JP2002057803A - 拡声通話システム - Google Patents

拡声通話システム

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JP2002057803A
JP2002057803A JP2000243200A JP2000243200A JP2002057803A JP 2002057803 A JP2002057803 A JP 2002057803A JP 2000243200 A JP2000243200 A JP 2000243200A JP 2000243200 A JP2000243200 A JP 2000243200A JP 2002057803 A JP2002057803 A JP 2002057803A
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signal
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sound
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JP2000243200A
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English (en)
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Hiroko Maeda
裕子 前田
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Minoru Fukushima
実 福島
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】来訪者に自動的に応対して来訪者のメッセージ
を受け取ることができ、且つ、話中録音も可能な拡声通
話システムを提供する。 【解決手段】屋外(例えば玄関先など)に設置されるド
アホン子器1と、屋内に設置されるインターホン親機2
とは通信線3を介して接続されており、インターホン親
機2には、ドアホン子器1側からの呼び出しに応じて予
め登録された応答メッセージを送話路側の信号経路に送
出する応答メッセージ送出部27と、応答メッセージ送
出部27の応答メッセージに応じてドアホン子器1側か
ら入力された音声信号や、通話中にドアホン子器1側及
びインターホン親機2側からそれぞれ入力された音声信
号を録音すると共に、録音した音声信号を受話路側の信
号経路に出力する録音・再生部26とが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の玄関などに
設置されるドアホン子器と、住宅内に設置されドアホン
子器との間で通話を行うインターホン親機とで構成され
る拡声通話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、留守番電話機能を備えた電話
機が提供されており、このような電話機では不在その他
の理由で着信に応答できない場合、発信者側に予め登録
された応答メッセージを流し、発信者の残したメッセー
ジを録音していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、屋外
(例えば玄関先など)に設置されるドアホン子器と、屋
内に設置されるインターホン親機とを、通信線を介して
接続することにより構成されるドアホンシステムにおい
て、上述の留守番電話機能を備えたものはなく、留守中
や多忙な時に来訪者が訪ねてきても、来訪者に応対する
ことができなかった。また、通話中の会話を録音する機
能を備えたものもなかった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、来訪者に自動的に応
対して来訪者のメッセージを受け取ることができ、且
つ、話中録音も可能な拡声通話システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、屋外に設置されるドアホン子
器と、屋内に設置されるインターホン親機とが通信線を
介して接続され、ドアホン子器は、集音した音をドアホ
ン子器側の音声信号として出力する第1のマイクロホン
と、インターホン親機側の音声信号に応じて鳴動する第
1のスピーカとを備え、インターホン親機は、集音した
音をインターホン親機側の音声信号として出力する第2
のマイクロホンと、ドアホン子器側の音声信号に応じて
鳴動する第2のスピーカと、第2のマイクロホンからド
アホン子器側への送話路側の信号経路に所定の損失量を
挿入する送話側損失挿入手段と、ドアホン子器側から第
2のスピーカへの受話路側の信号経路に所定の損失量を
挿入する受話側損失挿入手段と、送話路側の音声信号の
音圧レベルと受話路側の音声信号の音圧レベルとを比較
しその比較結果に応じて各損失挿入手段の挿入損失量を
調整する挿入損失量調整手段とを備えて成る拡声通話シ
ステムにおいて、インターホン親機に、送話路側の信号
経路に予め登録された応答メッセージを送出する応答メ
ッセージ送出手段と、送話路側及び受話路側の信号経路
の音声信号をそれぞれ録音する録音手段と、録音手段の
録音した音声信号を再生して受話路側の信号経路に出力
する再生手段とを設けたことを特徴とし、ドアホン子器
からの呼出に応じて応答メッセージ送出手段が送話路側
の信号経路に応答メッセージを送出すると共に、録音手
段が送話路側の信号経路の音声信号と受話路側の信号経
路の音声信号とを録音しているので、家人が留守であっ
たり、多忙で応対できない場合でも、来訪者に自動的に
応対して、来訪者の残したメッセージを録音することが
でき、且つ、再生手段は録音手段の録音した音声信号を
受話路側の信号経路に出力しているので、来訪者の残し
たメッセージを後から聞くことができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、録音手段は、受話側及び送話側損失挿入手段にそ
れぞれ入力される音声信号を録音することを特徴とし、
録音手段は、受話側損失挿入手段及び送話側損失挿入手
段によってそれぞれ減衰される前の音声信号を録音して
いるから、ドアホン子器側およびインターホン親機側の
周囲の雑音も一緒に録音することができ、再生手段によ
り再生された音声を、実際に対面通話を行っている状態
の音声に近づけることができるから、来訪者の残したメ
ッセージを違和感なく聞き取ることができる。
【0007】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、録音手段は、受話側及び送話側損失挿入手段から
それぞれ出力される音声信号を録音することを特徴と
し、録音手段は、受話側損失挿入手段及び送話側損失挿
入手段によってそれぞれ減衰した後の音声信号を録音し
ており、人の声が入力されていない場合は各損失挿入手
段によって音声信号が減衰されるから、音声が入力され
ていない周囲雑音のみの部分を無音とするによって、録
音手段により録音された音声を再生する際に、音声を含
む部分と音声を含まない部分とを明瞭に区別することが
でき、来訪者の残したメッセージを容易に聞き取ること
ができる。
【0008】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、インターホン親機に、送話路又は受話路の
内少なくとも何れか一方の音声信号が騒音か音声かを判
別する騒音/音声判別手段を設け、録音手段は、騒音/
音声判別手段が音声と判別した場合のみ音声信号の録音
を行うことを特徴とし、録音手段は、騒音/音声判別手
段の判別結果に応じて音声のみを録音しているので、音
声が周囲の騒音とともに入力されたとしても、周囲の騒
音から音声のみを取り出して録音することにより、再生
時には音声のみを明瞭に聞き取ることができ、且つ、録
音手段は送話路又は受話路に音声が入力される間だけ録
音を行っているから、音声信号の録音時間を短縮でき、
したがって録音手段が録音することのできるメッセージ
や会話の件数を増やすことができる。しかも、再生時は
音声のみが再生されるから、来訪者の要件を端的に聞き
取ることができる。
【0009】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、再生手段が、録音手段の録音した音声信号を、前
後の音声の間の無音の部分を詰めて再生し、受話路側の
信号経路に出力することを特徴とし、音声が周囲の騒音
とともに入力された場合、周囲の騒音から音声のみを取
り出して録音しているので、騒音が入力された箇所を取
り除くことによって音声と音声との間に無音の部分がで
き、音声が途切れた状態で聞こえる虞があるが、再生手
段は、録音手段の録音した音声信号を、前後の音声の間
の無音の部分を詰めて再生しているから、録音された音
声信号の空白部分を詰めて再生することにより、音声が
途切れて聞こえることはなく、再生された音声を聞き取
りやすくできる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1乃至3の発
明において、送話路側及び受話路側の音声信号の音圧レ
ベルに応じて、録音手段が各音声信号を録音する際の録
音レベルをそれぞれ変化させる録音レベル可変手段をイ
ンターホン親機に設けたことを特徴とし、録音手段が各
音声信号を録音する際の録音レベルを各音声信号の音圧
レベルに応じて変化させることにより、所定の録音レベ
ルで音声信号を録音することができ、ドアホン子器やイ
ンターホン親機から様々な音圧レベルの音声信号が入力
されたとしても、再生時の音圧レベルを略一定にするこ
とができ、来訪者のメッセージや通話中の録音内容を聞
き取り易くできる。
【0011】請求項7の発明では、請求項1乃至3の発
明において、受話路側の周囲環境音による音信号の音圧
レベルに応じて応答メッセージ送出手段が送出する応答
メッセージの音量を変化させる音量可変手段をインター
ホン親機に設けたことを特徴とし、音量可変手段は、受
話路側の周囲環境音による音信号の音圧レベルに応じ
て、応答メッセージ送出手段が送出する応答メッセージ
の音量を変化させているので、例えば昼間などドアホン
子器の周囲の騒音が大きく、その音圧レベルが大きい場
合は、応答メッセージの音圧レベルを大きくすることに
より、来訪者が応答メッセージを聞き取り易くできる。
また夜間など周囲が静かで、ドアホン子器の周囲の騒音
の音圧レベルが小さい場合は、応答メッセージの音圧レ
ベルを小さくすることにより、大きな音量で応答メッセ
ージが送出されるのを防止でき、来訪者が応答メッセー
ジを聞き取り易くできる。
【0012】請求項8の発明では、請求項1乃至3の発
明において、インターホン親機に、録音手段の録音する
音声信号および再生手段の再生する音声信号にそれぞれ
含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去部を設けたこ
とを特徴とし、ノイズ除去部は、録音手段の録音する音
声信号および再生手段の再生する音声信号にそれぞれ含
まれるノイズ成分を除去しているので、再生時に来訪者
のメッセージを聞き取り易くできる。
【0013】請求項9の発明では、請求項8の発明にお
いて、インターホン親機に、ノイズ除去部の動作をオン
/オフするオン/オフ操作部を設けたことを特徴とし、
家人がオン/オフ操作部を用いてノイズ除去部の動作を
オン/オフすることにより、家人の聞き取りやすい再生
音を得ることができる。
【0014】請求項10の発明では、請求項1乃至3の
発明において、所定の検知エリア内における人の存否を
検出する人感センサをドアホン子器に設け、録音手段
は、人感センサから人体検知信号が入力されなくなる
と、音声信号の録音を終了することを特徴とし、来訪者
がいなくなり人感センサが人の存在を検出しなくなる
と、録音手段は録音を終了しているので、再生時には来
訪者の残したメッセージのみを再生することができ、要
件を端的に知ることができる。しかもメッセージ1件当
たりの録音時間を短くすることができるから、録音手段
が録音可能なメッセージの件数を増やすことができる。
【0015】請求項11の発明では、請求項1乃至3の
発明において、録音手段は、応答メッセージ送出手段が
所定の応答メッセージを送出した時点で録音を開始する
ことを特徴とし、来訪者の中には応答メッセージ送出手
段が送出する応答メッセージを聞いて、家人が留守であ
ることを知ると、伝言を残すことなく立ち去る人もあ
り、後から録音手段の録音内容を再生手段が再生してみ
ても、誰が訪ねてきたのか判らない場合があるが、録音
手段では、応答メッセージ送出手段が所定の応答メッセ
ージを送出した時点で音声の録音を開始しているので、
応答メッセージに対して発した来訪者の声を録音するこ
とができ、来訪者の声から誰が訪ねてきたかを判別する
ことができる。
【0016】請求項12の発明では、請求項1乃至3の
発明において、挿入損失量調整手段は、送話路側及び受
話路側の音声信号の音圧レベルが所定レベルを越えると
音声検出フラグを設定しており、録音手段は音声検出フ
ラグが解除されると音声信号の録音を終了することを特
徴とし、録音手段は音声検出フラグが解除されると音声
の録音を終了しているので、ドアホン子器側からもイン
ターホン親機側からも音声が入力されなくなると、録音
を終了させることができ、再生時には来訪者の残したメ
ッセージのみを再生できるので、要件を端的に知ること
ができる。しかも、メッセージ1件当たりの録音時間を
短くすることができるから、録音可能なメッセージの件
数を増やすことができる。
【0017】請求項13の発明では、請求項1乃至3の
発明において、応答メッセージ送出手段は、ドアホン子
器から呼出信号が入力された時点で応答メッセージの送
出を開始することを特徴とし、来訪者の中には、ドアホ
ン子器からインターホン親機側を呼び出した後、ドアホ
ン子器の前からすぐに離れる人もあり、応答メッセージ
を聞き逃す虞もあるが、応答メッセージ送出手段は、ド
アホン子器から呼出信号が入力された時点で応答メッセ
ージの送出を開始しているから、来訪者がドアホン子器
の前から離れる前に応答メッセージを送出させることが
でき、来訪者が応答メッセージを聞き逃すのを防止でき
る。
【0018】請求項14の発明では、請求項1乃至3の
発明において、ドアホン子器からインターホン親機を呼
び出す呼出回数を計数する呼出回数計数部をインターホ
ン親機に設け、呼出回数計数部の計数した呼出回数が所
定回数に達し、且つ、インターホン親機側からの応答が
ない場合、応答メッセージ送出手段が自動的に応答メッ
セージを送出し、録音手段が音声信号の録音を開始する
ことを特徴とし、家人が何らかの理由でドアホン子器側
からの呼び出しに応対できない場合、呼出回数計数部の
計数した呼出回数が所定回数に達すると、自動的に応答
メッセージ送出手段が応答メッセージを送出し、録音手
段が音声信号の録音を開始しているので、来訪者の呼び
出しに自動的に対応することができる。
【0019】請求項15の発明では、請求項1乃至3の
発明において、ドアホン子器がインターホン親機を呼び
出してからの経過時間を計時する呼出時間検知部をイン
ターホン親機に設け、呼出時間検知部の計時した呼出時
間が所定時間に達し、且つ、インターホン親機側からの
応答がない場合、応答メッセージ送出手段が自動的に応
答メッセージを送出し、録音手段が音声信号の録音を開
始することを特徴とし、家人が何らかの理由でドアホン
子器側からの呼び出しに応対できない場合、呼出時間検
知部の計時した呼出時間が所定時間に達すると、自動的
に応答メッセージ送出手段が応答メッセージを送出し、
録音手段が音声信号の録音を開始しているので、来訪者
の呼び出しに自動的に対応することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0021】(実施形態1)本発明の実施形態1を図1
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システム
は、屋外(例えば玄関先など)に設置されるドアホン子
器1と、屋内に設置されるインターホン親機2とを、2
線の通信線3を介して接続することにより構成される。
【0022】ドアホン子器1は、集音した音をドアホン
子器1側の音声信号として送話路側に出力するマイクロ
ホン(第1のマイクロホン)11と、インターホン親機
2側の音声信号に応じて鳴動するスピーカ(第1のスピ
ーカ)12と、マイクロホン11からの音声信号を通信
線3を介してインターホン親機2側に出力すると共に、
インターホン親機2から通信線3を介して入力される音
声信号を受話路側に出力する2線4線変換回路(所謂ハ
イブリッド回路)13と、マイクロホン11から送話路
側に出力された音声信号を増幅して2線4線変換回路1
3に出力するマイク用アンプ14と、2線4線変換回路
13から受話路側に出力された音声信号を増幅してスピ
ーカ12に出力するスピーカ用アンプ15とで構成され
る。
【0023】インターホン親機2は、集音した音をイン
ターホン親機2側の音声信号として出力するマイクロホ
ン(第2のマイクロホン)21と、ドアホン子器1側の
音声信号に応じて鳴動するスピーカ(第2のスピーカ)
22と、マイクロホン21からの音声信号を通信線3を
介してドアホン子器1側に出力すると共に、ドアホン子
器1から通信線3を介して入力される音声信号を受話路
側に出力する2線4線変換回路(所謂ハイブリッド回
路)23と、受話路側及び送話路側の音声信号の音圧レ
ベルを比較して音圧レベルの大きい方には利得を与える
と共に音圧レベルの小さい方には損失を与えて片方向の
通話路を形成する音声スイッチ回路24と、アンプ25
a〜25dと、送話路側及び受話路側の音声信号を録音
すると共に、録音した音声信号を送話路側に出力する録
音/再生部26と、予め登録された応答メッセージを送
話路側に出力する応答メッセージ送出部(応答メッセー
ジ送出手段)27とで構成される。ここに、録音/再生
部26により、送話路側及び受話路側の信号経路の音声
信号をそれぞれ録音する録音手段と、録音手段の録音し
た音声信号を再生して受話路側の信号経路に出力する再
生手段とが構成される。
【0024】ところで、このような拡声通話システムで
は、ドアホン子器1にマイクロホン11とスピーカ12
とを設けると共に、インターホン親機2にマイクロホン
21とスピーカ22とを設け、ハンドセットを持たずに
通話を行えるようにしているが、マイクロホン11,2
1とスピーカ12,22との位置が近いために、スピー
カ12,22からそれぞれ出力された音声の一部がマイ
クロホン11,21に入り込んで閉ループが形成され、
ハウリングやエコーが発生する虞があった。
【0025】そこで、上述の閉ループが形成されるのを
防止するために音声スイッチ回路24を設けており、音
声スイッチ回路24は、マイクロホン21から2線4線
変換回路23への送話路に所定の損失量を挿入する送話
挿入損失処理部(送話側損失挿入手段)24aと、2線
4線変換回路23からスピーカ22への受話路に所定の
損失量を挿入する受話挿入損失処理部(受話側損失挿入
手段)24bと、各挿入損失処理部24a,24bに入
力される音声信号をそれぞれ増幅するアンプ24c,2
4dと、アンプ24c,24dの出力を比較しその比較
結果に応じて各挿入損失処理部24a,24bの損失量
を制御する挿入損失量調整手段としての損失量制御部2
4eとで構成される。
【0026】而して、マイクロホン21の音声信号はア
ンプ25aによって増幅され、送話挿入損失処理部24
aによって所定の減衰量だけ減衰されるか、所定の増幅
量だけ増幅された後、アンプ25bによって増幅されて
2線4線変換回路23に出力される。また、2線4線変
換回路23から入力されたドアホン子器1側の音声信号
はアンプ25cによって増幅され、受話挿入損失処理部
24bによって所定の減衰量だけ減衰されるか、所定の
増幅量だけ増幅された後、アンプ25dによって増幅さ
れてスピーカ22に出力される。ここで、各挿入損失処
理部24a,24bの損失量は損失量制御部24eによ
って制御されており、損失量制御部24eでは、アンプ
24cの出力がアンプ24dの出力よりも大きい場合
(インターホン親機2側の音声信号レベルがドアホン子
器1側の音声信号レベルよりも大きい場合)、受話挿入
損失処理部24bの損失量を増大させると共に、送話挿
入損失処理部24aの損失量を低減させ、アンプ24d
の出力がアンプ24cの出力よりも大きい場合(ドアホ
ン子器1側の音声信号レベルがインターホン親機2の音
声信号レベルよりも大きい場合)、送話挿入損失処理部
24aの損失量を増大させると共に、受話挿入損失処理
部24bの損失量を低減させており、音声信号レベルの
小さい側の損失量を大きくすることによって前述の閉ル
ープが形成されるのを防止し、ハウリングやエコーが発
生するのを防止している。
【0027】ここで、家人が留守や多忙で来訪者の呼出
に応対できない場合、インターホン親機2に設けたモー
ド切替スイッチ(図示せず)を操作して、インターホン
親機2の動作モードを自動応対モードに設定する。ここ
に、自動応対モードとは、ドアホン子器1側からの呼出
に対して応答メッセージ送出部27から自動的に応答メ
ッセージを出力させ、来訪者が残したメッセージを録音
・再生部26が録音する動作モードのことを言う。尚、
家人と来訪者との間で通話中に、録音・再生部26を用
いて通話内容を録音するようにしても良く、メモ代わり
に通話内容を記録しておくことができる。
【0028】そして、インターホン親機2が自動応対モ
ードで動作中に、来訪者がドアホン子器1の呼び出し操
作部(図示せず)を操作し、ドアホン子器1からインタ
ーホン親機2に呼出信号が入力されると、応答メッセー
ジ送出部27が例えばアンプ25aの入力端に予め登録
された応答メッセージを出力し、この応答メッセージは
ドアホン子器1のスピーカ12から出力される。ここ
で、来訪者がドアホン子器1のマイクロホン11に向か
って喋ると、来訪者の残したメッセージが録音・再生部
26によって録音される。録音・再生部26では、例え
ば録音を開始してから所定の録音時間が経過すると、音
声の録音を終了する。その後、家人が再生ボタン(図示
せず)を操作すると、録音・再生部26に録音されたメ
ッセージが例えば受話挿入損失処理部24bの入力端に
出力され、スピーカ22から出力されるので、来訪者の
残したメッセージを後から聞くことができる。また録音
・再生部26では、アンプ25aの出力信号を録音する
こともでき、インターホン親機2側からの音声信号を録
音することもできる。
【0029】ところで、録音・再生部26では、各挿入
損失処理部24a,24bの入力端B,Aの音声信号を
それぞれ録音しており、ドアホン子器1側から入力され
るメッセージと共に、インターホン親機2側の周囲雑音
を録音することができるから、録音・再生部26の再生
音を対面通話時の音声に近づけることができ、再生音を
聞く際に家人が違和感を感じることがない。
【0030】(実施形態2)本発明の実施形態2を図2
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システムで
は、実施形態1の拡声通話システムにおいて、受話路お
よび送話路にそれぞれ入力された音声信号が人の声(音
声)か、或いは、騒音によるものかを判別する騒音/音
声判別部(騒音/音声判別手段)28を設けており、音
声スイッチ回路24は、騒音/音声判別部28の判別結
果に応じて各挿入損失処理部24a,24bの損失量を
制御している。また、録音・再生部26では各挿入損失
処理部24a,24bの出力端D,Cの音声信号をそれ
ぞれ録音している。尚、録音・再生部26及び騒音/音
声判別部28以外の構成は実施形態1と同様であるの
で、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明
を省略する。
【0031】音声スイッチ回路24は、騒音/音声判別
部28の判別結果に応じて各挿入損失処理部24a,2
4bの損失量を制御しており、人の声が入力されていな
い場合は各挿入損失処理部24a,24bの損失量を増
大させている。ここで、録音・再生部26は各挿入損失
処理部24a,24bの出力端D,Cの音声信号をそれ
ぞれ録音しており、人の声が入力されていない場合は各
挿入損失処理部24a,24bの損失量が増大している
ので、周囲の雑音のみが録音されることはなく、人の声
が入力されない部分は略無音とすることができる。した
がって、再生時に人の声が録音されている部分と録音さ
れていない部分とを明瞭に判別することができ、来訪者
のメッセージを容易に聞き取ることができる。
【0032】また、録音・再生部26は、騒音/音声判
別部28の判別結果に応じて人の声が入力されている場
合のみ音声信号を録音するようにしても良く、音声が周
囲の騒音とともに入力されたとしても、周囲の騒音から
音声のみを取り出して録音することにより、再生時には
音声のみを明瞭に聞き取ることができ、且つ、録音・再
生部26は、来訪者又は家人が喋っている間だけ録音す
ることができるから、メッセージや通話内容の録音時間
を短縮でき、したがって録音・再生部26が録音するこ
とのできるメッセージや通話内容の件数を増やすことが
できる。また、再生時は来訪者のメッセージや通話内容
のみが再生されるから、来訪者の要件や通話内容を端的
に聞き取ることができる。
【0033】また、録音・再生部26では、録音した音
声信号を再生する際に、前後の音声の間の無音の部分を
詰めて再生するようにしても良い。ここで、音声が周囲
の騒音とともに入力された場合、録音・再生部26は、
周囲の騒音から音声のみを取り出して録音しているの
で、騒音が入力された箇所を取り除くことによって音声
と音声との間に無音の部分ができ、再生時には音声が途
切れた状態で聞こえる虞があるが、録音・再生部26
が、録音した音声信号を、前後の音声の間の無音の部分
を詰めて再生することにより、音声が途切れて聞こえる
ことはなく、再生された音声を聞き取りやすくできる。
【0034】尚、本実施形態では、騒音/音声判別部2
8は、受話路および送話路にそれぞれ入力された音声信
号が音声か、或いは、騒音によるものかを判別している
が、受話路又は送話路の内少なくとも何れか一方の音声
信号が、音声か騒音かを判別するようにしても良く、上
述と同様、録音・再生部26は、騒音/音声判別部28
の判別結果に応じて、周囲の騒音から音声のみを取り出
して録音することができる。
【0035】(実施形態3)本発明の実施形態3を図3
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システムで
は、実施形態1の拡声通話システムにおいて、送話路側
及び受話路側の音声信号をそれぞれ増幅して録音・再生
部26に出力するアンプ29a,29bを設けている。
ここに、アンプ29a,29bにより、送話路側及び受
話路側の音声信号の音圧レベルに応じて録音・再生部2
6が各音声信号を録音する際の録音レベルをそれぞれ変
化させる録音レベル可変手段が構成される。尚、アンプ
29a,29b以外の構成は実施形態1と同様であるの
で、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明
を省略する。
【0036】ここで、音声スイッチ回路24では、送話
路側の音声信号の音圧レベルと、受話路側の音声信号の
音圧レベルとを検出しており、送話路側及び受話路側の
音声信号の音圧レベルに応じて、アンプ29a,29b
の利得を調整している。したがって、録音・再生部26
が送話路側及び受話路側の音声信号を録音する際の録音
レベルを各音声信号の音圧レベルに応じて変化させるこ
とにより、所定の録音レベルで音声信号を録音すること
ができ、ドアホン子器1やインターホン親機から様々な
音圧レベルの音声信号が入力されたとしても、再生時の
音圧レベルを略一定にすることができ、来訪者のメッセ
ージや通話中の録音内容を聞き取り易くできる。
【0037】(実施形態4)本発明の実施形態4を図4
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システムで
は、実施形態1の拡声通話システムにおいて、応答メッ
セージ送出部27から出力される音声信号を増幅して例
えばアンプ25aの入力端に出力するアンプ30を設け
ている。ここに、アンプ30により、受話路側の周囲の
騒音(周囲環境音)の音圧レベルに応じて応答メッセー
ジ送出部27が送出する応答メッセージの音量を変化さ
せる音量可変手段が構成される。尚、アンプ30以外の
構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素に
は同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0038】ここで、音声スイッチ回路24では、ドア
ホン子器1側の周囲の騒音の音圧レベルを検出してお
り、この音圧レベルに応じてアンプ30の利得を調整す
ることにより、ドアホン子器1のスピーカ12から出力
される応答メッセージの音圧レベルを変化させることが
できる。例えば昼間などドアホン子器1の周囲の騒音が
大きく、その音圧レベルが大きい場合は、音声スイッチ
回路24がアンプ30の利得を増大させて、応答メッセ
ージの音圧レベルを大きくすることにより、来訪者が応
答メッセージを聞き取り易くできる。また夜間など周囲
が静かで、ドアホン子器1側の周囲の騒音の音圧レベル
が小さい場合は、音声スイッチ回路24がアンプ30の
利得を低下させて、応答メッセージの音圧レベルを小さ
くすることにより、大きな音量で応答メッセージが出力
されるのを防止でき、来訪者が応答メッセージを聞き取
り易くできる。
【0039】(実施形態5)本発明の実施形態5を図5
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システムで
は、実施形態1の拡声通話システムにおいて、アンプ2
5aから出力されるインターホン親機2側の音声信号
と、アンプ25cから出力されるドアホン子器1側の音
声信号とにそれぞれ含まれるノイズ成分を除去して録音
・再生部26に出力するノイズキャンセラ(ノイズ除去
部)31を設けている。尚、ノイズキャンセラ31以外
の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0040】ノイズキャンセラ31は従来周知のフィル
タ回路により構成され、アンプ25a,25cの出力信
号の内、所定の周波数成分のみを録音・再生部26に出
力することによって、アンプ25a,25cの出力信号
に含まれるノイズ成分を除去することができる。したが
って、録音・再生部26ではノイズ成分を除去した音声
信号を録音することができ、再生時に来訪者のメッセー
ジを聞き取り易くしている。
【0041】尚、ノイズキャンセラ31の動作をオン/
オフするオン/オフ操作部(図示せず)を設けても良
く、家人がオン/オフ操作部を用いてノイズキャンセラ
31の動作をオン/オフすることにより、家人の聞き取
りやすい再生音を得ることができる。
【0042】(実施形態6)本発明の実施形態6を図6
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システムで
は、実施形態1の拡声通話システムにおいて、人体から
放射される熱線を検出することにより来訪者の存否を検
出するための例えば焦電素子からなる人感センサ32を
ドアホン子器1に設けており、録音・再生部26では、
ドアホン子器1の前から来訪者がいなくなって、人感セ
ンサ32から人体検知信号が入力されなくなると、音声
の録音を停止するようにしている。尚、人感センサ32
以外の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成
要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0043】インターホン親機2が自動応対モードで動
作中に、来訪者がドアホン子器1の呼び出し操作部(図
示せず)を操作し、ドアホン子器1からインターホン親
機2に呼出信号が入力されると、応答メッセージ送出部
27が例えばアンプ25aの入力端に予め登録された応
答メッセージを出力し、この応答メッセージはドアホン
子器1のスピーカ12から出力される。この時、来訪者
がドアホン子器1のマイクロホン11に向かって喋る
と、来訪者の残したメッセージが録音・再生部26によ
って録音される。そして、来訪者がいなくなり、人感セ
ンサ32から人体検知信号が入力されなくなるか、又
は、録音開始から所定の録音時間が経過すると、録音・
再生部26は録音を終了する。このように、録音・再生
部26は録音時間内でも来訪者がいなくなれば録音を終
了しており、再生時には来訪者の残したメッセージのみ
を再生できるので、要件を端的に知ることができ、また
メッセージ1件当たりの録音時間を短くすることができ
るから、録音可能なメッセージの件数を増やすことがで
きる。
【0044】(実施形態7)本発明の実施形態7を図7
を参照して説明する。実施形態1の拡声通話システムで
は、自動応対モードで動作中にドアホン子器1に設けた
呼び出し操作部(図示せず)が操作されると、応答メッ
セージ送出部27が予め登録された応答メッセージを送
出し、その後来訪者がドアホン子器1のマイクロホン1
1に向かって喋ると、録音・再生部26が音声の録音を
開始しているが、本実施形態では応答メッセージ送出部
27が所定の応答メッセージを送出すると、すぐに音声
の録音を開始している。尚、録音・再生部26以外の構
成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素には
同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0045】ところで、来訪者の中には応答メッセージ
送出部27が送出する応答メッセージを聞いて、家人が
留守であることを知ると、伝言を残すことなく立ち去る
人もあり、後から録音・再生部26の録音内容を再生し
てみても、誰が訪ねてきたのか判らない場合があるが、
上述のように録音・再生部26では、応答メッセージ送
出部27が所定の応答メッセージ(例えば「はい」など
の言葉)を送出した直後に、音声の録音を開始している
ので、応答メッセージに対して発した来訪者の声を録音
することができ、来訪者の声から誰が訪ねてきたかを判
別することができる。
【0046】(実施形態8)本発明の実施形態8を図8
を参照して説明する。実施形態1の拡声通話システムで
は、録音・再生部26は、録音開始から所定の録音時間
が経過すると、録音動作を停止しているが、本実施形態
では、音声スイッチ回路24が送話側及び受話側の音声
信号を検出しなくなると、録音・再生部26が録音動作
を終了するようにしている。尚、録音・再生部26以外
の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0047】音声スイッチ回路24の損失量制御部24
eでは、実施形態1で説明したように、受話路側(ドア
ホン子器1側)の音声信号の音圧レベルと、送話路側
(インターホン親機2側)の音声信号の音圧レベルとの
高低を比較し、その比較結果に応じて各挿入損失処理部
24a,24bの損失量を制御している。ここで、損失
量制御部24eは、送話路側及び受話路側の音声信号の
音圧レベルが所定レベルよりも高い場合、ドアホン子器
1側又はインターホン親機2側から音声が入力されてい
るものと判断して、音声検出フラグを設定する。一方、
損失量制御部24eは、送話路側及び受話路側の音声信
号の音圧レベルが所定レベルよりも低くなると、ドアホ
ン子器1側からもインターホン親機2側からも音声が入
力されていないものと判断して、音声検出フラグを解除
する。そして、録音・再生部26では、音声スイッチ回
路24の音声検出フラグが解除されると音声の録音を終
了しており、ドアホン子器1側からもインターホン親機
2側からも音声が入力されなくなると、録音を終了す
る。
【0048】ここで、インターホン親機2が自動応対モ
ードで動作中に、来訪者がドアホン子器1の呼び出し操
作部(図示せず)を操作し、ドアホン子器1からインタ
ーホン親機2に呼出信号が入力されると、応答メッセー
ジ送出部27がアンプ25aの入力端に予め登録された
応答メッセージを出力し、この応答メッセージはドアホ
ン子器1のスピーカ12から出力される。この時、来訪
者がドアホン子器1のマイクロホン11に向かって喋る
と、来訪者の残したメッセージが録音・再生部26によ
って録音される。そして、ドアホン子器1側からもイン
ターホン親機2側からも音声が入力されなくなって、音
声スイッチ回路24の音声検出フラグが解除されるか、
又は、録音開始から所定の録音時間が経過すると、録音
・再生部26は録音を終了する。このように、録音・再
生部26は録音時間内でも音声が入力されなくなると録
音を終了しており、再生時には来訪者の残したメッセー
ジのみを再生できるので、要件を端的に知ることがで
き、またメッセージ1件当たりの録音時間を短くするこ
とができるから、録音可能なメッセージの件数を増やす
ことができる。
【0049】(実施形態9)本発明の実施形態9を図9
を参照して説明する。本実施形態の拡声通話システムで
は、実施形態1の拡声通話システムにおいて、インター
ホン親機2が自動応対モードで動作中にドアホン子器1
に設けた呼び出し操作部33が操作されると、インター
ホン親機2では、来訪者による呼び出しを知らせる音
(所謂バックトーン)を発生することなく、応答メッセ
ージ送出部27から直ちに応答メッセージを送出させ
る。尚、録音・再生部26及び呼び出し操作部33以外
の構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0050】ところで、来訪者が呼び出し操作部33を
操作した後、ドアホン子器1の前からすぐに離れる場合
もあり、このような場合来訪者が応答メッセージを聞き
逃す虞があるが、本実施形態では、インターホン親機2
が自動応対モードで動作中に呼び出し操作部33が操作
されると、バックトーンを鳴らすことなく応答メッセー
ジ送出部27から直ちに応答メッセージを送出させてい
るので、来訪者がドアホン子器1の前から離れる前に応
答メッセージを送出させることができ、来訪者が応答メ
ッセージを聞き逃すのを防止できる。
【0051】尚、本実施形態では呼び出し操作部33と
応答メッセージ送出部27との間を有線接続している
が、呼び出し操作部33から応答メッセージ送出部27
へワイヤレス信号で信号を出力するようにしても良いこ
とは言うまでもない。
【0052】(実施形態10)本発明の実施形態10を
図10を参照して説明する。本実施形態の拡声通話シス
テムでは、実施形態1の拡声通話システムにおいて、ド
アホン子器1に設けた呼び出し操作部33の操作回数を
検知する呼出回数検知部(呼出回数計数部)34を設け
ており、呼出回数検知部34の操作回数が所定回数に達
し、且つ、家人の応答がない場合、インターホン親機2
は自動的に自動応対モードへ移行するようにしている。
尚、呼び出し操作部33及び呼出回数検知部34以外の
構成は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素に
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0053】来訪者がドアホン子器1の呼び出し操作部
33を操作すると、インターホン親機2では呼び出し操
作部33の操作に応じてバックトーンを鳴らして、家人
に来客を報知する。この時、インターホン親機2の呼出
回数検知部34では呼び出し操作部33の操作回数を検
知しており、その操作回数が所定回数に達し、且つ、家
人の応答がない場合は、自動的に自動応対モードへ移行
し、応答メッセージ送出部27から所定の応答メッセー
ジを送出させる。そして、来訪者がドアホン子器1のマ
イクロホン11に向かって喋ると、来訪者の残したメッ
セージが録音・再生部26によって録音される。このよ
うに、来訪者の呼び出しに対して家人の応答がない場
合、インターホン親機2は自動的に自動応対モードへ移
行し、応答メッセージを送出すると共に、来訪者の残し
たメッセージを録音しているので、家人が自動応対モー
ドの設定を忘れた場合でも、自動応対モードへ自動的に
移行させ、来訪者に応対することができる。
【0054】尚、本実施形態では、呼び出し操作部33
の操作回数が所定回数に達し、且つ、家人の応答がない
場合、インターホン親機2が自動的に自動応対モードへ
移行するようにしているが、図11に示すように、呼び
出し操作部33が操作されてからの経過時間を検知する
呼出時間検知部35を設け、呼出時間検知部35の検知
した経過時間が所定時間に達し、且つ、家人の応答がな
い場合に、インターホン親機2が自動的に自動応対モー
ドへ移行するようにしても良く、上述と同様に家人が自
動応対モードの設定を忘れた場合でも、自動応対モード
へ自動的に移行させて、来訪者に応対することができ
る。
【0055】また本実施形態では呼び出し操作部33と
応答メッセージ送出部27との間を有線接続している
が、呼び出し操作部33から応答メッセージ送出部27
へワイヤレス信号で信号を出力するようにしても良いこ
とは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、屋外
に設置されるドアホン子器と、屋内に設置されるインタ
ーホン親機とが通信線を介して接続され、ドアホン子器
は、集音した音をドアホン子器側の音声信号として出力
する第1のマイクロホンと、インターホン親機側の音声
信号に応じて鳴動する第1のスピーカとを備え、インタ
ーホン親機は、集音した音をインターホン親機側の音声
信号として出力する第2のマイクロホンと、ドアホン子
器側の音声信号に応じて鳴動する第2のスピーカと、第
2のマイクロホンからドアホン子器側への送話路側の信
号経路に所定の損失量を挿入する送話側損失挿入手段
と、ドアホン子器側から第2のスピーカへの受話路側の
信号経路に所定の損失量を挿入する受話側損失挿入手段
と、送話路側の音声信号の音圧レベルと受話路側の音声
信号の音圧レベルとを比較しその比較結果に応じて各損
失挿入手段の挿入損失量を調整する挿入損失量調整手段
とを備えて成る拡声通話システムにおいて、インターホ
ン親機に、送話路側の信号経路に予め登録された応答メ
ッセージを送出する応答メッセージ送出手段と、送話路
側及び受話路側の信号経路の音声信号をそれぞれ録音す
る録音手段と、録音手段の録音した音声信号を再生して
受話路側の信号経路に出力する再生手段とを設けたこと
を特徴とし、ドアホン子器からの呼出に応じて応答メッ
セージ送出手段が送話路側の信号経路に応答メッセージ
を送出すると共に、録音手段が送話路側の信号経路の音
声信号と受話路側の信号経路の音声信号とを録音してい
るので、家人が留守であったり、多忙で応対できない場
合でも、来訪者に自動的に応対して、来訪者の残したメ
ッセージを録音することができ、且つ、再生手段は録音
手段の録音した音声信号を受話路側の信号経路に出力し
ているので、来訪者の残したメッセージを後から聞くこ
とができるという効果がある。
【0057】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、録音手段は、受話側及び送話側損失挿入手段にそれ
ぞれ入力される音声信号を録音することを特徴とし、録
音手段は、受話側損失挿入手段及び送話側損失挿入手段
によってそれぞれ減衰される前の音声信号を録音してい
るから、ドアホン子器側およびインターホン親機側の周
囲の雑音も一緒に録音することができ、再生手段により
再生された音声を、実際に対面通話を行っている状態の
音声に近づけることができるから、来訪者の残したメッ
セージを違和感なく聞き取ることができるという効果が
ある。
【0058】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、録音手段は、受話側及び送話側損失挿入手段からそ
れぞれ出力される音声信号を録音することを特徴とし、
録音手段は、受話側損失挿入手段及び送話側損失挿入手
段によってそれぞれ減衰した後の音声信号を録音してお
り、人の声が入力されていない場合は各損失挿入手段に
よって音声信号が減衰されるから、音声が入力されてい
ない周囲雑音のみの部分を無音とするによって、録音手
段により録音された音声を再生する際に、音声を含む部
分と音声を含まない部分とを明瞭に区別することがで
き、来訪者の残したメッセージを容易に聞き取ることが
できるという効果がある。
【0059】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、インターホン親機に、送話路又は受話路の内
少なくとも何れか一方の音声信号が騒音か音声かを判別
する騒音/音声判別手段を設け、録音手段は、騒音/音
声判別手段が音声と判別した場合のみ音声信号の録音を
行うことを特徴とし、録音手段は、騒音/音声判別手段
の判別結果に応じて音声のみを録音しているので、音声
が周囲の騒音とともに入力されたとしても、周囲の騒音
から音声のみを取り出して録音することにより、再生時
には音声のみを明瞭に聞き取ることができ、且つ、録音
手段は送話路又は受話路に音声が入力される間だけ録音
を行っているから、音声信号の録音時間を短縮でき、し
たがって録音手段が録音することのできるメッセージや
会話の件数を増やすことができるという効果がある。し
かも、再生時は音声のみが再生されるから、来訪者の要
件を端的に聞き取ることができるという効果もある。
【0060】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、再生手段が、録音手段の録音した音声信号を、前
後の音声の間の無音の部分を詰めて再生し、受話路側の
信号経路に出力することを特徴とし、音声が周囲の騒音
とともに入力された場合、周囲の騒音から音声のみを取
り出して録音しているので、騒音が入力された箇所を取
り除くことによって音声と音声との間に無音の部分がで
き、音声が途切れた状態で聞こえる虞があるが、再生手
段は、録音手段の録音した音声信号を、前後の音声の間
の無音の部分を詰めて再生しているから、録音された音
声信号の空白部分を詰めて再生することにより、音声が
途切れて聞こえることはなく、再生された音声を聞き取
りやすくできるという効果がある。
【0061】請求項6の発明は、請求項1乃至3の発明
において、送話路側及び受話路側の音声信号の音圧レベ
ルに応じて、録音手段が各音声信号を録音する際の録音
レベルをそれぞれ変化させる録音レベル可変手段をイン
ターホン親機に設けたことを特徴とし、録音手段が各音
声信号を録音する際の録音レベルを各音声信号の音圧レ
ベルに応じて変化させることにより、所定の録音レベル
で音声信号を録音することができ、ドアホン子器やイン
ターホン親機から様々な音圧レベルの音声信号が入力さ
れたとしても、再生時の音圧レベルを略一定にすること
ができ、来訪者のメッセージや通話中の録音内容を聞き
取り易くできるという効果がある。
【0062】請求項7の発明は、請求項1乃至3の発明
において、受話路側の周囲環境音による音信号の音圧レ
ベルに応じて応答メッセージ送出手段が送出する応答メ
ッセージの音量を変化させる音量可変手段をインターホ
ン親機に設けたことを特徴とし、音量可変手段は、受話
路側の周囲環境音による音信号の音圧レベルに応じて、
応答メッセージ送出手段が送出する応答メッセージの音
量を変化させているので、例えば昼間などドアホン子器
の周囲の騒音が大きく、その音圧レベルが大きい場合
は、応答メッセージの音圧レベルを大きくすることによ
り、来訪者が応答メッセージを聞き取り易くできるとい
う効果がある。また夜間など周囲が静かで、ドアホン子
器の周囲の騒音の音圧レベルが小さい場合は、応答メッ
セージの音圧レベルを小さくすることにより、大きな音
量で応答メッセージが送出されるのを防止でき、来訪者
が応答メッセージを聞き取り易くできるという効果があ
る。
【0063】請求項8の発明は、請求項1乃至3の発明
において、インターホン親機に、録音手段の録音する音
声信号および再生手段の再生する音声信号にそれぞれ含
まれるノイズ成分を除去するノイズ除去部を設けたこと
を特徴とし、ノイズ除去部は、録音手段の録音する音声
信号および再生手段の再生する音声信号にそれぞれ含ま
れるノイズ成分を除去しているので、再生時に来訪者の
メッセージを聞き取り易くできるという効果がある。
【0064】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、インターホン親機に、ノイズ除去部の動作をオン/
オフするオン/オフ操作部を設けたことを特徴とし、家
人がオン/オフ操作部を用いてノイズ除去部の動作をオ
ン/オフすることにより、家人の聞き取りやすい再生音
を得ることができるという効果がある。
【0065】請求項10の発明は、請求項1乃至3の発
明において、所定の検知エリア内における人の存否を検
出する人感センサをドアホン子器に設け、録音手段は、
人感センサから人体検知信号が入力されなくなると、音
声信号の録音を終了することを特徴とし、来訪者がいな
くなり人感センサが人の存在を検出しなくなると、録音
手段は録音を終了しているので、再生時には来訪者の残
したメッセージのみを再生することができ、要件を端的
に知ることができるという効果がある。しかもメッセー
ジ1件当たりの録音時間を短くすることができるから、
録音手段が録音可能なメッセージの件数を増やすことが
できるという効果がある。
【0066】請求項11の発明は、請求項1乃至3の発
明において、録音手段は、応答メッセージ送出手段が所
定の応答メッセージを送出した時点で録音を開始するこ
とを特徴とし、来訪者の中には応答メッセージ送出手段
が送出する応答メッセージを聞いて、家人が留守である
ことを知ると、伝言を残すことなく立ち去る人もあり、
後から録音手段の録音内容を再生手段が再生してみて
も、誰が訪ねてきたのか判らない場合があるが、録音手
段では、応答メッセージ送出手段が所定の応答メッセー
ジを送出した時点で音声の録音を開始しているので、応
答メッセージに対して発した来訪者の声を録音すること
ができ、来訪者の声から誰が訪ねてきたかを判別できる
という効果がある。
【0067】請求項12の発明は、請求項1乃至3の発
明において、挿入損失量調整手段は、送話路側及び受話
路側の音声信号の音圧レベルが所定レベルを越えると音
声検出フラグを設定しており、録音手段は音声検出フラ
グが解除されると音声信号の録音を終了することを特徴
とし、録音手段は音声検出フラグが解除されると音声の
録音を終了しているので、ドアホン子器側からもインタ
ーホン親機側からも音声が入力されなくなると、録音を
終了させることができ、再生時には来訪者の残したメッ
セージのみを再生できるので、要件を端的に知ることが
できるという効果がある。しかも、メッセージ1件当た
りの録音時間を短くすることができるから、録音可能な
メッセージの件数を増やすことができるという効果があ
る。
【0068】請求項13の発明は、請求項1乃至3の発
明において、応答メッセージ送出手段は、ドアホン子器
から呼出信号が入力された時点で応答メッセージの送出
を開始することを特徴とし、来訪者の中には、ドアホン
子器からインターホン親機側を呼び出した後、ドアホン
子器の前からすぐに離れる人もあり、応答メッセージを
聞き逃す虞もあるが、応答メッセージ送出手段は、ドア
ホン子器から呼出信号が入力された時点で応答メッセー
ジの送出を開始しているから、来訪者がドアホン子器の
前から離れる前に応答メッセージを送出させることがで
き、来訪者が応答メッセージを聞き逃すのを防止できる
という効果がある。
【0069】請求項14の発明は、請求項1乃至3の発
明において、ドアホン子器からインターホン親機を呼び
出す呼出回数を計数する呼出回数計数部をインターホン
親機に設け、呼出回数計数部の計数した呼出回数が所定
回数に達し、且つ、インターホン親機側からの応答がな
い場合、応答メッセージ送出手段が自動的に応答メッセ
ージを送出し、録音手段が音声信号の録音を開始するこ
とを特徴とし、家人が何らかの理由でドアホン子器側か
らの呼び出しに応対できない場合、呼出回数計数部の計
数した呼出回数が所定回数に達すると、自動的に応答メ
ッセージ送出手段が応答メッセージを送出し、録音手段
が音声信号の録音を開始しているので、来訪者の呼び出
しに自動的に対応できるという効果がある。
【0070】請求項15の発明は、請求項1乃至3の発
明において、ドアホン子器がインターホン親機を呼び出
してからの経過時間を計時する呼出時間検知部をインタ
ーホン親機に設け、呼出時間検知部の計時した呼出時間
が所定時間に達し、且つ、インターホン親機側からの応
答がない場合、応答メッセージ送出手段が自動的に応答
メッセージを送出し、録音手段が音声信号の録音を開始
することを特徴とし、家人が何らかの理由でドアホン子
器側からの呼び出しに応対できない場合、呼出時間検知
部の計時した呼出時間が所定時間に達すると、自動的に
応答メッセージ送出手段が応答メッセージを送出し、録
音手段が音声信号の録音を開始しているので、来訪者の
呼び出しに自動的に対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図2】実施形態2の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図3】実施形態3の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図4】実施形態4の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図5】実施形態5の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図6】実施形態6の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図7】実施形態7の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図8】実施形態8の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図9】実施形態9の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【図10】実施形態10の拡声通話システムの概略構成
図である。
【図11】同上の別の拡声通話システムの概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 ドアホン子器 2 インターホン親機 3 通信線 26 応答メッセージ送出部 27 録音・再生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 実 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 木村 克彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA09 BB07 HH01 5K038 AA06 CC02 FF01 FF06 FF10 GG03 5K039 AA03 BB07 CC02 EE01 FF11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外に設置されるドアホン子器と、屋内に
    設置されるインターホン親機とが通信線を介して接続さ
    れ、ドアホン子器は、集音した音をドアホン子器側の音
    声信号として出力する第1のマイクロホンと、インター
    ホン親機側の音声信号に応じて鳴動する第1のスピーカ
    とを備え、インターホン親機は、集音した音をインター
    ホン親機側の音声信号として出力する第2のマイクロホ
    ンと、ドアホン子器側の音声信号に応じて鳴動する第2
    のスピーカと、第2のマイクロホンからドアホン子器側
    への送話路側の信号経路に所定の損失量を挿入する送話
    側損失挿入手段と、ドアホン子器側から第2のスピーカ
    への受話路側の信号経路に所定の損失量を挿入する受話
    側損失挿入手段と、送話路側の音声信号の音圧レベルと
    受話路側の音声信号の音圧レベルとを比較しその比較結
    果に応じて各損失挿入手段の挿入損失量を調整する挿入
    損失量調整手段とを備えて成る拡声通話システムにおい
    て、インターホン親機に、送話路側の信号経路に予め登
    録された応答メッセージを送出する応答メッセージ送出
    手段と、送話路側及び受話路側の信号経路の音声信号を
    それぞれ録音する録音手段と、録音手段の録音した音声
    信号を再生して受話路側の信号経路に出力する再生手段
    とを設けたことを特徴とする拡声通話システム。
  2. 【請求項2】録音手段は、受話側及び送話側損失挿入手
    段にそれぞれ入力される音声信号を録音することを特徴
    とする請求項1記載の拡声通話システム。
  3. 【請求項3】録音手段は、受話側及び送話側損失挿入手
    段からそれぞれ出力される音声信号を録音することを特
    徴とする請求項1記載の拡声通話システム。
  4. 【請求項4】インターホン親機に、送話路又は受話路の
    内少なくとも何れか一方の音声信号が騒音か音声かを判
    別する騒音/音声判別手段を設け、録音手段は、騒音/
    音声判別手段が音声と判別した場合のみ音声信号の録音
    を行うことを特徴とする請求項1乃至3記載の拡声通話
    システム。
  5. 【請求項5】再生手段が、録音手段の録音した音声信号
    を、前後の音声の間の無音の部分を詰めて再生し、受話
    路側の信号経路に出力することを特徴とする請求項4記
    載の拡声通話システム。
  6. 【請求項6】送話路側及び受話路側の音声信号の音圧レ
    ベルに応じて、録音手段が各音声信号を録音する際の録
    音レベルをそれぞれ変化させる録音レベル可変手段をイ
    ンターホン親機に設けたことを特徴とする請求項1乃至
    3記載の拡声通話システム。
  7. 【請求項7】受話路側の周囲環境音による音信号の音圧
    レベルに応じて応答メッセージ送出手段が送出する応答
    メッセージの音量を変化させる音量可変手段をインター
    ホン親機に設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載
    の拡声通話システム。
  8. 【請求項8】インターホン親機に、録音手段の録音する
    音声信号および再生手段の再生する音声信号にそれぞれ
    含まれるノイズ成分を除去するノイズ除去部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載の拡声通話システ
    ム。
  9. 【請求項9】インターホン親機に、ノイズ除去部の動作
    をオン/オフするオン/オフ操作部を設けたことを特徴
    とする請求項8記載の拡声通話システム。
  10. 【請求項10】所定の検知エリア内における人の存否を
    検出する人感センサをドアホン子器に設け、録音手段
    は、人感センサから人体検知信号が入力されなくなる
    と、音声信号の録音を終了することを特徴とする請求項
    1乃至3記載の拡声通話システム。
  11. 【請求項11】録音手段は、応答メッセージ送出手段が
    所定の応答メッセージを送出した時点で録音を開始する
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の拡声通話システ
    ム。
  12. 【請求項12】挿入損失量調整手段は、送話路側及び受
    話路側の音声信号の音圧レベルが所定レベルを越えると
    音声検出フラグを設定しており、録音手段は音声検出フ
    ラグが解除されると音声信号の録音を終了することを特
    徴とする請求項1乃至3記載の拡声通話システム。
  13. 【請求項13】応答メッセージ送出手段は、ドアホン子
    器から呼出信号が入力された時点で応答メッセージの送
    出を開始することを特徴とする請求項1乃至3記載の拡
    声通話システム。
  14. 【請求項14】ドアホン子器からインターホン親機を呼
    び出す呼出回数を計数する呼出回数計数部をインターホ
    ン親機に設け、呼出回数計数部の計数した呼出回数が所
    定回数に達し、且つ、インターホン親機側からの応答が
    ない場合、応答メッセージ送出手段が自動的に応答メッ
    セージを送出し、録音手段が音声信号の録音を開始する
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の拡声通話システ
    ム。
  15. 【請求項15】ドアホン子器がインターホン親機を呼び
    出してからの経過時間を計時する呼出時間検知部をイン
    ターホン親機に設け、呼出時間検知部の計時した呼出時
    間が所定時間に達し、且つ、インターホン親機側からの
    応答がない場合、応答メッセージ送出手段が自動的に応
    答メッセージを送出し、録音手段が音声信号の録音を開
    始することを特徴とする請求項1乃至3記載の拡声通話
    システム。
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