JP2003036360A - 情報表示システム - Google Patents
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- JP2003036360A JP2003036360A JP2001224210A JP2001224210A JP2003036360A JP 2003036360 A JP2003036360 A JP 2003036360A JP 2001224210 A JP2001224210 A JP 2001224210A JP 2001224210 A JP2001224210 A JP 2001224210A JP 2003036360 A JP2003036360 A JP 2003036360A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の情報表示システムでは、銘柄データ要
求に伴って検索要求が行われるので、伝送データ量及び
サーバ/クライアントの処理の負荷が大きくなり、クラ
イアントにおける表示レスポンスが悪いという問題点が
あり、伝送データ量及び処理の負荷を低減し、表示レス
ポンスを向上させる情報表示システムを提供する。 【解決手段】 サーバ2の証券情報データベース24
に、ファンド毎に管理IDと当該ファンドを構成する複
数銘柄とを記憶しておき、サーバ2が、クライアント3
からファンド名を含む検索要求を受信すると、ファンド
に対応する管理IDを返信し、クライアント3がファン
ドと管理IDとを対応づけて記憶しておき、次に当該フ
ァンドの証券情報を要求する際は、対応する管理IDを
含むファンドデータ要求を出力し、サーバ2が、クライ
アント3からのファンドデータ要求に応じて、要求に含
まれる管理IDに対応する複数銘柄の銘柄データを読み
出してクライアント3に出力する情報表示システムであ
る。
求に伴って検索要求が行われるので、伝送データ量及び
サーバ/クライアントの処理の負荷が大きくなり、クラ
イアントにおける表示レスポンスが悪いという問題点が
あり、伝送データ量及び処理の負荷を低減し、表示レス
ポンスを向上させる情報表示システムを提供する。 【解決手段】 サーバ2の証券情報データベース24
に、ファンド毎に管理IDと当該ファンドを構成する複
数銘柄とを記憶しておき、サーバ2が、クライアント3
からファンド名を含む検索要求を受信すると、ファンド
に対応する管理IDを返信し、クライアント3がファン
ドと管理IDとを対応づけて記憶しておき、次に当該フ
ァンドの証券情報を要求する際は、対応する管理IDを
含むファンドデータ要求を出力し、サーバ2が、クライ
アント3からのファンドデータ要求に応じて、要求に含
まれる管理IDに対応する複数銘柄の銘柄データを読み
出してクライアント3に出力する情報表示システムであ
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イントラネット又
はインターネット環境下において、クライアント/サー
バシステムによる情報表示システムに係り、特にクライ
アントにおける表示レスポンスを向上させる情報表示シ
ステムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】クライアント/サーバシステムを用いた
情報表示システムは、サーバが、ホストから送信された
証券情報等を受信して蓄積しておき、クライアントから
の要求に従って蓄積した証券情報をクライアントに送信
し、クライアントが受信した情報を表示するものであ
る。 【0003】従来の情報表示システムにおけるクライア
ント/サーバの動作について図6を使って説明する。図
6は、従来の情報表示システムにおけるクライアントと
サーバの動作を示す動作説明図である。図6に示すよう
に、従来の情報表示システムにおいて、クライアントが
ある銘柄の証券情報(銘柄データ)を表示したい場合、
ユーザによって表示したい銘柄が入力されると(1−
1)、その銘柄について初めてデータを要求する場合に
は、クライアントは当該銘柄がサーバに蓄積されている
か否かを確認するためにサーバに対して銘柄検索要求を
出力する(1−2)。 【0004】サーバは、銘柄検索要求を受信すると、蓄
積している証券データを検索して要求された銘柄が蓄積
されているか否かを確認する検索処理(処理C)を行
い、その結果を銘柄検索結果応答としてクライアントに
返信する(1−3)。 【0005】そして、クライアントは、銘柄検索結果応
答で当該銘柄が蓄積されていることを確認すると、サー
バに対して銘柄データ要求を出力する(1−4)。そし
て、サーバが、銘柄データを検索する処理Dを行い、銘
柄データ応答として返信する(1−5)。そして、クラ
イアントが銘柄データを受信して表示するようになって
いる(1−6)。 【0006】そして、従来の情報表示システムにおいて
は、図6に示すように、当該銘柄について2回目以降の
要求の場合にも初回と同様の動作によって銘柄データを
表示するようになっていた。すなわち、クライアントか
らサーバに対する要求は銘柄検索要求と銘柄データ要求
の2段階になっていた。 【0007】また、証券会社の商品として、複数の銘柄
を特定の組入率で組み入れた証券ファンドがあり、例え
ば、「○○電気」が50%、「××興業」30%、「△
△システムズ」20%といった具合に合計で100%に
なるように構成されている。 【0008】尚、証券情報を表示するシステムの従来技
術としては、平成8年10月22日公開の特開平8−2
78978号「証券情報検索法及び証券情報端末装置」
(出願人:国際電気株式会社、発明者:渡辺賢人他)が
ある。この従来技術は、銘柄コードとそれに対応する登
録名称とを記憶する名称テーブルを設け、検索時に端末
ユーザが、銘柄コードの代わりに登録名称を入力するこ
とで、対応する銘柄コードを取り出して検索に用いるこ
とができるものであり、検索操作を簡略化できるもので
ある。 【0009】また、検索を容易に行うことを目的とした
従来技術としては、平成11年2月16日公開の特開平
11−45261号「情報検索装置およびその装置とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体」(出願人:株
式会社ジャストシステム、発明者:若杉尚他)がある。
この従来技術は、クライアントが、検索条件に基づいて
該当する文書を検索した後で、検索処理に用いた検索条
件の保存が指定されると、検索条件のファイルおよびア
イコンを生成して検索条件を保存すると共に、生成した
アイコンを画面表示して、アイコンが選択されると、該
当する検索条件を検索サーバに出力するものであり、同
一の検索条件で定期的に検索を行う場合等の検索処理の
利便性を向上させるものである。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報表示システムでは、同一の銘柄について2回目
以降の要求であっても初回と同様のシーケンスで行われ
るので、伝送データ量やサーバ/クライアントの処理量
が多くなり、クライアントにおける表示レスポンスが悪
くなってしまうという問題点があった。 【0011】特に、クライアント/サーバ間のネットワ
ーク速度が遅いと、レスポンスの悪化が顕著となり、ま
た、サーバあたりの接続クライアントが多いと、伝送デ
ータ量やサーバの負荷が増大し、システム全体としての
信頼性が低下してしまうという問題点があった。 【0012】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、伝送データ量及びサーバ/クライアントの負荷を低
減し、クライアントにおける表示レスポンスを向上させ
ることができる情報表示システムを提供することを目的
とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、通信回線を介して取得した銘柄
毎の銘柄データを蓄積し、銘柄データをネットワークを
介してクライアントに出力するサーバと、サーバから出
力された銘柄データを受信して表示するクライアントと
から構成される情報表示システムであって、サーバが、
複数の銘柄で構成されるファンドに対応して管理IDと
当該ファンドを構成する銘柄とを記憶しておき、クライ
アントからファンド名を含む検索要求が入力された場合
に、当該ファンドに対応する管理IDをクライアントに
出力し、クライアントから任意の管理IDを含むファン
ドデータ要求が入力された場合に、当該管理IDに対応
するファンドを構成する複数の銘柄の銘柄データを読み
出して当該クライアントに出力するサーバであり、クラ
イアントが、検索要求に応じてサーバから出力された管
理IDをファンド名に対応して記憶しておき、任意のフ
ァンドについてサーバにファンドデータを要求する際
に、当該ファンドに対応する管理IDが記憶されていれ
ば、当該管理IDを含むファンドデータ要求を出力する
クライアントである情報表示システムとしており、クラ
イアントは、ファンドを構成する複数の銘柄を同一の管
理IDで要求することができ、また、一度サーバから管
理IDを取得すれば、サーバに当該ファンドが記憶され
ているかどうかを確認する検索要求及びそれに伴うサー
バの検索処理を不要とすることができ、伝送データ量を
低減し、サーバ/クライアントにおける処理を軽減し、
クライアントでの表示レスポンスを向上させることがで
きる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の情報表示システム
は、サーバが、ファンド毎に管理IDを付与して、当該
ファンドを構成する複数の銘柄と共に記憶しておき、ク
ライアントが、あるファンドについて1回目の証券情報
要求の際にサーバから管理IDを取得し、それを用いて
ファンドの証券情報を要求すると、サーバが、管理ID
に対応する各々の銘柄の銘柄データを送信するものであ
り、クライアントは、ファンドを構成する複数銘柄をま
とめて1つの管理IDで要求でき、また、2回目以降は
サーバにデータが記憶されているか否かの確認をしなく
ても管理IDでファンドの証券情報を要求できるので、
サーバ/クライアント間の伝送データ量を低減し、処理
を軽減でき、クライアントにおける表示レスポンスを向
上させることができるものである。 【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る情報表
示システム(本システム)の構成ブロック図である。本
実施の形態の情報表示システムは、図1に示すように、
情報送信側となるセンタシステムと、受信側となるユー
ザシステムとから成る。センタシステムは、証券取引所
等に設置され刻々と変化する証券情報を送信するホスト
1と、証券会社本店等に設置され、ホスト1から送信さ
れた証券情報を受信して蓄積し複数のクライアントから
の要求に従って配信するサーバ2と、LAN等を介して
接続された複数のクライアント3とから構成されてい
る。 【0016】また、ユーザシステムは、各支店に設置さ
れ、インターネット又は専用ネットワークを介してサー
バ2に接続された複数のクライアント3とから構成され
ている。 【0017】更に、サーバ2は、ホスト1から送信され
る証券情報を通信回線を介して受信する入力手段21
と、受信した銘柄毎の証券情報や後述する管理IDを記
憶する証券情報データベース(証券情報DB)24と、
証券情報データベース24に対するデータの入出力や検
索を行うデータベース管理手段22と、クライアントに
対するデータの送受信を制御する配信制御手段23とを
備えている。 【0018】特に、本システムでは、証券情報データベ
ース24においてファンド毎に対応した管理IDを記憶
し、更に各々のファンドを構成する銘柄データにリンク
するようになっており、データベース管理手段22が、
クライアント3から入力された管理IDに基づいて銘柄
データの検索を行うようになっている。 【0019】また、クライアント3は、インターネット
又は専用ネットワーク等の通信回線を介してサーバ2と
送受信を行う送受信部31と、装置全体の制御を行う制
御部32と、データを表示する表示部33と、受信した
証券情報等を記憶する記憶部34と、キーボード等を備
え、ユーザがデータを入力する操作部35とから構成さ
れている。 【0020】次に、サーバ2の証券情報データベース2
4に記憶されているファンド管理テーブルについて説明
する。図2は、証券情報データベース24に記憶されて
いるファンド管理テーブルを示す説明図である。図2に
示すように、ファンド管理テーブルは、証券情報データ
ベース24に記憶されており、ファンド毎にサーバ2が
付与した管理IDと当該ファンドを構成する銘柄(銘柄
コード)とを記憶しているものである。そして、新しい
ファンドができる度に操作部や外部端末から(何れも図
示省略)サーバ2に入力され、データベース管理手段2
2が証券情報データベース24のファンドテーブルに登
録するようになっている。 【0021】また、図示は省略するが、証券情報データ
ベース24には、従来と同様に各銘柄の銘柄データも記
憶されており、銘柄毎に、取引所コード、銘柄区分、銘
柄コード、銘柄名、そして四本値(始値、高値、安値、
終値)等の値段のデータが記憶されているものである。 【0022】次に、クライアント3の記憶部34に記憶
されているファンドテーブルについて図3を用いて説明
する。図3は、クライアント3の記憶部34に記憶され
ているファンドテーブルの説明図である。図3に示すよ
うに、ファンドテーブルは、当該クライアントにおいて
情報を必要とするファンドの詳細な情報を記憶しておく
ものであり、ファンドを構成する銘柄毎に取引所コー
ド、銘柄区分、銘柄コード、銘柄名、組入率等を記憶し
ており、更に本システムの特徴として、ファンド毎に管
理IDを記憶するエリアを備えたものである。 【0023】ここで、管理ID以外の情報は、予めサー
バから送信されたり、ユーザが自ら入力することにより
予めファンドテーブルに記憶されているものであるが、
管理IDは、クライアント3がサーバ2に対してファン
ドの証券情報を要求した際にサーバ2から送付されるも
のである。 【0024】次に、本システムの動作について図4を用
いて説明する。図4に示すように、本システムでは、ク
ライアント3があるファンドについて初めて情報を要求
する場合には、まず、ファンド名(例え図4は、本シス
テムの動作を示す動作説明図である。ば「ファンド
A」)を入力して(1−1)、サーバ/クライアント間
の規定のデータフォーマット、規定のプロトコルに従っ
てサーバ2にファンド検索要求を送信する(1―2)
と、サーバ2は、当該ファンドが証券情報データベース
24のファンド管理テーブルに記憶されているか否かを
確認し(処理A)、その結果をファンド検索結果応答と
して要求元のクライアント3に対して送信する(1−
3)。 【0025】ファンドAがファンド管理テーブルに記憶
されていない場合には、サーバ2は、「ファンドAな
し」の応答をクライアント3に送信し、クライアント3
は、従来と同様に各銘柄毎に銘柄検索要求を送出して、
1つ1つの銘柄毎に銘柄データを要求するようになって
いる。 【0026】また、本システムの特徴として、サーバ2
は、ファンドAがファンド管理テーブルに登録されてい
れば、「ファンドAあり」の情報に、ファンドAの管理
IDを付してクライアント3に送信する。 【0027】そして、クライアント3は、受信したファ
ンドAの管理IDを図3に示したファンドテーブルに記
憶し、当該管理IDを用いてサーバ2に対してファンド
データの要求を送出する(1−4)。ここで、ファンド
データとは、ファンドを構成する複数銘柄の銘柄データ
を指す。クライアント3において、ファンド名を入力す
るか、管理IDを入力するか、又は銘柄コードを入力す
るかは画面上に選択スイッチを用意しておき、それによ
って入力データを識別して、要求のフォーマットを切り
替えることが可能となる。 【0028】サーバ2は、管理IDを含むファンドデー
タの要求を受信すると、証券情報データベース24のフ
ァンド管理テーブルを参照して、当該管理IDに対応す
る複数の銘柄、すなわち要求されたファンドAを構成す
る複数の銘柄を読み取り、読み取った銘柄の銘柄データ
をそれぞれ読み出して(処理B)、クライアント3にフ
ァンドデータ応答として送信する(1−5)。 【0029】そして、クライアント3の制御部32は、
受信したファンドデータを記憶部34に一旦記憶し、予
め記憶部34に記憶されている画面データ又はサーバ2
から取得した画面データと組み合わせてファンドAにつ
いてのデータを表示する。このとき、クライアント3の
制御部32は、各々の銘柄の銘柄データだけでなく、各
銘柄の銘柄データとファンドテーブルから読み取った組
入率に基づいて時価評価を算出し、画面に表示すること
も可能である。 【0030】このように、本システムでは、ファンドA
を構成する複数銘柄をまとめて要求することができ、当
該ファンドを構成する個々の銘柄について個別に銘柄コ
ードで要求を行うのに比べて、伝送路のトラフィックや
サーバ及びクライアントにおける処理を軽減することが
でき、クライアント3での表示レスポンスを向上させる
ことができるものである。 【0031】そして、クライアント3が、同じファンド
Aについて2回目にファンドデータの要求を行う場合に
は、クライアント3は、ファンドテーブルに基づいて管
理IDを入力して(2−1)、サーバ2に対してファン
ドデータ要求を送信し(2−2)、サーバは、処理Bを
行って各銘柄の銘柄データを読み出して、ファンドデー
タ応答を送信する(2−3)。そして、クライアント3
においてファンドデータとして、複数銘柄の銘柄データ
が表示されるようになっている(2−4)。 【0032】このように、本システムでは、同一のファ
ンドを構成する複数銘柄の銘柄データを1つの管理ID
を用いて同時に要求して表示でき、データ伝送量とサー
バ2及びクライアント3の処理の負荷を低減できるもの
である。 【0033】また、同一のファンドについて2回目以降
のデータ要求の場合には、管理IDを用いてファンドデ
ータ要求を行うようにしており、当該ファンドがサーバ
に記憶されているかどうかを確認するファンド検索要求
び応答のステップを省くことができ、データ伝送量及び
システムの処理量を低減し、クライアント3における表
示レスポンスを向上させることができるものである。 【0034】次に、サーバ2における動作について図5
を用いて具体的に説明する。図5は、サーバ2のデータ
ベース管理手段22における処理を示すフローチャート
図である。図5に示すように、サーバ2は、クライアン
ト3から要求があるかどうかを監視し(100)、要求
があった場合には当該要求がファンド名を含むファンド
検索要求であるか管理IDを含むファンドデータ要求で
あるかを判断する(102)。 【0035】要求が、ファンド名を含む検索要求であっ
た場合には、サーバ2は、当該ファンドがファンド管理
テーブルに登録されているかどうかを判断し(11
0)、登録されていなければ、検索結果応答として「フ
ァンドなし」をクライアント3に送信し(112)、処
理を終わる。 【0036】また、処理110において要求されたファ
ンドがファンド管理テーブルに登録されていれば、サー
バ2は、ファンド管理テーブルから当該ファンドに対応
する管理IDを読み取って、「ファンドあり」と共に読
み取った管理IDをクライアント3に送信し(11
4)、処理を終わる。 【0037】また、処理102で、クライアントからの
要求が管理IDを含むファンドデータ要求だった場合に
は、サーバ2は、ファンド管理テーブルから、入力され
た管理IDに対応する複数の銘柄を読み出して(12
0)、証券情報データベース24からそれぞれの銘柄の
銘柄データを読み出して(122)、ファンドデータ応
答としてクライアント3に送信する(124)。このよ
うにして、本システムのサーバ2における処理が行われ
るものである。 【0038】本発明の実施の形態に係る情報表示システ
ムによれば、サーバ2の証券情報データベース24に、
ファンド毎に管理IDと当該ファンドを構成する銘柄と
を記憶するファンド管理テーブルを設け、サーバ2が、
クライアント3からファンド名を含む検索要求を受信す
ると、ファンド管理テーブルを参照して、当該ファンド
に対応する管理IDをクライアント3に送信し、クライ
アント3が当該ファンドと当該管理IDを対応づけて記
憶しておき、次に当該ファンドについての証券情報を要
求する際には、対応する管理IDを含むファンドデータ
要求を出力し、サーバ2が、クライアント3からのファ
ンドデータ要求に応じて、要求に含まれる管理IDに対
応する複数銘柄の銘柄データを読み出して当該クライア
ント3に出力し、クライアント3において画面データと
組み合わせてファンドのデータを表示するようにしてい
るので、クライアントは、1つのファンドを構成する複
数の銘柄の銘柄データを同一の管理IDを用いて同時に
要求することができ、また、伝送データ量及びサーバ/
クライアントの処理を大幅に低減し、クライアントにお
ける表示レスポンスを向上させることができる効果があ
る。 【0039】また、本システムによれば、一度検索要求
を行って管理IDを入手したファンドについては、2回
目以降は検索要求を行うこと無く当該管理IDを用いて
ファンドデータを要求でき、伝送データ量及びサーバ/
クライアントの処理を大幅に低減し、クライアントにお
ける表示レスポンスを向上させることができる効果があ
る。 【0040】 【発明の効果】本発明によれば、サーバが、複数の銘柄
で構成されるファンドに対応して管理IDと当該ファン
ドを構成する銘柄とを記憶しておき、クライアントから
ファンド名を含む検索要求が入力された場合に、当該フ
ァンドに対応する管理IDをクライアントに出力し、ク
ライアントから任意の管理IDを含むファンドデータ要
求が入力された場合に、当該管理IDに対応するファン
ドを構成する複数の銘柄の銘柄データを読み出して当該
クライアントに出力するサーバであり、クライアント
が、検索要求に応じてサーバから出力された管理IDを
ファンド名に対応して記憶しておき、任意のファンドに
ついてサーバにファンドデータを要求する際に、当該フ
ァンドに対応する管理IDが記憶されていれば、当該管
理IDを含むファンドデータ要求を出力するクライアン
トである情報表示システムとしているので、クライアン
トは、ファンドを構成する複数の銘柄を同一の管理ID
で要求することができ、また、一度サーバから管理ID
を取得すれば、サーバに当該ファンドが記憶されている
かどうかを確認する検索要求及びそれに伴うサーバの検
索処理を不要とすることができ、伝送データ量を低減
し、サーバ/クライアントにおける処理を軽減し、クラ
イアントでの表示レスポンスを向上させることができる
効果がある。
はインターネット環境下において、クライアント/サー
バシステムによる情報表示システムに係り、特にクライ
アントにおける表示レスポンスを向上させる情報表示シ
ステムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】クライアント/サーバシステムを用いた
情報表示システムは、サーバが、ホストから送信された
証券情報等を受信して蓄積しておき、クライアントから
の要求に従って蓄積した証券情報をクライアントに送信
し、クライアントが受信した情報を表示するものであ
る。 【0003】従来の情報表示システムにおけるクライア
ント/サーバの動作について図6を使って説明する。図
6は、従来の情報表示システムにおけるクライアントと
サーバの動作を示す動作説明図である。図6に示すよう
に、従来の情報表示システムにおいて、クライアントが
ある銘柄の証券情報(銘柄データ)を表示したい場合、
ユーザによって表示したい銘柄が入力されると(1−
1)、その銘柄について初めてデータを要求する場合に
は、クライアントは当該銘柄がサーバに蓄積されている
か否かを確認するためにサーバに対して銘柄検索要求を
出力する(1−2)。 【0004】サーバは、銘柄検索要求を受信すると、蓄
積している証券データを検索して要求された銘柄が蓄積
されているか否かを確認する検索処理(処理C)を行
い、その結果を銘柄検索結果応答としてクライアントに
返信する(1−3)。 【0005】そして、クライアントは、銘柄検索結果応
答で当該銘柄が蓄積されていることを確認すると、サー
バに対して銘柄データ要求を出力する(1−4)。そし
て、サーバが、銘柄データを検索する処理Dを行い、銘
柄データ応答として返信する(1−5)。そして、クラ
イアントが銘柄データを受信して表示するようになって
いる(1−6)。 【0006】そして、従来の情報表示システムにおいて
は、図6に示すように、当該銘柄について2回目以降の
要求の場合にも初回と同様の動作によって銘柄データを
表示するようになっていた。すなわち、クライアントか
らサーバに対する要求は銘柄検索要求と銘柄データ要求
の2段階になっていた。 【0007】また、証券会社の商品として、複数の銘柄
を特定の組入率で組み入れた証券ファンドがあり、例え
ば、「○○電気」が50%、「××興業」30%、「△
△システムズ」20%といった具合に合計で100%に
なるように構成されている。 【0008】尚、証券情報を表示するシステムの従来技
術としては、平成8年10月22日公開の特開平8−2
78978号「証券情報検索法及び証券情報端末装置」
(出願人:国際電気株式会社、発明者:渡辺賢人他)が
ある。この従来技術は、銘柄コードとそれに対応する登
録名称とを記憶する名称テーブルを設け、検索時に端末
ユーザが、銘柄コードの代わりに登録名称を入力するこ
とで、対応する銘柄コードを取り出して検索に用いるこ
とができるものであり、検索操作を簡略化できるもので
ある。 【0009】また、検索を容易に行うことを目的とした
従来技術としては、平成11年2月16日公開の特開平
11−45261号「情報検索装置およびその装置とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体」(出願人:株
式会社ジャストシステム、発明者:若杉尚他)がある。
この従来技術は、クライアントが、検索条件に基づいて
該当する文書を検索した後で、検索処理に用いた検索条
件の保存が指定されると、検索条件のファイルおよびア
イコンを生成して検索条件を保存すると共に、生成した
アイコンを画面表示して、アイコンが選択されると、該
当する検索条件を検索サーバに出力するものであり、同
一の検索条件で定期的に検索を行う場合等の検索処理の
利便性を向上させるものである。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報表示システムでは、同一の銘柄について2回目
以降の要求であっても初回と同様のシーケンスで行われ
るので、伝送データ量やサーバ/クライアントの処理量
が多くなり、クライアントにおける表示レスポンスが悪
くなってしまうという問題点があった。 【0011】特に、クライアント/サーバ間のネットワ
ーク速度が遅いと、レスポンスの悪化が顕著となり、ま
た、サーバあたりの接続クライアントが多いと、伝送デ
ータ量やサーバの負荷が増大し、システム全体としての
信頼性が低下してしまうという問題点があった。 【0012】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、伝送データ量及びサーバ/クライアントの負荷を低
減し、クライアントにおける表示レスポンスを向上させ
ることができる情報表示システムを提供することを目的
とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、通信回線を介して取得した銘柄
毎の銘柄データを蓄積し、銘柄データをネットワークを
介してクライアントに出力するサーバと、サーバから出
力された銘柄データを受信して表示するクライアントと
から構成される情報表示システムであって、サーバが、
複数の銘柄で構成されるファンドに対応して管理IDと
当該ファンドを構成する銘柄とを記憶しておき、クライ
アントからファンド名を含む検索要求が入力された場合
に、当該ファンドに対応する管理IDをクライアントに
出力し、クライアントから任意の管理IDを含むファン
ドデータ要求が入力された場合に、当該管理IDに対応
するファンドを構成する複数の銘柄の銘柄データを読み
出して当該クライアントに出力するサーバであり、クラ
イアントが、検索要求に応じてサーバから出力された管
理IDをファンド名に対応して記憶しておき、任意のフ
ァンドについてサーバにファンドデータを要求する際
に、当該ファンドに対応する管理IDが記憶されていれ
ば、当該管理IDを含むファンドデータ要求を出力する
クライアントである情報表示システムとしており、クラ
イアントは、ファンドを構成する複数の銘柄を同一の管
理IDで要求することができ、また、一度サーバから管
理IDを取得すれば、サーバに当該ファンドが記憶され
ているかどうかを確認する検索要求及びそれに伴うサー
バの検索処理を不要とすることができ、伝送データ量を
低減し、サーバ/クライアントにおける処理を軽減し、
クライアントでの表示レスポンスを向上させることがで
きる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の情報表示システム
は、サーバが、ファンド毎に管理IDを付与して、当該
ファンドを構成する複数の銘柄と共に記憶しておき、ク
ライアントが、あるファンドについて1回目の証券情報
要求の際にサーバから管理IDを取得し、それを用いて
ファンドの証券情報を要求すると、サーバが、管理ID
に対応する各々の銘柄の銘柄データを送信するものであ
り、クライアントは、ファンドを構成する複数銘柄をま
とめて1つの管理IDで要求でき、また、2回目以降は
サーバにデータが記憶されているか否かの確認をしなく
ても管理IDでファンドの証券情報を要求できるので、
サーバ/クライアント間の伝送データ量を低減し、処理
を軽減でき、クライアントにおける表示レスポンスを向
上させることができるものである。 【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る情報表
示システム(本システム)の構成ブロック図である。本
実施の形態の情報表示システムは、図1に示すように、
情報送信側となるセンタシステムと、受信側となるユー
ザシステムとから成る。センタシステムは、証券取引所
等に設置され刻々と変化する証券情報を送信するホスト
1と、証券会社本店等に設置され、ホスト1から送信さ
れた証券情報を受信して蓄積し複数のクライアントから
の要求に従って配信するサーバ2と、LAN等を介して
接続された複数のクライアント3とから構成されてい
る。 【0016】また、ユーザシステムは、各支店に設置さ
れ、インターネット又は専用ネットワークを介してサー
バ2に接続された複数のクライアント3とから構成され
ている。 【0017】更に、サーバ2は、ホスト1から送信され
る証券情報を通信回線を介して受信する入力手段21
と、受信した銘柄毎の証券情報や後述する管理IDを記
憶する証券情報データベース(証券情報DB)24と、
証券情報データベース24に対するデータの入出力や検
索を行うデータベース管理手段22と、クライアントに
対するデータの送受信を制御する配信制御手段23とを
備えている。 【0018】特に、本システムでは、証券情報データベ
ース24においてファンド毎に対応した管理IDを記憶
し、更に各々のファンドを構成する銘柄データにリンク
するようになっており、データベース管理手段22が、
クライアント3から入力された管理IDに基づいて銘柄
データの検索を行うようになっている。 【0019】また、クライアント3は、インターネット
又は専用ネットワーク等の通信回線を介してサーバ2と
送受信を行う送受信部31と、装置全体の制御を行う制
御部32と、データを表示する表示部33と、受信した
証券情報等を記憶する記憶部34と、キーボード等を備
え、ユーザがデータを入力する操作部35とから構成さ
れている。 【0020】次に、サーバ2の証券情報データベース2
4に記憶されているファンド管理テーブルについて説明
する。図2は、証券情報データベース24に記憶されて
いるファンド管理テーブルを示す説明図である。図2に
示すように、ファンド管理テーブルは、証券情報データ
ベース24に記憶されており、ファンド毎にサーバ2が
付与した管理IDと当該ファンドを構成する銘柄(銘柄
コード)とを記憶しているものである。そして、新しい
ファンドができる度に操作部や外部端末から(何れも図
示省略)サーバ2に入力され、データベース管理手段2
2が証券情報データベース24のファンドテーブルに登
録するようになっている。 【0021】また、図示は省略するが、証券情報データ
ベース24には、従来と同様に各銘柄の銘柄データも記
憶されており、銘柄毎に、取引所コード、銘柄区分、銘
柄コード、銘柄名、そして四本値(始値、高値、安値、
終値)等の値段のデータが記憶されているものである。 【0022】次に、クライアント3の記憶部34に記憶
されているファンドテーブルについて図3を用いて説明
する。図3は、クライアント3の記憶部34に記憶され
ているファンドテーブルの説明図である。図3に示すよ
うに、ファンドテーブルは、当該クライアントにおいて
情報を必要とするファンドの詳細な情報を記憶しておく
ものであり、ファンドを構成する銘柄毎に取引所コー
ド、銘柄区分、銘柄コード、銘柄名、組入率等を記憶し
ており、更に本システムの特徴として、ファンド毎に管
理IDを記憶するエリアを備えたものである。 【0023】ここで、管理ID以外の情報は、予めサー
バから送信されたり、ユーザが自ら入力することにより
予めファンドテーブルに記憶されているものであるが、
管理IDは、クライアント3がサーバ2に対してファン
ドの証券情報を要求した際にサーバ2から送付されるも
のである。 【0024】次に、本システムの動作について図4を用
いて説明する。図4に示すように、本システムでは、ク
ライアント3があるファンドについて初めて情報を要求
する場合には、まず、ファンド名(例え図4は、本シス
テムの動作を示す動作説明図である。ば「ファンド
A」)を入力して(1−1)、サーバ/クライアント間
の規定のデータフォーマット、規定のプロトコルに従っ
てサーバ2にファンド検索要求を送信する(1―2)
と、サーバ2は、当該ファンドが証券情報データベース
24のファンド管理テーブルに記憶されているか否かを
確認し(処理A)、その結果をファンド検索結果応答と
して要求元のクライアント3に対して送信する(1−
3)。 【0025】ファンドAがファンド管理テーブルに記憶
されていない場合には、サーバ2は、「ファンドAな
し」の応答をクライアント3に送信し、クライアント3
は、従来と同様に各銘柄毎に銘柄検索要求を送出して、
1つ1つの銘柄毎に銘柄データを要求するようになって
いる。 【0026】また、本システムの特徴として、サーバ2
は、ファンドAがファンド管理テーブルに登録されてい
れば、「ファンドAあり」の情報に、ファンドAの管理
IDを付してクライアント3に送信する。 【0027】そして、クライアント3は、受信したファ
ンドAの管理IDを図3に示したファンドテーブルに記
憶し、当該管理IDを用いてサーバ2に対してファンド
データの要求を送出する(1−4)。ここで、ファンド
データとは、ファンドを構成する複数銘柄の銘柄データ
を指す。クライアント3において、ファンド名を入力す
るか、管理IDを入力するか、又は銘柄コードを入力す
るかは画面上に選択スイッチを用意しておき、それによ
って入力データを識別して、要求のフォーマットを切り
替えることが可能となる。 【0028】サーバ2は、管理IDを含むファンドデー
タの要求を受信すると、証券情報データベース24のフ
ァンド管理テーブルを参照して、当該管理IDに対応す
る複数の銘柄、すなわち要求されたファンドAを構成す
る複数の銘柄を読み取り、読み取った銘柄の銘柄データ
をそれぞれ読み出して(処理B)、クライアント3にフ
ァンドデータ応答として送信する(1−5)。 【0029】そして、クライアント3の制御部32は、
受信したファンドデータを記憶部34に一旦記憶し、予
め記憶部34に記憶されている画面データ又はサーバ2
から取得した画面データと組み合わせてファンドAにつ
いてのデータを表示する。このとき、クライアント3の
制御部32は、各々の銘柄の銘柄データだけでなく、各
銘柄の銘柄データとファンドテーブルから読み取った組
入率に基づいて時価評価を算出し、画面に表示すること
も可能である。 【0030】このように、本システムでは、ファンドA
を構成する複数銘柄をまとめて要求することができ、当
該ファンドを構成する個々の銘柄について個別に銘柄コ
ードで要求を行うのに比べて、伝送路のトラフィックや
サーバ及びクライアントにおける処理を軽減することが
でき、クライアント3での表示レスポンスを向上させる
ことができるものである。 【0031】そして、クライアント3が、同じファンド
Aについて2回目にファンドデータの要求を行う場合に
は、クライアント3は、ファンドテーブルに基づいて管
理IDを入力して(2−1)、サーバ2に対してファン
ドデータ要求を送信し(2−2)、サーバは、処理Bを
行って各銘柄の銘柄データを読み出して、ファンドデー
タ応答を送信する(2−3)。そして、クライアント3
においてファンドデータとして、複数銘柄の銘柄データ
が表示されるようになっている(2−4)。 【0032】このように、本システムでは、同一のファ
ンドを構成する複数銘柄の銘柄データを1つの管理ID
を用いて同時に要求して表示でき、データ伝送量とサー
バ2及びクライアント3の処理の負荷を低減できるもの
である。 【0033】また、同一のファンドについて2回目以降
のデータ要求の場合には、管理IDを用いてファンドデ
ータ要求を行うようにしており、当該ファンドがサーバ
に記憶されているかどうかを確認するファンド検索要求
び応答のステップを省くことができ、データ伝送量及び
システムの処理量を低減し、クライアント3における表
示レスポンスを向上させることができるものである。 【0034】次に、サーバ2における動作について図5
を用いて具体的に説明する。図5は、サーバ2のデータ
ベース管理手段22における処理を示すフローチャート
図である。図5に示すように、サーバ2は、クライアン
ト3から要求があるかどうかを監視し(100)、要求
があった場合には当該要求がファンド名を含むファンド
検索要求であるか管理IDを含むファンドデータ要求で
あるかを判断する(102)。 【0035】要求が、ファンド名を含む検索要求であっ
た場合には、サーバ2は、当該ファンドがファンド管理
テーブルに登録されているかどうかを判断し(11
0)、登録されていなければ、検索結果応答として「フ
ァンドなし」をクライアント3に送信し(112)、処
理を終わる。 【0036】また、処理110において要求されたファ
ンドがファンド管理テーブルに登録されていれば、サー
バ2は、ファンド管理テーブルから当該ファンドに対応
する管理IDを読み取って、「ファンドあり」と共に読
み取った管理IDをクライアント3に送信し(11
4)、処理を終わる。 【0037】また、処理102で、クライアントからの
要求が管理IDを含むファンドデータ要求だった場合に
は、サーバ2は、ファンド管理テーブルから、入力され
た管理IDに対応する複数の銘柄を読み出して(12
0)、証券情報データベース24からそれぞれの銘柄の
銘柄データを読み出して(122)、ファンドデータ応
答としてクライアント3に送信する(124)。このよ
うにして、本システムのサーバ2における処理が行われ
るものである。 【0038】本発明の実施の形態に係る情報表示システ
ムによれば、サーバ2の証券情報データベース24に、
ファンド毎に管理IDと当該ファンドを構成する銘柄と
を記憶するファンド管理テーブルを設け、サーバ2が、
クライアント3からファンド名を含む検索要求を受信す
ると、ファンド管理テーブルを参照して、当該ファンド
に対応する管理IDをクライアント3に送信し、クライ
アント3が当該ファンドと当該管理IDを対応づけて記
憶しておき、次に当該ファンドについての証券情報を要
求する際には、対応する管理IDを含むファンドデータ
要求を出力し、サーバ2が、クライアント3からのファ
ンドデータ要求に応じて、要求に含まれる管理IDに対
応する複数銘柄の銘柄データを読み出して当該クライア
ント3に出力し、クライアント3において画面データと
組み合わせてファンドのデータを表示するようにしてい
るので、クライアントは、1つのファンドを構成する複
数の銘柄の銘柄データを同一の管理IDを用いて同時に
要求することができ、また、伝送データ量及びサーバ/
クライアントの処理を大幅に低減し、クライアントにお
ける表示レスポンスを向上させることができる効果があ
る。 【0039】また、本システムによれば、一度検索要求
を行って管理IDを入手したファンドについては、2回
目以降は検索要求を行うこと無く当該管理IDを用いて
ファンドデータを要求でき、伝送データ量及びサーバ/
クライアントの処理を大幅に低減し、クライアントにお
ける表示レスポンスを向上させることができる効果があ
る。 【0040】 【発明の効果】本発明によれば、サーバが、複数の銘柄
で構成されるファンドに対応して管理IDと当該ファン
ドを構成する銘柄とを記憶しておき、クライアントから
ファンド名を含む検索要求が入力された場合に、当該フ
ァンドに対応する管理IDをクライアントに出力し、ク
ライアントから任意の管理IDを含むファンドデータ要
求が入力された場合に、当該管理IDに対応するファン
ドを構成する複数の銘柄の銘柄データを読み出して当該
クライアントに出力するサーバであり、クライアント
が、検索要求に応じてサーバから出力された管理IDを
ファンド名に対応して記憶しておき、任意のファンドに
ついてサーバにファンドデータを要求する際に、当該フ
ァンドに対応する管理IDが記憶されていれば、当該管
理IDを含むファンドデータ要求を出力するクライアン
トである情報表示システムとしているので、クライアン
トは、ファンドを構成する複数の銘柄を同一の管理ID
で要求することができ、また、一度サーバから管理ID
を取得すれば、サーバに当該ファンドが記憶されている
かどうかを確認する検索要求及びそれに伴うサーバの検
索処理を不要とすることができ、伝送データ量を低減
し、サーバ/クライアントにおける処理を軽減し、クラ
イアントでの表示レスポンスを向上させることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示システム
(本システム)の構成ブロック図である。 【図2】証券情報データベース24に記憶されているフ
ァンド管理テーブルを示す説明図である。 【図3】クライアント3の記憶部34に記憶されている
ファンドテーブルの説明図である。 【図4】本システムの動作を示す動作説明図である。 【図5】サーバ2のデータベース管理手段22における
処理を示すフローチャート図である。 【図6】従来の情報表示システムにおけるクライアント
とサーバの動作を示す動作説明図である。 【符号の説明】 1…ホスト、 2…サーバ、 3…クライアント、 2
1…入力手段、 22…データベース管理手段、 23
…配信制御手段、 24…証券情報データベース、 3
1…送受信部、 32…制御部、 33…表示部、 3
4…記憶部、35…操作部
(本システム)の構成ブロック図である。 【図2】証券情報データベース24に記憶されているフ
ァンド管理テーブルを示す説明図である。 【図3】クライアント3の記憶部34に記憶されている
ファンドテーブルの説明図である。 【図4】本システムの動作を示す動作説明図である。 【図5】サーバ2のデータベース管理手段22における
処理を示すフローチャート図である。 【図6】従来の情報表示システムにおけるクライアント
とサーバの動作を示す動作説明図である。 【符号の説明】 1…ホスト、 2…サーバ、 3…クライアント、 2
1…入力手段、 22…データベース管理手段、 23
…配信制御手段、 24…証券情報データベース、 3
1…送受信部、 32…制御部、 33…表示部、 3
4…記憶部、35…操作部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F
170 170Z
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 通信回線を介して取得した銘柄毎の銘柄
データを蓄積し、前記銘柄データをネットワークを介し
てクライアントに出力するサーバと、前記サーバから出
力された銘柄データを受信して表示するクライアントと
から構成される情報表示システムであって、 前記サーバが、複数の銘柄で構成されるファンドに対応
して管理IDと前記ファンドを構成する銘柄とを記憶し
ておき、前記クライアントからファンド名を含む検索要
求が入力された場合に、前記ファンドに対応する管理I
Dを前記クライアントに出力し、クライアントから任意
の管理IDを含むファンドデータ要求が入力された場合
に、前記管理IDに対応するファンドを構成する複数の
銘柄の銘柄データを読み出して当該クライアントに出力
するサーバであり、 前記クライアントが、検索要求に応じて前記サーバから
出力された管理IDを前記ファンド名に対応して記憶し
ておき、任意のファンドについて前記サーバにファンド
データを要求する際に、当該ファンドに対応する管理I
Dが記憶されていれば、前記管理IDを含むファンドデ
ータ要求を出力するクライアントであることを特徴とす
る情報表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001224210A JP2003036360A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 情報表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001224210A JP2003036360A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 情報表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003036360A true JP2003036360A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19057417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001224210A Pending JP2003036360A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 情報表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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