JP3171726B2 - 伝送データの管理装置 - Google Patents

伝送データの管理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLAN,WANなどに代
表される情報ネットワークにおける受信データの管理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、LAN(ローカルエリアネットワ
ークシステム)、WAN(ワイドエリアネットワークシ
ステム)等のコンピュータネットワークシステムの発達
により多くのエンドユーザが通信線で結ばれ、共通資源
の有効利用や、プリンタ装置等の共用が図られている。
このようなネットワークシステムにおいて、各端末装置
間、又は端末装置とデータベース等の資源やプリンタ装
置等間の通信は、主にCS−232Cに代表されるイン
ターフェイスを介して行われている。すなわち、各端末
装置間等における送信データは連続的につながったシリ
アルデータの構造を持ち、一般にその先頭部に送信元と
受信先の端末装置のアドレスやデータの種別等の重要な
情報を持つ。
【0003】上述のような伝送データを受信する端末装
置では、従来以下のような伝送データの管理を行ってい
る。すなわち、 (イ)端末装置(受信装置)内に伝送データを一時的に
格納する受信バッファを1つ持ち、入力する伝送データ
を格納し、CPUにより当該受信バッファに格納された
伝送データを記憶する必要があるか否かを判定し、記憶
が必要であると判断すると、受信装置内のメインメモリ
や、データの処理実行部であるプロセッサ部に転送す
る。尚、転送終了後、次の送信データの受信が可能とな
る。 (ロ)一方、他の端末装置(受信装置)として、受信デ
ータを一時的に格納する受信バッファを一切持たず、受
信データを直接受信装置内のメインメモリやプロセッサ
部に転送する装置も提案されている。このような装置の
場合、受信装置に入力した伝送データが実際に必要なデ
ータか否かの判断は受信装置内のプロセッサ部が行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の装置では、以下のような問題がある。すな
わち、上記(イ)の装置では、伝送データを単一の受信
バッファに格納し、その後当該伝送データの必要性を判
断する為、この間、次の伝送データの受信する受信バッ
ファが無い。したがって、伝送データの受信処理に長時
間を要すると共に、全ての伝送データを受信できない危
険もある。
【0005】また、上述の装置(ロ)では、受信データ
の必要性の判断を受信装置内のプロセッサ部が行う為、
プロセッサ部の負荷が増大し、本来プロセッサ部の行う
べき他の処理の実行に影響を及ぼす。また、メインメモ
リに全ての伝送データが転送される為、結果的に不必要
となるデータも格納され、大きなメモリ容量が必要であ
る。
【0006】本発明は、プロセッサ部の負荷を増すこと
なく、且つメインメモリを大容量化することなく、受信
データに欠落が生じることのない伝送データの管理装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のひとつの構成例
は、伝送データを受信する複数の受信バッファと、該複
数の受信バッファの中のいずれの受信バッファに伝送デ
ータを格納するか選択する選択手段と、前記受信バッフ
ァに格納された伝送データを記憶手段に転送する転送制
御手段とから構成されている。
【0008】また、前記選択手段は、前記複数の受信バ
ッファに選択順位を付し、サイクリックに選択するもの
であり、このように構成することで、先に選択された受
信バッファが次にも必ず先に選択され、効率よく受信バ
ッファを使用することができる構成である。
【0009】また、前記受信バッファに格納された伝送
データを前記記憶手段に記憶する必要が有るか否か判断
する判断手段を有し、伝送データが受信バッファに格納
されている時その判断を行い、記憶手段に記憶すること
が必要であると判断する時のみ受信バッファに記憶され
た伝送データを記憶手段へ転送することで、必要な伝送
データを効率良く記憶手段に書き込むことができる構成
である。
【0010】さらに、受信バッファの格納された伝送デ
ータを記憶手段に転送している時、当該受信バッファに
次の伝送データが供給されると中断制御手段で転送処理
を一時中断し、中断された当該受信バッファに新たな伝
送データの受信を行うことにより、伝送データの受信を
中断することなく行うことができる。
【0011】
【作用】複数の受信バッファに順次伝送データを格納
し、伝送データが格納された受信バッファから順次記憶
手段に伝送データを転送し、これをサイクリックに行う
ことにより、受信バッファに格納された伝送データを記
憶手段に記憶する必要があるか否かを充分な時間を有し
て判断でき、しかも伝送データを記憶手段へ転送中では
ない受信バッファへ新たな伝送データを格納することが
でき、伝送データの入力頻度が高い時には転送中の受信
バッファの転送を中断し、この受信バッファを次の伝送
データの格納に用いることができ、伝送データの受信処
理を中断することなく継続することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本実施例の伝送データの管
理装置のシステムブロック図である。同図において、受
信装置16は伝送路1を介して、例えばLAN、WAN
等のネットワークシステムに接続され、このネットワー
クシステムには同図に示すようにパーソナルコンピュー
タ等の多数の伝送装置(端末装置)8−1、8−2、・
・・が接続されている。
【0013】受信装置16は、伝送制御部2、受信バッ
ファ3−1〜3−3(受信バッファ「1」〜「3」)、
受信バッファ選択回路5、マイクロプロセッサ(以下M
PUで示す)6、メインメモリ10、ローカルメモリ1
4、アナライザプロセッサ部11、表示部12で構成さ
れている。伝送制御部2は伝送路1を介して入力する伝
送データを受信する。この伝送制御部2はシリアルデー
タとして入力する受信データをパラレルデータに変換
し、バス4を経由して受信バッファ3−1〜3−3のい
ずれかのバッファに格納する。ここで、どの受信バッフ
ァ3−1〜3−3に上述のパラレルデータを格納するか
は、受信バッファ選択回路5の選択処理に従う。例え
ば、受信バッファ選択回路5が「1」を選択すると受信
バッファ3−1が選択され、受信バッファ3−1に受信
データが格納される。受信バッファ選択回路5が「2」
を選択すると受信バッファ3−2が選択され、受信バッ
ファ選択回路5が「3」を選択すると受信バッファ3−
3が選択され、各々対応する受信バッファ3−2、又は
3−3に伝送データが書き込まれる。尚、各受信バッフ
ァ3−1、又は3−2、3−3に伝送データが格納され
ると、格納完了時に伝送制御部2からMPU6へ割り込
み信号13が出力され、受信バッファへの伝送データの
格納処理が終了したことをMPU6へ通知する。
【0014】また、MPU6は受信バッファ3−1(又
は受信バッファ3−2、3−3)に格納したデータが今
後の制御処理等にとって必要であるかどうかをチェック
し、必要であればメインメモリ10へ転送する。このと
き、ローカルメモリ14内のカウンタに転送すべき語数
を格納しておき、後述するように1語転送するごとにそ
の値を“1”減らし、“0”となったとき転送を完了す
る。
【0015】ローカルメモリ14は、図2に示す制御フ
ァイル構成である。この制御ファイルには同図に示すよ
うに、受信バッファ番号、転送中バッファ番号、転送語
数カウンタ値、受信バッファ3−1〜3−3に対応した
フラグの各エリアが設けられている。受信バッファ番号
エリア14aには、上述の受信バッファ選択回路5が選
択する上述の受信バッファ3−1〜3−3の番号、例え
ば「1」、「2」、「3」のいずれかが書き込まれる。
転送中バッファ番号エリア14bには、メインメモリ1
0へデータを転送中の受信バッファ3−1〜3−3の番
号(例えば「1」、「2」、「3」のいずれかの番
号)、転送中でないときはそれ以外の番号(例えば
「0」)が書き込まれる。また、転送語数カウンタ値エ
リア14cには、転送中の受信バッファが転送すべき残
り語数が記憶される。さらに、フラグエリア14d〜1
4fには、対応する受信バッファに受信データが存在す
る時、対応するエリアにフラグがセットされる。
【0016】また、メインメモリ10の内容はバス15
を介してアナライザプロセッサ部11により解析、統計
処理などがなされ、表示部12へ出力される。次に、本
実施例の伝送データの管理装置の動作を図3、図4のフ
ローチャート、及び図5,図6のタイムチャートを用い
て説明する。尚、図3に示すフローチャートはPレベル
処理(サイクリック処理)の実行を示し、図4のフロー
チャートは割り込み処理の実行を示す。
【0017】上述の動作の説明として、先ず受信バッフ
ァ3−1〜3−3への伝送データの受信処理が、受信バ
ッファ3−1〜3−3からメインメモリ10への転送処
理に比べて遅い場合について、図5に示すタイムチャー
トに従って説明する。尚、初期時受信バッファ選択回路
5により受信バッファ3−1が選択されているものとす
る。
【0018】先ず、図5に示す時刻t0の時、伝送路1
を介して送信された伝送データaが伝送制御部2に着信
する。このとき、上述の如く初期設定時受信バッファ3
−1(m=1)が受信バッファ選択回路5により選択さ
れている為(ステップ1(以下図3に示すステップ1は
以下S1という))、伝送制御部2に入力した受信デー
タaはバス4を介して受信バッファ3−1に格納され
る。上述の処理により、受信データaが受信バッファ3
−1に全て格納されると、伝送制御部2はMPU6へ割
り込み信号13を出力する。この割り込み信号13が出
力される時刻を図5に示す時刻t1とすれば、この時刻
t1から割り込み処理が実行される。この割り込み処理
は図4に示すフローチャートに従って実行され、先ず伝
送データが格納された受信バッファ3−1の番号(n=
1)を読み出し、前述のローカルメモリ14内の受信バ
ッファ番号エリア14aに、例えば「1」を設定する
(ステップ1(以下図4に示すステップ1は以下ST1
という))。次に、受信バッファ「1」(受信バッファ
3−1)に受信データが有ることを示すフラグをフラグ
エリア14dにセットする(フラグを1とする)(ST
2)。そして、この時(時刻t1〜時刻t2間)、次の
受信バッファからメインメモリ10へ転送中で有るか否
か判断する(ST3)。上述の例では、最初の処理であ
り、この時転送中のデータは無いから(ST3がNo
(ノー))、受信バッファの番号を+1インクリメント
する(ST4)。この処理により、受信バッファ選択回
路5は、次の受信バッファとして受信バッファ3−2
(受信バッファ「2」)を選択する。なお、ST3、S
T4においてバッファ番号nが「3」のとき「n+1」
は次のバッファ番号であるため「1」とする。
【0019】ここで、上述の割り込み処理が完了する時
刻をt2とすると、この時刻から図3のフローチャート
に示す処理が再開され、先ずMPU6はローカルメモリ
14を検索し、いずれかの受信バッファ番号がエリア1
4aに設定されていないか調べる(S2)。この時上述
の如く、受信バッファ番号「1」(受信バッファ3−
1)がエリア14aに設定されているので(S2がYes
(イエス))、受信バッファ3−1に格納されているデ
ータを解析し(S3)、データをメインメモリ10に記
憶する必要があるか判断する(S4)。ここで、受信バ
ッファ3−1に格納された伝送データaをメインメモリ
10に記憶する必要がないと判断すると(S4がNo
)、この受信バッファ「1」(受信バッファ3−1)
を示すフラグをクリアする(“0”とする)(S5)。
一方、伝送データaをメインメモリ10に記憶する必要
があると判断すると(S4がYes)、ローカルメモリ1
4内の転送中バッファ番号エリア14bに「1」をセッ
トし(m=1)(S6)、伝送データaをメインメモリ
10に転送する為に必要な語数を例えばLaとして、転
送語数カウンタ値のエリア14cに、例えばデータ“L
a”としてセットする(S7)。
【0020】その後転送処理を開始し、受信バッファ3
−1から1語転送される毎に上述の転送語数カウンタ値
を−1し(S9、S10)、転送語数カウンタ値が
“0”になるまで上述の転送処理を継続する(S8がN
o →S9→S10→S8)。そして、例えば時刻t3に
おいて転送語数カウンタ値が“0”になると(S8がY
es)、転送処理が完了しメインメモリ10に伝送データ
aが全て書き込まれる。この為、MPU6は転送中バッ
ファ番号エリア14bに設定された「1」の番号をクリ
アする(“0”にする)(S11)。さらに、上述と同
様エリア14dに設定されていたフラグもクリアする
(“0”とする)(S5)。
【0021】尚、MPU6は、その後さらにローカルメ
モリ14に受信バッファ番号がセットされたエリアが存
在するか否か判断する為受信バッファ「1」をインクリ
メントして(S12)検索処理を行うが、上述の例では
この時他の受信バッファ「2」、及び「3」には受信あ
りのフラグが設定されてないので、この時点では他の受
信バッファからのデータの転送処理は行わない。なお、
S12においてバッファ番号mが「3」のとき「m+
1」は次のバッファ番号であるため「1」とする。
【0022】次に、時刻t3の後、受信データbが伝送
路1を介して伝送制御部2に入力する。この時、受信バ
ッファ選択回路5により受信バッファ3−2が選択され
ているので、次の受信データbは受信バッファ3−2に
格納される。その後、上述と同様、図3及び図4に示す
処理に従って伝送データbはメインメモリ10に記憶す
る必要があると判断するデータであれば転送処理が実行
され、メインメモリ10に伝送データbも書き込まれ
る。以後同様にして伝送データc、d、e、・・・がサ
イクリックに受信バッファ3−1〜3−3に格納され、
転送処理が必要に応じて実行され、メインメモリ10に
順次必要な伝送データのみ記憶する。
【0023】次に、上述とは逆に、受信バッファへの伝
送データの格納処理に比べ、受信バッファからメインメ
モリ10への転送処理が遅い場合について、図6のタイ
ムチャートを用いて説明する。
【0024】先ず、この場合においても、時刻t0で伝
送路1を介して送信された伝送データaを受信バッファ
3−1に格納し、その後割り込み処理により伝送データ
aをメインメモリ10に転送する処理については前述の
処理と同様である。しかし、図6に示す例では、転送時
間が長く伝送データaが全てメインメモリ10に書き込
まれる前に次の伝送データbが伝送制御部2に入力す
る。すなわち、伝送データaの転送処理は図6に示す如
く、時刻t2〜時刻t6の間実行され、その間時刻t3
には次の伝送データbが入力する。しかし、本実施例で
は3個の受信バッファ3−1〜3−3を有する為、伝送
データaが受信バッファ3−1からメインメモリ10へ
転送されている間、伝送データbは受信バッファ選択回
路5の選択処理により受信バッファ3−2に格納され
る。そして、この伝送データbの格納処理は時刻t4に
終了する。この時、伝送制御部2からMPU6へ割り込
み信号13が出力され、前述と同様図4に示す処理が実
行される。そして、この時転送中バッファは受信バッフ
ァ3−1(受信バッファ「1」)であり(ST3がN
o)、この時未だ伝送データaの転送処理が行われてい
るので、メインメモリ10への伝送データaの転送処理
を継続する。
【0025】次に、時刻t6〜時刻t7の間、次の伝送
データcが入力するが、この場合にも本実施例の装置が
3個の受信バッファ3−1〜3−3で構成されている
為、伝送データcは受信バッファ3−3に格納される。
尚、この間受信バッファ3−2に格納された伝送データ
bの転送処理が行われている。
【0026】したがって、上述のように処理することに
より、メインメモリ10への転送処理が受信データの格
納処理に比べ遅い場合でも、次々に入力する伝送データ
の受信を停止することなく、サイクリックに受信バッフ
ァ3−1〜3−3に格納することができる。
【0027】一方、図6の時刻t9に示す状態では、受
信バッファ3−1に伝送データdの格納処理がまさに完
了し、次に受信バッファ3−2へ新たな伝送データが受
信される状態である。この時受信バッファ3−2は直ち
に新たな伝送データを受信できる状態でなければならな
いが、受信バッファ3−2は前の伝送データbをメイン
メモリ10へ転送中である。したがって、MPU6はこ
の割り込み処理の際、この時点での転送語数カウンタ値
“Rb”をバス7を介してメインメモリ10に格納し
(ST5)、その後受信バッファ2の転送処理を中断さ
せる為、転送語数カウンタ値を0クリアする(ST
6)。尚、データ“Rb”は伝送データbのうち、メイ
ンメモリ10へ転送された受信データb′を除く残りの
語数としてメインメモリ10に記憶される。また、この
ように処理しても、伝送データの先頭部分(転送語数カ
ウンタ値“La−Rb”(“b’”)の部分)には、受
信した伝送データの送信元と受信先のアドレスやデータ
の種別等の重要なデータが含まれているのでそれほど問
題はない。
【0028】これ以後、受信バッファ3−2(受信バッ
ファ2)は受信可能の状態となる為、伝送データeが受
信バッファ3−2へ直ちに着信しても欠落することな
く、受信バッファ3−2に正常に格納できる。
【0029】以上のように、本実施例によれば複数の受
信バッファに順次伝送データを格納し、伝送データが格
納された受信バッファから順次記憶手段に伝送データを
転送し、これをサイクリックに行うことにより、伝送デ
ータの受信処理を中断することなく継続することができ
る。
【0030】尚、上述の実施例では受信バッファとして
3個の受信バッファ3−1〜3−3を使用したが3個に
限るものではなく、さらに多くの受信バッファで構成
し、さらに効率良く伝送データの受信処理を行うように
しても良い。
【0031】また、上述の実施例では、受信バッファ3
−1→受信バッファ3−2→受信バッファ3−3→受信
バッファ3−1→・・・とサイクリックに選択したが、
必ずしもこの選択順序に限るものではない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、伝送データの入力が頻
繁に行われるなどの理由により、伝送データの受信頻度
が高くなっても伝送データの受信の欠落がなく、かつ、
受信した伝送データの送信元と受信先のアドレスやデー
タの種別等の先頭部の重要なデータを含む最大限の範囲
で転送処理をすることができる。
【0033】また、受信データを記憶するか否かの必要
性を判断する充分な時間が得られるので、不必要な伝送
データが記憶手段に転送されることが無く、記憶手段の
使用効率を向上させ、経済的で効率良い伝送データの管
理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の受信データの管理装置のシステムブ
ロック図である。
【図2】一実施例のローカルメモリ内における制御ファ
イルの構成図である。
【図3】一実施例のPレベル(サイクリック)処理のフ
ローチャートである。
【図4】一実施例の割り込み処理のフローチャートであ
る。
【図5】一実施例の動作を説明するタイミングチャート
である。
【図6】一実施例の動作を説明する他のタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 伝送路 2 伝送制御部 3−1〜3−3 受信バッファ 4、7、15 バス 5 受信バッファ選択回路 6 マイクロプロセッサ(MPU) 8−1 伝送装置 8−2 伝送装置 9 受信バッファ選択信号 10 メインメモリ 11 アナライザプロセッサ部 12 表示部 13 割り込み信号 14 ローカルメモリ 16 受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−237251(JP,A) 特開 昭60−134951(JP,A) 特開 平1−108631(JP,A) 実開 平5−9053(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 13/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送データを受信する複数の受信バッフ
    ァと、 該複数の受信バッファの中のいずれの受信バッファに伝
    送データを格納するか選択する選択手段と、 選択された受信バッファに格納された伝送データを記憶
    手段に転送する転送制御手段と、前記複数の受信バッファへの伝送データの格納処理よ
    り、該複数の受信バッファから前記記憶手段への伝送デ
    ータの転送処理の方が遅い場合に、前記選択された受信
    バッファの 伝送データの転送処理を中断する中断制御手
    段とを有することを特徴とする伝送データの管理装置。
  2. 【請求項2】 伝送データを受信する複数の受信バッフ
    ァと、 該複数の受信バッファの中のいずれの受信バッファに伝
    送データを格納するか選択する選択手段と、選択された受信バッファに格納された伝送データを解析
    して、記憶手段に記憶する必要が有るか否かを判断する
    プロセッサ手段と、 前記プロセッサ手段が、前記選択された受信バッファの
    伝送データを前記記憶手段に記憶する必要があると判断
    したとき、該選択された受信バッファの伝送データを該
    記憶手段に転送する転送制御手段とを有し、 前記プロセッサ手段は、前記複数の受信バッファへの伝
    送データの格納処理より、該複数の受信バッファから前
    記記憶手段への伝送データの転送処理の方が遅い場合、
    該転送処理が行われている間に、前記選択された受信バ
    ッファの伝送データを解析する ことを特徴とする伝送デ
    ータの管理装置。
  3. 【請求項3】 伝送データを受信する複数の受信バッフ
    ァと、 該複数の受信バッファの中のいずれの受信バッファに伝
    送データを格納するか選択する選択手段と、 前記受信バッファに格納された伝送データを記憶手段に
    転送する転送制御手段と、 前記転送制御手段が、前記選択手段により選択された受
    信バッファの伝送データを前記記憶手段に転送中である
    とき、該選択された受信バッファの伝送データ の転送処
    理を中断する中断制御手段と を有することを特徴とする
    伝送データの管理装置。
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