WO2005100212A1

WO2005100212A1 - バケット搬送装置

Info

Publication number: WO2005100212A1
Application number: PCT/JP2004/005209
Authority: WO
Inventors: Naoki Koike; Hiroyuki Koshio; Tatsuaki Kunimoto; Takashi Itou
Original assignee: Yuyama Mfg. Co. Ltd.
Priority date: 2004-04-12
Filing date: 2004-04-12
Publication date: 2005-10-27
Also published as: CN1938204B; EP1736422A1; US20070212202A1; CN1938204A; EP1736422A4; KR101027370B1; US7775756B2; KR20070011338A

Abstract

　バケット２を搬送してカート４の各収納棚に収納するためのバケット搬送装置において、バケット２を保持する保持手段２０と、該保持手段２０に保持したバケット２をカート４の各収納棚４９まで搬送する搬送手段２８とを備えた構成とする。保持手段２０と搬送手段４９を駆動制御して、バケット２を収納棚４９に対して斜め上方から収納する構成とする。これにより、バケット２をカート４に自動収納することができる。

Description

バケツト搬送装置技術分野

本発明は、パケット搬送装置に関するものである。明

背景技術

1糸

従来、薬局部から薬剤を搬送する場合田、パケット内に 1患者分の薬剤を収容し、ナースステーションまで搬送装置によって自動搬送するようにしてる食

(例えば、特開平 8— 3 1 0 6 2 5号公報参照）。但し、ナースステーシヨンから各病室まで個別にパケットで搬送するのは非効率であるため、ー且、複数のバケツトをカートに収納してからまとめて搬送するようにしている。

しかしながら、多数あるバケツトを全てカートに収納する作業は非常に煩雑である。しかも、カートによる搬送中に収納したパケットが脱落しないような構成を採用しているため、収納しずらいという問題がある。このため、従来からカートへのバケツトの自動収納が切望されていた。発明の開示

そこで、本発明は、パケットをカートに自動収納することのできるノケット搬送装置を提供することを課題とする。

本発明は、前記課題を解決するための手段として、

バケツトを搬送してカートの各収納棚に収納するためのバケツト搬装置において、

前記バケツトを保持する保持手段と、

該保持手段に保持したバケツトをカートの各収納棚まで搬送する搬^手段とを備え、

前記保持手段と搬送手段を駆動制御して、バケツトを収納棚に対して斜め上方から収納するようにしたものである。従来、搬送中にバケツトが脱落しない構成の収納棚は、棚のガイド溝の両端に突起を有しているので、棚に平行にバケツトを収納しにくくなっている。このような棚であっても、本発明の構成により、パケットを斜め上方から収納するので、バケツトの収納をスムーズに行うことができる。

前記保持手段は、上昇しながら閉じてパケットを両側から保持し、降下しながら開いてバケツトを開放する開閉アームと、該開閉アームで保持したバケツトを水平方向に押し出す押出部とを備え、

該押出部によりバケツトを押し出す際、該バケツトの後端側の鍔部より下方の後壁を押圧し、バケツトの前端が収納棚の侵入側の下縁部の上方に位置すると、前記開閉アームを降下しながら開いて、パケットの保持状態を解除しつつ、該バケツトを下動させると、簡単な構成であるにも拘わらず、パケットをカートの収納棚にスムーズに収納することができる点で好ましい。

前記バケットの外面に取り付けた識別力一ドと、

前記バケツトを旋回させる旋回手段と、

前記バケツトの識別カードを読み取る読取手段とを備え、

読取手段で識 Sリカードを読み取ることができるように前記旋回手段を駆動制御し、前記搬送手段により前記バケツトをカートに搬送して識別力一ドが同一面側に位置させるようにすると、バケツトの向きに拘わらず識別カードを確実に容易に読み取ることが可能となる点で好ましい。

前記搬送手段 ίま、前記収納棚におけるバケツトの有無を検出するバケツト検出手段を備え、

前記バケット検出手段での検出信号に基づいて前記搬送手段を駆動制御し、空いている収納 t朋にバケットを搬送するのが好ましレ、。

前記カートは、収納棚に収納されたバケツトを固定する固定手段を備え、該固定手段による非固定状態を検出する非固定状態検出手段を設け、該非固定状態検出手段での検出信号に基づいて前記搬送手段によりバケツトを搬送するのが好ましい。

本発明によれ【、バケツトを収納棚に対して斜め上方から収納できるようにしたので、収納作業を自動的にスムーズに行うことができるという効果を有する。図面の簡単な説明

図 1は、本実施形態にィ系るバケツト搬送装置の正面図である。

図 2は、図 1の平面図である。

図 3は、図 1の左側面図である。

図 4 Aは、パケットのカートへの収納途中を示す側面図、図 4 Bは、バケツトの正面図である。

図 5は、保持部材の正面図である。

図 6は、図 5の部分大斜視図である。

図 7は、識別カードを示す平面図である。

図 8 A—図 8 Cは、バケツトのカートへの収納動作を順に示す側面図。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。

図 1乃至図 3は、本実施形態に係るパケット搬送装置 1を示す。この搬送装置 1は、バケツト 2の方向変換を行う方向変換部 3と、パケット 2をカート 4 に搬送する搬送部 5とで構成されている。

バケツト 2は、図 4 A，図 4 Bに示すように、上面が開口する箱状で、開口縁には鍔部 6が形成されている。鍔部 6の上面両側部にはそれぞれ 2箇所の突起により係合凹部 7がそれぞれ形成されている。また、パケット 2の端面には識別カード 8を着脱可能となっている。識別カード 8には、所定温度に加熱することにより書き替え自在なロイコ（leuco) 式や白濁式（thermochromic) リライトカード等が使用されている。また、識別カード 8には、図 7に示す患者情報が記載されている。

方向変換部 3には、バケット 2に薬剤を供給する薬剤供給装置 9が接続されている。薬剤供給装置 9では、処方箋情報に従って患者毎に処方された薬剤が順次バケツト 2に収容され、方向変換部 3へと搬送される。

方向変換部 3は、搬送ベルト 1 0と、バケツト 2の方向を変更するための旋回台 1 1とを備える。搬送ベルト 1 0は、図 3に示すように、回転軸 1 2に所定間隔で設けたプーリ 1 3にべノレト 1 4をそれぞれ架け渡したもので、一方の回転軸 1 2がモータ 1 5の駆動により回転される。旋回台 1 1は、図 2に示すように、両べノレト 1 4の間に配設され、昇降及び回転可能となっている。そして、搬送ベルト 1 0により搬送されたバケツト 2を持ち上げて旋回させることによりバケツト 2の識別カード 8を同一方向に向かわせる。旋回台 1 1の近傍には、第 1バケツ 1、検出センサ 1 6 aと第 2バケツト検出センサ 1 6 bとが設けられている。第 1バケット検出センサ 1 6 aは、バケツト 2が旋回台 1 1に近付いてきたことを検出し、搬送ベルト 1 0による搬送を減速させるために利用される。第 2パケット検出センサ 1 6 bは、旋回台 1 1の上方の旋回位置にバケツト 2が搬送されたことを検出し、搬送ベルト 1 0による搬送を停止させるために利用される。また、旋回台 1 1の近傍（搬送方向下流側）には、バケット 2を前記旋回位置で強制的に停止させるためのストッパ 1 7が昇降可能に設けられている。

また、旋回台 1 1の側方には、バケツト 2に取り付けた識別カード 8を検出するためのカード検出センサ 1 8が設けられている。この実施形態では、識別カード 8はバケツト 2の両端面の両側 2箇所、合計 4箇所のいずれにも設けることができるようになつている。このため、カード検出センサ 1 8を 2箇所に設け、バケツト 2を検出できない場合には旋回台 1 1を 1 8 0 ° 旋回させることにより、識別カード 8がいずれの場所に取り付けられていても検出できるように構成されている。

ストッノ 1 7の下流俱 ϋには、複数の搬送ローラ 1 0 0が設けられ、バケツト 2を旋回位置からさらに下流側に搬送可能となっている。また、旋回位置の下流側には昇降可能にストッパ 1 0 1が設けられ、バケツト 2を強制的に搬送準備位置に停止させるようになつている。ストッノ 1 0 1の側方にはリライト装置 1 9が設けられ、パケット 2が搬送準備位置に搬送された状態で、処方箋情報に従って識別カード 8の記載情報を書き替えることができるようになつている（この実施形態では、患者情報を書き替える。 ) 。

搬送部 5は、搬送ユニット内に、上下及び左右方向に向かって移動自在に保持部材 2 0を設けたものである。搬送ュニットを構成する枠体 2 1の前面側には、後述するカート 4を位置決め及ぴ検出するためのマグネットセンサ 2 2と、カート 4に設けたレバー 5 7の回動位置を検出するためのレバー検出センサ 2 3とが設けられている。

搬送ユニットには、背面両側に、背面側から順に、上下方向に延びる案内軸

2 4、ベル卜 2 5、昇降レール 2 6、及ぴ案内ガイド 2 7が設けられている。案内軸 2 4に沿って昇降自在にカウンターウェイト 2 4 aが設けられ、また昇降レール 2 6に沿って昇降自在に昇降部材 2 8が設けられている。ベルト 2 5 は案内軸 2 4と昇降部材 2 8に連結され、図示しない昇降用モータの駆動により走行して昇降部材 2 8を昇降させるようになつている。案内ガイド 2 7には電線を保護するケーブルチェーン 2 9がガイドされている。昇降部材 2 8には、水平移動用モータ 3 0の駆動により水平方向に往復移動する支持アーム 3 1が設けられている。保持部材 2 0は、支持アーム 3 1の先端に設けられている。保持部材 2 0は、一対の開閉アーム 3 2の下端部に保持片 3 3を設け、これを開閉させることによりバケツト 2を両側より保持できるように構成されている。開閉アーム 3 2は、図 5及ぴ図 6に示すように、両側をガイド板 3 4によつてガイドされることにより、昇降及ぴ開閉する。すなわち、開閉アーム 3 2 の両側部には所定間隔でガイドローラ 3 5が設けられている。各ガイド板 3 4 には、ガイドローラ 3 5が転動するガイド溝 3 6が形成されている。ガイド溝 3 6は、上方側の垂 ϋ部 3 7 aと下方側の傾斜部 3 7 bとで構成されている。両ガイドローラ 3 5が垂直部 3 7 aに位置する際、保持片 3 3が最も接近した保持位置にあり、下方側のガイドローラ 3 5が傾斜部 3 7 bへと移動するに従つて保持片 3 3が降" Fして徐々に離間する。開閉アーム 3 2は、上端部を支持台 3 8に回転自在に惠結されている。支持台 3 8は、支持アーム 3 1の先端に所定間隔で立設させこ軸部 3 9に沿って昇降自在に設けられている。支持台 3 8にはラック 4 0が形成され、開閉用モータ 4 1の回転軸に固定したピユオン 4 2が嚙合している。したがって、開閉用モータ 4 1を駆動すると、ピニオン 4 2及びラック 4 0を介して支持台 3 8が昇降し、ガイドローラ 3 5がガイド溝 3 6を転動することにより、開閉アーム 3 2が昇降しながら開閉する。支持アーム 3 1の下方には、図 2に示すように、押出部材支持アーム 4 3 a が設けられ、さらにこの押出部材支持アーム 4 3 aの下方には、長手方向に沿つて往復移動する押出部材 4 3が設けられている。押出部材 4 3は、押出部材支持アーム 4 3 aの両端に設けたプーリ 4 4間に架け渡したベルト 4 5に連結され、一方のプーリ 4 4を押出用モータ 4 6で回転させることにより長手方向に往復移動する。プーリ 4 4の回転はエンコーダ 4 7によって検出されており、その検出結果に基づいて押出部材 4 3の移動位置が制御されている。押出部材 4 3は、開閉アーム 3 2の保持片 3 3によって保持されたバケツト 2の端面近傍に前進し、上縁部でバケツト 2の鍔部 6を支持可能とする。押出部材 4 3は、パケット 2をカート 4側へと押し出す。また、押出部材支持アーム 4 3 aは、図 5に示すように、先端にバケツト有無検出センサ 4 8を備え、パケット 2に取り付けた識另リカード 8を検出することにより、カート 4に収納したバケツト 2の有無を検出できるようになつている。

カート 4は、図 3に示すように、上下左右に複数の収納棚 4 9を備えた枠体形状で、下端部には 4隅にキャスター 5 0が設けられ、上方の把手 5 1を掴んで自由に移動させることが可能となっている。各収納棚 4 9は、図 4 Aに示すように、両側に形成されるガイド溝 5 2によつてバケット 2の鍔部 6を支持できるようになっている。

ガイド溝 5 2を構成する下縁部 5 2 aの両端には突起 5 3がそれぞれ形成されている。そして、突起 5 3により収納棚 4 9に載置されるパケット 2の鍔部 6の両端をガイドすることにより、収納棚 4 9でのバケット 2の載置状態を安定させることができるようになつている。また、各突起 5 3の内側には逃がし凹部 5 4が形成されている。

ガイド溝 5 2を構成する上縁部 5 2 bの両端には、前記下縁部の逃がし凹部 5 4に対応する位置に突起 5 5がそれぞれ形成されている。この突起 5 5と前記突起 5 3とで、収納棚 4 9に於けるバケツト 2の保持状態を安定させることが可能となっている。上縁部 5 2 bの中央には、昇降可能な押圧部 5 6が設けられている。各収納棚 4 9の押圧部 5 6は、図 3 1に示すレバー 5 7を回動させることにより、ロッド 5 8を介して一体的に上昇してアンロック位置となり、降下して口ック位置となる。降下時の口ック位置で各収納棚 4 9に载置したバケット 2の鍔部 6の上面中央部に形成した係合凹部 7に係合してバケット 2を移動不能に保持する。レバー 5 7の回動位置、すなわち鉛直下方に向かうロック位置 ίま、前記搬送部 5に設けたレバー検出センサ 2 3によって検出され、ァンロック位置にある場合にのみ搬送部 5を駆動可能である。

次に、前記構成のバケツト搬送装置 1の動作を説明する。

カート 4を移動させ、搬送部 5の側方に配置する。カート 4は、搬送部 5に設けたマグネットセンサ 2 2に吸引 '位置決めされる。カート 4がマグネットセンサ 2 2によって検出され、かつ、レバー検出センサ 2 3によりレバー 5 7 がアン口ック位置にあることが検出されれば、薬剤供給装置 9に送信された処方箋情報に基づいて患者単位でバケツト 2への薬剤の供給を開始する。 1患者分の薬剤を供給されたパケット 2は、順次、薬剤供給装置 9から方向変換部 3 へと搬送される。

方向変換部 3では、ストッパ 1 7を上昇させると共に搬送ベルト 1 0を駆動する。そして、第 1バケツト検出センサ 1 6 aでの検出信号に基づいて搬送べルト 1 0を減速し、第 2バケツト検出センサ 1 6での検出信号に基づいて搬送ベルト 1 0を停止することにより、バケツト 2を旋回台 1 1上にスムーズに位置決めする。続いて、旋回台 1 1を上昇させてパケット 2を持ち上げた後、 9 0。旋回させてバケツト 2に取り付けた識別カード 8をカード検出センサ 1 8 にて検出する。識別カード 8を検出できない場合、旋回台 1 1を 1 8 0 ° 旋回させる。こうして、カード検出センサ 1 8側に識別カード 8が位置するようにバケツト 2を旋回させれば、旋回台 1 1及ぴストッパ 1 7を降下させ、搬送べルト 1 0の駆動を再開し、搬送ローラ 1 0 0の駆動を開始する。そして、ストッパ 1 0 1にて再度バケツト 2を停止させ、リライト装置 1 9により識別力一ド 8の記載内容を処方箋情報に基づいて書き替えた後、バケツト 2をさらに搬送部 5へと搬送する。

搬送眘 15 5では、昇降部材 2 8を降下させると共に、支持アーム 3 1を方向変換部 3側へと移動させることにより、保持部材 2 0を搬入されたバケツト 2へと向力わせる。このとき、昇降用モータを駆動して開閉アーム 3 2を開放させて保持片 ₃ 3を離間させておく。そして、保持部材 2 0がバケット 2を保持可能な位置まで移動すれば、昇降用モータを駆動して保持片 3 3にてバケツト 2 を両側から保持し、両側鍔部 6を保持片 3 3に載置する。ここで、昇降部材 2 8を上昇させると共に、支持アーム 3 1を水平方向に移動させることにより、バケツト 2をカート 4の最上段の一端側に位置する収納棚 4 9へと移動させる。このとき、パケット有無検出センサ 4 8により、その収納棚 4 9にパケット 2 が収納されていなレ、か否かを検出する。収納されていなければ、その収納棚 4 9にバケツト 2を収納し、収納されていれば、その隣の収納棚 4 9に収納する。以下同様にして最上段の全収納棚 4 9への収納が完了すれば、順次、下方の収納棚 4 9へと収納して行く。このように、パケット有無検出センサ 4 8によりカート 4の各収納棚 4 9にバケツト 2が収納されているか否かを検出しながら、バケツト 2を収納するので、空いている収納棚 4 9を自動的に選別して収納することができる。したがって、カート 4へのバケツト 2の収納作業中に、緊急等で、収納済みのパケット 2を先に患者のところに持って行ったとしても、そこに次のパケット 2を自動収納することができるので、収納棚 4 9を無駄なく全て利用することができる。

ところで、収納棚 4 9へのパケット 2の収納では、図 8 Aに示すように、その収納棚 4 9のガイド溝 5 2の下縁部 5 2 aよりバケット 2の鍔部 6が高くなるように支持アーム 3 1を移動させる。そして、図 8 Bに示すように、押出部材 4 3を前進させ、パケット 2の後壁を押圧して、パケット 2をカート 4側へと前進させる。これにより、バケット 2の前端側の鍔部 6が収納棚 4 9に侵入し、前端部が侵入側の突起 5 3を超えて位置決めされる。ここで、開閉用モータ 4 1を駆動し、開閉アーム 3 2を開放する。開閉アーム 3 2の開放動作では、図 6に示すように、下方側のガイドローラ 3 5がガイド溝 3 6の垂直部 3 7 a から傾斜部 3 7 bへと摺動することにより、保持片 3 3が徐々に離間しながら降下する。したがって、図 8 Cに示すように、バケツト 2が保持片 3 3による保持状態から解除されると、押出部材 4 3の前端がバケット 2の後端側の鍔部 6に係合し、バケツト 2の前端側の鍔部 6がガイド溝 5 2の下縁部 5 2 aに載置され、パケット 2自体は前端が下がった状態に傾斜する。このため、押出部 9

材 4 3をさらに前進させれば、図 4 Aに示すように、パケット 2は突起 5 3に干渉することなく、スムーズに収納棚 4 9内へと収納される。また、突起^{5 5} の対向位置には逃がし凹部 5 4が形成されているため、バケツト 2はこの突起 5 5にも干渉することもなレ、。収納完了後、押出部材 4 3を後退させれば、両突起 5 3 , 5 5によつてバケット 2を収納棚 4 9に安定した状態で位置決めすることができる。

Claims

請求の範囲

1 . バケツトを搬送してカートの各収納棚に収納するためのバケツト搬送装置において、

前記バケットを保持する保持手段と、

該保持手段に保持したバケツ卜をカートの各収納棚まで搬送する搬送手段とを備え、

前記保持手段と搬送手段を駆動制御して、バケツトを収納棚に対して斜め上方から収納することを特徴とするバケツト搬送装置。

2 . 前記保持手段は、上昇しながら閉じてパケットを両側から保持し、降下しながら開いてバケツトを開放する開閉アームと、該開閉アームで保持したバケットを水平方向に押し出す押出部とを備え、

該押出部によりバケツトを押し出す際、該バケツトの後端側の鍔部より下方の後壁を押圧し、バケツトの前端が収納棚の侵入側の下縁部の上方に位置すると、前記開閉アームを降下しながら開いて、バケツトの保持状態を解除しつつ、該バケツトを下動させることを特徴とする請求項 1に記載のバケツト搬送装置。

3 . 前記バケツトの外面に取り付けた識別カードと、

前記バケツトを旋回させる旋回手段と、

前記バケツトの識別カードを読み取る読取手段とを備え、

読取手段で識別力一ドを読み取ることができるように前記旋回手段を駆動制御し、前記搬送手段により前記バケツトをカートに搬送して識別力一ドが同一面側に位置させることを特徴とする請求項 1又は 2に記載のバケツト搬送装置。

4 . 前記搬送手段は、前記収納棚におけるバケツトの有無を検出するバケツト検出手段を備え、

前記バケツト検出手段での検出信号に基づいて前記搬送手段を駆動制御し、空いている収納棚にバケツトを搬送することを特徴とする請求項 1乃至 3のいずれか 1項に記載のバケツト搬送装置。

5 . 前記カートは、収納棚に収納されたパケットを固定する固定手段を備え、該固定手段による非固定状態を検出する非固定状態検出手段を設け、該非固定状態検出手段での検出信号に基づいて前記搬送手段によりバケットを搬送することを特徴とする請求項 1乃至 4のいずれか 1項に記載のバケット搬送装置。