JP4405357B2 - デジタルコンテンツ再生装置、デジタルコンテンツ再生方法、デジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体 - Google Patents

デジタルコンテンツ再生装置、デジタルコンテンツ再生方法、デジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報に基づいてデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置、デジタルコンテンツ再生方法、デジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体に関するものである。
近年、デジタル著作物の著作権を保護する技術であるDRM(Digital Right Management)が多数開発されている。特に、映画や音楽などの商用のデジタルコンテンツは、DVDに代表されるように、強力な著作権の保護がコンテンツ提供側に有利な形で開発されている。
これらの技術における著作権保護機能は、デジタルコンテンツの複製防止という強い要望があるため、非常に硬直的で頑強な仕組みを提供しており、アナログコンテンツに比べて、ユーザの自由度をより制限している。
著作権法には、私的使用のための複製や引用など、著作物を著作権者の許諾無く使用できるいわゆるフェアユースの規定が設けられているが、上述のようにデジタル著作物は、複製防止のためユーザの自由度が制限されているため、私的使用のための複製や引用を行うことができず、デジタル著作物に対するフェアユースの要望が高まってきている。
一方、コンテンツの再利用や二次加工が日常的に行われているビジネス文書、製品カタログ、個人のホームページ、電子メール等の非商用コンテンツの著作権保護にはあまり注意が払われていないのが現状であり、安心してコンテンツを流通できる状況になっていない。
このような状況のなか、様々な形態のデジタルコンテンツの流通・管理を目指したISO/IEC 21000(MPEG21)等の国際標準化活動が進められている。MPEG21では、複数のコンテンツの組合せ・結合によって構成された複合コンテンツを表現するための言語(DIDL:Digital Item Declaration Language)が標準化されており、これにより複数のコンテンツを構成要素とする複合コンテンツを扱うことが可能となってきている。さらに、柔軟なライセンス記述を可能とする権利記述言語REL(Right Expression Language)も標準化がなされており、RELを用いてライセンスを記述するための支援方法などが特許文献1で提案されている。
また、コンテンツを利用するユーザの年齢、性別、配信歴、購買歴などの情報を用いてCM映像と映像コンテンツを合成し、複合コンテンツとして再生する技術が特許文献2で提案されている。
USP Application Pub.No.:US2003/0125976 特開2002−203119号公報
しかしながら、複合コンテンツの流通・再利用を対象とする場合、当該複合コンテンツを構成する要素がコンテンツとして単体で流通・再利用がなされたり、まったく別のコンテンツと合成されて再生されたりすることを想定する必要がある。このような場合、構成要素が単体で利用されることにより、全体からみた位置づけや他の構成要素との関係などの文脈情報が消滅してしまう可能性がある。これにより、著作者の本来の意図が間違って表現されたり、意味を成さない情報として伝達されたりする事態が発生し得る。
このような場合、各構成要素を一体不可分にすればよいとも考えられるが、各構成要素を個別に見ると、それ自体が完成された1つの著作物であり、必ずしも他の構成要素を必要としない場合がある。再利用がより容易に実行できるデジタルコンテンツの流通を考えると、各構成要素を一体不可分にする処理は編集作業、権利処理の手続きなどのコスト増につながり、むしろコンテンツの健全な再流通の障害になる。
MPEG21/DIDLでは複合コンテンツの構造情報を表現するとともに、再生する構成要素を選択し、それ以外の構成要素を再生時に排除する仕組みを有しているが、分離、流通した場合に、もとの構造を復元することはできない。またMPEG21/RELを用いた特許文献1の技術では、複合コンテンツの構成要素ごとに利用ライセンスを設定できるが、コンテンツ間相互の関係を含めたライセンスの記述ができない。
また、特許文献2の技術ではユーザ情報に基づいて、個別にコンテンツを合成しているが、これは著作者の意図を保護する仕組みではなく、再度分解され、構成要素が流通した場合に、やはりもとの構造を再現することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複合コンテンツの構成要素が単体で再生される場合でも、著作者が保護を指定した複数の構成要素間の文脈を保護することができるデジタルコンテンツ再生装置、デジタルコンテンツ再生方法、デジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置であって、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理手段と、前記ライセンス処理手段が取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成手段と、前記操作実行命令生成手段が生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段と、を備え、前記ライセンス処理手段は、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の時間の先後関係を表す時間制約条件を前記制約条件として取得し、前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記時間制約条件に定められた時間の先後関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成すること、を特徴とする。
また、本発明は、上記装置を実行することができるデジタルコンテンツ再生方法、デジデジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体である。
本発明によれば、当該複合コンテンツを構成する要素が素材コンテンツとして単体で流通し再利用される場合でも、その素材コンテンツのライセンス情報に記述された他の素材コンテンツとの間の利用に関する制約条件を満たすようにコンテンツの再生を行うことができる。このため、全体からみた位置づけや他の構成要素との関係などの文脈情報に従って素材コンテンツの再生をすることができ、複合コンテンツに関する著作者の当初の意図を保護することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデジタルコンテンツ再生装置、デジタルコンテンツ再生方法、デジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置は、コンテンツのライセンス情報に記載された制約条件を取得し、取得した制約条件を満たすようにデジタルコンテンツを再生するものである。
図1は、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルコンテンツ再生装置100は、コンテンツ記憶制御部101と、コンテンツ指定受付部102と、ライセンス処理部103と、利用条件判定部104と、コンテンツ再生部105と、操作実行命令生成部106と、再生履歴データ保存部107と、ユーザI/F108とを備えている。また、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100は、ハードディスクドライブ装置(HDD:Hard Disk Drive)に制約条件関係辞書109を保存している。また、RAM(Random Access Memory)110に、操作テーブル111と、時間制約条件テーブル(TCT:Time Constraint Table)112と、空間制約条件テーブル(SCT:Spatial Constraint Table)113と、命令文データ114と、再生履歴データ115とを保存している。
ここで、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100は、コンテンツ120とコンテンツのライセンス情報121を読み込むコンテンツ記憶制御部101と、読み込んだコンテンツの中からユーザが再生を指定したコンテンツを受付けるコンテンツ指定受付部102と、再生の指定を受付けたコンテンツ120のライセンス情報121から利用条件や制約条件を取得し当該条件に従い操作実行命令生成やコンテンツの再生を実行するライセンス処理部103、利用条件判定部104、コンテンツ再生部105、操作実行命令生成部106、再生履歴データ保存部107が連携して動作するようになっている。コンテンツのライセンス情報121の構造の詳細については後述する。
コンテンツ記憶制御部101は、ユーザI/F108からユーザが指示したコンテンツ120およびコンテンツのライセンス情報121を読み込み、RAM110などのデジタルコンテンツ再生装置100内部の記憶装置に記憶するものである。
コンテンツ指定受付部102は、コンテンツ記憶制御部101が記憶したコンテンツのリストをユーザI/F108に表示し、表示したコンテンツの中からユーザが指定したコンテンツを受付けるものである。
ライセンス処理部103は、コンテンツ指定受付部102から受け取ったコンテンツIDに対応するコンテンツのライセンス情報121から、利用条件や制約条件を取得し、再生のための利用条件を満たすか否かの判定処理や制約関係の判定処理を行い、操作テーブル111を作成するものである。ここで、コンテンツIDとは、コンテンツを一意に識別するための情報をいう。操作テーブル111の構造の詳細については後述する。
利用条件判定部104は、コンテンツのライセンス情報121に記載された利用条件からコンテンツが再生可能か否かの判定を行うものである。
操作実行命令生成部106は、ライセンス処理部103が作成した操作テーブル111を受取り、再生履歴データ115に保存されている再生中のコンテンツの情報や制約条件関係辞書109に保存されている制約条件間の関係を参照しつつ、受取った操作テーブル111に格納されている制約条件を満たす操作実行命令を生成するものである。
再生履歴データ保存部107は、再生履歴データ115に対する保存処理を行うものである。再生履歴データ115は、再生中のコンテンツのコンテンツIDを保存する。
コンテンツ再生部105は、操作実行命令生成部106が生成した操作実行命令に基づき、必要なコンテンツをコンテンツ記憶制御部101が記憶した記憶装置から読み込み、読み込んだコンテンツの再生処理を行うものである。
ユーザI/F108は、ディスプレイ装置等の表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置であり、コンテンツを選択するための画面やコンテンツの再生画面(図示せず)の表示を行うとともに、これらの画面からの入力操作を受付ける。
制約条件関係辞書109は、制約条件間の関係を格納したデータファイルであり、制約条件間の関係として、ある制約条件と相反関係にある制約条件が定義されている。制約条件関係辞書109の構造の詳細については後述する。
RAM110は、ランダムアクセスが可能なメモリであり、操作テーブル111と、TCT112と、SCT113と、命令文データ114と、再生履歴データ115とを格納するための記憶部として機能する。
操作テーブル111は、複合コンテンツの構成要素である各コンテンツを再生する際に許諾されている操作や、制約条件が存在する場合の制約種別を格納するものである。操作テーブル111の構造の詳細については後述する。
TCT112は、操作テーブル111から、制約条件の1つである時間制約条件を抽出した結果を格納するとともに、格納した時間制約条件と別の制約条件の1つである空間制約条件をマージした結果の格納、さらに、マージした条件から生成した実行シーケンスの格納に使用するテーブルである。時間制約条件、空間制約条件の詳細およびTCT112の構造の詳細については後述する。
SCT113は、操作テーブル111から、制約条件の1つである空間制約条件を抽出した結果を格納するものである。空間制約条件の詳細およびSCT113の構造の詳細については後述する。
命令文データ114は、TCT112に格納された実行シーケンスを変換して生成される、コンテンツの再生処理を実行するための命令文を格納するものである。命令文データ114の構造の詳細については後述する。
図2は、複合コンテンツを構成する要素がコンテンツとして単体で流通・再利用がなされる様子を表した模式図である。図2に示す例では、コンテンツAの各構成要素であるコンテンツA1〜コンテンツA4が分解され、そのうちコンテンツA1〜コンテンツA3に別のコンテンツB1が合成されてコンテンツBが生成されている。また、コンテンツBの構成要素であるコンテンツA2、コンテンツA3、コンテンツB1、およびコンテンツAの構成要素であるコンテンツA4が再利用され、別のコンテンツC1と合成されてコンテンツCが生成されている。
本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100では、図2に示す例において、コンテンツAの各構成要素であるコンテンツA1〜コンテンツA4の間に、コンテンツA全体からみた位置づけや他の要素との関係などの文脈情報が定義されていたときには、それらの文脈情報を保護しつつコンテンツB、コンテンツCの再生を実行することができる。
図3−1は、制約条件の定義をXML Schemaの形式で表したものである。本実施の形態では制約条件311をMPEG21のRELに準拠し、MPEG21のRELを拡張した形式で定義している。すなわち、図3−1に示すように、MPEG21のRELにおける"Right"(許諾操作)エレメントの拡張として"playWithConstraint"という許諾操作を定義し、補完制約312と排他制約313という2つの制約のいずれかまたは両方を指定するように当該許諾操作を定義している。このように、MPEG21のRELにおける許諾操作("Right")に制約を有するように拡張された許諾操作が、本発明における制約条件に相当する。
補完関係および排他関係は一般的に双方向に成立するとは限らないので、一方向のみの制約となる。制約条件を双方向に指定する場合は、相互に補完制約または排他制約を定義する必要がある。
なお、本実施の形態では、制約条件をXML形式で示したが、表形式、リレーショナルデータベースの形式、意味ネットワーク形式等の形式で表現するように構成してもよい。
図3−2は、図3−1における補完制約312の定義をXML Schemaの形式で表したものである。補完制約は、制約条件が課されるコンテンツである主コンテンツを再生する際に、制約条件の相手となるコンテンツである制約対象コンテンツを同時に取り込むことを強制する制約条件である。補完制約321は、制約対象コンテンツ322と制約種別の対として表現する。制約種別は時間制約種別323と空間制約種別324のいずれかまたは両方を、または時間制約種別323と構造制約種別325のいずれかまたは両方を指定する。
すなわち、時間制約種別323とその他の制約は同時に指定できるが、空間制約種別324と構造制約種別325はどちらか一方のみを指定することができる。以下、本実施の形態では、空間制約条件を指定した場合について説明するが、構造制約条件を指定した場合も、空間制約条件を指定した場合と同様の手順で制約条件を満たすようにデジタルコンテンツを再生することができる。
時間制約種別323では、(1)synchronous(主コンテンツと制約対象コンテンツを同期して再生する)、(2)after(主コンテンツを制約対象コンテンツの後に再生する)、(3)before(主コンテンツを制約対象コンテンツの前に再生する)のいずれかを指定できる。
また、空間制約種別324では、(1)above(主コンテンツを制約対象コンテンツの上方に配置する)、(2)below(主コンテンツを制約対象コンテンツの下方に配置する)、(3)rightSide(主コンテンツを制約対象コンテンツの右方に配置する)、(4)leftSide(主コンテンツを制約対象コンテンツの左方に配置する)、(5)backward(主コンテンツを制約対象コンテンツの後方に配置する)、(6)forward(主コンテンツを制約対象コンテンツの前方に配置する)、(7)anywhere(主コンテンツをいずれかに配置する)、(8)predefined stylesheet(別途、配置方法が記述されたデータに基づいて配置する)のいずれかを指定できる。
また、構造制約種別325では、(1)isContained(主コンテンツの要素として制約対象コンテンツを含む)、(2)isPartOf(主コンテンツが制約対象コンテンツの要素として含まれる)のいずれかを指定できる。
なお、制約種別は前述の制約種別に制限されるものではなく、さらに拡張してもよい。また、コンテンツの種別によっては特定の制約種別を定義できないように構成してもよい。例えば、制約関係にあるコンテンツが共に静止画像の場合、時間的概念とはなじみにくいため、時間制約種別を設定できないように構成してもよい。また、制約関係にあるコンテンツが共にオーディオコンテンツの場合、空間的概念とはなじみにくいため、空間制約種別を設定できないように構成してもよい。このような場合、例えば、MimeTypeなどのコンテンツの性質に基づいて設定可能な制約種別を制限するように構成することができる。
図3−3は、図3−1における排他制約313の定義をXML Schemaの形式で表したものである。排他制約は、主コンテンツを再生する際に、制約対象コンテンツが存在することを禁止する制約条件である。排他制約331は、制約対象コンテンツ332と制約種別の対として表現する。制約種別としては排他制約種別333("exclusive")が指定できる。
図4−1から図4−3は、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100において、制約条件が指定されている複合コンテンツの構成要素を再生する場合の例を示す模式図である。図4−1から図4−3では、コンテンツBからコンテンツAに対して補完制約が、コンテンツBとコンテンツCの間に排他制約が定義されている。
図4−1は、上記制約条件のもとでコンテンツAのみを再生することを指示したときに、指示通りコンテンツAのみが再生されることを示している。図4−2は、上記制約条件のもとでコンテンツBのみを再生することを指示したとき、補完制約に従いコンテンツAが強制的に取り込まれコンテンツBと同時に再生されることを示している。図4−3は、上記制約条件のもとで、かつ、コンテンツCが既に再生されている状況において、コンテンツBの再生を指示したとき、排他制約のためコンテンツBの再生が拒絶されることを示している。
図5−1は、図4−1から図4−3で示したコンテンツAのデータの定義をMPEG21のDIDLで定められたXMLの形式で記述した例を表している。コンテンツAのデータ511に含まれるライセンス情報記述エリア512に、コンテンツAのライセンス情報121を記述する。
図5−2は、図4−1から図4−3で示したコンテンツBのデータの定義をMPEG21のDIDLで定められたXMLの形式で記述した例を表している。コンテンツBのデータ521に含まれるライセンス情報記述エリア522に、コンテンツBのライセンス情報121を記述する。
図5−3は、図4−1から図4−3で示したコンテンツCのデータの定義をMPEG21のDIDLで定められたXMLの形式で記述した例を表している。コンテンツCのデータ531に含まれるライセンス情報記述エリア532に、コンテンツCのライセンス情報121を記述する。
図6−1から図6−3は、図1におけるコンテンツのライセンス情報121のデータ構造をMPEG21のRELで定められた形式に準拠し、制約条件の記述を行うための拡張を施した形式で記述した例を示す。これら全ての許諾内容(Grant)の記述(611、621、631)はMPEG21のRELに準拠し、利用権保持者(Principal)、許諾操作(Right)、利用条件(Condition)の各要素が定められている。
図6−1におけるライセンス情報611は図5−1で示したライセンス情報記述エリア512の詳細な記述内容を示している。ライセンス情報611は特に制約記述はなく、通常の再生に関する許諾操作612("play")が記述されている。
図6−2におけるライセンス情報621は図5−2で示したライセンス情報記述エリア522の詳細な記述内容を示している。許諾操作622には、コンテンツ間の制約条件として2つの制約条件(623、624)が記述されており、この部分が現在のMPEG21のRELを拡張した部分である。制約条件623には補完制約として時間制約("synchronous")と空間制約("backward")の2つが記述されており、制約条件624には排他制約("exclusive")が記述されている。
図6−3におけるライセンス情報631は図5−3で示したライセンス情報記述エリア532の詳細な記述内容を示している。許諾操作632には、コンテンツ間の排他制約633("exclusive")が記述されており、この部分が現在のMPEG21のRELを拡張した部分である。
図7は、制約条件関係辞書109の構造の一例を示す説明図である。同図の例に示すように、制約条件関係辞書109は、ある操作に対する反対操作を格納している。例えば、主コンテンツを上方に配置する操作を表す"above"に対する反対操作として、主コンテンツを下方に配置する"below"が格納されている。制約条件関係辞書109に格納されたこのような制約条件間の関係から、2つのコンテンツ間に指定された実質的に同一の制約条件を探し出し、重複した操作を排除するために使用する。
図8は、操作テーブル111の構造の一例を示す説明図である。同図の例に示すように、操作テーブル111は、許諾操作(Right)と、主コンテンツのコンテンツID(ID1)と、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)と、制約種別(Op-Type)と、主コンテンツが再生中か否かを示すフラグ(ExistenceCheck)が格納されている。
許諾操作は、コンテンツを利用する際に許諾された操作を指定するもので、MPEG21のRELにおける"Right"(許諾操作)エレメントの内容が格納される。本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100においては、MPEG21のRELの標準で規定されている"play"、または、MPEG21のRELを拡張して規定された"playWithConstraint"が許諾操作として設定される。
制約対象コンテンツのコンテンツIDおよび制約種別は、許諾操作として"playWithConstraint"(制約を有するように拡張された許諾操作)が設定されている場合にのみ設定され、それ以外の場合は"nil"が設定される。制約種別は、前述のように時間制約、空間制約、構造制約といった制約条件の種類に対応して定義された値が設定される。
主コンテンツが再生中か否かを示すフラグは、既に再生中のコンテンツの操作実行命令を生成しないようにする処理などのために使用するもので、再生中の場合に"true"が、再生中でない場合に"false"が設定される。
図9は、時間制約条件テーブル(TCT)112の構造の一例を示す説明図である。TCT112には、先に再生するコンテンツのIDを左から並べて、または、同時に再生する場合は2つのコンテンツIDの後に"&"を付して、コンテンツの再生に関する時間制約の条件を格納する。例えば、同図に示すように、コンテンツBをコンテンツAより先に再生する場合は"(B)(A)"と、コンテンツDをコンテンツCより先に再生する場合は"(D)(C)"と、コンテンツEをコンテンツFを同時に再生する場合は"(E F &)"というデータがTCT112に格納される。
図10は、空間制約条件テーブル(SCT)113の構造の一例を示す説明図である。同図の例に示すように、SCT113には、2つのコンテンツ間に空間制約条件が指定されている場合には、2つのコンテンツIDの間に制約種別を記載したデータを格納している。空間制約条件が指定されていない場合には、コンテンツIDを単独で記載したデータを格納している。例えば、同図に示すように、コンテンツAをコンテンツBの下に配置して再生する場合は"(A below B)"と、コンテンツBをコンテンツCの右側に配置して再生する場合は"(B rightSide C)"というデータがSCT113に格納される。また、コンテンツDについて空間制約条件が指定されていない場合は、"(D)"というデータがSCT113に格納される。
図11は、命令文データ114の構造の一例を示す説明図である。命令文データ114には、TCT112とSCT113をマージし実行シーケンスを生成した後、生成した実行シーケンスに従い再生する順番で再生の命令が格納されている。具体的には、生成した実行シーケンスの前に"Play"を付加した文が命令文として格納される。例えば、実行シーケンスが"(C below D below E)"である場合は、"Play(C below D below E)"が命令文として命令文データ114に格納される。
次に、このように構成された本実施の形態のデジタルコンテンツ再生装置100によるコンテンツ再生処理について説明する。図12は、本実施の形態におけるコンテンツ再生処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ記憶制御部101が、ユーザが再生を指定したコンテンツ120のコンテンツデータとコンテンツのライセンス情報121を読み込む(ステップS1201)。コンテンツ120およびライセンス情報121は同一ファイルに一体化していてもよいし、別のファイルとなっていてもよい。またコンテンツ120は、HDDなどの記憶媒体にローカルで存在しているものから読み込むように構成してもよいし、外部のサーバに存在しているものを、ネットワーク経由でダウンロードして読み込むように構成してもよい。
次に、コンテンツ指定受付部102が読み込んだコンテンツの構成要素であるコンテンツの中から、ユーザが再生を希望するコンテンツの選択を受付ける(ステップS1202)。コンテンツ指定受付部102は、受付けたコンテンツのコンテンツIDをライセンス処理部103に渡す(ステップS1203)。
ライセンス処理部103では、受取ったコンテンツIDに対応するコンテンツのライセンス情報121を解析し、再生の利用条件の判定や制約条件の解決などのライセンスに関する処理を行い、操作テーブル111を作成する(ステップS1204)。ライセンス処理の詳細については後述する。
次に、ライセンス処理部103は、作成した操作テーブル111が空か否かを判断する(ステップS1205)。操作テーブル111が空である場合は(ステップS1205:YES)、ユーザI/F108がコンテンツ再生不可のメッセージを表示する(ステップS1206)。操作テーブル111が空でない場合は(ステップS1205:NO)、操作実行命令生成部106が、操作テーブル111に格納された制約条件を満たす操作実行命令を生成する操作実行命令生成処理を実行する(ステップS1207)。操作実行命令生成処理の詳細については後述する。
操作実行命令が生成された後、操作実行命令生成部106は、命令文データ114が空か否かを判断する(ステップS1208)。命令文データ114が空である場合は(ステップS1208:YES)、ユーザI/F108がコンテンツ再生不可のメッセージを表示する(ステップS1206)。命令文データ114が空でない場合は(ステップS1208:NO)、コンテンツ再生部105が、生成された操作実行命令に基づきコンテンツの再生を行うコンテンツ再生処理を実行する(ステップS1209)。コンテンツ再生処理の詳細については後述する。
コンテンツが再生された後は、ユーザI/F108が、ユーザが再生終了を選択したか否かを判断する(ステップS1210)。再生終了が選択されない場合は(ステップS1210:NO)、コンテンツ選択の受付け待ち状態となる。再生終了が選択された場合は(ステップS1210:YES)、コンテンツ再生処理が終了する。
次に、図12におけるステップS1204に示したライセンス処理の詳細について説明する。図13は、ライセンス処理の全体の流れを示すフローチャートである。なお、ライセンス処理はライセンス処理部103、利用条件判定部104が連携して再帰的に実行される(ステップS1315)。
まず、ライセンス処理部103は、コンテンツ指定受付部102からコンテンツIDを受取る(ステップS1301)。次に、受取ったコンテンツIDに対応するコンテンツの構成要素である全てのコンテンツに対して、ステップS1302からステップS1310までの処理が実行される。
まず、ライセンス処理部103は構成要素であるコンテンツのライセンス情報121を読み込み(ステップS1302)、再生許諾情報が存在するか否かを判断する(ステップS1303)。再生許諾情報が存在しない場合は(ステップS1303:NO)、全てのコンテンツが処理されたか否かの判断処理に移る。再生許諾情報が存在する場合は(ステップS1303:YES)、再生許諾情報に含まれる利用条件を取得し、取得した利用条件を利用条件判定部104に渡す(ステップ1304)。
利用条件判定部104は、受取った利用条件から、コンテンツが利用条件を満たすか否かを判定しその結果をライセンス処理部103に返す(ステップS1305)。利用条件には、有効期間、課金の方法、価格、有効地域などの条件が記述されている。利用条件の判定は、デジタルコンテンツ再生装置100内の環境情報を用いて内部で実行してもよいし、ネットワークを通じ外部のASP等を利用して実行してもよい。さらに、利用条件を提示してユーザの同意を促すなどの対話的な処理を含んでもよい。
次に、ライセンス処理部103は、利用条件判定部104から返された判定結果から、コンテンツが利用条件を満たすか否かを判断する(ステップS1306)。利用条件を満たさない場合は(ステップS1306:NO)、全てのコンテンツが処理されたか否かの判断処理に移る。利用条件を満たす場合は(ステップS1306:YES)、制約条件が存在するか否かの判断処理に移る(ステップS1307)。
制約条件が存在しない場合は(ステップS1307:NO)、ライセンス処理部103は制約条件なしのデータを操作テーブル111に追加する(ステップS1308)。具体的には、許諾操作(Right)には制約条件なしの許諾操作("play")、主コンテンツのコンテンツID(ID1)には現在処理しているコンテンツのコンテンツID、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)および制約種別(Op-Type)にはNil、ExistenceCheckにはfalseを設定したデータを操作テーブル111に追加する。
制約条件が存在する場合は(ステップS1307:YES)、ライセンス処理部103は制約条件を含むデータを操作テーブル111に追加する(ステップS1309)。具体的には、許諾操作(Right)には制約条件を有するように拡張された許諾操作("playWithConstraint")、主コンテンツのコンテンツID(ID1)には現在処理しているコンテンツのコンテンツID、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)には制約条件の相手となるコンテンツのコンテンツID、制約種別(Op-Type)にはコンテンツのライセンス情報121から取得した制約種別、ExistenceCheckにはfalseを設定したデータを操作テーブル111に追加する。
操作テーブル111にデータを追加した後、ライセンス処理部103は、全てのコンテンツが処理されたか否かを判断し(ステップS1310)、全てのコンテンツが処理された場合は(ステップS1310:YES)、次の処理に遷移する。全てのコンテンツが処理されていない場合は(ステップS1310:NO)、残りの構成要素であるコンテンツを読み込む処理に遷移する(ステップS1302)。
次に、ライセンス処理部103は、補完関係にある制約対象コンテンツのライセンス情報121から、さらに制約関係を検出し、同時に取り込む必要のあるコンテンツを抽出するために、ステップS1311からステップS1316までの処理を実行する。
まず、ライセンス処理部103は、操作テーブル111から操作データを取得し(ステップS1311)、取得した操作データが排他制約条件を含むか否かを判断する(ステップS1312)。排他制約条件を含む場合は(ステップS1312:YES)、同時に取り込む必要のあるコンテンツを抽出する必要がないため、次の処理に遷移する。
排他制約条件を含まない場合は(ステップS1312:NO)、相互に補完関係にあるコンテンツの操作データが操作テーブル111に存在するか否かを判断する(ステップS1313)。例えば、現在処理している操作データのID1と同じID2、ID2と同じID1を持つ操作データが存在するか否かを判断し、該当する操作データが存在する場合は(ステップS1313:YES)、次の処理に遷移する。これは制約関係抽出の無限ループを回避するためである。該当する操作データが存在しない場合は(ステップS1313:NO)、さらに制約関係を検出するため、補完関係にある制約対象コンテンツのコンテンツIDをライセンス処理部103に渡し(ステップS1314)、ライセンス処理を再帰的に実行する(ステップS1315)。
次に、ライセンス処理部103は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1316)、全ての操作データが処理された場合は(ステップS1316:YES)、操作テーブル111を操作実行命令生成部106に渡し(ステップS1317)、ライセンス処理を終了する。全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1316:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1311)。
図14は、図12におけるステップS1207に示した操作実行命令生成処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、ライセンス処理部103が作成した操作テーブル111を受取る(ステップS1401)。次に、操作実行命令生成部106は、受取った操作テーブル111と再生履歴データ115の内容を参照して、コンテンツが再生中か否かをチェックする(ステップS1402)。すなわち、操作テーブル111内の操作データの主コンテンツのコンテンツID(ID1)で、再生履歴データ115に格納されているコンテンツIDと等しいものが存在する場合は、当該操作データのExistenceCheckをtrueに設定する。
また、再生履歴データ115には存在するが操作データには存在しないコンテンツIDが存在する場合は、そのコンテンツIDに対応するコンテンツの操作データを新たに操作テーブル111に追加する。この場合、ExistenceCheckはtrueに設定する。このデータは、排他関係にある制約対象コンテンツが再生中の場合に、主コンテンツを再生不可とする処理において参照される。
この後、操作実行命令生成部106は、排他制約条件チェック(ステップS1403)、時間制約条件テーブル(TCT)生成(ステップS1404)、空間制約条件テーブル(SCT)生成(ステップS1405)、条件テーブルマージ処理(ステップS1406)、実行シーケンス生成処理(ステップS1407)、命令文生成処理(ステップS1408)を順次実行する。これらの各処理の詳細については以下に説明する。
図15は、図14におけるステップS1403に示した排他制約条件チェック処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、操作テーブル111から操作データを読み出し(ステップS1501)、読み出した操作データが排他制約であった場合に、排他関係にある制約対象コンテンツが再生中か否かについて判断する(ステップS1502)。再生中の場合は(ステップS1502:YES)、操作テーブル111を空にする(ステップS1503)。これは、排他関係にある制約対象コンテンツが既に再生中であるため、再生が指示された主コンテンツの再生を禁止するためである。
再生中でない場合は(ステップS1502:NO)、排他関係と補完関係が同時に指定された制約対象コンテンツが存在するか否かを判断する(ステップS1504)。存在する場合は(ステップS1504:YES)、操作テーブル111を空にする(ステップS1505)。これは、排他関係と補完関係に同じ制約対象コンテンツが指定されていることになり矛盾するため、当該主コンテンツの再生を禁止するためである。
次に、操作実行命令生成部106は、排他関係にあり再生中でない制約対象コンテンツのコンテンツIDを主コンテンツのコンテンツID(ID1)とする、排他制約を定めた操作データが存在するか否かを判断する(ステップS1506)。存在する場合は(ステップS1506:YES)、操作テーブル111から当該操作データを削除する(ステップS1507)。これは、当該再生中でない制約対象コンテンツは主コンテンツに対し排他関係にあり、再生する必要がないためである。
次に、操作実行命令生成部106は、排他制約と補完制約を同時に指定したコンテンツが存在するか否かを判断する(ステップS1508)。存在する場合は(ステップS1508:YES)、排他制約を指定した操作データを削除する(ステップS1510)。これは、補完制約の操作データが存在すれば、後述する操作実行命令生成処理において、当該主コンテンツ再生のための操作実行命令を生成することができるため、排他関係のチェックが完了した排他制約の操作データを残しておく必要がないからである。
排他制約と補完制約を同時に指定したコンテンツが存在しない場合は(ステップS1508:NO)、排他制約を指定した操作データを、制約条件なしの操作データに書き換える(ステップS1509)。具体的には、許諾操作(Right)には制約条件なしの許諾操作("play")、主コンテンツのコンテンツID(ID1)には当該コンテンツのコンテンツID、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)および制約種別(Op-Type)にはNil、ExistenceCheckにはfalseを設定したデータに書き換える。これは、排他関係のチェックの結果、当該コンテンツは制約条件なしのコンテンツと同様に再生することができると判断されたためである。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1511)、全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1511:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1501)。全ての操作データが処理された場合は(ステップS1511:YES)、排他制約条件チェック処理を終了する。
図16は、図14におけるステップS1404に示した時間制約条件テーブル(TCT)生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、操作テーブル111から操作データを読み出し(ステップS1601)、読み出した操作データの制約種別が"synchronous"であるか否かを判断する(ステップS1602)。
読み出した操作データの制約種別が"synchronous"である場合(ステップS1602:YES)、操作実行命令生成部106は、主コンテンツと制約対象コンテンツを同時に再生する条件を記載したリストをTCT112に追加する(ステップS1603)。具体的には、例えば、読み出した操作データがコンテンツAとコンテンツBを同時に再生する制約条件を指定している場合は、リスト"(A B &)"をTCT112に追加する。読み出した操作データの制約種別が"synchronous"でない場合(ステップS1602:NO)、読み出した操作データの制約種別が"after"であるか否かを判断する(ステップS1604)。
読み出した操作データの制約種別が"after"である場合(ステップS1604:YES)、操作実行命令生成部106は、制約対象コンテンツを先に再生する条件を記載したリストをTCT112に追加する(ステップS1605)。具体的には、例えば、読み出した操作データが主コンテンツであるコンテンツAより制約対象コンテンツであるコンテンツBを先に再生する制約条件を指定している場合は、リスト"(B)(A)"をTCT112に追加する。このように、先に再生するコンテンツを左側に、後に再生するコンテンツを右側に記載した2つのリストをTCT112に追加する。読み出した操作データの制約種別が"after"でない場合(ステップS1604:NO)、読み出した操作データの制約種別が"before"であるか否かを判断する(ステップS1606)。
読み出した操作データの制約種別が"before"である場合(ステップS1606:YES)、操作実行命令生成部106は、制約対象コンテンツを後に再生する条件を記載したリストをTCT112に追加する(ステップS1607)。具体的には、例えば、読み出した操作データが主コンテンツであるコンテンツAを制約対象コンテンツであるコンテンツBより先に再生する制約条件を指定している場合は、リスト"(A)(B)"をTCT112に追加する。読み出した操作データの制約種別が"before"でない場合(ステップS1606:NO)、全ての操作データが処理されたか否かの判断処理に移る。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1608)、全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1608:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1601)。全ての操作データが処理された場合は(ステップS1608:YES)、TCT112内で重複するレコードを削除する処理を行い(ステップS1609)、時間制約条件テーブル(TCT)生成処理を終了する。
図17は、図14におけるステップS1405に示した空間制約条件テーブル(SCT)生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、操作テーブル111から操作データを読み出し(ステップS1701)、読み出した操作データが空間制約条件を含むか否かを判断する(ステップS1702)。
読み出した操作データが空間制約条件を含む場合(ステップS1702:YES)、操作実行命令生成部106は、空間制約を定めたレコードをSCT113に追加する(ステップS1703)。具体的には、例えば、読み出した操作データが主コンテンツであるコンテンツAが制約対象コンテンツであるコンテンツBと制約種別Opを満たすように再生する制約条件を指定している場合は、リスト"(A Op B)"をSCT113に追加する。ここで"Op"には、前述のように(1)above、(2)below、(3)rightSide、(4)leftSide、(5)backward、(6)forward、(7)anywhereなどの制約種別を設定する。
読み出した操作データが空間制約条件を含まない場合(ステップS1702:NO)、読み出した操作データが制約条件なしか否かを判断する(ステップS1704)。
読み出した操作データが制約条件なしの場合(ステップS1704:YES)、操作実行命令生成部106は、制約条件なしのレコードをSCT113に追加する(ステップS1705)。具体的には、例えば、読み出した操作データがコンテンツAを制約条件なしで単独で再生する操作データであった場合は、リスト"(A)"をSCT113に追加する。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1706)、全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1706:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1701)。全ての操作データが処理された場合は(ステップS1706:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS1707からステップS1710において、操作実行命令生成部106は、作成したSCT113の各レコードの中から実質的に同一の条件を示すレコードを抽出し削除する処理を行う。
まず、SCT113からレコードを読み出し(ステップS1707)、読み出したレコードの操作と反対の操作に相当するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS1708)。具体的には、例えば、読み出したレコードが"(A above B)"であった場合、制約条件関係辞書109から操作"above"の反対操作"below"を取得し、取得した反対操作に対しコンテンツIDを入れ替えて生成したレコード"(B below A)"が、SCT113に存在するか否かを判断する。
反対の操作に相当するレコードが存在する場合は(ステップS1708:YES)、SCT113から該当するレコードを削除する(ステップS1709)。反対の操作に相当するレコードが存在しない場合は(ステップS1708:NO)、全てのレコードが処理されたか否かを判断する(ステップS1710)。全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1710:NO)、次のレコードを読み出し、処理を繰り返す(ステップS1707)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1710:YES)、空間制約条件テーブル(SCT)生成処理を終了する。
図18は、図14におけるステップS1406に示した条件テーブルマージ処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、SCT113のリストとTCT112のリストで先頭要素が同じリストをマージする(ステップS1801)。
ここで、先頭要素とは、リストの左に記載されているコンテンツIDをいい、コンテンツIDが1つしか指定されていない場合はそのコンテンツIDをいう。例えば、リスト"(A below B)"では"A"が先頭要素であり、リスト"(C)"では"C"が先頭要素である。
次に、あるコンテンツの再生後に再生する必要のあるコンテンツの空間制約条件を含むリストを、先に再生するコンテンツのリストの後ろに移動する(ステップS1802)。さらに、あるコンテンツの再生前に再生する必要のあるコンテンツの空間制約条件を含むリストを、後に再生するコンテンツのリストの前に移動する(ステップS1803)。その後、SCT113の残りのレコードをすべてTCT112の新規レコードとして追加する(ステップS1804)。最後に、あるコンテンツの再生前に再生する必要のあるコンテンツの再生条件を記載したリストを、後に再生するコンテンツのリストの前に挿入する処理を行う(ステップS1805)。ステップS1801〜ステップS1803、ステップS1805の処理の詳細については後述する。
図19−1、図19−2は、図14におけるステップS1406に示した条件テーブルマージ処理の全体の流れを示すフローチャートである。また、図19−1、図19−2は、図18で概要を説明したステップS1801〜ステップS1803、ステップS1805の処理の詳細を示すものである。
ステップS1901からステップS1905は、図18におけるステップS1801の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、SCT113からレコードを読み出す(ステップS1901)。SCT113には1リストが1レコードとして格納されるので、1つのレコードを読み出すとは、1つのリストを読み出すことを意味する。次に、読み出したリストの先頭要素と同じ値を先頭要素として持つTCT112内の全てのリストを検索し(ステップS1902)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1903)。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1903:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1903:YES)、該当するすべてのリストを読み出したリストで置換し、当該読み出したリストはSCT113から削除する(ステップS1904)。
例えば、SCT113にリスト"(A below B)"が、TCT112にリスト"(B)(A)"が格納されていた場合、TCT112のリスト"(B)(A)"はリスト"(B)(A below B)"に置換され、SCT113からリスト"(A below B)"が削除される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1905)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1905:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1901)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1905:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS1906からステップS1910は、図18におけるステップS1802の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、SCT113からレコード(リスト)を読み出す(ステップS1906)。次に、読み出したリストの第3要素と同じ値を先頭要素として持つTCT112内の全てのリストを検索し(ステップS1907)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1908)。
ここで、第3要素とは、空間制約条件における制約対象コンテンツのコンテンツIDをいう。すなわち、"(X Op Y)"("X"、"Y"はコンテンツID、"Op"は制約種別を指す)の形式で記載されたリストにおけるコンテンツID"Y"をいう。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1908:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1908:YES)、該当するすべてのリストの後ろに読み出したリストを追加し、当該読み出したリストはSCT113から削除する(ステップS1909)。
例えば、SCT113にリスト"(A below B)"が、TCT112にリスト"(B)"が格納されていた場合、TCT112のリスト"(B)"の後ろにリスト"(A below B)"が追加されリスト"(B)(A below B)"となり、SCT113からリスト"(A below B)"が削除される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1910)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1910:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1906)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1910:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS1911からステップS1915は、図18におけるステップS1803の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、SCT113からレコード(リスト)を読み出す(ステップS1911)。次に、読み出したリストの先頭要素と同じ値を第3要素として持つTCT112内の全てのリストを検索し(ステップS1912)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1913)。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1913:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1913:YES)、該当するすべてのリストの前に読み出したリストを追加し、当該読み出したリストはSCT113から削除する(ステップS1914)。
例えば、SCT113にリスト"(A below B)"が、TCT112にリスト"(C below A)"が格納されていた場合、TCT112のリスト"(C below A)"の前にリスト"(A below B)"が追加されリスト"(A below B)(C below A)"となり、SCT113からリスト"(A below B)"が削除される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1915)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1915:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1911)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1915:YES)、次の処理に遷移する。
次のステップS1916は、図18におけるステップS1804と同じであり、SCT113の残りのレコードをすべてTCT112の新規レコードとして追加する処理を実行する。これは、制約条件のない単独で再生するコンテンツや空間制約条件テーブル(SCT)113にのみ存在するコンテンツを指定したリストは、上述の処理でTCT112にマージされないため、TCT112に新規に追加することで、TCT112に基づいて処理される実行シーケンス生成処理に備えるためである。実行シーケンス生成処理の詳細については後述する。
ステップS1917からステップS1923は、図18におけるステップS1805の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、TCT112からレコードを読み出す(ステップS1917)。次に、読み出したレコードから要素リストを取得する(ステップS1918)。
ここで、要素リストとは、個々の制約条件などを記載し括弧で囲んだ単位をいう。例えば、レコードが"(C)(B below C)(A below B)"である場合、"(C)"、"(B below C)"、"(A below B)"がそれぞれ要素リストとなる。
さらに、取得した要素リストの第3要素と同じ値を先頭要素として持つ別の要素リストを検索し(ステップS1919)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1920)。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1920:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1920:YES)、該当するリストの先頭要素を、取得した要素リストの直前に挿入する(ステップS1921)。
例えば、TCT112にリスト"(B below A)(A below C)"が格納されていた場合、リスト"(B below A)(A below C)"の前にリスト"(A below C)"の先頭要素"(A)"が挿入され、リスト"(A)(B below A)(A below C)"となる。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのリストが処理されたか否かを判断し(ステップS1922)、全てのリストが処理されていない場合は(ステップS1922:NO)、レコード内の次のリストを取得し、処理を繰り返す(ステップS1918)。全てのリストが処理された場合は(ステップS1922:YES)、次の処理に遷移する。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1923)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1923:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1917)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1923:YES)、条件テーブルマージ処理を終了する。
図20は、図14におけるステップS1407に示した実行シーケンス生成処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、TCT112のレコードで、最終リストと先頭リストが同じレコード同士を連結する(ステップS2001)。
ここで、最終リストとは、レコードの右端に存在する要素リストをいい、先頭リストとは、レコードの左端に存在する要素リストをいう。例えば、レコードが"(C)(B below C)(A below B)"である場合、リスト"(C)"が先頭リストであり、リスト"(A below B)"が最終リストである。
次に、先頭リストが同じレコード同士を連結する(ステップS2002)。最後に、再生順序が逆で反対操作の存在するリストの入れ替え処理を実行する(ステップS2003)。ステップS2001〜ステップS2003の処理の詳細については後述する。
図21は、図14におけるステップS1407に示した実行シーケンス生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。また、図20で概要を説明したステップS2001〜ステップS2003の処理の詳細を示すものである。
ステップS2101からステップS2105は、図20におけるステップS2001の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、TCT112からレコードを読み出す(ステップS2101)。次に、読み出したレコードの先頭リストと同じリストを最終リストとして持つTCT112内の全てのレコードを検索し(ステップS2102)、該当するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS2103)。
該当するレコードが存在しない場合は(ステップS2103:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS2103:YES)、該当する全てのレコードの最終リストを、読み出したレコードで置換し、読み出したレコードをTCT112から削除する(ステップS2104)。
例えば、TCT112にレコード"(C)(B below C)(A below B)"およびレコード"(D)(C)"が格納されていた場合、レコード"(D)(C)"の最終リスト"(C)"がレコード"(C)(B below C)(A below B)"に置換され、レコード"(C)(B below C)(A below B)"が削除された結果、レコード"(D)(C)(B below C)(A below B)"のみが残る。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2105)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2105:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2101)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2105:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS2106からステップS2110は、図20におけるステップS2002の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、TCT112からレコードを読み出す(ステップS2106)。次に、読み出したレコードの先頭リストと同じリストを先頭リストとして持つTCT112内の全てのレコードを検索し(ステップS2107)、該当するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS2108)。
該当するレコードが存在しない場合は(ステップS2108:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS2108:YES)、該当する全てのレコードの先頭リストを、読み出したレコードで置換し、読み出したレコードをTCT112から削除する(ステップS2109)。
例えば、TCT112にレコード"(B below C)(A below B)"およびレコード"(B below C)(C)"が格納されていた場合、レコード"(B below C)(C)"の先頭リスト"(B below C)"がレコード"(B below C)(A below B)"に置換され、レコード"(B below C)(A below B)"が削除された結果、レコード"(B below C)(A below B)(C)"のみが残る。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2110)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2110:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2106)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2110:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS2111からステップS2113は、図20におけるステップS2003の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、TCT112からレコードを読み出す(ステップS2111)。次に、読み出したレコードの中で再生順序が逆で、かつ、反対操作の存在するリストを探し、該当するリストが存在すれば操作の入れ替え処理を実行する。
すなわち、"(X aa Y **)##(Y)"または"(X aa Y **)##(Y bb X **)"のパターンとなっているリストを探す。そして、"aa"の反対操作"cc"を制約条件関係辞書109から取得し、"(X aa Y)"を"X"に、"Y"を"(Y cc X)"に置換する処理を実行する。ここで"X"、"Y"はコンテンツIDを、"aa"、"bb"、"cc"は制約種別を、"**"は文字列を、"##"は要素リストを表す。
これは、例えば、"(X below Y)(Y)"というパターンの場合、"Y"が再生された後に"below"という空間制約条件に従って"Y"の下に"X"を再生しなければならないのに、"Y"の再生が後に指定されているため、再生順序の入れ替えと共に操作の反対操作への変換を行う必要があるからである。
例えば、TCT112にレコード"(B below C)(A below B)(C)"が格納されていた場合、リスト"(B below C)"が"(B)"に、リスト"(C)"がリスト"(C above B)"に置換され、レコード全体としては"(B)(A below B)(C above B)"に変換される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2113)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2113:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2111)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2113:YES)、実行シーケンス生成処理を終了する。
図22は、図14におけるステップS1408に示した命令文生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、TCT112からレコードを読み出す(ステップS2201)。さらに、読み出したレコードから要素リストを取得する(ステップS2202)。次に、取得した要素リストを命令文に変換し、変換した命令文を命令文データ114に設定する(ステップS2203)。具体的には、取得した要素リストの前に"Play"を付加した文を命令文として設定する。例えば、要素リストが"(X aa Y bb Z)"である場合は、"Play(X aa Y bb Z)"を命令文として命令文データ114に設定する。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての要素リストが処理されたか否かを判断し(ステップS2204)、全ての要素リストが処理されていない場合は(ステップS2204:NO)、次の要素リストを取得し、処理を繰り返す(ステップS2202)。全ての要素リストが処理された場合は(ステップS2204:YES)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に遷移する。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2205)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2205:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2201)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2205:YES)、命令文生成処理を終了する。
図23は、図12におけるステップS1209に示したコンテンツ再生処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、コンテンツ再生部105は、操作実行命令生成部106が作成した命令文データ114を受取る(ステップS2301)。次に、コンテンツ再生部105は、受取った命令文データ114から命令文を読み出し(ステップS2302)、命令文が空間制約であるか否かを判断する(ステップS2303)。
命令文が空間制約である場合(ステップS2303:YES)、コンテンツ再生部105は、当該空間制約条件に応じてコンテンツを再生する(ステップS2304)。具体的には、例えば、命令文が"Play(A above B)"であれば、コンテンツAをコンテンツBの上に配置するように再生する。命令文が空間制約でない場合(ステップS2303:NO)、命令文が制約条件なしであるか否かを判断する(ステップS2305)。
命令文が制約条件なしである場合(ステップS2305:YES)、コンテンツ再生部105は、単独で当該コンテンツを再生する(ステップS2306)。具体的には、例えば、命令文が"Play(A)"であれば、コンテンツAを単独で再生する。命令文が制約条件なしではない場合(ステップS2305:NO)、命令文が同時再生の制約条件である否かを判断する(ステップS2307)。
命令文が同時再生の制約条件である場合(ステップS2307:YES)、コンテンツ再生部105は、2つのコンテンツを同期させて再生する(ステップS2308)。具体的には、例えば、命令文が"Play(A B &)"であれば、コンテンツAとコンテンツBを同時に再生する。命令文が同時再生の制約条件ではない場合(ステップS2307:NO)、次の処理に遷移する。
次に、コンテンツ再生部105は、再生したコンテンツが再生中であることを再生履歴データ保存部107に通知する(ステップS2309)。再生履歴データ保存部107は、通知されたコンテンツのコンテンツIDを再生履歴データ115に追加する処理を実行する。
次に、コンテンツ再生部105は、全ての命令文が処理されたか否かを判断し(ステップS2310)、全ての命令文が処理されていない場合は(ステップS2310:NO)、次の命令文を取得し、処理を繰り返す(ステップS2302)。全ての命令文が処理された場合は(ステップS2310:YES)、コンテンツ再生処理を終了する。
図24から図27は、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100において、上述したコンテンツ再生処理に従って実行されるコンテンツ再生の例を示した説明図である。
図24の例では、図24(a)に示すコンテンツAからコンテンツDまでの4つのコンテンツ間の制約条件が定義されている。すなわち、コンテンツAはコンテンツBの下にコンテンツBの再生後に再生する制約条件が、コンテンツBはコンテンツCの下に再生する制約条件が、コンテンツCはコンテンツDの再生後に再生する制約条件が定義されている。図24の(b)から(f)は、この制約条件が存在する場合に、コンテンツAの再生を指示したときの実行シーケンス生成までの各テーブルの内容を示したものである。
上記制約条件は、コンテンツAからコンテンツDの各ライセンス情報に記述されている。まず、ライセンス処理(ステップS1204)によりこれらの各ライセンス情報が読み込まれ、図24(b)に示す操作テーブル111が生成される。このテーブルを参照して、操作実行命令生成処理(ステップS1207)内の時間制約条件テーブル(TCT)生成処理(ステップS1404)で図24(c)に示すTCT112が、空間制約条件テーブル(SCT)生成処理(ステップS1405)で図24(d)にしめすSCT113が生成される。また、これらのテーブルは、条件テーブルマージ処理(ステップS1406)により図24(e)のように畳み込まれ、実行シーケンス生成処理(ステップS1407)で図24(f)に示すように結合される。
すなわち、図24(f)に示すように、最初にコンテンツDが再生され、次にコンテンツCが再生され、コンテンツBはコンテンツCの再生後にコンテンツCの下に配置されるように再生され、コンテンツAはコンテンツBの再生後にコンテンツBの下に配置されるように再生されるような実行シーケンスが生成される。
このように、図24(a)に示す制約条件が定義されている場合に、その制約条件を満たすように各コンテンツを再生することができる。
図25の例では、同図(a)に示すコンテンツA1からコンテンツDまでの5つのコンテンツ間の制約条件が定義されている。すなわち、コンテンツA1はコンテンツDと同時に再生する制約条件が、コンテンツA2はコンテンツBの下にコンテンツBの再生後に再生する制約条件が、コンテンツBはコンテンツCの下に再生する制約条件が定義されている。同図の(b)から(f)は、この制約条件が存在する場合に、コンテンツAの再生を指示したときの実行シーケンス生成までの各テーブルの内容を示したものである。
図25の例では、同図(f)に示すように、最初にコンテンツA1とコンテンツDが同時に再生され、次にコンテンツCが再生され、コンテンツBはコンテンツCの再生後にコンテンツCの下に配置されるように再生され、コンテンツA2はコンテンツBの再生後にコンテンツBの下に配置されるように再生されるような実行シーケンスが生成される。
図26の例では、同図(a)に示すコンテンツAからコンテンツCまでの3つのコンテンツ間の制約条件が定義されている。すなわち、コンテンツAはコンテンツBの下にコンテンツBの再生後に再生する制約条件が、コンテンツBはコンテンツCの下にコンテンツCの再生前に再生する制約条件が定義されている。同図の(b)から(f)は、この制約条件が存在する場合に、コンテンツAの再生を指示したときの実行シーケンス生成までの各テーブルの内容を示したものである。
図26の例では、同図(f)に示すように、最初にコンテンツBが再生され、コンテンツAはコンテンツBの再生後にコンテンツBの下に配置されるように再生され、コンテンツCはコンテンツBの再生後にコンテンツBの上に配置されるように再生されるような実行シーケンスが生成される。
図27の例では、同図(a)に示すコンテンツAからコンテンツBの2つのコンテンツ間の制約条件が定義されている。すなわち、コンテンツAはコンテンツBの下にコンテンツBの再生後に再生する制約条件が、コンテンツBはコンテンツAの上にコンテンツAの再生前に再生する制約条件が定義されている。同図の(b)から(f)は、この制約条件が存在する場合に、コンテンツAの再生を指示したときの実行シーケンス生成までの各テーブルの内容を示したものである。
図27の例では、同図(f)に示すように、最初にコンテンツBが再生され、コンテンツAはコンテンツBの再生後にコンテンツBの下に配置されるように再生されるような実行シーケンスが生成される。
図28は、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100において、構造制約条件に基づいて実行されるコンテンツ再生の例を示した説明図である。この例では、オリジナルコンテンツはSection1(ContentA1)からSection4(ContentA4)の4つのコンテンツにより構成される電子書籍(ContentA)である。この電子書籍は、Section単位で再生することができるが、各Sectionは、Bookとの間に"isPartOf"の構造制約条件を持っている。そのため、ContentA1の再生を指示した場合には、Section1のみからなる電子書籍(ContentA)として再生される。
このように、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100では、2つのコンテンツ間に定められた制約条件が存在する場合、その制約条件を満たすように各コンテンツの再生を実行することができる。
本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100で実行されるデジタルコンテンツ再生プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100で実行されるデジタルコンテンツ再生プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100で実行されるデジタルコンテンツ再生プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施の形態のデジタルコンテンツ再生プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置100で実行されるデジタルコンテンツ再生プログラムは、上述した各部(コンテンツ記憶制御部、コンテンツ指定受付部、ライセンス処理部、利用条件判定部、コンテンツ再生部、操作実行命令生成部、再生履歴データ保存部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からデジタルコンテンツ再生プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、コンテンツ記憶制御部、コンテンツ指定受付部、ライセンス処理部、利用条件判定部、コンテンツ再生部、操作実行命令生成部、再生履歴データ保存部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかるデジタルコンテンツ再生装置、デジタルコンテンツ再生方法、デジタルコンテンツ再生プログラムおよびデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体は、再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報に基づいてデジタルコンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置に適している。
本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。 複合コンテンツの流通イメージを表す説明図である。 制約操作の記述モデルを表す説明図である。 補完制約の記述モデルを表す説明図である。 排他制約の記述モデルを表す説明図である。 制約条件がある複合コンテンツの再生イメージの一例を示す模式図である。 制約条件がある複合コンテンツの再生イメージの一例を示す模式図である。 制約条件がある複合コンテンツの再生イメージの一例を示す模式図である。 コンテンツデータをMPEG21形式で記述した一例を示す模式図である。 コンテンツデータをMPEG21形式で記述した一例を示す模式図である。 コンテンツデータをMPEG21形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 制約条件関係辞書の一例を示す説明図である。 操作テーブルの一例を示す説明図である。 時間制約条件テーブル(TCT)の一例を示す説明図である。 空間制約条件テーブル(SCT)の一例を示す説明図である。 命令文データの一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるライセンス処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における操作実行命令生成処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における排他制約条件チェック処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における時間制約条件テーブル(TCT)生成処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における空間制約条件テーブル(SCT)生成処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における条件テーブルマージ処理の概要を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における条件テーブルマージ処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における条件テーブルマージ処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における実行シーケンス生成処理の概要を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における実行シーケンス生成処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における命令文生成処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生処理を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ再生装置における構造制約に基づくコンテンツ再生の一例を示す模式図である。
符号の説明
100 デジタルコンテンツ再生装置
101 コンテンツ記憶制御部
102 コンテンツ指定受付部
103 ライセンス処理部
104 利用条件判定部
105 コンテンツ再生部
106 操作実行命令生成部
107 再生履歴データ保存部
108 ユーザI/F
109 制約条件関係辞書
110 RAM
111 操作テーブル
112 時間制約条件テーブル(TCT)
113 空間制約条件テーブル(SCT)
114 命令文データ
115 再生履歴データ
120 コンテンツ
121 コンテンツのライセンス情報
311 制約条件
312 補完制約
313 排他制約
321 補完制約
322 制約対象コンテンツ
323 時間制約種別
324 空間制約種別
325 構造制約種別
331 排他制約
332 制約対象コンテンツ
333 排他制約種別
511 コンテンツAのデータ
512 ライセンス情報記述エリア
521 コンテンツBのデータ
522 ライセンス情報記述エリア
531 コンテンツCのデータ
532 ライセンス情報記述エリア
611 ライセンス情報
612 許諾操作
621 ライセンス情報
622 許諾操作
623 制約条件
624 制約条件
631 ライセンス情報
632 許諾操作
633 排他制約

Claims (16)

  1. 再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理手段と、
    前記ライセンス処理手段が取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成手段と、
    前記操作実行命令生成手段が生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段と、を備え、
    前記ライセンス処理手段は、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の時間の先後関係を表す時間制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記時間制約条件に定められた時間の先後関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成すること、
    を特徴とするデジタルコンテンツ再生装置。
  2. 前記時間制約条件は、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを他のコンテンツまたは他の複合コンテンツの前に再生する条件、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを他のコンテンツまたは他の複合コンテンツの後に再生する条件、および、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと同時に再生する条件、の少なくとも1つを含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載のデジタルコンテンツ再生装置。
  3. 再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置であって、
    前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理手段と、
    前記ライセンス処理手段が取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成手段と、
    前記操作実行命令生成手段が生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手段と、を備え、
    前記ライセンス処理手段は、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件に従って、前記補完制約条件を有する前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生するときには、前記補完制約条件の対象となる他のコンテンツまたは他の複合コンテンツを共に再生する操作実行命令を生成すること、
    を特徴とするデジタルコンテンツ再生装置。
  4. 前記ライセンス処理手段は、さらに、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の再生画面上の位置関係を表す空間制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記空間制約条件に定められた再生画面上の位置関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを配置する操作実行命令を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のデジタルコンテンツ再生装置。
  5. 前記ライセンス処理手段は、さらに、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用することを禁止する関係を表す排他制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記排他制約条件に従って、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記他のコンテンツまたは前記他の複合コンテンツを排他的に再生する操作実行命令を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデジタルコンテンツ再生装置。
  6. 前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記排他制約条件に従って、共に利用することを禁止する他のコンテンツまたは他の複合コンテンツが再生中であるときは、当該排他制約条件を有する前記コンテンツまたは前記複合コンテンツは再生しない操作実行命令を生成することを特徴とする請求項5に記載のデジタルコンテンツ再生装置。
  7. 前記操作実行命令生成手段は、前記ライセンス処理手段が取得した前記排他制約条件に従って、当該排他制約条件を有する前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生するときは、共に利用することを禁止する他のコンテンツまたは他の複合コンテンツは再生しない操作実行命令を生成することを特徴とする請求項5に記載のデジタルコンテンツ再生装置。
  8. 再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生方法であって、
    前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理ステップと、
    前記ライセンス処理ステップが取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成ステップと、
    前記操作実行命令生成ステップが生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生ステップと、を備え、
    前記ライセンス処理ステップは、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の時間の先後関係を表す時間制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成ステップは、前記ライセンス処理ステップで取得した前記時間制約条件に定められた時間の先後関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成すること、
    を特徴とするデジタルコンテンツ再生方法。
  9. 再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置に実行させるためのデジタルコンテンツ再生プログラムであって、
    前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理手順と、
    前記ライセンス処理手順が取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成手順と、
    前記操作実行命令生成手順が生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手順と、を前記デジタルコンテンツ再生装置に実行させ、
    前記ライセンス処理手順は、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の時間の先後関係を表す時間制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手順で取得した前記時間制約条件に定められた時間の先後関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成すること、
    を特徴とするデジタルコンテンツ再生プログラム。
  10. 前記時間制約条件は、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを他のコンテンツまたは他の複合コンテンツの前に再生する条件、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを他のコンテンツまたは他の複合コンテンツの後に再生する条件、および、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと同時に再生する条件、の少なくとも1つを含むこと、
    を特徴とする請求項9に記載のデジタルコンテンツ再生プログラム。
  11. 再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置に実行させるためのデジタルコンテンツ再生プログラムであって、
    前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理手順と、
    前記ライセンス処理手順が取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成手順と、
    前記操作実行命令生成手順が生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手順と、を前記デジタルコンテンツ再生装置に実行させ、
    前記ライセンス処理手順は、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件に従って、前記補完制約条件を有する前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと、前記補完制約条件の対象となる他のコンテンツまたは他の複合コンテンツを共に再生する操作実行命令を生成すること、
    を特徴とするデジタルコンテンツ再生プログラム。
  12. 前記ライセンス処理手順は、さらに、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の再生画面上の位置関係を表す空間制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手順が取得した前記空間制約条件に定められた再生画面上の位置関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを配置する操作実行命令を生成することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載のデジタルコンテンツ再生プログラム。
  13. 前記ライセンス処理手順は、さらに、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用することを禁止する関係を表す排他制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手順が取得した前記排他制約条件に従って、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記他のコンテンツまたは前記他の複合コンテンツを排他的に再生する操作実行命令を生成することを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載のデジタルコンテンツ再生プログラム。
  14. 前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手順が取得した前記排他制約条件に従って、共に利用することを禁止する他のコンテンツまたは他の複合コンテンツが再生中であるときは、当該排他制約条件を有する前記コンテンツまたは前記複合コンテンツは再生しない操作実行命令を生成することを特徴とする請求項13に記載のデジタルコンテンツ再生プログラム。
  15. 前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手順が取得した前記排他制約条件に従って、当該排他制約条件を有する前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生するときは、共に利用することを禁止する他のコンテンツまたは他の複合コンテンツは再生しない操作実行命令を生成することを特徴とする請求項13に記載のデジタルコンテンツ再生プログラム。
  16. 再生操作の許諾内容を定めたライセンス情報を有するコンテンツまたは複数の前記コンテンツを含む複合コンテンツを再生するデジタルコンテンツ再生装置に実行させるためのデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体であって、
    前記コンテンツまたは前記複合コンテンツと前記コンテンツまたは前記複合コンテンツ以外のコンテンツとの間の再生に関する条件を示す制約条件を、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの前記ライセンス情報から取得するライセンス処理手順と、
    前記ライセンス処理手順が取得した前記制約条件に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成する操作実行命令生成手順と、
    前記操作実行命令生成手順が生成した前記操作実行命令に基づき、前記コンテンツまたは前記複合コンテンツの再生を行うコンテンツ再生手順と、を前記デジタルコンテンツ再生装置に実行させ、
    前記ライセンス処理手順は、他のコンテンツまたは他の複合コンテンツと共に利用する際の時間の先後関係を表す時間制約条件を前記制約条件として取得し、
    前記操作実行命令生成手順は、前記ライセンス処理手順で取得した前記時間制約条件に定められた時間の先後関係に従って前記コンテンツまたは前記複合コンテンツを再生する操作実行命令を生成すること、を特徴とするデジタルコンテンツ再生プログラムを記録する記録媒体。
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