JP4843208B2 - デジタルコンテンツ編集装置、デジタルコンテンツ編集方法、デジタルコンテンツ編集プログラムおよびデジタルコンテンツ編集プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Description

この発明は、再利用操作の許諾内容を定めたライセンス情報に基づいてデジタルコンテンツを再利用するデジタルコンテンツ編集装置、デジタルコンテンツ編集方法、デジタルコンテンツ編集プログラムおよびデジタルコンテンツ編集プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
近年、デジタル著作物の著作権を保護する技術であるDRM(Digital Right Management)が多数開発されている。特に、映画や音楽などの商用のデジタルコンテンツは、DVDに代表されるように、強力な著作権の保護がコンテンツ提供側に有利な形で開発されている。
これらの技術における著作権保護機能は、デジタルコンテンツの複製防止という強い要望があるため、非常に硬直的で頑強な仕組みを提供しており、アナログコンテンツに比べて、ユーザの自由度をより制限している。
著作権法には、私的使用のための複製や引用など、著作物を著作権者の許諾無く使用できるいわゆるフェアユースの規定が設けられているが、上述のようにデジタル著作物は、複製防止のためユーザの自由度が制限されているため、私的使用のための複製や引用を行うことができず、デジタル著作物に対するフェアユースの要望が高まってきている。
一方、コンテンツの再利用や二次加工が日常的に行われているビジネス文書、製品カタログ、個人のホームページ、電子メール等の非商用コンテンツの著作権保護にはあまり注意が払われていないのが現状であり、安心してコンテンツを流通できる状況になっていない。
このような状況のなか、様々な形態のデジタルコンテンツの流通・管理を目指したISO/IEC 21000(MPEG21)等の国際標準化活動が進められている。MPEG21では、複数のコンテンツの組合せ・結合によって構成された複合コンテンツを表現するための言語(DIDL:Digital Item Declaration Language)が標準化されており、これにより複数のコンテンツを構成要素とする複合コンテンツを扱うことが可能となってきている。さらに、柔軟なライセンス記述を可能とする権利記述言語REL(Right Expression Language)も標準化がなされており、RELを用いてライセンスを記述するための支援方法などが特許文献1で提案されている。
また、コンテンツを部品化して流通させ、素材として再利用させた場合に、素材コンテンツへの正当な課金を行い、コンテンツ利用に対する対価を保障する技術が特許文献2で提案されている。
USP Application Pub.No.:US2003/0125976 特開2002−109103号公報
しかしながら、複合コンテンツの流通・再利用を対象とする場合、当該複合コンテンツを構成する要素がコンテンツとして単体で流通・再利用がなされたり、まったく別のコンテンツと合成されて利用されたりすることを想定する必要がある。このような場合、構成要素が単体で利用されることにより、全体からみた位置づけや他の構成要素との関係などの文脈情報が消滅してしまう可能性がある。これにより、著作者の本来の意図が間違って表現されたり、意味を成さない情報として伝達されたりする事態が発生し得る。
再利用がより容易に実行できるデジタルコンテンツの流通を考えると、このような状況はコンテンツの健全な再利用を行う際の大きな問題になる。
MPEG21/DIDLでは複合コンテンツの構造情報を表現することはできるが、分離、流通した場合に、もとの構造を復元することはできない。またMPEG21/RELを用いた特許文献1の技術では、複合コンテンツの構成要素ごとに利用ライセンスを設定できるが、コンテンツ間相互の関係を含めたライセンスの記述ができない。
また、特許文献2の技術では、コンテンツが単体で転々流通した場合でも、原著作権者が正当な対価を受け取る権利を保護することはできるが、著作者が当初設定した文脈情報を保護することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複合コンテンツの構成要素が単体で再利用される場合でも、著作者が保護を指定した複数の構成要素間の文脈を保護することができるデジタルコンテンツ編集装置、デジタルコンテンツ編集方法およびデジタルコンテンツ編集プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンテンツを他のコンテンツである二次コンテンツに含めることを表す再利用によって二次コンテンツを生成するデジタルコンテンツ編集装置であって、再利用するコンテンツを表す原コンテンツと原コンテンツごとに予め定められた制約対象コンテンツとを共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件と、原コンテンツの再生の可否を表す再生許諾の利用条件と、を含むライセンス情報を有する原コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、利用条件に基づいて、コンテンツ記憶手段に記憶された原コンテンツの再生の可否を判定する再生ライセンス処理手段と、 再生できると判定された原コンテンツのライセンス情報から補完制約条件を取得する再利用ライセンス処理手段と、再利用ライセンス処理手段が取得した補完制約条件に従って原コンテンツおよび補完制約対象コンテンツを再利用する素材再利用手段と、素材再利用手段が原コンテンツおよび制約対象コンテンツを再利用して生成された前記二次コンテンツを編集する編集手段とを備え、素材再利用手段は、再利用ライセンス処理手段が取得した補完制約条件が表す主従関係に従って原コンテンツと制約対象コンテンツとを共に再利用することを特徴とする。


また、本発明は、上記装置を実行することができるデジタルコンテンツ編集方法およびデジタルコンテンツ編集プログラムである。
本発明によれば、当該複合コンテンツを構成する要素が素材コンテンツとして単体で流通し再利用される場合でも、その素材コンテンツのライセンス情報に記述された他の素材コンテンツとの間の利用に関する制約条件を満たすようにコンテンツの再利用を行うことができる。このため、全体からみた位置づけや他の構成要素との関係などの文脈情報に従って素材コンテンツの編集をすることができ、複合コンテンツに関する著作者の当初の意図を保護することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデジタルコンテンツ編集装置、デジタルコンテンツ編集方法およびデジタルコンテンツ編集プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置は、原コンテンツを再生し、再生したコンテンツに含まれる素材コンテンツの中から再利用するためにユーザによって選択された素材コンテンツを再利用する際に、原コンテンツのライセンス情報に記載された制約条件を取得し、取得した制約条件を満たすようにデジタルコンテンツを再利用するものである。
図1は、第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルコンテンツ編集装置100は、原コンテンツ記憶制御部101と、再生ライセンス処理部102と、再利用ライセンス処理部103と、利用条件判定部104と、素材再利用部105と、操作実行命令生成部106と、二次コンテンツ記憶制御部107と、ユーザI/F108と、編集操作受付部109と、原コンテンツ再生部110と、素材選択受付部111と、ライセンス情報作成部112と、新規コンテンツ追加部113と、二次コンテンツ再生部114と、編集部121とを備えている。また、第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100は、ハードディスクドライブ装置(HDD:Hard Disk Drive)に制約条件関係辞書115を保存している。また、RAM(Random Access Memory)116に、操作テーブル117と、実行テーブル(ET:Execute Table)118と、制約条件テーブル(CT:Constraint Table)119と、命令文データ120とを保存している。
ここで、原コンテンツとは、再利用の元になるコンテンツをいい、単体のコンテンツまたは複数のコンテンツから構成される複合コンテンツが原コンテンツとなり得る。素材コンテンツとは、再利用のための素材として原コンテンツを構成するコンテンツの中から選択するコンテンツをいう。新規コンテンツとは、既存のコンテンツに基づくことなく新規に作成するコンテンツをいう。二次コンテンツとは、原コンテンツを元にして作成されたコンテンツをいい、1つまたは複数の素材コンテンツに、必要に応じて新規コンテンツを追加したコンテンツが二次コンテンツとなり得る。
また、第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100は、原コンテンツ130とコンテンツのライセンス情報131を読み込む原コンテンツ記憶制御部101と、原コンテンツ130を再生する際のライセンス情報を処理する再生ライセンス処理部102と、再利用の指定を受付けた原コンテンツ130のライセンス情報131から利用条件や制約条件を取得し当該条件に従い操作実行命令生成やコンテンツの再利用を実行する再利用ライセンス処理部103、利用条件判定部104、素材再利用部105、操作実行命令生成部106、二次コンテンツ記憶制御部107、編集操作受付部109、原コンテンツ再生部110、素材選択受付部111、ライセンス情報作成部112、新規コンテンツ追加部113、二次コンテンツ再生部114、編集部121が連携して動作するようになっている。コンテンツのライセンス情報131の構造の詳細については後述する。
原コンテンツ記憶制御部101は、ユーザI/F108からユーザが指示した原コンテンツ130および原コンテンツのライセンス情報131を読み込み、RAM116などのデジタルコンテンツ編集装置100内部の記憶装置に記憶するものである。
再生ライセンス処理部102は、原コンテンツのライセンス情報131に含まれる再生に関する許諾内容を取得し、後述する利用条件判定部104と連携して原コンテンツ130が再生可能か否かの判定処理を行うものである。
再利用ライセンス処理部103は、素材選択受付部111から受け取ったコンテンツIDに対応するコンテンツのライセンス情報131から、利用条件や制約条件を取得し、再利用のための利用条件を満たすか否かの判定処理や制約関係の判定処理を行い、操作テーブル117を作成するものである。ここで、コンテンツIDとは、コンテンツを一意に識別するための情報をいう。操作テーブル117の構造の詳細については後述する。
利用条件判定部104は、コンテンツのライセンス情報131に記載された利用条件を判定し、コンテンツが再生または再利用の利用条件を満たすか否かの判定を行うものである。
操作実行命令生成部106は、再利用ライセンス処理部103が作成した操作テーブル117を受取り、二次コンテンツ記憶制御部107から得られる再利用中のコンテンツの情報や制約条件関係辞書115に保存されている制約条件間の関係を参照しつつ、受取った操作テーブル117に格納されている制約条件を満たす操作実行命令を生成するものである。
二次コンテンツ記憶制御部107は、編集中の二次コンテンツ140や二次コンテンツのライセンス情報141をRAM116などの記憶手段に記憶し、また、記憶手段に記憶されている二次コンテンツ140の情報を操作実行命令生成部106や二次コンテンツ再生部114に通知するものである。
素材再利用部105は、操作実行命令生成部106が生成した操作実行命令に基づき、必要なコンテンツを原コンテンツ記憶制御部101が記憶した記憶装置から読み込み、読み込んだコンテンツの再利用処理を行うものである。
ユーザI/F108は、ディスプレイ装置等の表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置であり、素材コンテンツを選択するための画面(図示せず)やコンテンツ再利用画面の表示を行うとともに、これらの画面からの入力操作を受付ける。
編集操作受付部109は、ユーザI/F108を介したユーザによるコンテンツ新規作成の指定や編集操作の指定を受付け、受付けた編集操作の種別の判定を行うものである。
素材選択受付部111は、原コンテンツ130に含まれる素材コンテンツの中からユーザが再利用する素材コンテンツの選択を受付ける。原コンテンツ再生部110は、素材選択受付部111により受付けられた素材コンテンツの再生を行う。
ライセンス情報作成部112は、編集した二次コンテンツのライセンス情報141の編集処理を実行する。新規コンテンツ追加部113は、ユーザが新規コンテンツの追加を指定した場合に、新規コンテンツの追加処理を実行するものである。二次コンテンツ再生部114は、編集中の二次コンテンツの再生を行うものである。編集部121は、新規コンテンツや再利用したコンテンツが追加された二次コンテンツの編集を行うものである。
制約条件関係辞書115は、制約条件間の関係を格納したデータファイルであり、制約条件間の関係として、ある制約条件と相反関係にある制約条件が定義されている。制約条件関係辞書115の構造の詳細については後述する。
RAM116は、ランダムアクセスが可能なメモリであり、操作テーブル117と、ET118と、CT119と、命令文データ120とを格納するための記憶部として機能する。
操作テーブル117は、複合コンテンツの構成要素である各コンテンツを再利用する際に許諾されている操作や、制約条件が存在する場合の制約種別を格納するものである。操作テーブル117の構造の詳細については後述する。
ET118は、操作テーブル117から、制約条件なしで単独で再利用するコンテンツの実行条件を抽出した結果を格納するとともに、格納した実行条件と制約条件テーブル(CT)119の内容をマージした結果の格納、さらにマージした条件から生成した実行シーケンスの格納に使用するテーブルである。制約条件の詳細およびET118の構造の詳細については後述する。
CT119は、操作テーブル117から、制約条件を抽出した結果を格納するものである。制約条件の詳細およびCT119の構造の詳細については後述する。
命令文データ120は、ET118に格納された実行シーケンスを変換して生成される、コンテンツの再利用処理を実行するための命令文を格納するものである。命令文データ120の構造の詳細については後述する。
図2は、複合コンテンツを構成する要素がコンテンツとして単体で流通・再利用がなされる様子を表した模式図である。図2に示す例では、コンテンツAの各構成要素であるコンテンツA1〜コンテンツA4が分解され、そのうちコンテンツA1〜コンテンツA3に別のコンテンツB1が合成されてコンテンツBが生成されている。また、コンテンツBの構成要素であるコンテンツA2、コンテンツA3、コンテンツB1、およびコンテンツAの構成要素であるコンテンツA4が再利用され、別のコンテンツC1と合成されてコンテンツCが生成されている。
第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100では、図2に示す例において、コンテンツAの各構成要素であるコンテンツA1〜コンテンツA4の間に、コンテンツA全体からみた位置づけや他の要素との関係などの文脈情報が定義されていたときには、それらの文脈情報を保護しつつコンテンツB、コンテンツCの再利用を実行することができる。
図3−1は、制約条件の定義をXML Schemaの形式で表したものである。第1の実施の形態では制約条件311をMPEG21のRELに準拠し、MPEG21のRELを拡張した形式で定義している。すなわち、図3−1に示すように、MPEG21のRELにおける"Right"(許諾操作)エレメントの拡張として"adaptWithConstraint"という許諾操作を定義し、補完制約312と排他制約313という2つの制約のいずれかまたは両方を指定するように当該許諾操作を定義している。このように、MPEG21のRELにおける許諾操作("Right")に制約を有するように拡張された許諾操作が、本発明における制約条件に相当する。
補完関係および排他関係は一般的に双方向に成立するとは限らないので、一方向のみの制約となる。制約条件を双方向に指定する場合は、相互に補完制約または排他制約を定義する必要がある。
なお、第1の実施の形態では、制約条件をXML形式で示したが、表形式、リレーショナルデータベースの形式、意味ネットワーク形式等の形式で表現するように構成してもよい。
図3−2は、図3−1における補完制約312の定義をXML Schemaの形式で表したものである。補完制約は、制約条件が課されるコンテンツである主コンテンツを再利用する際に、制約条件の相手となるコンテンツである制約対象コンテンツを同時に取り込むことを強制する制約条件である。補完制約321は、制約対象コンテンツ322と制約種別の対として表現する。制約種別は空間制約種別323と構造制約種別324のいずれかを指定する。
また、空間制約種別323では、(1)above(主コンテンツを制約対象コンテンツの上方に配置する)、(2)below(主コンテンツを制約対象コンテンツの下方に配置する)、(3)rightSide(主コンテンツを制約対象コンテンツの右方に配置する)、(4)leftSide(主コンテンツを制約対象コンテンツの左方に配置する)、(5)backward(主コンテンツを制約対象コンテンツの後方に配置する)、(6)forward(主コンテンツを制約対象コンテンツの前方に配置する)、(7)anywhere(主コンテンツをいずれかに配置する)、(8)predefined stylesheet(別途、配置方法が記述されたデータに基づいて配置する)のいずれかを指定できる。
また、構造制約種別324では、(1)isContained(主コンテンツの要素として制約対象コンテンツを含む)、(2)isPartOf(主コンテンツが制約対象コンテンツの要素として含まれる)のいずれかを指定できる。
なお、制約種別は前述の制約種別に制限されるものではなく、さらに拡張してもよい。また、コンテンツの種別によっては特定の制約種別を定義できないように構成してもよい。例えば、制約関係にあるコンテンツが共にオーディオコンテンツの場合、空間的概念とはなじみにくいため、空間制約種別を設定できないように構成してもよい。このような場合、例えば、MimeTypeなどのコンテンツの性質に基づいて設定可能な制約種別を制限するように構成することができる。
図3−3は、図3−1における排他制約313の定義をXML Schemaの形式で表したものである。排他制約は、主コンテンツを再利用する際に、制約対象コンテンツが存在することを禁止する制約条件である。排他制約331は、制約対象コンテンツ332と制約種別の対として表現する。制約種別としては排他制約種別333("exclusive")が指定できる。
図4−1から図4−3は、第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100において、制約条件が指定されている複合コンテンツの構成要素を再利用する場合の例を示す模式図である。図4−1から図4−3では、ContentAに含まれるContentA2からContentA1に対して補完制約が、ContentA2とContentBに含まれるContentB1の間に排他制約が定義されている。
図4−1は、上記制約条件のもとでContentA1のみを再利用することを指示したときに、指示通りContentA1のみが再利用されることを示している。図4−2は、上記制約条件のもとでContentA2のみを再利用することを指示したとき、補完制約に従いContentA1が強制的に取り込まれContentA2と同時に再利用されることを示している。図4−3は、上記制約条件のもとで、かつ、ContentB1が既に再利用されている状況において、ContentA2の再利用を指示したとき、排他制約のためContentA2の再利用が拒絶されることを示している。
図5−1は、制約条件が指定されている複合コンテンツの一例を示す模式図である。複合コンテンツの全体511は、宣伝用動画512と、宣伝用動画512についての解説文513および解説文514と、A社クーポン515を素材コンテンツとして含む。A社クーポン515は、B社クーポン516との間に排他制約条件が、解説文513との間に補完制約条件が指定されている。また、解説文513および解説文514は、宣伝用動画512との間に補完制約条件が指定されている。
具体的には、A社クーポン515は解説文513の右側("rightSide")に表示する補完制約条件が、解説文513および解説文514は、宣伝用動画512の下側("below")に表示する補完制約条件が設定されている。
図5−2は、図5−1で示した複合コンテンツのデータの定義をMPEG21のDIDLで定められたXMLの形式で記述した例を表している。データ記述エリア521は宣伝用動画512のデータを、データ記述エリア522は解説文513のデータを、データ記述エリア523はA社クーポン515のデータを、データ記述エリア524は解説文514のデータを定義している。また、ライセンス情報記述エリア525〜528に、各素材コンテンツのライセンス情報を指定している。
図6−1から図6−4は、図1におけるコンテンツのライセンス情報131のデータ構造をMPEG21のRELで定められた形式に準拠し、制約条件の記述を行うための拡張を施した形式で記述した例を示す。これら全ての許諾内容(Grant)の記述(611、621、631、641)はMPEG21のRELに準拠し、利用権保持者(Principal)、許諾操作(Right)、利用条件(Condition)の各要素が定められている。
図6−1におけるライセンス情報611は図5−2で示したライセンス情報記述エリア525の詳細な記述内容を示している。ライセンス情報611は特に制約記述はなく、通常の再利用に関する許諾操作612("adapt")が記述されている。
図6−2におけるライセンス情報621は図5−2で示したライセンス情報記述エリア526の詳細な記述内容を示している。ライセンス情報621には、コンテンツ間の空間制約622("below")が記述されており、この部分が現在のMPEG21のRELを拡張した部分である。
図6−3におけるライセンス情報631は図5−2で示したライセンス情報記述エリア527の詳細な記述内容を示している。ライセンス情報631には、コンテンツ間の制約条件として2つの制約条件(632、633)が記述されており、この部分が現在のMPEG21のRELを拡張した部分である。制約条件632には補完制約として空間制約("rightSide")が記述されており、制約条件633には排他制約("exclusive")が記述されている。
図6−4におけるライセンス情報641は図5−2で示したライセンス情報記述エリア528の詳細な記述内容を示している。ライセンス情報641には、コンテンツ間の空間制約642("below")が記述されており、この部分が現在のMPEG21のRELを拡張した部分である。
図7は、制約条件関係辞書115の構造の一例を示す説明図である。同図の例に示すように、制約条件関係辞書115は、ある操作に対する反対操作を格納している。例えば、主コンテンツを上方に配置する操作を表す"above"に対する反対操作として、主コンテンツを下方に配置する"below"が格納されている。制約条件関係辞書115に格納されたこのような制約条件間の関係から、2つのコンテンツ間に指定された実質的に同一の制約条件を探し出し、重複した操作を排除するために使用する。
図8は、操作テーブル117の構造の一例を示す説明図である。同図の例に示すように、操作テーブル117は、許諾操作(Right)と、主コンテンツのコンテンツID(ID1)と、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)と、制約種別(Op-Type)と、主コンテンツが再利用中か否かを示すフラグ(ExistenceCheck)が格納されている。
許諾操作は、コンテンツを利用する際に許諾された操作を指定するもので、MPEG21のRELにおける"Right"(許諾操作)エレメントの内容が格納される。第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100においては、MPEG21のRELの標準で規定されている"adapt"、または、MPEG21のRELを拡張して規定された"adaptWithConstraint"が許諾操作として設定される。
制約対象コンテンツのコンテンツIDおよび制約種別は、許諾操作として"adaptWithConstraint"(制約を有するように拡張された許諾操作)が設定されている場合にのみ設定され、それ以外の場合は"nil"が設定される。制約種別は、前述のように空間制約、構造制約といった制約条件の種類に対応して定義された値が設定される。
主コンテンツが再利用中か否かを示すフラグは、既に再利用中のコンテンツの操作実行命令を生成しないようにする処理などのために使用するもので、再利用中の場合に"true"が、再利用中でない場合に"false"が設定される。
図9は、実行テーブル(ET)118の構造の一例を示す説明図である。ET118には、先に再利用するコンテンツのIDを左から並べて、コンテンツの再利用時の実行順序を格納する。例えば、同図に示すように、コンテンツBをコンテンツAより先に再利用する場合は"(B)(A)"と、コンテンツDをコンテンツCより先に再利用する場合は"(D)(C)"というデータがET118に格納される。
図10は、制約条件テーブル(CT)119の構造の一例を示す説明図である。同図の例に示すように、CT119には、2つのコンテンツ間に制約条件が指定されている場合には、2つのコンテンツIDの間に制約種別を記載したデータを格納している。制約条件が指定されていない場合には、コンテンツIDを単独で記載したデータを格納している。例えば、同図に示すように、コンテンツAをコンテンツBの下に配置して再利用する場合は"(A below B)"と、コンテンツBをコンテンツCの右側に配置して再利用する場合は"(B rightSide C)"というデータがCT119に格納される。また、コンテンツDについて制約条件が指定されていない場合は、"(D)"というデータがCT119に格納される。
図11は、命令文データ120の構造の一例を示す説明図である。命令文データ120には、ET118とCT119をマージし実行シーケンスを生成した後、生成した実行シーケンスに従い再利用する順番で再利用の命令が格納されている。具体的には、既に存在するコンテンツに対してはコンテンツIDを"exist(コンテンツID)"に変換し、新たに生成するコンテンツに対してはコンテンツIDを"new(コンテンツID)"に変換し、新たに生成する必要があるが直前に"new"命令が存在するコンテンツに対してはコンテンツIDを"tmp(コンテンツID)"に変換した文が命令文として格納される。例えば、実行シーケンスが"(PromotionVideo001)(comment001 below PromotionVideo001)"である場合は、"(new(PromotionVideo001))(new(comment001) below tmp(PromotionVideo001))"が命令文として命令文データ120に格納される。
次に、このように構成された第1の実施の形態のデジタルコンテンツ編集装置100によるコンテンツ編集処理について説明する。図12は、第1の実施の形態におけるコンテンツ編集処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、編集操作受付部109が、ユーザによるコンテンツ新規作成の指定を受付ける(ステップS1201)。次に、編集操作受付部109が、編集操作の指定を受付け(ステップS1202)、受付けた編集操作が既存コンテンツの再利用であるか否かを判断する(ステップS1203)。受付けた編集操作が既存コンテンツの再利用である場合は(ステップS1203:YES)、原コンテンツ利用処理を実行する(ステップS1204)。原コンテンツ利用処理の詳細については後述する。
受付けた編集操作が既存コンテンツの再利用でない場合は(ステップ1203:NO)、受付けた編集操作が新規コンテンツの追加であるか否かを判断する(ステップS1205)。受付けた編集操作が新規コンテンツの追加である場合は(ステップS1205:YES)、新規コンテンツの追加処理を実行する(ステップS1206)。新規コンテンツの追加処理は、既存の描画ツール、テキストエディタ、動画編集ツールなどで実現されている機能により構成することができる。
受付けた編集操作が新規コンテンツの追加でない場合は(ステップ1205:NO)、受付けた編集操作がライセンス情報の作成であるか否かを判断する(ステップS1207)。受付けた編集操作がライセンス情報の作成である場合は(ステップS1207:YES)、ライセンス情報の作成処理を実行する(ステップS1208)。ライセンス情報の作成処理は、特許文献1の技術などをベースとして制約条件の編集機能を拡張することで実現することができる。
受付けた編集操作がライセンス情報の作成でない場合は(ステップS1207:NO)、ユーザによって編集終了が選択されたか否かの判断をする(ステップS1209)。編集終了が選択された場合は(ステップS1209:YES)、コンテンツ編集処理を終了し、編集終了が選択されていない場合は(ステップS1209:NO)、編集操作の指定受付処理に遷移する(ステップS1202)。
図13は、原コンテンツ利用処理の全体の流れを示すフローチャートである。まず、原コンテンツ記憶制御部101が、ユーザが再利用を指定した原コンテンツ130のコンテンツデータと原コンテンツのライセンス情報131を読み込む(ステップS1301)。原コンテンツ130およびライセンス情報131は同一ファイルに一体化していてもよいし、別のファイルとなっていてもよい。また原コンテンツ130は、HDDなどの記憶媒体にローカルで存在しているものから読み込むように構成してもよいし、外部のサーバに存在しているものを、ネットワーク経由でダウンロードして読み込むように構成してもよい。
次に、再生ライセンス処理部102がライセンス情報の中の再生許諾情報に含まれる利用条件を取得し、取得した利用条件を利用条件判定部104に渡す(ステップ1302)。利用条件判定部104は、受取った利用条件から、コンテンツが利用条件を満たすか否かを判定しその結果を再利用ライセンス処理部103に返す(ステップS1303)。利用条件には、有効期間、課金の方法、価格、有効地域などの条件が記述されている。利用条件の判定は、デジタルコンテンツ編集装置100内の環境情報を用いて内部で実行してもよいし、ネットワークを通じ外部のASP等を利用して実行してもよい。さらに、利用条件を提示してユーザの同意を促すなどの対話的な処理を含んでもよい。
次に、再利用ライセンス処理部103は、利用条件判定部104から返された判定結果から、コンテンツが利用条件を満たすか否かを判断する(ステップS1304)。利用条件を満たさない場合は(ステップS1304:NO)、原コンテンツが再生不可の旨を表示し(ステップS1305)、原コンテンツ利用処理を終了する。利用条件を満たす場合は(ステップS1304:YES)、原コンテンツ再生部110が原コンテンツ130を再生する(ステップS1306)。
原コンテンツ130が再生された場合は、素材選択受付部111が、再生された原コンテンツ130に含まれる素材コンテンツの中からユーザが指定した再利用する素材コンテンツの選択を受付け、受付けた素材コンテンツのコンテンツIDを再利用ライセンス処理部103に渡す(ステップS1307)。
再利用ライセンス処理部103では、受取ったコンテンツIDに対応するコンテンツのライセンス情報131を解析し、再利用の利用条件の判定や制約条件の解決などのライセンスに関する処理を行い、操作テーブル117を作成する(ステップS1308)。再利用ライセンス処理の詳細については後述する。
次に、再利用ライセンス処理部103は、作成した操作テーブル117が空か否かを判断する(ステップS1309)。操作テーブル117が空である場合は(ステップS1309:YES)、ユーザI/F108が素材コンテンツ再利用不可のメッセージを表示する(ステップS1312)。操作テーブル117が空でない場合は(ステップS1309:NO)、操作実行命令生成部106が、操作テーブル117に格納された制約条件を満たす操作実行命令を生成する操作実行命令生成処理を実行する(ステップS1310)。操作実行命令生成処理の詳細については後述する。
操作実行命令が生成された後、操作実行命令生成部106は、命令文データ120が空か否かを判断する(ステップS1311)。命令文データ120が空である場合は(ステップS1311:YES)、ユーザI/F108が素材コンテンツ再利用不可のメッセージを表示する(ステップS1312)。命令文データ120が空でない場合は(ステップS1311:NO)、素材再利用部105が、生成された操作実行命令に基づき素材コンテンツの再利用を行う再利用処理を実行する(ステップS1313)。再利用処理の詳細については後述する。
コンテンツが再利用された後は、二次コンテンツ記憶制御部107が、編集したコンテンツのデータを保存し(ステップS1314)、原コンテンツ利用処理を終了する。
次に、図13におけるステップS1308に示した再利用ライセンス処理の詳細について説明する。図14は、再利用ライセンス処理の全体の流れを示すフローチャートである。なお、再利用ライセンス処理は再利用ライセンス処理部103、利用条件判定部104が連携して再帰的に実行される(ステップS1415)。
まず、再利用ライセンス処理部103は、素材選択受付部111からコンテンツIDを受取る(ステップS1401)。次に、受取ったコンテンツIDに対応するコンテンツの構成要素である全てのコンテンツに対して、ステップS1402からステップS1410までの処理が実行される。
まず、再利用ライセンス処理部103は構成要素であるコンテンツのライセンス情報131を読み込み(ステップS1402)、再利用許諾情報が存在するか否かを判断する(ステップS1403)。再利用許諾情報が存在しない場合は(ステップS1403:NO)、全てのコンテンツが処理されたか否かの判断処理に移る。再利用許諾情報が存在する場合は(ステップS1403:YES)、再利用許諾情報に含まれる利用条件を取得し、取得した利用条件を利用条件判定部104に渡す(ステップ1404)。
利用条件判定部104は、受取った利用条件から、コンテンツが利用条件を満たすか否かを判定しその結果を再利用ライセンス処理部103に返す(ステップS1405)。利用条件には、有効期間、課金の方法、価格、有効地域などの条件が記述されている。利用条件の判定は、デジタルコンテンツ編集装置100内の環境情報を用いて内部で実行してもよいし、ネットワークを通じ外部のASP等を利用して実行してもよい。さらに、利用条件を提示してユーザの同意を促すなどの対話的な処理を含んでもよい。
次に、再利用ライセンス処理部103は、利用条件判定部104から返された判定結果から、コンテンツが利用条件を満たすか否かを判断する(ステップS1406)。利用条件を満たさない場合は(ステップS1406:NO)、全てのコンテンツが処理されたか否かの判断処理に移る。利用条件を満たす場合は(ステップS1406:YES)、制約条件が存在するか否かの判断処理に移る(ステップS1407)。
制約条件が存在しない場合は(ステップS1407:NO)、再利用ライセンス処理部103は制約条件なしのデータを操作テーブル117に追加する(ステップS1408)。具体的には、許諾操作(Right)には制約条件なしの許諾操作("adapt")、主コンテンツのコンテンツID(ID1)には現在処理しているコンテンツのコンテンツID、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)および制約種別(Op-Type)にはNil、ExistenceCheckにはfalseを設定したデータを操作テーブル117に追加する。
制約条件が存在する場合は(ステップS1407:YES)、再利用ライセンス処理部103は制約条件を含むデータを操作テーブル117に追加する(ステップS1409)。具体的には、許諾操作(Right)には制約条件を有するように拡張された許諾操作("adaptWithConstraint")、主コンテンツのコンテンツID(ID1)には現在処理しているコンテンツのコンテンツID、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)には制約条件の相手となるコンテンツのコンテンツID、制約種別(Op-Type)にはコンテンツのライセンス情報131から取得した制約種別、ExistenceCheckにはfalseを設定したデータを操作テーブル117に追加する。
操作テーブル117にデータを追加した後、再利用ライセンス処理部103は、全てのコンテンツが処理されたか否かを判断し(ステップS1410)、全てのコンテンツが処理された場合は(ステップS1410:YES)、次の処理に遷移する。全てのコンテンツが処理されていない場合は(ステップS1410:NO)、残りの構成要素であるコンテンツを読み込む処理に遷移する(ステップS1402)。
次に、再利用ライセンス処理部103は、補完関係にある制約対象コンテンツのライセンス情報131から、さらに制約関係を検出し、同時に取り込む必要のあるコンテンツを抽出するために、ステップS1411からステップS1416までの処理を実行する。
まず、再利用ライセンス処理部103は、操作テーブル117から操作データを取得し(ステップS1411)、取得した操作データが排他制約条件を含むか否かを判断する(ステップS1412)。排他制約条件を含む場合は(ステップS1412:YES)、同時に取り込む必要のあるコンテンツを抽出する必要がないため、次の処理に遷移する。
排他制約条件を含まない場合は(ステップS1412:NO)、相互に補完関係にあるコンテンツの操作データが操作テーブル117に存在するか否かを判断する(ステップS1413)。例えば、現在処理している操作データのID1と同じID2、ID2と同じID1を持つ操作データが存在するか否かを判断し、該当する操作データが存在する場合は(ステップS1413:YES)、次の処理に遷移する。これは制約関係抽出の無限ループを回避するためである。該当する操作データが存在しない場合は(ステップS1413:NO)、さらに制約関係を検出するため、補完関係にある制約対象コンテンツのコンテンツIDを再利用ライセンス処理部103に渡し(ステップS1414)、ライセンス処理を再帰的に実行する(ステップS1415)。
次に、再利用ライセンス処理部103は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1416)、全ての操作データが処理された場合は(ステップS1416:YES)、操作テーブル117を操作実行命令生成部106に渡し(ステップS1417)、ライセンス処理を終了する。全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1416:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1411)。
図15は、図13におけるステップS1310に示した操作実行命令生成処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、再利用ライセンス処理部103が作成した操作テーブル117を受取る(ステップS1501)。次に、操作実行命令生成部106は、受取った操作テーブル117と二次コンテンツ記憶制御部107から取得する情報を参照して、コンテンツが再利用中か否かをチェックする(ステップS1502)。すなわち、操作テーブル117内の操作データの主コンテンツのコンテンツID(ID1)で、二次コンテンツ記憶制御部107から取得した再利用中のコンテンツIDと等しいものが存在する場合は、当該操作データのExistenceCheckをtrueに設定する。
また、二次コンテンツ記憶制御部107から取得した再利用中のコンテンツIDには存在するが操作データには存在しないコンテンツIDが存在する場合は、そのコンテンツIDに対応するコンテンツの操作データを新たに操作テーブル117に追加する。この場合、ExistenceCheckはtrueに設定する。このデータは、排他関係にある制約対象コンテンツが再利用中の場合に、主コンテンツを再利用不可とする処理において参照される。
この後、操作実行命令生成部106は、排他制約条件チェック(ステップS1503)、テーブル生成処理(ステップS1504)、条件テーブルマージ処理(ステップS1505)、実行シーケンス生成処理(ステップS1506)、命令文生成処理(ステップS1507)を順次実行する。これらの各処理の詳細については以下に説明する。
図16は、図15におけるステップS1503に示した排他制約条件チェック処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、操作テーブル117から操作データを読み出し(ステップS1601)、読み出した操作データが排他制約であった場合に、排他関係にある制約対象コンテンツが再利用中か否かについて判断する(ステップS1602)。再利用中の場合は(ステップS1602:YES)、操作テーブル117を空にする(ステップS1603)。これは、排他関係にある制約対象コンテンツが既に再利用中であるため、再利用が指示された主コンテンツの再利用を禁止するためである。
再利用中でない場合は(ステップS1602:NO)、排他関係と補完関係が同時に指定された制約対象コンテンツが存在するか否かを判断する(ステップS1604)。存在する場合は(ステップS1604:YES)、操作テーブル117を空にする(ステップS1605)。これは、排他関係と補完関係に同じ制約対象コンテンツが指定されていることになり矛盾するため、当該主コンテンツの再利用を禁止するためである。
次に、操作実行命令生成部106は、排他関係にあり再利用中でない制約対象コンテンツのコンテンツIDを主コンテンツのコンテンツID(ID1)とする、排他制約を定めた操作データが存在するか否かを判断する(ステップS1606)。存在する場合は(ステップS1606:YES)、操作テーブル117から当該操作データを削除する(ステップS1607)。これは、当該再利用中でない制約対象コンテンツは主コンテンツに対し排他関係にあり、再利用する必要がないためである。
次に、操作実行命令生成部106は、排他制約と補完制約を同時に指定したコンテンツが存在するか否かを判断する(ステップS1608)。存在する場合は(ステップS1608:YES)、排他制約を指定した操作データを削除する(ステップS1610)。これは、補完制約の操作データが存在すれば、後述する操作実行命令生成処理において、当該主コンテンツ再利用のための操作実行命令を生成することができるため、排他関係のチェックが完了した排他制約の操作データを残しておく必要がないからである。
排他制約と補完制約を同時に指定したコンテンツが存在しない場合は(ステップS1608:NO)、排他制約を指定した操作データを、制約条件なしの操作データに書き換える(ステップS1609)。具体的には、許諾操作(Right)には制約条件なしの許諾操作("adapt")、主コンテンツのコンテンツID(ID1)には当該コンテンツのコンテンツID、制約対象コンテンツのコンテンツID(ID2)および制約種別(Op-Type)にはNil、ExistenceCheckにはfalseを設定したデータに書き換える。これは、排他関係のチェックの結果、当該コンテンツは制約条件なしのコンテンツと同様に再利用することができると判断されたためである。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1611)、全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1611:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1601)。全ての操作データが処理された場合は(ステップS1611:YES)、排他制約条件チェック処理を終了する。
図17は、図15におけるステップS1504に示したテーブル生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、操作テーブル117から操作データを読み出し(ステップS1701)、読み出した操作データの主コンテンツが制約対象コンテンツとして指定されている他の操作データが存在するか否かを判断する(ステップS1702)。
該当する操作データが存在する場合(ステップS1702:YES)、当該主コンテンツのコンテンツIDをET118に追加する(ステップS1703)。該当する操作データが存在しない場合(ステップS1702:NO)、読み出した操作データが制約条件を含むか否かを判断する(ステップS1704)。
読み出した操作データが制約条件ありの場合(ステップS1704:YES)、制約条件を定めたレコードをCT119に追加する(ステップS1706)。具体的には、例えば、読み出した操作データが、主コンテンツであるコンテンツAが制約対象コンテンツであるコンテンツBと制約種別Opを満たすように再利用する制約条件を指定している場合は、リスト"(A Op B)"をCT119に追加する。ここで"Op"には、前述のように(1)above、(2)below、(3)rightSide、(4)leftSide、(5)backward、(6)forward、(7)anywhereなどの制約種別を設定する。
読み出した操作データが制約条件なしの場合(ステップS1704:NO)、制約条件なしのレコードをCT119に追加する(ステップS1705)。具体的には、例えば、読み出した操作データがコンテンツAを制約条件なしで単独で再利用する操作データであった場合は、リスト"(A)"をCT119に追加する。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての操作データが処理されたか否かを判断し(ステップS1707)、全ての操作データが処理されていない場合は(ステップS1707:NO)、次の操作データを取得し、処理を繰り返す(ステップS1701)。全ての操作データが処理された場合は(ステップS1707:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS1708からステップS1711において、操作実行命令生成部106は、作成したCT119の各レコードの中から実質的に同一の条件を示すレコードを抽出し削除する処理を行う。
まず、CT119からレコードを読み出し(ステップS1708)、読み出したレコードの操作と反対の操作に相当するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS1709)。具体的には、例えば、読み出したレコードが"(A above B)"であった場合、制約条件関係辞書115から操作"above"の反対操作"below"を取得し、取得した反対操作に対しコンテンツIDを入れ替えて生成したレコード"(B below A)"が、CT119に存在するか否かを判断する。
反対の操作に相当するレコードが存在する場合は(ステップS1709:YES)、CT119から該当するレコードを削除する(ステップS1710)。反対の操作に相当するレコードが存在しない場合は(ステップS1709:NO)、全てのレコードが処理されたか否かを判断する(ステップS1711)。全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1711:NO)、次のレコードを読み出し、処理を繰り返す(ステップS1708)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1711:YES)、テーブル生成処理を終了する。
図18は、図15におけるステップS1505に示した条件テーブルマージ処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、CT119のリストとET118のリストで先頭要素が同じリストをマージする(ステップS1801)。
ここで、先頭要素とは、リストの左に記載されているコンテンツIDをいい、コンテンツIDが1つしか指定されていない場合はそのコンテンツIDをいう。例えば、リスト"(A below B)"では"A"が先頭要素であり、リスト"(C)"では"C"が先頭要素である。
次に、あるコンテンツの再生後に再生する必要のあるコンテンツの制約条件を含むリストを、先に再生するコンテンツのリストの後ろに移動する(ステップS1802)。さらに、あるコンテンツの再生前に再生する必要のあるコンテンツの制約条件を含むリストを、後に再生するコンテンツのリストの前に移動する(ステップS1803)。その後、CT119の残りのレコードをすべてET118の新規レコードとして追加する(ステップS1804)。最後に、あるコンテンツの再生前に再生する必要のあるコンテンツの再生条件を記載したリストを、後に再生するコンテンツのリストの前に挿入する処理を行う(ステップS1805)。ステップS1801〜ステップS1803、ステップS1805の処理の詳細については後述する。
図19−1、図19−2は、図15におけるステップS1505に示した条件テーブルマージ処理の全体の流れを示すフローチャートである。また、図19−1、図19−2は、図18で概要を説明したステップS1801〜ステップS1803、ステップS1805の処理の詳細を示すものである。
ステップS1901からステップS1905は、図18におけるステップS1801の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、CT119からレコードを読み出す(ステップS1901)。CT119には1リストが1レコードとして格納されるので、1つのレコードを読み出すとは、1つのリストを読み出すことを意味する。次に、読み出したリストの先頭要素と同じ値を先頭要素として持つET118内の全てのリストを検索し(ステップS1902)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1903)。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1903:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1903:YES)、該当するすべてのリストを読み出したリストで置換し、当該読み出したリストはCT119から削除する(ステップS1904)。
例えば、CT119にリスト"(A below B)"が、ET118にリスト"(B)(A)"が格納されていた場合、ET118のリスト"(B)(A)"はリスト"(B)(A below B)"に置換され、CT119からリスト"(A below B)"が削除される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1905)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1905:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1901)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1905:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS1906からステップS1910は、図18におけるステップS1802の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、CT119からレコード(リスト)を読み出す(ステップS1906)。次に、読み出したリストの第3要素と同じ値を先頭要素として持つET118内の全てのリストを検索し(ステップS1907)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1908)。
ここで、第3要素とは、制約条件における制約対象コンテンツのコンテンツIDをいう。すなわち、"(X Op Y)"("X"、"Y"はコンテンツID、"Op"は制約種別を指す)の形式で記載されたリストにおけるコンテンツID"Y"をいう。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1908:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1908:YES)、該当するすべてのリストの後ろに読み出したリストを追加し、当該読み出したリストはCT119から削除する(ステップS1909)。
例えば、CT119にリスト"(A below B)"が、ET118にリスト"(B)"が格納されていた場合、ET118のリスト"(B)"の後ろにリスト"(A below B)"が追加されリスト"(B)(A below B)"となり、CT119からリスト"(A below B)"が削除される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1910)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1910:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1906)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1910:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS1911からステップS1915は、図18におけるステップS1803の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、CT119からレコード(リスト)を読み出す(ステップS1911)。次に、読み出したリストの先頭要素と同じ値を第3要素として持つET118内の全てのリストを検索し(ステップS1912)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1913)。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1913:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1913:YES)、該当するすべてのリストの前に読み出したリストを追加し、当該読み出したリストはCT119から削除する(ステップS1914)。
例えば、CT119にリスト"(A below B)"が、ET118にリスト"(C below A)"が格納されていた場合、ET118のリスト"(C below A)"の前にリスト"(A below B)"が追加されリスト"(A below B)(C below A)"となり、CT119からリスト"(A below B)"が削除される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1915)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1915:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1911)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1915:YES)、次の処理に遷移する。
次のステップS1916は、図18におけるステップS1804と同じであり、CT119の残りのレコードをすべてET118の新規レコードとして追加する処理を実行する。これは、制約条件のない単独で再利用するコンテンツや制約条件テーブル(CT)119にのみ存在するコンテンツを指定したリストは、上述の処理でET118にマージされないため、ET118に新規に追加することで、ET118に基づいて処理される実行シーケンス生成処理に備えるためである。実行シーケンス生成処理の詳細については後述する。
ステップS1917からステップS1923は、図18におけるステップS1805の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、ET118からレコードを読み出す(ステップS1917)。次に、読み出したレコードから要素リストを取得する(ステップS1918)。
ここで、要素リストとは、個々の制約条件などを記載し括弧で囲んだ単位をいう。例えば、レコードが"(C)(B below C)(A below B)"である場合、"(C)"、"(B below C)"、"(A below B)"がそれぞれ要素リストとなる。
さらに、取得した要素リストの第3要素と同じ値を先頭要素として持つ別の要素リストを検索し(ステップS1919)、該当するリストが存在するか否かを判断する(ステップS1920)。
該当するリストが存在しない場合は(ステップS1920:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS1920:YES)、該当するリストの先頭要素を、取得した要素リストの直前に挿入する(ステップS1921)。
例えば、ET118にリスト"(B below A)(A below C)"が格納されていた場合、リスト"(B below A)(A below C)"の前にリスト"(A below C)"の先頭要素"(A)"が挿入され、リスト"(A)(B below A)(A below C)"となる。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのリストが処理されたか否かを判断し(ステップS1922)、全てのリストが処理されていない場合は(ステップS1922:NO)、レコード内の次のリストを取得し、処理を繰り返す(ステップS1918)。全てのリストが処理された場合は(ステップS1922:YES)、次の処理に遷移する。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS1923)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS1923:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS1917)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS1923:YES)、条件テーブルマージ処理を終了する。
図20は、図15におけるステップS1506に示した実行シーケンス生成処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、ET118のレコードで、最終リストと先頭リストが同じレコード同士を連結する(ステップS2001)。
ここで、最終リストとは、レコードの右端に存在する要素リストをいい、先頭リストとは、レコードの左端に存在する要素リストをいう。例えば、レコードが"(C)(B below C)(A below B)"である場合、リスト"(C)"が先頭リストであり、リスト"(A below B)"が最終リストである。
次に、先頭リストが同じレコード同士を連結する(ステップS2002)。最後に、再生順序が逆で反対操作の存在するリストの入れ替え処理を実行する(ステップS2003)。ステップS2001〜ステップS2003の処理の詳細については後述する。
図21は、図15におけるステップS1506に示した実行シーケンス生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。また、図20で概要を説明したステップS2001〜ステップS2003の処理の詳細を示すものである。
ステップS2101からステップS2105は、図20におけるステップS2001の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、ET118からレコードを読み出す(ステップS2101)。次に、読み出したレコードの先頭リストと同じリストを最終リストとして持つET118内の全てのレコードを検索し(ステップS2102)、該当するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS2103)。
該当するレコードが存在しない場合は(ステップS2103:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS2103:YES)、該当する全てのレコードの最終リストを、読み出したレコードで置換し、読み出したレコードをET118から削除する(ステップS2104)。
例えば、ET118にレコード"(C)(B below C)(A below B)"およびレコード"(D)(C)"が格納されていた場合、レコード"(D)(C)"の最終リスト"(C)"がレコード"(C)(B below C)(A below B)"に置換され、レコード"(C)(B below C)(A below B)"が削除された結果、レコード"(D)(C)(B below C)(A below B)"のみが残る。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2105)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2105:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2101)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2105:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS2106からステップS2110は、図20におけるステップS2002の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、ET118からレコードを読み出す(ステップS2106)。次に、読み出したレコードの先頭リストと同じリストを先頭リストとして持つET118内の全てのレコードを検索し(ステップS2107)、該当するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS2108)。
該当するレコードが存在しない場合は(ステップS2108:NO)、全てのレコードが処理されたか否かの判断処理に移る。該当するリストが存在する場合は(ステップS2108:YES)、該当する全てのレコードの先頭リストを、読み出したレコードで置換し、読み出したレコードをET118から削除する(ステップS2109)。
例えば、ET118にレコード"(B below C)(A below B)"およびレコード"(B below C)(C)"が格納されていた場合、レコード"(B below C)(C)"の先頭リスト"(B below C)"がレコード"(B below C)(A below B)"に置換され、レコード"(B below C)(A below B)"が削除された結果、レコード"(B below C)(A below B)(C)"のみが残る。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2110)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2110:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2106)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2110:YES)、次の処理に遷移する。
ステップS2111からステップS2113は、図20におけるステップS2003の詳細な処理を表したものである。まず、操作実行命令生成部106は、ET118からレコードを読み出す(ステップS2111)。次に、読み出したレコードの中で再生順序が逆で、かつ、反対操作の存在するリストを探し、該当するリストが存在すれば操作の入れ替え処理を実行する。
すなわち、"(X aa Y **)##(Y)"または"(X aa Y **)##(Y bb X **)"のパターンとなっているリストを探す。そして、"aa"の反対操作"cc"を制約条件関係辞書115から取得し、"(X aa Y)"を"X"に、"Y"を"(Y cc X)"に置換する処理を実行する。ここで"X"、"Y"はコンテンツIDを、"aa"、"bb"、"cc"は制約種別を、"**"は文字列を、"##"は要素リストを表す。
これは、例えば、"(X below Y)(Y)"というパターンの場合、"Y"が再生された後に"below"という空間制約条件に従って"Y"の下に"X"を再生しなければならないのに、"Y"の再生が後に指定されているため、再生順序の入れ替えと共に操作の反対操作への変換を行う必要があるからである。
例えば、ET118にレコード"(B below C)(A below B)(C)"が格納されていた場合、リスト"(B below C)"が"(B)"に、リスト"(C)"がリスト"(C above B)"に置換され、レコード全体としては"(B)(A below B)(C above B)"に変換される。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2113)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2113:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2111)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2113:YES)、実行シーケンス生成処理を終了する。
図22は、図15におけるステップS1507に示した命令文生成処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、操作実行命令生成部106は、ET118からレコードを読み出す(ステップS2201)。さらに、読み出したレコードから要素リストを取得する(ステップS2202)。次に、取得した要素リストの先頭要素と一致するコンテンツが再利用中であるか否かを判断し(ステップS2203)、再利用中である場合は(ステップS2203:YES)、取得した要素リストを読み出したレコードから削除する。これは、当該コンテンツは既に再利用中であるので、新たに再利用のための命令文を生成する必要がないためである。
再利用中でない場合は(ステップS2203:NO)、当該先頭要素を新規生成の命令に変換する。具体的には、当該先頭要素の前に"new"を付加した命令文に変換する。例えば先頭要素が"X"である場合は、"new(X)"に変換される。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての要素リストが処理されたか否かを判断し(ステップS2206)、全ての要素リストが処理されていない場合は(ステップS220
6:NO)、次の要素リストを取得し、処理を繰り返す(ステップS2202)。全ての要素リストが処理された場合は(ステップS2206:YES)、次の処理に遷移する。
次に、読み出したレコードから上述の変換処理を実行した後の要素リストを再度取得し(ステップS2207)、取得した要素リストの第3要素と一致するコンテンツが再利用中であるか否かを判断する(ステップS2208)。再利用中である場合は(ステップS2208:YES)、取得した要素リストの第3要素を再利用中の命令に変換する(ステップS2210)。具体的には、取得した要素リストの第3要素の前に"exist"を付加した命令文に変換する。例えば第3要素が"X"である場合は、"exist(X)"に変換される。
再利用中でない場合は(ステップS2208:NO)、当該第3要素を生成済の命令に変換する。具体的には、当該第3要素の前に"tmp"を付加した命令文に変換する。例えば第3要素が"X"である場合は、"tmp(X)"に変換される。これは、当該第3要素と一致するコンテンツは再利用中でないので新規に生成する必要があるが、その前に存在する新規生成の命令("new")で生成されるので重複して生成しないようにするためである。
次に、操作実行命令生成部106は、全ての要素リストが処理されたか否かを判断し(ステップS2211)、全ての要素リストが処理されていない場合は(ステップS2211:NO)、次の要素リストを取得し、処理を繰り返す(ステップS2207)。全ての要素リストが処理された場合は(ステップS2211:YES)、現在のレコードを命令文データ120に設定する(ステップS2212)。
次に、操作実行命令生成部106は、全てのレコードが処理されたか否かを判断し(ステップS2213)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2213:NO)、次のレコードを取得し、処理を繰り返す(ステップS2201)。全てのレコードが処理された場合は(ステップS2213:YES)、命令文生成処理を終了する。
図23は、図13におけるステップS1313に示した再利用処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、素材再利用部105は、操作実行命令生成部106が作成した命令文データ120を受取る(ステップS2301)。次に、素材再利用部105は、受取った命令文データ120から命令文を読み出す(ステップS2302)。さらに、読み出した命令文からリストを取得し(ステップS2303)、リストの先頭要素に記載されたコンテンツのデータおよびライセンス情報を二次コンテンツデータに追加する(ステップS2304)。
次に、読み出したリストの要素の数が1つか否かについて判断し(ステップS2305)、要素の数が1つの場合は(ステップS2305:YES)、当該リストの要素であるコンテンツIDに対応するコンテンツを画面中央に仮配置する(ステップS2306)。要素の数が1つでない場合は(ステップS2305:NO)、第3要素の命令の種類についての判断処理に遷移する(ステップS2307)。
第3要素の命令が“生成済み(tmp)”である場合は(ステップS2307:生成済み)、第3要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツの仮配置情報を取得し(ステップS2308)、先頭要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツを、当該リストに記載された制約条件を満たすように仮配置する(ステップS2309)。
仮配置した第3要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツの位置が、制約条件を満たすために適当でないときは、制約条件を満たすように第3要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツの位置を自動で調整する。
第3要素の命令が“再利用中(exist)”である場合は(ステップS2307:再利用中)、第3要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツの配置情報を取得し(ステップS2310)、先頭要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツを、当該リストに記載された制約条件を満たすように仮配置する(ステップS2311)。
この場合は、第3要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツが既に再利用中であり、配置が確定しているため、第3要素に記載されたコンテンツIDに対応するコンテンツの位置を自動で調整することはできない。
次に、素材再利用部105は、全てのリストが処理されたか否かを判断し(ステップS2312)、全てのリストが処理されていない場合は(ステップS2312:NO)、次のリストを読み出し、処理を繰り返す(ステップS2303)。全てのリストが処理された場合は(ステップS2312:YES)、全ての命令文が処理されたか否かの判断処理に遷移する。
次に、素材再利用部105は、全ての命令文が処理されたか否かを判断し(ステップS2313)、全てのレコードが処理されていない場合は(ステップS2313:NO)、次の命令文を取得し、処理を繰り返す(ステップS2302)。全ての命令文が処理された場合は(ステップS2313:YES)、次の処理に遷移する。
再利用コンテンツが画面に配置された後、編集部121はユーザによるレイアウト変更の指示に従い、コンテンツ間の制約条件を満たす範囲でレイアウトを変更し(ステップS2314)、再利用処理を終了する。
図24から図28は、第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100において、上述した再利用処理に従って、図5−1に示す複合コンテンツに対して実行されるコンテンツ再利用の例を示した説明図である。
図24は、コンテンツ再利用画面の内容を示す模式図である。コンテンツ再利用画面は、原コンテンツ130を表示するための原コンテンツ表示エリア2401と、新規コンテンツの追加や素材コンテンツの再利用を行う編集エリア2402と、ライセンス情報の作成を行うライセンス情報作成エリア2403とから構成されている。
以下で説明する図5−1に示す複合コンテンツは、前述のように、宣伝用動画512と、宣伝用動画512についての解説文513および解説文514と、A社クーポン515を素材コンテンツとして含む。A社クーポン515は、B社クーポン516との間に排他制約条件が、解説文513との間に右側("rightSide")に表示する補完制約条件が指定されている。また、解説文513および解説文514は、宣伝用動画512との間に下側("below")に表示する補完制約条件が指定されている。
図25は、この制約条件が存在する場合に、解説文513の再利用を指示したときに生成される操作テーブル2501、命令文データ2502の各テーブルの内容および編集エリアの表示内容を示したものである。
上記制約条件は、各素材コンテンツのライセンス情報に記述されている。まず、再利用ライセンス処理(ステップS1308)によりこれらの各ライセンス情報が読み込まれ、図25に示す操作テーブル2501が生成される。このテーブルを参照して、操作実行命令生成処理(ステップS1310)内のテーブル生成処理(ステップS1504)、条件テーブルマージ処理(ステップS1505)、実行シーケンス生成処理(ステップS1506)の後、命令文生成処理(ステップS1507)により図25に示す命令文データ2502が生成される。
すなわち、命令文データ2502に示すように、最初に宣伝用動画"PromotionVideo001"が新規に生成され、次に解説文"comment001"が新規に生成され、新規に生成された解説文は宣伝用動画の下に配置されるような命令文が生成される。その結果、再利用を指示した解説文だけでなく、制約条件を満たすために宣伝用動画も編集エリアに表示される。
図26は、図25に示す再利用操作の後、解説文514の再利用を指示したときに生成される操作テーブル2601、命令文データ2602の各テーブルの内容および編集エリアの表示内容を示したものである。
図26の例では、命令文データ2602に示すように、解説文"comment001"が新規に生成され、新規に生成された解説文は既に再利用中("exist")である宣伝用動画の下に配置されるような命令文が生成される。その結果、再利用を指示した解説文が、制約条件を満たすように宣伝用動画の下側に表示される。
図27は、前述の制約条件が存在する場合に、A社クーポン515の再利用を指示したときに生成される操作テーブル2701、命令文データ2702の各テーブルの内容および編集エリアの表示内容を示したものである。
図27の例では、命令文データ2702に示すように、最初に宣伝用動画"PromotionVideo001"が新規に生成され、次に解説文"comment001"が新規に生成され、新規に生成された解説文は宣伝用動画の下に配置され、次にクーポン"coupon1"が新規に生成され、新規に生成されたクーポンは解説文の右側に配置されるような命令文が生成される。その結果、再利用を指示したクーポンだけでなく、制約条件を満たすために宣伝用動画および解説文も編集エリアに表示される。
図28は、前述の制約条件が存在し、かつ、B社クーポン516が既に再利用されている場合に、A社クーポン515の再利用を指示したときに生成される操作テーブル117の内容および編集エリアの表示内容を示したものである。
図28の例では、操作テーブル2801が生成されるが、A社クーポン515に設定されている排他制約条件の制約対象コンテンツであるB社クーポン516が既に再利用されているため、排他制約条件チェック(ステップS1503)により操作テーブルが空になり(ステップS1603)、最終的な命令文データが生成されず、素材コンテンツ再利用不可である旨の警告メッセージ2802が画面に表示される(ステップS1312)。
なお、図25から図28では、再利用の操作の他に引用の操作が指定できるように表示されている。引用は再利用と異なり、著作権法に規定する正当な引用であれば、原著作権者の許諾は不要である。そのため、原則として、引用したコンテンツは二次コンテンツの一部として、原コンテンツとは別の権利を設定することができる。ただし、原コンテンツの著作権者は、引用については再利用とは別の許諾内容をライセンス情報に設定し、通常、引用は再利用より厳しい条件が付されている。
このような引用の許諾内容に従って原著作物を利用するようにデジタルコンテンツ編集装置100を構成してもよい。例えば、氏名表示権に基づき、原著作権者が出典等の明示方法を詳細に指定してもよいし、美術の著作物である場合には、鑑賞に堪え得ないように、モノクロ化したり、解像度を落としたり、表示サイズに上限を設けたりしてもよい。
また、引用物が主となった加工であるかどうかを判断するルールをライセンス情報に記述し、二次コンテンツが完成したときに、そのルールに基づいてチェックする仕組みを備え、原著作権者が認める「正当な引用」以外では引用できないように構成してもよい。例えば、引用部分が全体の50%以下の範囲を占めるというルールなどを記述し、このルールを逸脱すると、引用は無効になり、二次コンテンツから削除するような構成とすることができる。
このように、第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100では、原コンテンツ130を再生し、再生したコンテンツに含まれる素材コンテンツの中から再利用するためにユーザによって選択された素材コンテンツを再利用する際に、制約条件が設定されているときはその制約条件に従って当該素材コンテンツを再利用することができる。また、素材コンテンツが単体で再利用される場合でも、著作者が制約条件を設定することにより保護を指定した複数の素材コンテンツ間の文脈を保護することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置は、原コンテンツを再生せずに、原コンテンツに含まれる素材コンテンツの中から再利用する素材コンテンツを選択させ、選択を受付けた素材コンテンツの再利用をする際に、原コンテンツのライセンス情報に記載された制約条件を取得し、取得した制約条件を満たすようにデジタルコンテンツを編集するものである。
図29は、第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100の構成を示すブロック図である。図29に示すように、第2の実施の形態においては、再生ライセンス処理部102、原コンテンツ再生部110を削除したことが第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100では、素材選択受付部111は原コンテンツ記憶制御部101から、原コンテンツ130に含まれる素材コンテンツのリスト情報を読み込み、読み込んだリスト情報からユーザが再利用を希望する素材コンテンツを選択させ、選択を受付けた素材コンテンツのコンテンツIDを再利用ライセンス処理部103に送る。以降の再利用処理は第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100と同様であるので、ここでの説明は省略する。
このように、第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100では、原コンテンツ130を再生せずに、原コンテンツに含まれる素材コンテンツの中から再利用する素材コンテンツをユーザが選択し、選択された素材コンテンツを再利用することができる。したがって、原コンテンツ130の再生許諾が存在するか否かを判断する必要がなくなり、処理を簡略化することができる。また、制約条件が設定されているときはその制約条件に従って当該素材コンテンツを再利用することができる。
図30は、第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100において、構造制約条件に基づいて実行されるコンテンツ再利用の例を示した説明図である。この例では、オリジナルコンテンツはContentA1からContentA4の4つのコンテンツをそれぞれ4つのセクションとして構成される電子書籍(ContentA)である。この電子書籍は、セクション単位で再利用することができるが、各セクションは、電子書籍コンテンツとの間に"isPartOf"の構造制約条件を持っている。そのため、ContentA1の再利用を指示した場合には、ContentA1のみをセクションとして有する電子書籍(ContentA)として再利用される。
第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100で実行されるデジタルコンテンツ編集プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100で実行されるデジタルコンテンツ編集プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100で実行されるデジタルコンテンツ編集プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、第1または第2の実施の形態のデジタルコンテンツ編集プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置100で実行されるデジタルコンテンツ編集プログラムは、上述した各部(原コンテンツ記憶制御部、再生ライセンス処理部、再利用ライセンス処理部、利用条件判定部、素材再利用部、操作実行命令生成部、二次コンテンツ記憶制御部、編集操作受付部、原コンテンツ再生部、素材選択受付部、ライセンス情報作成部、新規コンテンツ追加部、二次コンテンツ再生部、編集部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からデジタルコンテンツ編集プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、原コンテンツ記憶制御部、再生ライセンス処理部、再利用ライセンス処理部、利用条件判定部、素材再利用部、操作実行命令生成部、二次コンテンツ記憶制御部、編集操作受付部、原コンテンツ再生部、素材選択受付部、ライセンス情報作成部、新規コンテンツ追加部、二次コンテンツ再生部、編集部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかるデジタルコンテンツ編集装置、デジタルコンテンツ編集方法およびデジタルコンテンツ編集プログラムは、再利用操作の許諾内容を定めたライセンス情報に基づいてデジタルコンテンツを再利用するデジタルコンテンツ編集装置に適している。
第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置の構成を示すブロック図である。 複合コンテンツの流通イメージを表す説明図である。 制約操作の記述モデルを表す説明図である。 補完制約の記述モデルを表す説明図である。 排他制約の記述モデルを表す説明図である。 制約条件が存在する複合コンテンツの再利用イメージの一例を示す模式図である。 制約条件が存在する複合コンテンツの再利用イメージの一例を示す模式図である。 制約条件が存在する複合コンテンツの再利用イメージの一例を示す模式図である。 制約条件が存在する複合コンテンツの制約関係の一例を示す模式図である。 制約条件が存在する複合コンテンツのコンテンツデータをMPEG21形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 ライセンスデータをXML形式で記述した一例を示す模式図である。 制約条件関係辞書の一例を示す説明図である。 操作テーブルの一例を示す説明図である。 実行テーブル(ET)の一例を示す説明図である。 制約条件テーブル(CT)の一例を示す説明図である。 命令文データの一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるコンテンツ編集処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における原コンテンツ利用処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における再利用ライセンス処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における操作実行命令生成処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における排他制約条件チェック処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるテーブル生成処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における条件テーブルマージ処理の概要を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における条件テーブルマージ処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における条件テーブルマージ処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における実行シーケンス生成処理の概要を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における実行シーケンス生成処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における命令文生成処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における再利用処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるコンテンツ再利用画面の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるコンテンツ再利用の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるコンテンツ再利用の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるコンテンツ再利用の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置におけるコンテンツ再利用の一例を示す模式図である。 第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置の構成を示すブロック図である。 第1または第2の実施の形態にかかるデジタルコンテンツ編集装置における構造制約に基づくコンテンツ再利用の一例を示す模式図である。
符号の説明
100 デジタルコンテンツ編集装置
101 原コンテンツ記憶制御部
102 再生ライセンス処理部
103 再利用ライセンス処理部
104 利用条件判定部
105 素材再利用部
106 操作実行命令生成部
107 二次コンテンツ記憶制御部
108 ユーザI/F
109 編集操作受付部
110 原コンテンツ再生部
111 素材選択受付部
112 ライセンス情報作成部
113 新規コンテンツ追加部
114 二次コンテンツ再生部
115 制約条件関係辞書
116 RAM
117 操作テーブル
118 実行テーブル(ET)
119 制約条件テーブル(CT)
120 命令文データ
121 編集部
130 原コンテンツ
131 原コンテンツのライセンス情報
140 二次コンテンツ
141 二次コンテンツのライセンス情報
311 制約条件
312 補完制約
313 排他制約
321 補完制約
322 制約対象コンテンツ
323 空間制約種別
324 構造制約種別
331 排他制約
332 制約対象コンテンツ
333 排他制約種別
511 複合コンテンツの全体
512 宣伝用動画
513 解説文
514 解説文
515 A社クーポン
516 B社クーポン
521 データ記述エリア
522 データ記述エリア
523 データ記述エリア
524 データ記述エリア
525 ライセンス情報記述エリア
526 ライセンス情報記述エリア
527 ライセンス情報記述エリア
528 ライセンス情報記述エリア
611 ライセンス情報
612 許諾操作
621 ライセンス情報
622 空間制約
631 ライセンス情報
632 制約条件
633 制約条件
641 ライセンス情報
642 空間制約
2401 原コンテンツ表示エリア
2402 編集エリア
2403 ライセンス情報作成エリア
2501 操作テーブル
2502 命令文データ
2601 操作テーブル
2602 命令文データ
2701 操作テーブル
2702 命令文データ
2801 操作テーブル
2802 警告メッセージ

Claims (8)

  1. コンテンツを他のコンテンツである二次コンテンツに含めることを表す再利用によって前記二次コンテンツを生成するデジタルコンテンツ編集装置であって、
    再利用するコンテンツを表す原コンテンツと前記原コンテンツごとに予め定められた制約対象コンテンツとを共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件と、前記原コンテンツの再生の可否を表す再生許諾の利用条件と、を含むライセンス情報を有する前記原コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記利用条件に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記原コンテンツの再生の可否を判定する再生ライセンス処理手段と、
    再生できると判定された前記原コンテンツの前記ライセンス情報から前記補完制約条件を取得する再利用ライセンス処理手段と、
    前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件に従って前記原コンテンツおよび前記補完制約対象コンテンツを再利用する素材再利用手段と、
    前記素材再利用手段が前記原コンテンツおよび前記制約対象コンテンツを再利用して生成された前記二次コンテンツを編集する編集手段と、
    を備え
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件が表す主従関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に再利用すること
    を特徴とするデジタルコンテンツ編集装置。
  2. 前記補完制約条件は、前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に利用する際の再利用画面上の位置関係を表す空間制約条件であり、
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記空間制約条件が表す位置関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを前記再利用画面上に配置して再利用すること、
    を特徴とする請求項に記載のデジタルコンテンツ編集装置。
  3. 前記補完制約条件は、前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に利用する際の構造上の包含関係を表す構造制約条件であり、
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記構造制約条件が表す構造上の包含関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを配置して再利用すること、
    を特徴とする請求項に記載のデジタルコンテンツ編集装置。
  4. コンテンツを他のコンテンツである二次コンテンツに含めることを表す再利用によって前記二次コンテンツを生成するデジタルコンテンツ編集装置で実行されるデジタルコンテンツ編集方法であって、
    前記デジタルコンテンツ編集装置は、再利用するコンテンツを表す原コンテンツと前記原コンテンツごとに予め定められた制約対象コンテンツとを共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件と、前記原コンテンツの再生の可否を表す再生許諾の利用条件と、を含むライセンス情報を有する前記原コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段を備え、
    再生ライセンス処理手段が、前記利用条件に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記原コンテンツの再生の可否を判定する再生ライセンス処理ステップと、
    再利用ライセンス処理手段が、再生できると判定された前記原コンテンツの前記ライセンス情報から前記補完制約条件を取得する再利用ライセンス処理ステップと、
    素材再利用手段が、前記再利用ライセンス処理ステップが取得した前記補完制約条件に従って前記原コンテンツおよび前記補完制約対象コンテンツを再利用する素材再利用ステップと、
    編集手段が、前記素材再利用ステップが前記原コンテンツおよび前記制約対象コンテンツを再利用して生成された前記二次コンテンツを編集する編集ステップと、
    を備え、
    前記素材再利用ステップは、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件が表す主従関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に再利用することを特徴とするデジタルコンテンツ編集方法。
  5. コンテンツを他のコンテンツである二次コンテンツに含めることを表す再利用によって前記二次コンテンツを生成するデジタルコンテンツ編集装置で実行されるデジタルコンテンツ編集プログラムであって、
    前記デジタルコンテンツ編集装置は、再利用するコンテンツを表す原コンテンツと前記原コンテンツごとに予め定められた制約対象コンテンツとを共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件と、前記原コンテンツの再生の可否を表す再生許諾の利用条件と、を含むライセンス情報を有する前記原コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段を備え、
    前記デジタルコンテンツ編集装置を、
    前記利用条件に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記原コンテンツの再生の可否を判定する再生ライセンス処理手段と、
    再生できると判定された前記原コンテンツの前記ライセンス情報から前記補完制約条件を取得する再利用ライセンス処理手段と、
    前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件に従って前記原コンテンツおよび前記補完制約対象コンテンツを再利用する素材再利用手段と、
    前記素材再利用手段が前記原コンテンツおよび前記制約対象コンテンツを再利用して生成された前記二次コンテンツを編集する編集手段として機能させ、
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件が表す主従関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に再利用することを特徴とするデジタルコンテンツ編集プログラム。
  6. 前記補完制約条件は、前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に利用する際の再利用画面上の位置関係を表す空間制約条件であり、
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記空間制約条件が表す位置関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを前記再利用画面上に配置して再利用すること、
    を特徴とする請求項に記載のデジタルコンテンツ編集プログラム。
  7. 前記補完制約条件は、前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に利用する際の構造上の包含関係を表す構造制約条件であり、
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記構造制約条件が表す構造上の包含関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを配置して再利用すること、
    を特徴とする請求項に記載のデジタルコンテンツ編集プログラム。
  8. コンテンツを他のコンテンツである二次コンテンツに含めることを表す再利用によって前記二次コンテンツを生成するデジタルコンテンツ編集装置で実行されるデジタルコンテンツ編集プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記デジタルコンテンツ編集装置は、再利用するコンテンツを表す原コンテンツと前記原コンテンツごとに予め定められた制約対象コンテンツとを共に利用する際の主従関係を表す補完制約条件と、前記原コンテンツの再生の可否を表す再生許諾の利用条件と、を含むライセンス情報を有する前記原コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段を備え、
    前記デジタルコンテンツ編集装置を、
    前記利用条件に基づいて、前記コンテンツ記憶手段に記憶された前記原コンテンツの再生の可否を判定する再生ライセンス処理手段と、
    再生できると判定された前記原コンテンツの前記ライセンス情報から前記補完制約条件を取得する再利用ライセンス処理手段と、
    前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件に従って前記原コンテンツおよび前記補完制約対象コンテンツを再利用する素材再利用手段と、
    前記素材再利用手段が前記原コンテンツおよび前記制約対象コンテンツを再利用して生成された前記二次コンテンツを編集する編集手段として機能させ、
    前記素材再利用手段は、前記再利用ライセンス処理手段が取得した前記補完制約条件が表す主従関係に従って前記原コンテンツと前記制約対象コンテンツとを共に再利用することを特徴とするデジタルコンテンツ編集プログラムを記録した記録媒体。
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