明 細 書
タグテープロール、タグテープ、無線タグ回路素子カートリッジ
技術分野
[0001] 本発明は、外部と情報の無線通信が可能な無線タグをテープ状に連続的に作成 するタグテープロール、これに用いるタグテープ、及びこれを備えた無線タグ回路素 子カートリッジに関する。
背景技術
[0002] 従来、被印字材となるテープをロール状にカートリッジ (カセット)内に収納し、ロー ルよりテープを繰り出しつつ所望の文字を印刷してラベル状に排出するテープ印字 装置 (ラベル作成装置)が既に提唱されている (例えば、特許文献 1)。
[0003] この従来技術においては、片面側に粘着剤層を備えた記録テープ (被印字テープ )を卷回したロールを備え、このロールから上記被印字テープを繰り出しつつ被印字 テープに所定の印字を行い、これを所定の長さに切断して印字ラベルを作成するよう になって!/ヽる。また上記被印字テープの片面の粘着剤層を覆うように剥離紙 (剥離材 )が貼着されており、この剥離材を剥離して粘着剤層を露出させることで、上記印字ラ ベルを貼り付け対象に容易に貼り付けることができる。
[0004] 特許文献 1 :特開 2002— 53248号公報(図 1〜図 5)
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 近年、無線タグ回路素子を備えた小型のタグとリーダ (読み取り装置) Zライタ(書き 込み装置)との間で非接触で情報の読み取り Z書き込みを行う RFID (Radio Freque ncy Identification)システムが注目されて!/、る。タグが汚れて!/、る場合や見えな!/、位 置に配置されて 、る場合であつても、リーダ Zライタ側よりタグに備えられた無線タグ 回路素子にアクセス (情報の読み取り Z書き込み)が可能であり、商品管理や検査ェ 程等の様々な分野にぉ 、て実用が期待されて 、る。
[0006] ここで、このようなタグについて、内部に記憶されたタグ情報とは別にその無線タグ 情報に関連した情報を上記従来技術と同様にラベルに印字し、印字付き無線タグラ
ベルとして使用するようにすれば、ユーザ側から上記関連情報を視認できて何力と便 利である。
[0007] この場合のタグラベルを作成するためのテープ構造のひとつとして、上記剥離材で 覆われる粘着剤層を比較的厚くし、その厚くなつた粘着剤層中に無線タグ回路素子 を配置してタグテープを形成し、これを卷回してタグテープロールとする手法がある。
[0008] このようなタグテープロールの製造時には、無線タグ回路素子の無駄をなくしコスト 増大を防止する等の観点より、予め所定の幅に生成したタグテープの粘着剤層を、 間に無線タグ回路素子を介在させつつ同一幅の剥離材で覆い、これらを一対として 径方向に幾重にも卷回していく手法となる。し力しながらこの場合、タグテープの粘着 剤層を剥離材で覆うときに、両者の幅方向中心位置が一致するように位置決めを行 つたとしても、その作業を行う装置の精度上、多少の中心位置のずれが生じる畏れが ある。
[0009] ここで、上記のように無線タグ回路素子の挿入配置のために粘着剤層が比較的厚 くなつていることから、剥離材をタグテープ側に貼り合わせたとき、その厚く量の多い 粘着剤がテープの幅方向端部よりその外方へ若干はみ出す畏れがある。このように 粘着剤がテープより幅方向外方へはみ出した状態で前述したようなタグテープと剥 離材との中心位置ずれが生じると、本来剥離材で覆われるべき粘着剤層の一部(幅 方向縁部)が剥離材で覆われなくなる結果、ある層とこれに径方向に隣接する層に おいて、上記のように幅方向縁部にはみ出した粘着剤同士が互いに貼り付く(=粘 着剤同士の誤粘着)畏れがある。また上記のように粘着剤がテープの幅方向端部より はみ出すと、そのはみ出した部分がロール配置部の側壁面に当接してこれに貼り付 く(=側壁への誤粘着)畏れもある。これらの現象が発生した場合、タグテープロール からタグテープが容易に繰り出せなくなる畏れがある。
[0010] 一方、上記以外のタグラベルを作成するためのテープ構造として、上記剥離材と被 印字テープとの間の粘着剤層を比較的厚くし (少なくとも無線タグ回路素子の厚みよ り厚くするのが平坦性を保持するためには望まし ヽ)、その厚くなつた粘着剤層中に 無線タグ回路素子を配置してタグテープを形成し、これを卷回してタグテープロール とすることち考免られる。
[0011] このようなタグテープロールの製造時には、上記同様に無線タグ回路素子の無駄を なくしコスト増大を防止する等の観点より、テープ基材層に定置用粘着剤層を介し無 線タグ回路素子を定置させ予め所定の幅に生成した基材テープの一方側に、これと 同一幅に生成した粘着剤(=貼り付け用粘着剤)付き剥離材層(=剥離材テープ)を 貼り付け、これらを一対として径方向に幾重にも卷回していく手法が検討されている( なお、粘着剤つき剥離材層を一旦テープ基材層側に貼り付けた後は貼り付け用粘 着剤は定置用粘着剤側に付着し、剥離材のみが剥離可能となる)。しかしながらこの 場合も、上記のように基材テープの一方側を剥離材テープで覆うときに、前述と同様 、両者の幅方向中心位置が一致するように位置決めを行ったとしても、その作業を行 う装置の精度上、多少の中心位置のずれが生じる畏れがある。
[0012] ここで、上記のように無線タグ回路素子の挿入配置のために粘着剤層(定置用粘着 剤層及び貼り付け用粘着剤層)は比較的厚くなることから、剥離材テープを基材テー プ側に貼り合わせたとき、その厚く量の多い粘着剤がテープの幅方向端部よりその 外方へ若干はみ出す畏れがある。このように粘着剤がテープより幅方向外方へはみ 出した状態で前述したような基材テープと剥離材テープとの位置ずれが生じると、本 来剥離材テープで覆われるべき定置用粘着剤層の一部 (幅方向縁部)が剥離材テ ープで覆われなくなる結果、ある基材テープとこれに径方向に隣接する基材テープ において、上記のように幅方向縁部にはみ出した定置用粘着剤同士が互いに貼り付 く(=粘着剤同士の誤粘着)可能性がある。また上記のように定置用粘着剤がテープ の幅方向端部よりはみ出すと、そのはみ出した部分がカートリッジ内のロール配置部 の側壁面に当接してこれに貼り付く(=側壁への誤粘着)可能性もある。これらの現 象が発生した場合、タグテープロールからタグテープが容易に繰り出せなくなる可能 '性がある。
[0013] また、このような厚 、粘着剤層中に無線タグ回路素子を配置しタグテープを形成す るタグテープロールの製造時の別の手法として、上記同様の観点より、タグテープ基 材層に定置用粘着剤層(定置用粘着剤層)を設け予め所定の幅に生成した基材テ ープの一方側に、無線タグ回路素子を介在させつつ、貼り付け用粘着剤層(貼り付 け用粘着剤層)及び剥離材層からなる剥離材テープ)を貼り付け、これらを一対とし
て径方向に幾重にも卷回していく手法も検討されている (なお、剥離材テープを一旦 タグテープ基材層側に貼り付けた後は貼り付け用粘着剤層は定置用粘着剤層側に 付着し、剥離材のみが剥離可能となる)。
[0014] この場合、タグテープ基材層、定置用粘着剤層、無線タグ回路素子、貼り付け用粘 着剤層、剥離材層の 5層貼り合わせ構造のタグテープが完成し、これを用いてタグラ ベルが作成されて利用に供される。しカゝしながら、このように粘着剤を 2層介在させた 構造であるから、万が一、タグテープ基材層ゃ剥離材層から定置用粘着剤層や貼り 付け用粘着剤層の粘着剤が幅方向にはみ出すようなことがあると、ユーザ力 Sタグテー プゃタグラベルを取り扱うときに粘着剤が手に誤粘着したり、あるいは貼り付ける際に 他の物に誤粘着したり、さらにはほこりや汚れがそのはみ出した粘着剤に付着したり するという不都合が生じる。
[0015] また、前述のように基材テープと剥離材テープとを貼り合わせる際、実際には、基材 テープロールに卷回された基材テープと、剥離材テープロールに卷回された剥離材 テープとを、各ロール力も繰り出しながら貼り合わせることが検討されている。この際、 基材テープロールではタグテープ基材層、定置用粘着剤層、タグテープ基材層、定 置用粘着剤層、…の順に積層されることから、そのままではタグテープ基材層の表面 に定置用粘着剤層が貼り付いてしまうため、この貼り付き防止のためのテープを別途 介在させる必要がある。また剥離材テープロールでも貼り付け用粘着剤層、剥離材 層、貼り付け用粘着剤層、剥離材層、…の順に積層され、剥離材層の表面に貼り付 け用粘着剤層が貼り付くのを防止のためのテープを上記同様に別途介在させる必要 がある。このように基材テープと剥離材テープの!/、ずれにもロールの状態では貼り付 き防止テープを用意する必要があり、製造時における作業の煩雑化を招 、て 、た。
[0016] 本発明の第 1の目的は、粘着剤のはみ出しによる誤粘着を防止できるタグテープ口 ール、タグテープ、及び無線タグ回路素子カートリッジを提供することにある。
[0017] 本発明の第 2の目的は、粘着剤のはみ出しによる誤粘着を防止し、タグテープを良 好に繰り出せるようにすることができるタグテープロール、タグテープ、及び無線タグ 回路素子カートリッジを提供することにある。
[0018] 本発明の第 3の目的は、粘着剤のはみ出しによる誤粘着を防止し、製造時におけ
る作業の煩雑ィヒを防止できるタグテープロール、タグテープ、及び無線タグ回路素子 カートリッジを提供することにある。
課題を解決するための手段
[0019] 上記第 1の目的を達成するために、第 1の発明は、複数の無線タグ回路素子が長 手方向に所定の間隔で配置されたタグテープ基材層と、前記無線タグ回路素子を貼 り付け対象に貼り付けるために前記タグテープ基材層の一面側に設けられた貼り付 け用粘着剤層とを有するタグテープを、前記長手方向と略直交する軸の周りに卷回 して構成したタグテープロールであって、前記貼り付け用粘着剤層のテープ幅方向 寸法に、当該テープ幅方向へのはみ出しを防止するための上限値又は下限値を設 定したことを特徴とする。
[0020] これにより、例えば貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法の上限値を剥離材層のテー プ幅方向寸法とする (若しくは貼り付け用粘着剤層を備えた剥離材テープの幅方向 寸法の下限値を基材テープのテープ幅方向寸法とする)ことで、タグテープロール製 造時の積層構造において貼り付け用粘着剤 (若しくは定置用粘着剤)がテープ幅方 向端部からはみ出した状態で中心位置ずれが発生しても、貼り付け用粘着剤 (若しく は定置用粘着剤)同士の誤粘着を防止でき、ロール配置部側壁への誤粘着も防止 できる。また例えば、タグテープ基材層及び剥離材層のテープ幅方向の寸法 a, eの 下限値を貼り付け用粘着剤層の幅方向の寸法 dに制限することにより、少なくとも粘 着剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層力 外にはみ出すのを防止できるので、ユーザ 力 Sタグテープやタグラベルを取り扱うときに粘着剤が手に誤粘着したり、あるいは貼り 付ける際に他の物に誤粘着したりするのを防止できる。
[0021] 第 2の発明は、上記第 1及び第 2の目的を達成するために、上記第 1発明において 、前記タグテープは、前記上限値として、前記貼り付け用粘着剤層の前記テープ幅 方向寸法を、前記貼り付け用粘着剤層の長手方向に延びるように配置された剥離材 層の前記テープ幅方向寸法よりも小さくなるように設定したことを特徴とする。
[0022] タグテープ基材層、貼り付け用粘着剤層、剥離材の積層構造を備えたタグテープ を卷回してタグテープロールとすると、剥離材と貼り付け用粘着剤層とを含む積層構 造が径方向に重ね巻きされ、径方向のあるタグテープ層に含まれる貼り付け用粘着
剤層とこれに径方向に隣接するタグテープ層に含まれる貼り付け用粘着剤層との間 に剥離材層が介在することとなる。本願第 2発明においては、貼り付け用粘着剤層の テープ幅方向寸法を、剥離材の幅方向寸法よりも小さくすることにより、製造時に両 者の幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね巻きされる ときの径方向に隣接するタグテープ層の貼り付け用粘着剤層同士の間に、剥離材の 幅方向端部を確実に介在させることができる。
[0023] これにより、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた貼り付 け用粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で製造時のタグテープと 剥離材との中心位置ずれが生じたとしても、貼り付け用粘着剤層同士の誤粘着を防 止できる。また貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法が剥離材の幅方向寸法よりも小さく なるので、上記はみ出し部分がロール配置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。 この結果、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好に維持することが できる。
[0024] 第 3の発明は、上記第 2発明において、前記無線タグ回路素子を前記タグテープ 基材層に定置させるための定置用粘着剤層を有することを特徴とする。
[0025] 定置用粘着剤層を介しタグテープ基材層に無線タグ回路素子を定置させることに より、所定ピッチ、あるいは適宜の位置等、所定の態様にて確実に無線タグ回路素子 をタグテープに配列可能となる。
[0026] 第 4の発明は、上記第 3発明において、前記貼り付け用粘着剤層と、前記定置用粘 着剤層とを共通に構成したことを特徴とする。
[0027] これにより、共通に構成した粘着剤層を用いて、無線タグ回路素子をタグテープ基 材層に定置するとともに、貼り付け対象に貼り付けることができる。
[0028] 第 5の発明は、上記第 3又は第 4発明において、前記タグテープ基材層を、被印字 テープに貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層を有することを特徴とする。
[0029] これにより、タグテープと被印字テープとを貼り合わせ、この貼り合わせたテープを 用いて印字付き無線タグラベルを作成することができる。またタグテープロールにて、 剥離材→貼り付け用粘着剤層→無線タグ回路素子→定置用粘着剤層→タグテープ 基材層→貼り合わせ用粘着剤層→剥離材→貼り付け用粘着剤層→…のように重ね
巻きされていくこととなる。本願第 5発明においては、貼り付け用粘着剤層の幅方向 寸法を剥離材の幅方向寸法よりも小さくすることにより、無線タグ回路素子を配置す るために比較的厚く量の多くなつた貼り付け用粘着剤や定置用粘着剤がテープの幅 方向端部より若干はみ出した状態で製造時に剥離材とそれ以外の層の中心位置が 多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね巻きされる貼り合わせ用粘着剤層 と貼り付け用粘着剤層との間に、剥離材の幅方向端部を確実に介在させることができ る。これにより、この場合のそれら貼り合わせ用粘着剤層と貼り付け用粘着剤層同士 の誤粘着についても確実に防止できるので、タグテープロールからのタグテープの繰 り出し性を良好に維持することができる。
[0030] 第 6の発明は、上記第 5発明において、前記剥離材層の幅方向寸法は、前記貼り 合わせ用粘着剤層の幅方向寸法よりも大きくなつていることを特徴とする。
[0031] 貼り合わせ用粘着剤層より幅方向寸法の大きな剥離材を用いることにより、重ね卷 きされるときに隣接するタグテープ層の粘着剤層同士の間に、剥離材の幅方向端部 を確実に介在させることができる。これにより、それら粘着剤層同士の誤粘着を防止 できるので、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好に維持することが できる。
[0032] 第 7の発明は、上記第 2乃至第 4発明のいずれかにおいて、前記タグテープ基材層 は、所定の印字が行われる印字領域を備えることを特徴とする。
[0033] これにより、タグテープ基材層の印字領域に所定の印字を行い、この印字後のテー プを用いて印字付き無線タグラベルを作成することができる。
[0034] 第 8の発明は、上記第 7発明において、前記剥離材層の幅方向寸法は、前記タグ テープ基材層の幅方向寸法よりも大きくなつていることを特徴とする。
[0035] タグテープ基材層より幅方向寸法の大きな剥離材を用いることにより、重ね巻きされ るときに隣接するタグテープ層の粘着剤層同士の間に、剥離材の幅方向端部を確実 に介在させることができる。これにより、それら粘着剤層同士の誤粘着を防止できるの で、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好に維持することができる。
[0036] 第 9の発明は、上記第 2乃至第 8発明のいずれかにおいて、前記剥離材層の幅方 向端部と前記粘着剤層の幅方向端部との差 dが、前記タグテープのうち前記剥離材
層以外の部分の厚さ方向寸法 tに比べて、 d≥tとなるように構成したことを特徴とする
[0037] これにより、剥離材層がそれ以外の部分よりはみ出す幅方向寸法を十分に確保で き、確実な誤粘着防止効果を得ることができる。
[0038] 第 10の発明は、上記第 1及び第 2の目的を達成するために、上記第 1発明におい て、前記タグテープは、前記タグテープ基材層を備えた基材テープと、前記貼り付け 用粘着剤層、及び、この貼り付け用粘着剤層を覆いその貼り付け用粘着剤層と剥離 可能に配置された剥離材層を備えた剥離材テープとを有し、前記剥離材テープの幅 方向寸法を、前記基材テープの前記テープ幅方向寸法よりも大きくなるように設定す ることで、前記下限値の設定を実現したことを特徴とする。
[0039] 無線タグ回路素子及びタグテープ基材層を備えた基材テープと、無線タグ回路素 子を貼り付けるための貼り付け用粘着剤層及び剥離材層を備えた剥離材テープとの 積層構造を備えたタグテープを卷回してタグテープロールとすると、上記基材テープ と上記剥離材テープとが交互に径方向に重ね巻きされる。このとき、通常、基材テー プには無線タグ回路素子をタグテープ基材層に定置させるための定置用粘着剤層 が備えられており、上記径方向の積層構造においては、径方向のある基材テープに 含まれる上記定置用粘着剤層とこれに径方向に隣接する基材テープに含まれる定 置用粘着剤層との間に剥離材テープが介在することとなる。
[0040] 本願第 10発明においては、剥離材テープの幅方向寸法を基材テープのテープ幅 方向寸法よりも大きくすることにより、タグテープの製造時にそれら剥離材テープと基 材テープとで幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね 巻きされるときの径方向に隣接する基材テープの上記定置用粘着剤層同士の間に、 剥離材テープの幅方向端部を確実に介在させることができる。
[0041] これにより、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた上記定 置用粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で製造時のタグテープと 剥離材との中心位置ずれが生じたとしても、定置用粘着剤層同士の誤粘着を防止で きる。また結果として定置用粘着剤層の幅方向寸法が剥離材の幅方向寸法よりも小 さくなるので、上記はみ出し部分がカートリッジ内のロール配置部の側壁へ誤粘着す
るのも防止できる。この結果、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好 に維持することができる。
[0042] 第 11の発明は、上記第 10発明において、前記基材テープは、前記無線タグ回路 素子を前記タグテープ基材層に定置させるための定置用粘着剤層を有することを特 徴とする。
[0043] 定置用粘着剤層を介しタグテープ基材層に無線タグ回路素子を定置させること〖こ より、所定ピッチ、あるいは適宜の位置等、所定の態様にて無線タグ回路素子をタグ テープに配列可能となる。
[0044] 第 12の発明は、上記第 10又は第 11発明において、前記タグテープ基材層を、被 印字テープに貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層を有することを特徴とする。
[0045] これにより、タグテープと被印字テープとを貼り合わせ、この貼り合わせたテープを 用いて印字付き無線タグラベルを作成することができる。
[0046] また、基材テープが、無線タグ回路素子をタグテープ基材層に定置させるための定 置用粘着剤層を備える場合には、剥離材→貼り付け用粘着剤層→無線タグ回路素 子→定置用粘着剤層→タグテープ基材層→貼り合わせ用粘着剤層→剥離材→貼り 付け用粘着剤層→· "のように重ね卷きされて 、くこととなる。本願第 12発明にお 、て は、剥離材テープの幅方向寸法を基材テープのテープ幅方向寸法よりも大きくする ことにより、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた定置用粘 着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態でタグテープの製造時にそれら 剥離材テープと基材テープとで幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であ つても、上記重ね巻きされる貼り合わせ用粘着剤層と、通常無線タグ回路素子の周 囲部分に露出している定置用粘着剤層との間に、剥離材テープの幅方向端部を確 実に介在させることができる。これにより、それら貼り合わせ用粘着剤層と定置用粘着 剤層との間の誤粘着を防止できるので、タグテープロールからのタグテープの繰り出 レ性を良好に維持することができる。
[0047] 第 13の発明は、上記第 10又は第 11発明において、前記基材テープの前記タグテ 一プ基材層は、所定の印字が行われる印字領域を備えることを特徴とする。
[0048] これにより、タグテープ基材層の印字領域に所定の印字を行い、この印字後のテー
プを用いて印字付き無線タグラベルを作成することができる。
[0049] 第 14の発明は、上記第 10乃至第 13発明のいずれかにおいて、前記貼り付け用粘 着剤層または定着用粘着剤層の少なくとも何れか一方は、前記タグテープ基材層と 略同一の色彩を備えることを特徴とする。
[0050] 前述のように、剥離材テープと基材テープとで幅方向中心位置が多少ずれて積層 された場合に、幅の広い剥離材テープの幅方向端部を、上記重ね巻きされるときの 径方向に隣接する基材テープの上記定置用粘着剤層同士の間に介在させるとき、 剥離材テープのうち基材テープより幅が広い部分は基材テープの幅方向端部からは み出るため、貼り付け用粘着剤層部分が露出することとなる。本願第 14発明におい ては、この貼り付け用粘着剤層の色彩を基材テープのタグテープ基材層と略同一と することにより、ユーザから見て、基材テープの色と、この基材テープの幅方向寸法 力もはみ出た貼り付け用粘着剤層の色とをほぼ同じとすることができるので、タグラベ ルとなったときの上記はみ出し部分における色合いの違和感を確実になくすことがで きる。
[0051] また前述のように無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた定 置用粘着剤層についても、貼り合わせたときその厚く量の多い粘着剤がテープの幅 方向端部よりその外方へ若干はみ出した場合、基材テープとほぼ同じ色としておくこ とで、上記同様、上記はみ出し部分における色合いの違和感を確実になくすことが できる。
[0052] 第 15の発明は、上記第 10乃至第 14発明のいずれかにおいて、前記基材テープ は、前記無線タグ回路素子と前記剥離材テープとの間に介在配置される中間テープ 層を備えることを特徴とする。
[0053] これにより、タグテープ基材層、無線タグ回路素子、中間テープ層を備えた基材テ ープと、貼り付け用粘着剤層、剥離材を備えた剥離材テープとを有する、多層構造 のタグテープロールを実現することができる。
[0054] 第 16の発明は、上記第 1及び第 3の目的を達成するために、上記第 1発明におい て、前記タグテープは、前記タグテープ基材層の前記テープ幅方向の寸法を a、前 記タグテープ基材層の厚さ方向一方側に設けた定置用粘着剤層の前記幅方向の寸
法を b、前記定置用粘着剤層の前記厚さ方向一方側に設けた前記貼り付け用粘着 剤層の前記幅方向の寸法を d、前記貼り付け用粘着剤層を覆いその貼り付け用粘着 剤層と剥離可能に配置された剥離材層の前記幅方向の寸法を eとしたとき、前記上 限値として、 d≤a、 d≤eとなるように設定するとともに、 b≤a、 b≤eとなるように構成さ れており、前記複数の無線タグ回路素子を、前記定置用粘着剤層と前記貼り付け用 粘着剤層との間に配置し、前記タグテープ基材層の厚さ方向他方側、及び、前記剥 離材層の前記厚さ方向一方側のうち、少なくとも一方に所定の離型処理を施したこと を特徴とする。
[0055] 本願第 16発明においては、定置用粘着剤層の幅方向寸法 bや貼り付け用粘着剤 層の幅方向寸法 dを、タグテープ基材層の幅方向寸法 a及び剥離材層の幅方向寸 法 eと同じかそれより小さくする。このように粘着剤層寸法の上限を制限することにより 、少なくとも粘着剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層から外にはみ出すのを防止でき る。これにより、ユーザがタグテープやタグラベルを取り扱うときに粘着剤が手に誤粘 着したり、あるいは貼り付ける際に他の物に誤粘着したりすることがなくなる。また、ほ こりや汚れがそのはみ出した粘着剤に付着したりするということがなくなる。
[0056] また、タグテープ基材層の厚さ方向他方側 (定置用粘着剤層と反対側、表面側)又 は剥離材層の厚さ方向一方側 (貼り付け用粘着剤層と反対側、表面側)のうち、少な くとも一方に所定の離型処理を施すことにより、その処理されたものについては、貼り 付き防止のためのテープを介在させなくても、定置用粘着剤層、タグテープ基材層、 定置用粘着剤層、…の順に積層されるときのタグテープ基材層の表面への定置用粘 着剤層の貼り付きや、貼り付け用粘着剤層、剥離材層、貼り付け用粘着剤層、剥離 材層、…の順に積層されるときの剥離材層の表面への貼り付け用粘着剤層の貼り付 きを防止できる。この結果、製造時における作業の煩雑ィ匕を防止できる効果もある。
[0057] 第 17の発明は、上記第 16発明において、 a >b, a> d, e >b, e> dとなるように構 成したことを特徴とする。
[0058] これにより、定置用粘着剤層の幅方向寸法 bや貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法 dがタグテープ基材層の幅方向寸法 a及び剥離材層の幅方向寸法 eより小さくなるの で、タグテープ基材層ゃ剥離材層カゝら外にはみ出すのを確実に防止できる。
[0059] 第 18の発明は、上記第 16発明において、 a^bとなるように構成したことを特徴とす る。
[0060] 定置用粘着剤層の幅方向寸法 bをタグテープ基材層の幅方向寸法 aとほぼ同じとし
、少なくとも粘着剤がタグテープ基材層から外にはみ出すのを防止できる。
[0061] 第 19の発明は、上記第 16乃至第 18発明のいずれかにおいて、前記剥離材層の 前記厚さ方向一方側に前記所定の離型処理を施し、さらに前記剥離材層の前記厚 さ方向他方側に所定の離型処理を施したことを特徴とする。
[0062] 剥離材層の厚さ方向一方側に離型処理を施すことにより、貼り付き防止のためのテ ープを介在させなくても積層時の剥離材層の表面への粘着剤層の貼り付きを確実に 防止でき、また厚さ方向他方側にも離型処理を施すことにより、貼り付け用粘着剤層 力 剥離材層を確実に剥離させることができる。
[0063] 第 20の発明は、上記第 16乃至第 19発明のいずれかにおいて、 e >aとなるように 構成したことを特徴とする。
[0064] これにより剥離材の幅方向寸法 eが他のすべての構成要素よりも大きくなるので、無 線タグラベルを貼り付けるときにユーザが手で剥離材を剥がしやすくなるという効果 がある。
[0065] 第 21の発明は、上記第 16又は第 20発明において、 a=b = dとなるように構成した ことを特徴とする。
[0066] タグテープ基材層の幅方向寸法 a、定置用粘着剤層の幅方向寸法 b、貼り付け用 粘着剤層の幅方向寸法 dを等しくすることにより、剥離材層を除く 3層の幅方向端部 力 Sきれいに揃った見栄えのよいテープを作成することができる。このような構成は、例 えばタグテープ基材層、定置用粘着剤層、貼り付け用粘着剤層、剥離材層を適宜に 貼り合わせた後、タグテープ基材層、定置用粘着剤層、及び貼り付け用粘着剤層の 幅方向の両端部を切断除去することで簡単に形成することができる。
[0067] 上記第 1の目的を達成するために、第 22発明は、複数の無線タグ回路素子が長手 方向に所定の間隔で配置されたタグテープ基材層と、前記無線タグ回路素子を貼り 付け対象に貼り付けるために前記タグテープ基材層の一面側に設けられた貼り付け 用粘着剤層とを有するタグテープであって、前記貼り付け用粘着剤層のテープ幅方
向寸法に、当該テープ幅方向へのはみ出しを防止するための上限値又は下限値を 設定したことを特徴とする。
[0068] これにより、例えば貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法の上限値を剥離材層のテー プ幅方向寸法とする (若しくは貼り付け用粘着剤層を備えた剥離材テープの幅方向 寸法の下限値を基材テープのテープ幅方向寸法とする)ことで、タグテープロール製 造時の積層構造において貼り付け用粘着剤 (若しくは定置用粘着剤)がテープ幅方 向端部からはみ出した状態で中心位置ずれが発生しても、貼り付け用粘着剤 (若しく は定置用粘着剤)同士の誤粘着を防止でき、ロール配置部側壁への誤粘着も防止 できる。また例えば、タグテープ基材層及び剥離材層のテープ幅方向の寸法 a, eの 下限値を貼り付け用粘着剤層の幅方向の寸法 dに制限することにより、少なくとも粘 着剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層力 外にはみ出すのを防止できるので、ユーザ 力 Sタグテープやタグラベルを取り扱うときに粘着剤が手に誤粘着したり、あるいは貼り 付ける際に他の物に誤粘着したりするのを防止できる。
[0069] 第 23の発明は、上記第 1及び第 2の目的を達成するために、上記第 22発明におい て、前記上限値として、前記貼り付け用粘着剤層の前記テープ幅方向寸法を、前記 貼り付け用粘着剤層の長手方向に延びるように配置された剥離材層の前記テープ 幅方向寸法よりも小さくなるように設定したことを特徴とする。
[0070] タグテープ基材層、貼り付け用粘着剤層、剥離材の積層構造を備えたタグテープ を卷回してタグテープロールとすると、剥離材と貼り付け用粘着剤層とを含む積層構 造が径方向に重ね巻きされ、径方向のあるタグテープ層に含まれる貼り付け用粘着 剤層とこれに径方向に隣接するタグテープ層に含まれる貼り付け用粘着剤層との間 に剥離材層が介在することとなる。本願第 23発明においては、貼り付け用粘着剤層 のテープ幅方向寸法を、剥離材の幅方向寸法よりも小さくすることにより、製造時に 両者の幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね巻きされ るときの径方向に隣接するタグテープ層の貼り付け用粘着剤層同士の間に、剥離材 の幅方向端部を確実に介在させることができる。
[0071] これにより、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた貼り付 け用粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で製造時のタグテープと
剥離材との中心位置ずれが生じたとしても、貼り付け用粘着剤層同士の誤粘着を防 止できる。また貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法が剥離材の幅方向寸法よりも小さく なるので、上記はみ出し部分がロール配置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。 この結果、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好に維持することが できる。
[0072] 第 24の発明は、上記第 1及び第 2の目的を達成するために、上記第 22発明におい て、前記タグテープ基材層を備えた基材テープと、前記貼り付け用粘着剤層、及び、 この貼り付け用粘着剤層を覆いその貼り付け用粘着剤層と剥離可能に配置された剥 離材層を備えた剥離材テープとを有し、前記剥離材テープの幅方向寸法を、前記基 材テープの前記テープ幅方向寸法よりも大きくなるように設定することで、前記下限 値の設定を実現したことを特徴とする。
[0073] 無線タグ回路素子及びタグテープ基材層を備えた基材テープと、無線タグ回路素 子を貼り付けるための貼り付け用粘着剤層及び剥離材層を備えた剥離材テープとの 積層構造を備えたタグテープを卷回してタグテープロールとすると、上記基材テープ と上記剥離材テープとが交互に径方向に重ね巻きされる。このとき、通常、基材テー プには無線タグ回路素子をタグテープ基材層に定置させるための定置用粘着剤層 が備えられており、上記径方向の積層構造においては、径方向のある基材テープに 含まれる上記定置用粘着剤層とこれに径方向に隣接する基材テープに含まれる定 置用粘着剤層との間に剥離材テープが介在することとなる。
[0074] 本願第 24発明においては、剥離材テープの幅方向寸法を基材テープのテープ幅 方向寸法よりも大きくすることにより、タグテープの製造時にそれら剥離材テープと基 材テープとで幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね 巻きされるときの径方向に隣接する基材テープの上記定置用粘着剤層同士の間に、 剥離材テープの幅方向端部を確実に介在させることができる。
[0075] これにより、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた上記定 置用粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で製造時のタグテープと 剥離材との中心位置ずれが生じたとしても、定置用粘着剤層同士の誤粘着を防止で きる。また結果として定置用粘着剤層の幅方向寸法が剥離材の幅方向寸法よりも小
さくなるので、上記はみ出し部分がカートリッジ内のロール配置部の側壁へ誤粘着す るのも防止できる。この結果、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好 に維持することができる。
[0076] 第 25の発明は、上記第 1及び第 3の目的を達成するために、上記第 22発明におい て、前記タグテープ基材層の前記テープ幅方向の寸法を a、前記タグテープ基材層 の厚さ方向一方側に設けた定置用粘着剤層の前記幅方向の寸法を b、前記定置用 粘着剤層の前記厚さ方向一方側に設けた前記貼り付け用粘着剤層の前記幅方向の 寸法を d、前記貼り付け用粘着剤層を覆いその貼り付け用粘着剤層と剥離可能に配 置された剥離材層の前記幅方向の寸法を eとしたとき、前記上限値として、 d≤a、 d≤ eとなるように設定するとともに、 b≤a、 b≤eとなるように構成されており、前記複数の 無線タグ回路素子を、前記定置用粘着剤層と前記貼り付け用粘着剤層との間に配 置し、前記タグテープ基材層の厚さ方向他方側、及び、前記剥離材層の前記厚さ方 向一方側のうち、少なくとも一方に所定の離型処理を施したことを特徴とする。
[0077] 本願第 25発明においては、定置用粘着剤層の幅方向寸法 bや貼り付け用粘着剤 層の幅方向寸法 dを、タグテープ基材層の幅方向寸法 a及び剥離材層の幅方向寸 法 eと同じかそれより小さくする。このように粘着剤層寸法の上限を制限することにより 、少なくとも粘着剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層から外にはみ出すのを防止でき る。これにより、ユーザがタグテープやタグラベルを取り扱うときに粘着剤が手に誤粘 着したり、あるいは貼り付ける際に他の物に誤粘着したりすることがなくなる。また、ほ こりや汚れがそのはみ出した粘着剤に付着したりするということがなくなる。
[0078] また、タグテープ基材層の厚さ方向他方側 (定置用粘着剤層と反対側、表面側)又 は剥離材層の厚さ方向一方側 (貼り付け用粘着剤層と反対側、表面側)のうち、少な くとも一方に所定の離型処理を施すことにより、その処理されたものについては、貼り 付き防止のためのテープを介在させなくても、定置用粘着剤層、タグテープ基材層、 定置用粘着剤層、…の順に積層されるときのタグテープ基材層の表面への定置用粘 着剤層の貼り付きや、貼り付け用粘着剤層、剥離材層、貼り付け用粘着剤層、剥離 材層、…の順に積層されるときの剥離材層の表面への貼り付け用粘着剤層の貼り付 きを防止できる。この結果、製造時における作業の煩雑ィ匕を防止できる効果もある。
[0079] 第 26の発明は、上記第 25発明において、前記タグテープ基材層、前記定置用粘 着剤層、及び前記貼り付け用粘着剤層に、前記無線タグ回路素子を包含する所定 領域を切り取るための切断線を形成したことを特徴とする。
[0080] これにより、タグラベルを使用する際にユーザがその切断線の内部領域のタグテー プ基材層、定置用粘着剤層、無線タグ回路素子、貼り付け用粘着剤層の 4層構造を 剥離材カも剥がして対象物品に貼り付ける、いわゆるダイカットタイプのラベルを実現 することができる。
[0081] 第 27の発明は、上記第 25発明において、前記タグテープ基材層、前記定置用粘 着剤層、前記貼り付け用粘着剤層、及び前記剥離材層の前記幅方向の両端部を切 断除去したことを特徴とする。
[0082] これにより、タグテープ基材層、定置用粘着剤層、貼り付け用粘着剤層、剥離材層 の 4層の幅方向端部がきれいに揃った見栄えのよいテープを作成することができる。
[0083] 第 28の発明は、上記第 25発明において、前記タグテープ基材層、前記定置用粘 着剤層、及び前記貼り付け用粘着剤層の前記幅方向の両端部を切断除去したこと を特徴とする。
[0084] これにより、タグテープ基材層、定置用粘着剤層、貼り付け用粘着剤層の 3層の幅 方向端部がきれいに揃った見栄えのよいテープを作成することができる。
[0085] 上記第 1の目的を達成するために、第 29発明は、タグテープを卷回して構成したタ グテープロールを備え、タグラベル作成装置に着脱可能に構成された無線タグ回路 素子カートリッジであって、前記タグテープは、複数の無線タグ回路素子が長手方向 に所定の間隔で配置されたタグテープ基材層と、前記無線タグ回路素子を貼り付け 対象に貼り付けるために前記タグテープ基材層の一面側に設けられた貼り付け用粘 着剤層とを有し、前記貼り付け用粘着剤層のテープ幅方向寸法に、当該テープ幅方 向へのはみ出しを防止するための上限値又は下限値を設定したことを特徴とする。
[0086] これにより、例えば貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法の上限値を剥離材層のテー プ幅方向寸法とする (若しくは貼り付け用粘着剤層を備えた剥離材テープの幅方向 寸法の下限値を基材テープのテープ幅方向寸法とする)ことで、タグテープロール製 造時の積層構造において貼り付け用粘着剤 (若しくは定置用粘着剤)がテープ幅方
向端部からはみ出した状態で中心位置ずれが発生しても、貼り付け用粘着剤 (若しく は定置用粘着剤)同士の誤粘着を防止でき、ロール配置部側壁への誤粘着も防止 できる。また例えば、タグテープ基材層及び剥離材層のテープ幅方向の寸法 a, eの 下限値を貼り付け用粘着剤層の幅方向の寸法 dに制限することにより、少なくとも粘 着剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層力 外にはみ出すのを防止できるので、ユーザ 力 Sタグテープやタグラベルを取り扱うときに粘着剤が手に誤粘着したり、あるいは貼り 付ける際に他の物に誤粘着したりするのを防止できる。)
[0087] 第 30の発明は、上記第 1及び第 2の目的を達成するために、上記第 29発明におい て、前記タグテープは、前記上限値として、前記貼り付け用粘着剤層の前記テープ 幅方向寸法を、前記貼り付け用粘着剤層の長手方向に延びるように配置された剥離 材層の前記テープ幅方向寸法よりも小さくなるように設定したことを特徴とする。
[0088] タグテープ基材層、貼り付け用粘着剤層、剥離材の積層構造を備えたタグテープ を卷回し、タグテープロールとして無線タグ回路素子カートリッジに配置すると、タグ テープロールにおいて剥離材と貼り付け用粘着剤層とを含む積層構造が径方向に 重ね巻きされ、径方向のあるタグテープ層に含まれる貼り付け用粘着剤層とこれに径 方向に隣接するタグテープ層に含まれる貼り付け用粘着剤層との間に剥離材層が介 在することとなる。本願第 30発明においては、剥離材の幅方向寸法を粘着剤層の幅 方向寸法よりも大きくすることにより、製造時に両者の中心位置が多少ずれて積層さ れた場合であっても、上記重ね巻きされるときの径方向に隣接するタグテープ層の貼 り付け用粘着剤層同士の間に、剥離材の幅方向端部を確実に介在させることができ る。これにより、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた貼り付 け用粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で製造時のタグテープと 剥離材との中心位置ずれが生じたとしても、貼り付け用粘着剤層同士の誤粘着を防 止できる。また貼り付け用粘着剤層の幅方向寸法が剥離材の幅方向寸法よりも小さく なるので、上記はみ出し部分がロール配置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。 この結果、カートリッジ内におけるタグテープロールからのタグテープの繰り出し性を 良好に維持することができる。
[0089] また、タグテープロールをカートリッジ化することにより、ロールをむき出しのまま取り
扱うよりも、取り扱い性を大きく向上させることができ、さらにタグラベル装置の小型化 にも容易に対応できると 、う効果もある。
[0090] 第 31の発明は、上記第 30発明において、前記タグテープロール力も繰り出される 前記タグテープと貼り合わされるを被印字テープを卷回した被印字テープロールを 有し、前記タグテープロールは、前記無線タグ回路素子を前記タグテープ基材層に 定置させるための定置用粘着剤層と、前記タグテープ基材層を前記被印字テープに 貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層とを有することを特徴とする。
[0091] これにより、タグテープの貼り合わせ用粘着剤層を用いてタグテープと被印字テー プとを貼り合わせ、この貼り合わせたテープを用いて印字付き無線タグラベルを作成 することができる。
[0092] またタグテープロールでは、剥離材→貼り付け用粘着剤層→無線タグ回路素子→ 定置用粘着剤層→タグテープ基材層→貼り合わせ用粘着剤層→剥離材→貼り付け 用粘着剤層→· "のように重ね卷きされて 、くこととなる。本願第 31発明にお 、ては、 剥離材の幅方向寸法を粘着剤層の幅方向寸法よりも大きくすることにより、無線タグ 回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた貼り付け用粘着剤や定置用粘 着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で前述したように製造時に剥離 材とそれ以外の層の中心位置が多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね 巻きされる貼り合わせ用粘着剤層と貼り付け用粘着剤層との間に、剥離材の幅方向 端部を確実に介在させることができる。これにより、この場合のそれら貼り合わせ用粘 着剤層と貼り付け用粘着剤層同士の誤粘着についても確実に防止できるので、タグ テープロールからのタグテープの繰り出し性を良好に維持することができる。
[0093] 第 32の発明は、上記第 31発明において、前記タグテープの前記剥離材の幅方向 寸法は、前記被印字テープの幅方向寸法よりも大きくなつていることを特徴とする。
[0094] 被印字テープより幅方向寸法の大きな剥離材をタグテープが備えることにより、タグ テープにおいて重ね巻きされるときに隣接するタグテープ層の粘着剤層同士の間に 、剥離材の幅方向端部を確実に介在させることができる。これにより、それら粘着剤 層同士の誤粘着を防止できるので、タグテープローノレからのタグテープの繰り出し性 を良好に維持することができる。
[0095] 第 33の発明は、上記第 1及び第 2の目的を達成するために、上記第 29発明におい て、前記タグテープは、前記タグテープ基材層を備えた基材テープと、前記貼り付け 用粘着剤層、及び、この貼り付け用粘着剤層を覆いその貼り付け用粘着剤層と剥離 可能に配置された剥離材層を備えた剥離材テープとを有し、前記剥離材テープの幅 方向寸法を、前記基材テープの前記テープ幅方向寸法よりも大きくなるように設定す ることで、前記下限値の設定を実現したことを特徴とする。
[0096] 無線タグ回路素子及びタグテープ基材層を備えた基材テープと、無線タグ回路素 子を貼り付けるための貼り付け用粘着剤層及び剥離材層を備えた剥離材テープとの 積層構造を備えたタグテープを卷回し、タグテープロールとして無線タグ回路素子力 ートリッジに配置すると、タグテープロールにお!ヽて上記基材テープと上記剥離材テ ープとが交互に径方向に重ね巻きされる。このとき、通常、基材テープには無線タグ 回路素子をタグテープ基材層に定置させるための定置用粘着剤層が備えられており 、上記径方向の積層構造においては、径方向のある基材テープに含まれる上記定 置用粘着剤層とこれに径方向に隣接する基材テープに含まれる定置用粘着剤層と の間に剥離材テープが介在することとなる。
[0097] 本願第 33発明においては、剥離材テープの幅方向寸法を基材テープの長手方向 と交差する幅方向寸法よりも大きくすることにより、タグテープの製造時にそれら剥離 材テープと基材テープとで幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であっても 、上記重ね巻きされるときの径方向に隣接する基材テープの上記定置用粘着剤層 同士の間に、剥離材テープの幅方向端部を確実に介在させることができる。これによ り、無線タグ回路素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた上記定置用粘着 剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態で製造時のタグテープと剥離材と の中心位置ずれが生じたとしても、定置用粘着剤層同士の誤粘着を防止できる。ま た結果として定置用粘着剤層の幅方向寸法が剥離材の幅方向寸法よりも小さくなる ので、上記はみ出し部分がロール配置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。これ らにより、カートリッジ内におけるタグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良 好に維持することができる。
[0098] また、タグテープロールをカートリッジ化することにより、ロールをむき出しのまま取り
扱うよりも、取り扱い性を大きく向上させることができ、さらにタグラベル装置の小型化 にも容易に対応できると 、う効果もある。
[0099] 第 34の発明は、上記第 33発明において、前記タグテープロール力も繰り出される 前記タグテープと貼り合わされる被印字テープを卷回した被印字テープロールを有 し、前記タグテープロールの前記基材テープは、前記タグテープ基材層を前記被印 字テープに貼り合わせるための貼り合わせ用粘着剤層を有することを特徴とする。
[0100] これにより、タグテープに備えられる基材テープの貼り合わせ用粘着剤層を用いて タグテープと被印字テープとを貼り合わせ、この貼り合わせたテープを用いて印字付 き無線タグラベルを作成することができる。
[0101] また、基材テープが、無線タグ回路素子をタグテープ基材層に定置させるための定 置用粘着剤層を備える場合には、タグテープロールでは、剥離材→貼り付け用粘着 剤層→無線タグ回路素子→定置用粘着剤層→タグテープ基材層→貼り合わせ用粘 着剤層→剥離材→貼り付け用粘着剤層→· "のように重ね卷きされて ヽくこととなる。 本願第 34発明においては、タグテープにおいて、剥離材テープの幅方向寸法を基 材テープの長手方向と交差する幅方向寸法よりも大きくすることにより、無線タグ回路 素子を配置するために比較的厚く量の多くなつた定置用粘着剤がテープの幅方向 端部より若干はみ出した状態でタグテープの製造時にそれら剥離材テープと基材テ ープとで幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合であっても、上記重ね卷きさ れる貼り合わせ用粘着剤層と、通常無線タグ回路素子の周囲部分に露出している定 置用粘着剤層との間に、剥離材テープの幅方向端部を確実に介在させることができ る。これにより、それら貼り合わせ用粘着剤層と定置用粘着剤層との間の誤粘着を防 止できるので、タグテープロールからのタグテープの繰り出し性を良好に維持すること ができる。
[0102] 第 35の発明は、上記第 34発明において、前記被印字テープの幅方向寸法は、前 記基材テープの幅及び前記剥離材テープの幅よりも大きくなつていることを特徴とす る。
[0103] 基材テープ及び剥離材テープの!/、ずれよりも大き ヽ最大幅の被印字テープをタグ テープに貼り合わせ、この貼り合わせたテープを用いて印字付き無線タグラベルを作
成することができる。また被印字テープ力もっとも幅が大きいことにより、上記貼り合わ せ時において被印字テープの幅方向端部より基材テープがはみ出すのを防止でき
、ユーザ力も見て視覚的に違和感のな 、美し 、印字付き無線タグラベルを作成する ことができる。
[0104] 第 36の発明は、上記第 1及び第 3の目的を達成するために、上記第 29発明におい て、前記タグテープは、前記タグテープ基材層の前記テープ幅方向の寸法を a、前 記タグテープ基材層の厚さ方向一方側に設けた定置用粘着剤層の前記幅方向の寸 法を b、前記定置用粘着剤層の前記厚さ方向一方側に設けた前記貼り付け用粘着 剤層の前記幅方向の寸法を d、前記貼り付け用粘着剤層を覆いその貼り付け用粘着 剤層と剥離可能に配置された剥離材層の前記幅方向の寸法を eとしたとき、前記上 限値として、 d≤a、 d≤eとなるように設定するとともに、 b≤a、 b≤eとなるように構成さ れており、前記複数の無線タグ回路素子を、前記定置用粘着剤層と前記貼り付け用 粘着剤層との間に配置し、前記タグテープ基材層の厚さ方向他方側、及び、前記剥 離材層の前記厚さ方向一方側のうち、少なくとも一方に所定の離型処理を施したこと を特徴とする。
[0105] 本願第 36発明にお 、ては、カートリッジに備えられたタグテープロールを構成する タグテープにおける、定置用粘着剤層の幅方向寸法 bや貼り付け用粘着剤層の幅方 向寸法 dを、タグテープ基材層の幅方向寸法 a及び剥離材層の幅方向寸法 eと同じ 力それより小さくする。このように粘着剤層寸法を制限することにより、少なくとも粘着 剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層から外にはみ出すのを防止できる。またこれにより 、ユーザがタグテープロールやタグテープ、あるいはタグラベルを取り扱うときに粘着 剤が手についたり、あるいはタグラベルを貼り付ける際に他の物についたり、さらには ほこりや汚れがそのはみ出した粘着剤に付着したりするということがなくなる。
[0106] また、タグテープを構成するタグテープ基材層の厚さ方向他方側(定置用粘着剤層 と反対側、表面側)又は剥離材層の厚さ方向一方側 (貼り付け用粘着剤層と反対側、 表面側)のうち、少なくとも一方に所定の離型処理を施すことにより、その処理された ものについては、貼り付き防止のためのテープを介在させなくても、定置用粘着剤層 、タグテープ基材層、定置用粘着剤層、…の順に積層されるときのタグテープ基材層
の表面への定置用粘着剤層の貼り付きや、貼り付け用粘着剤層、剥離材層、貼り付 け用粘着剤層、剥離材層、…の順に積層されるときの剥離材層の表面への貼り付け 用粘着剤層の貼り付きを防止できる。この結果、タグテープ及びタグテープロールの 製造時における作業の煩雑ィ匕を防止できる。
発明の効果
[0107] 請求項 1、請求項 22、請求項 29記載の発明によれば、貼り付け用粘着剤層のテー プ幅方向寸法に上限値又は下限値を設定することにより、粘着剤のはみ出しによる 誤粘着を防止することができる。
[0108] 請求項 2、請求項 23、請求項 30記載の発明によれば、剥離材の幅方向寸法を粘 着剤層の幅方向寸法よりも大きくすることにより、粘着剤のはみ出しによる誤粘着を防 止しタグテープの繰り出し性を良好に維持することができる。
[0109] 請求項 10、請求項 24、請求項 33記載の発明によれば、剥離材テープの幅方向寸 法を基材テープの幅方向寸法よりも大きくすることにより、粘着剤のはみ出しによる誤 粘着を防止しタグテープの繰り出し性を良好に維持することができる。
[0110] 請求項 16、請求項 25、請求項 36記載の発明によれば、粘着剤層寸法を制限する ことにより、少なくとも粘着剤がタグテープ基材層ゃ剥離材層から外にはみ出すのを 防止し、これによる誤粘着の発生を防止できる。また、貼り付き防止のためのテープ を介在させなくても貼り付きを防止でき、製造時における作業の煩雑ィ匕を防止できる 発明を実施するための最良の形態
[0111] 以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
[0112] 本発明の第 1の実施形態を図 1〜図 17により説明する。この実施形態は、本発明を 無線タグラベルの生成システムに適用した場合の実施形態である。図 1は、本実施 形態のタグテープロールを含む無線タグ回路素子カートリッジを備えるタグラベル作 成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。
[0113] 図 1に示すこの無線タグ生成システム 1において、タグラベル作成装置 2は、有線あ るいは無線による通信回線 3を介してルートサーバ 4、端末 5、汎用コンピュータ 6、及 び複数の情報サーバ 7に接続されて 、る。
[0114] 図 2は、上記タグラベル作成装置 2の詳細構造を表す概念的構成図である。図 2〖こ おいて、タグラベル作成装置 2の装置本体 8には、凹所としてのカートリッジホルダ部 (図示せず)が設けられ、このホルダ部にカートリッジ (無線タグ回路素子カートリッジ) 100が着脱可能に取り付けられて 、る。
[0115] 装置本体 8は、カートリッジ 100を嵌合させる上記カートリッジホルダ部を備えるとと もに外郭を構成する筐体 9と、カバーフィルム (被印字テープ) 103に所定の印字 (印 刷)を行う印字ヘッド(サーマルヘッド) 10と、カバーフィルム 103への印字が終了し たインクリボン 105を駆動するリボン卷取りローラ駆動軸 11と、カバーフィルム (被印 字テープ) 103と帯状の基材テープ (タグテープ) 301とを貼り合わせつつ印字済タグ ラベル用テープ 110としてカートリッジ 100から繰り出すためのテープ送りローラ駆動 軸 12と、印字済タグラベル用テープ 110に備えられる無線タグ回路素子 To (詳細は 後述)との間で UHF帯等の高周波を用いて無線通信により信号の授受を行うアンテ ナ 14と、上記印字済タグラベル用テープ 110を所定のタイミングで所定の長さに切 断しラベル状の無線タグラベル T (詳細は後述)を生成するカツタ 15と、上記無線通信 による信号授受時において無線タグ回路素子 Toをアンテナ 14に対向する所定のァ クセスエリアに設定保持するとともに切断後の各無線タグラベル Tを案内するための 一対の搬送ガイド 13と、その案内された無線タグラベル Tを搬出口(排出口) 16へと 搬送し送出する送出ローラ 17と、搬出口 16における無線タグラベル Tの有無を検出 する排出センサ 18とを有して 、る。
[0116] 排出センサ 18は、例えば投光器及び受光器力もなる反射型の光電センサである。
投光器と受光器との間に無線タグラベル Tが存在しない場合には、その投光器から 出力された光が受光器に入力されない。一方、投光器と受光器との間に無線タグラ ベル Tが存在する場合には、投光器から出力された光が反射されて受光器に入射し て受光器力 の制御出力が反転させられるようになって 、る。
[0117] 一方、装置本体 8はまた、上記アンテナ 14を介し上記無線タグ回路素子 Toヘアク セスする(読み取り又は書き込みを行う)ための高周波回路 21と、無線タグ回路素子 To力も読み出された信号を処理するための信号処理回路 22と、前述したリボン卷取 りローラ駆動軸 11及びテープ送りローラ駆動軸 12を駆動するカートリッジ用モータ 2
3と、このカートリッジ用モータ 23の駆動を制御するカートリッジ駆動回路 24と、上記 印字ヘッド 10への通電を制御する印刷駆動回路 25と、上記カツタ 15を駆動して切 断動作を行わせるソレノイド 26と、そのソレノイド 26を制御するソレノイド駆動回路 27 と、上記送出ローラ 17を駆動する送出ローラ用モータ 28と、この送出ローラ用モータ 28を制御する送出ローラ駆動回路 29と、上記高周波回路 21、信号処理回路 22、力 ートリッジ駆動回路 24、印刷駆動回路 25、ソレノイド駆動回路 27、送出ローラ駆動回 路 29等を介し、タグラベル作成装置 2全体の動作を制御するための制御回路 30とを 有する。
[0118] 制御回路 30は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略する力 中 央演算処理装置である CPU、 ROM、及び RAM等から構成され、 RAMの一時記憶 機能を利用しつつ ROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うように なっている。またこの制御回路 30は、入出力インターフェイス 31を介し例えば通信回 線 3に接続され、この通信回線 3に接続された前述のルートサーバ 4、他の端末 5、汎 用コンピュータ 6、及び情報サーバ 7等との間で情報のやりとりが可能となっている。
[0119] 図 3は、上記タグラベル作成装置 2に備えられた本実施形態によるタグテープロー ルを備えたカートリッジ 100の詳細構造を説明するための説明図である。
[0120] この図 3において、カートリッジ 100は、上記基材テープ 301が卷回された第 1ロー ル (本実施形態によるタグテープロール) 102と、上記基材テープ 301と略同じ幅で ある透明な上記カバーフィルム 103が卷回された第 2ロール (被印字テープロール) 1 04と、上記インクリボン 105 (熱転写リボン、但しカバーフィルム 103は感熱テープに より構成してもよぐその場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール 111と、印字後 のインクリボン 105を巻き取る上記リボン卷取りローラ 106と、上記基材テープ 301と カバーフィルム 103とを押圧し接着させ上記印字済タグラベル用テープ 110としつつ 矢印 Aで示す方向にテープ送りをする圧着ローラ 107とを有して 、る。
[0121] 第 1ロール 102は、リール部材 102aの周りに、長手方向に複数の無線タグ回路素 子 Toが所定の等間隔で連続的に順次形成された上記基材テープ 301を卷回してい る。
[0122] 基材テープ 301はこの例では 4層構造となっており(図 3中部分拡大図参照)、内側
に巻かれる側(図 3中右側)よりその反対側(図 3中左側)へ向力つて、適宜の粘着剤 からなる粘着層(貼り合わせ用粘着剤層) 301a, PET (ポリエチレンテレフタラート) 等から成る色付きのベースフィルム(タグテープ基材層) 301b,適宜の粘着剤からな る粘着層 (貼り付け用粘着剤層) 301c,剥離紙 (剥離材層) 301dの順序で積層され 構成されている。
[0123] また、ベースフィルム 301bの裏側(図 3中左側)には、情報を記憶する IC回路部 15 1がー体的に設けられており、ベースフィルム 30 lbの裏側の表面には IC回路部 151 に接続され情報の送受信を行うアンテナ (タグ側アンテナ) 152が(この例では例えば 印刷等により)形成されており、これら IC回路部 151及びアンテナ 152によって無線 タグ回路素子 Toが構成されて 、る。
[0124] ベースフィルム 30 lbの表側(図 3中右側)には、後にカバーフィルム 103を接着す るための上記粘着層 301aが形成され、またベースフィルム 301bの裏側(図 3中左側 )には、無線タグ回路素子 Toを内包するように設けた上記粘着層 301cによって上記 剥離紙 301dがベースフィルム 301bに接着されている。なお、この剥離紙 301dは、 最終的にラベル状に完成した無線タグラベル Tが所定の商品等に貼り付けられる際 に、これを剥がすことで粘着層 301cにより当該商品等に接着できるようにしたもので ある。また、ここでは粘着層 301cを無線タグ回路素子 Toを内包するようにベースフィ ルム 301bの裏側全面に設けている力 これに限られず、ベースフィルム 301bの裏 側における無線タグ回路素子 To設置箇所以外の部分に設けるようにしてもよい (この 場合、無線タグ回路素子 Toの設置箇所においては剥離紙 301dとの接着が行われ ず、それ以外に設けた粘着層 301cにより剥離紙 301dとの接着が行われる)。
[0125] 第 2ロール 104は、リール部材 104aの周りに上記カバーフィルム 103を卷回してい る。カバーフィルム 103は、その裏面側(すなわち上記基材テープ 301と接着される 側)に配置されたリボン供給側ロール 111及びリボン卷取りローラ 106で駆動されるィ ンクリボン 105が、上記印字ヘッド 10に押圧されることで当該カバーフィルム 103の 裏面に当接させられるようになって!/、る。
[0126] リボン卷取りローラ 106及び圧着ローラ 107は、それぞれカートリッジ 100外に設け た例えばパルスモータである上記カートリッジ用モータ 23 (前述の図 2参照)の駆動
力が上記リボン卷取りローラ駆動軸 11及び上記テープ送りローラ駆動軸 12に伝達さ れることによって回転駆動される。
[0127] 上記構成のカートリッジ 100において、上記第 1ロール 102より繰り出された基材テ ープ 301は、圧着ローラ 107へと供給される。一方、第 2ロール 104より繰り出される カバーフィルム 103は、上述したようにその裏面にインクリボン 105が当接させられる ようになっている。
[0128] そして、カートリッジ 100が上記装置本体 8のカートリッジホルダ部に装着されロール ホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、カバーフィルム 103及 びインクリボン 105が印字ヘッド 10とプラテンローラ 108との間に狭持されるとともに、 基材テープ 301及びカバーフィルム 103が圧着ローラ 107とサブローラ 109との間に 狭持される。そして、カートリッジ用モータ 23の駆動力によってリボン卷取りローラ 10 6及び圧着ローラ 107が矢印 B及び矢印 Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動 される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸 12と上記サブローラ 109及びプラテ ンローラ 108はギヤ(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸 12の 駆動に伴い圧着ローラ 107、サブローラ 109、及びプラテンローラ 108が回転し、第 1 ロール 102から 4層構造の基材テープ 301が繰り出され、上述のように圧着ローラ 10 7へ供給される。一方、第 2ロール 104からはカバーフィルム 103が繰り出されるととも に、上記印刷駆動回路 25により印字ヘッド 10の複数の発熱素子が通電される。この 結果、カバーフィルム 103の裏面(=粘着層 301a側の面)に所定の文字、記号、バ 一コード等の印字 R (後述の図 7参照)が印刷 (但し裏面から印刷するので印刷側か ら見て鏡面対称の文字等を印刷している)される。そして、上記 4層構造の基材テー プ 301と上記印刷が終了したカバーフィルム 103とが上記圧着ローラ 107及びサブ ローラ 109により接着されて一体ィ匕され、印字済タグラベル用テープ 110として形成 され、カートリッジ 100外へと搬出される。なお、カバーフィルム 103への印字が終了 したインクリボン 105は、リボン卷取りローラ駆動軸 11の駆動によりリボン卷取りローラ 106に卷取られる。
[0129] 図 4は、上記高周波回路 21の詳細機能を表す機能ブロック図である。この図 4にお いて、高周波回路 21は、アンテナ 14を介し無線タグ回路素子 Toに対して信号を送
信する送信部 32と、アンテナ 14により受信された無線タグ回路素子 Toからの反射波 を入力する受信部 33と、送受分離器 34とから構成される。
[0130] 送信部 32は、無線タグ回路素子 Toの IC回路部 151の無線タグ情報にアクセスす る (読み取り又は書き込みを行う)ための搬送波を発生させる水晶振動子 35、 PLL (P hase
Locked Loop) 36、及び VCO (Voltage Controlled Oscillator) 37と、上記信号処理 回路 22から供給される信号に基づ 、て上記発生させられた搬送波を変調 (この例で は信号処理回路 22からの「TX—ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路 38 (但し振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算 回路 38により変調された変調波を増幅する送信アンプ 39とを備えている。そして、上 記発生される搬送波は、好適には UHF帯の周波数を用いており、上記送信アンプ 3 9の出力は、送受分離器 34を介してアンテナ 14に伝達されて無線タグ回路素子 To の IC回路部 151に供給される。
[0131] 受信部 33は、アンテナ 14により受信された無線タグ回路素子 Toからの反射波と上 記発生させられた搬送波とを掛け合わせる受信第 1乗算回路 40と、その受信第 1乗 算回路 40の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第 1バンドパスフィル タ 41と、この第 1バンドパスフィルタ 41の出力を増幅して第 1リミッタ 42に供給する受 信第 1アンプ 43と、上記アンテナ 14により受信された無線タグ回路素子 To力もの反 射波と上記発生された後に位相が 90° 遅延された搬送波とを掛け合わせる受信第 2乗算回路 44と、その受信第 2乗算回路 44の出力力も必要な帯域の信号のみを取り 出すための第 2バンドパスフィルタ 45と、この第 2バンドパスフィルタ 45の出力を入力 するとともに増幅して第 2リミッタ 46に供給する受信第 2アンプ 47とを備えている。そし て、上記第 1リミッタ 42から出力される信号「RXS—I」及び第 2リミッタ 46から出力され る信号「RXS— Q」は、上記信号処理回路 22に入力されて処理される。
[0132] また、受信第 1アンプ 43及び受信第 2アンプ 47の出力は、 RSSI (Received Signal
Strength Indicator)回路 48にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「: RSSI 」が信号処理回路 22に入力されるようになっている。このようにして、本実施形態に係 るタグラベル作成装置 2では、 I Q直交復調によって無線タグ回路素子 Toからの反
射波の復調が行われる。
[0133] 図 5は、上記した印字済タグテープ 110に備えられた無線タグ回路素子 Toの機能 的構成を表す機能ブロック図である。
[0134] この図 5において、無線タグ回路素子 Toは、タグラベル作成装置 2側のアンテナ 14 と UHF帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行う上記アンテナ (タグ側ァ ンテナ) 152と、このアンテナ 152に接続された上記 IC回路部 151とを有している。
[0135] IC回路部 151は、アンテナ 152により受信された搬送波を整流する整流部 153と、 この整流部 153により整流された搬送波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための 電源部 154と、上記アンテナ 152により受信された搬送波力もクロック信号を抽出し て制御部 155に供給するクロック抽出部 156と、所定の情報信号を記憶し得る情報 記憶手段として機能するメモリ部 157と、上記アンテナ 152に接続された変復調部 15 8と、上記整流部 153、クロック抽出部 156、及び変復調部 158等を介して上記無線 タグ回路素子 Toの作動を制御するための上記制御部 155とを備えている。
[0136] 変復調部 158は、アンテナ 152により受信された上記タグラベル作成装置 2のアン テナ 14からの無線通信信号の復調を行うと共に、上記制御部 155からの応答信号 に基づき、アンテナ 152より受信された搬送波を変調反射する。
[0137] 制御部 155は、上記変復調部 158により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ 部 157にお 、て記憶された情報信号に基づ!/、て返信信号を生成し、上記変復調部 158により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
[0138] 図 6は、上述したようなタグラベル作成装置 2による無線タグ回路素子 Toの IC回路 部 151の無線タグ情報へのアクセス (この例では書き込み)に際して、上記した端末 5 又は汎用コンピュータ 6に表示される画面の一例を表す図である。
[0139] 図 6にお 、て、この例では、タグラベルの種別(アクセス周波数及びテープ寸法)、 無線タグ回路素子 Toに対応して印刷された印字文字 R、その無線タグ回路素子 To に固有の IDであるアクセス(この例では書き込み) ID、上記情報サーバ 7に記憶され た物品情報のアドレス、及び上記ルートサーバ 4におけるそれらの対応情報の格納 先アドレス等が前記端末 5又は汎用コンピュータ 6に表示可能となっている。そして、 その端末 5又は汎用コンピュータ 6の操作によりタグラベル作成装置 2が作動されて、
カバーフィルム 103に上記印字文字 Rが印刷されると共に、 IC回路部 151へ対応す る物品情報等の無線タグ情報が書き込まれる。
[0140] 以上の基本構成において、本実施形態の最も大きな特徴は、基材テープ 301を構 成する剥離紙 301dの幅方向寸法を粘着層 301a、ベースフィルム 301b、及び粘着 層 301cの幅方向寸法よりも大きくしたことにある。以下、その詳細について説明する
[0141] 図 7 (a)及び図 7 (b)は、上述のようにして無線タグ回路素子 Toの情報読み取り(又 は書き込み)及び印字済タグラベル用テープ 110の切断が完了し形成された無線タ グラベル Tの外観の一例を表す図であり、図 7 (a)は上面図、図 7 (b)は下面図である 。また図 8は、図 7中 VIII— VIII' 断面による横断面図である。
[0142] これら図 7 (a)、図 7 (b)、及び図 8において、無線タグラベル Tは、図 3に示した 4層 構造にカバーフィルム 103が加わった 5層構造となっており、カバーフィルム 103側( 図 8中上側)よりその反対側(図 8中下側)へ向力つて、カバーフィルム 103、粘着層 3 01a、ベースフィルム 301b、粘着層 301c、剥離紙 301dで 5層を構成している。そし て、前述のようにベースフィルム 301bの裏側に設けられたアンテナ 152を含む無線 タグ回路素子 Toが粘着層 301c内に備えられるとともに、カバーフィルム 103の裏面 に印字 R (この例では無線タグラベル Tの種類を示す「RF— ID」の文字)が印刷され ている。
[0143] このとき、本実施形態においては、図 8に示すように、幅方向寸法がほぼ同一に形 成された粘着層 301a、ベースフィルム 301b、及び粘着層 301cに対してそれらよりも 幅方向寸法を大きく形成した剥離紙 301 dを粘着層 301cに接着して基材テープ 30 1を構成している。そして、このように構成された基材テープ 301の粘着層 301aに、 粘着層 301a、ベースフィルム 301b、及び粘着層 301cとほぼ同一の幅方向寸法に 形成されたカバーフィルム 103が接着されて、印字済タグラベル用テープ 110が形 成される。
[0144] 上記のように構成した本実施形態にお!ヽては、タグラベル作成装置 2のカートリッジ 100から印刷済みタグラベル用テープ 110として取り出され搬送ガイド 13によってァ ンテナ 14に対向する所定位置 (アクセスエリア)に設定保持された無線タグ回路素子
Toに対し、順次アクセス (IC回路部 151の無線タグ情報の読み取り又は IC回路部 15 1への書き込み)が行われ、カツタ 15により各無線タグ回路素子 Toごとに切断されて 無線タグラベル Tが生成される。生成された無線タグラベル Tは、ユーザによって上 記剥離紙 301dが剥がされて粘着層 301cが露出された後、この粘着層 301cを介し 対象となる各種物品等に貼り付けられ使用される。
[0145] 以上説明した本実施形態により得られる効果を比較例を用いて以下に詳細に説明 する。
[0146] 図 9は上記第 1ロール 102の詳細な構造を表す概念的側面図であり、図 10は上記 第 1ロール 102の径方向に隣接する 2つの基材テープ 301の積層構造を表す図 9中 X— X' 断面による横断面図である。
[0147] これら図 9及び図 10に示すように、粘着層 301a、ベースフィルム 301b、粘着層 30 lc、及び剥離紙 301dからなる積層構造を備えた基材テープ 301を卷回して第 1口 ール (タグテープロール) 102とすると、その積層構造がロールの径方向に重ね巻き され、図 10に示すように径方向外側(図 10中上側)のタグテープ基材層に含まれる 粘着層 301cとこれに対し径方向内側(図 10中下側)に隣接するタグテープ基材層 に含まれる粘着層 301aとの間に剥離紙 301dが介在することとなる。
[0148] ここで、タグテープロール 102の製造は、無線タグ回路素子 Toの無駄をなくしコスト 増大を防止する等の観点より、通常、予め所定の幅に生成した基材テープ本体(= 粘着層 301 a +ベースフィルム 30 lb +粘着層 301c)の粘着層 301 cを、間に無線タ グ回路素子 Toを介在させつつ剥離紙 301dで覆い、これらを一対として径方向に幾 重にも卷回していくことにより行われる。し力しながらこの場合、粘着層 301cを剥離紙 301dで覆うときに、両者の幅方向中心位置が一致するように位置決めを行ったとし ても、その作業を行う装置の精度上、多少の中心位置のずれが生じる畏れがある。
[0149] このとき、例えば比較例として、上記基材テープ本体 (粘着層 301a+ベースフィル ム 301b+粘着層 301c)にほぼ同じ幅方向寸法の剥離紙 (剥離材層) 301cT を組 み合わせてなる基材テープ (タグテープ) 301/ を卷きまわしてタグテープロールを 構成する場合を考える。図 11は、この比較例における基材テープ 30 を巻きまわ した場合の径方向に隣接する 2つの基材テープ 30 の積層構造を表す横断面図
であり、上記図 10に相当する図である。図 10と同等の部分には同一の符号を付し、 適宜説明を省略する。
[0150] この図 11に示すように、本比較例の基材テープ 301/ は、幅方向寸法がほぼ等し く形成された粘着層 301a、ベースフィルム 301b、粘着層 301c、及び剥離紙 301d ' 力 なる積層構造を備えている。
[0151] このような構成の本比較例において、タグテープロールの製造時に、仮に、上記し た精度上の理由による中心位置ずれ (粘着層 301cと剥離紙 301cT との中心位置 ずれ)が生じたとすると (このずれた状態を図 11中一点鎖線で示す)、本来剥離紙 30 Id' で覆われるべき粘着層 301cの一部 301clが剥離紙 301cT で覆われなくなる 結果、径方向外側(図 11中上側)の基材テープ 30 の層に含まれる粘着層 301c ( 一部 301cl)とこれに対し径方向内側(図 11中下側)に隣接する基材テープ 30 の層に含まれる粘着層 301aとが互いに貼り付く(=粘着剤同士の誤粘着が生じる) 畏れがある。
[0152] また、この図 11では基材テープ 301/ の各層をほぼ同等の厚さとして図示している 力 一般に粘着層 301cは無線タグ回路素子 Toの挿入配置のために比較的厚く形 成されることから、剥離紙 301cT を粘着層 301cに貼り合わせたときにその厚く量の 多い粘着層 301cの粘着剤がテープの幅方向端部よりその外方へ若干はみ出すこと がある(このはみ出した状態を図 11中破線で示す)。このように粘着剤がテープより幅 方向外方へはみ出した状態で上記したような粘着層 301cと剥離紙 301cT との中心 位置ずれが生じると、上記誤粘着が生じる畏れが一層高くなる。
[0153] さらにこのように粘着剤がテープの幅方向端部よりはみ出すと、そのはみ出し部 30 lc2がカートリッジ 100内において第 1ロール 102配置部の側壁面に当接してこれに 貼り付く(=側壁への誤粘着)畏れもある。これらの現象が発生した場合、第 1ロール 102から基材テープ 301/ が容易に繰り出せなくなる。
[0154] これに対し、本実施形態においては、図 10に示すように剥離紙 301dの幅方向寸 法を粘着層 301a、ベースフィルム 301b、及び粘着層 301cの幅方向寸法よりも大き く形成しているので、上記したように製造時に粘着層 301cと剥離紙 301dの幅方向 中心位置が多少ずれて積層された場合 (このずれた状態を図 10中一点鎖線で示す
)であっても、径方向に隣接するタグテープ基材層の粘着層同士 (すなわち粘着層 3 Olcと粘着層 301a)の間に、剥離紙 301dの幅方向端部を確実に介在させることが できる。これにより、粘着層 301cと粘着層 301aとが互いに貼り付く(=粘着剤同士の 誤粘着が生じる)のを防止することができる。
[0155] また、上記したように無線タグ回路素子 Toを配置するために比較的厚く量の多くな つた粘着層 301cの粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態 (このは み出した状態を図 10中破線で示す)で粘着層 301cと剥離紙 301dとの中心位置ず れが生じた場合であっても、そのはみ出し量を考慮に入れて剥離紙 301 dの幅方向 寸法を大きく形成しておくことにより、粘着層 301cのはみ出し部 301c2と粘着層 301 aとの間に剥離紙 301dの幅方向端部 301dlを確実に介在させて誤粘着を防止でき る。
[0156] さらに、粘着層 301cの幅方向寸法が剥離紙 301dの幅方向寸法よりも小さくなるの で、上記はみ出し部 301c2がカートリッジ 100内において第 1ロール 102配置部の側 壁へ誤粘着するのも防止できる。
[0157] 以上の結果、第 1ロール 102からの基材テープ 301の繰り出し性を良好に維持する ことができる。
[0158] なお、上記本発明の第 1の実施形態は、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範 囲内で、種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
[0159] (1 1)ベースフィルムと無線タグ回路素子との間に粘着層を有する場合
図 12は本変形例の基材テープ (タグテープ) 301 Aを卷きまわした場合の径方向に 隣接する 2つの基材テープ 301Aの積層構造を表した横断面図であり、上記実施形 態の図 10に相当する図である。図 10と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説 明を省略する。
[0160] 図 12において、本変形例の基材テープ 301Aが上記実施形態における基材テー プ 301と相違する点は、基材テープ 301ではベースフィルム 301bの裏側に無線タグ 回路素子 Toの IC回路部 151がー体的に設けられ、その表面にアンテナ 152が印刷 等により形成されていたのに対し、本変形例の基材テープ 301Aではベースフィルム 301bの裏側(図 12中下側)に無線タグ回路素子 To定置用の粘着層(定置用粘着剤
層) 301eが設けられ、この粘着層 301eにより無線タグ回路素子 Toがベースフィルム 301bに接着されている点である。
[0161] 粘着層 301eは、ベースフィルム 301bの裏側に無線タグ回路素子 Toを接着するた めにベースフィルム 301b裏側のほぼ全面に設けられ、その幅方向寸法は粘着層 30 la、ベースフィルム 301b、及び粘着層 301cとほぼ同等となるように形成されている。 そして、この粘着層 301eに対して無線タグ回路素子 Toを挟むようにして剥離紙 301 dを接着するための粘着層 301cが設けられる。その結果、これら粘着層 301eと粘着 層 301cとにより、無線タグ回路素子 Toが内包される。なお、これら粘着層 301eと粘 着層 301cとは強固に接着されるようになっており、基材テープ 301Aの製造時に粘 着層 301eと粘着層 301cとはほぼ一体的に付着した状態となる。そして、前述したよ うに最終的にラベル状に完成した無線タグラベル Tを所定の商品等に貼り付ける際 には、剥離紙 301dを基材テープ本体側 (粘着層 301c)カゝら剥がし、無線タグラベル Tは粘着層 301cにより当該商品等に接着されるようになっている。
[0162] 剥離紙 301dは、上記実施形態と同様に、その幅方向寸法が粘着層 301a、ベース フィルム 301b、粘着層 301e、及び粘着層 301cよりも大きくなるように形成されてい る。
[0163] 本変形例においても、基材テープ 301Aの製造時に粘着層 301cと剥離紙 301dと が両者の幅方向中心位置が多少ずれて積層された場合 (このずれた状態を図 12中 一点鎖線で示す)であっても、重ね巻きされるときの径方向に隣接する基材テープ 3 01Aの層の粘着層同士(すなわち粘着層 301cと粘着層 301a)の間に剥離紙 301d の幅方向端部を確実に介在させることが可能であるので、粘着層同士の誤着を防止 できる。
[0164] また、前述したように粘着層 301cはテープの幅方向端部より若干はみ出す可能性 がある力 本変形例における粘着層 301eについても無線タグ回路素子 Toの接着の ために比較的厚く形成されることから粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出 す可能性がある(これら粘着層 301c, 301eのはみ出した状態を図 12中破線で示す )。本変形例によれば、このはみ出した状態で上記位置ずれが生じた場合であっても 、剥離紙 301dの幅方向端部 301dlを間に確実に介在させることができるので誤粘
着を防止できる。
[0165] さらに、粘着層 301c, 301eの幅方向寸法が剥離紙 301dの幅方向寸法よりも小さ くなるので、上記のはみ出し部 301c2, 301e2がカートリッジ 100内において第 1口 ール 102配置部の側壁へ誤粘着するのを防止できる。
[0166] 以上の結果、第 1ロール(タグテープロール) 102Aからの基材テープ 301Aの繰り 出し性を良好に維持することができるという上記実施形態と同様の効果を得ることが できる。
[0167] なお、上記変形例では、粘着層 301eをベースフィルム 301b裏側のほぼ全面に設 けるようにした力 これに限られず、ベースフィルム 301bの裏側における無線タグ回 路素子 Toとの接着部分のみに設けるようにしてもよい。また、上記変形例では粘着 層 301eと粘着層 301cとを別々に形成するようにした力 これら粘着層 301e, 301c を 1つの粘着層として基材テープを構成するようにしてもょ 、。
[0168] (1 2)貼り合わせを行わない場合
すなわち、上記実施形態のように、無線タグ回路素子 Toを備えた基材テープ 301 とは別のカバーフィルム 103に印字を行ってこれらを貼り合わせるのではなぐ感熱 テープに備えられたベースフィルムに印字を行う無線タグ回路素子カートリッジに本 発明を適用した場合である。
[0169] 図 13は、この変形例のカートリッジ 10( の詳細構造を説明するための説明図で あり、前述の図 3に対応する図である。図 3と同等の部分には同一の符号を付し、適 宜説明を省略する。
[0170] 図 13において、カートリッジ 10( は、感熱テープ(タグテープ) 301Bが卷回され た第 1ロール(タグテープロール) 102Bと、感熱テープ 301Bをカートリッジ 100' 外 部方向にテープ送りをするテープ送りローラ 107' と、感熱テープ 301Bの搬送方向 を転向させつつ搬送を行うガイドローラ 120とを有して 、る。
[0171] 第 1ロール 102Bは、リール部材 102Baの周りに、長手方向に複数の上記無線タグ 回路素子 Toが順次形成された帯状の(例えば無線タグ回路素子 Toが印字側から見 えな 、よう所定の色に着色された)上記感熱テープ 301Bを卷回して 、る。
[0172] 第 1ロール 102Bに巻き回される感熱テープ 301Bはこの例では 3層構造となってお
り(図 13中部分拡大図参照)、外側に巻かれる側(図 13中右側)よりその反対側(図 1 3中左側)へ向かって、 PET (ポリエチレンテレフタラート)等から成るベースフィルム( タグテープ基材層) 301Ba、適宜の粘着剤からなる粘着層(貼り付け用粘着剤層) 30 lBb、剥離紙 (剥離材層) 301Bcの順序で積層され構成されている。ベースフィルム 301Baの表側表面には熱により発色する感熱剤が塗布されている。
[0173] ベースフィルム 301Baの裏側には、情報を記憶する上記 IC回路部 151がー体的 に設けられており、ベースフィルム 301Baの裏側の表面には上記アンテナ 152が(こ の例では例えば印刷等により)形成されている。このベースフィルム 301Baの裏側に は、上記粘着層 301Bbによって上記剥離紙 301Bcが接着されている。なお、この剥 離紙 301Bcは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベル Tが所定の商品等に 貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層 301Bbにより当該商品等に接着でき るようにしたものである。
[0174] カートリッジ 10( が上記タグラベル作成装置 2のカートリッジホルダ部に装着され ローラホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、感熱テープ 301 Bが印字ヘッド 10とプラテンローラ 108との間に狭持されるとともに、テープ送りローラ 107' とサブローラ 109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ 23 (図 2参 照)の駆動力によるテープ送りローラ駆動軸 12の駆動に伴い、テープ送りローラ 107 ' 、サブローラ 109、及びプラテンローラ 108が同期して回転し、第 1ロール 102Bか ら感熱テープ 301Bが繰り出され、ガイドローラ 120で方向を転向された後、印字へッ ド 10側へと供給される。
[0175] 印字ヘッド 10は、その複数の発熱素子が上記印刷駆動回路 25 (図 2参照)により 通電され、これにより感熱テープ 301Bのベースフィルム 301Baの表面に印字が印 刷され、印字済タグラベル用テープ として形成された後、カートリッジ 10( 外 へと搬出される。なお、前述の実施形態のようなインクリボンを用いた印字としてもよ V、ことは言うまででもな!/、。
[0176] カートリッジ 10( 外へ搬出した後の、前述のアンテナ 14を介した無線タグ情報へ のアクセス (情報読み取り Z書き込み)、送出ローラ 17による搬送、カツタ 15による切 断等については上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
[0177] 図 14は上記第 1ロール 102Bの詳細な構造を表す概念的側面図であり、図 15は上 記第 1ロール 102Bの径方向に隣接する 2つの感熱テープ 301Bの積層構造を表す 図 14中 XV— XV' 面による横断面図である。この図 15に示すように、感熱テープ 30 1Bの剥離紙 301Bcは、その幅方向寸法がベースフィルム 301Ba及び粘着層 301B bよりも大きくなるように形成されて!ヽる。
[0178] 以上のような構成の本変形例においても、上記実施形態とほぼ同様の効果を得る ことができる。このことを、比較例を用いて以下に詳細に説明する。
[0179] 上記図 14及び図 15に示すように、ベースフィルム 301Ba、粘着層 301Bb、及び剥 離紙 301Bcからなる積層構造を備えた感熱テープ 301Bを卷回して第 1ロール (タグ テープロール) 102Bとすると、その積層構造がロールの径方向に重ね巻きされ、図 1 5に示すように径方向外側(図 15中上側)の感熱テープ層に含まれる粘着層 301 Bb とこれに対し径方向内側(図 15中下側)に隣接する感熱テープ層に含まれる粘着層 301Bbとの間に剥離紙 301Bc及びベースフィルム 301Baが介在することとなる。
[0180] ここで、前述したように、一般に粘着層 301Bbは無線タグ回路素子 Toの挿入配置 のために比較的厚く形成されることから、感熱テープ 301Bの製造時に剥離紙 301B cを粘着層 301Bbに貼り合わせたときにその厚く量の多い粘着層 301Bbの粘着剤が テープの幅方向端部よりその外方へ若干はみ出す可能性がある(このはみ出した状 態を図 15中破線で示す)。
[0181] このとき、例えば比較例として、上記ベースフィルム 301Ba及び粘着層 301Bbとほ ぼ同じ幅方向寸法の剥離紙 (剥離材層) 301Bc を有する感熱テープ 301B' を卷 きまわして感熱テープを構成する場合を考える。図 16は、この比較例における感熱 テープ 301B' を卷きまわした場合の径方向に隣接する 2つの感熱テープ 301B' の積層構造を表す横断面図であり、上記図 15に相当する図である。図 15と同等の 部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[0182] この図 16に示すように、本比較例の感熱テープ 301B' は、幅方向寸法がほぼ等 しく形成されたベースフィルム 301Ba、粘着層 301Bb、及び剥離紙 301B 力もな る積層構造を備えている。
[0183] このような構成である本比較例においては、感熱テープロールの製造時に、仮に、
径方向外側(図 16中上側)の感熱テープ 301 Bの層に含まれる粘着層 301 Bbの上 記したはみ出し部 301Bblとこれに対し径方向内側(図 16中下側)に隣接する感熱 テープ 301Bの層に含まれる粘着層 301Bbのはみ出し部 301Bblとの間に介在する 物がないため、図 16中矢印 Dで示すようにそれらはみ出し部 301Bbl, 301Bbl力 S 互いに貼り付く(=粘着剤同士の誤粘着が生じる)畏れがある。
[0184] 特に、感熱テープ 301B' の製造時に前述した粘着層 301Bbと剥離紙 301B と の中心位置ずれ (前述したような精度上の理由による中心位置ずれ。このずれた状 態を図 16中一点鎖線で示す)、本来剥離紙 301Bc で覆われるべき粘着層 301Bb の一部 301Bb2が露出する結果、上記はみ出し部 301Bbl, 301Bblが誤粘着を生 じる可能性が一層高くなる。
[0185] これに対し、本実施形態においては、図 15に示すように剥離紙 301Bcの幅方向寸 法をベースフィルム 301Ba及び粘着層 301Bbの幅方向寸法よりも大きく形成してい るので、径方向に隣接する感熱テープ層の上記粘着剤のはみ出し部 301Bbl同士 の間に剥離紙 301Bcの幅方向端部を確実に介在させて誤粘着が生じるのを防止す ることがでさる。
[0186] また、上記した製造時における粘着層 301Bbと剥離紙 301Bcとの幅方向中心位 置のずれが生じた場合 (このずれた状態を図 15中一点鎖線で示す)であっても、は み出し部 301Bbl同士の間に剥離紙 301Bcの幅方向端部 301Bclを確実に介在さ せて誤粘着を防止できる。
[0187] さらに、粘着層 301Bbの幅方向寸法が剥離紙 301Bcの幅方向寸法よりも小さくな るので、上記はみ出し部 301Bblがカートリッジ 10( 内において第 1ロール 102B 配置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。
[0188] 以上の結果、第 1ロール 102B力もの感熱テープ 301Bの繰り出し性を良好に維持 することができる。
[0189] なお、上記変形例では、印字ヘッド 10によりカートリッジ 10( の外方からベースフ イルム 301Baに当接させて印字を行った力 これに限られず、前述の実施形態と同 様、カートリッジ 10( の内方から印字を行ってもよい。
[0190] なお、以上説明した第 1の実施形態や上記(1 1)及び(1 2)の変形例の構成を
適宜部分的に組み合わせて構成してもよいことは言うまでもなぐこれらの場合も同様 の効果を得る。例えば、上記(1 2)の感熱テープ 301Bにおいて上記(1 1)のよう にベースフィルム 301Baと無線タグ回路素子 Toとの間に定置用の粘着層を有する 構成とした場合にも、同様の効果を得ることができる。
[0191] また、以上において、剥離紙 301d等の幅方向寸法と粘着層 301c等の幅方向寸法 との差(はみ出し量)については特に明示しなかったが、その差を次式に基づいて定 めるようにしてもよい。
d≥t
ここで、 dは剥離紙 301dが粘着層 301cからはみ出したはみ出し量、 tは基材テー プ 301のうち剥離紙 301d以外の部分の厚さ方向寸法である(図 17参照)。剥離材層 の端部は粘着剤層の端部より粘着剤層の厚み寸法より外側に位置するので粘着剤 層の端部が卷装による圧力などにより変形しても粘着剤が剥離材層より外側にはみ だすことを防止できる。これにより、剥離紙 301dがそれ以外の部分よりはみ出す幅方 向寸法を十分に確保でき、確実な誤粘着防止効果を得ることができる。
[0192] 本発明の第 2の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。第 1の実施形態と同等 の部分については同一の符号を用い、適宜説明を省略又は簡略化する。
[0193] 図 18は、本実施形態のタグテープロールを備えたタグラベル作成装置 2の詳細構 造を表す概念的構成図であり、図 19は、上記タグラベル作成装置 2に備えられた本 実施形態によるタグテープロールを備えたカートリッジ 100の詳細構造を説明するた めの説明図であり、それぞれ上記第 1実施形態の図 2及び図 3に相当する図である。
[0194] 図 18及び図 19において、本実施形態では、第 1ロール (本実施形態によるタグテ 一プロール) 102には、上記実施形態の基材テープ 301に代えてタグテープ 401が 卷回されており、第 2ロール (被印字テープロール) 104には上記タグテープ 401と略 同じ幅である透明な上記カバーフィルム 103が卷回されている。そして、テープ送り口 ーラ駆動軸 12は、カバーフィルム (被印字テープ) 103と帯状のタグテープ 401とを 貼り合わせつつ印字済タグラベル用テープ 110としてカートリッジ 100から繰り出すよ うになつている。
[0195] 第 1ロール 102は、リール部材 102aの周りに、長手方向に複数の無線タグ回路素
子 Toが所定の等間隔で連続的に順次形成された上記タグテープ 401を卷回してい る。タグテープ 401はこの例では 5層構造となっており(図 19中部分拡大図参照)、内 側に巻かれる側(図 19中右側)よりその反対側(図 19中左側)へ向力つて、適宜の粘 着剤からなる粘着層(貼り合わせ用粘着剤層) 401a、 PET (ポリエチレンテレフタラー ト)等力 成る色付きのベースフィルム(タグテープ基材層) 401b,上記ベースフィル ム 401bと略同一の色彩を備えた適宜の粘着剤カゝらなる粘着層(定置用粘着剤層) 4 01e、適宜の粘着剤からなり、上記ベースフィルム 401bと略同一の色彩を備えた粘 着層 (貼り付け用粘着剤層) 401c、剥離紙 (剥離材層) 401dの順序で積層され構成 されている。
[0196] ベースフィルム 401bの表側(図 19中右側)には、後にカバーフィルム 103を接着す るための上記粘着層 401aが形成され、ベースフィルム 40 lbの裏側(図 19中左側) には、上記粘着層 401eが形成されている。この粘着層 401eにより、情報を記憶する IC回路部 151及びこの IC回路部 151に接続され情報の送受信を行うアンテナ(タグ 側アンテナ) 152によって構成される無線タグ回路素子 Toがベースフィルム 401bに 接着されている。
[0197] また、粘着層 401eの裏側(図 19中左側)には、上記剥離紙 40 Idをベースフィルム 401bに接着するための上記粘着層 401cが無線タグ回路素子 Toを内包するように 設けられている。これら粘着層 401cと粘着層 401eとは強固に接着されるようになつ ており、タグテープ 401の製造時に粘着層 401c, 401eはほぼ一体的に付着した状 態となる。そして、最終的にラベル状に完成した無線タグラベル Tを所定の商品等に 貼り付ける際には、剥離紙 401dをタグテープ本体側 (粘着層 401c)から剥がし、無 線タグラベル Tが粘着層 401cにより当該商品等に接着されるようになっている。
[0198] なお、ここでは粘着層 401cを無線タグ回路素子 Toを内包するように粘着層 401e の裏側全面に設けている力 これに限られず、粘着層 401eの裏側における無線タグ 回路素子 To設置箇所以外の部分に設けるようにしてもょ 、。
[0199] 上記構成のカートリッジ 100においては、上記第 1実施形態と同様、カバーフィルム 103の裏面(=粘着層 401a側の面)に所定の文字、記号、バーコード等の印字尺が 印刷されるとともに、上記 5層構造のタグテープ 401と上記印刷が終了したカバーフィ
ルム 103とが上記圧着ローラ 107及びサブローラ 109により接着されて一体化され、 印字済タグラベル用テープ 110として形成され、カートリッジ 100外へと搬出される。
[0200] 以上において特記しない構成は上記第 1実施形態とほぼ同様である。本実施形態 の最も大きな特徴は、タグテープ 401の粘着層 401c及び剥離紙 401dからなる剥離 材テープ 401B (後述の図 20参照)の幅方向寸法を、タグテープ 401の粘着層 401a 、ベースフィルム 401b、及び粘着層 401eからなる基材テープ 401A (後述の図 20参 照)の幅方向寸法よりも大きくしたことにある。以下、その詳細について説明する。
[0201] 図 20は、上述のようにして無線タグ回路素子 Toの情報読み取り(又は書き込み)及 び印字済タグラベル用テープ 110の切断が完了し形成された無線タグラベル Tの外 観の一例を表す横断面図である。
[0202] この図 20において、無線タグラベル Tは、図 19に示した 5層構造にカバーフィルム 103が加わった 6層構造となっており、カバーフィルム 103側(図 20中上側)よりその 反対側(図 20中下側)へ向かって、カバーフィルム 103、粘着層 401a、ベースフィル ム 401b、粘着層 401e、粘着層 401c、及び剥離紙 401dから構成されている。そして 、前述のようにアンテナ 152を含む無線タグ回路素子 Toが粘着層 401eと粘着層 40 lcとの間に内包されるとともに、カバーフィルム 103の裏面に印字 Rが印刷されてい る。
[0203] このとき、本実施形態においては、図 20に示すように、基材テープ 401 A (粘着層 4 01a、ベースフィルム 401b、及び粘着層 401e)の幅方向寸法に対して剥離材テー プ 401B (粘着層 401c及び剥離紙 401d)の幅方向寸法を大きく形成し、これら基材 テープ 401 Aと剥離材テープ 401 Bとを接着してタグテープ 401を構成して!/ヽる。そし て、このように構成されたタグテープ 401の粘着層 401aに、剥離材テープ 401Bより も大きな幅方向寸法に形成されたカバーフィルム 103が接着されて、印字済タグラベ ル用テープ 110が形成される。
[0204] 上記のように構成した本実施形態にお!ヽては、タグラベル作成装置 2のカートリッジ 100から印刷済みタグラベル用テープ 110として取り出され搬送ガイド 13によってァ ンテナ 14に対向する所定位置 (アクセスエリア)に設定保持された無線タグ回路素子 Toに対し、順次アクセス (IC回路部 151の無線タグ情報の読み取り又は IC回路部 15
1への書き込み)が行われ、カツタ 15により各無線タグ回路素子 Toごとに切断されて 無線タグラベル Tが生成される。生成された無線タグラベル Tは、ユーザによって上 記剥離紙 401dが剥がされて粘着層 401cが露出された後、この粘着層 401cを介し 対象となる各種物品等に貼り付けられ使用される。
[0205] 以上説明した本実施形態により得られる効果を比較例を用いて以下に詳細に説明 する。
[0206] 図 21は上記第 1ロール 102の詳細な構造を表す概念的側面図であり、図 22は上 記第 1ロール 102の径方向に隣接する 2つのタグテープ 401の積層構造を表す図 21 中 P— P' 断面による横断面図である。
[0207] これら図 21及び図 22に示すように、粘着層 401a、ベースフィルム 401b、粘着層 4 01e、粘着層 401c、及び剥離紙 401dからなる積層構造を備えたタグテープ 401を 卷回して第 1ロール 102とすると、その積層構造がロールの径方向に重ね巻きされ、 図 22に示すように径方向外側(図 22中上側)のタグテープ 401の層に含まれる粘着 層 401eとこれに対し径方向内側(図 22中下側)に隣接するタグテープ 401の層に含 まれる粘着層 401aとの間に剥離材テープ 401B (粘着層 401c及び剥離紙 401d)が 介在することとなる。
[0208] ここで、タグテープロール 102の製造は、無線タグ回路素子 Toの無駄をなくしコスト 増大を防止する等の観点より、通常、ベースフィルム 401bに粘着層 401eを介し無線 タグ回路素子 Toを定置させ予め所定の幅に生成した基材テープ 401Aの粘着層 40 le側に剥離材テープ 401Bを貼り付け、これらを一対として径方向に幾重にも卷回し ていくことにより行われる(なお、剥離材テープ 401Bを一且基材テープ 401Aに貼り 付けた後は、剥離材テープ 401B側の粘着層 401cは基材テープ 401A側の粘着層 401eに付着し、前述したように剥離紙 401dのみが剥離可能となる)。し力しながらこ の場合、基材テープ 401Aに剥離材テープ 401Bを貼り付けるときに、両者の幅方向 中心位置が一致するように位置決めを行ったとしても、その作業を行う装置の精度上 、多少の中心位置のずれが生じる可能性がある。
[0209] このとき、例えば比較例として、上記基材テープ 401Aにほぼ同じ幅方向寸法の剥 離材テープ 401B' を組み合わせてなるタグテープ 40 / を卷きまわしてタグテープ
ロールを構成する場合を考える。図 23は、この比較例におけるタグテープ 401' を 巻きまわしたタグテープロールの径方向に隣接する 2つのタグテープ 401/ の積層 構造を表す横断面図であり、上記図 22に相当する図である。図 22と同等の部分に は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[0210] この図 23に示すように、本比較例のタグテープ 401' は、幅方向寸法がほぼ等しく 形成された粘着層 401a、ベースフィルム 401b、粘着層 401e、粘着層 401 、及 び剥離紙 401cT カゝらなる積層構造を備えている。
[0211] このような構成の本比較例において、タグテープロールの製造時に、仮に、上記し た精度上の理由による基材テープ 401Aと剥離材テープ 401B' との中心位置ずれ が生じたとすると (このずれた状態を図 23中一点鎖線で示す)、本来剥離材テープ 4 01B' で覆われるべき基材テープ 401A側の粘着層 401eの一部 401elが露出す る結果、径方向外側(図 23中上側)のタグテープ 40 の層に含まれる粘着層 401e (一部 401el)とこれに対し径方向内側(図 23中下側)に隣接するタグテープ 401' の層に含まれる粘着層 401aとが互いに貼り付く(=粘着剤同士の誤粘着が生じる) 可能性がある。
[0212] また、この図 23ではタグテープ 401/ の各層をほぼ同等の厚さとして図示している 力 一般に粘着層 401eは無線タグ回路素子 Toの接着のために比較的厚く形成され ることから、剥離材テープ 401B' を基材テープ 401Aに貼り合わせたときにその厚く 量の多い粘着層 401eの粘着剤がテープの幅方向端部よりその外方へ若干はみ出 す可能性がある(このはみ出した状態を図 23中破線で示す)。このように粘着剤がテ ープより幅方向外方へはみ出した状態で、仮に上記したような精度上の理由による 基材テープ 401Aと剥離材テープ 401B' との中心位置ずれが生じると、上記誤粘 着が生じる可能性が一層高くなる。
[0213] さらにこのように粘着剤がテープの幅方向端部よりはみ出すと、そのはみ出し部 40 le2がカートリッジ 100内において第 1ロール 102配置部の側壁面に当接してこれに 貼り付く(=側壁への誤粘着)可能性もある。
[0214] 以上のような現象が発生した場合、第 1ロール 102からタグテープ 401/ が容易に 繰り出せなくなる畏れがある。
[0215] これに対し、本実施形態においては、図 22に示すように剥離材テープ 401Bの幅 方向寸法を基材テープ 401Aの幅方向寸法よりも大きく形成しているので、仮に上記 したように製造時に基材テープ 401Aと剥離材テープ 401Bの幅方向中心位置が多 少ずれて積層された場合 (このずれた状態を図 22中一点鎖線で示す)であっても、 径方向に隣接するタグテープ層の粘着層同士 (すなわち粘着層 401eと粘着層 401 a)の間に、剥離材テープ 401Bの幅方向端部を確実に介在させることができる。これ により、粘着層 401eと粘着層 401aとが互いに貼り付く(=粘着剤同士の誤粘着が生 じる)のを防止することができる。
[0216] また、上記したように無線タグ回路素子 Toを接着するために比較的厚く量の多くな つた粘着層 401eの粘着剤がテープの幅方向端部より若干はみ出した状態 (このは み出した状態を図 22中破線で示す)で基材テープ 401 Aと剥離材テープ 401 Bとの 中心位置ずれが生じた場合であっても、そのはみ出し量を考慮に入れて剥離材テー プ 401 Bの幅方向寸法を大きく形成しておくことにより、粘着層 401 eのはみ出し部 40 le2と粘着層 401aとの間に剥離材テープ 401Bの幅方向端部 401B1を確実に介在 させて誤粘着を防止できる。
[0217] さらに、粘着層 401eの幅方向寸法が剥離材テープ 401Bの幅方向寸法よりも小さ くなるので、上記はみ出し部 401e2がカートリッジ 100内において第 1ロール 102配 置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。
[0218] 以上の結果、第 1ロール 102からのタグテープ 401の繰り出し性を良好に維持する ことができる。
[0219] また本実施形態においては、前述したように、剥離材テープ 401Bの粘着層 401c の色彩を基材テープ 401Aのベースフィルム 401bと略同一の色彩とする。すなわち 、本実施形態においては、剥離材テープ 401Bの幅方向寸法を基材テープ 401Aよ りも広く形成することから、剥離材テープ 401 Bの粘着層 401 cのうち基材テープ 401 Aより幅が広い部分は基材テープ 401Aの幅方向端部からはみ出て露出することと なるが、上記のように粘着層 401cの色彩をベースフィルム 401bと略同一とすること により、ユーザから見て、基材テープ 401Aの色(すなわちベースフィルム 401bの色 )と、この基材テープ 401Aの幅方向寸法からはみ出た粘着層 401cの色とをほぼ同
じとすることができる。これにより、無線タグラベル Tとなったときの上記はみ出し部分 における色合いの違和感を確実になくすことができる。
[0220] また前述のように無線タグ回路素子 Toを配置するために比較的厚く量の多くなつた 粘着剤層 401eについても、貼り合わせたときその厚く量の多い粘着剤がテープの幅 方向端部よりその外方へ若干はみ出した場合に備え、基材テープ 401Aの色 (すな わちベースフィルム 401bの色)とほぼ同じ色としておくことで、上記同様、上記はみ 出し部分における色合いの違和感を確実になくすことができる。
[0221] さらに本実施形態においては、前述したように、カバーフィルム 103の幅方向寸法 を、基材テープ 401Aよりも幅の大きな剥離材テープ 401Bよりもさらに大きく形成す る。このように、カバーフィルム 103の幅方向寸法を最も大きくすることにより、タグテ ープ 401にカバーフィルム 103を貼り合わせた際に、カバーフィルム 103の幅方向端 部より基材テープ 401A及び剥離材テープ 401Bがはみ出すのを防止でき、ユーザ 力も見て視覚的に違和感のな 、美し 、印字付き無線タグラベル Tを作成することが できる。
[0222] なお、上記本発明の第 2の実施形態は、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範 囲内で、種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
[0223] (2— 1)貼り合わせを行わない場合
すなわち、上記実施形態のように、無線タグ回路素子 Toを備えたタグテープ 401と は別のカバーフィルム 103に印字を行ってこれらを貼り合わせるのではなぐ感熱テ ープに備えられたベースフィルムに印字を行う無線タグ回路素子カートリッジに本発 明を適用した場合である。
[0224] 図 24は、この変形例のカートリッジ 10( の詳細構造を説明するための説明図で あり、前述の図 19に対応する図である。図 19と同等の部分には同一の符号を付し、 適宜説明を省略する。
[0225] 図 24において、カートリッジ 10( は、感熱テープ(タグテープ) 401— 1が卷回さ れた第 1ロール(タグテープロール) 102' と、感熱テープ 401— 1をカートリッジ 100 ' 外部方向にテープ送りをするテープ送りローラ 10 と、感熱テープ 401— 1の搬 送方向を転向させつつ搬送を行うガイドローラ 120とを有している。
[0226] 第 1ロール 102' は、リール部材 102' aの周りに、長手方向に複数の上記無線タ グ回路素子 Toが順次形成された帯状の(例えば無線タグ回路素子 Toが印字側から 見えないよう所定の色に着色された)上記感熱テープ 401— 1を卷回している。
[0227] 第 1ロール 102' に巻き回される感熱テープ 401— 1はこの例では 4層構造となつ ており(図 24中部分拡大図参照)、外側に巻かれる側(図 24中右側)よりその反対側 (図 24中左側)へ向かって、 PET (ポリエチレンテレフタラート)等から成るベースフィ ルム(タグテープ基材層) 401— la、上記ベースフィルム 401— laと略同一の色彩を 備えた適宜の粘着剤からなる粘着層(定置用粘着剤層) 401— le、適宜の粘着剤か らなり、上記ベースフィルム 401— laと略同一の色彩を備えた粘着層(貼り付け用粘 着剤層) 401— lb、及び剥離紙 (剥離材層) 401— lcの順序で積層され構成されて いる。ベースフィルム 401— 1 aの表側表面には熱により発色する感熱剤が塗布され ている。
[0228] ベースフィルム 401— laの裏側には、上記粘着層 401— leが形成されている。こ の粘着層 401— leにより、情報を記憶する IC回路部 151及びこの IC回路部 151に 接続され情報の送受信を行うアンテナ(タグ側アンテナ) 152によって構成される無 線タグ回路素子 Toがベースフィルム 401— laに接着されて!、る。
[0229] また、粘着層 401— leの裏側(図 24中左側)には、上記剥離紙 401— lcをベース フィルム 401— laに接着するための上記粘着層 401— lbが無線タグ回路素子 Toを 内包するように設けられている。これら粘着層 401— lbと粘着層 401— leとは強固 に接着されるようになっており、感熱テープ 401— 1の製造時に粘着層 401— lb, 4 01— leはほぼ一体的に付着した状態となる。そして、最終的にラベル状に完成した 無線タグラベル Tを所定の商品等に貼り付ける際には、剥離紙 401— lcを感熱テ一 プ側本体 (粘着層 401— lb)力も剥がし、無線タグラベル Tが粘着層 401— lbにより 当該商品等に接着されるようになっている。
[0230] カートリッジ 10( が上記タグラベル作成装置 2のカートリッジホルダ部に装着され ローラホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、感熱テープ 401 —1が印字ヘッド 10とプラテンローラ 108との間に狭持されるとともに、テープ送り口 ーラ 107' とサブローラ 109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ 23 (図
18参照)の駆動力によるテープ送りローラ駆動軸 12の駆動に伴い、テープ送りロー ラ 107' 、サブローラ 109、及びプラテンローラ 108が同期して回転し、第 1ロール 10 2Bから感熱テープ 401— 1が繰り出され、ガイドローラ 120で方向を転向された後、 印字ヘッド 10側へと供給される。
[0231] 印字ヘッド 10は、その複数の発熱素子が上記印刷駆動回路 25 (図 18参照)により 通電され、これにより感熱テープ 401— 1のベースフィルム 401— laの表面に印字が 印刷され、印字済タグラベル用テープ 11( として形成された後、カートリッジ 10( 外へと搬出される。なお、前述の実施形態のようなインクリボンを用いた印字としても ょ 、ことは言うまででもな 、。
[0232] カートリッジ 10( 外へ搬出した後の、前述のアンテナ 14を介した無線タグ情報へ のアクセス (情報読み取り Z書き込み)、送出ローラ 17による搬送、カツタ 15による切 断等については上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
[0233] 図 25は上記第 1ロール 102' の詳細な構造を表す概念的側面図であり、図 26は 上記第 1ロール 102^ の径方向に隣接する 2つの感熱テープ 401 - 1の積層構造を 表す図 25中 Q— Q' 断面による横断面図である。この図 26に示すように、感熱テ一 プ 401— 1の粘着層 401 - lb及び剥離紙 401— lcからなる剥離材テープ 401— 1B は、その幅方向寸法が、感熱テープ 401— 1のベースフィルム 401— la及び粘着層 401— leからなる基材テープ 401Aよりも大きくなるように形成されている。
[0234] 以上のような構成の本変形例においても、上記実施形態とほぼ同様の効果を得る ことができる。このことを、比較例を用いて以下に詳細に説明する。
[0235] 上記図 25及び図 26に示すように、基材テープ 401—1 A及び剥離材テープ 401— 1B力もなる積層構造を備えた感熱テープ 401— 1を卷回して第 1ロール (タグテープ ロール) 102' とすると、その積層構造がロールの径方向に重ね巻きされ、図 26に示 すように径方向外側(図 26中上側)の感熱テープ 401— 1の層に含まれる粘着層 40 1 - leとこれに対し径方向内側(図 26中下側)に隣接する感熱テープ 401— 1の層 に含まれる粘着層 401— leとの間に剥離材テープ 401— 1B及びベースフィルム 40 1—1 aが介在することとなる。
[0236] ここで、前述したように、一般に粘着層 401— leは無線タグ回路素子 Toの接着の
ために比較的厚く形成されることから、剥離材テープ 401— 1Bを基材テープ 401— 1Aに貼り合わせたときにその厚く量の多い粘着層 401 - leの粘着剤がテープの幅 方向端部よりその外方へ若干はみ出す可能性がある(このはみ出した状態を図 26中 破線で示す)。
[0237] このとき、例えば比較例として、基材テープ 401— 1Aとほぼ同じ幅方向寸法の剥離 材テープ 401 を有する感熱テープ 401—!/ を巻きまわして感熱テープロー ルを構成する場合を考える。図 27は、この比較例における感熱テープ 401— を 巻きまわした感熱テープロールの径方向に隣接する 2つの感熱テープ 401—!/ の 積層構造を表す横断面図であり、上記図 26に相当する図である。図 26と同等の部 分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[0238] この図 27に示すように、本比較例の感熱テープ 401—!/ は、幅方向寸法がほぼ 等しく形成されたベースフィルム 401— la、粘着層 401— le、粘着層 401— lW 、 及び剥離紙 401—1 カゝらなる積層構造を備えている。
[0239] このような構成である本比較例においては、感熱テープロールの製造時に、仮に、 径方向外側(図 27中上側)の感熱テープ 401— 1' の層に含まれる粘着層 401— 1 eの上記したはみ出し部 401— leiとこれに対し径方向内側(図 27中下側)に隣接す る感熱テープ 401— 1' の層に含まれる粘着層 401— leのはみ出し部 401— leiと の間に介在する物がないため、図 27中矢印 Dで示すようにそれらはみ出し部 401— lei, 401— leiが互いに貼り付く(=粘着剤同士の誤粘着が生じる)可能性がある
[0240] 特に、感熱テープ 401— 1' の製造時に前述した基材テープ 401— 1Aと剥離材テ ープ 401— 1 B' との中心位置ずれ (前述したような精度上の理由による中心位置ず れ。このずれた状態を図 27中一点鎖線で示す)が生じると、本来剥離紙 401— 1B' で覆われるべき粘着層 401— leの一部 401— le2が露出する結果、上記はみ出し 部 401— lei, 401— leiが誤粘着を生じる可能性が一層高くなる。
[0241] これに対し、本実施形態においては、図 26に示すように剥離材テープ 401— 1Bの 幅方向寸法を基材テープ 401— 1Aの幅方向寸法よりも大きく形成しているので、径 方向に隣接する感熱テープ 401 1の層の上記粘着剤のはみ出し部 401— 1 e 1同
士の間に剥離材テープ 401— 1Bの幅方向端部を確実に介在させて誤粘着が生じる のを防止することができる。
[0242] また、仮に上記した製造時における基材テープ 401— 1Aと剥離材テープ 401— 1
Bとの幅方向中心位置のずれが生じた場合 (このずれた状態を図 26中一点鎖線で 示す)であっても、はみ出し部 401— lei同士の間に剥離紙 401— 1Bの幅方向端部
401— 1B1を確実に介在させて誤粘着を防止できる。
[0243] さらに、粘着層 401— leの幅方向寸法が剥離材テープ 401— 1Bの幅方向寸法よ りも小さくなるので、上記はみ出し部 401— leiがカートリッジ 10( 内において第 1 ロール 102' 配置部の側壁へ誤粘着するのも防止できる。
[0244] 以上の結果、第 1ロール 102^ 力もの感熱テープ 401— 1の繰り出し性を良好に維 持することができる。
[0245] また、前述したように剥離材テープ 401— 1Bの粘着層 401— lbの色彩を基材テー プ 401— 1 Aのベースフィルム 401— laと略同一の色彩とするので、上記実施形態と 同様に、無線タグラベル Tとなったときのはみ出し部分における色合いの違和感をな くすことができるという効果も得ることができる。
[0246] また前述のように無線タグ回路素子 Toを配置するために比較的厚く量の多くなつた 粘着剤層 401— leについても、貼り合わせたときその厚く量の多い粘着剤がテープ の幅方向端部よりその外方へ若干はみ出した場合に備え、ベースフィルム 401— la の色)とほぼ同じ色としておくことで、上記同様、上記はみ出し部分における色合いの 違和感を確実になくすことができる。
[0247] なお、上記変形例では、印字ヘッド 10によりカートリッジ 10( の外方からベースフ イルム 401Baに当接させて印字を行った力 これに限られず、前述の実施形態と同 様、カートリッジ 10( の内方から印字を行ってもよい。
[0248] (2- 2)中間層テープを設ける場合
図 28は本変形例におけるタグテープロールの径方向に隣接する 2つのタグテープ 401〃の積層構造を表す横断面図である。
[0249] この図 28に示すように、本変形例のタグテープ 401 は、粘着層 401a、ベースフィ ルム 401b、及び粘着層 401eからなる基材テープ 401Aと、粘着層 401c及び剥離
紙 401dからなる剥離材テープ 401Bとの間に、粘着層 401f及びベースフィルム 401 gからなる中間層テープ(中間テープ層) 401Cを備えて 、る。この中間層テープ 401 Cは、例えば基材テープ 401Aのベースフィルム 401bを透明に構成し、中間層テー プ 401Cのベースフィルム 401gを色つきとすることで、無線タグラベル Tのテープ色 をこの中間層テープ 401Cにより種々変更するような場合に用いられるものである。
[0250] 中間層テープ 401Cは、基材テープ 401Aとほぼ同じ幅方向寸法に形成されており 、その粘着層 401fが基材テープ 401Aの粘着層 401eに対して無線タグ回路素子 T 0を内包するように接着される。また、中間層テープ 401Cのベースフィルム gの裏側( 図 28中下側)には、剥離材テープ 401Bの粘着層 401cが接着される。
[0251] 上記構成のタグテープ 401 を卷回してタグテープロールとすると、その積層構造 力 一ルの径方向に重ね巻きされ、図 28に示すように径方向外側(図 28中上側)の タグテープ 401〃 の層に含まれる粘着層 401 eとこれに対し径方向内側(図 28中下 側)に隣接するタグテープ 401 の層に含まれる粘着層 401eとの間に中間層テー プ 401C、剥離材テープ 401B、及び粘着層 401a及びベースフィルム 401bが介在 することとなる。
[0252] ここで、前述したように、一般に粘着層 401eは無線タグ回路素子 Toの接着のため に比較的厚く形成されることから、中間層テープ 401Cを基材テープ 401Aに貼り合 わせたときにその厚く量の多い粘着層 401eの粘着剤がテープの幅方向端部よりそ の外方へ若干はみ出す可能性がある(このはみ出した状態を図 28中破線で示す)。
[0253] このとき、特に図面を用いて説明はしないが、例えば比較例として、基材テープ 40 1A及び中間層テープ 401Cとほぼ同じ幅方向寸法の剥離材テープを有するタグテ 一プを卷きまわしてタグテープロールを構成する場合を考えると、径方向外側のタグ テープの層に含まれる粘着層 401eの上記したはみ出し部 401e2とこれに対し径方 向内側に隣接するタグテープの層に含まれる粘着層 401eのはみ出し部 401e2との 間に介在する物がないため、それらはみ出し部 401e2, 401e2が互いに貼り付く(= 粘着剤同士の誤粘着が生じる)可能性がある。特に、タグテープの製造時に前述し た基材テープ 401 A及び中間層テープ 401 Cと剥離材テープとの中心位置ずれ (前 述したような精度上の理由による中心位置ずれ)が生じると、上記はみ出し部 401e2
, 401e2が誤粘着を生じる可能性が一層高くなる。
[0254] これに対し、本変形例においては、図 28に示すように剥離材テープ 401Bの幅方 向寸法を基材テープ 401 A及び中間層テープ 401 Cの幅方向寸法よりも大きく形成 しているので、径方向に隣接するタグテープ 401 の層の上記粘着剤のはみ出し部 401e2同士の間に剥離材テープ 401Bの幅方向端部を確実に介在させて誤粘着が 生じるのを防止することができる。
[0255] また、仮に上記した製造時における基材テープ 401A及び中間層テープ 401Cと 剥離材テープ 401Bとの幅方向中心位置のずれが生じた場合 (このずれた状態を図 28中一点鎖線で示す)であっても、はみ出し部 401e2同士の間に剥離紙 401Bの幅 方向端部 401B1を確実に介在させて誤粘着を防止でき、さらに上記はみ出し部 40 le2がカートリッジ 100内において第 1ロール 102配置部の側壁へ誤粘着するのも防 止できる。
[0256] 以上の結果、本変形例においても、第 1ロール 102からのタグテープ 401 の繰り 出し性を良好に維持することができる。
[0257] なお、以上説明した本発明の第 2の実施形態や上記(2— 1)及び (2— 2)の変形例 の構成を適宜部分的に組み合わせて構成してもよいことは言うまでもなぐこれらの 場合も同様の効果を得る。
[0258] さらに、以上第 1及び第 2実施形態及びその変形例において、カートリッジ 100, 10 0' 等のような無線タグ情報通信装置本体側に着脱可能なものに限られず、装置本 体側に着脱不能の 、わゆる据え付け型あるいは一体型のものを用い、その中に上記 第 1ロール 102等を設けてもよい。この場合も同様の効果を得る。
[0259] またさらに、以上においては、タグラベル作成装置 2は、無線タグ回路素子 Toの IC 回路部 151から無線タグ情報の読み取り又は書き込みを行うと共に、サーマルヘッド 10によってその無線タグ回路素子 Toを識別するための印刷(印字)を行うものであつ た力 この印刷は必ずしも行われなくともよぐ無線タグ情報の読み取り又は書き込み のみを行うものであっても構わな 、。
[0260] 以下、本発明の第 3の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。第 1の実施形態 と同等の部分については同一の符号を用い、適宜説明を省略又は簡略ィ匕する。
[0261] 図 29は、本実施形態のタグテープロールを備えたタグラベル作成装置 2の詳細構 造を表す概念的構成図であり、図 30は、上記タグラベル作成装置 2に備えられた本 実施形態によるタグテープロールを備えたカートリッジ 100の詳細構造を説明するた めの説明図であり、それぞれ上記第 1実施形態の図 2及び図 3、上記第 2実施形態の 図 18及び図 19に相当する図である。
[0262] 図 29及び図 30において、タグラベル作成装置 2のカートリッジホルダ部(図示せず )にカートリッジ (無線タグ回路素子カートリッジ) 100が着脱可能に取り付けられてい る。装置本体 8には、上記第 1及び第 2実施形態と同様、筐体 9、印字ヘッド (サーマ ルヘッド) 10、テープ送りローラ駆動軸 12、アンテナ 14、カツタ 15、搬送ガイド 13、送 出ローラ 17、排出センサ 18、高周波回路 21、信号処理回路 22、カートリッジ用モー タ 23、カートリッジ駆動回路 24、印刷駆動回路 25、ソレノイド 26、ソレノイド駆動回路 27、送出ローラ用モータ 28、送出ローラ駆動回路 29、制御回路 30を有する。
[0263] カートリッジ 100は、タグテープとしての感熱テープ 501が卷回された感熱テープ口 ール(タグテープロール) 102と、感熱テープ 501をカートリッジ 100外部方向にテー プ送りをするテープ送りローラ 107と、感熱テープ 501の搬送方向を転向させつつ搬 送を行うガイドローラ 120とを有している。
[0264] 感熱テープロール 102は、リール部材 102aの周りに(言い換えればテープ長手方 向と略直交する軸の周りに)、長手方向に複数の上記無線タグ回路素子 Toが順次形 成された帯状の (例えば無線タグ回路素子 Toが印字側力 見えないよう所定の色に 着色された)上記感熱テープ 501を卷回している。
[0265] 感熱テープロール 102に巻き回される感熱テープ 501はこの例では 4層構造となつ ており(図 30中部分拡大図参照)、外側に巻かれる側(図 30中右側)よりその反対側 (図 30中左側)へ向かって、 PET (ポリエチレンテレフタラート)等から成るベースフィ ルム (タグテープ基材層) 501a,適宜の粘着剤からなる第 1粘着層(定置用粘着剤層 ) 501b、適宜の粘着剤からなる第 2粘着層 (貼り付け用粘着剤層) 501c,剥離紙 (剥 離材層) 501dの順序で積層され構成されている。
[0266] ベースフィルム 501aの表側表面には熱により発色する感熱剤が塗布されている。
またベースフィルム 501aの裏側には、上記第 1粘着層 501bを介し、情報を記憶する
上記 IC回路部 151及び上記アンテナ 152が設けられて 、る。
[0267] 剥離紙 501dは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベル Tが所定の商品等 に貼り付けられる際に、これを剥がすことで第 2粘着層 501cにより当該商品等に接着 できるようにしたものである。
[0268] テープ送りローラ 107は、カートリッジ 100外に設けた例えばパルスモータである上 記カートリッジ用モータ 23 (前述の図 29参照)の駆動力が上記テープ送りローラ駆動 軸 12に伝達されることによって回転駆動される。
[0269] カートリッジ 100が上記タグラベル作成装置 2のカートリッジホルダ部に装着され口 ーラホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、感熱テープ 501が 印字ヘッド 10とプラテンローラ 108との間に狭持されるとともに、テープ送りローラ 10 7とサブローラ 109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ 23 (図 29参照) の駆動力によるテープ送りローラ駆動軸 12の駆動に伴い、テープ送りローラ 107、サ ブローラ 109、及びプラテンローラ 108が同期して回転し、感熱テープロール 102か ら感熱テープ 501が繰り出され、ガイドローラ 120で方向を転向された後、印字ヘッド 10側へと供給される。
[0270] 印字ヘッド 10は、その複数の発熱素子が上記印刷駆動回路 25 (図 29参照)により 通電され、これにより感熱テープ 501のベースフィルム 501aの表面に印字が印刷さ れ、印字済タグラベル用テープ 110として形成された後、カートリッジ 100外へと搬出 される。なお、インクリボンを用いた印字としてもよい。
[0271] 以上において特記しない構成は上記第 1又は第 2実施形態とほぼ同様である。本 実施形態の最も大きな特徴は、感熱テープ 501を構成するベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、第 2粘着層 501c、剥離紙 501dの幅方向寸法関係にある。以下、そ の詳細について説明する。
[0272] 図 31は、上述のようにして無線タグ回路素子 Toの情報読み取り(又は書き込み)及 び印字済タグラベル用テープ 110の切断が完了し形成された無線タグラベル Tの外 観の一例を表す横断面図である。
[0273] これら図 31において、無線タグラベル Tは、図 30を用いて前述したように 4層構造と なっており、図 31中上側よりその反対側へ向力つて、テープ長手方向(図 31中紙面
に向力つて垂直方向)と交差する幅方向(図 31中左右方向、以下同様)の寸法力 で あるベースフィルム 501a、幅方向寸法力 ¾である第 1粘着層 501b、幅方向寸法が d である第 2粘着層 501 c、幅方向寸法が eである剥離紙 501 dで 4層を構成して!/、る。 このとき、これら幅方向寸法 a, b, d, eの間には、 a≥b力つ a≥d、及び e≥bかつ e≥ dの関係が成立して 、る(図 31に示した例は、等号でな 、不等号の状態を表して!/、る ) o言い換えれば、ベースフィルム 501aは、その幅方向寸法 aが、必ず第 1粘着層 50 lb及び第 2粘着層 501cのいずれよりも大きいか少なくとも等しくなるように構成され ており、同様に、剥離紙 501dについても、その幅方向寸法 eが、必ず第 1粘着層 50 lb及び第 2粘着層 501cのいずれよりも大きいか少なくとも等しくなるように構成され ている。さらにこの例では特に、 e >a、すなわち剥離紙 501dの幅方向寸法 eはべ一 スフイルム 501aの幅方向寸法より大きくなるように(言い換えれば、第 1粘着層 501b 及び第 2粘着層 501cを含みすベての層のうち最大の幅方向寸法となるように)構成 されている。
[0274] そして、前述のように無線タグ回路素子 Toが第 1粘着層 501bと第 2粘着層 501cと の間に挟まれるように備えられているとともに、ベースフィルム 501aの表面に印字 R が印刷されている。
[0275] また本実施形態の別の特徴として、剥離紙 50 Idの離型処理がある。前述したよう に、剥離紙 501dは無線タグラベル Tが所定の商品等に貼り付けられる際にこれを剥 がすものであるため、第 2粘着層 501c側(図 31中の上側)の表面は、剥がしやすい ように例えばシリコンやフッ素コーティング等力もなる公知の離型処理 xlがなされて いる。本実施形態の感熱テープ 501では、これにカ卩え、剥離紙 501dの上記第 2粘着 層 501 c側と反対側(図 31中の下側)の表面にも、上記と同様の(但し離型処理 X 1と 物性の異なる処理でもよ ヽ)離型処理 χ2がなされて ヽる。
[0276] 上記のように構成した本実施形態にお!ヽては、タグラベル作成装置 2のカートリッジ 100から印刷済みタグラベル用テープ 110として取り出され搬送ガイド 13によってァ ンテナ 14に対向する所定位置 (アクセスエリア)に設定保持された無線タグ回路素子 Toに対し、順次アクセス (IC回路部 151の無線タグ情報の読み取り又は IC回路部 15 1への書き込み)が行われ、カツタ 15により各無線タグ回路素子 Toごとに切断されて
無線タグラベル Tが生成される。生成された無線タグラベル Τは、ユーザによって上 記剥離紙 501dが剥がされて第 2粘着層 501cが露出された後、この第 2粘着層 501 cを介し対象となる各種物品等に貼り付けられ使用される。
[0277] 以上説明したように、本実施形態では、感熱テープ 501において、第 1粘着層 501 bの幅方向寸法 bや第 2粘着層 501 cの幅方向寸法 dを、ベースフィルム 501 aの幅方 向寸法 a及び剥離紙 501dの幅方向寸法 eと同じかそれより小さくする。このように粘 着層 501b, 501cの寸法を制限することにより、少なくとも粘着剤がベースフィルム 50 laや剥離紙 501dからテープ幅方向外側にはみ出すのを防止できる。またこれにより 、ユーザが感熱テープ 501やこれより製造した無線タグラベル Tを取り扱うときに粘着 剤が手についたり、あるいは貼り付ける際に他の物についたり、さらにはほこりや汚れ がそのはみ出した粘着剤に付着したりするということがなくなる。特に、本実施形態で は、第 1粘着層 501aの幅方向寸法 bや第 2粘着層 501cの幅方向寸法 dを、ベースフ イルム 501 aの幅方向寸法 a及び剥離紙 501 dの幅方向寸法 eよりも小さくして ヽるの で、粘着剤がベースフィルム 501aや剥離紙 501dから外側にはみ出すのを確実に防 止できる。また、本実施形態では、剥離紙の幅方向寸法 eを他のすべての構成要素 よりも大きくしているので、無線タグラベル Tを貼り付けるときにユーザが手で剥離紙 5 01 dを剥がしやすくなると 、う効果もある。
[0278] 一方、感熱テープロール 102の製造時には、無線タグ回路素子 Toの無駄をなくし コスト増大を防止する等の観点より、ベースフィルム 501aに第 1粘着層 501bを設け 予め所定の幅に生成したテープ (基材テープ)の一方側に、無線タグ回路素子 Toを 介在させつつ、第 2粘着層 501c及び剥離紙 501dからなるテープ (剥離材テープ)を 貼り付け、これらを一対として径方向に幾重にも卷回していく手法となる(なお、第 2 粘着層 501cと第 1粘着層 501bとは強固に接着されるようになっており、タグテープ の製造時に剥離材テープを一旦第 1粘着層 501b側に貼り付けた後は第 2粘着層 50 lcと第 1粘着層 501bとはほぼ一体的に付着した状態となり、剥離紙 501dのみが剥 離可能となる)。このように基材テープと剥離材テープとを貼り合わせる際、実際には 、基材テープロールに卷回された基材テープと、剥離材テープロールに卷回された 剥離材テープとを、各ロールから繰り出しながら貼り合わせることが検討されて 、る。
この際、基材テープロールではベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、ベースフィ ルム 501a、第 1粘着層 501b、…の順に積層され、同様に剥離材テープロールでも 第 2粘着層 501c、剥離紙 501d、第 2粘着層 501c、剥離紙 501d、…の順に積層さ れることとなる。この結果、そのままでは、基材テープロールではベースフィルム 501a の表面に第 1粘着層 501bが貼り付き、剥離材テープでは剥離紙 501dの表面に第 2 粘着層 501cが貼り付いてしますため、それらの貼り付きを防止するためのテープを 別途それらの間に介在させる必要があり、製造時における作業の煩雑ィヒを招く。
[0279] そこで、本実施形態では、通常施される剥離紙 501dの貼り付け用粘着剤層 501c 側への離型処理 xlのみならず、貼り付け用粘着剤層 501cと反対側(表面側)にも所 定の離型処理 x2を施している。図 32は、上記した剥離材テープ 501A ( =第 2粘着 層 501c +剥離紙 501d)を卷回した剥離材テープロール 501A— Rの詳細な構造を 表す概念的側面図であり、図 33は上記剥離材テープロール 501Aの径方向に隣接 する 2つの剥離材テープ 501Aの積層構造を表す図 32中 R— 断面による横断面 図である。
[0280] これら図 32及び図 33に示すように、第 2粘着層 501c及び剥離紙 501dからなる積 層構造を備えた剥離材テープ 501Aを卷回して剥離材テープロール 501Aとすると、 その積層構造がロールの径方向に重ね巻きされ、図 33に示すように径方向内側(図 33中下側)の剥離材テープ層に含まれる第 2粘着層 501cとこれに対し径方向外側( 図 33中上側)に隣接する剥離材テープ層に含まれる剥離紙 501dとが当接する。本 実施形態では、剥離紙 501dの貼り付け用粘着剤層 501cと反対側 (表面側)にも所 定の離型処理 x2を施していることにより、貼り付き防止のためのテープを介在させな くても、上記当接時の剥離紙 501d表面への第 2粘着層 501cの貼り付きを防止でき る。この結果、製造時における作業の煩雑ィ匕を防止できる。
[0281] なお、この例では剥離紙 501dの貼り付け用粘着剤層 501cと反対側(表面側)にも 離型処理 x2を施すことで剥離材テープ 501A積層時における剥離紙 501d表面へ の第 2粘着層 501cの貼り付きを防止した力 これに代え (あるいはこれにカ卩え)、ベー スフイルム 501aの定置用粘着剤層 501bと反対側(表面側)に同様の離型処理を施 すようにしてもよい(図示は省略)。この場合、上記同様、貼り付き防止のためのテー
プを介在させなくても、ベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、ベースフィルム 501a 、第 1粘着層 501b、…の順に積層されるときのベースフィルム 501a表面への第 1粘 着層 501bの貼り付きを防止でき、製造時における作業の煩雑ィ匕を防止できる。
[0282] なお、上記本発明の第 3の実施形態は、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範 囲内で、種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
[0283] (3— 1)寸法関係のバリエーション
上記実施形態においては、ベースフィルム 501a (幅方向寸法 a)、第 1粘着層 501b (幅方向寸法 b)、第 2粘着層 501c (幅方向寸法 d)、剥離紙 501d (幅方向寸法 e)に ついて、 a≥b, e≥b, c >a, e > aとなるように構成した力 これに限られない。本発明 の基本的な効果である、粘着剤のベースフィルム 501a及び剥離紙 501dからのはみ 出し防止という効果を得る限りにおいてはこれに限られず、 a≥b, e≥b, a≥c、e≥c を満たす範囲で他の変形例も考えられる。
[0284] 図 34は、そのような変形例の一例として a>eとした場合の例を表す図であり、また 図 35は他の例として a^bとした場合の例を表す図である。
[0285] また、図 36は、さらに他の例として a=b = dとした場合の例を表す図である。この場 合、ベースフィルム 501aの幅方向寸法 a、第 1粘着層 501bの幅方向寸法 b、第 2粘 着層 501 cの幅方向寸法 dをすベて等しくすることにより、剥離紙 501 dを除く 3層の幅 方向端部がきれいに揃った見栄えのょ 、印字済タグラベル用テープ 110及び無線タ グラベル Tを作成できる。なお、このような構成は、例えばベースフィルム 501a、第 1 粘着層 501b、第 2粘着層 501c、剥離紙 501dを貼り合わせた後、ベースフィルム 50 la、第 1粘着層 501b、第 2粘着層 501cの幅方向両端部を切断除去することで簡単 に形成することができる。
[0286] (3— 2)幅方向両端部除去による寸法揃え
上記実施形態や(3— 1)の変形例のようにして上述したように a≥b, e≥b, a≥c, e ≥cを満足する印字済タグラベル用テープ 110を作成した後、さらに適宜の切断手段 (タグラベル作成装置 2に別途設けてもよいし、装置外の別のカツタを用いてもよい) を用いてテープ幅方向両端部を切断除去して幅寸法を切りそろえてもよい。
[0287] 図 37 (a)及び図 37 (b)はその一例として上記実施形態による印字済タグラベル用
テープ 110 (図 31に示した構造)を切断した場合を表して ヽる。図 37 (a)は切断線 C による切断前の状態であって、図 37 (b)はこの切断線 Cによりベースフィルム 501a、 第 1粘着層 501b、第 2粘着層 501c、剥離紙 501dを切断した後、その幅方向の両端 部を図 37 (a)中破線矢印で示すように除去した状態を表して 、る。
[0288] これにより、図 37 (b)〖こ示すように、ベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、第 2粘 着層 501c、剥離紙 501dの 4層の幅方向端部がきれいに揃った見栄えのよいテープ 及びラベルを作成することができる。
[0289] 図 38 (a)及び図 38 (b)は他の例を表しており、図 38 (a)は切断線 Cによる切断前 の状態、図 38 (b)はこの切断線 Cによりベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、第 2 粘着層 501cのみを切断した後、その幅方向の両端部を図 38 (a)中破線矢印で示す ように除去した状態を表して 、る。
[0290] これにより、図 38 (b)に示すように、剥離紙 501dを幅広のまま残存させつつ、ベー スフイルム 501a、第 1粘着層 501b、第 2粘着層 501cの 3層の幅方向端部をきれい に揃えた見栄えのよいテープ及びラベルを作成することができる。
[0291] (3— 3)ダイカットラベル
上記実施形態や(1)の変形例のようにして上述したように a, e≥b, cを満足する印 字済タグラベル用テープ 110を作成した後、さらに適宜の(タグラベル作成装置 2〖こ 別途設けてもよいし、装置外の別のカツタを用いてもよい)を用いて、いわゆるダイ力 ットタイプのラベルを作成してもよ 、。
[0292] 図 39 (a)及び図 39 (b)、並びに図 40はその一例として上記(3— 1)の変形例によ る印字済タグラベル用テープ 110 (図 36に示した構造)を切断した場合を表している 。図 39 (a)は切断線 DCによる切断前の状態であり、図 40はこの状態を図 39 (a)中 上側から見た上面図を示している。図 39 (a)及び図 40に示すように、切断線 DCは、 無線タグ回路素子 Toを包含する所定領域をダイカットラベルとして切り取るために形 成されている。
[0293] 図 39 (b)は、上記切断線 DCによりベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、第 2粘 着層 501を切断した後、その内側の上記所定領域 (ダイカットラベル部分)を剥がし 去った残りの状態を表している。
[0294] 本変形例においては、このようにして、タグラベルを使用する際にユーザがその切 断線 DCの内部領域のベースフィルム 501a、第 1粘着層 501b、第 2粘着層 501cの 3層構造 (無線タグ回路素子 Toを含めれば 4層構造)を剥がして対象物品に貼り付け る、いわゆるダイカットタイプのラベルを実現することができる。
[0295] (3— 4)その他
上記第 3の実施形態では、印字ヘッド 10によりカートリッジ 100の外方力もべ一スフ イルム 501aに当接させて印字を行った力 これに限られず、カートリッジ 100の内方 力も印字を行ってもよい。
[0296] また、カートリッジ 100のようなタグラベル作成装置 2側に着脱可能なものに限られ ず、装置本体側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型のものを用い、そ の中に上記感熱テープロール 102等を設けてもょ ヽ。この場合も同様の効果を得る。
[0297] またさらに、以上においては、タグラベル作成装置 2は、無線タグ回路素子 Toの IC 回路部 151から無線タグ情報の読み取り又は書き込みを行うと共に、サーマルヘッド 10によってその無線タグ回路素子 Toを識別するための印刷(印字)を行うものであつ た力 この印刷は必ずしも行われなくともよぐ無線タグ情報の読み取り又は書き込み のみを行うものであっても構わな 、。
[0298] なお、以上説明した本発明の第 3の実施形態や上記(3— 1)〜(3— 4)の変形例の 構成を適宜部分的に組み合わせて構成してもよいことは言うまでもなぐこれらの場 合も同様の効果を得る。
[0299] その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、 種々の変更が加えられて実施されるものである。
図面の簡単な説明
[0300] [図 1]本発明の第 1の実施形態のタグテープロールを含む無線タグ回路素子カートリ ッジを備えるタグラベル作成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム 構成図である。
[図 2]図 1に示したタグラベル作成装置の詳細構造を表す概念的構成図である。
[図 3]図 2に示したカートリッジの詳細構造を説明するための説明図である。
[図 4]図 2に示した高周波回路の詳細機能を表す機能ブロック図である。
圆 5]無線タグ回路素子の機能的構成を表す機能ブロック図である。
[図 6]無線タグ情報へのアクセスに際し、端末又は汎用コンピュータに表示される画 面の一例を表す図である。
[図 7]本発明の第 1の実施形態のタグテープロールを含む無線タグ回路素子カートリ ッジを備えるタグラベル作成装置により形成された無線タグラベルの外観の一例を表 す上面図及び下面図である。
[図 8]図 7中 VIII— VIII' 断面による横断面図である。
圆 9]図 3に示す第 1ロールの詳細な構造を表す概念的側面図である。
圆 10]第 1ロールの径方向に隣接する 2つの基材テープの積層構造を表す図 9中 X
→! 断面による横断面図である。
圆 11]剥離紙の幅方向寸法を他層とほぼ等しくした比較例における第 1ロールの径 方向に隣接する 2つの基材テープの積層構造を表す横断面図である。
[図 12]ベースフィルムと無線タグ回路素子との間に定置用の粘着層を有する変形例 における第 1ロールの径方向に隣接する 2つの基材テープの積層構造を表す横断面 図である。
圆 13]貼り合わせを行わない変形例におけるカートリッジの詳細構造を説明するため の説明図である。
圆 14]図 13に示す第 1ロールの詳細な構造を表す概念的側面図である。
[図 15]第 1ロールの径方向に隣接する 2つの感熱テープの積層構造を表す図 14中 X
V—XV' 断面による横断面図である。
圆 16]剥離紙の幅方向寸法を他層とほぼ等しくした比較例における第 1ロールの径 方向に隣接する 2つの感熱テープの積層構造を表す横断面図である。
圆 17]剥離紙のはみ出し量と基材テープの剥離紙以外の厚さ方向寸法を説明する ための図である。
[図 18]本発明の第 2の実施形態のタグテープロールを含む無線タグ回路素子カート リッジを備えるタグラベル作成装置の詳細構造を表す概念的構成図である。
[図 19]図 18に示したカートリッジの詳細構造を説明するための説明図である。
[図 20]本発明の第 2の実施形態のタグテープロールを含む無線タグ回路素子カート
リッジを備えるタグラベル作成装置により形成された無線タグラベルを表す横断面図 である。
圆 21]図 19に示す第 1ロールの詳細な構造を表す概念的側面図である。
圆 22]第 1ロールの径方向に隣接する 2つの基材テープの積層構造を表す図 21中 P
-Ρ' 断面による横断面図である。
圆 23]剥離材テープの幅方向寸法を基材テープとほぼ等しくした比較例における第 1ロールの径方向に隣接する 2つの基材テープの積層構造を表す横断面図である。 圆 24]貼り合わせを行わない変形例におけるカートリッジの詳細構造を説明するため の説明図である。
圆 25]図 24に示す第 1ロールの詳細な構造を表す概念的側面図である。
[図 26]第 1ロールの径方向に隣接する 2つの感熱テープの積層構造を表す図 25中
Q— Q' 断面による横断面図である。
圆 27]剥離材テープの幅方向寸法を基材テープとほぼ等しくした比較例における第 1ロールの径方向に隣接する 2つの感熱テープの積層構造を表す横断面図である。
[図 28]中間層テープを設ける変形例における第 1ロールの径方向に隣接する 2つの 基材テープの積層構造を表す横断面図である。
[図 29]本発明の第 3の実施形態のタグテープを含む無線タグ回路素子カートリッジを 備えるタグラベル作成装置の詳細構造を表す概念的構成図である。
[図 30]図 29に示したカートリッジの詳細構造を説明するための説明図である。
圆 31]タグラベル作成装置により形成された無線タグラベルの横断面図である。 圆 32]図 30に示す剥離材テープロールの詳細な構造を表す概念的側面図である。 圆 33]剥離材テープロールの径方向に隣接する 2つの基材テープの積層構造を表 す図 32中 R— 断面による横断面図である。
[図 34]a > eとした変形例を表す図である。
[図 35]a^bとした変形例を表す図である。
[図 36]a = b = dとした変形例を表す図である。
[図 37]テープ幅方向両端部を切断除去して幅寸法を切りそろえた変形例を表す図で ある。
圆 38]テープ幅方向両端部を切断除去して幅寸法を切りそろえた他の変形例を表す 図である。
[図 39]ダイカットラベルを作成する変形例の切断前の状態、及び切断後にラベルを 剥がした状態を表す断面図である。
[図 40]ダイカットラベルを作成する変形例の切断後の状態を表す断面図である。 符号の説明
2 タグラベル作成装置
100 カートリッジ (無線タグ回路素子カートリッジ)
100' カートリッジ (無線タグ回路素子カートリッジ)
102 第 1ロール(タグテープロール)
102A 第 1ロール(タグテープロール)
102B 第 1ロール(タグテープロール)
102' 第 1ロール(タグテープロール)
103 カバーフィルム(被印字テープ)
104 第 2ロール(被印字テープロール)
301 基材テープ (タグテープ)
301A 基材テープ (タグテープ)
301a 粘着層 (貼り合わせ用粘着剤層)
301B 感熱テープ(タグテープ)
301b ベースフィルム(タグテープ基材層)
301Ba ベースフィルム(タグテープ基材層)
301Bb 粘着層 (貼り付け用粘着剤層)
301Bc 剥離紙 (剥離材層)
301c 粘着層 (貼り付け用粘着剤層)
301d 剥離紙 (剥離材層)
301e 粘着層(定置用粘着剤層)
401 タグテープ
401 タグテープ
401 A 基材テープ
401a 粘着層 (貼り合わせ用粘着剤層)
401B 剥離材テープ
401B' 剥離材テープ
401b ベースフィルム (タグテープ基材層)
401C 中間層テープ(中間テープ層)
401c 粘着層 (貼り付け用粘着剤層)
401d 剥離紙 (剥離材層)
401e 粘着層(定置用粘着剤層)
401 - 1 感熱テープ(タグテープ)
401 - 1A 基材テープ
401— la ベースフィルム(タグテープ基材層)
401 - 1B 剥離材テープ
401— IB, 剥離材テープ
401— lb 粘着層 (貼り付け用粘着剤層)
401 - lc 剥離紙 (剥離材層)
401 - le 粘着層(定置用粘着剤層)
501 感熱テープ(タグテープ)
501a ベースフィルム (タグテープ基材層)
501b 第 1粘着層(定置用粘着剤層)
501c 第 2粘着層 (貼り付け用粘着剤層)
501d 剥離紙 (剥離材層)
C 切断線
DC 切断線
To 無線タグ回路素子
xl, x2 離型処理部