JP2001350664A - 情報カプセル管理方法及び情報カプセル管理プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

情報カプセル管理方法及び情報カプセル管理プログラムを格納した記憶媒体

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JP2001350664A
JP2001350664A JP2000171199A JP2000171199A JP2001350664A JP 2001350664 A JP2001350664 A JP 2001350664A JP 2000171199 A JP2000171199 A JP 2000171199A JP 2000171199 A JP2000171199 A JP 2000171199A JP 2001350664 A JP2001350664 A JP 2001350664A
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展郎 谷口
Osamu Shionoiri
理 塩野入
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紀彦 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル内システムによって、カプセル内デ
ータの安全な編集の実現を容易にし、カプセル内データ
への高速なアクセスの提供や、カプセル内データを分か
りやすく整理して見せることが可能な情報カプセル管理
方法及び情報カプセル管理プログラムを格納した記憶媒
体を提供する。 【解決手段】 本発明は、カプセル内にコンテンツのテ
ンプレートを読み込み、カプセル内に内包されたメソッ
ドを起動し、外部からコンテンツを読み込む、または、
テンプレートを用いてコンテンツを作成すると共に、該
コンテンツの表示や使用期限を含む使用を制御する利用
制御情報を、メソッドを用いて該カプセル内のデータに
アクセス可能なオブジェクト内に格納すると共に、該コ
ンテンツ及び利用制御情報の格納位置情報も合わせて格
納しておき、カプセル内のコンテンツを編集する場合に
は、カプセルを起動させ、カプセルに内包されているメ
ソッドを起動させて、コンテンツ及び利用制御情報の格
納位置情報を用いて、該カプセル内のコンテンツを参照
して編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報カプセル管理
方法及び情報カプセル管理プログラムを格納した記憶媒
体に係り、特に、コンテンツシステム上で、画像、音
声、テキストを含むマルチメディアオブジェクト(マル
チメディア情報、以下、単にコンテンツと記す)と、コ
ンテンツの使用(表示や使用期限等)を制御する利用制
御情報をカプセル化オブジェクト(カプセル内に内包し
たメソッドを介してのみカプセル内のデータにアクセス
可能なオブジェクト)内に格納して、使用、流通させる
情報カプセル管理方法及び情報カプセル管理プログラム
を格納した記憶媒体に関する。
【従来の技術】図15は、従来の情報カプセル生成の概
念図を示す。同図において、コンテンツ利用制御情報
が、PC等のコンピュータシステム上のカプセル生成ア
プリケーション10に入力されると、カプセル60内の
情報を読み込み、当該情報から情報カプセルを生成す
る。
【0002】図16は、従来の情報カプセル生成システ
ムの構成を示す。同図に示すシステムにおいて、コンピ
ュータ1は、カプセル生成アプリケーション10を有
し、キーボード20、マウス30、ディスプレイ40及
びハードディスク50等の入出力装置が接続されてい
る。
【0003】このようなPC等のコンピュータ1上で、
編集するときには、情報カプセル編集を行う編集制御部
(エディタ)12をコンピュータ1で起動し、入出力装
置は、このエディタ12を介して、情報カプセルの作
成、コンピュータの書込みや読み出しを行う。即ち、外
部の専用プログラム(エディタ12)を起動し、情報カ
プセルを開いて、エディタ12の管理する記憶部11に
読み込み、編集後に当該記憶部11内に情報カプセルを
生成する。
【0004】この動作の詳細を図17に示す。
【0005】コンピュータ1において、カプセル生成の
アプリケーション(エディタ)12を起動し(ステップ
100)、コンテンツを読み込む(ステップ101)。
ここで、利用制御情報を外部ファイルから読み込むかを
判断し、読み込まない場合には(ステップ102、N
o)、利用制御情報を作成し(ステップ104)、読み
込む場合には、利用制御情報を読み込む(ステップ10
3)。
【0006】ここで、ステップ101で読み込んだコン
テンツを暗号化し(ステップ104)、利用制御情報も
暗号化する(ステップ105)。
【0007】別のコンテンツを読み込む場合には、ステ
ップ101のコンテンツ読み込み処理に移行し(ステッ
プ107,Yes)、読み込まない場合には、格納位置
情報を生成し(ステップ108)、表示再生メソッド、
利用制御メソッド、格納位置情報、暗号化コンテンツ、
暗号化利用制御情報を結合し(ステップ109)、これ
らをカプセルとして出力する(ステップ110)。
【0008】図18は、従来の情報カプセルを用いたコ
ンテンツのカプセル化処理における各構成要素間の関係
を示す図である。
【0009】カプセル生成アプリケーションを起動し、
コンテンツ及びその利用制御情報を入力する。カプセル
生成アプリケーションは、コンテンツの利用に必要な表
示再生メソッド及びその利用の可否を判断する利用制御
メソッドと共に、コンテンツ及びその利用制御情報をデ
ィスク上のカプセルファイルに出力する。この時、同時
に、カプセル生成アプリケーションは、コンテンツ及び
その利用制御情報のカプセル内における格納位置を記録
した情報(格納位置情報)を表示再生メソッドや利用制
御メソッドからアクセス可能な場所に格納する。
【0010】カプセル生成アプリケーション(エディ
タ)12は、コンテンツA,コンテンツB、及びそれぞ
れの利用制御情報A,Bを読み込んで、カプセル生成処
理を行い、カプセル内に格納する。また、カプセル内に
格納されたコンテンツ及び利用制御情報に対応する格納
位置情報も合わせてカプセル内に格納される。また、当
該カプセルには、表示再生メソッド及びコンテンツの読
出しのための利用制御メソッドが格納される。なお、上
記の利用制御情報は暗号化されていてもよい。
【0011】次に、情報カプセルの表示再生処理につい
て説明する。
【0012】図19は、従来の情報カプセル生成処理に
おける表示再生処理のフローチャートである。
【0013】まず、カプセル60を起動させ(ステップ
120)、当該カプセル60から格納位置情報を読み取
り(ステップ121)、利用制御情報を復号し(ステッ
プ122)、復号された利用制御情報(利用条件)によ
りコンテンツの復号が可能であるかを判定し(ステップ
123)、不可の場合にはステップ121の格納位置情
報読み取り処理に移行し、可能である場合には、格納位
置情報を読み取り(ステップ124)、コンテンツを取
得して復号する(ステップ125)。復号されたコンテ
ンツをコンピュータ上のディスプレイ等に表示再生する
(ステップ126)。
【0014】図20は、従来の情報カプセルを用いたコ
ンテンツの利用(表示再生)処理における各構成要素間
の関係を示す。
【0015】カプセルを起動し、コンテンツの利用を指
示すると、利用制御メソッドは、カプセル内の所定位置
にあるコンテンツの利用制御情報の格納位置情報を取得
する。さらに、利用制御メソッドは、これに基づいてカ
プセル内に格納されたコンテンツの利用制御情報にアク
セスし、必要に応じて復号した後、メモリ上に展開す
る。さらに、利用制御メソッドは、必要に応じて利用履
歴情報を読出し/参照しながら、利用制御条件に適合す
るかどうかを判断する。利用可と判断された場合は、当
該コンテンツの格納位置情報を格納位置管理メソッドを
介して読出し、必要に応じて暗号化されたコンテンツを
復号し、表示再生メソッドに引き渡してコンテンツの表
示再生を行う。利用制御不可の場合は、何もせず(ある
いは、利用不可の旨をユーザに提示した後)次の処理に
進む。
【0016】次に、従来の情報カプセル生成処理におけ
る編集処理について説明する。
【0017】図21は、従来の情報カプセル生成処理に
おける編集処理のフローチャートである。以下の処理で
は、カプセル分離、編集、再カプセル化の3つの処理に
より構成される。
【0018】まず、カプセル分解処理として、カプセル
編集アプリケーションを起動させ(ステップ130)、
新規にコンテンツを追加するかを判定し、新規コンテン
ツの追加を行わない場合には(ステップ131、N
o)、利用制御情報格納位置情報を読み取り(ステップ
132)、当該位置情報に基づいて利用制御情報を取得
して復号する(ステップ133)。次に、コンテンツ格
納位置情報を読み取り(ステップ134)、当該位置情
報に基づいてコンテンツを取得して復号する(ステップ
135)。全てのカプセル内の情報を復号したかを判断
し、していない場合にはステップ132に処理に移行す
る。全て復号した場合には、ステップ137以降の編集
処理に移行する。
【0019】一方、上記のステップ131において、新
規にコンテンツを追加する場合には、新規コンテンツを
読み込み(ステップ149)、利用者制御情報を外部フ
ァイルから読み込むかを判定し、読み込む場合には(ス
テップ150,Yes)、利用制御情報を読み込んみ、
読み込まない場合には(ステップ150,No)、利用
制御情報を作成する(ステップ152)。更に、新規コ
ンテンツを読み込む場合にはステップ149に移行し、
そうでない場合には、上記のステップ132に移行す
る。
【0020】次に、編集処理について説明する。
【0021】上記のステップ136の処理に引き続き、
更に編集する場合には(ステップ137,Yes)、編
集操作要求を出し(ステップ138)、利用制御情報
(利用条件)の判断を行い(ステップ139)、利用可
能である場合には(ステップ139,Yes)、編集対
象がコンテンツか利用制御情報かを判定し(ステップ1
40)、コンテンツである場合には、コンテンツ編集を
行い(ステップ141)、利用制御情報である場合に
は、利用制御情報を編集する(ステップ142)。続い
て、再カプセル化の処理について説明する。
【0022】上記のステップ137において、更に編集
の必要がない場合において(ステップ137,No)、
ステップ135において取得したコンテンツを暗号化し
(ステップ143)、ステップ133において取得した
当該コンテンツに対応する利用制御情報も暗号化する
(ステップ144)。次に、コンテンツと利用制御情報
を記憶装置内に格納するための位置情報を生成する(ス
テップ145)。
【0023】全てのコンテンツ及び利用制御情報を暗号
化したかを判定し、暗号化された場合には(ステップ1
46,Yes)、表示再生メソッド、利用制御メソッ
ド、格納位置情報、暗号化コンテンツ及び暗号化利用制
御情報を結合して、カプセル化し(ステップ147)、
当該カプセルを出力する(ステップ148)。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、以下のような問題がある。
【0025】従来は、カプセル内のコンテンツを編集す
るためには、一旦カプセルを開けて、カプセル内のコン
テンツを生の状態で、編集プログラム(エディタ)に渡
す必要がある。この場合、エディタが信用できるプログ
ラムであれば問題ないが、会員制等の閉じたユーザグル
ープだけを想定するならいざ知らず、インターネットの
ような開放系において、個々のユーザのコンテンツにイ
ンストールされているエディタが全て信用できるプログ
ラムであることを保証するのは困難である。同様のこと
は、カプセル内コンテンツの利用条件情報(利用制御情
報)や利用履歴情報などの読み書きについても言える。
【0026】また、従来の、カプセルとコンテンツ編集
のためのエディタが分かれている方式では、カプセルと
エディタ間で、カプセル内コンテンツのみならず、当該
コンテンツに関する閲覧や編集の条件(利用制御情報)
など、多くの情報がやり取りされる。例えば、利用制御
が正しく行われるためには、カプセルとエディタの間で
利用制御情報の記述に関する解釈が一致している必要が
ある。従って、例えば、カプセルのバージョンが上がっ
て新しい利用制御情報が付け加わったり、あるいは、エ
ディタのバージョンが上がって古い利用制御情報が使え
なくなったりするといったことが生じる可能性があり、
カプセルとエディタの互換性には神経を使わなくてはな
らないという問題がある。
【0027】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ファイル内システムによって、カプセル内データの
安全な編集の実現を容易にし、カプセル内データへの高
速なアクセスの提供や、カプセル内データを分かりやす
く整理して見せることが可能な情報カプセル管理方法及
び情報カプセル管理プログラムを格納した記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0029】本発明(請求項1)は、コンテンツシステ
ム上で、画像、音声、テキストを含むコンテンツを情報
カプセル内に格納して、使用、流通させる情報カプセル
管理方法において、カプセル内にコンテンツのテンプレ
ートを読み込み(ステップ1)、カプセル内に内包され
たメソッドを起動し(ステップ2)、外部からコンテン
ツを読み込む、または、テンプレートを用いてコンテン
ツを作成すると共に、該コンテンツの使用(表示や使用
期限等)を制御する利用制御情報を、メソッドを用いて
該カプセル内のデータにアクセス可能なオブジェクト内
に格納すると共に、該コンテンツ及び利用制御情報の格
納位置情報も合わせて格納しておき(ステップ3)、カ
プセル内のコンテンツを編集する場合には、カプセルを
起動させ(ステップ4)、カプセルに内包されているメ
ソッドを起動させて、コンテンツ及び利用制御情報の格
納位置情報を用いて、該カプセル内のコンテンツを参照
して編集する(ステップ5)。
【0030】本発明(請求項2)は、カプセルにコンテ
ンツ及び利用制御情報を格納する際には、コンテンツ及
び利用制御情報の格納位置を管理する格納位置管理メソ
ッドを用い、利用制御情報を制御する際には、利用制御
メソッドを用い、オブジェクト内に格納されたコンテン
ツを編集する際には、コンテンツ及び利用制御情報の格
納位置情報を用いて、該コンテンツを参照して編集を行
う編集メソッドを用い、オブジェクト内に格納されたコ
ンテンツを表示・再生する際に、表示・再生メソッドを
用いる。
【0031】本発明(請求項3)は、編集メソッドがコ
ンテンツを格納する際には、暗号化機能を用い、コンテ
ンツを編集する際には、復号化機能を用いる。
【0032】本発明(請求項4)は、利用制御メソッド
が利用制御情報を格納する際には、暗号化機能を用い、
該利用制御情報を利用する際には、復号化機能を用い
る。
【0033】本発明(請求項5)は、利用制御情報とし
て、コンテンツの使用の制限、変更の制限、利用可能期
限、利用可能回数を含む操作条件を設定する。
【0034】本発明(請求項6)は、コンテンツシステ
ム上で、画像、音声、テキストを含むコンテンツを情報
カプセル内に格納して、使用、流通させる情報カプセル
を格納した記憶媒体であって、生成、または、外部から
取得され格納されたコンテンツと、生成、または、外部
から取得され格納された利用制御情報と、コンテンツを
新規に作成するプロセスと、オブジェクト内に格納され
たコンテンツ及び利用制御情報の格納位置情報を用い
て、該コンテンツを参照して編集を行うプロセスを有す
る編集メソッドと、コンテンツ及び利用制御情報の格納
時の格納位置情報を生成し、格納・管理するプロセスを
有する格納位置管理メソッドと、利用制御情報の格納位
置情報を参照して利用制御情報を制御するプロセスを有
する利用制御メソッドと、コンテンツと利用制御情報の
格納位置情報を参照して、オブジェクト内に格納された
コンテンツを表示・再生するプロセスを有する表示・再
生メソッドとを格納する。
【0035】本発明(請求項7)は、編集メソッドにお
いて、コンテンツを格納する際に該コンテンツを暗号化
する暗号化プロセスと、コンテンツを編集する際に該コ
ンテンツを復号化する復号化プロセスとを有する。
【0036】本発明(請求項8)は、利用制御メソッド
において、利用制御情報を格納する際に該利用制御情報
を暗号化する暗号化プロセスと、利用制御情報を利用す
る際に該利用制御情報を復号化する復号化プロセスとを
有する。
【0037】本発明(請求項9)は、利用制御情報とし
て、コンテンツの使用の制限、変更の制限、利用可能期
限、利用可能回数を含む操作条件を有する。
【0038】上記のように、本発明は、情報カプセルに
編集機能を内包することで、カプセル内の生のコンテン
ツへのアクセスは、編集操作も含めて全てカプセル内に
内包されたメソッドを介して行われることになる。従っ
て、例えば、「文章の編集は許すが、画像の編集は許さ
ない」というような条件をカプセル内コンテンツの提供
者が望む場合は、画像編集メソッドをはじめからカプセ
ルに含めないようにすることにより、画像の編集は事実
上不可能となる。
【0039】また、情報カプセルに編集機能を内容する
ことにより、例えば、利用制御情報の解釈系はカプセル
内に存在するものを利用するので、このようなカプセル
とエディタの互換性を気にする必要がない。これによ
り、利用者は、どんな古い情報カプセルであっても、正
当な利用条件さえ守れば、いつでも閲覧や編集を行うこ
とが可能となる。
【0040】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の情報カプセル生
成の概念を示し、図3は、本発明の情報カプセル生成シ
ステムの構成を示す。
【0041】情報カプセル生成システムにおいて、コン
ピュータ1は、キーボード20、マウス30、ディスプ
レイ40及びハードディク50等の入出力装置が接続さ
れる。コンピュータ1は、OS180とカプセル100
を有する。
【0042】カプセル100は、コンテンツ110、利
用制御情報120、格納位置情報130、格納位置管理
メソッド140、利用制御メソッド150、編集メソッ
ド160、及び表示再生メソッド170を内包する。
【0043】格納位置管理メソッド140は、コンテン
ツ110を格納した位置を格納位置情報130として登
録する。
【0044】図4は、本発明の格納位置情報の例を示
す。同図に示すように、格納位置情報130は、名前、
全長、分割数、分割された情報のそれぞれの開始位置
(先頭アドレス)、分割された情報のそれぞれの長さ
(データ長)等を格納する。
【0045】利用制御メソッド150は、コンテンツ1
10の利用制御情報(利用条件)を管理する。
【0046】図5は、本発明の利用制御情報の例を示
す。同図(A),(B)に示すように、利用制御情報1
30は、当該コンテンツ110の使用期限、使用回数制
限、使用者範囲、編集範囲から構成される。
【0047】編集メソッド160は、コンテンツ110
に対して、追加、削除、変更等の編集を行う。
【0048】表示再生メソッド170は、利用制御メソ
ッド150により再生表示が可能な場合に当該コンテン
ツ110のディスプレイ40上への表示・再生を行う。
【0049】次に、上記の構成における動作を説明す
る。
【0050】図6は、本発明の情報カプセルを用いたコ
ンテンツのカプセル化処理における各構成要素間の関係
を示す。
【0051】カプセル100を起動し、コンテンツのカ
プセル化を指示すると、編集メソッド160を介してコ
ンテンツを読み込む。このとき、正しくコンテンツが読
み込まれたことを示すため、表示再生メソッド170を
利用してコンテンツを表示再生することもある。次に、
やはり編集メソッド160を介して、利用制御情報が入
力される。入力されたコンテンツ及び利用制御情報は、
ディスク(メモリ)101上のカプセル内の格納領域に
書き込まれるが、このとき、どこにこれらのコンテンツ
/利用制御情報が書き込まれたかを管理するために、格
納位置管理メソッド140を介して格納位置情報が生成
され、同じくディスク101のカプセル内の所定の位置
に書き込まれる。
【0052】編集メソッド160が、OS180を介し
て、外部から2つのコンテンツa,B及び、当該コンテ
ンツに対応する利用制御情報が読み込まれると、当該コ
ンテンツ及び利用制御情報を取得する。または、カプセ
ル内部で利用制御情報を生成することも可能である。
【0053】次に、編集メソッド160は、読み込んだ
(または、作成された)コンテンツを暗号化し、コンテ
ンツをカプセル100内のメモリ101に書き込む。こ
のとき書き込んだ格納位置(アドレス)を格納位置情報
管理メソッド140において、格納位置情報139とし
て当該カプセル100内のメモリ101の当該領域に書
き込む。さらに、利用制御メソッド150において、上
記で外部から読み込まれた、または作成された利用制御
情報を暗号化して、利用制御情報120として当該カプ
セル100内のメモリ101に書き込む。
【0054】上記のように、編集メソッド160は、カ
プセル100内のメモリ101に書き込まれたコンテン
ツ110を、利用制御情報120の利用条件に応じて編
集(追加、削除、更新)等を行う。また、表示再生メソ
ッド170は、コンテンツ110の内容を同様に利用制
御情報120に基づいて表示・再生する。なお、コンテ
ンツ110や利用制御情報120は、それぞれメモリ1
01のどの位置に格納されているかを示す格納位置情報
に基づいて検索することにより読み出される。
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0055】[第1の実施例]本実施例では、絵葉書ア
プリケーションとして、(1)空の絵葉書カプセルを作
成する、(2)絵葉書提供者が写真家が撮った写真画像
データをカプセル化して販売用絵葉書カプセルを作成す
る、(3)絵葉書提供者は作ったカプセルを利用者Aに
販売し、該利用者がオリジナルの画像データ及びメッセ
ージを絵葉書カプセルに書き込んで他の利用者Bに送信
する、(4)利用者Bが受信した絵葉書カプセル内の情
報を閲覧する、(5)利用者Aが過去に送信した絵葉書
カプセルの内容を確認するために絵葉書カプセル内の情
報を閲覧するという5つのパターンについて説明する。
【0056】(1) 絵葉書提供者が空の絵葉書カプセ
ルを生成:当該処理では、カプセルのテンプレートを作
成する。
【0057】(2) 絵葉書提供者が、写真家が撮った
写真画像データ(コンテンツa)をカプセル化して販売
用絵葉書カプセルを作成:図7は、本発明の第1の実施
例の情報カプセル生成処理のフローチャートである。
【0058】まず、カプセルを起動し(ステップ20
1)、編集メソッド160を利用して、取り込みたいコ
ンテンツとしてコンテンツaを指定し、メモリ101上
に読み込む(ステップ202)。同時に、編集メソッド
160を利用して、コンテンツaの利用条件a(利用制
御情報a)として、例えば、 ・『画像上の特定位置への利用者のオリジナル画像デー
タのスーパーインポーズを送信されるまで許可』; ・『所定のテキストエリアへの利用者のテキスト書き込
みを送信されるまで許可』; ・『カプセル自身による第三者への複製の送信を1回許
可』 ・『送信後は全ての編集行為は不許可』; 等を設定する(ステップ203〜205)。この方法と
して、上記の利用条件を外部から読み込んでもよいし、
当該編集メソッド160において作成してもよい。
【0059】このようにして取り込んだコンテンツa及
び作成(または、読み込んだ)利用条件aを当該編集メ
ソッド160に含まれる暗号化機能によって暗号化し
(ステップ207、209)、格納位置管理メソッド1
40を利用してそれぞれの格納位置を記録しつつ、カプ
セル100内のメモリ101に書き込む(ステップ20
7、208、211)。図8は、本発明の第1の実施例
の格納位置情報の例を示す。同図の例では、格納位置情
報は、コンテンツ名、コンテンツの全長、分割数、分割
された先頭のアドレス(開始位置)及び分割されたコン
テンツの長さから構成される。当該格納位置情報は、図
9及び図10に示すように、格納位置管理メソッド14
0により当該メモリ101内のアドレスが管理されてお
り、編集メソッド160、表示再生メソッド170や利
用制御メソッド150において、格納されたコンテンツ
110及び利用制御情報120を取得する際には、当該
格納位置管理メソッド140を介して位置情報を取得す
る。
【0060】図9は、本発明の第1の実施例の情報カプ
セルを用いたコンテンツの利用(表示再生)処理におけ
る各構成要素間の関係を示す図である。同図の処理は、
図19と同様である。
【0061】図10は、本発明の第1の実施例の情報カ
プセルを用いたコンテンツの編集処理における各構成要
素間の関係を示す図である。
【0062】カプセル100を起動し、コンテンツの編
集を指示する。新規コンテンツを追加する場合は、図6
のコンテンツのカプセル化と同様の処理が行われる。既
に内包するコンテンツ110を編集(更新もしくは削
除)する場合は、まず、編集対象コンテンツの利用制御
情報120の格納位置情報を格納位置管理メソッド14
0を介して取得し、必要に応じてそれをメモリ上に復号
化した後、編集操作に対する利用制御判断を行う。利用
可と判断された場合は、当該コンテンツ110の格納位
置情報を格納位置管理メソッド140を介して読出し、
必要に応じて暗号化されたコンテンツをメモリ上に復号
し、編集メソッド160を用いて更新/削除を行う。こ
のとき、場合によっては、編集操作前後の様子がユーザ
にわかるよう、表示再生メソッド170がコンテンツの
表示再生を行うこともある。利用制御不可の場合は、何
もせず(あるいは、利用不可の旨をユーザに通知した
後)次の処理に進む。最後に全て編集操作が終わった
ら、コンテンツ及びその利用制御情報を必要に応じて暗
号化し、ディスク上のカプセル内の格納領域に書き込む
と同時に、格納位置管理メソッドを利用してこれら情報
の格納位置を所定の位置に記録する。
【0063】(3) 絵葉書提供者は、(2)で作った
絵葉書カプセルを利用者Aに販売し、利用者Aがオリジ
ナルの画像データ及びメッセージを絵葉書カプセルに書
き込んで、知人(利用者B)に送信:図11は、本発明
の第1の実施例の情報カプセル生成処理における編集処
理のフローチャートである。
【0064】まず、利用者Aは、絵葉書提供者から渡さ
れたカプセルを起動し(ステップ301)、取り込みた
いオリジナル画像データ(コンテンツb)を指定し、メ
モリ101上に読み込む(ステップ302、320)。
このとき、利用制御メソッド150が自動的に呼び出さ
れ、この操作が利用制御情報aで許可されるものかどう
かをチェックする(ステップ307)。このとき、許可
されない操作(例えば、2つ目のオリジナル画像データ
を取り込もうとするなど)の場合、操作は実施されな
い。
【0065】このとき、取り込んだオリジナルの画像デ
ータについて、利用制御を行いたい場合は、上記の
(2)における場合と同様にコンテンツbの利用条件
(利用制御情報b)を設定することができる(ステップ
322、323)。
【0066】次に、編集メソッド160を利用して、先
に取り込んだコンテンツaのどの部分にコンテンツbを
スーパーインポーズするかを指定する。このとき、利用
制御メソッド150が自動的に呼び出され、この操作が
利用制御情報aで許可されるものかどうかをチェックす
る(ステップ307)。許可されない操作(例えば、許
可された範囲外にスーパーインポーズしようとするな
ど)の場合、操作は実施されない。操作が許可された
ら、編集を行うために、編集メソッド160(または、
表示再生メソッド170)に含まれる復号機能を利用し
て、コンテンツaの暗号が解除される(ステップ31
1)。
【0067】次に、編集メソッド160を利用して、テ
キストエリアにメッセージ(コンテンツc)を書き込む
(ステップ314)。このとき、利用制御メソッド15
0が自動的に呼び出され、この操作が利用制御情報aで
許可されてるものかどうかをチェックする(ステップ3
08)。許可されない場合、この操作は実施されない。
【0068】このとき、書き込んだメッセージについ
て、利用制御を行いたい場合は、上記の(2)における
場合と同様に、コンテンツcの利用条件(利用制御情報
c)を設定することができる。
【0069】最後に、こうして状態を変更した絵葉書カ
プセル(の複製)を、編集メソッド160に含まれる送
信機能を利用して利用者Bに送信する。送信時、手元に
残される絵葉書カプセル及び送信される絵葉書カプセル
の複製の利用制御情報が更新され(ステップ318)、
一切の編集操作が禁止される。
【0070】なお、このプロセスにおける「メッセージ
暗号化」(ステップ314、317)の副次的な効果と
して、この方法で送られたメールは、「葉書」という名
前にも関わらず、「封書」として動作する。即ち、私信
の内容を転送中に覗き見される心配がない。また、メッ
セージ閲覧に期限や回数制限を設けることで、いわゆる
「自動消失メール)として利用することも可能である。
【0071】(4) 利用者Bが受信した絵葉書カプセ
ル内の情報を閲覧:当該動作は、前述の図9の動作と同
様である。
【0072】受信した絵葉書カプセルを起動し、表示再
生メソッド170を利用して、コンテンツa、コンテン
ツb,コンテンツcが表示される。このとき、利用制御
メソッド150が自動的に呼び出され、この操作が利用
制御情報aで許可されるものかどうかをチエックする。
許可されない操作(例えば、コンテンツcに利用者Bに
対する表示期限が設定されていて、この表示期限を過ぎ
ている)の場合、操作は実施されない。操作が許可され
たら、表示再生メソッド170に含まれる復号機能を利
用して、各コンテンツの暗号が解除され、表示/再生が
行われる。
【0073】(4) 利用者Aが過去送信した絵葉書カ
プセルの内容を確認するために絵葉書カプセル内の情報
を閲覧:受信した絵葉書カプセルを起動する。次に、表
示再生メソッド170を利用してコンテンツa,コンテ
ンツb,コンテンツcが表示される。このとき、利用制
御メソッド150が自動的に呼び出され、この操作が利
用制御情報aで許可されるものかどうかをチェックす
る。許可されていない操作の場合、操作は実施されな
い。
【0074】例えば、絵葉書カプセル内の情報を変更し
ようとする等は行うことができない。しかも、その制御
は、利用者Aには適用されないので、利用者A自身は自
分が書いた絵葉書の内容をいつでも確認できる。操作が
許可されたら、表示再生メソッド170に含まれる復号
機能を用いて、各コンテンツの暗号が解除され、表示/
再生が行われる。
【0075】[第2の実施例]本実施例では、稟議書ア
プリケーションを例に、(1)空の稟議カプセルの作
成、(2)稟議の起案者(利用者A)が、提案の内容を
カプセルに書込み、稟議を開始、(3)上長が受け取っ
た稟議書カプセルを実行し、稟議の提案文を確認し、認
可なら認可印を押印して決済ルートの次の人物に送信、
不認可なら、不認可の印をつけて起案者及び/または、
直前の決済者等に返却、(4)最終決済者が稟議に認可
の判断を下すという4パターンについて説明する。
【0076】(1) 空の稟議書カプセルを作成する。
【0077】(2) 稟議の起案者(利用者A)が、提
案の内容をカプセルに書込み、稟議を開始する。
【0078】図14は、本発明の第2の実施例の稟議書
アプリケーションの動作を説明するための図である。
【0079】カプセルを起動し、編集メソッド160を
利用して提案文(コンテンツa)をカプセルに書き込
む。場合によっては、説明用の図(コンテンツa’)も
書き込んでよい。
【0080】稟議書の場合、コンテンツaの利用条件
(利用制御情報a)は、起案者の手によって細かく設定
されるのではなく、ある程度定型的なものが予め用意さ
れていると思われる。例えば、 ・「押印後は基本的に編集不可能だが、もし変更する場
合には変更部分い押印による認証が必要」 ・「上長押印後の編集は不可能」 ・「提案文を変更できるのは起案者のみ」 ・「上長は押印による決済の可否判定操作のみ可能」 等である。状況に応じて決済期限(=編集操作期限)や
決済ルート(編集操作を行えるユーザ及びその順序の設
定)等の利用制御情報は変更可能なほうが望ましい。
【0081】「押印」という操作を受け取ったら、提案
文(及び利用制御情報a)を、それぞれ編集メソッド1
60に含まれる暗号化機能によって、操作者が特定でき
る情報(公開鍵暗号系における秘密鍵等)を用いて暗号
化する。このとき、決済ルートに沿った稟議プロセスを
保証するために、次の決済者を特定する情報(公開鍵暗
号系における公開鍵など)を用いてさらに暗号化を重ね
ることも可能である。こうして暗号化した情報を、格納
位置管理メソッド140を利用してそれぞれの格納位置
を記録しつつ、カプセル内に書き込む。稟議書の場合、
これだけではなく、「押印」操作によって、印形の画像
データ及びその利用条件(表示のみ/改変不可等)を、
それぞれコンテンツb及び利用制御情報bとして自動的
に取込み、コンテンツa/利用制御情報aと同様に暗号
化及び格納されることもあり得る。
【0082】こうして作成された稟議書カプセルを、決
済ルートの次の人物(たいていは直属の上長)に送信す
る。この場合の送信は、カプセルに転送機能を備え付け
ておき、それを利用してもよいし、通常のメールの添付
ファイルの形式で送ってもよい。つまり、転送/送信/
移動機能は、情報カプセルの必須機能ではない。しか
し、処理のシンプルさを保つという観点からは、カプセ
ルの転送機能を利用する方がよい。
【0083】この理由は、稟議処理が単一のアプリケー
ション内で完結することと、カプセル内に送信記録を残
すことができるので、提出したかしないかのチェックが
容易であり、添付ファイルだと、手元に提出物と区別で
きないコピーが必ず残され、不必要な混乱のもとにな
る。
【0084】(3) 上長は、受け取った稟議書カプセ
ルを実行し、稟議の提案文を確認し、認可なら、認可印
を押印して決済ルートの次の人物に送信し、不認可なら
不認可のマークをつけて起案者及び/または、直前の決
済者等に返却:この処理を行う場合には、カプセルを起
動し、カプセル内コンテンツ(提案文、説明図、印形、
コメント等)の閲覧を要求し、全ての利用制御情報をチ
ェックし、閲覧が許可されるかどうかチェックする。許
可されない場合は、カプセル自身が終了するか、もしく
は、アクセスが許可さない情報のみについては表示され
ない。
【0085】操作が許可されたら、表示再生メソッド1
70に含まれる復号機能を利用して、提案文の暗号を解
除する。このとき、暗号解除プロセス(復号)は、自分
の秘密鍵で復号し、前の決済者の公開鍵で復号し、前々
決済者の公開鍵で復号し、起案者の公開鍵で復号という
手順を踏むことが考えられる。最終的に平文に復号され
た提案文は、表示再生メソッド170の閲覧機能を利用
して表示される。
【0086】認可なら、編集メソッド160を利用して
「押印」操作を実施する。このとき、利用制御情報をチ
ェックし、許可される操作であるかどうかを確認する。
許可されない場合、操作は実施されない。許可されたら
(2)と同様のプロセスで、コンテンツa及び利用制御
情報aを暗号化し、格納すると共に、決済者の印形の画
像データ及びその利用条件(利用制御情報)をコンテン
ツ及び利用制御条件として、同様に暗号化し格納する。
【0087】不認可なら、編集メソッド160を利用し
て、不認可の印を付ける操作を行う。
【0088】いずれの場合も、決済者のコメントをコン
テンツとして取り込むことができるようにしてもよい。
この場合も、基本的な部分では提案文と同様の利用制御
情報(修正は、コメント記入者以外不可、押印後は基本
的に変更不可)が、適用されるが、場合によっては、コ
メントを閲覧可能な対象を制御できるようにしてもよ
い。これらも、他のコンテンツ/利用制御情報と同様
に、暗号化し、格納される。
【0089】最後に、上記の(2)と同様に、処理が済
んだ稟議書カプセルを転送する。認可の場合は次の決済
者へ、不認可の場合は、起案者及び/または、直前の決
済者などへ送られることになる。こうした転送先を場合
に応じて、適切に振り分けるためにも、カプセル内蔵の
転送機能を利用した方が望ましい。
【0090】(4) 最終決済者が稟議に認可の判断を
下した場合:上記の(3)の処理を数回繰り返した後、
最終決済者に稟議書カプセルが届く。最終決済者におけ
る処理も基本的には上記の(3)と全く同じである。異
なるのは、最終決済者が認可の押印を行った場合、稟議
プロセスは終了するため、それ以上の決済のための転送
は行われない点である。最終決定者が稟議を認可した場
合、稟議が認可されたことが、起案者と、場合によって
は、決済ルート上の全ての人物に、稟議カプセルの送信
機能等を利用することにより知らされることになる。
【0091】この稟議書カプセルを用いた稟議システム
の優れた点は、 ・理着システムのために特別なソフトウェアを稟議ルー
ト上の全ての人のマシンに配備する必要がない; ・稟議形式のカスタマイズが容易である; という点である。
【0092】通常、稟議をコンテンツを用いた情報シス
テム上で実施する場合は、専用のソフトウェアを各個人
のマシンに配備する必要がある。本発明の情報カプセル
を用いた方法では、このような配備は不要である。
【0093】勿論、ブラウザとアプリケーションサーバ
を利用した集中管理型の仕組みを撮れば、やはり専用ソ
フトウェアの配備は不要である。
【0094】しかしこの方法では、個々の状況に応じて
柔軟に稟議システムを運用することが本発明の情報カプ
セルを用いた方法に比べて困難である。例えば、アプリ
ケーションサーバ方式の場合、一度中央(センタ)のア
プリケーションサーバがバージョンアップされてしまう
と、バージョンアップ前の稟議書ファイルとの互換性が
失われ、バージョンアップ前の稟議書にアクセスできな
いといったことが起こり得る。これに対し、稟議書カプ
セル方式であれば、古い稟議書カプセルも新しい稟議書
カプセルも独立した一個のアプリケーションなので、バ
ージョンアップに関わりなく動作する。
【0095】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応
用が可能である。
【0096】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、情報カ
プセルに編集機能を内包することにより、カプセル内の
生なコンテンツへのアクセスは、編集操作も含めて全カ
プセル内に内包されたメソッドを介して行われることに
なる。従って、例えば、「文の編集は許すが、画像の編
集は許さない」というような条件をカプセル内コンテン
ツの提供者が望む場合は、画像編集メソッドを始めから
カプセルに内包しないようにすることにより、画像の編
集は事実上不可能になる。
【0097】また、本発明の情報カプセルに編集機能を
内包する方式では、例えば、利用制御情報の解釈系は、
カプセル内に存在するものを利用するので、カプセルと
エディタの互換性やバージョンを気にする必要がない。
従って、利用者は、どんなに古い情報カプセルであって
も、正当な利用条件さえ守ればいつでも閲覧や編集を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の情報カプセル生成の概念図である。
【図3】本発明の情報カプセル生成システムの構成図で
ある。
【図4】本発明の格納位置情報の例である。
【図5】本発明の利用制御情報の例である。
【図6】本発明の情報カプセルを用いたコンテンツのカ
プセル化処理における各構成要素間の関係を示す図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施例の情報カプセル生成処理
のフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例の格納位置情報の例(コ
ンテンツの追加)である。
【図9】本発明の第1の実施例の情報カプセルを用いた
コンテンツの利用(表示再生)処理における各構成要素
間の関係を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例の情報カプセルを用い
たコンテンツの編集処理における各構成要素間の関係を
示す図である。
【図11】本発明の情報カプセル生成処理における編集
処理のフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例の格納位置情報の例
(コンテンツの編集)である。
【図13】本発明の第1の実施例の絵葉書アプリケーシ
ョンの動作を説明するための図である。
【図14】本発明の第2の実施例の稟議書アプリケーシ
ョンの動作を説明するための図である。
【図15】従来の情報カプセル生成の概念図である。
【図16】従来の情報カプセル生成システムの構成図で
ある。
【図17】従来の情報カプセル生成処理のフローチャー
トである。
【図18】従来の情報カプセルを用いたコンテンツのカ
プセル化処理における各構成要素間の関係を示す図であ
る。
【図19】従来の情報カプセル生成処理における表示再
生処理のフローチャートである。
【図20】従来の情報カプセルを用いたコンテンツの利
用(表示再生)処理における各構成要素間の関係を示す
図である。
【図21】従来の情報カプセル生成処理における編集処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
20 キーボード 30 マウス 40 ディスプレイ 50 ハードディスク 100 カプセル 101 メモリ 110 コンテンツ 120 利用制御情報 130 格納位置情報 140 格納位置管理メソッド 150 利用制御メソッド 160 編集メッソッド 170 表示再生メソッド 180 OS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 紀彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA07 CA16 5B049 BB00 5B075 ND16 5B082 GA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツシステム上で、画像、音声、
    テキストを含むマルチメディアオブジェクト(マルチメ
    ディア情報、以下、単にコンテンツと記す)を情報カプ
    セル(以下、単にカプセルと記す)内に格納して、使
    用、流通させる情報カプセル管理方法において、 前記カプセル内にコンテンツのテンプレートを読み込
    み、 前記カプセル内に内包されたメソッドを起動し、 外部からコンテンツを読み込む、または、前記テンプレ
    ートを用いてコンテンツを作成すると共に、該コンテン
    ツの表示や使用期限を含む使用を制御する利用制御情報
    を、前記メソッドを用いて該カプセル内のデータにアク
    セス可能なオブジェクト内に格納すると共に、該コンテ
    ンツ及び前記利用制御情報の格納位置情報も合わせて格
    納しておき、 前記カプセル内のコンテンツを編集する場合には、 前記カプセルを起動させ、 前記カプセルに内包されているメソッドを起動させて、
    前記コンテンツ及び前記利用制御情報の格納位置情報を
    用いて、該カプセル内のコンテンツを参照して編集する
    ことを特徴とする情報カプセル管理方法。
  2. 【請求項2】 前記カプセルに前記コンテンツ及び前記
    利用制御情報を格納する際には、前記コンテンツ及び前
    記利用制御情報の格納位置を管理する格納位置管理メソ
    ッドを用い、 前記利用制御情報を制御する際には、利用制御メソッド
    を用い、 前記オブジェクト内に格納された前記コンテンツを編集
    する際には、前記コンテンツ及び前記利用制御情報の格
    納位置情報を用いて、該コンテンツを参照して編集を行
    う編集メソッドを用い、 前記オブジェクト内に格納された前記コンテンツを表示
    ・再生する際に、表示・再生メソッドを用いる請求項1
    記載の情報カプセル管理方法。
  3. 【請求項3】 前記編集メソッドが前記コンテンツを格
    納する際には、 暗号化機能を用い、前記コンテンツを編集する際には、
    復号化機能を用いる請求項2記載の情報カプセル管理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記利用制御メソッドが前記利用制御情
    報を格納する際には、暗号化機能を用い、該利用制御情
    報を利用する際には、復号化機能を用いる請求項2記載
    の情報カプセル管理方法。
  5. 【請求項5】 前記利用制御情報として、 前記コンテンツの使用の制限、変更の制限、利用可能期
    限、利用可能回数を含む操作条件を設定する請求項1、
    2または、4記載の情報カプセル管理方法。
  6. 【請求項6】 コンテンツシステム上で、画像、音声、
    テキストを含むマルチメディアオブジェクト(マルチメ
    ディア情報、以下、単にコンテンツと記す)を情報カプ
    セル(以下、単にカプセルと記す)内に格納して、使
    用、流通させる情報カプセルを格納した記憶媒体であっ
    て、 生成、または、外部から取得され格納されたコンテンツ
    と、 生成、または、外部から取得され格納された利用制御情
    報と、 前記コンテンツを新規に作成するプロセスと、前記オブ
    ジェクト内に格納された前記コンテンツ及び前記利用制
    御情報の格納位置情報を用いて、該コンテンツを参照し
    て編集を行うプロセスを有する編集メソッドと、 前記コンテンツ及び前記利用制御情報の格納時の格納位
    置情報を生成し、格納・管理するプロセスを有する格納
    位置管理メソッドと、 前記利用制御情報の格納位置情報を参照して前記利用制
    御情報を制御するプロセスを有する利用制御メソッド
    と、 前記コンテンツと前記利用制御情報の格納位置情報を参
    照して、前記オブジェクト内に格納された前記コンテン
    ツを表示・再生するプロセスを有する表示・再生メソッ
    ドとを格納したことを特徴とする情報カプセルを格納し
    た記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記編集メソッドは、 前記コンテンツを格納する際に該コンテンツを暗号化す
    る暗号化プロセスと、 前記コンテンツを編集する際に該コンテンツを復号化す
    る復号化プロセスとを有する請求項6記載の情報カプセ
    ルを格納した記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記利用制御メソッドは、 前記利用制御情報を格納する際に該利用制御情報を暗号
    化する暗号化プロセスと、 前記利用制御情報を利用する際に該利用制御情報を復号
    化する復号化プロセスとを有する請求項6記載の情報カ
    プセルを格納した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記利用制御情報として、 前記コンテンツの使用の制限、変更の制限、利用可能期
    限、利用可能回数を含む操作条件を有する請求項6、ま
    たは、8記載の情報カプセルを格納した記憶媒体。
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