JP2015049328A - 画像形成装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 センサー値を取得した際に、カレント値とセンサー値の乖離が大きい場合であっても、トナー残量の表示の遷移によってユーザが困惑してしまうのを防止すること。
【解決手段】 センサー値に対応して、カレント値が緩やかに推移するように制御する。具体的には、トナー残量の予測値を算出する際に、トナー消費量に対して、センサー値に応じたトナー消費量の補正処理を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置、制御方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置は、トナー等の記録材を用いて、シートに画像形成を行う。一般的に、記録材は、カートリッジ等の収容部に収容されている。そして、画像形成装置の中には、収容部に残っている記録材の残量を検出して、その値をUI等の表示部に表示するものがある。
従来、センサーを設け、それによって検知された値をそのまま記録材の残量として表示していた。センサーは、コスト面等を考慮して、残量がある程度低くなるまで正確な検知精度が発揮できないものが採用される場合が多い。その場合、センサーでは、例えば100%、20%、0%というように、記録材の残量の検知が離散的に行われる。その結果、表示部においても、例えば100%、20%、0%というように、記録材の残量の表示が離散的に行われることになる。
これに対して、残量の検知を離散的に行うセンサーを採用しつつも、表示部においては記録材の残量を連続的に表示する技術が存在する(特許文献1)。例えば、画像形成を行った際に、ラスタデータのドットカウント値に基づいて、トナー残量の予測値を算出し、その値をトナー残量のカレント値として表示する。そして、センサーからトナー残量のセンサー値を取得した場合に、そのセンサー値でカレント値を更新する。
特開2006−343621号公報
センサー値を取得した際に、カレント値とセンサー値の乖離が大きい場合には、トナー残量の表示の遷移によってユーザが困惑してしまうことがある。例えば、センサー値がカレント値より小さかった場合に、カレント値をセンサー値で更新すると、ユーザは、トナーがあまり消費されていない筈なのに、トナー残量が急激に減少したのは何故だろう、と疑問に感じてしまう可能性がある。また、センサー値がカレント値より大かった場合に、センサー値がカレント値に追い付くまでカレント値を更新せずにいると、ユーザは、トナーが消費されている筈なのに、トナー残量が暫く停滞しているのは何故だろう、と疑問に感じてしまう可能性がある。
本発明は、センサー値を取得した際に、カレント値とセンサー値の乖離が大きい場合であっても、トナー残量の表示の遷移によってユーザが困惑してしまうのを防止することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、記録材を用いて画像形成を行う画像形成装置であって、前記記録材の残量を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された記録材の残量を記憶する記憶手段と、前記画像形成で得られた情報に基づいて、前記記録材の消費量を算出する第1の算出手段と、前記記憶手段により記憶された前記記録材の残量に基づいて、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を補正する補正手段と、前記補正手段により補正された前記記録材の消費量に基づいて、前記記録材の残量を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段により算出された前記記録材の残量を表示すべき記録材の残量として設定する設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、センサー値を取得した際に、カレント値とセンサー値の乖離が大きい場合であっても、トナー残量の表示の遷移によってユーザが困惑してしまうのを防止することが可能となる。
画像形成装置の構成を示すブロック図 コントローラの構成を示すブロック図 プリントエンジンの構成を示すブロック図 トナーの残量検知の制御を示すフローチャート(前半) トナーの残量検知の制御を示すフローチャート(後半) トナー消費量の補正処理の詳細を示すフローチャート(第1の実施形態) トナー残量の推移を示す図(従来例) トナー残量の推移を示す図(第1の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移するケース) トナー残量の推移を示す図(第1の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より低めに推移するケース) トナー残量の推移を示す図(第1の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移する場合にセンサー値の誤検知が発生したケース) トナー消費量の補正処理の詳細を示すフローチャート(第2の実施形態) トナー残量の推移を示す図(第2の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移するケース) トナー残量の推移を示す図(第2の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より低めに推移するケース) トナー残量の推移を示す図(第3の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移するケース) トナー残量の推移を示す図(第3の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より低めに推移するケース)
〔第1の実施形態〕
図1は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。
データ処理装置101(例えばPC)は、画像データを生成し、当該画像データを画像形成装置102に送信する。
画像形成装置102(例えばレーザープリンタ)は、データ処理装置101から画像データを受信し、当該画像データに基づいてシートに画像形成を行う。なお、画像形成装置102は、スキャナ機能やFAX機能等を有する複合機であってもよい。
UI301は、ユーザインターフェースであり、ユーザに様々な情報を伝える表示部や、ユーザから様々な操作を受け付ける操作部を有する。表示部には、後述するトナー残量のカレント値が表示される。なお、トナー残量のカレント値は、外部I/Fを介してデータ処理装置101等の外部装置に送信し、データ処理装置101等の外部装置が有する表示部に表示してもよい。
コントローラ302は、PDLデータに基づいてビットマップデータを生成し、当該ビットマップデータをプリントエンジン303に送信する。コントローラ302の詳細は、図2を用いて後述する。
プリントエンジン303は、コントローラ302から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。なお、画像形成の方式は、電子写真方式以外の、例えばインクジェット方式等でもよい。この場合、電子写真方式の記録材はトナーであるが、インクジェット方式の記録材はインクである。
なお、コントローラ302とプリントエンジン303は、別体としているが、一体であってもよい。
図2は、コントローラの構成を示すブロック図である。
CPU401は、ROM402に格納されたプログラムをRAM403に展開し、当該プログラムを実行して画像形成装置102の制御を行う。また、CPU401は、後述するように、ドットカウント部409でカウントされるドットカウントから換算されるトナー消費量の予測値や、プリントエンジン303から通知されるトナー残量のセンサー値に基づいて、トナー残量を算出する。そして、CPU401は、算出したトナー残量を、パネルI/F405を介してUI301に表示したり、外部I/F404を介してデータ処理装置101に通知したりする。
ROM402は、CPU401が実行するプログラム等を記憶する。
RAM403は、ROM402から展開されたプログラム等を記憶する。また、RAM403は、PDLデータ、PDLデータを解釈して生成される中間データ、中間データをレンダリングして生成されるビットマップデータ、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータスやログ情報等も記憶する。
外部I/F404は、データ処理装置101とコントローラ302とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
パネルI/F405は、UI301とコントローラ302とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
エンジンI/F406は、プリントエンジン303とコントローラ302とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
DMAC407は、CPU401から命令を受け、RAM403に対してデータアクセスすなわちデータの書き込みや読み出しを行う。
レンダリング部408は、中間データをビットマップデータに展開する。
ドットカウント部409は、展開されたビットマップデータに含まれるドットのうち、画像形成を行う際にトナーを消費するドットの数をカウントする。具体的には、白以外の色のドット数がカウントされる。例えば、モノクロ印刷の場合は、K(黒)に対応するドット数である。また、カラー印刷の場合は、Y(イエロー)・M(マゼンダ)・C(シアン)・K(黒)の何れかに対応するドットの数である。なお、ドット数のカウントは、CPU401やレンダリング部408が行ってもよい。
EEPROM410は、画像形成装置102の設定情報等を記憶する。
バス411は、コントローラ302内の各構成を相互に接続する。
図3は、プリントエンジンの構成を示すブロック図である。
CPU501は、ROM502に格納されたプログラムをRAM503に展開し、当該プログラムを実行してプリントエンジン303の制御を行う。
ROM502は、CPU501が実行するプログラム等を記憶する。
RAM503は、ROM502から展開されたプログラム等を記憶する。
トナー残量センサー504は、カートリッジ509に含まれるトナー残量を計測する。センサーにおけるトナー残量の検知方式としては、例えば、透磁率検知式、マグネット式、圧電振動式、透過光式等が存在する。センサーは、例えば、トナー残量が20%、0%等の所定値に達した場合に、その値をセンサー値として検知する。つまり、トナー残量が100%〜21%であるときは100%、トナー残量が20%〜1%であるときは20%、トナー残量が0%であるときは0%として検知する。なお、センサーは、カートリッジ509の中に備えられることとしてもよい。
駆動制御部505は、画像形成部508が画像形成を行う際に必要な各種モーターを駆動させる。
ステータス変化検知部506は、画像形成装置におけるジャムやカバーオープン等のステータス変化を検知する。また、ステータス変化検知部506は、カートリッジ509の交換も検知する。なお、テータス変化の検知は、CPU501が行うこととしてもよい。
コントローラI/F507は、コントローラ302とプリントエンジン303とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
画像形成部508は、コントローラ302から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。
カートリッジ509は、トナーを収容する収容部として、画像形成装置102に装着可能な所謂プロセスカートリッジであり、画像形成部508が画像形成を行う際に使用するトナー等を格納する。また、カートリッジ509は、不揮発性の記憶媒体を有し、その中にはカートリッジ情報が記憶される。カートリッジ情報には、例えば、カートリッジが新品か否かを示す情報、カートリッジの色を示す色情報、カートリッジの現在のトナー残量を示すトナー残量情報等が含まれる。なお、カートリッジ509は、バス510には接続されているが、専用線を介してCPU501と接続されることとしてもよい。
バス510は、プリントエンジン303内の各構成を相互に接続する。
図4及び図5は、トナーの残量検知の制御を示すフローチャートである。
左側のフローチャートに示す制御は、コントローラ302において、CPU401がROM402に格納された制御プログラムをRAM403に展開して実行することにより実現される。また、右側のフローチャートに示す制御は、プリントエンジン303において、CPU501がROM502に格納された制御プログラムをRAM503に展開して実行することにより実現される。
まず、CPU501は、カートリッジ509が交換されたか否か判断する(S201)。これは、画像形成装置102にカートリッジ509が新たに装着されたことを検出することによって判断する。カートリッジ509が装着されたことは、ステータス変化検知部506がカートリッジ509の装着を検知しCPU501に通知することによって認識される。カートリッジ509の装着は、カートリッジ509を交換するために設けられたカバーの開閉よって検知してもよいし、部品の着脱に応じてハード的にオン/オフ状態が変化するボタンやスイッチ等によって検知してもよい。S201でYESの場合、S202に進む。S201でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、カートリッジ509が交換された旨を示すカートリッジ交換通知を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S202)。
次に、CPU401は、カートリッジ交換通知を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S101)。S101でYESの場合、S102に進む。S101でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、カートリッジ509のカートリッジ情報を要求するカートリッジ情報要求を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303へ送信する(S102)。
次に、CPU501は、カートリッジ情報要求を、コントローラI/F507を介してコントローラ302から受信したか否か判断する(S203)。S203でYESの場合、S204に進む。S203でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、カートリッジ509のカートリッジ情報を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S204)。
次に、CPU401は、カートリッジ情報を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S103)。S103でYESの場合、S104に進む。S103でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、カートリッジ情報に基づいて、トナー残量のカレント値の初期化を行う(S104)。ここで、トナー残量のカレント値とは、コントローラ302がカートリッジ509のトナー残量として認識している値であり、UI301を介してユーザに表示される値である。トナー残量のカレント値の初期化は、具体的には、カートリッジ情報を参照し、カートリッジが新品であることが分かれば、トナー残量のカレント値を100%に設定する。また、カートリッジが新品であることが分からなければ、トナー残量のカレント値を前述したカートリッジ情報に含まれるトナー残量情報に対応する値に設定する。トナー残量のカレント値は、RAM403等に保持される。
次に、CPU401は、画像形成を実行すべきジョブを、外部I/F404を介してデータ処理装置101から入力したか否か判断する(S105)。ここで、ジョブとしては、PDL印刷ジョブ、コピージョブ、FAX受信印刷ジョブ等が挙げられる。S105でYESの場合、S106に進む。S105でNOの場合、S111へ進む。
次に、CPU401は、ジョブに基づいて、画像形成に必要な画像処理を実行する(S106)。ここで、画像処理の中には、レンダリング部408を制御して、印刷データを展開しラスタデータを生成する処理が含まれる。
次に、CPU401は、画像処理によって生成されたラスタデータを、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303へ送信する(S107)。
次に、CPU401は、ドットカウント部409から、ラスタデータの生成時に計測されたドットカウント値を取得する(S108)。ドットカウント値とは、ラスタデータに含まれる白以外の画素数のことである。なお、ドットカウント値は、ページ単位で取得してもよいし、ジョブ単位で取得してもよい。
次に、CPU401は、S108で取得したドットカウント値に基づいて、トナー消費量を算出する(S116)。具体的には、(今回のジョブ又はページの印刷実行時におけるドットカウント値〔dot〕)×(ドット毎のトナー消費量〔g/dot〕)=(今回のジョブ実行によるトナー消費量〔g〕)という計算を行う。ドット毎のトナー消費量は、1画素あたりのトナー消費量ともいえる。ここで、ドット毎のトナー消費量は、ROM402に予め格納されていてもよいし、S103で受信したカートリッジ情報に含まれていてもよい。
次に、CPU401は、S116で算出したトナー消費量に対して、トナー消費量の補正処理を行う(S117)。この処理の詳細は、図6を用いて後述する。
次に、CPU401は、S117で補正処理を行ったトナー消費量に基づいて、トナー残量の予測値を算出する(S109)。具体的には、まず、(現在のトナー残量〔g〕)―(今回のジョブ実行による補正処理後のトナー消費量〔g〕)=(新たなトナー残量〔g〕)という計算を行う。ここで、―は減算を意味する。次に、(新たなトナー残量〔g〕)/(カートリッジの未使用状態におけるトナー残量〔g〕)=(新たなトナー残量の予測値〔%〕)という計算を行う。ここで、カートリッジの未使用状態におけるトナー残量は、ROM402に予め格納されていてもよいし、S103で受信したカートリッジ情報に含まれていてもよい。
次に、CPU401は、S109で算出した予測値で、トナー残量のカレント値を更新する(S110)。
一方、CPU501は、ラスタデータを、コントローラI/F507を介してコントローラ302から受信したか否か判断する(S205)。S205でYESの場合、S206に進む。S205でNOの場合、S208へ進む。
次に、CPU501は、画像形成部508を制御することにより、ラスタデータに基づいて画像形成を実行する(S206)。
次に、CPU501は、トナー残量センサー504から、トナー残量のセンサー値を取得する(S207)。なお、センサー値取得のタイミングは、ページ単位で画像形成が完了したタイミングでもよいし、ジョブ単位で画像形成が完了したタイミングでもよい。また、センサー値取得のタイミングは、所定の時間が経過する度としてもよい。
次に、CPU501は、今回取得したセンサー値が、前回取得したセンサー値から変化したか否か判断する(S208)。S208でYESの場合、S209に進む。S208でNOの場合、S205に戻る。
次に、CPU501は、センサー値が変化した旨を示すセンサー値変化通知を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S209)。
次に、CPU401は、センサー値変化通知を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S111)。S111でYESの場合、S112に進む。S111でNOの場合、S105に戻る。
次に、CPU401は、センサー値を要求するセンサー値要求を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303へ送信する(S112)。
次に、CPU501は、センサー値要求を、コントローラI/F507を介してコントローラ302から受信したか否か判断する(S210)。S210でYESの場合、S211に進む。S210でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、センサー値を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S211)。
次に、CPU401は、センサー値を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S113)。S113でYESの場合、S114に進む。S113でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、S113で受信したセンサー値をRAM403に記憶する(S118)。
次に、CPU401は、トナー残量のカレント値を参照して、トナー残量がゼロになったか否か判断する(S115)。S115でYESの場合、処理を終了する。S115でNOの場合、S105に戻る。
一方、CPU501は、トナー残量のセンサー値を参照して、トナー残量がゼロになったか否か判断する(S212)。S212でYESの場合、処理を終了する。S212でNOの場合、S205に戻る。
図6は、トナー消費量の補正処理の詳細を示すフローチャート(第1の実施形態)である。
まず、CPU401は、現在のトナー残量のカレント値(前回算出したトナー残量の予測値:前回設定したトナー残量のカレント値)が、今のセンサー値(S118でRAM403に記憶されたセンサー値)より大きいか否か判断する(S301)。S301でYESの場合、S302へ進む。S301でNOの場合、S303へ進む。
次に、CPU401は、トナー消費量にCRG容量の0.5%に相当するトナー量を加算した値を、補正後のトナー消費量とする(S302)。その後、処理を終了する。なお、このとき加算する値は、CRG容量に対する割合の代わりに、トナー消費量に対する割合やトナー残量値に対する割合としてもよい。
次に、CPU401は、現在のトナー残量のカレント値(前回算出したトナー残量の予測値:前回設定したトナー残量のカレント値)が、次のセンサー値(次回取得するセンサー値)と規定値の合計値より大きいか否か判断する。(S303)。次のセンサー値とは、エンジンが取得可能な、現在のセンサー値より小さい、最大の値を指す。図7の場合、センサー値が100%ならば、次のセンサー値は40%である。センサー値が40%ならば、次のセンサー値は0%である。規定値とは、本処理を開始する起点を決定する値である。今回の例では規定値を10%とする。S303でYESの場合、処理を終了する。このとき、トナー消費量の補正は行われないことになる。S303でNOの場合、S304へ進む。
次に、CPU401は、カウンタiを1に初期化する。(S304)。
次に、CPU401は、現在のトナー残量のカレント値(前回算出したトナー残量の予測値:前回設定したトナー残量のカレント値)が、次のセンサー値と規定値/2^iの合計値より大きいか否か判断する(S305)。ここで、2^iは、2の累乗を意味する。S305でYESの場合、S307へ進む。S305でNOの場合、S306へ進む。
次に、CPU401は、カウンタiをインクリメントする。(S306)
次に、CPU401は、トナー消費量を2^iで除算した値を、補正後のトナー消費量とする(S307)。その後、処理を終了する。
図7は、トナー残量の推移を示す図(従来例)である。
L100は、現実のトナー残量の推移である。ここで、現実のトナー残量とは、実際に存在しているトナー残量の正確な値であり、例えばセンサーが全体域に渡って非常に精度の良いものでない限り、直接的に取得することは非常に困難である。
L200は、トナー残量のセンサー値の推移である。
L210は、トナー残量のセンサー値がとり得る値である。この例において、とり得る値は、100%、20%、0%であり、20%をLowレベル(カートリッジを交換する目安となるトナー無しに近い状態)の閾値とする。
L300は、トナー残量のカレント値の推移である。
P100〜P102は、物理量のポイントである。各ポイントとカレント値との関係は、以下のとおりである。
P100は、カートリッジが交換された際に、S104で、トナー残量のカレント値を100%に初期化した時に対応する。
P100〜P101の区間は、トナー残量のセンサー値が100%から20%に変化するまでの間に、S105〜S111のループを繰り返して、トナー残量の予測値を算出しトナー残量のカレント値を更新し続けている区間に対応する。
P101は、トナー残量のカレント値が急に変化する時であり、トナー残量のセンサー値が100%から20%に変化した際に、S114で、トナー残量のセンサー値によりトナー残量のカレント値を20%に更新した時に対応する。
P101〜P102の区間は、トナー残量のセンサー値が20%から0%に変化するまでの間に、S105〜S111のループを繰り返して、トナー残量の予測値を算出しトナー残量のカレント値を更新し続けている区間に対応する。
P102は、トナー残量のカレント値が急に変化する時であり、トナー残量のセンサー値が20%から0%に変化した際に、S114で、トナー残量のセンサー値によりトナー残量のカレント値を0%に更新した時に対応する。
図8は、トナー残量の推移を示す図(第1の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移するケース)である。
図8(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
本発明を適用しない場合、P201において、トナー残量のセンサー値が40%になった場合に、トナー残量のカレント値がトナー残量のセンサー値で更新されてしまう。
この結果、本発明を適用しない場合、トナー残量が50%から40%へ急激に減少してしまう。
図8(B)は、本発明を適用した場合を示している。
本発明を適用した場合、P201において、センサー値が40%になった場合に、すぐにトナー残量が40%へ推移せず、P201より前に比べ大きく減少推移している。これは、P201において、トナー残量のカレント値がセンサー値より大きいため、S301でYESとなり、消費量にCRG容量の0.5%が加算されたからである。
また、本発明を適用した場合、P202において、トナー残量のセンサー値が0%になった場合に、すぐにトナー残量が0%へ推移せず、P201より前に比べ大きく減少推移している。この場合は、センサー値では0%を検知しているにも関わらず、トナー残量算出値が0%となっていないため、この状態で印刷をし続けるとかすれが発生する可能性がある。そのため、センサー値が0%の場合はS302にて消費量に加算する値をCRG容量の2%したり、トナー残量を半分するといった、消費量を通常時より増大する処理に切り替えてもよい。
この結果、本発明を適用した場合、カレント値が高めに推移する場合に、センサー値が変化した時点においてトナー残量が大幅に減少することを防止できる。
図9は、トナー残量の推移を示す図(第1の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より低めに推移するケース)である。
図9(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
本発明を適用しない場合、P204において、トナー残量が40%よりわずかに大きいになった場合に、トナー残量のカレント値の更新が一時停止してしまう。その後、P201において、更新が再開される。
この結果、本発明を適用しない場合、40%よりわずかに大きい値で更新が行われなくなる。
図9(B)は、本発明を適用した場合を示している。
本発明を適用した場合、P205からP206の区間において、P205より前よりも小さく減少推移している。これは、次のセンサー値(40%)+先述の規定値(10%)=50%より前回のトナー残量が小さくなったため、S303でYESとなり、S305でYESとなるため、消費量=消費量/2となるからである。
また、P205からP206の区間において、消費量がさらに減少している。これは、次のセンサー値(40%)+先述の規定値(10%)=50%より前回のトナー残量が小さくなったため、S303でYESとなり、一回目のS305でNO、2回目のS305でYESとなるため、消費量=消費量/4となるからである。
この結果、本発明を適用した場合、カレント値が低めに推移する場合に、トナー残量更新の一時停止を防止することができる。
図10は、トナー残量の推移を示す図(第1の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移する場合にセンサー値の誤検知が発生したケース)である。
図10(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
本発明を適用しない場合、P207からP208の区間において、トナー残量のセンサー値のセンサー値が誤検知により早めのタイミングで40%になった場合であっても、トナー残量のカレント値がトナー残量のセンサー値で更新されてしまう。
図10(B)は、本発明を適用した場合を示している。
本発明を適用した場合、P207からP208の区間において、トナー残量のセンサー値が誤検知により早めのタイミングで40%になった場合には、P207より前よりも大きく減少推移している。これは、P207において、前回の残量値がセンサー値より大きいため、S301でYESとなり、消費量にCRG容量の0.5%が加算されたからである。
この結果、トナー残量のセンサー値に誤検知があったとしても、トナー残量のカレント値がトナー残量の理想的な推移から大きく乖離してしまうのを防止することができる。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態は、第1の実施形態に対して、トナー消費量の補正処理を変更したものである。
第1の実施形態と共通する部分(図1〜図5)については、説明を省略する。
図11は、トナー消費量の補正処理の詳細を示すフローチャート(第2の実施形態)である。
まず、CPU401は、トナー残量のカレント値(前回算出したトナー残量の予測値)が、目標値より大きいか否かを判断する(S401)。目標値とは、トナー消費量補正値の変更が終了するトナー残量値を指す。目標値は、予め決められた固定値でもUI301からの入力に従ってパネルI/F405を介してCPU401が設定する値でもよい。今回は目標値を20%とする。S401でYESの場合、S402へ進む。S401でNOの場合、S403へ進む。
次に、CPU401は、トナー消費量補正値を初期値に更新する(S402)。
次に、CPU401は、トナー消費量補正値が初期値であるかどうかを判断する(S403)。S403でYESの場合はS404へ進む。S403でNOの場合は、S408へ進む。
次に、CPU401は、センサー値が所定値であるかどうかを判断する(S404)。所定値とはセンサーが取得可能な値のひとつを指す。今回は所定値を40%とする。S404でYESの場合、S405へ進む。S404でNOの場合、S406へ進む。
次に、CPU401は、S404においてセンサー値が所定の値であると判断した場合は、トナー残量補正値を算出する(S405)。算出には、下記の計算式(1)を用いる。
Figure 2015049328
例えば、最初に取得できるセンサー値が40%、最後に誤差を修正した値を100%、前回のトナー残量が50%、目標値が20%であった場合の算出結果は以下となる。トナー残量補正値=(50%−20%))/(40%−20%)/((100%−50%)/(100%−40%))=1.8。これらの値は、CRGのトナー容器を占める割合でもトナー自体の重さであってもよい。
次に、CPU401は、トナー残量のカレント値(前回算出したトナー残量の予測値)が所定値より大きいか判断する。(S406)。S406でYESの場合はS410へ進む。S406でNOの場合はS407へ進む。
次に、CPU401は、トナー消費量補正値を最小値にする(S407)。最小値とは、この値をトナー消費量補正値としてS410でトナー消費量を算出した場合に、所定値から目標値までトナー残量が推移する間に、所定値のセンサー値が通知されることが保障される最大の値を指す。最小値はROM402に保持されるプログラムのモジュールの中に予め定義されている情報であっても、プリントエンジン303が保持している情報を電源起動時にCPU401がエンジンI/F406を介して取得する情報であってもよい。また、ドットカウント部409から取得したドットカウント値の累計から算出してもよい。
次に、CPU401は、トナー消費量補正値が最小値かつセンサー値が所定値であるかを判断する(S408)。S408でYESの場合は、S409へ進む。S408でNOの場合は、S410へ進む。
次に、CPU401は、トナー残量補正値を算出する(S409)。算出には、下記の計算式(2)を用いる。
Figure 2015049328
例えば、最初に取得できるセンサー値が40%、最後に誤差を修正した値を100%、前回のトナー残量が38%、目標値が20%、最小値が0.1であった場合に、
トナー残量補正値=((38%−20%)/(40%−20%))*(100%−40%)/((100%−40%)+(40%−38%)/0.1)=0.675となる。これらの値は、CRGのトナー容器を占める割合でもトナー自体の重さであってもよい。
次に、CPU401は、トナー消費量にトナー消費量補正値を乗算した値を、補正後のトナー消費量とする(S410)。その後、処理を終了する。
図12は、トナー残量の推移を示す図(第2の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移するケース)である。
図12(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
本発明を適用しない場合、P201において、トナー残量のセンサー値が40%になった場合に、トナー残量のカレント値がトナー残量のセンサー値で更新されてしまう。
この結果、本発明を適用しない場合、トナー残量が50%から40%へ急激に減少してしまう。
図12(B)は、本発明を適用した場合を示している。
本発明を適用した場合、P201からP210まで緩やかに推移している。これは、P201到達時に、センサー値が40%になったため、S404でYESとなり、トナー消費量補正値が算出されるためである。
また、P210到達時において、P201までの推移と同じに戻っている。これは、トナー残量値が目標値である20%になったため、S401でYESとなりトナー消費量補正値を初期値に戻しているためである。
この結果、本発明を適用した場合、カレント値が低めに推移する場合に、トナー残量更新の一時停止を防止することができる。
図13は、トナー残量の推移を示す図(第2の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より低めに推移するケース)である。
図13(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
本発明を適用しない場合、P204において、トナー残量が40%よりわずかに大きい値になった場合に、トナー残量のカレント値の更新が一時停止してしまう。その後、P201において、更新が再開される。
この結果、本発明を適用しない場合、40%よりわずかに大きい値で更新が行われなくなる。
図13(B)は、本発明を適用した場合を示している。
本発明を適用した場合、P211からP201の区間において、わずかに減少推移している。これは、P211において、前回のトナー残量値がセンサー値を所定値を下回っているため、S407でYESとなり、トナー消費量補正値が最小値として、消費量が更新されるためである。
また、P201からP210の区間において、減少の推移が増大している。これは、P201において、トナー消費量補正値が最小値かつセンサー値が所定値になったため、S409よりトナー消費量補正値が算出され、消費量が更新されるためである。
また、P210において、P201までの推移と同じに戻っている。これは、トナー残量値が目標値である20%になったため、S401でYESとなりトナー消費量補正値を初期値に戻しているためである。
この結果、本発明を適用した場合、カレント値が低めに推移する場合に、トナー残量更新の一時停止を防止することができる。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態は、第2の実施形態に対して、トナー消費量の補正処理に用いる数式を変更したものである。
第1の実施形態と共通する部分(図1〜図5)と、第2の実施形態と共通する部分(図1〜図5)については、説明を省略する。
本実施形態では、式(1)の代わりに以下の式(3)を用い、式(2)の代わりに以下の式(4)を用いる。
Figure 2015049328
Figure 2015049328

図14は、トナー残量の推移を示す図(第3の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より高めに推移するケース)である。
図14において、図12と共通する部分については、説明を省略する。
図14(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
図14(B)は、本発明を適用した場合を示している。
図14(B)では、図12(B)と比較して、P201以降において、カレント値が、現実のトナー残量より高い位置に偏らず、現実のトナー残量の近傍を推移できるようになる。
図15は、トナー残量の推移を示す図(第3の実施形態:カレント値が現実のトナー残量より低めに推移するケース)である。
図15において、図13と共通する部分については、説明を省略する。
図15(A)は、本発明を適用しなかった場合を示している。
図15(B)は、本発明を適用した場合を示している。
図15(B)では、図13(B)と比較して、P201以降において、カレント値が、現実のトナー残量より低い位置に偏らず、現実のトナー残量の近傍を推移できるようになる。
〔他の実施形態〕
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 記録材を用いて画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記記録材の残量を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された記録材の残量を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成で得られた情報に基づいて、前記記録材の消費量を算出する第1の算出手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記記録材の残量に基づいて、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された前記記録材の消費量に基づいて、前記記録材の残量を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段により算出された前記記録材の残量を表示すべき記録材の残量として設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正手段は、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量が前記記憶手段により記憶された前記記録材の残量より大きい場合に、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量に第1の値を加算することにより、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の値は、前記記録材を収容する収容部の容量に所定値を乗算した値であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正手段は、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量が前記取得手段により取得された前記記録材の残量より小さい場合に、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を第2の値で除算することにより、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を補正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の値は、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量が小さくなるにつれて、大きくなることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の値は、所定値の累乗であることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正手段は、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量が前記取得手段により取得された前記記録材の残量より小さい場合において、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量が前記取得手段により次回取得される前記記録材の残量に基づく値より大きい場合には、前記記録材の消費量を補正しないことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記補正手段は、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を第3の値で乗算することにより、前記第1の算出手段により算出された前記記録材の消費量を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記第3の値は、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量と前記記憶手段により記憶された前記記録材の残量に基づいて算出された値であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の算出手段は、前記画像形成で用いたラスタデータに含まれる白以外の画素数に1画素あたりの前記記録材の消費量を乗算することにより、前記記録材の消費量を算出することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の算出手段は、前記設定手段により前回設定された前記記録材の残量から前記補正手段により補正された前記記録材の消費量を減算することにより、前記記録材の残量を算出することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記設定手段により設定された前記記録材の残量を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記設定手段により設定された前記記録材の残量を外部装置に送信する送信手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記記録材は、トナーであることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の画像形成装置。
  15. 記録材を用いて画像形成を行う画像形成装置の制御方法であって、
    前記記録材の残量を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された記録材の残量を記憶する記憶工程と、
    前記画像形成で得られた情報に基づいて、前記記録材の消費量を算出する第1の算出工程と、
    前記記憶工程により記憶された前記記録材の残量に基づいて、前記第1の算出工程により算出された前記記録材の消費量を補正する補正工程と、
    前記補正工程により補正された前記記録材の消費量に基づいて、前記記録材の残量を算出する第2の算出工程と、
    前記第2の算出工程により算出された前記記録材の残量を表示すべき記録材の残量として設定する設定工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 記録材を用いて画像形成を行う画像形成装置に、
    前記記録材の残量を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された記録材の残量を記憶する記憶工程と、
    前記画像形成で得られた情報に基づいて、前記記録材の消費量を算出する第1の算出工程と、
    前記記憶工程により記憶された前記記録材の残量に基づいて、前記第1の算出工程により算出された前記記録材の消費量を補正する補正工程と、
    前記補正工程により補正された前記記録材の消費量に基づいて、前記記録材の残量を算出する第2の算出工程と、
    前記第2の算出工程により算出された前記記録材の残量を表示すべき記録材の残量として設定する設定工程と、
    を実行させるためのプログラム。
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