JP2004343154A - データ作成装置および方法、データ再生装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

データ作成装置および方法、データ再生装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデータにより提供される画面のデータを簡便に生成する。
【解決手段】撮影装置5は、講演者Aを撮影し、その映像データを作成装置4に供給する。スクリーン1に表示される画像は、予め講演者Aにより作成されており、その画像データは、作成装置4に記憶されている。作成装置4は、制御装置3の指示により供給されている映像データから、サムネイル画像を生成するとともに、そのサムネイル画像と映像との関連付けの処理を行う。また、その時点でスクリーン1に表示されている画像の画像データも関連付けられる。このような関連付けが行われることで、作成されたデータによる画面においては、サムネイル画像に対応した位置から映像を再生させることができ、その映像に連動させて講演者Aが予め作成していた画像も表示される。本発明は、講演内容などを記録する記録システムに適用することできる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ作成装置および方法、データ再生装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、動画像や静止画像を連動させて操作する際に用いて好適なデータ作成装置および方法、データ再生装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、講義や講演会などでは、講義者(講演者)が、大きなスクリーンにスライドなどを投写させ、そのスクリーン上に映し出されたテキストや図を参照しながら講義(講演)を行なっていた。スクリーンへのスライドなどの投写は、OHP(OverHead Projector)などが用いられていたが、近年は、パーソナルコンピュータが用いられるようになってきている。
【0003】
講演者は、講演でスクリーン上に映し出させるテキストや図を、パーソナルコンピュータで講演の前に予め作成しておき、講演時には、そのパーソナルコンピュータを用いて講演を行うことができるため、使い勝手が良く、OHPなどが用いられた講演よりも一般的になりつつある。
【0004】
このような講演を、所定の記録媒体に記録し配布するといったサービスが行われる場合がある。そのような講演内容が記録された記録媒体を配布する場合の、一連の流れを、図1のフローチャートを参照して説明する。ステップS11において、講演がビデオカメラなどで撮影される。撮影されるのは、講演者やスクリーンに写し出されたテキストや図である。
【0005】
撮影された映像の映像データは、ステップS12において、所定の装置、例えば、コンピュータに取り込まれる。これは、撮像された映像を加工するために行われる。ステップS12において、コンピュータに映像データが取り込まれると、ステップS13において、取り込まれた映像データが、所定のフォーマットに基づいて、エンコードされる。
【0006】
エンコードされた映像データが用いられ、ステップS14において編集が行われる。このステップS14において行われる編集は、例えば、映像データによる映像とテキストなどを同一の画面に表示するための編集や、講義内の所定の場面にジャンプするための情報の生成などである。
【0007】
そのような編集が終了されると、データとしては完成したものとなるので、ステップS15において、所定の記録媒体への記録(書き込み)が行われる。そして、その記録媒体に貼付するラベルや、パッケージの作成が、ステップS16の処理として行われる。
【0008】
このようにして作成された、講演内容が記録された記録媒体が、ステップS17の処理として、例えば、講演に出席していた人達に、郵送などで配布される。
【0009】
ところで、配布される映像において、撮影が行われた後の時点の加工により(ステップS14における処理により)、所定の時点の映像(場面)にジャンプする機能を持たせることも可能である。そのような所定の映像から所定の場面へジャンプする機能を持たせる場合、人が手作業により行うか、または、所定の条件が満たされたときに、その場面をジャンプ先として登録するといったようにすることで人の手を煩わすことなく行なわれる。
【0010】
人の手を煩わすことなく行う方法としては、テレビジョン放送において、番組内のシーンチェンジを検出し、そのシーンチェンジの場面をサムネイル画像として生成し、そのサムネイル画像をジャンプ先の場面の情報とするといったようなことが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
【0011】
【特許文献1】
特開2000−308003号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、講演内容などが所定の記録媒体に記録されて配布された場合、講演が行われたときより後の時点で、編集や加工などの処理を施すといった処理が行なわれ、講演が行われた日よりも後の時点で、その記録媒体が郵送などで配布される。
【0013】
すなわち、講演直後に、講演に出席していた人に、直接配布するといったことはできないといった課題があった。そのために、郵送費などの費用がかかるといった課題があった。
【0014】
また、上述したようにして、講義などがビデオカメラなどで撮影され、その映像が所定の記録媒体に記録され、配布されるといったようなことが行われた場合の映像は、講演者と、その講演者の後ろ側に位置するスクリーンが、同一の画面に含まれていることが一般的である。そのような画面では、スクリーン上に映し出されているテキストや図を、映像を見ている視聴者が見づらいといった課題があった。
【0015】
また、特許文献1で提案されている方法を、上述したような講演会の模様を収録した映像に対して適用した場合、講演を撮影したような映像内には変化が少なく、シーンチェンジを適切に検出できない、仮にシーンチェンジを検出できても、そのシーンチェンジが、必ずしもジャンプ先として適切ではあるとは限らない(例えば、検出されたシーンチェンジが、講演内容の流れが変化するような場面ではなく、話の流れの途中であり、切るには好ましくない場面である)といった課題があった。
【0016】
また、そのようなジャンプ先は、講演者が意図しない場面である可能性があるといった課題、換言すれば、講演者が意図している場面をジャンプ先とするといったことができないといった課題があった。
【0017】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、講演者と、講演時に用いられたテキストや図の、両方を適切に視聴することができ、使い勝手が良い、内容を把握しやすい映像を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ作成装置は、第1に、映像データを取得する取得手段と、表示順序が設定されている複数の画像の画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で取得手段により取得されている映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成手段と、生成手段によりサムネイル画像データが生成された場合、映像データ、画像データ、および、サムネイル画像データを関連付ける関連付け手段とを備えることを要旨とする。
【0019】
第2に、前記第1の要旨に加え、記憶手段は、取得手段により映像データの取得が開始される前の時点で、画像データを記憶し、画像データは、テキストデータによるインデックスと関連付けられていることを要旨とする。
【0020】
第3に、前記第1の要旨に加え、関連付け手段により関連付けが行われたデータは、所定の記録媒体に記録され、配布されることを要旨とする。
【0021】
本発明のデータ作成方法は、映像データを取得する取得ステップと、表示順序が設定されている複数の画像の画像データの記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御された画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で取得ステップの処理で取得されている映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成ステップと、生成ステップの処理でサムネイル画像データが生成された場合、映像データ、画像データ、および、サムネイル画像データを関連付ける関連付けステップとを含むことを要旨とする。
【0022】
本発明のプログラムは、所定のデータを作成するデータ作成装置を制御するコンピュータのプログラムにおいて、映像データを取得する取得ステップと、表示順序が設定されている複数の画像の画像データの記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御された画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で取得ステップの処理で取得されている映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成ステップと、生成ステップの処理でサムネイル画像データが生成された場合、映像データ、画像データ、および、サムネイル画像データを関連付ける関連付けステップとをコンピュータに実行させることを要旨とする。
【0023】
本発明の記録媒体は、前記プログラムを記録していることを要旨とする。
【0024】
本発明のデータ再生装置は、映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータを取得する取得手段と、映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御手段と、映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御手段と、映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御手段と画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御手段とを備え、サムネイル画像表示制御手段により表示が制御されている部分またはインデックス表示制御手段により表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している映像表示制御手段、画像表示手段、サムネイル画像表示手段、または、インデックス表示制御手段は、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換えることを要旨とする。
【0025】
本発明のデータ再生方法は、映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータを取得する取得ステップと、映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御ステップと、映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御ステップと、映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御ステップと画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御ステップとを含み、サムネイル画像表示制御ステップにより表示が制御されている部分またはインデックス表示制御ステップにより表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している映像表示制御ステップ、画像表示ステップ、サムネイル画像表示ステップ、または、インデックス表示制御ステップは、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換えることを要旨とする。
【0026】
本発明のプログラムは、映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータを取得する取得ステップと、映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御ステップと、映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御ステップと、映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御ステップと画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御ステップとをコンピュータに実行させ、サムネイル画像表示制御ステップにより表示が制御されている部分またはインデックス表示制御ステップにより表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している映像表示制御ステップ、画像表示ステップ、サムネイル画像表示ステップ、または、インデックス表示制御ステップは、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換えることを要旨とする。
【0027】
本発明の記録媒体は、前記プログラムを記録していることを要旨とする。
【0028】
本発明の記録媒体は、第1の部分に表示される映像の映像データと、第2の部分に表示される映像が撮影されたときに表示されていた画像の画像データと、第3の部分に表示される映像から抽出されたサムネイル画像のサムネイル画像データと、第4の部分に表示される画像が属するインデックスのインデックスデータと、第1乃至第4の部分から構成される画面を制御するデータとを少なくとも含むデータを記録していることを要旨とする。
【0029】
本発明のデータ生成装置および方法、並びにプログラムにおいては、取得される映像データから、サムネイル画像が抽出され、そのサムネイル画像のサムネイル画像データと映像データが関連付けられる。そして、サムネイル画像が生成されるのは、映像データが取得されているときに参照されている画像の切り換えが指示されたときである。
【0030】
本発明のデータ再生装置および方法、並びにプログラムにおいては、映像データ、画像データ、サムネイル画像データ、およびインデックスデータが関連付けられたデータが再生される。サムネイル画像またはインデックスに対して操作が行われた場合、操作が行われていない部分の表示が、連動して切り換えられる。
【0031】
本発明の記録媒体においては、映像データ、画像データ、サムネイル画像データ、インデックスデータ、および、それらのデータを所定の画面に、所定の構成で表示されるように制御するためのデータが記録されている。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の発明特定事項と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中に記載されているが、発明特定事項に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その発明特定事項に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が発明特定事項に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その発明特定事項以外の発明特定事項には対応しないものであることを意味するものではない。
【0033】
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願、補正、国内優先などにより追加される発明の存在を否定するものではない。
【0034】
本発明を適用したデータ作成装置、例えば、本実施の形態として図2に示した作成装置4の基本構成は、映像データを取得する取得手段(例えば、図14の映像入力部172)と、表示順序が設定されている複数の画像の画像データを記憶する記憶手段(例えば、図14の記憶部48)と、記憶手段に記憶されている画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で取得手段により取得されている映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成手段(例えば、図14のサムネイル画像生成部173)と、生成手段によりサムネイル画像データが生成された場合、映像データ、画像データ、および、サムネイル画像データを関連付ける関連付け手段(例えば、図14の関連付け部176)とを少なくとも含む。
【0035】
本発明を適用したデータ再生装置、例えば、本実施の形態として図7に示したパーソナルコンピュータの基本構成は、映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータ(例えば、図7の記録媒体91に記録されている)を取得する取得手段(例えば、図7のドライブ80)と、映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御手段(例えば、図8の動画像表示部121の表示を制御する図7のCPU71)と、映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御手段(例えば、図8の資料画像表示部123の表示を制御する図7のCPU71)と、映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御手段と画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御手段(例えば、図8のサムネイル画像表示部124の表示を制御する図7のCPU71)とを備え、サムネイル画像表示制御手段により表示が制御されている部分またはインデックス表示制御手段により表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している映像表示制御手段、画像表示手段、サムネイル画像表示手段、または、インデックス表示制御手段は、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換えることを要旨とする。
【0036】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図2は、本発明を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。ここでは、所定の会場で、講演者が講演を行う場合を例に挙げて説明する。講演者Aは、壇上にて、スクリーン1に写し出されているテキストや図(以下、適宜、画像と称する)を参照して講演を行う。そして、その講演者Aの講演を図示していない受講者(出席者)が聴取する。
【0037】
スクリーン1には、プロジェクタ2から投写される画像が映し出される。プロジェクタ2に対して画像データを供給するのは、ここでは制御装置3である。制御装置3は、パーソナルコンピュータなどで構成することが可能である。すなわちこの場合、制御装置3は、プロジェクタ2に対して画像データを供給するとともに、講演者Aの指示に従って、供給する画像データを切り換えるなどの操作を行える装置であればよい。
【0038】
また、制御装置3は、直接スクリーン1と接続されていても良い。スクリーン1は、プロジェクタ2からの映写されることにより図などを映し出すのではなく、ディスプレイなどで構成され、直接的に図などを映し出す(表示する)ようにしても良い。
【0039】
制御装置3は、作成装置4にも接続されている。作成装置4は、後述するように、動画像や静止画像などから構成される画面を、所定の表示装置(不図示)に表示させるためのデータを作成するための装置である。
【0040】
作成装置4には、撮影装置5も接続されている。撮影装置5は、講演者Aのみ、または、講演者Aとスクリーン1に映し出された画像を撮影するために設けられている。撮影装置5は、ビデオカメラなどで構成される。
【0041】
図3は、制御装置3の構成例を示す図である。制御部11は、制御装置3内の各部を制御する。制御部11は、操作部12と接続されている。操作部12は、ユーザからの指示が入力される部分であり、その指示に従って、制御部11は制御を行う。制御部11は、記憶部13にも接続されている。記憶部13には、ユーザが予め作成したテキストや図に関するデータが記憶されており、操作部12からの指示に従って、必要に応じ、その画像データが制御部11により読み出される。
【0042】
制御部11は、記憶部13から読み出したデータを、接続されている出力部14に対して供給する。出力部14は、プロジェクタ2(図2)や作成装置4(図2)に接続されている。
【0043】
出力部14とプロジェクタ2との接続、または、出力部14と作成装置4との接続は、有線で行われるようにしても良いし、無線で行われるようにしても良い。有線または無線のどちらで接続が行われても良いが、その形態に合ったデータの授受が行える(その形態に合った処理が行える)ように、出力部14は構成されている。
【0044】
記憶部13は、制御装置3に対して着脱可能なものでも、内蔵されているものでも良い。着脱可能なもの、例えば、フレキシブルディスクやCD−R(Compact Disc−Recordable)などの記録媒体である場合、それらの記録媒体からデータを読み出せるドライブなどを、記憶部13は含む構成とされる。
【0045】
また、記憶部13が、制御装置3に対して内蔵されているような場合、講演者Aが作成した画像データを記憶できる構成とされている。例えば、記録部13は、所定の記録媒体からデータを読み出すドライブと、読み出されたデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)などから構成される。または、インターネットなどのネットワークに接続できる機能を有し、そのネットワークを介して供給されたデータを記憶できるようにしても良い。
【0046】
もちろん、それらの組み合わせでも良い。
【0047】
図4は、操作部12に備えられているボタンについて説明するための図である。ここでは、図4に示すように、操作部12には、前ボタン21、キャプチャーボタン22、および、次ボタン23の3つのボタンが備えられているとして説明する。前ボタン21と次ボタン23は、講演者Aが作成した画像のうち、スクリーン1(図2)に映し出されている画像を切り換えるときに操作されるボタンである。
【0048】
講演者Aが講演しているときの所定の時点に注目したときに、スクリーン1上に表示されている画像より前の時点でスクリーン1上に表示されていた画像を再度表示させたいときに操作されるのが、前ボタン21であり、後の時点で表示させたい(次の画像に表示を切り換えたい)ときに操作されるのが、次ボタン23である。
【0049】
キャプチャーボタン22は、スクリーン1に表示されている画像を、作成装置4(図2)に取り込ませたいとき(サムネイル画像を生成させたいとき)に操作されるボタンである。
【0050】
ここでは、このような3つのボタンが操作部12には備えられているとして説明するが、後述する処理を実行させるには、次ボタン23のみが備えられている構成とすることも可能である。さらに換言すると、操作部12には、作成装置4に対してサムネイル画像を生成させたいタイミングを指示できるスイッチが備えられている構成とされていればよい。
【0051】
図3に示したような各部分は、それぞれ、通常、パーソナルコンピュータに含まれているため、制御装置3は、パーソナルコンピュータなどで構成することも可能である。
【0052】
制御装置3をパーソナルコンピュータで構成した場合、操作部12は、キーボードまたはマウスなどで構成される。そして、前ボタン21と次ボタン23は、例えば、カーソルなどを移動させる際に操作されるキーボード上の矢印キーなどと称されるキーなどで構成することが可能であり、キャプチャーボタン22は、確定などの際に操作されるキーボード上のリターンキーなどと称されるキー(いずれも不図示)などで構成することが可能である。
【0053】
図5は、作成装置4の構成例を示す図である。図5に示した構成例は、作成装置4をパーソナルコンピュータで構成した場合である。作成装置4のCPU(Central Processing Unit)41は、ROM(Read Only Memory)42に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)43には、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータやプログラムなどが適宜記憶される。入出力インタフェース45は、キーボードやマウスから構成される入力部46が接続され、入力部46に入力された信号をCPU41に出力する。入力部46には、この場合、撮影装置5も接続される。
【0054】
入出力インタフェース45には、ディスプレイやスピーカなどから構成される出力部47も接続されている。入出力インタフェース45には、ハードディスクなどから構成される記憶部48、および、インターネットなどのネットワークを介して他の装置(例えば、制御装置3)とデータの授受を行う通信部49も接続されている。ドライブ50は、磁気ディスク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、半導体メモリ64などの記録媒体からデータを読み出したり、データを書き込んだりするときに用いられる。
【0055】
上述したように、制御装置3は、作成装置4と同じく、パーソナルコンピュータで構成すること、すなわち、図5に示したような構成とすることも可能である。そこで、制御装置3と作成装置4を図2に示したように別体とするのではなく、一体型、すなわち、1台のパーソナルコンピュータに、制御装置3と作成装置4の両方の機能を持たせるように構成しても良い。
【0056】
そのように構成した場合、その一体型に構成された制御装置3(作成装置4)に撮影装置5が接続される。
【0057】
ここでは、図2に示したように、制御装置3と作成装置4は、それぞれ異なる装置であるとして説明する。
【0058】
このような構成を有する装置から構成される図2に示したようなシステムが動作する状況としては、この場合、講演者Aが講演を行うときである。そのような講演を含む、一連の流れについて、図6のフローチャートを参照して説明する。講演者Aは、講演を行う前に、講演内容に関しての準備を行うのが一般的である。また、本実施の形態における図2に示したようなシステムを用いるためには、事前の準備が必要である。
【0059】
そこで、ステップS31において、講演者Aは、講演を行う前の時点で、スクリーン1に表示させる画像(テキストや図)のデータを作成する。そして、作成されたデータを用いられて講演が行われる。講演が行われているときには、ステップS32の処理として、その講演が撮影される。そして、その撮影された講演が、所定の記録媒体に記録される。このステップ32における処理を実行するのが、図2に示したシステムである。
【0060】
そして、ステップS33の処理として、講演内容が記録された記録媒体が、例えば、講演に出席していた出席者に配布される。そして、出席者が、例えば、自宅などのパーソナルコンピュータで、その配布された記録媒体に記録されたデータを、ステップS34の処理として再生する。
【0061】
大まかには、このような一連の流れの処理が行われる。換言すれば、一連の処理の流れとしては、講演前、講演中、講演後の3つの時間的なステップに分けられる。
【0062】
ここで、説明の順としては逆の順番となってしまうが、講演後の処理であるステップS34における処理として、出席者に配布された記録媒体に記録されているデータが再生されたときに、ディスプレイ上に表示される画面について説明する。
【0063】
出席者は、自宅などに、記録媒体に記録されたデータを再生するための装置として、パーソナルコンピュータなどを所持していることを前提とする。そのパーソナルコンピュータは、図7に示したような構成を有している。基本的な構成は、図5に示した作成装置4(作成装置4としてパーソナルコンピュータを用いた場合)と同様の構成であるので、ここでは、その説明を省略する。
【0064】
ただし、ドライブ80は、配布される記録媒体91からデータを読み出せる構成とされている。
【0065】
記録媒体91は、ドライブ80にセットされる。そして、ユーザが、入力部76を操作することにより、記録媒体91の再生を指示した場合、ドライブ80は、記録媒体91からデータを読み出し、一旦、RAM73などに出力する。CPU71は、読み出されたデータを処理し、出力部77としてのディスプレイ101(図8)に出力する。
【0066】
出力部77には、スピーカ(不図示)などの音を出力する装置も接続され、記録媒体91から読み出されたデータが処理されることにより、音声なども、そのスピーカから出力され、ユーザ(出席者)に提供される。
【0067】
図8は、ディスプレイ101上に表示される画面の構成を説明するための図である。図8に示した画面は、4つの表示部から構成されている。すなわち、動画像を表示するための動画像表示部121、テキストベースのインデックスを表示するためのインデックス表示部122、資料画像を表示するための資料画像表示部123、および、サムネイル画像を表示するためのサムネイル画像表示部124から構成されている。また、資料画像表示部123とサムネイル画像表示部124の間に、スクロールバー125が設けられている。
【0068】
動画像表示部121には、講演時に撮影された映像が表示される。そして、動画像表示部121に表示される映像から抽出された画像が、サムネイル画像表示部124にサムネイル画像として表示される。サムネイル画像表示部124には、複数のサムネイル画像が表示されるが、それらのサムネイル画像は、サムネイル画像に対応する部分から動画像表示部121に表示される映像(動画像)の再生を開始させるために設けられている。
【0069】
動画像表示部121に表示される動画像と、サムネイル画像表示部124に表示されるサムネイル画像は、それぞれ、講演時に取得されるものであり、図2に示したシステムにより取得(生成)されるものである。具体的には、撮影装置5(図2)により撮影された動画像が動画像表示部121に表示され、その撮影装置5により撮影された動画像のデータの供給を受けた作成装置4が生成したサムネイル画像が、サムネイル画像表示部124に表示される。
【0070】
資料画像表示部123には、資料画像が表示されるわけだが、その画像は、静止画でも良いし、動画像でも良い。また、静止画像であっても、所定のタイミングで順次切り替わることにより、動画像と表現できるが、ここでは、動画像は、ユーザが閲覧しているときに一連の動きを画像内全体、または一部分に把握でき、動画像であると認識するようなものを動画像とし、その他のものは静止画像とする。
【0071】
また、それらの動画像または静止画像には、テキストだけで構成されるものなども含む。
【0072】
インデックス表示部122は、テキスト形式で表示されたインデックス(項目)であり、表示されている項目を選択することにより、動画像表示部121に表示されている動画像の、選択された項目に対応する部分から再生が開始されるようになっている。
【0073】
インデックス表示部122に表示されるインデックス(項目)と、資料画像表示部123に表示される資料画像は、講演時より前の時点で、講演者Aにより作成される。すなわち、図6のステップS31の処理として作成されたデータに基づくインデックスや画像が、それぞれ、インデックス表示部122と資料画像表示部123に表示される。
【0074】
スクロールバー125は、動画像表示部121に表示されている動画像を、所望の位置から再生できるようにするために設けられており、例えば、入力部76としてのマウス(不図示)でクリックしながら移動させることができるように構成されている。
【0075】
このように、インデックス表示部122、サムネイル画像表示部124、または、スクロールバー125のうちのいずれかの1つが操作されると、その操作に対応した部分へと動画像表示部121に表示されている動画像の再生が切り換えられる。
【0076】
資料画像表示部123に表示されている画像も動画像表示部121の再生が開始される部分に対応した画像に切り換えられる。また、インデックス表示部122、サムネイル画像表示部124、または、スクロールバー125のうちのいずれか1つが操作されると、操作されていない他の部分も、その操作に対応した項目、画像、位置にそれぞれ切り換えられる。
【0077】
すなわち、図8に示した画面のうち、インデックス表示部122、サムネイル画像表示部124、または、スクロールバー125のうちのいずれか1つが操作されると、操作されていない他の部分が、その操作に対応した処理が施され、対応した場面、インデックス、画像、サムネイル画像にそれぞれ切り換えられ、スクロールバー125のバーが対応する位置に移動される。
【0078】
このように、動画像の所望の場面からの再生や、所望の資料画像の閲覧を、インデックス表示部122、サムネイル画像表示部124、または、スクロールバー125といった複数のユーザインタフェースにより指示できるようにすることで、所望の場面や所望の画像の検索を容易に行うことができ、利便性を高めることができる。
【0079】
出席者が所有するパーソナルコンピュータで表示される画面について、図9を参照してさらに説明を加える。図9に示した画面例においては、具体的に表示される画像などをイメージ的に示した。動画像表示部121には、講演時に撮影された動画像が表示されるが、図9に示した例では、講演者Aとスクリーン1(スクリーン1に表示されている資料1−1としてのグラフ)が表示されている状態を示している。
【0080】
なお、図9に示した例および以下の説明では、講演者Aとスクリーン1が同一の画面で撮影されているとして説明するが、講演者Aのみが撮影され、動画像表示部121には、講演者Aのみが表示されるようにしても良い。
【0081】
このスクリーン1に表示されているグラフは、この場合、“資料1−1”と設定されており、その“資料1−1”に対応するグラフ(画像)は、資料画像表示部123にも表示される。さらに、動画像表示部121に表示されている映像、すなわち、この場合、講演者Aと資料1−1がスクリーン1上に表示されている状態で講演が行われているときの映像が、撮影されていたときに生成されたサムネイル画像が、サムネイル画像表示部124の図中一番左側に表示されている。
【0082】
ここでは、サムネイル画像表示部124に表示されるサムネイル画像のうち、一番左側に表示されるサムネイル画像は、動画像表示部121に表示されている場面に対応したサムネイル画像であるとするが、対応するサムネイル画像は、サムネイル表示部124の一番左側以外の、例えば、中央部分などに表示されるようにしても良い。
【0083】
“資料1−1”と設定されたグラフは、この場合、インデックス1に属すると設定されているため、インデックス表示部122に表示されているインデックス(項目)のうち、“インデックス1”という項目上に、他の項目上には表示されていない矢印が表示される。なお、ここでは、矢印が表示されるとして説明するが、この場合、“インデックス1”という文字だけ、他の項目と異なる色で表示されるなどの表示が行われることにより、他の項目と区別が付くような表示が行われるようにしても良い。
【0084】
スクロールバー125のバーは、動画像表示部121に表示されている場面が、撮影された時点を示す位置に表示される。
【0085】
このような画面がディスプレイ101上に表示されている状態で、この画面を閲覧しているユーザが、サムネイル画像表示部124に表示されているサムネイル画像の内、一番右側に位置する“資料2−1”が表示されているサムネイル画像に対して、マウスのクリック操作など所定の操作を実行した場合、図10に示すような画面に、各表示部の表示が切り換えられる。なお、ここでは、“資料2−1”は、“インデックス2”に属すると設定されているとする。
【0086】
“資料2−1”に対応するサムネイル画像に対して操作が行われたことにより、まず、サムネイル画像表示部124に表示されているサムネイル画像が、全体的に左側に移動し、結果として、“資料2−1”が表示されているサムネイル画像(操作対象とされたサムネイル画像)が一番左側に位置するように処理が施される。
【0087】
また、資料画像表示部123に表示されている資料画像が、“資料1−1”のグラフから、“資料2−1”のグラフに切り換えられる。さらに、動画像表示部121に表示される動画像が、“資料2−1”の説明から再生されるような場面(資料2−1に対応した画面)に切り換えられ、その場面からの再生が開始される。そして、スクロールバー125のバーが、対応する位置に移動される。
【0088】
インデックス表示部122は、“資料2−1”に対応するサムネイル画像が、“インデックス2”に属すると設定されているため、“資料2−1”に対応するサムネイル画像が操作されることにより、インデックス表示部122に表示される矢印が、“インデックス1”から“インデックス2”の位置に移動される。
【0089】
このように、サムネイル画像表示部124に表示されているサムネイル画像が操作されることにより、各部分も、対応した画像などに切り換えられる。ここでは、サムネイル画像表示部124に表示されているサムネイル画像が操作されたとして説明をしたが、例えば、インデックス表示部122に表示されているインデックスのうち、“インデックス2”が操作された場合も、上述したような処理が実行され、図10に示したような画面になる。
【0090】
また、スクロールバー125に表示されているバーが操作された場合にも、その操作された移動先が、“資料2−1”に対応する位置であれば、図10に示したような画面に切り換えられる。
【0091】
なお、図示はしないが、スクロールバー125のバーが操作されるとき、換言すれば、バーが図中、左または右に移動されているとき、そのバーの位置に応じて、動画像表示部121の動画は、連続的に表示が切り換えられる。すなわち、バーが移動されている間も、その移動に対応する場面が、動画像表示部121には逐次表示される。
【0092】
さらに換言するならば、バーに対する操作が開始された時点の場面のままで、バーに対する操作が終了した時点で位置する部分に対応する場面に切り替わるというのではなく、バーに対する操作が開始された時点から、バーに対する操作が終了された時点まで、逐次、動画像表示部121の部面(画像)は切り換えられる。
【0093】
このようにすることで、ユーザは、スクロールバー125のバーを操作することにより、そして、動画像表示部121に表示される画像を参照しながら、所望の画面を探し出す(検索する)ことが可能となる。
【0094】
また、図9または図10に示したような画面構成とすることで、動画像表示部121に表示されているスクリーン1に表示されている資料画像が見づらくても、資料画像表示部123に、同一の資料画像が表示されているため、ユーザは、資料画像が見づらいといったようなことなく、講演内容を視聴することができる。
【0095】
また、上述したように、画面内の1つの部分に対して行われた処理に対応した処理が、各部分に反映されることにより、ユーザは、所望の場面、画像、内容などを、簡便に、また、即座に検索することが可能となる。
【0096】
図9や図10に示した画面例では、動画像表示部121に表示される映像から抽出された、サムネイル画像がサムネイル画像表示部101に表示されるとしたが、サムネイル画像表示部101には、資料画像表示部123に表示される資料画像のサムネイル画像が表示されるようにしても良い。また、サムネイル画像表示部124には、他の表示部に表示される映像や画像と同一のものでなくても良い。
【0097】
各表示部は、例えば、カーソルが所定の表示部に位置する状態で、マウスがダブルクリックなどの所定の操作が行われた場合、拡大されて表示されるようにしても良い。そのような拡大機能を持たせることで、例えば、資料画像表示部123に表示された資料画像が、細かい文字で見づらいようなときでも、拡大されることにより見やすくなるといった利点がある。このような利点により、使い勝手が向上し、講演の内容を理解しやすくなる。
【0098】
以下の説明においては、記録媒体91(図7)には、図8に示した画面構成による画面が、ユーザに提供されるようなデータが記録されているとして説明するが、図8に示した画面構成は、一例であり、限定を示すものではない。例えば、他の画面構成の一例として、図11に示すような画面構成でも良い。
【0099】
図11に示した画面構成は、図8に示した画面構成に、参考資料表示部131が追加された構成とされている。この参考資料表示部131には、資料画像表示部123に表示されている資料内で、難しい単語や関連する情報が掲示されているWebのアドレスなどが表示される。そして、表示されている単語上にカーソルが位置した場合、その単語の説明文が表示されたり、表示されているWebアドレスがクリックされると、そのアドレスのホームページが表示されたりする。
【0100】
この参考資料表示部131に表示される単語などのデータは、講演者Aが、資料画像表示部123に表示される画像などのデータを作成するときに作成する。すなわち、ステップS31(図6)の処理の1つとして行われる。以下の説明では、図8に示した画面構成例の場合を例に挙げて説明する。
【0101】
ここで、ステップS31により作成されるデータについて説明する。換言すれば、最終的に講演に出席した出席者に、図8に示したような画面を提供できるようにするために、講演者Aが、講演前に作成しておくデータについて説明する。上述したように、講演者Aが、講演前に作成しておくデータは、インデックス表示部122(図8)に表示されるインデックスと、資料画像表示部123に表示される資料画像である。
【0102】
図12は、講演者Aが作成するデータをイメージ的に示した図である。講演者Aは、インデックス表示部122に表示されるインデックスに関するデータが記憶されるインデックスデータベース151と、資料画像表示部123に表示される資料画像に関するデータが記憶される資料画像データベース152を作成する。
【0103】
インデックスデータベース151に記憶されているインデックスと、そのインデックスに属し、資料画像データベース152に記憶されている資料画像は、それぞれ関連付けられて記憶されている。このような関連付けを管理するためのデータを記憶するためのデータベースも作成されるようにしても良い。
【0104】
例えば、インデックスデータベース151に記憶されている“インデックス1”には、資料画像データベース152に記憶されている“資料画像1−1”と“資料画像1−2”が関連付けられている。また、“資料画像1−1”と“資料画像1−2”には、時間的な前後関係を示すデータも含まれ、“資料画像1−1”が表示された後に、“資料画像1−2”が表示されるように設定されている。
【0105】
このようなデータが、講演前に講演者Aにより作成される。講演者Aは、このようなデータを作成する際、インデックスデータベース151と資料画像データベース152を、それぞれ別々に作成し、後の処理で関連付けを行っても良い。その関連付けの方法は、例えば、作成されたインデックスデータベース151内の所定のインデックスに、関連付けたい資料画像のデータをドラッグアンドドロップするなどの簡便な操作で行える方法である。
【0106】
このようにして作成されたデータが用いられて、講演者Aは講演を行う。次に、この講演時の処理について説明する。すなわち、ステップS32(図6)における処理として、図2に示したシステムで行われる処理について説明する。図13は、図2に示したシステム、主に、作成装置4の動作を説明するためのフローチャートである。
【0107】
ステップS51において、講演者Aによる講演が開始される前の時点で、作成装置4が起動される。作成装置4が起動されると、記憶部48(図5)に記憶されているプログラムが、RAM43に展開され、その展開されたプログラムに基づきCPU41が処理を開始する。なお、作成装置4を、以下に説明するような処理を実行する専用の装置として製造した場合、ROM42にプログラムを書き込んでおき、そのプログラムに従って処理が行われるようにしても良い。このようなことは、適宜、変更可能な事項である。
【0108】
作成装置4が起動される前または後の時点で、講演者Aは、制御装置3の記憶部13(図3)と制御装置4の記憶部48に、それぞれ、図12に示したインデックスデータベース151と資料画像データベース152を記憶させる。
【0109】
制御装置3は、上述したように、プロジェクタ2に対して画像データを供給するため、少なくとも、資料画像データベース152を記憶している必要があるが、インデックスデータベース151は、必要がなければ記憶させないようにしても良い。
【0110】
また、講演者Aは、制御装置3と作成装置4に対して、それぞれ別々にデータベースを記憶させる、換言すれば、同じような処理を2度行うようにしても良いが、講演者Aの手間を考え、どちらか一方の装置、例えば、制御装置3にだけ記憶させるようにしても良い。そして、そのデータが記憶された制御装置3から、作成装置4が、そのデータを取得し、記憶するようにしても良い。
【0111】
どのような方法でも良いが、制御装置3には、少なくとも資料画像データベース152が記憶され、作成装置4には、インデックスデータベース151と資料画像データベース152が記憶される。そのような記憶が行われる前の時点、または、後の時点で、作成装置4において起動されたプログラムについて説明する。図14は、RAM43に展開されたプログラムの機能を説明するための機能ブロック図である。
【0112】
なお、ここでは、図14に示したような機能を有するプログラムが展開され、その展開されたプログラムに基づいて、CPU41が処理を行うとして説明するが、それらの機能を有するハードウェアで構成されるようにしても良い。すなわち、以下に説明するような機能を実現できるソフトウェアまたはハードウェアであれば良く、さらには、それらの協同で実現されるようにしても良い。
【0113】
信号入力部171は、通信部49を介して入力される制御装置3からの信号の入力を制御し、その入力した信号の解析などの処理を行う。信号入力部171が処理する信号は、制御装置3の操作部12(図4)が操作されたか否かを示す信号であり、その信号には、ボタン21乃至23のうちのどのボタンが操作されたかを示す情報も含まれている。
【0114】
信号入力部171は、入力された信号を解析した結果を、必要に応じ、サムネイル画像生成部173と時刻管理部174に出力する。サムネイル画像生成部173は、映像入力部172からの映像データも入力されるが、その入力される映像データから、サムネイル画像を生成する。映像入力部172には、撮影装置5(図2)により撮影された映像の映像データが供給される。
【0115】
撮影装置5が、作成装置4の入力部46(図5)と接続されている場合、映像入力部172には、入力部46から映像データが供給され、撮影装置5が、作成装置4の通信部49(図5)と接続されている場合、映像入力部172には、通信部49から映像データが供給される。
【0116】
時刻管理部174は、時刻を管理するために設けられている。時刻管理部174が管理する時刻は、日常で用いられている日時に関するものでも良いし、講演が開始された時点からカウントが開始される時刻でも良い。すなわち、本実施の形態における時刻管理部174は、後述する関連付けのためのデータを生成できる機能を有していれば良く、ここでは、そのデータは、時刻情報であるとして説明する。
【0117】
データベース管理部175は、記憶部48に記憶されているインデックスデータベース151と資料画像データベース152を管理するための設けられている。映像入力部172、サムネイル画像生成部173、時刻管理部174、およびデータベース管理部175からは、必要に応じデータが出力され、関連付け部176に供給される。
【0118】
データベース管理部175と関連付け部176には、信号入力部171から出力された画像データが、必要に応じ供給される。
【0119】
関連付け部176は、供給されたデータをそれぞれ関連付けるといった処理を行い、記憶部177に出力する。記憶部177は、所定のデータ量が記憶された段階で、記録制御部178に記憶しているデータを出力する。そして、記憶制御部178は、記憶部177からのデータを、ドライブ50にセットされている所定の記録媒体に記録させるための制御を行う。
【0120】
このような機能を有する作成装置4は、ステップS52(図13)において、撮影装置5による撮影を開始させ、撮影された映像の映像データを取得する。撮影装置5による撮影の開始は、撮影装置5に対してユーザが直接的にスイッチを操作するなどして行われても良いし、制御装置3または作成装置4から撮影装置5に対して指示が出されることにより行われても良い。
【0121】
通常、講演は、マイクロフォンなどの拡声装置が用いられるが、そのマイクロフォンのスイッチが入れらときや、“始めます”といった所定の言葉が発せられたことを感知したときなどをトリガーとして、撮影装置4による撮影が開始されるようにしても良い。
【0122】
いずれにせよ、撮影装置5により撮影が開始されると、撮影された映像の映像データは、作成装置4に供給される。作成装置4の映像入力部172に供給された映像データは、所定の方式、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式や、Flash(商標)というフォーマット方式のデータのファイルになるようなエンコードが施され、関連付け部176に供給される。関連付け部176は、供給された映像データに関連付けるデータがない場合、記憶部177に映像データを供給し、記憶させる。
【0123】
このようにして撮影装置5により撮影された映像の映像データは、記憶部177に記憶される。
【0124】
このような映像データの記憶が開始されると、ステップS53において、操作部12(図3)が操作されたか否かが判断される。この判断は、信号入力部171が、制御装置3からの信号を入力したか否かを判断することにより行われる。よって、制御装置3の制御部11(図3)は、操作部12が操作されると、その信号を出力部14から作成装置4に対して出力させる。
【0125】
その出力される信号には、操作部12のボタン21乃至23の内の操作されたボタンを示す情報が含まれる信号である。そのような信号が入力されると、信号入力部171(図14)は、ステップS53において制御装置3の操作部12が操作されたと判断し、ステップS54に処理が進められる。ステップS54における処理について説明する前に、操作部12が操作される状況について説明する。そのために、制御装置3の操作部12が操作されたときに、制御装置3において行われる処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。
【0126】
ステップS71において、制御部11は、操作部12が操作されたか否かを判断する。制御装置3の制御部11は、操作部12が操作されたか否かを常に監視している。操作部12が操作されるのは、講演者Aが、その時点でスクリーン1に表示されている資料画像を、前の資料画像または次の資料画像に切り換えることを所望したとき、または、その時点でスクリーン1に表示されている資料画像をキャプチャーしたいときである。
【0127】
制御装置3の記憶部13(図3)には資料画像データベース152(図12)が記憶されているが、その資料画像データベース152に記憶されている各資料画像には、表示順序が設定されている。すなわち、例えば“資料画像1−1”の後には、“資料画像1−2”が表示されるように設定されている。
【0128】
例えば、図12を再度参照するに、“資料画像2−1”がスクリーン1に表示されている状態のときに、操作部12の前ボタン21が操作された場合、“資料画像1−2”にスクリーン1の表示が切り換えられる。また、“資料画像2−1”がスクリーン1に表示されている状態のときに、操作部12の次ボタン23が操作された場合、“資料画像3−1”にスクリーン1の表示が切り換えられる。さらに、“資料画像2−1”がスクリーン1に表示されている状態のときに、操作部12のキャプチャーボタン22が操作された場合、“資料画像2−1”がキャプチャーされる。
【0129】
ここで、キャプチャーについて説明を加える。ここでの“キャプチャー”の意味は、キャプチャーボタン22が操作された時点で、スクリーン1に表示されている画像データを取得し、作成装置4に供給することを意味する。例えば、講演者Aは、予めデータとして作成してあった“資料2−1”の画像がスクリーン1上に表示されている状態のときに、その画像に対して何か書き込むといった動作を行うことがある。
【0130】
そのような書き込みがされた画像を“資料2−1”として新たに、資料画像データベース152に加えたい(後述するように、資料画像データベース152に新たに加えるということは、結果的には、サムネイル表示124(図8)に表示させるサムネイル画像を追加したことになる)ときに、講演者Aは、キャプチャーボタン22を操作する。
【0131】
また、例えば、講演者Aは、講演中に、資料画像データベース152に記憶されていない資料画像を、参照したいときもある。そのように、資料データベース152には予め記憶されていなかったような画像を、資料データベース152に追加したときなどにも、キャプチャーボタン22が操作される。
【0132】
いずれにしても、キャプチャーボタン22は、その時点でスクリーン1に表示されている画像を、資料画像データベース152に追加したいとき、そして、結果的に、サムネイル画像表示部124に表示されるサムネイル画像を追加したいときに操作される。
【0133】
また、上述したように、サムネイル画像表示部124に表示されるサムネイル画像は、所望の場面の検索などに用いられるため、講演者Aが、意図的に、そのような検索用に用いられるサムネイル画像を生成させたいときなどにも、キャプチャーボタン22が操作されることもある。
【0134】
キャプチャーボタン22を設けることにより、講演者Aが、講演中に、意図的に、所望の画面にジャンプするための情報(この場合、サムネイル画像)を生成させることができる。換言すれば、講演者Aが、講演中に、最終的に記録媒体91に記録されるデータの編集(加工)を行うことができる。
【0135】
図15のフローチャートの説明に戻り、ステップS71において、操作部12が操作されたと判断された場合、ステップS72に進み、操作されたのはキャプチャーボタン22であるか否かが判断される。ステップS72において、キャプチャーボタン22が操作されたのではないと判断された場合、換言すれば、前ボタン21または次ボタン23が操作されたと判断された場合、ステップS73に処理が進められる。
【0136】
前ボタン21または次ボタン23が操作されるのは、上述したように、その時点で、スクリーン1上に表示されている資料画像を他の資料画像に切り換えるとき指示されたときである。制御部11は、前ボタン21が操作されたと判断したときには、その時点でスクリーン1上に表示されている資料画像より、時間的に前に表示されるとして設定されている資料画像の画像データを、記憶部13に記憶されている資料画像データベース152から読み出す。
【0137】
あるいは、制御部11は、次ボタン23が操作されたと判断したときには、その時点でスクリーン1上に表示されている資料画像より、時間的に後(次)に表示されるとして設定されている資料画像の画像データを、記憶部13に記憶されている資料画像データベース152から読み出す。
【0138】
このようにして読み出された画像データは、ステップS74の処理として、出力部14から、プロジェクタ2に対して出力される。画像データが出力される一方で、出力部14からは、作成装置4に対して、前ボタン21が操作されたことを示す信号、または、次ボタン23が操作されたことを示す信号が出力される。
【0139】
このようにして出力された信号を、作成装置4は、ステップS53の処理として入力し、処理する。
【0140】
一方、ステップS72において、操作されたのはキャプチャーボタン22であると判断された場合、ステップS75に処理が進められる。キャプチャーボタン22が操作されるのは、その時点でスクリーン1上に表示されている画像をキャプチャーしたいときに操作されるので、ステップS75の処理として、画像データの取得が行われる。
【0141】
取得される画像データは、例えば、記憶部13から読み出されることにより取得される。
【0142】
取得された画像データは、ステップS76の処理として作成装置4に対して出力される。このようにして出力された信号を、作成装置4は、ステップS53の処理として入力し、処理する。
【0143】
このようにして、制御装置3は、操作部12が操作されたときには、その操作されたボタンに応じた処理を実行する。
【0144】
制御装置3からの信号は、作成装置4に供給されるわけだが、ステップS53(図13)において、そのような信号が入力されたと、作成装置4側で判断されると、ステップS54に処理が進められ、サムネイル画像生成部173(図14)によりサムネイル画像の生成が行われる。
【0145】
信号入力部171は、信号を入力すると、その信号を解析し、その結果、制御装置3の操作部12が操作されたことを示す信号であると判断すると、サムネイル画像生成部173に信号を出す。ここでは、上述したように、信号入力部171が入力する信号としては、前ボタン21または次ボタン23が操作されたときには、どちらのボタンが操作されたのかを示す情報を少なくとも含む信号であり、キャプチャーボタン22が操作されたときには、画像データを少なくとも含む信号である。
【0146】
よって、そのような情報(データ)を含む信号であれば、操作部12が操作されたことにより出力された信号であると判断することができる。
【0147】
前ボタン21または次ボタン23が操作されたことを示す信号が入力された場合、サムネイル画像生成部173は、ステップS54の処理として、映像入力部172から供給されている映像データからサムネイル画像を生成する。すなわち、この場合、操作部12が操作された時点(正確には、その時点より少しの時間が経過した時点、換言すれば、スクリーン1上の画像が切り換えられた後の時点)で、撮影装置5により撮影されている映像の場面が、サムネイル画像にされる。その生成されたサムネイル画像の画像データは、関連付け部176に出力される。
【0148】
キャプチャーボタン22が操作されたことを示す信号が入力された場合も、同様に、サムネイル画像生成部173により、映像入力部172からの映像データからサムネイル画像が生成され、関連付け部176に出力されるが、さらに、信号入力部171に入力された制御装置3からの画像データも、関連付け部176に出力される。
【0149】
信号入力部171に、操作部12が操作されたことを示す信号が入力された場合、ステップS55の処理として、時刻管理部174から時刻に関する時刻情報が生成され、関連付け部176に出力される。この時刻情報は、上述したように、映像、サムネイル画像、および、資料画像を関連付けるための情報として用いられる。
【0150】
ステップS56において、そのような関連付けの処理が実行される。関連付けの処理が行われることにより、撮影された映像のどの時点から切り出されたサムネイル画像であるか、そして、そのサムネイル画像が生成されるトリガーとなった資料画像(切り換え先の資料画像)は、どの資料画像であるかを、一意に決定できる関係が形成される。
【0151】
換言するならば、撮影が開始されてから何分経過したときに生成されたサムネイル画像であるかが、時刻情報と関連付けられることにより、映像と関連付けられ、そのサムネイル画像が生成されるときに、スクリーン1上に表示されている資料画像が、サムネイル画像と映像を関連付けた同一の時刻情報と関連付けられることにより、映像と関連付けられる。よって、映像、サムネイル画像、および、資料画像が、時刻情報により関連付けられたことになる。
【0152】
なお、図12を参照して説明したように、資料画像とインデックスは、関連付けられているため、上述した関連付けの処理が行われることにより、インデックスも、映像と関連付けられたことになる。
【0153】
このようにして、インデックス、資料画像、サムネイル画像、および、映像が、それぞれ関連付けらる。このような関連付けの処理が終了されると、そのデータは、記憶部177に供給され、記憶される。
【0154】
ステップS57において、講演は終了されたか否かが判断される。講演が終了されれば、それ以降に撮影する映像もなく、また、サムネイル画像が生成される必要もないため、このような判断を行う処理が設けられている。ステップS57において、講演は終了されていないと判断された場合、ステップS53に戻り、それ以降の処理が繰り返され、講演は終了したと判断された場合、ステップS58に処理が進められる。
【0155】
講演が終了したか否かの判断は、講演が終了した時点で、作成装置4に対してユーザが指示を出し、そのことを検出することで行われるようにしても良いし、例えば、マイクロフォンの電源がオフにされたことを検出するようにし、マイクロフォンの電源がオフにされたと検出されたら講演が終了されたと判断されるように設定しておいても良い。
【0156】
いずれにせよ、ステップS57において、講演は終了されたと判断され、ステップS58に処理が進められると、所定の記録媒体へのデータの記録が行われる。ステップS58における記録の処理は、記録部177(図14)に記憶されているデータが、記録制御部178に供給され、記録制御部178がドライブ50を制御することにより行われる。
【0157】
このようにして、所定の記録媒体、この場合、記録媒体91(図7)へのデータの記録が行われる。このようにして、最終的に記録媒体91へ記録が行われるので、例えば、記録部177は、記録媒体91の容量より少し余裕がある程度の容量が確保されていればよい。また、ステップS57における処理として、講演が終了されたか否かが判断されるのではなく、記録媒体91の容量を超えたか否かが判断されるようにしても良い。
【0158】
これは、必ずしも1枚の記録媒体91に講演内容全てを記録できるとは限らず、場合によっては、複数枚の記録媒体91を必要とする場合があるからである。また、ここでは、1枚の記録媒体91に記録できるデータが蓄積された時点で、記録媒体91に記録を行うようにしているため、換言すれば、記録媒体91への記録を逐次行っているのではないので、記憶部177に記憶されているデータが所定の容量だけ蓄積された時点で、記録媒体91への記録が開始されればよい。
【0159】
そこで、ステップS57の処理として、記憶部177に記録媒体91の容量以上のデータ量が蓄積されたか否かを判断し、蓄積されていると判断された時点で、ステップS58における記録が開始されるようにしても良い。
【0160】
なお、このようにした場合、講演が行われている間は、記録媒体91への記録が行われているときでも、ステップS53に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返される必要はある。また、複数枚の記録媒体91に講演内容が記録されるようなときには、それぞれの記録媒体91が、単独で再生できるような処理が、記録媒体91毎に行なわれ、かつ、それぞれの記録媒体91に、それぞれの記録媒体91の関係に関する情報が記録されるなどの処理が行われる必要はある。
【0161】
このような処理が、作成装置4により行われることにより、最終的に記録媒体91に記録されるデータについて説明する。図16は、図13に示したようなフローチャートの処理が実行されることにより作成されたデータ、すなわち、記録媒体91に記録されるデータをイメージ的に図示した図である。
【0162】
図16にイメージ的に図示した図は、講演の途中で作成されるデータを示している。撮影されている映像の所定の時点で、スクリーン1上に表示されている資料画像が“資料画像2−1”に切り換えられると、サムネイル画像2−1が生成される。図16に示したように、映像の所定の時点、すなわち時刻情報で示される時点で、サムネイル画像2−1、資料画像2−1、および、インデックス2が、それぞれ関連付けられたことになる。
【0163】
このような関連状態があるデータが再生されると、図10に示したような画面がディスプレイ上に表示されることになる。すなわち、サムネイル画像2−1がサムネイル表示部124の一番左側に表示され、“資料画像2−1”に対応する画像が、資料画像表示部123に表示され、さらに、インデックス表示部122の“インデックス2”の位置に矢印が位置するような画面が表示される。
【0164】
図16を再度参照するに、サムネイル画像2−1、資料画像2−1、および、インデックス2の関連付けが行われた後の時点で、時刻情報により、サムネイル画像3−1、資料画像3−1、および、インデックス3が、それぞれ関連付けられる。さらにその後の時点で、同じく、サムネイル画像3−2、資料画像3−1、および、インデックス3が、それぞれ関連付けられる。
【0165】
このように、映像の所定の時点、サムネイル画像、資料画像、および、インデックスが関連付けられたデータが作成装置4により作成され、記録媒体91に記録される。
【0166】
そして、このような関連づけを有するデータが再生されることにより、既に説明したように、それらのデータによる映像や画像が連動する画面が、視聴者側に提供されることが可能となる。
【0167】
なお、記録媒体91にデータが記録される際、そのデータには、図16などに示したように、インデックスのデータ、資料画像のデータ、映像のデータ、サムネイル画像のデータなどが含まれるが、それらのデータと、それらのデータを管理する(それらのデータを用いて、ユーザに提供する画面を構成し制御する)ためのプログラムを、1つのファイル(データ)形式にしても良い。
【0168】
または、複数のファイル(データ)形式であっても良いが、その内の1つだけが実行ファイルであり、その他のファイルは、実質的にユーザ側では実行できない(実行ファイルのみがその他のファイルを用いることができる)ようなファイル形式にしても良い。
【0169】
記録媒体91に記録されるデータを、そのような形式とすることにより、例えば、1つのファイルまたは実行ファイルを暗号化した状態で配布すれば、その暗号を解くための情報を有しているユーザしか、その記録媒体91に記録されているデータによりサービスを受けることができないようにすることが可能となる。また、暗号化する際、1つのファイルのみを暗号化すれば良いようにしておけば、比較的少ない時間で、暗号化が行える。
【0170】
さらに、1つのファイルにする、または、実行ファイル以外のファイルはユーザ側では開けないようにしておくことにより、例えば、映像データのみを取り出すといったようなことができないことになり、盗用など好ましくない状況が発生することを防ぐことが可能となる。
【0171】
このようなことは、記録媒体91を有償で配布する場合などに、特に必要となる。
【0172】
このように、本実施の形態においては、講演が行われているときに編集などの処理が行われ、講演が終了した数分後には記録媒体91へのデータの記録が終了しているため、講演に出席していた人たちに、講演直後に、その講演内容が記録された記録媒体91を配布することが可能となる。
【0173】
なお、講演直後に記録媒体91を配布する場合、マスターとなる記録媒体91を上述したような処理により作成し、その後、そのマスターとなる記録媒体91から、コピーを作成することにより、必要枚数の記録媒体91を用意することができる。そのマスターとなる記録媒体91にデータを記録する際、また、コピーの際、データ構造がスリムなため、比較的短時間で作成することが可能である。
【0174】
なお、上述した実施の形態においては、インデックスと資料画像が関連付けられているとして説明したが、インデックスは、必ずしも必要とされない場合には、設ける必要はない。インデックスを必要とせず、設けられなかった場合、資料画像は、インデックスとのかかわりを持たないため、講演者Aは、予めインデックスと資料画像を関連付けておくなどの処理を行わなくても良く、予め作成装置4で記憶させておく必要もなくなる。
【0175】
すなわち、講演者Aは、講演時に用いる資料画像のみを予め作成しておけば良く、そのようなことは、通常の講演時の前処理として行われていることであり、本システムを講演時に用いるとしても、前処理の段階では、講演者Aに何ら負担をかけることがない(例えば、新たなソフトウェアを導入させるなど)。
【0176】
また、作成装置4は、サムネイル画像を生成する際、撮影装置5からの映像データからサムネイル画像を生成するとともに、制御装置3から、スクリーン1に表示されている画像の画像データを取得し、その画像データを資料画像として設定すれば良い。このような処理は、上述した実施の形態における、キャプチャーボタン22が操作されたときの処理と、基本的に同様に行われればよい。
【0177】
上述した実施の形態においては、講演という状況を例に挙げて説明したが、本発明は、講演に限らず、さまざまな状況に対して適用することができる。以下に、他の状況における適用例を示す。
【0178】
本発明をコンサートという状況に適用した場合を考える。コンサートの場合、例えば、記録媒体91に記録されているデータを再生し、図8に示すような画面構成の画面がユーザに提供されるとき、まず動画像表示部121には、コンサート会場で撮影された映像が表示される。インデックス表示部122には、コンサートで演奏された曲目が、演奏順に表示される。もちろん、上述した場合と同様に、各曲目は、対応する曲の演奏が開始される場面の映像にジャンプするための項目として設けられている。
【0179】
資料画像表示部123には、演奏されている曲の歌詞が表示される、または、その曲が納められているアルバムのジャケットの絵やその他の情報などが表示される。そして、サムネイル画像表示部124には、動画像表示部121から取得されたサムネイル画像が表示され、所望の曲の演奏が開始される場面の映像にジャンプするための項目として設けられる。
【0180】
そして、このような画面構成の画面を提供するためのデータは、上述したように作成される。すなわち、コンサート中に作成される。そして、コンサート終了後、マスターとなる記録媒体91の作成、そして、配布するためのコピー品としての記録媒体91の作成が行われ、配布(販売)される。
【0181】
このようなサービスは、コンサートを見に来た客側からすると、まず、自分が見たコンサートの映像を購入できるという喜びがある。そして、コンサートが行われた日より後の時点で購入するよりも、当日というコンサートの興奮が冷めない状態で購入できるという喜びもある。以上の点から、販売側(コンサートを開催した側)としては、売り上げの向上を期待することがきる。
【0182】
さらに、記録媒体91の販売は、コンサート当日限りすることにより、限定販売品という価値が付加することにより、さらに売り上げの向上を期待することができる。また、そのようにすることで、コンサートに来場した人数以下の枚数だけ記録媒体91を作成すれば良く、換言すれば、必要に応じて、その場で必要な枚数だけ記録媒体91を作成することが可能なので、在庫が余るなどの心配がなく、無駄な在庫を抱える心配もないため、本発明を適用した図2に示したシステム(装置)は、コンサートを開催する側の人に受け入れられやすいと考えられる。
【0183】
なお、コンサートのときはもちろん、講演のときも、記録媒体91に貼付するシールや、記録媒体91を包装するパッケージなどを、予め作成しておく必要があるし、そのようなものを予め用意した状態で販売することにより、そのようなものがない状態で販売するよりも、売り上げを向上させることができる。
【0184】
別の状況として、学校などにおける講義などに対して本発明を適用することが可能である。広く言えば、教材に対して本発明を適用することも可能である。また、講義などは、講義者が講義している状況を記録媒体91に記録し、その記録媒体91を広く不特定多数の人に販売するようにしても良い。
【0185】
そのような講義の場合、講義者だけで、記録媒体91に記録させるデータを作成することができる。すなわち、インデックスや資料画像を自分で作成し、その後、自分に対して撮影装置5を向け撮影を行うようにすれば、基本的に、上述したような講演やコンサートのときと同じなので、上述したようなデータを作成することができ、上述したようなデータが記録された記録媒体91を作成することができる。
【0186】
よって、個人ユーザに対しても、本発明を適用したシステムや装置を販売することが可能であるし、個人ユーザが購入する可能性もあるため、このようなシステム(装置)を販売する会社が、利益を得られるという利点もある。
【0187】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0188】
記録媒体は、図5に示すように、パーソナルコンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク61(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク62(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク63(MD(Mini−Disc)(登録商標)を含む)、若しくは半導体メモリ64などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されているROM42や記憶部48が含まれるハードディスクなどで構成される。
【0189】
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0190】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0191】
【発明の効果】
本発明によれば、映像や画像が連動した画面を作成し、ユーザ側に提供することが可能となる。
【0192】
本発明によれば、映像や画像が連動した画面のデータを作成する場合、映像が撮影されているときに、そのデータが作成される。よって、映像の撮影が終了された時点で、そのようなデータの作成も終了される。
【0193】
本発明によれば、映像の所望の場面からの再生や、閲覧したい画像を検索する場合、その検索のために情報が、複数あるため、その検索をユーザは、容易に、簡便に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の映像の加工について説明する一例のフローチャートである。
【図2】本発明を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図3】制御装置の内部構成例を示す図である。
【図4】操作部の構成例を示す図である。
【図5】作成装置の内部構成例を示す図である。
【図6】記録媒体に記録させるデータの作成から配布までの一例の処理について説明するためのフローチャートである。
【図7】パーソナルコンピュータの内部構成例を示す図である。
【図8】ディスプレイ上に表示される画面の構成例を示す図である。
【図9】ディスプレイ上に表示される画面の表示例を示す図である。
【図10】ディスプレイ上に表示される画面の表示例を示す図である。
【図11】ディスプレイ上に表示される画面の他の構成例を示す図である。
【図12】作成されるデータベースについて説明するための図である。
【図13】データの生成について説明するためのフローチャートである。
【図14】データの生成に係わる機能について説明するための図である。
【図15】制御装置の動作について説明するためのフローチャートである。
【図16】データの関連付けについて説明するための図である。
【符号の説明】
1 スクリーン, 2 プロジェクタ, 3 制御装置、 4 撮影装置, 5 作成装置, 11 制御部, 12 操作部, 13 記憶部, 14 出力部, 121 動画像表示部, 122 インデックス表示部, 123 資料画像表示部, 124 サムネイル画像表示部, 125 スクロールバー,171 信号入力部, 172 映像入力部, 173 サムネイル画像生成部, 174 時刻管理部, 175 データベース管理部, 176 関連付け部, 177 記憶部, 178 記録制御部

Claims (11)

  1. 映像データを取得する取得手段と、
    表示順序が設定されている複数の画像の画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で前記取得手段により取得されている前記映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により前記サムネイル画像データが生成された場合、前記映像データ、前記画像データ、および、前記サムネイル画像データを関連付ける関連付け手段と
    を備えることを特徴とするデータ作成装置。
  2. 前記記憶手段は、前記取得手段により前記映像データの取得が開始される前の時点で、前記画像データを記憶し、
    前記画像データは、テキストデータによるインデックスと関連付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ作成装置。
  3. 前記関連付け手段により関連付けが行われたデータは、所定の記録媒体に記録され、配布される
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ作成装置。
  4. 所定のデータを作成するデータ作成装置のデータ作成方法において、
    映像データを取得する取得ステップと、
    表示順序が設定されている複数の画像の画像データの記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で前記取得ステップの処理で取得されている前記映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理で前記サムネイル画像データが生成された場合、前記映像データ、前記画像データ、および、前記サムネイル画像データを関連付ける関連付けステップと
    を含むことを特徴とするデータ作成方法。
  5. 所定のデータを作成するデータ作成装置を制御するコンピュータのプログラムにおいて、
    映像データを取得する取得ステップと、
    表示順序が設定されている複数の画像の画像データの記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記画像データの内の処理されている画像データ以外の画像データの読み出しが指示された場合、その時点で前記取得ステップの処理で取得されている前記映像データからサムネイル画像のサムネイル画像データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理で前記サムネイル画像データが生成された場合、前記映像データ、前記画像データ、および、前記サムネイル画像データを関連付ける関連付けステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録している
    ことを特徴とする記録媒体。
  7. 映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータを取得する取得手段と、
    前記映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御手段と、
    前記映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御手段と、
    前記映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御手段と
    前記画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御手段と
    を備え、
    前記サムネイル画像表示制御手段により表示が制御されている部分またはインデックス表示制御手段により表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している前記映像表示制御手段、前記画像表示手段、前記サムネイル画像表示手段、または、前記インデックス表示制御手段は、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換える
    ことを特徴とするデータ再生装置。
  8. 所定のデータを再生するデータ再生装置のデータ再生方法において、
    映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータを取得する取得ステップと、
    前記映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御ステップと、
    前記映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御ステップと、
    前記映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御ステップと
    前記画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御ステップと
    を含み、
    前記サムネイル画像表示制御ステップにより表示が制御されている部分またはインデックス表示制御ステップにより表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している前記映像表示制御ステップ、前記画像表示ステップ、前記サムネイル画像表示ステップ、または、前記インデックス表示制御ステップは、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換える
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  9. 所定のデータを再生するデータ再生装置を制御するコンピュータのプログラムにおいて、
    映像、画像、サムネイル画像、および、インデックスがそれぞれ関連付けられたデータを取得する取得ステップと、
    前記映像が表示される部分の表示を制御する映像表示制御ステップと、
    前記映像が撮影されたときに表示されていた画像が表示される部分を制御する画像表示制御ステップと、
    前記映像から抽出されたサムネイル画像が表示される部分を制御するサムネイル画像表示制御ステップと
    前記画像が属するインデックスが表示される部分を制御するインデックス表示制御ステップと
    をコンピュータに実行させ、
    前記サムネイル画像表示制御ステップにより表示が制御されている部分またはインデックス表示制御ステップにより表示が制御されている部分に対して所定の操作がされた場合、操作されていない他の部分の表示を制御している前記映像表示制御ステップ、前記画像表示ステップ、前記サムネイル画像表示ステップ、または、前記インデックス表示制御ステップは、その操作に対応する表示に、制御しているそれぞれの部分を切り換える
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録している
    ことを特徴とする記録媒体。
  11. 第1の部分に表示される映像の映像データと、
    第2の部分に表示される前記映像が撮影されたときに表示されていた画像の画像データと、
    第3の部分に表示される前記映像から抽出されたサムネイル画像のサムネイル画像データと、
    第4の部分に表示される前記画像が属するインデックスのインデックスデータと、
    前記第1乃至第4の部分から構成される画面を制御するデータと
    を少なくとも含むデータを記録していることを特徴とする記録媒体。
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