JP2002223280A - 通信端末装置及び基地局装置 - Google Patents

通信端末装置及び基地局装置

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JP2002223280A
JP2002223280A JP2001020563A JP2001020563A JP2002223280A JP 2002223280 A JP2002223280 A JP 2002223280A JP 2001020563 A JP2001020563 A JP 2001020563A JP 2001020563 A JP2001020563 A JP 2001020563A JP 2002223280 A JP2002223280 A JP 2002223280A
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Hiroaki Tabata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽再生中に着信があったときは、所定の条
件に応じて音楽の再生と着信の報知とを自動的に切り替
えること。 【解決手段】 所定の形式で保存されている音楽データ
を再生する音楽再生手段17と、着信を検出する着信検
出手段3と、音楽データの再生を優先するための条件を
設定する条件設定手段11と、所定の報知を行う報知手
段13と、着信が検出された場合、条件に応じた処理を
行う制御手段11とを備え、制御手段11は、音楽デー
タの再生中に着信が検出され、条件が満たされている場
合は、音楽再生手段17に対し、音楽データの再生を継
続させる一方、音楽データの再生中に着信が検出され、
条件が満たされていない場合は、音楽再生手段17に対
し、音楽データの再生を停止させると共に、報知手段1
3に対し、着信の報知を行わしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能と音楽再
生機能とを有する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、MP3プレイヤのよう
に、所定の圧縮形式で圧縮された音楽データを復調し音
声として出力する携帯型音楽再生装置が知られている。
一方、近年の技術革新により、半導体メモリの大容量
化、低価格化が図られると共に、携帯電話機、PHS
(Personal Handyphone Syst
em)、PDA(Personal Digital
Assistants)等の通信端末装置の小型化、多
機能化が図られている。また、これらの通信端末装置は
急速に普及しつつあり、相当数のユーザが見込まれてい
る。
【0003】しかし、ユーザは、通信をするためには通
信端末装置を、音楽を聴くためには携帯型音楽再生装置
をぞれぞれ携帯しなければならず、両方を持ち歩くのは
面倒であった。このため、両者を合体して音楽再生機能
と通信機能との双方の機能を持った装置が望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通信機能と音楽再生機
能とを併せ持った通信端末装置では、音楽再生中に着信
があることが想定される。音楽再生中に着信があった場
合、ユーザが、着信に邪魔されずに音楽を聞きたいと思
っている場合には、着信があっても着信音を発する等の
報知は行わないで自動的に相手方に応答し、音楽の再生
を継続できることが望ましい。また、ユーザが音楽の再
生よりも通話を優先させたいと考えている場合には、着
信があったときに音楽の再生を停止して着信の報知を行
うことが望ましい。そして、通話又は音楽の再生のどち
らを優先するかを自動的に判断し、切り替えることが好
ましい。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、音楽再生中に着信があったときは、所定
の条件に応じて音楽の再生と着信の報知とを自動的に切
り替えることができる通信端末装置及び基地局装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の通信端末
装置の発明は、通信機能と音楽再生機能とを有する通信
端末装置において、所定の形式で保存されている音楽デ
ータを再生する音楽再生手段と、着信を検出する着信検
出手段と、音楽データの再生を優先するための条件を設
定する条件設定手段と、所定の報知を行う報知手段と、
着信が検出された場合、条件に応じた処理を行う制御手
段とを備え、制御手段は、音楽データの再生中に着信が
検出され、条件が満たされている場合は、音楽再生手段
に対し、音楽データの再生を継続させる一方、音楽デー
タの再生中に着信が検出され、条件が満たされていない
場合は、音楽再生手段に対し、音楽データの再生を停止
させると共に、報知手段に対し、着信の報知を行わしめ
る構成を採る。
【0007】この構成により、音楽再生中に着信があっ
た場合に、予め設定された条件に応じて、音楽の再生を
継続するのか、或いは音楽の再生を停止して着信を報知
するのかを自動的に切り替えることができるので、ユー
ザは煩わしい操作をする必要が無くなる。その結果、ユ
ーザが着信に邪魔されずに音楽を聞きたいと思っている
場合には、着信があっても着信音を発する等の報知は行
わないで音楽の再生を継続することができる。一方、ユ
ーザが音楽の再生よりも通話を優先させたいと考えてい
る場合には、着信があったときに音楽の再生を停止して
着信の報知を行うことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信端末装置において、所定のメッセージを記憶する記憶
手段を更に備え、制御手段は、音楽データの再生中に着
信が検出され、条件が満たされている場合は、発信元に
対してメッセージを送出する構成を採る。
【0009】この構成により、音楽データの再生中に着
信が検出され、条件が満たされている場合は、発信元に
対してメッセージが自動的に送出されるので、ユーザ
は、着信音等に邪魔されずに音楽の再生を継続すること
ができると共に、発信元に対しては自動的に応答するこ
とができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の通
信端末装置において、制御手段は、音楽データの再生中
に着信が検出され、条件が満たされている場合は、音楽
データの再生が終了したときに、報知手段に対し、着信
があった旨を報知させる構成を採る。
【0011】この構成により、音楽データの再生が終了
したときに、着信があった旨が報知されるので、ユーザ
は着信があったことを知ることができる。すなわち、音
楽再生中に着信があり、所定の条件が満たされていると
きは、着信は報知されないため、ユーザは着信があった
ことは気付かない。このため、音楽の再生が終了した段
階で着信があった旨を報知することとした。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の通
信端末装置において、着信時に発信元の電話番号を検出
する電話番号検出手段を更に備え、制御手段は、音楽デ
ータの再生中に着信が検出され、条件が満たされている
場合は、音楽データの再生が終了したときに、報知手段
に対し、検出した電話番号を報知させる構成を採る。
【0013】このように、音楽データの再生中に着信が
検出され、条件が満たされている場合は、音楽データの
再生が終了したときに、検出された電話番号が報知され
るので、ユーザは、発信元の電話番号を知ることができ
る。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の通
信端末装置において、音楽データの再生が開始されたと
きに音楽データの再生中であることを示す信号、及び音
楽データの再生が終了したときに音楽データの再生が終
了したことを示す信号を送信する信号送信手段を更に備
える構成を採る。
【0015】この構成により、音楽の再生を開始したこ
と、及び音楽の再生を終了したことを、例えば、基地局
装置や交換機等に通知することが可能となる。このた
め、基地局装置や交換機が発信元に対する自動応答機能
を有している場合には、音楽再生中に通信端末装置に対
して発呼があったとき、発呼された通信端末装置には着
信を通知せずに、発呼側の端末装置に対して自動的に応
答することが可能となる。
【0016】請求項6記載の基地局装置の発明は、通信
機能と音楽再生機能とを有する通信端末装置と無線通信
を行う基地局装置であって、信号を送受信する基地局側
無線部と、通信端末装置における音楽データの再生を優
先するための条件を設定する基地局側条件設定手段と、
所定のメッセージを記憶する基地局側記憶手段と、通信
端末装置から音楽データの再生中であることを示す信号
を受信した場合、通信端末装置に対して発呼があり、条
件が満たされているときは、発呼元に対してメッセージ
を送出する基地局側制御手段とを備える構成を採る。
【0017】この構成により、音楽再生中である通信端
末装置に対して発呼があった場合に、予め設定された条
件に応じて、着呼を行うか、或いは着呼を行わないかを
自動的に切り替えることができる。その結果、ユーザは
煩わしい操作をする必要が無くなり、音楽の再生を継続
することができる。また、発信元に対してメッセージが
自動的に送出されるので、ユーザは、着信音等に邪魔さ
れずに音楽の再生を継続することができると共に、発信
元に対しては自動的に応答することができる。一方、ユ
ーザが音楽の再生よりも通話を優先させたいと考えてい
る場合には、発呼があったときに着呼を報知するので、
ユーザは、着信があったことを知ることができる。ま
た、条件設定手段を基地局装置に持たせることによっ
て、通信端末装置の構成の簡略化、及び低コスト化を図
ることができる。さらに、通信端末装置に対して発呼が
あり、条件が満たされているときは、発呼元に対してメ
ッセージを送出するので、発呼を受けた通信端末装置に
は何の通知も行わない。このため、基地局装置と通信端
末装置との間での無意味な通信が排除され、通信トラフ
ィックの軽減、及びスループットの向上を図ることが可
能となる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の基
地局装置において、基地局側制御手段は、通信端末装置
から音楽データの再生中であることを示す信号を受信し
た場合、通信端末装置に対して発呼があり、条件が満た
されているときは、通信端末装置から音楽データの再生
が終了したことを示す信号を受信したときに通信端末装
置に対して発呼があった旨を通知する構成を採る。
【0019】この構成により、音楽データの再生が終了
したこと示す信号を受信したときに、発呼があった旨が
報知されるので、ユーザは着呼を知ることができる。す
なわち、通信端末装置における音楽再生中に発呼があ
り、所定の条件が満たされているときは、着呼は報知さ
れないため、ユーザは着呼があったことは気付かない。
このため、音楽の再生が終了したことを示す信号を受信
した段階で着呼があった旨を報知することとした。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項6記載の基
地局装置において、基地局側制御手段は、通信端末装置
から音楽データの再生中であることを示す信号を受信し
た場合、通信端末装置に対して発呼があり、条件が満た
されているときは、通信端末装置から音楽データの再生
が終了したことを示す信号を受信したときに通信端末装
置に対して発呼側の電話番号を通知する構成を採る。
【0021】このように、通信端末装置における音楽デ
ータの再生中に発呼があり、条件が満たされている場合
は、通信端末装置から音楽データの再生が終了したこと
を示す信号を受信したときに、発呼側の電話番号が通信
端末装置に報知されるので、ユーザは、発呼側の電話番
号を知ることができる。
【0022】請求項9記載の通信システムは、請求項1
から請求項5のいずれかに記載の通信端末装置と、請求
項6から請求項8のいずれかに記載の基地局装置とを含
む構成を採る。
【0023】これにより、通信機能と音楽再生機能とを
併せ持った通信端末装置に対して音楽再生中に着信(着
呼)があったときに、所定の条件に応じて音楽の再生と
着信の報知とを自動的に切り替えることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
通信システムについて、図面を参照しながら説明する。
この通信システムは、通信端末装置と、基地局装置とか
ら構成される。通信端末装置は、携帯電話機、PHS
(Personal Handyphone Syst
em)、PDA(Personal Digital
Assistants)等が含まれる。ここでは、PH
Sを例にとって説明する。また、基地局装置は、PHS
と無線通信を行う。
【0025】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
係る通信システムにおけるPHSの概略構成を示すブロ
ック図である。実施の形態1に係るPHSは、通信機能
と音楽再生機能とを併せて有している。まず、通信機能
に係る部分の構成について説明する。このPHS1は、
アンテナ2で電波を送信又は受信する。無線部3は、受
信時には、アンテナ2で捕らえられた所定の周波数の受
信信号をダウンコンバートし、π/4シフトQPSK
(Quadrature Phase Shift K
eying)信号を出力する。一方、送信時には、入力
されたπ/4シフトQPSK信号をアップコンバート
し、所定の周波数の送信信号をアンテナ2に出力する。
【0026】ディジタル変復調部4は、受信時には、無
線部3から入力されたπ/4シフトQPSK信号に対し
て復調処理を施し、受信データを出力する。一方、送信
時には、入力された送信データに対して変調処理を施
し、π/4シフトQPSK信号を出力する。
【0027】TDMA処理部5は、受信時には、ディジ
タル変復調部4から入力された受信データ、すなわち、
複数スロットの時分割多重データより予め設定された下
りスロットのデータを選択し、制御データ及び圧縮音声
データに分離する。一方、送信時には、入力された圧縮
音声データ、及び制御データを予め設定された上りスロ
ットに多重する。
【0028】音声コーデック部6は、受信時には、TD
MA処理部5から入力される音声圧縮データに対して復
号化処理(誤り訂正処理を含む)を施して受信音声信号
を出力する。一方、送信時には、入力された送信音声信
号に対し、圧縮符号化処理(誤り訂正符号の付加処理を
含む)を施して圧縮音声データを出力する。
【0029】低周波アンプ7は、音声コーデック部6か
ら入力された受信音声信号を増幅し、スピーカ8は、低
周波アンプ7の出力音声信号による音声を出力する。ま
た、送話器としてのマイクロホン9は、音声信号を入力
し、低周波アンプ10は、マイクロホン9から入力され
た音声信号を増幅して音声コーデック部6に出力する。
【0030】制御部11は、システム全体を制御する。
また、制御部11は、動作プログラム等が書き込まれて
いるROM(Read Only Memory)11
aと、無線通信を行う基地局に関する情報等を記憶する
RAM(Random Access Memory)
11bとを備えている。また、不揮発性メモリ12は、
電話帳データ等の各種のデータを記憶する。
【0031】呼出音出力部13は、着信時に制御部11
の制御によって所定の呼出音を出力する。この所定の呼
出音とは、電話のベルの他、電子アラーム音、いわゆる
「着メロ」と呼ばれる音楽を含む。呼出音出力部13
は、マナーモードにおける振動の出力も可能となってい
る。
【0032】操作部14は、例えば、発信を指示した
り、着信時に応答するための通話キー、通話を終了する
ための終話キー、電話番号を入力するためのテンキー、
電話帳データを検索するためのキー等、ユーザが各種の
操作を行うためのキーを備えている。
【0033】表示部15は、例えば、液晶表示器等で構
成され、モノクロ又はカラーによる画像の表示を行う。
この表示部15には、システムの状態の他に、電話帳デ
ータの検索で選択された電話帳データ、テンキーで入力
される電話番号等が表示される。また、着信があったと
きに画面の点滅や所定の表示を行って、着信の報知を行
うことも可能である。これらの不揮発性メモリ12、呼
出音出力部13、操作部14、及び表示部15は、それ
ぞれ制御部11に接続されている。
【0034】次に、本実施の形態に係るPHSの音楽再
生機能に係る部分について説明する。半導体メモリ16
は、書き換え可能でリムーバブルな半導体記憶メディア
である。例えば、フラッシュカード等が該当する。この
半導体メモリ16にMP3(MPEG Audio L
ayer3)等の圧縮技術を用いて圧縮した音楽データ
を格納する。MP3の圧縮技術を用いてデータを圧縮す
ると、音質の劣化は僅かであるにもかかわらず、通常の
PCM信号に比べておよそ10分の1程度のデータ量に
まで圧縮できるため、半導体メモリ16等の小容量のメ
ディアを用いても十分な音楽再生時間を確保することが
可能である。
【0035】MP3デコーダ17は、DSP(Digi
tal Signal Processor)等の半導
体回路を備え、半導体メモリ16に格納されている音楽
データを読み出し、PCM信号に伸長して出力する。
【0036】ヘッドホンアンプ18は、DAC(Dig
ital to Analog Converter)
と、ローパスフィルタとを備えており、MP3デコーダ
17から入力されたPCM信号に対してディジタル/ア
ナログ変換を行い、アナログ信号に復調する。また、復
調されたアナログ信号を十分な音量で再生できる振幅値
まで増幅して出力する。
【0037】ヘッドホンジャック19は、外部出力端子
である。すなわち、スピーカ8の代りに図示しないヘッ
ドホン等の外部再生機器に信号を出力するための信号端
子である。通常、ヘッドホンジャック19にヘッドホン
側の端子を接続した場合は、スピーカ8の駆動が停止す
るように構成されている。図1に示すように、ヘッドホ
ンジャック19には、低周波アンプ7の出力信号、及び
ヘッドホンアンプ18の出力信号の双方が入力され、ユ
ーザは、これらをヘッドホンで聞くことが可能である。
なお、以上の半導体メモリ16、MP3デコーダ17、
ヘッドホンアンプ、及びヘッドホンジャック19は、制
御部11による制御を受ける。
【0038】また、制御部11は、MP3デコーダ17
によって音楽データの再生が開始されると、音楽データ
の再生を開始した旨の信号を送出し、MP3デコーダ1
7による音楽データの再生が終了すると、音楽データの
再生が終了した旨の信号を送出する。音楽データの再生
を開始した旨の信号、及び音楽データの再生が終了した
旨の信号は、制御部11の制御によって、TDMA処理
部5、ディジタル変復調部4、及び無線部3を介して送
出される。
【0039】図2は、実施の形態1に係る通信システム
における基地局装置の概略構成を示すブロック図であ
る。この基地局装置20は、アンテナ21で電波を送信
又は受信する。基地局側無線部22は、受信時には、ア
ンテナ21で捕らえられた所定の周波数の受信信号をダ
ウンコンバートし、π/4シフトQPSK(Quadr
ature Phase Shift Keying)
信号を得る。また、得られたπ/4シフトQPSK信号
に対して復調処理を施し、受信データを得る。さらに、
得られた受信データ、すなわち、複数スロットの時分割
多重データより予め設定された上りスロットのデータを
選択し、制御データ及び圧縮音声データに分離する。一
方、送信時には、入力された圧縮音声データ、及び制御
データを予め設定された下りスロットに多重し、送信デ
ータを得る。この送信データに対して変調処理を施し、
π/4シフトQPSK信号を得て、さらにこのπ/4シ
フトQPSK信号をアップコンバートし、所定の周波数
の送信信号をアンテナ21に出力する。
【0040】有線通信インタフェース23は、基地局装
置20が図示しない交換機とケーブル等を介して有線通
信するためのインタフェースである。この有線通信イン
タフェース23によって、基地局装置20と無線通信を
行うPHS1が公衆回線に接続される。
【0041】基地局側制御手段24は、基地局装置20
内のあらゆる部分を制御する。実施の形態1では、基地
局側制御手段24には、基地局側記憶手段25と、基地
局側条件設定手段26とが設けられている。
【0042】基地局側記憶手段25は、所定のメッセー
ジを記憶する。例えば、「おかけになった電話番号には
現在接続することができません。しばらく経ってからお
かけ直し下さい。」や、「現在電話に出ることができま
せんので、後でこちらからおかけします。」などのメッ
セージが記憶されている。このメッセージは、基地局側
記憶手段25内に予め複数用意されており、ユーザがP
HS1を介して希望するメッセージを指定することがで
きる。また、ユーザがPHS1から基地局装置20に接
続し、基地局側記憶手段25に自分の声をメッセージと
して記憶させることもできる。
【0043】基地局側条件設定手段26は、基地局側無
線部22がPHS1から音楽データの再生を開始したこ
とを示す信号を受信した場合、PHS1に対して他のP
HSから発呼があったときに、PHS1に対して着呼を
報知しない条件を設定する。すなわち、PHS1におい
て、音楽の再生を優先するための条件を設定するもので
ある。この条件としては、例えば、一定の時間帯、曜
日、位置情報などが設定される。例えば、一定の時間帯
が設定された場合は、その時間帯の間にPHS1から音
楽データの再生を開始したことを示す信号を受信し、他
のPHSからそのPHS1に対して発呼があったとき
は、PHS1に対しては、基地局装置20は着呼を報知
しない。曜日に関しても同様であり、条件設定された曜
日に、PHS1から音楽データの再生を開始したことを
示す信号を受信し、他のPHSからPHS1に対して発
呼があったときは、PHS1に対しては、基地局装置2
0は着呼を報知しない。また、位置情報が設定された場
合は、その位置を中心とした一定の範囲内にPHS1が
ある場合、PHS1から音楽データの再生を開始したこ
とを示す信号を受信し、他のPHSからPHS1に対し
て発呼があったときは、PHS1に対しては、基地局装
置20は着呼を報知しない。これにより、PHS1にお
いて、音楽の再生を優先する条件を設定することができ
る。
【0044】次に、以上のように構成された実施の形態
1に係る通信システムの動作について、図3及び図4の
タイミングチャートを参照して説明する。ここでは、基
地局側条件設定手段26には、PHS1における音楽の
再生を優先する条件として、一定の時間帯が設定されて
いるものとして説明する。基地局装置20では、基地局
側制御手段24が、基地局側条件設定手段26に設定さ
れている条件を参照し、この条件を満たしているかどう
か、すなわち、音楽の再生を優先する時間帯であるかど
うかを監視している(ステップS1)。音楽の再生を優
先する時間帯でない場合は、図4に示すBに移行し、音
楽の再生を優先する時間帯である場合は、PHS1から
の音楽再生中信号の受信を待機する。一方、PHS1に
おいて、音楽データの再生が開始されると(ステップS
2)、音楽の再生が開始されたことを示す信号がPHS
1から基地局装置20へ送出される(ステップS3)。
【0045】基地局装置20では、PHS1から音楽の
再生が開始されたことを示す信号を受信すると、現在、
PHS1では音楽の再生が行われているため、PHS1
に対して発呼があっても、PHS1に対して着呼を報知
することはしない。すなわち、発呼側の通信端末装置か
ら基地局装置20に対して発呼があると(ステップS
4)、基地局装置20は、所定のメッセージを送出する
(ステップS5)。例えば、「おかけになった電話番号
には現在接続することができません。しばらく経ってか
らおかけ直し下さい。」や、「現在電話に出ることがで
きませんので、後でこちらからおかけします。」などの
メッセージが送出される。以上のように、基地局装置2
0は、PHS1から音楽の再生が終了したことを示す信
号を受信するまで、PHS1に対する発呼があっても、
PHS1に着呼を報知しないで、発呼側の通信端末装置
に対して所定のメッセージを送出する。
【0046】このように、音楽再生中であるPHS1に
対して発呼があった場合に、予め設定された条件に応じ
て、着呼を行うか、或いは着呼を行わないかを自動的に
切り替えることができる。その結果、ユーザは煩わしい
操作をする必要が無くなり、音楽の再生を継続すること
ができる。また、発呼側の通信端末装置に対してメッセ
ージが自動的に送出されるので、ユーザは、着信音等に
邪魔されずに音楽の再生を継続することができると共
に、発呼側の通信端末装置に対しては自動的に応答する
ことができる。また、条件設定手段を基地局装置20に
持たせることによって、PHS1の構成の簡略化、及び
低コスト化を図ることができる。さらに、PHS1に対
して発呼があり、条件が満たされているときは、発呼元
に対してメッセージを送出するので、発呼を受けたPH
S1には何の通知も行わない。このため、基地局装置2
0とPHS1との間での無意味な通信が排除され、通信
トラフィックの軽減、及びスループットの向上を図るこ
とが可能となる。
【0047】次に、PHS1における音楽の再生が終了
すると(ステップS6)、PHS1から基地局装置20
に対して音楽の再生が終了したことを示す信号が送出さ
れる(ステップS7)。基地局装置20では、PHS1
から音楽の再生が終了したことを示す信号を受信する
と、音楽再生中に着呼があった旨を通知し、併せて発呼
側の通信端末装置の電話番号を通知する(ステップS
8)。PHS1では、音楽再生中に着呼があった旨が報
知される。この報知方法としては、着信音を発する、振
動を加える、表示部15の画面を点滅する等の各種の手
段を採ることが可能である。また、基地局装置20から
発呼元の電話番号が通知されると、表示部15にその電
話番号が表示される(ステップS9)。
【0048】このように、基地局装置20では、音楽デ
ータの再生が終了したこと示す信号を受信したときに、
発呼があった旨がPHS1側に報知されるので、ユーザ
は着呼を知ることができる。すなわち、PHS1におけ
る音楽再生中に発呼があり、所定の条件が満たされてい
るときは、着呼は報知されないため、ユーザは着呼があ
ったことは気付かない。このため、音楽の再生が終了し
たことを示す信号を受信した段階で着呼があった旨を報
知することとした。
【0049】また、PHS1における音楽データの再生
中に発呼があり、条件が満たされている場合は、基地局
装置20では、PHS1から音楽データの再生が終了し
たことを示す信号を受信したときに、発呼側の電話番号
をPHS1に報知するので、ユーザは、発呼側の電話番
号を知ることができる。
【0050】次に、ユーザは、着信及び発呼元電話番号
の通知を受けたことにより、その電話番号を用いて発呼
をするかどうかを判断する(ステップS10)。ユーザ
が発呼しない場合は、終了となり、発呼した場合は、基
地局装置20において、発呼処理が行われる(ステップ
S11)。基地局装置20では、発呼側の通信端末装置
に対して着呼を報知し、その通信端末装置では、着呼、
及び着信の報知が行われる(ステップS12)。その着
信の報知に対して相手側が応答しない場合は終了し、応
答した場合は、PHS1のユーザとの通話が可能とな
る。
【0051】一方、図4に示すステップS1において、
基地局側制御手段24が、基地局側条件設定手段26に
設定されている条件を参照し、この条件を満たしている
かどうか、すなわち、音楽の再生を優先する時間帯であ
るかどうかを監視し(ステップS1)、音楽の再生を優
先する時間帯である場合は、図3に示すAに移行し、音
楽の再生を優先する時間帯でない場合は、通常の処理を
行う。すなわち、PHS1が音楽の再生を開始すると
(ステップS15)、PHS1から基地局装置20に対
して音楽の再生を開始したことを示す信号が送出される
(ステップS16)。基地局装置20は、PHS1が音
楽の再生を開始したことを認識するが、ステップS1に
おける条件が満たされていないため、発呼側の通信端末
装置からPHS1に対して発呼があると(ステップS1
7)、PHS1に対して着呼を通知する(ステップS1
8)。PHS1では、着呼の通知があると、着呼処理を
行い(ステップS19)、着信の報知を行う(ステップ
S20)。
【0052】着信の報知に対してユーザが応答するかど
うかを判断し(ステップS21)、応答しない場合は終
了し、応答した場合は、PHS1から基地局装置20を
介して発呼側の通信端末装置に対して応答信号が送出さ
れる(ステップS22)。発呼側の通信端末装置では、
通話移行処理が行われ(ステップS23)、通話が可能
となる(ステップS24)。
【0053】このように、音楽の再生を優先する時間帯
以外の場合は、発呼があったときに着呼が報知される。
これにより、ユーザは、音楽の再生中であっても着信が
あったことを知ることができる。また、ユーザが音楽の
再生よりも通話を優先させたいと考えている場合には、
条件に設定を解除すれば、音楽の再生中に着信があった
ときに着呼が通知される。
【0054】(実施の形態2)次に、実施の形態2に係
る通信システムについて、図5及び図6を参照して説明
する。実施の形態2では、実施の形態1に係る基地局装
置20の「基地局側記憶手段」と、「基地局側条件設定
手段」を取り外し、その代わりにPHS1側にそれぞれ
に該当する機能を持たせている。すなわち、PHS1に
おける不揮発性メモリ12が所定のメッセージを記憶
し、制御部11が条件を設定する。設定された条件は、
不揮発性メモリ12に格納される。
【0055】ここでの条件とは、実施の形態1と同様
に、PHS1に対して他のPHSから発呼があったとき
に、PHS1に対して着呼を報知しない条件を意味す
る。すなわち、PHS1において、音楽の再生を優先す
るための条件である。この条件としては、例えば、一定
の時間帯、曜日、位置情報などが設定される。例えば、
一定の時間帯が設定された場合は、他のPHSからその
PHS1に対して発呼があったときは、PHS1に対し
ては、基地局装置20は着呼を報知しない。曜日に関し
ても同様であり、条件設定された曜日に、他のPHSか
らPHS1に対して発呼があったときは、PHS1に対
しては、基地局装置20は着呼を報知しない。また、位
置情報が設定された場合は、その位置を中心とした一定
の範囲内にPHS1がある場合、他のPHSからPHS
1に対して発呼があったときは、PHS1に対しては、
基地局装置20は着呼を報知しない。これにより、PH
S1において、音楽の再生を優先する条件を設定するこ
とができる。その他の構成は、実施の形態1と同様であ
るため、構成の説明を省略する。
【0056】図5及び図6は、実施の形態2に係る通信
システムのタイミングチャートである。ここでは、PH
S1には、音楽の再生を優先する条件として、一定の時
間帯が設定されているものとして説明する。PHS1で
は、制御部11が、不揮発性メモリ12に格納されてい
る条件を参照し、この条件を満たしているかどうか、す
なわち、音楽の再生を優先する時間帯であるかどうかを
監視している(ステップT1)。音楽の再生を優先する
時間帯でない場合は、図6に示すDに移行し、音楽の再
生を優先する時間帯である場合は、以下のような処理を
行う。
【0057】すなわち、PHS1において、音楽の再生
が開始され(ステップT2)、発呼側の通信端末装置か
ら基地局装置20に発呼があり(ステップT4)、基地
局装置20からPHS1に着呼信号が送出される(ステ
ップT5)。PHS1が基地局装置20からの着呼信号
を受信すると、PHS1では、着呼処理及び発番(発呼
側の電話番号)を記憶する(ステップT5)。次に、発
呼側の通信端末装置に対して、所定のメッセージを送出
する(ステップT6)。例えば、「おかけになった電話
番号には現在接続することができません。しばらく経っ
てからおかけ直し下さい。」や、「現在電話に出ること
ができませんので、後でこちらからおかけします。」な
どのメッセージが送出される。その後、PHS1では、
自動的に切断処理がなされる(ステップT7)。
【0058】このように、音楽データの再生中に着信が
検出され、条件が満たされている場合は、発信元に対し
てメッセージが自動的に送出されるので、ユーザは、着
信音等に邪魔されずに音楽の再生を継続することができ
ると共に、発信元に対しては自動的に応答することがで
きる。
【0059】次に、PHS1における音楽の再生が終了
すると(ステップT8)、ユーザに対して音楽の再生中
に着呼があったことが報知され、併せて発呼側の通信端
末装置の電話番号が報知される(ステップT9)。
【0060】このように、音楽データの再生が終了した
ときに、着信があった旨が報知されるので、ユーザは着
信があったことを知ることができる。すなわち、音楽再
生中に着信があり、所定の条件が満たされているとき
は、着信は報知されないため、ユーザは着信があったこ
とは気付かない。このため、音楽の再生が終了した段階
で着信があった旨を報知することとした。
【0061】また、音楽データの再生が終了したとき
に、検出された電話番号が報知されるので、ユーザは、
発信元の電話番号を知ることができる。
【0062】次に、ユーザがその電話番号に対して発呼
をするかどうかを判断し(ステップT10)、発呼しな
い場合は終了する。発呼した場合は、基地局装置20が
着呼信号を発呼側の通信端末装置へ送出し(ステップT
11)、発呼側の通信端末装置では、着呼処理及び着信
報知が行われる(ステップT12)。発呼側の通信端末
装置では、着信に対して応答があるかどうかを判断し
(ステップT13)、応答が無い場合は終了する。応答
があった場合は、PHS1と発呼側の通信端末装置との
間で通話が可能となる。
【0063】一方、図6に示すステップT1において、
制御部11が、不揮発性メモリ12に設定されている条
件を参照し、この条件を満たしているかどうか、すなわ
ち、音楽の再生を優先する時間帯であるかどうかを監視
し(ステップT1)、音楽の再生を優先する時間帯であ
る場合は、図5に示すCに移行し、音楽の再生を優先す
る時間帯でない場合は、通常の処理を行う。すなわち、
PHS1が音楽の再生を開始し(ステップT15)、発
呼側の通信端末装置からPHS1に対して発呼があると
(ステップT16)、基地局装置20は、PHS1に対
して着呼を通知する(ステップT17)。PHS1で
は、ステップT1における判断で条件が満たされていな
いため、着呼の通知があると、着呼処理を行う(ステッ
プT18)。制御部11は、MP3デコーダ17に対し
て音楽の再生を停止する指示を与え、音楽の再生が停止
する(ステップT19)。そして、着信の報知を行う
(ステップT20)。
【0064】着信の報知に対してユーザが応答するかど
うかを判断し(ステップT21)、応答しない場合は終
了し、応答した場合は、PHS1から基地局装置20を
介して発呼側の通信端末装置に対して応答信号が送出さ
れる(ステップT22)。発呼側の通信端末装置では、
通話移行処理が行われ(ステップT23)、通話が可能
となる(ステップT24)。
【0065】このように、音楽の再生を優先する時間帯
以外の場合は、発呼があったときに着呼が報知される。
これにより、ユーザは、音楽の再生中であっても着信が
あったことを知ることができる。また、ユーザが音楽の
再生よりも通話を優先させたいと考えている場合には、
条件に設定を解除すれば、音楽の再生中に着信があった
ときに着呼が通知される。
【0066】このように、本実施の形態に係る通信シス
テムによれば、音楽再生中に着信があった場合に、予め
設定された条件に応じて、音楽の再生を継続するのか、
或いは音楽の再生を停止して着信を報知するのかを自動
的に切り替えることができるので、ユーザは煩わしい操
作をする必要が無くなる。その結果、ユーザが着信に邪
魔されずに音楽を聞きたいと思っている場合には、着信
があっても着信音を発する等の報知は行わないで音楽の
再生を継続することができる。一方、ユーザが音楽の再
生よりも通話を優先させたいと考えている場合には、着
信があったときに音楽の再生を停止して着信の報知を行
うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る通信
システムにおける通信端末装置は、通信機能と音楽再生
機能とを有する通信端末装置において、所定の形式で保
存されている音楽データを再生する音楽再生手段と、着
信を検出する着信検出手段と、音楽データの再生を優先
するための条件を設定する条件設定手段と、所定の報知
を行う報知手段と、着信が検出された場合、条件に応じ
た処理を行う制御手段とを備え、制御手段は、音楽デー
タの再生中に着信が検出され、条件が満たされている場
合は、音楽再生手段に対し、音楽データの再生を継続さ
せる一方、音楽データの再生中に着信が検出され、条件
が満たされていない場合は、音楽再生手段に対し、音楽
データの再生を停止させると共に、報知手段に対し、着
信の報知を行わしめる構成を採る。
【0068】この構成により、音楽再生中に着信があっ
た場合に、予め設定された条件に応じて、音楽の再生を
継続するのか、或いは音楽の再生を停止して着信を報知
するのかを自動的に切り替えることができるので、ユー
ザは煩わしい操作をする必要が無くなる。その結果、ユ
ーザが着信に邪魔されずに音楽を聞きたいと思っている
場合には、着信があっても着信音を発する等の報知は行
わないで音楽の再生を継続することができる。一方、ユ
ーザが音楽の再生よりも通話を優先させたいと考えてい
る場合には、着信があったときに音楽の再生を停止して
着信の報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る通信システムにおけるPH
Sの概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1に係る通信システムにおける基地
局装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1に係る通信システムの動作を示す
タイミングチャートである。
【図4】実施の形態1に係る通信システムの動作を示す
タイミングチャートである。
【図5】実施の形態2に係る通信システムの動作を示す
タイミングチャートである。
【図6】実施の形態2に係る通信システムの動作を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1…PHS、2…アンテナ、3…無線部、4…ディジタ
ル変復調部、5…TDMA処理部、6…音声コーデック
部、7…低周波アンプ、8…スピーカ、9…マイクロホ
ン、10…低周波アンプ、11…制御部、11a…RO
M、11b…RAM、12…不揮発性メモリ、13…呼
出音出力部、14…操作部、15…表示部、16…半導
体メモリ、17…MP3デコーダ、18…ヘッドホンア
ンプ、19…ヘッドホンジャック、20…基地局装置、
21…アンテナ、22…基地局側無線部、23…有線通
信インタフェース、24…基地局側制御手段、25…基
地局側記憶手段、26…基地局側条件設定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/50 A 3/50 3/537 3/537 H04B 7/26 109L H04Q 7/04 D Fターム(参考) 5K015 AA06 AD01 AD04 AF04 GA04 GA05 GA08 5K024 AA65 BB02 CC11 DD03 FF06 GG03 5K027 AA11 BB01 FF03 FF22 FF25 HH14 HH23 MM12 5K036 AA01 AA07 EE03 JJ05 JJ12 5K067 AA34 BB04 EE10 FF07 FF13 FF31 FF40 GG11 HH22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能と音楽再生機能とを有する通信
    端末装置において、 所定の形式で保存されている音楽データを再生する音楽
    再生手段と、 着信を検出する着信検出手段と、 前記音楽データの再生を優先するための条件を設定する
    条件設定手段と、 所定の報知を行う報知手段と、 前記着信が検出された場合、前記条件に応じた処理を行
    う制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記音楽データの再生中に前記着信が
    検出され、前記条件が満たされている場合は、前記音楽
    再生手段に対し、前記音楽データの再生を継続させる一
    方、前記音楽データの再生中に前記着信が検出され、前
    記条件が満たされていない場合は、前記音楽再生手段に
    対し、前記音楽データの再生を停止させると共に、前記
    報知手段に対し、着信の報知を行わしめることを特徴と
    する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 所定のメッセージを記憶する記憶手段を
    更に備え、 前記制御手段は、前記音楽データの再生中に前記着信が
    検出され、前記条件が満たされている場合は、発信元に
    対して前記メッセージを送出することを特徴とする請求
    項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記音楽データの再生
    中に前記着信が検出され、前記条件が満たされている場
    合は、前記音楽データの再生が終了したときに、前記報
    知手段に対し、着信があった旨を報知させることを特徴
    とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記着信時に発信元の電話番号を検出す
    る電話番号検出手段を更に備え、 前記制御手段は、前記音楽データの再生中に前記着信が
    検出され、前記条件が満たされている場合は、前記音楽
    データの再生が終了したときに、前記報知手段に対し、
    前記検出した電話番号を報知させることを特徴とする請
    求項1記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記音楽データの再生が開始されたとき
    に音楽データの再生中であることを示す信号、及び前記
    音楽データの再生が終了したときに音楽データの再生が
    終了したことを示す信号を送信する信号送信手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 通信機能と音楽再生機能とを有する通信
    端末装置と無線通信を行う基地局装置であって、 信号を送受信する基地局側無線部と、 前記通信端末装置における音楽データの再生を優先する
    ための条件を設定する基地局側条件設定手段と、 所定のメッセージを記憶する基地局側記憶手段と、 前記通信端末装置から音楽データの再生中であることを
    示す信号を受信した場合、前記通信端末装置に対して発
    呼があり、前記条件が満たされているときは、前記発呼
    元に対して前記メッセージを送出する基地局側制御手段
    とを備えることを特徴とする基地局装置。
  7. 【請求項7】 前記基地局側制御手段は、前記通信端末
    装置から音楽データの再生中であることを示す信号を受
    信した場合、前記通信端末装置に対して発呼があり、前
    記条件が満たされているときは、前記通信端末装置から
    音楽データの再生が終了したことを示す信号を受信した
    ときに前記通信端末装置に対して前記発呼があった旨を
    通知することを特徴とする請求項6記載の基地局装置。
  8. 【請求項8】 前記基地局側制御手段は、前記通信端末
    装置から音楽データの再生中であることを示す信号を受
    信した場合、前記通信端末装置に対して発呼があり、前
    記条件が満たされているときは、前記通信端末装置から
    音楽データの再生が終了したことを示す信号を受信した
    ときに前記通信端末装置に対して発呼側の電話番号を通
    知することを特徴とする請求項6記載の基地局装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の通信端末装置と、請求項6から請求項8のいずれかに
    記載の基地局装置とを含む通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112822665A (zh) * 2019-11-18 2021-05-18 阿里巴巴集团控股有限公司 音频播放方法、装置、设备和系统

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