JPH0423540A - Atmネットワークにおけるセルエラー訂正方式 - Google Patents

Atmネットワークにおけるセルエラー訂正方式

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JPH0423540A
JPH0423540A JP2126866A JP12686690A JPH0423540A JP H0423540 A JPH0423540 A JP H0423540A JP 2126866 A JP2126866 A JP 2126866A JP 12686690 A JP12686690 A JP 12686690A JP H0423540 A JPH0423540 A JP H0423540A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要〕 ATMネットワーク内で発生したセルの抜けや誤配送等
のセルエラーを検出、訂正するATMネットワークにお
けるセルエラー訂正方式に関し、長い周期性を持ちかつ
規則性を有する整数の系列をセル番号として用いて、少
ない個数の整数で長いセル抜けを検出して、セルエラー
を訂正することを目的とし、 情報をセル単位に分割して伝送する非同期転送モードの
ネットワークにおいて、該情報の送信部でOから最大値
りまでの整数を用いて、該最大値しより長い周期性を持
ちかつ規則性を有する整数の系列をセル番号として送信
セルに巡回的に付加するセル番号付加手段と、該情報の
受信部で到着セルに付加されているセル番号と、前記整
数の系列とを基にして前記ネットワーク中で発生したA
TMセルの抜け及び誤配送を含むセルエラーを検出、訂
正するセルエラー検出・訂正手段を備えるように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は広帯域(Broad band)  I S 
D Nのように音声、動画像、データ等の情報を統合的
に取り扱う非同期転送モード(ATM)ネットワークに
おける通信サービス方式に係り、さらに詳しくはATM
ネットワーク内で発生したセルの抜けや誤配送等のセル
エラーを検出、訂正するATMネットワークにおけるセ
ルエラー訂正方式に関する。
音声やデータ、及び動画像などのあらゆる通信サービス
を統合化した次世代の通信ネットワークとして、広帯域
(B−)ISDNが研究、開発されている。B−ISD
Nでは非同期転送モード(ATV)が用いられ、音声や
動画像等の連続情報とデータなどのバースト情報の発生
状況や各情報の通信速度に依存することなく、全ての情
報がセルと呼ばれる固定長情報に分割され、高速転送さ
れる。
しかしながら、このATMネットワークにおいてはバー
スト的な情報の発生によって交換機内のバッファに入り
きれないセルが連続的に抜けてしまうセル抜けが起こる
ことがある。またセルの宛先が伝送路のビット誤りによ
って変更さたり、他の受信部に転送されるべきセルが紛
れ込むような誤配送が起こることがある。そこでこれら
のセルエラーの検出と訂正を行うことが望まれている。
[従来の技術〕 広域ネットワークにおいて通信回線の有効利用を目的と
したパケット交換は現在広範な分野で使用されている。
パケット交換網では例えば発進端末からのパケットが、
−度バケツトバッファという一時記憶メモリに蓄積され
た後に、着信端末に分配するという方法もとられるが、
このメモリ交換は時間を要し、高速交換には不適である
自己ルーチング方式は高速パケット交換に適したもので
ある。この方式では、各呼の識別番号(VCN)とその
出線の対応表が作られ、ある識別番号の呼がくるとその
対応表によって指定される出線へその呼が送り出される
。この自己ルーチング方式は、非同期に転送される固定
長パケットと見なし得るATMセルの高速交換にも用い
られる。
第10図はATMセルのフォーマットの例である。同図
においてセルの長さは、例えば53バイトの固定長であ
り、そのうち5バイトのセルヘッダはセルの宛先情報等
を示し、転送される情報部は48ハイドである。転送さ
れる情報部48バイトの先頭には、送信側において付加
されたシーケンスナンバが格納されている。
第11図はこのようなATMセル交換用の自己ルーチン
グ方式交換機の例である。図で交換機の主体は自己ルー
チングモジ立−ル(SRM)と呼ばれる基本単位スイッ
チ1が複数段接続されたマルチステージ自己ル−チング
ネットワーク(MSRN)2である。図ではスイッチ段
数3の場合を示したが、段数が増加しても基本動作原理
は同じである。
実際の物理的な回線を示す入力ハイウェイ3上を、例え
ば同一加入者から異なる相手先に送出すべきATVセル
群が10図に示すように、仮想チャネル番号(VCN)
が各セルにヘッダとして付与された形式で、仮想チャネ
ル番号変換器■CC(VCNコンバータ)4に入力する
。VCNコンバータ(VCC)4はコールプロセッシン
グ5の制御により、AT’Mセルの仮想チャネル番号を
■CN’につけかえ、MSRNZ内でのパス情報として
のTAG情報とともにセルをMSRN2に入力させる。
ここで仮想チャネル番号(論理リンク番号ともいう)V
CNのつけかえを行うのは、ハイウェイ上でのセルヘッ
ダのビット数を減らすためである。
初段の自己ルーチングモジュール(SRM)1に入力さ
れたセルデータはTAG情報の示すルートにより、AT
Mセルの衝突を防止するための競合調停回路6を介して
キューバッファメモリ7に記憶された後、再び競合調停
回路6を介して次段のSRMIに送られる。次段及び次
々段のSRMI内で、セルデータは同様にTAG情報に
従ったパスを経由して相手端末の接続されている出力ハ
イウェイ8に出力される。TAG情報はMSRN2内で
のルーチングに使用されるもので、出力ハイウェイ8に
は出力されない。
コールプロセッシング5は、前述のように各呼の識別番
号であるVCNに対する出線の対応表を保持しており、
VCN’を作ると同時に、MSR゛N2内でのパスを決
めるTAG情報を生成し、VCC4を制御する。またシ
グナルプロセッシング9は入力ハイウェイ3上のセルデ
ータの仮想チャネル番号VCNに対するルート情報をア
ウトスロットシグナリング10によって受は取り、これ
をコールプロセッシング5に出力する。
第12図にセルエラー訂正方式の従来例を示す。
従来方式では送信側で第10図で説明したように連続し
たシーケンスナンバがセルに付加され、受信側では送ら
れてきたセルのシーケンスナンバを基にしてエラー検出
が行われる。
この方式は到着した2つのセルのシーケンスナンバと期
待値を保持しているシーケンスナンバレジスタSNCの
値により、セル抜け・誤配送を検出・訂正するものであ
る。第12図(a)にシーケンスナンバのつけ方を示す
。まず第12図(ハ)の1セルの誤配送について説明す
る。到着したセルのシーケンスナンバが8、期待値が5
であるのでエラーが起こったことが分かる。ここで次に
到着したセルのシーケンスナンバを見ると5なので、期
待値と等しいのでシーケンスナンバ8のセルは誤配送と
判定できる。ただしここでは誤配送とセル抜けが連続し
ては起こらないものと仮定している。
よって誤配送セルを廃棄させてエラーの訂正を行う。
次に第12図(C)のセル抜けについて説明する。
到着したセルのシーケンスナンバが8、期待値が5なの
でエラーが起こったことが分かる。ここで次に到着した
セルのシーケンスナンバを見ると9なので、セル抜けと
判定できる。よって8−5=3で3つ分のダミーセル(
擬似セル)を挿入してエラーの訂正を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように従来のセルエラー訂正方式では、送信側で
巡回的にセル番号としてセルに付けられた連続した整数
値、すなわちシーケンスナンバを受信側でチエツクする
ことによりセルエラーの検出と訂正が行われていた。と
ころがこの方式においては、例えばシーケンスナンバが
0から15の場合に17個以上のセル抜けが起きると1
周期分のセル抜けの検出は不可能になり、シーケンスナ
ンバ以上のセル抜けが起きた場合にセルエラ〜の訂正が
できないという問題点があった。この問題点はシーケン
スナンバ長を長くすることによって解決できるが、シー
ケンスナンバ長をあまり長(すると第10図で示した情
報部48バイトのうちシーケンスナンバが格納される部
分が長くなり、セルによって転送される実際の情報量が
少なくなるという問題点が生ずる。
本発明は、長い周期性を持ちかつ規則性を有する整数の
系列をセル番号として用いて、少ない個数の整数で長い
セル抜けを検出して、セルエラーを訂正することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。同図は音声、
動画像、データ等の情報をセル単位に分割して伝送する
非同期転送モード(ATM)のネットワークにおけるセ
ルエラー訂正方式の原理ブロック図である。
第1図において、セル番号付加手段(12)は音声、動
画像、データ等の情報の送信部において、0から最大値
りまでの整数を用いてその最大値しより長い周期性を持
ちかつ規則性を有する整数の系列をセル番号として送信
セルに巡回的に付加する。この整数の系列としては、例
えば擬似乱数を用いることもできる。
セルエラー検出・訂正手段13は、連続情報の受信部に
おいてATMネットワーク11から到着したセルに付加
されているセル番号と前述の整数の系列とを基にしてA
TMネットワーク11内で発生したATMセルの抜けお
よび誤配送等のセルエラーを検出し、例えばセル抜けに
対してはダミーセルを挿入することによってセルエラー
を訂正する。ここでセルエラー検出・訂正手段13は、
前述の最大値しより長い周期性を持ちかつ規則性を有す
る整数の系列をあらかじめ記憶し、その記憶内容と到着
セルに付加されているセル番号とを比較してセルエラー
を検出するか、送信部でセルに付加されたセル番号の整
数の系列と同じ系列を発生してその系列発生内容と到着
セルのセル番号とを比較して、セルエラーを検出する。
〔作   用〕
本発明においては、情報の送信部で0から最大値し、例
えば15までの整数を用いた系列が送信部3 セルに付加される。この整数の系列は最大値しより長い
周期性を持ちかつ規則性を有するものである。例えばL
が15の場合には、周期が15より長くなることからO
から15までの整数のうちで任意の整数は1周期の中に
複数回用いられることになる。
このような系列の整数が送信セルに順次巡回的に付加さ
れ、受信部で記憶されているその整数の系列、または受
信部で発生される整数の系列と到着セルに付加されてい
る番号とが比較されることにより、セルの抜け誤配送等
が検出される。
また1個所セルエラーが検出されたとき、その時点以後
に入力される少数個(<L)、例えば5個のセルの番号
を検査用系列とし、その検査用系列を整数の系列1周期
分の中から検索することによって、例えば長いセル抜け
の訂正を行うこともできる。
以上のように、本発明によれば少ない個数の整数を用い
て長い周期の間のセルエラーを検出することができる。
〔実  施  例〕
第2図は本発明のセルエラー訂正方式の基本例の説明図
である。同図(a)に示すように、従来例の第12図に
おけるシーケンスナンバの代わりに、長い周期性を持ち
規則性を有する整数の系列がセルに付けられる。同図に
おいて、この整数の系列1周期分は系列の中に用いられ
ている整数の最大値、ここでは15よりも長い周期性を
持っている。
このため例えば5やIOのように同じ整数の値が系列1
周期分の間に複数回用いられる。
第2図(b)はセルエラー検出の方法を示し、同図にお
いて送信セルに付けられたセル番号は受信側では期待値
とされ、その期待値と受信側で受信したセルに付けられ
ているセル番号とが比較される。
この例では15,7,11.5までは受信セルのセル番
号と期待値とが一致するが、その次の期待値10に対し
て受信セルのセル番号が13であることからセルエラー
が検出され、その後の受信セルのセル番号6,3.・・
・が期待値と比較され、3つのセルが抜けたことが検出
される。そこでこの部分に対応して3つのダミーセルが
挿入されて、セルエラー訂正が行われる。
第3図は本発明のセルエラー訂正方式の処理実施例フロ
ーチャートである。また第4図は長い周期性を持ち規則
性を有する整数の系列として擬似乱数を用いた場合のセ
ルエラー検出の実施例である。第3図と第4図を用いて
セルエラー訂正の例を説明する。
第3図において処理がスタートすると、まずステップS
20で到着セルに付けられている番号Rと期待値Cとが
一致するか否かが判定され、一致する場合にはS21で
異常なしと判断されてチエツクが続行される。例えば第
4図で受信セル番号、ここでは擬似乱数番号が15.7
,11.5までは期待値と一致するためにチエツクが次
々と続行される。
次の受信セル番号“1”は期待値10と一致しないため
に、第3図の322で検査用の系列として不一致が発生
したところからn個の到着セル番号が記憶され、その検
査用系列を用いて長いli1期性を持ち規則性を有する
整数の系列が1周期にわたって検索される。例えばn=
5とすると、第4図でエラーが検出された最初のセル番
号“l“から5個の受信セル番号1,8.12,6.3
が検査用系列として選ばれる。
ここで検査用系列の整数の数nは、整数の系列1周期の
中に同じ検査用系列が含まれない程度に多く取る必要が
ある。ここでは10,5.10・・・、7,11.5の
合計63個の整数を1周期とする整数の系列の中に1.
8という整数の系列は2組存在し、1,8.12という
n=3の系列を検査用として用いれば検索が可能である
が、信頼性を高くするためにn=5とされている。整数
の系列1周期がさらに長くなれば、検査用系列の整数の
数nはさらに大きく取る必要がある。
第4図では期待値10の位置から始まった受信セルの検
査用系列1,8,12,6.3は、エラーが検出された
期待(!!10の位置から数えて42番目以降に存在し
、41個のセルが抜けたことが検出される。そこで第3
図の324でセルエラー訂正として例えば41個のダミ
ーセルが挿入され、その後のチエツクが続行される。
第3図の323で検査用系列が整数の系列1周期の中に
存在しない場合には、検査用系列として選ばれたn個の
系列、ここでは擬似乱数の系列1B、12,6.3その
ものにセルエラーがあることが325で判定され、S2
6でその系列が廃棄され、S27で廃棄された系列の次
の位置のセル番号から再び検査系列を取るようにRが定
められ、S22からの処理が繰り返される。
第5図は受信側に送信側と同一の擬似乱数発生回路を用
意しておき、セルエラーの検出を行うセルエラー訂正シ
ステムの構成ブロック図である。
同図において、送信部は長い周期性を持つ整数の系列と
して擬似乱数を発生する擬似乱数発生部31、送信機か
らのソースデータに擬似乱数番号を付加す4擬似乱数付
加部32、セルの宛先等を示すヘッダを付加してセル化
するセル化部33を備えて、セルをATMネットワーク
に出力する。
第5図において受信部にATMネットワークから入力さ
れたセルはユーザデータ取出し部34と擬似乱数番号取
出し部36とに並行して与えられる。そしてユーザデー
タ取出し部34によってセルからユーザデータのみが取
り出され、そのユーザデータはユーザデータバッファ3
5に一時的に保持される。
一方擬似乱数番号取出し部36によってセルから整数の
系列としての擬似乱数番号が取り出され、その番号は3
1と同じ回路である擬似乱数発生部37によって発生さ
れる擬似乱数番号、すなわち期待値とセルエラー検出部
38によって比較され、セルエラー検出部38からはス
イッチ制御部39、およびダミーセル発生部40に制御
信号が与えられる。
すなわち、セルエラーがない場合には、スイッチ制御部
39によりユーザデータバッファ35に一時的に格納さ
れているユーザデータがゆらぎ吸収バッファ41に与え
られる。セルエラー、例えばセル抜けが検出された時に
はスイッチ制御部39によってスイッチがダミーセル発
生部40側に切り替えられ、ダミーセル発生部40が発
生するダミーセルがゆらぎ吸収バッファ41に与えられ
る。ゆらぎ吸収バッファ41はATM網で発生したセル
の到着間隔の変動や遅延を吸収するためのバッファであ
る。
第6図は送信部内に設けられた擬似乱数発生部31が発
生する整数の系列1周期分の擬似乱数を記憶する擬似乱
数表記憶部42、例えばメモリを受信部に備えたエラー
訂正システムの構成ブロック図である。同図において、
セルエラー検出部43が擬似乱数番号取出し部36によ
って取り出された受信セルに付加されている擬似乱数番
号と擬似乱数表記憶部42の出力とを比較してセルエラ
ーを検出する点を除いては、その構成は第5図と全く同
一である。
第7図は受信側に擬似乱数発生回路を備えたセルエラー
検出部、すなわち第5図におけるセルエラー検出部38
の実施例の構成ブロック図である。
同図において、セルエラー検出部38は擬似乱数番号取
出し部36の出力によって受信セルに付加された擬似乱
数番号をn個連続して記憶する擬似乱数番号n記憶部4
4、セルエラー検出部38の全体を制御する制御部45
、擬像乱数番号n記憶部44の出力と擬似乱数発生部3
7から出力される期待値を比較する番号比較部46、セ
ルエラー例えばセル抜けの数を数えるカウンタ47から
構成されている。
第7図のセルエラー検出部の動作を第4図のセルエラー
検出例を用いて説明する。まず番号比較部46によりセ
ルエラーが検出されると、制御部45によってカウンタ
47がスタートされる。そして擬似乱数発生部37から
1つずつ擬似乱数が出力され、擬似乱数番号n記憶部4
4に記憶されている番号と番号比較部46で1つずつ比
較される。
第4図で整数の系列1周期のうちで検査用系列の最初の
2つの整数1.8はエラー検出個所から整数の系列上で
288番目以降あり、この2個の数値が検出された時点
でカウンタ47の値は27でストップされる。しかしな
がら次の乱数の値4は検査用系列のものとは異なるので
、カウンタ値はここで30とされて、再び検査用系列の
検索が再開される。そして42番目以降に検査用系列が
正しく検出された時点でカウンタ値は41でストップさ
れており、セルエラーとして41個のセル抜けが検出さ
れる。
第8図は受信側に擬似乱数表を用いたセルエラー検出部
、すなわち第6図のセルエラー検出部43と擬似乱数表
記憶部42との実施例の構成ブロック図である。同図に
おいてセルエラー検出部43の構成は第7図におけると
同様であり、擬似乱数表記憶部42は整数の系列として
使用される1周期分の擬似乱数を記憶する擬似乱数表記
憶メモリ48と擬似乱数表検索部49とから成り、擬似
乱数表検索部49はセルエラー検出部43内の制御部4
5の制御により、擬似乱数の値をセルエラー検出部43
に出力する。
第9図は6個のフリップフロップを用いて63個の整数
を1周期とする擬似乱数の発生回路実施例である。同図
において、6個のフリップフロツプ50〜55の出力の
初期値は全て1であり、EX−OR回路56の出力は0
となっている。最初のクロックが入力すると、4個のフ
リップフロップ50〜53の出力は0111、EX−O
R回路56の出力は1となる。次のクロックが入力する
と4個のフリップフロップの出力は1011、第3のク
ロックが入力すると4個のフリップフロップの出力は0
101となる。以下同様にして4個のフリップフロップ
50〜53の出力は変化し、64クロツクを1周期とす
る擬似乱数を発生することになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればATMネットワー
ク中でのセルエラーを、長い周期性を持ち規則性を有す
る整数の系列を用いて短いビット数で検出することが可
能になり、ATMネットワークにおける信頼性の向上に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明のセルエラー訂正方式の基本例を説明す
る図、 第3図は本発明のセルエラー訂正方式の処理実施例のフ
ローチャート、 第4図は長い周期性を持ち規則性を有する整数の系列と
して擬イ以乱数を用いた場合のセルエラー検出の実施例
を示す図、 第5図は送信部と受信部に同一擬似乱数発生回路を備え
たセルエラー訂正システムの構成を示すブロック図、 第6図は受信側に擬似乱数表を備えたセルエラー訂正シ
ステムの構成を示すブロック図、第7図は擬似乱数発生
回路を備えたセルエラー検出部の実施例の構成を示すブ
ロック図、第8図は擬似乱数表を備えたセルエラー検出
部の実施例の構成を示すブロック図、 第9図は6個のフリップフロップを用いて63個の整数
を1周期とする擬似乱数発生回路の実施例を示す図、 第10図はATMセルのフォーマットの例を示す図、 第11図は自己ルーチング方式交換機の例を示す図、 第12図はセルエラー訂正方式の従来例を示す図である
。 11・・・ATMネットワーク、 12・・・セル番号付加手段、 13・・・セルエラー検出・訂正手段、31.37・・
・擬似乱数発生部、 32・・・擬似乱数付加部、 36・・・擬似乱数番号取出し部、 38.43・・・セルエラー検出部、 42・・・擬似乱数表記憶部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)情報をセル単位に分割して伝送する非同期転送モー
    ド(ATM)のネットワーク(11)において、 該情報の送信部で0から最大値Lまでの整数を用いて、
    該最大値Lより長い周期性を持ちかつ規則性を有する整
    数の系列をセル番号として送信セルに巡回的に付加する
    セル番号付加手段(12)と、 該情報の受信部で到着セルに付加されているセル番号と
    、前記整数の系列とを基にして前記ネットワーク(11
    )中で発生したATMセルの抜け及び誤配送を含むセル
    エラーを検出、訂正するセルエラー検出・訂正手段(1
    3)を備えたことを特徴とするATMネットワークにお
    けるセルエラー訂正方式。 2)前記最大値Lより長い周期性を持ちかつ規則性を有
    する整数の系列が擬似乱数であることを特徴とする請求
    項1記載のATMネットワークにおけるセルエラー訂正
    方式。 3)前記セルエラー検出・訂正手段(13)が、前記送
    信部でセル番号として付加される最大値Lより長い周期
    性を持ちかつ規則性を有する整数の系列1周期分を記憶
    し、該記憶内容と到着セルに付加されているセル番号と
    を比較してセルエラーを検出、訂正することを特徴とす
    る請求項1あるいは2記載のATMネットワークにおけ
    るセルエラー訂正方式。 4)前記セルエラー検出・訂正手段(13)が、前記送
    信部でセル番号として付加される最大値Lより長い周期
    性を持ちかつ規則性を有する整数の系列1周期分を発生
    し、該系列発生内容と到着セルに付加されているセル番
    号とを比較してセルエラーを検出、訂正することを特徴
    とする請求項1あるいは2記載のATMネットワークに
    おけるセルエラー訂正方式。 5)前記セルエラー検出・訂正手段(13)が、前記整
    数の系列と到着セルに付加されているセル番号とを比較
    してセルエラーを検出した時点以後に入力される、前記
    系列内の整数の最大値Lより少ない個数の到着セルに付
    加されているセル番号を検査用系列とし、該検査用系列
    を前記系列1周期分の中から検索してセルエラーを訂正
    することを特徴とする請求項3あるいは4記載のATM
    ネットワークにおけるセルエラー訂正方式。 6)前記検査用系列が前記整数の系列1周期の中に存在
    しないとき、前記セルエラー検出・訂正手段(13)が
    該検査用系列のセル番号が付加されていたセルを廃棄し
    、該検査用系列としてとられたセル番号の末尾が付加さ
    れていた到着セルの次に到着したセルから新しい検査用
    系列を作成して該新検査用系列の検索を行うことを特徴
    とする請求項5記載のATMネットワークにおけるセル
    エラー訂正方式。 7)前記セルエラー検出・訂正手段(13)がセル抜け
    を検出したとき、該抜けたセルの個数と同一個数のダミ
    ーセルを挿入してセルエラーの訂正を行うことを特徴と
    する請求項1、2、3あるいは4記載のATMネットワ
    ークにおけるセルエラー訂正方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5684958A (en) * 1993-09-01 1997-11-04 Fujitsu Limited System for preventing cell dropout on the transmitting side using timing signal and read completion signal to control the retransmission of previous cell
JP2005341593A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Avaya Technology Corp リアルタイム転送プロトコル(rtp)パケット認証のための方法
JP2017076921A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社デンソー 通信システム、中継装置及び通信装置
US10975929B2 (en) 2011-03-03 2021-04-13 Fox Factory, Inc. Cooler for a suspension damper

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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