ4の中間穴1 2と下側の穴13を通してリターンエアチャンバ11に貯められ、メインピスト ン6が中間穴12を通過すると、メインピストン下方の空気が下側の穴13を通 して供給されるだけでなく、新たにメインピストン上方のメインシリンダ室の加 圧空気が中間穴12を通してリターンエアチャンバ11に供給される。中間穴1 2にはチェックバルブとしてのOリング14が設けられているので、中間穴12 からメインシリンダ側へは逆流せず、リターンエアチャンバ11には十分な量の 加圧空気が貯められる。従って、メインバルブ7が静止位置(図1の位置)に復 帰し、メインシリンダ上部の空気が大気へ排気されると、リターンエアチャンバ 11の加圧空気が下側の穴13を通してメインピストン下方のメインシリンダ室 に流入し、この加圧空気がメインピストン6の下面に作用してメインピストン6 がメインシリンダ4の上部に復帰する。なお、メインピストン6の急激な下降に よる衝撃を吸収するバンパー16がメインシリンダの下端側に設けられている。 また、メインピストン6にはメインシリンダ4とのシールをなすOリング17が 設けられている。
【0009】 メインバルブ7は、ハンドル2の根元に設けられたトリガ装置18によって制 御される。すなわち、トリガピン19が押されずに静止位置にあるときは、トリ ガ装置18を通った加圧空気が破線で示す管20を通ってメインバルブチャンバ 21に入り、メインバルブ7は下方に押されて図1の位置にある。メインシリン ダ4には加圧空気は供給されず、メインピストン6の上面には加圧空気は送られ ない。次に、トリガピン19が上方に押されると、メインバルブチャンバ21の 空気がトリガ装置18を通して大気へ排気され、メインバルブ7を押下げる力が なくなるためメインバルブ7は押上げられて、矢印8のように打込位置に移動さ せられ、矢印9のように、加圧空気がメインピストン6の上方に供給され、メイ ンピストン6を下方に強く押下げて打込部材5がノーズの固着具を対象物に打込 む。トリガピン19が放されて元の位置に復帰するとメインバルブ7は図示の静 止位置に復帰する。従って、押下げられていたメインピストン6の上面側には、 加圧空気の供給がなくなり、リターンエアチャンバ11からの加圧空気の作用に よって、メインピストン6はメインシリンダ4内をその下死点から上昇する。
【0010】 打込部材5は、前記のように、メインシリンダ4の下側のノーズ10にある固 着具を、ノーズ10の下端に進めて対象物に打込む。本考案において、打込部材 5の下死点におけるノーズ10の先端からの突出長さを調整することによって固 着具の対象物への打込深度を調整する打込深度調整装置22が、メインシリンダ 4とノーズ10の境界部分に設けられている。この打込深度調整装置22につい て、図2を参照して説明する。なお、図2において、図の左半分に示すのは、装 置22のバンパー支持部材(後述)が最下位置にある場合のメインピストンが下 死点にある状態を示しており、図の右半分に示すのは、バンパー支持部材が最上 位置にある場合のメインピストンが下死点にある状態を示している。
【0011】 図2において、打込深度調整装置22は、バンパー16の直下に位置するバン パー支持部材23を有する。バンパー支持部材23は、メインシリンダ4の下端 とノーズの上端部との間を上下にスライドできるように、ハウジング3の下端の 内周面24とノーズ10の中央部の打込部材のガイド用筒状体25の外周面とに 接触する環状の部材で成る。更に詳しくは、上面27はバンパーの下面を支持す るように形成されており、外側の側面28はハウジング3の内周面24をスライ ドしており、内側の上部側面29はガイド用筒状体25の上部の小径部30をス ライドしており、また、内側の下部側面31はガイド用筒状体25の下部の大径 部32をスライドするように形成されている。このバンパー支持部材23は、図 2の左半分に示す最下位置と、同図の右半分に示す最上位置との間をスライドで きるようになっている。そして、バンパー支持部材23の下部とノーズ10のガ イド用筒状体25との間には貯油空間34が形成されている。具体的には、バン パー支持部材23が、図2の右半分に示す最上位置にあるとき、その上部内側底 面26及びそこから下方に延びる内側の下部側面31と、ノーズ10の筒状体2 5の小径部30の外周面と大径部32の上面32aとによって囲まれた空間が貯 油空間34になっている。貯油空間34には圧油が供給されるので、バンパー支 持部材23の内側の上部側面29と筒状体25の小径部30の外周面との間、及 び筒状体25の大径部32の外周面とバンパー支持部材23の下部内側面31と の間には、それぞれシール用Oリング33が設けられている。
【0012】 貯油空間34には、ノーズ10の側から通路35が延びており、この通路35 には更にパイプ36が連結されて、その先には、貯油空間34に圧油を供給する 油圧シリンダ装置37が接続されている。この油圧シリンダ装置37は、固着具 打込機1の任意の場所に取付けることができる。一例として、固着具打込機の操 作を邪魔しないことから、ノーズ10の固着具給送装置の背面に設けてもよい。 油圧シリンダ装置37からは、貯油空間34に圧油が供給され、その圧油の供給 量に従って、バンパー支持部材23の高さを、図2の左半分に示す最下位置と同 図の右半分に示す最上位置との間で適当に選択できる。このようにしてバンパー 支持部材23の高さを定めると、バンパー16の高さが定まり、バンパーに当接 するメインピストンの下死点の高さ位置が定められる。従って、打込部材5の下 死点におけるノーズ10の先端からの突出長さを調整できる。ちなみに、図2に おいて、バンパー支持部材23が図2の左半分に示す最下位置にあるときのメイ ンピストン6の下死点の位置Lと、バンパー支持部材23が図2の右半分に示す 最上位置にあるときのメインピストン6の下死点の位置Uとの間の長さが打込深 度調整長さとなる。
【0013】 油圧シリンダ装置37は、シリンダ39とピストン40とピストンロッド41 とピストンロッド41の端部に設けられた雄ねじ部材42と雄ねじに螺合するシ リンダの延長部43に形成された雌ねじ44とから構成される。雄ねじ部材42 には、ねじ回し工具が係合する溝45が形成されている。かかる構成の油圧シリ ンダ装置37において、雄ねじ部材42を回転すれば、ピストン39の位置が定 められ、シリンダ39内からパイプ36を介して貯油空間34へ供給される圧油 の量を定めることができる。例えば、雄ねじ部材42が実線位置にあるとき、圧 油が貯油空間34に一杯に供給されて、メインピストン6の下死点の位置は最上 位置Uになり、打込部材5の打込深度は最も浅くされ、雄ねじ部材42が想像位 置にあるとき、圧油は貯油空間34に供給されず、メインピストン6の下死点の 位置は最下位置Lになり、打込部材5の打込深度は最も深くされる。
【0014】 図3は、図2の実施例とほぼ同じであるが、バンパー支持部材47の形状が違 っていて、貯油空間48の形状が異なる実施例を示している。この実施例では、 バンパー支持部材47は、上面にバンパー16を支持する凹部が形成された単純 なリング状の部材で成り、貯油空間48は、図2の実施例より大きな容量のもの として形成され、バンパー支持部材の高さを定めるのに、貯油空間への圧油の量 は多くなるが、高さを精密に選択できる上に、調整操作を図2の実施例よりも小 さい力で行うことができる。なお、図3の実施例においても、図の左半分に示す のは、バンパー支持部材47が最下位置にある場合を示しており、図の右半分に 示すのは、バンパー支持部材47が最上位置にある場合を示している。以下、図 4以降の実施例でも同様であることを了解されたい。
【0015】 図4も、図2の実施例とほぼ同じであるが、バンパー支持部材50の形状と貯 油空間51の形状とが更に異なる実施例を示している。この実施例では、バンパ ー支持部材50の下部に延びる円筒部52が、ノーズ10の内側面に接面しなが らスライドするように構成されている。従って、貯油空間51は、ノーズの内壁 とバンパー支持部材50の上部下面及び円筒部52の外面との間に形成されてい る。
【0016】 図5の実施例も、図2の実施例とほぼ同じであるが、バンパー支持部材53の 形状と貯油空間54の形状とが異なる実施例を示している。この実施例では、バ ンパー支持部材53の下部に延びる円筒部55が、ノーズに形成された環状の溝 56に嵌合している。そして、貯油空間54は、環状溝56と円筒部55の下端 面とによって形成されている。従って、貯油空間54は、図2の実施例より小さ な容量のものとして形成されている。このため、油圧シリンダ装置の形状を小さ くできる。
【0017】 図6の実施例は、バンパー支持部材57の下部に延びる円筒部57aに形成さ れた環状溝57bと、ノーズに形成された円筒状突起部61とを嵌合させ、環状 溝57bと突起61の上端面とで貯油空間34を形成したものである。そして、 油圧シリンダ装置37から貯油空間34に延びる圧油通路35に絞り用オリフィ ス58を設けている。一般に、固着具打込時において、メインピストン6がバン パー16に当接する際の衝撃力は大きく、バンパー支持部材23への衝撃も大き い。バンパー支持部材23への衝撃によって、貯油空間34の圧油は、通路35 及びパイプ36を通って油圧シリンダ装置37へ急激に逆流し、ピストン40に 強く作用する。従って、図2から図5の実施例では、油圧シリンダ装置37が損 傷する惧れがある。そこで、本実施例では通路35に絞り用オリフィス58を設 けている。このオリフィス58により、固着具打込時のメインピストン6のバン パー16への衝突に伴う油圧シリンダ装置37への衝撃を緩衝することができる 。この衝撃の緩衝の強弱は、オリフィスの直径の大きさによって調整できる。
【0018】 図7の実施例は、図4の実施例に、図6と同様に、通路59に絞り用オリフィ ス60を設けて、固着具打込時のメインピストン6のバンパー16への衝突に伴 う油圧シリンダ装置への衝撃を緩衝するようにしている。そして、本実施例では 、更に、油圧シリンダ装置62に衝撃を緩衝する工夫が施されている。すなわち 、油圧シリンダ装置62のピストンロッド63と雄ねじ部材64とは、一体的に 連結されず、両者は、ピストン40が一定の長さ移動できるように遊びPをもっ て連結されている。そして、ピストン40と雄ねじ部材64との間には、ピスト ンロッド63の周囲に圧縮コイルばね65が設けられて、雄ねじ部材64でピス トン40を押すようにしている。これにより、固着具打込時のメインピストン6 のバンパーへ衝突に伴う油圧シリンダ装置62への急激な逆流がピストン40を 強く押すとピストン40はばね65の力に抗して遊びPの分だけ下がるが、直ぐ に元の位置に復帰する。これにより、固着具打込時の油圧シリンダ装置への衝撃 を吸収できる。上記のばねと遊び連結による衝撃吸収の構造は、図示のように、 オリフィス60と併用してもよいが、単独でもよい。また、コイルばねの代わり に、ゴムバンパーまたはエアクッション等の弾性手段を設けてもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案の打込深度調整装置によれば、バンパーの直下にスライド可能に設けら れ、バンパーの下面を支持するバンパー支持部材と、バンパー支持部材の下部と ノーズとの間の貯油空間に圧油を供給する油圧シリンダ手段とを備え、油圧シリ ンダ手段からの圧油の供給量に従ってバンパーの高さ位置を定め、打込部材の下 死点におけるノーズ先端からの突出長さを調整できるので、スパナ等の工具を用 いてロックする作業等が不要になり、油圧シリンダ手段の操作だけで簡単に打込 深度が調整でき、その構造も簡単でかつ小型である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る固着具打込機の主要部分の破断正
面図である。
【図2】本考案に係る打込深度調整装置の第1実施例を
示す断面図である。
【図3】本考案に係る打込深度調整装置の第2実施例を
示す断面図である。
【図4】本考案に係る打込深度調整装置の第3実施例を
示す断面図である。
【図5】本考案に係る打込深度調整装置の第4実施例を
示す断面図である。
【図6】本考案に係る打込深度調整装置の第5実施例を
示す断面図である。
【図7】本考案に係る打込深度調整装置の第6実施例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 固着具打込機 4 メインシリンダ 5 打込部材 6 メインピストン 7 メインバルブ 10 ノーズ 16 バンパー 22 打込深度調整装置 23 バンパー支持部材 27 支持部材上面 34 貯油空間 35 通路 37 油圧シリンダ装置 39 シリンダ 40 ピストン 41 ピストンロッド 42 雄ねじ部材 44 雌ねじ 47、50、53、57 バンパー支持部材 48 51、54 貯油空間 58、60 絞り用オリフィス 62 油圧シリンダ装置 63 ピストンロッド 64 雄ねじ部材 65 コイルばね

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインシリンダ内を上部のメインバルブ
    と下部のバンパーとの間で上下動するメインピストンに
    取付けられた打込部材が、メインシリンダの下側のノー
    ズにある固着具を、ノーズ下端に進めて対象物に打込む
    ように構成されており、前記打込部材の下死点における
    ノーズ先端からの突出長さを調整することによって固着
    具の対象物への打込深度を調整する打込深度調整装置を
    備えた固着具打込機において、 前記打込深度調整装置が、前記バンパーの直下で上下に
    スライドできるように取付けられ且つ上面が前記バンパ
    ーの下面を支持するように形成されたバンパー支持部材
    と、このバンパー支持部材の下部とノーズとの間に形成
    された貯油空間に、圧油を供給する油圧シリンダ手段と
    から成り、該油圧シリンダ手段からの圧油の供給量に従
    って、メインピストンが当接する前記バンパーの高さ位
    置を定めることができ、これにより、前記打込部材の下
    死点におけるノーズ先端からの突出長さを調整できるこ
    とを特徴とする固着具打込機。
  2. 【請求項2】 前記油圧シリンダ手段はシリンダとピス
    トンとピストンロッドと該ピストンロッドの端部に設け
    られた雄ねじ部材とこの雄ねじに螺合する前記シリンダ
    の延長部に形成された雌ねじとから成り、前記雄ねじ部
    材の回転によってピストンの位置を定めて、前記貯油空
    間への圧油の量を定めることができることを特徴とする
    請求項1に記載の固着具打込機。
  3. 【請求項3】 前記油圧シリンダ手段から前記貯油空間
    に延びる圧油通路に絞り用オリフィスが設けられ、固着
    具打込時のメインピストンのバンパーへの衝突に伴う油
    圧シリンダ手段への衝撃を緩衝することを特徴とする請
    求項2に記載の固着具打込機。
  4. 【請求項4】 前記油圧シリンダ手段のピストンロッド
    と雄ねじ部材とはピストンを一定の長さ移動できる遊び
    をもって連結されており、ピストンと雄ねじ部材との間
    には、弾性手段が設けられ、固着具打込時のメインピス
    トンのバンパーへの衝突に伴う油圧シリンダ手段への衝
    撃を緩衝することを特徴とする請求項2または3に記載
    の固着具打込機。
JP3700493U 1993-07-07 1993-07-07 固着具打込機の打込深度調整装置 Pending JPH077883U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3700493U JPH077883U (ja) 1993-07-07 1993-07-07 固着具打込機の打込深度調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3700493U JPH077883U (ja) 1993-07-07 1993-07-07 固着具打込機の打込深度調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH077883U true JPH077883U (ja) 1995-02-03

Family

ID=12485564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3700493U Pending JPH077883U (ja) 1993-07-07 1993-07-07 固着具打込機の打込深度調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077883U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194543A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Hitachi Koki Co Ltd 打込機
JP2013075353A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Hitachi Koki Co Ltd 打込機
CN108000440A (zh) * 2017-12-04 2018-05-08 北京大风时代科技有限责任公司 打钉设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194543A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Hitachi Koki Co Ltd 打込機
JP2013075353A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Hitachi Koki Co Ltd 打込機
TWI627033B (zh) * 2011-09-30 2018-06-21 日立工機股份有限公司 打入工具
CN108000440A (zh) * 2017-12-04 2018-05-08 北京大风时代科技有限责任公司 打钉设备
CN108000440B (zh) * 2017-12-04 2024-05-31 北京大风时代科技有限责任公司 打钉设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0661140B1 (en) Fastener driving tool
US5131579A (en) Nailing machine
EP2349650B1 (en) Pneumatic driving machine
US5437339A (en) Air-pressure-operated implusion mechanism
US7513404B2 (en) Depth of drive control with load transfer for fastener driver
CN102186633B (zh) 气动打入机
JP4690346B2 (ja) ファスナ駆動工具用の緩衝装置
JP2009512565A (ja) 締結具駆動工具用の打込深さ調節機構
US3969988A (en) Arresting device for impact drive tools
KR20200035358A (ko) 진공용 게이트 밸브
JPH077883U (ja) 固着具打込機の打込深度調整装置
CN100544894C (zh) 安装工具
JPH05261677A (ja) 空気圧駆動式衝撃機構
JP2556439Y2 (ja) 空気圧式衝撃機構におけるウエイトピストン構造
JP4877464B2 (ja) 打込み工具のコンタクトにおけるオフセット構造
JP6123808B2 (ja) 打込機
JP3948349B2 (ja) 空気釘打機
JP2006218585A (ja) 釘打機
JP2010228010A (ja) 打込機
JP2018108610A (ja) 打込機
JP2014231133A (ja) 打込機
JP2015058486A (ja) 打込機
JPS5942527Y2 (ja) 油圧緩衝器におけるばね荷重調整装置
KR900010389Y1 (ko) 유공압 (油空厓) 실린더의 쿠션장치
JPS5917586Y2 (ja) 打撃工具におけるバンパの破壊防止装置