JP2002372848A - 印刷媒体カートリッジの容量を識別する方法および装置 - Google Patents
印刷媒体カートリッジの容量を識別する方法および装置Info
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0848—Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナーカートリッジの容量を識別でき、トナ
ーの残存量を正確に推定することのできる装置を提供す
る。 【解決手段】 画素カウントを用いて、カートリッジの
想定初期容量に基づいた残存トナーを推定する。トナー
センサ３０が、トナーが既知のレベルに達した時を示す
信号を供給する。推定残存トナーが既知のトナーレベル
と比較され、想定初期容量が正確であったか否かが決定
される。この比較は、トナーセンサ信号が供給されたと
き、又は推定残存トナーが予測トナーロー信号レベルよ
りも下になりかつトナーセンサ信号が供給されない場合
に行うことができる。想定初期容量が不正確である場
合、推定トナーレベルと既知のレベルとの差が、トナー
カートリッジの実際のトナー容量を指示するのに用いら
れる。次に、ルックアップテ−ブル４６を用いて画素カ
ウントを再較正し、トナーカートリッジの寿命の残りに
ついて残存トナーの正確な推定を行う。
ーの残存量を正確に推定することのできる装置を提供す
る。 【解決手段】 画素カウントを用いて、カートリッジの
想定初期容量に基づいた残存トナーを推定する。トナー
センサ３０が、トナーが既知のレベルに達した時を示す
信号を供給する。推定残存トナーが既知のトナーレベル
と比較され、想定初期容量が正確であったか否かが決定
される。この比較は、トナーセンサ信号が供給されたと
き、又は推定残存トナーが予測トナーロー信号レベルよ
りも下になりかつトナーセンサ信号が供給されない場合
に行うことができる。想定初期容量が不正確である場
合、推定トナーレベルと既知のレベルとの差が、トナー
カートリッジの実際のトナー容量を指示するのに用いら
れる。次に、ルックアップテ−ブル４６を用いて画素カ
ウントを再較正し、トナーカートリッジの寿命の残りに
ついて残存トナーの正確な推定を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に画像形成装
置に関し、特に、印刷媒体カートリッジ、例えばレーザ
プリンタ用のトナーカートリッジやインクジェットプリ
ンタ用のインクカートリッジ等の消耗品の状態を監視し
てその消耗品の容量を識別することに関する。
置に関し、特に、印刷媒体カートリッジ、例えばレーザ
プリンタ用のトナーカートリッジやインクジェットプリ
ンタ用のインクカートリッジ等の消耗品の状態を監視し
てその消耗品の容量を識別することに関する。
【０００２】
【従来の技術】レーザプリンタ、複写機、およびファク
シミリ機等の画像形成装置には、周知の電子写真方式印
刷プロセスを利用するものが多い。このような画像形成
装置は、画像形成プロセスのトナーまたは「インク」を
用いて、所望の画像または語を１枚の紙または媒体上に
印刷または複写する。
シミリ機等の画像形成装置には、周知の電子写真方式印
刷プロセスを利用するものが多い。このような画像形成
装置は、画像形成プロセスのトナーまたは「インク」を
用いて、所望の画像または語を１枚の紙または媒体上に
印刷または複写する。
【０００３】レーザプリンタ等の画像形成システムにお
いては、使い捨て式トナーカートリッジを用いることが
多く、このようなトナーカートリッジは、「寿命」が限
られているので(すなわち、トナーがいつかは枯渇する
か、または何か他の構成要素がいつかは摩耗する)、従
来「消耗品」とされている。トナーカートリッジは、ト
ナー槽、シールアセンブリ、装着部材、現像ローラアセ
ンブリ、光導電性ドラムアセンブリ、および帯電コロナ
またはローラアセンブリを含むことができる。このよう
な品目およびその他同様の構成要素もまた、寿命が限ら
れているので、通常消耗品とされている。トナーはトナ
ー槽内に収容されており、ある一定の数の印刷プロセス
の後、いつかは枯渇する。トナー容量の異なるトナーカ
ートリッジが利用できる。例えば、トナーは約２０００
ページの印刷後に枯渇するかもしれないし、約４０００
ページの印刷後に枯渇するかもしれない。
いては、使い捨て式トナーカートリッジを用いることが
多く、このようなトナーカートリッジは、「寿命」が限
られているので(すなわち、トナーがいつかは枯渇する
か、または何か他の構成要素がいつかは摩耗する)、従
来「消耗品」とされている。トナーカートリッジは、ト
ナー槽、シールアセンブリ、装着部材、現像ローラアセ
ンブリ、光導電性ドラムアセンブリ、および帯電コロナ
またはローラアセンブリを含むことができる。このよう
な品目およびその他同様の構成要素もまた、寿命が限ら
れているので、通常消耗品とされている。トナーはトナ
ー槽内に収容されており、ある一定の数の印刷プロセス
の後、いつかは枯渇する。トナー容量の異なるトナーカ
ートリッジが利用できる。例えば、トナーは約２０００
ページの印刷後に枯渇するかもしれないし、約４０００
ページの印刷後に枯渇するかもしれない。
【０００４】画像形成システム（例えば、レーザプリン
タ）には、トナーレベルが枯渇に近づいた時を検出する
ようになっており「トナーが少ない（toner low）」等
の状態メッセージをディスプレイパネル上に表示するこ
とができるものがある。しかし、低コストのレーザプリ
ンタでは、継続的なトナーレベルセンサの費用をかける
余裕がない。したがって、プリンタは画素カウントを用
いて、トナーカートリッジ内に残存するトナーの量を推
定する。しかし、画素カウントが提供する、残存トナー
の推定値が意味をなすためには、まずトナーカートリッ
ジの初期容量を知らなければならない。不都合なこと
に、容量の異なるトナーカートリッジが利用できるの
に、プリンタは、プリンタ内に装填するトナーカートリ
ッジの初期容量を必ずしも認識するわけではない。
タ）には、トナーレベルが枯渇に近づいた時を検出する
ようになっており「トナーが少ない（toner low）」等
の状態メッセージをディスプレイパネル上に表示するこ
とができるものがある。しかし、低コストのレーザプリ
ンタでは、継続的なトナーレベルセンサの費用をかける
余裕がない。したがって、プリンタは画素カウントを用
いて、トナーカートリッジ内に残存するトナーの量を推
定する。しかし、画素カウントが提供する、残存トナー
の推定値が意味をなすためには、まずトナーカートリッ
ジの初期容量を知らなければならない。不都合なこと
に、容量の異なるトナーカートリッジが利用できるの
に、プリンタは、プリンタ内に装填するトナーカートリ
ッジの初期容量を必ずしも認識するわけではない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】トナーカートリッジの
初期容量が未知であることによるこの問題に対する一つ
の解決策として可能性があるものとして、ユーザが装填
中にトナーカートリッジの容量を識別する必要があるよ
うにする、というものがある。しかし、ユーザがトナー
カートリッジの容量を識別できなかったり、識別が不正
確である場合には、トナーレベルの画素カウントが不正
確になってしまう。別の解決策は、プリンタにトナーカ
ートリッジの容量を知らせることができる電子ラベル
を、トナーカートリッジにおいて用いる、というもので
ある。しかし、電子ラベルを用いると、製品にかかる費
用が増大してしまう。
初期容量が未知であることによるこの問題に対する一つ
の解決策として可能性があるものとして、ユーザが装填
中にトナーカートリッジの容量を識別する必要があるよ
うにする、というものがある。しかし、ユーザがトナー
カートリッジの容量を識別できなかったり、識別が不正
確である場合には、トナーレベルの画素カウントが不正
確になってしまう。別の解決策は、プリンタにトナーカ
ートリッジの容量を知らせることができる電子ラベル
を、トナーカートリッジにおいて用いる、というもので
ある。しかし、電子ラベルを用いると、製品にかかる費
用が増大してしまう。
【０００６】したがって、トナーカートリッジ内に残存
するトナーの量を正確に推定するために、トナーカート
リッジの容量を低コストかつ高い信頼性で識別するプリ
ンタが必要とされている。
するトナーの量を正確に推定するために、トナーカート
リッジの容量を低コストかつ高い信頼性で識別するプリ
ンタが必要とされている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
画素カウントや液滴カウント等の印刷された要素のカウ
ントと、単一レベルの印刷媒体センサとを用いて、トナ
ーカートリッジやインクカートリッジ等の印刷媒体カー
トリッジの容量を識別することができる。例えば、印刷
装置内に新しいトナーカートリッジを装填すると、印刷
装置は、そのトナーカートリッジのトナー容量に関する
想定を行う。画素カウントを用いて、カートリッジの想
定初期容量に基づいて、トナーカートリッジ内に残存す
るトナーを推定する。トナーセンサが、トナーが所定の
または既知のトナーレベル、例えば３０パーセントの残
存トナー、に達する時を示す信号を供給する。画素カウ
ントに基づく推定残存トナーが、既知のトナーレベルと
比較されて、想定初期容量が正確であったかどうかが決
定される。この比較は、トナーセンサ信号が供給される
ときに行ってもよく、推定残存トナーが既知のレベル、
例えば３０パーセント、よりも下になり、かつトナーセ
ンサ信号が供給されずトナーカートリッジ内に３０パー
セントよりも多いトナーが残存しているということを示
す場合に行ってもよい。想定初期容量が正確である、す
なわち、トナーレベル信号が供給される時に推定残存ト
ナーが既知のトナーレベルとほぼ一致する、場合には、
プリンタは、画素カウントに基づいて残存トナーを推定
し続ける。
画素カウントや液滴カウント等の印刷された要素のカウ
ントと、単一レベルの印刷媒体センサとを用いて、トナ
ーカートリッジやインクカートリッジ等の印刷媒体カー
トリッジの容量を識別することができる。例えば、印刷
装置内に新しいトナーカートリッジを装填すると、印刷
装置は、そのトナーカートリッジのトナー容量に関する
想定を行う。画素カウントを用いて、カートリッジの想
定初期容量に基づいて、トナーカートリッジ内に残存す
るトナーを推定する。トナーセンサが、トナーが所定の
または既知のトナーレベル、例えば３０パーセントの残
存トナー、に達する時を示す信号を供給する。画素カウ
ントに基づく推定残存トナーが、既知のトナーレベルと
比較されて、想定初期容量が正確であったかどうかが決
定される。この比較は、トナーセンサ信号が供給される
ときに行ってもよく、推定残存トナーが既知のレベル、
例えば３０パーセント、よりも下になり、かつトナーセ
ンサ信号が供給されずトナーカートリッジ内に３０パー
セントよりも多いトナーが残存しているということを示
す場合に行ってもよい。想定初期容量が正確である、す
なわち、トナーレベル信号が供給される時に推定残存ト
ナーが既知のトナーレベルとほぼ一致する、場合には、
プリンタは、画素カウントに基づいて残存トナーを推定
し続ける。
【０００８】しかし、想定初期容量が不正確である場合
には、推定トナーレベルと既知のレベルとの差を用い
て、トナーカートリッジの実際のトナー容量を識別す
る。次に、ルックアップテ−ブルを用いて画素カウント
を再較正して、実際のトナー容量に基づいてトナーカー
トリッジの寿命の残りについて残存トナーの正確な推定
を行うようにすることができる。
には、推定トナーレベルと既知のレベルとの差を用い
て、トナーカートリッジの実際のトナー容量を識別す
る。次に、ルックアップテ−ブルを用いて画素カウント
を再較正して、実際のトナー容量に基づいてトナーカー
トリッジの寿命の残りについて残存トナーの正確な推定
を行うようにすることができる。
【０００９】本発明を用いて、例えば、電子写真式印刷
装置とともに用いるトナーカートリッジの容量を決定し
たり、インクジェットプリンタとともに用いるインクカ
ートリッジの容量を決定することができる。
装置とともに用いるトナーカートリッジの容量を決定し
たり、インクジェットプリンタとともに用いるインクカ
ートリッジの容量を決定することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明を用いて、例えば電子写真
式印刷やインクジェット印刷において用いる、カートリ
ッジ内の、トナーやインク等の印刷媒体の容量を決定す
ることができる。参照しやすいように、トナーカートリ
ッジのトナー容量に関して本発明を説明するが、同様に
本発明を用いてインクカートリッジのインク容量を決定
することができる、ということが理解されるべきであ
る。
式印刷やインクジェット印刷において用いる、カートリ
ッジ内の、トナーやインク等の印刷媒体の容量を決定す
ることができる。参照しやすいように、トナーカートリ
ッジのトナー容量に関して本発明を説明するが、同様に
本発明を用いてインクカートリッジのインク容量を決定
することができる、ということが理解されるべきであ
る。
【００１１】図１は、コンピュータ１２に結合した電子
写真式印刷装置、すなわちプリンタ、１０の形の画像形
成装置のブロック図を示す。一実施形態において、プリ
ンタ１０は、レーザが生成した画像を紙上に配置するた
めのものである。他の構成において、画像形成装置は、
普通紙複写機またはファクシミリ機である。本明細書に
おいて説明するように、プリンタ１０の一般的動作は、
本願の出願人に譲渡されその参照によって本発明に組み
込まれる米国特許第５，７９４，０９４号において説明
されているプリンタと同様であってもよい。本発明の一
実施形態によれば、単一レベルのトナーセンサ３０を画
素カウンタ４４とともに用いて、トナーカートリッジの
容量を識別し、低コストであるが信頼性の高い方法で画
素カウントの重み係数を補正する。
写真式印刷装置、すなわちプリンタ、１０の形の画像形
成装置のブロック図を示す。一実施形態において、プリ
ンタ１０は、レーザが生成した画像を紙上に配置するた
めのものである。他の構成において、画像形成装置は、
普通紙複写機またはファクシミリ機である。本明細書に
おいて説明するように、プリンタ１０の一般的動作は、
本願の出願人に譲渡されその参照によって本発明に組み
込まれる米国特許第５，７９４，０９４号において説明
されているプリンタと同様であってもよい。本発明の一
実施形態によれば、単一レベルのトナーセンサ３０を画
素カウンタ４４とともに用いて、トナーカートリッジの
容量を識別し、低コストであるが信頼性の高い方法で画
素カウントの重み係数を補正する。
【００１２】図１に示すように、コンピュータ１２は、
ディスプレイ２２、中央演算処理装置（ＣＰＵ）とメモ
リとを有するマザーボードを含むホストコンピュータ２
４、および入出力（Ｉ／Ｏ）ポート２６を含む。コンピ
ュータ１２は、直接、またはプリンタ１０の別個のＩ／
Ｏポート（図示せず）およびバス３２を介してのどちら
かで、プリンタ１０に接続している。好ましくは、ヒュ
ーレット・パッカード社から入手可能なBiTronics（商
標）ケーブル等、双方向パラレル通信ができるケーブル
で、Ｉ／Ｏ接続が行われる。プリンタ１０のバス３２
は、プリンタ１０の各デバイス同士の間で情報をやりと
りする内部制御経路を形成する。例えば、制御パネルデ
ィスプレイ２８、トナーセンサ３０、フォーマッタボー
ド３４、およびＲＯＭ４２が、バス３２を通して情報を
やりとりする。バス３２は、データバス、アドレスバ
ス、制御バス、および電源（図示せず）からの供給電圧
を含む。
ディスプレイ２２、中央演算処理装置（ＣＰＵ）とメモ
リとを有するマザーボードを含むホストコンピュータ２
４、および入出力（Ｉ／Ｏ）ポート２６を含む。コンピ
ュータ１２は、直接、またはプリンタ１０の別個のＩ／
Ｏポート（図示せず）およびバス３２を介してのどちら
かで、プリンタ１０に接続している。好ましくは、ヒュ
ーレット・パッカード社から入手可能なBiTronics（商
標）ケーブル等、双方向パラレル通信ができるケーブル
で、Ｉ／Ｏ接続が行われる。プリンタ１０のバス３２
は、プリンタ１０の各デバイス同士の間で情報をやりと
りする内部制御経路を形成する。例えば、制御パネルデ
ィスプレイ２８、トナーセンサ３０、フォーマッタボー
ド３４、およびＲＯＭ４２が、バス３２を通して情報を
やりとりする。バス３２は、データバス、アドレスバ
ス、制御バス、および電源（図示せず）からの供給電圧
を含む。
【００１３】プリンタ１０は、印刷媒体カートリッジ、
例えばトナーカートリッジ３１、を含む。トナーカート
リッジ３１は、粉末トナーの補給物が保管されている槽
３１Ａを含む。プリンタ１０はまた、印刷媒体レベルセ
ンサ、例えばトナーセンサ３０、も含む。トナーセンサ
３０は、特定の既知のレベルのトナーが槽３１Ａ内にあ
る時、例えばトナーの３０パーセントが残存している時
を示す。トナーカートリッジ３１は、例えば交換式のト
ナー／現像剤カートリッジであって、カートリッジが空
になると、ユーザは素早く容易にトナーを交換すること
ができる。トナーカートリッジ３１は、多数のトナー容
量のうちのいずれを有していてもよい。例えば、トナー
カートリッジ３１は、２０００ページまたは４０００ペ
ージの容量を有していてもよい。
例えばトナーカートリッジ３１、を含む。トナーカート
リッジ３１は、粉末トナーの補給物が保管されている槽
３１Ａを含む。プリンタ１０はまた、印刷媒体レベルセ
ンサ、例えばトナーセンサ３０、も含む。トナーセンサ
３０は、特定の既知のレベルのトナーが槽３１Ａ内にあ
る時、例えばトナーの３０パーセントが残存している時
を示す。トナーカートリッジ３１は、例えば交換式のト
ナー／現像剤カートリッジであって、カートリッジが空
になると、ユーザは素早く容易にトナーを交換すること
ができる。トナーカートリッジ３１は、多数のトナー容
量のうちのいずれを有していてもよい。例えば、トナー
カートリッジ３１は、２０００ページまたは４０００ペ
ージの容量を有していてもよい。
【００１４】フォーマッタボード３４は、プリンタ１０
に、コンピュータ１２とデータを通信する準備をさせ
る。ボード３４は、プロセッサ３６、ＲＡＭ３８、ＡＳ
ＩＣコンピュータチップ４０、ＲＯＭ４２、および画素
カウンタ４４を含む。
に、コンピュータ１２とデータを通信する準備をさせ
る。ボード３４は、プロセッサ３６、ＲＡＭ３８、ＡＳ
ＩＣコンピュータチップ４０、ＲＯＭ４２、および画素
カウンタ４４を含む。
【００１５】印刷された要素のカウンタ、例えば画素カ
ウンタ４４、は、プリンタ１０上でそれぞれのページま
たはそれぞれの紙のシートを印刷するのに用いられた、
印刷された要素、例えば画素、をカウントするため、プ
ロセッサ３６を介して実行される。画素カウンタ４４
は、印刷中のそれぞれのページを形成しているバイナリ
ーデータストリームを印刷するのに必要な画素をカウン
トする。または、画素カウンタ４４は、トナーパルス変
調で印刷しているマッピングしたページを印刷するのに
必要な画素をカウントする。１／４、１／２、３／４、
または全パルス変調が用いられているかどうかにより、
ある特徴を印刷するのに必要な画素数が変化する。典型
的なトナーパルス変調方式では、画素使用には８つの異
なる程度がある。ブラック、ホワイト、グレーのレベ
ル、および個々のカラーがそれぞれ特定のトナー色調を
形成し、その特定の色調に関連する画素値を画素カウン
タがカウントすることができる、ということを理解しな
ければならない。
ウンタ４４、は、プリンタ１０上でそれぞれのページま
たはそれぞれの紙のシートを印刷するのに用いられた、
印刷された要素、例えば画素、をカウントするため、プ
ロセッサ３６を介して実行される。画素カウンタ４４
は、印刷中のそれぞれのページを形成しているバイナリ
ーデータストリームを印刷するのに必要な画素をカウン
トする。または、画素カウンタ４４は、トナーパルス変
調で印刷しているマッピングしたページを印刷するのに
必要な画素をカウントする。１／４、１／２、３／４、
または全パルス変調が用いられているかどうかにより、
ある特徴を印刷するのに必要な画素数が変化する。典型
的なトナーパルス変調方式では、画素使用には８つの異
なる程度がある。ブラック、ホワイト、グレーのレベ
ル、および個々のカラーがそれぞれ特定のトナー色調を
形成し、その特定の色調に関連する画素値を画素カウン
タがカウントすることができる、ということを理解しな
ければならない。
【００１６】画素カウンタ４４からの結果をプロセッサ
３６が用いて、トナーカートリッジ３１内に残存するト
ナーの量を推定する。しかし、これを行うためには、プ
ロセッサ３６がトナーカートリッジ３１の容量に関する
初期想定を行わなければならない。そうすれば、プロセ
ッサ３６は、画素カウンタ４４による画素カウントに基
づいて、残存トナー量を推定することができる。例え
ば、印刷した画素数を推定トナー量に変換し、そのトナ
ーの量を、トナーカートリッジ３１の想定初期容量から
差し引く。
３６が用いて、トナーカートリッジ３１内に残存するト
ナーの量を推定する。しかし、これを行うためには、プ
ロセッサ３６がトナーカートリッジ３１の容量に関する
初期想定を行わなければならない。そうすれば、プロセ
ッサ３６は、画素カウンタ４４による画素カウントに基
づいて、残存トナー量を推定することができる。例え
ば、印刷した画素数を推定トナー量に変換し、そのトナ
ーの量を、トナーカートリッジ３１の想定初期容量から
差し引く。
【００１７】ＲＯＭ４２を用いて、トナーカートリッジ
の容量が想定初期容量と異なる場合に用いる画素カウン
ト重み係数に関する情報を含むルックアップテ−ブル４
６を記憶する。したがって、ルックアップテ−ブル４６
によって、プロセッサ３６は、画素当たり用いるトナー
の量を再推定することができ、重み係数に基づいて全残
存トナー推定値を補正することができる。望むならば、
ＲＯＭ４２は、コンピュータ１２の印刷ジョブから受け
取る特定の印刷特性を規定するデータストリームについ
ての画素情報を含む、他のルックアップテ−ブルを含ん
でもよい。オプション（随意選択）として、ＲＯＭ４２
は、特定の印刷特性を達成するためのレーザ変調につい
ての情報を含むルックアップテ−ブルを含んでもよく、
それぞれのプリンタは、トナー使用についての自らの較
正を有する。例えば、ルックアップテ−ブルは、１／２
変調、１／４変調等の、トナー使用を規定するレーザ変
調情報を含むことができる。これに加えて、またはこれ
に代えて、ルックアップテ−ブル４６および他の所望の
ルックアップテ−ブルは、ＡＳＩＣ４０上に設けること
ができる。
の容量が想定初期容量と異なる場合に用いる画素カウン
ト重み係数に関する情報を含むルックアップテ−ブル４
６を記憶する。したがって、ルックアップテ−ブル４６
によって、プロセッサ３６は、画素当たり用いるトナー
の量を再推定することができ、重み係数に基づいて全残
存トナー推定値を補正することができる。望むならば、
ＲＯＭ４２は、コンピュータ１２の印刷ジョブから受け
取る特定の印刷特性を規定するデータストリームについ
ての画素情報を含む、他のルックアップテ−ブルを含ん
でもよい。オプション（随意選択）として、ＲＯＭ４２
は、特定の印刷特性を達成するためのレーザ変調につい
ての情報を含むルックアップテ−ブルを含んでもよく、
それぞれのプリンタは、トナー使用についての自らの較
正を有する。例えば、ルックアップテ−ブルは、１／２
変調、１／４変調等の、トナー使用を規定するレーザ変
調情報を含むことができる。これに加えて、またはこれ
に代えて、ルックアップテ−ブル４６および他の所望の
ルックアップテ−ブルは、ＡＳＩＣ４０上に設けること
ができる。
【００１８】動作において、フォーマッタボード３４は
プリンタ制御言語（ＰＣＬ）コードを獲得し異なるデー
タストリームに分割して、翻訳する。典型的には、プリ
ンタメモリの大部分は、フォーマッタボード３４上に配
置されている。ＰＣＬコードは、バイナリーデータスト
リームモードによって、またはオプションとして、レー
ザパルス変調モードによって、レーザプリンタ用のグレ
ースケールレベルをフォーマットする。同様にＰＣＬコ
ードは、カラープリンタ用のカラー分布をフォーマット
する。
プリンタ制御言語（ＰＣＬ）コードを獲得し異なるデー
タストリームに分割して、翻訳する。典型的には、プリ
ンタメモリの大部分は、フォーマッタボード３４上に配
置されている。ＰＣＬコードは、バイナリーデータスト
リームモードによって、またはオプションとして、レー
ザパルス変調モードによって、レーザプリンタ用のグレ
ースケールレベルをフォーマットする。同様にＰＣＬコ
ードは、カラープリンタ用のカラー分布をフォーマット
する。
【００１９】図１に示すように、プリンタ１０は、主な
作業アセンブリを形成する印刷エンジン（図示せず）を
含む。コンピュータ１２がＩ／Ｏ２６を経由してプリン
タ１０に印刷ジョブを送る。印刷ジョブはコンピュータ
１２からプリンタ１０に、データストリームの形で送ら
れる。このデータストリームは、印刷すべきドキュメン
トのそれぞれのページ内での画素数および画素位置を規
定する。したがって、この画素数および位置情報は、印
刷すべきそれぞれのページにマッピングした画素アレイ
の形で提供される。上述のように、画素カウンタ４４は
印刷した画素の数をカウントする。
作業アセンブリを形成する印刷エンジン（図示せず）を
含む。コンピュータ１２がＩ／Ｏ２６を経由してプリン
タ１０に印刷ジョブを送る。印刷ジョブはコンピュータ
１２からプリンタ１０に、データストリームの形で送ら
れる。このデータストリームは、印刷すべきドキュメン
トのそれぞれのページ内での画素数および画素位置を規
定する。したがって、この画素数および位置情報は、印
刷すべきそれぞれのページにマッピングした画素アレイ
の形で提供される。上述のように、画素カウンタ４４は
印刷した画素の数をカウントする。
【００２０】プリンタ１０のトナーカートリッジ３１と
ともに用いて、トナー槽３１Ａ内に存在する単一のトナ
ーレベルを概略で検出するトナーセンサ３０が、設けら
れる。好ましくは、トナーセンサ３０は、トナーが特定
の既知のレベル、例えば約３０パーセントの残存トナ
ー、に達する時に、単一のトナーレベルインジケータ信
号、すなわち「トナーロー（toner low）」信号を供給
する、光学センサである。もちろん、トナーセンサは、
他の特定の残存トナーレベル、例えば２０から４０パー
セント、において信号を供給してもよい。
ともに用いて、トナー槽３１Ａ内に存在する単一のトナ
ーレベルを概略で検出するトナーセンサ３０が、設けら
れる。好ましくは、トナーセンサ３０は、トナーが特定
の既知のレベル、例えば約３０パーセントの残存トナ
ー、に達する時に、単一のトナーレベルインジケータ信
号、すなわち「トナーロー（toner low）」信号を供給
する、光学センサである。もちろん、トナーセンサは、
他の特定の残存トナーレベル、例えば２０から４０パー
セント、において信号を供給してもよい。
【００２１】例えばトナーセンサ３０は、発光器と、ト
ナー槽３１Ａ内に存在するトナーの単一のレベルを測定
する検出器とによって形成される。一構成によれば、ト
ナー槽３１Ａ内に、観察窓に隣接して、反射要素が支持
される。トナーカートリッジ３１の外側で、トナーカー
トリッジ３１を収容するプリンタ１０の凹み内に、カー
トリッジ観察窓に沿って、光源すなわち発光器が設けら
れる。さらに、発光器に隣接して検出器が設けられる。
光は、発光器から、窓を通り、トナー槽３１Ａ内の反射
要素から反射される。次に反射光は、窓から出て関連す
る検出器に検出される。ここで反射が検出されないとい
うことは、トナーが反射要素を遮っているので、その特
定のレベルにおいてトナー槽３１Ａ内にトナーが存在し
ているということを示す。このようにして、トナー槽３
１Ａ内の所望の高さ位置においてトナーを検出すること
ができる。発光器からの光が検出されると、トナー槽内
のトナーレベルがわかる。オプションとして、トナーカ
ートリッジ内のそれぞれの端に１つずつ、１対の窓を設
けて、一方の端においてカートリッジの外側に発光器を
その高さに配置して支持し、他方の端においてカートリ
ッジの外側に関連する検出器をその高さに配置できる。
ナー槽３１Ａ内に存在するトナーの単一のレベルを測定
する検出器とによって形成される。一構成によれば、ト
ナー槽３１Ａ内に、観察窓に隣接して、反射要素が支持
される。トナーカートリッジ３１の外側で、トナーカー
トリッジ３１を収容するプリンタ１０の凹み内に、カー
トリッジ観察窓に沿って、光源すなわち発光器が設けら
れる。さらに、発光器に隣接して検出器が設けられる。
光は、発光器から、窓を通り、トナー槽３１Ａ内の反射
要素から反射される。次に反射光は、窓から出て関連す
る検出器に検出される。ここで反射が検出されないとい
うことは、トナーが反射要素を遮っているので、その特
定のレベルにおいてトナー槽３１Ａ内にトナーが存在し
ているということを示す。このようにして、トナー槽３
１Ａ内の所望の高さ位置においてトナーを検出すること
ができる。発光器からの光が検出されると、トナー槽内
のトナーレベルがわかる。オプションとして、トナーカ
ートリッジ内のそれぞれの端に１つずつ、１対の窓を設
けて、一方の端においてカートリッジの外側に発光器を
その高さに配置して支持し、他方の端においてカートリ
ッジの外側に関連する検出器をその高さに配置できる。
【００２２】本発明の他の実施形態によれば、トナーセ
ンサ３０は、完全にトナー槽３１Ａ内に設けてもよい。
例えば、トナーセンサ３０は、トナー槽３１Ａ内の所望
の高さ位置においてワイヤセンサで形成して、そのレベ
ルにおけるトナーの存在を検知してもよい。トナーセン
サ３０は、プリンタが用いるのに利用できる残存トナー
レベルを概略で検出するのに用いることができる容量性
センサであってもよく、またはその参照によって本明細
書に援用される米国特許第５，８１５，７６８号におい
て説明されているもの等のヒューズセンサであってもよ
い。
ンサ３０は、完全にトナー槽３１Ａ内に設けてもよい。
例えば、トナーセンサ３０は、トナー槽３１Ａ内の所望
の高さ位置においてワイヤセンサで形成して、そのレベ
ルにおけるトナーの存在を検知してもよい。トナーセン
サ３０は、プリンタが用いるのに利用できる残存トナー
レベルを概略で検出するのに用いることができる容量性
センサであってもよく、またはその参照によって本明細
書に援用される米国特許第５，８１５，７６８号におい
て説明されているもの等のヒューズセンサであってもよ
い。
【００２３】図２は、本発明の動作を示すフローチャー
トである。図２に示すように、プリンタ１０に新しいト
ナーカートリッジ３１が装填される（ステップ１０
２）。プリンタ１０は、トナーカートリッジ３１の容量
が、ユーザに提案された推奨交換モデルの容量であると
想定する。ユーザは、推奨交換モデルとは容量が異なる
他のトナーカートリッジを選択しているかもしれないの
で、この初期容量想定は不正確かもしれない。したがっ
て、例えば、推奨交換モデルの容量は２０００ページで
あるかもしれないが、ユーザは容量が４０００ページで
ある他のトナーカートリッジを選択するかもしれない。
トである。図２に示すように、プリンタ１０に新しいト
ナーカートリッジ３１が装填される（ステップ１０
２）。プリンタ１０は、トナーカートリッジ３１の容量
が、ユーザに提案された推奨交換モデルの容量であると
想定する。ユーザは、推奨交換モデルとは容量が異なる
他のトナーカートリッジを選択しているかもしれないの
で、この初期容量想定は不正確かもしれない。したがっ
て、例えば、推奨交換モデルの容量は２０００ページで
あるかもしれないが、ユーザは容量が４０００ページで
ある他のトナーカートリッジを選択するかもしれない。
【００２４】一実施形態において、プリンタ１０は、プ
リンタ内に装填されているトナーカートリッジまたはト
ナーカートリッジの容量を識別するようユーザに指示し
てもよい。それでもなお、ユーザが提供する情報が正確
であるということを保証するために、またはユーザがそ
のような指示に応答しない場合に、本発明をなお有利に
用いることができる。
リンタ内に装填されているトナーカートリッジまたはト
ナーカートリッジの容量を識別するようユーザに指示し
てもよい。それでもなお、ユーザが提供する情報が正確
であるということを保証するために、またはユーザがそ
のような指示に応答しない場合に、本発明をなお有利に
用いることができる。
【００２５】プリンタ１０は通常の印刷を開始し（ステ
ップ１０４）、印刷した画素を画素カウンタ４４によっ
てカウントする（ステップ１０６）。プリンタ１０は、
プロセッサ３６によって、画素カウントに基づいてトナ
ーカートリッジ内の残存トナー量を推定する。例えば、
印刷した画素数を推定トナー量に変換し、そのトナーの
量を、トナーカートリッジ３１の想定初期容量から差し
引く。プリンタ１０は、画素カウントに基づいたこの推
定残存トナーを、ユーザに報告してもよい。
ップ１０４）、印刷した画素を画素カウンタ４４によっ
てカウントする（ステップ１０６）。プリンタ１０は、
プロセッサ３６によって、画素カウントに基づいてトナ
ーカートリッジ内の残存トナー量を推定する。例えば、
印刷した画素数を推定トナー量に変換し、そのトナーの
量を、トナーカートリッジ３１の想定初期容量から差し
引く。プリンタ１０は、画素カウントに基づいたこの推
定残存トナーを、ユーザに報告してもよい。
【００２６】プリンタ１０は、トナーセンサ３０からト
ナーロー信号を受け取るまで、または、画素カウントに
基づいたトナー推定値が、初期容量想定に基づいた予測
トナーロー信号レベルよりも低くなったが、トナーロー
信号を受け取っていない状態の時（ステップ１０８）ま
で、通常の印刷を継続する（ステップ１０４）。
ナーロー信号を受け取るまで、または、画素カウントに
基づいたトナー推定値が、初期容量想定に基づいた予測
トナーロー信号レベルよりも低くなったが、トナーロー
信号を受け取っていない状態の時（ステップ１０８）ま
で、通常の印刷を継続する（ステップ１０４）。
【００２７】いくらか後の時点において、トナーロー信
号を受け取ると、または、画素カウントに基づいたトナ
ー推定値が予測トナーロー信号レベルよりも低くなる
と、プロセッサ３６は、画素カウントに基づいた推定残
存トナーを、予測トナーロー信号レベルと比較して、一
致するかどうかを決定する（ステップ１１０）。一致す
る場合には、トナーカートリッジ３１の想定初期容量は
正確である。しかし、一致しない場合には、トナーカー
トリッジ３１の想定初期容量は不正確であり、トナーカ
ートリッジ３１に正確な容量を付与しなければならない
（ステップ１１２）。
号を受け取ると、または、画素カウントに基づいたトナ
ー推定値が予測トナーロー信号レベルよりも低くなる
と、プロセッサ３６は、画素カウントに基づいた推定残
存トナーを、予測トナーロー信号レベルと比較して、一
致するかどうかを決定する（ステップ１１０）。一致す
る場合には、トナーカートリッジ３１の想定初期容量は
正確である。しかし、一致しない場合には、トナーカー
トリッジ３１の想定初期容量は不正確であり、トナーカ
ートリッジ３１に正確な容量を付与しなければならない
（ステップ１１２）。
【００２８】プリンタ１０は、画素カウントに基づいた
推定残存トナーと予測トナーロー信号レベルとの差に基
づいて、実際のトナー容量を決定することができる。し
たがって、例えば、トナーレベル信号が供給される時、
画素カウントに基づいた推定残存トナーのほうが実際の
トナーレベルよりも大きい場合には、実際のトナー容量
は想定初期容量よりも小さい。この差に基づいて、プロ
セッサ３６はトナーカートリッジの実際の容量を決定す
ることができる。他方、画素カウントに基づいた推定残
存トナーのほうが予測トナーロー信号レベル、すなわ
ち、トナーレベル信号が供給されるべきであったレベ
ル、よりも少ないのに、トナーレベル信号が供給されて
いない場合には、実際のトナー容量は想定初期容量より
も大きい。したがって、プリンタ１０は、画素カウント
および単一レベルのトナーセンサ信号に基づいて、トナ
ー容量を識別することができる。
推定残存トナーと予測トナーロー信号レベルとの差に基
づいて、実際のトナー容量を決定することができる。し
たがって、例えば、トナーレベル信号が供給される時、
画素カウントに基づいた推定残存トナーのほうが実際の
トナーレベルよりも大きい場合には、実際のトナー容量
は想定初期容量よりも小さい。この差に基づいて、プロ
セッサ３６はトナーカートリッジの実際の容量を決定す
ることができる。他方、画素カウントに基づいた推定残
存トナーのほうが予測トナーロー信号レベル、すなわ
ち、トナーレベル信号が供給されるべきであったレベ
ル、よりも少ないのに、トナーレベル信号が供給されて
いない場合には、実際のトナー容量は想定初期容量より
も大きい。したがって、プリンタ１０は、画素カウント
および単一レベルのトナーセンサ信号に基づいて、トナ
ー容量を識別することができる。
【００２９】プリンタ１０は、ルックアップテ−ブル４
６を用いて、トナー使用の画素推定値についての補正係
数、すなわち重み係数、を提供して（ステップ１１
４）、トナーカートリッジの寿命の残りについて全残存
トナーの正確な推定値を提供することができるようにな
っている。したがって、例えば、初期想定カートリッジ
容量が４０００ページであり、画素カウントに基づくと
２５００ページのトナー容量が残存している、すなわ
ち、１５００ページ印刷したと推定されるが、トナーレ
ベル信号はトナーの３０パーセントが残存しているとい
うことを示している場合には、ステップ１１２におい
て、想定カートリッジ容量が２０００ページという他の
容量に変更される。しかし、カートリッジ容量が２００
０ページであると想定してもなお、画素カウントに基づ
いた推定残存トナーは不正確である。言い換えれば、１
５００ページ印刷したと推定しているので、５００ペー
ジのトナー容量が残存しているはずである。しかしトナ
ーレベル信号は、６００ページ、すなわち２０００ペー
ジの３０パーセント、が残存しているということを示し
ている。したがって、ステップ１１４においてルックア
ップテ−ブル４６を用いて重み係数を提供し、トナー使
用の画素推定値を補正する。推定残存トナーに対するこ
の補正は、ある期間にわたって行い、推定トナーレベル
の劇的な変化がユーザに分からないようにすることが可
能である。
６を用いて、トナー使用の画素推定値についての補正係
数、すなわち重み係数、を提供して（ステップ１１
４）、トナーカートリッジの寿命の残りについて全残存
トナーの正確な推定値を提供することができるようにな
っている。したがって、例えば、初期想定カートリッジ
容量が４０００ページであり、画素カウントに基づくと
２５００ページのトナー容量が残存している、すなわ
ち、１５００ページ印刷したと推定されるが、トナーレ
ベル信号はトナーの３０パーセントが残存しているとい
うことを示している場合には、ステップ１１２におい
て、想定カートリッジ容量が２０００ページという他の
容量に変更される。しかし、カートリッジ容量が２００
０ページであると想定してもなお、画素カウントに基づ
いた推定残存トナーは不正確である。言い換えれば、１
５００ページ印刷したと推定しているので、５００ペー
ジのトナー容量が残存しているはずである。しかしトナ
ーレベル信号は、６００ページ、すなわち２０００ペー
ジの３０パーセント、が残存しているということを示し
ている。したがって、ステップ１１４においてルックア
ップテ−ブル４６を用いて重み係数を提供し、トナー使
用の画素推定値を補正する。推定残存トナーに対するこ
の補正は、ある期間にわたって行い、推定トナーレベル
の劇的な変化がユーザに分からないようにすることが可
能である。
【００３０】初期想定トナー容量が低すぎる場合には、
ステップ１１２において、トナーレベル信号を受け取ら
ずにトナー容量をより大きい容量に変更する。したがっ
て、ステップ１１４において、実際の残存トナーレベル
はまだ未知であるため、重み係数を提供することができ
ない。したがって、想定トナー容量が増えると（ステッ
プ１１５）、プロセスはステップ１０４に戻る。ステッ
プ１０８およびステップ１１０においてトナーレベル信
号が発生するまで、プロセスはこの新しい想定トナー容
量を用い続ける。
ステップ１１２において、トナーレベル信号を受け取ら
ずにトナー容量をより大きい容量に変更する。したがっ
て、ステップ１１４において、実際の残存トナーレベル
はまだ未知であるため、重み係数を提供することができ
ない。したがって、想定トナー容量が増えると（ステッ
プ１１５）、プロセスはステップ１０４に戻る。ステッ
プ１０８およびステップ１１０においてトナーレベル信
号が発生するまで、プロセスはこの新しい想定トナー容
量を用い続ける。
【００３１】ステップ１１５において想定トナー容量が
増えない場合、または、ステップ１１０において画素カ
ウントに基づいたカートリッジ容量が想定容量と一致す
る場合には、プリンタ１０は、トナーカートリッジ３１
の寿命の終わりまでトナーレベルを報告し続ける（ステ
ップ１１６）。画素カウントの再較正がステップ１１４
において起こっていない場合には、ステップ１１６にお
いて起こる。したがって、例えば、画素カウントはトナ
ーの２８パーセントが残存しているということを示して
いるが、トナーレベル信号はトナーの３０パーセントが
実際に残存しているということを示す場合、すなわち、
画素カウンタがトナーレベルを実際よりも低く推定して
いる場合には、ルックアップテ−ブル４６が重み係数を
提供して、この実際よりも低い推定を補正する。トナー
カートリッジの寿命の終わりまたはそれよりも前におい
て、ユーザは警告を受け、トナーカートリッジ３１を取
り替えるように指示される（ステップ１１８）。
増えない場合、または、ステップ１１０において画素カ
ウントに基づいたカートリッジ容量が想定容量と一致す
る場合には、プリンタ１０は、トナーカートリッジ３１
の寿命の終わりまでトナーレベルを報告し続ける（ステ
ップ１１６）。画素カウントの再較正がステップ１１４
において起こっていない場合には、ステップ１１６にお
いて起こる。したがって、例えば、画素カウントはトナ
ーの２８パーセントが残存しているということを示して
いるが、トナーレベル信号はトナーの３０パーセントが
実際に残存しているということを示す場合、すなわち、
画素カウンタがトナーレベルを実際よりも低く推定して
いる場合には、ルックアップテ−ブル４６が重み係数を
提供して、この実際よりも低い推定を補正する。トナー
カートリッジの寿命の終わりまたはそれよりも前におい
て、ユーザは警告を受け、トナーカートリッジ３１を取
り替えるように指示される（ステップ１１８）。
【００３２】図３は、本発明の動作を示すグラフ１５０
である。図３において、Ｘ軸は、印刷したページ数に換
算したカートリッジ容量を表し、Ｙ軸は、トナーカート
リッジ内に残存しているトナーが何パーセントと示され
ているかを表す。簡素化にするために、グラフ１５０
は、２０００ページと４０００ページという２つのトナ
ーカートリッジ容量のみを示す。しかし、本発明は、望
むならば、さらなるトナーカートリッジ容量で用いても
よい、ということが理解されるべきである。
である。図３において、Ｘ軸は、印刷したページ数に換
算したカートリッジ容量を表し、Ｙ軸は、トナーカート
リッジ内に残存しているトナーが何パーセントと示され
ているかを表す。簡素化にするために、グラフ１５０
は、２０００ページと４０００ページという２つのトナ
ーカートリッジ容量のみを示す。しかし、本発明は、望
むならば、さらなるトナーカートリッジ容量で用いても
よい、ということが理解されるべきである。
【００３３】トナーカートリッジ容量が２つである場
合、筋書きとしては４つ可能性がある。１つの筋書きに
おいて、２０００ページのトナーカートリッジがプリン
タ１０内に装填され、プリンタ１０は、２０００ページ
のトナーカートリッジが取り付けられたと想定する。こ
れをグラフ１５０において、円をつないだ線１５２で表
す。プリンタ１０内の画素カウンタ４４は、印刷される
画素をカウントする。印刷中のある時点において、例え
ば点１５４で示すトナーの３０パーセントが残存してい
る時に、トナーセンサ３０がトナーロー信号を供給す
る。画素カウントに基づいた推定トナーレベルが、トナ
ーセンサ３０に基づいた実際のトナーレベルと比較され
て、取り付けたトナーカートリッジのタイプを決定す
る。この筋書きにおいては、推定トナーレベルが実際の
トナーレベル、すなわち３０パーセント、とほぼ一致し
ているので、プリンタ１０は、トナー容量が２０００ペ
ージであると想定し続ける。次にプリンタ１０は、ルッ
クアップテ−ブル４６によって、トナーレベル信号に基
づいたトナーレベルと画素カウントとの間の相違に基づ
いて、残存トナー量の画素カウント推定値に最低限の補
正を行い、プリンタ１０は、トナーカートリッジの容量
が２０００ページであるとの想定に基づいて、トナーレ
ベルを報告し続ける。
合、筋書きとしては４つ可能性がある。１つの筋書きに
おいて、２０００ページのトナーカートリッジがプリン
タ１０内に装填され、プリンタ１０は、２０００ページ
のトナーカートリッジが取り付けられたと想定する。こ
れをグラフ１５０において、円をつないだ線１５２で表
す。プリンタ１０内の画素カウンタ４４は、印刷される
画素をカウントする。印刷中のある時点において、例え
ば点１５４で示すトナーの３０パーセントが残存してい
る時に、トナーセンサ３０がトナーロー信号を供給す
る。画素カウントに基づいた推定トナーレベルが、トナ
ーセンサ３０に基づいた実際のトナーレベルと比較され
て、取り付けたトナーカートリッジのタイプを決定す
る。この筋書きにおいては、推定トナーレベルが実際の
トナーレベル、すなわち３０パーセント、とほぼ一致し
ているので、プリンタ１０は、トナー容量が２０００ペ
ージであると想定し続ける。次にプリンタ１０は、ルッ
クアップテ−ブル４６によって、トナーレベル信号に基
づいたトナーレベルと画素カウントとの間の相違に基づ
いて、残存トナー量の画素カウント推定値に最低限の補
正を行い、プリンタ１０は、トナーカートリッジの容量
が２０００ページであるとの想定に基づいて、トナーレ
ベルを報告し続ける。
【００３４】同様の筋書きにおいて、４０００ページの
トナーカートリッジがプリンタ１０内に装填され、プリ
ンタ１０は、４０００ページのトナーカートリッジが取
り付けられたと想定する。これを、ひし形をつないだ線
１６２で表す。上の場合と同様に、例えば点１６４にお
いてトナーの３０パーセントが残存している時に、トナ
ーセンサ３０がトナーロー信号を供給する。画素カウン
トに基づいた推定トナーレベルが、トナーセンサ３０に
基づいた実際のトナーレベルとほぼ一致しているので、
プリンタ１０は、トナー容量が４０００ページであると
想定し続ける。次にプリンタ１０は、ルックアップテ−
ブル４６によって、トナーレベル信号に基づいたトナー
レベルと画素カウントとの間の相違に基づいて、残存ト
ナー量の画素カウント推定値に最低限の補正を行い、プ
リンタ１０は、トナーカートリッジの容量が４０００ペ
ージであるとの想定に基づいて、トナーレベルを報告し
続ける。
トナーカートリッジがプリンタ１０内に装填され、プリ
ンタ１０は、４０００ページのトナーカートリッジが取
り付けられたと想定する。これを、ひし形をつないだ線
１６２で表す。上の場合と同様に、例えば点１６４にお
いてトナーの３０パーセントが残存している時に、トナ
ーセンサ３０がトナーロー信号を供給する。画素カウン
トに基づいた推定トナーレベルが、トナーセンサ３０に
基づいた実際のトナーレベルとほぼ一致しているので、
プリンタ１０は、トナー容量が４０００ページであると
想定し続ける。次にプリンタ１０は、ルックアップテ−
ブル４６によって、トナーレベル信号に基づいたトナー
レベルと画素カウントとの間の相違に基づいて、残存ト
ナー量の画素カウント推定値に最低限の補正を行い、プ
リンタ１０は、トナーカートリッジの容量が４０００ペ
ージであるとの想定に基づいて、トナーレベルを報告し
続ける。
【００３５】他の筋書きにおいて、２０００ページのト
ナーカートリッジがプリンタ１０内に装填されるが、プ
リンタ１０は、４０００ページのトナーカートリッジが
取り付けられたと想定する。これを、×印をつないだ線
１７２で表す。図３に示すように、プリンタ１０は最
初、想定初期容量、すなわち４０００ページ、に基づい
て残存トナーを推定する。推定トナー使用は、４０００
ページのモデルにしたがって直線状になる、すなわち、
線１７２は線１６２の上に重なる。これは、点１７４に
おいてトナーセンサ３０がトナーロー信号を発生するま
で続く。トナーの約３０パーセントが残存している時、
すなわち、約１４００ページを印刷した時に、トナーセ
ンサ３０がトナーロー信号を供給する。プリンタ１０
は、画素カウントに基づいた推定トナーレベルを、トナ
ーロー信号に基づいた既知のトナーレベルと比較する。
約６５パーセントである、画素カウントに基づいた推定
トナーレベルと、約３０パーセントである実際のトナー
レベルとにかなり差があるので、プリンタ１０は、トナ
ーカートリッジの容量が２０００ページであると正確に
識別できるようになる。したがって、トナーカートリッ
ジの想定容量は２０００ページに変更される。さらに、
画素カウントのいかなる誤差も、ルックアップテ−ブル
４６からの重み係数で補正して、トナーカートリッジの
寿命の残りについて画素カウントが信頼性の高いトナー
レベル推定値を提供するようにすることができる。これ
を、点１７４の後で勾配が増大する線１７２で示す。し
たがって、例えば、トナーレベル信号はトナーの３０パ
ーセントが残存しているということを示すが、２０００
ページであるという新しい想定に基づいた画素カウント
は、例えばトナーの３２パーセントが残存しているとい
うことを示す場合、ルックアップテ−ブル４６は、この
２パーセントの相違を補正する重み係数を提供する。
ナーカートリッジがプリンタ１０内に装填されるが、プ
リンタ１０は、４０００ページのトナーカートリッジが
取り付けられたと想定する。これを、×印をつないだ線
１７２で表す。図３に示すように、プリンタ１０は最
初、想定初期容量、すなわち４０００ページ、に基づい
て残存トナーを推定する。推定トナー使用は、４０００
ページのモデルにしたがって直線状になる、すなわち、
線１７２は線１６２の上に重なる。これは、点１７４に
おいてトナーセンサ３０がトナーロー信号を発生するま
で続く。トナーの約３０パーセントが残存している時、
すなわち、約１４００ページを印刷した時に、トナーセ
ンサ３０がトナーロー信号を供給する。プリンタ１０
は、画素カウントに基づいた推定トナーレベルを、トナ
ーロー信号に基づいた既知のトナーレベルと比較する。
約６５パーセントである、画素カウントに基づいた推定
トナーレベルと、約３０パーセントである実際のトナー
レベルとにかなり差があるので、プリンタ１０は、トナ
ーカートリッジの容量が２０００ページであると正確に
識別できるようになる。したがって、トナーカートリッ
ジの想定容量は２０００ページに変更される。さらに、
画素カウントのいかなる誤差も、ルックアップテ−ブル
４６からの重み係数で補正して、トナーカートリッジの
寿命の残りについて画素カウントが信頼性の高いトナー
レベル推定値を提供するようにすることができる。これ
を、点１７４の後で勾配が増大する線１７２で示す。し
たがって、例えば、トナーレベル信号はトナーの３０パ
ーセントが残存しているということを示すが、２０００
ページであるという新しい想定に基づいた画素カウント
は、例えばトナーの３２パーセントが残存しているとい
うことを示す場合、ルックアップテ−ブル４６は、この
２パーセントの相違を補正する重み係数を提供する。
【００３６】最後の筋書きにおいて、４０００ページの
トナーカートリッジがプリンタ１０内に装填されるが、
プリンタ１０は、２０００ページのトナーカートリッジ
が取り付けられたと想定する。これを、正方形をつない
だ線１８２で表す。図３に示すように、推定トナー使用
は、想定した２０００ページのモデルにしたがって直線
状になり、したがって、線１８２は線１５２の上に重な
る。これは、点１５４において、画素カウントに基づい
た推定残存トナーが、トナーの３０パーセントが残存し
ているということを示すまで続く。トナーセンサ３０が
トナーロー信号を発生することなく、画素カウントに基
づいた推定残存トナーが予測トナーロー信号レベル、す
なわち、想定した２０００ページのトナーカートリッジ
の３０パーセント、よりも低くなる場合には、プリンタ
１０は、想定印刷カートリッジ容量を４０００ページに
変更することができる。もちろん、例えば５パーセント
の安全余裕（margin）を用いて、想定カートリッジ容量
の調整が時機尚早にならないことを保証してもよい。し
たがって、プリンタ１０は、他の容量、すなわち４００
０ページ、を選択し、この新しい想定を用いてルックア
ップテ−ブル４６から重み係数を捜し、トナーカートリ
ッジの寿命の残りについて画素カウントが信頼性の高い
トナーレベル推定値を提供する。これを、点１５４の後
で勾配が減少する線１８２で示す。
トナーカートリッジがプリンタ１０内に装填されるが、
プリンタ１０は、２０００ページのトナーカートリッジ
が取り付けられたと想定する。これを、正方形をつない
だ線１８２で表す。図３に示すように、推定トナー使用
は、想定した２０００ページのモデルにしたがって直線
状になり、したがって、線１８２は線１５２の上に重な
る。これは、点１５４において、画素カウントに基づい
た推定残存トナーが、トナーの３０パーセントが残存し
ているということを示すまで続く。トナーセンサ３０が
トナーロー信号を発生することなく、画素カウントに基
づいた推定残存トナーが予測トナーロー信号レベル、す
なわち、想定した２０００ページのトナーカートリッジ
の３０パーセント、よりも低くなる場合には、プリンタ
１０は、想定印刷カートリッジ容量を４０００ページに
変更することができる。もちろん、例えば５パーセント
の安全余裕（margin）を用いて、想定カートリッジ容量
の調整が時機尚早にならないことを保証してもよい。し
たがって、プリンタ１０は、他の容量、すなわち４００
０ページ、を選択し、この新しい想定を用いてルックア
ップテ−ブル４６から重み係数を捜し、トナーカートリ
ッジの寿命の残りについて画素カウントが信頼性の高い
トナーレベル推定値を提供する。これを、点１５４の後
で勾配が減少する線１８２で示す。
【００３７】望むならば、点１８４において、トナーセ
ンサ３０がトナーロー信号を供給して、４０００ページ
の容量の３０パーセントが残存しているということを示
す場合には、プリンタ１０は画素カウンタをもう一度再
較正して、トナーレベルを報告し続けてもよい。また
は、いったんプリンタ１０がトナーカートリッジの容量
は４０００ページであると識別すると、プリンタ１０は
トナー容量は既に識別しているため、トナーロー信号を
無視してもよい。
ンサ３０がトナーロー信号を供給して、４０００ページ
の容量の３０パーセントが残存しているということを示
す場合には、プリンタ１０は画素カウンタをもう一度再
較正して、トナーレベルを報告し続けてもよい。また
は、いったんプリンタ１０がトナーカートリッジの容量
は４０００ページであると識別すると、プリンタ１０は
トナー容量は既に識別しているため、トナーロー信号を
無視してもよい。
【００３８】本発明を用いて、インクカートリッジ、例
えばカートリッジ３１、のインク容量を決定する場合、
推定残存インクは、カウンタ４４が、印刷された要素、
すなわちインク滴、をカウントすることによって、決定
される。実際のインクレベルは、インクレベルセンサ、
例えばセンサ３０、によって決定される。インクカート
リッジのインク容量を決定するプロセスは、図２および
図３に示すものとほぼ同様である。
えばカートリッジ３１、のインク容量を決定する場合、
推定残存インクは、カウンタ４４が、印刷された要素、
すなわちインク滴、をカウントすることによって、決定
される。実際のインクレベルは、インクレベルセンサ、
例えばセンサ３０、によって決定される。インクカート
リッジのインク容量を決定するプロセスは、図２および
図３に示すものとほぼ同様である。
【００３９】前述の説明は、本発明を例示するものに過
ぎない、ということが理解されるべきである。当業者で
あれば、本発明から逸脱することなく、様々な他にとり
得るものおよび変形を考案することができる。例えば、
本発明を２つの択一のトナー容量、すなわち２０００ペ
ージと４０００ページ、に基づいて説明した。しかし、
本発明を用いて、２つよりも多い択一のトナー容量を有
するトナーカートリッジを識別してもよい、ということ
が理解されるべきである。本発明は、いかなるレベル
の、２０から４０パーセントに限定されないトナーレベ
ル信号を供給することによって実施してもよい。しか
し、トナーレベル信号の供給が早すぎる、例えばトナー
の９０パーセントが残存している時に供給される場合に
は、画素カウントに基づいた推定残存トナーと、トナー
レベル信号に基づいた既知のトナーレベルとの差が、ト
ナー容量を正確に識別するには不十分であるかもしれな
い。さらに、本発明は、いかなる適切な電子写真式画像
形成装置において用いてもよい、ということが理解され
るべきである。このような電子写真式画像形成装置に
は、レーザプリンタ、電子写真式複写機、およびファク
シミリ機が含まれるが、これらに限定するものではな
い。さらに、トナーセンサのタイプおよび画素カウント
の方法を変えてもよい。推定残存トナーへの補正は、図
３に示す重み係数を用いて直線状であってもよく、非直
線状であってもよい。したがって、本発明は、併記の特
許請求の範囲内にあるすべてのこのような他にとり得る
もの、変形、および変化を包含するように意図される。
ぎない、ということが理解されるべきである。当業者で
あれば、本発明から逸脱することなく、様々な他にとり
得るものおよび変形を考案することができる。例えば、
本発明を２つの択一のトナー容量、すなわち２０００ペ
ージと４０００ページ、に基づいて説明した。しかし、
本発明を用いて、２つよりも多い択一のトナー容量を有
するトナーカートリッジを識別してもよい、ということ
が理解されるべきである。本発明は、いかなるレベル
の、２０から４０パーセントに限定されないトナーレベ
ル信号を供給することによって実施してもよい。しか
し、トナーレベル信号の供給が早すぎる、例えばトナー
の９０パーセントが残存している時に供給される場合に
は、画素カウントに基づいた推定残存トナーと、トナー
レベル信号に基づいた既知のトナーレベルとの差が、ト
ナー容量を正確に識別するには不十分であるかもしれな
い。さらに、本発明は、いかなる適切な電子写真式画像
形成装置において用いてもよい、ということが理解され
るべきである。このような電子写真式画像形成装置に
は、レーザプリンタ、電子写真式複写機、およびファク
シミリ機が含まれるが、これらに限定するものではな
い。さらに、トナーセンサのタイプおよび画素カウント
の方法を変えてもよい。推定残存トナーへの補正は、図
３に示す重み係数を用いて直線状であってもよく、非直
線状であってもよい。したがって、本発明は、併記の特
許請求の範囲内にあるすべてのこのような他にとり得る
もの、変形、および変化を包含するように意図される。
【図１】 本発明による画像形成装置のブロック図であ
る。
る。
【図２】 本発明による画像形成装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】 本発明の動作を示す図である。
１０：画像形成装置 ３０：印刷媒体センサ ３１：印刷媒体カートリッジ ３６：プロセッサ ４４：印刷要素カウンタ ４６：ルックアップテ−ブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C056 EA20 EA22 EB04 EB20 EB51 EB52 EB56 EC26 KC01 2H027 DA45 DB01 DD02 DE07 EC06 GB03 GB13 GB20 HB02 HB06 2H077 AA01 AA33 DA15 DA34 DA62 DA78 GA13
Claims (10)
- 【請求項１】 印刷媒体カートリッジの容量を識別する
方法であって、 前記印刷媒体カートリッジの容量を想定するステップ
と、 印刷された要素のカウントと前記想定した印刷媒体の容
量とに基づいて、前記印刷媒体レベルを推定するステッ
プと、 前記印刷媒体カートリッジ内の印刷媒体が既知のレベル
にある時を示す印刷媒体レベル信号を供給するステップ
と、 印刷された要素のカウントに基づいた前記推定印刷媒体
レベルを、前記印刷媒体の既知のレベルと比較すること
によって、前記容量を決定するステップと、 前記印刷媒体カートリッジの実際の容量を付与するステ
ップであって、前記印刷媒体レベル信号が供給された時
に、前記推定印刷媒体レベルが前記印刷媒体の既知のレ
ベルと異なる場合には、前記実際の容量は前記想定容量
と異なり、前記推定印刷媒体レベルが前記印刷媒体の既
知のレベルとほぼ同じである場合には、前記実際の容量
は前記想定トナー容量である、ステップと、を含む方
法。 - 【請求項２】 前記印刷媒体はトナーであり、前記印刷
された要素のカウントは画素カウントである、請求項１
記載の方法。 - 【請求項３】 前記印刷媒体はインクであり、前記印刷
された要素のカウントは液滴カウントである、請求項１
記載の方法。 - 【請求項４】 前記容量を決定する前記ステップは、印
刷媒体レベル信号を供給する前記ステップの前に行わ
れ、前記推定印刷媒体レベルが前記印刷媒体の既知のレ
ベルよりも低く、かつ印刷媒体レベル信号が供給されな
い場合には、前記実際の印刷媒体容量は前記想定印刷媒
体容量と異なる、請求項１記載の方法。 - 【請求項５】 前記実際の印刷媒体容量を付与する前記
ステップが、 前記印刷媒体レベル信号が供給された時に、前記推定印
刷媒体レベルが前記印刷媒体の既知のレベルよりも高い
場合には、前記実際の容量として前記想定容量よりも小
さな容量を付与するステップと、 前記印刷媒体レベル信号が供給される前に、前記推定印
刷媒体レベルが前記印刷媒体の既知のレベルよりも低い
場合には、前記実際の容量として前記想定容量よりも大
きな容量を付与するステップと、を含む、請求項１記載
の方法。 - 【請求項６】 画像形成装置において、印刷媒体カート
リッジを前記画像形成装置内に装填する時には未知であ
る印刷媒体カートリッジの容量を識別するシステムであ
って、 前記印刷媒体カートリッジ内の印刷媒体が単一の既知の
レベルよりも低下する時を検出するように配置された印
刷媒体検知要素を有する、印刷媒体センサと、 前記画像形成装置が画像を形成する時に印刷された要素
をカウントするように構成された、印刷された要素のカ
ウンタと、 前記印刷媒体センサおよび前記印刷された要素のカウン
タからの信号を受信するように結合され、前記印刷され
た要素のカウンタからの信号に基づいて前記印刷媒体カ
ートリッジ内に残存する前記印刷媒体を推定するように
構成され、前記推定残存印刷媒体と前記既知のレベルと
の比較に基づいて、前記印刷媒体カートリッジの前記印
刷媒体容量を識別するように構成された、プロセッサ
と、を含むシステム。 - 【請求項７】 前記印刷媒体センサが、光学センサおよ
びヒューズセンサのうちの少なくとも１つである、請求
項６記載のシステム。 - 【請求項８】 前記画像形成装置が電子写真式印刷装置
であり、前記印刷媒体がトナーであり、前記印刷された
要素のカウンタは画素カウンタである、請求項６記載の
システム。 - 【請求項９】 前記画像形成装置がインクジェット印刷
装置であり、前記印刷媒体はインクであり、前記印刷さ
れた要素のカウンタは液滴カウンタである、請求項６記
載のシステム。 - 【請求項１０】 ルックアップテ−ブルをさらに含
み、前記プロセッサが、前記識別された印刷媒体容量と
前記ルックアップテ−ブルとを用いて、前記印刷された
要素のカウンタからの信号に基づいて前記印刷媒体カー
トリッジ内に残存する前記印刷媒体の推定値を再較正す
るように構成されている、請求項６記載のシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/824892 | 2001-04-02 | ||
| US09/824,892 US6456802B1 (en) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | Capacity determination for toner or ink cartridge |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002372848A true JP2002372848A (ja) | 2002-12-26 |
| JP2002372848A5 JP2002372848A5 (ja) | 2005-04-07 |
| JP4380965B2 JP4380965B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=25242579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002094078A Expired - Fee Related JP4380965B2 (ja) | 2001-04-02 | 2002-03-29 | 印刷媒体カートリッジの容量を識別する方法および装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6456802B1 (ja) |
| JP (1) | JP4380965B2 (ja) |
| GB (1) | GB2374320B (ja) |
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