JP2015084045A - 画像形成装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 センサー値と予測値に基づいて記録材の残量を決定する装置において、センサーに誤検知が発生した場合であっても、記録材の残量を適切に決定する。【解決手段】 センサー値が変化してから所定時間が経過するまで、変化後のセンサー値に基づく予測値をメインカレントとして採用しない。【選択図】 図9

Description

本発明は、画像形成装置、制御方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置は、トナー等の記録材を用いて、シートに画像形成を行う。一般的に、記録材は、カートリッジ等の収容部に収容されている。そして、画像形成装置の中には、収容部に残っている記録材の残量を検出して、その値をUI等の表示部に表示するものがある。
従来、センサーを設け、それによって検知された値をそのまま記録材の残量として表示していた。センサーは、コスト面等を考慮して、残量がある程度低くなるまで正確な検知精度が発揮できないものが採用される場合が多い。その場合、センサーでは、例えば100%、20%、0%というように、記録材の残量の検知が離散的に行われる。その結果、表示部においても、例えば100%、20%、0%というように、記録材の残量の表示が離散的に行われることになる。
これに対して、残量の検知を離散的に行うセンサーを採用しつつも、表示部においては記録材の残量を連続的に表示する技術が存在する(特許文献1)。例えば、画像形成を行った際に、ラスタデータのドットカウント値に基づいて、トナー残量の予測値を算出し、その値をトナー残量のカレント値として表示する。そして、センサーからトナー残量のセンサー値を取得した場合に、そのセンサー値でカレント値を更新する。
特開2006−343621号公報
しかしながら、センサーの能力や実際のトナー残量の程度によっては、センサーがトナー残量を誤検知し、実際のトナー残量とは大きく異なる値をセンサー値として通知することがある。この場合、センサー値でカレント値を更新すると、カレント値は、実際のトナー残量に近づくどころか、実際のトナー残量から大きく乖離した値となってしまう。その結果、表示部においても、実際のトナー残量から大きく乖離した値が表示されてしまい、ユーザを困惑させてしまう。
本発明は、センサー値と予測値に基づいて記録材の残量を決定する装置において、センサーに誤検知が発生した場合であっても、記録材の残量を適切に決定することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、記録材を収容する収容部を装着可能であり、前記記録材を用いて画像形成を行う画像形成手段を有する画像形成装置であって、前記収容部における記録材の残量を取得する取得手段と、前記画像形成で用いたデータと前記取得手段により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記収容部における記録材の残量を予測する予測手段と、前記予測手段により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定手段と、前記取得手段により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまで、当該変化後の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明は、センサー値と予測値に基づいて記録材の残量を決定する装置において、センサーに誤検知が発生した場合であっても、記録材の残量を適切に決定することが可能となる。
画像形成装置の構成を示すブロック図 コントローラの構成を示すブロック図 プリントエンジンの構成を示すブロック図 トナーの残量検知の制御を示すフローチャート(前半) トナーの残量検知の制御を示すフローチャート(後半) 予測値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャート センサー値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャート トナー残量の推移を示す図(センサー値の誤検知が途中で発生しなかった場合) トナー残量の推移を示す図(センサー値の誤検知が途中で発生した場合) 予測値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャート センサー値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャート トナー残量の推移を示す図(センサー値の誤検知が途中で発生した場合)
〔第1の実施形態〕
図1は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。
データ処理装置101(例えばPC)は、画像データを生成し、当該画像データを画像形成装置102に送信する。
画像形成装置102(例えばレーザープリンタ)は、データ処理装置101から画像データを受信し、当該画像データに基づいてシートに画像形成を行う。なお、画像形成装置102は、スキャナ機能やFAX機能等を有する複合機であってもよい。
UI301は、ユーザインターフェースであり、ユーザに様々な情報を伝える表示部や、ユーザから様々な操作を受け付ける操作部を有する。表示部には、後述するトナー残量のカレント値が表示される。なお、トナー残量のカレント値は、ホストI/Fを介してデータ処理装置101等の外部装置に送信し、データ処理装置101等の外部装置が有する表示部に表示してもよい。
コントローラ302は、PDLデータに基づいてビットマップデータを生成し、当該ビットマップデータをプリントエンジン303に送信する。コントローラ302の詳細は、図2を用いて後述する。
プリントエンジン303は、コントローラ302から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。なお、画像形成の方式は、電子写真方式以外の、例えばインクジェット方式等でもよい。この場合、電子写真方式の記録材はトナーであるが、インクジェット方式の記録材はインクである。
なお、コントローラ302とプリントエンジン303は、別体としているが、一体であってもよい。
図2は、コントローラの構成を示すブロック図である。
CPU401は、ROM402に格納されたプログラムをRAM403に展開し、当該プログラムを実行して画像形成装置102の制御を行う。また、CPU401は、後述するように、ドットカウント部409でカウントされるドットカウントから換算されるトナー消費量の予測値や、プリントエンジン303から通知されるトナー残量のセンサー値に基づいて、トナー残量を算出する。そして、CPU401は、算出したトナー残量を、パネルI/F405を介してUI301に表示したり、ホストI/F404を介してデータ処理装置101に通知したりする。
ROM402は、CPU401が実行するプログラム等を記憶する。
RAM403は、ROM402から展開されたプログラム等を記憶する。また、RAM403は、PDLデータ、PDLデータを解釈して生成される中間データ、中間データをレンダリングして生成されるビットマップデータ、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータスやログ情報等も記憶する。
ホストI/F404は、データ処理装置101とコントローラ302とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
パネルI/F405は、UI301とコントローラ302とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
エンジンI/F406は、プリントエンジン303とコントローラ302とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
DMAC407は、CPU401から命令を受け、RAM403に対してデータアクセスすなわちデータの書き込みや読み出しを行う。
レンダリング部408は、中間データをビットマップデータに展開する。
ドットカウント部409は、展開されたビットマップデータに含まれるドットのうち、画像形成を行う際にトナーを消費するドットの数をカウントする。具体的には、白以外の色の画素のドット数がカウントされる。例えば、モノクロ印刷の場合は、K(黒)に対応するドット数である。また、カラー印刷の場合は、Y(イエロー)・M(マゼンダ)・C(シアン)・K(黒)の何れかに対応するドットの数である。なお、ドット数のカウントは、CPU401やレンダリング部408が行ってもよい。
EEPROM410は、画像形成装置102の設定情報等を記憶する。
バス411は、コントローラ302内の各構成を相互に接続する。
タイマー412は、後述するサブカレント値を生成してから経過した時間を計測する。
図3は、プリントエンジンの構成を示すブロック図である。
CPU501は、ROM502に格納されたプログラムをRAM503に展開し、当該プログラムを実行してプリントエンジン303の制御を行う。
ROM502は、CPU501が実行するプログラム等を記憶する。
RAM503は、ROM502から展開されたプログラム等を記憶する。
トナー残量センサー504は、カートリッジ509に含まれるトナー残量を計測する。センサーにおけるトナー残量の検知方式としては、例えば、透磁率検知式、マグネット式、圧電振動式、透過光式等が存在する。センサーは、例えば、トナー残量が20%、0%等の所定値に達した場合に、その値をセンサー値として検知する。つまり、トナー残量が100%〜21%であるときは100%、トナー残量が20%〜1%であるときは20%、トナー残量が0%であるときは0%として検知する。センサーは、例えば温度や湿度のような周辺環境の極端な変化等により、一時的に誤検知(現実のトナー残量から大きく乖離した値を検知してしまうこと)をしてしまうことがある。なお、センサーは、カートリッジ509の中に備えられることとしてもよい。
駆動制御部505は、画像形成部508が画像形成を行う際に必要な各種モーターを駆動させる。
ステータス変化検知部506は、画像形成装置におけるジャムやカバーオープン等のステータス変化を検知する。また、ステータス変化検知部506は、カートリッジ509の交換も検知する。なお、テータス変化の検知は、CPU501が行うこととしてもよい。
コントローラI/F507は、コントローラ302とプリントエンジン303とを相互に接続し、双方間のデータ通信すなわちデータの送信や受信を中継する。
画像形成部508は、コントローラ302から受信したビットマップデータに基づいて、電子写真方式でトナーを用いてシートに画像形成を行う。
カートリッジ509は、トナーを収容する収容部として、画像形成装置102に装着可能な所謂プロセスカートリッジであり、画像形成部508が画像形成を行う際に使用するトナー等を格納する。また、カートリッジ509は、不揮発性の記憶媒体を有し、その中にはカートリッジ情報が記憶される。カートリッジ情報には、例えば、カートリッジが新品か否かを示す情報、カートリッジの色を示す色情報、カートリッジの現在のトナー残量を示すトナー残量情報等が含まれる。なお、カートリッジ509は、バス510には接続されているが、専用線を介してCPU501と接続されることとしてもよい。
バス510は、プリントエンジン303内の各構成を相互に接続する。
図4及び図5は、トナーの残量検知の制御を示すフローチャートである。
左側のフローチャートに示す制御は、コントローラ302において、CPU401がROM402に格納された制御プログラムをRAM403に展開して実行することにより実現される。また、右側のフローチャートに示す制御は、プリントエンジン303において、CPU501がROM502に格納された制御プログラムをRAM503に展開して実行することにより実現される。
まず、CPU501は、カートリッジ509が交換されたか否か判断する(S201)。カートリッジ509が交換されたことは、ステータス変化検知部506がカートリッジ509の交換を検知しCPU501に通知することによって認識される。カートリッジ509の交換は、カートリッジ509を交換するために設けられたカバーの開閉よって検知してもよいし、部品の着脱に応じてハード的にオン/オフ状態が変化するボタンやスイッチ等によって検知してもよい。S201でYESの場合、S202に進む。S201でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、カートリッジ509が交換された旨を示すカートリッジ交換通知を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S202)。
次に、CPU401は、カートリッジ交換通知を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S101)。S101でYESの場合、S102に進む。S101でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、カートリッジ509のカートリッジ情報を要求するカートリッジ情報要求を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303へ送信する(S102)。
次に、CPU501は、カートリッジ情報要求を、コントローラI/F507を介してコントローラ302から受信したか否か判断する(S203)。S203でYESの場合、S204に進む。S203でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、カートリッジ509のカートリッジ情報を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S204)。
次に、CPU401は、カートリッジ情報を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S103)。S103でYESの場合、S104に進む。S103でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、カートリッジ情報に基づいて、トナー残量のカレント値の初期化を行う(S104)。ここで、トナー残量のカレント値とは、コントローラ302がカートリッジ509のトナー残量として認識している値であり、UI301を介してユーザに表示される値である。本実施形態では、トナー残量のカレント値として、メインカレント値とサブカレント値を設ける。メインカレント値とは、UI301に表示される値であり、常に存在する値である。また、サブカレント値とは、UI301には表示されない値であり、常に存在するとは限らない値である。トナー残量のカレント値の初期化では、カートリッジ情報を参照し、カートリッジが新品である場合には、EEPROM410にアクセスし、メインカレント値を100%に設定する。一方、カートリッジが新品でない場合には、メインカレント値を前述したカートリッジ情報に含まれるトナー残量情報に対応する値に設定する。なお、サブカレント値は、後述するS402で生成される。
次に、CPU401は、画像形成を実行すべきジョブを、ホストI/F404を介してデータ処理装置101から入力したか否か判断する(S105)。ここで、ジョブとしては、PDL印刷ジョブ、コピージョブ、FAX受信印刷ジョブ等が挙げられる。S105でYESの場合、S106に進む。S105でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、ジョブに基づいて、画像形成に必要な画像処理を実行する(S106)。ここで、画像処理の中には、レンダリング部408を制御して、印刷データを展開しラスタデータを生成する処理が含まれる。
次に、CPU401は、画像処理によって生成されたラスタデータを、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303へ送信する(S107)。
次に、CPU401は、ドットカウント部409から、ラスタデータの生成時に計測されたドットカウント値を取得する(S108)。なお、ドットカウント値は、ページ単位で取得してもよいし、ジョブ単位で取得してもよい。
次に、CPU401は、ドットカウント値に基づいて、画像形成を実行した後におけるトナー残量の予測値を算出する(S109)。具体的には、まず、(カレント値〔%〕)/100×(カートリッジの未使用状態におけるトナー残量〔g〕)=(現在のトナー残量〔g〕)という計算を行う。次に、(今回のジョブ又はページの印刷実行時におけるドットカウント値〔dot〕)×(ドット毎のトナー消費量〔g/dot〕)=(今回のジョブ実行によるトナー消費量〔g〕)という計算を行う。次に、(現在のトナー残量〔g〕)―(今回のジョブ実行によるトナー消費量〔g〕)=(新たなトナー残量〔g〕)という計算を行う。次に、(新たなトナー残量〔g〕)/(カートリッジの未使用状態におけるトナー残量〔g〕)×100=(新たなトナー残量の予測値〔%〕)という計算を行う。本実施形態では、トナー残量の予測値として、メイン予測値とサブ予測値を設ける。メイン予測値とは、メインカレント値に基づいて算出される値であり、後述するS301でメインカレント値を更新する際に用いられる値である。また、サブ予測値とは、サブカレント値に基づいて算出される値であり、後述するS303でサブカレント値を更新する際に用いられる値である。
次に、CPU401は、算出した予測値で、トナー残量のカレント値を更新する(S110)。この処理の詳細は、図6を用いて後述する。
一方、CPU501は、ラスタデータを、コントローラI/F507を介してコントローラ302から受信したか否か判断する(S205)。S205でYESの場合、S206に進む。S205でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、画像形成部508を制御することにより、ラスタデータに基づいて画像形成を実行する(S206)。
次に、CPU501は、トナー残量センサー504から、トナー残量のセンサー値を取得する(S207)。なお、センサー値取得のタイミングは、ページ単位で画像形成が完了したタイミングでもよいし、ジョブ単位で画像形成が完了したタイミングでもよい。また、センサー値取得のタイミングは、所定の時間が経過する度としてもよい。
次に、CPU501は、今回取得したセンサー値が、前回取得したセンサー値から変化したか否か判断する(S208)。S208でYESの場合、S209に進む。S208でNOの場合、S205に戻る。
次に、CPU501は、センサー値が変化した旨を示すセンサー値変化通知を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S209)。
次に、CPU401は、センサー値変化通知を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S111)。S111でYESの場合、S112に進む。S111でNOの場合、S105に戻る。
次に、CPU401は、センサー値を要求するセンサー値要求を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303へ送信する(S112)。
次に、CPU501は、センサー値要求を、コントローラI/F507を介してコントローラ302から受信したか否か判断する(S210)。S210でYESの場合、S211に進む。S210でNOの場合、待機する。
次に、CPU501は、センサー値を、コントローラI/F507を介してコントローラ302へ送信する(S211)。
次に、CPU401は、センサー値を、エンジンI/F406を介してプリントエンジン303から受信したか否か判断する(S113)。S113でYESの場合、S114に進む。S113でNOの場合、待機する。
次に、CPU401は、センサー値によるトナー残量のカレント値更新処理を行う(S114)。この処理の詳細は、図7を用いて後述する。
次に、CPU401は、トナー残量のカレント値を参照して、トナー残量がゼロになったか否か判断する(S115)。S115でYESの場合、処理を終了する。S115でNOの場合、S105に戻る。
一方、CPU501は、トナー残量のセンサー値を参照して、トナー残量がゼロになったか否か判断する(S212)。S212でYESの場合、処理を終了する。S212でNOの場合、S205に戻る。
図6は、予測値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、CPU401は、S109で算出したメイン予測値で、メインカレント値を更新する(S301)。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、サブカレント値が既に生成され存在しているか否か判断する(S302)。S302でYESの場合、S303に進む。S302でNOの場合、図5のフローチャートに戻る。
次に、CPU401は、S109で算出したサブ予測値で、サブカレント値を更新する(S303)。
次に、CPU401は、タイマー412を参照し、S402でサブカレント値が生成されてから所定時間が経過したか否か判断する(S304)。S304でYESの場合、S305に進む。S304でNOの場合、図5のフローチャートに戻る。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、メインカレント値をサブカレント値で上書きする(S305)。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、サブカレント値を削除する(S306)。S306の後、図5のフローチャートに戻る。
図7は、センサー値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、CPU401は、サブカレント値が既に生成され存在しているか否か判断する(S401)。S401でYESの場合、S404に進む。S401でNOの場合、S402に進む。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、サブカレント値を生成する(S402)。サブカレント値には、S113で受信したセンサー値を設定する。
次に、CPU401は、タイマー412を制御して、サブカレント値が生成されてからの時間の計測を開始する(S403)。既にタイマー412がスタートしている場合には、タイマー412をリセットする。S403の後、図5のフローチャートに戻る。
次に、CPU401は、センサー値が元に戻ったか否か(今回のセンサー値が前々回のセンサー値と等しいか否か)判断する(S404)。S404でYESの場合、S407に進む。S404でNOの場合、S405に進む。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、メインカレント値をサブカレント値で上書きする(S405)。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、サブカレント値をセンサー値で更新する(S406)。S406の後、S403に進む。
次に、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、サブカレント値を削除する(S407)。S407の後、図5のフローチャートに戻る。
図8は、トナー残量の推移を示す図(センサー値の誤検知が途中で発生しなかった場合)である。
L100は、現実のトナー残量の推移である。ここで、現実のトナー残量とは、実際に存在しているトナー残量の正確な値であり、例えばセンサーが全体域に渡って非常に精度の良いものでない限り、直接的に取得することは非常に困難である。
L200は、トナー残量のセンサー値の推移である。
L210は、トナー残量のセンサー値がとり得る値である。この例において、とり得る値は、100%、20%、0%であり、20%をLowレベル(カートリッジを交換する目安となるトナー無しに近い状態)の閾値とする。
L300は、トナー残量のカレント値の推移である。
P100〜P102は、物理量のポイントである。各ポイントとカレント値との関係は、以下のとおりである。
P100は、カートリッジが交換された際に、S104で、トナー残量のカレント値を100%に初期化した時に対応する。
P100〜P101の区間は、トナー残量のセンサー値が100%から20%に変化するまでの間に、S105〜S111のループを繰り返して、トナー残量の予測値を算出しトナー残量のカレント値を更新し続けている区間に対応する。
P101は、トナー残量のカレント値が急に変化する時であり、トナー残量のセンサー値が100%から20%に変化した際に、S114で、トナー残量のセンサー値によりトナー残量のカレント値を20%に更新した時に対応する。
P101〜P102の区間は、トナー残量のセンサー値が20%から0%に変化するまでの間に、S105〜S111のループを繰り返して、トナー残量の予測値を算出しトナー残量のカレント値を更新し続けている区間に対応する。
P102は、トナー残量のカレント値が急に変化する時であり、トナー残量のセンサー値が20%から0%に変化した際に、S114で、トナー残量のセンサー値によりトナー残量のカレント値を0%に更新した時に対応する。
図9は、トナー残量の推移を示す図(センサー値の誤検知が途中で発生した場合)である。
本実施形態では、センサーが誤検知をした場合にセンサー値が短い期間で元に戻ることが多い点に着目し、そのような場合にはセンサー値に基づいて算出したメインカレント値をメインカウント値として採用しないようにする。
図9(A)は、本実施形態を適用しなかった場合を示している。
P103〜P104は、トナー残量のセンサーに誤検知が起きてしまっている期間を示す。ここで、センサーの誤検知とは、現実のトナー残量が所定量に達していないにも関わらず、トナー残量が所定量に達したとセンサーが検知してしまうことである。
本実施形態を適用しなかった場合、P103において、トナー残量のセンサー値が誤検知により一時的に20%になった場合であっても、トナー残量のメインカレント値がトナー残量のセンサー値で更新されてしまう。
この結果、本実施形態を適用しなかった場合、トナー残量のセンサー値に誤検知があると、トナー残量のメインカレント値が現実のトナー残量から大きく乖離してしまう。
図9(B)は、本実施形態を適用した場合を示している。
本実施形態を適用した場合、P103において、トナー残量のセンサー値が誤検知により一時的に20%になった場合には、トナー残量のメインカレント値がトナー残量のセンサー値で更新されない。そして、P103〜P104では、センサー値が変化してから所定時間が経過していないため、変化後のセンサー値に基づく予測値はメインカレントとして採用されず、L300は急激に変化することはない。
一方、本実施形態を適用した場合、P101において、トナー残量のセンサー値が正しく検知されたことによって20%になった場合には、P105で変化後のセンサー値に基づく予測値がメインカレントとして採用される。これは、P101〜P105において、センサー値が変化してから所定時間が経過したことにより、変化後のセンサー値が誤検知によるものではなく正しい値であると判断したからである。
第1の実施形態によれば、トナー残量のセンサー値に誤検知があったとしても、トナー残量のメインカレント値が現実のトナー残量から大きく乖離してしまうのを防止することができる。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、センサー値が変化してから所定時間が経過するまで、変化後のセンサー値に基づく予測値をメインカレントとして採用しなかった。
これに対して、第2の実施形態では、センサー値が変化してすぐに、変化後のセンサー値に基づく予測値をメインカレントとして採用する。
図10は、予測値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャートである。
図6と同様の処理については、同じ番号を付け、説明を省略する。
図10では、図6と比較して、S305が無くなっている点が特徴である。
図11は、センサー値によるトナー残量のカレント値更新処理の詳細を示すフローチャートである。
図7と同様の処理については、同じ番号を付け、説明を省略する。
図11では、図7と比較して、S601,S604が追加され、S405,S406がS602,S603に置き換えられている点が特徴である。
S601において、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、メインカレント値とサブカレント値を入れ替える(S601)。
S602において、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、サブカレント値をメインカレント値で更新する(S602)。
S603において、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、メインカレント値とサブカレント値を入れ替える(S603)。
S604において、CPU401は、EEPROM410にアクセスし、メインカレント値とサブカレント値を入れ替える(S604)。
図12は、トナー残量の推移を示す図(センサー値の誤検知が途中で発生した場合)である。
本実施形態では、センサーが誤検知をした場合にセンサー値が短い期間で元に戻ることが多い点に着目し、そのような場合にはセンサー値に基づいて算出したメインカレント値をメインカウント値として採用しないようにする。
図12(A)は、本実施形態を適用しなかった場合を示している。
図12(A)では、図9(A)と全ての箇所が同様であるため、説明を省略する。
図12(B)は、本実施形態を適用した場合を示している。
図12(B)において、図9(B)と同様の箇所については、同じ番号を付け、説明を省略する。
本実施形態を適用した場合、P103において、トナー残量のセンサー値が誤検知により一時的に20%になった場合には、いったん、変化後のセンサー値に基づく予測値をメインカレントとして採用する。そして、P104では、センサー値が変化してから所定時間が経過する前にセンサー値が元に戻ったため、メインカレントは変化前のセンサー値に基づく予測値に戻される。
一方、本実施形態を適用した場合、P101において、トナー残量のセンサー値が正しく検知されたことによって20%になった場合には、P101で変化後のセンサー値に基づく予測値がメインカレントとして採用される。
第2の実施形態によれば、トナー残量のセンサー値に誤検知があったとしても、トナー残量のメインカレント値が現実のトナー残量から大きく乖離してしまうのを防止することができる。
また、第2の実施形態によれば、トナー残量のセンサー値に誤検知がない場合には、センサー値が変化してすぐに、変化後のセンサー値に基づく予測値をメインカレントとして採用することができる。
〔第3の実施形態〕
第1の実施形態では、トナー残量の表示をプリンタ側で行った。
これに対して、第3の実施形態では、トナー残量の表示をホストコンピュータ側で行う。
具体的には、データ処理装置101のCPUは、トナー残量のカレント値を所定のタイミング(ジョブの完了後や所定時間の経過後等)で画像形成装置102から取得する。そして、データ処理装置101のCPUは、カレント値をデータ処理装置のディスプレイに表示する。
第3の実施形態によれば、トナー残量をホストコンピュータ側で確認できるため、ユーザにとって利便性が向上する。
〔第4の実施形態〕
第3の実施形態では、トナー残量の表示をホストコンピュータ側で行った。
これに加えて、第4の実施形態では、トナー残量の算出もホストコンピュータ側で行う。本実施形態は、特にホストベース方式(画像データの展開処理をホストコンピュータ側で行う方式)のプリントシステムにおいて有効である。
具体的には、データ処理装置101のCPUは、は、センサー値やカートリッジ情報等を所定のタイミング(ジョブの完了後や所定時間の経過後等)で画像形成装置102から取得する。そして、データ処理装置101のCPUは、それらの情報を用いて図4及び図5に記載したコントローラ側の処理を行う。そして、データ処理装置101のCPUは、カレント値をデータ処理装置のディスプレイに表示する。
第5の実施形態によれば、トナー残量の算出をホストコンピュータ側で行うため、プリンタ側の処理の負荷を軽減することができる。
〔他の実施形態〕
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは情報処理装置に供給し、そのシステム或いは情報処理装置のCPU等がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 記録材を用いて画像形成を行う画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    前記記録材の残量を取得する取得手段と、
    前記画像形成で用いたデータと前記取得手段により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記記録材の残量を予測する予測手段と、
    前記予測手段により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定手段と、
    前記取得手段により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまで、当該変化後の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、表示すべき記録材の残量を第1の残量として記憶し、前記取得手段により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまでの間において当該変化後の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を第2の残量として記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録材を用いて画像形成を行う画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    前記記録材の残量を取得する取得手段と、
    前記画像形成で用いたデータと前記取得手段により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記記録材の残量を予測する予測手段と、
    前記予測手段により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定手段と、
    前記取得手段により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまでの間に、前記取得手段により取得される記録材の残量が元に戻った場合に、当該変化前の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、表示すべき記録材の残量を第1の残量として記憶し、前記取得手段により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまでの間において当該変化前の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を第2の残量として記憶することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 記録材を収容する収容部が新たに装着された際に、当該収容部から取得した情報に基づいて、前記設定手段により設定された記録材の残量を更新することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記予測手段は、ラスタデータにおける白以外の色の画素のドットカウント値に基づいて、前記記録材の残量を予測することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記設定手段により設定された記録材の残量を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記設定手段により設定された記録材の残量を外部装置に送信する送信手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記記録材は、トナーであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 記録材の残量を取得する取得工程と、
    画像形成で用いたデータと前記取得工程により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記記録材の残量を予測する予測工程と、
    前記予測工程により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定工程と、
    前記取得工程により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまで、当該変化後の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定しないように制御する制御工程とを有することを特徴とする制御方法。
  11. 記録材の残量を取得する取得工程と、
    画像形成で用いたデータと前記取得工程により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記記録材の残量を予測する予測工程と、
    前記予測工程により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定工程と、
    前記取得工程により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまでの間に、前記取得工程により取得される記録材の残量が元に戻った場合に、当該変化前の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定するように制御する制御工程とを有することを特徴とする制御方法。
  12. 情報処理装置に、
    記録材の残量を取得する取得工程と、
    画像形成で用いたデータと前記取得工程により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記記録材の残量を予測する予測工程と、
    前記予測工程により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定工程と、
    前記取得工程により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまで、当該変化後の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定しないように制御する制御工程とを実行させるためのプログラム。
  13. 情報処理装置に、
    記録材の残量を取得する取得工程と、
    画像形成で用いたデータと前記取得工程により取得された前記記録材の残量に基づいて、前記記録材の残量を予測する予測工程と、
    前記予測工程により予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定する設定工程と、
    前記取得工程により取得される記録材の残量が変化してから所定時間が経過するまでの間に、前記取得工程により取得される記録材の残量が元に戻った場合に、当該変化前の記録材の残量に基づいて予測された記録材の残量を、表示すべき記録材の残量として設定するように制御する制御工程とを実行させるためのプログラム。
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