WO2004086372A1

WO2004086372A1 - 光情報記録装置、光情報記録媒体、光情報記録方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能情報記憶媒体

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Publication number: WO2004086372A1
Application number: PCT/JP2004/003403
Authority: WO
Inventors: Teruyasu Watabe
Original assignee: Ricoh Company, Ltd.
Priority date: 2003-03-25
Filing date: 2004-03-15
Publication date: 2004-10-07
Also published as: US7209420B2; JP3734816B2; TWI310547B; US20050025014A1; EP1607942A1; US20070147208A1; JP2004310995A; TW200425114A; EP1607942A4; US7545717B2

Abstract

光情報記録媒体の各記録層にその記録層の記録条件を記録していないものであった場合にも、対応することができるようにするようにするため、メディアの種別が、光情報記録再生装置にとって既知のメディアであれば、ＯＰＣの記録条件を、そのメディアの種別ごとにテーブルデータなどとして記憶されている値に決定する。メディアが光情報記録再生装置にあらかじめ登録されていない未知のメディアであった場合は、メディアのＬｅａｄ−Ｉｎ領域内にウォブル信号で記録されている記録条件を読み出す。この記録条件は、そのメディアの各記録層別に記録されている構成とした。

Description

明細書光情報記録装置、光情報記録媒体、光情報記録方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能情報記憶媒体技術分野

本発明は、光情報記録装置、光情報記録媒体、光情報記録方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能情報記憶媒体に係り、特に記録層が多層構造を有し、その各記録層につレヽて記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行なう光情報記録装置、光情報記録媒体、光情報記録方法、プログラム、及ぴコンピュータ読み取り可能情報記憶媒体に関する。背景技術

記録層が多層構造となっている記録メディァの構造やその記録再生方法については、例えば特開平 11一 195243号公報などに開示されている。

また、多層構造となっている光メディアにおいて、各データ層に、そのデータ層に固有の情報を記録しておく技術について、特開 2002— 50053公報に開示されている。

さらに、多層構造となっている光ディスクに対する OPC(Op t im m P o we r Con t r o l) について、特開 2000— 311346号公報に開示されている。発明の開示

マルチメディアの普及に伴い、音楽用 CD、 CD-ROM, 最近では DVD— R OMなどの再生専用メディア (記録媒体)や情報再生装置が実用化されている。また最近では、色素メディアを用いた追記型光ディスクや、光磁気 (MO) メディァを用いた書き換え可能な MOディスクの他に、相変化型メディアも注目されており、これらの記録媒体を用レヽた情報記録再生装置が実用化されている。また、書き換え可能な D V Dメディァは、次世代のマルチメディァ記録媒体及ぴ大容量ストレージ媒体として、多いに注目されている。

なお、相変化型メディァは記録材料を結晶相とァモルファス相との間で可逆的に相変化させて情報を記録するものである。また、相変化型メディアは、 MOメディアなどと異なり、外部磁界を必要とせず、半導体レーザからなる光源からのレーザ光だけで情報の記録、再生ができ、力つ、情報の記録と消去がレーザ光により一度に行われるオーバーライト記録が可能である。

色素型メディァに情報を記録するための一般的な記録波形としては、例えば、 8 _ 16変調コードなどに基づいて生成した単パルスの半導体レーザ発光波形があるが、この記録波形による単パルス記録では、畜熱のため記録マークが涙状に歪みを生じたりする不具合がある。このため、色素系メディアに情報を記録するための LD発光波形規則（ストラテジ）として、図 8 Cに示すように、 EFM変調コードなどの記録データに基づいたマルチパルス波形のレーザ光により色素系メディァにマークを形成する方式が提案されている。このマルチパルス波形のマーク部は、先頭加熱パルスと、後続する複数個の連^!口熱パルスとで構成される方式が提案されている。尚、図 8 Aはチャネルクロックを示し、図 8 Bは 8—1 6変調信号を示し、図 8 Cは光波形を示す。

ところで、一般に、光記録メディァに記録を行う場合の記録パワーの最適値は、周辺^ ^や記録メディアの種類、線速などにより変化するため、一般に色素メディァゃ相変化メディアに対する記録を行う際に、光情報記録装置は、情報を記録する前に OPC (O t i mum Powe r Con t r o l) と呼ばれる試し書きによる記録パヮ一の最適化を行なう。 OPCは、記録メディアの PC A (P o we r Ca l i b r a t i on Ar e a) と呼ばれる所定の領域に所定の情報を記録し、これを再生することによって行われる。

具体的には、チャネルクロック周期 Tの 3倍（3T) 〜14倍（14T) のマークとスペースからなる所定パターンのテストデータを、発光パワーを数種類変化させて記録し、このテストデータを再生して、各パワーにおける RF信号の D Cモジュレーションや AC結合後の RF信号のァシンメトリなどを評価基準として算出する。モジュレーション Mは、例えば、 RF信号の最大振幅を Ip-p、 RF 信号の最大値を I maxとすれば、 M= I p-p/ I max ( 1 ) のように算出される。

また、 AC結合後のァシンメトリは、 AC結合後の RF信号の正側のピークレベル XI、負側のピークレベル X 2を用いて、 β= (X1+X2) / (X1-X2) (2) のように表される。ここで、 "X1+X2"は、 AC結合後 RF信号の正負ピークレベルの差分を、 "XI— X2"は、 AC結合後 RF信号ピーク t oピーク値を示している。

そして、このモジユレ一ション Mや、 AC結合後のァシンメトリに基づいて、最適な記録パヮーを求める。

また、追記型、あるいは書き換え型メディァに情報の記録を行う場合、そのメディァのタイプに応じた記録条件を設定する必要がある。ここで、記録条件とは、 —般的に、 O PCを行う際に適用する記録パワー設定値、及び、記録パルス形状である。光情報記録装置側で、記録しょうとするメディアの @¾IJ (製造元名、タイブ識別情報など）が特定できる if^、そのメディアに応じたこれら記録条件を予め光情報記録装置内のメモリ内に保持しておけばよい。 DVD + Rや DVD + RWメディァでは、所定領域の AD I P (Addr e s s I n Gr o ov e) と呼ばれる記録トラック上に形成されたプリグループに記録されているゥォプル信号に、当該メディアの製造元、 @¾が予め記録されている。

光情報記置がメディアの種類を特定できない（未知のメディアである）場合には、所定領域の AD I P情報にメディアの製造元が指定した記録条件が記録されているので、この情報に基づいて O PCの際の記録パワー設定値、記録パルス波形を決定する。

ところで、光記録メディアにおける記録情報量を従来に比べて増大させるためのアプローチとして、記録面を多層化する技術が知られており、 DVD— ROM メディアにおいては、既に記録面が 2層構造のメディアが実用化されている（記録層が多層構造となっている記録可能メディァの構造やその記録再生方法については、上記特開平 1 1— 1 9 5 2 4 3号公報を参照されたレ、)。

そして、追記型、あるいは書き換え型メディアを多層化した場合、各記録層で記録特性が違うので、その層に応じた記録条件を設定する必要がある。

しかしながら、光情報記置がメディアのを特定できる：^は、そのメディアタイプの各記^)!に応じた記録条件をあらかじめ光情報記置のメモリ上に保持しておけばよいが、光情報記^ ¾置がメディアの種別を特定できない未知のメディァの場合は、記録層の違いによる記録条件の設定を最適には行えず、記録品質が低下しまう。

この点、特許文献 2に開示の技術のように、各記録層にその記録層の記録条件を記録してあるメディァであれば、光情報記録装置にとつて未知のメディァであつても、その記録層に記録されている記録条件を読み取ることで対応することができる。

しかし、メディアの種別にかかわらず、一律に各記録層に記録されている記録条件を読み取ることで記録件の設定を行おうとすると、未知のメディァではなくても、各記録層にその記録層の記録条件を記録していないメディアである:^ には対応できなくなってしまうという不具合がある。

また、例えば、 2層型メディアの場合、第 2層目に情報を記録する場合には、第 1層目の記録層を光が透過して情報の記録を行なうため、第 1層目が消去状態 (高反射率）力記録状態（低反射率）カゝによって、第 2層目に到きる光量が変化してしまい、最適な記録パワーが変わってしまうという不具合もある。

本発明の目的は、光情報記録媒体の各記録層にその記録層の記録条件を記録していないものであった場合にも、対応することができるようにすることである。本発明の別の目的は、この:^に、 O P Cを実行しょうとする記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態力記録状態かにかかわらず、最適な O P Cを実行することができるようにすることである。

本発明によれば、記録層が多層構造で各記録層について記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行なレヽ、この記録を実行する際にはあらかじめ O P C (O p t i m u m P o w e r C o n t r o 1 ) を実行する光情報記離置において、 tin己光情報記録媒体に記録されている当該光情報記録媒体の m ^の情報を読み取る第 1の読取部と、 1又は複数種類の光情報記録媒体について前記 o p cを実行する際の記録条件の情報を編己記録層ごとに記憶している記憶装置と、読み取つた t&IBSSiJに対応する前記記録条件が前記記憶装置に記憶されているときは当該記録条件を読み出し、記憶されていないときはないときは前記光情報記録媒体の前記記^!ごとに当該記録層に記録されている前記記録条件を読み取る記録条件取得部と、この記録条件取得部によつて得た前記記録条件を用いて前記

O P Cを実行する O P C実行部と、を備えていることを特徴とする光情報記録装置である。

又、上記光情報記^ ¾置にお!/、て、爾己 o p cを実行しょうとする廳己記 Ui の他の記録層の同じ領域が消去状態力記録状態かを判断する判断部をさらに備え、前記記憶装置は、前記記録条件の情報を前記記録層ごとに当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である ^のそれぞれにつ、て記憶して！/、て、 tfrlB記録条件取得部は、前記記憶装置に記憶されている ttrt己記録条件を読み出すときは、前記判断に応じて前記消去状態である又は記録状態である場合の前記記録条件を読み出し、 tiit己記録層ごとに記録されている前記記録条件を読み取るときは、爾己判断に応じて当該記録層に記録されている当該記録層の他の記録層が消去状態である ¾^と記録状態であるのそれぞれにつヽて記録されている前記記録条件のいずれかを読み取る構成とすることが望ましい。

又、上記光情報記置において、前記記録条件の少なくとも一部は、 fiJlSO P Cを行う際の記録パヮ一設定値であることが望ましレ、。

又、上記光情報記録装置において、嫌 3記録条件の少なくとも一部は、前記 O P Cを行う際の記録パルス形状であることが望ましレ、。

又、上記光情報記難置において、前記記録条件の少なくとも一部は、嫌己 o P Cを行う際の記録光の波長であることが望まし、。

又、上記光情報記^ ¾置において、前記記録条件の少なくとも一部は、前記。 P Cを行う際の最大記録速度であることが望ましレ、。

或いは、記録層が多層構造で各記録層について記録が可能な光情報記録媒体において、前記各記録層には当該記録層について O P C (O p t i m u m P o w e r C o n t r o 1 ) を行う際の記録条件が当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である場合のそれぞれについて記録されていることが望ましい。

更に、本発明は、記録層が多層構造で各記録層について記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行ない、この記録を実行する際にはあらかじめ O P C (O p t i mu m P o w e r C o n t r o l ) を実行する光情報記録方法において、前記光情報記録媒体に記録されている当該光情報記録媒体の種別の情報を読み取る読取工程と、 1又は複数種類の光情報記録媒体について ΙίΠΕΟ P C を実行する際の記録条件の情報を l己記録層ごとに記憶している記憶装置を参照して、読み取った ttflB種別〖こ対応する tins記録条件が前記記憶装置に記憶されているときは当該記録条件を読み出し、記憶されていないときは前記光情報記録媒体の前記記録層ごとに当該記録層に記録されている tfriB記録条件を読み取る記録条件取得工程と、この記録条件取得工程によつて得た前記記録条件を用いて IUI5 O P Cを実行する O P C実行工程と、を備えていることを特徴とする光情報記録方法を含む。

又、上記光情報記録方法において、 ΙΙΪΙΕΟ P Cを実行しょうとする前記記^ ϋ の他の記録層の同じ領域が消去状態カゝ記録状態かを判断する判断工程をさらに備えていて、前記記録条件取得工程は、前記記憶装置が前記記録条件の情報を前記記録層ごとに当該記録層の他の記が消去状態である場合と記録状態である場合のそれぞれについて記憶しているときに前記記憶装置に記憶されている ΙΐίΐΒ記録条件を読み出すときは、前記判断に応じて前記消去状態である場合又は記録状態である場合の ffilS記録条件を読み出し、前記記録層ごとに記録されている ttilB 記録条件を読み取るときは、前記判断に応じて当該記録層に記録されている当該記の他の記録層が消去状態である場合と記録状態であるのそれぞれについて記録されている l己記^ ^件のいずれかを読み取ることが望ましい。

又、上記光情報記録方法において、 IfilB記録条件の少なくとも一部は、漏己 O P Cを行う際の記録パワー設定値であることが望ましい。

又、上記光情報記録方法において、 tfilS記録条件の少なくとも一部は、前記 O P Cを行う際の記録パルス形状であることが望ましレ、。又、上記光情報記録方法において、鍵己記録条件の少なくとも一部は、前記。 P Cを行う際の記録光の波長であることが望ましレ、。

又、上記光情報記録方法において、前記記録条件の少なくとも一部は、嫌 SO P Cを行う際の最大記録速度であることが望ましい。

更に、本発明は、記録層が多層構造で各記録層について記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行ない、この記録を実行する際にはあらかじめ O P C (O p t i mu m P o e r C o n t r o l ) を実行する光情報記録装置を制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記光情報記録媒体に記録されている当該光情報記録媒体の a¾【jの情報を読み取る読取部と、読み取った編己 ffiSUに対応する前記記録条件が、 1又は複数種類の光情報記録媒体にっヽて編己 O P Cを実行する際の記録条件の情報を前記記録層ごとに記憶している記憶装置に記憶されているときは当該記録条件を読み出し、記憶されていないときは l己光情報記録媒体の l己記録層ごとに当該記録層に記録されている ttif己記録条件を読み取る記録条件取得部と、この記録条件取得部によつて得た前記記録条件を用レヽて歸己 O P Cを実行する O P C実行部との夫々の機能をコンピユータに実行させることを特徴とするプログラムを含む。

又、上記プログラムにおいて、前記 O P Cを実行しょうとする前記記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態か記録状態かを判断する判断部の機能をさらにコンピュータに実行させ、 ffilS記録条件取得部は、前記記憶装置が前記記録条件の情報を ΙίίΐΕ記録層ごとに当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である場合のそれぞれについて記憶しているときに前記記憶装置に記憶されてレヽる前記記録条件を読み出すときは、前記判断に応じて tUfE消去状態である場合又は記録状態である ^の前記記録条件を読み出し、前記記録層ごとに記録されている ΙίίΐΒ記録条件を読み取るときは、前記判断に応じて当該記録層に記録されている当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である場合のそれぞれについて記録されている前記記録条件のいずれかを読み取るようにコンビユータを動作させる構成とすることが望ましい。

又、上記プログラムにおいて、編己記録条件の少なくとも一部は、前記 O P C を行う際の記録パワー設定値であることが望ましい。又、上記プログラムにおいて、嫌己記録条件の少なくとも一部は、前記 O P C を行う際の記録パルス形状であることが望ましい。

又、上記プログラムにおいて、前記記録条件の少なくとも一部は、編己 O P C を行う際の記録光の波長であることが望ましレ、。

又、上記プログラムにおいて、編己記録条件の少なくとも一部は、 ΙίίΙ己 O P C を行う際の最大記録速度であることが望ましレ、。

更に本発明は、プログラムを記憶している記憶媒体を含み、当該プログラムは上記のいずれかのプログラムよりなる。

上記本努明によれば、光情報記録媒体の各記録層に対応した記録条件を当該記録層から取得することができるので、各記 Uiに最適な条件で o p cを実行することができる。しかし、光情報記録媒体が記憶装置に記憶されている既知のものであるときは、その記憶装置にあらかじめ登録されている、その光情報記録媒体の記録条件を用いるので、光情報記録媒体が、各記録層にその記録層の記録条件を記録していないものであった場合にも対応することができる。

又、上記本発明は、更に O P Cを実行しようとする記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態カゝ記録状態かにかかわらず、最適な O P Cを実行することができるように構成することが可能である。

又、上記本努明は、更に O P Cを行う際の記録パワー設定値を最適に設定して O P Cを実行することができるように構成することが可能である。

又、上記本発明は、更に O P Cを行う際の記録パルス形状を最適に設定して O P Cを実行することができるように構成することが可能である。

又、上記本発明は、更に O P Cを行う際の記録光の波長を最適に設定して O P cを実行することができるように構成することが可能である。

又、上記本発明は、更に O P Cを行う際の最大記録速度を最適に設定して O P Cを実行することができるように構成することが可能である。

更に本発明によれば、 O P Cを実行しょうとする記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態カゝ記録状態かにかかわらず、最適な O P Cを実行することができる。又上記本発明による記録媒体に記憶されたプログラムをコンピュータに実行させることにより、上記同様の作用効果を得ることが出来る。図面の簡単な説明

本発明に関連する他の特徴及び他の作用効果につき、以下に図面と共に更に詳細に説明する。

図 1は本発明の一実施の形態におけるメディアの構成を示す説明図である。図 2は本発明の一実施の形態における光情報記録再生装置の構成を示すプロック図である。

図 3は光情報記録再生装置のシステム制御装置の構成を示すプロック図である。図 4は光情報記録再生装置が実行する処理のフローチヤ一トである。

図 5A, 図 5Bは、光情報記録再生装置が実行する O PCについて説明する説明図である。

図 6は光情報記録再生装置が実行する別の処理のフローチヤ一トである。

図 7はメディァの他の構成例を示す説明図である。

図 8A，図 8B，図 8Cは、光情報記録再生装置におけるチャネルクロック、 8-16変調信号、光波形のタイミングチヤ一トである。

図 9は光情報記録再生装置を備えたホストコンピュータの電気的な接続のプロック図である。発明を実施するための最良の形態

発明を実施するための最良の一形態について説明する。

図 1は、本実施の形態である光情報記録再生装置 1 (図 2以下を参照)が記録、再生を行うメディア (光情報記録媒体) について説明する説明図である。このメディア 101は、 DVD— ROMフォーマットのコードデータを、図 1に示すように、記録層 102と 103の 2層構造となっているような色素系メディアであり、データ変調方式としては 8—16変調コードを用いてマークエッジ（PWM: P l s e Wi d t h Mo d u 1 a t i o n) 記録を行なう。尚、図 1中、 ①は第 1層のメディァ情報/記録条件を記録している領域を示し、 ②は第 2層のメディァ情報/記録条件を記録している領域を示す。また、メディア 1 0 1は、各記録層 1 0 2， 1 0 3での記録トラック上に形成されたプリグループに記録されているゥォブル信号に、トラックのァドレス情報等が記録されているものとする。

図 2、図 3は、それぞれ、本実施の形態である光情報記録再生装置 1の全体構成と、そのシステム制御装置 1 0の構成を説明するブロック図である。

この光情報記録再生装置 1は、本発明の光情報記離置を実施するもので、図 1を参照して説明したようなメディア 1 0 1と記録データを用いて、半導体レーザをマルチノルス発光させて記録マークを形成することにより、情報の記録を行うものである。

光情報記録再生装置 1は、情報の再生時は、 LD (レーザダイオード）光源 2 を LD駆動装置 6で駆動して、 L D光源 2を再生パワー（リードパワー）で発光させ、図示しない光ピックアップにおいて、 L D光源 2からの再生パワーの光を所定の光学素子 3 , 4， 5を介してメディア 1 0 1の所定の層 1 0 2又は 1 0 3 (図 1参照）にフォーカスが合うように照射し、その反射光を所定の光学素子 5， 4 , 7を介して受光素子 8で受光して光電変換し、変換後の電流信号を I Vアンプ 9で I V変換し、増幅して、再生信号（R F信号） 4 1を得る。

更に、 L D光源 2の出射光の一部が、所定の光学素子 1 1等を介してモニタ P D (フォトダイオード） 1 2に入射され、発光パワーに比例したモニタ電流が I Vアンプ 1 3により I V変換され、増幅されたパワーモニタ信号 4 2を利用することで、 A P C制御を行なうことができる。

情報の記録時には、ホストコントローラ 2 1で 8— 1 6変調コードからなる記録データに基づ!/、たノ、。ルス制御信号 4 3を生成し、 L D駆動装置 6でそのパルス制御信号 4 3に応じた駆動電流により、 L D光源 2を駆動して、図 8 Cに示すようなマルチパルスの光を発光させ、メディア 1 0 1の所定の層 1 0 2又は 1 0 3 の記録層に照射することで、メディア 1 0 1に記録マークを形成して情報の記録を行う。また、ホストコントローラ 2 1は、スペース/ピークパワーの発光レべルを制御するため、バイアスレベル電流駆動信号 4 4、ピークレベル電流重畳信号 4 5を LD駆動装置 6に出力する。ホストコントローラ 2 1は、光情報記録再生装置 1の全体を制御するマイク口コンピュータを中心に構成される制御装置であり、ピーク/ボトム検出回路 2 2 は、 R F信号 4 1のピーク、ボトムを検出して、ホストコントローラ 2 1に出力する。データデコーダは、 R F信号 4 1をデコードして、ホストコントローラ 2 1に出力する。データエンコーダ 2 4は、ホストコントローラ 2 1からの記録情報をエンコードする。 L D波形制御回路 2 5は、 L D駆動装置 6を駆動して、 L D光源 2の出力するレーザ光の波形を、デコード後の情報に基づいて制御する。なお、詳細な説明は省略する力光情報記録再生装置 1は、図示しない光ピックアップを制御して、フォーカス動作、トラック動作、シーク動作を行う、周知の構成のァクチユエータ、駆動機構、制御系を備えている。

次に、光情報記録再生装置 1で情報の記録を行うまでの処理の手順を、図 4のフ口一チヤ一トを参照して説明する。

まず、ホストコントローラ 2 1 (の C P U) は、メディア 1 0 1の記録する層 1 0 2又は 1 0 3からメディア 1 0 1の種別を iigijする情報（メディア情報（図 1のマル 1， 2 (マル付き数字を以下このように表示する）の領域に記録されている））を取得するため、対象となる層 1 0 2又は 1 0 3に図示しない光ピックァップを移動させる (ステップ S 1 )。メディア 1 0 1には、図 1に示すように、各層 1 0 2， 1 0 3の記録領域の内周側に L e a d I n領域と呼ばれるメディア 1 0 1の管理情報領域が存在し、その中の 1領域にメディア 1 0 1のメディァ情報がゥォブル信号として記録されている。'このゥォブル信号により、光情報記録再生装置 1の製造元名や、製造元が付与したメディアタイプを識別するためのメディァ情報を取得することができる。そこで、次の処理として、 L e a d I n領域の中の 1領域を再生して、ゥォブル信号からメディア 1 0 1のメディア情報を取得する（読取部、読取工程）（ステップ S 2 )。

そして、このゥォブル信号より識別したメディア 1 0 1の翻1が、光情報記録再生装置 1にとつて既知のメディアであれば（ホストコントローラ 2 1の ROM などにあらかじめ登録されていれば）（ステップ S 3の Y)、記録条件（O P Cを行う際の記録パワー設定値、記録パルス形状、記録光の光波長（レーザ波長)、最大記録速度など）を、そのメディア 1 0 1の種別ごとにホストコントローラ 2 1 の ROMなどの記憶装置にテーブルデータなどとして記憶されている値に決定する（記録条件取得部、記録条件取得工程）（ステップ S 4)。この R OMなどに記憶されている記録条件は、メディア 1 0 1の種別ごとに、そのメディア 1 0 1の各記録層 1 0 2， 1 0 3別に記録されている。

メディア 1 0 1が光情報記録再生装置 1の R OMなどにあらかじめ登録されていない未知のメディアであった場合は（ステップ S 3の N：)、メディア 1 0 1の L e a d I n領域内にゥォプル信号で記録されている記録条件（図 1の①、②の領域に記録されている）を読み出す（記録条件取得部、記録条件取得工程）（ステップ S 5 )。記録条件は、そのメディア 1 0 1の各記録層 1 0 2 , 1 0 3別に記録されている（記録層 1 0 2の記録条件は同じ記録層 1 0 2の①の領域、記録層 1 0 3 の記録条件は同じ記^ ϋ 1 0 3の②の領域に記録されている）。

そして、ステップ S 4， S 5で得られた記録条件に基づいて、 O P C条件や記録パルス波形を設定する (ステップ S 6 )。ここで、 O P C条件とは、パワーを変化させて記録する際の中心パワー値、及び、目標とするァシンメトリ ( β ) とする。これらの値は、既知のメディアであれば、そのメディアの @S(Jごとに好適な値を予め実験的に求めておき、光情報記録再生装置 1内の ROMなどにあらかじめ登録しておくことができるが、メディア 1 0 1が光情報記録再生装置 1内の R OMに登録されていない未知のメディァである場合は、ステップ S 2で得られたゥォブル信号から求められる値をそのまま使うことも可能であるが、その値に所定の係数を乗じて決定するのが望ましい。

次に、情報の記録動作に先立ち、最適な記録パワーを決定するため、記録を行おうとする層 1 0 2又は 1 0 3の記域と O P C領域（図 1参照）で O P Cを行なう（ステップ S 7)。

この O P Cを行う際には、ホストコントローラ 2 1はセクタが切り替わる毎に、図 5 Aに示すように、セクタ同期信号 4 6を発生させ、セクタ同期信号 4 6が発生する毎にピークレベル電流重畳信号 4 4を更新して、図 5 Bに示すように、 L D光源 2の発光パワーを段階的に変化させる。この段階的に発光パワーを変ィ匕させた記録が終了した後、その記録した領域を再生し、セクタ毎に R F信号 4 1をサンプリングして、上記 ( 2 ) 式などに基づく演算をホストコントローラ 2 1で実行して、各々のセクタでァシンメトリ (β) を算出し、算出されたにより記録動作時の発光パワーを決定する。尚、図 5 Aはセクタ同期信号 46を示し、図 5 Bは O P C時記録波形を示す。

このようにして、 O PCの実行により最適記録パワーが決定したら、情報の記録動作を周知の手段により行なう（ステップ S 8)。

このように、未知のメディア 101に記録を行う場合には（ステップ S 3の N：)、各記録層 102， 103に対応した記録条件をメディア 101の AD I P情報から各々取得することができるので、各記録層 102， 103に最適な記録設定条件で記録を行うことができる。しかし、光情報記録再生装置 1の R OMなどに記録されている既知のメディア 101であるときは (ステップ S 3の Y)、その RO Μなどにあらかじめ登録されている、そのメディア 101の記録条件を用いるので、この既知のメディア 101力各記録層 102， 103にその記録層 102， 103の記録条件を記録していないものであった場合にも対応することができる。また、図 4の処理に代えて、次の図 6のフローチャートに示す処理を実行してもよい。すなわち、この場合の対象となるメディァ 101は、図 7に示すように、各記録層 102, 103の Le a d l n領域に記録されている記録条件が、他方の層 103， 102の記録状態が消去状態力記録状態かによって 2種類記録されている（図 7の①，、 ①"、 ②，、 ②"の各領域)。また、ホストコントローラ 21の ROMなどに記憶されている記録条件も、同檨に、各記録層 102， 103について 2種類の記録条件が記憶されている。尚、図 7中、 ①は第 1層のメディア情報を記録している領域を示し、 ②は第 2層のメディア情報を記録している領域を示し、 ①，は第 2層が消去状態の時の第 1層の多層記録条件を記録している領域を示し、 ②，は第 1層が消去状態の時の第 2層の多層記録条件を記録している領域を示し、 ①" は第 2層が記録状態の時の第 1層の多層記録条件を記録している領域を示し、 ②" は第 1層が記録状態の時の第 2層の多層記録条件を記録している領域を示す。

そして、情報の記録を行う場合、図 6において図 4と同一符号のステップは、図 4の場合と同様の処理であるため、詳細な説明は省略する。図 6の処理においては、まず、 OPCを実行する（ステップ S 7) 前に、 OPCを実行する領域の他の記録層 1 0 2又は 1 0 3の同じ領域が消去状態力記録状態かを判断し（判断部、判断工程）（ステップ S 9 )、それに応じて、前述の 2種類の記録条件のいずれかを用いて、 O P Cの条件や、記録パルス波形の設定内容を切り替える（ステップ S 6 )。ステップ S 9の判断は、例えば、各記録層 1 0 2， 1 0 3に対して記録を行ったときに、記録済みであることを示す情報を L e a d I n領域などに記録している場合には、その L e a d I n領域などに記録されている情報を読み取ることにより判断することができる。あるいは、 R F信号 4 1の信号レベルをホストコントローラ 2 1で判断することにより行ってもよい。

そして、情報の記録を行なうときには（ステップ S 8 )、記録を行なう領域の他の記録層 1 0 2又は 1 0 3の同じ領域が消去状態カゝ記録状態かを判断し（これは、ステップ S 9の判断をそのまま用いることができる）（ステップ S 1 0 )、それに応じて記録パワーや発光パルス波形を切り替える (ステップ S 1 1 )。また、発光パルス波形は、他の記録層 1 0 2又は 1 0 3の記録状態によらず一定でよいも考えられ、その場合は、記録パヮーだけを切り替えるような動作も考えられる。なお、前述の説明では、記録層が 2層構造となっているメディア 1 0 1を例として説明したが、記録層が 3層、あるいはそれ以上の多層構造となっていても、前述と同様の動作を行うことができる。また、前述の説明では、追記のみ可能な色素メディァであるメディア 1 0 1を例として説明したが、記録情報の書き換えが可能な相変化メディアなどにっレ、ても、記録条件の項目が変更になるだけで、動作シーケンスは全く同様に論じることができるので、本発明を適用することができる。

また、前述の実施例では、ホストコントローラ 2 1のマイクロコンピュータで実行する本発明のプログラムを実施する所定の制御プログラムをホストコント口ーラ 2 1の R OMなどの記憶媒体に記憶しておき、この制御プログラムに基づレヽてマイク口コンピュータが実行する処理により、本発明の光情報記録装置、光情報記録方法で実行する特徴的な処理を実施する例を念頭において説明した。

しカゝし、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、光情報記録再生装置 1を制御するパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータに本発明のプログラムを実施する制御プログラムを搭載し、この制御プログラムに基づいてホストコンピュータが光情報記録再生装置 1を制御することにより、本発明の光情報記録方法を実施するようにしてもよい。

以下では、このようなシステムの概要を図 9を参照して説明する。

図 9に示すように、ホストコンピュータ 2 0 1は、各種演算を行ない、ホストコンピュータ 2 0 1の各部を集中的に制御する C P U 2 1 1と、各種の R OM、 RAMからなるメモリ 2 1 2と力バス 2 1 3で接続されている。

パス 2 1 3には、所定のインターフェイスを介して、ハードディスクなどの磁気記憶装置 2 1 4と、マウス、キーボード等により構成される入力装置 2 1 5と、表示装置 2 1 6と、光ディスクなどの記憶媒体 2 1 7を読み取る記憶媒体読取装置 2 1 8と、光情報記録再生装置 1とが接続され、また、ネットワーク 2 0 2と通信を行なう所定の通信インターフェイス 2 1 9が接続されている。なお、記憶媒体 2 1 7としては、 C D, D VDなどの光ディスク、光磁気ディスク、フレキシブルディスクなどの各種メディァを用いることができる。また、記憶媒体読取装置 2 1 8は、具体的には記憶媒体 2 1 7の種類に応じて光ディスク装置、光磁気ディスク装置、フレキシブルディスク装置などが用いられる。なお、記憶媒体読取装置 2 1 8に光ディスク装置を用いる:^は、光情報記録再生装置 1と同一装置で実施してもよい。

ホストコンピュータ 2 0 1は、この発明の記憶媒体を実施する記憶媒体 2 1 7 から、この発明のプログラムを実施するプログラム 2 2 0を読み取って、磁気記憶装置 2 1 4にインストールする。これらのプログラム 2 2 0はネットワーク 2 0 2や、インターネットを介してダウンロードしてインストールするようにしてもよい。このインストールにより、ホストコンピュータ 2 0 1は、プログラム 2 2 0に基づいて光情報記録再生装置 1を制御し、前述した本発明の特徴的な制御内容を実現する。すなわち、プログラム 2 2 0は光情報記録再生装置 1のドライバソフトなどである。なお、プログラム 2 2 0は、所定の O S上で動作するものであってもよい。

尚、本発明の実施の形態は上記のものに限られず、以下に示す請求の範囲に記载の範囲内にて他の様々な実施の形態が導出可能であることは言うまでもない。又、本願は、夫々 2003年 3月 25日及び 2004年 1月 7日に出願された基礎出願である特願 2003— 083368号及び特願 2004-002339 号に基づくものであり、ここに引用することでその内容を盛り込む。

Claims

請求の範囲

1 . 記録層が多層構造とされ、その各記録層について記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行なうものであって、当該記録動作を実行する際にはあらかじめ所定の O P C動作を実行する光情報記録装置において、

編己光情報記録媒体に記録されている当該光情報記録媒体の種別の情報を読み取る読取部と、

1又は複数種類の光情報記録媒体の各々について前記所定の O P C動作を実行する際の記録条件の情報を前記記録層ごとに記憶してなる記憶装置と、

読み取つた前記に対応する ΙίίΙΒ記録条件が前記記憶装置に記憶されているときは当該記録条件を読み出し、記憶されていないときは tfrt己光情報記録媒体の前記記録層ごとに当該記に記録されている前記記録条件を読み取る記録条件取得部と、

このようにして得られた前記記録条件を用いて前記所定の o p c動作を実行する O P C実行部とよりなる光情報記録装置。

2. &ia所定の o p c動作を実行しようとする前記記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態か記録状態かを判断する判断部をさらに備え、

前記記憶装置は、 IfilB記録条件の情報を ΙΐίΐΒ記録層ごとに当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である場合とのそれぞれにつヽて記憶しており、

前記記録条件取得部は、前記記憶装置に記憶されている前記記録条件を読み出すときは、 ΙίίΙΕ判断に応じて嫌己消去状態である場合又は記録状態である場合の前記記録条件を読み出す一方、前記記録層ごとに記録されている ΙίίΙΕ記録条件を読み取るときは、前記判断に応じ、前記記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態であるとのそれぞれにつレヽて当該記録層に記録されている鍵己記録条件のいずれかを読み取ることを特徴とする請求の範囲 1に記載の光情報記録装置。

3 . 編己記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録パワー設定値よりなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の光情報記録装置。

4 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録パルス形状よりなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の光情報記^ ¾置。

5. 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録光の波長よりなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の光情報記録装置。

6 . 前記記録条件は少なくとも 1515所定の O P C動作を行う際の最大記録速度よりなることを特徴とする請求の範囲 1に記載の光情報記^ ¾置。

7 . 記録層が多層構造とされ、その各記録層について記録が可能な光情報記録媒体において、

前記各記録層には当該記録層について所定の O P C動作を行う際の記録条件が当該記,の他の記録層が消去状態であると記録状態である場合とのそれぞれについて記録されてなることを特徴とする光情報記録媒体。

8 . 記録層が多層構造とされ、その各記について記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行なうものであって、当該記録動作を実行する際にはあらかじめ所定の O P C動作を実行する構成とされてなる光情報記録方法において、

前記光情報記録媒体に記録されている当該光情報記録媒体の種別の情報を読み取る読取工程と、

1又は複数種類の光情報記録媒体の各々について前記所定の O P C動作を実行する際の記録条件の情報を前記記録層ごとに記憶してなる記憶装置を参照し、前記読取り工程にて読み取った tins種別に対応する前記記録条件が前記記憶装置に記憶されているときは当該記録条件を読み出し、記憶されていないときは前記光情報記録媒体の tfil己記録層ごとに記録されている前記記録条件を読み取る記録条件取得工程と、

上記記録条件取得工程によって得た前記記録条件を用いて前記所定の O P。動作を実行する O P。実行工程とよりなる光情報記録方法。

9 . 前記所定の O P C動作を実行しょうとする前記記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態力記録状態かを判断する判断工程をさらに備え、

tirlB記録条件取得工程は、 tins記憶装置が前記記録条件の情報を前記記顯ごとに当該記録層の他の記録層が消去状態であると記録状態であるとのそれぞれについて記憶してなり当該記憶装置に記憶されている前記記録条件を読み出すときは、前記判断に応じて前記消去状態である場合又は記録状態である場合の前記記録条件を読み出す一方、 Ιίίί己記録層ごとに記録されている前記記録条件を読み取るときは、前記判断に応じて当該記録層に記録されている当該記録層の他の記^ iが消去状態である場合と記録状態であるとのそれぞれの記録条件のうちのいずれかを読み取ることを特徴とする請求の範囲 8に記载の光情報記録方法。

1 0. 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録パワー設定値よりなることを特徴とする請求の範囲 8に記載の光情報記録方法。

1 1 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録パルス形状よりなることを特徴とする請求の範囲 8に記載の光情報記録方法。

1 2. 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録光の波長よりなることを特徴とする請求の範囲 8に記載の光情報記録方法。

1 3 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の最大記録速度よりなることを特徴とする請求の範囲 8に記載の光情報記録方法。 1 4 , 記録層が多層構造とされ、その各記録層について記録が可能な光情報記録媒体に対して情報の記録を行なうものであって、当該記録動作を実行する際にあらかじめ所定の O P C動作を実行する光情報記録装置を制御する処理をコンピユータに実行させるプログラムにおいて、

嫌己光情報記録媒体に記録されている当該光情報記録媒体の種別の情報を読み取る読取部と、

読み取った前記種別に対応する前記記録条件が、 1又は複数種類の光情報記録媒体のそれぞれについて前記所定の O P C動作を実行する際の記録条件の情報を前記記録層ごとに記憶してレ、る記憶装置に記憶されてレ、るときは当該記録条件を読み出し、記憶されていなレヽときは前記光情報記録媒体の前記記録層ごとに記録されている前記記録条件を読み取る記録条件取得部と、

この記録条件取得部によつて得た前記記録条件を用いて前記所定の O P C動作を実行する O P C実行部としてコンピュータを動作させる命令よりなることを特徴とするプログラム。

1 5 . さらに編己所定の O P C動作を実行しようとする前記記録層の他の記録層の同じ領域が消去状態カゝ記録状態かを判断する判断部としてにコンピュータを動作させ、

前記記録条件取得部としてコンピュータを動作させる際は、当該コンピュータに、前記記憶装置が編己記録条件の情報を前記記録層ごとに当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である場合とのそれぞれについて記憶してなり前記記憶装置に記憶されている前記記録条件を読み出すときは、前記判断に応じて前記消去状態である場合又は記録状態である場合の前記記録条件を読み出す一方、前記記録層ごとに記録されている前記記録条件を読み取るときは、前記判断に応じて当該記録層に記録されている当該記録層の他の記録層が消去状態である場合と記録状態である場合とのそれぞれにつレヽて記録されている ΐϋΐ己記録条件のいずれかを読み取る動作を行なわせる構成とされてなることを特徴とする請求の範囲 1 4に記載のプログラム。

1 6 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録パワー設定値よりなることを特徴とする請求の範囲 1 4に記載のプログラム。

1 7 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録パルス形状よりなることを特徴とする請求の範囲 1 4に記載のプログラム。

1 8 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の記録光の波長よりなることを特徴とする請求の範囲 1 4に記載のプログラム。 1 9 . 前記記録条件は少なくとも前記所定の O P C動作を行う際の最大記度よりなることを特徴とする請求の範囲 1 4に記載のプログラム。

2 0 . プログラムを記憶しているコンピュータ読取り可能情報記憶媒体にぉヽて、

前記プログラムは請求の範囲 1 4に記載のプログラムよりなることを特徴とするコンピュータ読取り可能情報記憶媒体。

2 1 . プログラムを記憶しているコンピュータ読取り可能情報記憶媒体において、

前記プログラムは請求の範囲 1 5に記載のプログラムよりなることを特徴とするコンピュータ読取り可能情報記憶媒体。 '

2 2 . プログラムを記憶しているコンピュータ読取り可能情報記憶媒体において、

前記プログラムは請求の範囲 1 6に記載のプログラムよりなることを特徴とするコンピュータ読取り可能情報記憶媒体。

2 3 . プログラムを記憶しているコンピュータ読取り可能情報記憶媒体において、前記プログラムは請求の範囲 1 7に記載のプログラムよりなることを特徴とするコンピュータ読取り可能情報記憶媒体。

2 4. プログラムを記憶しているコンピュータ読取り可能情報記憶媒体において、

fijlBプロダラムは請求の範囲 1 8に記載のプログラムよりなることを特徴とするコンピュータ読取り可能情報記憶媒体。

2 5. プログラムを記憶しているコンピュータ読取り可能情報記憶媒体において、

ΙίίΙ己プログラムは請求の範囲 1 9に記載のプログラムよりなることを特徴とするコンピュータ読取り可能情報記憶媒体。