WO2003098445A1

WO2003098445A1 - Procede et programme de limitation de traitement de contenus ainsi que dispositif d'edition de contenus

Info

Publication number: WO2003098445A1
Application number: PCT/JP2003/005483
Authority: WO
Inventors: Hirotaka Ueda; Kentaroh Sakakura; Soichi Nitta
Original assignee: Sharp Kabushiki Kaisha
Priority date: 2002-05-15
Filing date: 2003-04-28
Publication date: 2003-11-27
Also published as: US7441276B2; US20050251694A1; JP3521082B2; JP2004029859A; AU2003235972A1

Description

明細書コンテンツ処理制限方法、コンテンツ処理制限プログラム、およびコンテンツ編集装置技術分野

本発明は、コンテンツ処理制限方法、コンテンツ処理制限プログラム、およびコンテンツ編集装置に関し、特にコンテンツの管理を的確に行なうことのできるコンテンツ処理制限方法、コンテンツ処理制限プログラム、およびコンテンツ編集装置に関する。背景技術

ネットワークの普及に伴ない、ユーザは、画像データや写真等のコンテンツを自由に取得できるようになり、パーソナルコンピュータ等の処理端末を用いて、自由に利用できる環境となっている。

このようなコンテンッの提供者が特に著作権を主張せず自由な利用を許可している場合においては、ユーザが当該コンテンツを自由に編集や改変することができ、また、他のコンテンツと組合わせて利用することもできる。

しかしながら、このようなコンテンツの提供者が、当該コンテンツに対して独自の世界観を持たせている場合やその他の価値や権利を持たせている場合には、当該コンテンツの利用方法や組合せに制限をかけたいという要求が生じる。このような場合において、従来の技術では、印刷の制限を行なう等、所定の処理について制限を行なうことはなされてきてはいるものの、他のコンテンツとの組合せや、さらに高度な処理については、制限を行なうことが難しく、適切な著作権等の管理を行なうことが難しいという問題があった。

本発明はこのような課題を解決するためになされたものであって、コンテンツの管理を的確に行なうことのできるコンテンッ処理制限方法、コンテンッ処理制限プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびコンテンツ編集装置を提供することを目的とする。発明の開示

本発明においては、上述の課題を解決するために、以下に示されるコンテンツの処理制限方法が提供される。

( 1 ) 第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる場合におけるコンテンッの処理制限方法であって、第 1のコンテンツに付加されている第 1の制限情報を認識する第 1の制限情報認識ステツプと、第 2のコンテンツに付加されている第 2の制限情報を認識する第 2の制限情報認、識ステップと、認、識された第 1および第 2の制限情報に基づいて、第 2のコンテンッの処理を制限する制限ステツプとを備える、コンテンツ処理制限方法。

( 2 ) ( 1 ) に記載のコンテンツ処理制限方法であって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンツと組合せて同時に利用されることを制限する排他情報を含むとき、制限ステップにおいては、第 1のコンテンッに対して第 2のコンテンツを組合せる処理を制限するコンテンッ処理制限方法。

( 3 ) ( 1 ) に記載のコンテンツ処理制限方法であって、第 2の制限情報が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の、第 2のコンテンッに対する縮尺サイズの変更処理と、回転処理と、反転処理と、全体表示処理と、色彩変更処理と、利用期限と、相対位置の変更処理、再生制御処理との少なくとも 1つを制限する情報を含むとき、制限ステップにおいては、第 2の制限情報に基づいて、第 2のコンテンツを組合せる際の処理を制限するコンテンッ処理制限方法。

( 4 ) ( 1 ) に記載のコンテンツ処理制限方法であって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用する際の所定の条件を含むとき、制限ステップにおいては、第 1の制限情報と第 2の制限情報とから含まれる所定の条件を全て抽出し、第 1のコンテンツと第 2のコンテンッとが抽出した条件を 1つでも満たしていない場合には、第 1のコンテンッに対して第 2のコンテンツを組合せる処理を制限するコンテンッ処理制限方法。

( 5 ) ( 1 ) に記載のコンテンツ処理制限方法であって、第 1のコンテンツと第 2のコンテンツとの少なくとも一方は、複数のコンテンツを含むことを特徴とするコンテンッ処理制限方法。

( 6 ) ( 4 ) に記載のコンテンツ処理制限方法であって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方は、当該コンテンツの属性を示す情報をさらに含み、所定の条件は、組合せるコンテンツの属性に関する条件であるコンテンツ処理制限方法。

また、上述の課題を解決するために、さらに、以下に示されるコンテンツ処理制限プログラムプロダクッが提供される。

( 7 ) 第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる場合におけるコンテンッの処理制限をコンピュータに実行させるコンテンッ処理制限プロダラムプロダクツであって、第 1のコンテンツに付加されている第 1の制限情報を認識する第 1の制限情報認、識ステップと、第 2のコンテンツに付加されている第 2の制限情報を認識する第 2の制限情報認識ステップと、認識された第 1および第 2 の制限情報に基づいて、第 2のコンテンツの処理を制限する制限ステップとを実行させる、コンテンツ処理制限プログラムプロダクツ。

( 8 ) ( 7 ) に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツであって、第

1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンツと組合せて同時に利用されることを制限する排他情報を含むとき、制限ステップにおいては、第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる処理を制限するコンテンッ処理制限プログラムプロダクツ。

( 9 ) ( 7 ) に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツであって、第

2の制限情報が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の、第 2のコンテンッに対する縮尺サイズの変更処理と、回転処理と、反転処理と、全体表示処理と、色彩変更処理と、利用期限と、相対位置の変更処理、再生制御処理との少なくとも 1つを制限する情報を含むとき、制限ステップにおいては、第 2の制限情報に基づいて、第 2のコンテンツを組合せる際の処理を制限するコンテンツ処理制限プログラムプロダクツ。

( 1 0 ) ( 7 ) に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツであって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の所定の条件を含むとき、制限ステップにおいては、第 1 の制限情報と第 2の制限情報とから含まれる所定の条件を全て抽出し、第 1のコンテンッと第 2のコンテンツとが抽出した条件を 1つでも満たしていない場合には、第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる処理を制限するコンテンッ処理制限プログラムプロダクツ。

(1 1) (7) に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツであって、第 1のコンテンツと第 2のコンテンツとの少なくとも一方は、複数のコンテンツを含むことを特徴とするコンテンッ処理制限プログラムプロダクッ。

(12) (10) に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツであって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方は、当該コンテンツの属十生を示す情報をさらに含み、所定の条件は、組合せるコンテンツの属性に関する条件であるコンテンッ処理制限プログラムプロダクッ。

また、上述の課題を解決するために、さらに、以下に示されるコンテンツ編集装置が提供される。

(13) 第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せるコンテンツの編集を行なうコンテンツ編集装置であって、第 1のコンテンツに付加されている第 1の制限情報を認識する第 1の制限情報認識手段と、第 2のコンテンツに付加されている第 2の制限情報を認識する第 2の制限情報認識手段と、認、識された第 1および第 2の制限情報に基づいて、第 2のコンテンツの処理を制限する制限手段とを備える、コンテンツ編集装置。

(14) (13) に記載のコンテンツ編集装置であって、第 1の制限情報と第

2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用されることを制限する排他情報を含むとき、制限手段は、第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる処理を制限するコンテンッ編集装置。

(15) (1 3) に記載のコンテンツ編集装置であって、第 2の制限情報が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の、第 2のコンテンツに対する縮尺サイズの変更処理と、回転処理と、反転処理と、全体表示処理と、色彩変更処理と、利用期限と、相対位置の変更処理、再生制御処理との少なくとも 1つを制限する情報を含むとき、制限手段は、第 2の制限情報に基づいて、第 2のコンテンッを組合せる際の処理を制限するコンテンツ編集装置。 (16) (13) に記載のコンテンツ編集装置であって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の所定の条件を含むとき、制限手段は、第 1の制限情報と第 2の制限情報とから含まれる所定の条件を全て抽出し、第 1のコンテンツと第 2のコンテンツとが抽出した条件を 1つでも満たしていない場合には、第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる処理を制限するコンテンッ編集装置。

(17) (13) に記載のコンテンツ編集装置であって、第 1のコンテンツと第 2のコンテンツとの少なくとも一方は、複数のコンテンツを含むことを特徴とするコンテンツ編集装置。

(18) (16) に記載のコンテンツ編集装置であって、第 1の制限情報と第 2の制限情報との少なくとも一方は、当該コンテンツの属性を示す情報をさらに含み、所定の条件は、組合せるコンテンツの属性に関する条件であるコンテンツ

図面の簡単な説明

第 1図は、一般的なネットワークシステムを示す図である。

第 2図は、携帯電話 1を示す図である。

第 3図は、携帯電話 1の機能ブロック図である。

第 4図は、携帯電話 1上で動作するアニメーション作成ツールの具体例を示す図である。

第 5 A〜5D図は、制限情報として排他情報が付加されているコンテンツの具体例を示す図である。

第 6図は、第 1の実施の形態において、コンテンツ挿入の際に行なわれる制御についてその流れを示すフローチヤ一トである。

第 7A〜7D図は、制限情報として組合制限情報が付加されている、 I Dが設定されたコンテンツの具体例を示す図である。

第 8図は、第 2の実施の形態において、コンテンツ揷入の際に行なわれる制御についてその流れを示すフローチャートである。

第 9図は、制限情報として属性情報が付加されているコンテンツの具体例を示す図である。発明を実施するための最良の形態

以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。

[第 1の実施の形態]

本実施の形態においては、図 1に示される一般的なネットワークシステムにおいて、様々なコンテンツの組合せを行なう。

本実施の形態においては、上述のコンテンツの組合せを、通信端末である携帯電話 1で行なう場合について説明を行なう。もちろん、通信端末は携帯電話に限定されず、パーソナルコンピュータや P D A (Personal Digital Assistants) 等のその他の通信端末であっても同様である。

本実施の形態においては、ユーザは携帯電話 1を用い、インターネットを経由してサーバ 3から取得したコンテンツや、携帯電話 1で作成したコンテンツ等を組合せる。

図 2を参照して、携帯電話 1は、情報の表示を行なう L C D (Liquid Crystal Display) 等から構成される表示画面 1 1と、スピーカ 1 2と、マイク 1 3 'と、電話番号等の入力を行なうためのテンキー 1 4と、カーソルの移動を行なうためのカーソルキー 1 5と、機能の選択等を行なうためのファンクションキー 1 6と、カメラ 1 7とを備える。

なお、図 2に示される携帯電話 1の概要は、一般的な携帯電話の概要であり、これに限定されるものではない。例えば、カメラ 1 7は備えられていなくても構わないし、他の機器と接続することで、各種情報の取得ができる仕組みを備えていてもよレヽ。

さらに、図 2に示される携帯電話 1の機能ブロックについて、図 3を参照して説明する。

図 3に示されるように、携帯電話 1は、 C P U (Central Processing Unit) 等から構成され、全体の制御を行なう制御部 1 0 1と、中継基地局を介して通信を行なうための通信部 1 0 2と、制御部 1 0 1において実行されるプログラムおよびそのプログラムの中間データや、他の装置から取得したデータ等を記憶する記憶部 1 0 3と、各種情報や指示の入出力を受付ける入出力部 1 1 0とを含む。また、入出力部 1 1 0は、テンキー 1 4等により、この携帯電話 1のユーザが他の電話装置の電話番号を入力したり、受信した電子メールを検索するための項目を入力したり、受信した電子メールの表示要求を入力したりする操作部 1 1 1 と、ユーザに情報を表示する表示画面 1 1からなる表示部 1 1 2と、音声を入力するマイク 1 3からなる音声入力部 1 1 3と、音声を出力するスピーカ 1 2力、らなる音声出力部 1 1 4と、画像を取得するカメラ ]. 7からなる画像入力部 1 1 5 とを含む。

なお、図 3に示される携帯電話 1のハードウェアは一般的なものであり、これに限定されるものではない。

このような携帯電話 1において、記憶部 1 0 3に記憶されているアプリケ一ションを用いて、アニメーションを作成する場合について考える。

図 4に示されるアプリケーションは、携帯電話 1上で、背景画像やアニメーシヨン用のクリップア一ト（画像データ）や、任意のテキスト情報や、 B GMサゥンド情報等のコンテンツを、任意に組合せて 1つのアニメーションコンテンツを作成するアプリケーシヨンである。このアプリケーシヨンを用いてアニメーションコンテンツを作成する場合には、ユーザは、挿入したい画像等のコンテンツを選択し、追加する操作を行なう。

この挿入するコンテンツは、インターネットからのダウンロードや、電子メ一ルでの受信や、接続した外部メモリからの移動や、カメラ 1 7での撮影等で取得し、記憶部 1 0 3に蓄積されたものである。

さらに、揷入するコンテンツがクリップアートである場合は、ユーザは力一ソルキー 1 5やテンキー 1 4を用いて、挿入する場所の移動、拡大、縮小、および消去等の操作を行なうことができる。

第 1の実施の形態におけるコンテンツには、各々制限情報が付加されていることを特徴とする。

図 5 A〜5 Dは、制限情報として排他情報が付加されているコンテンツの具体例を示す図であり、図 5 Aはコンテンツ A、図 5 Bはコンテンツ B、図 5 Cはコンテンッじ、および図 5 Dはコンテンツ Xの具体例を示す図である。。

図 5 A〜5 Dを参照して、各コンテンツ A , B , C , Xには、排他情報として排他フラグが付加されている。排他フラグが 0であるコンテンツ A〜Cは、他のコンテンツと組合せることが可能であり、排他フラグが 1であるコンテンツ Xは、他のコンテンツと組合せることができなレ、排他コンテンツである。

そこで、図 5 A〜5 Dを参照して、各コンテンツ A, B , C , Xについて組合せて利用できるコンテンツの組合せは、

コンテンッ Aとコンテンッ B

コンテンツ Bとコンテンツ C

コンテンツ Cとコンテンツ A

コンテンツ Aとコンテンツ Bとコンテンツ C

の組合せに限定される。また、各コンテンツを単体で用いることも可能である。図 5 A〜5 Dに示される、各コンテンツに付加される制限情報は、当該コンテンッの作者や当該コンテンツに関して権利を持つもの（例えば管理会社ゃプロバイダ等）等のコンテンツの提供者によって作成される。そして、制限情報は、当該コンテンツのへッダ部等、コンテンツ自身に付加される。

第 1の実施の形態における携帯電話 1では、上述のコンテンツを挿入してァニメーシヨンコンテンツを作成する際に、自動的にコンテンッの組合せの可否が制御される。

図 6は、第 1の実施の形態において、コンテンツ挿入の際に行なわれる制御についてその流れを示すフローチャートである。図 6のフローチヤ一トに示される処理は、携帯電話 1の制御部 1 0 1が記憶部 1 0 3に記憶されているプログラムを読込んで実行することで実現される。

図 6を参照して、まず始めに、ユーザが携帯電話 1を用いてアニメーションコンテンッを作成するために、ライブラリから選択する等して挿入するコンテンツを選択すると、挿入するコンテンツが挿入可能なファイル形式であるか否かを確認する（S 1 0 1 ) 。また、そのコンテンツに付加されている著作権に関する情報を確認して、当該コンテンツが単体としては（他のコンテンツと組合せなければ）挿入可能なコンテンツであるか否かを判断する。

当該コンテンツが、挿入可能なファイル形式でない場合や、著作権に関して挿入を許可しない情報が付加されている場合や、不正な（作成方法や取得方法の）コンテンツである場合等には（S 1 0 1で N o) 、挿入操作を中止し（S 1 0 9) 、当該プログラムを終了する。この際、「コンテンツが壊れています」や「挿入が許可されていません」等のメッセージを表示画面 1 1に表示させてもよレ、。

選択されたコンテンツが挿入可能な場合（S 1◦ 1で Ye s) 、続いて選択されたコンテンツが排他コンテンツか否かを確認する（S 103) 。すなわち、付加されている制限情報である排他フラグが 0か 1かを確認する。

選択されたコンテンツが排他コンテンツでない場合（S 103で No) 、すでに挿入されているコンテンツの中に排他コンテンツがあるか否かを確認する（ S 107) 。ここでは、すでに挿入されているコンテンツの各排他フラグを確認する。

すでに排他コンテンツが挿入されている場合には（S 107で Y e s ) 、「組合せを禁じたコンテンツがすでに挿入されています」等を表示画面 1 1に表示するなどして、挿入操作を中止し（S 109) 、本プログラムを終了する。

排他コンテンツがすでに挿入されていない場合には（S 107で No) 、当該コンテンツの挿入操作を実行し（S 1 1 1) 、本プログラムを終了する。

選択されたコンテンツが排他コンテンツである場合（S 103で Ye s) 、すでに他のコンテンツが挿入されているか否かを確認する（S 105) 。

すでに他のコンテンツが挿入されている場合（S 105で Ye s) 、選択されたコンテンツを挿入することができないので、「他のコンテンツとの組合せが許可されていません」等の表示を表示画面 1 1に表示するなどして、挿入操作を中止し（S 109) 、本プログラムを終了する。

すでに他のコンテンツが挿入されていない場合には（S 105で No) 、当該コンテンツの揷入操作を実行し（S 1 1 1) 、本プログラムを終了する。

上述の処理において、携帯電話 1の制御部 10 1が、コンテンツのヘッダ部等に付加されている当該コンテンツの制限情報を確認することで処理を進めることができる。

なお、上述の実施の形態においては、各コンテンツに、他のコンテンツと組合せが可能か否かを示す排他情報が付加されている場合について説明したが、排他情報は排他フラグに限定されず、他のどのコンテンツと組合せ可能かを記したテーブノレであってもよい。

このように、コンテンツの提供者が、当該コンテンツに制限情報として排他情報を付加することで、当該コンテンツ単体の管理のみならず、複数のコンテンツを利用する際の著作権等の管理を的確に行なうことができる。

そして、本実施の形態における携帯電話 1力上述の処理を実行することで、このようなコンテンツの著作権等の管理を自動的に的確に行なうことができる。

[第 2の実施の形態]

上述の第 1の実施の形態においては、単にコンテンツの組合せの可否のみの制限について述べたが、次に、組合せの機能の制限を行なう場合について述べる。第 2の実施の形態におけるコンテンツには、各々識別情報である I Dが設定され、制限情報として組合制限情報が付加されていることを特徴とする。

図 7 A〜7Dは、制限情報として組合制限情報が付加されている、 I Dが設定されたコンテンツの具体例を示す図である。

図 7 Aはコンテンツ A, B, Cの具体例を示す図であって、コンテンツ A, B, Cは、コンテンツ A， B， Cが、あるコンテンツ提供者が提供する作品 00 1に関連するコンテンツである。それは、コンテンツ A， B, Cに設定されている I Dが 00 1から始まることで示されている。コンテンツ A, B, Cに設定されている I Dの、 001以降に続く A， B, Cは、各コンテンツ A, B, C固有の情報であって、作者を示す情報や、製作時を示す情報や、その他の情報を示す固有の情報である。より具体的には、著作権者 I D +作品 I D+個別 T D等の階層化した I Dを設定することで、より汎用性を高めることができる。

また、図 7 Aに示される各コンテンツ A, B, Cに付加されている組合制限情報は共に「 I D=001 *」であって、各コンテンツ A， B， Cが、 001から始まる I Dが設定された他のコンテンツと組合せることが可能であることが示されている。また、図 7 B〜 7 Cに示されるコンテンツ X， Y， Ζには、上述の作品 0 0 1 以外の作品に関連するコンテンツであることを示す I Dが設定されている。

また、コンテンツ X , Υに付加されている組合制限情報「 I D = *」は、当該コンテンツを他のコンテンツと組合せる際に、特に制限が設けられていないことを示す。このように、組合制限情報である組合せを制限する相手のコンテンツの I Dに、アスタリスク等のワイルドカードを設定することによつても汎用性を高めることができる。すなわち、組合制限情報である組合せを制限する相手のコンテンッの I Dに、このようなァスタリスク等のワイルドカ一ドを設定することで、すべてのコンテンッと組合せ可能という指定を行なうことができる。

そこで、図 7 A〜7 Dを参照して、各コンテンツ A， B , C , X , Υ , Zについて、組合せて利用できるコンテンツの組合せは、

コンテンツ Aとコ

コンテンツ Bとコンテンツ C

コンテンツ Cとコ

コンテンツ Xとコ

コンテンツとコ

コンテンツ Aとコンテンツ Bとコンテンツ C

の組合せに限定される。また、各コンテンツを単体で用いることも可能である。第 1の実施の形態におけるコンテンツと同様に、図 7 A〜7 Dに示される、各コンテンツに付加される組合制限情報は、コンテンツの提供者によって作成される。また、各コンテンツに設定される I Dもまた、コンテンツの提供者によって s ¾ される。

なお、上述の I Dや組合制限条件は、上述の具体例に限定されるものではない。すなわち、コンテンツの作品に関連した I Dが設定されている場合に限定されず、その他のパラメータ（作者や製作会社等）で I Dが設定されていてもよい。また、組合制限条件も同様である。

第 2の実施の形態における携帯電話 1でもまた、上述のコンテンツを挿入してアニメーションコンテンツを作成する際に、自動的に組合せの制限が制御される。図 8は、第 2の実施の形態において、コンテンツ挿入の際に行なわれる制御についてその流れを示すフローチヤ一トである。図 8のフローチャートに示される処理もまた、携帯電話 1の制御部 1 0 1が記憶部 1 0 3に記憶されているプログラムを読込んで実行することで実現される。

図 8を参照して、始めに、第 1の実施の形態における処理と同様に、ユーザが携帯電話 1を用いてアニメーションコンテンツを作成するために、ライブラリから選択する等して挿入するコンテンッを選択すると、挿入するコンテンッが挿入可能なファイル形式であるか否か等を確認する（S 2 0 1 ) 。そして、当該コンテンッが、挿入可能なファイル形式でない場合や、著作権に関して挿入を許可しない情報が付加されている場合や、不正な（作成方法や取得方法の）コンテンツである場合等には（S 2 0 1で N o ) 、挿入操作を中止し（S 2 1 3 ) 、当該プログラムを終了する。

選択されたコンテンツが挿入可能な場合（S 2 0 1で Y e s ) 、続いて、選択されたコンテンツとすでに挿入されているコンテンッとの組合制限情報を参照し、組合せの制限条件を全て抽出する（S 2 0 3 ) 。

そして、選択されたコンテンツとすでに挿入されているコンテンツとの全てのコンテンツについて、抽出された制限条件を満たしているか否かを精査する（S 2 0 5〜S 2 0 9 ) 。

全ての条件を満たしているとき（S 2 0 7で Y e sかつ S 2 0 9で Y e s ) 、選択されたコンテンツを挿入することが可能であり、そのまま挿入処理が実行される（S 2 1 5 ) 。

1つでも条件が満たされていない場合には（S 2 0 7で N o ) 、選択されたコンテンッを挿入することができないので、「組合せを禁じたコンテンツがすでに挿入されています」等の表示を表示画面 1 1に表示するなどして、挿入操作を中止し（S 2 1 3 ) 、本プログラムを終了する。

このように、コンテンツの提供者が、当該コンテンツに I Dを設定し、さらに制限情報として組合制限情報を付加することで、当該コンテンツ単体の管理のみならず、複数のコンテンツを利用する際の著作権等の管理を的確に行なうことができる。すなわち、特定の組合せでの利用のみの許可等を行なうことが可能になる。そして、本実施の形態における携帯電話 1が、上述の処理を実行することで、このようなコンテンツの著作権等の管理を自動的に的確に行なうことができる。さらに、組合制限情報として、組合せ不許可のコンテンツの I Dを指定することもできる。また、 I Dごとに同時に組合せて利用することが可能なコンテンツの数を制限することもできる。

なお、上述においては、各コンテンツに設定される I Dが単純なツリー構造で表現される I Dであるものとして説明している力このような I Dに限定されず様々なキーヮードを属性としてコンテンツに付属させることで、 I Dを含む属性を用いた制限を行なうことができる。このような制限については、第 3の実施の形態において説明を行なう。

[第 3の実施の形態]

上述の第 1および第 2の実施の形態においては、コンテンツ自体との組合せについての可否や組合せの機能の制限について述べたが、次に、コンテンツの属性に対しての組合せの制限について述べる。

第 3の実施の形態におけるコンテンツには、各々制限情報として属性情報が付加されていることを特徴とする。また、第 2の実施の形態と同様に、コンテンツに固有の I Dも属性情報に含まれて付加されていてもよい。

図 9は、制限情報として属性情報が付加されているコンテンツの具体例を示す図である。

図 9を参照して、コンテンツ Xには、コンテンツ X自体の情報を示す固有情報

[D A T A] と、コンテンツ X単体の制限情報 [ S I N G L E ] と、コンテンツ Xと他のコンテンツとの組合せを制限する制限情報 [ C OM B I N A T I O N] とが付加されている。

コンテンツの固有情報としては、先述の I Dや、コンテンツのタイプ、カテゴリ、およびキーワード等が含まれる。これらがコンテンツに付加されることで、コンテンツの検索や分類に用いることができる。また、この固有情報がコンテンッ単体の属性を示し、この情報に基づいて、後述する属性に対する制限を行なうことができる。

コンテンッ単体の制限情報は、コンテンッ単体での利用を制限するための情報であって、印刷、転送、位置の移動、変形および拡大等の可否が示される情報である。これらがコンテンツに付加されることで、コンテンツ単体としての上述の利用の制限を的確に行なうことができる。

コンテンツの組合せを制限する制限情報は、組合せの際の利用を制限する情報であって、他のコンテンツのデータ形式、 I D、タイプ、およびジャンル等の属性に対して組合せの可否が示される情報である。これらのコンテンツの属性は、上述のコンテンツの固有情報や、データ形式に関する情報や、コンテンツのへッダ部等に含まれる情報である。このような制限情報がコンテンツに付加されることで、他のコンテンツとの組合せにおいて上述の利用の制限を的確に行なうことができる。

図 9に示されるコンテンツ Xにおいては、印刷や転送は可能であるが、変形が許可されていない。また、画像やアニメーション、音楽と組合せることができる力、組合せ可能なアニメーションは、 I Dが S H— *— E A N I M E— *のァニメーシヨンに制限されている。また、画像や音楽との組合せについては制限されていない。また、コンテンツのタイプに関わらず、性的なジャンルや暴力的なジャンルに属するコンテンッと組合せることも許可されていない。

このような、コンテンツに付加される属性情報は、第 1および第 2の実施の形態におけるコンテンッと同様に、コンテンッの提供者によって作成される。

そして、第 3の実施の形態における携帯電話 1でもまた、上述のコンテンツを挿入してアニメーションコンテンツを作成する際に、自動的に組合せの制限が制御される。第 3の実施の形態における、コンテンツ挿入の際に行なわれる制御については、第 2の実施の形態において図 8のフローチヤ一卜に示される処理と同様であるため、ここでの重複する部分の説明は繰返さない。

すなわち、第 3の実施の形態においても、選択されたコンテンツとすでに挿入されているコンテンツとの属性情報を全て抽出し、全ての条件について精査する。そして、全ての条件を満たしている場合にのみ、選択されたコンテンツを挿入することが可能であり、'そのまま挿入処理を実行する。

このように、コンテンツの提供者が、当該コンテンツに制限情報として属性情報を付加することで、当該コンテンツ単体の管理のみならず、複数のコンテンツを利用する際の著作権等の管理を的確にかつ詳細に行なうことができる。すなわち、特定のコンテンツの組合せでの利用のみならず、特定の属性を備えるコンテンッとの組合せでの利用のみの許可等を行なうことが可能になる。

そして、本実施の形態における携帯電話 1が、上述の処理を実行することで、このようなコンテンツの著作権等の管理を自動的に的確に行なうことができる。なお、本実施の形態において各コンテンツに付加される属性情報は、上述の属性情報に限定されるものではない。例えば、制限を行なう項目が単純な場合は、制限する項目を予め定義しておき、各項目にそれぞれに専用フラグを割当て、このフラグに応じて他のコンテンツとの組合せを制限することもできる。また、属性に対する制限情報に、優先順位を設けることもできる。

さらに、上述の第 1〜第 3の実施の形態において、各コンテンツに付加される制限情報は、当該コンテンツのヘッダ部等、コンテンツ自身に付加されるものとして説明を行なったが、そのコンテンツを管理するサーバ 3に格納されていてもよい。

この場合、当該コンテンツの挿入操作を行なう際には、携帯電話 1は、当該コンテンッの制限情報をサーバ 3から所得することで処理を進めることができる。あるいは、図 1に示されない認証用のサーバを備えることで、予めコンテンツに対してその認証用サーバの認証を付加して、認証されているコンテンツは全て組合せて利用可能としてもよい。また、プロバイダごとに利用のライセンスを与えることで、そのライセンスの付与されたプロバイダが提供するコンテンツは全て組合せて利用可能としてもよい。このようにすることで、コンテンツの挿入操作の度にサーバ 3から当該コンテンツの制限情報を取得することがない。

また、各コンテンツに、当該コンテンツに対する制限情報を付加するのみならず、他のコンテンツに対する制限情報を付加することもできる。具体的には、コンテンッ Aが所定のコンテンツとの組合せのみを許可するコンテンッである場合、その所定のコンテンツに対して、コンテンツ Aとの組合せを許可する制限情報 (ライセンス）を付与することが考えられる。

また、上述の第 1〜第 3の実施の形態においては、携帯電話 1のアプリケーションにおいて、選択されたコンテンツを挿入する際に上述の処理を実行して各コ：付加されている組合制限条件に基づいて挿入操作の制御を行なったが、挿入する際に限定されず、挿入操作の途中や、保存時に、組合制限条件を満たしているか否かを確認して上述の処理を実行してもよい。

さらに、上述の如くコンテンツに制限情報を付加することで、コンテンツの組合せを制限するのみならず、様々な動作や処理を制限することもできる。具体的には、縦横比を保った拡大縮小なら認めるが保たないものは認めない等の、拡大や縮小の制限を行なうこともできる。また、所定角度までの回転しか認めない等の、回転の制限を行なうこともできる。また、上下や左右反転は認めない等の、反転の制限を行なうこともできる。また、全ての部分が他のコンテンツ（ォブジクト）から隠されず必ず全体を表示しなければならない等の、全体表示の制限を行なうこともできる。また、色変更の不可や所定領域に関しての、赤、青、および黄色に変更することはできるが他の色には変更できない等の、色設定の制限を行なうこともできる。また、利用時間や利用回数等によって、利用期限設定することもできる。また、コンテンツが動画等の時間をパラメータとするコンテンッである場合、当該コンテンツの再生、一時停止、早送り、巻戻し、およびスロ一再生等の、再生処理の制限を行なうこともできる。

なお、上述の制限は、クリップアートに関する制限の具体例であって、コンテンッの形式に応じた他の制限であっても構わない。例えば、 M I D I ファイル (音楽コンテンツ）である場合、音のトーンの制限や演奏速度の制限を行なうこともできる。また、人体 3 Dポリゴンモデルを含むコンテンツの場合、指定可能な姿勢の制限や力メラ位置の制限等を行なうこともできる。

また、組合せにおける制限として、例えば、著作権者が異なる複数のクリップアートが同時に利用されることを防ぐ、あるいは、逆に、必ず組合せて利用しなければならない組合せを定義する等の、同時に利用可能なクリップアートの利用の制限を行なうこともできる。また、同じ縮尺比で配置しなければならない等の、同時に利用するクリップア一卜の縮尺の制限を行なうことができ、キャラクタをでたらめな縮尺で配置されることを防ぐことができる。また、向かって左に男雛、右に女雛でなければならない等の、同時に利用するクリップアートの位置の制限や相対的な位置の制限を行なうこともできる。このような制限を行なうことで、そのコンテンツの著作権を確実に保護することができる。また、そもそもそれらのコンテンツが備える独自の世界観等を壊すことを確実に防止することができる。

さらに、組合せのための挿入の動作を制限するだけでなく、組合せによってあらたな処理を生起することもできる。例えば、提供者の異なるコンテンツを組合せて同時に利用した場合、各コンテンツに対する利用料が発生し、各コンテンツの提供者に対して利用料を支払う処理を自動的に行なうことができる。また、所定の提供者のコンテンツを組合せることで、所定の値引きが発生する等の、課金体系を構築することもできる。

また、コンテンツに所定の動作を与えることもできる。例えば、コンテンツ A とコンテンツ Bとを組合せた場合には、コンテンツ Aに示されるキャラクタが笑顔になり、コンテンツ Aとコンテンツ Cとを組合せた場合には、泣き顔になる等の動作を行なうように設定することもできる。

なお、上述において、コンテンツとして写真や画像等のクリップアートや、動画や音楽等が該当するものとして説明したが、コンテンツとはこのような内容の情報や、必ずしもファイル化された情報等に限定されない。例えば、端末に付属したカメラゃネットワークに接続されたカメラから取得できるリアルタイム映像なども含むものとする。

さらに、上述の、コンテンツの動作や処理の制限方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、 C D— R OM、 R〇M、 R AMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。

提供されるプログラム製品は、ハ一ドディスクなどのプログラム格納部にィンストールされて実行される。

なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる.ことが意図される。産業上の利用可能性

以上のように、この発明によれば、他のコンテンツとの組合せを制限できるため、コンテンッの著作権等の管理に有利に適用することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる場合におけるコンテンッの処理制限方法であって、

前記第 1のコンテンツに付加されている第 1の制限情報を認識する第 1の制限情報認識ステップと、

前記第 2のコンテンツに付加されている第 2の制限情報を認識する第 2の制限情報認識ステップと、

前記認識された前記第 1および第 2の制限情報に基づいて、前記第 2のコンテンッの処理を制限する制限ステップとを備える、コンテンツ処理制限方法。

2 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用されることを制限する排他情報を含むとき、

前記制限ステップにおいては、前記第 1のコンテンッに対して前記第 2のコンテンッを組合せる処理を制限する、請求の範囲第 1に記載のコンテンツ処理制限方法。

3 . 前記第 2の制限情報が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の、前記第 2のコンテンツに対する縮尺サイズの変更処理と、回転処理と、反転処理と、全体表示処理と、色彩変更処理と、利用期限と、相対位置の変更処理、再生制御処理との少なくとも 1つを制限する情報を含むとき、

前記制限ステップにおいては、前記第 2の制限情報に基づいて、前記第 2のコンテンッを組合せる際の処理を制限する、請求の範囲第 1に記載のコンテンツ処理制限方法。

4 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用する際の所定の条件を含むとき、

前記制限ステップにおいては、前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報とから含まれる前記所定の条件を全て抽出し、前記第 1のコンテンツと前記第 2のコンテンッとが前記抽出した条件を 1つでも満たしていない場合には、前記第 1のコンテンツに対して前記第 2のコンテンツを組合せる処理を制限する、請求の範囲第 1に記載のコンテンツ処理制限方法。

5 . 前記第 1のコンテンツと前記第 2のコンテンツとの少なくとも一方は、複数のコンテンツを含むことを特徴とする、請求の範囲第 1に記載のコンテンツ処理制限方法。

6 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方は、当該コンテンッの属性を示す情報をさらに含み、

前記所定の条件は、組合せるコンテンツの属性に関する条件である、請求の範囲第 4に記載のコンテンッ処理制限方法。

7 . 第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せる場合におけるコンテンッの処理制限をコンピュータに実行させるコンテンツ処理制限プログラムプロダタツであって、

前記第 1のコンテンツに付加されている第 1の制限情報を認、識する第 1の制限情報認識ステップと、

前記第 2のコンテンッに付加されている第 2の制限情報を認識する第 2の制限情報認識ステップと、

前記認識された前記第 1および第 2の制限情報に基づいて、前記第 2のコンテンッの処理を制限する制限ステップとを実行させる、コンテンツ処理制限プログラムプロダクツ。

8 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用されることを制限する排他情報を含むとき、

前記制限ステップにおいては、前記第 1のコンテンツに対して前記第 2のコンテンッを組合せる処理を制限する、請求の範囲第 7に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツ。

9 . 前記第 2の制限情報が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の、前記第 2のコンテンツに対する縮尺サイズの変更処理と、回転処理と、反転処理と、全体表示処理と、色彩変更処理と、利用期限と、相対位置の変更処理、再生制御処理との少なくとも 1つを制限する情報を含むとき、

前記制限ステップにおいては、前記第 2の制限情報に基づいて、前記第 2のコンテンッを組合せる際の処理を制限する、請求の範囲第 7に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツ。

1 0 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用する際の所定の条件を含むとき、

前記制限ステップにおいては、前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報とから含まれる前記所定の条件を全て抽出し、前記第 1のコンテンツと前記第 2のコンテンッとが前記抽出した条件を 1つでも満たしていない場合には、前記第 1のコンテンツに対して前記第 2のコンテンツを組合せる処理を制限する、請求の範囲第 7に記載のコンテンッ処理制限プログラムプロダクッ。

1 1 . 前記第 1のコンテンツと前記第 2のコンテンツとの少なくとも一方は、複数のコンテンツを含むことを特徴とする、請求の範囲第 7に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクツ。

1 2 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方は、当該コンテンッの属性を示す情報をさらに含み、

前記所定の条件は、組合せるコンテンツの属性に関する条件である、請求の範囲第 1 0に記載のコンテンツ処理制限プログラムプロダクッ。

1 3 . 第 1のコンテンツに対して第 2のコンテンツを組合せるコンテンツの編集を行なうコンテンツ編集装置であって、

前記第 1のコンテンツに付加されている第 1の制限情報を認識する第 1の制限情報認識手段と、

前記第 2のコンテンツに付加されている第 2の制限情報を認識する第 2の制限情報認識手段と、

前記認識された前記第 1および第 2の制限情報に基づいて、前記第 2のコンテンッの処理を制限する制限手段とを備える、コンテンツ編集装置。

1 4 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用されることを制限する排他情報を含むとき、前記制限手段は、前記第 1のコンテンツに対して前記第 2のコンテンツを組合せる処理を制限する、請求の範囲第 1 3に記載のコンテンツ編集装置。

1 5 . 前記第 2の制限情報が、他のコンテンツと組合せて同時に利用する際の、前記第 2のコンテンツに対する縮尺サイズの変更処理と、回転処理と、反転処理と、全体表示処理と、色彩変更処理と、利用期限と、相対位置の変更処理、再生制御処理との少なくとも 1つを制限する情報を含むとき、

前記制限手段は、前記第 2の制限情報に基づいて、前記第 2のコンテンツを組合せる際の処理を制限する、請求の範囲第 1 3に記載のコンテンツ編集装置。

1 6 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方が、他のコンテンッと組合せて同時に利用する際の所定の条件を含むとき、

前記制限手段は、前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報とから含まれる前記所定の条件を全て抽出し、前記第 1のコンテンツと前記第 2のコンテンツとが前記抽出した条件を 1つでも満たしていない場合には、前記第 1のコンテンツに対して前記第 2のコンテンツを組合せる処理を制限する、請求の範囲第 1 3に記載のコンテンツ編集装置。

1 7 . 前記第 1のコンテンツと前記第 2のコンテンツとの少なくとも一方は、複数のコンテンツを含むことを特徴とする、請求の範囲第 1 3に記載のコンテンツ

1 8 . 前記第 1の制限情報と前記第 2の制限情報との少なくとも一方は、当該コンテンッの属性を示す情報をさらに含み、

前記所定の条件は、組合せるコンテンツの属性に関する条件である、請求の範囲第 1 6に記載のコンテンツ編集装置。