WO2003106321A1 - 釣合錘 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B17/00Hoistway equipment
    • B66B17/12Counterpoises
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures

Description

釣合錘 技術分野
この発明は、 釣合錘に関する。 更に具体的には、 エレべ一夕装置内において 昇降するかごと接続されて昇降するエレべ一夕装置用の釣合錘に関するもので ある。 背景技術
図 7は、 ロープ式のエレべ一夕装置 2 0 0の概略を示す模式図である。 図 7に示すように、 エレべ一夕装置 2 0 0には、 昇降路 2を備える。 昇降路 2の上方は、 機械室床 4によって仕切られ、 機械室 6が設けられている。 昇降路 2には、 かご 8及び釣合錘 1 0が釣り下げられている。
機械室 6には、 卷上機 2 4が備えられている。 巻上機 2 4には、 ロープ 2 6 が巻きかけられている。 ロープ 2 6の両端はそれぞれ、 機械室 4から昇降路 2 に垂れ下がり、 一端においてかご 8に固定され、 かご 8を昇降路 2に釣り下げ ている。 また、 他端において、 釣合錘 1 0に固定され、 釣合錘 1 0を昇降路 2 に釣り下げられている。
このように構成されたエレべ一夕装置 2 0 0において、 かご 8及び釣合錘 1 0は、 巻上機 2 4の回転に伴うロープの移動によって、 昇降路 2内を昇降する ところで、 このようなロープ式のエレべ一夕装置 2 0 0では、 かご 8と釣合 錘 1 0が、 ロープ 2 6の両端にそれぞれ固定された状態で、 ある程度の重さの バランスをもって昇降する。 また、 釣合錘 1 0は、 システムの効率を考慮して 、 通常、 かご 8の定格荷重の半分の重さに設定されている。
従って、 例えば、 かご 8内部が、 定格荷重の半分以下となっている場合に、 かご 8上昇中にエレベータ装置 2 0 0の故障等により、 かご 8や釣合錘 1 0の 昇降に対する制御ができなくなると、 かご 8の方が釣合錘 1 0よりも軽いため 、 かご 8は上昇速度を増し、 定格速度以上で上昇してしまうことが考えられる 。 また、 この場合、 釣合錘 1 0は、 定格速度以上の速さで、 下方に落ちること になる。
このような非常の場合の対策として、 例えば、 エレべ一夕装置 2 0 0は、 釣 合錘 1 0側の昇降路 2の下方に、 緩衝器 6 0を備える。 この緩衝器 6 0に、 降 下する釣合錘 1 0を衝突させることにより、 ある程度の衝撃を吸収し、 昇降路 2底部に釣合錘 1 0が直接衝突する場合よりも衝撃を和らげることができるよ うになつている。 しかし、 ある程度の衝撃を和らげることができても、 釣合錘 1 0が、 定格速度以上の速さで昇降路 2を降下している場合には、 緩衝器 6 0 に、 定格速度以上の速度で衝突することになる。 このような場合には、 釣合錘 1 0にも、 また、 かご 8にも、 大きな衝撃が与えられることになる。
また、 他に非常の場合の対策として、 例えば、 かご 8あるいは釣合錘 1 0の 下部に、 非常止め装置を設置し、 機械室 6に調速機を設置したものなどがある 。 これにより、 かご 8が、 定格速度以上に速く昇降するのを検出し、 定格速度 以上に速く昇降している場合には、 ブレーキを作動させてかご 8を停止するよ うになつている。 また、 他の対策として、 直接メインロープを掴むような、 口 —プブレーキを設置したりする場合もあり、 エレべ一夕装置の運行にあたって は、 様々な安全の対策が図られている。
しかしながら、 上述したような非常停止用の安全装置を設置するためには、 エレべ一夕装置にある程度のスペースが必要となる。 しかし、 エレべ一夕装置 の設置においては、 省スペース化の要求が大きい場合が多い。 従って、 このよ うな、 設置にスペースを必要とする安全装置は、 必ずしも好適なものとはいえ ない。 また、 メインロープを直接掴んでエレべ一夕を停止させるような装置を 用いる場合、 メインロープの痛みが早くなつてしまうということが考えられる 。 更に、 これらの安全装置は、 構造が複雑となるため、 機能不全が起こりやす く、 また、 それぞれの装置が高価なものである場合が多い。 加えて、 これらの 装置を用いる場合、 制動力は、 摩擦力に依存するため、 制動中の減速力に変動 が大きく、 また、 動作速度が大きい場合には、 制動距離が大きくなり、 シュ一 が磨耗し制動不能となる場合も考えられた。
また、 日本特開平 5— 1 9 3 8 6 0号公報の発明のような装置では、 機器が 動作して、 制動力を発生するまでに、 構造的なタイムラグがあり、 遅れ時間分 、 更に、 かごが増速してしまうことなどが考えられる。 発明の概要
従って、 この発明は、 以上のような問題を解決し、 かごの定格速度以上の昇 降を容易に抑えることを目的として改良されたエレべ一夕装置用釣合錘を提案 するものである。
従って、 この発明の釣合錘は、 エレべ一夕装置内で、 昇降するかごと接続さ れて昇降する釣合錘であって、 釣合錘は、 上部釣合錘と、 下部釣合錘とを備え 、 上部釣合錘と下部釣合錘とは、 切り離しできるものである。 これによれば、 釣合錘を一部切り離して、 かごと釣合錘とのバランスを調整することができる 。 従って、 昇降速度を和らげることができ、 昇降路底部にかご又は釣合錘が衝 突することを防止、 あるいは、 衝突の衝撃を和らげることができる。
また、 この発明の釣合錘は、 上部釣合錘は、 釣合錘が切り離された場合に、 上部釣合錘を停止させる上部ブレーキ装置を備え、 下部釣合錘は、 釣合錘が切 り離された場合に、 下部釣合錘を停止させる下部ブレーキ装置を備えるもので ある。 これによれば、 昇降する上部釣合錘と下部釣合錘とを切り離して個々に 停止されることができるため、 より簡単に、 かごを停止させることができ、 ェ レべ一夕装置の安全を図ることができる。
また、 この発明のエレベータ装置用釣合錘は、 上部釣合錘と、 下部釣合錘と が切り離された場合に、 上部釣合錘と、 下部釣合錘とを連結させるための復帰 手段を備える。 これによつて、 上部釣合錘、 下部釣合錘の切り離し後も、 簡単 に連結を回復することができる。 図面の簡単な説明 図 1は、 この発明の実施の形態におけるエレべ一夕装置を示す斜視図である 図 2は、 この発明の実施の形態におけるエレべ一夕装置の釣合錘の構造を説 明するための模式図である。
図 3は、 この発明の実施の形態におけるエレべ一夕装置の復帰プレートを示 す模式図である。
図 4は、 この発明の実施の形態におけるエレべ一夕装置において、 非常用ブ レーキが作動した状態を示す模式図である。
図 5は、 この発明の実施の形態におけるエレべ一夕装置において、 非常用ブ レーキが作動した場合の上部釣合錘の状態を示すための模式図である。
図 6は、 この発明の実施の形態におけるエレべ一夕装置において、 非常用ブ レーキが作動した場合の下部釣合錘の状態を示すための模式図である。
図 7は、 ロープ式のエレべ一夕装置の概略を示す模式図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 なお、 各図に おいて、 同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ない し省略する。 図 1は、 この発明の実施の形態におけるエレベータ装置 1 0 0を示す模式図 である。 また、 図 2は、 エレべ一夕装置 1 0 0における釣合錘 1 0の構造を説 明するための模式図であり、 図 2 Aは、 正面図、 図 2 Bは、 側面図である。 ま た、 図 2は、 図 1において、 右側に配置されている非常用ブレーキ及びその周 辺部分を示している。
図 1に示すように、 エレベータ装置 1 0 0は、 昇降路 2を備える。 昇降路 2 の上部は、 機械室床 4によって仕切られ、 機械室床 4の上方には機械室 6が設 けられている。
昇降路 2には、 かご 8及び釣合錘 1 0が釣り下げられている。 釣合錘 1 0は 、 かご 8の定格荷重に対して半分の重さになるように設計されている。 また、 昇降路 2のかご 8側には、 ガイドレール 1 2が設けられ、 かご 8は、 ガイドレ —ル 1 2に、 上下方向に可動な状態で接続されている。 また、 釣合錘 1 0側に は、 ガイドレール 1 4が設けられ、 釣合錘 1 0は、 ガイドレール 1 4に、 上下 方向に可動な状態で接続されている。 ガイドレール 1 4の上方及び下方には、 それぞれ、 復帰プレート 1 6及び 1 8が設けられている。
機械室床 4には、 2つのロープ通し穴 2 0、 2 2が設けられている。 また、 機械室 6には、 巻上機 2 4が備えられている。
卷上機 2 4には、 ロープ 2 6が巻きかけられている。 ロープ 2 6の一端は、 機械室 6から、 機械室床 4に設けられたロープ通し穴 2 0を介して、 昇降路 2 に垂れ下がり、 かご 8に固定され、 かご 8を昇降路 2に釣り下げている。 口一 プ 2 6の他端は、 機械室 6から、 機械室床 4に設けられたロープ通路 2 2を介 して、 昇降路 2に垂れ下がり、 釣合錘 1 0に固定され、 釣合錘 1 0を昇降路 2 に釣り下げている。
以上のように構成されたエレべ一夕装置 1 0 0においては、 巻上機 2 4が回 転することにより、 その回転の方向に合わせてロープ 2 6が移動し、 これによ つて、 ロープ 2 6の両端にそれぞれ固定されたかご 8、 釣合錘 1 0が、 ガイド レール 1 2、 1 4に沿って、 昇降路 2内を昇降するようになっている。
また、 図 1及び図 2を参照して、 釣合錘 1 0は、 上部釣合錘 3 0と下部釣合 錘 3 2とを備える。 下部釣合錘 3 2は、 かご 8が無人の状態の重さよりも少し 軽い重さになっている。 また、 上部釣合錘 3 0の重さは、 下部釣合錘 3 2と連 結した状態で、 釣合錘 1 0全体の重さが、 かご 8の定格荷重の半分の重さにな るようにに設定されている。 また、 上部釣合錘 3 0と、 下部釣合錘 3 2との間 には、 非常用ブレーキが設けられている。 上部釣合錘 3 0と、 下部釣合錘 3 2 とは、 非常用ブレーキによって連結されている。 また、 ロープ 2 6は、 上部釣 合錘 3 0を貫通し、 下部釣合錘 3 2の上方にのみ固定されている。
図 2に示すように、 非常用ブレーキは、 ブレーキ中心部 3 4、 上部ブレーキ 金具 3 6、 下部ブレーキ金具 3 8を含んで構成される。 ブレーキ中心部 3 4は、 ソレノイドコイル 4 0を備える。 ソレノイドコイル
4 0は、 電流源に接続され、 必要に応じて電流が流れるようになつている。 ま た、 ソレノイドコイル 4 0の中心部には、 プランジャー 4 2が備えられている 上部ブレーキ金具 3 6は、 上部釣合錘 3 0に設置され、 固定されている。 上 部ブレーキ金具 3 6は、 連結棒 4 4を備える。 連結棒 4 4は、 貫通孔を有し、 貫通孔には、 ブレーキ中心部 3 4のプランジャー 4 2が貫通されている。 この 構造により、 ブレーキ中心部 3 4と、 上部ブレーキ金具 3 6が接続され、 従つ て、 ブレーキ中心部 3 4と、 上部釣合錘 3 0とが接続されている。
また、 連結棒 4 4の周囲には、 動作用弾性体 4 6が巻きつけられている。 動 作用弾性体 4 6は、 丈夫なワイヤで形成されたばね状の弾性体である。 また、 連結棒 4 4の一端には、 コロ 4 8が設置されている。 コロ 4 8は、 側面から見 た場合に、 円形の、 円柱状の部材である。 また、 上部ブレーキ金具 3 6の、 コ 口 4 8の上方には、 側面から見た場合に、 上方に向けてガイドレール 1 4との 幅が狭くなるように先の細くなつている楔形の溝 5 0が形成されている。 下部ブレーキ金具 3 8は、 下部釣合錘 3 2に設置され、 固定されている。 下 部ブレーキ金具 3 8は、 連結棒 5 2を備える。 連結棒 5 2は、 貫通孔を有し、 この貫通孔に、 ブレーキ中心部 3 4のプランジャー 4 2が貫通されている。 こ の構造により、 ブレーキ中心部 3 4と、 下部ブレーキ金具 3 8とが接続され、 これによつて、 ブレーキ中心部 3 4と、 下部釣合錘 3 2とが接続されている。 連結棒 5 2の周囲には、 動作用弾性体 5 4が巻きつけられている。 動作用弹 性体 5 4は、 丈夫なワイヤで形成されたばね状の弾性体である。 また、 連結棒
5 2の一端には、 コロ 5 6が設けられている。 コロ 5 6は、 側面から見た場合 に、 円形の、 円柱状の部材である。 また、 上部ブレーキ金具 3 8の、 コロ 5 6 の下方には、 側面から見た場合に、 下方に向けて、 ガイドレール 1 4との幅が 狭くなるように先の細くなつた楔形の溝 5 8が形成されている。
図 3は、 復帰プレートを示す模式図である。 また、 図 3 Aは、 復帰プレート 1 6を示し、 図 3 Bは復帰プレート 1 8を示す。 図 3に示すように、 上方の復帰プレート 1 6は、 側面から見た場合、 下方に 向かって先の細くなつた形状を有する。 また、 下方の復帰プレート 1 8は、 逆 に、 上方に向かって先の細くなつた形状を有する。 図 4は、 エレベータ装置 1 0 0において、 非常用ブレーキが作動した状態を 示す模式図である。 また、 図 5は、 非常用ブレーキ作動時の上部釣合錘 3 0の 状態を示すための模式図であり、 図 6は、 非常用ブレーキ作動時の下部釣合錘
3 2の状態を示すための模式図である。 また、 図 5及び図 6は、 それぞれ、 図 4において、 右側に配置されている非常用ブレーキ及びその周辺の部分を示す 。 また、 図 5 A及び図 6 Aは、 正面図であり、 図 5 B及び図 6 Bは、 側面図で ある。
以下、 図 4〜図 6を用いて、 非常用ブレーキの作動状態について説明する。 上述したように釣合錘 1 0は、 かご 8の定格荷重の半分の重さに設定されて いる。 従って、 例えば、 かご 8内の負荷状況が、 ハ一フロード以下、 即ち、 釣 合錘 1 0のほうが重い状態でのかご 8の上昇中に、 卷上機 2 4の故障や軸の破 損等があって、 巻上機 2 4の制御ができなくなつたような場合、 かご 8は、 上 昇速度を増し、 定格速度以上の速度で上昇する。 ここでは、 このように、 かご 8が定格速度以上の異常な速度で上昇した場合の非常ブレーキの作動について 説明する。
まず、 かご 8が定格速度以上の異常な速度で上昇する場合、 釣合錘 1 0は、 同じ速度で下降している。 このとき、 エレべ一夕装置 1 0 0において、 異常が 感知され、 ソレノイドコイル 4 0に電源電流から電流が流れる。 ソレノイドコ ィル 4 0に電流が流れると、 正面から見て、 内側となる方向に、 プランジャー
4 2が移動して、 連結棒 4 4、 5 2の貫通孔からプランジャー 4 2が引き抜か れる。 これによつて、 上部ブレーキ金具 3 6と、 下部ブレーキ金具 3 8との連 結が外され、 従って、 図 4に示すように、 上部釣合錘 3 0と下部釣合錘 3 2と の連結が切り離される。 なお、 このとき、 ブレーキ中心部 3 4は、 下部ブレー キ金具 3 8と共に移動する。 図 5に示すように、 上部ブレーキ金具 3 6の連結棒 4 4からプランジャー 4 2が引き抜かれると、 連結棒 4 4の周囲に設けられた動作用弾性体 4 6の弹性 力により、 コロ 4 8が上方に押される。 コロ 4 8は、 楔形の溝 5 0に沿って上 方に移動するにつれて、 ガイドレール 1 4に押し付けられていく。
上部釣合錘 3 0がそのまま下降を続けると、 コロ 4 8には、 動作用弾性体 4 6からの上向きの弾性力と、 コロ 4 8とガイドレール 1 4との間で発生する上 向きの摩擦力とがかかり、 コロ 4 8は、 更に、 上方に押されることになる。 こ れにより、 上方に向かってガイドレール 1 4との幅が狭くなるように先の細く なった形状をしている楔形の溝 5 0と、 ガイドレール 1 4との間に、 コロ 4 8 が次第に嵌め込まれ、 押さえつけられる。 コロ 4 8が、 溝 5 0に完全に嵌め込 まれると、 ガイドレール 1 4に上部ブレーキ金具 3 6が固定され、 昇降路 2の 上方で、 上部釣合錘 3 0が停止することになる。
一方、 図 6に示すように、 下部ブレーキ金具 3 8の連結棒 5 2からプランジ ャ一4 2が引き抜かれると、 連結棒 5 2の周囲に設けられた動作用弾性体 5 4 の弹性力により、 コロ 5 6が下方に押される。 コロ 5.6は、 楔形の溝 5 8に沿 つて、 多少下方に移動しながら、 ガイドレール 1 4に押し付けられる。 このと き、 下部ブレーキ金具 3 8は、 下降しているため、 コロ 5 6にかかるガイドレ ール 1 4との摩擦力は、 上部ブレーキ金具 3 6のコロ 4 8と同様に、 上向きの 力となる。 しかし、 下部ブレーキ金具 3 8の溝 5 8は、 上部ブレーキ金具 3 6 の溝 5 0とは逆に、 下方に向かってガイドレール 1 4との幅が狭くなるように 先の細くなつた形状をしている。 従って、コロ 5 6は、 下降中は、 溝 5 0に完 全に嵌め込まれることはない。
従って、 下部釣合錘 3 2と、 かご 8とは、 ロープ 2 6により繋がった状態で 、 下部釣合錘 3 2は下降を続ける。 しかし、 このとき、 かご 8の方が、 下部釣 合錘 3 2よりも重くなるため、 下部釣合錘 3 2は、 ある程度下降をすると下降 を停止し、 逆に、 かご 8に引かれて、 下部釣合錘 3 2は上昇を開始する。 この とき、 コロ 5 6にかかるガイドレール 1 4との摩擦力は、 下向きの力となり、 コロ 5 6は、 この下向きの摩擦力と、 動作用弾性体 5 4からの下向きの弾性力 とを受けて下方に向かって押されることになり、 次第に溝 5 8に嵌まり込み、 ガイドレール 1 4との間に押し付けられる。 コロ 5 6が、 完全に溝 5 8に嵌ま り込むと下部ブレーキ金具 3 8がガイドレール 1 4に固定される。 これによつ て、 昇降路 2の途中で、 下部釣合錘 3 2が停止し、 かご 8も停止する。
次に、 このように切り離された上部、 下部釣合錘 3 0、 3 2を復帰する場合 について説明する。 この場合、 まず、 下部釣合錘 3 2を、 下方の復帰プレート 1 8の設置されたところまで手動でエレベータ装置 1 0 0を動かして押し下げ る。 これによつて、 復帰プレート 1 8の、 上方に向かって先の細くなつた部分 が、 自動的に、 コロ 5 6を、 押し上げて溝 5 8から取り外し、 上部釣合錘 3 0 と下部釣合錘 3 2とが連結された状態の元の位置まで、 コロ 5 6を押し戻す。 これによつて、 自動的にプランジャー 4 2と連結棒 5 2とを再び連結させるこ とができる。
その後、 この状態で、 下部ブレーキ金具 3 8と共に、 下部釣合錘 3 2を、 上 部釣合錘 3 0が停止している位置まで押し上げて、 そのまま続けて、 下部釣合 錘 3 2と共に、 上部釣合錘 3 0、 上部ブレーキ金具 3 8を、 上方の復帰プレー ト 1 6の設置されたところまで押し上げる。 これにより、 復帰プレート 1 6の 下方に向けて先の細くなつた部分が、 自動的に、 コロ 4 8を押し下げ、 溝 5 0 から取り外し、 上部釣合錘 3 0と下部釣合錘 3 2とが連結された状態の元の位 置まで、 コロ 2 8を押し戻す。 これによつて、 自動的にプランジャー 4 2と連 結棒 5 2とが連結し、 上部釣合錘 3 0と、 下部釣合錘 3 2とを連結させること ができる。 なお、 ここでは、 かご 8が、 ハーフロードの釣合錘 1 0よりも軽い状態にお いて、 定格速度以上の速度でかご 8が上昇する場合について説明した。 しかし 、 かご 8が、 ハ一フロード以上の状態、 即ち釣合錘 1 0の方が軽い状態で、 何 らかの故障等が起こり、 かご 8が定格速度以上で下降する場合であっても、 こ のエレべ一夕装置により、 以下のように、 対応することができる。
即ち、 この場合、 釣合錘 1 0が上昇している状態で、 異常速度が検出される と、 上述した釣合錘 1 0の下降中の場合と同様に、 ソレノイドコイル 4 0に電 流が流れて、 プランジャー 4 2が移動し、 上部釣合錘 3 0と、 下部釣合錘 3 2 とが切り離される。 このとき、 上部釣合錘 3 0は、 ロープ 2 6に繋がれていな いため、 すぐに上昇を止め、 下降を開始する。 その後、 上述した釣合錘 1 0下 降中の故障の場合と同様に、 コロ 4 8が溝 5 0に嵌まり込むことにより、 上部 釣合錘 3 0が停止する。
一方、 下部釣合錘 3 2は、 かご 8に引っ張られながら上昇を続けることによ り、 動作用弾性体 5 4からの下向きの弾性力と、 ガイドレール 1 4との下向き の摩擦力とにより、 コロ 5 6が下方に押され、 コロ 5 6が溝 5 8に嵌まり込む ことにより、 下部釣合錘 3 2は、 停止する。
以上のように、 この非常用ブレーキによれば、 かご 8は、 無人の状態におい ても、 下部釣合錘 3 2よりも重く設定されているため、 かご 8の荷重状態がハ ーフロード以下の場合、 ハーフロード以上の場合のいずれの場合であっても、 また、 上昇中、 下降中、 いずれの場合の故障であっても、 釣合錘 1 0が切り離 されることにより、 最終的には、 かご 8側に引かれて、 下部釣合錘 3 2は上昇 する。 従って、 上昇中に、 コロ 5 6は、 溝 5 8に嵌まり込み、 下部釣合錘 3 2 は停止することになる。
一方、 切り離された上部釣合錘 3 0は、 かご 8とは繋がれていないため、 上 昇中、 下降中、 いずれの場合であっても、 最終的には、 下降することになる。 従って、 下降中に、 コロ 4 8は、 溝 5 0に嵌まり込み、 上音!^釣合錘 3 0は、 停 止することになる。 以上のようにすれば、 かご 8と、 釣合錘 1 0との重さのバランスが、 一方に 片寄っている場合に、 巻上機 2 4等が故障して定格速度以上の昇降を開始して も、 簡単な装置で、 かご 8を停止させることができる。 また、 この装置によれ ば、 簡単な機構で、 容易に釣合錘 1 0を切り離すことができるため、 機械不全 が起こりにくく、 信頼性の高い非常用ブレーキを設置することができる。 また、 このエレベータ装置 1 0 0において、 上部釣合錘 3 0と下部釣合錘 3 2とを切り離しても、 エレベータ装置 1 0 0を手動で動かすことにより、 簡単 に連結することができる。 従って複雑な装置を準備する必要なく、 簡単な非常 用ブレーキを設置することができる。
また、 このエレべ一夕装置 1 0 0によれば、 釣合錘 1 0に非常用ブレーキを 取り付けるため、 特別な設置用のスぺ一スを必要とせず、 従って、 省スペース 化にも対応することができる。 なお、 この発明において、 エレベータ装置や、 その部材の形状や構造等は、 この発明の範囲内において実施の形態において説明したものに限るものではな い。
また、 この実施の形態においては、 上部釣合錘 3 0と、 下部釣合錘 3 2とを 切り離す手段として、 プランジャー 4 2と、 連結棒 4 4、 5 2とを用いた。 し かし、 この発明は、 この実施の形態において説明したような構造に限るもので はなく、 例えば、 電気的に外部から制御されるような装置により切り離すもの 等、 他の方法で切り離すものであってもよい。
また、 この実施の形態においては、 上部釣合錘 3 0や、 下部釣合錘 3 2を停 止させる手段として、 コロ 4 8、 5 6と、 溝 5 0、 5 8とによるくさび効果を 利用した。 しかしこの発明は、 この実施の形態において説明したようなものに かぎるものではない。
また、 この実施の形態においては、 エレべ一夕装置は、 釣合錘 1 0を二つに 切り離し、 上下部釣合錘 3 0、 3 2を、 それぞれ、 完全に停止させる非常用ブ レーキを有するものについて説明した。 しかし、 この発明は非常用ブレーキを 有するものに限るものではない。 非常用ブレーキを有さない場合にも、 釣合錘 1 0を 2つに切り離すことができれば、 かご 8と、 上部、 下部釣合錘とをそれ ぞれアンバランスに設定しておくことにより、 定格速度以上の昇降速度を和ら げることができる。 また、 このような釣合錘と、 従来から用いられている緩衝 器などとを併用すれば、 更に安全対策を図ることができる。 なお、 この発明において、 上部ブレーキ装置、 下部ブレーキ装置はそれぞれ 、 上部釣合錘、 下部釣合錘を停止させる手段を意味し、 例えば、 この実施の形 態における、 上部ブレーキ金具 3 6、 下部ブレーキ金具 3 8が該当する。 また、 この発明において、 それぞれ、 上部回転体、 下部回転体には、 例えば この実施の形態における、 コロ 4 8、 コロ 5 6が該当する。 また、 上部弾性体 、 下部弾性体には、 それぞれ、 例えば、 動作用弾性体 4 6、 動作用弾性体 5 4 が該当する。 また、 上部溝部、 下部溝部には、 それぞれ、 例えば、 溝 5 0、 溝 5 8が該当する。
また、 この発明において、 連結手段は、 上部釣合錘と下部釣合錘とを連結さ せる手段を意味し、 例えばこの実施の形態における、 ブレーキ中心部 3 4が該 当する。 また、 連結部には、 例えばこの実施の形態における連結棒 4 4、 連結 棒 5 2が該当する。 また、 貫通軸には、 プランジャー 4 2が該当する。
また、 この発明において、 制御装置には、 例えばこの実施の形態におけるソ レノィドコイル 4 0を含む部分が該当する。
また、 この発明において、 復帰手段は、 上部釣合錘と下部釣合錘との連結が 切り離された場合に、 上部釣合錘と下部釣合錘とを、 再び連結させるための手 段を示し、 例えば、 この実施の形態における、 復帰プレート 1 6、 1 8が該当 する。 産業上の利用可能性
以上説明したように、 この発明によれば、 エレべ一夕装置用の釣合錘は、 上 部と下部に、 切り離すことができる。 従って、 エレべ一夕装置の昇降中、 必要 に応じて釣合錘を切り離すことにより、 かごと釣合錘とのバランスを調整し、 昇降速度を落とすことができる。
また、 この発明において、 上下に切り離された釣合錘のそれぞれに、 上部ブ レーキ装置、 下部ブレーキ装置を備えるものについては、 簡単な装置で、 エレ ベータ装置を停止することができ、 エレベータ運行における安全を図ることが できる。 また、 この発明において、 復帰手段を備えるものにおいては、 釣合錘が切り 離された後、 簡単に元の連結状態に復帰することができる。 したがって、 複雑 な機器を準備することなく、 迅速にエレべ一夕装置の運行を復帰することがで きるため、 サービスの向上や、 コストの削減を図ることができる。

Claims

請求の範囲
1 . エレベータ装置内で昇降するかごと接続されて昇降する釣合錘において 前記釣合錘は、 上部釣合錘と、 下部釣合錘とを備え、
前記上部釣合錘と下部釣合錘とは、 切り離しできることを特徴とする釣合錘
2 . 前記上部釣合錘は、 前記釣合錘が切り離された場合に、 前記上部釣合錘 を停止させる上部ブレーキ装置を備え、
前記下部釣合錘は、 前記釣合錘が切り離された場合に、 前記下部釣合錘を停 止させる下部ブレーキ装置を備えることを特徴とする請求項 1に記載の釣合錘
3 . 前記釣合錘は、 エレべ一夕装置の昇降路に備えられたガイドレールに沿 つて昇降し、
前記上部ブレーキ装置は、 前記釣合錘が切り離された場合に、 進行方向に動 かすことができるように取り付けられた上部回転体と、
前記釣合錘が切り離された場合に、 前記上部回転体を上方に押しあげる上部 弾性体と、
前記上部回転体の上方に、 前記ガイドレールとの幅が、 上方に行くにつれて 細くなるようにして設けられた上部溝部とを備え、
前記上部回転体は、 前記上部釣合錘が下方に落ちる際に、 前記上部溝部と前 記ガイドレールとの間に押し上げられて嵌まり込み、 前記上部釣合錘を停止さ せることを特徴とする請求項 2に記載の釣合錘。
4. 前記釣合錘は、 エレべ一夕装置の昇降路に備えられたガイドレールに沿 つて昇降し、 前記下部ブレーキ装置は、 前記釣合錘が切り離された場合に、 進行方向に動 かすことができるように取り付けられた下部回転体と、
前記釣合錘が切り離された場合に、 前記下部回転体を下方に押し下げる下部 弾性体と、
前記下部回転体の下方に、 前記ガイドレールとの幅が、 下方に行くにつれて 細くなるようにして設けられた下部溝部とを備え、
前記下部回転体は、 前記下部釣合錘が上方に上がる際に、 前記下部溝部と前 記ガイドレールとの間に押し下げられて嵌まり込み、 前記下部釣合錘を停止さ せることを特徴とする請求項 2または 3に記載の釣合錘。
5 . 前記釣合錘は、 前記上部釣合錘と前記下部釣合錘とを連結する連結手段 を備え、
前記上部釣合錘及び前記下部釣合錘は、 それぞれ、 貫通孔を有する連結部を 備え、
前記連結手段は、 前記各貫通孔に貫通することができる貫通軸を備え、 前記貫通軸を前記貫通孔に貫通させることにより前記上部釣合錘と前記下部 釣合錘とを連結することを特徴とする請求項 1から 4のいずれかに記載のエレ ベ一夕装置用釣合錘。
6 . 前記連結手段は、 前記かご及び Zまたは前記釣合錘が所定の速度以上の 異常な速度で昇降する場合に、 その昇降を感知する制御装置に接続され、 前記制御装置からの信号によつて、 前記貫通軸を前記各連結部の前記貫通孔 から取り外すことにより、 前記上部釣合錘と前記下部釣合錘とを切り離すこと を特徴とする請求項 5に記載の釣合錘。
7 . 前記釣合錘は、 前記上部釣合錘と、 前記下部釣合錘とが切り離された場 合に、 前記上部釣合錘と、 前記下部釣合錘とを連結させるための復帰手段を備 えることを特徴とする請求項 1から 6のいずれかに記載の釣合錘。
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