WO2002067530A1 - Dispositif multiplexeur et dispositif demultiplexeur - Google Patents

Dispositif multiplexeur et dispositif demultiplexeur Download PDF

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Description

明 細 書 多重化装置、 分離装置 技術分野
この発明は、 例えばディジタル化されたビデオデータ、 オーディオデ 一夕、 および汎用データなどの複数種類のマルチメディアデ一夕を入力 データとしてそれそれパケッ トに分割し、 分割した各パケッ トを多重化 して多重化ス ト リームとして伝送する多重化装置と、 多重化ス ト リーム を分離する分離装置に関するものである。 背景技術
第 1図は、 例えば、 I T U— T勧告 H . 2 2 3に示される多重化ス ト リーム 1 0の構成である。 図において、 1 4は多重される入力データ列 A, B、 1 1はパケッ トの切れ目を示すフラグ、 1 2はパケッ トのデー 夕種別、 誤り制御、 およびパケッ トの連続性を示すヘッダ、 1 3は入力 デ一夕列 1 4を適当な長さに分割したデータである。
次に動作について説明する。
第 1図は、 A , Bの 2つの入力デ一夕列 1 4を多重して 1つの多重化 ス ト リ一ム 1 0を送信する例であるが、 この場合、 まず、 多重化装置は 、 A , Bの 2つの入力データ列 1 4をそれそれ適当な長さに分割してデ 一夕 1 3を作成する。 そして、 そのデ一夕 1 3を送信するときに、 フラ グ 1 1 と分割したパケッ トのデ一夕種別を示すへッダ 1 2とを付与して データ 1 3を送信する。
この多重化ス ト リーム 1 0を受信する分離装置では、 フラグ 1 1を検 出して、 フラグ 1 1に続くへヅダ 1 2を解析し、 その後に続いているデ 一夕 1 3の種別を認識する。 その際、フラグ 1 1を検出するまでをデー 夕 1 3 と認識して、 同一デ一夕種別のデータ 1 3を集めて A , Bの入力 デ一夕列 1 4をそれそれ復元する。
しかし、 従来の分離装置では、 データ 1 3の中にフラグ 1 1 と同じパ ターンが混入等してフラグのエミユレ一ションが発生した場合、 そのパ 夕一ンをフラグ 1 1 と誤認識し、 それ以降次の正常なフラグ 1 1を検出 するまで、 正常な入力デ一夕列 1 4の復元が行えなくなるという問題点 があった。
また、 多重化ス ト リーム 1 0に伝送エラーが付加された場合にも、 同 様にフラグ 1 1を認識できずに、 それ以降次の正常なフラグ 1 1 を検出 するまで、 正常な入力データ列 1 4の復元が行えなくなるという問題点 があった。
さらに、 フラグ 1 1を検出した場合でも、 伝送エラ一等によりへッダ 1 2の誤認識がおきた場合には、 正常な入力データ列 1 4の復元が行え なくなるという問題点があった。
この発明は、 このような問題点を解決するためになされたもので、 フ ラグのェミュレーシヨンや、 フラグまたはへッダの伝送エラーが発生し ても、 正常に多重化ス ト リームを分離することのできる多重化ス ト リー ムを生成する多重化装置、 および正常に多重化ス ト リ一ムを分離する分 離装置を提供することを目的とする。 発明の開示
前記課題を解決するため、 本発明では、 複数種類の入力デ一夕をそれ それバケツ トに分割し、 分割した各パケッ ト多重化して伝送する多重化 装置であって、 入力データの種類を示す識別情報を前記各バケツ 卜に付 与すると共に、 入力デ一夕の種類毎にパケッ トのレングスを変えて分割 することを特徴とする。
特に、 入力データをその種類毎に異なる長さの固定長のバケツ トに分 割した際、 前記固定長に満たないパケッ トが余った場合には、 その固定 長に満たないパケッ トに対しては、 そのバケツ トの識別情報によりさら に当該パケッ 卜のレングスが前記固定長より短いレングスの可変長パケ ッ トであることを示すことを特徴とする。
また、 入力データをその種類毎に異なる長さのバケツ 卜に分割する際 、 固定長のバケツ トに分割できず、 複数の可変長バケツ トが入力データ となるものに対しては、 各パケッ トの識別情報によりさらに最大レング スの制限を設けた可変長バケツ トであることを示すことを特徴とする。
また、 識別情報は、 可変長パケッ トであることを識別すると共に、 さ らにその可変長バケツ トのレングスの範囲を示すことを特徴とする。 また、 可変長パケッ トを多重化する際、 その後に多重するパケッ トと の間に、 パケッ トの切れ目を示すフラグの数を、 固定長パケッ ト直後の フラグの数より多く入れることを特徴とする。
また、 識別情報をパケッ トに付与する際、 識別情報として設定する値 の組み合わせを少なく し、 それそれの値としてとりうるハミング距離を 大きく とることを特徴とする。
また、 多重化するパケッ トにレングス情報を付加することを特徴とす る
また、 入力デ一夕の種類を示す識別情報がパケッ 卜に付与されている と共に、 入力デ一夕の種類毎にパケッ 卜のレングスを変えた複数種類の 入力データのバケツ 卜が多重された多重化デ一夕を受信し、 前記多重化 データのバケツ 卜の切れ目を示すフラグに基づき前記バケツ ト単位に分 離し、 前記識別情報に基づき前記入力データの種類毎に出力データとし て出力することを特徴とする。 また、 可変長に分割されたパケッ トの識別情報は、 さらにそのレング スの範囲を示しており、 前記識別情報が付与された可変調パケッ トの場 合には、 その識別情報に基づき、 次のパケッ トとの間の切れ目を示すフ ラグの位置を推測してそのフラグを検出しそのフラグに基づきパケッ ト を分離すると共に、 前記入力デ一夕の種類毎に出力データとして出力す ることを特徴とする。
また、 レングス情報が付与されているパケッ トを受信した場合、 その レングス情報に基づきパケッ トの切れ目を示すフラグの位置を水槽区す ることを特徴とする。
また、 多重化デ一夕のバケツ 卜の切れ目を示すフラグを認識できない 場合は、 1つ前のパケッ トの識別情報が固定長のパケッ トを示すもので あればその識別情報に基づき、 もしくはレングス情報が付与されていれ ばそのレングス情報に基づき、 次のパケッ トとの間の切れ目を示すフラ グの位置を推測してそのフラグを検出しそのフラグに基づきバケツ トを 分離すると共に、 前記入力データの種類毎に出力データとして出力する ことを特徴とする。
また、 多重化データのパケッ トの切れ目を示すフラグを認識できない 場合は、 1つ前のパケッ トの識別情報が可変長のパケッ トを示すもので あればその識別情報に基づき、 当該 1つ前のバケツ 卜のレングスの範囲 を認識し、 バケツ トの切れ目を示すフラグを類推することを特徴とする o
また、 多重化データの識別情報が識別できない場合は、 パケッ トのレ ングスよりデ一夕の種類を推測することを特徴とする。
また、 識別情報に誤りが混入した場合には、 もっともハミング距離の 近い設定値を識別情報として認識することを特徴とする。
また、 識別情報もしくはレングス情報によりあるパケッ トのパケッ ト のレングスまたはその範囲を認識できた場合は、 その認識したレングス の近傍またはその範囲まで、 次のパケッ トとの間の切れ目を示すフラグ の検出を行わないことを特徴とする。
また、 多重化データを受信して、 前記多重化データのパケッ トの切れ 目を示すフラグに基づきパケッ ト単位に分離する場合、 まず、 受信した 多重化データよりフラグを検出し、 次にその後に続く識別情報を解析し て固定長パケッ トであるか、 可変長パケッ トであるかを判断し、 固定長 バケツ トの場合は、 その固定長に基づき推測した位置に次のフラグが存 在する場合、 それまでのデータを識別情報に従い分離処理を行う一方、 可変長パケッ トの場合は、 その可変長に基づき推測可能な範囲に次のフ ラグが存在する場合、 それまでのデータを識別情報に従い分離処理を行 う、 ことを特徴とする。
また、 フラグを検出した場合、 その後に識別情報が続くか否かを判断 し、 フラグの後に識別情報が続く場合には、 当該検出したフラグを正常 なフラグとして認識する一方、 フラグの後に識別情報が続かない場合に は、 当該検出したフラグを正常なフラグとして認識しないことを特徴と
3 'る
また、 フラグが存在すると予測した位置にフラグでないパターンを検 出した場合、 その後に続くデ一夕が識別情報と認識でき、 またフラグの 位置に存在していたパターンがフラグの値に誤りが付加されたものと判 断できる場合、 そのパターンをフラグとみなして分離処理を行うことを 特徴とする。
また、 識別情報を認識できず、 パケッ トのレングスからもデータの種 類を類推できない場合は、 発生確率の高い識別情報のデ一夕として分離 することを特徴とする。
以上説明したように、 この発明では、 入力データの種類を示す識別情 報を各パケッ トに付与すると共に、 識別情報毎にパケッ ト長を固定にす るようにしたので、 識別情報を正常に解析できない場合でも、 パケッ ト 長に基づきそのパケッ トの入力データの種類を認識することができ、 正 常にデータを分離できる。
また、 伝送誤り等によりパケッ トの切れ目を示すフラグが正常に認識 できない場合でも、 その直前のパケッ トの識別情報により、 当該パケッ トのレングスを認識できるので、 正常に認識できなかったフラグの存在 位置を推測でき、 正常にデータを分離できる。 図面の簡単な説明
第 1図は、 例えば、 I T U— T勧告 H . 2 2 3に示される多重化ス ト リーム 1 0の構成を示す図である。
第 2図は、 この発明に係る多重化装置と分離装置との接続を示す図で める。
第 3図は、 実施の形態 1の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが受信 する多重化ス ト リーム 5を示す図である。
第 4図は、 実施の形態 2の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが受信 する多重化ス ト リ一ムを示す図である。
第 5図は、 実施の形態 3の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが受信 する多重化ス ト リームを示す図である。
第 6図は、 実施の形態 4の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが受信 する多重化ス ト リーム内のヘッダの値を示す図である。
第 7図は、 実施の形態 5の分離装置 Bでのデータ分離のための処理フ ローを示す図である。
第 8図は、 実施の形態 6の多重化装置 Aが送信し、 誤りが付加された 後に分離装置 Bで受信された多重化ス ト リームの一例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 この発明をより詳細に説明するために、 この発明を実施するた めの最良の形態について、 添付の図面に従ってこれを説明する。
実施の形態 1 .
第 2図は、 この発明に係る多重化装置と分離装置との接続を示す図で ある。 図において、 Aは多重化装置、 Bは分離装置であり、 多重化装置 Aと分離装置 Bとはイン夕一ネヅ トなどのネッ トワーク (図示せず。 ) を介し接続され、 多重化装置 Aは 2種類の入力データ列 a , bを多重化 した多重化データである多重化ス ト リーム 5を分離装置 Bへ伝送し、 分 離装置 Bは多重化装置 Aからの多重化ス ト リーム 5を受信して入力デー 夕列 a, bを分離して出力することを示している。 尚、 多重化装置 Aお よび分離装置 B内の構成は、 特別新しい構成はないので、 ここではその 説明を省略する。
第 3図は、 この実施の形態 1の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが 受信する多重化ス ト リーム 5を示す図である。
図において、 1はパケッ トの区切れ目を示すフラグ、 2 a〜2 bは多 重している入力データ列 a , bの種別等を示す識別情報としてのヘッダ 、 3 a〜 3 bは多重化すべき入力データ列 a , bをその種別毎に適当な 長さに分割したパケッ ト、 5は多重化ス ト リームである。 なお、 本発明 の実施の形態では、 多重化すべきデータの種類は、 従来技術の場合と同 様に、 説明の便宜上 a , bの 2種類で説明するが、 本発明では、 多重化 すべきデータの種類はいくつでもよい。 また、 入力デ一夕の種類とは、 ビデオや、 オーディオ、 デ一夕等のメディアの種類毎に種類分けしても 良いし、 例えばビデオ等の同一メディアでもあっても、 エンコーダなど の情報源毎に種類分けたり、 符号化方式毎に種類分けしても良いし、 さ らにはそれより上位の番組毎に種類分けするようにしても勿論よい。 次に動作について説明する。
まず、 多重化装置 Aは、 2種類の入力データ列 a , bを入力すると、 第 3図に示すように、 それそれデータの種類ごとにレングスを変え固定 長 L a, L bで分割してそれそれパケッ ト 3 a , 3 bとし、 そのパケヅ ト 3 a, 3 bを送信するときに、 パケッ トの区切れ目を示すフラグ 1 と 、 分割したデ一夕 a, bの種別等を示す識別情報であるヘッダ 2 a , 2 bとを付与して送信する。 これが第 3図に示す多重化ス ト リーム 5であ る。
分離装置 Bでは、 この多重化ス ト リーム 5を受信すると、 まず、 フラ グ 1を検出し、 続いてそのフラグ 1に続くヘッダ 2を解析して、 その後 に続いているパケッ トのデ一夕種別を認識する。 その際、 次のフラグ 1 を検出するまでは同じパケッ トであると認識して、 正常にパケッ トを分 離する。
ここで、 ヘッダ 2が伝送誤り等により正常に認識できない場合は、 分 離装置 Bは、 その後に続いているバケツ トのデ一夕種別を認識できない ので、 次に発生するフラグ 1 までのデータの長さが L aであれば入力デ 一夕列 aと推測し、 また次に発生するフラグ 1までのデ一夕の長さが L bであれば入力データ列 bと推測して分離を行う。
なお、 本実施の形態 1の分離装置 Bでは、 多重化ス ト リーム 5中のへ ヅダ 2 a, 2 bを認識することによりパケッ ト 3 a, 3 bのレングスを 認識できるように、 多重化装置 Aが多重化する入力データの種別や、 そ の種別毎に入力データを分割する際の固定のレングス、 フラグ 1および ヘッダ 2のビッ ト数等を、 多重化装置 Aとの間で予め取り決めておくか 、 多重化装置 Aから多重化ス ト リ一ム 5を受信する前のネゴシエーショ ンにより伝送しておき、 予め認識しているものとする。 尚、 このことは 、 以下に説明する他の実施の形態の分離装置 Bでも同様である。
このように、 この実施の形態 1では、 多重化装置 Aは各入力データを 、 データの種別毎にそれそれ異なる長さの固定レングスでパケッ トに分 割し、 そのパケッ トを多重化して伝送するので、 分離装置 Bはヘッダ 2 を正常に解析できなくても、 フラグ間のパケッ トのデ一夕レングスによ つて、 そのパケヅ トのデ一夕種別を認識することができ、 正常にデータ を分離できる効果がある。
また、 分離装置 Bでは、 フラグ 1が伝送誤り等によ り正常に認識でき ない場合がある。 フラグ 1が正常に認識できないケースとしては、 伝送 エラーによるフラグの誤りや、 伝送すべきデ一夕中にフラグと同一のコ ―ドが含まれる、 いわゆるフラグのエミユレーション現象等が考えられ る。 これらの状況からフラグ 1 を適切に認識するためには、 フラグ 1だ けでなく、 その後に続くへヅダ 2やレングスを利用するべきである。
このため、 本実施の形態 1の分離装置 Bでは、 あるフラグ 1が伝送誤 り等によ り正常に認識できない場合は、 その直前のヘッダ 2が識別情報 として入力データ列 aを示すものであれば、 そこからレングス L a後に 正常に認識できなかったフラグ 1が存在するものとして、 以降の分離処 理を続けることができる。 同様に、 ヘッダ 2が入力デ一夕列 bを示すも のであれば、 そこからレングス L b後に正常に認識できなかったフラグ 1が存在するものとして、 以降の分離処理を続けることができる。
以上のように、 この実施の形態 1 によれば、 多重化装置 Aは各入力デ 一夕をそれそれデータの種別毎に異なる固定のレングスでパケッ トに分 割し、 そのパケッ トを多重化して伝送するので、 分離装置 Bではフラグ 1を正常に検出できなくても、 直前のヘッダ 2 によ りそのパケッ トの種 別を認識し、 そのパケッ トのレングスも認識できるので、 その後に発生 するフラグ 1の位置を予測でき、 正常にデータを分離できる効果がある なお、 上記実施の形態 1では、 各入力デ一夕をそれそれデータの種別 毎に異なる固定レングスのパケッ トに分割するように説明したが、 各入 力データ毎に固定長パケッ トに分割していった際に、 最後に例えばその 固定長に満たないパケッ 卜が分割された場合には、 次に説明する実施の 形態 2等に示すように可変長バケツ トのままで多重分離するようにして もよい。 また、 他の固定長パケッ トとレングスが同一になるように固定 長に満たないパケッ トにヌルバケツ トを追加して、 入力デ一夕の種別毎 に異なる固定レングスとするようにしても勿論良い。 実施の形態 2 .
以上の実施の形態 1では、 各入力デ一夕をその種類毎にそれぞれ異な る固有のレングスのパケッ トに分割して多重および分離する装置につい て説明したが、 次に同一種類の入力デ一夕でも可変のレングスで分割し て多重し転送する場合の実施の形態 2について説明する。
第 4図は、 この実施の形態 2の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが 受信する多重化ス ト リームを示す図である。
図において、 2 a , 2 a 0 , 2 bは多重しているパケヅ トのデ一夕種 別および可変長パケッ トの場合には可変長バケツ トのレングスを範囲に より間接的に示す識別情報としてのヘッダであり、 それに続くデ一夕の 長さはそれそれ L a , L a O , L bである。 その他は、 第 3図と同様な ので省略する。 なお、 ヘッダ 2 a 0が可変長パケッ トのヘッダであり、 ヘッダ 2 a , 2 bが固定長パケッ トのヘッダである。 また、 データの種 別毎に固定長パケヅ トのレングスを変えているので、 ヘッダ 2 a, 2 b は、 入力デ一夕の種別を示すだけでなく、 デ一夕の種別毎に固定長パケ ヅ トのレングスを識別または示しているものといえる。 次に動作について説明する。
まず、 多重化装置 Aは、 2種類の入力データ列 a , bをそれぞれ固定 長 L a, L bで分割し、 それそれをパケッ ト 3 a , 3 bとして、 フラグ 1 と分割したバケツ トのデ一夕種別を示すヘッダ 2 a , 2 bを付与して 送信する。
ここで、 本実施の形態 2の多重化装置 Aでは、 入力データ列 aを固定 長 L aのパケッ ト 3 aに分割して多重化する際、 例えば、 分割の最後に 固定長 L aに満たないパケッ ト 3 a ' が現れた場合、 その固定長 L aに 満たないパケッ ト 3 a 5 は、 第 4図に示すように、 そのレングスが入力 データ aを分割した通常のパケッ ト 3 aの固定長 L aよ り短い任意のレ ングス L a 0のパケヅ トであるので、 固定長 L aに満たないパケヅ ト 3 a ' に対しては、 パケッ ト 3 aとはデ一夕の種別が同じで、 かつ、 パケ ヅ ト 3 aのレングス L aとは異なるレングス L a Oであることを示す識 別情報としてヘッダ 2 a 0を付与して多重を行う。
つま り、 本実施の形態 2の多重化装置 Aでは、 パケッ トに付与する識 別情報としてのヘッダ 2 により、 データの種別だけでなく、 パケヅ トの レングス、 すなわちパケッ ト長まで識別しているので、 同一種別の入力 デ一夕を分割したパケッ トであっても、 パケッ ト長を変えること、 すな わち可変長バケツ 卜 として多重化することができる。
一方、 本実施の形態 2の分離装置 Bでは、 この多重化ス ト リーム 5 を 受信すると、 受信した多重化ス ト リーム 5からフラグ 1 を検出し、 フラ グ 1 に続くヘッダ 2を解析して、 その後に続いているパケヅ トのデ一夕 種別を識別すると共に、 パケッ トのレングスまで識別する。
つま り、 本実施の形態 2の分離装置 Bでは、 ヘッダ 2 a , 2 bを解析 した場合には、 前記実施の形態 1の場合と同様に、 それらに続くパケッ ト 3 a, 3 bのデ一夕種別 a, bとそのレングス L a, L bを識別する 。 一方、 ヘッダ 2 a 0を解析した場合には、 ヘッダ 2 a 0 に続くバケツ トは、 パケッ ト 3 aとはデ一夕の種別が同じであるが、 パケッ ト 3 aの レングス L aとは異なるレングス L a Oであると識別して、 へヅダ 2 a 0以降レングス L a以内にパケヅ ト 3 a, が完結し、 その後フラグ 1 を 検出できることを予想することができる。
このため、 伝送誤り等によ り、 分離装置 Bでヘッダ 2 a 0の後のフラ グ 1が検出できなかった場合でも、 本実施の形態 2の分離装置 Bでは、 ヘッダ 2 a 0以降レングス L a 0以内にフラグ 1 と類似するパ夕一ンを 検出し、 それをフラグ 1 とみなして分離処理を継続することができる。 特に、 本実施の形態 2では、 多重化装置 Aは基本的には同一種別の入 力データを固定長パケッ トに分割するが、 分割の最後のバケツ トが固定 長にならない場合は、 その可変長パケッ トのレングスの最大長を固定長 パケッ トのレングスよ り小さ く し、 かつ、 固定長パケッ ト と可変長パケ ッ トのそれそれにデ一夕種別およびレングスを識別できる固有のヘッダ 2 a 0を付与することによって、 フラグ 1が正常に検出できなくても、 その直前のパケヅ トのへヅダ 2 a 0によ り、 その後に発生するフラグ 1 の範囲を限定して、 フラグ 1 に類似するデ一夕をフラグとして処理する ことで、 正常にデータを分離できる効果がある。
また、 入力データの長さが多重化装置 A側でわからなかったり、 入力 データの長さが一定しない等の理由によ り、 入力デ一夕を固定長パケッ トに分割せず、 常に可変長パケッ トに分割して伝送する場合には、 可変 長パケッ トの最大レングスを規定しておく ことで、 伝送誤り等によ り、 分離装置 Bでへヅダ 2の後の次のバケヅ トのフラグ 1が検出できない場 合でも、 本実施の形態 2の分離装置 Bでは、 ヘッダ 2以降の可変長の規 定最大レングス以内にフラグと類似するパターンを検出し、 それをフラ グとみなして分離処理を継続するようにしてもよい。 つま り、 例えば、 ある入力データを可変長パケッ トに分割する場合に
、 多重化装置 Aは、 その可変長パケッ トの最大レングスを例えば Lma X等と決めて、 分割する可変長パケッ トのレングスを最大レングスを L m a X以下の任意のレングスで分割するようにして、 分割した最大レン グス L m a x以下の各可変長パケッ トに同じヘッダ 2を付加するように しても良い。 このとき、 最大レングスだけでなく、 最小レングスも決め ておき、 最小レングスから最大レングスの範囲内で分割する可変長パケ ッ トのレングスを規定するようにしても勿論よい。
このように、 本実施の形態 2では、 多重化装置 Aは同一種別の入力デ —夕を可変長のパケッ トに分割して多重伝送するときでも、 レングスの 最大長等を規定し、 固有のヘッダを付与することによって、 フラグが正 常に検出できなくても、 その直前のパケッ トのへヅダによ り、 その後に 発生するフラグの範囲を限定して、 フラグに類似するデータをフラグと して処理することで、 正常にデ一夕を分離できる効果がある。
また、 多重化装置 Aは、 例えば、 可変長の最大レングスが L aのパケ ッ トを、 それそれ、 L a i , L a 23 · ■ ·, L a nの可変長で n分割 し、 L a i ( 0以上 L a x 1 /n未満) 、 L a 2 (L a x l/n以上 L a x 2 / n未満) 、 · · · 、 L a n (L a x ( n— l ) Zn以上 L a未 満) のレングスのパケヅ トに対して、 それそれ個別のへヅダ 2 a 1 , 2 a 2 , · · ·, 2 a ηを付与することによ り、 固定長 L aに満たないパ ケヅ ト 3 aでも、 2 a l, 2 a 2 , · · · , 2 a nの N種類のへヅダに よって、 可変長バケツ トのレングスの範囲を詳細に識別して示すことも できる。
このため、 伝送誤り等によ り、 分離装置: Bでへヅダ 2 a X ( Xは 1〜 N) の後のフラグ 1が検出できなかった場合でも、 レングス L a x ( X - 1 ) /n以上レングス L a xx/n以内の範囲にフラグ 1と類似する パ夕一ンを検出することにより、 それをフラグ 1 とみなして分離処理を 継続することができる。
このように、 本実施の形態 2では、 可変長パケッ トの各レングスに対 しても、 ヘッダ 2により各レングスの範囲を識別できるようにしたこと で、 フラグ 1が正常に検出できなくても、 直前ヘッダによりその後に発 生するフラグの範囲を可変長バケツ 卜の各レングス毎によ り正確に限定 でき、 フラグに類似したデ一夕をフラグとして処理することで、 正常に デ一夕を分離できる効果がある。
また、 本実施の形態 2では、 パケッ トに付与する識別情報としてのへ ッダ 2 a 0によ り、 デ一夕の種別 aだけでなく、 ノ ケッ ト 3 a ' のレン グス L a 0まで識別するようにしたので、 例えば、 データの種別が異な るパケヅ トでレングスが同じになった場合でも、 そのパケッ トを識別で きる。 つま り、 第 4図の場合において、 例えば、 パケッ ト 3 bのレング ス L bと、 パケッ ト 3 a, のレングス L a O とが同一になったとしても 、 それぞれのへヅダ 2 bとへヅダ 2 a 0の違いによ り、 そのパケッ ト 3 a 5 のデ一夕種別を識別できる。
さらに、 本実施の形態 2では、 パケッ トに付与する識別情報としての ヘッダ 2 a 0により、 デ一夕の種別 aだけでなく、 パケッ ト 3 a ' のレ ングス L a 0まで識別するようにしたので、 例えば、 識別情報であるへ ッダ毎にそれに続くパケッ トのレングスを異なるようにすれば、 同一種 類のデータに可変長のパケッ 卜が混在する場合でも、 ヘッダからパケッ トのデ一夕種別およびパケッ トのレングスが識別できるだけでなく、 へ ッダが伝送誤り等によ り認識できない場合でも、 パケッ トのレングスを 認識することにより、 パケッ トのデ一夕種別を識別することができる。 つま り、 第 4図の場合において、 例えば、 パケヅ ト 3 a 5 のヘッダ 2 a 0を認識できず、 そのパケッ ト 3 a ' のデータ種別を識別できない場合 でも、 パケッ トの切れ目を示すフラグ 1の検出により、 そのパケッ ト 3 a 5 のレングス L a 0を認識できた場合には、 そのレングス L a 0に基 づきそのパケッ ト 3 a 5 のヘッダが 2 a 0 と一意に決まるので、 パケヅ トのレングスよりそのパケッ トのデータ種別を識別できる。
なお、 上記説明では、 可変長パケッ トの場合には、 上述のようにその 識別情報としてのヘッダによ りそのパケッ トのデ一夕種別の他にデータ レングスの範囲を示すように説明したが、 本発明ではこれに限らず、 そ の識別情報としてのヘッダによ りそのパケヅ トのデ一夕種別の他に、 デ 一夕のレングス情報を直接示すようにしても勿論良い。 具体的には、 多 重化装置 Aは、 例えば、 最大レングスが L aのパケッ トを、 それそれ、 L a i , L a 2 , ■ · ·, L a nの可変長で n分割する場合、 それらの レングスを有する可変調パケッ トに対して、 それそれ個別のへッダ 2 a 1 , 2 a 2 , · · ■, 2 a nを付与して、 ヘッダ 2 a 1の可変長パケヅ トはそのレングスが L a 1、 ヘッダ 2 a 2の可変長パケヅ トはそのレン グスが L a 2, · · · , ヘッダ 2 a nの可変長パケッ トはそのレングス が L a nというように、 ヘッダによ り可変長パケヅ トのレングスを直接 示すようにしても良い。
このようにすれば、 分離装置 Bでは、 可変長パケッ トのレングスを直 接示すヘッダ 2を認識することによ り、 可変長パケッ 卜のレングスの範 囲を示す識別情報としてのヘッダ 2を認識する場合よ り も、 そのヘッダ 2によ り可変長パケッ 卜の次に発生するであろう フラグの位置をよ り正 確に推測できる。
以上のように、 この実施の形態 2 によれば、 ヘッダ 2 に含まれている データ種別情報もしくはレングス情報を用いて、 分離装置 Bはパケッ ト のデータ種別だけでなく、 パケッ トのレングスまたはその範囲を認識で きるため、 ララグ 1を正常に検出できなくても、 直前パケッ トのヘッダ によ りそのバケツ 卜のレングスまたはその範囲を認識することによ り、 その後に発生するフラグの位置を正確に推測でき、 フラグに類似したデ —夕をフラグとして処理することで、 正常にデ一夕を分離できる。
また、 この実施の形態 2によれば、 へヅダ 2 によ りそのパケヅ トのレ ングスまたはその範囲を認識して、 次に発生するフラグ 1の位置も しく はその範囲を推測することによ り、 次に発生するフラグ 1の位置近傍も しくはその範囲までフラグ検索を行なわないようにしても良い。
このようにすれば、 フラグ 1の発生位置もしくはその範囲を推測する ことによって、 フラグの検索範囲が限定され、 フラグ 1の検出または検 索にかかる処理負荷を軽減できる。 実施の形態 3 .
以上の実施の形態 1, 2では、 多重するパケッ ト間にはその切れ目を 示すフラグとして、 基本的には 1つのフラグを挿入するようにしたもの であるが、 次に、 多重するパケッ ト間のフラグの数を制御する実施の形 態について説明する。
第 5図は、 この実施の形態 3の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが 受信する多重化ス ト リームを示す図である。
第 5図において、 第 4図と同一の参照番号は、 第 4図と同一または同 等の要素であるので、 詳細説明を省略する。
次に動作について説明する。
まず多重化装置 Aは、 実施の形態 2の場合と同様に、 フラグ 1、 へッ ダ 2、 パケッ ト 3 を一塊として多重化ス ト リーム 5 を転送する。 分離装 置 Bでは、 受信した多重化ス ト リーム 5からフラグ 1 を検出することに よって、 パケッ ト 3の分れ目を検出する。
ここで、 本実施の形態 3の多重化装置 Aでは、 可変長のパケッ トを多 重転送する場合、 その可変長パケッ ト直後に、 少なく とも固定長バケツ ト直後の場合よりフラグを多く入れて (第 5図の場合、 固定長パケッ ト 直後に入れるフラグ 1を 2つ入れている) 、 次のデ一夕を多重する。 第
5図では、 ヘッダ 2 a 0の後に可変長パケッ ト 3 a ' が存在するので、 可変長パケヅ ト 3 a, の次にフラグ 1を 2つ入れて、 その後に次のへヅ ダ 2 aおよびパケッ ト 3 aを転送することを示している。 なお、 可変長 パケッ ト直後に入れるフラグは、 固定長パケッ ト直後に入れるフラグ 1 の数より多くすれば良いので、 2つでなくても、 3つでも、 またはそれ 以上でも勿論良い。 また、 分離装置 Bでは、 フラグ 1がいくつ入っても 、 デ一夕の分離には問題ないため、 正常にデータを分離することができ る。
すると、 分離装置 Bでは、 固定長のデータが後に続くヘッダ 2 aを検 出した場合は次のフラグ 1の位置を正確に予測できるが、 可変長のパケ ッ ト 3 a ' が後に続くヘッダ 2 a 0を検出した場合には、 次のフラグ 1 の位置を正確に予測できない場合がある。 特に、 ヘッダ 2により可変長 バケツ トのレングスの範囲を示した場合に、 その範囲が広範囲におよぶ 時、 次のフラグ 1の位置を正確に予測できない場合があり得る。 このよ うな状況で次のフラグ 1が伝送エラ一等によって正確に検出できなかつ た場合、 次のバケツ トを正確に分離できなくなるおそれがある。
しかし、 本実施の形態 3の多重化装置 Aでは、 可変長バケツ ト 3 a ' の後にフラグ 1を、 固定長パケッ ト直後に入れる場合より多くなるよう に、 例えば 2っ揷入するようにしたので、 本実施の形態 3の分離装置 B では、 可変長パケッ ト 3 a ' の後にフラグ 1を 1つ入れる場合よりも、 フラグを検出する確率が上がり、 以降正常なデ一夕の分離が行える確率 も向上する。
以上のように、 この実施の形態 3では、 可変長パケッ トの後に固定長 バケツ ト直後に入れる場合よりフラグを多く入れるようにしたので、 分 離装置 Bにおける可変長パケッ トのフラグの検出確率が向上し、 正常に 可変長パケッ トを分離できる効果がある。 実施の形態 4.
実施の形態 4では、 ヘッダ 2を正確に認識するために、 誤りに強いへ ッダ 2の符号を選択する実施の形態について説明する。
本実施の形態 4の多重化装置 Aでは、 ヘッダ 2に設定される識別情報 の値を選択するときに、 設定する値の組み合わせを少なく し、 そしてそ れらの値のハミング距離が長くなるような値を選択することを特徴とす る o
第 6図は、 この実施の形態 4の多重化装置 Aが送信し、 分離装置 Bが 受信する多重化ス ト リ一ム内のヘッダの値を示す図である。
具体的には、 第 6図はヘッダが 3ビッ トの場合の例であり、 この場合 、 多重化装置 Aは、 2種類のヘッダを識別するために、 3ビッ トからな るヘッダの値として ( 0 , 0 , 0 ) と ( 1 , 1 , 1 ) の 2つの値を選択 する。 このときのハミング距離は 3である。
このため、 本実施の形態 4の分離装置: Bでは、 このヘッダを受信する 際に、 ヘッダに誤りが付加された場合でも、 1ビッ トの誤りであれば、 ハミング距離が 3であるので、 ( 0, 0 , 0 ) もしくは ( 1 , 1, 1 ) の距離の近いほうの値と推測できる。 第 6図では、 ( 0 , 0 , 0) の 1 ビッ ト誤りである ( 0 , 0, 1 ) ( 0, 1 , 0 ) もしくは ( 1 , 0, 0 ) は、 ( 0 , 0 , 0 ) の値のヘッダであると推測できる一方、 ( 1, 1 , 1 ) の 1ビヅ ト誤りである ( 0, 1, 1 ) 、 ( 1 , 0, 1 ) もしくは ( 1 , 1, 0) は、 ( 1, 1, 1 ) の値のヘッダであると推測できるこ とを示している。 このため、 nビッ トのヘッダの場合でも、 実際に使用する値を選択す るときに、 お互いのハミング距離を長く とれば、 ヘッダに誤りが付加さ れた場合でも、 正確にヘッダを推測できる。
以上のように、 この実施の形態 4では、 ヘッダ 2の値の種類をなるベ ぐ少なく して、 それそれのハミング距離を長く とるようにしたので、 識 別情報であるへッダ 2に誤りが付加された場合でも、 正確なへッダを推 測でき、 正常にデータを分離できる効果がある。 実施の形態 5 .
次に、 分離装置 B側のデータ分離のための詳細な処理手順を実施の形 態 5 として説明する
第 7図は、 実施の形態 5の分離装置 Bでのデータ分離のための処理フ 口一を示したものである。
まず、 フラグ検出処理について説明する。
まず、 分離装置 Bでは、 多重化ス ト リーム 5のデ一夕を受信すると ( ステップ S T 1 0 0 ) 、 続いてその受信データがフラグ 1であるか否か のフラグ検出処理を行ない (ステップ S T 1 1 0 ) 、 この時、 受信デ一 夕がフラグ 1 と見なせない場合は (ステップ S T 1 1 0 " N o " ) 、 ス テヅ プ S T 1 0 0へ戻り、 次のデータの受信処理を行う。 なお、 第 7図 におけるフラグ検出処理には、 上記実施の形態 1〜 4にて説明したへッ ダからそれに続くパケッ トのレングスまたはその範囲を推定して次のフ ラグの位置を推定する等の各種フラグ検出処理を使用しても良い。
これに対し、 受信デ一夕をフラグ 1 と判断してフラグの正常性を確認 できた場合は (ステップ S T 1 1 0 " Y e s " :) 、 続いてへヅダ 2の解 析処理を行い (ステップ S T 1 2 0 ) 、 このへヅダ 2の後に続くデ一夕 列が固定長バケツ トなのか、 あるいは可変長パケッ トなのかを判断する 。 これは、 次に説明するように、 後に続くデ一夕列が固定レングスの固 定長バケツ トであるか、 可変レングスの可変長パケッ トであるかによ り
、 これに続く処理が異なるからである。 尚、 ステップ S T 1 2 0のへッ ダ解析処理において、 登録されていないヘッダを認識した場合や、 へッ ダを正常に認識できない場合は、 ステップ S T 1 1 0で検出したフラグ は正常なフラグでない、 あるいはステップ S T 1 2 0で解析したヘッダ は本当のヘッダでないものとして、 ステップ S T 1 0 0へ戻り、 再度フ ラグを検出するようにする。
次に、 ステップ S T 1 2 0のへヅダ解析処理において、 後に続くデー 夕列が固定長パケッ トであると判断した場合の処理について説明する。 へッダの解析によ り、 後に続くデ一夕列が固定長パケッ トであると判 断した場合、 その固定長パケッ トのレングスはデータ種別毎に、 すなわ ちヘッダ毎に異なっているので、 分離装置 Bは、 ヘッダの解析よ りその 固定長パケッ トのレングスを認識することができる。 このため、 分離装 置 Bは、 次のパケッ トの先頭を検出するために、 ヘッダに基づき認識し た所定の固定レングスになるまで (ステップ S T 1 40 "Y e s" )、 ステップ S T 1 3 0のデ一夕受信処理を繰り返す (ステップ S T 1 4 0 "N o" ステ ヅプ S T 1 3 0 ) 。
そして、 分離装置 Bは、 所定の固定レングス後に、 ステップ S T 1 1 0と同様のフラグの検出を行い、 検出したフラグが正常なフラグである か否かを判断し (ステップ S T 1 5 0) 、 検出したフラグが正常なフラ グでないと判断した場合には (ステヅプ S T 1 5 0 "N o" ) , ステヅ プ S T 1 0 0のデ一夕受信処理を介しステップ S T 1 1 0のフラグ検出 処理を実行する。
これに対し、 検出したフラグが正常なフラグであると判断した場合に は (ステップ S T 1 5 0 "Y e s" ) 、 そのフラグの検出まで受信した パケヅ トデ一夕を分離し (ステップ S T 1 60) 、 ステップ S T 1 2 0 に戻り、 そのフラグに続くヘッダの解析処理を行ない、 上述の処理を繰 り返す。
次に、 ステップ S T 1 2 0のへッダ解析処理において、 後に続くデ一 夕列が可変長バケツ トであると判断した場合の処理について説明する。 ヘッダの解析によ り、 後に続くデ一夕列が可変長バケツ トであると判 断した場合、 固定長パケッ トの場合と同様に、 分離装置 Bは、 ヘッダか らその可変長バケツ トのレングスまたはその範囲を認識することができ る。 このため、 分離装置 Bは、 次のパケッ トの先頭を検出するために、 へヅダから認識した所定の値または所定範囲のレングスになるまで (ス テヅプ S T 1 8 0 " Y e s " ) 、 このデ一夕受信を繰り返す (ステップ S T 1 8 0 "N o,, →ステップ S T 1 70 ) 。
そして、 受信したデータが所定の値または所定範囲のレングスになる と (ステップ S T 1 80 "Y e s" ) 、 ステップ S T 1 1 0と同様のフ ラグの検出処理を行って、 検出したデータが正常なフラグであるか否か を判断し (ステップ S T 1 9 0 ) 、 検出したデータが正常なフラグであ ると判断した場合には (ステップ S T 1 9 0 "Ye s" ) 、 そのフラグ の検出まで受信したパケッ トデータを分離して (ステップ S T 1 6 0 ) 、 へッダ解析処理のステップ S T 1 2 0に戻り、 上述の処理を繰り返す これに対し、 検出したデータが正常なフラグでないと判断した場合に は (ステップ S T 1 9 0 "N o" ) 、 可変長パケッ トのレングスが範囲 で示されている場合のみ、 現在の受信デ一夕のレングスがへッダに基づ く可変レングスの範囲の最大値を超えているか否かを判断し (ステップ S T 2 0 0 ) 、 超えていなければ (ステップ S T 2 0 0 "N o" ) 、 さ らにフラグを探すために、 ステップ S T 1 7 0のデ一夕受信処理に戻る 一方、 受信デ一夕のレングスが予め定めておいた可変レングスの最大値 を超えている場合には (ステップ S T 2 0 0 " Y e s " ) ステップ S T 1 0 0のデ一夕受信処理を介しステヅプ S T 1 1 0のフラグ検出処理 を実行する。 なお、 ヘッダが可変長パケッ トのレングスを直接示してい る場合には、 上述のステップ S T 2 0 0の判断処理は不要となる。
このように、 本実施の形態 5では、 前述した実施の形態 1〜 4のフラ グ検出やへヅダ解析機能を組み合わせることで、 デ一夕の中にフラグと 同じパターンが存在した場合でも、 正常にデータを分離できるという効 果がある。
また、 分離装置 Bは、 フラグの誤認識を避けるために、 フラグだけで なくその後のへッダと合わせて正常性を認識するようにしてもよい。 例 えば、 フラグと同一のコー ドがデ一夕中に含まれていた場合には、 その コードをフラグと認識してしまうおそれがある。 特に、 可変長パケッ ト の次のフラグは、 フラグの位置が予測できない場合があるため、 このよ うなエミユレーシヨ ンは頻繁に発生する可能性がある。 そのため、 フラ グの後に続くヘッダの取り うる値が限定されているのであれば、 その値 に属さないものがフラグの後に続いていた場合、 その直前のフラグはェ ミュレ一シヨンということになる。 このようにして正しいフラグを検出 することができる。
このように、 本実施の形態 5では、 フラグ検出とヘッダ解析機能を組 み合わせることで、 デ一夕の中にフラグと同じパターンが存在した場合 でも、 正常にデ一夕を分離できるという効果がある。
さらに、 分離装置 Bは、 伝送エラーによってフラグが検出できないこ とのないように、 フラグやヘッダに誤りが混入していたとしてもそれを 許容できるようにしてもよい。 例えば、 あるパケッ ト直前のパケッ トの ヘッダからあるパケッ トのフラグの存在する位置を予測し、 その位置に 例えば 1 ビッ ト誤りを含んだフラグを検出した場合でも、 それをフラグ と認識することでエラ一耐性のあるフラグ検出が可能となる。 また、 フ ラグだけでなくヘッダにもエラーが混入しても、 正常なへッダを予測で きれば、 その値を用いて正常な分離処理が行える。
以上のように、 この実施の形態 5 によれば、 フラグ検出とヘッダ解析 機能に正確な値でなく とも近い値であれば処理を継続するようにするこ とで、 伝送エラー等でフラグやヘッダに誤りが混入した場合でも、 正常 にデ一夕を分離できるという効果がある。 実施の形態 6 .
次に、 ヘッダを正常に認識できなかった場合の分離処理を実施の形態 6 として説明する。
まず、 多重化装置 Aが実施の形態 1の場合と同様に、 デ一夕を多重伝 送した際、 伝送エラー等であるヘッダに誤りが付加されたものとする。
第 8図は、 この実施の形態 6の多重化装置 Aが送信し、 誤りが付加さ れた後に分離装置 Bで受信された多重化ス ト リームの一例を示す図であ る。
具体的には、 第 8図において、 伝送エラ一等により誤りが付加された ことによ り、 ヘッダ 2 aがヘッダ 2 z となって、 ヘッダ 2 aが本来取り う るべき値でない値となった場合、 以降に続くバケツ ト 3 aもデ一夕種 別が不明となってパケッ ト 3 z として認識し、 そのレングスも不明とな る
このため、 本実施の形態 6の分離装置: Bでは、 その後に続く フラグ 1 およびへヅダ 2 bを検出することで、 それ以前のパケッ ト 3 zのレング スが L aであることが判明するので、 パケヅ トのレングスより入力デー 夕の種別がー意に決定することから、 レングス L aを取り うるヘッダは 2 aしか存在しないと判断し、 へヅダ 2 zはへヅダ 2 aに誤りが付加さ れたものとみなし、 パケッ ト 3 zはデ一夕 aを分割したパケッ ト 3 aと して処理する。
このように、 パケッ トのレングスとデータ種別、 すなわちデータ種別 を示す識別情報であるヘッダとがー意に結びつけることにより、 ヘッダ に誤りが付加された場合でも、 その後に続くフラグを検出して不明なパ ケヅ 卜のレングスを算出し、 さらにそのレングスからヘッダを割り出し そのバケツ トのデ一夕種別を認識して、 そのヘッダの示すデータ種別に よるデータの分離を行うことで、 正常な分離処理が行える。
また、 以上の処理を、 実施の形態 5で説明したフラグ検出処理やへッ ダ解析処理に採用して、 伝送エラー等でフラグやヘッダに誤りが混入し た場合でも、 正常にデータを分離できるという効果がある。
尚、 前記方法で、 レングスからヘッダを予測できなかった場合、 本実 施の形態 6の分離装置 Bでは、 それまで分離していたデ一夕を発生確率 の高いデータとして分離するようにしてもよい。
例えば、 A V通信などではビデオデータが多いため、 不明なデータは ビデオデータとして分離すれば、 正しく分離される確率が高い。 そのた めへッダを解析できずに、 データ種別が不明なデータを発生確率の高い デ一夕として分離するのである。
以上のように、 この実施の形態 6では、 デ一夕種別が不明なデータを 発生確率の高いデータとして分離するようにすることで、 不明なデ一夕 でも正常に分離できる確率が高くなるという効果がある。
尚、 前記各実施の形態 1〜 6では、 それそれの各実施の形態の説明が 重複しないように、 各実施の形態の特徴部分を中心に説明したが、 本発 明では、 各実施の形態の内容が矛盾しない範囲で、 各実施の形態を任意 に組み合せて実施するようにしても良い。 例えば、 実施の形態 3では、 可変長パケッ トの直後に入れるフラグの数を固定長バケツ ト直後に入れ るフラグの数より多く した実施の形態にのみ説明しているので、 本発明 では、 この実施の形態 3 と、 可変長パケッ トに言及している実施の形態 2 , 4〜 6 とを組み合わせるようにしても良い。 このようにすれば、 可 変長パケヅ トの場合には、 ヘッダ 2からバケツ トのレングスやその範囲 を認識すると共に、 可変長パケッ ト直後の数の多いフラグ 1より、 より フラグの検出効率が向上することになる。 その他、 実施の形態 4では、 誤りに強いへッダ 2の符号を選択する実施の形態についてのみ説明して いるので、 本発明では、 この実施の形態 4と、 実施の形態 1〜 3 , 5 , 6 とを組み合せて使用するようにしても勿論良い。 このようにすれば、 固定長バケツ トに限らず、 可変長パケッ トの場合にも、 識別情報として のヘッダ 2に誤りが付加された場合でも、 正確なヘッダを推測でき、 正 常にデ一夕を分離できることになる。 また、 その他の実施の形態の任意 の組み合わせでも勿論可能である。 産業上の利用可能性
以上のように、 この発明に係る多重化装置、 分離装置は、 例えばディ ジ夕ル化されたビデオデータ、 オーディオデータ、 および汎用データな どの複数種類のマルチメディアデ一夕を入力データとしてそれそれパケ ッ トに分割し、 分割した各パケッ トを多重化して多重化ス ト リームとし て伝送する場合に、 フラグのエミユレ一シヨンや、 フラグまたはヘッダ の伝送エラーが発生しても、 正常に多重化ス ト リームを分離するのに適 している。

Claims

s冃 求 の
1 . 複数種類の入力データをそれそれバケツ トに分割し、 分割した各 パケッ トを多重化して伝送する多重化装置であって、
入力デ一夕の種類を示す識別情報を前記各パケッ トに付与すると共に 、 入力デ一夕の種類每にパケッ トのレングスを変えて分割することを特 徴とする多重化装置。
2 . 入力データをその種類毎に異なる長さの固定長のパケッ トに分割 した際、 前記固定長に満たないパケッ トが余った場合には、 その固定長 に満たないパケッ トに対しては、 そのパケッ トの識別情報によりさらに 当該バケツ トのレングスが前記固定長より短いレングスの可変長パケッ トであることを示すことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の多重化装
3 . 入力デ一夕をその種類毎に異なる長さのパケッ トに分割する際、 固定長のバケツ トに分割できず、 複数の可変長パケヅ トが入力データと なるものに対しては、 各パケッ トの識別情報によりさらに最大レングス の制限を設けた可変長パケッ トであることを示すことを特徴とする請求 の範囲第 1項記載の多重化装置。
4 . 識別情報は、 可変長パケッ トであることを識別すると共に、 さら にその可変長バケツ トのレングスの範囲を示すことを特徴とする請求の 範囲第 2項記載の多重化装置。
5 . 識別情報は、 可変長パケッ トであることを識別すると共に、 さら にその可変長バケツ トのレングスの範囲を示すことを特徴とする請求の 範囲第 3項記載の多重化装置。
6 . 可変長パケッ トを多重化する際、 その後に多重するパケッ トとの 間に、 パケッ トの切れ目を示すフラグの数を、 固定長パケッ ト直後のフ ラグの数より多く入れることを特徴とする請求の範囲第 2項記載の多重 化装置。
7 . 可変長パケッ トを多重化する際、 その後に多重するパケッ トとの 間に、 パケッ トの切れ目を示すフラグの数を、 固定長パケッ ト直後のフ ラグの数より多く入れることを特徴とする請求の範囲第 3項記載の多重 化装置。
8 . 識別情報をパケッ トに付与する際、 識別情報として設定する値の 組み合わせを少なく し、 それそれの値としてとりうるハミング距離を大 きく とることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の多重化装置。
9 . 前記多重化される各バケツ トにレングス情報を付与することを特 徴とする請求の範囲第 1項記載の多重化装置。
1 0 . 入力データの種類を示す識別情報がパケッ トに付与されている と共に、 入力デ一夕の種類毎にバケツ トのレングスを変えた複数種類の 入力データのバケツ トが多重された多重化デ一夕を受信し、 前記多重化 データのパケッ トの切れ目を示すフラグに基づき前記パケッ ト単位に分 離し、 前記識別情報に基づき前記入力データの種類毎に出力データとし て出力することを特徴とする分離装置。
1 1 . 可変長に分割されたパケッ トの識別情報は、 さらにそのレング スの範囲を示しており、
前記識別倩報が付与された可変長パケッ トの場合には、 その識別情報 に基づき、 次のパケッ トとの間の切れ目を示すフラグの位置を推測して そのフラグを検出しそのフラグに基づきパケッ トを分離すると共に、 前 記入力データの種類毎に出力データとして出力することを特徴とする請 求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
1 2 . レングス情報が付与されているパケッ トを受信した場合、 その レングス情報に基づき、 次のバケツ トとの切れ目を示すフラグの位置を 推測してそのフラグを検出しそのフラグに基づきパケッ トを分離すると 共に、 前記入力データの種類毎に出力デ一夕として出力することを特徴 とする請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
1 3 . レングス情報が付与されているパケッ トを受信した場合、 その レングス情報に基づき、 次のパケッ トとの切れ目を示すフラグの位置を 推測してそのフラグを検出しそのフラグに基づきパケッ トを分離すると 共に、 前記入力データの種類毎に出力データとして出力することを特徴 とする請求の範囲第 1 1項記載の分離装置。
1 4 . 多重化データのパケッ トの切れ目を示すフラグを認識できない 場合は、 1つ前のバケツ トの識別情報が固定長のパケッ トを示すもので あればその識別情報に基づき、 もしくはレングス情報が付与されていれ ばレングス情報に基づき、 当該 1つ前のパケヅ トのレ ングスを認識し、 バケツ トの切れ目を示すフラグを類推することを特徴とする請求の範囲 第 1 o項記載の分離装置。
1 5 . 多重化デ一夕のパケッ トの切れ目を示すフラグを認識できない 場合は、 1つ前のパケッ トの識別情報が固定長のバケツ トを示すもので あればその識別情報に基づき、 もしくはレングス情報が付与されていれ ばレングス情報に基づき、 当該 1つ前のパケッ 卜のレングスを認識し、 パケッ トの切れ目を示すフラグを類推することを特徴とする請求の範囲 第 1 1項記載の分離装置。
1 6 . 多重化データのパケッ トの切れ目を示すフラグを認識できない 場合は、 1つ前のパケッ トの識別情報が可変長のパケッ トを示すもので あれば、 その識別情報に基づき、 当該 1つ前のパケッ トのレングスの範 囲を認識し、 バケツ トの切れ目を示すフラグを類推することを特徴とす る請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
1 7 . 多重化データの識別情報が識別できない場合は、 パケッ トのレ ングスよりデータの種類を推測することを特徴とする請求の範囲第 1 0 項記載の分離装置。
1 8 . 識別情報に誤りが混入した場合には、 もっともハミング距離の 近い設定値を識別情報として認識することを特徴とする請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
1 9 . 識別情報もしくはレングス情報によりあるパケッ トのパケッ ト のレングスまたはその範囲を認識できた場合は、 その認識したレングス の近傍またはその範囲まで、 次のバケツ トとの間の切れ目を示すフラグ の検出を行わないことを特徴とする請求の範囲第 1 0項記載の分離装置
2 0 . 多重化データを受信して、 前記多重化データのパケッ トの切れ 目を示すフラグに基づきパケッ ト単位に分離する場合、 まず、 受信した 多重化データよりフラグを検出し、 次にその後に続く識別情報を解析し て固定長パケッ トであるか、 可変長パケッ トであるかを判断し、
固定長パケッ トの場合は、 その固定長に基づき推測した位置に次のフ ラグが存在する場合、 それまでのデータを識別情報に従い分離処理を行 う一方、
可変長バケツ トの場合は、 その可変長に基づき推測可能な範囲に次の フラグが存在する場合、 それまでのデ一夕を識別情報に従い分離処理を 行う、
ことを特徴とする請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
2 1 . フラグを検出した場合、 その後に識別情報が続くか否かを判断 し、 フラグの後に識別情報が続く場合には、 当該検出したフラグを正常 なフラグとして認識する一方、 フラグの後に識別情報が続かない場合に は、 当該検出したフラグを正常なフラグとして認識しないことを特徴と する請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
2 2 . フラグが存在すると予測した位置にフラグでないパターンを検 出した場合、 その後に続くデータが識別情報と認識でき、 またフラグの 位置に存在していたパターンがフラグの値に誤りが付加されたものと判 断できる場合、 そのパターンをフラグとみなして分離処理を行うことを 特徴とする請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
2 3 . 識別情報を認識できず、 パケッ トのレングスからもデータの種 類を類推できない場合は、 発生確率の高い識別情報のデ一夕として分離 することを特徴とする請求の範囲第 1 0項記載の分離装置。
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