JP2001195327A - 情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理方法及び情報処理装置

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JP2001195327A
JP2001195327A JP2000001497A JP2000001497A JP2001195327A JP 2001195327 A JP2001195327 A JP 2001195327A JP 2000001497 A JP2000001497 A JP 2000001497A JP 2000001497 A JP2000001497 A JP 2000001497A JP 2001195327 A JP2001195327 A JP 2001195327A
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Hajime Abiko
一 安彦
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報処理装置では、パケット種別毎の
処理プログラムであるため、種別やデータの変更がある
と新たに処理プログラムを作成しなければならず、煩雑
でコストがかかるという問題点があり、種別やデータの
変更に容易に対応でき、プログラム開発やメンテナンス
にかかるコストを低減することができる情報処理方法及
び情報表示装置を提供する。 【解決手段】 サーバ1にパケット解析用のパラメータ
テーブルを備え、受信パケットのパケット種別とパラメ
ータテーブルとに基づいて、パケットデータ中のデータ
の個数とデータの種類及び配列順を特定して、パケット
データの読み取り及び蓄積を行う情報処理方法及び情報
処理装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットを受信し
て、パケットデータを解析、蓄積する情報処理方法及び
情報処理装置に係り、特にパケットデータ解析処理プロ
グラムの開発コストを低減し、メンテナンスを容易にす
ることができる情報処理方法及び情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、一般的な情報処理装置を用いた情
報表示システムについて図8を用いて説明する。図8
は、一般的な情報表示システムの概略構成図である。図
8に示すように、情報表示システムは、通信回線からパ
ケットを受信してデータを蓄積するサーバ(情報処理装
置)1′と、サーバ1′から送信されるデータを受信し
て表示するクライアント2と、サーバ1′とクライアン
ト2とを接続するLAN3とから構成されている。
【0003】そして、上記情報表示システムにおいて
は、サーバ1′が、9600BPS通信回線からパケッ
トを受信して、データを解析して蓄積しておき、クライ
アント2がサーバ1′に対してデータ要求を送信する
と、サーバ1′は、要求に基づいて蓄積されているデー
タを読み出して、当該クライアント2宛に送信する。ク
ライアント2では、送信されたデータを受信して表示す
るようになっている。
【0004】ここで、パケットの構成と、サーバ1′に
おけるパケットデータ解析方法について図9を用いて説
明する。図9は、パケットの構成及び従来のパケットデ
ータ解析方法を示す説明図である。図9に示すように、
サーバ1′が受信するパケットは、パケットの長さを示
す「パケット長」と、当該パケットが含むデータの種別
を示す「パケット種別」と、「パケットデータ」とから
構成されている。ここでは、パケットデータとして株価
等の相場情報を含む場合を例として説明する。
【0005】パケットデータは、パケット種別毎にデー
タ構成(データパターン)が規定されており、それぞれ
特定の項目が特定の順序で送信されるようになってい
る。例えば、パケット種別「003」は「株式リアルデ
ータ」に対応し、データパターンは「銘柄コード、始
値、高値、…」である。同様に、パケット種別「00
1」は株式銘柄情報に対応し、「002」はCB銘柄情
報に対応し、「004」はCBリアルデータに対応して
おり、それぞれ対応するデータパターンが特定されるも
のである。
【0006】そして、サーバ1′は、パケット種別によ
って特定されるデータパターンに従って項目毎にデータ
の読み取り(解析)を行い、蓄積するようになってい
る。
【0007】次に、従来の情報処理装置(サーバ)にお
けるパケットデータ解析処理(パケット処理)について
図10を用いて説明する。図10は、従来の情報処理装
置(サーバ)におけるパケット処理を示す模式説明図で
ある。図10に示すように、従来の情報処理装置(サー
バ)においては、複数のパケット種別の各々に対応して
データの読み取りを行う処理プログラムを備えている。
つまり、各パケット種別毎のデータパターンに対応する
パケットデータ解析処理プログラム(以下「処理プログ
ラム」と称する)を備えているものである。
【0008】そして、サーバがパケットAを受信する
と、種別判定プログラムが当該パケットAのパケット種
別を判定して、それに基づいてパケット種別に対応する
処理プログラムを選択して起動し、起動されたプログラ
ムがデータパターンに従って項目毎にデータの読み取り
を行い、読み取ったデータを特定の記憶エリアに蓄積す
るようになっていた。
【0009】尚、パケット通信を用いた従来の技術とし
ては、平成10年9月25日公開の特開平10−257
074(出願人:日本電信電話株式会社、発明者:早瀬
千善他)がある。この従来技術は、グループに属する端
末から送出されたパケットがセンタ装置に到達すると、
センタ装置が当該グループの全ての端末に対応するAT
Mアドレスを抽出し、ATMスイッチを介してパケット
を各エッジ装置に送出し、各エッジ装置では、全ての端
末宛であれば通過させ、特定の端末宛であれば該当端末
と接続している場合のみ通過させるようにしており、一
箇所でパケットの宛先を端末単位に判別する必要を無く
し、処理負荷を軽減することができるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理方法及び情報処理装置では、パケット種別
毎に処理プログラムが異なるため、新規パケット種別が
追加された場合には、それに対応する処理プログラムを
作成して追加しなければならず、プログラム作成やメン
テナンスにかかるコストが大きいという問題点があっ
た。
【0011】また、パケット内の一部データが変更にな
った場合でも当該データを含む処理プログラムを全て修
正しなければならず、煩雑であるという問題点があっ
た。例えば、株式リアルデータのデータ構成(データパ
ターン)が変更になった場合は、株式リアルデータの処
理プログラムを変更しなければならず、また、株式、C
B等の各リアルデータの始値データの構成が変更になっ
た場合は、始値の処理を含む全処理プログラムの変更が
必要になる。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みて為されたもの
で、パケット種別の追加や、データパターンの変更があ
っても、処理プログラムを修正することなく容易に対応
でき、プログラムの開発やメンテナンスにかかるコスト
を低減することができる情報処理方法及び情報表示装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、パケットを受信すると、当該パ
ケットの種別を判定し、判定された種別にて特定される
データの構成に従ってパケットデータを読み取って蓄積
する情報処理方法及び情報処理装置としており、パケッ
ト種別やパケットデータの追加又は変更があった場合に
も、新たに処理プログラムの追加や変更をすることな
く、データ構成に関するパラメータの変更だけで容易に
対応することができ、プログラムの開発やメンテナンス
にかかるコストを低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0015】本発明に係る情報処理方法及び情報処理装
置の上位概念について説明する。本発明に係る情報処理
方法及び情報処理装置は、受信したパケットのパケット
種別とパケット種別に対応してデータ構成を特定するパ
ラメータテーブルとに基づいて、データの構成を特定し
て、パケットデータを読み取って蓄積するようにしてお
り、パケット種別やパケットデータの追加や変更があっ
た場合にも、新たにプログラムを追加、変更することな
く、データ構成を示すパラメータテーブルの変更だけで
容易に対応することができ、プログラムの開発やメンテ
ナンスにかかるコストを低減することができるものであ
る。
【0016】本発明に係る情報処理方法及び情報処理装
置について機能実現手段を用いた中位概念を説明する。
本発明に係る情報処理方法及び情報処理装置は、種別判
定手段が受信したパケットの種別を判定すると、データ
識別手段が、前記判定された種別と予め備えられている
パラメータテーブルにて規定されたデータタイプの配列
順とに基づいてデータを受信順に識別し、蓄積手段が、
前記識別されたデータを蓄積するようにしており、パケ
ット種別やパケットデータの追加や変更があった場合に
も、パラメータテーブルの変更だけで容易に対応してパ
ケットデータの解析及び蓄積を行うことができ、プログ
ラムの開発やメンテナンスにかかるコストを低減するこ
とができるものである。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に係る情報処
理装置(本装置)及び本装置を含む情報表示システムの
構成ブロック図である。尚、図8と同様の構成をとる部
分については同一の符号を付して説明する。本実施の形
態の情報処理装置を含む情報表示システムは、基本的な
構成は図8に示した従来の情報表示システムと同様であ
り、サーバ(情報処理装置)1と、複数のクライアント
2と、サーバ1とクライアント2とを接続するLAN3
とから構成されている。
【0018】そして、本実施の形態のサーバ1は、外部
の通信回線に接続し、9600BPS回線データを受信
する回線ボード11と、処理制御を行うサーバ制御手段
としてのサーバプログラム12と、受信したデータを蓄
積する蓄積エリア15とから構成されている。
【0019】更に、サーバプログラム12には、本装置
の特徴である受信蓄積プログラム13と、従来と同様の
データ取得プログラム14とが設けられており、受信蓄
積プログラム13は、受信したパケットを解析してデー
タ蓄積エリア15の所定の場所にパケットデータを蓄積
する処理を行うものであり、データ取得プログラム14
は、クライアント2からのデータ要求に基づいてデータ
蓄積エリア15を検索して、データ蓄積エリア15から
要求されたデータを読み出して、当該クライアント2に
対してデータを送出するものである。
【0020】更に、受信蓄積プログラム13には、本装
置の特徴部分であるパラメータテーブルと、パケットの
種別を判定する種別判定プログラムと、パラメータテー
ブルを用いてパケットデータの解析処理を行うパケット
処理プログラムと、データ蓄積エリア15への蓄積を行
う蓄積プログラムとが設けられているが、ここでは図示
を省略する。尚、請求項2で記載した種別判定手段は種
別判定プログラムに相当し、データ解析手段はパケット
処理プログラムに相当し、蓄積手段は蓄積プログラム及
びデータ蓄積エリア15に相当しており、更に請求項3
に記載した受信蓄積処理手段は、種別判定プログラムと
パケット処理プログラムと蓄積プログラムの機能を合わ
せたものである。
【0021】また、クライアント2は、クライアント2
におけるデータ表示の制御やサーバ1に対するデータ要
求送信の制御を行うクライアント制御手段としてのクラ
イアントプログラムを備えている。
【0022】次に、本発明の実施の形態に係るパケット
データ解析処理方法(パケット処理方法)の概略につい
て図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態
に係るパケット処理方法を示す概略説明図である。図2
に示すように、本方法は、パケットAを受信すると、種
別判定プログラムがパケットAの種別を判定し、パケッ
ト処理プログラムが、判定された種別とパラメータテー
ブルとに基づいて、パケットデータ内のデータのデータ
タイプ(データの種類)を受信順に識別して、蓄積プロ
グラムが、識別されたデータをデータ蓄積エリア15に
蓄積するようになっている。
【0023】そして、図2に示すように、パラメータテ
ーブルは、パケットテーブルと、種別テーブルと、デー
タタイプテーブルとから構成されている。
【0024】ここで、受信蓄積プログラムに設けられた
各パラメータテーブルについて具体的に説明する。ま
ず、データタイプテーブルについて図3を用いて説明す
る。図3は、データタイプテーブルの模式説明図であ
る。パケットデータは、図9に示したように複数のデー
タが特定の順序で配列されたものであり、そのデータの
種類と配列順はパケット種別によって特定されるもので
ある。そして、パケットデータの解析は、受信したパケ
ットデータに含まれる個々のデータを識別して、順次読
み取るものである。そのため、パケット処理プログラム
は、各パケットデータに含まれるデータの種類及びその
配列順を認識する必要がある。
【0025】図3に示すように、データタイプテーブル
は、パケットデータを構成するデータの種類(データタ
イプ)毎にその内容を示すものである。パケットデータ
を構成する各データは、インタフェースにて規定された
データタイプに従って構成されており、データタイプ毎
にデータ形式及びデータ長が規定されている。そして、
データ形式とデータ長とが特定されれば、一つのデータ
を認識して読み取ることができる。そこで、データタイ
プテーブル33は、サーバ1が受信するパケットデータ
を構成する全種類のデータタイプについて、データ長及
びデータ形式を記憶しているものである。
【0026】例えば、「データタイプ4」で定義される
データは、「10ビットのバイナリデータ」であり、こ
れは「株式始値データ」を表すものである。同様に、各
データタイプに対応してデータ長とデータ形式の組が記
憶されており、それぞれ、例えば「銘柄名」「銘柄コー
ド」「現在値」等のデータを表すものである。
【0027】次に、種別テーブルについて図4を用いて
説明する。図4は、種別テーブルの模式説明図である。
図4に示すように、種別テーブルは、種別テーブル番号
(種別テーブルNo.)毎に、パケットデータを構成する
データの総数(データ個数)と、それらの配列順とを特
定するものである。
【0028】例えば、種別テーブルNo.1は、データ個
数が10個で、配列順が「データタイプ1、データタイ
プ2、データタイプ3、…」となっており、これは、種
別テーブルNo.1に対応するパケットデータを構成する
10個のデータが、指定されたデータタイプで、指定さ
れた配列順に配列されていることを示しているものであ
る。そして、各データタイプの内容は図3に示したデー
タタイプテーブルにて規定されているものである。
【0029】次に、パケットテーブルについて図5を用
いて説明する。図5は、パケットテーブルの模式説明図
である。図5に示すように、パケットテーブルは、受信
パケットのパケット種別と種別テーブル番号とを対応付
けるものである。
【0030】従って、本装置では、受信パケットのパケ
ット種別が特定されれば、パケットテーブルにより種別
テーブルの番号が特定され、特定された種別テーブル番
号によってパケットデータ中のデータ個数と、データタ
イプの配列順とが特定され、パケット処理プログラム
は、特定された配列順で、特定されたデータ形式・デー
タ長のデータを順次読み取り、蓄積することができるよ
うになっている。
【0031】次に、本装置におけるパケットデータ解析
処理(パケット処理)について図2及び図6を用いて説
明する。図6は、本装置のパケット処理を示す模式説明
図である。図2に示すように、サーバ1がパケットを受
信すると、受信蓄積プログラム13中の種別判定プログ
ラムが、受信パケット中のパケット種別を読み取って、
読み取ったパケット種別をパケット処理プログラムに送
出する。
【0032】そして、パケット処理プログラムは、図6
に示すように、まずパケットテーブルを参照して、パケ
ット種別に対応する種別テーブルNo.を特定する。例え
ば、パケット種別「003」の「株式リアルデータ」を
受信した場合、パケット処理プログラムは、まず、パケ
ットテーブルでパケット種別003に対応する「種別テ
ーブル1」を特定する。
【0033】そして、パケット処理プログラムは、特定
された種別テーブルNo.から、データ個数及び最初のデ
ータのデータタイプを読み取る。図6の例では、パケッ
ト処理プログラムは、「種別テーブル1」を参照して、
読み取るべきパケットデータが10個のデータから成
り、最初のデータのデータタイプが「データタイプ1」
であることを読み取る。
【0034】そして、パケット処理プログラムは、デー
タタイプテーブルを参照して、パケットデータの先頭か
ら、最初のデータタイプに相当するデータ形式及びデー
タ長のデータを読み取ってワークメモリ等に一旦記憶す
る。図6の例では、まず、「データタイプ1」に対応し
て「2ビットバイナリデータ」を読み取って一旦記憶す
る。
【0035】そして、パケット処理プログラムは、再び
種別テーブルを参照して2番目のデータタイプを読み取
り、データタイプテーブルを参照して2番目のデータタ
イプに相当するデータを読み取って記憶する。図6の例
では、以下同様にして10個のデータ全てを読み取るま
で種別テーブル及びデータタイプテーブルを参照してデ
ータを読み取って順次記憶する。
【0036】そして、種別テーブルにて規定されたデー
タ個数を読み取ると、一連のパケットデータの読み取り
完了として、蓄積プログラムに処理を移行し、蓄積プロ
グラムがワークメモリ等に記憶されているパケットデー
タを蓄積エリア15内の所定のエリアに記憶するように
なっている。このようにして、本装置におけるパケット
処理が行われるものである。
【0037】これにより、本装置では、パケット種別に
合わせて複数の処理プログラムを用意するのではなく、
1つの処理プログラムのパラメータを変えることにより
種々のパケット種別に対応してパケット処理を行うこと
ができ、メンテナンスコストを低減することができるも
のである。
【0038】例えば、新しいパケット種別が追加になっ
た場合には、新規パケット種別に新しいデータタイプが
含まれるかどうかをチェックし、新しいデータタイプが
含まれればデータタイプテーブルに新規データタイプを
追加する。また、既存の種別テーブルに新規パケット種
別のデータ構成(データパターン、データタイプの配列
順)が存在しない場合には、種別テーブルに新規データ
構成を追加する。そして、パケットテーブルに、新規パ
ケット種別に対応して、新規パケット種別のデータ構成
を示す種別テーブルのテーブル番号を設定する。これに
より、新規パケット種別を受信した場合には、パケット
テーブル、種別テーブル、データタイプテーブルを参照
してデータの解析及び蓄積を行うことができるようにな
っている。
【0039】また、既存パケット種別のデータ構成が変
更になる場合には、変更によって新しいデータタイプが
発生するのであれば、当該新規データタイプをデータタ
イプテーブルに追加する。そして、当該パケット種別に
対応する種別テーブル番号のデータ構成を変更すればよ
い。このように、パケットデータの変更に応じて、処理
プログラムを変更しなくても容易に対応してパケットデ
ータの解析及び蓄積を行うことができるものである。
【0040】また、個々のデータの構成が変更になる場
合には、データタイプテーブルにて対応するデータタイ
プのデータ長及びデータ形式を変更すればよい。例え
ば、株式リアルデータの始値データが変更になった場
合、従来は始値データを含む全てのプログラム変更を行
う必要があったが、本方法及び本装置ではデータタイプ
テーブルの始値の項目を修正するだけでよい。
【0041】次に、本装置の受信蓄積プログラムの処理
について図7を用いて説明する。図7は、本装置の受信
蓄積プログラムの処理を示すフローチャート図である。
図7に示すように、受信蓄積プログラム13は、回線ボ
ード11から受信パケットが入力されると処理を開始
し、パケット種別を読み取って(100)、パケットテ
ーブルから当該パケット種別に対応する種別テーブル番
号を読み取る(102)。
【0042】そして、受信蓄積プログラム13は、読み
取った種別テーブル番号に対応するデータ個数(N)を
読み取り(104)、カウンタnを0に設定する(n=
0,106)。
【0043】そして、受信蓄積プログラム13は、種別
テーブルからデータタイプを読み取り(108)、デー
タタイプテーブルの当該データタイプに対応するデータ
長及びデータ形式を参照して、パケットデータから1つ
のデータを読み取り、ワークメモリに記憶する(11
0)。
【0044】そして、受信蓄積プログラム13は、カウ
ンタを+1して(n=n+1,112)、n<Nかどう
かを判断し(114)、n<Nであれば(Yesの場
合)、処理108に戻って次のデータタイプについて同
様に読み取りを行う。
【0045】また、処理114でn≧Nであれば(No
の場合)、受信蓄積プログラム13は、ワークメモリに
記憶されている読み取ったパケットデータをデータ蓄積
エリア15内の所定のエリアに蓄積する(116)。こ
のようにして受信蓄積プログラムの処理が行われるもの
である。
【0046】本発明の実施の形態に係る情報処理方法及
び情報処理装置によれば、サーバ1にパケット解析用の
パラメータテーブルを備え、受信パケットのパケット種
別とパラメータテーブルとに基づいて、パケットデータ
中のデータの個数とデータタイプの配列順を認識して、
データの読み取り及び蓄積を行うことができ、処理プロ
グラムを一本化してパラメータを変更するだけで複数の
種別に対応することができ、プログラムの巨大化を防
ぎ、メンテナンスにかかるコストを低減することができ
る効果がある。
【0047】また、パケット種別の追加や、データの変
更があった場合でも、プログラムそのものを変更せずに
パラメータテーブルを変更するだけでよく、メンテナン
スを容易にし、開発コストを低減することができる効果
がある。
【0048】更に、パケット種別は異なるがデータ構成
が同一な場合は、同一の種別テーブル番号を参照するよ
うにパケットテーブルを設定すればよく、メモリの有効
利用を図ることができる効果がある。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、パケットを受信する
と、当該パケットの種別を判定し、判定された種別にて
特定されるデータの構成に従ってパケットデータを読み
取って蓄積する情報処理方法及び情報処理装置としてい
るので、パケット種別やパケットデータの追加又は変更
があった場合にも、新たに処理プログラムの追加や変更
をすることなく、データ構成に関するパラメータの変更
だけで容易に対応することができ、プログラムの開発や
メンテナンスにかかるコストを低減することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報処理装置(本装
置)及び本装置を含む情報表示システムの構成ブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパケットデータ処理
を示す概略説明図である。
【図3】データタイプテーブルの模式説明図である。
【図4】種別テーブルの模式説明図である。
【図5】パケットテーブルの模式説明図である。
【図6】本装置のパケット処理を示す模式説明図であ
る。
【図7】本装置の受信蓄積プログラムの処理を示すフロ
ーチャート図である。
【図8】一般的な情報表示システムの概略構成図であ
る。
【図9】パケットの構成及び従来のパケットデータ解析
方法を示す説明図である。
【図10】従来の情報処理装置(サーバ)におけるパケ
ットデータ処理を示す模式説明図である。
【符号の説明】
1…サーバ、 2…クライアント、 3…LAN、 1
1…回線ボード、 12…サーバプログラム、 13…
受信蓄積プログラム、 14…データ取得プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA04 GB01 JB22 KA10 KB10 KC15 KE03 5K030 HA08 HC14 JL01 JT02 KA01 KA02 LD17 5K033 BA13 CC01 DA13 DA17 DB14 9A001 BB04 CC02 CC06 EE01 JJ12 KK56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータから構成されるパケットデ
    ータと当該パケットの種別とを含むパケットを受信し
    て、前記パケットデータを蓄積する情報処理方法であっ
    て、 パケットを受信すると、前記パケットの種別を判定し、
    前記種別にて特定されるデータの構成に従ってパケット
    データを読み取り、蓄積することを特徴とする情報処理
    方法。
  2. 【請求項2】 複数のデータから構成されるパケットデ
    ータと当該パケットの種別とを含むパケットを受信し
    て、前記パケットデータを蓄積する情報処理装置であっ
    て、 前記種別に対応してパケットデータを構成するデータ数
    と前記データの種類及び受信順とを記憶するパラメータ
    テーブルと、受信したパケットの種別を判定する種別判
    定手段と、前記判定された種別と前記パラメータテーブ
    ルとに基づいて前記パケットデータを構成するデータを
    前記受信順に識別するデータ解析手段と、前記識別され
    たデータを蓄積する蓄積手段とを備えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  3. 【請求項3】 複数のデータから構成されるパケットデ
    ータと当該パケットの種別とを含むパケットを受信し
    て、前記パケットデータを蓄積する情報処理装置であっ
    て、 前記パケットデータを構成する複数のデータの各々に対
    応するデータタイプ毎に、データ長とバイナリ又はテキ
    ストの何れかのデータ形式を記憶するデータタイプテー
    ブルと、 番号に対応して、前記パケットデータに含まれるデータ
    の個数とデータタイプの受信順とを記憶する種別テーブ
    ルと、 受信したパケットの種別と前記種別テーブルにおける番
    号とを対応付けて記憶するパケットテーブルと、 パケットを受信すると、前記受信したパケットの種別を
    判定し、前記パケットテーブルを参照して前記判定され
    た種別に対応する前記種別テーブルの番号を特定し、前
    記種別テーブルを参照して前記特定された番号に対応す
    るデータの個数とデータタイプの受信順とを特定し、前
    記特定されたデータタイプの受信順と前記データタイプ
    テーブルに記憶されているデータ長及びデータ形式に基
    づいて、前記パケットデータから前記特定されたデータ
    の個数だけ前記受信順にデータを読み取って蓄積する受
    信蓄積処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
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