WO2004066524A1 - 携帯電話機 - Google Patents

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WO2004066524A1 PCT/JP2004/000410 JP2004000410W WO2004066524A1 WO 2004066524 A1 WO2004066524 A1 WO 2004066524A1 JP 2004000410 W JP2004000410 W JP 2004000410W WO 2004066524 A1 WO2004066524 A1 WO 2004066524A1
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Manubu Kayamori
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/02Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
    • H04M19/04Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone the ringing-current being generated at the substations
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Abstract

本発明の課題は、外部音声を着信音として使用でき、且つ着信音の再生中に基地局の切り替えが発生しても音途切れを回避できる携帯電話機を提供することである。マイク(180)により拾音された音声は、AD変換後、符号化部(141)によりADPCM方式で符号化されて、ADPCM符号化データ保存領域(150b)に保存される。保存された通話相手の音声データは、デジタル音声信号処理部(122)を経て符号化部(141)によりADPCM方式で符号化され、ADPCM符号化データ保存領域(150b)に保存される。着信時には、保存されているデータが読み出され、復号部(142)でアナログ音声信号に復号され、音声出力回路(136)を経てスピーカ(181)から着信音として出力される。復号部(142)が通信制御部(121)の動作に依存しないため、着信音の再生中にチャネル切替により通信制御部(121)がリセットされても、着信音の音途切れは発生しない。

Description

明 細 書 携帯電話機 <技術分野 >
本発明は、 録音再生機能を備えた携帯電話機に関し、 より詳細には、 録音した 音声を着信音として使用可能な携帯電話機に関する。 ぐ背景技術 >
従来、 ユーザの音声を録音できる音声メモリ機能を備えた携帯電話機が知られ ている。 また、 発信者毎に異なった着信音を鳴らし分ける機能を備えた携帯電話 機や、 着信時に、 予め登録しておいた発信者の名前を A D P C M (Adaptive Differential Pulse Code Modulation) 回路により音声信号化し、 着信音として 再生することにより、 発信者を容易に識別できるようにした携帯電話機も知られ ている。 (特許文献 1参照)
(特許文献 1 ) 特開 2000- 324228号公報
しかし、 音声メモリ機能を利用して、 ユーザや通話相手の音声を録音し着信音 として使用できるようにした携帯電話機は未だ実現に至っていない。 従来の携帯 電話機の音声メモリ機能では、 録音した音声データを復号 (デコード) する機能 を、 基地局選択等の通信制御機能を司る D S P (Digital Signal Processor) が 兼ねているため、 録音した音声データを着信音として使用した場合、 着信音の再 生中すなわち、 音声データの復号中に基地局の切り替え (通信チャネルの切り替 え) が発生すると、 着信音に音途切れが発生してしまう。 基地局の切り替えの際 には D S Pがリセットされ、 その時点で音声データの復号が中止されてしまうた めである。 また、 基地局の切り替え後に着信音を再鳴動させようとした場合も、 D S Pに対しすベての設定をし直す必要があるため、 音途切れが発生することに なる。
本発明は、 上記従来の技術の問題を解決するべく創案されたものであり、 その 目的は、 外部音声や通話相手の音声を着信音として使用でき、 且つ着信音の再生 中に基地局の切り替えが発生しても着信音の音途切れを回避できる携帯電話機を 提供することにある。
<発明の開示 >
上記目的を達成するために、 本発明の携帯電話機は、 外部音声を拾音するため の拾音手段と、 前記拾音手段により拾音した音声信号を符号化する音声符号化手 段と、 前記音声符号化手段により符号化した音声データを保存しておくための符 号化データ記憶手段と、 前記符号化データ記憶手段に保存されている音声データ を復号する音声復号手段と、 前記音声復号手段により復号した音声データを着信 音として出力する着信音出力手段と、 基地局の切り替えを行う通信制御手段と、 を備え、 前記音声復号手段の機能を、 前記通信制御手段として機能する回路プロ ックの動作に依存しない別の回路プロックに持たせて構成したものである。 上記のように構成したことにより、 外部音声が拾音手段により拾音され、 その 音声信号が音声符号化手段により音声データに符号化されて、 符号化データ記憶 手段に保存 (録音) される。 符号化データ記憶手段に保存されている音声データ は、 音声復号手段により音声信号に復号され、 着信音出力手段により着信音とし て出力される。 その際、 音声復号手段による音声データの復号中にチャネル切替 が発生しても、 音声復号手段の機能を、 通信制御手段として機能する回路ブロッ クの動作に依存しない別の回路プロックに持たせてあるので、 着信音の音途切れ は発生しない。
したがって、 この携帯電話機によれば、 ユーザの声など外部音声を着信音とし て使用することができ、 且つ着信音の再生中にチャネル切替が発生した場合でも 着信音の音途切れを回避することができる。
また、 別の本発明の携帯電話機は、 通話相手の音声信号を録音する録音手段と 、 前記録音手段により録音された音声信号を符号化する音声符号化手段と、 前記 音声符号化手段により符号化した音声データを保存しておくための符号化データ 記憶手段と、 前記符号化データ記憶手段に保存されている音声データを復号する 音声復号手段と、 前記音声復号手段により復号した音声データを着信音として出 力する着信音出力手段と、 基地局の選択および切り替えを行う通信制御手段と、 とを備え、 前記音声復号手段の機能を、 前記通信制御手段として機能する回路ブ 口ックの動作に依存しない別の回路プロックに持たせたものである。
上記のように構成したことにより、 通話相手の音声が録音手段により録音され 、 その音声信号が音声符号化手段により音声データに符号化されて、 符号化デー タ記憶手段に保存される。 符号化データ記憶手段に保存されている音声データは 、 音声復号手段により音声信号に復号され、 着信音出力手段により着信音として 出力される。 その際、 音声復号手段による音声データの復号中にチャネル切替が 発生しても、 音声復号手段の機能を、 通信制御手段として機能する回路ブロック の動作に依存しない別の回路プロックに持たせてあるので、 着信音の音途切れは 発生しない。
したがって、 この携帯電話機によれば、 通話相手の音声を着信音として使用す ることができ、 且つ着信音の再生中にチャネル切替が発生した場合でも着信音の 音途切れを回避することができる。
また、 本発明の携帯電話機において、 前記音声符号化手段は、 入力された音声 信号を A D P C M方式で符号化し、 前記音声復号手段は、 入力された音声データ を A D P C M方式で復号することが望ましい。
音声信号の符号化 ·復号方式として、 A D P C M方式を採用することにより、 音声データのデータ量を小さくできるので、 符号化データ記憶手段に必要なメモ リ容量を抑えることができる。
また、 本発明の携帯電話機において、 前記音声符号化手段に入力される音声信 号のノィズ成分を除去するノィズ成分除去手段を備えていることが望ましい。 音声符号化手段に入力される音声信号のノィズ成分を除去することにより、 聞 き取りやすい着信音を記録し再生することができる。
また、 本発明の携帯電話機において、 前記音声符号化手段に入力される音声信 号の音階を調整するための音階調整手段を備えていることが望ましい。
音声符号化手段に入力される音声信号の音階を調整することにより、 記録され る着信音の音質を自由に変えることができるので、 ユーザの楽しみが増大する。
<図面の簡単な説明 > 0
図 1は、 本発明の携帯電話機の第 1実施形態を示すプロック図であり、 図 2は、 本発明の携帯電話機の第 2実施形態を示すプロック図である。
なお、 図中の符号、 1 00は携帯電話機、 1 10は無線通信部、 1 20は D S P部 (録音手段) 、 1 2 1は通信制御部 (通信制御手段) 、 1 22はデジタル音 声信号処理部、 1 23は音声加工処理部、 1 23 aは音階シフタ部 (音階調整手 段) 、 1 23 bは音声適正化部 (ノイズ成分除去手段) 、 1 24は音量音階設定 部、 1 30は音声処理部、 1 3 1は送話音声入力端子、 1 32は再生音声出力端 子、 1 3 5は AD変換器、 1 36は音声出力回路、 140は音声符号化 ·復号部 、 141は符号化部 (音声符号化手段) 、 142は復号部 (音声復号手段) 、 1 50は記憶部、 1 50 aは受話音声データ保存領域 (録音手段) 、 1 50 bは A D P CM符号化データ保存領域 (符号化データ記憶手段) 、 1 80はマイク (拾 音手段) 、 1 8 1はスピーカ (着信音出力手段) 、 200は携帯電話機である。
<発明を実施するための最良の形態 >
以下、 本発明の実施形態について説明する。
(第 1実施形態)
図 1は本発明の携帯電話機の第 1実施形態を示すプロック図である。
この携帯電話機 100は、 無線通信部 1 10、 DS P部 1 20、 音声処理部 1 30、 音声符号化 ·復号部 140、 記憶部 1 50、 表示部 1 60、 および操作部 1 70を備えている。
無線通信部 1 10は、 アンテナ 1 10 aを備え、 図示しない基地局と無線通信 する。 すなわち、 無線通信部 1 10は、 送話音声信号を搬送波に重畳して無線信 号を生成し、 アンテナ 1 10 aを介して基地局へ無線送信する。 また、 無線通信 部 1 1 0は、 基地局から送られてくる無線信号をアンテナ 1 10 aを介して受信 し、 復調して受話音声信号を得る。
D S P部 120は、 通信制御部 1 21と、 デジタル音声信号処理部 1 22とを 備えている。 通信制御部 1 21は、 無線通信部 1 10を制御することにより基地 局の切り替え (以下、 チャネル切替と記す。 ) 、 着信検知、 呼接続 Z切断などの 処理を行う。 また、 通信制御部 1 21は、 無線通信部 1 10により受信した受話 音声信号を記憶部 1 5 0に保存可能な形式のデジタル音声データ (受話音声デー タ) に変換して、 記憶部 1 5 0に出力する機能も有している。 デジタル音声信号 処理部 1 2 2は、 記憶部 1 5 0からのデジタル音声データ (受話音声データ) を 、 音声符号化 ·復号部 1 4 0で処理できる形式のデータに変換する。
音声処理部 1 3 0は、 送話音声入力端子 1 3 1と、 複数の再生音声出力端子 1 3 2とを有している。 送話音声入力端子 1 3 1にはユーザの音声など外部音声を 拾音するためのマイク 1 8 0が接続されている。 複数の再生音声出力端子 1 3 2 のうちの 1つには、 スピーカ 1 8 1が固定的に接続されている。 その他の再生音 声出力端子 1 3 2には、 必要に応じてイヤホン 1 8 2や車載音響機器 1 8 3など が接続される。
音声処理部 1 3 0内には、 A D変換器 1 3 5が設けられており、 マイク 1 8 0 で拾音されたアナログ音声信号は、 AD変換器 1 3 5でデジタル音声データ (拾 音音声データ) に変換されて、 音声符号化 '復号部 1 4 0に出力される。 また、 音声処理部 1 3 0内には、 音声符号化■復号部 1 4 0から送られてきた再生アナ ログ音声信号を複数の再生音声出力端子 1 3 2に分配して出力する音声出力回路 1 3 6が設けられている。
音声符号化■復号部 1 4 0は、 符号化部 1 4 1と、 復号部 1 4 2とを有してい る。 符号化部 1 4 1は、 D S P部 1 2 0や音声処理部 1 3 0からのデジタル音声 データを、 A D P C M方式のリニアデータ (以下、 A D P C M符号化データと記 す。 ) に符号化 (μ - 1 a w→リニア変換) して、 記憶部 1 5 0に出力する。 復号 部 1 4 2は、 記憶部 1 5 0からの A D P C M符号化データをアナログ音声信号に 復号して、 音声処理部 1 3 0に出力する。
記憶部 1 5 0には、 D S P部 1 2 0からのデジタル音声データを保存しておく ための受話音声データ保存領域 1 5 0 aと、 音声符号化 ·復号部 1 4 0からの A D P C M符号化データを保存しておくための A D P C M符号化データ保存領域 1 5 0 bとが設けられている。
表示部 1 6 0には、 携帯電話機 1 0 0の状態に関する情報 (電波状態、 バッテ リ残量など) 、 各種メニュー画面、 各種入力画面、 などが表示される。 操作部 1 70は、 オンフックボタン、 オフフックボタン、 ダイヤルポタン、 方 向指示ボタン、 実行ポタン、 各種機能選択ポタンなどを備えている。 各種機能選 択ボタンには、 外部音声着信音化ボタンゃ受話音声着信音化ボタンなどが含まれ る。
上述した無線通信部 1 10、 DS P部 1 20、 音声処理部 1 30、 音声符号化 '復号部 140、 および記憶部 1 50は、 各々別々の回路プロック (I Cチップ ) で構成されている。 したがって、 DS P部 1 20がリセットされても、 音声符 号化 ·復号部 140の動作には全く影響しない構成になっている。
次に、 上記のように構成された第 1実施形態の携帯電話機 100の動作につい て説明する。 携帯電話機 1 00の通話機能に関しては一般的な電話機と同様であ るので説明を省略し、 ここではユーザの音声など外部音声を拾音し着信音として 使用する機能、 および通話相手の音声すなわち、 受話音声を着信音として使用す る機能についてのみ説明する。
[外部音声着信音化]
非通話状態の時に、 操作部 1 70の外部音声着信音化ボタンを押圧すると、 ュ 一ザの音声など外部音声をマイク 1 80で拾音する機能がアクティブになる。 マ イク 1 80で拾音されたアナログ音声信号は、 音声処理部 1 30内の A D変換器 135でデジタル音声データに変換された後、 音声符号化■復号部 140内の符 号化部 141により ADP CM方式で符号化されて、 記憶部 1 50内の ADPC M符号化データ保存領域 1 50 bに保存される。
[受話音声着信音化]
通話中に、 操作部 1 70の受話音声着信音化ポタンを押圧すると、 無線通信部 1 10で受信した通話相手の音声を、 記憶部 1 50内の受話音声データ保存領域 1 50 aに保存する機能 (音声メモリ機能) がアクティブになる。 無線通信部 1 10からの受話音声データは、 D S P部 1 20内の通信制御部 1 2 1で所定形式 のデジタル音声データに変換されて、 記憶部 1 50の受話音声データ保存領域 1 50 aに保存される。 受話音声データ保存領域 1 50 aに保存されたデジタル音 声データは、 通話終了後、 DS P部 1 20内のデジタル音声信号処理部 1 22で 所定形式のデータに変換された後、 音声符号化■復号部 140内の符号化部 14 TJP2004/000410
1により AD P CM方式で符号化されて、 記憶部 1 50内の AD PCM符号化デ ータ保存領域 1 50 bに保存される。
[着信音再生]
D S P部 1 20内の通信制御部 1 2 1が着信を検知すると、 記憶部 1 50内の ADP CM符号化データ保存領域 1 50 bに保存されている AD P CM符号化デ ータが読み出され、 音声符号化 ·復号部 140内の復号部 142に送られていく 。 そして、 ADP CM符号化データが復号部 142で順次アナログ音声信号に復 号され、 音声処理部 1 30内の音声出力回路 1 36を経て、 スピーカ 1 8 1など から着信音として出力される。 この着信音再生動作は、 操作部 1 70のオフフッ クボタンが押されるまで、 あるいは留守録機能が作動するまで続けられる。
上記のように、 第 1実施形態では、 非通話状態の時に拾音した外部音声や、 通 話中に録音した通話相手の音声を着信音として使用することができる。 また、 音 声符号化 ·復号部 140による ADP CM符号化データの復号動作が回路プロッ クの構造上、 D S P部 1 20が非同期動作によりリセット動作の影響を受けない ので、 着信音の再生中にチャネル切替が発生した場合でも着信音の音途切れを回 避することができる。
また、 音声符号化■復号部 140における音声信号の符号化 ·復号方式として 、 AD P CM方式を採用したことにより、 保存する音声データのデータ量を極力 小さくできるので、 記憶部 1 50に必要なメモリ容量を抑えることができる。 し たがって、 外部音声ゃ受話音声の着信音化による記憶部 1 50のメモリ容量の増 加を最小限に抑えて、 部品コストの増加を抑制することができる。
(第 2実施形態)
図 2は本発明の携帯電話機の第 2実施形態を示すプロック図である。 この携帯 電話機 200は、 図 1に示した第 1実施形態の構成に加えて、 音声加工処理部 1 23および音量音階設定部 1 24を備えている。 また、 音声処理部 1 30からの デジタル音声データが音声加工処理部 1 23を経由して、 音声符号化 ·復号部 1 40に入力されるように構成されている。 音声加工処理部 1 2 3は、 D S P部 1 2 0内のデジタル音声信号処理部 1 2 2 の一部として形成されており、 音声符号化 ·復号部 1 4 0に入力されるデジタル 音声データの音階を調整するための音階シフタ部 1 2 3 aと、 音量調整、 ィコラ ィザ調整、 およびノイズ成分除去を行う音声適正化部 1 2 3 bとを有している。 音階シフタ部 1 2 3 aは、 入力されたデジタル音声データに対し、 音量音階設 定部 1 2 4から指示された音階設定値に応じて、 周波数変換 (音階シフ ト) 処理 を施し、 処理後のデジタル音声データを音声適正化部 1 2 3 bに渡す。 周波数変 換処理によって、 元の音声の音階が高域側 (+側設定の場合) または低域側 (一 側設定の場合) にシフトされる。
音声適正化部 1 2 3 bは、 音階シフタ部 1 2 3 aからのデジタル音声データに 対し、 音量音階設定部 1 2 4から指示された音量設定値に応じて音量データの加 算減算 (音量おょぴイコライザ調整) 処理を施すとともに、 一定音量レベル以下 のデータを削除 (ノイズ成分除去) し、 処理後のデータを音声符号化 ·復号部 1 4 0の符号化部 1 4 1 へ出力する。
音量音階設定部 1 2 4は、 操作部 1 7 0からの操作信号を入力とし、 操作信号 に応じて、 音声加工処理部 1 2 3に音量および音階の設定値を指示する。 音量や 音階の設定値は、 表示部 1 6 0に表示される。 ユーザは、 表示部 1 6 0により録 音音量を確認しつつ、 録音音量の設定値を調節する。 録音音量の設定値を変更す ることにより、 外部音声ゃ受話音声の音量が大き過ぎたり小さ過ぎたりした場合 でも、 録音されるデジタル音声データの音量データを適正に調整できる。 また、 音階の設定値を変更することにより、 録音されるデジタル音声データの音質を元 の音声とは異なる音質に変化させることができる。
音階調整の際、 表示部 1 6 0には、 音階設定用の操作子として、 「十シフト J 、 「一シフ ト」 、 「男性の声」 、 「女性の声」 、 「子供の声」 といったアイコン が表示される。 アイコンの選択は、 ユーザが操作部 1 7 0の方向指示ボタンなど を操作することにより行うことができ、 実行ボタンによって選択の確定指示を行 うことができる。 「 +シフト」 または 「一シフ ト」 を指示することにより、 元の 音声の音階を高域側または低域側に任意にシフトさせることができる。 「男性の 声」 、 「女性の声」 、 または 「子供の声」 を指示すると、 予め設定されたシフ ト 量だけ元の音声の音階を高域側または低域側にシフトさせることができる。
上記のように構成された第 2実施形態の携帯電話機 2 0 0の動作について説明 する。
[外部音声着信音化]
非通話状態の時に、 操作部 1 7 0の所定のボタンを操作して音量および音階を 設定した後、 外部音声着信音化ポタンを押圧すると、 ユーザの音声など外部音声 をマイク 1 8 0で拾音する機能がアクティブになる。 マイク 1 8 0で拾音された アナログ音声信号は、 音声処理部 1 3 0内の A D変換器 1 3 5でデジタル音声デ —タに変換された後、 音声加工処理部 1 2 3に入力される。 音声加工処理部 1 2 3では、 入力されたデジタル音声データに対し、 音階シフタ部 1 2 3 bによる音 階調整と、 音声適正化部 1 2 3 aによる音量調整、 イコライザ調整、 およびノィ ズ成分除去とが施される。 そして、 音声加工処理部 1 2 3から出力されたデジタ ル音声データが音声符号化 ·復号部 1 4 0内の符号化部 1 4 1により A D P C M 方式で符号化されて、 記憶部 1 5 0内の A D P C M符号化データ保存領域 1 5 0 bに保存される。
[受話音声着信音化]
通話中に、 操作部 1 7 0の所定のポタンを操作して音量おょぴ音階を設定した 後、 受話音声着信音化ポタンを押圧すると、 無線通信部 1 1 0で受信した通話相 手の音声を、 記憶部 1 5 0內の受話音声データ保存領域 1 5 0 aに保存する機能 (音声メモリ機能) がアクティブになる。 無線通信部 1 1 0からの受話音声デー タは、 D S P部 1 2 0内の通信制御部 1 2 1で所定形式のデジタル音声データに 変換されて、 記憶部 1 5 0の受話音声データ保存領域 1 5 0 aに保存される。 受 話音声データ保存領域 1 5 0 aに保存されたデジタル音声データは、 通話終了後 、 音声加工処理部 1 2 3に入力される。 音声加工処理部 1 2 3では、 入力された デジタル音声データに対し、 音階シフタ部 1 2 3 bによる音階調整と、 音声適正 化部 1 2 3 aによる音量調整、 イコライザ調整、 およびノイズ成分除去とが施さ れる。 そして、 音声加工処理部 1 2 3から出力されたデジタル音声データが音声 04000410
符号化 ·復号部 140内の符号化部 141により ADP CM方式で符号化されて 、 記憶部 1 50内の ADP CM符号化データ保存領域 1 50 bに保存される。
[着信音再生]
着信があると、 上記のようにして音階調整および音量調整が施された外部音声 または受話音声の音声データが、 第 1実施形態と同様にして、 着信時に記憶部 1 50内の ADPCM符号化データ保存領域 1 50 bから読み出され、 着信音とし て出力される。
上記のように、 第 2実施形態では、 音声符号化 ·復号部 140に入力されるデ ジタル音声データのノィズ成分除去を行う音声適正化部 1 23 bを備えたことに より、 聞き取りやすい着信音を記録し再生することができる。
また、 音声符号化 ·復号部 140に入力されるデジタル音声データの音階を調 整するための音階シフタ部 1 23 aを備えたことにより、 外部音声ゃ受話音声を 使用した着信音の音質を自由に変えることができるので、 ユーザの楽しみを増大 させることができる。
なお、 上記の例では、 録音される音声データの音量設定を、 ユーザが操作部 1 70を操作することにより行うこととしたが、 音声適正化部 1 23 bの前段に、 入力音声データの音量を検知する入力音量検知部を設け、 入力音声データの音量 が変化しても、 録音音量が常に一定になるように音声適正化部 1 23 bが自動調 整するようにしてもよい。
また、音声符号化■復号部 140における符号化方式は、 μ- \ a w→リニア変 換に限るものではない。
また、 無線通信部 1 10、 音声処理部 1 30、 音声符号化 ·復号部 140、 お ょぴ記憶部 1 50に関しては、 同一の回路プロック ( I Cチップ) で構成しても よい。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、 本究明の精神と範 囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にと つて明らかである。
本出願は、 2003年 1月 23日出願の日本特許出願 No.2003-015086に基づくものであ り、 その内容はここに参照として取り込まれる。 <産業上の利用可能性 >
以上説明したように、 本発明の携帯電話機によれば、 外部音声や通話相手の音 声を着信音として使用でき、 且つ着信音の再生中に基地局の切り替えが発生して も着信音の音途切れを回避できる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 外部音声を拾音するための拾音手段と、
前記拾音手段により拾音した音声信号を符号化する音声符号化手段と、 前記音声符号化手段により符号化した音声データを保存しておくための符号化 データ記憶手段と、
前記符号化データ記憶手段に保存されている音声データを復号する音声復号手 段と、
前記音声復号手段により復号した音声データを着信音として出力する着信音出 力手段と、
基地局の切り替えを行う通信制御手段と、
を備え、
前記音声復号手段の機能を、 前記通信制御手段として機能する回路プロックの 動作に依存しない別の回路プロックに持たせたことを特徴とする携帯電話機。
2 . 通話相手の音声信号を録音する録音手段と、
前記録音手段により録音された音声信号を符号化する音声符号化手段と、 前記音声符号化手段により符号化した音声データを保存しておくための符号化 データ記憶手段と、
前記符号化データ記憶手段に保存されている音声データを復号する音声復号手 段と、
前記音声復号手段により復号した音声データを着信音として出力する着信音出 力手段と、
基地局の切り替えを行う通信制御手段と、
を備え、
前記音声復号手段の機能を、 前記通信制御手段として機能する回路ブロックの 動作に依存しない別の回路プロックに持たせたことを特徴とする携帯電話機。
3. 前記音声符号化手段は、 入力された音声信号を ADP CM方式で符号 化し、
前記音声復号手段は、 入力された音声データを AD P CM方式で復号すること を特徴とする請求の範囲第 1項または第 2項記載の携帯電話機。
4. 前記音声符号化手段に入力される音声信号のノィズ成分を除去するノ ィズ成分除去手段を備えたことを特徴とする請求の範囲第 1項、 2項、 または 3 項記載の携帯電話機。
5. 前記音声符号化手段に入力される音声信号の音階を調整するための音 階調整手段を備えたことを特徴とする請求の範囲第 1項、 2項、 または 3項記載 の携帯電話機。
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