JPH0797161A - 昇降装置のバランスウエート - Google Patents
昇降装置のバランスウエートInfo
- Publication number
- JPH0797161A JPH0797161A JP27474393A JP27474393A JPH0797161A JP H0797161 A JPH0797161 A JP H0797161A JP 27474393 A JP27474393 A JP 27474393A JP 27474393 A JP27474393 A JP 27474393A JP H0797161 A JPH0797161 A JP H0797161A
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- JP
- Japan
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- lift
- lifting
- drive motor
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B17/00—Hoistway equipment
- B66B17/12—Counterpoises
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速度で昇降する昇降リフトの位置によっ
て、ウエートの重量を変化させ、移動する吊下げチェン
の重量を吸収してバランスさせるウエート機構を提供す
る。 【構成】 昇降リフト２の昇降に伴ってバランスさせて
昇降するウエートＷと，ウエートＷを昇降路Ｒに分離配
置したウエート５・６・７・８と、昇降リフト２が最上
段をオーバーランするとウエートＷは接地面１５と当接
して零重量となり、昇降リフト２が乗込場Ｅの定位置よ
り下降するとウエートＷはウエートＷの昇降路Ｒの天井
部１７に備えられたばね１６と当接する構成とすること
で、駆動モータ４のトルクを一定に保つことができ、昇
降リフト２が天井部１７に突上げたり乗込場Ｅのピット
Ｐ内へ失速する事故を防ぐことができる。
て、ウエートの重量を変化させ、移動する吊下げチェン
の重量を吸収してバランスさせるウエート機構を提供す
る。 【構成】 昇降リフト２の昇降に伴ってバランスさせて
昇降するウエートＷと，ウエートＷを昇降路Ｒに分離配
置したウエート５・６・７・８と、昇降リフト２が最上
段をオーバーランするとウエートＷは接地面１５と当接
して零重量となり、昇降リフト２が乗込場Ｅの定位置よ
り下降するとウエートＷはウエートＷの昇降路Ｒの天井
部１７に備えられたばね１６と当接する構成とすること
で、駆動モータ４のトルクを一定に保つことができ、昇
降リフト２が天井部１７に突上げたり乗込場Ｅのピット
Ｐ内へ失速する事故を防ぐことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は昇降リフトとウエート
を索状部材を介して吊下げ、バランスをとる機構の昇降
装置のバランスウエートに関するものである。
を索状部材を介して吊下げ、バランスをとる機構の昇降
装置のバランスウエートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のバランスウエートを備えた昇降装
置においては、図４と図５に示すように自動車を搭載可
能にした昇降リフト２を、チェン又はロープ等の索状部
材３（以下チェンと略称する）で吊下げ、駆動モータ４
を支軸にして昇降リフト２と反対側にウエート３０を吊
下げ、駆動モータ４の回転トルクを低減させるようにし
ている。
置においては、図４と図５に示すように自動車を搭載可
能にした昇降リフト２を、チェン又はロープ等の索状部
材３（以下チェンと略称する）で吊下げ、駆動モータ４
を支軸にして昇降リフト２と反対側にウエート３０を吊
下げ、駆動モータ４の回転トルクを低減させるようにし
ている。
【０００３】特に、重量物を昇降させる立体駐車塔１に
はこの機構を採用しているものが多く、昇降リフト２と
ウエート３０の重量とを最適に配置しても、ウエート３
０側と昇降リフト２側を吊下げているチェン３の重量が
昇降の移動によりどちらかにプラスされることになり、
昇降リフト２とウエート３０の重量は常にバランスを保
てずアンバランスとなっていた。
はこの機構を採用しているものが多く、昇降リフト２と
ウエート３０の重量とを最適に配置しても、ウエート３
０側と昇降リフト２側を吊下げているチェン３の重量が
昇降の移動によりどちらかにプラスされることになり、
昇降リフト２とウエート３０の重量は常にバランスを保
てずアンバランスとなっていた。
【０００４】立体駐車塔１の最上段近辺に入庫する場合
について説明すると，図５は乗込場Ｅの昇降リフト２上
に自動車Ｃを乗入れたところを示し、昇降リフト２側の
重量は昇降リフト２と自動車Ｃとチェン３の合計重量と
なり、ウエート３０側はウエート３０の重量のみでアン
バランス量が大きなものになっている。そして、自動車
Ｃを搭載した昇降リフト２が上昇するには、駆動モータ
４の大きな回転トルクを必要とすることになる。
について説明すると，図５は乗込場Ｅの昇降リフト２上
に自動車Ｃを乗入れたところを示し、昇降リフト２側の
重量は昇降リフト２と自動車Ｃとチェン３の合計重量と
なり、ウエート３０側はウエート３０の重量のみでアン
バランス量が大きなものになっている。そして、自動車
Ｃを搭載した昇降リフト２が上昇するには、駆動モータ
４の大きな回転トルクを必要とすることになる。
【０００５】昇降リフト２は図４のように上昇して行
き、最上段に近づくに従ってチェン３の重量がウエート
３０側にプラスされてゆき、ウエート３０側の重量を増
加させチェン３重量分だけ変化させる。昇降リフト２は
目的位置のスイッチＳＷ１と接触して駆動モータ４に大
きな制動トルクを発生させ停止させることで位置決めを
する。
き、最上段に近づくに従ってチェン３の重量がウエート
３０側にプラスされてゆき、ウエート３０側の重量を増
加させチェン３重量分だけ変化させる。昇降リフト２は
目的位置のスイッチＳＷ１と接触して駆動モータ４に大
きな制動トルクを発生させ停止させることで位置決めを
する。
【０００６】その停止位置の収納室（図示略）に自動車
Ｃを駐車して、空車になった昇降リフト２は元の乗込場
Ｅに戻る動作になり、その時の昇降リフト２側とウエー
ト３０側との重量は大きくアンバランス状態となり、駆
動モータ４に大きな回転トルクを必要とし昇降リフト２
を下降するごとに移動するチェン３の重量分アンバラン
ス量を減少させ乗込場Ｅ位置まで下降する。そして、ス
イッチＳＷ２の検出により駆動モータ４の回転を止め昇
降リフト２を乗込場Ｅの定位置に停止させる。
Ｃを駐車して、空車になった昇降リフト２は元の乗込場
Ｅに戻る動作になり、その時の昇降リフト２側とウエー
ト３０側との重量は大きくアンバランス状態となり、駆
動モータ４に大きな回転トルクを必要とし昇降リフト２
を下降するごとに移動するチェン３の重量分アンバラン
ス量を減少させ乗込場Ｅ位置まで下降する。そして、ス
イッチＳＷ２の検出により駆動モータ４の回転を止め昇
降リフト２を乗込場Ｅの定位置に停止させる。
【０００７】出庫する場合には、入庫動作とは逆に乗込
場Ｅから空車の昇降リフト２が上昇することになり、そ
の時に働く回転トルクはウエート３０側の方が大きくア
ンバランス状態になり、バランスを保つために駆動モー
タは制動トルクとして働き、昇降リフト２が上昇するご
とに、チェン３の重量をウエート３０側にプラスするた
め、アンバランス量をさらに増大することになる。そし
て、定位置のスイッチＳＷ１の検出により昇降リフト２
を停止させる。
場Ｅから空車の昇降リフト２が上昇することになり、そ
の時に働く回転トルクはウエート３０側の方が大きくア
ンバランス状態になり、バランスを保つために駆動モー
タは制動トルクとして働き、昇降リフト２が上昇するご
とに、チェン３の重量をウエート３０側にプラスするた
め、アンバランス量をさらに増大することになる。そし
て、定位置のスイッチＳＷ１の検出により昇降リフト２
を停止させる。
【０００８】それから、自動車Ｃを昇降リフト２上に搭
載することで、昇降リフト２側の重量が大きく増大し、
更に昇降リフト２の下降とともにチェン３の重量が昇降
リフト２側にプラスされるために、駆動モータ４は再び
制動トルクとして働くことになり、乗込場Ｅまで下降し
スイッチＳＷ２の検出により停止することになる。
載することで、昇降リフト２側の重量が大きく増大し、
更に昇降リフト２の下降とともにチェン３の重量が昇降
リフト２側にプラスされるために、駆動モータ４は再び
制動トルクとして働くことになり、乗込場Ｅまで下降し
スイッチＳＷ２の検出により停止することになる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来の、昇降リフトと
ウエートの機構のものは、昇降リフトの位置決めをする
のにスイッチの検出で駆動モータを停止させていた。そ
のためには、回転トルク・制動トルクの大きな駆動モー
タを必要としていた。更に、昇降リフトが最上昇位置又
は最下降位置をオーバーランして天井を突上げたり、ピ
ット内へ失速する事故を防ぐためにも制動トルクは大き
なものを必要としていた。本発明ではウエート量を変化
させることでアンバランス量の変化を少なくすることに
より回転・制動トルクを必要最少限にしぼることがで
き、しかも昇降リフトのオーバーラン防止にはウエート
を固定ベース体に当接させることによりリミットスイッ
チでも検出して駆動モータの回転を停止させることがで
き、しかも昇降速度を高めることが可能な昇降装置のウ
エートを提供することができる。
ウエートの機構のものは、昇降リフトの位置決めをする
のにスイッチの検出で駆動モータを停止させていた。そ
のためには、回転トルク・制動トルクの大きな駆動モー
タを必要としていた。更に、昇降リフトが最上昇位置又
は最下降位置をオーバーランして天井を突上げたり、ピ
ット内へ失速する事故を防ぐためにも制動トルクは大き
なものを必要としていた。本発明ではウエート量を変化
させることでアンバランス量の変化を少なくすることに
より回転・制動トルクを必要最少限にしぼることがで
き、しかも昇降リフトのオーバーラン防止にはウエート
を固定ベース体に当接させることによりリミットスイッ
チでも検出して駆動モータの回転を停止させることがで
き、しかも昇降速度を高めることが可能な昇降装置のウ
エートを提供することができる。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するために、駆動モータに巻掛けた索状部材の一端
に昇降リフトを吊下げ、他端にウエートを吊下げた昇降
装置において、昇降リフトが上下方向へ移動する位置に
よって吊下げ索状部材の重量の影響分ウエート重量を変
化させるようにウエートを分離して構成する。
解決するために、駆動モータに巻掛けた索状部材の一端
に昇降リフトを吊下げ、他端にウエートを吊下げた昇降
装置において、昇降リフトが上下方向へ移動する位置に
よって吊下げ索状部材の重量の影響分ウエート重量を変
化させるようにウエートを分離して構成する。
【００１１】そして、昇降リフトが最上昇位置に達する
ときには、ウエートが最下降位置にある接地面上に移載
されて最少重量にさせるように構成する。また、昇降リ
フトが最下降位置に達するとき、ウエートは昇降路の上
部でばねと当接することで重量が付加され最大重量とな
るように構成する。
ときには、ウエートが最下降位置にある接地面上に移載
されて最少重量にさせるように構成する。また、昇降リ
フトが最下降位置に達するとき、ウエートは昇降路の上
部でばねと当接することで重量が付加され最大重量とな
るように構成する。
【００１２】
【作用】昇降リフトの昇降位置によって、ウエート側重
量が変化するのに伴い昇降リフト側とウエート側のアン
バランス量を少なくすることで回転トルク・制動トルク
を小さくできる作用がある。更に、ウエートは昇降リフ
トが最上昇位置に達すると、ウエートが最下降位置の接
地面上で当接することにより皆無状態になり、駆動モー
タの負荷が昇降リフトの重量だけとなり、昇降リフトを
急停止しやすくする作用がある。また、ウエートは昇降
リフトが最下降位置に達すると、昇降路の上部にある接
天面でばねと当接することで衝撃を吸収して最大重量を
付加し、昇降リフトを急停止させることができる作用が
ある。
量が変化するのに伴い昇降リフト側とウエート側のアン
バランス量を少なくすることで回転トルク・制動トルク
を小さくできる作用がある。更に、ウエートは昇降リフ
トが最上昇位置に達すると、ウエートが最下降位置の接
地面上で当接することにより皆無状態になり、駆動モー
タの負荷が昇降リフトの重量だけとなり、昇降リフトを
急停止しやすくする作用がある。また、ウエートは昇降
リフトが最下降位置に達すると、昇降路の上部にある接
天面でばねと当接することで衝撃を吸収して最大重量を
付加し、昇降リフトを急停止させることができる作用が
ある。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１・図２に示す１は立体駐車塔で地上面ＧＬ
から車Ｃを乗入れることができる乗込場Ｅを備え、各階
に車Ｃの収納室（図示略）を配設して収納可能に構成さ
れている。２は立体駐車塔１内を車Ｃを搭載可能にして
乗込場Ｅから最上段まで昇降する昇降リフト、３は駆動
モータ４を支軸にして昇降リフト２とウエートＷを吊下
げるチェン、Ｗはウエートで複数個のウエート５・６・
７・８により構成され、昇降リフト２の昇降位置によっ
て重量が変わる様に図３の各段の支持ベース１１・１２
・１３にウエート６・７・８がそれぞれ搭載可能にして
ある。
明する。図１・図２に示す１は立体駐車塔で地上面ＧＬ
から車Ｃを乗入れることができる乗込場Ｅを備え、各階
に車Ｃの収納室（図示略）を配設して収納可能に構成さ
れている。２は立体駐車塔１内を車Ｃを搭載可能にして
乗込場Ｅから最上段まで昇降する昇降リフト、３は駆動
モータ４を支軸にして昇降リフト２とウエートＷを吊下
げるチェン、Ｗはウエートで複数個のウエート５・６・
７・８により構成され、昇降リフト２の昇降位置によっ
て重量が変わる様に図３の各段の支持ベース１１・１２
・１３にウエート６・７・８がそれぞれ搭載可能にして
ある。
【００１４】上下動可能に配設してあるウエートＷは、
昇降リフト２が下段の乗込場Ｅから上段の収納室までを
昇降する時、ウエートＷの上部に回転自在に軸着してあ
るスプロケット１９の作用により昇降リフト２が移動す
る距離の半分の距離ですむため、駆動部ベース１０近傍
を上部位置にして、立体駐車塔１の中間付近を下部位置
にすることができ、立体駐車塔１の乗込場Ｅの位置まで
ウエートＷの昇降路Ｒを必要としないために車Ｃの乗入
れ乗出しが容易にできる。
昇降リフト２が下段の乗込場Ｅから上段の収納室までを
昇降する時、ウエートＷの上部に回転自在に軸着してあ
るスプロケット１９の作用により昇降リフト２が移動す
る距離の半分の距離ですむため、駆動部ベース１０近傍
を上部位置にして、立体駐車塔１の中間付近を下部位置
にすることができ、立体駐車塔１の乗込場Ｅの位置まで
ウエートＷの昇降路Ｒを必要としないために車Ｃの乗入
れ乗出しが容易にできる。
【００１５】昇降リフト２の昇降空間Ｅ１には、図２の
様に乗込場Ｅの位置にスイッチＳＷ２が備えられ、その
スイッチＳＷ２と接触することで駆動モータ４の回転を
止め昇降リフト２を停止させることができる。駆動モー
タ４は、出力軸に駆動スプロケット９を嵌着して支軸に
し、図１の右側にウエートＷをチェン３で吊下げ、左側
に昇降リフト２を吊下げてアンバランス分をモータトル
クないしはブレーキの制動トルクで支持している。
様に乗込場Ｅの位置にスイッチＳＷ２が備えられ、その
スイッチＳＷ２と接触することで駆動モータ４の回転を
止め昇降リフト２を停止させることができる。駆動モー
タ４は、出力軸に駆動スプロケット９を嵌着して支軸に
し、図１の右側にウエートＷをチェン３で吊下げ、左側
に昇降リフト２を吊下げてアンバランス分をモータトル
クないしはブレーキの制動トルクで支持している。
【００１６】ウエート５は図３に示すようにガイドレー
ル１４の案内で上下動可能にして、接地面１５と接地す
るようにしてあり、ウエート５が接地した時の最上昇位
置の昇降リフト２上の自動車Ｃは図１のスプロケット１
８に当接する寸前まできて、ウエートＷ側重量を吊下げ
たチェン３のみの最少重量にしている。ウエート６は接
地面１５より上部にある支持ベース１１上に搭載されて
おり、ウエート５が上昇していくとウエート６を嵌め込
んでともに上昇することになる。
ル１４の案内で上下動可能にして、接地面１５と接地す
るようにしてあり、ウエート５が接地した時の最上昇位
置の昇降リフト２上の自動車Ｃは図１のスプロケット１
８に当接する寸前まできて、ウエートＷ側重量を吊下げ
たチェン３のみの最少重量にしている。ウエート６は接
地面１５より上部にある支持ベース１１上に搭載されて
おり、ウエート５が上昇していくとウエート６を嵌め込
んでともに上昇することになる。
【００１７】ウエート７は、ウエート移動距離の昇降路
Ｒの中間点近くの支持ベース１２上に搭載してあり、ウ
エート５・６の上昇で前記同様に嵌め込まれる。ウエー
ト８は、ウエートの昇降路Ｒの上部近くの支持ベース１
３上に搭載してあり、上昇してきたウエート７が受け取
りさらに重量を増すことになる。ウエート６・７・８の
重量は昇降リフト２を吊下げたチェン３の移動重量とほ
ぼ同重量にして、チェン３の移動重量分だけ増減され一
定に保たれるようにしてある。
Ｒの中間点近くの支持ベース１２上に搭載してあり、ウ
エート５・６の上昇で前記同様に嵌め込まれる。ウエー
ト８は、ウエートの昇降路Ｒの上部近くの支持ベース１
３上に搭載してあり、上昇してきたウエート７が受け取
りさらに重量を増すことになる。ウエート６・７・８の
重量は昇降リフト２を吊下げたチェン３の移動重量とほ
ぼ同重量にして、チェン３の移動重量分だけ増減され一
定に保たれるようにしてある。
【００１８】もし、昇降リフト２に重量車Ｃが搭載され
定位置のスイッチＳＷ２で停止できなかった場合には、
図３に示すようにウエートＷはさらに上昇することにな
り駆動部ベース１０に設けた圧縮ばね１６と当接して強
制的に止めることになる。なお、天井部１７に設けられ
た押上げばね２０は，ウエート５が接地面１５に急激に
接したときに、チェン３が緩むのを防止するためにあ
る。
定位置のスイッチＳＷ２で停止できなかった場合には、
図３に示すようにウエートＷはさらに上昇することにな
り駆動部ベース１０に設けた圧縮ばね１６と当接して強
制的に止めることになる。なお、天井部１７に設けられ
た押上げばね２０は，ウエート５が接地面１５に急激に
接したときに、チェン３が緩むのを防止するためにあ
る。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成よりなるか
ら、ウエートの重量を昇降リフト位置によって変動させ
ることでチェン重量の影響をなくし、駆動モータの回転
・制動トルクを一定にすることができるので最少の駆動
モータを選ぶことができると共に制御装置を簡略化でき
コスト低減ができる。
ら、ウエートの重量を昇降リフト位置によって変動させ
ることでチェン重量の影響をなくし、駆動モータの回転
・制動トルクを一定にすることができるので最少の駆動
モータを選ぶことができると共に制御装置を簡略化でき
コスト低減ができる。
【００２０】また、昇降リフトの上昇時による最上段を
越えるオーバーランがあっても、ウエートは接地面上に
搭載されて重量を無くすため、昇降リフト側重量のみか
かって駆動モータのトルクで停止させることができ事故
を未然に防ぐことができる。更に、昇降リフトの搭載車
が過重量車で下降する場合でも、最大重量になったウエ
ートが駆動部ベース上のばねに当接して昇降リフトをピ
ット内で停止させることができると共にばねの付勢力で
チェンの切断事故を防ぐことができる効果を奏すること
ができる。
越えるオーバーランがあっても、ウエートは接地面上に
搭載されて重量を無くすため、昇降リフト側重量のみか
かって駆動モータのトルクで停止させることができ事故
を未然に防ぐことができる。更に、昇降リフトの搭載車
が過重量車で下降する場合でも、最大重量になったウエ
ートが駆動部ベース上のばねに当接して昇降リフトをピ
ット内で停止させることができると共にばねの付勢力で
チェンの切断事故を防ぐことができる効果を奏すること
ができる。
【図１】本発明を具体化した昇降リフトの最上段位置に
おけるウエートの状態を示す説明図。
おけるウエートの状態を示す説明図。
【図２】昇降リフトが乗込場に位置する時めにおけるウ
エートの状態を示す説明図。
エートの状態を示す説明図。
【図３】ウエートの昇降路を示す断面図。
【図４】従来の機構で、昇降リフトの最上段位置におけ
るウエートの状態を示す説明図。
るウエートの状態を示す説明図。
【図５】従来の機構で、昇降リフトが乗込場の位置にい
る時のウエートの状態を示す説明図。
る時のウエートの状態を示す説明図。
１ 立体駐車塔 ２ 昇降リフト ３ 索状部材 ４ 駆動モータ ５ ウエート ６ ウエート ７ ウエート ８ ウエート １０ 駆動部ベース １１ 支持ベース １２ 支持ベース １３ 支持ベース １５ 接地面 １６ ばね １７ 天井部 ２０ 押上げばね ＳＷ１ スイッチ ＳＷ２ スイッチ Ｅ 乗込場 Ｗ ウエート
Claims (3)
- 【請求項１】 索状部材の一端に昇降リフトを吊下げ、
他端にウエートを吊下げた昇降装置において、昇降リフ
トが上下方向へ移動する位置によってウエート重量を変
化させるように構成したことを特徴とする昇降装置のバ
ランスウエート。 - 【請求項２】 昇降リフトが最上昇位置に達するとき、
ウエートは接地面と当接して最少重量となる請求項１記
載の昇降装置のバランスウエート。 - 【請求項３】 昇降リフトが最下降位置に達するとき、
ウエートは昇降路の上部に固定されたばねと当接して最
大重量になる請求項１記載又は２記載の昇降装置のバラ
ンスウエート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27474393A JPH0797161A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 昇降装置のバランスウエート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27474393A JPH0797161A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 昇降装置のバランスウエート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797161A true JPH0797161A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17545976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27474393A Pending JPH0797161A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 昇降装置のバランスウエート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797161A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003106321A1 (ja) * | 2002-06-13 | 2003-12-24 | 三菱電機株式会社 | 釣合錘 |
| JP2014118265A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | ウェイト可変エレベータ |
| CN110127496A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-08-16 | 深圳双层科技有限责任公司 | 一种节能升降装置 |
| CN110155868A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-08-23 | 深圳双层科技有限责任公司 | 一种配重块设置有锁体的升降装置 |
| CN110562865A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-12-13 | 中船第九设计研究院工程有限公司 | 一种臂架平衡系统平衡重阶梯调节装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61169475A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タ |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP27474393A patent/JPH0797161A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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