WO2002065544A1 - User interface of semiconductor evaluator - Google Patents

User interface of semiconductor evaluator Download PDF

Info

Publication number
WO2002065544A1
WO2002065544A1 PCT/JP2002/001090 JP0201090W WO02065544A1 WO 2002065544 A1 WO2002065544 A1 WO 2002065544A1 JP 0201090 W JP0201090 W JP 0201090W WO 02065544 A1 WO02065544 A1 WO 02065544A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
setting
measurement
setting window
window
user
Prior art date
Application number
PCT/JP2002/001090
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Syuji Miyazaki
Original Assignee
Syuji Miyazaki
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Syuji Miyazaki filed Critical Syuji Miyazaki
Priority to US10/468,126 priority Critical patent/US7043391B2/en
Priority to JP2002564761A priority patent/JP4253189B2/ja
Publication of WO2002065544A1 publication Critical patent/WO2002065544A1/ja

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/0483Interaction with page-structured environments, e.g. book metaphor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/025General constructional details concerning dedicated user interfaces, e.g. GUI, or dedicated keyboards
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/282Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
    • G01R31/2831Testing of materials or semi-finished products, e.g. semiconductor wafers or substrates
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2894Aspects of quality control [QC]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

明 細 書
半導体評価装置のユーザィンターフェース 技 術 分 野
本発明は、 ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置に関し、 特 に、 当該半導体評価装置におけるユーザインターフェースの技術および半導体素 子を測定する測定器を制御する制御システムに関する。 背 景 技 術
半導体素子の製造プロセスにおいては、 製造されたウェハ上の半導体素子の電 気的特性を評価するため、 ウェハ上に評価対象素子の集合体である T E G (Test Element Group) パターンを形成し、 その T E Gパターンに対する特性を評価して いる。
図 1 Bに示すように、 半導体製造ラインから搬入されたカセッ ト Cから取り出 されたウェハ Wには、 複数のダイ (チップ) Dが形成されている。 それぞれのダ ィ Dは、 複数のサブサイ ト Sを含んでいる。 このダイ D上にある複数のサブサイ ト Sの集合パターンが T E Gパターンである。 それぞれのサブサイ トには、 1つ の半導体素子が形成されている。 ここでは F E Tを例示している。 この F E Tの それぞれの端子にはパッ ド Pが形成されている。 そして、 特性評価は、 このパッ ド Pにプローブ (探針) を接触させることにより行われる。
すなわち、 半導体評価装置は、 コンピュータの制御の下、 搬入されたカセッ ト Cの中からウェハ Wを 1枚取り出してこれを基台にセッ トし、 所定のサブサイ ト S内に存在する半導体素子のいずれかのパッ ド Pに、 プローブを接触させて、 測 定を行う。 測定は、 例えば、 I V / C V測定をした後、 ス トレスを印加し、 再度 I V Z C V測定を行う といったシーケンスにしたがって多数のサブサイ トに対し て行われる。 測定されたデータは、 コンピュータ上で処理され、 評価結果と して 出力される。
上記のような特性評価に際しては、 まず、 測定器の条件を設定することが必要 である。 このため、 半導体評価装置は、 一般的に、 測定条件の設定のためのユー ザインターフェースを用意している。 しかしながら、 従来の測定条件設定のためのユーザインターフェースは、 測定 器等の設定対象固有の特質を考慮することなく画一的であったため、 使い勝手が 良くなかった。
また、 例えば、 各サブサイ トごとに異なる測定シーケンスを用いる場合のよう に、 複数の異なる測定シーケンスを実行するような場合には、 各測定シーケンス ごとに設定画面を用意したり、 それぞれ異なる測定ソフトウユアを用いて個別に 測定をしていた。 したがって、 設定画面が異なることによりその内容の把握が煩 雑であったり、 異なる測定ソフトウエアごとに評価を行う必要があった。
さらに、素子寸法が異なる トランジスタなどの測定結果を評価する際、例えば、 素子のある寸法あたりの測定結果を解析する場合、 評価式に素子寸法を入力する 必要があるため、 トランジスタごとに解析を複数回行う必要があった。
そこで、 本発明は、 半導体評価装置におけるユーザインターフェースを改善す ることを課題と している。
より具体的には、 本発明の課題は、 半導体素子の特性評価を行うために必要な 測定条件の設定を体系的に行うことができるユーザィンターフェースを提供し、 その操作性を改善することにある。
また、 本発明の課題は、 設定された測定条件にしたがって測定されたデータに 基づく評価結果出力のための設定を体系的に行う ことができるユーザィンターフ ースを提供し、 その操作性を改善することにある。 発 明 の 開 示
本発明は、 ゥュハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のユーザィ ンターフェースにおいて、 階層的な関係を有する設定対象のそれぞれについて測 定 ·解析条件の設定を行うための設定ウインドウを表示させる手段と、 前記設定 ウィンドウを管理するメイン設定ウィンドウを表示させる手段と、 前記設定ウイ ンドウで設定された測定条件をファイルに記憶させる手段と、 第 1の設定対象に 対する第 1の設定ウィンドウで設定され、 ファイルに記憶された測定条件を、 前 記第 1 の設定対象よりも上位階層に位置する第 2の設定対象に対する第 2の設定 ウィンドウに読み込ませる手段とを備え、 前記第 2の設定ウインドウは読み込ん だ測定条件を、 ユーザに選択的に設定させることを特徴とする半導体評価装置の ユーザィンターフェースである。
ここで、 階層的な関係を有する設定対象とは、 カセッ ト、 ウェハ、 ダイ、 測定 シーケンスおよび測定器等のデバイスが拳げられる。 したがって、 前記設定ウイ ンドウは、 カセッ ト設定ウィンドウ、 ウェハ設定ウィンドウ、 ダイ設定ウィンド ゥ、 測定シーケンス設定ウィンドウ、 測定器設定ウィンドウおよびスイッチング マ トリ ックス設定ウインドウ等がある。
また、 前記メイン設定ウィンドウは、 前記設定ウィンドウで設定された測定条 件をファイルに記憶させることが好ましく、 この場合の前記設定ウィンドウとし ては、 カセッ ト設定ウィンドウ、 ウェハ設定ウィンドウ、 ダイ設定ウィンドウお よび測定シーケンス設定ウイ ンドウの少なく ともいずれかであることが好まし い。
さらに、 前記測定シーケンス設定ウィンドウは、 測定モードと該測定モードに 対するパラメータとをそれぞれ独立に設定できるように構成されていることが好 ましい。
また、 本発明は、 ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のュ ーザィンターフェ一スを実現するプログラムまたは該プログラムを記録した記録 媒体としても成立する。 具体的には、 前記プログラムは、 階層的な関係を有する 設定対象のそれぞれについて測定条件の設定を行うための設定ウインドウを表示 させる機能と、 前記設定ウインドウを管理するメイン設定ウインドウを表示させ る機能と、 前記設定ウィンドウで設定された測定条件をファイルに記憶させる機 能と、 第 1 の設定対象に対する第 1の設定ウィンドウで設定され、 ファイルに記 憶された測定条件を、 前記第 1 の設定対象よりも上位階層に位置する第 2の設定 対象に対する第 2の設定ウインドウに読み込ませ、 該読み込んだ測定条件をユー ザに選択的に設定させる機能とを備える。
さらに、 本発明は、 ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置に おける測定条件の設定方法であって、 第 1の設定対象に対する第 1の設定ウイン ドウを表示し、 ユーザに所定の測定条件の設定を促し、 前記第 1 の設定ウィンド ゥで前記ユーザに設定された測定条件をファイルに記憶し、 前記第 1の設定対象 より も上位階層に位置する第 2の設定対象に対する第 2の設定ウインドウから前 記記憶された測定条件を読み込んで表示し、 前記ユーザに選択的な設定を促すこ とを特徴とする半導体評価装置における測定条件の設定方法である。
また、 本発明は、 ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のュ 一ザインターフェースにおいて、 階層的な関係を有する設定対象を示すオブジェ ク トを、 前記階層的な関係にしたがって表示させる手段と、 ユーザによって前記 オブジェク トのいずれかが選択された場合に、 前記選択されたオブジェク トに対 応する設定ウィンドウを表示させる手段と、 前記設定ウィンドウで設定された解 析条件にしたがって、 所定の測定器から得られた測定データを解析する手段とを 備えたことを特徴とする半導体評価装置のユーザインターフェースである。
さらに、 本発明は、 ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置の 制御システムを実現するプログラムにおいて、 前記プログラムは、 階層的な関係 を有する設定対象のそれぞれについて測定条件の設定を行う設定機能と、 前記半 導体素子に対して測定を行う測定器を制御する測定実行機能と、 前記測定実行手 段を制御する測定制御機能とを備え、前記測定実行機能と前記測定制御機能とは、 それぞれ独立のプログラムによって構成されていることを特徴とする半導体評価 装置の制御システムを実現するプログラムである。
さらにまた、 本発明は、 カセッ ト内の特定のウェハ上の半導体素子の特性を評 価する半導体評価装置において、 測定対象である前記カセッ ト内の複数のウェハ のそれぞれに対して測定を行う第 1 のモー ド (フルオートプローブモード) と、 前記ウェハの 1つに対して測定を行う第 2のモード(セミオートプローブモー ド) と、 前記ウェハ上の特定の半導体素子に対して測定を行う第 3のモード (マニュ アルプローブモー ド) とを備え、 これら各モー ドを選択自在に切り替えられるよ うに構成されていることを特徴とする半導体評価装置である。 これらの各モー ド の選択的な切り替えは、 第 1 のモードと第 3のモードゃ第 2のモードと第 3のモ 一ドの組み合わせであってもよい。
なお、 本明細書において、 手段とは、 単に物理的手段を意味するものではなく、 その手段が有する機能をソフ トウェア (プログラム) によって実現する場合も含 む。 また、 1つの手段が有する機能が 2つ以上の物理的手段により実現されても、 2つ以上の手段の機能が 1つの物理的手段により実現されても良い。
したがって、 本発明は、 コンピュータに所定の機能を実現させるプログラムま たは当該プログラムを記録した記録媒体と しても成立する。 ここで、 記録媒体と は、 例えば、 ハードディスク (H D) 、 DVD- RAM, フレキシブルディスク (F D) や CD— ROM等のほかに、 RAMや R OM等のメモリを含む。 また、 コンピュータとは、 例えば、 C P Uや M P Uといったいわゆる中央処理装置がプ 口グラムを解釈することで所定の処理を行う、 いわゆるマイクロコンピュータ等 をも含む。 図面の簡単な説明
図 1 Aおよび図 1 Bは、 本発明の一実施形態に係る半導体評価装置のハードウ エア構成の一例を示す図である。
図 2は、 本発明の一実施形態に係る半導体評価装置における制御システムの機 能的構成を示すプロックダイアグラムである。
図 3は、 コンピュータ画面上に表示されるメイン設定ウインドウを示す図であ る。
図 4A〜図 Cは、 メイン設定ウィンドウを示す図である。
図 5は、 測定パラメータ設定モードを説明するための図である。
図 6は、 メイン設定ウィンドウを示す図である。
図 7は、 I V測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 Sは、 I V測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 9は、 I V測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 1 0は、 I V測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 1 1は、 コンピュータ画面上に表示される測定器設定ウイン ドウを示す図で ある。
図 1 2は、 測定器設定ウインドウを示す図である。
図 1 3は、 測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 1 4は、 I V測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 1 5は、 I V測定器設定ウィンドウを示す図である。
図 1 6は、 Sampling モー ドにおける I V測定器設定ウイン ドウを示す図であ る 。
図 1 7は、 Samplingモードにおける I V測定器設定ウインドウを示す図である。 図 1 8は、 Samplingモードにおける I V測定器設定ウインドウを示す図である。 図 1 9Aおよび図 1 9 Bは、 CV測定器設定ウインドウを示す図である。
図 2 0は、 スィツチングマ ト リ ックス設定ウインドウを示ず図である。
図 2 1 A〜図 2 1 Cは、 測定シーケンスを説明するための図である。
図 2 2は、 測定シーケンス設定ウィンドウの一例を示す図である。 ' 図 2 3は、 シーケンス cに設定するための測定シーケンス設定ウィンドウの一 例を示す図である。
図 2 4Aおよび図 24 Bは、 測定シーケンス設定ウインドウに関連するウィン ドウの一例を示す図である。
図 2 5は、 ダイ設定ウィンドウの一例を示す図である。
図 2 6 Aおよび図 2 6 Bは、サブサイ ト設定ウインドウの一例を示す図である。 図 2 7 Aおよぴ図 2 7 Bは、 ウェハ設定ウィンドウの一例を示す図である。 図 2 8 Aおよび図 2 8 Bは、 カセッ ト設定ウインドウの一例を示す図である。 図 2 9は、 制御システムにおける測定実行時の動作を説明するためのフローチ ヤートである。
図 3 0は、 測定実行モードにおけるカセッ ト設定ウィンドウの一例を示す図で ある。
図 3 1は、 測定実行モードにおけるウェハ設定ウインドウの一例を示す図であ る。
図 3 2は、測定実行モードにおけるダイ設定ウインドウの一例を示す図である。 図 3 3は、 測定実行モードにおけるシーケンス設定ウィンドウの一例を示す図 である。
図 3 4は、 測定実行モードにおけるシーケンス設定ウインドウの一例を示す図 である。
図 3 5は、 データ解析モー ドを説明するための図である。
図 3 6は、 階層データ表示ウィンドウの一例を示す図である。
図 3 7 A〜図 3 7 Cは、 データ選択ウインドウの一例を示す図である。
図 3 8 A〜図 3 8 Dは、 解析データ設定ウインドウの他の例を示す図である。 図 3 9は、 グラフ表示ウィンドウの一例を示す図である。
図 4 OAおよぴ図 40 Bは、グラフ表示設定ウインドウの一例を示す図である。 図 4 1 A〜図 4 1 Jは、 グラフの表示例を示す図である。 図 4 2は、 メイン設定ウインドウにおける測定実行モード切替メニューの一例 を示す図である。
図 4 3は、 測定実行モードにおける各モード間の遷移を説明するための図であ る。 発明を実施するための最良の形態
次に、 本発明の実施の形態について、 図面を参照しつつ説明する。
[ハードウユア構成]
図 1は、 本発明の一実施形態に係る半導体評価装置のハードウエア構成の一例 を示す図である。 同図に示すように、 半導体評価装置 1は、 プローパ 2と、 スィ ツチングマ ト リ ックス 3 と、 測定器 4と、 これらを銃括的に制御するコンビユー タ 5とから構成されている。 プローバ 2には、 マニュアル式、 セミオート式また はフルオート式があり、 本実施形態ではフルオート式プローバを採用している。 プローバ 2は、 搬入されたカセッ ト Cの中からウェハ Wを 1枚取り出してこれを 基台にセッ トし、 所定のサブサイ ト S內に存在する半導体素子のパッ ド Pにプロ ーブ (探釙) を接触させる。 このプローブは、 スイッチングマ ト リ ックス 3を介 して 2つの測定器 4 a , 4 bのいずれかに電気的に接続される。 スイッチングマ トリックス 3は、 プローブの接続対象を I V測定器 4 aまたは C V測定器 4 bの いずれかに切り替えるためのものである。 本実施形態では、 I V測定器 4 a と し てアジレントテクノロジ社製の 「H P— 4 1 5 6」 、 C V測定器 4 bと して同社 製の Γ Η Ρ— 4 2 8 4 ] を用いるものと し、 また、 スイッチングマトリ ックス 3 として同社製の 「H P— E 5 2 5 0」 を用いるものとする。 コンピュータ 5は、 これらプローバ 2、 スイッチングマ ト リ ックス 3および測定器 4を制御して、 ゥ ュハ W上に存在する半導体素子に対する電気的特性を自動的に測定 ·評価して、 その評価結果を画面上に表示し、 またはプリンタに出力する。
[ソフ トウェア機能構成]
図 2は、 コンピュータ 5で実行されるシステムプログラムにより実現される制 御システムの機能構成を示すプロックダイアグラムである。この制御システムは、 測定条件を指定するパラメータを設定し、 これにしたがって測定を実行するテス トモードと、 測定したデータに基づいて解析を行うデータ解析モードを有してい る。 なお、 実装上は、 テス トモードは、 測定パラメータ設定モー ドと測定実行モ ードとにさらに分けられている。
同図に示すように、 テス トモードを実行するプログラムは、 測定パラメータ設 定部 2 1 と、 測定制御部 2 2 と、 測定実行部 2 3とを含んで構成されている。 ま た、 データ解析モードを実行するプログラムは、 解析条件設定部 2 4と解析処理 部 2 5 とを含んで構成されている。
すなわち、 測定条件設定部 2 1は、 測定器に対する各種の測定条件を設定する ためのものである。 測定条件設定部 2 1は、 典型的には、 ユーザインターフエ一 スとして実現され、 利用者がキーボードゃマウス等を用いてコンピュータ画面上 で測定パラメータを設定できるようになっている。
測定制御部 2 2は、 測定条件設定部 2 1で設定された測定条件を受け付けて、 測定実行部 2 3から送られる測定条件転送要求に応答し、 測定条件を測定実行部 2 3に順次に転送する。 測定実行部 2 3は、 測定を行うのに必要な測定条件を受 け付けると、 プローバ 2、 スイッチングマ トリックス 3または測定器 4等を直接 的に制御して測定を行い、 測定した結果 (測定データ) を測定制御部 2 2に送る。 測定制御部 2 2は、 測定実行部 2 3から送られる測定データを受け付けて、 ハ 一ドディスク等のデータ記憶部 2 6に出力するとともに、 ディスプレイやプリン タ等の出力装置 2 7に出力する。 解析条件設定部 2 4は、 測定データを解析する ための各種の解析条件を設定するためのものであり、 同じくユーザインタ一フエ ースと して実現される。 解析処理部 2 5は、 解析条件設定部 2 4で設定された解 析パラメータにしたがい、記憶部 2 3に記憶されている測定データを読み出して、 解析を行う。 解析処理部 2 5は、 解析した結果 (解析データ) を、 データ記憶部 2 6に出力するとともに、 出力装置 2 7に出力する。
本実施形態では、 測定制御部 2 2を実現するプログラムと、 測定実行部 2 3を 実現するプログラムとは独立に構成され、 これらのプログラムは相互に情報をや り取り しながら実行される。 ここでいう独立に構成されたプログラムとは、 例え ば、 全体として所定の機能を実現する 1つのプログラムにおける個々のプログラ ムモジュールや、 エージェン ト/マネージャ (クライアントノサーバ) をそれぞ れ実現するプログラム等を含む広汎な意味で用いている。 これらのプログラムが 1つのコンピュータ上で実行される場合には、 例えばオペレーティングシステム によって提供される DDE、 ActiveX等によって相互に通信が行われる。 また、 こ れらのプログラムがネッ トワーク上の複数のコンピュータ上でそれぞれ実行され る場合には T C Pや U D P等のネッ トワークプロ トコルによって相互に通信が行 われる。 これにより、 制御システムの構成が変更された場合であっても、 これら プログラム相互間の通信形態を変更することで柔軟に対応することができるよう になる。
また、 これらのプログラムのそれぞれは、 記述されるプログラミング言語が特 定されない。 したがって、 測定実行部 2 3を実現するプログラムについては、 編 集が容易な B A S I C言語等のインタプリタベースのプログラミング言語で記述 し、 それ以外のプログラムについては、 編集は容易でないが高速動作可能な c言 語等のコンパィラベースのプロダラミング言語で作成することが好ましい。 これ により、 制御システムの高速動作に対する要求を満たしつつ、 設計の変更に対し て柔軟に対応することができるようになる。
[測定パラメータ設定モード]
図 3は、 メイン設定ウィンドウを示す図である。 このメイン設定ウィンドウで は、 ユーザはプルダウンメニューにより 3つのモー ド、 すなわち、 測定パラメ一 タ設定モー ド (Set Up) 、 測定実行モー ド (Measure) およびデータ解析モー ド (Analysis) のいずれかを選択することができる。 ユーザによりいずれかのモー ドが選択されると、 メイン設定ウインドウは、 例えば、 図 4 A〜Cに示すような、 選択されたモー ドの表示内容に切り替わる。
図 5は、 測定パラメ一タ設定モードを説明するための図である。 この測定パラ メータ設定モードには、 メイン設定 5 1、 カセッ ト設定 5 2、 ウェハ設定 5 3、 ダイ設定 5 4、 測定シーケンス設定 5 5、 各測定器に対する設定 5 6、 スィ ツチ ングマ トリクスに対する設定 5 7、 サブサイ ト設定 5 8および素子パラメータ設 定 5 9がある。 これら各設定は、 図示のように階層的に構成されており、 下位で 設定されたパラメータは上位の設定で参照可能なようになっている。 メイン設定 5 1から測定シーケンス設定 5 5および、 素子パラメータ設定 5 9では、 その設 定項目はプローパ 2のタイプに依存する。 一方、 測定器に対する設定 5 6および スイ ッチングマ トリ ックスに対する設定 5 7では、 その設定項目は半導体評価装 置 1 のハー ドウ ア構成に依存する。 したがって、 本実施形態では、 測定器に対 する設定 5 6において、 I V測定器 4 aに対する設定と、 C V測定器 4 bに対す る設定を行う。 サブサイ ト設定 5 8は、 ダイ設定 5 4と測定シーケンス設定 5 5 の間に構成されても良い。
ユーザはまず、 図 4 Aに示すメイン設定ウィンドウに対して、 本制御システム を使用するために予め登録してある自身のユーザ名を選択する。 ユーザ名は、 例 えばメニューバーの 「環境」 コマンドにおいて、 ユーザの基準ディレク トリ とと もに予め登録される。
ユーザは次に、 測定器に対する設定 5 6を行うため、 「測定装置」 コマンドを 選択する (図 6 ) 。 例えば、 ユーザが 「H P— 4 1 5 6」 ( I V測定器) を選択 すると、 図 7に示す測定器設定ウィンドウが表示される。 同図に示すように、 こ のウィンドウは、 設定項目がタブ 7 1により分類されており、 各タブ 7 1 ごとに 設定すべきパラメータがマ トリックス状に配置され、 ユーザによる一覧的な把握 を可能にしている。 ユーザがタブ 7 1のいずれかを選択すると、 ウィンドウ内は それに対応した表示内容に切り替わる。 I V測定器 4 aには、 3つの設定モー ド (MEASUREMENT MODE) 、 つまり Sweepモー ド ( I 一 V測定モード) 、 Stress モード (電流一定または電圧一定印加モード) および Samplingモード ( I 一 Tま たは V— T測定モー ド) が設けられている。 ここで、 I , Vおよび Tはそれぞれ、 電流、 電圧おょぴ時間をそれぞれ示している。
図 7〜図 1 0は Sweepモードの設定ウィンドゥを示している。 例えば、 図 7に 示す CHANNELタブ内で SMU, VSU, VMUおよび PGUに対して FCTNをそれぞ れ設定した場合には、 図 8に示す SWEEPタブ内、 図 9に示す CONSTタブ内およ び図 1 0に示す PGU タブ内の項目のうち関連する項目が設定可能状態で表示さ れるようになっている。
また、 図 1 1〜図 1 3は Stressモードの設定ウインドウを示している。 この場 合においても同様に、 STRCHAN タブ内で各種の設定をした場合には、 図 1 2に 示す STRSETUPタブ内おょぴ図 1 3に示す CONSTタブ内のうち関連項目が設定 可能状態で表示されるようになっている。 さらに図 1 4に示す DISP タブ内では 測定器 (H P— 4 1 5 6 A ) 自身の画面表示形式を設定することができ、 図 1 5 に示す SETUPタブ内では SMU, VMUの測定レンジおよび測定時のデータ平均時 間を設定することができるようになつている。 また、 図 1 6〜図 1 8は Samplingモードの設定ウインドウを示している。 つま り、 測定モードを Samplingに切り替えると、 タブおよびそのタブ内の表示内容も 切り替わる。 この Samplingでも同様に、 図 1 6に示した CHANNELタブ内の設定 内容に応じて、 図 1 7や図 1 8に示すタブ内の関連項目が設定可能状態で表示さ れるようになっている。 ユーザは、 I V測定器 4 aに対して所定の設定パラメ一 タを設定した後、 このウィンドウの 「ファイル」 コマンドにおいて、 ファイル名 を指定してその設定内容を保存する。 以上により、 I V測定器 4 aに対する設定 は完了する。
次に、 図 6に示すメイン設定ウィンドウに戻り、 ユーザが Γ Η Ρ— 4 2 8 4」 ( C V測定器) を選択すると、 図 1 9に示すウインドウが表示される。 ユーザは、 このウィンドウに対して、 所定のパラメータを設定した後、 同様に、 「ファイル」 コマンドにおいて、 ファイル名を指定してその設定内容を保存する。以上により、 C V測定器 4 bに対する設定は完了する。
同様に、 図 6に示すメイン設定ウインドウに戻り、 ユーザが 「H P— 5 2 5 O J (スイッチングマ トリックス) を選択すると、 図 2 0に示すウィンドウが表示さ れる。 同図に示すように、 ユーザは、 このウィンドウにおいて、 どのプローブと どのュニッ トとを接続するかについて、 マ トリ ックス状に配置されたチェックポ Vタスで指定することができるようになつている。 ユーザが所定のパラメータを 設定した後、 同様に、 「ファイル」 コマンドにおいて、 ファイル名を指定してそ の設定内容を保存する。 保存されたファイルは、 測定シーケンス設定 5 5で使用 される。 以上により、 スイッチングマ ト リ ックス 3に対する設定は完了する。 次に、 測定シーケンス設定 5 5について説明する。 測定シーケンスは、 典型的 には、 図 2 1に示すように、 3タイプ (シーケンス a〜 c ) に分類することがで きる。 すなわち、 同図 Aに示すシーケンス aは、 相異なる測定(1;)〜 (3)を順番に行 うものである。 同図 Bに示すシーケンス bは、測定(1)を行い、 ス トレス印加後に、 測定(2) (または(3)) を行うものである。 この場合は、 ス トレス印加の前後で同一 測定条件下での測定を行い、それら測定結果を比較表示することが一般的である。 同図 Cに示すシーケンス cは、 所定間隔でス トレス印加しながら、 測定(1)〜(3) を複数回行うものである。 つまり、 同図では、 測定ひ)〜(3)とス トレス印加との組 み合わせを 3回繰り返す例を示している。 なお、 シーケンス cにおけるス ト レス 印加は、 印加中に測定を合わせて行うサンプリ ング測定、 または、 その他の測定 方法であってもよい。
図 2 2は、 測定シーケンスを設定するためのウィンドウである。 ユーザがメイ ン設定ウィンドウの 「表示」 コマンドにおいて、 「SequenceJ を選択すると、 測 定シーケンス設定ウィンドウが表示される。
同図は、 図 2 1に示したシーケンス bの測定条件が設定されている状態を示し ている。 すなわち、 ユーザは同図に示すウィンドウに対して、 Stress Mode 2 2 1 を Not Use に設定し、 Me s Type 2 2 2を順番に HP4156 ( I V測定) 、 HP4284 ( C V測定) 、 Str_HP4156 (ス トレス印加) 、 HP4156、 HP4284 に設定すること により、 I V、 C V測定後にス トレス印加を行い、 再度 I V、 C V測定を行うシ 一ケンスが実行できる。 なお、 Me s Type 2 2 2でス ト レス印加を選択しない場 合、 シーケンス a の設定となる。
また、 ユーザは、 Matrix Fi l e 2 2 3および Un i t Fi l e 2 2 4にフアイノレ名 を設定する。 ここで、 指定するファイル名は、 それぞれ、 図 5に示したスィッチ ングマ ト リ ックスに対する設定 5 7 (設定画面は図 2 0に示される。 ) 、 測定器 に対する設定 5 6 (設定画面は図 7または'図 1 9に示される。 ) において保存さ れたファイル名である。 例えば、 Data Nameに 「IV— 01」 、 SubNoに 「 1」 を指定 した場合、 測定ファイル名は 「IV—01— 00001」 となる。 最後の 2桁が SubNo を示 し、 その前の 3桁が Stres s Type 2 2 1に Stressを設定した場合の Stress印加 回数を示す。
さ らに、 ユーザは、 測定されたデータを画面上にグラフ表示する際の表示形式 を、 Disp 2 2 7 , グラフ軸 2 2 8によって設定する。 Disp 2 2 7は、 画面上の表 示形式の選択であり、 画面消去後に描画する Clear、および所定のシーケンス番号 に重畳的に描画する Addが選択される。 例えば、 No . 4では、 Add O l と設定する ことにより、 No. l で測定した結果に、 現時点 (No.4) で測定した結果を重ねて、 1つのグラフとして表示する設定になっている。 これは後述する図 4 1 Bのよう なグラフと して表示される。 同様に、 No . 5では、 Add02 と設定することにより、 No.2で測定した結果に、 現時点 (No.5) で測定した結果を重ねて、 1つのグラフ と して表示する設定になっている。
このよ うな設定項目を用意することにより、 ス トレス印加前後の I Vおよび C V特性の変化を視覚的に表示させる設定が簡単にできるようになる。 なお、 グラ フ軸 2 2 8は、 プルダウンメニュー方式により、 それぞれの軸に対する項目を自 由に選択できるようになっており、 Y2は重畳表示の際に用いられる 2つ目の Y軸 を意味している。
一方、 図 2 3は、 シーケンス cを設定するためのシーケンス設定ウィンドウで ある。 すなわち、 ユーザは同図に示すウィンドウに対して、 S tre s s Type 2 2 1 を Stressまたは Samplingに設定する。 本実施形態では、 装置名も選択できるよう になっており、 同図では、 HP4156 の Samplingが選択されている。 また、 ユーザ は、 Use 2 3 1について N0.1、 No2および No4のそれぞれを ONに設定する (図 中、 丸印で示される。 ) 。 これにより、 測定条件が入力されたシーケンス番号の うち、 これら 3つが使用されることになる。 以上の設定により、 2つの HP4156 を使用した IV測定と HP4284を使用した CV測定の終了後、 ス ト レス印加し、 再 度、同じ 3つの測定が終了した後ス トレス印加を繰り返し行う測定が実行される。 さらに、 「Set Up」 をクリックすると、 図 2 4 Aが表示される。 同図 Aでは、 ス ト レス印加条件を変更するための方法を設定し、 同図 Bでは、 ス ト レス印加の ループを中断する条件を設定する。
同図 Aの 『 Change of Stress Parameta」 をチェックすると、 ス ト レス印加条件の 変更が有効となる。「 ConditionJでは、印加条件を変更する条件を選択する。「 CycleJ は印加ごとに、 「Compliance」 'は Compliance制限が発生した場合に、 「Short」 は 測定データ不足の場合に、 「Data」 は右に示す 「Data Condition」 の条件が満たさ れた場合に、 それぞれス ト レス印加条件が変更されるようになっている。 ス ト レ ス印加条件の変更テープルは、 「Unit File」 が羅列されたテーブル、 規則性のあ るファイル名による指定、 または、 条件変更のための設定パネルを用いるなどさ まざまな方法が考えられるが、 どれを用いても良い。
同図 Bに示すように、 「 Check On Stress End」 のチェックボックスをチェック した場合、 設定条件を満たすとス トレス印加のループが中断できるようになる。 この場合、 「Condition」 は、 印加ループ中断の条件を選択する。 「ComplianceJ は Compliance制限が発生した場合に、 「Short」は測定データ不足の場合に、「Data」 は右に示す 「Data Condition」 の条件が満たされた場合に、 それぞれ印加ループが 中断されるようになっている。 「 Data Condition は、 「No」 でス トレス印加データあるいは測定データの番号 (図 2 3において符号 2 3 2で示される。)が指定される。すなわち、 「 Stress SeqJ が選択された場合はス ト レス印加データが、 測定番号が指定された場合は 「Measurement Sequence] の測定データが参照データと して選択可能になる。 「Data」 は条件判断する測定データ中のデ タ項目が選択される。 また、 Γ Sampling ] はデータ項目 中のデータ抽出条件が設定される。 すなわち、 「Average」 、 「Max」 、 「Min」 、 「Firstj 、 「Last」 および 「番号」 を指定し た場合、 平均値、 最大値、 最小値、 最初のデータ、 最後のデータおよび指定した 番号の順番の値が参照値としてそれぞれ抽出される。 「Threshold」 は、 項目 2 4 1および項目 2 4 2により閾値の条件が設定される。 項目 2 4 1 は、 各ス トレス 印加において上記設定で抽出された参照データを用いてどのように閾値データを 抽出するかが設定される。 すなわち、 「Average」 、 「MaxJ 、 「MinJ 、 「First」 、 Γ Last J および 「番号」 を指定した場合、 平均値、 最大値、 最小値、 最初のデー タ、 最後のデータおよび指定した番号の順番の値がそれぞれ抽出される。 これら 抽出された値に対し、項目 2 4 2に従って計算された値が閾値と して設定される。 本例では、 抽出されたデータに 1を掛けた場合の例が示されている。 「EVent」 は ィベントを発生する条件である、 指定した直前の測定データから抽出された参照 データ値と閾値との関係が設定される。 本例では、 参照値 (D) が閾値 (Th) よ り小さくなつた時にイベントが発生するようになっている。 「Event No」 は何回 イベントが発生した時にス ト レス印加ループを停止させるかが設定される。
図 2 2または図 2 3に示した測定シーケンス設定ウインドウでは、 ユーザは、 タブ 2 2 9を選択することにより、 異なる 5つの測定シーケンスを設定すること ができる。 また、 上述したよ うに、 Use 2 3 1が設定されるこ とにより、 特定の 測定条件について使用されることになる。 これにより、 測定条件をすベて定義し ておいて、 測定時に必要な測定条件のみを選択的に使用するという使い方ができ るようになる。
測定シーケンス設定ウイン ドウは、 Me s Typ e 2 2 2 と Un it F i l e 2 2 4とを それぞれ独立させて設定できるように構成されている。 さらに、 プログラム本体 を、 図 2に示した測定実行部とそれ以外の部分からなる 2つの独立した構成にす ることで、 測定アルゴリズム ( I V測定、 C V測定、 ス トレス印加処理など) の 追加、 修正が容易になる。 以下は、 システムプログラムによって読み込まれる設 定ファイルの内容の一部を示している。
Mode Com Def Ext
HP4156 IV ipa
HP4282 CV cpa
Str HP4156 STR ipa
この設定ファィルにおいて、 Modeには、 図 2 2に示した Mes Type 2 2 2に表 示されるべき文字列 (本例では、 HP4156, HP4284 または Str— HP4156) 、 Com には、 現在の測定モードを指定するために第 2プログラム (図 2の測定制御部 2 2 ) から第 1プログラム (図 2の測定実行部 2 3 ) に転送されるべき文字列、 DefExt には Unit File 2 2 4で読み込まれるべきファイルの拡張子が指定され る。 ユーザは、 読み込まれるテキス トファイルの内容を編集するだけで、 シーケ ンス設定における測定モードを容易に追加 ' 変更できる。 さらに、 スイッチング マ ト リ ックス、 I V、 CV設定画面を、 テキス トで記述したファイルにより容易 に構成、 変更できるようにしておく ことで、 測定装置の変更があっても、 第 2プ ログラム自体は変更することなく、 テキス トで記述したファイルのみの変更で容 易に対応できるようになる。 なお、 上記の各設定変更は、 専用の編集エディタの 設定画面を介して行われても良い。
なお、 第 1プログラムは、 測定装置ごとにプログラムを変更する必要がある。 このため、 第 1プログラムについては、 B A S I C言語等のような変更容易なプ ログラミング言語で作成しておく ことが好ましい。 例えば、 後述する図 2 9にお いて、 プローバを変更する場合には、 「プローバへの移動命令」 に関する部分に 対する変更を行い、測定装置の変更および測定アルゴリズムを変更する場合には、 Γ I V測定処理」 、 「CV測定処理」 および 「ス トレス印加処理」 に関する部分 に対する変更を行うことにより容易に対応できる。
ところで、 図 2 2または図 2 3に示した測定シーケンス設定ゥィンドウのメニ ユーパーの 「環境」 コマン ドでは、 Matrix File設定おょぴ Unit File設定の有 無が選択できるよ うになつている。 Matrix File設定無しを選択した場合には、 ス イッチングマ ト リ ックス無しの設定を意味し、 Unit File 設定無しが選択され た場合には、 設定ウィンドウで保存された測定器ごとのユニッ トファイルではな く、 現在のウイン ドウで設定している測定条件が適用されることを意味する。 また、 メニューバーの 「ファイル」 コマンドでは、 すべての測定条件を記録し たファイルの中から測定シーケンス設定 5 5に関するパラメータで規定される測 定条件のみを読み込むことができるようになつており、 カセッ ト設定 5 2〜ダイ 設定 5 4に関する測定条件を読み込むことはできないようになっている。 したが つて、 これら設定した測定条件の保存 (ファイルへの出力) は、 メイン設定ウイ ンドウで行われるようになつている。
図 2 5は、 ダイ設定 5 4を説明するためのウィンドウを示している。ユーザは、 まずサブサイ ト設定を行うために、 同図 Bに示すよう に、 「表示」 コマン ドで SubSiteを選択して、 図 2 6 Aに示すサブサイ ト設定ウインドウを表示させる。 こ こで、 ユーザは、 任意の DIR NAME 2 6 1、 基準点からの変位座標 X 2 6 2およ ぴ Y 2 6 3ならびに COMMENT 2 6 4を設定する。
次に、 ユーザは、 PARAMETA 2 6 5を選択し、 同図 Bに示す各種パラメータ設 定ウィンドウを表示させる。 ユーザは、 このウィンドウに対して、 W, Lゃゲー ト酸化膜厚等の各種パラメータを設定し、 O Kポタンを選択して、 同図 Aに示す ウィンドウに戾る。 ユーザは、 このウィンドウに対してすベての設定をし終える と、 O Kポタンを選択して、 図 2 5 Aに示すダイ設定ウィンドウに戻る。 ユーザ は、 このダイ設定ウィンドウに対して、 列 (図 2 6 Aで作成した内容のいずれか と対応する) の追加、 削除等を行うことができる。
例えば、 ユーザがウィンドウ内の削除したい行にマウスカーソルを移動させ、 マウスの右ク リ ック等により表示されるポップアップウィンドウ内の 「deletej コ マン ドを選択することにより、 任意の列を削除することができる。 また、 ユーザ がポップアップウィンドウ内の 「Add」 コマン ドを選択することにより、 新たな 行を追加することができる。 行を新たに追加した場合には、 その DIR NAME 2 5 1には、 サブサイ ト設定ウィンドウで設定した DIR NAME 2 6 1が表示される。 MODE 2 5 2は、測定シーケンス設定ウインドウで設定した MODE S 1〜S 5 (タ グ 2 2 9 ) の中から選択される。 このダイ設定ウイン ドウにおいても、 ユーザは、 タブ 2 5 3を選択することにより、 異なる 5つのダイ条件を設定することができ る。 また、 Use に対して設定が行われることにより、 特定の測定条件についての み使用できるようになる。 これにより、 測定条件をすベて定義しておいて、 測定時に必要な測定条件のみ を選択的に使用するという使い方ができるようになる。 また、 「ファイル」 コマ ンドでは、 すべての測定条件を記録したファイルの中からダイ設定に関する測定 条件を読み込むことができるようになつており、 カセッ ト設定 5 2〜ウェハ設定 5 3またはそれに加え測定シーケンス設定 5 5に関する測定条件を読み込むこと はできないようになっている。 ダイ設定における測定条件の保存 (ファイルへの 出力) は、 メイン設定ウィンドウで行われる。
このように、 サブサイ トの位置情報と、 例えば DIR NAME とを関連付けて、 関 連付けた対象を選択できるようにしているので、 サブサイ トの位置情報が変化し た場合であっても、 誤認識することなく測定およびデータ解析を行うことができ るようになる。 例えば、 測定時のウェハ Wの温度が 0 °Cと 2 0 0 °Cというように 大きく変化する場合、 熱膨張によってサブサイ トの位置情報に修正を与える必要 性がある。 この場合、 従来のように絶対的な位置情報のみでサブサイ トを管理す ると、 本来、 同一のサブサイ トであっても位置ずれにより異なるサブサイ トであ ると誤認識されるおそれがある。 しかしながら、 本実施形態では、 関連付けた対 象レベルで測定条件を管理することとしているので、 位置情報がずれた場合であ つても、 誤認識することなく、 測定おょぴデータ解析を行うことができる。
図 2 6 Aおよび Bに示すように、 サブサイ トごとに諸情報を関連付けることに より、 サブサイ トごとの素子情報をノートにメモすることなく即座に調べること ができる。 さらに、 図 4 1 Dに示すようなサブサイ ト情報に依存したデータ表示 が可能となる。 例えば、 図 2 5 Aに示した TR1 , TR2およぴ TR3 に対する Lの値 (図 2 6 B ) をそれぞれ 「 1」 , 「 2」 および 「 3」 とする。 そして、 測定後の、 データ解析において Lに依存した表示を指定することで、 横軸に指定した Lの値 力 縦軸にはそれぞれの測定結果が表示され、 L依存に対する測定結果の変化が 容易に表示できる。 なお、 表示の際には測定データごとに 1点の結果のみを抽出 する必要があるため、 閾値などを設定し、 その抽出を行う。
図 2 7は、 ウェハ設定を説明するためのウィンドウを示している。 ユーザは、 まず、 「設定」 コマンドを選択し、 同図 Bに示すウェハプロパティ設定ウィンド ゥを表示させ、 ウェハサイズ等の諸設定を行う。 ユーザは、 次に、 ダイごとに、 ダイ設定 5 4で設定した MODE D1~D5を選択していく。 これは、 MODE 2 7 1 とその対象となるダイ (画面上のブロック領域) とを指定することにより行われ る。 また、 ユーザは、 START 2 7 3を選択した後、 ダイを選択することにより、 測定開始位置を設定することができる。 さらに、 ユーザは、 USE 2 7 2を選択し た後、 ダイを選択することにより、 実測定点を設定できる。 ユーザが Alignment 2 7 4を選択した場合には、 プローバ移動時の基準原点位置(ァライメント位置) を設定することができる。
なお、 MOVE 2 7 5は、 測定時のステージの移動方向を指定するためのもので ある。 このウェハ設定ウィンドウにおいても、 ユーザは、 タブ 2 7 6を選択する ことにより、 異なる 5つのウェハ条件を設定することができる。 また、 「フアイ ル」 コマンドでは、 すべての測定条件を記録したファイルの中からウェハ設定に 関する測定条件を読み込むことができるようになつている。 ウェハ設定における 測定条件の保存 (ファイルへの出力) は、 メイン設定ウィンドウで行われる。 図 2 8は、 カセッ ト設定を説明するためのウインドウを示している。ユーザは、 まず、 「設定」 コマンドを選択し、 同図 Bに示すカセッ トプロパティウィン ドウ を表示させ、 カセッ トにセッ トできるウェハ枚数を設定する。 次に、 ユーザは、 ウェハごとに、 ウェハ設定 5 3で設定した MODE Wl〜W5を選択し、 設定してい く。 また、 ユーザは、 START 2 8 2、 Usr 2 8 3、 MOVE 2 8 4等を選択し、 設定 していく。 このカセッ ト設定ウィンドウにおいても、 ユーザは、 タプ 2 8 5を選 択することにより、 異なる 5つのカセッ ト条件を設定することができる。 また、 「ファイル」 コマン ドでは、 すべての測定条件を記録したファイルの中からカセ ッ ト設定に関する測定条件を読み込むことができるようになっている。 カセッ ト 設定における測定条件の保存 (ファイルへの出力) は、 メイン設定ウィンドウで 行われる。
以上のように、 カセッ ト設定 5 2〜測定シーケンス設定 5 5について設定した 場合には、 ユーザは、 図 4 Aに示したメイン設定ウィンドウに戻り、 メニューバ 一の 「パラメータ」 コマンドにおいて、 各ウィンドウで設定したすべての測定条 件を一括にファイルに保存する。 なお、 上述したように、 一括にファイルに保存 された測定条件をそれぞれの設定ウインドウから読み込む場合には、 その設定ゥ インドウに対応した測定条件のみが読み込まれる。 これにより、 測定条件のファ ィル管理が容易になり、 また、 その設定ウィンドウで必要な測定条件のみが読み 込まれることで見た目も分かり易く、 さらに、 データの流用による設定もし易く なる。
[測定実行モー ド]
次に、 測定実行モードについて説明する。 図 4に示すメイン設定ウィンドウに 戻り、 ユーザはプルダウンメニューにより測定実行モード (Measure) を選択する と、 メイン設定ウィンドウは、 図 4 Bに示す表示内容に切り替わる。 同図 Bは、 プローバにカセッ ト設置場所が 2つある状態を示している。 このウィンドウに対 して、 ユーザが、 USER, Lot No, Parameta File, MODEを設定した後、 ' Startを選 択することにより、 制御システムは、 設定された測定条件に基づいて測定を開始 する。 LOADは、 測定に先だって設定条件を確認するために、 Parameta Fileで指 定されたファイルを読み込むためのものであり、 これにより、 カセッ ト設定ウイ ンドウ、 ウェハ設定ウィンドウ、 ダイ設定ウィンドウおよび測定シーケンス設定 ウィンドウが、 読み込んだファイルの内容で反映される。 なお、 LOADは測定前 の測定条件を確認するために用いられる ものであり 、 実際の測定では再度 Parameta Fileで指定したフアイルが読み込まれることにより、測定が開始される。 図 2 9は、 本実施形態に係る制御システムの動作を説明するためのフローチヤ ートである。 同図に示すように、 測定開始の指示が与えられると、 測定実行部 2 3は、 測定条件転送要求を測定制御部 2 2に送って、 測定制御部 2 2から測定条 件を取得する (S 2 9 0 1 ) 。 測定実行部 2 3は、 取得した測定条件について、 プローパ 2の移動指示であるか否かを判断し (S 2 9 0 2 ) 、 プローバ 2の移動 指示であると判断した場合には、 プローバ 2に対して移動命令を与える (S 2 9 0 3 ) 。 また、 測定実行部 2 3は、 測定器 4のいずれかに測定条件を転送するか 否かを判断し (S 2 9 0 4 ) 、 転送すると判断した場合には、 対応する測定器 4 に対して測定条件を転送する (S 2 9 0 5 ) 。
次に、測定実行部 2 3は、測定条件にしたがって測定アルゴリズムを選択し( S 2 9 0 6 ) 、 測定器 4に対して測定指示を出力する (S 2 9 0 7 a〜S 2 9 0 7 c ) 。 測定アルゴリズムとは、 図 2 2等に示される Me s Type 2 2 2と S tre s s Typ e 2 2 1 で指定される I V測定処理、 C V測定処理またはス トレス印加処理等 の各処理を指している。 測定指示を受けた測定器 4は、 その測定アルゴリズムに 応じた測定を行い、 測定データを測定実行部 2 3に送る。 測定実行部 2 3は、 測 定器 4から得られる測定データを測定制御部 2 2に転送する (S 2 9 0 8 ) 。 測 定制御部 2 2はこれを受けて、 ハードディスク等の記憶装置 2 6に記憶し、 ディ スプレイ等の出力装置 2 7に表示する。 測定実行部 2 3は、 測定制御部 2 2に対 して次の測定のための測定条件要求を転送し (S 2 9 0 9 ) 、 測定制御部 2 2に よって設定された全ての測定条件を実行したと判断された時点で測定を終了す る。
このような処理により、 例えば、 シーケンス b とシーケンス c とを実行するよ うな場合であっても、測定シーケンスごとに測定アルゴリズムを選択できるため、 I V測定、 C V測定おょぴス トレス印加測定などのアルゴリズムを各 1つ作成す るだけで済む。
制御システムは、 測定を行っている間、 図 4 Bに示すように、 このウィンドウ のステータス領域 4 2に、 測定対象となっているカセッ ト、 カセッ トから取り出 されているウェハ番号、 ウェハ上で測定しているダイの X— Y座標、 台上で測定 されているサブサイ トのディ レク トリ名および実行している測定アルゴリズムの モードをリアルタイムで表示する。 また、 制御システムは、 このウィンドウとは 別に、 カセッ ト設定ウィンドウ (図 3 0 ) 、 ウェハ設定ウインドウ (図 3 1 ) 、 ダイ設定ウィンドウ (図 3 2 ) 、 シーケンス設定ウィンドウ (図 3 3および図 3 4 ) を表示することができる。 これら各ウィンドウにおいて、 測定の進埗状況は、 測定対象を示しているオブジェク トが視覚的に区別されてユーザに示される。 本 例では、 同図に示すように、 測定対象を示しているォブジェク トが、 面面上、 凹 表示されている。 なお、 図 3 4は、 測定シーケンス cにおける測定実行モード画 面を示している。 すなわち、 図中の NO には、 ス トレスの印加回数、 Addにはス ト レス印加時間、 Sumには総ス ト レス印加時間が表示される。
[データ解析モー ド]
次に、 デ タ解析モードについて説明する。 図 3 5は、 データ解析モードを説 明するための図である。 データ解祈モードには、 メイン設定 3 5 1、 階層データ 表示選択 3 5 2、 データ選択 3 5 3およびグラフ表示処理 3 5 4があり、 さらに データ選択 3 5 3はロッ ト選択 3 5 3 a、 カセッ ト選択 3 5 3 b、 ウェハ選択 3 5 3 c、 ダイ選択 3 5 3 dおよび測定データ選択 3 5 3 eがある。 後述するよう に、 階層データ表示選択 3 5 2において、 1つの測定データのみが選択された場 合、 表示設定 3 5 4が直接呼び出され、 その測定データに基づく グラフの表示が 行われる。 一方、 複数の測定データを包含する上位の階層が選択された場合、 デ ータ選択 3 5 3の対応する選択ウインドウが呼び出され、 このウィンドウに対し て解析に用いるデータが選択された後、 グラフ表示処理 3 5 4が呼び出される。 図 4に示したメイン設定ウィンドウに対して、 ユーザはプルダウンメニューに よりデータ解析モード (Analysis) を選択すると、 メイン設定ウィンドウは、 図 4 Cに示す表示内容に切り替わる。 ユーザはさらに、 メイン設定ウィンドウのメ ニューパーにある 「表示」 コマンドにおいて、 「Directory」、 「Lotto」、 「CassetteJ、 「Wafer」 、 「DieJ 、 「 Sequence] および 「Graph」 を選択することで、 それぞれ の画面が表示され、 そこで解析条件を設定することで、 さまざまな複雑な解析を 行い、 その結果をグラフ等に表示させることができる。
図 3 6は、 階層データ表示ウィンドウの一例を示す図である。 同図に示す階層 データ表示ウィンドウは、 ツリービュー領域 3 6 1および詳細情報表示領域 3 6 2を有する。 ツリービュー領域 3 6 1は、 ユーザ、 ロッ ト、 ウェハ、 ダイ、 サブ サイ トおょぴ測定データに対するファイル (データ) の構造を、 オブジェク トを 用いて階層的に表示し、 詳細情報表示領域 3 6 2は、 ツリービュー領域 3 6 1で 指定されたオブジェク トに関する詳細情報 (例えば、 フォルダ内のファイル名) を表示する。 ここでは、 測定シーケンス設定ウィンドウ (図 2 2 ) で設定した出 力ファイル (Data Name) が表示されている。 ユーザが詳細情報表示領域 3 6 2 に表示されたオブジェク ト、 例えば CV_01— 000 を選択すると、 制御システムは、 このファイルに対して設定されている表示形式にしたがってグラフを表示する。 また、 ユーザがツリービュー領域 3 6 1内のオブジェク トのいずれかを選択す ると、 制御システムは、 それに対応したデーダ選択ウィンドウを表示する。 例え ば、 ユーザがトップ 3 6 3 a のオブジェク トを選択すると図 3 7 Aに示すウィン ドウが表示され、 ユーザ 3 6 3 bのオブジェク トのいずれかを選択すると同図 B に示すウインドウが表示され、 ロッ ト 3 6 3 cのいずれかのオブジェク トを選択 すると同図 Cに示すウインドウが表示される。 ここで表示されるウィンドウは口 ッ ト選択ウインドウであり、 階層データ表示ウィンドウで選択されたオブジェク 卜に応じて設定できるパラメータが変更されるようになっている。 すなわち、 同 図 Aに示すウィンドウでは、 ユーザは全てのパラメータに対して設定を行う こと ができ、 同図 Bに示すウィンドウでは、 ユーザは USER 3 7 1以外のパラメータ を設定することができ、 同図 Cに示すウインドウでは、 ユーザは USER 3 7 1お ょぴ Lot No 3 7 2以外のパラメータを設定することができる。 ユーザがパラメ一 タを設定した後、 メイン設定ウインドウに戻り、解析結果表示 4 3を選択すると、 制御システムは、 測定データに基づいてグラフを表示する。
また、 図 3 6に示した階層データ表示ウィンドウに対して、 ユーザがウェハ 3 6 3 dのオブジェク トを選択すると、 制御システムは、 図 2 7に示したウインド ゥを表示する。 ユーザは、 このウィン ドウに対して、 Use 2 7 3を選択すること により、 解析に使用するダイを設定することができる。
図 3 6に示した階層データ表示ウインドウに対して、 ユーザがダイ 3 6 3 eの オブジェク トを選択すると、 制御システムは、 図 2 5に示したウィンドウを表示 する。 ユーザは、 このウィンドウに対して、 Use 2 5 4を選択することにより、 解析に使用するサブサイ トを設定できる。
図 3 6に示した階層データ表示ウインドウに対して、 ユーザがサブサイ ト 3 6 3 f のオブジェク トを選択すると、 制御システムは、 図 2 2等に示した測定シー ケンス設定ウインドウを表示する。 つまり、 S tr e s s T yp e 2 2 1に NotUseが設 定された場合には、 図 2 2に示した測定シーケンス設定ウィン ドウを表示し、 Stress が設定された場合には、 図 2 3に示した測定シーケンス設定ウィンドウを 表示する。 ユーザは、 このウィンドウに対して、 Use を選択することにより、 解 析に使用する測定データを設定できる。 また、 図 2 3に示じたウィンドウに対し ては、 Stress Sequenceの設定 (例えばチェックボックス形式によりステップを選 択) により、 ス トレスシーケンスにおける解析に使用する測定データを設定する ことができる。
上記設定においては、 最初に表示される設定に加え、 下位の設定も選択可能と なる。 すなわち、 ユーザがウェハ 3 6 3 dを選択した場合、 ウェハ選択画面 3 5 3 cが表示され、 使用するダイを設定することができるが、 それより下位のダイ 選択 3 5 3 dおよび測定データ選択 3 5 3 eについても設定ができるようになつ ている。
なお、 本実施形態では、 測定データ設定のためのウィンドウを用いて、 解析デ ータの設定を行うようにしたが、 例えば、 図 3 8 A〜Dに示すウィンドウを用い て設定するようにしても良い。
次に、 解析結果の表示について説明する。 ユーザは、 データ解析モードでデー タ解析の設定を行った後、 図 4 Cに示したメイン設定ウィンドウに戻り、 解析結 果表示 4 3を選択すると、 制御システムは、 測定データに基づき、 設定された表 示条件でグラフを表示する。 ユーザがメイン設定ウィンドウのメニューパーにあ る 「表示」 コマンドにおいて 「Graph」 を選択すると、 図 3 9に示すようなグラフ 表示ウインドウが表示される。
図 4 0 Aおよぴ図 40 Bは、 解析条件おょぴその解析条件に基づく解析結果の 表示方法を設定するための設定画面である。
階層データ表示ウィンドウ (図 3 6 ) に対して、 ユーザが詳細情報表示領域 3 6 2に表示されたオブジェク トを選択する場合、 すなわち、 選^された測定デー タの総数が 1つだけの場合、 制御システムは、 例えば、 図 4 2 Aに示すようなグ ラフを表示する。 また、 ロッ ト 3 6 3 aを選択した場合に奉示されるウィンドウ (図 3 7 C) であって、 行データが 1つであり、 かつ、 選択され,たウェハ W、 ダ ィ 0、 サプサイ ト Sおよび測定シーケンスがそれぞれ 1つの場合にも、 制御シス テムは、 同様に、 図 4 1 Aに示すようなグラフを表示する。
一方、 測定シーケンス設定ウインドウに対して、 Dispに Addを設定した場合に は、 制御システムは、 図 4 1 Bに示すようなグラフを表示する。
また、 ユーザが複数のデータを指定すると、 図 4 1 I に示すようなグラフを表 示する。 ここで、 ユーザが図 40 Aに示す ErrorBarの Γ AverageJ を選択すると、 全データの平均値を図 4 1 Aのように表示し、 「Max-Min」 および「 Standard DevJ を選択すると、平均値にそれぞれ最大および最小または標準偏差の Error Barを付 加して図 4 1 Jのように表示する。
また、 図 4 O Aに示す 「Detect Condition の設定に従い、 測定データの中 から 1つの値を抽出することができる。 例えば、 電圧を掃引した I V測定のデー タは、 掃引した電圧のステップ数分の電圧 (X軸) と電流値 (Y軸) からなる。 図のように Sourceで ID、 Targetで VG、 Conditionで Cons tantを選択し、 Constant 右側の式設定で 「10E- 8 *L/W」 を設定した場合、 電流値 (ID) U 式 「10E-8 *L/W」 の時の VGの値が抽出される。 ここで、 L と Wは図 2 6 Bで設 定したサイ トごとに異なる各値が代入される。 このよ うに、 サイ トごとに関連付 けた値を計算式で使用できるため、 測定した素子の寸法に応じた値を元にある値 を抽出した場合においても、 統一的な 1つの表記で全サイ トに対し実施できるよ うになる。
上記の方法に従い全てのデータから抽出された値の集計が 「X-AxisJ および 「Z-Axis」 で選択した形式に基づきグラフに表示される。 「X-Axis」 では横軸の 表示形式を設定し、 「Z-AxisJ で設定した項目ごとに集計を行い、 その結果を複 数の線と して表示する。 また、 縦軸には抽出された値が表示される。
図 2 1 に示したシーケンス cの測定データを用いて、 X 軸の条件を 「Sterss TimeJ に設定すると、 ス トレス時間を横軸と した図 4 1 Cに示すグラフが表示さ れ、 また、 「Sub Site No」 、 「Die NoJ 、 「 Wafer No J および 「Lot No」 を選択 すると、 図 4 1 Gおよび Hに示すグラフが表示される。 また、 r Sub Site NoJ を 選択し、 その右の選択部分で図 2 6 Bで関連付けた 「Time」 、 「Area」 「LJ 、
「W」 または 「Ox Thickj を選択すると、 横軸をサイ トに関連付けた値で表示す ることができる。 例えば、 「L」 を選択すると、 図 4 1 Dのグラフが表示できる。 また、 ユーザが Disp Typeで 「X-Y Graph」 を選択すると、 上述した X— Y軸の グラフが表示され、 また、 「: Histogram を選択すると図 4 1 Eに示すグラフが表 示され、 さらに、 「 Wafer Map」 を選択すると図 4 1 Fに示すグラフが表示され る。
グラフ表示形式は、 図 4 0 Bに示した画面で設定、 変更される。 同図において、 「Calj に式を指定すると、 その式に基づき計算された結果が出力される。 その式 内では図 2 6 Bで関連付けた 「TimeJ 、 「Area」 、 「L」 、 「W」 または 「Ox Thickj 等が使用でき、 サイ トに依存しない表記ができる。 例えば、 Wあたりの電流値を 表示させたい場合、 「 a /W」 (ここで aは測定デ一タ) とすれば、 異なる トラ ンジスタのデータを選択しても、設定を変えることなく希望する値が表示できる。 また、 サイ トに関連付ける値は、 別途参照テーブルを作成しても良い。
[実施形態の利点]
以上のように、 本実施形態によれば、 次のような利点を有する。
( 1 ) 測定パラメータ設定では、 設定対象ごとに階層的に構成された設定ウイ ンドウが用意されているため、 上位の設定で下位の設定を利用できるようにして いるため、 体系的に測定条件を設定することができる。 したがって、 複雑な測定 アルゴリズムを設定するときであっても容易に設定できるようになる。
また、カセッ ト設定 5 2〜測定シーケンス設定 5 5について設定した場合には、 ユーザは、 メイン設定ウインドウにおいて各ウインドウで設定したすべての測定 条件を一括にファイルに保存する一方、 一括にファイルに保存された測定条件を それぞれの設定ウィンドウから読み込む場合には、 その設定ウィンドウに対応し た測定条件のみが読み込まれるので、 測定条件のファイル管理が容易になり、 ま た、 その設定ウインドウで必要な測定条件のみが読み込まれることで見た目も分 かり易く、 さらに、 データの流用による設定もし易くなる。
( 2 ) 測定器ごとに最適化された設定ウィンドウが用意されているため、 ユー ザは、 測定器の特質にしたがった直感的な設定ができるようになる。
( 3 ) 測定器に対して設定した測定条件を測定シーケンス設定において個別に 選択できるので、 さまざまな種類の測定シーケンスに対応した設定が容易にでき るようになる。 また、 測定モードの選択とパラメータファイルの選択とをそれぞ れ独立にできるようにしているため、測定シーケンスの内容を把握しやすくなる。 さらに、 測定シーケンス設定において、 ス トレスシーケンスおよび測定シーケン ス設定項目を別個に設けることにより、 指定した測定を複数行う測定ゃス トレス 印加等を繰り返し実行しながら、 それぞれの間で、 複数の同じ測定を繰り返す測 定シーケンスを簡単に設定できるようになる。 さらにまた、 繰り返し行うス トレ ス印加において、 ス ト レス印加条件の変更、 ス ト レス印加の中止条件の設定がで きるので、 複雑なス ト レス印加が簡単に実行できるようになる。
( 4 ) サブサイ トの位置情報と、 例えば DIR NAME とを関連付け、 関連付けた 対象を選択できるようにしているので、 サブサイ トの位置情報が変化した場合で あっても、 誤認識することなく測定およびデータ解析を行うことができるように なる。
( 5 ) データ解析モードでは、 測定データを設定対象ごとに階層的に表示して いるので、 解析すべき測定データの選択が容易になる。
( 6 ) 解析のための抽出式において、 サイ トに関連付けられた値が使用できる。 これにより、 サイ トごとに抽出条件が異なる場合でも統一的に表記することがで き、 一度に解析が行えるようになる。 また、 グラフ表示においても、 表示のため の計算式にサイ トに関連付けられた値が使用できる。 このため、 サイ トごとに式 が異なる場合でも、 統一的に表記することができる。
( 7 ) テス トモードを実行するプログラムにおいて、 測定制御部と測定実行部 とを独立に構成しているので、 半導体評価装置の構成が変更された場合であって も、 これらプログラム相互間の通信形態を変更することで柔軟に対応することが できるようになる。
( 8 )これらのプログラムのうち測定実行部を実現するプログラムについては、 編集が容易な BASIC等のィンタプリタベースのプログラミング言語で記述し、そ れ以外のプログラムについては、 編集は容易でないが高速動作可能な C等のコン パイラベースのプログラミング言語で作成した場合には、 制御システムの高速動 作に対する要求を満たしつつ、 設計の変更に対して柔軟に対応することができる ようになる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、 本発明を説明するための例示であり、 本発明をこの実施形態 にのみ限定する趣旨ではない。 本発明は、 その要旨を逸脱しない限り、 さまざま な形態で実施することができる。
上記実施形態においては、 全て自動でウェハ wを多数枚格納しているカセッ ト
Cから 1枚ずつ取り出してプローバにセッ トして測定を行うフルオート式プロ一 バについて説明したが、 手動でウェハを 1枚ずつプロ一パにセッ トして自動で測 定を行うセミオート式プローバや、 手動で測定を行うマニュアル式プローバに対 しても同様に適用できる。
セミオート式プローバの場合には、 次の 3つの設定方法がある。 1つ目は、 す なわち、図 4 Bに示すウインドウに対して、 MODE C1〜C5の選択に加えて、 Wafer 番号の選択もできるようにした設定方法である。 この場合には、 Cassette B に対 する設定はない。 2つ目は、 MODE選択がなく、 直接 Wafer番号の選択をできる ようにした設定方法である。 3つ目は、 MODE選択がなく、 Cassette設定で MODE C1〜C5および Wafer番号を選択できるようにした設定方法である。 この場合は、 MODE Cl〜C5については第 1に設けられたタブで、 Wafer番号については図 2 8 に示したウインドウにおいて選択する。
マニュアル式プローバの場合にも、 次の 3つの設定方法がある。 1つは、 測定 シーケンス設定ウィンドウ (図 2 2または図 2 3 ) を用いる設定方法である。 こ の場合は、 Data Name 2 2 5において、 測定データを保存するためのファイルの 保存先をディ レク トリまで詳細に指定することが望ましい。 2つ目は、 この測定 シーケンス設定ウィンドウとダイ設定ウィンドウ (図 2 5 ) を用いる設定方法で ある。 この設定方法によれば、 サブサイ ト Sが存在する場合、 サブサイ ト Sに依 存するパラメータを図 2 6 Bに示すウィンドウに対して、 測定時に設定すること ができるようになる。 3つ目は、 Cassette設定で MODE C1 - C5 と Wafer番号を 選択し、 ウェハ設定ウインドウで MODE Wl〜W5およびダイ Dを選択するととも に、 ダイ設定ウインドウでサブサイ ト Sを選択する設定方法である。
また、 制御システムは、 測定実行モードと して、 フルオートモード、 セミオー トモードおょぴマニュアルモードを備えるようにしても良い。 ここで、 フルオー トモ一ドとは、 カセッ ト C内に存在する複数のウェハ Wに対して自動で測定する モードであり、 セミオートモードとは、 1枚のウェハ W内の複数のダイ Dに対し て自動で測定するモードである。 また、 マニュアルモードとは、 個々の素子 (サ プサイ ト S ) に対して測定を行うモー ドである。
このような測定実行モードの切り替えはメイン設定ウインドウにおいて設定す ることができる。 図 4 2は、 メイン設定ウィンドウにおける測定実行モード切替 メニューの一例を示す図である。 ユーザは、 測定時に、 切替メニュー 4 2 1の中 から所望の測定実行モードを選択することで、 図 4 3に示すように、 各モード間 を自由に移行させることができる。
これにより、 例えば、 フルオートモードで全ウェハ Wを測定した後、 1点だけ を再測定する場合であっても、 従来のようにマニュアル測定用の別のプログラム を準備することなく、 統一的な操作環境でスムーズにマニュアルモードに移行さ せることができるようになる。
以上のように、 本発明によれば、 半導体素子の特性評価を行うために必要な測定 条件の設定および測定されたデータに基づく評価結果出力のための設定が体系的 かつ直感的に行うことができるようになり、その操作性が改善されることになる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のユーザインター フェースにおいて、
階層的な関係を有する設定対象のそれぞれについて測定条件の設定を行うため の設定ウィンドウを表示させる手段と、
前記設定ウインドウを管理するメイン設定ウインドウを表示させる手段と、 前記設定ウインドウで設定された測定条件をファイルに記憶させる手段と、 第 1 の設定対象に対する第 1 の設定ウィンドウで設定され、 ファイルに記憶さ れた測定条件を、 前記第 1の設定対象よりも上位階層に位置する第 2の設定対象 に対する第 2の設定ウインドウに読み込ませる手段とを備え、
前記第 2の設定ウィンドウは読み込んだ測定条件を、 ユーザに選択的に設定さ せる。
2 . 請求項 1 に記載された半導体評価装置のユーザィンターフェースにおいて、 前記設定ウィンドウは、 カセッ ト設定ウィンドウ、 ウェハ設定ウィンドウ、 ダイ 設定ウィンドウ、 測定シーケンス設定ウィンドウ、 測定器設定ウィンドウおよび スィツチングマ トリ ックス設定ウィンドウの少なく ともいずれかである。
3 . 請求項 2に記載された半導体評価装置のユーザインターフユースにおいて、 前記メイン設定ウインドウが前記設定ウィンドウで設定された測定条件をフアイ ルに記憶させる。
4 . 請求項 2に記載された半導体評価装置のユーザインターフェースにおいて、 前記測定シーケンス設定ウインドウは、 測定モードと該測定モードに対するパラ メータとをそれぞれ独立に設定できるように構成されている。
5 . ゥュハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のユーザインター フェースにお!/、て、
前記ウェハ上に形成される複数のサブサイ トのそれぞれに対して測定条件の設 定を行うための測定条件設定ウィンドウを表示させる手段と、
前記設定ウインドウにおいて設定された測定条件に基づいて、 前記半導体素子 に対する測定を実行し、 測定データを得る手段と、
前記半導体素子から得られる測定データに対する解析条件の設定を行うための 解析条件設定ウィンドウを表示させる手段と、 前記解析条件設定ウインドウで設定された解析条件に基づいて、 前記測定デー タに対する解析を実行する手段とを備え、
前記解析条件設定ウインドウは、
前記測定条件設定ウィンドウで設定された測定条件を解析条件に関連づける。
6 . ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のユーザインター フェースを実現するプログラムであって、
前記プログラムは、
階層的な関係を有する設定対象のそれぞれについて測定条件の設定を行うため の設定ウインドウを表示させる機能と、
前記設定ウインドウを管理するメイン設定ウインドウを表示させる機能と、 前記設定ウインドウで設定された測定条件をファイルに記憶させる機能と、 第 1 の設定対象に対する第 1 の設定ウインドウで設定され、 ファイルに記憶さ れた測定条件を、 前記第 1 の設定対象より も上位階層に位置する第 2の設定対象 に対する第 2の設定ウインドウに読み込ませ、 該読み込んだ測定条件をユーザに 選択的に設定させる機能とを備える。
7 . ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置における測定条件 の設定方法であって、
第 1の設定対象に対する第 1の設定ウィンドウを表示し、 ユーザに所定の測定 条件の設定を促し、
前記第 1 の設定ウインドウで前記ユーザに設定された測定条件をファイルに記 feし、
前記第 1 の設定対象より も上位階層に位置する第 2の設定対象に対する第 2の 設定ウィンドウから前記記憶された測定条件を読み込んで表示し、 前記ユーザに 選択的な設定を促す。
8 . ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置のユーザインター フェースにおいて、
階層的な関係を有する設定対象を示すォブジェク トを、 前記階層的な関係にし たがって表示させる手段と、
ユーザによって前記オブジェク トのいずれかが選択された場合に、 前記選択さ れたォブジェク トに対応する設定ウインドウを表示させる手段と、 前記設定ウイン ドウで設定された解析条件にしたがって、 所定の測定器から得 られた測定データを解析する手段とを備える。
9 . ウェハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価装置の制御システムを 実現するプログラムにおいて、
前記プログラムは、
階層的な関係を有する設定対象のそれぞれについて測定条件の設定を行う設定 機能と、
前記半導体素子に対して測定を行う測定器を制御する測定実行機能と、 前記測定実行手段を制御する測定制御機能とを備え、
前記測定実行機能と前記測定制御機能とは、 それぞれ独立のプログラムによつ て構成されている。
1 0 . カセッ ト内の特定のゥュハ上の半導体素子の特性を評価する半導体評価 装置において、
前記カセッ ト内の複数のウェハのそれぞれに対して測定を行う第 1のモー ド と、
前記ゥ-ハの 1つに対して測定を行う第 2のモードと、
前記ウェハ上の特定の半導体素子に対して測定を行う第 3のモードとを備え、 これら各モードを選択自在に切り替えられるように構成されている。
PCT/JP2002/001090 2001-02-16 2002-02-08 User interface of semiconductor evaluator WO2002065544A1 (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/468,126 US7043391B2 (en) 2001-02-16 2002-02-08 User interface for semiconductor evaluation device
JP2002564761A JP4253189B2 (ja) 2001-02-16 2002-02-08 半導体評価装置のユーザインターフェース

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-40283 2001-02-16
JP2001040283 2001-02-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2002065544A1 true WO2002065544A1 (en) 2002-08-22

Family

ID=18902919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2002/001090 WO2002065544A1 (en) 2001-02-16 2002-02-08 User interface of semiconductor evaluator

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7043391B2 (ja)
JP (1) JP4253189B2 (ja)
WO (1) WO2002065544A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300818A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Tektronix Japan Ltd 信号発生装置及びパラメータ編集画面層表示方法
JP2012104852A (ja) * 2003-08-28 2012-05-31 Cascade Microtech Dresden Gmbh 負荷の下で基板を検査する装置
WO2018003270A1 (ja) * 2016-06-28 2018-01-04 東京エレクトロン株式会社 基板検査装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7738693B2 (en) * 2002-12-24 2010-06-15 Lam Research Corporation User interface for wafer data analysis and visualization
JP2005300324A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Agilent Technol Inc 被試験対象デバイスの測定データ解析方法、プログラム、および測定データ解析システム
US7663624B2 (en) * 2004-06-30 2010-02-16 Lecroy Corporation Report generating method and apparatus
US7590504B2 (en) * 2005-08-16 2009-09-15 Asset Intertech, Inc. Graphical user interface for creation of IBIST tests
US7562274B2 (en) * 2005-08-16 2009-07-14 Asset Intertech, Inc. User data driven test control software application the requires no software maintenance
US7587293B2 (en) * 2007-05-09 2009-09-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor CP (circuit probe) test management system and method
KR101840852B1 (ko) 2011-10-10 2018-03-22 삼성전자주식회사 모바일 장치의 표면 온도 관리 방법 및 멀티칩 패키지의 메모리 열관리 방법
JP7078838B2 (ja) * 2017-12-01 2022-06-01 東京エレクトロン株式会社 プローバ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63298175A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Advantest Corp Icテストシステム
US5394348A (en) * 1991-05-31 1995-02-28 Nec Corporation Control system for semiconductor circuit testing system
JP2000161932A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Hitachi Ltd 回路パターンの検査方法及び検査装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4967381A (en) * 1985-04-30 1990-10-30 Prometrix Corporation Process control interface system for managing measurement data
US5390131A (en) * 1992-04-06 1995-02-14 Hewlett-Packard Company Apparatus and method for displaying wafer test results in real time
JP3639887B2 (ja) * 1997-01-30 2005-04-20 東京エレクトロン株式会社 検査方法及び検査装置
EP0932194A1 (en) * 1997-12-30 1999-07-28 International Business Machines Corporation Method and system for semiconductor wafer fabrication process real-time in-situ interactive supervision
US6162006A (en) * 1998-05-22 2000-12-19 Asm America, Inc. Stackable cassette for use with wafer cassettes
IL132314A0 (en) * 1999-10-11 2001-03-19 Nova Measuring Instr Ltd An apparatus for in-cassette monitoring of semiconductor wafers
US6303398B1 (en) * 2000-05-04 2001-10-16 Advanced Micro Devices, Inc. Method and system of managing wafers in a semiconductor device production facility
JP2002016115A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Agilent Technologies Japan Ltd 半導体パラメトリック試験装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63298175A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Advantest Corp Icテストシステム
US5394348A (en) * 1991-05-31 1995-02-28 Nec Corporation Control system for semiconductor circuit testing system
JP2000161932A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Hitachi Ltd 回路パターンの検査方法及び検査装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104852A (ja) * 2003-08-28 2012-05-31 Cascade Microtech Dresden Gmbh 負荷の下で基板を検査する装置
JP2006300818A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Tektronix Japan Ltd 信号発生装置及びパラメータ編集画面層表示方法
JP4625978B2 (ja) * 2005-04-22 2011-02-02 テクトロニクス・インターナショナル・セールス・ゲーエムベーハー 信号発生装置及びパラメータ編集画面層表示方法
WO2018003270A1 (ja) * 2016-06-28 2018-01-04 東京エレクトロン株式会社 基板検査装置
KR20190012217A (ko) * 2016-06-28 2019-02-08 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 검사 장치
KR102125342B1 (ko) 2016-06-28 2020-06-22 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 검사 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US20040122605A1 (en) 2004-06-24
JP4253189B2 (ja) 2009-04-08
US7043391B2 (en) 2006-05-09
JPWO2002065544A1 (ja) 2004-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6362013B1 (en) Semiconductor inspection apparatus and method of specifying attributes of dies on wafer in semiconductor inspection apparatus
TWI328164B (en) Method and apparatus for monitoring tool performance
TWI423057B (zh) 佈局對原理圖錯誤系統及方法
US7552024B2 (en) Circuit board diagnostic operating center
TWI477797B (zh) Test module generation device, test sequence generation device, generation method, program and test device
WO2002065544A1 (en) User interface of semiconductor evaluator
CN1342318A (zh) 用于将逻辑集成电路的逻辑功能测试数据映射为物理表述的集成电路测试软件系统
JP6761441B2 (ja) ソフトウェアアプリケーションプログラミングインタフェース(api)を用いた自動テスト機能のユーザによる制御
US10359903B2 (en) Method of evaluating an electronic device involving display of a characteristic parameter item or a characteristic graph item in a data sheet format, apparatus therefor, and recording medium therefor
KR20160006738A (ko) 프로그래머블 컨트롤러와 그 주변 장치, 및 프로그래머블 컨트롤러의 테이블 데이터 액세스 프로그램
US20040230928A1 (en) Apparatus connectable to a computer network for circuit design verification, computer implemented method for circuit design verification, and computer progam product for controlling a computer system so as to verify circuit designs
JP2018189645A (ja) 異なるアプリケーションを用いる複数のユーザをサポートするテストシステム
WO2000000997A2 (en) Method for transforming original bill-of-material for printed circuit board into standard bill-of-material
US6639417B2 (en) Semiconductor parametric testing apparatus
JP2008217651A (ja) 設計支援装置、設計支援方法、およびプログラム
KR20010023999A (ko) 집적회로 테스트용 테스트 시스템에서의 명명된 디바이스파라미터 데이터를 저장 및 검색하는 시스템
JP4022297B2 (ja) 判定基準の動的変更可能な半導体測定装置
JP4822166B2 (ja) Gui評価システムとそのgui評価方法、及びgui評価プログラムを記録した記録媒体
CN103069353B (zh) 设备管理装置以及画面显示方法
TW200305824A (en) Electronic test program with run selection
JP5489535B2 (ja) システム構成設計装置、システム構成設計プログラム及び記録媒体
JP2004501472A (ja) テストプログラムを最適化するための方法および装置
JP4888179B2 (ja) 回路ブロック検出装置、その方法及びプログラム
JP3973753B2 (ja) 半導体不良解析方法および装置並びに半導体不良解析プログラムを記録した記録媒体
TWI387756B (zh) 自動測試系統、儀控裝置及其運作方法

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NO NZ OM PH PL PT RO RU SD SE SG SI SK SL TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): GH GM KE LS MW MZ SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE CH CY DE DK ES FI FR GB GR IE IT LU MC NL PT SE TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2002564761

Country of ref document: JP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 10468126

Country of ref document: US

REG Reference to national code

Ref country code: DE

Ref legal event code: 8642

122 Ep: pct application non-entry in european phase