JP2002325099A - 多重化装置、分離装置 - Google Patents

多重化装置、分離装置

Info

Publication number
JP2002325099A
JP2002325099A JP2001196270A JP2001196270A JP2002325099A JP 2002325099 A JP2002325099 A JP 2002325099A JP 2001196270 A JP2001196270 A JP 2001196270A JP 2001196270 A JP2001196270 A JP 2001196270A JP 2002325099 A JP2002325099 A JP 2002325099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
length
flag
data
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001196270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3855690B2 (ja
Inventor
Masayuki Baba
昌之 馬場
Yoshiaki Kato
嘉明 加藤
Yukinari Matsuda
幸成 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001196270A priority Critical patent/JP3855690B2/ja
Priority to DE2001631779 priority patent/DE60131779T2/de
Priority to EP20010954394 priority patent/EP1363439B1/en
Priority to PCT/JP2001/006598 priority patent/WO2002067530A1/ja
Priority to US10/467,342 priority patent/US7630411B2/en
Priority to CNB018227651A priority patent/CN100471193C/zh
Publication of JP2002325099A publication Critical patent/JP2002325099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3855690B2 publication Critical patent/JP3855690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/24Systems for the transmission of television signals using pulse code modulation
    • H04N7/52Systems for transmission of a pulse code modulated video signal with one or more other pulse code modulated signals, e.g. an audio signal or a synchronizing signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/24Time-division multiplex systems in which the allocation is indicated by an address the different channels being transmitted sequentially
    • H04J3/247ATM or packet multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/236Assembling of a multiplex stream, e.g. transport stream, by combining a video stream with other content or additional data, e.g. inserting a URL [Uniform Resource Locator] into a video stream, multiplexing software data into a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Insertion of stuffing bits into the multiplex stream, e.g. to obtain a constant bit-rate; Assembling of a packetised elementary stream
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送品質の劣化時にも制御情報および重要メ
ディアを所定の品質で伝送する。 【解決手段】 多重化装置では、2種類の入力データ列
a、bをそれぞれ固定長La、Lbで分割し、それぞれ
をパケット3a、3bとし、そのパケット3a、3bを
送信するときに、フラグ1と、分割したパケットのデー
タ種別を示すヘッダ2a、2bとを付与して送信する。
分離装置では、ヘッダ2が伝送誤り等により正常に認識
できない場合は、次に発生するフラグ1までのデータの
長さが、Laであれば入力データ列aと、Lbであれば
入力データ列bと推測して分離を行う。フラグ1が伝送
誤り等により正常に認識できない場合は、直前のヘッダ
2が入力データ列aを示すものであれば、そこからレン
グスLa後にフラグ1が存在するものとして、またヘッ
ダ2が入力データ列bを示すものであればそこからレン
グスLb後にフラグ1が存在するものとして、以降の分
離処理を続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ル化されたビデオデータ、オーディオデータ、および汎
用データなどの複数種類のマルチメディアデータを入力
データとしてそれぞれパケットに分割し、分割した各パ
ケットを多重化して多重化ストリームとして伝送する多
重化装置と、多重化ストリームを分離する分離装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば、ITU−T勧告H.2
23に示される多重化ストリーム10の構成である。図
において、14は多重される入力データ列A,B、11
はパケットの切れ目を示すフラグ、12はパケットのデ
ータ種別、誤り制御、およびパケットの連続性を示すヘ
ッダ、13は入力データ列を適当な長さに分割したデー
タである。
【0003】次に動作について説明する。図8は、A,
Bの2つの入力データ列14を多重して1つの多重化ス
トリーム10を送信する例であるが、この場合、まず、
多重化装置は、A,Bの2つの入力データ列14をそれ
ぞれ適当な長さに分割してデータ13を作成する。そし
て、そのデータ13を送信するときに、フラグ11と分
割したパケットのデータ種別を示すヘッダ12を付与し
てデータ13を送信する。
【0004】この多重化ストリーム10を受信する分離
装置では、フラグ11を検出して、フラグ11に続くヘ
ッダ12を解析し、その後に続いているデータ13の種
別を認識する。その際、フラグ11を検出するまでをデ
ータ13と認識して、同一データ種別のデータ13を集
めてA,Bの入力データ列14をそれぞれ復元する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の分離装
置では、データ13の中にフラグ11と同じパターンが
混入等してフラグのエミュレーションが発生した場合、
そのパターンをフラグ11と誤認識し、それ以降次の正
常なフラグ11を検出するまで、正常な入力データ列1
4の復元が行えなくなるという問題点があった。
【0006】また、多重化ストリーム10に伝送エラー
が付加された場合にも、同様にフラグ11を認識できず
に、それ以降次の正常なフラグ11を検出するまで、正
常な入力データ列14の復元が行えなくなるという問題
点があった。
【0007】さらに、フラグ11は検出できた場合で
も、伝送エラー等によりヘッダ12の誤認識がおきた場
合には、正常な入力データ列14の復元が行えなくなる
という問題点があった。
【0008】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、フラグのエミュレーションや、
フラグまたはヘッダの伝送エラーが発生しても、正常に
多重化ストリームを分離することのできる多重化ストリ
ームを生成する多重化装置、および正常に多重化ストリ
ームを分離する分離装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、複数種類の入力データをそれぞれパケ
ットに分割し、分割した各パケット多重化して伝送する
多重化装置であって、入力データの種類を示す識別情報
を前記各パケットに付与すると共に、入力データの種類
毎にパケットのレングスを変えて分割することを特徴と
する。
【0010】特に、入力データをその種類毎に異なる長
さの固定長のパケットに分割した際、前記固定長に満た
ないパケットが余った場合には、その固定長に満たない
パケットに対しては、そのパケットの識別情報によりさ
らに当該パケットのレングスが前記固定長より短いレン
グスの可変長パケットであることを示すことを特徴とす
る。
【0011】また、入力データをその種類毎に異なる長
さのパケットに分割する際、固定長のパケットに分割で
きず、複数の可変長パケットが入力データとなるものに
対しては、各パケットの識別情報によりさらに最大レン
グスの制限を設けた可変長パケットであることを示すこ
とを特徴とする。
【0012】また、識別情報は、可変長パケットである
ことを識別すると共に、さらにその可変長パケットのレ
ングスの範囲を示すことを特徴とする。
【0013】また、可変長パケットを多重化する際、そ
の後に多重するパケットとの間に、パケットの切れ目を
示すフラグの数を、固定長パケット直後のフラグの数よ
り多く入れることを特徴とする。
【0014】また、識別情報をパケットに付与する際、
識別情報として設定する値の組み合わせを少なくし、そ
れぞれの値としてとりうるハミング距離を大きくとるこ
とを特徴とする。
【0015】また、多重化するパケットにレングス情報
を付加することを特徴とする。
【0016】また、入力データの種類を示す識別情報が
パケットに付与されていると共に、入力データの種類毎
にパケットのレングスを変えた複数種類の入力データの
パケットが多重された多重化データを受信し、前記多重
化データのパケットの切れ目を示すフラグに基づき前記
パケット単位に分離し、前記識別情報に基づき前記入力
データの種類毎に出力データとして出力することを特徴
とする。
【0017】また、可変長に分割されたパケットの識別
情報は、さらにそのレングスの範囲を示しており、前記
識別情報が付与された可変調パケットの場合には、その
識別情報に基づき、次のパケットとの間の切れ目を示す
フラグの位置を推測してそのフラグを検出しそのフラグ
に基づきパケットを分離すると共に、前記入力データの
種類毎に出力データとして出力することを特徴とする。
【0018】また、レングス情報が付与されているパケ
ットを受信した場合、そのレングス情報に基づきパケッ
トの切れ目を示すフラグの位置を水槽区することを特徴
とする。
【0019】また、多重化データのパケットの切れ目を
示すフラグを認識できない場合は、1つ前のパケットの
識別情報が固定長のパケットを示すものであればその識
別情報に基づき、もしくはレングス情報が付与されてい
ればそのレングス情報に基づき、次のパケットとの間の
切れ目を示すフラグの位置を推測してそのフラグを検出
しそのフラグに基づきパケットを分離すると共に、前記
入力データの種類毎に出力データとして出力することを
特徴とする。
【0020】また、多重化データのパケットの切れ目を
示すフラグを認識できない場合は、1つ前のパケットの
識別情報が可変長のパケットを示すものであればその識
別情報に基づき、当該1つ前のパケットのレングスの範
囲を認識し、パケットの切れ目を示すフラグを類推する
ことを特徴とする。
【0021】また、多重化データの識別情報が識別でき
ない場合は、パケットのレングスよりデータの種類を推
測することを特徴とする。
【0022】また、識別情報に誤りが混入した場合に
は、もっともハミング距離の近い設定値を識別情報とし
て認識することを特徴とする。
【0023】また、識別情報もしくはレングス情報によ
りあるパケットのパケットのレングスまたはその範囲を
認識できた場合は、その認識したレングスの近傍または
その範囲まで、次のパケットとの間の切れ目を示すフラ
グの検出を行わないことを特徴とする。
【0024】また、多重化データを受信して、前記多重
化データのパケットの切れ目を示すフラグに基づきパケ
ット単位に分離する場合、まず、受信した多重化データ
よりフラグを検出し、次にその後に続く識別情報を解析
して固定長パケットであるか、可変長パケットであるか
を判断し、固定長パケットの場合は、その固定長に基づ
き推測した位置に次のフラグが存在する場合、それまで
のデータを識別情報に従い分離処理を行う一方、可変長
パケットの場合は、その可変長に基づき推測可能な範囲
に次のフラグが存在する場合、それまでのデータを識別
情報に従い分離処理を行う、ことを特徴とする。
【0025】また、フラグを検出した場合、その後に識
別情報が続くか否かを判断し、フラグの後に識別情報が
続く場合には、当該検出したフラグを正常なフラグとし
て認識する一方、フラグの後に識別情報が続かない場合
には、当該検出したフラグを正常なフラグとして認識し
ないことを特徴とする。
【0026】また、フラグが存在すると予測した位置に
フラグでないパターンを検出した場合、その後に続くデ
ータが識別情報と認識でき、またフラグの位置に存在し
ていたパターンがフラグの値に誤りが付加されたものと
判断できる場合、そのパターンをフラグとみなして分離
処理を行うことを特徴とする。
【0027】また、識別情報を認識できず、パケットの
レングスからもデータの種類を類推できない場合は、発
生確率の高い識別情報のデータとして分離することを特
徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
に係る多重化装置と分離装置との接続を示す図である。
図において、Aは多重化装置、Bは分離装置であり、多
重化装置Aと分離装置Bとはインターネットなどのネッ
トワーク(図示せず。)を介し接続され、多重化装置A
は2種類の入力データ列a,bを多重化した多重化デー
タである多重化ストリーム5を分離装置Bへ伝送し、分
離装置Bは多重化装置Aからの多重化ストリーム5を受
信して入力データ列a,bを分離して出力することを示
している。尚、多重化装置Aおよび分離装置B内の構成
は、特別新しい構成はないので、ここではその説明は省
略する。
【0029】図2は、この実施の形態1の多重化装置A
が送信し、分離装置Bが受信する多重化ストリーム5を
示す図である。図において、1はパケットの区切れ目を
示すフラグ、2a〜2bは多重している入力データ列
a,bの種別等を示す識別情報としてのヘッダ、3a〜
3bは多重化すべき入力データ列a,bをその種別毎に
適当な長さに分割したパケット、5は多重化ストリーム
である。なお、本発明の実施の形態では、多重化すべき
データの種類は、従来技術の場合と同様に、説明の便宜
上a,bの2種類で説明するが、本発明では、多重化す
べきデータの種類はいくつでもよい。また、入力データ
の種類とは、ビデオや、オーディオ、データ等のメディ
アの種類毎に種類分けしても良いし、例えばビデオ等の
同一メディアでもあっても、エンコーダなどの情報源毎
に種類分けたり、符号化方式毎に種類分けしても良い
し、さらにはそれより上位の番組毎に種類分けするよう
にしても勿論よい。
【0030】次に動作について説明する。まず、多重化
装置Aは、2種類の入力データ列a、bを入力すると、
図2に示すように、それぞれデータの種類ごとにレング
スを変え固定長La、Lbで分割してそれぞれパケット
3a、3bとし、そのパケット3a、3bを送信すると
きに、パケットの区切れ目を示すフラグ1と、分割した
データa,bの種別等を示す識別情報であるヘッダ2
a、2bとを付与して送信する。これが図2に示す多重
化ストリーム5である。
【0031】分離装置Bでは、この多重化ストリーム5
を受信すると、まず、フラグ1を検出し、続いてそのフ
ラグ1に続くヘッダ2を解析して、その後に続いている
パケットのデータ種別を認識する。その際、次のフラグ
1を検出するまでは同じパケットであると認識して、正
常にパケットを分離する。
【0032】ここで、ヘッダ2が伝送誤り等により正常
に認識できない場合は、分離装置Bは、その後に続いて
いるパケットのデータ種別を認識できないので、次に発
生するフラグ1までのデータの長さがLaであれば入力
データ列aと推測し、また次に発生するフラグ1までの
データの長さがLbであれば入力データ列bと推測して
分離を行う。
【0033】なお、本実施の形態1の分離装置Bでは、
多重化ストリーム5中のヘッダ2a,2bを認識するこ
とによりパケット3a,3bのレングスを認識できるよ
うに、多重化装置Aが多重化する入力データの種別や、
その種別毎に入力データを分割する際の固定のレング
ス、フラグ1およびヘッダ2のビット数等を、多重化装
置Aとの間で予め取り決めておくか、多重化装置Aから
多重化ストリーム5を受信する前のネゴシエーションに
より伝送してもらっておき、予め認識しているものとす
る。尚、このことは、以下に説明する他の実施の形態の
分離装置Bでも同様である。
【0034】このように、この実施の形態1では、多重
化装置Aは各入力データを、データの種別毎にそれぞれ
異なる長さの固定レングスでパケットに分割し、そのパ
ケットを多重化して伝送するので、分離装置Bはヘッダ
2を正常に解析できなくても、フラグ間のパケットのデ
ータレングスによって、そのパケットのデータ種別を認
識することができ、正常にデータを分離できる効果があ
る。
【0035】また、分離装置Bでは、フラグ1が伝送誤
り等により正常に認識できない場合がある。フラグ1が
正常に認識できないケースとしては、伝送エラーによる
フラグの誤りや、伝送すべきデータ中にフラグと同一の
コードが含まれる、いわゆるフラグのエミュレーション
現象等が考えられる。これらの状況からフラグ1を適切
に認識するためには、フラグ1だけでなく、その後に続
くヘッダ2やレングスを利用するべきである。
【0036】このため、本実施の形態1の分離装置Bで
は、あるフラグ1が伝送誤り等により正常に認識できな
い場合は、その直前のヘッダ2が識別情報として入力デ
ータ列aを示すものであれば、そこからレングスLa後
に正常に認識できなかったフラグ1が存在するものとし
て、以降の分離処理を続けることができる。同様に、ヘ
ッダ2が入力データ列bを示すものであれば、そこから
レングスLb後に正常に認識できなかったフラグ1が存
在するものとして、以降の分離処理を続けることができ
る。
【0037】このように、実施の形態1では、多重化装
置Aは各入力データをそれぞれデータの種別毎に異なる
固定のレングスでパケットに分割し、そのパケットを多
重化して伝送するので、分離装置Bではフラグ1を正常
に検出できなくても、直前のヘッダ2によりそのパケッ
トの種別を認識し、そのパケットのレングスも認識でき
るので、その後に発生するフラグ1の位置を予測でき、
正常にデータを分離できる効果がある。
【0038】なお、上記実施の形態1では、各入力デー
タをそれぞれデータの種別毎に異なる固定レングスのパ
ケットに分割するように説明したが、各入力データ毎に
固定長パケットに分割していった際に、最後に例えばそ
の固定長に満たないパケットが分割された場合には、次
に説明する実施の形態2等に示すように可変長パケット
のままで多重分離するようにしてもよいが、他の固定長
パケットとレングスが同一になるように固定長に満たな
いパケットにヌルパケットを追加して、入力データの種
別毎に異なる固定レングスとするようにしても勿論良
い。
【0039】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
各入力データをその種類毎にそれぞれ異なる固有のレン
グスのパケットに分割して多重および分離する装置につ
いて説明したが、次に同一種類の入力データでも可変の
レングスで分割して多重し転送する場合の実施の形態2
について説明する。
【0040】図3は、この実施の形態2の多重化装置A
が送信し、分離装置Bが受信する多重化ストリームを示
す図である。図において、2a、2a0、2bは多重し
ているパケットのデータ種別および可変長パケットの場
合には可変長パケットのレングスを範囲により間接的に
示す識別情報としてのヘッダであり、それに続くデータ
の長さはそれぞれLa、La0、Lbである。その他
は、図2と同様なので省略する。なお、ヘッダ2a0が
可変長パケットのヘッダであり、ヘッダ2a、2bが固
定長パケットのヘッダである。また、データの種別毎に
固定長パケットのレングスを変えているので、ヘッダ2
a、2bは、入力データの種別を示すだけでなく、デー
タの種別毎に固定長パケットのレングスを識別または示
しているものといえる。
【0041】次に動作について説明する。まず、多重化
装置Aは、2種類の入力データ列a、bをそれぞれ固定
長La、Lbで分割し、それぞれをパケット3a、3b
として、フラグ1と分割したパケットのデータ種別を示
すヘッダ2a、2bを付与して送信する。
【0042】ここで、本実施の形態2の多重化装置Aで
は、入力データ列aを固定長Laのパケット3aに分割
して多重化する際、例えば、分割の最後に固定長Laに
満たないパケット3a’が現れた場合、その固定長La
に満たないパケット3a’は、図3に示すように、その
レングスが入力データaを分割した通常のパケット3a
の固定長Laより短い任意のレングスLa0のパケット
であるので、固定長Laに満たないパケット3a’に対
しては、パケット3aとはデータの種別が同じで、か
つ、パケット3aのレングスLaとは異なるレングスL
a0であることを示す識別情報としてヘッダ2a0を付
与して多重を行う。
【0043】つまり、本実施の形態2の多重化装置Aで
は、パケットに付与する識別情報としてのヘッダ2によ
り、データの種別だけでなく、パケットのレングス、す
なわちバケット長まで識別しているので、同一種別の入
力データを分割したパケットであっても、パケット長を
変えること、すなわち可変長パケットとして多重化する
ことができる。
【0044】一方、本実施の形態2の分離装置Bでは、
この多重化ストリーム5を受信すると、受信した多重化
ストリーム5からフラグ1を検出し、フラグ1に続くヘ
ッダ2を解析して、その後に続いているパケットのデー
タ種別を識別すると共に、パケットのレングスまで識別
する。
【0045】つまり、本実施の形態2の分離装置Bで
は、ヘッダ2a,2bを解析した場合には、前記実施の
形態1の場合と同様に、それらに続くパケット3a,3
bのデータ種別a,bとそのレングスLa、Lbを識別
する。一方、ヘッダ2a0を解析した場合には、ヘッダ
2a0に続くパケットは、パケット3aとはデータの種
別が同じであるが、パケット3aのレングスLaとは異
なるレングスLa0であると識別して、ヘッダ2a0以
降レングスLa以内にパケット3a’が完結し、その後
フラグ1を検出できることを予想することができる。
【0046】このため、伝送誤り等により、分離装置B
でヘッダ2a0の後のフラグ1が検出できなかった場合
でも、本実施の形態2の分離装置Bでは、ヘッダ2a0
以降レングスLa0以内にフラグ1と類似するパターン
を検出し、それをフラグ1とみなして分離処理を継続す
ることができる。
【0047】特に、本実施の形態2では、多重化装置A
は基本的には同一種別の入力データを固定長パケットに
分割するが、分割の最後のパケットが固定長にならない
場合は、その可変長パケットのレングスの最大長を固定
長パケットのレングスより小さくし、かつ、固定長パケ
ットと可変長パケットのそれぞれにデータ種別およびレ
ングスを識別できる固有のヘッダ2a0を付与すること
によって、フラグ1が正常に検出できなくても、その直
前のパケットのヘッダ2a0により、その後に発生する
フラグ1の範囲を限定して、フラグ1に類似するデータ
をフラグとして処理することで、正常にデータを分離で
きる効果がある。
【0048】また、入力データの長さが多重化装置A側
でわからなかったり、入力データの長さが一定しない等
の理由により、入力データを固定長パケットに分割せ
ず、常に可変長パケットに分割して伝送する場合には、
可変長パケットの最大レングスを規定しておくことで、
伝送誤り等により、分離装置Bでヘッダ2の後の次のバ
ケットのフラグ1が検出できない場合でも、本実施の形
態2の分離装置Bでは、ヘッダ2以降の可変長の規定最
大レングス以内にフラグと類似するパターンを検出し、
それをフラグとみなして分離処理を継続するようにして
もよい。
【0049】つまり、例えば、ある入力データを可変長
パケットに分割する場合に、多重化装置Aは、その可変
長パケットの最大レングスを例えばLmax等と決め
て、分割する可変長パケットのレングスを最大レングス
をLmax以下の任意のレングスで分割するようにし
て、分割した最大レングスLmax以下の各可変長パケ
ットに同じヘッダ2を付加するようにしても良い。この
とき、最大レングスだけでなく、最小レングスも決めて
おき、最小レングスから最大レングスの範囲内で分割す
る可変長パケットのレングスを規定するようにしても勿
論よい。
【0050】このように、本実施の形態2では、多重化
装置Aは同一種別の入力データを可変長のパケットに分
割して多重伝送するときでも、レングスの最大長等を規
定し、固有のヘッダを付与することによって、フラグが
正常に検出できなくても、その直前のパケットのヘッダ
により、その後に発生するフラグの範囲を限定して、フ
ラグに類似するデータをフラグとして処理することで、
正常にデータを分離できる効果がある。
【0051】また、多重化装置Aは、例えば、可変長の
最大レングスがLaのパケットを、それぞれ、La1,
La2,・・・,Lanの可変長でn分割し、La1
(0以上La×1/n未満)、La2(La×1/n以
上La×2/n未満)、・・・、Lan(La×(n-1)
/n以上La未満)のレングスのパケットに対して、そ
れぞれ個別のヘッダ2a1、2a2、・・・、2anを
付与することにより、固定長Laに満たないパケット3
aでも、2a1、2a2、・・・、2anのN種類のヘ
ッダによって、可変長パケットのレングスの範囲を詳細
に識別して示すこともできる。
【0052】このため、伝送誤り等により、分離装置B
でヘッダ2ax(xは1〜N)の後のフラグ1が検出で
きなかった場合でも、レングスLa×(x−1)/n以
上レングスLa×x/n以内の範囲にフラグ1と類似す
るパターンを検出することにより、それをフラグ1とみ
なして分離処理を継続することができる。
【0053】このように、本実施の形態2では、可変長
パケットの各レングスに対しても、ヘッダ2により各レ
ングスの範囲を識別できるようにしたことで、フラグ1
が正常に検出できなくても、直前ヘッダによりその後に
発生するフラグの範囲を可変長パケットの各レングス毎
により正確に限定でき、フラグに類似したデータをフラ
グとして処理することで、正常にデータを分離できる効
果がある。
【0054】また、本実施の形態2では、パケットに付
与する識別情報としてのヘッダ2a0により、データの
種別aだけでなく、パケット3a’のレングスLa0ま
で識別するようにしたので、例えば、データの種別が異
なるパケットでレングスが同じになった場合でも、その
パケットを識別できる。つまり、図3の場合において、
例えば、パケット3bのレングスLbと、パケット3
a’のレングスLa0とが同一になったとしても、それ
ぞれのヘッダ2bとヘッダ2a0の違いにより、そのパ
ケット3a’のデータ種別を識別できる。
【0055】さらに、本実施の形態2では、パケットに
付与する識別情報としてのヘッダ2a0により、データ
の種別aだけでなく、パケット3a’のレングスLa0
まで識別するようにしたので、例えば、識別情報である
ヘッダ毎にそれに続くパケットのレングスを異なるよう
にすれば、同一種類のデータに可変長のパケットが混在
する場合でも、ヘッダからパケットのデータ種別および
パケットのレングスが識別できるだけでなく、ヘッダが
伝送誤り等により認識できない場合でも、パケットのレ
ングスを認識することにより、パケットのデータ種別を
識別することができる。つまり、図3の場合において、
例えば、パケット3a’のヘッダ2a0を認識できず、
そのパケット3a’のデータ種別を識別できない場合で
も、パケットの切れ目を示すフラグ1の検出により、そ
のパケット3a’のレングスLa0を認識できた場合に
は、そのレングスLa0に基づきそのパケット3a’の
ヘッダが2a0と一意に決まるので、パケットのレング
スよりそのパケットのデータ種別を識別できる。
【0056】なお、上記説明では、可変長パケットの場
合には、上述のようにその識別情報としてのヘッダによ
りそのパケットのデータ種別の他にデータレングスの範
囲を示すように説明したが、本発明ではこれに限らず、
その識別情報としてのヘッダによりそのパケットのデー
タ種別の他に、データのレングス情報を直接示すように
しても勿論良い。具体的には、多重化装置Aは、例え
ば、最大レングスがLaのパケットを、それぞれ、La
1,La2,・・・,Lanの可変長でn分割する場
合、それらのレングスを有する可変調パケットに対し
て、それぞれ個別のヘッダ2a1、2a2、・・・、2
anを付与して、ヘッダ2a1の可変長パケットはその
レングスがLa1、ヘッダ2a2の可変長パケットはそ
のレングスがLa2、・・・、ヘッダ2anの可変長パ
ケットはそのレングスがLanというように、ヘッダに
より可変長パケットのレングスを直接示すようにしても
良い。
【0057】このようにすれば、分離装置Bでは、可変
長パケットのレングスを直接示すヘッダ2を認識するこ
とにより、可変長パケットのレングスの範囲を示す識別
情報としてのヘッダ2を認識する場合よりも、そのヘッ
ダ2により可変長パケットの次に発生するであろうフラ
グの位置をより正確に推測できる。
【0058】以上のように、本実施の形態2によれば、
ヘッダ2に含まれているデータ種別情報もしくはレング
ス情報を用いて、分離装置Bはパケットのデータ種別だ
けでなく、パケットのレングスまたはその範囲を認識で
きるため、フラグ1を正常に検出できなくても、直前パ
ケットのヘッダによりそのパケットのレングスまたはそ
の範囲を認識することにより、その後に発生するフラグ
の位置を正確に推測でき、フラグに類似したデータをフ
ラグとして処理することで、正常にデータを分離でき
る。
【0059】また、本実施の形態2によれば、ヘッダ2
によりそのパケットのレングスまたはその範囲を認識し
て、次に発生するフラグ1の位置もしくはその範囲を推
測することにより、次に発生するフラグ1の位置近傍も
しくはその範囲までフラグ検索を行なわないようにして
も良い。
【0060】このようにすれば、フラグ1の発生位置も
しくはその範囲を推測することによって、フラグの検索
範囲が限定され、フラグ1の検出または検索にかかる処
理負荷を軽減できる。
【0061】実施の形態3.以上の実施の形態1,2で
は、多重するパケット間にはその切れ目を示すフラグと
して、基本的には1つのフラグを挿入するようにしたも
のであるが、次に、多重するパケット間のフラグの数を
制御する実施の形態について説明する。
【0062】図4は、この実施の形態3の多重化装置A
が送信し、分離装置Bが受信する多重化ストリームを示
す図である。図4において、図3と同一の参照番号は、
図3と同一または同等の要素であるので、詳細説明を省
略する。
【0063】次に動作について説明する。まず多重化装
置Aは、実施の形態2の場合と同様に、フラグ1、ヘッ
ダ2、パケット3を一塊として多重化ストリーム5を転
送する。分離装置Bでは、受信した多重化ストリーム5
からフラグ1を検出することによって、パケット3の分
れ目を検出する。
【0064】ここで、本実施の形態3の多重化装置Aで
は、可変長のパケットを多重転送する場合、その可変長
パケット直後に、少なくとも固定長パケット直後の場合
よりフラグを多く入れて(図4の場合、固定長パケット
直後に入れるフラグ1を2つ入れている)、次のデータ
を多重する。図4では、ヘッダ2a0の後に可変長パケ
ット3a’が存在するので、可変長パケット3a’の次
にフラグ1を2つ入れて、その後に次のヘッダ2aおよ
びパケット3aを転送することを示している。なお、可
変長パケット直後に入れるフラグは、固定長パケット直
後に入れるフラグ1の数より多くすれば良いので、2つ
でなくても、3つでも、またはそれ以上でも勿論良い。
また、分離装置Bでは、フラグ1がいくつ入っても、デ
ータの分離には問題ないため、正常にデータを分離する
ことができる。
【0065】すると、分離装置Bでは、固定長のデータ
が後に続くヘッダ2aを検出した場合は次のフラグ1の
位置を正確に予測できるが、可変長のパケット3a’が
後に続くヘッダ2a0を検出した場合には、次のフラグ
1の位置を正確に予測できない場合がある。特に、ヘッ
ダ2により可変長パケットのレングスの範囲を示した場
合に、その範囲が広範囲におよぶ時、次のフラグ1の位
置を正確に予測できない場合があり得る。このような状
況で次のフラグ1が伝送エラー等によって正確に検出で
きなかった場合、次のパケットを正確に分離できなくな
るおそれがある。
【0066】しかし、本実施の形態3の多重化装置Aで
は、可変長パケット3a’の後にフラグ1を、固定長パ
ケット直後に入れる場合より多くなるように、例えば2
つ挿入するようにしたので、本実施の形態3の分離装置
Bでは、可変長パケット3a’の後にフラグ1を1つ入
れる場合よりも、フラグを検出する確率が上がり、以降
正常なデータの分離が行える確率も向上する。
【0067】このように、本実施の形態3では、可変長
パケットの後に固定長パケット直後に入れる場合よりフ
ラグを多く入れるようにしたので、分離装置Bにおける
可変長パケットのフラグの検出確率が向上し、正常に可
変長パケットを分離できる効果がある。
【0068】実施の形態4.実施の形態4では、ヘッダ
2を正確に認識するために、誤りに強いヘッダ2の符号
を選択する実施の形態について説明する。
【0069】本実施の形態4の多重化装置Aでは、ヘッ
ダ2に設定される識別情報の値を選択するときに、設定
する値の組み合わせを少なくし、そしてそれらの値のハ
ミング距離が長くなるような値を選択することを特徴と
する。
【0070】図5は、この実施の形態4の多重化装置A
が送信し、分離装置Bが受信する多重化ストリーム内の
ヘッダの値を示す図である。具体的には、図5はヘッダ
が3ビットの場合の例であり、この場合、多重化装置A
は、2種類のヘッダを識別するために、3ビットからな
るヘッダの値として(0,0,0)と(1,1,1)の
2つの値を選択する。このときのハミング距離は3であ
る。
【0071】このため、本実施の形態4の分離装置Bで
は、このヘッダを受信する際に、ヘッダに誤りが付加さ
れた場合でも、1ビットの誤りであれば、ハミング距離
が3であるので、(0,0,0)もしくは(1,1,
1)の距離の近いほうの値と推測できる。図5では、
(0,0,0)の1ビット誤りである(0,0,1)
(0,1,0)もしくは(1,0,0)は、(0,0,
0)の値のヘッダであると推測できる一方、(1,1,
1)の1ビット誤りである(0,1,1)、(1,0,
1)もしくは(1,1,0)は、(1,1,1)の値の
ヘッダであると推測できることを示している。
【0072】このため、nビットのヘッダの場合でも、
実際に使用する値を選択するときに、お互いのハミング
距離を長くとれば、ヘッダに誤りが付加された場合で
も、正確にヘッダを推測できる。
【0073】以上のように、本実施の形態4では、ヘッ
ダ2の値の種類をなるべく少なくして、それぞれのハミ
ング距離を長くとるようにしたので、識別情報であるヘ
ッダ2に誤りが付加された場合でも、正確なヘッダを推
測でき、正常にデータを分離できる効果がある。
【0074】実施の形態5.次に、分離装置B側のデー
タ分離のための詳細な処理手順を実施の形態5として説
明する
【0075】図6は、実施の形態5の分離装置Bでのデ
ータ分離のための処理フローを示したものである。ま
ず、フラグ検出処理について説明する。まず、分離装置
Bでは、多重化ストリーム5のデータを受信すると(ス
テップS100)、続いてその受信データがフラグ1で
あるか否かのフラグ検出処理を行ない(ステップS11
0)、この時、受信データがフラグ1と見なせない場合
は(ステップS110“No”)、ステップS100へ
戻り、次のデータの受信処理を行う。なお、図6におけ
るフラグ検出処理には、上記実施の形態1〜4にて説明
したヘッダからそれに続くパケットのレングスまたはそ
の範囲を推定して次のフラグの位置を推定する等の各種
フラグ検出処理を使用しても良い。
【0076】これに対し、受信データをフラグ1と判断
してフラグの正常性を確認できた場合は(ステップS1
10“Yes”)、続いてヘッダ2の解析処理を行い
(ステップS120)、このヘッダ2の後に続くデータ
列が固定長パケットなのか、あるいは可変長パケットな
のかを判断する。これは、次に説明するように、後に続
くデータ列が固定レングスの固定長パケットであるか、
可変レングスの可変長パケットであるかにより、これに
続く処理が異なるからである。尚、ステップS120の
ヘッダ解析処理において、登録されていないヘッダを認
識した場合や、ヘッダを正常に認識できない場合は、ス
テップ110で検出したフラグは正常なフラグでない、
あるいはステップ120で解析したヘッダは本当のヘッ
ダでないものとして、ステップS100へ戻り、再度フ
ラグを検出するようにする。
【0077】次に、ステップS120のヘッダ解析処理
において、後に続くデータ列が固定長パケットであると
判断した場合の処理について説明する。
【0078】ヘッダの解析により、後に続くデータ列が
固定長パケットであると判断した場合、その固定長パケ
ットのレングスはデータ種別毎に、すなわちヘッダ毎に
異なっているので、分離装置Bは、ヘッダの解析よりそ
の固定長パケットのレングスを認識することができる。
このため、分離装置Bは、次のパケットの先頭を検出す
るために、ヘッダに基づき認識した所定の固定レングス
になるまで(ステップS140“Yes”)、ステップ
S130のデータ受信処理を繰り返す(ステップS14
0“No”→S130)。
【0079】そして、分離装置Bは、所定の固定レング
ス後に、ステップS110と同様のフラグの検出を行
い、検出したフラグが正常なフラグであるか否かを判断
し(ステップS150)、検出したフラグが正常なフラ
グでないと判断した場合には(ステップS150“N
o”)、ステップS100のデータ受信処理を介しステ
ップS110のフラグ検出処理を実行する。
【0080】これに対し、検出したフラグが正常なフラ
グであると判断した場合には(ステップS150“Ye
s”)、そのフラグの検出まで受信したパケットデータ
を分離し(ステップS160)、ステップS120に戻
り、そのフラグに続くヘッダの解析処理を行ない、上述
の処理を繰り返す。
【0081】次に、ステップS120のヘッダ解析処理
において、後に続くデータ列が可変長パケットであると
判断した場合の処理について説明する。
【0082】ヘッダの解析により、後に続くデータ列が
可変長パケットであると判断した場合、固定長パケット
の場合と同様に、分離装置Bは、ヘッダからその可変長
パケットのレングスまたはその範囲を認識することがで
きる。このため、分離装置Bは、次のパケットの先頭を
検出するために、ヘッダから認識した所定の値または所
定範囲のレングスになるまで(ステップS180“Ye
s”)、このデータ受信を繰り返す(ステップS180
“No”→S170)。
【0083】そして、受信したデータが所定の値または
所定範囲のレングスになると(ステップS180“Ye
s”)、ステップS110と同様のフラグの検出処理を
行って、検出したデータが正常なフラグであるか否かを
判断し(ステップS190)、検出したデータが正常な
フラグであると判断した場合には(ステップS190
“Yes”)、そのフラグの検出まで受信したパケット
データを分離して(ステップS160)、ヘッダ解析処
理のステップS120に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0084】これに対し、検出したデータが正常なフラ
グでないと判断した場合には(ステップS190“N
o”)、可変長パケットのレングスが範囲で示されてい
る場合のみ、現在の受信データのレングスがヘッダに基
づく可変レングスの範囲の最大値を超えているか否かを
判断し(ステップS200)、超えていなければ(ステ
ップS200“No”)、さらにフラグを探すために、
ステップS170のデータ受信処理に戻る一方、受信デ
ータのレングスが予め定めておいた可変レングスの最大
値を超えている場合には(ステップS200“Ye
s”)、ステップS100のデータ受信処理を介しステ
ップS110のフラグ検出処理を実行する。なお、ヘッ
ダが可変長パケットのレングスを直接示している場合に
は、上述のステップ200の判断処理は不要となる。
【0085】このように、本実施の形態5では、前述し
た実施の形態1〜4のフラグ検出やヘッダ解析機能を組
み合わせることで、データの中にフラグと同じパターン
が存在した場合でも、正常にデータを分離できるという
効果がある。
【0086】また、分離装置Bは、フラグの誤認識を避
けるために、フラグだけでなくその後のヘッダと合わせ
て正常性を認識するようにしてもよい。例えば、フラグ
と同一のコードがデータ中に含まれていた場合には、そ
のコードをフラグと認識してしまうおそれがある。特
に、可変長パケットの次のフラグは、フラグの位置が予
測できない場合があるため、このようなエミュレーショ
ンは頻繁に発生する可能性がある。そのため、フラグの
後に続くヘッダの取りうる値が限定されているのであれ
ば、その値に属さないものがフラグの後に続いていた場
合、その直前のフラグはエミュレーションということに
なる。このようにして正しいフラグを検出することがで
きる。
【0087】このように、本実施の形態5では、フラグ
検出とヘッダ解析機能を組み合わせることで、データの
中にフラグと同じパターンが存在した場合でも、正常に
データを分離できるという効果がある。
【0088】さらに、分離装置Bは、伝送エラーによっ
てフラグが検出できないことのないように、フラグやヘ
ッダに誤りが混入していたとしてもそれを許容できるよ
うにしてもよい。例えば、あるパケット直前のパケット
のヘッダからあるパケットのフラグの存在する位置を予
測し、その位置に例えば1ビット誤りを含んだフラグを
検出した場合でも、それをフラグと認識することでエラ
ー耐性のあるフラグ検出が可能となる。また、フラグだ
けでなくヘッダにもエラーが混入しても、正常なヘッダ
を予測できれば、その値を用いて正常な分離処理が行え
る。
【0089】このように、本実施の形態5では、フラグ
検出とヘッダ解析機能に正確な値でなくとも近い値であ
れば処理を継続するようにすることで、伝送エラー等で
フラグやヘッダに誤りが混入した場合でも、正常にデー
タを分離できるという効果がある。
【0090】実施の形態6.次に、ヘッダを正常に認識
できなかった場合の分離処理を実施の形態6として説明
する。
【0091】まず、多重化装置Aが実施の形態1の場合
と同様に、データを多重伝送した際、伝送エラー等であ
るヘッダに誤りが付加されたものとする。
【0092】図7は、この実施の形態6の多重化装置A
が送信し、誤りが付加された後に分離装置Bで受信され
た多重化ストリームの一例を示す図である。具体的に
は、図7において、伝送エラー等により誤りが付加され
たことにより、ヘッダ2aがヘッダ2zとなって、ヘッ
ダ2aが本来取りうるべき値でない値となった場合、以
降に続くパケット3aもデータ種別が不明となってパケ
ット3zとして認識し、そのレングスも不明となる。
【0093】このため、本実施の形態6の分離装置Bで
は、その後に続くフラグ1およびヘッダ2bを検出する
ことで、それ以前のパケット3zのレングスがLaであ
ることが判明するので、パケットのレングスより入力デ
ータの種別が一意に決定することから、レングスLaを
取りうるヘッダは2aしか存在しないと判断し、ヘッダ
2zはヘッダ2aに誤りが付加されたものとみなし、パ
ケット3zはデータaを分割したパケット3aとして処
理する。
【0094】このように、パケットのレングスとデータ
種別、すなわちデータ種別を示す識別情報であるヘッダ
とが一意に結びつけることにより、ヘッダに誤りが付加
された場合でも、その後に続くフラグを検出して不明な
パケットのレングスを算出し、さらにそのレングスから
ヘッダを割り出しそのパケットのデータ種別を認識し
て、そのヘッダの示すデータ種別によるデータの分離を
行うことで、正常な分離処理が行える。
【0095】また、以上の処理を、実施の形態5で説明
したフラグ検出処理やヘッダ解析処理に採用して、伝送
エラー等でフラグやヘッダに誤りが混入した場合でも、
正常にデータを分離できるという効果がある。
【0096】尚、前記方法で、レングスからヘッダを予
測できなかった場合、本実施の形態6の分離装置Bで
は、それまで分離していたデータを発生確率の高いデー
タとして分離するようにしてもよい。
【0097】例えば、AV通信などではビデオデータが
多いため、不明なデータはビデオデータとして分離すれ
ば、正しく分離される確率が高い。そのためヘッダを解
析できずに、データ種別が不明なデータを発生確率の高
いデータとして分離するのである。
【0098】このように、本実施の形態6では、データ
種別が不明なデータを発生確率の高いデータとして分離
するようにすることで、不明なデータでも正常に分離で
きる確率が高くなるという効果がある。
【0099】尚、前記各実施の形態1〜6では、それぞ
れの各実施の形態の説明が重複しないように、各実施の
形態の特徴部分を中心に説明したが、本発明では、各実
施の形態の内容が矛盾しない範囲で、各実施の形態を任
意に組み合せて実施するようにしても良い。例えば、実
施の形態3では、可変長パケットの直後に入れるフラグ
の数を固定長パケット直後に入れるフラグの数より多く
した実施の形態にのみ説明しているので、本発明では、
この実施の形態3と、可変長パケットに言及している実
施の形態2,4〜6とを組み合わせるようにしても良
い。このようにすれば、可変長パケットの場合には、ヘ
ッダ2からパケットのレングスやその範囲を認識すると
共に、可変長パケット直後の数の多いフラグ1より、よ
りフラグの検出効率が向上することになる。その他、実
施の形態4では、誤りに強いヘッダ2の符号を選択する
実施の形態についてのみ説明しているので、本発明で
は、この実施の形態4と、実施の形態1〜3,5,6と
を組み合せて使用するようにしても勿論良い。このよう
にすれば、固定長パケットに限らず、可変長パケットの
場合にも、識別情報としてのヘッダ2に誤りが付加され
た場合でも、正確なヘッダを推測でき、正常にデータを
分離できることになる。また、その他の実施の形態の任
意の組み合わせでも勿論可能である。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、入
力データの種類を示す識別情報を各パケットに付与する
と共に、識別情報毎にパケット長を固定にするようにし
たので、識別情報を正常に解析できない場合でも、パケ
ット長に基づきそのパケットの入力データの種類を認識
することができ、正常にデータを分離できる。
【0101】また、伝送誤り等によりパケットの切れ目
を示すフラグが正常に認識できない場合でも、その直前
のパケットの識別情報により、当該パケットのレングス
を認識できるので、正常に認識できなかったフラグの存
在位置を推測でき、正常にデータを分離できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る多重化装置と分離装置との接
続を示す図である。
【図2】 実施の形態1の多重化装置Aが送信し、分離
装置Bが受信する多重化ストリーム5を示す図である。
【図3】 実施の形態2の多重化装置Aが送信し、分離
装置Bが受信する多重化ストリームを示す図である。
【図4】 実施の形態3の多重化装置Aが送信し、分離
装置Bが受信する多重化ストリームを示す図である。
【図5】 実施の形態4の多重化装置Aが送信し、分離
装置Bが受信する多重化ストリーム内のヘッダの値を示
す図である
【図6】 実施の形態5の分離装置Bでのデータ分離の
ための処理フローを示す図である。
【図7】 実施の形態6の多重化装置Aが送信し、誤り
が付加された後に分離装置Bで受信された多重化ストリ
ームの一例を示す図である。
【図8】 例えば、ITU−T勧告H.223に示され
る多重化ストリーム10の構成を示す図である。
【符号の説明】
A 多重化装置、B 分離装置、1 フラグ、2 ヘッ
ダ、3 パケット、5多重化ストリーム(多重化デー
タ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 幸成 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 HB21 HB28 JA01 JA05 MB11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の入力データをそれぞれパケッ
    トに分割し、分割した各パケットを多重化して伝送する
    多重化装置であって、 入力データの種類を示す識別情報を前記各パケットに付
    与すると共に、入力データの種類毎にパケットのレング
    スを変えて分割することを特徴とする多重化装置。
  2. 【請求項2】 入力データをその種類毎に異なる長さの
    固定長のパケットに分割した際、前記固定長に満たない
    パケットが余った場合には、その固定長に満たないパケ
    ットに対しては、そのパケットの識別情報によりさらに
    当該パケットのレングスが前記固定長より短いレングス
    の可変長パケットであることを示すことを特徴とする請
    求項1記載の多重化装置。
  3. 【請求項3】 入力データをその種類毎に異なる長さの
    パケットに分割する際、固定長のパケットに分割でき
    ず、複数の可変長パケットが入力データとなるものに対
    しては、各パケットの識別情報によりさらに最大レング
    スの制限を設けた可変長パケットであることを示すこと
    を特徴とする請求項1記載の多重化装置。
  4. 【請求項4】 識別情報は、可変長パケットであること
    を識別すると共に、さらにその可変長パケットのレング
    スの範囲を示すことを特徴とする請求項2〜3のいずれ
    かに記載の多重化装置。
  5. 【請求項5】 可変長パケットを多重化する際、その後
    に多重するパケットとの間に、パケットの切れ目を示す
    フラグの数を、固定長パケット直後のフラグの数より多
    く入れることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記
    載の多重化装置。
  6. 【請求項6】 識別情報をパケットに付与する際、識別
    情報として設定する値の組み合わせを少なくし、それぞ
    れの値としてとりうるハミング距離を大きくとることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多重化装
    置。
  7. 【請求項7】 前記多重化される各パケットにレングス
    情報を付与することを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の多重化装置。
  8. 【請求項8】 入力データの種類を示す識別情報がパケ
    ットに付与されていると共に、入力データの種類毎にパ
    ケットのレングスを変えた複数種類の入力データのパケ
    ットが多重された多重化データを受信し、前記多重化デ
    ータのパケットの切れ目を示すフラグに基づき前記パケ
    ット単位に分離し、前記識別情報に基づき前記入力デー
    タの種類毎に出力データとして出力することを特徴とす
    る分離装置。
  9. 【請求項9】 可変長に分割されたパケットの識別情報
    は、さらにそのレングスの範囲を示しており、 前記識別情報が付与された可変長パケットの場合には、
    その識別情報に基づき、次のパケットとの間の切れ目を
    示すフラグの位置を推測してそのフラグを検出しそのフ
    ラグに基づきパケットを分離すると共に、前記入力デー
    タの種類毎に出力データとして出力することを特徴とす
    る請求項8の分離装置。
  10. 【請求項10】 レングス情報が付与されているパケッ
    トを受信した場合、そのレングス情報に基づき、次のパ
    ケットとの切れ目を示すフラグの位置を推測してそのフ
    ラグを検出しそのフラグに基づきパケットを分離すると
    共に、前記入力データの種類毎に出力データとして出力
    することを特徴とする請求項8、9のいずれかに記載の
    分離装置。
  11. 【請求項11】 多重化データのパケットの切れ目を示
    すフラグを認識できない場合は、1つ前のパケットの識
    別情報が固定長のパケットを示すものであればその識別
    情報に基づき、もしくはレングス情報が付与されていれ
    ばレングス情報に基づき、当該1つ前のパケットのレン
    グスを認識し、パケットの切れ目を示すフラグを類推す
    ることを特徴とする請求項8〜9のいずれかに記載の分
    離装置。
  12. 【請求項12】 多重化データのパケットの切れ目を示
    すフラグを認識できない場合は、1つ前のパケットの識
    別情報が可変長のパケットを示すものであれば、その識
    別情報に基づき、当該1つ前のパケットのレングスの範
    囲を認識し、パケットの切れ目を示すフラグを類推する
    ことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の分
    離装置。
  13. 【請求項13】 多重化データの識別情報が識別できな
    い場合は、パケットのレングスよりデータの種類を推測
    することを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載
    の分離装置。
  14. 【請求項14】 識別情報に誤りが混入した場合には、
    もっともハミング距離の近い設定値を識別情報として認
    識することを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記
    載の分離装置。
  15. 【請求項15】 識別情報もしくはレングス情報により
    あるパケットのパケットのレングスまたはその範囲を認
    識できた場合は、その認識したレングスの近傍またはそ
    の範囲まで、次のパケットとの間の切れ目を示すフラグ
    の検出を行わないことを特徴とする請求項8〜14のい
    ずれかに記載の分離装置。
  16. 【請求項16】 多重化データを受信して、前記多重化
    データのパケットの切れ目を示すフラグに基づきパケッ
    ト単位に分離する場合、まず、受信した多重化データよ
    りフラグを検出し、次にその後に続く識別情報を解析し
    て固定長パケットであるか、可変長パケットであるかを
    判断し、 固定長パケットの場合は、その固定長に基づき推測した
    位置に次のフラグが存在する場合、それまでのデータを
    識別情報に従い分離処理を行う一方、 可変長パケットの場合は、その可変長に基づき推測可能
    な範囲に次のフラグが存在する場合、それまでのデータ
    を識別情報に従い分離処理を行う、 ことを特徴とする請求項8〜15のいずれかに記載の分
    離装置。
  17. 【請求項17】 フラグを検出した場合、その後に識別
    情報が続くか否かを判断し、フラグの後に識別情報が続
    く場合には、当該検出したフラグを正常なフラグとして
    認識する一方、フラグの後に識別情報が続かない場合に
    は、当該検出したフラグを正常なフラグとして認識しな
    いことを特徴とする請求項8〜16のいずれかに記載の
    分離装置。
  18. 【請求項18】 フラグが存在すると予測した位置にフ
    ラグでないパターンを検出した場合、その後に続くデー
    タが識別情報と認識でき、またフラグの位置に存在して
    いたパターンがフラグの値に誤りが付加されたものと判
    断できる場合、そのパターンをフラグとみなして分離処
    理を行うことを特徴とする請求項8〜17のいずれかに
    記載の分離装置。
  19. 【請求項19】 識別情報を認識できず、パケットのレ
    ングスからもデータの種類を類推できない場合は、発生
    確率の高い識別情報のデータとして分離することを特徴
    とする請求項8〜18のいずれかに記載の分離装置。
JP2001196270A 2001-02-20 2001-06-28 多重化装置、分離装置 Expired - Fee Related JP3855690B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001196270A JP3855690B2 (ja) 2001-02-20 2001-06-28 多重化装置、分離装置
DE2001631779 DE60131779T2 (de) 2001-02-20 2001-07-31 Multiplexeinrichtung und demultiplexeinrichtung
EP20010954394 EP1363439B1 (en) 2001-02-20 2001-07-31 Multiplexing apparatus and demultiplexing apparatus
PCT/JP2001/006598 WO2002067530A1 (fr) 2001-02-20 2001-07-31 Dispositif multiplexeur et dispositif demultiplexeur
US10/467,342 US7630411B2 (en) 2001-02-20 2001-07-31 Multiplexing apparatus and demultiplexing apparatus
CNB018227651A CN100471193C (zh) 2001-02-20 2001-07-31 复用方法、分离方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-43375 2001-02-20
JP2001043375 2001-02-20
JP2001196270A JP3855690B2 (ja) 2001-02-20 2001-06-28 多重化装置、分離装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006187786A Division JP4341648B2 (ja) 2001-02-20 2006-07-07 多重化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002325099A true JP2002325099A (ja) 2002-11-08
JP3855690B2 JP3855690B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=26609698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001196270A Expired - Fee Related JP3855690B2 (ja) 2001-02-20 2001-06-28 多重化装置、分離装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7630411B2 (ja)
EP (1) EP1363439B1 (ja)
JP (1) JP3855690B2 (ja)
CN (1) CN100471193C (ja)
DE (1) DE60131779T2 (ja)
WO (1) WO2002067530A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143098A (ja) * 2003-10-22 2005-06-02 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv 入力データパケットを転送および回復する方法および装置
JP2015173507A (ja) * 2009-06-25 2015-10-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ データパケットを処理する方法及び装置
US11604454B2 (en) 2020-01-23 2023-03-14 Mitsubishi Electric Corporation Data processing apparatus, data transmission method, and recording medium

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7369548B2 (en) * 2002-12-20 2008-05-06 Intel Corporation Communicating information using a configurable protocol
US20070025345A1 (en) * 2005-07-27 2007-02-01 Bachl Rainer W Method of increasing the capacity of enhanced data channel on uplink in a wireless communications systems
CN101098482B (zh) * 2006-06-30 2011-10-19 展讯通信(上海)有限公司 一种节目成分复用和识别方法
CN1960509B (zh) * 2006-08-29 2010-05-12 中兴通讯股份有限公司 在传输移动多媒体广播媒体数据时实现错误隔离的方法
CN101184205B (zh) * 2006-11-14 2011-03-30 展讯通信(上海)有限公司 一种节目成分复用和识别方法
WO2011007521A1 (ja) * 2009-07-13 2011-01-20 パナソニック株式会社 放送受信装置、放送受信方法および放送送信装置
US8867482B2 (en) * 2010-12-10 2014-10-21 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Signal generation method and signal generation device
CN106534261A (zh) * 2016-10-09 2017-03-22 乐视控股(北京)有限公司 数据写入方法、装置及系统
US11159654B2 (en) 2019-11-13 2021-10-26 Ge Aviation Systems Llc Method and system for data transfer on an avionics bus

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392140A (ja) 1986-10-06 1988-04-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 可変長パケツト通信方式
WO1994027393A1 (en) * 1993-05-07 1994-11-24 Apple Computer, Inc. Data streaming for non-dma digital computing devices
JP3123366B2 (ja) 1994-09-30 2001-01-09 日本ビクター株式会社 情報記憶管理装置
KR0126848B1 (ko) * 1994-12-16 1998-04-01 양승택 다중화기와 역다중화기를 이용한 고정길이 패킷 스위칭 장치
EP0805601B1 (en) 1996-05-02 2005-03-30 Sony Corporation Encoding, storing and transmitting digital signals
TW358277B (en) * 1996-05-08 1999-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Multiplex transmission method and system, and audio jitter absorbing method used therein
US5936965A (en) * 1996-07-08 1999-08-10 Lucent Technologies, Inc. Method and apparatus for transmission of asynchronous, synchronous, and variable length mode protocols multiplexed over a common bytestream
BR9706888A (pt) * 1996-10-22 2000-01-25 Philips Electronics Nv Sistema de transmissão, transmissor, receptor, processo de transmissão e sinal.
BR9706887B1 (pt) 1996-10-22 2011-05-31 sistema e processo de transmissão e recepção de dados com estrutura flexìvel para formação de quadros.
JP3434994B2 (ja) * 1996-12-12 2003-08-11 富士通株式会社 セル組立多重化装置
CA2262894C (en) * 1997-06-19 2004-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Information data multiplexing transmission system, multiplexer and demultiplexer used therefor, and error correcting encoder and decoder
US6529528B1 (en) * 1997-06-27 2003-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Multimedia multiplexing method
JP3395595B2 (ja) 1997-09-19 2003-04-14 株式会社日立製作所 伝送データのセル化方法およびセル化装置
US6034968A (en) * 1997-09-22 2000-03-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Adaptive multiplexing/demultiplexing method and multiplexer/demultiplexer therefor
JPH11234306A (ja) 1997-12-10 1999-08-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データ転送装置
JPH11225127A (ja) 1998-02-06 1999-08-17 Sony Corp 多重化伝送方法及びその装置
DE19807931A1 (de) * 1998-02-25 1999-08-26 Rohde & Schwarz Anordnung zum Optimieren der Datenübertragung über einen bidirektionalen Funkkanal
JP2000032416A (ja) 1998-03-03 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp ディジタル放送システム、デ―タサ―バ、および放送装置
US6118873A (en) * 1998-04-24 2000-09-12 International Business Machines Corporation System for encrypting broadcast programs in the presence of compromised receiver devices
FI105962B (fi) * 1998-06-30 2000-10-31 Nokia Mobile Phones Ltd Virheiden ilmaisu multipleksattuja signaaleja vastaanotettaessa
CA2316866A1 (en) * 1998-11-02 2000-05-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Communication system using a compressed connection
EP1135912B1 (en) * 1998-12-10 2005-11-02 Nokia Corporation Packet transmission method and apparatus
US7088680B1 (en) * 1999-01-11 2006-08-08 Advanced Micro Devices, Inc. System and method for digital communication via a time division multiplexed serial data stream
US6661793B1 (en) * 1999-01-19 2003-12-09 Vocaltec Communications Ltd. Method and apparatus for reconstructing media
JP4136151B2 (ja) * 1999-01-22 2008-08-20 キヤノン株式会社 符号化装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2001195327A (ja) 2000-01-07 2001-07-19 Hitachi Kokusai Electric Inc 情報処理方法及び情報処理装置
US6788682B1 (en) * 2000-08-02 2004-09-07 3Com Corporation Mapping of packets between links of trunk groups using Mux/Demux devices
JP2002077243A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Fujitsu Ltd セル/パケット混在の伝送方法および伝送装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143098A (ja) * 2003-10-22 2005-06-02 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv 入力データパケットを転送および回復する方法および装置
JP2015173507A (ja) * 2009-06-25 2015-10-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ データパケットを処理する方法及び装置
KR101743772B1 (ko) * 2009-06-25 2017-06-05 코닌클리케 필립스 엔.브이. 데이터 패킷들을 처리하기 위한 방법 및 디바이스
JP2018046571A (ja) * 2009-06-25 2018-03-22 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. データパケットを処理する方法及び装置
US10694008B2 (en) 2009-06-25 2020-06-23 Koninklijke Philips N.V. Method and device for processing data packets
US10791204B2 (en) 2009-06-25 2020-09-29 Koninklijke Philips N.V. Method and device for processing data packets
US11323551B2 (en) 2009-06-25 2022-05-03 Koninklijke Philips N.V. Method and device for processing data packets
US11683403B2 (en) 2009-06-25 2023-06-20 Koninklijke Philips N.V. Method and device for processing data packets
US11604454B2 (en) 2020-01-23 2023-03-14 Mitsubishi Electric Corporation Data processing apparatus, data transmission method, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
DE60131779T2 (de) 2008-10-30
EP1363439B1 (en) 2007-12-05
CN100471193C (zh) 2009-03-18
US20040071143A1 (en) 2004-04-15
US7630411B2 (en) 2009-12-08
CN1528076A (zh) 2004-09-08
EP1363439A1 (en) 2003-11-19
WO2002067530A1 (fr) 2002-08-29
DE60131779D1 (de) 2008-01-17
JP3855690B2 (ja) 2006-12-13
EP1363439A4 (en) 2006-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002325099A (ja) 多重化装置、分離装置
US7643517B2 (en) Method and circuit for de-skewing data in a communication system
US8873591B2 (en) System and method for bit-multiplexed data streams over multirate gigabit Ethernet
US20040213248A1 (en) Method and apparatus for transmitting a cell and a packet in a network
US20090190595A1 (en) Method, system and device for transmitting overhead information
JP4476819B2 (ja) 放送/通信融合システム及び放送/通信融合システムにおけるイーサネット(登録商標、以下同じ)データの送受信方法
JP2671821B2 (ja) データ伝送装置
US8705524B1 (en) Systems and methods for embedding metadata in data packets
EP2751941B1 (en) A system and a method for identifying a point in time of receipt of a data packet
US20060193343A1 (en) Apparatus and method for recognizing Frame Check Sequence in Generic Framing Procedure encapsulation mode
US20060193325A1 (en) Method and system for transmission and reception of asynchronously multiplexed signals
KR100330196B1 (ko) 가변길이 프레임 전송방법과 전송장치 및 수신장치
CN1287558C (zh) 一种光传输环形网错连业务的恢复方法
WO2012003344A2 (en) Packet protocol processing with precision timing protocol support
JP3862884B2 (ja) トリビュタリ信号の多重送信システムおよび多重送信方法
JP4341648B2 (ja) 多重化装置
EP1578077A1 (en) Data transmission system and data transmission device
US20090080514A1 (en) Sender side channel adaptive video transmission
US6687318B1 (en) Method and communication system for synchronizing two devices with a predeterminable data transmission method
JP2944440B2 (ja) 時分割多重伝送装置
JP2526681B2 (ja) 可変長混在パケット転送装置
JPH11136138A (ja) 冗長符号生成装置、誤り検出符号化装置、誤り検出装置、冗長符号生成方法および誤り検出方法ならびに情報記録媒体
WO2024000378A1 (zh) 码块识别方法及装置
KR0159568B1 (ko) 광대역 비동기 전송 모드에서 씨엘피가 0인 사용자 순방향최대군집 길이 메세지 검출 방법
JPH11168458A (ja) 同期フラグ抽出方法、多重伝送方法ならびにバイト同期送信方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040702

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees