JP3293542B2 - 記録媒体再生機能付無線装置 - Google Patents

記録媒体再生機能付無線装置

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JP3293542B2
JP3293542B2 JP35242297A JP35242297A JP3293542B2 JP 3293542 B2 JP3293542 B2 JP 3293542B2 JP 35242297 A JP35242297 A JP 35242297A JP 35242297 A JP35242297 A JP 35242297A JP 3293542 B2 JP3293542 B2 JP 3293542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログカセット
テープ、DAT、CD、MD等、記録媒体の再生をヘッ
ドホンを用いて行う携帯型再生機器と、携帯、PHS等
の移動電話機器とからなる記録媒体再生機能付無線装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、どのような時でも、どのような場
所からでも、電話を使用したいとの要望から、携帯、P
HS等の移動電話機器が急速に出回っている。
【0003】また、近年、同様に、どのような時でも、
どのような場所でも、音楽を聞いたり、語学の学習等を
行いたいとの要望から、携帯型オーディオ装置も多数の
人が携帯しており、CDはもちろんのこと、最近ではM
Dの記録/再生装置も多数出回っている。
【0004】このように、移動電話機器、携帯型オーデ
ィオ装置とも、多数の人が携帯していることから、双方
とも利用している人も多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような双方の利用
者においては、携帯型オーディオ装置を再生状態にし、
音楽等を聴いている最中に、移動電話機器に受信がある
ことも頻繁に生じている。このような場合、利用者は、
呼出音を聞いた後、オーディオ装置の再生を中止して、
移動電話機器を通話状態に設定しなければならず、慌た
だしく、更に操作も面倒である。この時、慌てて再生中
止の操作を行うと、誤って異なる操作を行ってしまうこ
ともあり、なかなか移動電話機器を通話状態にすること
ができず、電話が切れてしまうという事態も生じ兼ねな
い。また、オーディオ装置の再生を中止せずに移動電話
機器を通話状態にした場合は、通話中に再生が継続され
ているため、通話終了後、再生位置を戻してやる操作が
必要となり、煩わしい。
【0006】そこで本発明は、これら双方からなり、音
楽等を聴いている最中に、移動電話機器に受信があって
も、煩わしい操作が必要なく、簡単な操作で通話可能と
することができる、使い勝手のよい記録媒体再生機能付
無線装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の記録媒体再生
機能付無線装置は、記録媒体の再生を行う再生手段、無
線信号を送受信することによって、任意の相手との通話
が行える通話手段、再生手段、通話手段を制御する制御
手段、を備えた記録媒体再生機能付無線装置であって、
再生手段はヘッドホンによる再生を可能とし、制御手段
は、ヘッドホン使用による記録媒体の再生時に所定の無
線信号の受信があると、所持者の呼出を行うと共に、再
生手段の再生を、再生操作がなされた時に現在の記録媒
体再生位置から再生できる状態で、停止させることを特
徴とする。
【0008】請求項2の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段、通話手段を制御する制御手段、を備えた
記録媒体再生機能付無線装置であって、再生手段はヘッ
ドホンによる再生を可能とし、制御手段は、ヘッドホン
使用による記録媒体の再生時に所定の無線信号の受信が
あると、所持者の呼出を行い、その後、操作部による通
話開始操作がなされると、再生手段の再生を、再生操作
がなされた時に現在の記録媒体再生位置から再生できる
状態で、停止させることを特徴とする。
【0009】請求項3の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項1又は2記載の記録媒体再生機能付無線装置
であって、所持者への呼出は、呼出音発生手段による呼
出音にて行うことを特徴とする。
【0010】請求項4の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段、通話手段を制御する制御手段、を備えた
記録媒体再生機能付無線装置であって、再生手段はヘッ
ドホンによる再生を可能とし、制御手段は、ヘッドホン
使用による記録媒体の再生時に所定の無線信号の受信が
あると、呼出音発生手段により呼出音を発生させると共
に、呼出音のコール回数をカウントし、所定のコール回
数呼出後、再生手段の再生を、再生操作がなされた時に
現在の記録媒体再生位置から再生できる状態で、停止さ
せることを特徴とする。
【0011】請求項5の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項1、2、3又は4記載の記録媒体再生機能付
無線装置であって、制御手段は、通話終了状態に設定さ
れると、記録媒体を再生するよう再生手段を制御するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話
手段に対し入出力可能に接続される信号処理手段、信号
処理手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、再生
手段、通話手段、信号処理手段を制御する制御手段、を
備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段に
よる再生データを聴取することができ、且つ通話手段に
よる通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
て、制御手段は、記録媒体の再生中、再生手段の出力を
マイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよ
う信号処理手段を制御し、この再生時に所定の無線信号
の受信があると、所持者の呼出を行った後、再生手段の
再生を、再生操作がなされた時に現在の記録媒体再生位
置から再生できる状態で、停止させ、通話手段を通話状
態に設定し、且つ、通話手段の出力をマイクロホン付ヘ
ッドホンのヘッドホン部に供給するよう信号処理手段を
制御することを特徴とする。
【0013】請求項7の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話
手段に対し入出力可能に接続される信号処理手段、信号
処理手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、再生
手段、通話手段、信号処理手段を制御する制御手段、を
備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段に
よる再生データを聴取することができ、且つ通話手段に
よる通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
て、制御手段は、記録媒体の再生中、再生手段の出力を
マイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよ
う信号処理手段を制御し、この再生時に所定の無線信号
の受信があると、所持者の呼出を行い、その後、操作部
による通話開始操作がなされると、再生手段の再生を、
再生操作がなされた時に現在の記録媒体再生位置から再
生できる状態で、停止させ、通話手段の出力をマイクロ
ホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよう信号処
理手段を制御することを特徴とする。
【0014】請求項8の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項6又は7記載の記録媒体再生機能付無線装置
であって、所持者への呼出は、呼出音発生手段による呼
出音にて行うことを特徴とする。
【0015】請求項9の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話
手段に対し入出力可能に接続される信号処理手段、信号
処理手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、再生
手段、通話手段、信号処理手段を制御する制御手段、を
備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段に
よる再生データを聴取することができ、且つ通話手段に
よる通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
て、制御手段は、記録媒体の再生中、再生手段の出力を
マイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよ
う信号処理手段を制御し、この再生時に所定の無線信号
の受信があると、呼出音発生手段により呼出音を発生さ
せて、呼出音のコール回数をカウントし、所定のコール
回数呼出後、再生手段の再生を、再生操作がなされた時
に現在の記録媒体再生位置から再生できる状態で、停止
させ、通話手段を通話状態に設定し、且つ、通話手段の
出力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給
するよう信号処理手段を制御することを特徴とする請求
項10の記録媒体再生機能付無線装置は、請求項8又は
9記載の記録媒体再生機能付無線装置であって、更に、
信号処理手段は、呼出音発生手段に対し入力可能に接続
されており、制御手段は、呼出音発生時に、呼出音発生
手段の出力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部
に供給するよう信号処理手段を制御することを特徴とす
るもの。
【0016】請求項11の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項6、7、8、9又は10記載の記録媒体再生
機能付無線装置であって、制御手段は、通話終了状態に
設定されると、記録媒体を再生するよう再生手段を制御
すると共に、再生手段の出力をマイクロホン付ヘッドホ
ンのヘッドホン部に供給するよう信号処理手段を制御す
ることを特徴とする。
【0017】請求項12の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話
手段に対し入出力可能に接続される信号混合手段、信号
混合手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、再生
手段、通話手段、信号混合手段を制御する制御手段、を
備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段に
よる再生データを聴取することができ、且つ通話手段に
よる通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
て、制御手段は、所定の無線信号の受信があると、所持
者の呼出を行い、信号混合手段は、再生手段の出力と通
話手段の出力とを所定の比率で混合し、マイクロホン付
ヘッドホンのヘッドホン部に供給するものであることを
特徴とする。
【0018】請求項13の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話
手段に対し入出力可能に接続される信号混合手段、信号
混合手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、再生
手段、通話手段、信号混合手段を制御する制御手段、を
備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段に
よる再生データを聴取することができ、且つ通話手段に
よる通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
て、信号混合手段は、再生手段の出力と通話手段の出力
とを所定の比率で混合し、マイクロホン付ヘッドホンの
ヘッドホン部に供給するものであり、制御手段は、記録
媒体の再生時に所定の無線信号の受信があると、所持者
の呼出を行った後、通話手段を通話状態に設定すること
を特徴とする。
【0019】請求項14の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項12又は13記載の記録媒体再生機能付無線
装置であって、所持者への呼出は、呼出音発生手段によ
る呼出音にて行うことを特徴とする。
【0020】請求項15の記録媒体再生機能付無線装置
は、記録媒体の再生を行う再生手段、無線信号を送受信
することによって、任意の相手との通話が行える通話手
段、再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話
手段に対し入出力可能に接続される信号混合手段、信号
混合手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、再生
手段、通話手段、信号混合手段を制御する制御手段、を
備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段に
よる再生データを聴取することができ、且つ通話手段に
よる通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
て、信号混合手段は、再生手段の出力と通話手段の出力
とを所定の比率で混合し、マイクロホン付ヘッドホンの
ヘッドホン部に供給するものであり、制御手段は、記録
媒体の再生時に所定の無線信号の受信があると、呼出音
発生手段により呼出音を発生させて、呼出音のコール回
数をカウントし、所定のコール回数呼出後、通話手段を
通話状態に設定することを特徴とする。
【0021】請求項16の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項14又は15記載の記録媒体再生機能付無線
装置であって、更に、信号混合手段は、呼出音発生手段
に対し入力可能に接続されており、再生手段の出力と呼
出音再生手段の出力とを所定の比率で混合することを特
徴とする。
【0022】請求項17の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項12、13、14、15又は16記載の記録
媒体再生機能付無線装置であって、再生手段の出力と通
話手段の出力とは、夫々独立にレベル調整可能であるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項18の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11、12、13、14、15、16又は17記載
の記録媒体再生機能付無線装置であって、操作部は、設
定切換操作によって、夫々再生手段、通話手段の操作に
用いられる共通操作部を有し、記録媒体の再生時に所定
の無線信号を受信した後、通話状態になると、制御手段
は、共通操作部を通話手段の操作を優先させるよう設定
することを特徴とする。
【0024】請求項19の記録媒体再生機能付無線装置
は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11、12、13、14、15、16、17又は1
8記載の記録媒体再生機能付無線装置が、更に、記録媒
体への記録手段を備え、記録手段による記録中に、所定
の無線信号の受信があると、制御手段は、所持者の呼出
を行わず、受信があった旨を記憶することを特徴とす
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1の記録媒体再生機能付無線装置
では、ヘッドホン使用による記録媒体の再生時に所定の
無線信号の受信があると、所持者の呼出を行うと共に、
再生手段の再生を、再生操作がなされた時に現在の記録
媒体再生位置から再生できる状態で、停止させることを
特徴とする。
【0026】従って、無線信号を受信すると、自動的
に、再生が、再生操作がなされた時に現在の記録媒体再
生位置から再生できる状態で、停止するため、所持者は
自ら再生停止操作を行わずにすみ、操作性が良く、誤操
作することもない。更に、通話終了後、再生操作を行え
ば、再度通話開始前の状態から記録媒体を再生すること
ができ、使い勝手が良い。
【0027】請求項2の記録媒体再生機能付無線装置で
は、ヘッドホン使用による記録媒体の再生時に所定の無
線信号の受信があると、所持者の呼出を行い、その後、
操作部による通話開始操作がなされると、再生手段の再
生を、再生操作がなされた時に現在の記録媒体再生位置
から再生できる状態で、停止させることを特徴とする。
【0028】従って、無線信号を受信し、所持者が通話
開始操作を行うと、自動的に、再生が、再生操作がなさ
れた時に現在の記録媒体再生位置から再生できる状態
で、停止するため、所持者は自ら再生停止操作を行わず
にすみ、操作性が良く、誤操作することもない。更に、
通話終了後、再生操作を行えば、再度通話開始前の状態
から記録媒体を再生することができ、使い勝手が良い。
【0029】請求項3、8、14の記録媒体再生機能付
無線装置では、所持者への呼出は、呼出音発生手段によ
る呼出音にて行うことを特徴とする。
【0030】従って、受信したことを分かりやすく所持
者に伝えることができる。
【0031】請求項4の記録媒体再生機能付無線装置で
は、ヘッドホン使用による記録媒体の再生時に所定の無
線信号の受信があると、呼出音発生手段により呼出音を
発生させると共に、呼出音のコール回数をカウントし、
所定のコール回数呼出後、再生手段の再生を、再生操作
がなされた時に現在の記録媒体再生位置から再生できる
状態で、停止させることを特徴とする。
【0032】従って、無線信号を受信すると、所定回数
コール後、自動的に、再生が、再生操作がなされた時に
現在の記録媒体再生位置から再生できる状態で、停止す
るため、所持者は自ら再生停止操作を行わずにすみ、操
作性が良く、誤操作することもない。更に、通話終了
後、再生操作を行えば、再度通話開始前の状態から記録
媒体を再生することができ、使い勝手が良い。また、所
定のコール回数は、この種の移動電話機器で、呼び出し
開始から通話開始されるまでの平均的な回数にすれば、
送信者に対して親切であり、所持者が設定できるように
すれば、所持者にとって、より使い易くなる。
【0033】請求項5の記録媒体再生機能付無線装置で
は、通話終了状態に設定されると、記録媒体を再生する
よう再生手段を制御することを特徴とする。
【0034】従って、通話終了操作するだけで、若しく
は通話終了を自動的に検出して自ら終了状態に設定した
後、自動的に再生を再開することができ、所持者は再生
操作をしなくてもすむ。
【0035】請求項6の記録媒体再生機能付無線装置で
は、マイクロホン付ヘッドホンを用い、記録媒体の再生
中、再生手段の出力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッ
ドホン部に供給するよう信号処理手段を制御し、この再
生時に所定の無線信号の受信があると、所持者の呼出を
行った後、再生手段の再生を、再生操作がなされた時に
現在の記録媒体再生位置から再生できる状態で、停止さ
せ、通話手段を通話状態に設定し、且つ、通話手段の出
力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給す
るよう信号処理手段を制御することを特徴とする。
【0036】従って、マイクロホン付ヘッドホンを使用
するだけで、記録媒体の再生データを聴取及び無線信号
による通話が行える。そして、記録媒体の再生中に無線
信号を受信しても、自動的に、再生が、再生操作がなさ
れた時に現在の記録媒体再生位置から再生できる状態
で、停止するから、所持者は自ら再生停止操作を行わず
にすみ、更に、自動的に通話状態に設定されるから、通
話開始操作も行わずにすむため、操作性が良く、誤操作
することもない。また、通話終了後、再生操作を行え
ば、再度通話開始前の状態から記録媒体を再生すること
ができ、使い勝手が良い。更に、これらがヘッドホンを
外さずに付けたまま行えるため、非常に使い勝手が良
い。
【0037】請求項7の記録媒体再生機能付無線装置で
は、マイクロホン付ヘッドホンを用い、記録媒体の再生
中、再生手段の出力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッ
ドホン部に供給するよう信号処理手段を制御し、この再
生時に所定の無線信号の受信があると、所持者の呼出を
行い、その後、操作部による通話開始操作がなされる
と、再生手段の再生を、再生操作がなされた時に現在の
記録媒体再生位置から再生できる状態で、停止させ、通
話手段の出力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン
部に供給するよう信号処理手段を制御することを特徴と
する。
【0038】従って、マイクロホン付ヘッドホンを使用
するだけで、記録媒体の再生データを聴取及び無線信号
による通話が行える。そして、記録媒体の再生中に無線
信号を受信しても、所持者が通話開始操作を行うだけ
で、自動的に、再生が、再生操作がなされた時に現在の
記録媒体再生位置から再生できる状態で、停止するた
め、所持者は自ら再生停止操作を行わずにすみ、操作性
が良く、誤操作することもない。また、通話終了後、再
生操作を行えば、再度通話開始前の状態から記録媒体を
再生することができ、使い勝手が良い。更に、これらが
ヘッドホンを外さずに付けたまま行えるため、非常に使
い勝手が良い。
【0039】請求項9の記録媒体再生機能付無線装置で
は、記録媒体の再生中、再生手段の出力をマイクロホン
付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよう信号処理手
段を制御し、この再生時に所定の無線信号の受信がある
と、呼出音発生手段により呼出音を発生させて、呼出音
のコール回数をカウントし、所定のコール回数呼出後、
再生手段の再生を、再生操作がなされた時に現在の記録
媒体再生位置から再生できる状態で、停止させ、通話手
段を通話状態に設定し、且つ、通話手段の出力をマイク
ロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよう信号
処理手段を制御することを特徴とする。
【0040】従って、マイクロホン付ヘッドホンを使用
するだけで、記録媒体の再生データを聴取及び無線信号
による通話が行える。そして、記録媒体の再生中に無線
信号を受信しても、所定回数コール後、自動的に、再生
が、再生操作がなされた時に現在の記録媒体再生位置か
ら再生できる状態で、停止するから、所持者は自ら再生
停止操作を行わずにすみ、更に、自動的に通話状態に設
定されるから、通話開始操作も行わずにすむため、操作
性が良く、誤操作することもない。また、通話終了後、
再生操作を行えば、再度通話開始前の状態から記録媒体
を再生することができ、使い勝手が良い。更に、これら
がヘッドホンを外さずに付けたまま行えるため、非常に
使い勝手が良い。そして、所定のコール回数を、この種
の移動電話機器で、呼び出し開始から通話開始されるま
での平均的な回数にすれば、送信者に対して親切であ
り、所持者が設定できるようにすれば、所持者にとっ
て、より使い易くなる。
【0041】請求項10の記録媒体再生機能付無線装置
では、更に、信号処理手段が、呼出音発生手段に対し入
力可能に接続されており、制御手段が、呼出音発生時
に、呼出音発生手段の出力をマイクロホン付ヘッドホン
のヘッドホン部に供給するよう信号処理手段を制御する
ことを特徴とする。
【0042】従って、所持者がヘッドホンを付けていて
も、呼出を確実に行える。
【0043】請求項11の記録媒体再生機能付無線装置
では、通話終了状態に設定されると、記録媒体を再生す
るよう再生手段を制御すると共に、再生手段の出力をマ
イクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよう
信号処理手段を制御することを特徴とする。
【0044】従って、通話終了操作するだけで、若しく
は通話終了を自動的に検出して自ら終了状態に設定した
後、自動的に再生を再開することができ、再生操作が不
必要で非常に便利である。
【0045】請求項12の記録媒体再生機能付無線装置
では、マイクロホン付ヘッドホンを用い、再生手段の出
力と通話手段の出力とを所定の比率で混合し、マイクロ
ホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給することを特徴
とする。
【0046】従って、マイクロホン付ヘッドホンを使用
するだけで、記録媒体の再生データを聴取及び無線信号
による通話が行える。そして、記録媒体の再生中に無線
信号を受信しても、通話開始操作を行うだけで、記録媒
体の再生を続けながら、通話することができる。すなわ
ち、記録媒体の再生レベルを通話の際の受話レベルに比
べて低レベルとなるよう混合することで、記録媒体の再
生音をBGMとして、通話することができる。更に、こ
の際、ヘッドホンを外す必要がなく、非常に便利であ
る。
【0047】請求項13の記録媒体再生機能付無線装置
では、マイクロホン付ヘッドホンを用い、再生手段の出
力と通話手段の出力とを所定の比率で混合し、マイクロ
ホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するとともに、
記録媒体の再生時に所定の無線信号の受信があると、所
持者の呼出を行った後、通話手段を通話状態に設定する
ことを特徴とする。
【0048】従って、マイクロホン付ヘッドホンを使用
するだけで、記録媒体の再生データを聴取及び無線信号
による通話が行える。そして、記録媒体の再生中に無線
信号を受信しても、自動的に通話状態とされ、記録媒体
の再生を続けながら、通話することができる。すなわ
ち、記録媒体の再生レベルを通話の際の受話レベルに比
べて低レベルとなるよう混合することで、記録媒体の再
生音をBGMとして、通話することができる。更に、こ
の際、ヘッドホンを外す必要がなく、また何等操作を行
う必要がなく、非常に便利で、使い勝手がよい。
【0049】請求項15の記録媒体再生機能付無線装置
では、再生手段の出力と通話手段の出力とを所定の比率
で混合し、マイクロホン付ヘッドホンに供給するととも
に、記録媒体の再生時に所定の無線信号の受信がある
と、呼出音発生手段により呼出音を発生させて、呼出音
のコール回数をカウントし、所定のコール回数呼出後、
通話手段を通話状態に設定することを特徴とする。
【0050】従って、マイクロホン付ヘッドホンを使用
するだけで、記録媒体の再生データを聴取及び無線信号
による通話が行える。そして、記録媒体の再生中に無線
信号を受信しても、所定回数コール後、自動的に通話状
態とされ、記録媒体の再生を続けながら、通話すること
ができる。すなわち、記録媒体の再生レベルを通話の際
の受話レベルに比べて低レベルとなるよう混合すること
で、記録媒体の再生音をBGMとして、通話することが
できる。更に、この際、ヘッドホンを外す必要がなく、
また何等操作を行う必要がなく、非常に便利で、使い勝
手がよい。そして、所定のコール回数を、この種の移動
電話機器で、呼び出し開始から通話開始されるまでの平
均的な回数にすれば、送信者に対して親切であり、所持
者が設定できるようにすれば、所持者にとって、より使
い易くなる。
【0051】請求項16の記録媒体再生機能付無線装置
では、更に、再生手段の出力と呼出音再生手段の出力と
を所定の比率で混合することを特徴とする。
【0052】従って、所持者がヘッドホンを付けていて
も、呼出を確実に行える。
【0053】請求項17の記録媒体再生機能付無線装置
では、再生手段の出力と通話手段の出力とは、夫々独立
にレベル調整可能であることを特徴とする。
【0054】従って、記録媒体の再生レベル及び通話に
おける受話レベルを任意に調整することができ、より所
持者が使いやすいものとなる。
【0055】請求項18の記録媒体再生機能付無線装置
では、操作部が、設定切換操作によって、夫々再生手
段、通話手段の操作に用いられる共通操作部を有し、記
録媒体の再生時に所定の無線信号を受信した後、通話状
態になると、共通操作部を通話手段の操作を優先させる
よう設定することを特徴とする。
【0056】従って、このような場合、使用頻度の多い
通話関連操作が、優先されるため、共通操作部の切換操
作を減らすことができ、使い勝手がよい。
【0057】請求項19の記録媒体再生機能付無線装置
では、更に、記録媒体への記録手段を備え、記録手段に
よる記録中に、所定の無線信号の受信があると、制御手
段は、所持者の呼出を行わず、受信があった旨を記憶す
ることを特徴とする。
【0058】従って、記録媒体への記録中であると、無
線信号の受信しても、記録が中断されることがなく、非
常に便利である。
【0059】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の記録媒体再生機
能付無線装置の第一実施形態を説明するブロック図を掲
げる。
【0060】この実施例では、記録媒体101を再生す
る再生手段102、アンテナ103から無線信号を送受
信して通話を行う通話手段104が制御手段105によ
って制御される。制御手段105は、操作部106の操
作で発生する操作信号の入力を受け付ける。再生手段1
02の出力は、音量調整器107を介して、ヘッドホン
108に供給される。すなわち、本装置では、記録媒体
101の再生データはヘッドホン108により再生され
る。通話手段104の出力は、音量調整器109を介し
て、スピーカ111に供給され、また、通話手段にはマ
イクロホン111からの音声信号が入力される。すなわ
ち、本装置では、無線により受信した信号を通話手段1
04により復調し、得られた受話信号をスピーカ110
で再生すると共に、マイクロホンによりピックアップし
た送話信号を通話手段104で変調し、得られた無線信
号を送信することによって、無線による通話が行える。
尚、スピーカ110には、制御手段105によって制御
される呼出音発生手段112からの呼出音信号も入力さ
れる。
【0061】この実施形態では、再生手段102を、携
帯型MD(ミニディスク)プレーヤとしている。この再
生手段102のブロック図を図6に掲げる。
【0062】再生手段102は、MD1が着脱可能に装
着され、この再生を行う再生部2を備える。再生部2
は、EFMデコーダ3を介して、RAMコントローラ4
に送信可能に接続される。RAMコントローラ4は、通
称ショックプルーフメモリと呼ばれているRAM5に相
互に接続され、このRAM5を制御する。RAMコント
ローラ4は、ATRACデコーダ6と接続され、このA
TRACデコーダ6の出力は、D/A変換器112を介
して、音量調整器107に供給される(図1参照)。
尚、EFMデコーダ3は、MDへの再生のために変調
(EFM変調)を行うものであり、ATRACデコーダ
は、1/5に圧縮されたデジタル音声データを圧縮前の
デジタル音声データにデコードするものである。
【0063】この実施形態において、CPU21、これ
と夫々読出可能、読出/書込可能に接続されたROM2
2、RAM23が制御手段105に該当する。そして、
再生手段の再生部2、EFMデコーダ3、RAMコント
ローラ4、及びATRACデコーダ6が、制御手段10
5によって制御される。
【0064】また、この実施形態では、通話手段104
をPHSとしている。この通話手段104のブロック図
を図7に掲げる。
【0065】通話手段104は、デジタル無線通信デー
タを送受信するアンテナ103、アンテナ103との送
受信を行うRF等を含む無線部11、時分割多元接続制
御用のTDMA回路14を備える。TDMA回路14か
らのデータは、変調器12を介して無線部11に送信さ
れ、無線部11からのデータは、復調器13を介してT
DMA回路14に送信される。TDMA回路14は、A
DPCM回路15と送受信可能に接続され、ADPCM
回路15からの出力信号は、D/A変換器113を介し
て、音量調整器109に供給される(図1参照)。尚、
図1のマイクロホン111からの信号は、A/D変換器
114を介して、ADPCM回路15に入力される。こ
こで、ADPCM回路15は、適応差分パルス符号変調
を行うものである。
【0066】この実施形態のハード構成を図2に示す。
再生手段102であるMDプレーヤ部には、ヘッドホン
108が接続されると共に、PHS部500が接続され
る。このPHS部は、アンテナ103、通話手段10
4、制御手段105、操作部106、音量調整器10
7、109、スピーカ110、マイク111、呼出音発
生手段112等を備える。すなわち、このPHS部50
0は、PHSシステムとMDプレーヤのコントローラの
役割を有している。尚、図中、51は数字キー、52は
MD再生/一時停止キー52a、停止キー52bを含む
MDプレーヤ部操作キー、53は通話開始/終了キー、
54はMD/PHS切換キー、55は表示パネル、56
は音量調整キーである。
【0067】次に、この実施形態の記録媒体再生機能付
無線装置における主だった各操作について説明する。
【0068】MD再生の場合、MD再生/一時停止キー
52aを押すことによって、MDに記録されている1曲
目の曲から再生が開始される。また、1曲目以外の所定
の曲から再生したい場合は、MD/PHS切換キー54
により、MD操作に切り換え、数字キー51により、該
当する曲の番号を入力して数字を表示パネル55に表示
させた後、MD再生/一時停止キー52aを押すことに
よって、なし得る。そして、MDの再生を止めたい場合
は、停止キー52b又はMD再生/一時停止キー52a
を押すことによって、停止又は一時停止させることがで
きる。尚、MD再生中、再生レベルを調節したいとき
は、音量調整キー56によって調整を行う。この音量調
整キー56は、数字キー51と共に、MD/PHSの兼
用キーであるが、MD再生中、一時停止中は、MD/P
HS切換キー54によりいちいち切り換え操作を行わな
くても、MD操作が優先される。
【0069】PHSにより電話をかける場合は、MD/
PHS切換キー54により、PHS操作に切り換え、数
字キー51により、任意の電話番号を入力した後、通話
開始/終了キー53を押すことによって行う。また、記
憶してある電話番号を呼び出して、電話をかけることも
可能である(操作キー等、図示せず)。
【0070】PHSにより電話を受信する場合は、ま
ず、信号を受信すると、通話手段104から受信の伝達
を受けた制御手段105が、呼出音発生手段112を制
御することにより、スピーカ110から呼出音が発せら
れる。所持者は、これを聞き、通話開始/終了キー53
を押せば、送信相手と通話することが可能となる。通話
中に、受話音量レベルを調節したいときは、音量調整キ
ー56によって調整を行う。この音量調整キー56は、
数字キー51と共に、MD/PHSの兼用キーである
が、通話中は、MD/PHS切換キー54によりいちい
ち切り換え操作を行わなくても、PHS操作が優先され
る。尚、通話終了時には、再度通話開始/終了キー53
を押せばよい。
【0071】ここで、この第一実施形態の記録媒体再生
機能付無線装置の特徴である、MD再生中に電話を受信
する場合について説明する。
【0072】アンテナ103により無線信号を受信する
と、通話手段104は、制御手段105にこれを伝達
し、制御手段105は、MDが再生中であるかどうかを
判断する。この場合、MDは再生中であるため、制御手
段105は、呼出音発生手段112を制御し、所定回数
の呼出音をスピーカ110でコールした後、MDの再生
を一時停止状態に設定するよう再生手段102を制御す
る。その後、所持者により通話開始/終了キー53が押
されると、通話手段104を通話状態に設定する。この
第一の実施形態では、所定回数は、1回のコール音と
し、直ちにMDの再生を一時停止に設定するようにされ
ている。これは、所持者が、呼出音の発生を聞き、ヘッ
ドホン108を取り外した後、図2のPHS部500を
持って、通話開始/終了キー53が押さなければならな
いためである。すなわち、所持者は1回目のコール後、
直ちにヘッドホンを取り外すであろうから、通話終了後
のMD再生再開位置をヘッドホン取り外し時点とするた
めである。尚、上記態様が好ましいものではあるが、所
定のコール回数を例えば3〜5回としてもよく、更に、
この場合は、所定回数に達してなくても、通話開始/終
了キー53が押されると、MDの再生が一時停止に設定
されるようにしてもよい。
【0073】ところで、上述の場合では、通話中、MD
が一時停止状態になり、兼用キーである音量調整キー5
6は、通常操作では、MD操作、PHS操作、双方に優
先されることになるが、このような経過により通話中と
なった場合は、PHS操作が優先される。従って、受話
音量レベルの調整を行いたい場合は、MD/PHS切換
キー54によりいちいち設定しなくても、音量調整キー
56を操作するだけでよい。
【0074】このような第一実施形態の記録媒体再生機
能付無線装置では、MD再生中、無線信号を受信する
と、自動的に、再生一時停止状態に設定されるため、所
持者は自ら再生停止操作を行わずにすみ、操作性が良
く、誤操作することもない。更に、通話終了後、再生操
作を行えば、再度通話開始前の状態から記録媒体を再生
することができ、使い勝手が良い。
【0075】次に、本発明の記録媒体再生機能付無線装
置の第二実施形態を説明する。図3に、このブロック図
を掲げる。
【0076】第二実施形態では、再生手段102、通話
手段104は、夫々MDプレーヤ、PHSと第一の実施
形態と同じであるが、マイクロホン付ヘッドホン208
を用いている点、制御手段による制御方法、信号処理を
デジタルで行う点が第一実施形態と異なる。以下に、第
二実施形態を説明する。
【0077】再生手段102の出力は、デジタルデータ
のまま、レベル調整器207を介して、信号処理手段2
20に供給される。また、通話手段104の出力も、レ
ベル調整器209を介して、信号処理手段220に供給
される。信号処理手段220には、マイクロホン付ヘッ
ドホン208、スピーカ110、マイクロホン111が
接続される。信号処理手段220は、更に呼出音発生手
段212からの出力も供給され、また、任意の出力を通
話手段104に供給する。
【0078】第二実施形態のハード構成を図5に示す。
再生手段102であるMDプレーヤ部及びマイクロホン
付ヘッドホン208が、PHS部501に接続される。
このPHS部501は、アンテナ103、通話手段10
4、制御手段105、操作部106、レベル調整器20
7、209、スピーカ110、マイク111、呼出音発
生手段212、信号処理手段220を備える。すなわ
ち、このPHS部501は、PHSシステムとMDプレ
ーヤのコントローラの役割を有している。このPHS部
501の操作面には、数字キー51、MD再生/一時停
止キー52a、停止キー52bを含むMDプレーヤ部操
作キー52、通話開始/終了キー53、MD/PHS切
換キー54、表示パネル55、音量調整キー56を、第
一実施形態のPHS部500と同じく備えている。尚、
マイクロホン付ヘッドホンとは、いわゆるヘッドセット
と呼ばれる、マイクロホンとヘッドホンを一体にしたも
のである。
【0079】次に信号処理手段220の構成を図4に掲
げるブロック図を基に説明する。
【0080】信号処理手段220は、DSP(デジタル
シグナルプロセッサ)24、D/A変換器25、27、
A/D変換器26、28とから構成される。DSP24
には、レベル調整器207でレベル設定された再生手段
102からのMD再生データ、呼出音発生手段212か
らの呼出音データ、レベル調整器209でレベル設定さ
れた通話手段104からの受話データ、マイクロホン付
ヘッドホン208のマイク部入力をA/D変換(A/D
変換器26)したデータ、及びマイクロホン111の入
力をA/D変換(A/D変換器28)したデータが入力
される。このDSP24は、CPU21、ROM22及
びRAM23から構成される制御手段205によって制
御される。尚、制御手段205は、第一実施形態の制御
手段105と制御方法が異なり、本来ならCPU、RO
M、RAMの符号を変える必要があるが、再生手段10
2、通話手段104が第一、第二実施形態とも同一であ
り、これらの説明を上述の図7、図8の説明で代用する
ため、便宜上同一符号を付してある。
【0081】また、DSP24では、後述するように所
定の信号処理を行い、状況に応じて、D/A変換器25
を介してマイクロホン付ヘッドホン208のヘッドホン
部、D/A変換器27を介してスピーカ110、直接通
話手段104に、任意の信号を出力する。
【0082】第二実施形態の記録媒体再生機能付無線装
置における主だった各操作について、この信号処理手段
220の動作を中心に説明する。尚、操作部106にお
ける各操作キーの具体的操作については、第一実施形態
と同じであるので、省略する。
【0083】MD再生の場合、信号処理手段220は制
御手段205に制御され、再生手段102からのMD再
生データをD/A変換して、マイクロホン付ヘッドホン
208のヘッドホン部に出力する。これにより、ヘッド
ホン部で音楽等、MDの記録情報を聴くことができる。
尚、再生音の音量を調整したい場合には、操作部106
の音量調整キー56を操作することによって、レベル調
整器207が制御手段205により制御されて、これが
調整される。
【0084】PHSによる通話を説明する。この実施形
態では、スピーカ110及びマイクロホン111と、マ
イクロホン付ヘッドホン208との両方により通話が行
える。これらの選択は、マイクロホン付ヘッドホンが接
続されているか否かで行なっている。詳しくは、PHS
部501にマイクロホン付ヘッドホン208のジャック
が接続されていれば、これによる通話とし、接続されて
いなければ、スピーカ110及びマイクロホン111に
よる通話に設定される。尚、この実施形態では、ジャッ
クの有無による自動判定としたが、例えば、選択キーな
どを用い、使用者が自由に選択できるようにしてもよ
い。
【0085】まず、マイクロホン付ヘッドホン208が
PHS部501に接続されていない場合における通話を
説明する。
【0086】所定の相手に電話をかけ、双方接続により
通話状態になると、マイクロホン111でピックアップ
し、A/D変換された送話データ、相手からの受話デー
タが、それぞれ信号処理手段220に供給され、信号処
理手段220は制御手段205に制御されることによっ
て、それぞれのデータを通話手段104、D/A変換し
てスピーカ110に、供給する。これによって、スピー
カ110及びマイクロホン111を用いて通話すること
ができる。
【0087】電話を受ける場合は、無線信号を受信する
と、通話手段104から受信の伝達を受けた制御手段2
05が、呼出音発生手段212を制御することにより、
呼出音データが信号処理手段220に供給される。信号
処理手段220は、制御手段205の制御よって、この
データをD/A変換してスピーカ110に供給する。こ
れにより、スピーカ110から呼出音が発せられる。所
持者は、これを聞き、通話開始/終了キー53を押せ
ば、送信相手と通話することが可能となる。通話中の各
データの処理は、上に記載の通りである。通話中、受話
音量を調整したい場合には、操作部106の音量調整キ
ー56を操作することによって、レベル調整器209が
制御手段205により制御されて、これが調整される。
尚、MD音量操作、PHS音量操作とも、音量調整キー
56を用いたが、この操作キーは、第一実施形態と同じ
く、MD/PHSの兼用キーで、夫々が単独で動作して
いる場合は、MD/PHS切換キー54によりいちいち
切り換え操作を行わなくても、動作中の手段の操作が優
先される。
【0088】次に、マイクロホン付ヘッドホン208に
よる通話を説明する。マイクロホン付ヘッドホン208
が接続されている場合は、制御手段205は、スピーカ
110及びマイクロホン111の信号ラインを無効にす
る。
【0089】所定の相手に電話をかけ、双方接続により
通話状態になると、マイクロホン付ヘッドホン208の
マイクロホン部でピックアップし、A/D変換された送
話データ、相手からの受話データが、それぞれ信号処理
手段220に供給され、信号処理手段220は制御手段
205に制御されることによって、それぞれのデータを
通話手段104、D/A変換してマイクロホン付ヘッド
ホン208のヘッドホン部に、供給する。これによっ
て、マイクロホン付ヘッドホン208を用いて通話する
ことができる。
【0090】電話を受ける場合は、無線信号を受信する
と、通話手段104から受信の伝達を受けた制御手段2
05が呼出音発生手段212を制御することにより、呼
出音データが信号処理手段220に供給される。信号処
理手段220は、制御手段205の制御よって、このデ
ータをD/A変換してマイクロホン付ヘッドホン208
のヘッドホン部に供給する。これにより、ヘッドホン部
から呼出音が発せられる。所持者は、これを聞き、通話
開始/終了キー53を押せば、送信相手と通話すること
が可能となる。通話中の各データの処理は、上に記載の
通りである。尚、通話中の受話音量調整は、先のスピー
カ110及びマイクロホン111での通話と同じであ
る。
【0091】ところで、マイクロホン付きヘッドホン2
08による通話の場合、この実施形態では、ヘッドホン
部のみから呼出音が発せられることになるが、周囲の人
に受信があったことを分からせるようにする場合は、呼
出音のみスピーカ110からも再生するようにしてもよ
い。これは、制御手段205が、呼出音発生中のみ、ス
ピーカ110への信号ラインを有効にして、これに供給
されるよう信号処理手段220を制御すればよい。
【0092】ここで、この第二実施形態の記録媒体再生
機能付無線装置の特徴である、MD再生中に電話を受信
する場合について説明する。いうまでもなく、MD再生
中は、マイクロホン付ヘッドホン208を用いている。
【0093】アンテナ103により無線信号を受信する
と、通話手段104は、制御手段205にこれを伝達
し、制御手段205は、MDが再生中であるかどうかを
判断する。この場合、MDは再生中であるため、制御手
段205は、呼出音発生手段212を制御し、呼出音を
信号処理手段220に供給し、MD再生データと呼出音
データを混合してヘッドホン部に出力させるよう信号処
理手段220を制御する。呼出音をヘッドホン部で所定
回数のコールした後、MDの再生を一時停止状態に設定
するよう再生手段102を制御し、その後、通話手段1
04を通話状態に設定する。すなわち、自動的にMDの
再生が一時停止状態になり、更に自動的に通話状態にな
る。ここで、自動的に通話状態にするのは、MD再生中
であれば、使用者はヘッドホン付マイクロホン208を
装着していると考えられるからである。尚、本実施形態
では、使用者が誤ってMD再生を行なったまま、本装置
を放置していることも考え、通話状態になった直後、例
えば、一定時間(例えば、数十秒間。本実施形態では1
0秒に設定。)中、マイク部からの所定レベル以上の入
力がなければ、制御手段205は、通話状態を自動的に
切断するように設定されている。
【0094】この第二実施形態では、所定回数は、3回
のコール音とし、直ちにMDの再生を一時停止に設定す
るようにされている。これは、所持者、送信者が余裕を
持って、通話ができるよう時間的に配慮しているのであ
る。尚、所定のコール回数は、本出願人の実験上、3〜
5回が好ましく、1〜9回程度であってもよい。上記3
回の所定回数は、初期設定として設定されているもので
あるが、本実施形態では、使用者が自ら設定することも
できる。これは、数字キー51等の操作により設定す
る。
【0095】また、本実施形態では、所定回数のコール
前に、通話開始/終了キー53が押されても、MDの再
生が一時停止状態にされ、更に通話状態になるよう設定
されている。
【0096】通話状態に設定されると、マイクロホン部
でピックアップし、A/D変換された送話データ、相手
からの受話データが、それぞれ信号処理手段220に供
給され、信号処理手段220は制御手段205に制御さ
れることによって、それぞれのデータを通話手段10
4、D/A変換してヘッドホン部に供給する。これによ
って、マイクロホン付ヘッドホン208を用いて通話す
ることができる。
【0097】ところで、通話中に受話音量を調整したい
場合は、操作部106の音量調整キー56を操作すれば
よく、これにより、レベル調整器209が制御手段20
5により制御されて、これが調整される。この場合、通
話状態にあると共に、MDが一時停止状態であるため、
双方の機能が動作していることになるが、このような経
過により通話中となれば、音量調整キー56の操作は、
PHS操作が優先される。従って、MD/PHS切換キ
ー54によりいちいち設定しなくても、音量調整が行な
える。
【0098】そして、通話が終了し、通話開始/終了キ
ー53が押されて、通話状態が解除されると、制御手段
205は、再生手段102を制御してMDの再生を再開
すると共に、信号処理手段220を制御して、再生手段
102からのMD再生データをD/A変換して、ヘッド
ホン部に出力する。すなわち、自動的にMD再生が再開
する。これにより、通話前の状態に戻り、使用者は、音
楽等、MDの記録情報を再び聴くことができる。尚、通
話状態が終了しているので、再生音の音量を調整したい
場合には、単に音量調整キー56を操作すればよい。ま
た、本実施形態では、通話開始/終了キー53が押され
れば、再生を再開することとしたが、無線局からの回線
切断(相手側の通話解除)の信号を認識して、自動的に
再開するようにしてもよい。このようにすれば、一切の
操作を行なわないで、全て自動化することができる。
【0099】このように、本実施形態の記録媒体再生機
能付無線装置では、MD再生中、無線信号を受信する
と、自動的に、再生一時停止状態、通話状態に設定さ
れ、且つマイクロホン付ヘッドホンを用いることで、そ
のままの状態で通話が行なえるため、非常に操作性に優
れ、誤操作することもない。更に、通話終了操作後、自
動的にMDの再生を再開するため、煩わしい操作なし
で、再生停止、通話、再生再開が行なえ、非常に使い勝
手がよい。
【0100】更に、本発明の記録媒体再生機能付無線装
置の第三実施形態を説明する。図6に、このブロック図
を掲げる。
【0101】第三実施形態の構成は、信号処理手段22
0が信号混合手段320に変わっただけで、その他の構
成は第二実施形態と同じである。そのため、信号混合手
段320以外の説明は省略する。尚、制御手段の符号は
305としている。
【0102】信号混合手段320は、レベル調整器20
7でレベル設定された再生手段102からのMD再生デ
ータと、呼出音発生手段212からの呼出音データ、レ
ベル調整器209でレベル設定された通話手段104か
らの受話データを、制御手段305の制御によって、所
定の混合比で混合し、出力するものである。信号混合手
段320は、第二形態の信号処理手段220と同じく、
DSP、D/A変換器、A/D変換器から構成され、D
SPには、レベル調整器207でレベル設定された再生
手段102からのMD再生データ、呼出音発生手段21
2からの呼出音データ、レベル調整器209でレベル設
定された通話手段104からの受話データ、マイクロホ
ン付ヘッドホン208のマイク部入力をA/D変換した
データ、及びマイクロホン111の入力をA/D変換し
たデータが入力される。尚、制御手段305は、第一、
第二実施形態と同じく、CPU、ROM及びRAMから
構成される。また、DSPの出力は、マイクロホン付ヘ
ッドホン208のヘッドホン部、スピーカ110、通話
手段104に、供給することができる。
【0103】信号混合手段320は、制御手段305か
ら指示があった場合のみ、再生手段102からのMD再
生データと、呼出音発生手段212からの呼出音データ
又は通話手段104からの受話データを所定の混合比で
混合する。制御手段305が混合の指示を与えるのは、
MD再生中に電話を受信する、又は通話中にMDを再生
する場合のみである。それ以外は、混合処理を行なわ
ず、第二実施形態の信号処理手段220と同じ処理を信
号混合手段320にさせる。そのため、共通動作部分に
ついては、説明を省略する。
【0104】この第三実施形態の記録媒体再生機能付無
線装置の特徴である、MD再生中に電話を受信する場合
について説明する。いうまでもなく、MD再生中は、マ
イクロホン付ヘッドホン208を用いている。
【0105】アンテナ103により無線信号を受信する
と、通話手段104は、制御手段305にこれを伝達
し、制御手段305は、MDが再生中であるかどうかを
判断する。この場合、MDは再生中であるため、制御手
段305は、呼出音発生手段212を制御し、所定回数
の呼出音をヘッドホン部でコールする。この際、信号混
合手段320は、制御手段305の制御により、MD再
生データと呼出音データを1:1の混合比で混合して、
ヘッドホン部に出力している。所定回数コール後、制御
手段305は、通話手段104を通話状態に設定すると
共に、再生手段102からのMD再生データと、通話手
段104からの受話データを所定の混合比で混合してヘ
ッドホン部に出力するよう信号混合手段320を制御す
る。ここで、この混合比は、受話データのレベル1に対
し、MD再生データを1/3とされている。すなわち、
通話をメインとし、MD再生音をBGM程度として、ヘ
ッドホン部から出力されることになる。尚、マイクロホ
ン部でピックアップした送話データは、信号混合手段3
20により通話手段104に供給されていることは、い
うまでもない。
【0106】ところで、本実施形態では、上記通話中、
制御手段207により、レベル調整器207、209を
調整することによって、MD再生音量、受話音量を夫々
調整することができる。調整は、操作部106の音量調
整キー56の操作によって行なうが、音量調整キー56
は、MD操作、PHS操作の兼用キーであるため、MD
/PHS切換キー54により夫々設定を切り換えて、操
作する必要がある。本実施形態では、通話中は、通話を
優先するよう構成しているため、MD/PHS切換キー
54で設定を変更しない限り、PHS操作が優先され
る。
【0107】そして、通話が終了し、通話開始/終了キ
ー53が押されて、通話状態が解除されると、制御手段
305は通話終了を認識する。すると、装置の動作はM
D再生のみとなり、通常の再生状態に戻る。また、通話
開始/終了キー53が押されなくても、制御手段305
は、無線局からの回線切断(相手側の通話解除)の信号
を認識しているため、問題はない。
【0108】尚、本実施形態では、すでに通話中に、M
D再生を開始すると、上記と同じ通話中の再生が行なえ
る。処理方法は同様であるため、説明は省略する。
【0109】このように第三実施形態の記録媒体再生機
能付無線装置では、記録媒体の再生中に無線信号を受信
しても、所定回数コール後、自動的に通話状態とされ、
記録媒体の再生を続けながら、通話することができる。
すなわち、記録媒体の再生レベルを通話の際の受話レベ
ルに比べて低レベルとなるよう混合することで、記録媒
体の再生音をBGMとして、通話することができる。そ
して、これらが何等操作をすることがなく行なえるた
め、非常に使い勝手がよい。
【0110】以上のように、本発明の記録媒体再生機能
付無線装置の代表的実施形態を基に詳述したが、上記実
施形態に限定されるものではない。
【0111】すなわち、本実施形態では、再生手段の再
生する記録媒体をMDとしたが、記録媒体は、例えば、
カセットテープ、DAT等のテープ状媒体、CD、DV
D等のディスク状媒体であってもよく、無線装置も、P
HSだけでなく、携帯等その他の移動電話装置であって
もよい。
【0112】また、本実施形態では、所持者の呼出は、
呼出音により行なったが、例えば、装置を振動させる呼
出であってもよい。
【0113】更に、第一、第二実施形態において、通話
中のMDを一時停止状態としたが、再生操作がなされた
時に現在の記録媒体再生位置から再生できる状態で停止
されていればよく、例えば、テープ状媒体であれば、単
に停止させるだけでもよく、ディスク状媒体であって
も、停止後の再生が停止前の再生位置から始まるよう
な、いわゆるラストポジションメモリを備えるものであ
れば、単に停止させるだけでもよい。
【0114】また、第二、第三実施形態において、信号
処理、混合処理は、デジタル処理にて行なったが、これ
らはアナログ処理であってもよい。
【0115】更に、本発明の各実施形態では、記録媒体
に対して再生手段のみを有するものであったが、記録手
段を有していても構わない。尚、記録手段を有する場
合、記録手段による記録中に、無線信号の受信がある
と、制御手段は、所持者の呼出を行わず、受信があった
旨を記憶するようにするのが、好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の記録媒体再生機能付無線装置を
説明するブロック図。
【図2】第一実施形態の記録媒体再生機能付無線装置の
ハード構成を説明する図。
【図3】第二実施形態の記録媒体再生機能付無線装置を
説明するブロック図。
【図4】同記録媒体再生機能付無線装置の信号処理手段
を説明するブロック図。
【図5】第二、第三実施形態の記録媒体再生機能付無線
装置のハード構成を説明する図。
【図6】第三実施形態の記録媒体再生機能付無線装置を
説明するブロック図。
【図7】実施形態の記録媒体再生機能付無線装置の再生
手段を説明するブロック図。
【図8】実施形態の記録媒体再生機能付無線装置の再生
手段を説明するブロック図。
【符号の説明】
101 記録媒体 102 再生手段 103 アンテナ 104 通話手段 105、205、305 制御手段 106 操作部 108 ヘッドホン 110 スピーカ 111 マイクロホン 112、212 呼出音発生手段 208 マイクロホン付ヘッドホン 220 信号処理手段 320 信号混合手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/38 H04B 7/26 109L (56)参考文献 特開 平4−334240(JP,A) 特開 平4−243358(JP,A) 特開 平9−187060(JP,A) 特開 平5−344234(JP,A) 実開 平1−160748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00,1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78 H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の再生を行う再生手段、 無線信号を送受信することによって、任意の相手との通
    話が行える通話手段、設定切換操作によって夫々再生手段及び通話手段の操作
    に用いられる共通操作手段、 再生手段、通話手段、共通操作手段を制御する制御手
    段、 を備えた記録媒体再生機能付無線装置であって、 再生手段はヘッドホンによる再生を可能とし、 制御手段は、ヘッドホン使用による記録媒体の再生時に
    所定の無線信号の受信があると、所持者の呼出を行い
    再生手段の再生を、再生操作がなされた時に現在の記録
    媒体再生位置から再生できる状態で停止させ、通話状態
    になると、共通操作手段を、通話手段の操作を優先させ
    るよう設定することを特徴とする記録媒体再生機能付無
    線装置。
  2. 【請求項2】記録媒体の再生を行う再生手段、 無線信号を送受信することによって、任意の相手との通
    話が行える通話手段、 再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話手段
    に対し入出力可能に接続される信号処理手段、 信号処理手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、設定切換操作によって再生手段及び通話手段の操作に用
    いられる共通操作手段、 再生手段、通話手段、信号処理手段、共通操作手段を制
    御する制御手段、 を備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段
    による再生データを聴取することができ、且つ通話手段
    による通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
    て、 制御手段は、記録媒体の再生中、再生手段の出力をマイ
    クロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよう信
    号処理手段を制御し、この再生時に所定の無線信号の受
    信があると、所持者の呼出を行い、再生手段の再生を、
    再生操作がなされた時に現在の記録媒体再生位置から再
    生できる状態で停止させ、通話状態になると、通話手段
    の出力をマイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供
    給するよう信号処理手段を制御し、共通操作手段を、通
    話手段の操作を優先させるよう設定することを特徴とす
    る記録媒体再生機能付無線装置。
  3. 【請求項3】記録媒体の再生を行う再生手段、 無線信号を送受信することによって、任意の相手との通
    話が行える通話手段、 再生手段に対し入力可能に接続されると共に、通話手段
    に対し入出力可能に接続される信号混合手段、 信号混合手段に接続されるマイクロホン付ヘッドホン、設定切換操作によって夫々再生手段及び通話手段の操作
    に用いられる共通操作手段、 再生手段、通話手段、信号混合手段、共通操作手段を制
    御する制御手段、 を備え、マイクロホン付ヘッドホンによって、再生手段
    による再生データを聴取することができ、且つ通話手段
    による通話も行える記録媒体再生機能付無線装置であっ
    て、 制御手段は、所定の無線信号の受信があると、所持者の
    呼出を行い、信号混合手段は、再生手段の出力と通話手
    段の出力とを所定の比率もしくは共通操作手段で操作さ
    れる比率で混合し、マイクロホン付ヘッドホンのヘッド
    ホン部に供給し、通話状態になると、共通操作手段を、
    通話手段の操作を優先させるよう設定することを特徴と
    する記録媒体再生機能付無線装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の記録媒体再生機
    能付無線装置であって、 所持者の呼出は、呼出音発生手段により呼出音を発生す
    ることにより行い、 通話状態への設定は、共通操作手段に通話開始操作がな
    されること、又は、制御手段により呼出音のコール回数
    をカウントし所定回数のコール回数呼出後に設定される
    こと を特徴とする記録媒体再生機能付無線装置。
  5. 【請求項5】請求項2又は4記載の記録媒体再生機能付
    無線装置であって、 更に、信号処理手段は、呼出音発生手段に対し入力可能
    に接続されており、 制御手段は、呼出音発生時に、呼出音発生手段の出力を
    マイクロホン付ヘッドホンのヘッドホン部に供給するよ
    う信号処理手段を制御することを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項3又は4記載の記録媒体再生機能付
    無線装置であって、 更に、信号混合手段は、呼出音発生手段に対し入力可能
    に接続されており、再生手段の出力と呼出音再生手段の
    出力とを所定の比率もしくは共通操作手段で操作された
    比率で混合することを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項記載の記録媒体再生機能付無線装
    置であって、 再生手段の出力と通話手段の出力とは、夫々独立に共通
    操作手段によりレベル調整可能であることを特徴とする
    もの。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の記録媒体再生機能付無線装置であって、 制御手段は、通話終了状態に設定されると、記録媒体を
    再生するよう再生手段を制御することを特徴とするも
    の。
  9. 【請求項9】請求項記載の記録媒体再生機能付無線装
    置であって、 制御手段は、通話終了状態に設定されると、再生手段の
    出力をヘッドホン部に供給するよう信号処理手段を制御
    することを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9記載の記録媒体再生機能付無線装置であって、 更に、記録媒体への記録手段を備え、 記録手段による記録中に、所定の無線信号の受信がある
    と、制御手段は、所持者の呼出を行わず、受信があった
    旨を記憶することを特徴とするもの。
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