WO2004021165A1

WO2004021165A1 - ネットワークを介した印刷装置の監視

Info

Publication number: WO2004021165A1
Application number: PCT/JP2003/011128
Authority: WO
Inventors: Masaaki Hanaoka
Original assignee: Seiko Epson Corporation
Priority date: 2002-08-30
Filing date: 2003-08-29
Publication date: 2004-03-11
Also published as: EP1533691A1; US20050039091A1; JP2004094554A; JP3988591B2; EP1533691A4

Abstract

　印刷装置の消耗品の消費量を精度良く検出する。　ジョブ制御部１０６は、ジョブバッファ１０７に蓄積された印刷ジョブを、ページ単位でスプーラ１０５に受け渡す。スプーラ１０５は、印刷ジョブをプリンタＰＴへ転送すると共に、印刷開始通知を完了判断部１０３へ通知する。完了判断部は、印刷開始通知を受け取ると、プリンタＰＴのステータスおよびスプーラ１０５内の残存データを監視し、プリンタＰＴのステータスが「印刷可能」、かつ、スプーラ１０５内に残存データが存在しない場合には、印刷完了したと判断し用紙枚数をカウントする。インク量測定部１０４は、印刷時に使用されたインク消費量を、所定の補正手段により補正し、実際に印刷に使用されたインク使用量に近似させる。印刷完了した用紙枚数および補正後のインク使用量をサーバＳＶに通知し、サーバＳＶが課金処理を行う。

Description

明細書

ネットワークを介した印刷装置の監視技術分野

本発明は、ネットワークを介して印刷装置を監視する技術に関し、特に、印刷装置の消耗品の状態や、印刷装置の使用状況を監視する技術に関する。背景技術

従来、ユーザにプリンタを貸与し、インクや用紙枚数など、消耗品の消費量をに応じて課金するビジネスが提案されている。かかるビジネスでは、消耗品の消費量を、ネットワークを介してリモートで監視する試みも提案されている。インク消費量を特定する方法には、計算で求める方法、センサで検出する方法があげられる。前者では、記録ヘッドによって吐出されるインク滴の量と、印字へッドのメンテナンス工程で吸引されたィンク量をソフトウエアにより積算してインク消費を算出する。後者では、インクカートリッジに、液面検出用の電極を 2本取り付ける方法が知られている。

用紙枚数は、印刷ジョブがスプーラからプリンタに転送を開始した時点で、印刷ジョブの印刷が完了したものとみなして、計数される。

しかしながら、インク消費量を計算で求める方法は、使用環境、例えば、使用室内の温度や湿度の高低、インクカートリッジの開封後の経過時間、ユーザサイトでの使用頻度の違いなどによって、インクカートリッジ内の圧力ゃィンクの粘度が異なるため、計算値と実際の消費量との間に無視できない誤差が生じてしまうという問題があった。また、インク消費量を連続的に計測可能なセンサを各ィンクカートリッジに設けることは、コストの増大という別の課題を招いてしまう。用紙の計数では、プリンタへ印刷ジョブの転送を開始した後、エラーが生じた場合でも、印刷完了と判断され、印刷できなかった分の用紙枚数も、消費枚数として判断されてしまうという問題があった。

即ち、従来の技術では、印刷装置の消耗品の消費量に誤差が含まれることがあった。同様の課題は、ネットワークを介して消耗品の消費状況を監視する場合に共通する課題であった。

本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、印刷装置の消耗品の消費量を精度良く検出することを目的とする。発明の開示

本発明の第 1の構成は、印刷装置を監視する監視装置において、

前記印刷装置の印刷実行時に、前記消耗品の消費量を測定する測定部と、該測定とは異なる方法で、前記消耗品の消費状態を検出することにより、前記測定結果に生じる誤差を修正する修正部と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記消費量に関連した情報を通知する通知部とを備えることを要旨とする。

印刷装置の消耗品の消費量は、印刷実行時に、逐一、計算され管理されている。しかしながら、印刷装置の使用環境によって、消耗品の消費量と、実際の消費量との間に誤差が生じる。修正部は、この誤差を修正し、実際にユーザが使用した消費量に近似させる処理を行う。

「該測定と異なる方法」は、例えば、消耗品の残量や、印刷回数等に基づいて設定される所定のタイミングで行うことができ、消耗品の残量や状態をセンサなどで検出する方法とすることができる。この検出精度は、測定部による測定値よりも高い方が好ましい。この検出値を用いれば、測定部による測定値を修正することができる。所定のタイミングとは、例えば、消耗品の残量が半分になったことを示す測定値が求められた場合や、印刷回数が所定の回数を超えた場合などとすることができる。

通知部は、上述の修正が反映された消費量を通知する。この通知には、例えば、印刷装置を特定する情報や、ユーザを特定する情報などを、適宜、含むことができる。印刷装置を特定する情報とは、例えば、印刷装置の MA Cァドレスゃ、ネットワークに接続されている場合に使用される I Pァドレスなどとすることができる。ユーザを特定する情報とは、例えば、ユーザ I Dや、ユーザが使用するクライアントの I Pァドレスなどとすることができる。

通知された所定の情報により、「ネットワークに接続された他の装置」は、使用料金の計算、消耗品の補充などを、速やかに行うことができる。

第 1の構成によれば、測定値に含まれる誤差を、所定のタイミングで修正することにより、消耗品の消費量を連続的に検出可能なセンサを用いるまでなく、消費量の測定精度を向上させることができる。本発明は、第 2の構成として、印刷装置を監視する監視装置において、印刷の完了を判断する完了判断部と、

前記完了したと判断された分の印刷に関する消耗品の消費量を求める測定部と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記消費量に関連した所定の情報を通知する通知部とを備えることを要旨とする。

消耗品とは、例えば、印刷時に使用される用紙や O H Pシートなどが含まれる。完了判断部は、印刷装置を監視し、真に印刷が完了したか否かを判断している。「真に印刷が完了した」とは、印刷ジョブが最終的に、用紙などの媒体として出力されたことを表す。測定部は、印刷完了と判断された媒体の枚数を測定する。こうすることにより、例えば、印刷ジョブの発行後に、印刷装置にエラーが発生し、印刷が途中で終了してしまった場合にも、真に印刷された分の消費量を測定可能なため、消費量の検出精度を向上することが可能となる。本発明の第 3の構成として、印刷装置を監視する監視装置において、前記印刷装置は、ィンク容器に貯蔵されたインクを吐出して印刷を行う装置であり、

前記印刷時に、前記印刷装置から吐出されるィンク量を測定する測定部と、該測定とは異なる方法で、前記インク量の消費状態を検出することにより、前記測定結果に生じる誤差を修正する修正部と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記インク量に関連した所定の情報を通知する通知部とを備えることを要旨とする。測定部は、インクカートリッジの記録へッドによって吐出されるインク滴のカウント数と、印字へッドのメンテナンス工程で吸引されたインク量とをソフトウエアにより積算することで、インク量を測定する。

インク消費量の検出方法は、例えば、インクカートリッジに臨ませた圧電素子への充放電により、インクカートリッジ内部に共振振動を発生させ、共振振動により得られる共振周波数の違いにより、インク残量を検出する技術（特開 2 0 0 1— 1 4 7 1 4 6号公報記載の技術）が挙げられる。修正部は、かかる方法により検出されたインク残量に基づき、測定部にて測定されたインク使用量を修正する。

こうすることにより、使用環境によるィンク消費量の誤差を修正することができ、精度良く測定することが可能となる。本発明の第 4の構成として、印刷装置を監視する監視装置において、印刷の完了を判断する完了判断部と、

前記完了したと判断された分の用紙枚数、もしくは、前記印刷完了したと判断された分の印刷データの情報量の、少なくとも一方を求める測定部と、前記ネットワークに接続された他の装置に、前記測定による結果に関連した所定の情報を通知する通知部とを備えることを要旨とする。

こうすることにより、真に印刷完了した用紙枚数、情報量を、精度良く測定することが可能となり、課金などを行う場合にも、実際の用紙枚数もしくは情報量に相当する課金を行うことができる。

本発明の監視装置の第 4の構成において、

前記完了判断部は、

前記印刷装置の動作状態、および、対応するスプーラ内に残存する印刷データを取得する状態取得部を備え、

前記スプーラ内に残存データが存在せず、かつ、前記印刷装置の動作状態が印刷可能である場合に、印刷完了と判断することとしてもよい。

スプーラ内に印刷データが残存していなければ、状態取得部が取得した「印刷可能」状態は印刷後であると判断することができる。こうすることにより、印刷データの印刷完了を確実に判断することができ、印刷完了の検出精度を向上することができる。

本発明の監視装置の第 4の構成において、

前記印刷データは、ページ単位で出力可能な所定のフォーマットであり、前記完了判断部は、前記印刷データの印刷結果を、ページ単位で判定することとしてもよ、。

所定のフォーマットとは、例えば、 P D F (登録商標）とすることができる。印刷結果とは、ページの印刷成功、失敗の他、例えば、印刷完了ページ数、印刷失敗ページなどの詳細な情報を含むこととしてもよい。こうすることにより、ページ単位での印刷結果を詳細に管理することができ、印刷完了を更に精度よく判断することが可能となる。本発明の第 5の構成として、印刷装置を監視する監視装置において、前記印刷装置は、インク容器に貯蔵されたインクを吐出して印刷を行う装置であり、 ·

前記印刷時に、前記印刷装置から吐出されるインク量を測定するインク量測定部と、

該測定とは異なる方法で、前記消耗品の消費状態を検出することにより、前記測定結果に生じる誤差を修正する修正部と、

印刷の完了を判断する完了判断部と、

前記完了したと判断された分の用紙枚数、もしくは、前記完了したと判断された分の印刷データの情報量の少なくとも一方を求める完了情報測定部と、前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記インク量、および、前記完了情報測定部により測定された結果に関連した所定の情報を通知する通知部とを備えることを要旨とする。

本発明は、第 3、第 4の発明を組み合わせた構成に相当する。この様に、本発明の各構成は、適宜、組合せ可能である。

本発明の監視装置の第 1〜第 5の構成において、更に、

前記通知部は、該通知内容に基づく課金を行うべき課金先を特定するための課金先情報を併せて通知することとしてもよい。

課金先情報とは、例えば、ユーザ情報、口座情報などが含まれる。こうすることにより、消耗品の消費量および印刷情報量に対して課金を行う場合にも、速やかに課金先を特定することができ、取引効率を向上することが可能となる。本発明の監視装置の第 1〜第 5の構成において、更に、前記消費量、前記用紙枚数および前記情報量をもとに、使用料金を計算する算出部を備え、

前記通知部は、前記使用料金を通知することとしてもよい。

こうすることにより、他の装置に通知する情報量を削減することができ、ネットワークの負荷を軽減することが可能となる。また、ユーザは、印刷完了後、即座に料金を確認することが可能となるため、利便性を向上することが可能となる。

本実施例における消耗品とは、インクに限らず、トナー、ドラムなど種々の態様を取ることが可能である。量的な算出が困難な場合は、例えば、使用回数により品質の劣化を判断するものとしてもよい。また、印刷完了をトリガとして測定する消耗品に関しても、用紙、 O H Pシートに限らず、印刷可能な媒体であれば含まれることは言うまでもない。

本発明は、ユーザが使用したィンクなどの消耗品の消費量、印刷完了したドキュメント量および印刷完了した情報量等を管理し、ネットワークを介して接続されている管理サーバ等に通知することで、ユーザに対して精度の良い課金を行ったり、また、消耗品の取り替え時期の通知、消耗品の送付を行ったりする取引のモデルとして構成しても良い。

本発明は、上述の監視装置としての構成の他、印刷装置の監視方法の発明として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み、搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。

本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、監視装置を駆動するプログラムを全体として構成 3011128

するものとしても良いし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また記録媒体としては、フレキシブルディスクや CD— ROM、 D VD— ROM、光磁気ディスク、 I Cカード、 ROMカートリッジ、パンチ力ード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置（RAMや ROMなどのメモリ）および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。図面の簡単な説明

図 1は第 1実施例における監視システムの概略構成を示す説明図である。

図 2は第 1実施例における監視システムの内部構成を示す説明図である。

図 3は第 1実施例における課金情報通知処理のフローチヤ一トである。

図 4は第 1実施例における用紙枚数検出処理のフローチヤ一トである。

図 5は第 1実施例におけるィンク使用量の測定処理のフローチヤ一トである。図 6は第 2実施例における印刷完了した印刷データの情報量を取得する処理のフローチャートである。

図 7ば第 3実施例における料金計算処理のフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態について、以下の項目に分けて説明する。

A. 第 1実施例：

A 1. システム概要：

A 2. 内部構成：

A 3. 課金情報通知処理：

A4. 用紙枚数検出処理：

A 5. ィンク量測定処理： B . 第 2実施例：

B 1. 情報量検出処理

C . 第 3実施例：

C 1. 料金計算処理：

D. 変形例：

A 1.

図ェは、第 1実施例としてのプリンタの監視システムの概略構成を示す説明図である。図示する通り、インクジェットプリンタ PTがクライアントコンビユータ C Lにローカル接続され、クライアントコンピュータ CLとセンタ側サーバ S V (以下、「サーバ S VJ と称する) がィンターネット I NTを介して接続されている。クライアントコンピュータ C Lには、監視システムが構成されている。本実施例では、プリンタ PTの消耗品の消費量によって、ユーザに課金される。

クライアントコンピュータ CLは、印刷ジョブを、プリンタ PTに対応するスプーラへ蓄積する。蓄積された印刷ジョブは、印刷順になると、プリンタ P Tに転送され印刷が開始される。クライアントコンピュータ CLは、印刷ジョブの印刷完了の監視、プリンタ PTでのインク使用量の測定、用紙枚数の取得を行う。かかる情報は、インターネット I NTを介して、課金情報を管理しているサーバ SVに送出される。サーバ SVは受け取った情報をもとに、料金を計算し、ユーザに料金を請求する処理を行う。料金の請求は、サーバ SVに、予め登録されたユーザ情報に基づき、登録された住所への請求書の送付や、登録された口座からの引落など、種々の態様を取ることができる。

クライアントコンピュータ C Lは、プリンタ PTの消耗品を監視する監視システムとして構成されているため、以降、クライアントコンピュータ CLを監視システム 1 0 0 0と呼ぶこととする。また、本実施例では、印刷ジョブはぺージ単位で印刷完了を判断することが可能な P D Fファイルとし、印刷完了判断はページ単位で行うこととする。 A 2 . 内部構成：

図 2は、本実施例における監視システム 1 0 0 0の内部構成を示す説明図である。監視システム 1 0 0 0は、主制御部 1 0 0と、通信部 1 0 1と、課金情報処理部 1 0 2と、完了判断部 1 0 3と、ィンク量測定部 1 0 4と、スプーラ 1 0 5と、ジョブ制御部 1 0 6と、ジョブバッファ 1 0 7とを備えている。これらの各機能ブロックは、クライアントコンピュータ C Lにこれらの機能を実現するソフトウエアをィンストールすることによって構成され、主制御部 1 0 0によって制御される。各機能ブロックは、ハードウェア的に構成してもよい。主制御部 1 0 0は、監視システム 1 0 0 0の各機能プロックの動作制御を行う。この制御には、ネットワークを介した外部との情報伝達等の制御、接続されているプリンタ P Tの動作状態およびプリンタ P Tの印刷時の消耗品の消費状態の取得などが含まれる。

ジョブ制御部 1 0 6は、ジョブバッファ 1 0 7を所定の間隔で監視しており、ジョブバッファ 1 0 7に投入された順に、ジョブをスプーラ 1 0 5へ投入する。スプーラ 1 0 5は、投入された印刷ジョブを、順次、プリンタ P Tへ転送する。スプーラ 1 0 5は、プリンタ P Tに対して印刷ジョブの転送を開始すると、完了判断部 1 0 3に印刷開始通知を出力する。完了判断部 1 0 3は、課金情報処理部 1 0 2の一部として構成されており、プリンタ P Tに関する情報を管理する。プリンタ P Tに関する情報には、プリンタ P Tの機種、ステータスが含まれる。印刷可能用紙サイズなど、その他の種々の情報を含めても良い。完了判断部 1 0 3は、印刷開始通知を取得すると、プリンタ P Tのステータスと、スプーラ 1 0 5内にジョブのデータが残存するか否かを確認し、この確認結果に基づいて、印刷が完了したか否かを判断する。

インク量測定部 1 0 4は、プリンタ P Tのカートリッジ 2 0 0との通信により取得されるィンク消費量およびィンク残量から、印刷に使用されたィンク使用量を測定する。インク消費量とは、印刷時に計算されたインク量を意味し、インク残量とは、センサで検出される残量を意味する。

図 2に、カートリッジ 2 0 0の概略構成を併せて示した。カートリッジ 2 0 0の下部には、プリンタ P Tの印刷ヘッドにインクを供給するための、インク供給口 2 0 1が設けられており、上部には、プリンタ P Tと通信するためのァンテナ 2 0 2、インク残量を検出するセンサ S Sを含むロジック回路 2 0 3が備えられている。本実施例では、センサ S Sに圧電素子を用いるものとした。インク消費量を測定する方法を説明する。インク量測定部 1 0 4は、インク供給口 2 0 1から吐出されるインク量と、印字へッドのメンテナンス時に吸引されたインク量とをソフトウェアにより積算し、インク消費量を求める。かかる測定方法を方法 Aと呼ぶこととし、方法 Aにより取得されたインク消費量から導出されるインク残量をィンク残量 Aと呼ぶこととする。本実施例において、インク消費量は、印刷時に、逐一、計算しロジック回路 2 0 3内のメモリに記憶することとするが、監視システム 1 0 0 0に記憶させてもよい。

インク残量を検出する方法を説明する。カートリッジ 2 0 0は、プリンタ P Tから受信する電磁波を使用して、センサ S Sの圧電素子へ電圧を印加する。この印加は、センサ s Sの圧電素子を振動させ、インク内に弾性波を生じさせる。この弾性波がインク液面に反射して得られる反射波と、圧電素子の残留振動の合成振動によって圧電素子に生じる逆起電力に基づいて、ィンク残量を検出することができる。かかる測定方法を方法 Bとし、方法 Bにより測定されたインク残量をインク残量 Bと呼ぶこととする。方法 Bは、インク残量 Bを定量的に検出するものではなく、センサ s Sの設置場所に応じて決まる所定位置をインク液面が下位にあるか否かを検出するものである。本実施例では、インク残量が半分以下になったか否かを検出できる位置にセンサ S Sを設けた。本実施例において、インク残量 Bは、ロジック回路 2 0 3内のメモリに記憶することとするが、監視システム 1 0 0 0に記憶部を設け、記憶させることとしても良い。

ィンク量測定部 1 0 4は、カートリッジに所定の制御信号を送出することにより、インク消費量おょぴインク残量 Bを取得する。インク残量 Aと、インク残量 Bを比較し、誤差がある場合には、インク消費量を修正し、課金情報処理部 1 0 2 へ受け渡す。

課金情報処理部 1 0 2は、完了判断部 1 0 3およびィンク量測定部 1 0 4から受け渡された情報に基づき、サーバ S Vへ通知する通知情報を生成する。通知情報は、各機能プロックにおいて取得された消耗品の消費量およびユーザを特定するためのユーザ I Dを含む。例えば、引落とし用の口座情報や、プリンタの MA Cアドレスなど、サーバ S Vが料金請求に利用可能な情報をユーザ I Dに代えて、またはユーザ I Dと共に、用いてもよい。

通信部 1 0 1は、インターネット I N Tを介して、他の機器とデータの授受を行う。通信部 1 0 1は、課金情報処理部 1 0 2において生成された通知情報を、インターネット I N Tを介してサーバ S Vへ送出する。

以上説明した装置構成により、本実施例の監視システム 1 0 0 0は、真に印刷が完了した用紙枚数と、実際に印刷において使用されたィンク使用量とを取得し、サーバ S Vに通知することで、ユーザに対して精度の良い課金を実現している。以下では、監視システム 1 0 0 0が、プリンタ P丁へ、印刷ジョブを発行した場合に、プリンタ P Tの消耗品の消費量を取得し課金情報を通知する処理の内容を説明する。 11128

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A 3. 課金情報通知処理：

図 3は、本実施例における課金情報通知処理のフロ一チャートである。クライアントじが、プリンタ PTに印刷ジョブを発行すると（ステップ S 1 0)、印刷ジョブは、ページ単位でスプーラ 1 05に蓄積された後、順にプリンタ P Tへ転送されることで印刷が開始される（ステップ S 1 1)。印刷が開始されると、監視システム 1 000は、プリンタ PTの動作状態およびスプーラ 1 05 内の残存データを監視し、印刷完了を検出する（ステップ S 1 2) と共に、ィンク使用量を測定する（ステップ S 1 3)。

監視システム 1 0000は、印刷が完了すると、測定されたインク使用量に基づいて、サーバ SVに通知すべき情報を生成し（ステップ S 14)、サーバ S Vへ送出する（ステップ S 1 5)。

サーバ S Vは、監視システム 1000から受け取った情報を基に料金を計算し、ユーザに請求する。

A4. 用紙枚数検出処理：

図 4は、本実施例における用紙枚数検出処理のフローチャートである。監視システム 1 000が、プリンタ P Tおよびスプーラ 1 05から取得した情報を基に印刷の完了を判断し、用紙枚数をカウントする処理である。この処理は、ジョブバッファ 10 7に蓄積された印刷ジョブを、ページ単位でスプーラ 1 0 5に投入することにより、開始される。

監視システム 1000は、ジョブバッファ 107に蓄積された先頭ジョブの PDFファイルを開き、 1ページ目をスプーラ 1 05に投入する（ステップ S 20)。印刷が開始されると、監視システム 1000は、所定の時間間隔で、スプーラ内に印刷データが残存しているか否かを確認する（ステップ S 2 1) と共に、プリンタ P Tのステータスを取得する（ステップ S 2 2 )。

次に、監視システム 1 0 0 0は、プリンタ Ρ Τのステータスおよびスプーラ 1 0 5内の残存データに基づき、印刷の完了を判定する（ステップ S 2 3 )。監視システム 1 0 0 0は、ステータスが「印刷可能」（ready) であり、かつ、スプーラ 1 0 5内に残存データが存在しない場合には、印刷が完了したものと判断し、印刷枚数を累積する（ステップ S 2 4 )。ページの印刷が未完了の場合には、ステップ S 2 1〜S 2 3の処理を繰り返す。

次に、監視システム 1 0 0 0は、印刷したページが最終ページであるか否かの判断を行い（ステップ S 2 5 )、最終ページの場合には印刷枚数を確定し、処理を終了する。最終ページでない場合には、スプーラ 1 0 5に次ページを投入し、再びステップ S 2 1以降の処理を実行する（ステップ S 2 6 )。

A 5 . ィンク量測定処理：

図 5は、インク消費量を測定するフローチャートである。印刷ジョブが最終ページまで印刷完了した後に開始される処理である。

監視システム 1 0 0 0は、まず、先に説明した方法 Aで測定されたィンク消費量を取得する (ステップ S 3 0 )。次に、このインク消費量に基づいて求まるインク残量残量 Aを用いて、「|インク残量一半分 Iく α」の条件が満たされるか否かを判定する（ステップ S 3 1 )。本実施例における「ひ」とは、任意の値とする。

インク残量 Αが、「Iインク残量一半分 Iくひ」である場合、監視システム 1 0 0 0は、方法 Bによりインク残量 Bを検出する（ステップ S 3 2 )。そして、ィンク残量 Aと、インク残量 Bとを比較し、インク残量 Aが正確であるか否か、つまり、両者の差が、予め設定された許容範囲内か否かを判断する（ステップ S 3 4 )。インク残量 Aに誤差が検出され、正確でないと判断された場合には、 PC漏 003/011128

15 インク残量 Aをインク残量 Bの値に補正すると共に、インク消費量も補正する (ステップ S 3 5 )。監視システム 1 0 0 0は、この補正結果を、ユーザが使用したインク使用量と判定し、測定処理を終了する（ステップ S 3 6 )。

ステップ S 3 1において、ィンク残量 Aが「1インク残量一半分 1く α；」でない場合には、ステップ S 3 0で取得したインク消費量を、実際にユーザが使用したインク使用量であると判定し、測定処理を終了する（ステップ S 3 6 )。

ステップ S 3 4において、ィンク残量 Aが正確であると判断された場合には、ステップ S 3 0で取得したインク消費量を、実際にユーザが印刷で使用したィンク使用量であると判定し、測定処理を終了する（ステップ S 3 6 )。

本実施例によれば、印刷ジョブの印刷完了をページ単位で詳細に把握することができる。また、方法 Aによるインク量の誤差を、インクを半分消費した時点で修正することができ、印刷に使用されたインク使用量を精度良く測定することが可能となる。こうすることにより、エラーが発生した場合にも、印刷失敗ページをカウントすることなく、また、印刷失敗ページに使用されたインク使用量を省いて、'真にユーザが印刷した用紙枚数分およびインク使用量分に相当する課金を行うことが可能となる。

B . 第 2実施例：

第 1実施例では、印刷完了した用紙枚数おょぴィンク使用量の 2つの消耗品の消費量をサーバ S Vに通知することにより課金を行う例を示した。第 2実施例では、印刷完了した印刷データの情報量、例えば、パイト数をサーバに通知することにより、課金を行う例を示す。本実施例において、システム構成は、第 1実施例と同様であり、印刷ジョブも、同様に、ページ単位で印刷完了を判断可能な、 P D Fファイルであるものとする。

図 6は、印刷完了した印刷データの情報量を取得する処理のフローチャートである。ステップ S 1 0 0〜ステップ S 1 0 3の処理は、第 1実施例における、ステップ S 2 0〜ステップ S 2 3の処理と同様であるため、説明は省略する。ステップ S 1 0 3において、ページの印刷が完了したと判断された場合、監視システムは、印刷完了したページの情報量を積算し（ステップ S 1 0 4 )、最終ページか否かの判断を行う（ステップ S 1 0 5 )。最終ページである場合には、印刷した情報量を確定し、処理を終了する。最終ページでない場合には、スプーラ 1 0 5に次ページを投入し、ステップ S 1 0 1に戻り処理をループする（ステツプ S 1 0 6 )。

本実施例によれば、印刷完了した印刷データの情報量をサーバ s vに通知することでユーザに課金を行うことができる。こうすることにより、例えば、 1 枚の用紙に収まる情報量の印刷データを、レイァゥトによって 2枚の用紙に印刷した場合にも、同一の課金を行うことが可能となる。また、情報量の大きい印刷データを印刷する場合には、必然的に、プリンタの占有時間が長くなるため、占有時間を考慮した課金を行うことも可能となる。

C . 第 3実施例：

C 1 . 料金計算処理：

第 1実施例および第 2実施例では、課金計算は、監視システム 1 0 0 0によつて通知された情報に基づき、サーバ S Vが行うこととした。第 3実施例では、監視システム 1 0 0 0が課金計算を行い、計算した料金を、サーバ S Vへ通知することとする。本実施例におけるシステム概要は、第 1実施例および第 2実施例と同様である。伹し、課金情報 ^^理部 1 0 2は、完了判断部 1 0 3およびインク量測定部 1 0 4から受け渡された情報に基づき、課金計算を行うものとする。

図 7は第 3実施例における料金計算処理のフローチャートである。ント C Lが、印刷ジョブを発行した時点で、処理が開始される。本実施例のステツプ S 2 0 1〜ステップ S 2 0 4の処理は、第 1実施例のステップ S 1 0〜 S 1 3と同様であるため、説明は省略する。

課金情報処理部 1 0 2は、完了判断部 1 0 3およぴィンク量測定部 1 0 4から受け渡された情報に基づき、料金を計算し、サーバ S Vに通知する課金情報を作成する (ステップ S 2 0 5 )。課金情報は、計算した料金およびユーザを特定するユーザ I Dを含む。例えば、引落を行うための口座情報や、プリンタの MA Cァドレスなど、サーバ S Vが料金請求可能な情報をユーザ I Dに代えて、またはユーザ I Dと共に用いてもよい。

課金情報処理部 1 0 2は、生成した課金情報を、通信部 1 0 1を介して、サーバ S Vへ通知する（ステップ S 2 0 6 )。サーバ S Vは、監視システム 1 0 0 0から受け取った課金情報により、ユーザに対して料金を請求する。

こうすることにより、ユーザは、印刷後、即座に料金を確認することができるため、利便性が向上する。また、サーバ S Vへ通知する情報を低減することができるため、ネットワークの負荷を低減できると共に、サーバ S Vでの課金計算が必要なくなるため、サーバの負荷を抑制することが可能となる。

本発明の第 1実施例〜第 3実施例において、監視システム 1 0 0 0が取得した情報は課金に使用されるものとしたが、これに限られない。消耗品の消費状況を判断し、消耗品の取り替え時期の通知、消耗品の送付を行うなど、種々の処理に適用可能である。また、消耗品とは、インクに限らず、トナー、ドラムなど種々の態様を取ることが可能である。量的な算出が困難な消耗品は、例えば、使用回数により品質の劣化を判断するなどとすることが可能である。印刷完了をトリガに、消費量を判断する消耗品に関しても、用紙 O H Pシートに限らず、印刷可能な種々の媒体を適用することができる。

本発明の第 2実施例において、ページ単位で、印刷完了と判断することとしたが、ジョブ単位で判断することとしても良い。

以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取ることができることは言うまでもない。例えば、以上の制御処理はソフトウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものとしてもよい。 D . 変形例： D 1 . 変形例 1 ：

本発明の第 1実施例から第 3実施例では、プリンタ P Tは、クライアントコンピュータ C Lから印刷ジョブを受け取ることとしたが、これに限られない。プリンタ P Tをネットワークに接続し、同一ネットワーク上の種々のコンビュータから、印刷ジョブを受け取ることとしても良い。この場合、プリンタ P T 内部に、 C P U、 R AMおよび R O M等のメモリを備えるマイクロコンピュータが搭載された制御ユニットを備え、これによつて監視システムをプリンタ内部に構築することが好ましい。こうすることにより、クライアントコンビユータ C Lの負荷を軽減することが可能となる。 D 2 . 変形例 2 ：

本発明の第 1実施例〜第 3実施例では、サーバ S Vは、課金に関する処理を行うこととしたが、これに限られない。サーバ S Vから、印刷ジョブを発行し、印刷を実行するジョブ発行装置として構成しても良い。更には、携帯電話などの携帯端末から、サーバ S Vへ印刷ジョブを発行し、サーバ S Vの制御によつてプリンタ P Tに印刷をさせることとしても良い。こうすることにより、遠隔から印刷を行った場合にも、プリンタ P Tの消耗品の消費量を効率的に測定することが可能となる,

D 3 . 変形例 3 ：

本発明の第 1実施例〜第 3実施例では、監視システム 1 0 0 0は、クライアントコンピュータ C Lに搭載されているものとしたが、これに限られない。サーパ S Vに監視システム 1 0 0 0が搭載されており、ィンターネット I N Tを介して、消耗品の消費量を監視することとしても良い。こうすることにより、クライアントコンピュータ C Lおよびプリンタ P Tの負荷を軽減することができ、処理効率を向上することができる。

D 4 . 変形例 4 ：

本発明の第 1実施例〜第 3実施例では、消耗品の消費量を、インターネット I N Tを介してサ一バ S Vに送出することとしたが、 L A N (ローカルエリ了ネットワーク) 内で、消耗品の消費量を管理する態様として使用することとしても良い。本発明は、課金に限るものでないため、 L A N内の印刷装置の消耗品の消費量を総合的に管理し、交換時期の通知、消耗品の補充通知などに適用することも可能である。

本発明の監視システムによれば、印刷装置の消耗品の消費量を、精度よく測定することができ、消費量に相当する課金、消耗品の管理などを、効率的に行うことが可能となる。産業上の利用可能性

本発明は、ネットワークを介した印刷装置の消耗品の状態や、印刷装置の使用状況を監視するために利用することができる。

Claims

請求の範囲

1 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態を監視する監視装置であって、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記消費量に関連した情報を通知する通知部とを備える監視装置。

2 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態を監視する監視装置であって、

印刷の完了を判断する完了判断部と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記消費量に関連した所定の情報を通知する通知部とを備える監視装置。

3 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態を監視する監視装置であって、

前記印刷装置は、インク容器に貯蔵されたインクを吐出して印刷を行う装置であり、

前記印刷時に、前記印刷装置から吐出されるィンク量を測定する測定部と、該測定とは異なる方法で、前記ィンク量の消費状態を検出することにより、前記測定結果に生じる誤差を修正する修正部と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記インク量に関連した所定の情報を通知する通知部とを備える監視装置。

4 . ネットワークに接続された印刷装置の使用状況を監視する監視装置でめって、

印刷の完了を判断する完了判断部と、

前記完了したと判断された分の用紙枚数、もしくは、前記印刷完了したと判断された分の印刷データの情報量の、少なくとも一方を求める測定部と、前記ネットワークに接続された他の装置に、前記測定による結果に関連した所定の情報を通知する通知部とを備える監視装置。

5 . 請求の範囲 4記載の監視装置であって、

前記完了判断部は、

前記スプーラ内に残存データが存在せず、かつ、前記印刷装置の動作状態が印刷可能である場合に、印刷完了と判断する監視装置。

6 . 請求の範囲 5記載の監視装置であって、

前記印刷データは、ページ単位で出力可能な所定のフォーマツトであり、前記完了判断部は、前記印刷データの印刷結果を、ページ単位で判定する監

7 . ネットワークに接続された印刷装置の印刷状態を監視する監視装置でめって、

印刷の完了を判断する完了判断部と、

前記完了したと判断された分の用紙枚数、もしくは、前記完了したと判断された分の印刷データの情報量の少なくとも一方を求める完了情報測定部と、前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記インク量、前記用紙枚数および前記情報量の少なくとも 1つに関連した所定の情報を通知する通知部とを備える監視装置。

8 . 請求の範囲 1〜請求の範囲 7いずれか記載の監視装置であって、前記通知部は、該通知内容に基づく課金を行うべき課金先を特定するための課金先情報を併せて通知する監視装置。

9 . 請求の範囲 1〜請求の範囲 7いずれか記載の監視装置であって該監視装置は、更に、

前記消費量および前記用紙枚数をもとに、使用料金を計算する算出部を備え、前記通知部は、前記使用料金を通知する監視装置。

1 0 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態を監視する監視方法であって、

前記印刷装置の印刷実行時に、前記消耗品の消費量を測定する工程と、該測定とは異なる方法で、前記消耗品の消費状態を検出することにより、前記測定結果に生じる誤差を修正する工程と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記消費量に関連した情報を通知する工程とを備える監視方法。

1 1 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態を監視する監視方法であって、

印刷の完了を判断する工程と、

' 前記完了したと判断された分の印刷に関する消耗品の消費量を求める工程と、前記ネットワークに接続された他の装置に、前記消費量に関連した所定の情報を通知する工程とを備える監視方法。

1 2 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態をコンピュータに監視させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体であって、前記印刷装置の印刷実行時に、前記消耗品の消費量を測定する機能と、該測定とは異なる方法で、前記消耗品の消費状態を検出することにより、前記測定結果に生じる誤差を修正する機能と、

前記ネットワークに接続された他の装置に、前記修正を反映させた前記消費量に関連した情報を通知する機能とをコンピュータに実現させるためのコンビユータプログラムを記録した記録媒体。

1 3 . ネットワークに接続された印刷装置の消耗品の状態をコンピュータに監視させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体であって、印刷の完了を判断する機能と、

前記完了したと判断された分の印刷に関する消耗品の消費量を求める機能と、前記ネットワークに接続された他の装置に、前記消費量に関連した所定の情報を通知する機能とをコンピュータに実現させるためのコンピュータプロダラムを記録した記録媒体。